JP2013220065A - ペット誘導システムおよびそれを用いたペット監視システム - Google Patents

ペット誘導システムおよびそれを用いたペット監視システム Download PDF

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嘉宏 辰巳
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Abstract

【課題】ペット監視システムにおいてペットの監視を従来よりも確実に行うことを可能とするペット誘導システムを提供する。
【解決手段】ペット監視システム10は、タブレットPC11、制御台12、および誘導装置13を備える。タブレットPC11は、ペット41を監視するカメラを備え、飼い主42が操作するスマートフォン20から遠隔操作される。制御台12には、タブレットPC11が接続される。制御台12は、タブレットPC11からの指示に応じて、誘導装置13と赤外線通信が可能となっている。誘導装置13は、タブレットPC11からの指示を、制御台12を介して赤外線通信により受け取る。誘導装置13は、受け取った第1情報端末からの指示に応じてペット41の感覚を刺激することにより、タブレットPC11のカメラの撮影範囲内にペット41を誘導する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペット誘導システムおよびそれを用いたペット監視システムに関する。
近年、人間にとってのペットの重要性が高まっている。このような状況の下、飼い主は、外出時などペットから離れているときにおいても、そのペットの様子を確認できることを望んでいる。このため、遠隔地からペットを監視するペット監視システムが従来から各種知られている。
ペット監視システムにおいてペットを監視するためには、監視カメラの撮影範囲内にペットを収めることが必要とされる。しかし、ペットは自由に動き回るので、このようなペットをカメラの撮影範囲内に収めることは困難を極める。
そこで、特許文献1には、スピーカ、カメラ、および通信モジュールなどを備え、遠隔操作可能な餌やり装置が開示されている。スピーカは、飼い主が操作する末端装置からの指示に応じて、飼い主がペットを呼ぶ声などを再生可能となっている。スピーカからペットを呼ぶ声が発せられると、ペットは餌やり装置に近づく。その結果、ペットはカメラの撮影範囲内に収まる。カメラで撮影された映像を示す映像信号は、通信モジュールを介して飼い主が操作する末端装置に伝送される。このようにして、飼い主はペットを監視できる。
実用新案登録第3160312号公報
しかし、特許文献1に記載の餌やり装置では、ペットを呼び寄せるためのスピーカおよびカメラなどが一体的に構成されているので、カメラの撮影範囲内にペットを誘導できないか、または、カメラの撮影範囲内に誘導できたとしても所望の位置に誘導することができない可能性がある。具体的には、スピーカにペットが近づいていった結果、カメラの搭載面の例えば逆側の面にペットが誘導されてカメラの撮影範囲から外れるか、または、ペットがカメラに近づきすぎて監視に適さない映像が撮影されるなどの場合がある。このような場合、飼い主はペットを十分に監視できない。
そこで、本発明は、ペット監視システムにおいてペットの監視を従来よりも確実に行うことを可能とするペット誘導システム、およびそれを用いたペット監視システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の局面は、ペット誘導システムであって、
第1通信方式の通信を行うための第1通信部およびカメラを含み且つ前記第1通信方式の通信により遠隔操作可能な外部の第1情報端末に接続され、前記第1通信方式と異なり且つ無線通信方式である第2通信方式の通信を行うための第1の第2通信部を含む制御装置と、
前記第2通信方式の通信を行うための第2の第2通信部を含み、前記第1の第2通信部および前記第2の第2通信部を使用した第2通信方式の通信により受け取る前記第1情報端末からの指示に応じて、ペットの感覚を刺激して前記ペットを前記カメラの撮影範囲内に誘導する誘導装置とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の局面は、本発明の第1の局面において、
前記誘導装置は、
前記ペットを誘導する動作を行う誘導本体部と、
前記第2の第2通信部を介して前記第1情報端末からの指示を受け取り、当該指示に応じて前記誘導本体部を制御する誘導制御部とをさらに含むことを特徴とする。
本発明の第3の局面は、本発明の第2の局面において、
前記誘導本体部は、前記ペットの視覚を刺激することを特徴とする。
本発明の第4の局面は、本発明の第3の局面において、
前記誘導本体部は、
動物を模した形状に形成された模擬動物と、
前記誘導制御部による制御に応じて前記模擬動物を動作させる動作制御部とを含むことを特徴とする。
本発明の第5の局面は、本発明の第4の局面において、
前記模擬動物は、振動を感知して発光する光源部を含むことを特徴とする。
本発明の第6の局面は、本発明の第3の局面において、
前記誘導本体部は、前記誘導制御部による制御に応じて光照射が可能なレーザ装置を含むことを特徴とする。
本発明の第7の局面は、本発明の第6の局面において、
前記誘導本体部は、前記レーザ装置の光照射先を前記カメラの撮影範囲内に定めて前記レーザ装置を支持し且つ前記誘導制御部による制御に応じて前記レーザ装置の支持状態を変化させるレーザ装置支持部をさらに含むことを特徴とする。
本発明の第8の局面は、本発明の第6の局面において、
前記誘導本体部は、
鏡と、
前記レーザ装置から前記鏡に光が照射されるように、当該レーザ装置を固定するレーザ装置固定部と、
前記レーザ装置から照射された光の反射先を前記カメラの撮影範囲内に定めて前記鏡を支持し且つ前記誘導制御部による制御に応じて前記鏡の支持状態を変化させる鏡支持部とをさらに含むことを特徴とする。
本発明の第9の局面は、本発明の第3の局面において、
前記誘導本体部は、誘導用ディスプレイを有する遠隔操作可能な第2情報端末を含み、
前記誘導用ディスプレイは、前記誘導制御部による制御に応じて、前記ペットの興味を引く映像を表示することを特徴とする。
本発明の第10の局面は、本発明の第2の局面において、
前記誘導本体部は、前記ペットの聴覚を刺激することを特徴とする。
本発明の第11の局面は、本発明の第10の局面において、
前記誘導本体部は、前記誘導制御部による制御に応じて、前記ペットの興味を引く音声を出力する音声出力部を含むことを特徴とする。
本発明の第12の局面は、本発明の第2の局面において、
前記誘導本体部は、前記ペットの嗅覚を刺激することを特徴とする。
本発明の第13の局面は、本発明の第12の局面において、
前記誘導本体部は、前記誘導制御部による制御に応じて前記ペットの好む香りを噴射する香り噴射部を含むことを特徴とする。
本発明の第14の局面は、本発明の第1の局面から第13の局面までのいずれかにおいて、
前記第2通信方式は、赤外線通信方式であることを特徴とする。
本発明の第15の局面は、本発明の第1の局面から第14の局面までのいずれかにおいて、
前記制御装置は、平板状に形成された第1情報端末と接続可能に構成されていることを特徴とする。
本発明の第16の局面は、本発明の第15の局面において、
前記制御装置は、前記第1情報端末を略直立させて当該制御装置と接続可能に構成されていることを特徴とする。
本発明の第17の局面は、ペット監視システムであって、
本発明の第1の局面から第16の局面までのいずれかに係るペット誘導システムと、
前記第1情報端末とを備えることを特徴とする。
本発明の第18の局面は、ペット監視システムであって、
本発明の第1の局面から第13の局面までのいずれかに係るペット誘導システムと、
前記第1情報端末とを備え、
前記第1情報端末と前記制御装置とは、一体的に構成されていることを特徴とする。
本発明の第19の局面は、本発明の第17の局面または第18の局面において、
前記第1情報端末は、前記カメラの撮影方向に向けて設けられ、前記第1通信方式の通信により前記第1情報端末を遠隔操作する者の映像を表示可能な本体用ディスプレイをさらに含むことを特徴とする。
本発明の第1の局面によれば、第1通信方式の通信により遠隔操作可能な外部の第1情報端末からの指示が、制御装置を介して第2通信方式の通信により誘導装置に与えられる。誘導装置は、第1情報端末からの指示に応じてペットの感覚を刺激することにより、第1情報端末のカメラの撮影範囲内にペットを誘導する。このため、カメラの撮影範囲内にペットが確実に収まる。さらに、誘導装置は、無線通信方式である第2通信方式の通信により制御されるので、誘導装置の配置を比較的自由に設定できる。これにより、カメラの撮影範囲内の所望の位置にペットを誘導することができる。したがって、本発明の第1の局面に係るペット誘導システムを、第1情報端末を備えるペット監視システムにおいて使用することにより、ペットの監視を従来よりも確実に行うことができる。また、本発明の第1の局面によれば、制御装置と第1情報端末が別部品として設けられ且つ第1情報端末が第2通信方式の通信機能を有しない場合に、制御装置を使用することにより、第2通信方式の通信により制御される誘導装置を制御できる。このため、本発明の第1の局面に係るペット誘導システムを使用することにより、第2通信方式の通信機能を有しない既製品の第1情報端末において特別な仕様変更を行うことなく、ペット監視システムにおいてペットの監視を従来よりも確実に行うことができる。
本発明の第2の局面によれば、誘導本体部および誘導制御部をさらに含む誘導装置を使用して、本発明の第1の局面と同様の効果を奏することができる。
本発明の第3の局面によれば、誘導本体部によりペットの視覚を刺激することにより、カメラの撮影範囲内にペットを誘導することができる。
本発明の第4の局面によれば、動作制御部の制御に従って動作する模擬動物を用いてペットの視覚を刺激することにより、誘導本体部にペットを誘引することができる。このため、誘導装置の少なくとも誘導本体部をカメラの撮影範囲内に配置することにより、ペットを当該撮影範囲内に誘導することができる。また、動く模擬動物をペットに追いかけさせて遊ばせることができる。
本発明の第5の局面によれば、模擬動物が含む光源部が振動を感知して発光することにより、模擬動物に対するペットの興味を高めることができる。このため、カメラの撮影範囲内にペットを確実に留めることができる。
本発明の第6の局面によれば、レーザ装置により発光点を生じさせてペットの視覚を刺激することにより、当該発光点にペットを誘引することができる。このため、カメラの撮影範囲内に位置する壁やスクリーンなどに発光点を生じさせることにより、当該撮影範囲内にペットを誘導することができる。
本発明の第7の局面によれば、レーザ装置の支持状態を変化させることにより、発光点を動かすことができる。このため、発光点に対するペットの興味を高めることができる。これにより、カメラの撮影範囲内にペットを確実に留めることができる。また、動く発光点をペットに追いかけさせて遊ばせることができる。
本発明の第8の局面によれば、鏡からの反射レーザ光を用いる態様において、鏡の支持状態を変化させることにより、本発明の第7の局面と同様の効果を奏することができる。
本発明の第9の局面によれば、ペットの興味を引く映像を用いてペットの視覚を刺激することにより、誘導本体部にペットを誘引することができる。このため、誘導装置の少なくとも誘導本体部をカメラの撮影範囲内に配置することにより、ペットを当該撮影範囲内に誘導することができる。
本発明の第10の局面によれば、誘導本体部によりペットの聴覚を刺激することにより、カメラの撮影範囲内にペットを誘導することができる。
本発明の第11の局面によれば、ペットの興味を引く音声を用いてペットの聴覚を刺激することにより、誘導本体部にペットを誘引することができる。このため、誘導装置の少なくとも誘導本体部をカメラの撮影範囲内に配置することにより、ペットを当該撮影範囲内に誘導することができる。
本発明の第12の局面によれば、誘導本体部によりペットの嗅覚を刺激することにより、カメラの撮影範囲内にペットを誘導することができる。
本発明の第13の局面によれば、ペットの好む香りを用いてペットの嗅覚を刺激することにより、誘導本体部にペットを誘引することができる。このため、誘導装置の少なくとも誘導本体部をカメラの撮影範囲内に配置することにより、ペットを当該撮影範囲内に誘導することができる。
本発明の第14の局面によれば、第2通信方式として赤外線通信方式が採用されるので、第1の第2通信部および第2の第2通信部は比較的簡易な構成となる。このため、ペット誘導システムを低コストで実現できる。
本発明の第15の局面によれば、平板状に形成された第1情報端末(例えばタブレットPCなど)が制御装置に接続可能となる。
本発明の第16の局面によれば、自立が困難な第1情報端末(例えばタブレットPCなど)を略直立させて監視を行うことができる。
本発明の第17の局面によれば、本発明の第1の局面から第16の局面までのいずれかに係るペット誘導システムおよび第1情報端末を用いて、ペット監視システムを実現できる。
本発明の第18の局面によれば、本発明の第1の局面から第14の局面までのいずれかに係るペット誘導システムおよび第1情報端末を用いると共に、第1情報端末と制御装置とを一体的に構成してペット監視システムを実現できる。
本発明の第19の局面によれば、ディスプレイに、第1情報端末を遠隔操作する者(以下、発明の効果の説明においては「ペットの飼い主」であるとする。)の映像を表示させることができる。このため、飼い主の外出時であってもペットに安心感を与えることができる。なお、飼い主の映像にペットが誘引されることも考えられるが、ディスプレイはカメラの撮影方向に向けて設けられているので、カメラの撮影範囲からペットが外れにくい。また、たとえカメラの撮影範囲からペットが外れたとしても、飼い主は、誘導装置を動作させてカメラの撮影範囲内にペットを誘導することができる。
本発明の第1の実施形態に係るペット監視システムおよびそれに関連する情報端末の全体構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態に係るペット監視システムの要部を機能面から見た構成を示すブロック図である。 上記第1の実施形態に係るペット監視システムの本体の外観構成を示す図である。(A)は監視本体部の正面図である。(B)は監視本体部の側面図である。(C)は監視本体部の平面図である。 誘導装置の配置を説明するための図である。(A)は水平方向における誘導装置の配置を説明するための図である。(B)は垂直方向における誘導装置の配置を説明するための図である。 上記第1の実施形態における第1の誘導装置の構成を示す模式図である。 上記第1の誘導装置の変形例の構成を示す模式図である。 上記第1の実施形態における第2の誘導装置の構成を示す模式図である。 上記第1の実施形態における第3の誘導装置の構成を示す模式図である。 上記第3の誘導装置の変形例を示す模式図である。 上記第1の実施形態における第4の誘導装置の構成を示す模式図である。 上記第1の実施形態における第5の誘導装置の構成を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係るペット監視システムおよびそれに関連する情報端末の全体構成を示すブロック図である。 上記第2の実施形態に係るペット監視システムの要部を機能面から見た構成を示すブロック図である。 上記第2の実施形態に係るペット監視システムのボードPCの構成を示す図である。(A)はボードPCの正面図である。(B)はボードPCの側面図である。(C)はボードPCの平面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の第1および第2の実施形態について説明する。
<1.第1の実施形態>
<1.1 全体構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るペット監視システム10およびそれに関連する情報端末の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、ペット監視システム10とスマートフォン20とは、ネットワーク30を介して双方向通信が可能となっている。ペット監視システム10は、ペット41を監視するために使用される。スマートフォン20は、典型的にはペット41の飼い主42が使用する。飼い主42は、スマートフォン20を操作することにより、ペット監視システム10を制御することができる。また、飼い主42は、ペット監視システム10から送信されたペット41の映像をスマートフォン20で確認することができる。
ペット監視システム10は、タブレットPC11、制御台12、および誘導装置13を備えている。以下では、タブレットPC11および制御台12をまとめて「監視本体部50」という。また、制御台12および誘導装置13をまとめて「ペット誘導システム60」という。本実施形態では、タブレットPC11により第1情報端末が実現され、制御台12により制御装置が実現されている。
タブレットPC11は、第1の通信方式によりネットワーク30と通信可能となっている。本実施形態における第1の通信方式としては、例えば、無線通信方式であるWi−Fi(Wireless Fidelity)方式または3G方式などを採用できる。なお、タブレットPC11は、ネットワーク30を介さずにスマートフォン20と直接通信可能となっていても良い。この場合、タブレットPC11とスマートフォン20との間で使用される通信方式(第1の通信方式)としては、無線通信方式および有線通信方式のいずれを採用しても良いが、タブレットPC11とスマートフォン20とは、互いに比較的離れた位置で通信可能である必要がある。また、タブレットPC11に代えて、スマートフォンまたは他の携帯電話などを用いても良い。本実施形態に関する以下の説明では、第1の通信方式はWi−Fi方式であるものとする。また、以下の説明では、Wi−Fi方式の通信のことを「Wi−Fi通信」という。
制御台12には、タブレットPC11が接続される。制御台12は、タブレットPC11からの指示に応じて、第2の通信方式により誘導装置13と通信可能となっている。本実施形態における第2の通信方式としては、例えば赤外線通信方式などを採用できる。なお、赤外線通信方式のうち、IrDA(Infrared Data Association)規格に準拠した方式(以下、単に「IrDA方式」という。)ではなく、赤外線リモコンの方式(以下、単に「リモコン方式」という。)を採用するものとする。ただし、IrDA方式を採用しても良い。本実施形態に関する以下の説明では、第2の通信方式はリモコン方式の赤外線通信方式であるものとする。また、以下の説明では、リモコン方式の赤外線通信方式の通信のことを、単に「赤外線通信」という。
誘導装置13は、第2の通信方式により制御台12と通信可能となっている。誘導装置13は、タブレットPC11からの指示を、制御台12を介して赤外線通信により受け取る。誘導装置13は、受け取った第1情報端末からの指示に応じてペット41の感覚を刺激することにより、タブレットPC11のカメラ(不図示)の撮影範囲内に誘導する。
スマートフォン20は、Wi−Fi方式または3G方式などによりネットワーク30と通信可能となっている。なお、スマートフォン20に代えて、他の携帯電話、タブレットPC、デスクトップPC、ノートPC、またはボードPCなどを用いても良い。
<1.2 ペット監視システム>
図2は、本実施形態に係るペット監視システム10の要部を機能面から見た構成を示すブロック図である。上述のように、ペット監視システム10は、タブレットPC11、制御台12、および誘導装置13を備えている。
タブレットPC11は、図2に示すように、ネットワーク通信部111、第1本体制御部112、カメラ113、ディスプレイ114、タッチパネル115、スピーカ116、および第1接続部117を備えている。
ネットワーク通信部111は、Wi−Fi通信を行うためのインタフェース部として機能する。本実施形態では、ネットワーク通信部111により第1通信部が実現されている。
第1本体制御部112は、タブレットPC11の各部を制御する。第1本体制御部112は、ネットワーク通信部111を介したスマートフォン20からの指示に応じて、カメラ113、ディスプレイ114、タッチパネル115、およびスピーカ116を制御し、第1接続部117を介して制御台12に指示を与える。また、第1本体制御部112は、カメラ113で撮影した映像を示す映像信号をネットワーク通信部111を介してスマートフォン20に送信する。また、第1本体制御部112は、タッチパネル115からの入力に応じて各部を制御することも可能である。第1本体制御部112は、CPU1121、メモリ1122、およびHDD(ハードディスクドライブ)1123などを含むコンピュータを中心に構成されている。本実施形態におけるタブレットPCの各種動作は、HDD1123などに格納された所定プログラムをCPU1121が実行することにより実現される。なお、当該所定プログラムは、例えば、ネットワーク30を介して所定のサーバからインストール可能である。
カメラ113は、各種撮影を行うために使用される。本実施形態では、カメラ113は、ペット41を監視するための監視カメラとして使用される。カメラ113は、スマートフォン20からの指示に応じて、飼い主42の所望のタイミングで撮影を行うことが可能となっている。なお、タッチパネル115を用いた操作により、飼い主42がカメラ113の撮影を開始し、また撮影を終了するようにしても良い。カメラ113は、撮影した映像を示す映像信号を第1本体制御部112に送信する。そして、第1本体制御部に送信された映像信号は、上述のように第1本体制御部112によりスマートフォン20に送信される。このため、飼い主42は、カメラ113で撮影された映像をリアルタイムに確認できる。監視カメラとして使用されるカメラ113の配置面は特に限定されるものではないが、ディスプレイ114の配置面と同じ面であることが望ましい。すなわち、監視カメラとして使用されるカメラ113は、インカメラであることが望ましい。なお、カメラ113は、ディスプレイ114の配置面と反対側の面に配置されたアウトカメラでも良く、また、インカメラであるカメラ113の他にアウトカメラが設けられていても良い。
ディスプレイ114は、各種画像表示を行う。本実施形態では、ディスプレイ114は、スマートフォン20で撮影した映像を表示可能となっている。具体的には、スマートフォン20のカメラで撮影した映像を示す映像信号がネットワーク通信部111を介して第1本体制御部112に送信され、当該映像信号が示す映像がディスプレイ114に表示される。例えば、スマートフォン20のカメラで撮影した飼い主42の映像をディスプレイ114にリアルタイムに表示させることができる。本実施形態では、ディスプレイ114により本体用ディスプレイが実現されている。
タッチパネル115は、タブレットPC11を操作するための各種入力を行うために使用される。タッチパネル115は、ディスプレイ114上に配置されるか、またはディスプレイ114と一体的に形成される。
スピーカ116は、各種音声の出力を行う。スピーカ116は、例えば、スマートフォン20で集音した音声などを出力可能となっているが、これは本発明にとって必須でない。
第1接続部117は、外部機器との接続インタフェース部として機能する。本実施形態では、第1接続部117は制御台12との接続に使用されるが、他の機器との接続にも使用できる。第1接続部117を介して、タブレットPC11からの指示が制御台12に与えられる。なお、複数種類の第1接続部117がタブレットPC11に設けられていても良い。
制御台12は、図2に示すように、第2接続部121、第2本体制御部122、および赤外線送信部123を備えている。
第2接続部121は、タブレットPC11などである第1情報端末との接続インタフェース部として機能する。上記第1接続部117および第2接続部121を介して、タブレットPC11からの指示が第2本体制御部に与えられる。なお、複数種類の第1情報端末に対応して、それぞれ複数種類の第2接続部121が制御台12に設けられていても良い。
第2本体制御部122は、タブレットPC11からの指示に応じて、赤外線送信部123およびを介して誘導装置13に指示を与える。なお、第2本体制御部122が、第2接続部121を介してタブレットPC11に指示に与えるようにしても良い。
赤外線送信部123は、赤外線通信を行うための送信側インタフェース部として機能する。本実施形態では、赤外線送信部123により第1の第2通信部が実現されている。
なお、制御台12は、第2接続部121などを介してタブレットPC11から給電されることにより動作しても良く、内蔵電源を有し、当該内蔵電源を使用することにより動作して良い。
誘導装置13は、図2に示すように、赤外線受信部131、誘導制御部132、および誘導本体部133を備えている。誘導装置13は内蔵電源を有し、当該内蔵電源を使用することにより動作する。
赤外線受信部131は、赤外線通信を行うための受信側インタフェース部として機能する。本実施形態では、赤外線受信部により第2の第2通信部が実現されている。上記赤外線送信部123および赤外線受信部131を介して、制御台12からの指示が誘導制御部132に与えられる。
誘導制御部132は、制御台12からの指示に応じて、誘導本体部133を動作させる。具体的には、誘導本体部133の動作開始を指示する信号(以下「ON信号」という。)が制御台12から送信された場合、誘導制御部132は誘導本体部133の動作を開始させる。一方、誘導本体部133の動作終了を指示する信号(以下「OFF信号」という。)が制御台12から送信された場合、誘導制御部132は誘導本体部133の動作を終了させる。なお、ON信号の受信時から一定期間経過後に誘導制御部132が誘導本体部133の動作を自動的に終了させるようにして、OFF信号を使用しないようにしても良い。
誘導本体部133は、誘導制御部132からの指示に応じて、ペット41の感覚を刺激してペット41をカメラ113の撮影範囲内に誘導する動作を行う。誘導本体部133の動作は、飼い主42によるスマートフォン20の操作に応じて制御される場合と、ペット41の監視中に自動的に制御される場合との2種類がある。
まず、誘導本体部133の動作が、飼い主42によるスマートフォン20の操作に応じて制御される場合について説明する。飼い主42が誘導本体部133の動作を開始させたい場合、飼い主42の操作により、スマートフォン20からON信号に相当する指示が、ネットワーク通信部111、第1本体制御部112、第1接続部117、および第2接続部121を介して第2本体制御部122に与えられる。そして、第2本体制御部122によりON信号が生成されて赤外線送信部123および赤外線受信部131を介して誘導制御部132に与えられることにより、誘導制御部132が誘導本体部133の動作を開始させる。飼い主42が誘導本体部133の動作を終了させる手順は、当該動作を開始させる場合の手順と基本的に同様であるので、その説明を省略する。
次に、誘導本体部133の動作が、ペット41の監視中に自動的に制御される場合について説明する。ここで、「ペット41の監視中」とは、飼い主42によるスマートフォン20の操作に応じてカメラ113の撮影が開始されてから撮影が終了するまでの期間、または、飼い主42によるタッチパネル115を用いた操作によりカメラ113の撮影が開始されてから撮影が終了するまでの期間を指す。この場合、一定期間毎に、第1本体制御部112からON信号に相当する指示が、第1接続部117および第2接続部121を介して第2本体制御部122に与えられる。そして、第2本体制御部122によりON信号が生成されて赤外線送信部123および赤外線受信部131を介して誘導制御部132に与えられることにより、誘導制御部132が誘導本体部133の動作を開始させる。なお、第1本体制御部112からの指示によらず、第2本体制御部122が一定期間毎にON信号を生成し、これを赤外線送信部123および赤外線受信部131を介して誘導制御部132に与えるようにしても良い。なお、誘導本体部133の動作を終了させる手順は、当該動作を開始させる場合の手順と基本的に同様であるので、その説明を省略する。
<1.3 本体の外観構成>
図3は、本実施形態に係るペット監視システム10の監視本体部50の外観構成を示す図である。より詳細には、図3(A)は監視本体部50の正面図であり、図3(B)は監視本体部50の側面図であり、図3(C)は監視本体部50の平面図である。図3(A)〜図3(C)における“X”,“Y”,“Z”はそれぞれX軸、Y軸、およびZ軸を表している。同様のX軸、Y軸、およびZ軸は、後述の図4(A)、図4(B)、図14(A)、図14(B)、および図14(C)にも示されている。以下では、Z軸の正方向側および負方向側をそれぞれ「正面側」および「背面側」という。また、X軸の正方向側および負方向側をそれぞれ「右側面側」および「左側面側」という。また、Y軸の正方向側および負方向側をそれぞれ「上面側」および「下面側」という。
図3(A)〜図3(C)に示すように、制御台12は台状に形成されている。また、制御台12には、タブレットPC11を略直立させるための受け部124が設けられており、この受け部124内に第2接続部121が配置されている。受け部124にはタブレットPC11が挿入され、第1接続部117および第2接続部121により、タブレットPC11が制御台12に接続され固定される。このようにして、自立が困難なタブレットPC11を略直立させることができる。
ディスプレイ114(およびタッチパネル115)は、カメラ113の撮影方向に向けて設けられている。具体的には、ディスプレイ114は、カメラ113が配置された面と同じ面に配置されている。上述のようにタブレットPC11が制御台12に接続され固定されることにより、タブレットPC11のディスプレイ114およびカメラ113が配置された面は正面側に位置する。このようなディスプレイ114およびカメラ113の向きは、例えば、雄型または雌型の接続部である第2接続部121の向きによって定めることができる。なお、第2接続部121が雄型である場合第1接続部は雌型であり、第2接続部121が雌型である場合第1接続部は雄型である。
スピーカ116は正面側に配置されている。ただし、スピーカ116は、他の位置(背面側、右側面側、左側面側、上面側、または下面側)に配置されていても良い。
カメラ113が正面側の面に配置されているので、誘導装置13は正面側に配置される(不図示)。このため、誘導装置13の赤外線受信部131との送受信の観点から、赤外線送信部123は制御台12の正面側に配置される。ただし、赤外線送信部123は、制御台12の右側面側、左側面側、上面側、下面側、または背面側などに配置されて良い。
図3(A)に示すように、受け部124の正面側の深さ(Y軸方向の長さをいう。)は、受け部124の正面側の上端がZ軸方向においてディスプレイ114上にかからない程度に設定することが望ましい。これにより、ディスプレイ114の下面側寄りの部分が受け部124に埋もれて隠れることを防止できる。なお、図3(A)および図3(B)に示すように、受け部124の背面側の深さは特に限定されるものではない。
以上の説明は、タブレットPC11に代えてスマートフォンなどを用いる場合でも同様である。なお、ここで説明した制御台12の形状や、タブレットPC11と制御台12との接続方法などは単なる例示であり、特に限定されるものではない。
<1.4 誘導装置の配置>
図4は、誘導装置13の配置を説明するための図である。より詳細には、図4(A)は水平方向(X軸方向をいう。)における誘導装置13の配置を説明するための図であり、図4(B)は垂直方向(Y軸方向をいう。)における誘導装置13の配置を説明するための図である。カメラ113の撮影範囲は、水平方向の撮影範囲および垂直方向の撮影範囲により定まる。水平方向の撮影範囲は、図4(A)に示すように、カメラ113の中心に位置する法線に対してX軸の正・負方向の撮影可能角度α,αにより定まる。垂直方向の撮影範囲は、図4(B)に示すように、カメラ113の中心に位置する法線に対してY軸の正・負方向の撮影可能角度β,βにより定まる。誘導装置13の少なくとも誘導本体部133は、これらの水平方向および垂直方向の撮影範囲内の配置されることが望ましい(ただし、後述の第3の誘導装置およびその変形例を除く。)。
<1.5 誘導装置の例>
誘導装置13の実現例は種々考えられる。ここでは、誘導装置13の実現例として、第1〜第5の誘導装置を例に挙げて説明する。
<1.5.1 第1の誘導装置>
図5は、本実施形態における第1の誘導装置13aの構成を示す模式図である。第1の誘導装置13aは、図5に示すように、ベース板134とベース板134上に配置された誘導本体部133とを備えている。ベース板134には、赤外線受信部131および誘導制御部132が内蔵されている。ベース板134は、誘導本体部133を支持すると共に、誘導本体部133を制御する部材として機能する。
誘導本体部133は、旋回制御部301および模擬動物302を備えている。旋回制御部301は、誘導制御部132による制御に応じて模擬動物302を旋回させる。本実施形態では、旋回制御部301により動作制御部が実現されている。模擬動物302は、動物を模した形状に形成されている。模擬動物302は、ペット41が興味を持つ動物を模したものであることが望ましい。
旋回制御部301は、モータ304、回転軸305、竿306、および紐307を備えている。モータ304は、誘導制御部132により回転が制御される。回転軸305はモータ304に接続されている。竿306の一端は回転軸305の上端部に接続されている。竿306の他端には紐307の一端が接続されている。紐307の他端には模擬動物302が接続されている。
赤外線受信部131により制御台12からON信号を受信すると、誘導制御部132はモータ304を動作させる。具体的には、誘導制御部132は、水平面上の右回転、左回転、および停止の3種類の動作を不規則に繰り返すようにモータ304を動作させる。このため、回転軸305が不規則に回転し、竿306および紐307を通じて模擬動物302が不規則に動作する。これにより、ペット41の視覚を刺激し、誘導本体部133にペットを誘引することができる。したがって、誘導装置13の少なくとも誘導本体部133をカメラ113の撮影範囲内の配置することにより、ペット41を当該撮影範囲内に誘導することができる。また、動く模擬動物302をペット41に追いかけさせて遊ばせることもできる。
赤外線受信部131により制御台12からOFF信号を受信すると、誘導制御部132は、モータ304を停止させる。このため、模擬動物302が停止する。
図6は、第1の誘導装置13aの変形例の構成を示す模式図である。本変形例は、図6に示すように、図5に示す第1の誘導装置13aの模擬動物302が光源部303を内蔵したものである。光源部303は、LED(Light Emitting Diode)、振動を感知してLEDの発光を制御する振動検知部、およびボタン電池などである電源部を備えている。誘導本体部133にペット41が誘引された結果、ペット41が模擬動物302に触れる場合がある。このとき、振動検知部が振動を感知し、LEDを発光させる。なお、旋回動作により生じる振動によっても、LEDは発光し得る。このようなLEDの発光により、模擬動物302に対するペット41の興味を高めることができる。なお、紐307に代えて給電用の電線などを使用して、光源部303に電源を設けないようにしても良い。また、光源部303に振動検知部を設けずに、LEDを常時または一定期間毎に発光させるようにしても良い。
<1.5.2 第2の誘導装置>
図7は、本実施形態における第2の誘導装置13bの構成を示す模式図である。第2の誘導装置13bは、図7に示すように、ベース板134とベース板134上に配置された誘導本体部133とを備えている。ベース板134の基本的な構成は、第1の誘導装置13aにおけるものと同様である。
誘導本体部133は、箱311および当該箱311内に設けられたICレコーダ312を備えている。なお、箱311は必須のものではない。ICレコーダ312は、録音機能のみならず再生機能を有している。ICレコーダ312には、鳥の羽根音などペット41の興味を引く音声(以下「誘引音声」という。)が録音されている。本実施形態では、ICレコーダ312により音声出力部が実現されている。
赤外線受信部131により制御台12からON信号を受信すると、誘導制御部132は、ICレコーダ312に、予め録音した誘引音声を再生させる。このため、ペット41の聴覚を刺激し、誘導本体部133にペットを誘引することができる。したがって、誘導装置13の少なくとも誘導本体部133をカメラ113の撮影範囲内の配置することにより、ペット41を当該撮影範囲内に誘導することができる。なお、誘引音声の再生方法としては、連続的な再生、断続的な再生、所定パターンでの再生など、ペットの興味を引くような種々の方法を採用できる。各種再生方法は、ICレコーダ312自身の機能により実現されても良く、誘導制御部132の制御により実現されても良い。
赤外線受信部131により制御台12からOFF信号を受信すると、誘導制御部132は、ICレコーダ312に、予め録音した誘引音声の再生を停止させる。
<1.5.3 第3の誘導装置>
図8は、本実施形態における第3の誘導装置13cの構成を示す模式図である。第3の誘導装置13cは、図8に示すように、ベース板134とベース板134上に配置された誘導本体部133とを備えている。ベース板134の基本的な構成は、第1の誘導装置13aにおけるものと同様である。
誘導本体部133は、可動式レーザポインタ支持部321およびレーザポインタ322を備えている。本実施形態では、可動式レーザポインタ支持部321およびレーザポインタ322によりそれぞれレーザ装置支持部およびレーザ装置が実現されている。可動式レーザポインタ支持部321は、レーザポインタ322のレーザ光L1の照射先をカメラ113の撮影範囲内に位置する壁323(スクリーンやその他の物体でも良い。)に定めてレーザポインタ322を支持する。また、可動式レーザポインタ支持部321は、支持したレーザポインタ322の支持状態を変化させる。具体的には、可動式レーザポインタ支持部321は、レーザポインタ322のレーザ光L1の照射先がカメラ113の撮影範囲から外れない範囲で、レーザポインタ322を揺らす。このような動作は、例えばサーボモータなどを用いて実現できる。また、可動式レーザポインタ支持部321は、レーザポインタ322のスイッチのON・OFFを制御可能となっている。レーザポインタ322は電源が内蔵されていても良く、可動式レーザポインタ固定部321を介してベース板134から給電されても良い。
赤外線受信部131により制御台12からON信号を受信すると、誘導制御部132は、可動式レーザポインタ支持部321にレーザポインタ322のスイッチをONにさせる共に、可動式レーザポインタ支持部321にレーザポインタ322の支持状態を変化させる。このため、カメラ113の撮影範囲内にある壁323に発光点が現れると共に、当該発光点が動く。これにより、ペット41の視覚を刺激し、動く発光点にペット41を誘引することができる。したがって、カメラ113の撮影範囲内にペット41を誘導することができる。また、発光点が動くことによりペット41の発光点に対する興味が高まるので、カメラ113の撮影範囲内にペット41を確実に留めることができる。なお、ペット41の発光点に対する興味が低くはなるが、レーザポインタ322を固定し、発光点を動かさないようにしても良い。
赤外線受信部131により制御台12からOFF信号を受信すると、誘導制御部132は、可動式レーザポインタ支持部321にレーザポインタ322のスイッチをOFFにさせると共に、可動式レーザポインタ支持部321によるレーザポインタ322の支持状態の変化を停止させる。
図9は、第3の誘導装置13cの変形例の構成を示す模式図である。本変形例は、図9に示すように、図8に示す第3の誘導装置13cにおいて、可動式レーザポインタ支持部321に代えて、レーザポインタ固定部324を設け、誘導本体部133がさらに可動式鏡支持部325および鏡326を備えるものである。
レーザポインタ固定部324は、レーザポインタ322のレーザ光L1の照射先を鏡326に定めてレーザポインタ322を固定する。また、レーザポインタ固定部324は、レーザポインタ322のスイッチのON・OFFを制御可能となっている。
可動式鏡支持部325は、レーザポインタ322からされたレーザ光L1の反射先(すなわち反射レーザ光L2の照射先)を、カメラ113の撮影範囲内に位置する壁323に定めて鏡326を支持する。また、可動式鏡支持部325は、支持した鏡326の支持状態を変化させる。具体的には、可動式鏡支持部325は、反射レーザ光L2の照射先がカメラ113の撮影範囲から外れない範囲で、レーザポインタ322を揺らす。このような動作は、例えばサーボモータなどを用いて実現できる。
赤外線受信部131により制御台12からON信号を受信すると、誘導制御部132は、レーザポインタ固定部324にレーザポインタ322のスイッチをONにさせる共に、可動式鏡支持部325に鏡326の支持状態を変化させる。このため、上記第3の誘導装置13cと同様に、カメラ113の撮影範囲内にある壁323に発光点が現れると共に、当該発光点が動く。これにより、ペット41の視覚を刺激し、動く発光点にペット41を誘引することができる。これにより、カメラ113の撮影範囲内にペット41を誘導することができる。また、発光点が動くことによりペット41の発光点に対する興味が高まるので、カメラ113の撮影範囲内にペット41を確実に留めることができる。なお、ペット41の発光点に対する興味が低くはなるが、鏡326を固定し、発光点を動かさないようにしても良い。
赤外線受信部131により制御台12からOFF信号を受信すると、誘導制御部132は、レーザポインタ固定部324にレーザポインタ322のスイッチをOFFにさせると共に、可動式鏡支持部325による鏡326の支持状態の変化を停止させる。
<1.5.4 第4の誘導装置>
図10は、本実施形態における第4の誘導装置13dの構成を示す模式図である。第4の誘導装置13dは、図10に示すように、ベース板134とベース板134上に配置された誘導本体部133とを備えている。ベース板134の基本的な構成は、第1の誘導装置13aにおけるものと同様である。
誘導本体部133は、ペット41が好む香り332を噴射する香り噴射装置331を備えている。ペット41が例えば猫である場合、香り332としては例えばマタタビの香りなどを採用することができる。
赤外線受信部131により制御台12からON信号を受信すると、誘導制御部132は、香り噴射装置331に香りを噴射させる。このため、ペット41の嗅覚を刺激し、誘導本体部133にペットを誘引することができる。したがって、誘導装置13の少なくとも誘導本体部133をカメラ113の撮影範囲内の配置することにより、ペット41を当該撮影範囲内に誘導することができる。なお、香り噴射装置331による香り332の噴射は、ON信号の受信後に1回のみ行うようにしても良く、ON信号の受信後の一定期間毎に行うようにしても良い。
<1.5.5 第5の誘導装置>
図11は、本実施形態における第5の誘導装置13dの構成を示す模式図である。第5の誘導装置13dは、図11に示すように、ベース板134とベース板134上に配置された誘導本体部133とを備えている。ベース板134の基本的な構成は、第1の誘導装置13aにおけるものと同様である。
誘導本体部133は、タブレットPC341を備えている。第5の誘導装置13dで使用されるタブレットPC341は、誘導制御部132により動作が制御される点を除き、ペット監視システム10で使用されるタブレットPC11と基本的に同様の構成である。タブレットPC341は、ディスプレイ342の配置面が上側(ベース板134と接しない側)となるようにベース板134上に配置される。本実施形態では、ディスプレイ342により誘導用ディスプレイが実現されている。タブレットPC341のHDDなどには、ペット41の興味を引く映像(以下「誘引映像」という。)を示すデータ(以下「誘引映像データ」という。)が予め格納されている。ペット41が例えば猫である場合、誘引映像としては、例えば金魚が泳ぐ映像などを採用することができる。なお、タブレットPC341とベース板134との接続方法は特に限定されるものではなく、公知の種々の方法を用いることができる。また、タブレットPC341がベース板134から給電されるようにしても良い。
赤外線受信部131により制御台12からON信号を受信すると、誘導制御部132は、タブレットPC341内の制御部に対して、予め格納された誘引映像データに基づき誘引映像をディスプレイ342に表示させるように指示する。このため、ディスプレイ342に誘引映像が表示される。これにより、ペット41の視覚を刺激し、誘導本体部133にペットを誘引することができる。したがって、誘導装置13の少なくとも誘導本体部133をカメラ113の撮影範囲内の配置することにより、ペット41を当該撮影範囲内に誘導することができる。また、誘引映像として金魚が泳ぐ映像を採用した場合、ペット41(猫)に金魚を追いかけさせて遊ばせることができる。なお、誘引映像の表示と共に、誘引映像に応じた音声をスピーカから出力させるようにしても良い。
赤外線受信部131により制御台12からOFF信号を受信すると、誘導制御部132は、タブレットPC341内の制御部に対して、ディスプレイ342での誘引映像の表示を停止させるように支持する。このため、ディスプレイ342での誘引映像の表示が停止する。
<1.6 効果>
本実施形態によれば、ペット監視システム10において、Wi−Fi通信により遠隔操作可能なタブレットPC11からの指示が、制御台12を介して赤外線通信により誘導装置13に与えられる。誘導装置13は、タブレットPC11からの指示に応じてペット41の感覚を刺激することにより、タブレットPC11のカメラ113の撮影範囲内にペット41を誘導する。このため、カメラ113の撮影範囲内にペット41が確実に収まる。さらに、誘導装置13は赤外線通信により制御されるので、誘導装置13の配置を比較的自由に設定できる。これにより、カメラ113の撮影範囲内の所望の位置にペット41を誘導することができる。したがって、ペット41の監視を従来よりも確実に行うことができる。
また、本実施形態によれば、タブレットPC11が赤外線通信機能を有しない場合であっても、制御台12を使用することにより、赤外線通信により制御される誘導装置13を制御できる。このため、制御台12および誘導装置13を使用することにより、赤外線通信機能を有しない既製品のタブレットPC11において特別な仕様変更を行うことなく、ペット41の監視を従来よりも確実に行うことができるペット監視システム10を簡易に実現できる。また、赤外線送信部123および赤外線受信部131は比較的簡易な構成なので、ペット誘導システム50を低コストで実現できる。
また、本実施形態によれば、制御台12には、タブレットPC11を略直立させるための受け部124が設けられ、受け部124内に第2接続部121が配置されている。このため、第1接続部117および第2接続部121により、タブレットPC11が制御台12に接続され固定されることにより、自立が困難なタブレットPC11を略直立させることができる。これにより、カメラ113およびディスプレイ114を誘導装置13(第3の誘導装置13cを使用する場合は壁323)に確実に向けた状態で監視を行うことができる。
また、本実施形態によれば、ディスプレイ114に飼い主42の映像を表示させることができるので、飼い主42の外出時であってもペット41に安心感を与えることができる。なお、飼い主42の映像にペット41が誘引されることも考えられるが、ディスプレイ114はカメラ113の撮影方向に向けて設けられているので、カメラ113の撮影範囲からペット41が外れにくい。また、たとえカメラ113の撮影範囲からペット41が外れたとしても、飼い主42は、誘導装置13を動作させてカメラ113の撮影範囲内にペット41を誘導することができる。
また、誘導装置13を第1の誘導装置13aにより実現した場合には、不規則に動作する模擬動物302を用いてペット41の視覚を刺激することにより、誘導本体部133にペットを誘引することができる。このため、誘導装置13の少なくとも誘導本体部133をカメラ113の撮影範囲内の配置することにより、ペット41を当該撮影範囲内に誘導することができる。また、ペット41に模擬動物302を追いかけさせて遊ばせることができる。
また、誘導装置13を第1の誘導装置13aの変形例により実現した場合には、模擬動物302に内蔵されたLEDが振動を感知して発光することにより、模擬動物302に対するペット41の興味を高めることができる。このため、撮影範囲内にペット41を確実に留めることができる。
また、誘導装置13を第2の誘導装置13bにより実現した場合には、誘引音声を用いてペット41の聴覚を刺激することにより、誘導本体部133にペットを誘引することができる。このため、誘導装置13の少なくとも誘導本体部133をカメラ113の撮影範囲内の配置することにより、ペット41を当該撮影範囲内に誘導することができる。
また、誘導装置13を第3の誘導装置13cにより実現した場合には、動く発光点を生じさせてペット41の視覚を刺激することにより、当該発光点にペット41を誘引することができる。このため、カメラ113の撮影範囲内にペット41を誘導することができる。また、動く発光点をペット41に追いかけさせて遊ばせることができる。ところで、第3の誘導装置13cについては、カメラ113の撮影範囲内に発光点が現れるようにすれば良いので、第3の誘導装置13c自体を当該撮影範囲内に配置する必要はない。すなわち、他の種類の誘導装置13に比べて、第3の誘導装置13cの配置の自由度は高い。なお、誘導装置13を第3の誘導装置13cの変形例により実現した場合にも、同様の効果を奏することができる。
また、誘導装置13を第4の誘導装置13dにより実現した場合には、ペット41が好む香り332を用いてペット41の嗅覚を刺激することにより、誘導本体部133にペットを誘引することができる。このため、誘導装置13の少なくとも誘導本体部133をカメラ113の撮影範囲内の配置することにより、ペット41を当該撮影範囲内に誘導することができる。
また、誘導装置13を第5の誘導装置13eにより実現した場合には、誘引映像を用いてペット41の視覚を刺激することにより、誘導本体部133にペットを誘引することができる。このため、誘導装置13の少なくとも誘導本体部133をカメラ113の撮影範囲内の配置することにより、ペット41を当該撮影範囲内に誘導することができる。さらに、誘引映像に応じた音声をスピーカから出力させたときには、ペット41の聴覚をも刺激することにより、より確実に誘導本体部133にペットを誘引することができる。これにより、カメラ113の撮影範囲内にペット41をより確実に誘導することができる。
なお、本実施形態では、第1情報端末としてタブレットPC11などを用いるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。タブレットPC11に代えて、タブレットPC11のネットワーク通信部111、第1本体制御部112、カメラ113、および第1接続部117などと同様の機能を備えるIP(Internet Protocol)カメラを用いても良い。このIPカメラが自立可能である場合、制御台12には、上述のタブレットPC11を略直立させるような機能は設けられなくても良い。
<2.第2の実施形態>
<2.1 全体構成>
図12は、本発明の第2の実施形態に係るペット監視システム10およびそれに関連する情報端末の全体構成を示すブロック図である。図12に示すように、本実施形態に係るペット監視システム10は、第1の実施形態におけるタブレットPC11および制御台12に代えてボードPC15を備えている。本実施形態では、ボードPC15が監視本体部50に相当する。なお、本実施形態の構成要素のうち上記第1の実施形態と同一の要素については、同一の参照符号を付して適宜説明を省略する。
ボードPC15は、上記第1の実施形態におけるタブレットPC11および制御台12のそれぞれの主要な機能を包含したものである。言い換えると、ボードPC15は、上記第1の実施形態におけるタブレットPC11と制御台12とを一体的に構成し、これらを互いに内部的に接続したものである。このようにして、本実施形態では、ボードPC15により第1情報端末および制御装置が実現されている。また、ボードPC15の制御台12に相当する機能および誘導装置13によりペット誘導システムが実現されている。
第1の通信方式によりネットワーク30と通信可能となっている。本実施形態における第1の通信方式としては、例えば、有線通信方式であるADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線を用いた通信方式または光ファイバ回線を用いた通信方式を採用できる。なお、上記第1の実施形態と同様に、第1の通信方式としてWi−Fi方式または3G方式などを採用しても良い。また、上記第1の実施形態と同様に、ボードPC15は、ネットワーク30を介さずにスマートフォン20と直接通信可能となっていても良い。この場合、ボードPC15とスマートフォン20との間で使用される通信方式(第1の通信方式)としては、無線通信方式および有線通信方式のいずれを採用しても良いが、ボードPC15とスマートフォン20とは、互いに比較的離れた位置で通信可能である必要がある。本実施形態に関する以下の説明では、第1の通信方式は光ファイバ回線を用いた通信方式であるものとする。また、以下の説明では、光ファイバ回線を用いた通信方式の通信のことを「光ファイバ通信」という。
ボードPC15は、第2の通信方式により誘導装置13と通信可能となっている。上記第1の実施形態と同様に、本実施形態における第2の通信方式はリモコン方式の赤外線通信方式であるものとする。なお、ボードPC15に代えて、当該ボードPC15と同様の機能を有するデスクトップPCまたはノートPCを用いても良い。また、ボードPC15に代えて、当該ボードPC15と同様の機能を有するタブレットPCなどを用いても良い。ただし、タブレットPCを使用する場合には、ペット41の監視のために当該タブレットPCを自立させる手段などが別途必要となる。また、ボードPC15に代えて、ボードPC15のネットワーク通信部111、第1本体制御部112、カメラ113、および赤外線送信部119などと同様の機能を備えるIPカメラを用いても良い。IPカメラを用いる場合、タブレットPCを用いる場合のように自立させる手段は別途必要とされない。
<2.2 ペット監視システム>
図13は、本実施形態に係るペット監視システム10の要部を機能面から見た構成を示すブロック図である。本実施形態係るペット監視システム10は、ボードPC15および誘導装置13を備えている。
ボードPC15は、上記第1の実施形態におけるタブレットP11が備えるタッチパネル115および第1接続部117に代えて、キーボード118a、マウス118b、および赤外線送信部119を備えたものである。赤外線送信部119は、上記第1の実施形態における赤外線送信部123と同様の機能を有する。なお、ボードPC15は、タッチパネル115および第1接続部117を備えていても良い。
ボードPC15が備えるネットワーク通信部111は、光ファイバ通信を行うインタフェース部として機能する。ボードPC15が備える第1本体制御部112は、上記第1の実施形態における第1本体制御部112の機能に加えて、第2本体制御部122の機能を併せ持つ。ボードPC15が備える第1本体制御部112は、上記第1の実施形態と異なり、第1接続部117、第2接続部121、および第2本体制御部122を介することなく赤外線送信部119を制御する。このようにして、ボードPC15は、第2の通信方式により誘導装置13と通信可能となっている。
キーボード118aおよびマウス118bは、ボードPC15を操作するための各種入力を行うために使用される。赤外線送信部119は、赤外線通信を行うための送信側インタフェース部として機能する。赤外線送信部119を介して、ボードPC15からの指示が誘導装置13に与えられる。本実施形態では、赤外線送信部119により第1の第2通信部が実現されている。なお、誘導装置13の各部の機能は上記第1の実施形態におけるものと同様であるので、説明を省略する。
<2.3 外観構成>
図14(A)は、本実施形態に係るペット監視システム10のボードPC15の外観構成を示す図である。より詳細には、図14(A)はボードPC15の正面図であり、図14(B)はボードPC15の側面図であり、図14(C)はボードPC15の平面図である。図14(A)〜図14(C)に示すように、ボードPC15は、PC本体部151、支持部152、および底部153を備えている。支持部152は、PC本体部151を支持する。底部153は、支持部152を略直立させる。
PC本体部151は、第1本体制御部112、カメラ113、ディスプレイ114、スピーカ116、および赤外線送信部が一体的に組み合わされて構成されている。なお、PC本体部151には、キーボード118aおよびマウス118bが接続されるが、図14(A)〜図14(C)では便宜上図示を省略している。また、本実施形態では、スピーカ116として、2つのスピーカ116R,116Lが設けられるものとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記第1の実施形態におけるタブレットP11と同様に、ディスプレイ114は、カメラ113の撮影方向に向けて設けられている。具体的には、ディスプレイ114は、カメラ113が配置された面と同じ面に配置されている。
2つのスピーカ116R,116Lは正面側に配置されている。ただし、2つのスピーカ116R,116Lは、他の位置(背面側、右側面側、左側面側、上面側、または下面側)に配置されていても良い。
カメラ113が正面側の面に配置されているので、誘導装置13は正面側に配置される(不図示)。このため、誘導装置13の赤外線受信部131との送受信の観点から、赤外線送信部119は、PC本体部151の正面側に配置される。ただし、赤外線送信部119は、PC本体部151の右側面側、左側面側、上面側、下面側、または背面側などに配置されも良い。
<2.4 効果>
本実施形態によれば、監視本体部50として、ネットワーク通信部111および赤外線送信部119を備えるボードPC15を用いることにより、上記第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、誘導装置13としては、上記第1の実施形態と同様に、第1の誘導装置13a〜第5の誘導装置13eのいずれを採用しても良い。
<3.その他>
上記各実施形態では、第2の通信方式として赤外線通信方式を採用するものとして説明したが本発明はこれに限定されるものではない。第2の通信方式として、Bluetooth(登録商標)規格に準拠した方式(以下、単に「Bluetooth方式」という。)などを採用してもよい。Bluetooth方式の通信によれば、赤外線通信に比べて障害物による通信障害を低減することができる。また、上記第1の実施形態における監視本体部50および上記第2の実施形態におけるボードPC15のそれぞれの外観構成は単なる例示であり、本発明はこれらに限定されるものではない。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態を種々変形して実施することができる。
以上より、本発明によれば、ペット監視システムにおいてペットの監視を従来よりも確実に行うことを可能とするペット誘導システム、およびそれを用いたペット監視システムを提供することができる。
10…ペット監視システム
11…タブレットPC(第1情報端末)
12…制御台(制御装置)
13…誘導装置
15…ボードPC(第1情報端末、制御装置)
41…ペット
42…飼い主
50…監視本体部
60…ペット誘導システム
111…ネットワーク通信部(第1通信部)
112…第1本体制御部
113…カメラ
114…ディスプレイ(本体用ディスプレイ)
115…タッチパネル
116…スピーカ
117…第1接続部
121…第2接続部
122…第2本体制御部
123…赤外線送信部(第1の第2通信部)
131…赤外線受信部(第2の第2通信部)
132…誘導制御部
133…誘導本体部
134…ベース板
301…旋回制御部(動作制御部)
302…模擬動物
303…光源部
312…ICレコーダ(音声出力部)
321…可動式レーザポインタ支持部(レーザ装置支持部)
322…レーザポインタ(レーザ装置)
324…レーザポインタ固定部(レーザ装置固定部)
325…可動式鏡支持部(鏡支持部)
326…鏡
331…香り噴射装置(香り噴射部)
341…タブレットPC(第2情報端末)
342…ディスプレイ(誘導用ディスプレイ)

Claims (19)

  1. 第1通信方式の通信を行うための第1通信部およびカメラを含み且つ前記第1通信方式の通信により遠隔操作可能な外部の第1情報端末に接続され、前記第1通信方式と異なり且つ無線通信方式である第2通信方式の通信を行うための第1の第2通信部を含む制御装置と、
    前記第2通信方式の通信を行うための第2の第2通信部を含み、前記第1の第2通信部および前記第2の第2通信部を使用した第2通信方式の通信により受け取る前記第1情報端末からの指示に応じて、ペットの感覚を刺激して前記ペットを前記カメラの撮影範囲内に誘導する誘導装置とを備えることを特徴とする、ペット誘導システム。
  2. 前記誘導装置は、
    前記ペットを誘導する動作を行う誘導本体部と、
    前記第2の第2通信部を介して前記第1情報端末からの指示を受け取り、当該指示に応じて前記誘導本体部を制御する誘導制御部とをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のペット誘導システム。
  3. 前記誘導本体部は、前記ペットの視覚を刺激することを特徴とする、請求項2に記載のペット誘導システム。
  4. 前記誘導本体部は、
    動物を模した形状に形成された模擬動物と、
    前記誘導制御部による制御に応じて前記模擬動物を動作させる動作制御部とを含むことを特徴とする、請求項3に記載のペット誘導システム。
  5. 前記模擬動物は、振動を感知して発光する光源部を含むことを特徴とする、請求項4に記載のペット誘導システム。
  6. 前記誘導本体部は、前記誘導制御部による制御に応じて光照射が可能なレーザ装置を含むことを特徴とする、請求項3に記載のペット誘導システム。
  7. 前記誘導本体部は、前記レーザ装置の光照射先を前記カメラの撮影範囲内に定めて前記レーザ装置を支持し且つ前記誘導制御部による制御に応じて前記レーザ装置の支持状態を変化させるレーザ装置支持部をさらに含むことを特徴とする、請求項6に記載のペット誘導システム。
  8. 前記誘導本体部は、
    鏡と、
    前記レーザ装置から前記鏡に光が照射されるように、当該レーザ装置を固定するレーザ装置固定部と、
    前記レーザ装置から照射された光の反射先を前記カメラの撮影範囲内に定めて前記鏡を支持し且つ前記誘導制御部による制御に応じて前記鏡の支持状態を変化させる鏡支持部とをさらに含むことを特徴とする、請求項6に記載のペット誘導システム。
  9. 前記誘導本体部は、誘導用ディスプレイを有する遠隔操作可能な第2情報端末を含み、
    前記誘導用ディスプレイは、前記誘導制御部による制御に応じて、前記ペットの興味を引く映像を表示することを特徴とする、請求項3に記載のペット誘導システム。
  10. 前記誘導本体部は、前記ペットの聴覚を刺激することを特徴とする、請求項2に記載のペット誘導システム。
  11. 前記誘導本体部は、前記誘導制御部による制御に応じて、前記ペットの興味を引く音声を出力する音声出力部を含むことを特徴とする、請求項10に記載のペット誘導システム。
  12. 前記誘導本体部は、前記ペットの嗅覚を刺激することを特徴とする、請求項2に記載のペット誘導システム。
  13. 前記誘導本体部は、前記誘導制御部による制御に応じて前記ペットの好む香りを噴射する香り噴射部を含むことを特徴とする、請求項12に記載のペット誘導システム。
  14. 前記第2通信方式は、赤外線通信方式であることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか1項に記載のペット誘導システム。
  15. 前記制御装置は、平板状に形成された第1情報端末と接続可能に構成されていることを特徴とする、請求項1から14までのいずれか1項に記載のペット誘導システム。
  16. 前記制御装置は、前記第1情報端末を略直立させて当該制御装置と接続可能に構成されていることを特徴とする、請求項15に記載のペット誘導システム。
  17. 請求項1から16までのいずれか1項に記載のペット誘導システムと、
    前記第1情報端末とを備えることを特徴とする、ペット監視システム。
  18. 請求項1から14までのいずれか1項に記載のペット誘導システムと、
    前記第1情報端末とを備え、
    前記第1情報端末と前記制御装置とは、一体的に構成されていることを特徴とする、ペット監視システム。
  19. 前記第1情報端末は、前記カメラの撮影方向に向けて設けられ、前記第1通信方式の通信により前記第1情報端末を遠隔操作する者の映像を表示可能な本体用ディスプレイをさらに含むことを特徴とする、請求項17または18に記載のペット監視システム。
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