JP2013219666A - 情報共有システム、照合装置、端末装置、情報共有方法及び情報共有プログラム - Google Patents

情報共有システム、照合装置、端末装置、情報共有方法及び情報共有プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】一緒に撮像された他人と写真や情報を共有する。
【解決手段】人物を撮像する撮像装置(100−1〜10N−M)と、撮像装置(100−1〜10N−M)が撮像することにより得られた人物画像を蓄積する画像蓄積装置(200−1〜200−N)と、照合装置300とを備える情報共有システム1であって照合装置300は、画像蓄積装置(200−1〜200−N)に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、前記人物画像に写った人物を特定する照合部と、前記照合部が一つの人物画像から複数の人物を特定した場合、該特定した複数の人物へ情報を発信する情報発信部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報共有システム、照合装置、端末装置、情報共有方法及び情報共有プログラムに関する。
アミューズメントパークのような施設では、入場者は、従業員等他人にカメラのシャッターを押してもらい、写真を撮ってもらうことがある。また、その他に自動撮影のものとして、ジェットコースター等のアトラクションで、施設側がアトラクションの最中の入場者を、出し物に設置したカメラで自動的に撮影し、アトラクションから退場する際に撮影された画像を印画して入場者に提供するというものがある。
また、特許文献1では、施設内の複数のカメラで撮影された入場者の画像を施設内サーバに記憶し、施設退場時に別カメラで撮影された当該入場者の画像の顔やその他の部位とで人物を特定し、施設の現金投入機において当該入場者が現金を払い、施設内の複数のカメラで撮影された当該入場者の画像を印画出力して提供するシステムが開示されている。
特開2009−278534号公報
しかしながら、特許文献1は、施設内で自動撮影された画像はユーザ自身に対してのみ出力または読み出しをするのみであった。そのため、施設内で一緒に写真に写った人物間で写真を共有する場合は、代表者が一緒に写った他の人に送るような手間が生じる。その上、施設内で一緒に写真に写った人物の情報を知らない場合には、その人物と連絡を取ったりその人物と写真を共有したりすることは困難であった。
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、一緒に撮影された他人と情報を共有することを可能とする情報共有システム、照合装置、端末装置、情報共有方法及び情報共有プログラムを提供することを課題とする。
(1)本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の一態様は、複数の人物を撮像する撮像装置と、前記撮像装置が撮像することにより得られた人物画像を蓄積する画像蓄積装置と、照合装置とを備える情報共有システムであって、前記照合装置は、前記画像蓄積装置に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、前記人物画像に写った人物を特定する照合部と、前記照合部が一つの人物画像から複数の人物を特定した場合、該特定した複数の人物へ情報を発信する情報発信部と、を備えることを特徴とする情報共有システムである。
(2)上記に記載の情報共有システムにおいて、本発明の一態様は、前記照合部は、前記人物画像に写っている第1の人物と第2の人物を特定し、前記情報発信部は、前記照合部が特定した第1の人物と第2の人物が同一システムに登録されている場合、前記第1の人物と前記第2の人物へ前記人物画像を発信することを特徴とする。
(3)上記に記載の情報共有システムにおいて、本発明の一態様は、前記照合部は、前記人物画像に写っている第1の人物と第2の人物を特定し、前記情報発信部が前記第1の人物に対して発信する前記情報は前記第2の人物を紹介する情報であり、前記情報発信部が前記第2の人物に対して発信する前記情報は前記第1の人物を紹介する情報であることを特徴とする。
(4)上記に記載の情報共有システムにおいて、本発明の一態様は、前記情報発信部は、前記照合部が特定した人物に含まれる第1の人物が、前記照合部が特定した人物に含まれる第2の人物にとって、前記同一システム内で友人関係にない場合、前記第1の人物を前記第2の人物に紹介する情報を発信することを特徴とする。
(5)上記に記載の情報共有システムにおいて、本発明の一態様は、前記情報発信部は、前記情報発信部は、前記同一システム内において、前記照合部が一つの人物画像から複数の人物間での写真共有を可能にすることを特徴とする。
(6)上記に記載の情報共有システムにおいて、本発明の一態様は、撮像された複数の人物に含まれる人物が笑顔かどうかに応じて、前記情報発信部が情報を発信するかどうかを判断する判断部を備えることを特徴とする。
(7)上記に記載の情報共有システムにおいて、本発明の一態様は、撮像された複数の人物に含まれる人物間で目線があっているかどうかに応じて、前記情報発信部が情報を発信するかどうかを判断する判断部を備えることを特徴とする。
(8)上記に記載の情報共有システムにおいて、本発明の一態様は、撮像された複数の人物に含まれる人物間の距離に応じて、前記情報発信部が情報を発信するかどうかを判断する判断部を備えることを特徴とする。
(9)本発明の一態様は、前記画像蓄積装置に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、前記人物画像に写った人物を特定する照合部と、前記照合部が一つの人物画像から複数の人物を特定した場合、該特定した複数の人物へ情報を発信する情報発信部と、を備えることを特徴とする照合装置である。
(10)上記に記載の照合装置において、本発明の一態様は、前記照合部は、前記人物画像に写っている人物それぞれを特定し、前記情報発信部は、該特定した人物のうちの第1の人物が、該特定した人物のうちの第2の人物にとって前記システム内で友人関係にない場合、前記第1の人物を前記第2の人物に紹介する情報を発信することを特徴とする。
(11)上記に記載の照合装置において、本発明の一態様は、前記照合部が、同一施設内で撮像された複数の人物画像それぞれに写っている対象人物それぞれが前記システムに登録されていると判定した場合、前記対象人物が互いに前記システムにおいて友人であるか否か判定する友人判定部と、前記情報発信部は、前記友人判定部により前記対象人物が互いに前記システムにおいて友人であると判定された場合、前記対象人物それぞれに対して、前記対象人物のうち自分以外の人物が前記施設に来場していることを通知することを特徴とする。
(12)上記に記載の照合装置において、本発明の一態様は、前記照合部は、犯行発生時に撮像された画像と予め設定されたシステム内に登録されている画像とを照合して、前記犯行発生時に撮像された画像に写った容疑者を特定し、前記照合部が特定した容疑者の前記システム上の友人を抽出する友人抽出部を備えることを特徴とする。
(13)上記に記載の照合装置において、本発明の一態様は、前記システムに登録されているユーザの位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部を備え、前記照合部が、前記人物画像に写っている対象人物が前記システムに登録されていると判定した場合、前記位置情報取得部が取得した位置情報に基づいて、前記システムに登録されているユーザのうちから、前記対象人物と同一の施設にいるユーザであって前記対象人物と類似の属性を有する類似ユーザを抽出する類似ユーザ抽出部と、を備え、前記情報発信部は、前記類似ユーザ抽出部が抽出した類似ユーザを前記対象人物に通知することを特徴とする。
(14)本発明の一態様は、画像蓄積装置に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、前記人物画像に写った人物を特定する照合部と、前記照合部が一つの人物画像から複数の人物を特定した場合、該特定した複数の人物へ情報を発信する情報発信部と、を備える照合装置が発信した前記情報を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記情報を表示する表示部と、を備えることを特徴とする端末装置である。
(15)本発明の一態様は、画像蓄積装置が、照合部が、画像蓄積装置に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、前記人物画像に写った人物を特定する手順と、情報発信部が、前記照合部が一つの人物画像から複数の人物を特定した場合、該特定した複数の人物へ情報を発信する手順と、を有することを特徴とする情報共有方法である。
(16)本発明の一態様は、コンピュータに、画像蓄積装置に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、前記人物画像に写った人物を特定する照合ステップと、前記照合ステップにより一つの人物画像から複数の人物が特定された場合、該特定された複数の人物へ情報を発信する情報発信ステップと、を実行させるための情報共有プログラムである。
本発明によれば、一緒に撮影された他人と情報を共有することができる。
第1の実施形態の情報共有システムの基本的な概念を説明するための図である。 第1の実施形態における情報共有システムの概略ブロック図である。 第1の実施形態における撮像装置の概略ブロック図である。 第1の実施形態における画像蓄積装置の概略ブロック図である。 第1の実施形態における照合装置の概略ブロック図である。 照合装置の記憶部に記憶されているテーブルT1の一例である。 第1の実施形態における端末装置の概略ブロック図である。 第1の実施形態における端末装置の表示部に表示される画面の一例である。 第1の実施形態における情報共有システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9のステップS102における画像整理処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図9のステップS103における照合処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態における情報共有システムの概略ブロック図である。 第2の実施形態において、画像が画像蓄積装置に蓄積される処理を説明するための図である。 第2の実施形態における照合装置の概略ブロック図である。 第2の実施形態における携帯端末装置の概略ブロック図である。 第2の実施形態において、携帯端末装置の表示の一例を示す図である。 第2の実施形態における照合処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態における情報共有システムの概略ブロック図である。 第3の実施形態における照合装置の概略ブロック図である。 第3の実施形態において、端末装置の表示の一例を示す図である。 第3の実施形態における照合処理の一例を示すフローチャートである。 第4の実施形態における情報共有システムの概略ブロック図である。 第4の実施形態における情報共有システム1dの基本的な概念を示す図である。 第4の実施形態における照合装置の概略ブロック図である。 第4の実施形態における携帯端末装置の概略ブロック図である。 第4の実施形態における携帯端末装置の表示の一例である。 第4の実施形態における照合処理の一例を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、第1の実施形態の情報共有システム1の基本的な概念を説明するための図である。同図において、向かって左側のイメージ11には、ある施設(例えば、○○ランドというアミューズメントパーク)内に設置された三つの撮像装置101−1〜101−3によって、3人の入場者(人物)が2人のキャラクターとともに撮像されている様子が示されている。撮像装置101−1〜101−3は、人物が笑顔である場合にその人物の画像又は動画を撮影する。ここで、人物が笑顔である以外に、互いの距離が特定の距離例えば10cm以内にあれば撮影するとしても良い。また、画像又は動画の撮影は常にし、蓄積しておいて、後から笑顔の画像又は動画を抽出するもしくは、後から人物間が特定の距離以内の画像又は動画を抽出しても良い。
また、同図において、帰宅後において、その入場者のうちの一人である対象ユーザが、或る端末装置で特定のSNS(Social Network Service:ソーシャルネットワーキングサービス)にアクセスした場合に表示される表示画面12の一例が示されている。ここで、SNSとは、社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスである。同図の向かって左側に示されている表示画面12において、「○○ランドで写真に一緒に写ったAiさんはSNSを利用しています」というメッセージの一例が表示されている。また、「Aiさんと写真共有しませんか?」という問いかけの一例が表示されている。この問いかけに承諾するために対象ユーザが承諾の操作を行うと、その対象ユーザは、SNS上で、Aiさんと写真の共有をすることができる。これにより、第1の実施形態の情報共有システム1は、ある施設において写真に一緒に写った人であって、対象ユーザが予め未知の人を特定し、特定した人を対象ユーザに通知することができる。その結果、対象ユーザは、施設内で一緒に写真に写った他者の情報を知らない場合にも、その人物と写真を共有したりお互いに送付し合ったりすることができる。なお、SNSの登録ユーザについては後で詳述する。
図2は、第1の実施形態における情報共有システム1の概略ブロック図である。情報共有システム1は、撮像ユニット100−1、…、100−N(Nは、1またはそれより大きな正の整数)までのN個の撮像ユニット100−i(iは1からNまでの整数)と、画像蓄積装置200−1、…、200−NのN個の画像蓄積装置200−iと、照合装置300と、端末装置400−1、…、400−LまでのL個の端末装置400−k(kは1からLまでの整数)を備える。また、各端末装置400−kは、通信網500を介して照合装置300と接続されている。
本実施形態では、一例として、各撮像ユニット100−iは、一人でも笑顔の人を検出した場合、その笑顔の人を撮像する。そして、画像蓄積装置200−iは、予め決められた条件を満たす場合、各撮像ユニット100−iが人物を撮像した人物画像を自装置内の記憶装置に蓄積させる。そして、照合装置300は、人物画像と予め設定されたシステム(例えば、SNS)に登録されている画像との照合に基づいて、人物画像に写った人物を特定する。
各撮像ユニット100−iは、撮像装置10i−1、…、10i−M(Mは、1またはそれより大きな正の整数)までのM個の撮像装置10i−j(jは1からMまでの整数)を備える。なお、各撮像ユニット100−iの撮像装置10i−1、…、10i−Mの個数は同じでも、異なっていてもよい。例えば、撮像ユニット100−i内のM個の撮像装置10i−jは、ある施設(例えば、アミューズメントパーク)内の予め決められた領域(例えば、或るアトラクションの周辺領域)に撮像ユニット100−i毎にまとまって配置されている。具体的には、例えば、撮像ユニット100−1のM個の撮像装置101−jは、ジェットコースターの周辺領域にまとまって配置されている。一方、例えば、撮像ユニット100−2のM個の撮像装置102−jは、メリーゴーランドの周辺領域にまとまって配置されている。
また、画像蓄積装置200−iは、一例として、施設の管理者によって管理されている。また、照合装置300は、一例として、特定のSNSの管理者によって管理されている。
各撮像装置10i−jは、人物の笑顔を検出した場合に、画像を撮像する。そして、各撮像装置10i−jは、撮像により得られた画像データを、それぞれ同一のインデックスiの画像蓄積装置200−iへ出力する。例えば、撮像装置101−1、…、101−Mは、画像データを画像蓄積装置200−1へ出力する。
なお、本実施形態では、撮像装置10i−jは、施設内の器物に設置されたものとしたが、これに限らず、一部又は全部の撮像装置10i−jは、施設のスタッフまたは入場者が保持する撮像装置でもよい。
各画像蓄積装置200−iは、撮像装置10i−1、…、10i−MまでのM個の撮像装置から入力される画像を蓄積する。そして、各画像蓄積装置200−iは、蓄積した画像のうち予め決められた条件に合致する画像を抽出し、抽出した画像を人物画像として照合装置300へ出力する。
照合装置300は、各画像蓄積装置200−iから入力された人物画像を、自装置が保持するSNS登録ユーザの画像と照合し、画像に写されている人物を特定する。ここで、SNS登録ユーザは、SNSに登録されているユーザである。そして、照合装置300は、特定した人物が全員このSNSに登録しているか否か判定する。全員このSNSに登録している場合、照合装置300は、各人物宛のメッセージとその画像とを保持する。メッセージとは、例えば、「○○ランドで写真に一緒に写ったAiさんはSNSを利用しています。Aiさんと写真共有しませんか?」というメッセージである。
これにより、端末装置400−iからアクセスがあった場合に、そのメッセージと画像とを読み出し、読み出したメッセージと画像とをアクセスがあった端末装置400−iへ送信する。そして、端末装置400−iは、照合装置300から受信したメッセージと画像とを表示する。
なお、照合装置300は、SNS登録ユーザの画像を保持しているとしたが、保持していなくてもよく、他のサーバ装置がSNS登録ユーザの画像を保持しており、照合装置300は、人物画像と他のサーバ装置が保持するSNS登録ユーザの画像とを照合してもよい。
図3は、第1の実施形態における撮像装置10i−jの概略ブロック図である。撮像装置10i−jは、撮像部111と、A/D変換部112と、通信部114と、制御部120とを備える。
撮像部111は、動画を撮影し、撮影した動画を示す動画信号をA/D変換部112へ出力する。
A/D変換部112は、撮像部111から入力された動画信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、変換により得られたデジタル動画信号を制御部120へ出力する。
制御部120は、A/D変換部112から入力されたデジタル動画信号に基づいて、人物の笑顔を検出した場合に、撮像部111に画像を撮像させる。ここで、制御部120は、顔領域抽出部121と、笑顔判定部122と、撮像制御部123と、画像生成部124とを備える。
顔領域抽出部121は、A/D変換部112から入力されたデジタル動画信号が示す画像から、公知の画像技術に基づいて、人物の顔の画像領域(以下、顔画像領域ともいう)を抽出する。そして、顔領域抽出部121は、抽出した顔画像領域を示す顔画像領域情報を笑顔判定部122へ出力する。
笑顔判定部122は、顔領域抽出部121から入力された顔画像領域情報が示す顔画像領域中の顔画像が笑顔であるか否か判定する。具体的には、例えば、笑顔判定部122は、顔画像領域のうち、口角(上唇と下唇の接合部)が予め決められた角度よりも上がっている場合に、笑顔であると判定する。そして、笑顔判定部122は、判定結果を撮像制御部123へ出力する。
撮像制御部123は、笑顔判定部122から入力された判定結果が笑顔である旨の判定の場合、撮像部111に画像を撮像させる。
これにより、撮像部111は、人物が笑顔であるときの画像を撮像することができる。そして、撮像部111は、撮像制御部123の制御により撮像された画像を示す画像信号がA/D変換部112に出力する。そして、A/D変換部112は、撮像部111から入力された画像信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、変換により得られたデジタル画像信号を制御部120の画像生成部124へ出力する。
画像生成部124は、A/D変換部112から入力されたデジタル画像信号から、画像データを生成し、生成した画像データを通信部114から画像蓄積装置200−iへ送信させる。
通信部114は、制御部120の制御により、制御部120の画像生成部124から入力された画像データを画像蓄積装置200−iへ送信する。
図4は、第1の実施形態における画像蓄積装置200−iの概略ブロック図である。画像蓄積装置200−iは、記憶部(記憶装置)210と、通信部220と、制御部(画像蓄積部)230とを備える。
記憶部210には、制御部230が読み出して実行する各種のプログラムが記憶されている。
通信部220は、撮像装置10i−jから受信したが画像データを制御部230へ出力する。また、通信部220は、制御部230の制御によって、制御部230から入力された画像データを照合装置300へ送信する。
制御部230は、通信部220から入力された画像データのうちから、予め決められた基準を満たす画像データを抽出し、抽出した画像データを記憶部210に記憶させる。なお、制御部230は、基準を満たさなかった画像データを削除する。また、制御部230は、抽出した画像データを通信部220から照合装置300へ送信する。
ここで、制御部230は、第1判定部231と、第2判定部232と、第1フィルタ部233とを備える。
第1判定部231は、通信部220から入力された画像データが示す画像中に人物が二人以上写っているか否か判定する。第1判定部231は、画像中に人物が二人以上(複数)写っている場合、当該画像データを第2判定部232へ出力する。一方、画像中に人物が二人以上写っていない場合、第1判定部231は当該画像データを削除する。
第2判定部232は、第1判定部231から入力された画像データが示す画像中の人物のうち二人以上顔が判別できるか否か判定する。第2判定部232は、二人以上顔が判別できると判定した場合、当該画像データを第1フィルタ部233へ出力する。一方、二人以上顔が判別できない場合、第2判定部232は、当該画像データを削除する。
第1フィルタ部233は、第2判定部232から入力された判定結果が二人以上顔が判別できることを示す場合、画像データ中の人物の目線が互いを向いているか否か判定する。具体的には、例えば、第1フィルタ部233は、人物の目線を目の中心位置を基準とする黒目の位置から推定する。そして、例えば、第1フィルタ部233は、人物の目線が予め決められた範囲内にある場合には画像データ中の人物の目線が互いを向いていると判定し、人物の目線が予め決められた範囲内にない場合、人物の目線が互いを向いていないと判定する。
第1フィルタ部233は、目線が互いを向いている場合、その画像データを通信部220から照合装置300へ送信させる。一方、目線が互いを向いていない場合、第1フィルタ部233は、当該画像データを削除する。これにより、第1フィルタ部233は、写真の隅に写り込んでしまったような明らかに無関係の人物が写った画像を削除することができる。その結果、情報共有システム1がユーザに無関係な人物を紹介することを防ぐことができる。
なお、本実施形態において、第1フィルタ部233は、目線が互いを向いているか否か判定したが、これに限ったものではない。第1フィルタ部233は、全員が笑顔であるか否か判定してもよく、二人以上が笑顔であるか否か判定してもよく、顔を手で隠していないか判定してもよい。これにより、第1フィルタ部233は、写真の隅に写り込んでしまったような明らかに無関係の人物が写った画像を削除することができる。その結果、情報共有システム1がユーザに無関係な人物を紹介することを防ぐことができる。
また、本実施形態において、制御部230は、一枚の画像データを用いて上記の判定をしたが、これに限ったものではない。制御部230は、二つ以上の異なる角度から撮像された複数の画像データを用いて判定してもよい。
また、第1フィルタ部233が、画像データから目線が互いに向いていたと判定した場合、制御部230は、当該画像データを撮像した撮像装置以外の撮像装置10i−jが、目線が互いを向いている被写体を撮像させ、撮像により得られた画像を蓄積するようにしてもよい。これにより、撮像装置10i−jは、その被写体を別の角度から撮像することができるので、人物が正面を見た画像又は横顔の画像を複数種類生成することができる。なお、既に撮像された画像から人物が正面を見た画像または横顔の画像を複数種類用いてもよい。そして、照合装置300が、この別の角度から撮像した画像を特定のSNS上に登録されている画像との照合に用いることにより、画像に写った人物の特定の精度を向上させることができる。
図5は、第1の実施形態における照合装置300の概略ブロック図である。照合装置300は、記憶部310と、通信部320と、制御部330とを備える。
記憶部310には、特定のSNSの登録情報が記憶されている。ここで、SNSの登録情報とは、SNSに登録されている画像、ユーザを識別するユーザ識別情報、ユーザの属性情報(例えば、姓名、性別、現職、出身大学など)、友人のユーザ識別情報などである。また、記憶部310には、制御部330が読み出して実行する各種のプログラムが記憶されている。
通信部320は、画像蓄積装置200−iから画像データを受信し、受信した画像データを制御部330に出力する。また、通信部320は、制御部330の制御部により、メッセージと画像データとを含むWEBページを示す情報を要求のあった端末装置400−kへ送信する。
制御部330は、通信部320から入力された画像データが示す画像に写っている人物について、それが誰であるかをSNSに登録されている画像(例えば、顔写真)と照合し、人物を特定する。そして、制御部330は、特定した人物がそのSNSに登録されていることを、その人物画像に写った人物のうち特定した人物とは異なる人物に連絡する。
具体的には、例えば、制御部330は、人物A、B、Cが同一写真に写っている場合、人物Aに一緒に写っているのは人物Bと人物Cであること、人物Bに一緒に写っているのは人物Aと人物Cであること、人物Cに一緒に写っているのは人物Aと人物BであることをSNS上で人物A、人物B、人物Cそれぞれに通知する。
他の例として、制御部330は、人物A、B、Cが同一写真に写っている場合、人物Aに人物Bと人物CがSNSを利用していることを通知する。また、同様に例えば、制御部330は、人物B、Cにも他に一緒に写っている2人は特定のSNSを利用していることを通知する。また例えば、制御部330は、人物Aに人物B、Cと写真を共有するか否かSNSを通じて通知し、人物Bに人物A、Cと写真を共有するか否かSNSを通じて通知し、人物Cに人物A、Bと写真を共有するか否かSNSを通じて通知してもよい。また例えば、制御部330は、人物A、B、Cそれぞれに他のユーザと友人申請するか否かSNSを通じて通知してもよい。
ここで、制御部330は、照合部331と、特定判定部332と、第2フィルタ部(判断部)333と、連絡部(情報発信部)334とを備える。
照合部331は、人物が写った人物画像と特定のSNSに登録されている画像とを照合して、人物画像に写っている各人物がそのSNSに登録されているか否か判定する。ここで、SNSは、会員制のシステムの一つであるから、換言すれば照合部331は、人物が写った人物画像と予め設定された会員制のシステムに登録されている画像とを照合して、人物画像に写っている人物がシステムに登録されているか否か判定する。これにより、照合部331は、人物画像に写っている人物を特定する。そして、照合部331は、特定した人物に対応するユーザ識別情報と人物画像を特定判定部332へ出力する。
すなわち、照合部331は、人物が写った人物画像と予め設定されたシステムに登録されている画像との照合に基づいて、人物画像に写っている人物それぞれを特定する。
特定判定部332は、照合部331から入力されたユーザ識別情報に基づいて、人物画像に写っている人物のうち、二人以上の人物が特定できたか否か判定する。特定判定部332は、二人以上の人物が特定できた場合、照合部331から入力されたユーザ識別情報と人物画像とを第2フィルタ部333へ出力する。一方、特定判定部332は、二人以上の人物が特定できなかった場合、照合部331から入力された人物画像を削除する。
第2フィルタ部333は、特定判定部332から入力された人物画像において、人物画像中の人物全員が笑顔であるか否か判定する。第2フィルタ部333は、人物全員が笑顔である場合、特定判定部332から入力されたユーザ識別情報に関連付けて、人物画像を記憶部310に記憶させる。また、第2フィルタ部333は、そのユーザ識別情報に関連付けて、一緒に写った人物のユーザ識別情報を連絡ユーザ識別情報として記憶部310に記憶させる。
一方、人物全員が笑顔でない場合、第2フィルタ部333は、特定判定部332から入力された人物画像を削除する。
なお、本実施形態において第2フィルタ部333は、全員が笑顔であるか否か判定したが、これに限ったものではない。第2フィルタ部333は、二人以上が笑顔であるか否か判定してもよいし、目線が互いに向いているか否か判定してもよいし、顔を手で隠していないか判定してもよい。このことから、第2フィルタ部333は、撮像された複数の人物に含まれる人物が笑顔かどうかに応じて、連絡部334が情報を発信するかどうかを判断してもよい。また、第2フィルタ部333は、撮像された複数の人物に含まれる人物間で目線があっているかどうかに応じて、連絡部334が情報を発信するかどうかを判断してもよい。また、第2フィルタ部333は、撮像された複数の人物に含まれる人物間の距離に応じて、連絡部334が情報を発信するかどうかを判断してもよい。
また、第2フィルタ部333は、異なるSNS毎に上述の判定方式を変更してもよい。
連絡部334は、照合部331が特定した人物がそのシステム(例えば、SNS)内に登録されていることを、人物画像に写った人物のうち、照合部331が特定した人物とは異なる人物に連絡する。
具体的には、例えば、連絡部334は、通信部320を介してログイン要求情報とログインIDとを受信した場合、記憶部310において受信したユーザ識別情報に関連付けられた連絡ユーザ識別情報を参照する。ここで、ログインIDは、SNSにログインするために設定された識別情報である。
また、連絡部334は、記憶部310からSNSのログイン後のトップページを読み出す。そして、連絡部334は、参照した連絡ユーザ識別情報に対応する姓名を記憶部310から読み出す。連絡部334は、例えば、読み出したトップページの該当箇所に読み出した姓名を挿入する。これにより、例えば、連絡部334は、「○○ランドで会ったBさんとの写真です。」というように紹介する人物の姓名が挿入された一文を含むトップページを生成することができる。そして、連絡部334は、挿入により得られたページを示すログイン後ページ情報を通信部320からログイン要求情報が送信された端末装置400−iへ送信させる。これにより、端末装置400−iは、ログイン後ページ情報が示すログイン後ページを表示することができる。
すなわち、連絡部334は、照合部331が特定した人物のうちの第1の人物が、該特定した人物のうちの第2の人物にとって前記システム内で友人でない場合、前記第1の人物を前記第2の人物に紹介する。その際、連絡部334は、システム内において前記第1の人物を前記第2の人物に紹介する。また、連絡部334は、第1の人物と前記第2の人物との写真共有を可能にする。
図6は、照合装置300の記憶部310に記憶されているテーブルT1の一例である。同図において、ユーザ識別情報、連絡ユーザ識別情報、ログインID、姓名、性別、現職、登録画像のファイル名及び人物画像のファイル名の組が示されている。例えば、ユーザ識別情報が「1」の場合、連絡ユーザ識別情報が「2,3」で、ログインIDが「taro」で、姓名が「○○太郎」で、性別が「男」で、現職が「D社」で、登録画像のファイル名が「Taro.jpg」で、人物画像のファイル名が「12111420.jpg」であることが示されている。このことから、ユーザ識別情報が「1」のユーザは、施設内で一緒に撮影した人物が、連絡ユーザ識別情報が「2、3」である「△△花子」及び「□□次郎」であることが分かる。
同図の例では、連絡部334は、その「△△花子」及び「□□次郎」がそのSNS内に登録されていることを、SNS上で「○○太郎」に連絡するようにする。また、その際に、連絡部334は、例えば、ユーザ識別情報が「1」に関連付けられた人物画像のファイル「12111420.jpg」が示す画像を、SNS上で「○○太郎」に見せるようにする。
図7は、第1の実施形態における端末装置400−kの概略ブロック図である。端末装置400−kは、記憶部410と、入力部420と、制御部(取得部)430と、通信部440と、表示部450とを備える。
記憶部410には、制御部430が読み出して実行する各種のプログラムが記憶されている。
入力部420は、ユーザ操作による入力(例えば、URL)を受け付ける。そして、受け付けた入力を示す入力情報(例えば、URLを示すURL情報)を制御部430へ出力する。
制御部430は、入力部420から入力された入力情報に基づいて、通信部440及び表示部450を制御する。
例えば、制御部430は、入力部420から入力されたURL情報を通信部440から照合装置300へ送信させる。そして、通信部440は、URL情報の送信に応じて、照合装置300から送信されたログインページ情報を受信し、受信したログインページ情報を制御部430へ出力する。そして、制御部430は、そのログインページ情報が示すログインページを表示部450に表示させる。
例えば、入力部420は、ユーザによるログインIDの入力を受け付ける。入力部420は、受け付けたログインIDを制御部430へ出力する。また、入力部420は、ユーザの操作により表示部450に表示されたログインボタンが押された場合、ログイン押下情報を制御部430に出力する。
制御部430は、入力部420からログイン押下情報を受け取ると、入力部420から入力されたログインIDとともに、ログイン要求を通信部440から照合装置300へ送信する。
そして、通信部440は、ログイン要求の送信に応じて、照合装置300から送信されたログイン後ページ情報を受信し、受信したログイン後ページ情報を制御部430へ出力する。そして、制御部430は、そのログイン後ページ情報が示すログイン後ページを表示部450に表示させる。ここで、例えば、ログイン後ページには、お知らせページへのリンクを含むものとする
また、制御部430は、ログイン後ページを表示部450に表示しているときに、入力部420からお知らせページへのリンクがクリックされた旨の入力を受けると、通信部440からお知らせページ要求を送信させる。
そして、通信部440は、お知らせページ要求の送信に応じて、照合装置300から送信されたお知らせページ情報を受信し、受信したお知らせページ情報を制御部430へ出力する。そして、制御部430は、そのお知らせページ情報が示すお知らせページを表示部450に表示させる。
図8は、第1の実施形態における端末装置400−iの表示部450に表示される画面の一例である。同図において、ユーザAが端末装置400−iの表示部450に表示されるログイン後ページ21を見ていることが示されている。同図のログイン後ページ21において、お知らせページへのリンク22と、友人紹介用メッセージ23とが示されている。友人紹介用メッセージ23には、「Aさんに友人のご紹介」と題して、「○○ランドで会ったBさんとの写真です。」という一文が示されている。
また、同図において、お知らせページへのリンク22が開かれた場合に表示部450に表示されるお知らせページ24が示されている。お知らせページ24において、「Bさんと友達になる」ボタン25が表示されている。ユーザAは、「Bさんと友達になる」ボタン25を押すことにより、ユーザBとSNS上における友達になることができる。ここで、SNS上における友達とは、例えば、画像またはメッセージを共有できる関係のことである。
図9は、第1の実施形態における情報共有システム1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、撮像装置10i−jは、画像を撮像する(ステップS101)。具体的には、撮像装置10i−jは笑顔を検出した場合、画像を撮像する。次に、画像蓄積装置200−iは、画像整理処理を行う(ステップS102)。具体的には、画像蓄積装置200−iは、撮像装置10i−jが撮像することにより得られた画像データの整理を行う。次に、照合装置300は、画像照合処理を行う(ステップS103)。具体的には、照合装置300は、画像蓄積装置200−iが整理した後に残った人物画像とSNSに登録された画像とを照合する。そして、照合装置300は、ユーザに対して、人物画像中に当該ユーザと一緒に写っている人をSNSにおいて紹介する。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
図10は、図9のステップS102における画像整理処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、第1判定部231は、画像に二人以上が写っているか否か判定する(ステップS201)。画像に二人以上が写っている場合(ステップS201 YES)、第1判定部231はステップS202へ遷移する。一方、画像に二人以上が写っていない場合(ステップS201 NO)、制御部230は画像を削除する(ステップS204)。
次に、ステップS202において、第2判定部232は、その画像において二人以上顔が判別できるか否か判定する(ステップS202)。その画像において二人以上顔が判別できる場合(ステップS202 YES)、ステップS203へ遷移する。一方、その画像において二人以上顔が判別できない場合(ステップS202 NO)、制御部230は画像を削除する(ステップS204)。
次に、ステップS203において、第1フィルタ部233は、その画像において人物の目線が互いを向いているか否か判定する(ステップS203)。その画像において人物の目線が互いを向いている場合(ステップS203 YES)、第1フィルタ部233はその処理を終了し、ステップS103へ遷移させる。一方、その画像において人物の目線が互いを向いていない場合(ステップS203 NO)、制御部230は画像を削除する(ステップS204)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
これにより、画像蓄積装置200−iは、画像に二人以上写っており、かつ二人以上顔が判別でき、かつ画像に映った人物の目線が互いを向いている画像のみを抽出することができる。このような条件を課すことにより、画像蓄積装置200−iは、条件に適合しない画像を削除して画像を絞ることができるので、後段の照合装置300の処理負荷を軽減することができる。また、画像蓄積装置200−iは、目線が互いを向いているという条件で画像を抽出することで、互いの関係性が推認される二人以上の人物が写った画像のみを抽出することができる。これにより、画像蓄積装置200−iは、照合装置300における友人紹介の精度を高めることができる。
図11は、図9のステップS103における照合処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、照合部331は、画像蓄積装置200−iから受信した人物画像を、自装置が保持するSNS登録ユーザの画像と照合して、人物を特定する(ステップS301)。次に、特定判定部332は、二人以上の人物が特定できたか否か判定する(ステップS302)。二人以上の人物が特定できた場合(ステップS302 YES)、特定判定部332はステップS303の処理へ遷移する。一方、二人以上の人物が特定できなかった場合(ステップS302 NO)、人物画像を削除する(ステップS305)。
次に、ステップS303において、第2フィルタ部333は、人物画像に写った全員が笑顔であるか否か判定する(ステップS303)。人物画像に写った全員が笑顔である場合(ステップS303 YES)、連絡部334は、一緒に写っている人をSNSにおいて知らせるようにする。一方、人物画像に写った全員が笑顔でない場合(ステップS303 NO)、人物画像を削除する(ステップS305)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上、本実施形態の情報共有システム1において、照合装置300は、人物が写った人物画像と特定のSNSに登録されている画像とを照合して、人物画像に移っている人物がSNSに登録されているか否か判定し、人物を特定する。これにより、照合装置300は、施設内で知り合ったがその人の情報を知らない場合において、その人を特定することができる。
そして、照合装置300は、特定した人物がそのSNSに登録されていることを、人物画像に写った人物のうち特定した人物とは異なる人物に連絡する。これにより、照合装置300は、施設内で知り合ったがその人の情報を知らない場合において、その人をSNSにおいて紹介することができる。その結果、ユーザは、施設内で知り合ったがその人の情報を知らない場合でも、その人と連絡を取ったり画像などを共有したりすることができる。
なお、SNSを利用していない人であっても、予めユーザ識別情報とメールアドレス(例えば、携帯電話のメールアドレス)とが画像蓄積装置200−iに関連付けられて登録している人であれば、画像蓄積装置200−iは、一緒に写っている人がSNSを利用している旨のメールを、そのメールアドレスへ送信してもよい。
その場合、例えば、以下のようにして実現してもよい。画像蓄積装置200−iは、ユーザ識別情報、そのユーザの顔画像データ及びメールアドレスを関連付けて保持している。画像蓄積装置200−iは、照合装置300から、一緒に写っている少なくとも一人がSNSに登録している画像データと、そのSNSに登録されている姓名との組を受け取る。画像蓄積装置200−iは、その画像データに写った人物と、画像蓄積装置200−iが保持する顔画像データとを照合する。画像蓄積装置200−iは、照合の結果、合致する顔画像データがある場合、その合致する顔画像データに関連付けられたメールアドレスへ、一緒に写っている人がSNSを利用している旨のメールを送信する。
また、画像蓄積装置200−iは、予めユーザのSNSの顔画像を保持していてもよい。そして、画像蓄積装置200−iは、ユーザのSNSの顔画像に基づいて、そのユーザを認識した場合、優先的に施設に設置された撮像装置10i−jでそのユーザを撮影してもよい。
その場合、以下のようにして実現してもよい。画像蓄積装置200−iの制御部230は、更に撮像制御部を備える。そして、画像蓄積装置200−iの記憶部210−には、SNS内に登録されている顔画像が予め記憶されているものとする。その場合に、撮像制御部は、記憶部210に記憶されている顔画像の人物を撮像装置10i−jに優先的に撮像させてもよい。
また、画像蓄積装置200−iは、過去に来場したユーザの顔画像を保持していてもよい。そして、画像蓄積装置200−iは、過去に来場したユーザの顔画像に基づいて、そのユーザを認識した場合、優先的に施設に設置された撮像装置10i−jでそのユーザを撮影してもよい。
<第2の実施形態>
続いて、第2の実施形態について説明する。図12は、第2の実施形態における情報共有システム1bの概略ブロック図である。なお、図2と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図12の情報共有システム1bの構成は、図2の情報共有システム1の構成に対して、照合装置300が照合装置300bに変更され、端末装置400−kが携帯端末装置400b−kに変更されたものになっている。
第2の実施形態における情報共有システム1における照合装置300bは、以下の点で第1の実施形態における照合装置300とは異なる。照合装置300bは、同一施設内で撮像された画像とSNSに登録された画像を照合した結果、対象ユーザのSNS上の友人もその施設に来場している場合、その旨を対象ユーザにSNSにおいて通知する。
図13は、第2の実施形態において、画像が画像蓄積装置200−iに蓄積される処理を説明するための図である。同図の破線で囲まれた領域30−1において、施設内の或る領域において、ユーザAが施設内のキャラクターと一緒に撮影されていることが示されている。具体的には、撮像装置101−1が、第1の時刻において、ユーザAと第1のキャラクターとが写った画像31を撮像することが示されている。また、撮像装置101−2が、第1の時刻とは異なる時刻である第2の時刻において、ユーザAと第2のキャラクターとが写った画像32を撮像することが示されている。また、撮像装置101−3が、第1の時刻及び第2の時刻とは異なる時刻である第3の時刻において、ユーザAと第3のキャラクターとが写った画像33を撮像することが示されている。
また、同図の破線で囲まれた領域30−2において、施設内の或る領域において、ユーザBが施設内のキャラクターと一緒に撮影されていることが示されている。具体的には、撮像装置101−4が、第4の時刻において、ユーザAと第4のキャラクターとが写った画像34を撮像することが示されている。また、撮像装置101−5が、第4の時刻とは異なる時刻である第5の時刻において、ユーザBと第5のキャラクターとが写った画像35を撮像することが示されている。また、撮像装置101−6が、第4の時刻及び第5の時刻とは異なる時刻である第6の時刻において、ユーザAと第6のキャラクターとが写った画像36を撮像することが示されている。そして、画像31〜36が画像蓄積装置200−iに蓄積されることが示されている。
図14は、第2の実施形態における照合装置300bの概略ブロック図である。なお、図5と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図14の照合装置300bの構成は、図5の照合装置300の構成に対して、制御部330が制御部330bに変更されたものになっており、制御部330bにおいて特定判定部332、第2フィルタ部333及び連絡部334が削除され、友人判定部335及び通知部(情報発信部)336が追加され、照合部331が照合部331bに変更されたものになっている。
制御部330bは、同一施設内で撮像された複数の人物画像それぞれに写っている別々の対象人物がある特定のSNSに登録されていると判定した場合に、その対象人物が互いにそのSNSにおいて友人であるとき、その複数の対象人物それぞれに対して、その複数の対象人物のうち自分以外の人物がその施設に来場していることをそのSNSにおいて通知する。
例えば、制御部330bは、同一施設内で撮像された2枚の人物画像のうち第1の人物画像に写っているユーザAがSNSに登録されていると判定し、かつ上記2枚の人物画像のうち第2の人物画像に写っているユーザBがSNSに登録されていると判定した場合に、以下の処理を行う。制御部330bは、ユーザAとユーザBがSNSにおいて友人であるとき、ユーザAに対してはユーザBが来場していることを、ユーザBに対してはユーザAが来場していることをSNSにおいて通知する。
照合部331bは、第1の実施形態の照合部331と同様の機能を有するが、以下の点で異なる。照合部331bは、同一施設内で撮像された複数の人物画像それぞれに写っている別々の対象人物がそれぞれある特定のSNSに登録されているか否か判定する。そして、照合部331bは、判定結果を友人判定部335に出力する。
友人判定部335は、照合部331bから入力された判定結果が複数の人物画像それぞれに写っている対象人物がそれぞれそのSNSに登録されていることを示す場合、その対象人物が互いにそのSNSにおいて友人であるか否か判定する。換言すれば、友人判定部335は、照合部331bが同一施設内で撮像された複数の人物画像それぞれに写っている対象人物それぞれがある特定のシステム(例えば、あるSNS)に登録されていると判定した場合、その対象人物が互いにその特定のシステム(例えば、そのSNS)において友人であるか否か判定する。そして、友人判定部335は、判定結果を通知部336へ出力する。
通知部336は、友人判定部335から入力された判定結果が、その複数の対象人物が互いにそのSNSにおいて友人であることを示す場合、その対象人物それぞれに対して、その複数の対象人物のうち自分以外の人物がその施設に来場していることをそのSNSにおいて通知する。すなわち、通知部336は、友人判定部335がその対象人物同士がそのSNSにおいて友人であると判定した場合、その複数の対象人物それぞれに対して、その複数の対象人物のうち自分以外の人物がその施設に来場していることをそのSNSにおいて通知する。
なお、本実施形態の通知部336は、SNSにおいて通知したが、これに限らず、例えば、携帯電話、タブレット型コンピュータ又はパソコンのメールアドレス宛へメールで通知してもよい。その場合、例えば、以下のようにして実現してもよい。記憶部310には、予め携帯電話、タブレット型コンピュータ又はパソコンのメールアドレスの少なくとも一つがユーザ識別情報と関連付けられて記憶されており、通知部336は、ユーザ識別情報に対応するメールアドレスを記憶部310から読み出す。そして、通知部336は、読み出したメールアドレス宛へメールをそのSNS上の友人が同一施設に来場している旨のメールを送信することにより通知してもよい。
図15は、第2の実施形態における携帯端末装置400b−kの概略ブロック図である。なお、図7と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図15の携帯端末装置400b−kの構成は、図7の端末装置400−kの構成に対して、通信部440が無線通信部440bに変更されたものになっている。
無線通信部440bは、制御部430の制御により、制御部430から入力されたデータを符号化し、符号化後のデータを変調し、そして変調後の信号を照合装置300へ無線送信する。また、無線通信部440bは、照合装置300から無線により受信した無線信号を復調および復号して元の送信データに戻す。そして、無線通信部440bは、元の送信データを制御部430へ出力する。
図16は、第2の実施形態において、端末装置400−iの表示の一例を示す図である。同図は、ユーザAが保持する端末装置400−iの表示の一例である。同図において、SNSのHome(ホーム)画面でアプリケーションからのお知らせ41が表示されている。アプリケーションからのお知らせ41には、「○○ランドにいるAさんへのお知らせ:友人のBさんも○○ランドにいます!」というメッセージが示されている。
同図の例において、通知部336は、「○○ランドにいるAさんへのお知らせ:友人のBさんも○○ランドにいます!」というメッセージを示すメッセージ情報を通信部320からユーザAが保持する端末装置400−iへ送信させる。これにより、ユーザAが保持する端末装置400−iがそのメッセージを表示するので、友人のBが同一施設(○○ランド)に来場していることを知ることができる。
図17は、第2の実施形態における照合処理の一例を示すフローチャートである。まず、照合部331bは、同一施設内で撮像された複数の人物画像それぞれに写っている別々の対象人物がそれぞれSNSに登録されているか否か判定する(ステップS401)。別々の対象人物がそれぞれSNSに登録されていない場合(ステップS401 NO)、制御部330bは、人物画像を削除する(ステップS404)。
一方、別々の対象人物がそれぞれSNSに登録されている場合(ステップS401 YES)、友人判定部335は、その対象人物同士がSNSにおいて友人であるか否か判定する(ステップS402)。その対象人物同士がSNSにおいて友人である場合(ステップS402 YES)、通知部336は、その対象人物それぞれに対して、その複数の対象人物のうち自分以外の人物がその施設に来場していることをSNSにおいて通知する。一方、その対象人物同士がSNSにおいて友人でない場合(ステップS402 NO)、制御部330bは、人物画像を削除する(ステップS404)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上、第2の実施形態における照合装置300bは、同一施設内で撮像された複数の人物画像それぞれに写っている対象人物それぞれがSNSに登録されていると判定した場合、対象人物同士がそのSNSにおいて友人であるか否か判定する。そして、対象人物同士がそのSNSにおいて友人であると判定した場合、対象人物それぞれに対して、対象人物のうち自分以外の人物が施設に来場していることを通知する。これにより、対象人物は、SNS上の友人が同一施設に来場していることを知ることができる。
なお、照合装置300bは、撮像装置が撮像した人物画像に写っている背景画像から、その人物画像がどのアトラクションの近くで撮像されたものか判定し、対象人物がどのアトラクションの近くにいるかを示すユーザ位置情報を他のユーザの携帯端末装置400b−kに送信してもよい。そして、他のユーザの携帯端末装置400b−kが、受信したユーザ位置情報を表示することにより、他のユーザは対象人物がどこのアトラクションの近くにいるのかを把握することができる。その結果、他のユーザは対象人物と施設内で容易に合流することができる。
また、対象人物が保持する携帯端末装置400b−kがGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)により自装置の位置を検出し、検出した自装置の位置を示す対象人物位置情報を照合装置300bへ無線送信してもよい。その場合、照合装置300bは、受信した対象人物位置情報を他のユーザの携帯端末装置400b−l(lはk以外の整数)に送信してもよい。これにより、他のユーザの携帯端末装置400b−lでは、対象人物位置情報が示す対象人物の位置を表示する。これにより、当該他のユーザは、対象人物の位置を把握することができるので、当該他のユーザは同一施設内で対象人物と容易に合流することができる。
<第3の実施形態>
続いて、第3の実施形態について説明する。図18は、第3の実施形態における情報共有システム1cの概略ブロック図である。なお、図2と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図18の情報共有システム1cの構成は、図2の情報共有システム1の構成に対して、照合装置300が照合装置300cに変更されたものになっている。
第3の実施形態における情報共有システム1における照合装置300cは、以下の点で第1の実施形態における照合装置300とは異なる。照合装置300cは、撮像された画像に写った人物を特定するのに加えて、更に、特定した人物のSNS上の友人を特定する。その処理の一例として、第3の実施形態では以下の適用事例について説明する。その適用事例とは、ある施設で犯罪が発生した場合、照合装置300cが犯行発生時に撮像された画像とSNSに登録された画像を照合し、犯行発生時に撮像された画像に写った容疑者を特定し、更にその容疑者のSNS上の友人を特定するというものである。
図19は、第3の実施形態における照合装置300cの概略ブロック図である。なお、図5と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図19の照合装置300cの構成は、図5の照合装置300の構成に対して、制御部330が制御部330cに変更されたものになっており、制御部330cにおいて特定判定部332、第2フィルタ部333及び連絡部334が削除され、友人抽出部337が追加され、照合部331が照合部331cに変更されたものになっている。
制御部330bは、ある施設で犯罪が発生した場合、犯行発生時に撮像された画像とSNSに登録された画像を照合し、犯行発生時に撮像された画像に写った容疑者を特定する。そして、制御部330bは、特定した容疑者のSNS上の友人を抽出し、容疑者を示す容疑者情報と抽出した友人を示す友人情報を通信部320から端末装置400−kへ送信させる。ここで、制御部330bは、照合部331cと、友人抽出部337とを備える。
照合部331cは、或る施設で犯罪が発生した場合、犯行発生時に撮像された画像を通信部320から受け取る。照合部331cは、犯行発生時に撮像された画像とSNSに登録された画像を照合し、犯行発生時に撮像された画像に写った容疑者を特定する。照合部331cは、特定した犯人のユーザ識別情報を友人抽出部337へ出力する。
記憶部310には、ユーザ毎に、ユーザ識別情報と友人識別情報とが関連付けられて記憶されている。友人識別情報は、対象となるユーザのSNS上の友人のユーザ識別情報である。
友人抽出部337は、記憶部310において、照合部331cから入力されたユーザ識別情報に対応する友人のユーザ識別情報を参照して、特定した犯人のSNS上の友人を抽出する。そして、友人抽出部337は、特定した犯人に関する犯人情報と抽出した友人に関する友人情報を、通信部320から要求のあった端末装置400−kへ送信させる。
これにより、端末装置400−kでは、犯人に関する情報と、その犯人の友人に関する情報を表示することができる。そして、例えば、警察官は、SNSの友人一覧から特定した容疑者の親族、交友関係を把握することができ、この容疑者の親族、交友関係をアリバイの実証などの犯罪捜査に利用することができる。
図20は、第3の実施形態において、端末装置400−kの表示の一例を示す図である。同図において、特定された容疑者の顔画像を中心として、その容疑者のSNS上の友人である父、妹、母、兄、学生時代の仲間、叔母、彼女、職場の後輩の顔画像が示されている。この例のように、端末装置400−kは、照合装置300から受信した情報に基づいて、容疑者の親族、交友関係を表示することができる。
図21は、第3の実施形態における照合処理の一例を示すフローチャートである。まず、照合部331cは、犯行発生時に撮像された画像とSNSに登録された画像を照合し、犯行発生時に撮像された画像に写った容疑者を特定する(ステップS501)。次に、友人抽出部337は、同定された容疑者の友人を抽出する(ステップS502)。次に、友人抽出部337は、犯人情報と友人情報とを、通信部320から要求のあった端末装置400−kへ送信させる(ステップS503)。以上で、本フローチャートを終了する。
以上、第3の実施形態における照合装置300cは、撮像された画像と予め設定されたシステム内に登録されている画像とを照合して、撮像された画像に写った人物を特定する。そして、照合装置300cは、特定した人物のSNS上の友人を特定する。これにより、照合装置300cは、画像に写っている未知の人物を特定し、さらにその人物とつながりがある人物(例えば、親類又は友人)を特定することができる。
その一例として、第3の実施形態では、照合装置300cは、犯行発生時に撮像された画像と予め設定されたシステム内に登録されている画像とを照合して、犯行発生時に撮像された画像に写った容疑者を特定した。そして、照合装置300cは、特定した容疑者のSNS上の友人を抽出した。これにより、警察官は、抽出した友人から容疑者の親族、交友関係を把握することができ、容疑者の親族、交友関係を犯罪捜査に利用することができる。
<第4の実施形態>
続いて、図22は、第4の実施形態における情報共有システム1dの概略ブロック図である。なお、図2と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図22の情報共有システム1dの構成は、図2の第1の実施形態の情報共有システム1の構成に対して、照合装置300が照合装置300dに変更され、各端末装置400−1、…、400−Lがそれぞれ携帯端末装置400d−1、…、400d−Lに変更されたものになっている。
第4の実施形態における情報共有システム1dは、あるユーザがある施設にいる場合に、その同一時間帯に同一施設内にいる他のユーザのうち属性が類似しているユーザを紹介するものである。
第4の実施形態における情報共有システム1dにおける照合装置300dは、以下の点で第1の実施形態における照合装置300とは異なる。
照合装置300dは、SNSに登録されているユーザの位置を示す位置情報を取得する。そして、照合装置300dは、人物画像に写っている対象人物がそのSNSに登録されていると判定した場合、取得した位置情報に基づいて、そのSNSに登録されているユーザのうちから、対象人物と類似の属性を有するユーザを抽出する。そして、照合装置300は、抽出したユーザを対象人物に通知する。
第4の実施形態における携帯端末装置400b−kは、GPSにより自装置の位置を検出し、検出した位置を照合装置300dに無線送信する。
図23は、第4の実施形態における情報共有システム1dの基本的な概念を示す図である。遊園地51において、ユーザの操作により、携帯端末装置(400d−1、400d−2又は400d−3)は、位置情報を照合装置300へ送信していることが示されている。これにより、照合装置300dは、各携帯端末装置400d−iの位置情報を取得することができる。
図24は、第4の実施形態における照合装置の概略ブロック図である。なお、図5と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図19の照合装置300dの構成は、図5の照合装置300の構成に対して、制御部330が制御部330dに変更されたものになっており、制御部330dにおいて特定判定部332、第2フィルタ部333及び連絡部334が削除され、位置情報取得部338と類似ユーザ抽出部339と通知部(情報発信部)336dが追加され、照合部331が照合部331dに変更されたものになっている。
記憶部310には、ユーザ識別情報とユーザ属性情報とユーザの登録画像とが関連付けられて記憶されている。ここで、ユーザ属性情報とは、ユーザの属性を示す情報であり、例えば、年齢、性別、居住地、好きなものに対するコメント(例えば、「キャラクターPに癒されます」)などである。また、記憶部310には、緯度の範囲及び経度の範囲と、施設内の場所名とが関連付けられて記憶されている。
通信部320は、各携帯端末装置400d−kから無線により送信された位置情報を受信し、受信した位置情報を制御部330dの位置情報取得部338へ出力する。
制御部330dは照合部331dと、位置情報取得部338と、類似ユーザ抽出部339と、通知部336dとを備える。
照合部331dは、記憶部310を参照して、人物が写った人物画像と特定のSNSに登録されている画像とを照合して、人物画像に写っている人物がそのSNSに登録されているか否か判定し、人物を特定する。そして、照合部331dは、特定した人物を示す人物情報を類似ユーザ抽出部339へ出力する。
位置情報取得部338は、上記特定のSNSに登録されているユーザの位置を示す位置情報を取得する。具体的には、位置情報取得部338は、通信部320から位置情報を受け取ることにより位置情報を取得する。ここで、位置情報とは、各携帯端末装置400d−kの位置情報である。位置情報取得部338は、取得した位置情報を類似ユーザ抽出部339へ出力する。
類似ユーザ抽出部339は、照合部331dが、上記人物画像に写っている対象人物がSNSに登録されていると判定した場合、位置情報取得部338が取得した位置情報に基づいて、記憶部310を参照して、そのSNSに登録されているユーザのうちから、その対象人物と同一の施設にいるユーザであってその対象人物と類似の属性を有する類似ユーザを抽出する。
具体的には、例えば、類似ユーザ抽出部339は、位置情報が対象人物がいる施設内の位置を示す場合に、年齢、性別、居住地等の条件を満たすユーザを類似ユーザとして抽出する。例えば、類似ユーザ抽出部339は、年齢が対象人物の年齢のプラスマイナス3歳の範囲内で、かつ性別が対象人物の性別と同じで、かつ居住地が対象人物の居住地の都道府県又は居住地の隣接都道府県であるという抽出条件を満たすユーザを類似ユーザとして抽出する。類似ユーザ抽出部339は、抽出したユーザに対応するユーザ属性情報(例えば、居住地、年齢、性別、好きなものに対するコメント)を記憶部310から読み出す。また、類似ユーザ抽出部339は、例えば、位置情報に基づいて、施設内における位置を割り出す。具体的には、例えば、類似ユーザ抽出部339は、位置情報が示す緯度及び経度が、記憶部310に記憶されている緯度の範囲及び経度の範囲のどれに当たるか照合し、当てはまる緯度の範囲及び経度の範囲に対応する場所名を読み出す。類似ユーザ抽出部339は、読み出したユーザ属性情報を場所名とともに通知部336dに出力する。
なお、この抽出条件は、施設の広さ、来場者数又は集客能力等によって変動してもよい。例えば、類似ユーザ抽出部339は、施設が広いほど、又は来場者数が多いほど、又は集客能力が高いほど絞り込みを大きくかけるようにして、抽出されるユーザの数を調整してもよい。
例えば、記憶部310には、施設の識別情報と施設の位置情報と施設の広さとが関連付けられて記憶されており、また施設の広さと抽出条件とが関連付けられて記憶されていることとする。その場合に、類似ユーザ抽出部339は、記憶部310を参照して、対象人物の位置情報から対象人物がいる施設の広さを読み出す。そして、類似ユーザ抽出部339は、記憶部310を参照して、その読み出した広さに対応する抽出条件を読み出すことにより施設の広さに応じて抽出条件を変更してもよい。
また、この抽出条件は、個々のSNSのユーザが設定できるようにしてもよい。例えば、ユーザが、抽出対象となるユーザの年齢の範囲を設定できるようにしてもよい。
通知部336dは、類似ユーザ抽出部339が抽出した類似ユーザをその対象人物に通知する。通知部336dは、類似ユーザ抽出部339から入力されたユーザ属性情報と場所名とを示す無線信号を、携帯端末装置400d−kの要求に応じて、通信部320から要求があった携帯端末装置400d−kへ送信する。これにより、要求があった携帯端末装置400d−kは、ユーザ属性情報と場所名とを表示できるので、要求があった携帯端末装置400d−kを保持する対象人物は、対象人物と類似の属性を有する類似ユーザの属性情報とその類似ユーザが現在居る場所とを把握することができる。
図25は、第4の実施形態における携帯端末装置400d−kの概略ブロック図である。なお、図15と共通する要素には同一の符号を付し、その具体的な説明を省略する。図25の携帯端末装置400d−kの構成は、図15の携帯端末装置400b−kの構成に対して、位置検出部460が追加され、制御部430が制御部430dに変更されたものになっている。
記憶部410は、図15に示す第2の実施形態の記憶部410と同様の機能を有するが以下の点で異なる。記憶部410には、友人紹介アプリケーションが予め記憶されている。なお、友人紹介アプリケーションは、一例として、あるサーバ装置から予めダウンロードされたものとする。
入力部420は、図15に示す第2の実施形態の入力部420と同様の機能を有するが以下の点で異なる。入力部420から友人紹介アプリケーションの起動指示の入力を受け付け、受けつけた友人紹介アプリケーション起動指示を制御部430dに出力する。
位置検出部460は、自装置の位置(例えば、緯度及び経度)を検出する。具体的には、例えば、位置検出部460は、GPS機能により自装置の緯度及び経度を検出する。そして、位置検出部460は、検出した位置を示す位置情報を制御部430dへ出力する。
制御部430dは、位置検出部460から入力された位置情報を無線通信部440bから無線で照合装置300へ送信させる。
また、制御部430dは、入力部420から友人紹介アプリケーションの起動指示が入力された場合、記憶部410から友人紹介アプリケーションを読み出し、その友人紹介アプリケーションを実行する。そして、制御部430dは、類似ユーザ情報の要求を無線通信部440bから照合装置300dへ無線で送信させる。無線通信部440bは、類似ユーザ情報の要求に応じて、照合装置300からユーザ属性情報と場所名とを示す無線信号を受信し、受信した無線信号からユーザ属性情報と場所名と再生する。無線通信部440bは再生したユーザ属性情報と場所名とを制御部430dに出力する。
制御部430dは、無線通信部440bから入力されたユーザ属性情報と場所名とを表示部450に表示させる。これにより、携帯端末装置400d−kは、ユーザ属性情報と場所名とを表示するので、要求があった携帯端末装置400d−kを保持する対象人物は、対象人物と類似の属性を有する類似ユーザの属性情報とその類似ユーザが現在居る場所とを把握することができる。
図26は、第4の実施形態における携帯端末装置400d−kの表示の一例である。同図において、友人アプリケーションを立ち上げた際に類似ユーザの情報が表示されることが示されている。同図の画面領域60において、友人紹介アプリケーションによるメッセージの一例として「こんな人が近くにいます!友達になったり、探したりしよう」ということが示されている。同図の画面領域61において、あるユーザの近くにいる類似ユーザの一人として、BさんとBさんの顔画像が示され、Bさんの居住地が東京で、年齢が27才で、好きなものに対するコメントが「○○ランドが好き」で、現在地がハーバーであることが示されている。ここで、ハーバーは、施設内の場所の名前である。
また、同図の画面領域62において、当該ユーザの近くにいる類似ユーザの一人として、CさんとCさんの顔画像が示され、Cさんの居住地が東京で、年齢が28才で、好きなものに対するコメントが「キャラクターPに癒されます」で、現在地がポートであることが示されている。ここで、ポートは、施設内の場所の名前である。
また、同図の画面領域63において、当該ユーザの近くにいる類似ユーザの一人として、DさんとDさんの顔画像が示され、Dさんの居住地が横浜で、年齢が27才で、好きなものに対するコメントが「キャラクターQがかわいい!」で、現在地がコーストであることが示されている。ここで、コーストは、施設内の場所の名前である。
このように、携帯端末装置400d−kは、施設内の場所の名前を表示することにより、それを見た携帯端末装置400d−kのユーザは、類似ユーザを探すことができる。
また、携帯端末装置400d−kは、好きなものに対するコメントを表示することで、それを見た携帯端末装置400d−kのユーザは、気に入ったユーザを容易に見つけることができる。これにより、類似ユーザに対してSNSにおいて友人申請したり、類似ユーザを探したりすることができる。
図27は、第4の実施形態における照合処理の一例を示すフローチャートである。まず、照合部331dは、人物画像と特定のSNSに登録されている画像とを照合して、人物画像に写っている人物を特定する(ステップS601)。次に、類似ユーザ抽出部339は、特定された人物と類似の属性を有する類似ユーザを抽出する(ステップS602)。次に、通知部336dは、特定した人物の携帯端末装置400d−kへ類似ユーザの情報を通知する(ステップS603)。以上で、本フローチャートの処理を終了する。
以上、第4の実施形態において、照合装置300dは、人物画像に写っている対象人物がそのSNSに登録されていると判定した場合、取得した位置情報に基づいて、SNSに登録されているユーザのうちから、対象人物と同一の施設にいるユーザであって対象人物と類似の属性を有する類似ユーザを抽出する。そして、照合装置300dは、抽出した類似ユーザをその対象人物に通知する。これにより、その対象人物は、同一時間帯に対象人物と同一の施設に来場しているユーザのうち、対象人物と属性が類似している類似ユーザを把握することができる。これにより、対象人物は、類似ユーザとそのSNSにおいて友人になったり写真を共有したりすることができる。
また、照合装置300dは、対象人物に類似ユーザの現在地を通知するので、来場している施設内において、その類似ユーザを探すことができる。
以上、各実施形態における照合装置において、照合部が、画像蓄積装置に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、当該人物画像に写った人物を特定する。そして、情報発信部は、照合部が一つの人物画像から複数の人物を特定した場合、該特定した複数の人物へ情報を発信する。これにより、一緒に撮影された他人と情報を共有することができる。
また、照合部は、当該人物画像に写っている第1の人物と第2の人物を特定し、情報発信部は、前記照合部が特定した第1の人物と第2の人物が同一システムに登録されている場合、第1の人物と第2の人物へ当該人物画像を発信する。これにより、一緒に撮影された他人と、一緒に撮影された際の人物画像を共有することができる。
また、照合部は、当該人物画像に写っている第1の人物と第2の人物を特定し、情報発信部が第1の人物に対して発信する情報は第2の人物を紹介する情報であり、情報発信部が第2の人物に対して発信する情報は第1の人物を紹介する情報である。これにより、一緒に撮影された他人の紹介を受けて、その他人と友達になることができる。
なお、画像蓄積装置200−iは、各撮像装置10i−jの位置を予め記憶している。そして、画像蓄積装置200−iは、画像データとその画像データが示す画像を撮像した撮像装置10i―jの撮像位置を照合装置300へ送信してもよい。画像蓄積装置200−iが、撮像装置が撮像した画像に基づいて、被写体の位置を推定してもよい。
また、照合装置300dは、照合部331dがそのSNSに登録されていると判定したユーザの個人情報を取得する個人情報取得部を備えていてもよい。その場合、類似ユーザ抽出部339は、位置情報と個人情報取得部が取得した個人情報とに基づいて、そのSNSに登録されているユーザのうちから、対象人物と同じ施設にいるユーザであって、対象人物と類似の属性を有するユーザを抽出してもよい。
各実施形態において、画像蓄積装置200−iと照合装置300を別々の装置として説明したが、これに限らず、一つの装置として実現してもよい。一つの装置として実現する
場合、例えば、照合装置300が各画像蓄積装置200−iの機能を備えていてもよいし、各画像蓄積装置200−iが照合装置300の機能を備えていてもよい。
また、各実施形態において、情報共有システム(1、1b、1c、1d)は、各実施形態の写真蓄積装置200−iにおける複数の処理を、複数の装置で分散して処理してもよい。また、実施形態において、情報共有システム(1、1b、1c、1d)は、照合装置(300、300b、300c、300d)における複数の処理を、複数の装置で分散して処理してもよい。
また、各実施形態において、情報共有システム(1、1b、1c、1d)は、写真蓄積装置200−iと照合装置(300、300b、300c、300d)における処理を一つの装置が処理するように構成してもよい。
また、本実施形態の情報共有システム(1、1b、1c、1d)の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、情報共有システム(1、1b、1c、1d)に係る上述した種々の処理を行ってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1、1b、1c、1d 情報共有システム
100−1、…、100−N 撮像ユニット
101−1、101−2、…、101−M、…、10N−1、10N−2、…、10N−M、10i−j 撮像装置
111 撮像部
112 A/D変換部
114 通信部
120 制御部
121 顔領域抽出部
122 笑顔判定部
123 撮像制御部
124 画像生成部
200−1、…、200−N 画像蓄積装置
210 記憶部(記憶装置)
220 通信部
230 制御部(画像蓄積部)
231 第1判定部
232 第2判定部
233 第1フィルタ部
300、300b、300c、300d 照合装置
310 記憶部
331、331d 照合部
332 特定判定部
333 第2フィルタ部(判断部)
334 連絡部(情報発信部)
335 友人判定部
336、336d 通知部(情報発信部)
337 友人抽出部
338 位置情報取得部
339 類似ユーザ抽出部
400−1、…、400−L 端末装置
400b−1、…、400b−L、400d−1、…、400d−L 携帯端末装置
410 記憶部
420 入力部
430 制御部(取得部)
440 通信部
440b 無線通信部
450 表示部
500 通信網

Claims (16)

  1. 複数の人物を撮像する撮像装置と、前記撮像装置が撮像することにより得られた人物画像を蓄積する画像蓄積装置と、照合装置とを備える情報共有システムであって、
    前記照合装置は、
    前記画像蓄積装置に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、前記人物画像に写った人物を特定する照合部と、
    前記照合部が一つの人物画像から複数の人物を特定した場合、該特定した複数の人物へ情報を発信する情報発信部と、
    を備えることを特徴とする情報共有システム。
  2. 前記照合部は、前記人物画像に写っている第1の人物と第2の人物を特定し、
    前記情報発信部は、前記照合部が特定した第1の人物と第2の人物が同一システムに登録されている場合、前記第1の人物と前記第2の人物へ前記人物画像を発信することを特徴とする請求項1に記載の情報共有システム。
  3. 前記照合部は、前記人物画像に写っている第1の人物と第2の人物を特定し、
    前記情報発信部が前記第1の人物に対して発信する前記情報は前記第2の人物を紹介する情報であり、前記情報発信部が前記第2の人物に対して発信する前記情報は前記第1の人物を紹介する情報であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報共有システム。
  4. 前記情報発信部は、前記照合部が特定した人物に含まれる第1の人物が、前記照合部が特定した人物に含まれる第2の人物にとって、前記同一システム内で友人関係にない場合、前記第1の人物を前記第2の人物に紹介する情報を発信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報共有システム。
  5. 前記情報発信部は、前記情報発信部は、前記同一システム内において、前記照合部が一つの人物画像から複数の人物間での写真共有を可能にすることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報共有システム。
  6. 撮像された複数の人物に含まれる人物が笑顔かどうかに応じて、前記情報発信部が情報を発信するかどうかを判断する判断部を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報共有システム。
  7. 撮像された複数の人物に含まれる人物間で目線があっているかどうかに応じて、前記情報発信部が情報を発信するかどうかを判断する判断部を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報共有システム。
  8. 撮像された複数の人物に含まれる人物間の距離に応じて、前記情報発信部が情報を発信するかどうかを判断する判断部を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報共有システム。
  9. 前記画像蓄積装置に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、前記人物画像に写った人物を特定する照合部と、
    前記照合部が一つの人物画像から複数の人物を特定した場合、該特定した複数の人物へ情報を発信する情報発信部と、
    を備えることを特徴とする照合装置。
  10. 前記照合部は、前記人物画像に写っている人物それぞれを特定し、
    前記情報発信部は、該特定した人物のうちの第1の人物が、該特定した人物のうちの第2の人物にとって前記システム内で友人関係にない場合、前記第1の人物を前記第2の人物に紹介する情報を発信することを特徴とする請求項9に記載の照合装置。
  11. 前記照合部が、同一施設内で撮像された複数の人物画像それぞれに写っている対象人物それぞれが前記システムに登録されていると判定した場合、前記対象人物が互いに前記システムにおいて友人であるか否か判定する友人判定部と、
    前記情報発信部は、前記友人判定部により前記対象人物が互いに前記システムにおいて友人であると判定された場合、前記対象人物それぞれに対して、前記対象人物のうち自分以外の人物が前記施設に来場していることを通知することを特徴とする請求項9に記載の照合装置。
  12. 前記照合部は、犯行発生時に撮像された画像と予め設定されたシステム内に登録されている画像とを照合して、前記犯行発生時に撮像された画像に写った容疑者を特定し、
    前記照合部が特定した容疑者の前記システム上の友人を抽出する友人抽出部を備えることを特徴とする請求項9に記載の照合装置。
  13. 前記システムに登録されているユーザの位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部を備え、
    前記照合部が、前記人物画像に写っている対象人物が前記システムに登録されていると判定した場合、前記位置情報取得部が取得した位置情報に基づいて、前記システムに登録されているユーザのうちから、前記対象人物と同一の施設にいるユーザであって前記対象人物と類似の属性を有する類似ユーザを抽出する類似ユーザ抽出部と、
    を備え、
    前記情報発信部は、前記類似ユーザ抽出部が抽出した類似ユーザを前記対象人物に通知することを特徴とする請求項9に記載の照合装置。
  14. 画像蓄積装置に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、前記人物画像に写った人物を特定する照合部と、前記照合部が一つの人物画像から複数の人物を特定した場合、該特定した複数の人物へ情報を発信する情報発信部と、を備える照合装置が発信した前記情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記情報を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  15. 照合部が、画像蓄積装置に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、前記人物画像に写った人物を特定する手順と、
    情報発信部が、前記照合部が一つの人物画像から複数の人物を特定した場合、該特定した複数の人物へ情報を発信する手順と、
    を有することを特徴とする情報共有方法。
  16. コンピュータに、
    画像蓄積装置に蓄積された人物画像と特定のシステムに予め記憶されている画像とを照合して、前記人物画像に写った人物を特定する照合ステップと、
    前記照合ステップにより一つの人物画像から複数の人物が特定された場合、該特定された複数の人物へ情報を発信する情報発信ステップと、
    を実行させるための情報共有プログラム。
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