JP2013219438A - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信状態に応じて複数の通信キャリアの無線回線を切り換えて通信する技術を提供する。
【解決手段】ユーザ端末が、通信キャリアの無線回線を用いて通信し、通信管理システムが、異なる複数の無線回線の通信状態を判定し、複数の無線回線のうち前記通信状態が所定条件を満たす無線回線を選択し、通信中の無線回線と異なる無線回線が選択された場合に、ユーザ端末が、選択された無線回線に切り替えて通信を行い、通信管理システムが、前記通信の通信量を前記無線回線の通信キャリア毎に求める。
【選択図】図1

Description

本件は、無線通信をローミングする技術に関する。
近年、携帯電話、スマートフォン、電子ブックリーダ、ノートPC(パーソナルコンピュータ)、タブレットPC、携帯ゲーム機など、携帯端末が広く普及し、多くの人が何らかの端末を携帯し、移動中や移動先で利用している。また、携帯端末は、クラウドコンピューティングやユビキタスコンピューティングといったコンセプトで示されるように、ネットワークを介して他のコンピュータと接続することで、様々な形態で日常的に利用されるようになってきている。
特表2011−509002号公報 特開2011−90688号公報
携帯端末で無線通信を行う場合、ユーザが通信事業者(通信キャリア)と契約し、通信キャリアが提供する無線回線を介して通信を行う。即ち、携帯端末は、ユーザが契約した通信キャリアの基地局との間で無線通信を行う。なお、通信キャリアは複数存在するので、ユーザは、この複数の通信キャリアのうち、料金やサービスエリア等を比較して所望の通信キャリアを一つ選択して契約を結ぶのが一般的であった。従ってユーザは、自身の行動範囲がサービスエリアに含まれるように通信キャリアを選択する。
しかし、ユーザが旅行や出張で、契約した通信キャリアのサービスエリア外に移動することもあり、この場合には携帯端末による無線通信が行えないという問題があった。
また、無線通信は、サービスエリア内であっても障害物の存在や電波の干渉などの条件によって接続し難い場所もある。このような場所は、通信キャリアによって異なるので、他の通信事業者と契約したユーザの携帯端末は無線通信が行える場所であっても、自身が契約した通信事業者の無線回線には接続できないこともある。
更に、契約した通信事業者の設備に障害が発生して無線通信が行えない場合、障害の発生していない他の通信キャリアの無線回線を利用したいところであるが、このような切り換えを行うことができるシステムは存在しない。
そこで、本発明は、通信事業者の異なる複数の通信回線のうち、所定の通信条件を満たす通信回線を選択して通信を行う技術を提供する。
開示の技術の一側面は、次の通信システムの構成によって例示される。すなわち、本通信システムは、
ユーザ端末と、該ユーザ端末の無線回線を介した通信を管理する管理システムとを有する通信システムであって、
前記ユーザ端末が、
異なる複数の通信キャリアの無線回線を用いて通信が可能な通信部と、
通信中の無線回線と異なる無線回線が選択された場合に、選択された無線回線に切り替
える切換部と
を備え、
前記ユーザ端末又は前記通信管理システムが、
前記複数の無線回線の通信状態を判定し、前記複数の無線回線のうち前記通信状態が所定条件を満たす無線回線を選択する選択部を備え、
前記通信管理システムが、
前記通信の通信量を前記無線回線の通信キャリア毎に求める通信量管理部と、
を有する。
前記通信システムは、
前記ユーザ端末が、位置情報を取得する位置取得部と、前記位置情報を前記管理システムに送信する送信部と、を備え、
前記管理システムが、前記ユーザ端末から受信した位置情報と対応付けて前記通信状態の判定結果を記憶する通信状態記憶部を備えても良い。
前記選択部が、前記ユーザ端末の位置情報と、当該位置情報が示すエリアにおける過去の通信状態の判定結果とに基づいて、前記判定を行う前記無線回線を抽出しても良い。
前記判定結果と対応する位置情報に基づいて、当該判定結果を地図画像上の対応する位置に描画し、当該地図画像を出力する出力制御部を備える請求項2又は3に記載の通信システム。
前記ユーザ端末が通信に用いる無線回線を切り換えた場合、切り換え前の無線回線を介して行っていた通信を切り換え後の無線回線を介して継続するセッション管理部を前記管理システムが備えても良い。
開示の技術の一側面は、次の通信方法によっても例示される。すなわち、本通信方法は、
ユーザ端末と、該ユーザ端末の無線回線を介した通信を管理する管理システムとを有する通信システムが実行する方法であって、
前記ユーザ端末が、
異なる複数の通信キャリアの無線回線を用いて通信するステップと、
通信中の無線回線と異なる無線回線が選択された場合に、選択された無線回線に切り替えるステップと、
を実行し、
前記ユーザ端末又は前記通信管理システムが、
前記複数の無線回線の通信状態を判定し、前記複数の無線回線のうち前記通信状態が所定条件を満たす無線回線を選択するステップを実行し、
前記通信管理システムが、
前記通信の通信量を前記無線回線の通信キャリア毎に求めるステップを
を実行する。
また、本発明は、上記通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであっても良い。更に、前記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていても良い。
ここで、コンピュータが読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W
、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
また、コンピュータに固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
本発明は、通信状態に応じて複数の通信キャリアの無線回線を切り換えて通信する技術を提供できる。
通信システムの一例を示す図 接続データベースのデータ構成例を示す図 通信管理装置のハードウェア構成を示す図 ユーザ端末の概略構成図 通信方法の説明図 通信方法の説明図 通信方法の説明図 通信方法の説明図 通信方法の説明図 通信方法の説明図 通信方法の説明図 通信方法の説明図 通信方法の説明図 通信方法の説明図 通信方法の説明図 通信方法の説明図 重み設定の例を示す図 地図画像の表示例を示す図
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。以下の実施の形態の構成は例示であり、本発明は実施の形態の構成に限定されない。
〈通信システムの構成〉
図1は、本実施形態に係る通信システムの一例を示す図である。本実施形態1の通信システム100は、ユーザ端末3と、当該ユーザ端末3の無線回線を介した通信を管理する管理システム10とを有する。管理システム10は、ネットワーク4を介して接続する通信管理装置1や基地局装置2を有する。なお、ネットワーク4には、ウエブページ等のコンテンツを提供するコンテンツサーバ5も接続している。
基地局装置2は、異なる複数の通信キャリア(通信事業者)毎に設けられており、図1の例では、通信キャリアA〜通信キャリアDの基地局装置が示されている。なお、図1では、便宜上、各通信キャリアの基地局装置2をそれぞれ1つのみ示したが、基地局装置2は、サービスエリアを構成する複数のセル毎に設けられる。
通信管理装置1は、図1に示すように、選択部11、通信量管理部15、出力制御部16、セッション管理部17、データベース18を備えている。
選択部11は、各通信キャリアの無線回線を介したユーザ端末3と基地局装置2との通信状態を判定し、前記複数の通信キャリアの無線回線のうち前記通信状態が所定条件を満
たす無線回線を選択する。本実施形態の選択部11は、通信状態を判定するため、速度判定部12、安定性判定部13、繋がり易さ判定部14を備えている。
速度判定部12は、ユーザ端末3との間で測定用データを送受信して通信速度を求める。例えば、測定用データのデータ量と、送受信にかかった時間とから通信速度を求める。また、単位時間に送受信できた測定用データのデータ量から通信速度を求めても良い。なお、送信及び受信の通信速度を求めても良いし、送信又は受信の通信速度を求めても良い。
安定性判定部13は、ユーザ端末3との間で測定用データを送受信し、エラー回数、回線の瞬断の有無、ノイズの有無、速度の上下動の有無などの項目について通信の状態を求め、所定条件に照らして安定度を評価する。例えば複数の無線回線のうち、各項目の状態が最も良い無線回線を選択する。なお、予めユーザによって設定した重み付けを乗じて各項目を評価しても良い。
繋がり易さ判定部14は、ユーザ端末3から複数回アクセスを受けた際に、電波強度が強いにも係わらず接続できずに接続エラーとなった回数等に基づいて繋がり易さを判定する。繋がり易さの判定は、電波強度に応じ、電波が強ければ繋がり易く、電波が弱ければ繋がり難いと判定しても良いが、電波強度が強いにも係わらず繋がり難いケースもある。例えば、
(1)一つの基地局にアクセスする人が多くて使えないケース
(2)電波強度は強いが干渉して使えないケース
(3)複数のチャンネルをトライしないと使えず時間がかかるケース
(4)電車や、工場のモーター、発電機などによるノイズが多くて使えないケース
等が考えられる。このため、繋がるまでの接続エラー回数や、複数回アクセスしてエラーとなった回数、繋がった回数と繋がらなかった回数の比率、繋がるまでにかかった時間等に応じて繋がり易さを判定しても良い。
通信量管理部15は、ユーザ端末3との通信量を前記無線回線の通信キャリア毎に求め、データベース18に記憶させる。
出力制御部16は、前記判定結果と対応する位置情報に基づいて、当該判定結果を地図画像上の対応する位置に描画し、当該地図画像を出力する。ここで出力とは、印刷出力や表示出力のほか、他の装置への送信や記憶媒体への書き込み等であっても良い。
セッション管理部17は、ユーザ端末3が通信に用いる無線回線を切り換えた場合、切り換え前の無線回線を介して行っていた通信を切り換え後の無線回線を介して継続するように制御する。
データベース18は、顧客データベースや、接続データベース、地図データベースを有する。顧客データベースは、各ユーザのIDやパスワードといった認証情報等を記憶する。地図データベースは、地図画像を位置情報と対応付けて記憶している。当該地図画像は、地図画像中の原点の位置を特定する等して地図上の位置と現実の位置との対応関係が定められている。例えば、現実の緯度及び経度を指定すると、対応する位置を地図画像上で特定できる。
接続データベースは、前記判定結果や通信量等の情報を記憶する。即ち接続データベースは、通信状態記憶部としても機能する。
図2は、接続データベースのデータ構成例を示す図である。図2に示すように、接続デ
ータベースは、識別情報、優先モード情報、位置情報、回線情報、接続時間情報、パケット情報を有している。
識別情報は、ユーザ又はユーザ端末を識別する情報であり、図2の例ではユーザIDとISP受付番号を示している。ISP受付番号は、通信管理装置1の運営者がユーザに割り当てた番号である。識別情報は、ユーザ端末3に装着されたSIM(Subscriber Identity Module)カードに記録されたIDを用いても良い。また、識別情報は、電話番号やユーザ端末のMACアドレス、個体識別番号などであっても良い。
優先モード情報は、接続時に優先すべき事項を示す情報であり、図2の例では、ユーザによって指定された優先モードと、最低速度を有している。本実施形態において、優先モードは、速度優先モード、安定性優先モード、繋がり易さ優先モードなどがある。最低速度は、通信速度が、この値より低下した場合に通信回線の切り換えを行うために予め定めた値(所定値)である。
位置情報は、ユーザ端末3が通信を行った位置を示す情報であり、本実施形態では、ユーザ端末3がGPSにより取得した緯度及び経度をユーザ端末3から受信して記憶している。
回線情報は、キャリア種別、回線種別、周波数、電波強度、回線速度、エラー回数、エラー種類、ノイズの値、瞬断回数、瞬断最大時間、瞬断最小時間等の項目を有している。
キャリア種別は、無線回線を提供する通信キャリアの種別を示す情報であり、本実施形態では、キャリアA、キャリアB、キャリアCといったキャリア名を記憶する。
回線種別は、3G(cdma2000、W-CDMA)やWiMAX、IEEE802.1
、Wi−Fiといった無線回線の種別を示す情報である。
周波数は、無線通信に用いる電波の周波数を示す情報である。電波強度は、無線通信を行った際にユーザ端末3が受信した電波の強度であり、ユーザ端末3から受信して記憶する。なお、本実施形態では、電波強度を5段階で示している。
回線速度は、無線通信を行った際の最高速度、最低速度、平均速度、最高速度と最低速度との差(高低差)を示す情報である。ここで、回線速度は、速度そのものに限らず、回線の通信速度がどの程度なのかを示す情報であれば良く、偏差値など所定の評価基準に従って速度を評価した指数であっても良い。例えば、通信速度に応じて所定段階(5段階等)に評価した評価値であっても良い。
エラー回数は、無線通信の際に生じたエラーの回数を示す情報、エラー種別は、Busyや認証エラーといったエラーの種別を示す情報である。
ノイズの値は、無線通信時に生じたノイズの最大値や最小値等の値を示す。瞬断回数は、無線通信時に生じた瞬断の回数、瞬断が継続した最大時間及び最小時間を示す情報である。
接続時間情報は、接続開始時間や接続終了時間、接続継続時間を有する。接続開始時間は、無線通信時にユーザ端末3と基地局装置とが接続を開始した時刻、接続終了時間は、ユーザ端末3と基地局装置とが接続を開始した時刻、接続継続時間は、接続開始時間から接続終了時間までの期間であり、接続が継続した時間を示す情報である。
パケット情報は、通信量を示す情報の一形態であり、本実施形態では、通信量をパケット数で示している。図2の例において、パケット情報は、保有パケット数、利用パケット数、残パケット数、有効期限を有している。
保有パケット数は、各レコードにおいて接続開始時にユーザが保有しているパケット数、即ち通信に利用できるパケット数を示す。利用パケット数は、各レコードにおいて、接続開始から接続終了までに使用したパケット数を示す。残パケット数は、各レコードにおいて、接続終了時にユーザが保有しているパケット数を示す。有効期限は、ユーザが保有するパケットの有効期限を示す。
図3は、前記通信管理装置1のハードウェア構成を示す図である。通信管理装置1は、CPU101、メモリ102、通信制御部103、記憶装置105、入出力インタフェース106を有する所謂コンピュータである。
CPU101は、メモリ102に実行可能に展開されたプログラムを実行し、前述の選択部11、通信量管理部15、出力制御部16、セッション管理部17の機能を提供する。
メモリ102は、主記憶装置ということもできる。メモリ102は、例えば、CPU101が実行するプログラムや、通信制御部103を介して受信したデータ、記憶装置105から読み出したデータ、その他のデータ等を記憶する。
通信制御部103は、ネットワークを介して他の装置と接続し、当該装置との通信を制御する。入出力インタフェース106は、表示装置やプリンタ等の出力手段や、キーボードやポインティングデバイス等の入力手段、ドライブ装置等の入出力手段が適宜接続される。ドライブ装置は、着脱可能な記憶媒体の読み書き装置であり、例えば、フラッシュメモリカードの入出力装置、USBメモリを接続するUSBのアダプタ等である。また、着脱可能な記憶媒体は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)等のディスク媒体であってもよい。ドライブ装置は、着脱可能な記憶媒体からプログラムを読み出し、記憶装置105に格納する。
記憶装置105は、外部記憶装置ということもできる。記憶装置105としては、SSD(Solid State Drive)やHDD等であってもよい。記憶装置105は、ドライブ装置
との間で、データを授受する。例えば、記憶装置105は、ドライブ装置からインストールされる管理プログラム等を記憶する。また、記憶装置105は、プログラムを読み出し、メモリ102に引き渡す。本実施形態では、記憶装置105が前述のデータベース18を記憶している。
また、図1に示すように、基地局装置2は、無線通信部21、通信制御部22、通信部23を有する。
無線通信部21は、3GやWiMAX、IEEE802.1等、所定形式の無線回線を介してユーザ端末3と無線通信を行う。
通信制御部は、接続の認証や通信量の測定等、通信に係る制御を行う。
通信部23は、ネットワーク4を介して他の装置と接続し、前記無線通信部21を介してユーザ端末3から受信したデータを通信先の装置へネットワーク4を介して送信すると共に、通信先の装置からネットワーク4を介して受信したデータを無線通信部21を介してユーザ端末3へ送信して、ユーザ端末3と通信先の装置との通信を可能にする。
図4は、ユーザ端末3の概略構成図である。図4に示すように、ユーザ端末3は、本体内にCPU(central processing unit)やメインメモリ等よりなる演算処理部31、演
算処理の為のデータやソフトウェアを記憶した記憶部(フラッシュメモリ)32、入出力ポート33、通信制御部(CCU:Communication Control Unit)34、接続情報記憶部35等を備えたコンピュータである。
該入出力ポート33には、キーボード(操作ボタン等)やポインティングデバイス、記憶媒体(メモリカード等)の読み取り装置、タッチパネル、位置取得部等の入力デバイス、そしてディスプレイや記憶媒体の書き込み装置、スピーカ等の出力デバイスが適宜接続される。位置取得部は、位置情報を取得する、例えばGPSレシーバである。
CCU34は、無線回線を介して他のコンピュータとの通信を行うものである。CCU34は、異なる複数の通信キャリアの無線回線を用いて通信が可能である。例えば3GやWiMAX、IEEE802.1等、通信形式毎に異なる複数のCCU34を備えても良い。また、通信形式が同じであれば異なる一つのCCU34で異なるキャリアの基地局装置2と接続する構成としても良い。また、CCU34は、通信を行う際、接続エラーやパケットロス再送回数、エラー回数、電波強度など、通信状態を検出し、記憶する
記憶部32には、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションソフトウェア、設定データ等がインストールされている。
演算処理部31は、前記OSやアプリケーションプログラムを記憶部32から適宜読み出して実行し、入出力ポート33やCCU34から入力された情報、及び記憶部32から読み出した情報を演算処理することにより、切り換え部や送信制御部としても機能する。
切換部としては、通信中の無線回線と異なる無線回線が選択された場合に、選択された無線回線に切り替える。
送信制御部としては、ユーザ情報や位置情報等を他の装置、例えば通信管理装置1に送信する。
接続情報記憶部35は、各通信キャリアA〜Dの基地局装置と接続する際の接続情報を記憶したメモリである。接続情報記憶部35は、内蔵のメモリに接続情報を記憶させた構成でも良いし、各通信キャリアA〜Dが発行したSIMカード等の記憶媒体を複数装着した構成としても良い。
〈通信方法〉
図5−図16は、通信方法の説明図である。
ユーザがユーザ端末3を操作し、アプリの起動を指示すると、ユーザ端末3は、記憶部32からアプリを読み出して実行し、予め設定した設定情報に基づいて1つの通信キャリアを選択し、当該通信キャリアの基地局装置2を介して通信管理装置1に接続を要求する(ステップS10)。また、ユーザ端末3は、ステップS10で選択した以外の無線回線の状態をバックグラウンドで確認する(ステップS20)。
通信管理装置1は、ユーザ端末3から接続の要求を受信すると(ステップS30)、先ず、認証を行うため、ユーザ端末3に認証情報の入力を要求する(ステップS40)。
認証情報の要求を受けたユーザ端末は、記憶部32から、認証情報としてID及びパスワードを読み出して通信管理装置1へ送信すると共に、氏名、年齢、住所、職業、アクセ
ス経路、機種個体情報(PC、携帯といった機種を示す情報)を読み出して通信管理装置1へ送信しても良い(ステップS45)。更に、位置取得部で取得した位置情報を送信しても良い。
通信管理装置1は、受信したID及びパスワードを顧客データベースに登録されている情報と照合する(ステップS50)。受信したID及びパスワードが顧客データベースに登録されている情報と合致しなければ(ステップS60,No)、通信を切断して処理を終了し、合致すれば(ステップS60,Yes)、ステップS70(図6)に移行する。
ステップS70では、接続データベースを参照し、当該ユーザが利用できる通信量を確認する。例えば図2の例では残パケット数を読み出す。また、読み出した残パケット数をユーザ端末3に表示させる(ステップS80)。
次に通信管理装置1は、接続可能な無線回線を確認する(ステップS90)。接続可能な無線回線の確認は、例えば、ステップS20で開始した確認状況をユーザ端末3から通知させても良いし、通信中の無線回線と異なる通信キャリアの無線回線を介してユーザ端末3を呼び、応答がなければ、接続可能な無線回線がないと判断する(ステップS100,
No)。接続可能な無線回線が無いと判断した場合、接続データベースを参照し(ステップS110)、当該ユーザ端末の位置から所定範囲内で過去に繋がった履歴があるか否かを
判定する(ステップS120)。過去に繋がった履歴がある場合、ステップS100で繋がらなかったのは、一時的なものとみなし、ステップS90に戻って接続可能な無線回線を確認する。一方、ステップS120で、過去に繋がった無線回線が無い場合には、処理を終了する。
ステップS100で、接続可能な無線回線があると判定した場合(ステップS100,
Yes)、接続可能な無線回線が複数か否かを判定する(ステップS130)。ここで、接
続可能な無線回線が複数でなく、一つのみの場合には(ステップS130,No)、当該無線回線を用いて接続を行い、この接続を開始した日時(接続開始時間)、位置情報、キャリア種別、回線種類、速度等の情報を接続データベースに登録する(ステップS140)。
また、ステップS130で、接続可能な無線回線が複数あると判定した場合、顧客データベースのユーザ設定を確認し(ステップS150)、優先モードの登録があるか否かを判定する(ステップS160)。優先モードの登録が無い場合(ステップS160,No)、優先モードの登録を促し、ユーザ端末3から優先モードを入力させて顧客データベースに登録し、ステップS160に戻る。
ステップS160で優先モードの登録があると判定した場合(ステップS160,Ye
s)、登録されている優先モードが速度優先か否かを判定する(ステップS200)。
登録されている優先モードが、速度優先であった場合(ステップS200,Yes)、速度測定を開始し(ステップS230)、ユーザ端末3に速度測定の指示を通知する(ステッ
プS240)。
速度測定の指示を受信したユーザ端末3は、速度測定の処理を開始し(ステップS25
0)、速度測定用のテストパケットを測定対象の無線回線を介して通信管理装置1へ送信
する(ステップS260)。なお、測定対象の無線回線が複数ある場合には、この複数の無線回線に対して測定を行う。また、ユーザ端末3は、位置取得部で位置情報を取得し、通信管理装置1へ送信する(ステップS270)。
テストパケットを受信した通信管理装置1は、ユーザ端末3が送信してから通信管理装
置1が受信するまでの時間、或いは速度測定の指示を通知してからテストパケットを受けるまでの時間を測定し(ステップS290)、接続データベースに登録する(ステップS3
00)。
通信管理装置1は、各通信キャリアについてテストパケットを受けるまでの時間を比較し、最も短い通信キャリアの無線回線を求め(ステップS310)、この無線回線の通信速度が接続データベースに設定されている最低速度以上か否かを判定する(ステップS32
0)。最低速度以上でなければ(ステップS320,No)、通信管理装置1は、ユーザ端
末3に最低速度未満であることを通知し、この通知を受けたユーザ端末3は(ステップS
330)、最低速度未満でも接続を行うか否かの選択を促すメッセージを表示部に表示す
る。
ユーザの操作により接続しない旨の選択がなされた場合(ステップS340,No)接続の処理を中止し、接続する旨の選択がなされた場合(ステップS340,Yes)、ユーザ端末3は、通信管理装置1に接続を要求する。
ステップS320で選択した無線回線の通信速度が最低速度以上の場合や、ステップS340で接続が要求された場合、通信管理装置1は、当該ユーザ端末3の接続を許可し(
ステップS350)、パケットのカウントを開始する(ステップS355)。接続後のユ
ーザ端末3は、通信管理装置1を介してコンテンツサーバ5や他のユーザ端末3など、任意の通信先との通信を行う。
また、図9に示すように、ステップS200で優先モードが速度優先ではなく(ステッ
プS200,No)、ステップ210で安定性優先と判定された場合(ステップS210,Yes)、記憶装置105から重み付けの設定を読み出し(ステップS360)、安定性測
定を開始する(ステップS370)。なお、重みが設定されていない場合、ユーザ端末3に登録を促すメッセージを表示させ、ユーザ端末3から受信して記憶装置105に登録する。
通信管理装置1がユーザ端末3に安定性測定の指示を送ると(ステップS380)、これを受けて(ステップS390)、ユーザ端末3が測定用のテストパケットを接続可能な複数のキャリアの無線回線を介して通信管理装置1へ送信する(ステップS400)。また、ユーザ端末3は位置取得部で取得した位置情報を通信管理装置1へ送信する(ステップS4
10)。
通信管理装置1は、ユーザ端末からテストパケットを受信し、所定期間(例えばn秒間)に受信したテストパケットについて安定性の測定を行う(ステップS420)。本実施形態では、安定性を評価する条件を満たすか否かを判定し、多くの条件を満たした場合に安定性が高いと判定する。例えば、「回線の瞬断は無い」「回線のノイズは無い」「速度の上下動は少ない」「ユーザが設定した最低速度以上」等の条件を満たすか否かを判定する。
なお、これらの条件には、重みを設定している。図17(A),図17(B)は重み付け設定の例である。図17(A)に示すように、各項目について、それぞれ重み付けが設定されている。図17(A)の例では、ユーザが100ポイントの持ち点を利用目的に合わせて、優先する項目に任意に配分している。また、図17(B)は、回線の種類毎の優先順位と最低接続速度を設定した表である。
例えば、通信キャリアAの無線回線が「回線の瞬断は無い」と「回線のノイズは無い」の条件を満たし、他の条件を満たしていない場合、図17(A)の例では「回線の瞬断は
無い」に割り当てられた25ポイントと「回線のノイズは無い」に割り当てられた5ポイントとで30ポイントの安定度とする。
同様に、通信キャリアBの無線回線が「ユーザが設定した最低速度以上」と「速度の上下動は少ない」の条件を」満たし、他の条件を満たしていない場合、50ポイントと10ポイントとで60ポイントの安定度とする。
なお、最低接続速度は、一つの値を定めても良いし、図17(B)のように回線の種類毎に設定しても良い。
回線の種類による重みつけは、図17(B)に定めた優先順位に従った比率で配分する。例えば回線の種類に割り当てられたポイントが10で、接続可能な無線回線の数が3つの場合、図17(B)に定義された優先度が最も高い無線回線に2/3、次に優先度が高い無線回線に1/3、最も低い無線回線は0といった比率で10ポイントを配分する。
また、前記テストパケットの通信を行った際の情報、例えば日時(接続開始時間)、位置情報、キャリア種別、回線種類、速度等の情報を接続データベースに登録する(ステッ
プS440)。
そして、通信管理装置1は、通信可能な無線回線のうち、最も安定度の高い無線回線を選択し(ステップS450)、当該無線回線を介した接続をユーザ端末3に許可し(ステッ
プS460)、通信したパケット数(通信量)のカウントを開始する(ステップS465
)。接続後のユーザ端末3は、通信管理装置1を介してコンテンツサーバ5や他のユーザ端末3など、任意の通信先との通信を行う。
また、図11に示すように、ステップS210で優先モードが安定度優先ではなく(ス
テップS210,No)、ステップ220で繋がり易さ優先と判定された場合(ステップ
S220,Yes)、繋がり易さ優先測定を開始し(ステップS470)、ユーザ端末3に
繋がり易さ優先測定を指示する(ステップS480)。
ユーザ端末3は、繋がり易さ優先測定の指示を受けると(ステップS490)、ユーザ端末3が測定用のテストパケットを接続可能な複数のキャリアの無線回線を介して通信管理装置1へ所定回数(例えばm秒×n回)送信する(ステップS500)。また、ユーザ端末3は位置取得部で取得した位置情報を通信管理装置1へ送信すると共に(ステップS51
0)、各基地局装置から受信する電波の強度を測定し、測定結果を通信管理装置1へ送信
する(ステップS520)。
通信管理装置1は、ユーザ端末からテストパケットを受信し(ステップS530)、各テストパケットについて所定のアルゴリズムで繋がり易さの測定を行う(ステップS540−S570)。
ステップS540では、電波強度が所定値以上か否かを判定し、所定値以上であれば(
ステップS540,Yes)、接続可能か否かを判定する(ステップS550)。
ステップS550で接続可能であれば、当該回線で1度も接続エラーがでていないか否かを判定する(ステップS560)。ステップS560で、接続エラーが出たことがあると判定した場合(ステップS560,No)、接続エラーが出ても繋がるか否かを判定する(ステップS570)。例えば、1度接続エラーが出た場合でも所定回数リトライして接続出来た場合には、繋がると判定し、所定回数リトライしても繋がらなかった場合には繋がらないと判定する。
ステップS540,S550,S570でNoと判定した場合には、当該テストパケットの通信を行った際の情報、例えば日時(接続開始時間)、位置情報、キャリア種別、回線種類、速度等の情報を接続データベースに登録する(ステップS580)。
ステップS560又はS570でYesと判定し、ステップS590に達した場合には、当該パケットの通信を行った無線回線の種別を記録し、この無線回線毎にステップS590に達した数をカウントする。そして当該テストパケットの通信を行った際の情報、例えば日時(接続開始時間)、位置情報、キャリア種別、回線種類、速度等の情報を接続データベースに登録する(ステップS580)。
繋がり易さの測定では、各無線回線に対してn回テストパケットを通信しているので、複数の無線回線についてn回ずつステップS540−S570の判定が行われる。全てのテストパケットの判定が完了した場合、通信管理装置1は、ステップS590に達した回数が最も多い無線回線を繋がり易い回線として選択し(ステップS590)、当当該無線回線を介した接続をユーザ端末3に許可し(ステップS600)、通信したパケット数(通信量)のカウントを開始する(ステップS605)。接続後のユーザ端末3は、通信管理装置1を介してコンテンツサーバ5や他のユーザ端末3など、任意の通信先との通信を行う。
図13に示すように、通信管理装置1は、接続したユーザ端末3について、接続が継続しているか否かを判定し(ステップS610)、接続が継続していれば、所定期間(例えばn分)毎に位置情報と通信状態を送信するように指示する(ステップS620)。
位置情報及び通信状態の送信の指示を受けたユーザ端末3は、CCU32で検出した通信状態及び位置取得部で検出した位置情報を通信管理装置1へ送信する(ステップS630)。
位置情報及通信状態を受信した通信管理装置1は、当該位置情報及通信状態を接続データベースに登録する(ステップS640)。
通信管理装置1は、複数の無線回線について現在と同じ優先モードで評価する(ステップS650)。また、通信管理装置1は、現在接続中の無線回線以外に接続可能な回線があるか否かを判定し(ステップS660)、接続可能な回線が他になければ現在接続中の無線回線を継続して使用する。
接続可能な回線が他に存在する場合、通信管理装置1は、前記ステップS650における優先モードの評価が現在接続中の回線よりも良いか否かを判定する(ステップS670)。
現在接続中の回線よりも良い回線が存在する場合、最も良い評価の無線回線を一つ選択し(ステップS680)、ユーザ端末3に当該無線回線への切り換えを指示する(ステップS683)。
切り換えの指示を受けたユーザ端末3は、指示を受けた無線回線を介して通信管理装置1にアクセスする(ステップS685)。通信管理装置1は、当該切り換え後の無線回線を介してユーザ端末3と接続する(ステップS687)。ここで、通信管理装置1は、ユーザ端末3が切り換え前に通信していた通信先とのセッションを保持しておき、ユーザ端末3が無線回線を切り換えて接続した際に、切り換え前の接続先とのセッションを継続させて通信を行うように制御する。
一方、ステップ610で接続が切れたと判定した場合(ステップS610,No)、通信管理装置1は、所定期間(例えばn秒)以上接続出来ないか否かを判定し(ステップS690)、所定期間以上でなければ現在の回線の使用を継続する。
また、所定期間以上接続出来ない場合(ステップS690,Yes)、通信管理装置1は、回線切断と判断し(ステップS700)、他の回線を用いて位置情報と通信状態を送信するようにユーザ端末3に指示する(ステップS710)。
位置情報及び通信状態の送信の指示を受けたユーザ端末3は、CCU32で検出した通信状態及び位置取得部で検出した位置情報を通信管理装置1へ送信する(ステップS720)。
位置情報及通信状態を受信した通信管理装置1は、当該位置情報及通信状態を接続データベースに登録する(ステップS730)。
そして、通信管理装置1は、複数の無線回線について現在と同じ優先モードで評価する(ステップS740)。また、通信管理装置1は、現在接続中の無線回線以外に接続可能な回線があるか否かを判定し(ステップS750)、接続可能な回線が他になければ現在接続中の無線回線を継続して使用する。
接続可能な回線が他に存在する場合、通信管理装置1は、前記ステップS40における優先モードの評価が現在接続中の回線よりも良いか否かを判定する(ステップS760)。
現在接続中の回線よりも良い回線が存在する場合、最も良い評価の無線回線を一つ選択し(ステップS770)、ユーザ端末3に当該無線回線への切り換えを指示する(ステップS780)。
切り換えの指示を受けたユーザ端末3は、指示を受けた無線回線を介して通信管理装置1にアクセスする(ステップS785)。通信管理装置1は、当該切り換え後の無線回線を介してユーザ端末3と接続する(ステップS787)。ここで、通信管理装置1は、ユーザ端末3が切り換え前に通信していた通信先とのセッションを保持しておき、ユーザ端末3が無線回線を切り換えて接続した際に、切り換え前の接続先とのセッションを継続させて通信を行うように制御する。
ユーザ端末3が回線の切断を通知すると、図15に示すように、通信管理装置1は、回線切断準備を行い(ステップS800)、カウントしたパケット数を接続データベースに書き込む。
また、通信管理装置1は、カウントしたパケット数をユーザ端末3に通知し、使用したパケット数を表示させ(ステップS820)、回線を切断する(ステップS830)。
図15の例では、パケット数のカウントを通信管理装置側で行ったが、通信キャリアの基地局装置側で行っても良い。
図16は、パケット数のカウントを基地局装置側で行う例の説明図である。前述と同様にステップS350,S460,S600で通信管理装置1が接続を許可し、ユーザ端末3が接続処理を行うと(ステップS840)、通信キャリアの基地局装置2は、パケット数(通信量)のカウントを開始する(ステップS850)。また、基地局装置2は、通信
管理装置1に接続を通知し、この接続を開始した日時(接続開始時間)、位置情報、キャリア種別、回線種類、速度等の情報を接続データベースに登録する(ステップS870)。
そして、ユーザ端末3が回線の切断を通知すると(ステップS880)、基地局装置2は、回線切断処理を行い(ステップS890)、切断の通知と共にカウントしたパケット数を通信管理装置に通知し、接続データベースに登録する。
本実施形態では、無線回線を介した通信の通信状態を検出し、検出した結果を位置情報と共に接続データベースに登録するので、この通信状態を地図画像上にプロットして出力することができる。
図18は、この出力例を示す図である。このように地図上に通信状態を示すことで、接続し難い場所等を通信キャリア毎に把握することができる。図18の例では、n秒以上接続出来なかった位置を通信キャリア毎に示した。
以上のように、本実施形態によれば、異なる通信キャリアの無線回線を利用することができるので、可用性が向上する。
〈その他〉
本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 通信管理装置
2 基地局装置
3 ユーザ端末
4 ネットワーク
5 コンテンツサーバ
10 管理システム
11 選択部
12 速度判定部
13 安定性判定部
14 判定部
15 通信量管理部
16 出力制御部
17 セッション管理部
18 データベース
21 無線通信部
22 通信制御部
23 通信部
31 演算処理部
32 記憶部
33 入出力ポート
35 接続情報記憶部
100 通信システム
102 メモリ
103 通信制御部
105 記憶装置
106 入出力インタフェース

Claims (6)

  1. ユーザ端末と、該ユーザ端末の無線回線を介した通信を管理する管理システムとを有する通信システムであって、
    前記ユーザ端末が、
    異なる複数の通信キャリアの無線回線を用いて通信が可能な通信部と、
    通信中の無線回線と異なる無線回線が選択された場合に、選択された無線回線に切り替える切換部と
    を備え、
    前記ユーザ端末又は前記通信管理システムが、
    前記複数の無線回線の通信状態を判定し、前記複数の無線回線のうち前記通信状態が所定条件を満たす無線回線を選択する選択部を備え、
    前記通信管理システムが、
    前記通信の通信量を前記無線回線の通信キャリア毎に求める通信量管理部と、
    を有する通信システム。
  2. 前記ユーザ端末が、位置情報を取得する位置取得部と、前記位置情報を前記管理システムに送信する送信部と、を備え、
    前記管理システムが、前記ユーザ端末から受信した位置情報と対応付けて前記通信状態の判定結果を記憶する通信状態記憶部を備えた請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記選択部が、前記ユーザ端末の位置情報と、当該位置情報が示すエリアにおける過去の通信状態の判定結果とに基づいて、前記判定を行う前記無線回線を抽出する請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記判定結果と対応する位置情報に基づいて、当該判定結果を地図画像上の対応する位置に描画し、当該地図画像を出力する出力制御部を備える請求項2又は3に記載の通信システム。
  5. 前記ユーザ端末が通信に用いる無線回線を切り換えた場合、切り換え前の無線回線を介して行っていた通信を切り換え後の無線回線を介して継続するセッション管理部を前記管理システムが備える請求項1から4の何れか1項に記載の通信システム。
  6. ユーザ端末と、該ユーザ端末の無線回線を介した通信を管理する管理システムとを有する通信システムが実行する方法であって、
    前記ユーザ端末が、
    異なる複数の通信キャリアの無線回線を用いて通信するステップと、
    通信中の無線回線と異なる無線回線が選択された場合に、選択された無線回線に切り替えるステップと、
    を実行し、
    前記ユーザ端末又は前記通信管理システムが、
    前記複数の無線回線の通信状態を判定し、前記複数の無線回線のうち前記通信状態が所定条件を満たす無線回線を選択するステップを実行し、
    前記通信管理システムが、
    前記通信の通信量を前記無線回線の通信キャリア毎に求めるステップを
    を実行する通信方法。
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