JP2013211648A - 情報処理装置、通信システムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、通信システムおよび情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信を容易に利用する。
【解決手段】情報処理装置は、管理部および制御部を具備する。この管理部は、無線通信を利用して所定のネットワークに接続する際における認証に用いられる情報であって第1無線通信装置に保持されている設定情報を管理するものである。また、制御部は、その設定情報の要求を受け付けた際に、その要求に基づいて第2無線通信装置にその設定情報を、接続可能な通信経路を利用して提供するための制御を行うものである。
【選択図】図3

Description

本技術は、情報処理装置に関する。詳しくは、ネットワークに接続する情報処理装置、通信システムおよび情報処理方法に関する。
現在、3G(3rd Generation:第3世代携帯電話)等の公衆無線網のネットワークを利用して無線通信を行う無線通信装置が広く普及している。また、無線LAN(Local Area Network)を利用して無線通信を行う無線通信装置が広く普及している。
例えば、公衆無線網等のネットワークに接続する場合には、契約認証情報(例えば、USIM(Universal Subscriber Identity Module)を用いてその接続が行われる。例えば、USIM機能を付加するカードが装着される携帯電話装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−210301号公報
上述の従来技術では、例えば、3G等の公衆無線網のネットワークを利用する場合には、ユーザは、無線通信装置の設定作業を行うことなく、ネットワークを利用することができる。これに対して、無線LANを利用する場合には、ユーザは、使用する無線LAN毎に設定作業(例えば、IDやパスワードの入力操作)を行う必要があり、その設定作業が煩雑となるおそれがある。このため、例えば、無線LANを利用する場合でも、無線通信を容易に利用することができれば、便利である。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、無線通信を容易に利用することを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、無線通信を利用して所定のネットワークに接続する際における認証に用いられる情報であって第1無線通信装置に保持されている設定情報を管理する管理部と、上記設定情報の要求を受け付けた際に上記要求に基づいて第2無線通信装置に上記設定情報を接続可能な通信経路を利用して提供するための制御を行う制御部とを具備する情報処理装置および情報処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、設定情報の要求を受け付けた際に、その要求に基づいて第2無線通信装置に設定情報を、接続可能な通信経路を利用して提供するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記要求を上記第1無線通信装置から受け付けた場合には、上記第2無線通信装置に上記情報処理装置にアクセスするためのアクセス情報を送信して上記アクセス情報に応じてアクセスした上記第2無線通信装置に上記設定情報を提供するようにしてもよい。これにより、その要求を第1無線通信装置から受け付けた場合には、第2無線通信装置にアクセス情報を送信し、このアクセス情報に応じてアクセスした第2無線通信装置に設定情報を提供するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第1無線通信装置は、上記アクセス情報を送信するための送信先情報をユーザ操作により受け付けた際に上記送信先情報を含む上記要求を上記情報処理装置に送信し、上記制御部は、上記要求に含まれる上記送信先情報に基づいて上記第2無線通信装置に上記アクセス情報を送信するようにしてもよい。これにより、その要求に含まれる送信先情報に基づいて第2無線通信装置にアクセス情報を送信するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第2無線通信装置は、上記情報処理装置から送信されたアクセス情報を用いた上記設定情報を取得するためのユーザ操作が受け付けられた場合に上記情報処理装置にアクセスし、上記制御部は、上記ユーザ操作に応じてアクセスした上記第2無線通信装置に上記設定情報を提供するようにしてもよい。これにより、ユーザ操作に応じてアクセスした第2無線通信装置に設定情報を提供するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記要求を上記第1無線通信装置から受け付けた場合には、上記第1無線通信装置のユーザと上記第2無線通信装置のユーザとに関連する複数のユーザに関するユーザ情報を管理する管理装置に、上記情報処理装置にアクセスするためのアクセス情報の上記第2無線通信装置への送信を要求するようにしてもよい。これにより、その要求を第1無線通信装置から受け付けた場合には、ユーザ情報を管理する管理装置に、アクセス情報の第2無線通信装置への送信を要求するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記管理装置は、会員制サービスに関する情報を上記ユーザ情報として管理するようにしてもよい。これにより、会員制サービスに関する情報をユーザ情報として管理するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記要求を上記第2無線通信装置から受け付けた場合には、上記第2無線通信装置に関する位置情報が所定条件を満たすことを条件に上記設定情報を上記第2無線通信装置に提供するようにしてもよい。これにより、その要求を第2無線通信装置から受け付けた場合には、第2無線通信装置に関する位置情報が所定条件を満たすことを条件に、設定情報を第2無線通信装置に提供するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記制御部は、上記位置情報により特定される上記第2無線通信装置が存在する位置が、上記設定情報を用いた無線通信が可能なエリアに含まれる場合に、上記所定条件を満たすと判断するようにしてもよい。これにより、位置情報により特定される第2無線通信装置が存在する位置が、設定情報を用いた無線通信が可能なエリアに含まれる場合に、所定条件を満たすと判断するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記設定情報を、無線LANを利用して上記ネットワークに接続する際における認証に用いられる情報とするようにしてもよい。これにより、無線LANを利用してネットワークに接続する際における認証に用いられる情報を用いるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記管理部を、上記第1無線通信装置からの要求に応じて上記設定情報を登録するデータベースとするようにしてもよい。これにより、第1無線通信装置からの要求に応じて設定情報を登録するデータベースを用いるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記管理部を、上記第1無線通信装置のユーザ毎に1または複数の上記設定情報を登録するデータベースとするようにしてもよい。これにより、第1無線通信装置のユーザ毎に1または複数の設定情報を登録するデータベースを用いるという作用をもたらす。
また、本技術の第2の側面は、無線通信を利用して所定のネットワークに接続する際における認証に用いられる設定情報を保持する第1無線通信装置と、上記設定情報を管理する管理部と、上記設定情報の要求を受け付けた際に上記要求に基づいて上記設定情報を第2無線通信装置に提供するための制御を行う制御部とを備える情報処理装置と、接続可能な通信経路を利用して上記設定情報を上記情報処理装置から受信して保存する第2無線通信装置とを具備する通信システムおよびその処理方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムである。これにより、設定情報の要求を受け付けた際に、その要求に基づいて第2無線通信装置に設定情報を、接続可能な通信経路を利用して提供するという作用をもたらす。
本技術によれば、無線通信を容易に利用することができるという優れた効果を奏し得る。
本技術の第1の実施の形態における複数の無線通信装置(デバイス)の使用例を簡略化して示す図である。 本技術の第1の実施の形態における通信システム100のシステム構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における設定サーバ200および情報処理装置(SNS)300の機能構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における設定情報管理データベース230を模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態における友人リスト管理データベース330を模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態における第1無線通信装置400の内部構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における第1無線通信装置400の表示部470に表示される表示画面例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における通信システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。 本技術の第1の実施の形態における第1無線通信装置400および第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における第1無線通信装置400および第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における通信システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。 本技術の第1の実施の形態における第2無線通信装置500の設定情報の取得時における遷移例を模式的に示す図である。 本技術の第1の実施の形態における設定サーバ200による通信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本技術の第2の実施の形態における第1無線通信装置400および第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す図である。 本技術の第2の実施の形態における通信システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。 本技術の第2の実施の形態における通信システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。 本技術の第2の実施の形態における設定サーバ200による通信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本技術の第3の実施の形態における第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す図である。 本技術の第3の実施の形態における通信システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(設定情報提供制御:電子メールアドレスを用いて設定情報の送信先を指定する例)
2.第2の実施の形態(設定情報提供制御:SNSを利用して設定情報の送信先を指定する例)
3.第3の実施の形態(設定情報提供制御:位置情報を用いて設定情報を取得する例)
<1.第1の実施の形態>
[無線通信装置の使用例]
図1は、本技術の第1の実施の形態における複数の無線通信装置(デバイス)の使用例を簡略化して示す図である。例えば、ホスト10の自宅30において、ホスト10は、所有する無線通信装置50を家庭内無線LAN(Local Area Network)40に接続して通信を行うことができるものとする。
ここで、無線LANネットワークを利用する場合には、使用する無線通信装置毎に設定情報(例えば、SSID(Service Set Identifier)、KEY(暗号キー))の入力が必要となる。このため、ホスト10は、無線通信装置50を家庭内無線LAN40に接続して通信を行うための設定情報(認証情報)を入力する必要がある。また、ホスト10の自宅30において、他の無線通信装置を家庭内無線LAN40に接続して通信を行う場合についても同様に、設定情報を入力する必要がある。
例えば、ホスト10の友人であるゲスト20が、ホスト10の自宅30に招待されてきた場合を想定する。この場合に、ゲスト20が所有する無線通信装置60を家庭内無線LAN40に接続して通信を行うためには、その設定情報を入力する必要がある。このため、ホスト10は、家庭内無線LAN40の設定情報(例えば、SSID、KEY)を調べてゲスト20に教え、ゲスト20は、その設定情報を無線通信装置60に設定する必要がある。
しかしながら、ゲスト20が所有する無線通信装置60を用いて自宅30の家庭内無線LAN40を使用する場合に、少ない設定作業で家庭内無線LAN60を使用することが好ましい。そこで、本技術の実施の形態では、ゲスト20が所有する無線通信装置60を用いて、自宅30の家庭内無線LAN40を容易に使用する例を示す。
[通信システムの構成例]
図2は、本技術の第1の実施の形態における通信システム100のシステム構成例を示すブロック図である。
通信システム100は、ネットワーク110と、通信制御装置120と、基地局121と、ルータ(家庭内無線LAN)130と、アクセスポイント131と、位置情報管理サーバ140とを備える。また、通信システム100は、設定サーバ200と、情報処理装置(SNS)300と、第1無線通信装置400と、第2無線通信装置500とを備える。
ネットワーク110は、電話網、インターネット等のネットワーク(例えば、公衆回線網)である。また、ネットワーク110と通信制御装置120とは、ゲートウェイ(図示せず)を介して接続される。また、ネットワーク110とルータ(家庭内無線LAN)130とは、ブロードバンド回線(図示せず)を介して接続される。なお、ブロードバンド回線は、例えば、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home)、CATV(CAble TeleVision)等の回線である。
通信制御装置120は、無線接続サービスを提供する無線事業者により管理される通信制御装置である。すなわち、通信制御装置120は、インターネット・サービス等を提供するものであり、例えば、無線接続サービスを提供する無線事業者(例えば、携帯電話事業者)に対応する。
例えば、通信制御装置120は、基地局121を介して接続される無線通信装置の認証制御を行う。例えば、通信制御装置120は、基地局121を介して接続される無線通信装置のうち、通信制御装置120の契約認証情報を保持する無線通信装置を認証する。そして、通信制御装置120は、認証された無線通信装置をゲートウェイ(図示せず)を介してネットワーク110に接続する。
基地局121は、認証された無線通信装置と通信制御装置120とを無線回線を介して接続する移動体通信基地局(NodeB)である。
ルータ(家庭内無線LAN)130は、アクセスポイント131を介して接続される無線通信装置をネットワーク110に接続するための通信機器であり、例えば、家庭内に設置される。
アクセスポイント131は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a/b/g/n等の無線LAN方式に対応するアクセスポイントである。すなわち、ルータ(家庭内無線LAN)130およびアクセスポイント131により、IEEE802.11a/b/g/nにより規格化された無線LANが実現される。
位置情報管理サーバ140は、ネットワーク110を介して接続される無線通信装置が存在する位置に関する情報(位置情報(例えば、緯度および経度))を管理する情報処理装置である。例えば、位置情報管理サーバ140は、定期的または不定期に、ネットワーク110を介して各無線通信装置から位置情報を取得し、取得された位置情報を無線通信装置毎に記録する。また、位置情報管理サーバ140は、設定サーバ200の要求に応じて、管理されている各無線通信装置の位置情報を設定サーバ200に提供する。なお、位置情報管理サーバ140を用いる例については、本技術の第3の実施の形態で説明する。
設定サーバ200は、ネットワーク110を介して接続される無線通信装置の設定情報(例えば、ID、パスワード)を管理する情報処理装置である。また、設定サーバ200は、無線通信装置からの要求(アクセス許可要求)に応じて、管理されている設定情報をその要求に応じた無線通信装置に提供する。なお、設定サーバ200については、図3を参照して詳細に説明する。また、設定サーバ200は、特許請求の範囲に記載の情報処理装置の一例である。
情報処理装置(SNS)300は、ネットワーク110を介して接続される無線通信装置のユーザに関する各種情報(例えば、友人リスト)を管理する情報処理装置である。すなわち、情報処理装置(SNS)300によりSNS(Social Networking Service)が実現される。なお、情報処理装置(SNS)300を用いる例については、本技術の第2の実施の形態で説明する。また、情報処理装置(SNS)300については、図3を参照して詳細に説明する。
第1無線通信装置400、第2無線通信装置500は、例えば、携帯電話装置(例えば、通話機能およびデータ通信機能を備えるスマートフォンやタブレット端末)である。
また、第1無線通信装置400は、契約認証情報401、設定情報402を保持し、第2無線通信装置500は、契約認証情報501のみを保持するものとする。
ここで、契約認証情報は、例えば、電話の加入者(Subscriber)情報と、認証鍵(Authentication)の情報とを含む情報であり、例えば、基地局121を介して通信制御装置120と接続するための情報である。契約認証情報は、例えば、USIM(Universal Subscriber Identity Module)に対応する。
また、設定情報は、無線LANを利用して接続を要求する無線通信装置に対する認証を行い、接続権限を与える際に用いられる情報である。すなわち、設定情報は、無線通信を利用して所定のネットワークに接続する際における認証に用いられる情報である。例えば、設定情報402は、アクセスポイント131に接続するための情報であり、例えば、SSID(Service Set Identifier)、KEY(暗号キー)に対応する。
例えば、第1無線通信装置400は、契約認証情報401に基づいて基地局121を介して通信制御装置120と接続し、ネットワーク110に接続することができる。同様に、例えば、第2無線通信装置500は、契約認証情報501に基づいて基地局121を介して通信制御装置120と接続し、ネットワーク110に接続することができる。
また、例えば、第1無線通信装置400は、設定情報402に基づいて、アクセスポイント131を介してルータ(家庭内無線LAN)130に接続し、ネットワーク110に接続することができる。
これに対して、第2無線通信装置500は、設定情報を保持していないため、アクセスポイント131に接続することができない。このため、第2無線通信装置500は、無線LANを介してネットワーク110に接続することができない。
[設定サーバおよび許可サーバの構成例]
図3は、本技術の第1の実施の形態における設定サーバ200および情報処理装置(SNS)300の機能構成例を示すブロック図である。
設定サーバ200は、通信部210と、制御部220と、設定情報管理データベース230とを備える。
通信部210は、ネットワーク110と接続され、制御部220の制御に基づいて、ネットワーク110を介して接続される各無線通信装置との間で各情報のやりとりを行うものである。また、通信部210は、情報処理装置(SNS)300と接続され、制御部220の制御に基づいて、情報処理装置(SNS)300との間で各情報のやりとりを行う。例えば、通信部210は、各無線通信装置から送信される各情報(例えば、図8に示すログイン要求)を、ネットワーク110を介して受け付け、その受け付けられた各情報を制御部220に出力する。また、通信部210は、制御部220から出力された各情報を各無線通信装置に、ネットワーク110を介して送信する。
制御部220は、ネットワーク110を介して接続される各無線通信装置との間で行われる通信に関する各処理を行うものである。例えば、制御部220は、ユーザ操作に応じて無線通信装置から送信される設定情報の要求が受け付けられた場合に、設定情報管理データベース230に管理されている設定情報を無線通信装置に提供するための制御を行う。例えば、制御部220は、その設定情報の要求を受け付けた際に、その要求に基づいて無線通信装置に設定情報を、接続可能な通信経路を利用して提供するための制御を行う。例えば、制御部220は、その要求(アクセス許可要求)を第1無線通信装置400から受け付けた場合に、設定サーバ200にアクセスするためのアクセス情報を第2無線通信装置500に送信する。そして、制御部220は、そのアクセス情報に応じてアクセスした第2無線通信装置500に設定情報を提供する。
設定情報管理データベース230は、無線通信装置に保持されている設定情報を管理するための各情報を格納するデータベースである。なお、設定情報管理データベース230については、図4を参照して詳細に説明する。また、設定情報管理データベース230は、特許請求の範囲に記載の管理部の一例である。
情報処理装置(SNS)300は、通信部310と、制御部320と、友人リスト管理データベース330とを備える。
通信部310は、設定サーバ200と接続され、制御部320の制御に基づいて、設定サーバ200との間で各情報のやりとりを行うものである。例えば、通信部310は、設定サーバ200からの友人リスト取得要求(図15に示す)を受け付け、この受け付けられた友人リスト取得要求を制御部320に出力する。また、通信部310は、制御部320から出力された友人リスト情報(図15に示す)を設定サーバ200に送信する。
制御部320は、設定サーバ200との間で行われる通信に関する各処理を行うものである。例えば、制御部320は、設定サーバ200からの友人リスト取得要求(図15に示す)に対して認証処理を行い、この認証結果に基づいて、友人リスト情報(図15に示す)を出力する。
友人リスト管理データベース330は、各無線通信装置を所有するユーザに関する各種情報を格納するデータベースである。なお、友人リスト管理データベース330については、図5を参照して詳細に説明する。
[設定情報管理データベースの構成例]
図4は、本技術の第1の実施の形態における設定情報管理データベース230を模式的に示す図である。
設定情報管理データベース230には、ユーザID231と、パスワード232と、端末識別情報233と、ユーザ名称234と、登録情報235とが関連付けて記憶されている。これらの情報は、例えば、無線通信装置からの登録修正要求に基づいて、制御部220により順次更新される。例えば、第1無線通信装置400のユーザが、アクセスポイント131に接続するための設定情報(設定情報402)の登録操作を行った場合に、設定情報402が設定情報管理データベース230に登録される。
ユーザID231には、各ユーザを識別するための識別情報が格納される。また、パスワード232には、各ユーザに付与されるパスワードが格納される。
端末識別情報233には、各無線通信装置を識別するための識別情報(例えば、機器固有ID)が格納される。端末識別情報233には、例えば、IMEI(International Mobile Equipment Identity)が格納される。なお、IMEIは、15桁の数字により表されるが、説明の容易のため、図4等では、IMEIを「AAAA」、「BBBB」等で表す。例えば、端末識別情報233の「AAAA」が第1無線通信装置400に対応するものとする。
ユーザ名称234には、各ユーザにより付与された名称が格納される。
登録情報235には、無線LANに接続する際に用いられる設定情報に関する各情報が格納される。登録情報235には、例えば、種類と、設定情報と、名称と、位置情報とが格納される。種類は、設定情報を用いて接続される無線LANの種類である。設定情報は、無線LANのアクセスポイントに接続する際に用いられる情報である。例えば、公衆無線LANの設定情報は、IDおよびパスワードの組合せである。また、家庭内無線LANの設定情報は、SSID、KEY(暗号キー)の組合せである。名称は、各無線LANを識別するために、ユーザにより設定される名称である。また、位置情報は、無線LANが設置されている場所を特定するための位置情報であり、例えば、緯度および経度が格納される。
このように、設定情報管理データベース230は、無線通信装置に保持されている設定情報を管理する。また、設定情報管理データベース230には、無線通信装置からの要求に応じて設定情報が登録される。この場合に、無線通信装置のユーザ毎に1または複数の設定情報が登録される。
[友人リスト管理データベースの構成例]
図5は、本技術の第1の実施の形態における友人リスト管理データベース330を模式的に示す図である。
友人リスト管理データベース330には、ユーザID331と、パスワード332と、ユーザ名称333と、友人リスト334とが関連付けて記憶されている。これらの情報は、例えば、各無線通信装置からの要求に基づいて、制御部320により順次更新される。
ユーザID331には、各ユーザを識別するための識別情報が格納される。また、パスワード332には、各ユーザに付与されるパスワードが格納される。なお、これらの情報は、図4に示すユーザID231およびパスワード232に対応させるようにしてもよく、異なるものとしてもよい。
ユーザ名称333には、各ユーザを識別するための名称が格納される。
友人リスト334には、各ユーザの友人に関する各種情報が格納される。例えば、友人名称、電子メールアドレス、友人情報が友人毎に関連付けて格納される。
このように、友人リスト管理データベース330には、例えば、情報処理装置(SNS)300を管理、運営するサービス提供会社との間で、会員制サービスの利用をするための契約をしているユーザの友人に関する各種情報がユーザ情報として格納される。すなわち、情報処理装置(SNS)300は、会員制サービスに関する情報をユーザ情報として管理する管理装置である。
[無線通信装置の構成例]
図6は、本技術の第1の実施の形態における第1無線通信装置400の内部構成例を示すブロック図である。なお、第2無線通信装置500の内部構成は、第1無線通信装置400と略同様であるため、第2無線通信装置500についての説明を省略する。
第1無線通信装置400は、アンテナ411、421と、通信部410と、無線LAN通信部420と、制御部430と、メモリ440と、契約認証情報記憶部450と、設定情報記憶部455とを備える。また、第1無線通信装置400は、操作部460と、表示部470と、位置情報取得部480と、マイクロフォン491と、スピーカ492とを備える。また、各部がバス431により接続される。
通信部410は、アンテナ共用部412と、復調部413と、変調部414とを備える。例えば、3Gネットワークを使用して受信処理が行われる場合には、アンテナ411により受信された電波が、アンテナ共用部412を経由して復調部413により復調され、この復調された受信データが制御部430に供給される。その受信処理が受話処理である場合には、その復調された受信データ(音声データ)が制御部430を経由してスピーカ492から音声として出力される。
また、例えば、3Gネットワークを使用して送信処理が行われる場合には、制御部430により出力された送信データが変調部414により変調され、変調された送信データがアンテナ共用部412を経由してアンテナ411から送信される。その送信処理が送話処理である場合には、マイクロフォン491から入力された音声データが制御部430を経由して変調部414により変調され、変調された送信データ(音声データ)がアンテナ共用部412を経由してアンテナ411から送信される。
無線LAN通信部420は、アンテナ共用部422と、復調部423と、変調部424とを備える。なお、アンテナ421、アンテナ共用部422、復調部423および変調部424の各機能については、通信方式が異なるが、アンテナ411、アンテナ共用部412、復調部413および変調部414に対応するものである。このため、ここでの詳細な説明を省略する。
すなわち、無線LAN通信部420は、制御部430の制御に基づいて、アクセスポイント131との間で、無線LAN方式に対応する無線通信を行うものである。
制御部430は、メモリ440に格納されている制御プログラムに基づいて各種の制御を行うものである。制御部430は、例えば、マイクロプロセッサにより構成される。例えば、制御部430は、復調部413および変調部414と接続され、基地局121を介して接続される通信制御装置120との間で行われる各種データの送受信を行う。
メモリ440は、制御部430が各種制御を行うための制御プログラム、送信データ、受信データ等を格納するメモリである。メモリ440は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)により構成される。また、メモリ440には、第1無線通信装置400を特定するための端末識別情報(例えば、IMEI)が記憶されている。この端末識別情報が、設定サーバ200に送信される各情報に含まれる。
契約認証情報記憶部450は、契約認証情報を保持するメモリである。契約認証情報記憶部450として、例えば、UICC(Universal Integrated Circuit)カードを用いるようにしてもよく、契約認証情報をセキュアに保つための専用メモリを用いるようにしてもよい。また、メモリ440にセキュアな領域を確保することにより、契約認証情報記憶部450をメモリ440内に設けるようにしてもよい。
設定情報記憶部455は、設定情報を保持するメモリである。なお、メモリ440にセキュアな領域を確保することにより、設定情報記憶部455をメモリ440内に設けるようにしてもよい。
操作部460は、ユーザにより操作された操作入力を受け付ける操作受付部であり、受け付けられた操作入力に応じた信号を制御部430に出力する。操作部460は、数字キーやアルファベットキー等の各種キーを備える。また、操作部460は、設定サーバ200との間で各種通信サービスを行うための操作を受け付ける。
表示部470は、制御部430の制御に基づいて、各種情報(文字情報や時刻情報等)を表示する表示部である。表示部470は、例えば、設定サーバ200との間で各種通信サービスを行うための各情報(例えば、図7、図9に示す表示画面)を表示する。なお、表示部470として、例えば、有機EL(Electro Luminescence)パネル、LCD(Liquid Crystal Display)パネル等の表示パネルを用いることができる。なお、操作部460および表示部470については、使用者がその指を表示面に接触または近接することにより操作入力を行うことが可能なタッチパネルを用いて一体で構成することができる。
位置情報取得部480は、第1無線通信装置400が存在する位置を示す位置情報を取得するものであり、この取得された位置情報を制御部430に出力する。位置情報取得部480は、例えば、GPS(Global Positioning System)信号受信アンテナ(図示せず)により受信されたGPS信号に基づいて位置情報を算出するGPSユニットにより実現することができる。この算出された位置情報には、GPS信号の受信時における緯度、経度、高度等の位置に関する各データが含まれる。また、他の位置情報の取得方法により位置情報を取得する位置情報取得装置を用いるようにしてもよい。例えば、周囲に存在する無線LAN(Local Area Network)によるアクセスポイント情報を用いて位置情報を導き出し、この位置情報を取得する位置情報取得装置を用いるようにしてもよい。
また、位置情報取得部480により取得された位置情報が、定期的または不定期に、ネットワーク110を介して位置情報管理サーバ140に送信され、第1無線通信装置400に関連付けられて記録される。
[設定情報の登録時における表示遷移例]
図7は、本技術の第1の実施の形態における第1無線通信装置400の表示部470に表示される表示画面例を示す図である。これらの各表示画面は、例えば、設定サーバ200から送信される各情報に基づいて表示される。
図7(a)には、設定サーバ200に設定情報を登録する際にログイン操作を行うためのログイン画面の一例(ログイン画面600)を示す。
ログイン画面600には、ユーザID入力領域601と、パスワード入力領域602と、キャンセルボタン603と、OKボタン604とが設けられている。
ユーザID入力領域601は、第1無線通信装置400のユーザが設定サーバ200を管理運営する会社との間で契約している設定情報登録サービスを利用するためのユーザIDを入力するための領域である。
パスワード入力領域602は、第1無線通信装置400のユーザが設定サーバ200を管理運営する会社との間で契約している設定情報登録サービスを利用するためのパスワードを入力するための領域である。すなわち、ユーザID入力領域601には、設定情報登録サービスのユーザIDが入力され、パスワード入力領域602には、設定情報登録サービスのパスワードが入力される。具体的には、ユーザID入力領域601には、図4に示すユーザID231に格納されている情報が入力され、パスワード入力領域602には、図4に示すパスワード232に格納されている情報が入力される。なお、パスワードについては、実際の画面ではセキュリティの観点から非表示となるため、図7では「****」で示す。
このように、ユーザID入力領域601およびパスワード入力領域602に各情報が入力され、OKボタン604が押下されると、設定情報を入力するための設定情報入力画面に遷移する。この表示例を図7(b)に示す。
また、それらの各情報の入力後にOKボタン604が押下されると、制御部430は、入力された各情報を含むログイン要求(図8に示す)を設定サーバ200に送信する。
なお、ユーザID入力領域601およびパスワード入力領域602に入力された内容をキャンセルする場合には、キャンセルボタン603を押下する。
図7(b)には、図7(a)に示すログイン画面600において、ユーザID入力領域601およびパスワード入力領域602に各情報が入力され、OKボタン604が押下された後に表示される表示画面例(設定情報入力画面610)を示す。
設定情報入力画面610には、種類入力領域611と、設定情報入力領域612、613と、名称入力領域614と、キャンセルボタン615と、OKボタン616とが設けられている。
種類入力領域611は、登録すべき設定情報のネットワークの種類を入力するための領域である。例えば、プルダウンボタンの押下によりネットワークを一覧表示させ、この一覧表示の中から、登録すべき設定情報のネットワークの種類を選択することができる。
設定情報入力領域612、613は、登録すべき設定情報を入力するための領域である。この設定情報は、種類入力領域611において選択されたネットワークの種類に応じて、入力領域が表示される。例えば、種類入力領域611において家庭内無線LANが選択された場合には、設定情報入力領域612、613として、SSIDおよびパスワード(KEY)を入力するための領域が表示される。
名称入力領域614は、各無線LANを識別するための名称を入力するための領域である。
このように、各入力領域に各情報が入力され、OKボタン616が押下されると、制御部430は、入力された各情報を含む登録情報(図8に示す)を設定サーバ200に送信する。そして、この登録情報が、図4に示す設定情報管理データベース230の登録情報235に格納される。
なお、各入力領域に入力された内容をキャンセルする場合には、キャンセルボタン615を押下する。
[設定情報の登録時における通信例]
図8は、本技術の第1の実施の形態における通信システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。図8では、ユーザが第1無線通信装置400を用いて設定情報を設定サーバ200に登録する例を示す。
また、上述したように、第1無線通信装置400は、3Gネットワーク、家庭内無線LANに対応しているものとする。また、図2に示すように、第1無線通信装置400は、3Gネットワークの契約認証情報401と、家庭内無線LANの設定情報402とを保持している。
最初に、ユーザによりログイン操作が行われる(701)。例えば、図7(a)に示すログイン画面600において、ユーザID入力領域601およびパスワード入力領域602に各情報が入力され、OKボタン604が押下されることにより、ログイン操作が行われる(701)。ログイン操作が行われた場合には(701)、ログイン要求が設定サーバ200に送信される(702、703)。このログイン要求には、ログイン操作に応じた各情報(例えば、ユーザID、パスワード、端末識別情報)が含まれる。なお、第1無線通信装置400は、3Gネットワークの契約認証情報および家庭内無線LANの設定情報を保持しているため、これらのうちの何れかを介してログイン要求が設定サーバ200に送信される(702、703)。
設定サーバ200がログイン要求を受信した場合には(703)、設定サーバ200の制御部220は、そのログイン要求を送信した第1無線通信装置400について認証処理を行う(704)。
具体的には、制御部220は、設定情報管理データベース230の各内容と、ログイン要求に含まれる各情報とを比較して認証処理を行う(704)。すなわち、設定情報管理データベース230のユーザID231、パスワード232および端末識別情報233と、ログイン要求に含まれるユーザID、パスワードおよび端末識別情報とのそれぞれが一致するか否かを判断する。そして、ユーザID、パスワードおよび端末識別情報のそれぞれが一致する場合には、認証が成功したと判断される。一方、ユーザID、パスワードおよび端末識別情報の少なくとも1つが一致しない場合には、認証が失敗したと判断される。このように、認証が失敗した場合には、その旨を第1無線通信装置400に送信して表示させ、再度のログイン操作を促すことができる。または、エラー通知を第1無線通信装置400に送信して表示させるようにしてもよい。このように、認証が失敗した場合には、設定情報の登録処理を終了する。
認証が成功した場合には、制御部220は、認証結果を第1無線通信装置400に送信する(705、706)。この認証結果には、設定情報入力画面(例えば、図7(b)に示す設定情報入力画面610)を表示させるための情報が含まれる。
第1無線通信装置400が認証結果を受信した場合には(706)、第1無線通信装置400の制御部430は、その認証結果に基づいて設定情報入力画面を表示部470に表示させる(707)。例えば、図7(b)に示す設定情報入力画面610が表示される(707)。
続いて、表示部470に表示されている設定情報入力画面において、ユーザによる設定情報入力操作が行われる(708)。例えば、図7(b)に示す設定情報入力画面610において、各入力領域に各情報が入力され、OKボタン616が押下される(708)。このように、設定情報入力画面において設定情報入力操作が行われた場合には(708)、第1無線通信装置400の制御部430は、その設定情報入力操作に応じた登録情報を、設定サーバ200に送信する(709、710)。ここで、設定情報入力操作に応じた登録情報には、例えば、種類、設定情報、名称、位置情報(例えば、設定情報に対応する無線LANの位置情報)が含まれる。
設定サーバ200が登録情報を受信した場合には(710)、設定サーバ200の制御部220は、その登録情報を設定情報管理データベース230に記録して登録する(711)。
[設定情報の取得時における表示遷移例]
図9および図10は、本技術の第1の実施の形態における第1無線通信装置400および第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す図である。
図9および図10では、第1無線通信装置400を用いて設定サーバ200に登録された設定情報を、第2無線通信装置500が取得する例を示す。なお、第2無線通信装置500の各構成については、第1無線通信装置400と略同様であるため、第2無線通信装置500の各部を説明する際には、第1無線通信装置400と同一の符号を用いて説明する。また、図9および図10に示す各表示画面は、例えば、設定サーバ200から送信される各情報に基づいて表示される。
図9(a)には、第1無線通信装置400の表示部470に表示される表示画面例を示す。具体的には、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスを許可するためのアクセス許可要求操作を行うための表示画面の一例(アクセス許可要求画面620)を示す。
アクセス許可要求画面620には、許可デバイス情報入力領域621と、キャンセルボタン622と、OKボタン623とが設けられている。
許可デバイス情報入力領域621は、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスを許可する無線通信装置(第2無線通信装置500)を特定するための情報(許可デバイス情報)を入力するための領域である。なお、本技術の第1の実施の形態では、許可デバイス情報として、電子メールアドレスを用いる例を示す。例えば、第2無線通信装置500の電子メールアドレスとして「▽○□@○▽.jp」が入力される。
ここで、許可デバイス情報入力領域621に電子メールアドレスが入力され、OKボタン623が押下されると、制御部430は、入力された電子メールアドレスを含むアクセス許可要求(図11に示す)を設定サーバ200に送信する。
なお、許可デバイス情報入力領域621に入力された内容をキャンセルする場合には、キャンセルボタン622を押下する。
なお、図9(a)では、第2無線通信装置500の電子メールアドレスをユーザが入力する例を示すが、第2無線通信装置500の電子メールアドレスが予め登録されている場合には、この電子メールアドレスを用いて入力操作を省略することができる。この場合には、例えば、図9(a)に示すアクセス許可要求画面620における許可デバイス情報入力領域621にその登録されている電子メールアドレスを表示させることができる。このため、ユーザは、その表示されている電子メールアドレスを確認後にOKボタン623の押下操作を行うのみでよい。
図9(b)には、第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す。具体的には、図9(a)に示すアクセス許可要求画面620において、許可デバイス情報入力領域621に電子メールアドレスが入力され、OKボタン623が押下された後に表示される表示画面例(アクセス情報通知画面630)を示す。
アクセス情報通知画面630には、アクセス許可元表示領域631と、アクセス情報表示領域632と、メニューへボタン633とが設けられている。
アクセス許可元表示領域631は、設定サーバ200に登録されている設定情報へのアクセスを許可したユーザに関する情報を表示する領域である。アクセス許可元表示領域631には、例えば、図4に示すユーザ名称234の内容が表示される。
アクセス情報表示領域632は、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスする際に用いられる情報を表示する領域である。例えば、設定サーバ200にアクセスするためのURL「http://△□△□△□△□」がアクセス情報として表示される。例えば、アクセス操作(例えば、アクセス情報表示領域632に表示されているURLの押下操作)を行うことにより、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスすることができる。
メニューへボタン633は、メニュー画面に遷移する際に押下されるボタンである。
図10には、第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す。具体的には、図9(b)に示すアクセス情報通知画面630において、アクセス操作(例えば、アクセス情報表示領域632に表示されているURLの押下操作)が行われた後に表示される表示画面例(設定情報取得通知画面635)を示す。
設定情報取得通知画面635には、設定情報表示領域636と、接続指示ボタン637と、メニューへボタン638とが設けられている。
設定情報表示領域636は、設定サーバ200から取得された設定情報に関する各情報を表示する領域である。設定情報表示領域636には、例えば、図4に示すユーザ名称234と、登録情報235の名称とが表示される。
接続指示ボタン637は、設定サーバ200から取得された設定情報を用いて接続処理を行う際に押下されるボタンである。
メニューへボタン638は、メニュー画面に遷移する際に押下されるボタンである。
[設定情報の取得時における通信例]
図11は、本技術の第1の実施の形態における通信システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。
図11では、第1無線通信装置400が保持している家庭内無線LANの設定情報(設定情報402)が設定サーバ200に登録されているものとする。また、図11では、ユーザが所有する第1無線通信装置400を操作して、ユーザの友人が所有する第2無線通信装置500が設定サーバ200に登録されている設定情報を取得する例を示す。
また、上述したように、第1無線通信装置400および第2無線通信装置500のそれぞれは、3Gネットワーク、家庭内無線LANに対応しているものとする。また、図2に示すように、第2無線通信装置500は、家庭内無線LANの設定情報を保持していないため、家庭内無線LANを利用することができない。
また、第1無線通信装置400のユーザは、第2無線通信装置500を所有する友人の電子メールアドレスを知っているか、または、その電子メールアドレスを第1無線通信装置400に登録しているものとする。
最初に、ユーザによりログイン操作が行われる(721)。例えば、ログイン画面(図7(a)に示すログイン画面600に相当する表示画面)において、ユーザIDおよびパスワードが入力され、OKボタンが押下されることにより、ログイン操作が行われる(721)。ログイン操作が行われた場合には(721)、ログイン要求が設定サーバ200に送信される(722、723)。このログイン要求は、設定サーバ200に登録されている設定情報(家庭内無線LANの設定情報)についてのアクセス許可を行うための要求であり、ログイン操作に応じた各情報(例えば、ユーザID、パスワード、端末識別情報)が含まれる。なお、第1無線通信装置400は、3Gネットワークの契約認証情報および家庭内無線LANの設定情報を保持しているため、これらのうちの何れかを介してログイン要求が設定サーバ200に送信される(722、723)。
設定サーバ200がログイン要求を受信した場合には(723)、設定サーバ200の制御部220は、そのログイン要求を送信した第1無線通信装置400について認証処理を行う(724)。
具体的には、制御部220は、設定情報管理データベース230の各内容と、ログイン要求に含まれる各情報とを比較して認証処理を行う(724)。なお、この認証処理については、図8に示す認証処理(704)と同様であるため、ここでの説明を省略する。
認証が成功した場合には、制御部220は、認証結果を第1無線通信装置400に送信する(725、726)。この認証結果には、設定情報入力画面(例えば、図9(a)に示すアクセス許可要求画面620)を表示させるための情報が含まれる。
第1無線通信装置400が認証結果を受信した場合には(726)、第1無線通信装置400の制御部430は、その認証結果に基づいてアクセス許可要求画面を表示部470に表示させる(727)。例えば、図9(a)に示すアクセス許可要求画面620が表示される(727)。
続いて、アクセス許可要求画面においてアクセスを許可する無線通信装置を指定するための許可デバイス情報入力操作が行われる(728)。例えば、図9(a)に示すアクセス許可要求画面620において、許可デバイス情報入力領域621に電子メールアドレスが入力され、OKボタン623が押下されることにより、許可デバイス情報入力操作が行われる(728)。許可デバイス情報入力操作が行われた場合には(728)、アクセス許可要求が設定サーバ200に送信される(729、730)。このアクセス許可要求は、設定サーバ200に登録されている設定情報へのアクセスを許可する無線通信装置へのアクセス情報の送信を要求するものであり、許可デバイス情報入力操作に応じた各情報(例えば、電子メールアドレス、端末識別情報)が含まれる。
設定サーバ200がアクセス許可要求を受信した場合には(730)、設定サーバ200の制御部220は、そのアクセス許可要求に含まれる許可デバイス情報に係る無線通信装置(第2無線通信装置500)にアクセス情報を送信する(731、732)。このアクセス情報は、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスするための情報であり、例えば、アクセス情報通知画面(例えば、図9(b)に示すアクセス情報通知画面630)を表示させるための情報が含まれる。また、例えば、そのアクセス許可要求に含まれる電子メールアドレスに基づいて、アクセス情報が電子メールとして送信される。なお、このアクセス情報に含まれるURLは、セキュリティの観点から、例えば、所定時間内(例えば、30分以内)のみ利用可能とすることができる。
第2無線通信装置500がアクセス情報を受信した場合には(732)、第2無線通信装置500の制御部430は、そのアクセス情報に基づいてアクセス情報通知画面を表示部470に表示させる(733)。例えば、図9(b)に示すアクセス情報通知画面630が表示される(727)。
続いて、アクセス情報通知画面において、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスするためのアクセス操作が行われる(734)。例えば、図9(b)に示すアクセス情報通知画面630において、アクセス情報表示領域632に表示されているURLの押下操作が行われることにより、アクセス操作が行われる(734)。アクセス操作が行われた場合には(734)、アクセス要求が設定サーバ200に送信される(735、736)。このアクセス要求は、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスして設定情報を取得するための要求であり、アクセス操作に応じた各情報(例えば、電子メールアドレス、端末識別情報)が含まれる。
設定サーバ200がアクセス要求を受信した場合には(736)、設定サーバ200の制御部220は、確認処理を行う(737)。例えば、制御部220は、アクセス情報を送信した無線通信装置の各情報(例えば、電子メールアドレス)と、アクセス要求に含まれる各情報(例えば、電子メールアドレス)とを比較して確認処理を行う(737)。そして、比較対象となる各情報のそれぞれが一致する場合には、設定情報にアクセス可能であると判定される。一方、比較対象となる各情報の少なくとも1つが一致しない場合には、設定情報にアクセス不可能であると判定される。
設定情報にアクセス可能であると判定された場合には、設定サーバ200の制御部220は、そのアクセス要求を送信した無線通信装置(第2無線通信装置500)に、設定情報を送信する(738、739)。この設定情報の送信先は、例えば、そのアクセス要求に含まれる各情報(例えば、電子メールアドレス、端末識別情報)により特定される。
第2無線通信装置500が設定情報を受信した場合には(739)、第2無線通信装置500の制御部430は、その設定情報を設定情報記憶部455に記憶させる(740)。続いて、第2無線通信装置500の制御部430は、その旨を表示部470に表示させる(741)。例えば、図10に示す設定情報取得通知画面635が表示される(741)。
また、設定情報取得通知画面635において、接続指示ボタン637の押下操作が行われた場合には(742)、第2無線通信装置500の制御部430は、その押下操作に対応する接続処理を行う(743)。すなわち、設定サーバ200から取得された設定情報を用いて、家庭内無線LANへの接続処理が行われる。
接続指示ボタン637の押下操作が行われない場合でも(742)、第2無線通信装置500の制御部430は、家庭内無線LANの初回接続時に、設定サーバ200から取得された設定情報を用いることができる。
このように、第1無線通信装置400は、アクセス情報を送信するための送信先情報(例えば、電子メールアドレス)をユーザ操作により受け付けた際に、その送信先情報を含むアクセス許可要求を設定サーバ200に送信する。また、設定サーバ200の制御部220は、そのアクセス許可要求に含まれる送信先情報に基づいて、第2無線通信装置500にアクセス情報を送信する。
また、第2無線通信装置500は、設定サーバ200から送信されたアクセス情報を用いたユーザ操作(設定情報を取得するためのユーザ操作)が受け付けられた場合に、設定サーバ200にアクセスする。そして、設定サーバ200の制御部220は、そのユーザ操作に応じてアクセスした第2無線通信装置500に設定情報を提供する。
このように、第2無線通信装置500は、比較的容易なアクセス操作(例えば、URLの押下操作)のみを行うことにより、設定情報を設定サーバ200から受信して保存することができる。
[設定情報の取得時における遷移例]
図12は、本技術の第1の実施の形態における第2無線通信装置500の設定情報の取得時における遷移例を模式的に示す図である。
図12(a)には、アクセス要求を送信する前における第2無線通信装置500の契約認証情報および設定情報の保持状態を示す。図12(b)には、設定サーバ200から設定情報(設定情報502)を取得した後における第2無線通信装置500の契約認証情報および設定情報の保持状態を示す。
図12(b)に示すように、設定サーバ200から設定情報を取得して保存した場合には、第2無線通信装置500は、3Gネットワーク、家庭内無線LANの何れについても利用することが可能となる。
[設定サーバの動作例]
図13は、本技術の第1の実施の形態における設定サーバ200による通信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
最初に、制御部220は、ログイン要求を受信したか否を判断し(ステップS901)、ログイン要求を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、ログイン要求を受信した場合には(ステップS901)、制御部220は、そのログイン要求を送信した無線通信装置について認証処理を行う(ステップS902)。そして、認証が成功した場合には(ステップS902)、制御部220は、その無線通信装置に認証結果を送信する(ステップS903)。
続いて、制御部220は、アクセス許可要求を受信したか否を判断し(ステップS904)、アクセス許可要求を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、アクセス許可要求を受信した場合には(ステップS904)、制御部220は、そのアクセス許可要求に含まれる許可デバイス情報に係る無線通信装置にアクセス情報を送信する(ステップS905)。
続いて、制御部220は、アクセス要求を受信したか否かを判断し(ステップS906)、アクセス要求を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、アクセス要求を受信した場合には(ステップS906)、制御部220は、確認処理を行う(ステップS907)。そして、設定情報にアクセス可能であると判定された場合には(ステップS907)、制御部220は、そのアクセス要求を送信した無線通信装置に設定情報を送信する(ステップS908)。なお、ステップS904は、特許請求の範囲に記載の受付手順の一例である。また、ステップS905乃至S908は、特許請求の範囲に記載の制御手順の一例である。
<2.第2の実施の形態>
本技術の第1の実施の形態では、電子メールアドレスを用いて設定情報の送信先を指定する例を示した。ここで、近年では、SNS(Social Networking Service)を利用して友人リストを登録する技術が広く普及している。このため、SNSを利用して設定情報の送信先を指定することも可能であると考えられる。
そこで、本技術の第2の実施の形態では、SNSを利用して設定情報の送信先を指定する例を示す。なお、本技術の第2の実施の形態における通信システムの構成については、図2等に示す例と略同様である。このため、本技術の第1の実施の形態と共通する部分については、同一の符号を付して、これらの説明の一部を省略する。
[設定情報の取得時における表示遷移例]
図14は、本技術の第2の実施の形態における第1無線通信装置400および第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す図である。
図14では、SNSを利用して設定サーバ200に登録された設定情報を第2無線通信装置500が取得する例を示す。また、図14(a)に示す表示画面は、例えば、設定サーバ200から送信される各情報に基づいて表示される。また、図14(b)に示す表示画面は、例えば、情報処理装置(SNS)300から送信される各情報に基づいて表示される。
図14(a)には、第1無線通信装置400の表示部470に表示される表示画面例を示す。具体的には、情報処理装置(SNS)300に登録されている友人リストを用いて、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスを許可するためのアクセス許可要求操作を行うための表示画面の一例(アクセス許可要求画面640)を示す。
アクセス許可要求画面640には、友人選択ボタン641、642と、キャンセルボタン643と、OKボタン644とが設けられている。
友人選択ボタン641、642は、設定サーバ200に登録されている設定情報へのアクセスを許可する無線通信装置(第2無線通信装置500)を選択するためのボタンである。例えば、情報処理装置(SNS)300に登録されている友人リスト(図5に示す友人リスト334)に対応するボタンが表示される。
例えば、友人選択ボタン641、642のうちから、設定情報にアクセスを許可する無線通信装置の友人のボタンが押下され、OKボタン644が押下される。この押下操作が行われると、制御部430は、押下されたボタンに対応する選択情報(図15に示す)を設定サーバ200に送信する。
なお、友人選択ボタン641、642の選択をキャンセルする場合には、キャンセルボタン643を押下する。
図14(b)には、第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す。具体的には、図14(a)に示すアクセス許可要求画面640において、設定情報にアクセスを許可する無線通信装置の友人のボタンが押下され、OKボタン644が押下された後に表示される表示画面例(アクセス情報通知画面650)を示す。
アクセス情報通知画面650には、アクセス許可元表示領域651と、アクセス情報表示領域652と、メニューへボタン653とが設けられている。
アクセス許可元表示領域651は、設定サーバ200に登録されている設定情報へのアクセスを許可したユーザに関する情報を表示する領域である。アクセス許可元表示領域651には、例えば、図5に示すユーザ名称333の内容が表示される。
アクセス情報表示領域652は、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスする際に用いられる情報を表示する領域である。例えば、設定サーバ200にアクセスするためのURL「http://△□△□△□△□」がアクセス情報として表示される。例えば、アクセス操作(例えば、アクセス情報表示領域652に表示されているURLの押下操作)を行うことにより、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスすることができる。
メニューへボタン653は、メニュー画面に遷移する際に押下されるボタンである。
[設定情報の取得時における通信例]
図15および図16は、本技術の第2の実施の形態における通信システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。
図15および図16では、第1無線通信装置400が保持している家庭内無線LANの設定情報(設定情報402)が設定サーバ200に登録されているものとする。また、図15および図16では、第1無線通信装置400を所有するユーザがSNSに登録されている友人リストを利用して、ユーザの友人が所有する第2無線通信装置500に、設定サーバ200に登録されている設定情報を取得させる例を示す。
また、上述したように、第1無線通信装置400および第2無線通信装置500のそれぞれは、3Gネットワーク、家庭内無線LANに対応しているものとする。また、図2に示すように、第2無線通信装置500は、家庭内無線LANの設定情報を保持していないため、家庭内無線LANを利用することができない。
また、第2無線通信装置500を所有する友人は、第1無線通信装置400を所有するユーザの友人(例えば、図5に示す友人リスト334の「ゲスト君」)として、情報処理装置(SNS)300の友人リストに登録されているものとする。
最初に、ユーザにより友人リスト取得要求操作が行われる(751)。例えば、ログイン画面において、ユーザIDおよびパスワード(設定サーバ200および情報処理装置(SNS)300のそれぞれのユーザIDおよびパスワード)が入力され、OKボタンが押下される。これにより、友人リスト取得要求操作が行われる(751)。友人リスト取得要求操作が行われた場合には(751)、友人リスト取得要求が設定サーバ200に送信される(752、753)。この友人リスト取得要求は、情報処理装置(SNS)300に登録されている友人リストを取得するための要求であり、友人リスト取得要求操作に応じた各情報(例えば、各ユーザID、各パスワード、端末識別情報)が含まれる。
設定サーバ200が友人リスト取得要求を受信した場合には(753)、設定サーバ200の制御部220は、その友人リスト取得要求を送信した第1無線通信装置400について認証処理を行う(754)。
具体的には、制御部220は、設定情報管理データベース230の各内容と、友人リスト取得要求に含まれる各情報とを比較して認証処理を行う(754)。なお、この認証処理については、図8に示す認証処理(704)と同様であるため、ここでの説明を省略する。
認証が成功した場合には、制御部220は、友人リスト取得要求を情報処理装置(SNS)300に送信する(755、756)。この友人リスト取得要求は、情報処理装置(SNS)300に登録されている友人リストを取得するための要求であり、友人リスト取得要求操作に応じた各情報(例えば、情報処理装置(SNS)300のユーザIDおよびパスワード)が含まれる。
情報処理装置(SNS)300が友人リスト取得要求を受信した場合には(756)、情報処理装置(SNS)300の制御部320は、その友人リスト取得要求を送信した第1無線通信装置400のユーザについて認証処理を行う(757)。
具体的には、制御部320は、友人リスト管理データベース330の各内容と、友人リスト取得要求に含まれる各情報とを比較して認証処理を行う(757)。例えば、友人リスト管理データベース330のユーザID331およびパスワード332と、友人リスト取得要求に含まれるユーザIDおよびパスワードとのそれぞれが一致するか否かに基づいて認証処理が行われる。なお、認証が失敗した場合には、その旨を設定サーバ200に送信して、再度のログイン操作を促すことができる。または、エラー通知を設定サーバ200に送信して、その旨を第1無線通信装置400に表示させるようにしてもよい。このように、認証が失敗した場合には、設定情報の取得処理を終了する。
認証が成功した場合には、情報処理装置(SNS)300の制御部320は、友人リスト情報(例えば、図5に示す友人リスト334の内容)を設定サーバ200に送信する(758、759)。設定サーバ200が友人リスト情報を受信した場合には(759)、設定サーバ200の制御部220は、それに対応する友人リスト情報を第1無線通信装置400に送信する(760、761)。この友人リスト情報には、アクセス許可要求画面(例えば、図14(a)に示すアクセス許可要求画面640)を表示させるための情報が含まれる。
第1無線通信装置400が友人リスト情報を受信した場合には(761)、第1無線通信装置400の制御部430は、その友人リスト情報に基づいてアクセス許可要求画面を表示部470に表示させる(762)。例えば、図14(a)に示すアクセス許可要求画面640が表示される(762)。
続いて、アクセス許可要求画面においてアクセスを許可する無線通信装置を選択する選択操作が行われる(763)。例えば、図14(a)に示すアクセス許可要求画面640において、友人選択ボタン641、642のうちの所望のボタンが押下され、OKボタン644が押下されることにより、選択操作が行われる(763)。選択操作が行われた場合には(763)、選択情報が設定サーバ200に送信される(764、765)。この選択情報は、設定サーバ200に登録されている設定情報へのアクセスを許可する無線通信装置にアクセス情報の送信を要求するための情報であり、選択操作に応じた各情報(例えば、電子メールアドレス)が含まれる。
設定サーバ200が選択情報を受信した場合には(765)、設定サーバ200の制御部220は、その選択情報に係る無線通信装置にメッセージを送信するためのメッセージ送信要求を情報処理装置(SNS)300に送信する(766、767)。このメッセージ送信要求には、メッセージを送信する無線通信装置を特定するための情報(例えば、電子メールアドレス)と、設定情報を取得するためのアクセス情報(例えば、URL)とが含まれる。なお、このアクセス情報に含まれるURLは、セキュリティの観点から、例えば、所定時間内(例えば、30分以内)のみ利用可能とすることができる。
情報処理装置(SNS)300がメッセージ送信要求を受信した場合には(767)、情報処理装置(SNS)300の制御部320は、そのメッセージ送信要求に係る無線通信装置(第2無線通信装置500)にメッセージ情報を送信する(768、769)。このメッセージ情報は、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスするための情報であり、例えば、アクセス情報通知画面(例えば、図14(b)に示すアクセス情報通知画面650)を表示させるための情報が含まれる。また、例えば、そのメッセージ送信要求に含まれる電子メールアドレスに基づいて、メッセージ情報が電子メールとして送信される。
第2無線通信装置500がメッセージ情報を受信した場合には(769)、第2無線通信装置500の制御部430は、そのメッセージ情報に基づいてアクセス情報通知画面を表示部470に表示させる(770)。例えば、図14(b)に示すアクセス情報通知画面650が表示される(770)。
なお、図16に示す各処理(771乃至780)は、図11に示す各処理(734乃至743)に対応する。このため、ここでの詳細な説明を省略する。
このように、設定サーバ200の制御部220は、選択情報を第1無線通信装置400から受け付けた場合には、設定サーバ200にアクセスするためのメッセージ情報の第2無線通信装置500への送信を情報処理装置(SNS)300に要求する。なお、情報処理装置(SNS)300は、第1無線通信装置400のユーザと第2無線通信装置500のユーザとに関連する複数のユーザに関するユーザ情報を管理する管理装置の一例である。
このように、ソーシャルネットワークサービス(SNS)と連携することにより、来訪者の特定を容易に、かつ、確実に行うことができる。また、第2無線通信装置500は、ソーシャルネットワークサービスを利用して設定情報を設定サーバ200から受信して保存することができる。
[設定サーバの動作例]
図17は、本技術の第2の実施の形態における設定サーバ200による通信処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
最初に、制御部220は、友人リスト取得要求を受信したか否を判断し(ステップS921)、友人リスト取得要求を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、友人リスト取得要求を受信した場合には(ステップS921)、制御部220は、その友人リスト取得要求を送信した無線通信装置について認証処理を行う(ステップS922)。そして、認証が成功した場合には(ステップS922)、制御部220は、情報処理装置(SNS)300に友人リスト取得要求を送信する(ステップS923)。
続いて、制御部220は、友人リスト情報を受信したか否を判断し(ステップS924)、友人リスト情報を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、友人リスト情報を受信した場合には(ステップS924)、制御部220は、その友人リスト取得要求を送信した無線通信装置に、友人リスト情報を送信する(ステップS925)。
続いて、制御部220は、選択情報を受信したか否を判断し(ステップS926)、選択情報を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、選択情報を受信した場合には(ステップS926)、制御部220は、情報処理装置(SNS)300にメッセージ送信要求を送信する(ステップS927)。
続いて、制御部220は、アクセス要求を受信したか否かを判断し(ステップS928)、アクセス要求を受信していない場合には、監視を継続して行う。一方、アクセス要求を受信した場合には(ステップS928)、制御部220は、確認処理を行う(ステップS929)。そして、設定情報にアクセス可能であると判定された場合には(ステップS929)、制御部220は、そのアクセス要求を送信した無線通信装置に設定情報を送信する(ステップS930)。
<3.第3の実施の形態>
本技術の第1および第2の実施の形態では、ホスト側のユーザ操作に基づいて設定情報を取得する例を示した。ここで、位置情報を用いて設定情報を取得することも想定される。
そこで、本技術の第3の実施の形態では、位置情報を用いて設定情報を取得する例を示す。なお、本技術の第3の実施の形態における通信システムの構成については、図2等に示す例と略同様である。このため、本技術の第1の実施の形態と共通する部分については、同一の符号を付して、これらの説明の一部を省略する。
[設定情報の取得時における表示遷移例]
図18は、本技術の第3の実施の形態における第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す図である。
図18では、位置情報を利用して設定サーバ200に登録された設定情報を、第2無線通信装置500のみを用いて取得する例を示す。また、図18に示す各表示画面は、例えば、設定サーバ200から送信される各情報に基づいて表示される。
図18(a)には、第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す。具体的には、設定サーバ200に登録されている設定情報にアクセスを許可するためのアクセス許可要求操作を行うための表示画面の一例(アクセス許可要求画面660)を示す。
アクセス許可要求画面660には、無線LAN選択ボタン661乃至663と、キャンセルボタン664と、OKボタン665とが設けられている。
無線LAN選択ボタン661乃至663は、設定サーバ200に登録されている設定情報に対応する無線LANを選択するためのボタンである。例えば、設定サーバ200に登録されている設定情報に対応する名称が付されたボタンが表示される。ここで、無線LAN選択ボタン661乃至663は、例えば、第1無線通信装置400におけるユーザ操作(取得許可操作)に基づいて表示させるようにしてもよく、
ここで、無線LAN選択ボタン661乃至663のうちから、使用する無線LANに対応するボタンが押下され、OKボタン665が押下されると、制御部430は、押下されたボタンに対応するアクセス許可要求(図19に示す)を設定サーバ200に送信する。
なお、無線LAN選択ボタン661乃至663の選択をキャンセルする場合には、キャンセルボタン664を押下する。
図18(b)には、第2無線通信装置500の表示部470に表示される表示画面例を示す。具体的には、図18(a)に示すアクセス許可要求画面660において、使用する無線LANに対応するボタンが押下され、OKボタン665が押下された後に、所定条件を満たす場合に表示される表示画面例(設定情報取得通知画面670)を示す。ここで、所定条件を満たす場合は、第2無線通信装置500が存在する位置が、選択された無線LANに対応する設定情報を用いた無線通信が可能なエリア(選択された無線LANのエリア)に含まれる場合である。
設定情報取得通知画面670には、設定情報表示領域671と、接続指示ボタン672と、メニューへボタン673とが設けられている。
設定情報表示領域671は、設定サーバ200から取得された設定情報に関する各情報を表示する領域である。
接続指示ボタン672は、設定サーバ200から取得された設定情報を用いて接続処理を行う際に押下されるボタンである。
メニューへボタン673は、メニュー画面に遷移する際に押下されるボタンである。
[設定情報の取得時における通信例]
図19は、本技術の第3の実施の形態における通信システム100を構成する各装置間における通信処理例を示すシーケンスチャートである。
図19では、第1無線通信装置400が保持している家庭内無線LANの設定情報(設定情報402)が設定サーバ200に登録されているものとする。また、図19では、位置情報管理サーバ140により管理されている位置情報を用いて、設定サーバ200に登録されている設定情報を第2無線通信装置500が取得する例を示す。
また、上述したように、第2無線通信装置500は、3Gネットワーク、家庭内無線LANに対応しているものとする。また、図2に示すように、第2無線通信装置500は、家庭内無線LANの設定情報も保持していないため、家庭内無線LANを利用することができない。
また、第2無線通信装置500を所有するユーザは、第1無線通信装置400を所有するユーザの許可を得て、図18(a)に示すアクセス許可要求画面660を表示することが可能であるものとする。
最初に、ユーザによりアクセス許可要求操作が行われる(791)。例えば、図18(a)に示すアクセス許可要求画面660において、無線LAN選択ボタン661乃至663のうちから、使用する無線LANに対応するボタンが押下され、OKボタン665が押下される。これにより、アクセス許可要求操作が行われる(791)。アクセス許可要求操作が行われた場合には(791)、アクセス許可要求が設定サーバ200に送信される(792、793)。このアクセス許可要求は、使用可能な場所に到達した際に、設定サーバ200に登録されている設定情報の取得を要求するものであり、アクセス許可要求操作に応じた各情報(例えば、端末識別情報)が含まれる。
設定サーバ200がアクセス許可要求を受信した場合には(793)、設定サーバ200の制御部220は、そのアクセス許可要求に係るデバイス位置情報要求を位置情報管理サーバ140に送信する(794、795)。このデバイス位置情報要求は、そのアクセス許可要求を送信した第2無線通信装置500に関する位置情報を要求するものであり、例えば、そのアクセス許可要求を送信した第2無線通信装置500に関する各情報(例えば、端末識別情報)が含まれる。
デバイス位置情報要求を受信した場合には(795)、位置情報管理サーバ140は、そのデバイス位置情報要求に係る無線通信装置(第2無線通信装置500)に関連付けて記憶されている位置情報を取得する(796)。続いて、位置情報管理サーバ140は、その取得された位置情報(第2無線通信装置500に関する位置情報)を設定サーバ200に送信する(797、798)。
設定サーバ200が位置情報を受信した場合には(798)、設定サーバ200の制御部220は、その位置情報に基づいて判定処理を行う(799)。例えば、アクセス許可要求を送信した無線通信装置が、アクセス許可要求に係る無線LAN(アクセス許可要求操作により選択された無線LAN)の位置を基準として所定範囲内に存在するか否かが判定される(799)。アクセス許可要求を送信した無線通信装置が、アクセス許可要求に係る無線LANの位置を基準として所定範囲内に存在する場合には、設定サーバ200の制御部220は、そのアクセス許可要求を送信した無線通信装置に設定情報を送信する(800、801)。この場合には、アクセス許可要求に係る無線LANの設定情報が送信される。
第2無線通信装置500が設定情報を受信した場合には(801)、第2無線通信装置500の制御部430は、その設定情報を設定情報記憶部455に記憶させる(802)。続いて、第2無線通信装置500の制御部430は、その旨を表示部470に表示させる(803)。例えば、図19(b)に示す設定情報取得通知画面670が表示される(803)。
なお、アクセス許可要求を送信した無線通信装置が、アクセス許可要求に係る無線LANの位置を基準として所定範囲内に存在しない場合には、設定サーバ200の制御部220は、定期的または不定期に判定処理を繰り返し行う(799)。そして、アクセス許可要求を送信した無線通信装置が、アクセス許可要求に係る無線LANの位置を基準として所定範囲内に達した際に、そのアクセス許可要求を送信した無線通信装置(第2無線通信装置500)に設定情報が送信される(800、801)。
なお、図19に示す各処理(804、805)は、図11に示す各処理(742、743)に対応する。このため、ここでの詳細な説明を省略する。
このように、設定サーバ200の制御部220は、アクセス許可要求を第2無線通信装置500から受け付けた場合には、第2無線通信装置500に関する位置情報が所定条件を満たすことを条件に、設定情報を第2無線通信装置500に提供する。例えば、制御部220は、その位置情報により特定される第2無線通信装置500が存在する位置が、その設定情報を用いた無線通信が可能なエリアに含まれる場合に、所定条件を満たすと判断する。
このように、第2無線通信装置500は、選択された無線LANを使用可能な場所に移動した直後に、設定情報を設定サーバ200から受信して保存することができる。そして、その場所において、無線LANを迅速に使用することができる。
なお、本技術の第3の実施の形態では、位置情報管理サーバ140により管理されている位置情報を用いて判定処理(799)を行う例を示したが、第2無線通信装置500により取得された位置情報を用いるようにしてもよい。例えば、第2無線通信装置500は、位置情報取得部480により取得された位置情報をアクセス許可要求に含めて送信する(792、793)。そして、設定サーバ200は、アクセス許可要求に含まれる位置情報を用いて判定処理(799)を行う。この場合には、設定サーバ200および位置情報管理サーバ140間のやりとり(794乃至798)を省略することができる。
このように、本技術の実施の形態によれば、無線LANの新規ユーザ(例えば、ゲスト、友人)への使用許可を容易に行うことができる。例えば、来訪者が所有する無線通信装置を用いて自宅の家庭内無線LANを使用する場合には、少ない設定作業で自宅の家庭内無線LANを迅速に使用することができる。すなわち、無線LANを新たに使用するユーザが、無線通信を容易に利用することができる。
なお、本技術の実施の形態では、設定情報の管理と、ユーザ情報の管理とを異なる情報処理装置(設定サーバ200、情報処理装置(SNS)300)により行う例を示した。ただし、これらの管理を一体の情報処理装置(または、情報処理システム)が行う場合についても、本技術の実施の形態を適用することができる。また、これらの情報処理装置が備える各部(例えば、制御部220、320)を複数の装置により構成する情報処理システムについても本技術の実施の形態を適用することができる。
また、携帯型の無線通信装置(例えば、データ通信専用端末装置)や、固定型の無線通信装置に本技術の実施の形態を適用することができる。例えば、自動販売機のデータ収集を目的とする無線通信装置、エレベータ、自動車、電子機器(例えば、家電製品、ゲーム機、デジタルフォトフレーム)に搭載されている無線通信装置に本技術の実施の形態を適用することができる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
また、上述の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標))等を用いることができる。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1) 無線通信を利用して所定のネットワークに接続する際における認証に用いられる情報であって第1無線通信装置に保持されている設定情報を管理する管理部と、
前記設定情報の要求を受け付けた際に前記要求に基づいて第2無線通信装置に前記設定情報を接続可能な通信経路を利用して提供するための制御を行う制御部と
を具備する情報処理装置。
(2) 前記制御部は、前記要求を前記第1無線通信装置から受け付けた場合には、前記第2無線通信装置に前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス情報を送信して前記アクセス情報に応じてアクセスした前記第2無線通信装置に前記設定情報を提供する前記(1)に記載の情報処理装置。
(3) 前記第1無線通信装置は、前記アクセス情報を送信するための送信先情報をユーザ操作により受け付けた際に前記送信先情報を含む前記要求を前記情報処理装置に送信し、
前記制御部は、前記要求に含まれる前記送信先情報に基づいて前記第2無線通信装置に前記アクセス情報を送信する
前記(2)に記載の情報処理装置。
(4) 前記第2無線通信装置は、前記情報処理装置から送信されたアクセス情報を用いた前記設定情報を取得するためのユーザ操作が受け付けられた場合に前記情報処理装置にアクセスし、
前記制御部は、前記ユーザ操作に応じてアクセスした前記第2無線通信装置に前記設定情報を提供する
前記(2)または(3)に記載の情報処理装置。
(5) 前記制御部は、前記要求を前記第1無線通信装置から受け付けた場合には、前記第1無線通信装置のユーザと前記第2無線通信装置のユーザとに関連する複数のユーザに関するユーザ情報を管理する管理装置に、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス情報の前記第2無線通信装置への送信を要求する前記(1)に記載の情報処理装置。
(6) 前記管理装置は、会員制サービスに関する情報を前記ユーザ情報として管理する前記(5)に記載の情報処理装置。
(7) 前記制御部は、前記要求を前記第2無線通信装置から受け付けた場合には、前記第2無線通信装置に関する位置情報が所定条件を満たすことを条件に前記設定情報を前記第2無線通信装置に提供する前記(1)に記載の情報処理装置。
(8) 前記制御部は、前記位置情報により特定される前記第2無線通信装置が存在する位置が、前記設定情報を用いた無線通信が可能なエリアに含まれる場合に、前記所定条件を満たすと判断する前記(7)に記載の情報処理装置。
(9) 前記設定情報は、無線LANを利用して前記ネットワークに接続する際における認証に用いられる情報である前記(1)から(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10) 前記管理部は、前記第1無線通信装置からの要求に応じて前記設定情報を登録するデータベースである前記(1)から(9)のいずれかに記載の情報処理装置。
(11) 前記管理部は、前記第1無線通信装置のユーザ毎に1または複数の前記設定情報を登録するデータベースである前記(1)から(10)のいずれかに記載の情報処理装置。
(12) 無線通信を利用して所定のネットワークに接続する際における認証に用いられる設定情報を保持する第1無線通信装置と、
前記設定情報を管理する管理部と、前記設定情報の要求を受け付けた際に前記要求に基づいて前記設定情報を第2無線通信装置に提供するための制御を行う制御部とを備える情報処理装置と、
接続可能な通信経路を利用して前記設定情報を前記情報処理装置から受信して保存する第2無線通信装置と
を具備する通信システム。
(13) 無線通信を利用して所定のネットワークに接続する際における認証に用いられる情報であって第1無線通信装置に保持されている設定情報の要求を前記第1無線通信装置から受け付ける受付手順と、
前記設定情報の要求が受け付けられた場合に、前記設定情報を管理する管理部に管理されている前記設定情報を第2無線通信装置に提供するための制御を行う制御手順と
を具備する情報処理方法。
50、60 無線通信装置
100 通信システム
110 ネットワーク
120 通信制御装置
121 基地局
130 ルータ(家庭内無線LAN)
131 アクセスポイント
140 位置情報管理サーバ
200 設定サーバ
210 通信部
220 制御部
230 設定情報管理データベース
300 情報処理装置(SNS)
310 通信部
320 制御部
330 友人リスト管理データベース
400 第1無線通信装置
410 通信部
411 アンテナ
412 アンテナ共用部
413 復調部
414 変調部
420 無線LAN通信部
421 アンテナ
422 アンテナ共用部
423 復調部
424 変調部
430 制御部
431 バス
440 メモリ
450 契約認証情報記憶部
455 設定情報記憶部
460 操作部
470 表示部
480 位置情報取得部
491 マイクロフォン
492 スピーカ
500 第2無線通信装置

Claims (13)

  1. 無線通信を利用して所定のネットワークに接続する際における認証に用いられる情報であって第1無線通信装置に保持されている設定情報を管理する管理部と、
    前記設定情報の要求を受け付けた際に前記要求に基づいて第2無線通信装置に前記設定情報を接続可能な通信経路を利用して提供するための制御を行う制御部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記要求を前記第1無線通信装置から受け付けた場合には、前記第2無線通信装置に前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス情報を送信して前記アクセス情報に応じてアクセスした前記第2無線通信装置に前記設定情報を提供する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第1無線通信装置は、前記アクセス情報を送信するための送信先情報をユーザ操作により受け付けた際に前記送信先情報を含む前記要求を前記情報処理装置に送信し、
    前記制御部は、前記要求に含まれる前記送信先情報に基づいて前記第2無線通信装置に前記アクセス情報を送信する
    請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記第2無線通信装置は、前記情報処理装置から送信されたアクセス情報を用いた前記設定情報を取得するためのユーザ操作が受け付けられた場合に前記情報処理装置にアクセスし、
    前記制御部は、前記ユーザ操作に応じてアクセスした前記第2無線通信装置に前記設定情報を提供する
    請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記要求を前記第1無線通信装置から受け付けた場合には、前記第1無線通信装置のユーザと前記第2無線通信装置のユーザとに関連する複数のユーザに関するユーザ情報を管理する管理装置に、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス情報の前記第2無線通信装置への送信を要求する請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記管理装置は、会員制サービスに関する情報を前記ユーザ情報として管理する請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記要求を前記第2無線通信装置から受け付けた場合には、前記第2無線通信装置に関する位置情報が所定条件を満たすことを条件に前記設定情報を前記第2無線通信装置に提供する請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記位置情報により特定される前記第2無線通信装置が存在する位置が、前記設定情報を用いた無線通信が可能なエリアに含まれる場合に、前記所定条件を満たすと判断する請求項7記載の情報処理装置。
  9. 前記設定情報は、無線LANを利用して前記ネットワークに接続する際における認証に用いられる情報である請求項1記載の情報処理装置。
  10. 前記管理部は、前記第1無線通信装置からの要求に応じて前記設定情報を登録するデータベースである請求項1記載の情報処理装置。
  11. 前記管理部は、前記第1無線通信装置のユーザ毎に1または複数の前記設定情報を登録するデータベースである請求項1記載の情報処理装置。
  12. 無線通信を利用して所定のネットワークに接続する際における認証に用いられる設定情報を保持する第1無線通信装置と、
    前記設定情報を管理する管理部と、前記設定情報の要求を受け付けた際に前記要求に基づいて前記設定情報を第2無線通信装置に提供するための制御を行う制御部とを備える情報処理装置と、
    接続可能な通信経路を利用して前記設定情報を前記情報処理装置から受信して保存する第2無線通信装置と
    を具備する通信システム。
  13. 無線通信を利用して所定のネットワークに接続する際における認証に用いられる情報であって第1無線通信装置に保持されている設定情報の要求を前記第1無線通信装置から受け付ける受付手順と、
    前記設定情報の要求が受け付けられた場合に、前記設定情報を管理する管理部に管理されている前記設定情報を第2無線通信装置に提供するための制御を行う制御手順と
    を具備する情報処理方法。
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