JP2013211144A - 蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】感熱変形部を用いた電極端子の破断を好適に行うことができる蓄電装置を提供すること。
【解決手段】蓄電装置としての二次電池10は、電極組立体14と当該電極組立体14を収容するケース11と、電極組立体14の電力をケース11外に取り出すための正極電極端子41とを備えている。ここで、正極電極端子41を構成する正極ボルト51の軸部52には、形状回復温度となった場合に当該軸部52の軸線方向に伸びる感熱変形部材63が取り付けられている。感熱変形部材63が伸びた場合、その伸張力は感熱変形部材63の軸線方向の両側に設けられた各ナット61,62を介して、軸部52に伝わり、軸部52が引きちぎられる。
【選択図】図3
【解決手段】蓄電装置としての二次電池10は、電極組立体14と当該電極組立体14を収容するケース11と、電極組立体14の電力をケース11外に取り出すための正極電極端子41とを備えている。ここで、正極電極端子41を構成する正極ボルト51の軸部52には、形状回復温度となった場合に当該軸部52の軸線方向に伸びる感熱変形部材63が取り付けられている。感熱変形部材63が伸びた場合、その伸張力は感熱変形部材63の軸線方向の両側に設けられた各ナット61,62を介して、軸部52に伝わり、軸部52が引きちぎられる。
【選択図】図3
Description
本発明は、蓄電装置に関する。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、走行用モータへの供給電力を蓄える蓄電装置としての二次電池が搭載されている。二次電池は、例えば蓄電可能な電極組立体と、当該電極組立体が収容されるケースと、電極組立体の電力を当該ケース外に取り出すための電極端子とを備えている。また、二次電池は、電極端子に過度な電流が流れて、二次電池の温度が許容範囲を超えることを抑制するべく、熱に反応して電極端子を破断する構成を備えている場合がある。当該構成としては、例えば、特許文献1には、電極組立体を収容するケース内の温度が予め定められた作動温度以上となった場合に変形する感熱変形部を設け、当該感熱変形部の変形に係る力を回転せん断力として用いて、電極端子(溶接箇所)をねじ切ることが記載されている。
しかしながら、上記のように電極端子をねじ切る構成では、ねじ切られた箇所が物理的に離間していないため、当該箇所が接触し、導通してしまうおそれがある。このため、感熱変形部を用いた電極端子の破断には未だ改善の余地がある。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、感熱変形部を用いた電極端子の破断を好適に行うことができる蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電極組立体と、前記電極組立体を収容するケースと、前記ケースに支持され、前記電極組立体の電力を前記ケース外に取り出すための電極端子と、前記電極端子を破断する破断手段と、を備え、前記破断手段は、前記電極端子の電流経路に沿って伸張可能な感熱変形部と、前記電極端子に一体化されているとともに、前記感熱変形部の少なくとも一部を前記電流経路方向の両側から挟む受圧部と、を備えていることを特徴とする。
かかる発明によれば、感熱変形部に所定の熱が付与された場合、感熱変形部が電流経路方向に伸びる。その伸張力は、電極端子に一体化されている受圧部に付与される。これにより、受圧部を介して、電極端子に引張力が付与される。そして、当該引張力によって、電極端子が電流経路方向に引きちぎれて破断されることとなる。これにより、電極端子の破断箇所が、電流経路方向に離間して配置されることとなる。よって、破断箇所が接触することを抑制することができる。したがって、破断手段による破断が行われたにも関わらず、電極端子が導通するという事態を回避することができる。
請求項2に記載の発明は、前記感熱変形部と前記受圧部との間には絶縁部が設けられていることを特徴とする。かかる発明によれば、絶縁部によって、感熱変形部と受圧部との導通が規制されている。これにより、これらを介して、破断された電極端子同士が導通することが規制されている。よって、感熱変形部が金属等の導電性部材で形成されている場合あっても、感熱変形部及び受圧部を介して電極端子が導通されないようにすることができる。
請求項3に記載の発明は、前記感熱変形部は、前記電極端子に対して直接的に又は間接的に接触した状態で取り付けられていることを特徴とする。かかる発明によれば、接触箇所を介して、電極端子の熱が感熱変形部に伝わり易い。これにより、感熱変形部としては、電極端子の温度変化に対して敏感に反応することができる。
請求項4に記載の発明は、前記電極端子は、前記ケースを貫通する軸部を備え、前記感熱変形部は、前記軸部の外周の少なくとも一部を囲んでいることを特徴とする。かかる発明によれば、感熱変形部が軸部の外周の少なくとも一部を囲んでいることにより、感熱変形部が伸びた場合の感熱変形部と受圧部との接触面積を広くすることができる。これにより、感熱変形部の伸張力を受圧部に好適に伝えることができ、電極端子に付与される引張力を高めることができる。よって、電極端子の破断を、より好適に行うことができる。
請求項5に記載の発明は、前記電極端子には前記受圧部としてのねじ部が形成されており、前記感熱変形部が前記ねじ部に螺合されていることを特徴とする。かかる発明によれば、感熱変形部がねじ部に螺合されているため、感熱変形部が変形した場合の伸張力が、螺合箇所を介して電極端子に直接付与される。これにより、電極端子に対して付与される引張力を高めることができる。
請求項6に記載の発明は、前記感熱変形部は、前記ケース外に設けられていることを特徴とする。かかる発明によれば、ケース内に感熱変形部の設置スペース及び感熱変形部の変形可能なスペースを確保する必要がない。これにより、感熱変形部のためのスペースを、他のスペース、例えば電極組立体の設置スペース等に利用することができる。よって、ケース内のスペースの有効活用を図ることができる。また、ケースを開放することなく、感熱変形部が変形したか否かを確認することができるため、目視の検査を容易に行うことができる。
請求項7に記載の発明は、前記感熱変形部は、当該感熱変形部の伸びる方向の一端部が前記ケースと対向するように配置されていることを特徴とする。かかる発明によれば、ケースが受圧部として機能する。これにより、既存の構成を用いて、感熱変形部による電極端子の破断を好適に行うことができる。
請求項8に記載の発明は、前記蓄電装置は二次電池であることを特徴とする。
この発明によれば、感熱変形部を用いた電極端子の破断を好適に行うことができる。
以下、本発明に係る蓄電装置の一実施形態について図1〜図3を用いて説明する。本蓄電装置は、車両(自動車及び産業用車両)に複数搭載されており、車両に搭載された走行用モータ(電動機)を駆動するのに用いられる。なお、図3においては、電極組立体14を正面図で示す。
蓄電装置としての二次電池10はリチウムイオン二次電池であり、図1に示すように、その外郭を構成する金属製のケース11を備えている。ケース11は、四角箱状の容器12と、容器12の開口部分を塞ぐ矩形平板状の蓋13とからなる。このため、二次電池10は、その外郭が角型をなしている。
ケース11には、電極組立体14及び電解質(図示略)が収容されている。電極組立体14は、図2に示すように、正極帯21及び負極帯22がセパレータ23を挟んで重ね合わせた状態で捲回されて構成されている。正極帯21は、正極金属箔(例えばアルミニウム)21aと、当該正極金属箔21aの両面に塗布(形成)された正極活物質層21bとを備えている。負極帯22は、負極金属箔(例えば銅箔)22aと、当該負極金属箔22aの両面に塗布された負極活物質層22bとを備えている。
正極帯21において幅方向の一端部側には、正極活物質層21bが塗布されていない正極集電タブ31が形成されている。正極集電タブ31は、正極帯21の長辺方向に沿うとともに正極帯21の幅方向に幅を有している。また、負極帯22において正極帯21の正極集電タブ31が設けられている側とは反対側には、負極活物質層22bが塗布されていない負極集電タブ32が形成されている。負極集電タブ32は、負極帯22の長辺方向に沿うとともに負極帯22の幅方向に幅を有している。電極組立体14は、セパレータ23に対して各集電タブ31,32が突出するように、各電極帯21,22を幅方向にずらした状態で捲回されている。これにより、電極組立体14の捲回軸方向の両側に各集電タブ31,32が集合する。正極集電タブ31は、上記集合した正極集電タブ31を、内側に空間が形成されるように圧縮することにより、図1に示すように、内側空間が形成されたトラック形状をなしている。負極集電タブ32についても同様である。
図1に示すように、二次電池10は、電極組立体14の電力を前記ケース11外に取り出すための正極電極端子41及び負極電極端子42を備えている。各電極端子41,42はケース11に支持されている。各電極端子41,42は、極性及び材質等が異なる点を除いて、同一の構成であるため、正極電極端子41について説明し、負極電極端子42の説明は省略する。
図3に示すように、正極電極端子41は、ねじ溝(ねじ山)が形成された軸部52(受圧部としてのねじ部)及び頭部53から構成された正極ボルト51と、当該正極ボルト51及び正極集電タブ31を接続する正極プレート54を備えている。これら正極ボルト51及び正極プレート54は同一材料で形成されており、例えば正極集電タブ31と同じアルミニウムで形成されている。正極プレート54は、矩形板状に形成されたものを折り曲げることによって形成されている。図1に示すように、正極プレート54の一端部は正極集電タブ31の内側空間に収容されており、当該正極集電タブ31の内側面と溶接されている。
また、図3に示すように、正極プレート54の他端部は正極ボルト51と溶接されている。具体的には、正極ボルト51は、蓋13に形成された貫通孔13aに挿通され、ケース11の内外に跨った状態(ケース11に貫通した状態)で固定(支持)されている。詳細には、軸部52はケース11外に突出し、頭部53の一部はケース11内に突出している。そして、頭部53の突出部分には、頭部53よりも拡径された拡径部53aが形成されている。また、正極プレート54には、頭部53における拡径部53aよりも先端側にある先端部53bが挿通可能な取付孔54aが形成されている。正極プレート54と正極ボルト51とは、上記先端部53bが取付孔54aに挿通され且つ拡径部53aが正極プレート54と当接している状態で、その当接箇所が溶接されることによって一体化されている。これにより、ケース11外にある軸部52から、電極組立体14の電力を取り出すこと(放電)ができるとともに、逆に軸部52から電力を供給することにより、電極組立体14の充電を行うことができる。
ちなみに、貫通孔13aは頭部53よりも大きく形成されている。このため、頭部53と貫通孔13aの内周面との間には所定の隙間が形成されている。そして、その隙間には、絶縁性部材(例えば樹脂)で形成されたホルダ55が嵌め込まれている。そして、そのホルダ55と拡径部53aとによって挟まれるようにして、絶縁性部材(例えば樹脂)で形成された絶縁リング56が設けられている。これにより、正極ボルト51と蓋13とが導通しないようになっている。
なお、貫通孔13aは段差状に形成されており、ホルダ55は、上記貫通孔13aの段差に対応させて、段差状に形成されている。このため、仮にホルダ55に対してケース11内への没入方向の押圧力が付与された場合であっても、ホルダ55は蓋13と当接し、没入しないようになっている。
なお、ケース11には、正極プレート54との溶接箇所ごと、正極ボルト51の頭部53を覆うカバー部材57が設けられている。カバー部材57は絶縁性部材(例えば樹脂)で形成されており、その一部が頭部53と電極組立体14との間に設けられている。これにより、正極ボルト51の頭部53と電極組立体14とが短絡しにくくなっている。
正極ボルト51の軸部52には複数の部材が螺合されている。具体的には、軸部52の基端部には第1ナット61が螺合している。第1ナット61はホルダ55に収容(保持)されている。また、軸部52の先端部には第2ナット62が螺合している。なお、各ナット61,62は、回転させることなく取り外すことが困難である点に着目すれば、各ナット61,62は軸部52に一体化されているとも言える。
次に、正極電極端子41を破断する構成について説明する。軸部52の軸線方向における第1ナット61及び第2ナット62の間には、熱が付与されることにより変形する感熱変形部材63が設けられている。感熱変形部材63は環状、具体的には円筒状に形成されており、その外径は各ナット61,62の外径と同一に設定されている。感熱変形部材63の内周面63aには、軸部52と螺合可能なねじ溝(ねじ山)が形成されており、感熱変形部材63は軸部52に対して螺合されている。すなわち、感熱変形部材63は、軸部52の外周を囲んでいるとともに、軸部52の径方向に直交する外周に直接的に接触している。
感熱変形部材63は形状記憶合金で形成されており、特に形状記憶合金の中でも比較的硬いTi−Ni系合金で形成されている。そして、感熱変形部材63は、自身の温度が予め定められた形状回復温度(例えば80度)となった場合に、軸部52において電流経路方向、具体的には軸部52の軸線方向に伸びるように形成されている。
ここで、形状回復温度はNi含有率等によって調整可能になっている。当該形状回復温度は、ケース11内の許容温度や、正極電極端子41を流れる許容電流値、及び感熱変形部材63の位置によって決定される。なお、許容温度及び許容電流値は、例えば二次電池10が正常に動作する範囲内の上限値である。
感熱変形部材63はケース11外に配置されており、具体的にはその伸張方向の端部がケース11の蓋13と対向するように配置されている。そして、感熱変形部材63は、各ナット61,62によって軸部52の軸線方向から隙間がないように挟まれている。換言すれば、感熱変形部材63における伸張方向の両側に受圧部としての各ナット61,62が設けられているとも言える。
ちなみに、感熱変形部材63において軸部52及び各ナット61,62と当接している箇所、具体的には感熱変形部材63の内周面63a及び軸線方向の両端面には絶縁部としての絶縁コーティング70が施されている。
なお、第1ナット61とホルダ55との間には第1ワッシャ71が挟まれており、感熱変形部材63と第2ナット62との間には第2ワッシャ72が挟まれている。これにより、各螺合が緩みにくくなっている。また、負極電極端子42(図1参照)は、負極帯22と同一材料、具体的には銅で形成されている。
次に、本発明の二次電池10の作用について説明する。
図3(a)に示すように、二次電池10において電極組立体14の充放電が行われると、正極電極端子41に電流が流れる。この場合、正極電極端子41が発熱する。そして、正極電極端子41の熱は、当該正極電極端子41(軸部52)と感熱変形部材63との当接箇所を介して、感熱変形部材63に伝わる。そして、感熱変形部材63が形状回復温度となった場合には、感熱変形部材63が軸部52の軸線方向に伸びる。
図3(a)に示すように、二次電池10において電極組立体14の充放電が行われると、正極電極端子41に電流が流れる。この場合、正極電極端子41が発熱する。そして、正極電極端子41の熱は、当該正極電極端子41(軸部52)と感熱変形部材63との当接箇所を介して、感熱変形部材63に伝わる。そして、感熱変形部材63が形状回復温度となった場合には、感熱変形部材63が軸部52の軸線方向に伸びる。
ここで、感熱変形部材63の伸張方向(軸部52の軸線方向)の両側には各ナット61,62が設けられている。このため、感熱変形部材63が伸びることによって、各ナット61,62に対して当該各ナット61,62を離間させる(引き離す)方向の力が付与される。この場合、各ナット61,62は軸部52に対して一体化(螺合)されているため、上記力は軸部52に付与されることとなる。つまり、軸部52に引張力が付与される。詳細には、軸部52における各ナット61,62間の部位が軸線方向に引っ張られる。
この場合、第1ナット61は、第1ワッシャ71を介してホルダ55に保持されており、当該ホルダ55は、ケース11の蓋13に嵌め込まれている。このため、第1ナット61に付与された力は、当該第1ナット61だけでなく、ホルダ55及び蓋13にて吸収される。つまり、ホルダ55及び蓋13は、感熱変形部材63の伸張力を受圧するものとして機能していると言える。
また、感熱変形部材63は軸部52に螺合しているため、その螺合箇所を介して、感熱変形部材63の伸張に係る引張力が軸部52に対して直接付与される。これにより、軸部52に付与される引張力が高められている。螺合が、軸部52のねじ溝によって、感熱変形部材63の内周面63aに形成されたねじ溝を挟み込むことであるとすると、軸部52は感熱変形部材63の伸張力を受ける受圧部であるとも言える。
そして、図3(b)に示すように、軸部52が引きちぎられ、正極電極端子41が破断される。この場合、引きちぎられた部位は、軸線方向に離間している。また、感熱変形部材63に形成された絶縁コーティング70によって、感熱変形部材63を介して、軸部52のちぎれたもの同士が導通することが規制されている。
ここで、感熱変形部材63の変形によって、軸部52の蓋13からの突出寸法が長くなるが、軸部52はケース11外であるため、軸部52とケース11内の他の部品とが干渉することはない。
また、軸部52は、延性を有するアルミニウムで形成されているため、軸部52を引きちぎる場合に軸部52が若干伸びるが、感熱変形部材63の伸張寸法は、上記軸部52の伸びよりも長く設定されている。このため、軸部52の引きちぎられた部位同士が接触しにくくなっている。
以上詳述した本実施形態によれば以下の優れた効果を奏する。
(1)軸部52に、当該軸部52の軸線方向に伸張可能な感熱変形部材63を設けた。そして、軸部52に一体化されているとともに、感熱変形部材63を伸張方向の両側から挟む各ナット61,62を設けた。これにより、感熱変形部材63が変形した場合に、各ナット61,62を介して軸部52に軸線方向の引張力が付与され、軸部52が引きちぎられる。この場合、引きちぎられた部位は軸線方向に離間している。これにより、引きちぎられた部位が接触して導通する事態が発生しにくい。よって、感熱変形部材63が変形したにも関わらず、導通状態が維持されるといった不都合を回避することができる。
(1)軸部52に、当該軸部52の軸線方向に伸張可能な感熱変形部材63を設けた。そして、軸部52に一体化されているとともに、感熱変形部材63を伸張方向の両側から挟む各ナット61,62を設けた。これにより、感熱変形部材63が変形した場合に、各ナット61,62を介して軸部52に軸線方向の引張力が付与され、軸部52が引きちぎられる。この場合、引きちぎられた部位は軸線方向に離間している。これにより、引きちぎられた部位が接触して導通する事態が発生しにくい。よって、感熱変形部材63が変形したにも関わらず、導通状態が維持されるといった不都合を回避することができる。
特に、各ナット61,62の間に感熱変形部材63を設けるという比較的簡素な構成で、正極電極端子41の破断を実現した。また、二次電池10本来の構造に対する変更はない。このため、既存の構成に対する変更を最小限にしつつ、破断に係る構成の簡素化を図ることができる。
なお、軸部52(正極電極端子41)の温度が、当該軸部52に流れる電流に依存することに着目すれば、感熱変形部材63による破断は、正極電極端子41を流れる電流値が許容電流値より高い場合に正極電極端子41を流れる電流を遮断するものであると言える。すなわち、感熱変形部材63による破断は、過電流遮断装置(CID)の代替として機能する。
(2)感熱変形部材63を正極電極端子41と接触した状態で取り付けた。具体的には、感熱変形部材63を円筒状に形成し、軸部52に螺合する構成とした。これにより、軸部52の熱が感熱変形部材63に伝わり易くなっている。よって、感熱変形部材63が、軸部52(正極電極端子41)の温度変化に敏感に反応することができる。
また、感熱変形部材63が軸部52を囲むように形成されているため、感熱変形部材63の軸線方向の両面の面積が広くなっている。これにより、感熱変形部材63と各ナット61,62との接触面積が広くなっている。よって、感熱変形部材63の伸張力が各ナット61,62に対して好適に伝わるため、軸部52に付与される引張力が高められている。したがって、軸部52の破断を、より好適に行うことができる。
(3)特に、感熱変形部材63が軸部52に螺合しているため、当該螺合箇所を介して、感熱変形部材63の変形(伸張)に係る引張力を軸部52に直接付与することができる。これにより、軸部52に付与される引張力を高めることができる。
(4)感熱変形部材63において軸部52及び各ナット61,62と接触する部分に絶縁コーティング70を形成した。これにより、感熱変形部材63を介して導通状態が維持されることを回避することができる。
特に、感熱変形部材63は、その特性上、形状記憶合金が用いられる。形状記憶合金は導電性材料である。このため、軸部52が引きちぎられた場合であっても、感熱変形部材63を介して導通する事態が発生し得る。これに対して、本実施形態によれば、絶縁コーティング70によって、形状記憶合金を用いることによって生じる上記不都合を回避することができる。
さらに、感熱変形部材63と軸部52(正極電極端子41)とが絶縁されているため、電極組立体14及び外部間の電流経路に感熱変形部材63が含まれていない。これにより、感熱変形部材63に起因して電流経路の抵抗値が上昇し、充放電効率が低下するという不都合が回避されている。
(5)感熱変形部材63をケース11外に配置した。これにより、ケース11内に、感熱変形部材63の設置スペース及び感熱変形部材63の伸張可能なスペースを確保する必要がない。これにより、これらのスペースを、別の用途、例えば電極組立体14の設置スペースや、カバー部材57の設置スペースとして用いることが可能となる。よって、感熱変形部材63を設けつつ、ケース11内のスペースの有効活用を図ることができる。
また、感熱変形部材63をケース11外に配置することにより、ケース11を開放することなく、感熱変形部材63による破断が行われたか否かを目視にて判断することができる。これにより、破断が行われたか否かの検査を容易に行うことができる。
さらに、感熱変形部材63による破断時にスパークが発生した場合であっても、当該スパークの影響がケース11内に及びにくい。これにより、感熱変形部材63の破断に起因するケース11内の各種部品への悪影響を抑制することができる。
(6)感熱変形部材63を、その伸張方向の端部がケース11の蓋13と対向するように配置した。具体的には、蓋13の貫通孔13aに嵌め込まれたホルダ55と、当該ホルダ55に収容された第1ナット61を設け、感熱変形部材63を、その伸張方向の端部が第1ナット61と当接する状態で取り付けた。これにより、感熱変形部材63の伸張に係る力が、第1ナット61、ホルダ55及び蓋13によって吸収される。よって、蓋13(ケース11)という既存の構成を用いつつ、感熱変形部材63による破断を好適に行うことができる。
(7)正極電極端子41は、負極電極端子42の材料である銅よりも柔らかいアルミニウムで形成されている。これにより、正極電極端子41を比較的容易に引きちぎることができる。
(8)感熱変形部材63を、形状記憶合金の中でも比較的硬いTi−Ni系で形成した。これにより、感熱変形部材63が伸張した場合に、感熱変形部材63が、各ナット61,62を引き離すことなく、軸部52の径方向に変形してしまう事態が発生しにくい。よって、感熱変形部材63が変形したにも関わらず、軸部52の破断が行われないといった不都合を回避することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態では、感熱変形部材63は円筒状に形成されていたが、これに限られない。例えば、図4(a)に示す感熱変形部材81は、軸部52の軸線方向から見て円環状に形成されているとともに、その軸線方向の断面が内側(軸部52)を向いたC字状に形成されている。図4(b)に示すように、感熱変形部材81は、形状回復温度となった場合に軸部52の軸線方向に膨らむ。これにより、軸部52を引きちぎることができる。なお、絶縁性を確保するべく、感熱変形部材81の表面には絶縁コーティング82が施されている。
○ 実施形態では、感熱変形部材63は円筒状に形成されていたが、これに限られない。例えば、図4(a)に示す感熱変形部材81は、軸部52の軸線方向から見て円環状に形成されているとともに、その軸線方向の断面が内側(軸部52)を向いたC字状に形成されている。図4(b)に示すように、感熱変形部材81は、形状回復温度となった場合に軸部52の軸線方向に膨らむ。これにより、軸部52を引きちぎることができる。なお、絶縁性を確保するべく、感熱変形部材81の表面には絶縁コーティング82が施されている。
○ また、上記形状の他に、例えば感熱変形部材を、軸部52の外周の少なくとも一部を囲む形状、例えば軸部52の軸線方向から見てC字状に形成してもよい。また、棒状に形成された感熱変形部材を、軸部52の周囲に複数配置する構成としてもよい。要は、感熱変形部材は、軸部52の軸線方向に伸張可能に構成されていれば具体的な形状は任意である。但し、伝熱性の観点から軸部52との接触面積が広い方が好ましい点、引張力を高めるためには各ナット61,62との接触面積が広いほうが好ましい点、及び簡素な形状である点等に着目すれば、円筒状(環状)に形成されている方が好ましい。
○ 実施形態では、正極電極端子41のうち正極ボルト51の軸部52を破断する構成としたが、これに限られず、破断箇所については任意である。例えば、第1ワッシャ71に代えて感熱変形部材63を設け、軸部52の基端部を破断する構成としてもよい。この場合、ホルダ55、ケース11及び絶縁リング56等が受圧部として機能する。
○ また、ホルダ55に代えて、貫通孔13aに嵌合可能な形状の感熱変形部材を貫通孔13aに嵌め込む構成としてもよく、絶縁リング56に代えて、円環状に形成された感熱変形部材を設ける構成としてもよい。なお、これらの場合には、絶縁性を確保するべく、絶縁コーティングを施すとよい。
○ さらに、正極プレート54を破断する構成としてもよい。この場合、正極プレート54に、正極プレート54を流れる電流の方向に伸張する感熱変形部材を設ける。そして、正極プレート54に一体化されているとともに、上記感熱変形部材を伸張方向の両側から挟む受圧部を設ける。これにより、正極プレート54を破断することができる。
○ 実施形態では、感熱変形部材63の伸張力を受ける受圧部として、軸部52に螺合された各ナット61,62を採用したが、これに限られない。受圧部は、軸部52と相対位置が変更しないように一体化されているものであればよい。例えば、溶接又は接着によって軸部52に接合されたリングでもよい。あるいは、軸部52の頭部をかしめることによりナット62を省略し、かしめ部分と感熱変形部材63とを絶縁するように配置してもよい。一体化に係る具体的な態様は任意である。
○ 実施形態では、感熱変形部材63は、各ナット61,62によって隙間がないように挟まれていたが、これに限られず、各ナット61,62を、感熱変形部材63に対して所定の隙間がある状態で挟むように配置してもよい。この場合、感熱変形部材63が伸びた場合に軸部52を引きちぎることができるように、隙間がない場合と比較して、感熱変形部材63の伸張寸法を長くするとよい。
○ 実施形態では、感熱変形部材63には絶縁コーティング70が施されていたが、これに限られず、例えば各ナット61,62の間に、軸部52が挿通可能な筒部と、当該筒部の軸線方向の両端部に形成されたフランジ部とを有するボビン状の絶縁部材を設け、当該絶縁部材の筒部に感熱変形部材63を取り付ける構成としてもよい。この場合、感熱変形部材63は、絶縁部材に接触し、絶縁部材が電極端子(軸部52)と当接することとなる。つまり、感熱変形部材63は、絶縁部材を介して間接的に電極端子と接触する。かかる構成によれば、感熱変形部材63が伸びた場合に、感熱変形部材63の内周面63aと軸部52とが褶動して絶縁部としての絶縁コーティング70が剥がれるといった不都合を回避することができる。但し、部品点数の削減等の観点に着目すれば、絶縁コーティング70の方が好ましい。
○ 実施形態では、感熱変形部材63は軸部52に対して螺合されていたが、これに限られず、例えば両者が螺合されていることなく内周面63aが軸部52に接触している状態で保持されている構成としてもよい。この場合であっても、各ナット61,62を介して、感熱変形部材63の変形に係る引張力が軸部52に伝わる。また、感熱変形部材63は軸部52に対して螺合している構成において、各ナット61,62を省略してもよい。
○ また、感熱変形部材63の内周面63aと軸部52とが接触しておらず、両者が離間している構成としてもよい。但し、軸部52の熱を好適に伝えることができる点に着目すれば、両者は接触している方が好ましい。
○ 実施形態では、感熱変形部材63をケース11外に配置したが、これに限られず、感熱変形部材をケース11内に設けてもよい。例えば、頭部53の拡径部53aに代えて、頭部53に、環状の感熱変形部材を設ける構成としてもよい。この場合、感熱変形部材は、絶縁リング56と正極プレート54とによって挟まれており、これらが受圧部として機能する。また、感熱変形部材が伸張した場合、頭部53が引きちぎられるとともに、頭部53と正極プレート54との溶接箇所がカバー部材57ごと破壊され得る。これにより、正極電極端子41の破断箇所が複数となり得るため、正極電極端子41の破断を、より好適に行うことができる。また、感熱変形部材がケース11内に配置されている分、感熱変形部材がケース11内の温度に敏感に反応することができるため、ケース11内の温度変化に対する感熱変形部材の反応精度を高めることができる。
なお、上記のようにケース11内に感熱変形部材を設ける構成においては、充放電に伴う熱に起因する感熱変形部材の溶解を抑制するべく、樹脂コーティングを施したり、組成比を調整したりするとよい。
但し、ケース11内のスペースの有効活用を図ることができる点、及び目視による検査を容易に行うことができる点等に着目すれば、感熱変形部材63をケース11外に配置する方が好ましい。
○ 感熱変形部材63は、正極電極端子41及び負極電極端子42の少なくとも一方に設けられていればよい。但し、正極電極端子41の方が、負極電極端子42よりも引きちぎり易い材料で形成されている点に着目すれば、正極電極端子41に設ける方がよい。
○ 実施形態では、正極電極端子41は、2つの部材(正極プレート54及び正極ボルト51)から構成されていたが、これに限られず、3つ以上であってもよいし、1の部材で形成されていてもよい。要は、ケース11外から電極組立体14に対して電気的にアクセスが可能となっていればよい。
○ 実施形態では、感熱変形部材63の外径と各ナット61,62の外径とが同一に設定されていたが、これに限られず、両者を異ならせてもよい。感熱変形部材の外径が各ナット61,62の外径よりも大きい場合、感熱変形部材の軸線方向の両端部の一部が各ナット61,62に挟まれている。この場合であっても、伸張力を受圧することができる。要は、受圧部は、感熱変形部材の少なくとも一部を感熱変形部材の伸張方向の両側から挟むことができればよい。
○ 実施形態では、電極組立体14は、各電極帯21,22及びセパレータ23を捲回することによって形成されていたが、これに限られず、具体的な構成は任意である。例えば複数の正極シート及び複数の負極シートがセパレータを挟んで交互に積層されたものであってもよい。また、正極及び負極のうち一方を帯状に形成し、他方をシート状に形成し、その電極帯を捲回又は折り畳むとともに、その電極帯に挟むように電極シートを積層するといったものでもよい。
○ 実施形態では、電極組立体14における捲回軸方向の両端部に各集電タブ31,32が形成されていたが、これに限られず、各集電タブ31,32の配置態様は任意である。例えば、一方の端部に各集電タブ31,32が設けられている構成としてもよい。
○ 実施形態では、二次電池10はリチウムイオン二次電池であったが、これに限られず、ニッケル水素等の他の二次電池であってもよい。要は、正極活物質層と負極活物質層との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
○ 実施形態では、二次電池10は車両に搭載される構成としたが、これに限られず、他の装置に搭載される構成としてもよい。
○ 本発明を、電気二重層コンデンサ等の他の蓄電装置に適用してもよい。
○ 本発明を、電気二重層コンデンサ等の他の蓄電装置に適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術思想について以下に記載する。
(イ)前記破断手段は、前記電極端子に流れる電流が予め定められた値よりも大きくなった場合に当該電流を遮断する過電流遮断装置に代えて設けられていることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
(イ)前記破断手段は、前記電極端子に流れる電流が予め定められた値よりも大きくなった場合に当該電流を遮断する過電流遮断装置に代えて設けられていることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
10…蓄電装置としての二次電池、11…ケース、13…蓋、14…電極組立体、31…正極集電タブ、41…正極電極端子、51…正極ボルト、52…受圧部としての軸部、53…頭部、54…正極プレート、55…ホルダ、61,62…受圧部としてのナット、63…感熱変形部材、63a…内周面、70…絶縁部としての絶縁コーティング、81…変形例の感熱変形部材。
Claims (8)
- 電極組立体と、
前記電極組立体を収容するケースと、
前記ケースに支持され、前記電極組立体の電力を前記ケース外に取り出すための電極端子と、
前記電極端子を破断する破断手段と、
を備え、
前記破断手段は、
前記電極端子の電流経路に沿って伸張可能な感熱変形部と、
前記電極端子に一体化されているとともに、前記感熱変形部の少なくとも一部を前記電流経路方向の両側から挟む受圧部と、
を備えていることを特徴とする蓄電装置。 - 前記感熱変形部と前記受圧部との間には絶縁部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
- 前記感熱変形部は、前記電極端子に対して直接的に又は間接的に接触した状態で取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
- 前記電極端子は、前記ケースを貫通する軸部を備え、
前記感熱変形部は、前記軸部の外周の少なくとも一部を囲んでいることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。 - 前記電極端子には前記受圧部としてのねじ部が形成されており、
前記感熱変形部が前記ねじ部に螺合されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。 - 前記感熱変形部は、前記ケース外に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
- 前記感熱変形部は、当該感熱変形部の伸びる方向の一端部が前記ケースと対向するように配置されていることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
- 前記蓄電装置は二次電池であることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
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JP2012080024A JP2013211144A (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 蓄電装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015174165A1 (ja) * | 2014-05-12 | 2015-11-19 | 株式会社豊田自動織機 | 蓄電装置 |
US20160308190A1 (en) * | 2013-12-13 | 2016-10-20 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Electric storage device comprising current interruption device |
JP2017045622A (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | 株式会社Gsユアサ | 蓄電素子及び蓄電素子の製造方法 |
-
2012
- 2012-03-30 JP JP2012080024A patent/JP2013211144A/ja active Pending
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CN106463689A (zh) * | 2014-05-12 | 2017-02-22 | 株式会社丰田自动织机 | 蓄电装置 |
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