JP2013198107A - 腕時計型情報端末およびモード設定方法 - Google Patents

腕時計型情報端末およびモード設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電力消費を抑え、誤操作を防止するとともに、情報端末を操作し続けることで周りが見えづらくなってしまうこと等を防止することが可能な腕時計型情報端末を提供する。
【解決手段】腕時計型情報端末10は、入力操作を受け付ける入力部12と、所定の情報を表示する表示部14と、使用者Uによる腕時計型情報端末10の使用状態を検出する使用状態検出部16と、使用状態検出部16により検出された使用者の使用状態に応じて、表示部14への情報の表示を制限するとともに入力部12への入力操作を禁止する非利用モード、表示部14への情報の表示を許可するとともに入力部12への入力操作を禁止する情報確認モード、および表示部14への情報の表示および入力部12への入力操作を許可する完全操作モードのいずれかを設定する利用モード設定部18とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、使用者の腕に装着される腕時計型情報端末およびモード設定方法に関する。
近年、携帯電話等の情報端末は小型化が進み、その一環として腕時計型情報端末が開発されている。また、各種センサも小型化しており、これに伴い情報端末へのセンサの搭載が容易となっている。そして、小型センサを搭載できるようになったため、例えば加速度センサ等を用いて情報端末の使用者が歩行しているか否かを検出する技術や所持者の歩数を検出する技術が開発されている。
また、腕時計型情報端末について、特許文献1には、通話可能なトークモードと、通話及びインターネットアクセスが可能なブラウザモードとを有し、トークモードとブラウザモードとで異なるバッテリを使用する腕時計型情報端末が記載されている。特許文献2には、腕時計の本体上面を覆うカバーを設け、そのカバーの裏面に本体上面と同様の表示画面を搭載して、本体上面とカバーの裏面とを合わせて表示画面として利用することにより、表示画面全体を拡大させた腕時計型情報端末が記載されている。
特開2001−103536号公報 特開2000−214277号公報
ところで、上記のような腕時計型情報端末では、使用されていないときでも使用時と同様に動作するため、必要以上の電力を消費するという問題があった。また、腕時計型情報端末の小型化に伴って、ボタンが押しにくくなる等、操作性が低下しており誤操作が多くなっているという問題があった。さらに、腕時計型情報端末の使用者が歩行中に長時間端末を操作し続けると、使用者は歩行中に周りが見えづらくなるといった問題があった。
そこで、本発明は、電力消費を抑え、誤操作を防止するとともに、情報端末を操作し続けることで周りが見えづらくなってしまうこと等を防止することが可能な腕時計型情報端末およびモード設定方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る腕時計型情報端末は、使用者の腕に装着される腕時計型情報端末であって、入力操作を受け付ける入力手段と、所定の情報を表示する表示手段と、使用者による腕時計型情報端末の使用状態を検出する使用状態検出手段と、使用状態検出手段により検出された使用者の使用状態に応じて、表示手段への情報の表示を制限するとともに入力手段への入力操作を禁止する第1のモード、表示手段への情報の表示を許可するとともに入力手段への入力操作を禁止する第2のモード、および表示手段への情報の表示および入力手段への入力操作を許可する第3のモードのいずれかを設定するモード設定手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明に係るモード設定方法は、入力操作を受け付ける入力手段と所定の情報を表示する表示手段とを備えた使用者の腕に装着可能な腕時計型情報端末におけるモード設定方法であって、使用者による腕時計型情報端末の使用状態を検出する使用状態検出ステップと、使用状態検出ステップで検出された使用者の使用状態に応じて、表示手段への情報の表示を制限するとともに入力手段への入力操作を禁止する第1のモード、表示手段への情報の表示を許可するとともに入力手段への入力操作を禁止する第2のモード、および表示手段への情報の表示および入力手段への入力操作を許可する第3のモードのいずれかを設定するモード設定ステップと、を備えることを特徴としている。
この腕時計型情報端末又は腕時計型情報端末におけるモード設定方法によれば、使用者による腕時計型情報端末の使用状態に応じて、表示および入力をともに制限する第1のモード、表示を許可するとともに入力を禁止する第2のモード並びに表示および入力を許可する第3のモードのいずれかが設定される。よって、第1のモードに設定されることにより、腕時計型情報端末を使用していないようなとき等に電力消費を抑えることができる。また、第1のモードおよび第2のモードでは入力操作が禁止されるため誤操作を防止することができる。さらに、第1のモードおよび第2のモードでは使用者が入力操作をできなくなるため、端末を操作し続けることによって周りが見えづらくなるといった問題の発生を抑えることができる。
上記腕時計型情報端末において、第2のモードにおいて、予め設定された時間だけ表示手段への情報の表示が許可されるようにしてもよい。この場合、上記時間だけ情報が表示され、その後の表示は禁止される。よって、使用者が例えば歩行中に長時間表示手段を閲覧するような事態を回避することが可能となり、使用者が情報端末を操作し続けることによって周りが見えづらくなるといった問題の発生をより確実に抑えることができる。
上記腕時計型情報端末において、使用状態検出手段は、使用者の顔が表示手段と正対していることを検出する顔検出手段を備え、モード設定手段は、顔検出手段により使用者の顔が表示手段と正対していることが検出された場合には、第2のモードおよび第3のモードのいずれかを設定するようにしてもよい。この場合、使用者が表示手段を見ているときには、表示手段への情報の表示が許可される第2のモードおよび第3のモードのいずれかが設定される。このため、使用者は、腕時計型情報端末を使用しているときには確実に情報を閲覧することができる。
上記腕時計型情報端末において、使用状態検出手段は、表示手段の角度を検出するとともに角度が予め定めた条件に合致するか否かを判定する角度検出手段を備え、モード設定手段は、角度検出手段により角度が条件に合致すると判定された場合には、第2のモードおよび第3のモードのいずれかを設定するようにしてもよい。この場合、表示手段の角度が条件に合致して使用者が表示手段を見ていると考えられる場合には、表示が許可される第2のモードおよび第3のモードのいずれかが設定される。よって、使用者は、腕時計型情報端末を使用しているときには確実に情報を閲覧することができる。
上記腕時計型情報端末において、使用状態検出手段は、使用者が歩行していることを検出する歩行検出手段を備え、モード設定手段は、歩行検出手段により使用者が歩行していることが検出された場合には、第2のモードを設定するようにしてもよい。この場合、使用者が歩行しているときには入力操作が禁止される。よって、使用者の情報端末を操作し続けることによって周りが見えづらくなるといった問題の発生をより一層確実に抑えることができる。
本発明によれば、電力消費を抑え、誤操作を防止させるとともに、情報端末を操作し続けることで周りが見えづらくなってしまうこと等を防止することができる。
本実施形態に係る腕時計型情報端末を示す斜視図である。 本実施形態に係る腕時計型情報端末の機能構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る腕時計型情報端末のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係る腕時計型情報端末においてモード変更を行う際の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、可能な場合には、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係る腕時計型情報端末10は、例えば使用者Uの操作に応じて無線通信網NWを介して、他の携帯電話M等と無線通信や通話を行ったり、インターネットを介して各種のサイト等に接続したりすることが可能な機器である。腕時計型情報端末10は、図1に示されるように、腕時計のような外観を呈するもので、腕時計の如く使用者U(図2参照)の右腕又は左腕の手首に巻き付けることで腕に装着可能となっている。腕時計型情報端末10は、発信等、各種処理を実行するための入力操作を受け付ける操作ボタン等からなる入力部(入力手段)12と、時間や待ち受け画面等を表示させる表示部(表示手段)14とを備える。なお、入力部12および表示部14については、入力部12および表示部14を一体としたタッチパネルディスプレイから構成されていてもよい。
入力部12は、使用者Uが直接接触して操作を行うことが可能となっている。入力部12は、操作ボタンを介して発信処理を実行するための操作入力を受け付けると、発信処理の指示番号を制御部20(図2参照)に出力する。また、ブラウザを立ち上げた後に入力部12により所定のURLを入力することで各種のインターネットサイトにアクセスできるようになっている。
表示部14は、表示画面を有し、使用者Uが腕時計型情報端末10を腕に装着したときに外側を向くように配置されている。これにより、表示部14は、使用者Uが視認可能となっている。また、表示部14の表示画面には、使用者Uの入力部12を用いた入力操作が行われると、入力操作された文字情報が表示されるようになっている。表示部14は、例えばLCD等の表示装置から構成され、入力情報や操作情報、あるいはダウンロードしたコンテンツの内容等の所定の情報を表示する。
また、腕時計型情報端末10は、図2に示されるように、機能的には、上記の入力部12および表示部14のほか、使用状態検出部(使用状態検出手段)16、利用モード設定部18(モード設定手段)、制御部20および通信部22を備えている。
制御部20は、入力部12から指示信号を受信し、この指示信号を受信した場合に発信処理を行う。このとき、制御部20は通信部22に所定の発信処理を実行させ、通信部22が所定の発信処理を行うことで、他の携帯電話M等との間での通話や通信を実行させる。
使用状態検出部16は、使用者Uによる腕時計型情報端末10の使用状態を検出する。使用状態検出部16は、腕時計型情報端末10の運動情報を検出する運動情報検出部(角度検出手段)16aと、使用者Uの顔を検出する顔検出部(顔検出手段)16bと、腕時計型情報端末10の利用状態を判定する端末利用状態判定部16cと、使用者Uの歩行状態を検出する歩行状態検出部(歩行検出手段)16dとを備えて構成されている。
運動情報検出部16aは、後述するセンサ10h(図3参照)を用いて腕時計型情報端末10の運動情報を検出する。運動情報検出部16aは、鉛直上方向(表示部14の表示画面の法線方向)に対する角度を検出する。また、運動情報検出部16aは、検出した表示部14の角度が予め定めた条件に合致するか否かを判定する。具体的には、運動情報検出部16aは、検出した表示部14の角度をθとすると、θがθmin<θ<θmaxを満たすか否かを判定する。
なお、上記のθmin,θmaxの値については、例えばθmin=−60°、θmax=60°とすることができる。しかし、これらの値に限られず、さらに使用者Uがθmin,θmaxの値を適宜変更できるようにしてもよい。また、運動情報検出部16aについては、鉛直上方向に対する表示部14の角度を検出する代わりに、表示部14の水平面に対する角度を検出するようにしてもよく、要は表示部14の向きを検出できればよい。このように動作する運動情報検出部16aは、表示部14の角度が予め定めた条件に合致するか否かの判定結果を含む腕時計型情報端末10の運動情報を端末利用状態判定部16cおよび歩行状態検出部16dに出力する。
顔検出部16bは、表示部14に正対する位置に使用者Uの顔が存在するか否かを判定する。顔検出部16bは、例えば表示部14の表示画面の周辺に配置されたセンサ10hやカメラ10i(図3参照)を用いて、使用者Uの顔が表示部14に正対する位置にあるか否かを判定し、表示部14に正対する位置にある場合には顔情報を生成する。顔検出部16bは、生成した顔情報を端末利用状態判定部16cに出力する。なお、顔検出部16bによる顔検出については種々の手法を採用することができ、例えば特開2009−128990号公報に記載の画像処理装置の顔認識処理によって顔情報を生成することができる。
端末利用状態判定部16cは、運動情報検出部16aおよび顔検出部16bから入力された情報に基づいて、使用者Uが腕時計型情報端末10を利用しているか否かを判定する。具体的には、運動情報検出部16aによって表示部14の角度が予め定めた条件を満たすと判定されるか、または顔検出部16bによって使用者Uの顔が表示部14と正対していることが検出された場合に、端末利用状態判定部16cは、腕時計型情報端末10が「利用状態」であると判定する。
一方、運動情報検出部16aによって表示部14の角度が予め定めた条件を満たさないと判定され、且つ顔検出部16bによって使用者Uの顔が表示部14と正対していることが検出されなかった場合に、端末利用状態判定部16cは、腕時計型情報端末10が「非利用状態」であると判定する。また、端末利用状態判定部16cは、「利用状態」であると判定した場合、その旨を利用信号として歩行状態検出部16dに出力する。また、端末利用状態判定部16cは、「非利用状態」であると判定した場合、その旨を非利用信号として利用モード設定部18に出力する。
歩行状態検出部16dは、端末利用状態判定部16cにより「利用状態」であると判定された場合に使用者Uが歩行しているか否かを判定する。歩行状態検出部16dは、例えば運動情報検出部16aから入力された運動情報に基づいて使用者Uの歩行状態を検出して歩行しているか否かを判定する。歩行状態検出部16dによる歩行状態の検出については、種々の手法を採用することができ、例えば特開2012−008637号公報に記載の歩数計の動作種別判定処理を用いた場合、使用者Uが止まっているか、歩いているか、あるいは走っているかを判定することができる。
歩行状態検出部16dは、使用者Uが歩行状態であると判定した場合には腕時計型情報端末10が「情報確認状態」であると判定し、使用者Uが歩行状態でないと判定した場合には腕時計型情報端末10が「完全操作状態」であると判定する。そして、歩行状態検出部16dは、「情報確認状態」であると判定した場合、その旨を情報確認信号として利用モード設定部18に出力する。一方、歩行状態検出部16dは、「完全操作状態」であると判定した場合、その旨を完全操作信号として利用モード設定部18に出力する。
利用モード設定部18は、端末利用状態判定部16cまたは歩行状態検出部16dから非利用信号、情報確認信号または完全操作信号を受信して、腕時計型情報端末10の利用モードを設定する。利用モード設定部18が設定する利用モードとしては、非利用モード(第1のモード)、情報確認モード(第2のモード)および完全操作モード(第3のモード)がある。非利用モードでは表示部14への情報の表示を制限するとともに入力部12への入力操作が禁止され、情報確認モードでは表示部14への情報の表示は許可されるが入力部12への入力操作は禁止され、完全操作モードでは表示部14への情報の表示および入力部12への入力操作が共に許可される。このように、利用モード設定部18は、使用状態検出部16により検出された使用者Uの使用状態(端末利用状態判定部16cおよび歩行状態検出部16dから入力される非利用信号、情報確認信号または完全操作信号)に応じて非利用モード、情報確認モードまたは完全操作モードのいずれかを設定する。
具体的には、非利用モードは、腕時計型情報端末10が使用されていない状態で設定され、例えば電力消費を抑える省電力モードである。非利用モードでは、入力部12の入力操作は禁止される。また、非利用モードにおいて、表示部14への情報の表示は制限され、例えば時間等、最小限の情報のみが表示される。また、非利用モードでは、表示部14への情報の表示を全く行わないようにしてもよいし、あるいは表示させる情報を予め使用者Uが設定できるようにしてもよい。
情報確認モードは、情報の確認のみが可能なモードであり、入力部12への入力操作は禁止される。また、情報確認モードは、例えば使用者Uが歩行している場合等、予め表示された情報の確認のみが可能な状態で設定され、所定時間(例えば5秒)だけ上記の情報が表示されるモードである。所定時間の経過後は表示部14への情報の表示は停止される。なお、情報確認モードにおいて、上記のように所定時間だけ表示部14への情報の表示を行うようにしてもよいが、これに代えて、例えば表示部14に表示されるアプリケーション毎に、予め設定された時間だけ表示部14に表示させるようにしてもよい。さらに、情報確認モードにおいて、表示部14に表示させる時間を使用者Uの状態に合わせて適宜変更できるようにしてもよい。
また、完全操作モードは、例えば使用者Uが歩行等しておらず腕時計型情報端末10を不自由なく使用できる状態で設定され、入力部12への入力操作や表示部14への画面表示を含めて腕時計型情報端末10のあらゆる操作を可能とするモードである。
このような腕時計型情報端末10は、図3に示されるように、物理的には、CPU10a、RAM10b、ROM10c、入力装置10d、出力装置10e、通信装置10f、記録装置10g、センサ10hおよびカメラ10iを備えており、これらはバス10jに接続されている。CPU10aは、ROM10cや記録装置10g等の内蔵メモリに格納された所定のコンピュータソフトウェア(図2又は図4に示す腕時計型情報端末10の処理を実行するためのコンピュータプログラム等を含む)をRAM10bにロードして実行することにより、腕時計型情報端末10を統括的に制御する。
入力装置10dは、上述した入力部12を構成する操作ボタン等からなるデータ入力用デバイスであり、入力されたデータをCPU10aに出力する。出力装置10eは、表示部14を構成するLCD等の表示装置やスピーカ等の音声出力装置であり、CPU10aから入力された文字情報等をLCD等に表示する。通信装置10fは、無線通信網NW等を介して他の携帯電話M等との間で通話や通信を行うためのインターフェイスを有する。記録装置10gは、CPU10aの実行可能なコンピュータソフトウェアを格納する。
また、腕時計型情報端末10の各機能は、CPU10aがROM10cや記録装置10g等に格納されたコンピュータソフトウェアを実行することによって動作し、図2に示す腕時計型情報端末10の各構成部を動作させることにより実現される機能である。また、センサ10hは、例えば加速度センサやジャイロセンサであり、腕時計型情報端末10に付与された振動から腕時計型情報端末10の加速度や向き等を検出してCPU10aに出力する。また、カメラ10iは、例えば画像カメラや赤外線センサであり、腕時計型情報端末10の周囲を撮影してその撮影画像をCPU10aに出力する。
続いて、上述した構成を備えた腕時計型情報端末10におけるモード設定方法について、図4を参照して説明する。
まず、ステップS1において、顔検出部16bが表示部14に正対する位置に使用者Uの顔が存在するか否かを判定するとともに、運動情報検出部16aが表示部14の角度を検出する。そして、端末利用状態判定部16cは、運動情報検出部16aによって表示部14の角度が予め定めた条件を満たすと判定されたか否か、および顔検出部16bによって使用者Uの顔が存在すると判定されたか否か、を判定する。ステップS1で使用者Uの顔が存在したか、または表示部14の角度が上記条件に合致したと判定された場合、ステップS2に進み端末利用状態判定部16cが「利用状態」であると判定する。一方、ステップS1で使用者Uの顔が存在せず且つ表示部14の角度が上記条件に合致しないと判定された場合、ステップS3に進み端末利用状態判定部16cが「非利用状態」であると判定し、ステップS6に進んで利用モード設定部18により非利用モードが設定される。
ステップS2では、歩行状態検出部16dにより使用者Uが歩行状態であるか否かが判定される。ステップS2で使用者Uが歩行状態であると判定された場合、ステップS4に進み歩行状態検出部16dは「情報確認状態」であると判定し、ステップS6に進んで利用モード設定部18により情報確認モードが設定される。
一方、ステップS2で使用者Uが歩行状態でないと判定された場合、ステップS5に進み歩行状態検出部16dは「完全操作状態」であると判定し、ステップS6に進んで利用モード設定部18により完全操作モードが設定される。
このように、本実施形態によれば、使用者Uによる腕時計型情報端末10の使用状態に応じて、表示および入力をともに制限する非利用モード、表示を許可するとともに入力を禁止する情報確認モード、並びに表示および入力を許可する完全操作モード、のいずれかが設定される。よって、例えば非利用モードに設定されることにより、腕時計型情報端末10を使用していないようなとき等に電力消費を抑えることができる。また、非利用モードおよび情報確認モードでは入力操作が禁止されるため、誤操作を防止することができる。さらに、非利用モードおよび情報確認モードでは使用者Uが入力操作をできなくなるため、端末を操作し続けることによって周りが見えづらくなるといった問題の発生を抑えることができる。
また、上記実施形態によれば、情報確認モードにおいて所定時間だけ情報の表示が許可されるようになっており、その後の表示は禁止されている。よって、使用者Uが歩行中に長時間表示部14を閲覧するような事態を回避でき、使用者Uが腕時計型情報端末10を操作し続けることによって周りが見えづらくなる問題の発生をより確実に抑えることができる。
また、上記実施形態によれば、使用状態検出部16が顔検出部16bを備えることにより、使用者Uが表示部14を見ているときには、表示部14への情報の表示が許可される情報確認モードおよび完全操作モードのいずれかが設定される。従って、使用者Uは、腕時計型情報端末10を使用しているときには確実に情報を閲覧することができる。
また、上記実施形態によれば、表示部14の角度が条件に合致して使用者Uが表示部14を見ていると考えられる場合には、表示が許可される情報確認モードおよび完全操作モードのいずれかが設定される。従って、使用者Uは、腕時計型情報端末10を使用しているときには確実に情報を閲覧することができる。
また、上記実施形態によれば、使用状態検出部16が歩行状態検出部16dを備えることにより、使用者Uが歩行しているときには情報確認モードに設定されて入力操作が禁止される。従って、使用者Uの腕時計型情報端末10を操作し続けることによって周りが見えづらくなるといった問題の発生をより一層確実に抑えることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、情報確認モードで所定時間だけ表示部14への情報の表示を許可するようにしていたが、この例に代えて、情報確認モードで所定時間が経過した後に非利用モードに移行するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、歩行状態検出部16dによって、使用者Uが歩行状態であると判定されたときに情報確認モードになり、使用者Uが歩行状態でないと判定されたときに完全操作モードになるようにしていたが、歩行状態検出部16dを用いる代わりに、例えば振動検出センサからなる振動検出部を用いるようにしてもよい。この振動検出部を用いた場合、例えば、所定値以上の振動を検出した場合に情報確認モードとし、前記所定値以上の振動を検出していない場合に完全操作モードとすることで、本実施形態に係る腕時計型情報端末10と同様の効果が得られる。
また、上記実施形態では、顔検出部16bおよび運動情報検出部16aを用いて、使用者Uの顔が検出されたか、または表示部14の向きが条件に合致した場合に「利用状態」と判定するようにし、使用者Uの顔が検出されず且つ表示部14の向きが条件に合致しない場合に「非利用状態」と判定するようにした。しかし、上記の顔検出部16bおよび運動情報検出部16aを用いなくてもよく、例えば使用者Uが腕をぶら下げている状態、または腕時計型情報端末10がどこかに固定あるいは放置されている状態が検出されたときに「非利用状態」とし、それ以外の場合に「利用状態」とするようにしてもよい。
10…腕時計型情報端末、12…入力部、14…表示部、16…使用状態検出部、16a…運動情報検出部、16b…顔検出部、16c…端末利用状態判定部、16d…歩行状態判定部、18…利用モード設定部、U…使用者。

Claims (6)

  1. 使用者の腕に装着可能な腕時計型情報端末であって、
    入力操作を受け付ける入力手段と、
    所定の情報を表示する表示手段と、
    前記使用者による前記腕時計型情報端末の使用状態を検出する使用状態検出手段と、
    前記使用状態検出手段により検出された前記使用者の使用状態に応じて、前記表示手段への情報の表示を制限するとともに前記入力手段への入力操作を禁止する第1のモード、前記表示手段への情報の表示を許可するとともに前記入力手段への入力操作を禁止する第2のモード、および前記表示手段への情報の表示および前記入力手段への入力操作を許可する第3のモードのいずれかを設定するモード設定手段と、
    を備えることを特徴とする腕時計型情報端末。
  2. 前記第2のモードにおいて、予め設定された時間だけ前記表示手段への情報の表示が許可されることを特徴とする請求項1に記載の腕時計型情報端末。
  3. 前記使用状態検出手段は、前記使用者の顔が前記表示手段と正対していることを検出する顔検出手段を備え、
    前記モード設定手段は、前記顔検出手段により前記使用者の顔が前記表示手段と正対していることが検出された場合には、前記第2のモードおよび前記第3のモードのいずれかを設定することを特徴とする請求項1または2に記載の腕時計型情報端末。
  4. 前記使用状態検出手段は、前記表示手段の角度を検出するとともに前記角度が予め定めた条件に合致するか否かを判定する角度検出手段を備え、
    前記モード設定手段は、前記角度検出手段により前記角度が前記条件に合致すると判定された場合には、前記第2のモードおよび前記第3のモードのいずれかを設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の腕時計型情報端末。
  5. 前記使用状態検出手段は、前記使用者が歩行していることを検出する歩行検出手段を備え、
    前記モード設定手段は、前記歩行検出手段により前記使用者が歩行していることが検出された場合には、前記第2のモードを設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の腕時計型情報端末。
  6. 入力操作を受け付ける入力手段と所定の情報を表示する表示手段とを備えた使用者の腕に装着可能な腕時計型情報端末におけるモード設定方法であって、
    前記使用者による前記腕時計型情報端末の使用状態を検出する使用状態検出ステップと、
    前記使用状態検出ステップで検出された前記使用者の使用状態に応じて、前記表示手段への情報の表示を制限するとともに前記入力手段への入力操作を禁止する第1のモード、前記表示手段への情報の表示を許可するとともに前記入力手段への入力操作を禁止する第2のモード、および前記表示手段への情報の表示および前記入力手段への入力操作を許可する第3のモードのいずれかを設定するモード設定ステップと、
    を備えることを特徴とするモード設定方法。
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