JP2013197716A - 送信制御装置、フィードバック情報送信装置、協調送信システム、送信制御方法、フィードバック情報送信方法及びプログラム - Google Patents

送信制御装置、フィードバック情報送信装置、協調送信システム、送信制御方法、フィードバック情報送信方法及びプログラム Download PDF

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Takashi Oshiba
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Abstract

【課題】 複数の装置のフィードバック情報の送信タイミングを協調制御し、各フィードバック情報の受信タイミングを適切にずらすことが可能な技術を提供する。
【解決手段】 本発明における送信制御装置は、複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、複数のフィードバック情報送信装置の装置数と、複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれがフィードバック情報を送信するタイミングを当該複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報を、複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに対し生成する送信タイミング制御手段と、を含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、データの送受信と、当該データから取得されるフィードバック情報の送受信が行われる技術に関する。
近年、インターネットの高速化に伴い、インターネットを利用するネットワークアプリケーションが普及し、データ量が大きい映像や音声等のマルチメディアコンテンツをストリーミング視聴するユーザが急激に増加している。しかし、インターネットはベストエフォートであるため、ネットワークに輻輳が発生するとデータにロスや遅延が生じ、ユーザの体感品質を損なう恐れがある。従って、ネットワークアプリケーションが輻輳制御を行う重要性が増加している。輻輳制御を行う場合、ネットワークアプリケーションのトランスポートプロトコルとして、輻輳制御機能を持ったTCP(Transmission Control Protocol)やDCCP(Datagram Congestion Control Protocol)を利用する、又は、UDP(User Datagram Protocol)で独自の輻輳制御手法を実装する、等の方法が考えられる。
輻輳制御手法の中には、フィードバック情報(ネットワークの帯域、遅延、パケットロスなどに関する情報)を利用したものもある。携帯端末等のデータの受信端末から、データの送信端末に対してフィードバック情報を送信し、送信端末はフィードバック情報を利用し輻輳制御を行うものである。
特許文献1に記載の無線通信システムは、移動局装置が、基地局装置から受信した信号の受信品質を測定し、受信品質に基づいて生成したフィードバック情報を基地局装置に送信する。
特許文献1に記載の無線通信システムにおいて、基地局装置は、フィードバック情報のうちのいずれかを組み合わせ、その組み合わせに対して同一のリソースを割り当てる。
特許文献1に記載の無線通信システムにおいて、移動局装置は、割り当てられたリソースにおいて各フィードバック情報の送信タイミングをずらして送信する。
特許文献1に記載の無線通信システムは、フィードバック情報の種類に応じて送信頻度を個別かつ柔軟に設定することにより、送信周期をフィードバック情報の種類に応じて最適なものとする。これにより、特許文献1に記載の無線通信システムは、送信周期が最適なものと一致しないことに起因するシステムスループットの低下を最小限に抑える。
特開2011−024230号公報
しかしながら、特許文献1に記載の無線通信システムは、フィードバック情報を送信する装置が複数ある場合において、フィードバック情報の送信タイミングを協調制御することができない。
その理由は、特許文献1に記載の無線通信システムにおける送信手法は、単一の装置から複数の種類のフィードバック情報を送信する際の手法であり、複数の装置のフィードバック情報送信タイミングを制御する手法ではないためである。つまり、特許文献1に記載の無線通信システムは、単一の装置内で複数の種類のフィードバック情報の送信タイミングを制御することができても、複数の装置の関係を考慮してフィードバック情報を送信するタイミングを制御することはできない。
その結果、複数の装置のフィードバック情報を短い時間間隔で受信した場合、基地局装置の情報処理の負荷が増大する。
以上より、本発明の目的は、複数の装置のフィードバック情報の送信タイミングを協調制御し、各フィードバック情報の受信タイミングを適切にずらすことで、フィードバック情報受信装置にかかる負荷を削減することが可能な技術を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の一態様における送信制御装置は、複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数と、前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれがフィードバック情報を送信するタイミングを当該複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報を、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに対し生成する送信タイミング制御手段と、を含む。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様におけるフィードバック情報送信装置は、フィードバック情報を送信制御装置に送信するタイミングを他のフィードバック情報送信装置との間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報に基づいて、フィードバック情報の送信タイミングを変更する送信タイミング管理手段と、前記送信タイミング管理手段によって変更された送信タイミングでフィードバック情報を前記送信制御装置に送信するフィードバック情報送信手段と、を含む。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様における協調送信システムは、送信制御装置と、フィードバック情報送信装置と、を含む。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様における送信制御方法は、複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数と、前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれがフィードバック情報を送信するタイミングを当該複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報を、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに対し生成する。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様におけるプログラムは、複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数と、前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれがフィードバック情報を送信するタイミングを当該複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報を、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに対し生成する、処理をコンピュータに実行させる。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様におけるフィードバック情報送信方法は、フィードバック情報を送信制御装置に送信するタイミングを他のフィードバック情報送信装置との間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報に基づいて、フィードバック情報の送信タイミングを変更し、前記変更された送信タイミングでフィードバック情報を前記送信制御装置に送信する。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様におけるプログラムは、フィードバック情報を送信制御装置に送信するタイミングを他のフィードバック情報送信装置との間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報に基づいて、フィードバック情報の送信タイミングを変更し、前記変更された送信タイミングでフィードバック情報を前記送信制御装置に送信する、処理をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、複数の装置のフィードバック情報の送信タイミングを協調制御し、各フィードバック情報の受信タイミングを適切にずらすことで、フィードバック情報受信装置にかかる負荷を削減することができる。
本発明の第1実施形態に係る協調送信システム100の全体像を示すブロック図である。 図1における送信装置10、中継装置20及び受信装置40の詳細な構成を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態における送信装置10の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1実施形態における中継装置20がデータを受信した際の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1実施形態における中継装置20が送信タイミング制御情報を受信した際の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1実施形態に係る協調送信システム100の全体動作の概略を説明するための図である。 図1に示す構成において、フィードバック情報の送信に要する時間の一例を具体的に表示した図である。 受信装置40、中継装置20及び送信装置10におけるフィードバック情報の送信の状態を示す図である。 受信装置50、中継装置20及び送信装置10におけるフィードバック情報の送信の状態を示す図である。 受信装置60、中継装置30及び送信装置10におけるフィードバック情報の送信の状態を示す図である。 各装置のフィードバック情報の送信時刻と、送信装置10のフィードバック情報の受信時刻をまとめた図である。 送信タイミング制御情報の内容の一例を示す図である。 図11において、受信装置50のフィードバック情報の送信周期が3秒に変更された状態を示す図である。 (式2)を具体的に説明するための図である。 送信タイミング制御情報が各装置に送信する送信タイミング制御情報の内容を示す図である。 各装置に図15に示す送信タイミング制御情報が送信された後の状態を示す図である。 オフセット値によるフィードバック情報送信時刻の制御を説明するための図である。 送信タイミング制御情報の内容の他の例を示す図である。 本発明の他の構造例である協調送信システム200の構成を示すブロック図である。 本発明の他の構造例である協調送信システム300の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る協調送信システム400の全体像を示すブロック図である。 図21における送信装置70の詳細な構成を示したブロック図である。 図21に示す構成において、フィードバック情報の送信に要する時間の一例を具体的に表示した図である。 各装置のフィードバック情報の送信時刻と、送信装置70のフィードバック情報の受信時刻をまとめた図である。 中継装置20に送信タイミング制御情報が送信された後の状態を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る送信制御装置80の構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る送信制御装置90の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る送信装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 フィードバック情報を受信する端末における、装置Aからのフィードバック情報の受信時刻と、装置Bからのフィードバック情報の受信時刻を表す図である。 フィードバック情報を受信する端末における、装置Aからのフィードバック情報の受信時刻と、装置Bからのフィードバック情報の受信時刻を表す図である。
<第1実施形態>
まず、本発明の実施形態の理解を容易にするため、本発明の背景を説明する。
特許文献1に記載の無線通信システムは、単一の装置が、3つの異なる種類のフィードバック情報を送信する際に、それぞれフィードバック情報を送信するタイミングを制御する。しかしながら、特許文献1に記載の無線通信システムは、フィードバック情報を送信する装置が複数あった場合に、当該複数の装置間におけるフィードバック情報を送信するタイミングを制御することができない。
図29及び図30は、本発明の背景を説明するための図であり、フィードバック情報を受信する端末における、装置Aからのフィードバック情報の受信時刻と、装置Bからのフィードバック情報の受信時刻を表す図である。
複数の装置からのフィードバック情報の送信タイミングが制御されていない場合、例えば図29に示すように、端末には短い時間間隔でフィードバック情報が到着することが考えられる。フィードバック情報を受信した端末がフィードバック情報の到着したタイミングで所定の処理(例えば、送信データが映像データであれば、データレートの算出や、算出したデータレートでの映像のエンコード等)を行う場合、短い時間間隔で複数のフィードバック情報を受信すると当該端末に過大な負荷が生じる恐れがある。
本発明によれば、例えば図30に示すように、受信時刻が重ならないように複数の装置間でフィードバック情報の送信時刻を調整することができ、上述したような過大負荷を避けることができる。
(構成の説明)
本発明の第1実施形態の構成について図1及び図2を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る協調送信システム100の全体像を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の協調送信システム100は、送信装置10と、中継装置20と、中継装置30と、受信装置40と、受信装置50と、受信装置60と、を含む。各装置はネットワークを介して接続されている。なお、以降の説明において、「中継装置」や「受信装置」など、符号のない装置名は、複数の装置の総称を示す。
送信装置10は、例えば各受信装置にサービスを提供するサーバである。送信装置10は、各中継装置を介して各受信装置の要求を受け、必要なデータを送信してサービスの提供等を行う。ここで、データとは、例えば動画データや音声データで良く、これらに限定されない。
中継装置20及び30は、例えば基地局等であり、送信装置10と各受信装置との中継を行う。
受信装置40、50及び60は例えば携帯端末やPC(Personal Computer)であり、送信装置10からデータを受信する。
各受信装置及び各中継装置は、データを受信すると、データの受信量やパケットロス率などのフィードバック情報を周期的に送信装置10に送信する。図1における矢印は、フィードバック情報の流れを示している。送信装置10は各装置からフィードバックを受け、例えば適切なデータレートの算出等の処理を行い、受信装置等からデータの送信要求があった場合に、算出したデータレートで各中継装置及び各受信装置に対して新たにデータを送信する。
図2は、図1における送信装置10、中継装置20及び受信装置40の詳細な構成を示したブロック図である。以下、これらの図面に基づき説明する。なお、中継装置30は、中継装置20と同様の構成で良く、受信装置50及び60は、受信装置40と同様の構成で良い。以降の説明においては、中継装置は中継装置20のみ、受信装置は受信装置40のみを対象に説明するが、中継装置30、受信装置50及び60も同様に動作する。
送信装置10は、ネットワーク状態推定部11と、処理部12と、データ送信部13と、フィードバック情報受信部14と、送信タイミング制御部15と、を含む。
中継装置20は、データ送受信部21と、フィードバック情報取得部22と、フィードバック情報送信部23と、送信タイミング管理部24と、を含む。
受信装置40は、データ受信部41と、フィードバック情報取得部42と、フィードバック情報送信部43と、送信タイミング管理部44と、を含む。
まず、送信装置10がデータを送信し、フィードバック情報を受信するまでの流れに沿って各構成を説明する。
送信装置10において、ネットワーク状態推定部11は、各中継装置や各受信装置から送信されたフィードバック情報に基づき、ネットワーク状態を推定する。ネットワーク状態推定部11は、例えばネットワークの混み具合や、パケットロスの原因等を推定する。
ネットワーク状態推定部11は、ネットワーク状態推定結果を処理部12に出力する。
処理部12は、ネットワーク状態推定部11から入力されたネットワーク状態推定結果に基づいて、所定の処理を行う。ここで、所定の処理とは、データレートの算出であっても良いし、通信経路上で生じるパケットロスを各受信装置が回復するための誤り訂正手法の変更であっても良い。処理部12が実行する処理はこれらに限定されずその他の処理でも良い。本実施形態においては、一例として処理部12は、データレートを算出するものとして説明する。
処理部12は、処理結果をデータ送信部13に出力する。例えば、処理部12は算出したデータレートをデータ送信部13に出力する。
データ送信部13は、処理部12から入力された処理結果に基づいてデータの送信条件の変更等を行う。例えば、データ送信部13は、現在のデータ送信の際のデータレートを、処理部12から与えられたデータレートに変更する。データ送信部13は、別途中継装置20から(又は、中継装置20を介して受信装置40若しくは受信装置50から)データの送信要求があった場合に、変更したデータレートで中継装置20(データ送受信部21)にデータを送信する。
次に、中継装置20において、データ送受信部21は、送信装置10から受信したデータを受信装置40(データ受信部41)に送信する。また、データ送受信部21は、送信装置10から受信したデータをフィードバック情報取得部22に出力する。
フィードバック情報取得部22は、データ送受信部21から入力されたデータを解析し、周期的にフィードバック情報を算出し、フィードバック情報送信部23に出力する。ここで、フィードバック情報とは、データ送受信部21が所定の期間内に受信したデータ量であっても良い。所定の期間内に受信したデータ量が0である場合、フィードバック情報取得部22は、受信データ量が0であることを示すフィードバック情報を取得しても良い。又は、データがパケットの形で送られてくる場合、フィードバック情報はパケットのロス率であっても良い。フィードバック情報はこれらに限定されず、輻輳制御その他必要のために送信装置10にフィードバック可能な情報であれば、いかなる情報でも良い。
フィードバック情報送信部23は、フィードバック情報取得部22により周期的に入力されたフィードバック情報を送信装置10に送信する。ここで、フィードバック情報を送信するタイミングは、一定周期でも良く、後述する送信タイミング管理部24により変更される。
受信装置40において、データ受信部41は、中継装置20のデータ送受信部21からデータを受信する。データ受信部41は、受信したデータをフィードバック情報取得部42に出力する。フィードバック情報取得部42及びフィードバック情報送信部43は、フィードバック情報取得部22及びフィードバック情報送信部23と同様の構成でも良い。
フィードバック情報送信部23及びフィードバック情報43からフィードバック情報が送信されると、送信装置10においてフィードバック情報受信部14はフィードバック情報を受信する。なお、受信装置40におけるフィードバック情報送信部43は、中継装置20を経由して送信装置10にフィードバック情報を送信しても良いし、中継装置10を経由せずに直接送信しても良い。図2においては、中継装置20におけるフィードバック情報送信部23を経由する例を示している。
フィードバック情報受信部14は、各装置からフィードバック情報を受信する。
次に、送信装置10が各装置からフィードバック情報を受信してから、各装置のフィードバック情報の送信タイミングを制御するまでの流れに沿って各構成を説明する。
フィードバック情報受信部14は、各装置からフィードバック情報を受信すると、各装置がフィードバック情報を送信するタイミングを制御する必要があるか否かを判定する。フィードバック情報受信部14は、各装置からのフィードバック情報の受信時刻を図示しない記録部に記録し、受信時刻のログに基づいて送信タイミング制御の必要性を判定しても良い。例えばフィードバック情報受信部14は、所定の間隔以下の時間間隔で複数の装置からフィードバック情報を受信した場合や、それまで含まれていなかった新たな受信装置又は中継装置からフィードバック情報を受信した場合などに、送信タイミングの制御が必要であると判定しても良い。
フィードバック情報受信部14は、送信タイミングの制御が必要ではないと判定すると、フィードバック情報をネットワーク状態推定部11に出力する。以降、ネットワーク状態推定部11が各中継装置や各受信装置から送信されたフィードバック情報に基づきネットワーク状態を推定し、処理部12がネットワーク状態推定結果に応じてデータの処理を行い、データ送信部13がデータの送信条件を変更する、各処理が継続される。
フィードバック情報受信部14は、送信タイミングの制御が必要であると判定すると、送信タイミング制御部15に、送信タイミング制御処理の実行命令を出力する。
送信タイミング制御部15は、フィードバック情報受信部14から送信タイミング制御処理の実行命令が入力されると、フィードバック情報の送信タイミングを制御するための情報(以下、「送信タイミング制御情報」という。)を生成する。
送信タイミング制御部15は、複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、中継装置及び受信装置の装置数と、フィードバック情報受信部14が受信した複数のフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、送信タイミング制御情報を、フィードバック情報を送信した複数の中継装置又は受信装置のそれぞれに対し生成しても良い。
送信タイミング制御情報の生成方法についての詳細は後述する。
送信タイミング制御部15は、生成した送信タイミング制御情報を中継装置20又は(及び)受信装置40に送信する。送信タイミング制御部15は、送信タイミング制御情報を送信タイミング管理部24又は(及び)送信タイミング管理部44に送信しても良い。なお、送信装置10における送信タイミング制御部15は、中継装置20を経由して受信装置40に送信タイミング制御情報を送信しても良いし、中継装置20を経由せずに直接送信しても良い。図2においては、中継装置20における送信タイミング管理部24を経由する例を示している。
中継装置20において、送信タイミング管理部24は、送信タイミング制御部15から入力された送信タイミング制御情報に従ってフィードバック情報送信部23におけるフィードバック情報の送信タイミングを変更する。
以降、フィードバック情報送信部23は、送信タイミング管理部24によって変更された送信タイミングで、フィードバック情報を送信する。
受信装置40において、送信タイミング管理部44は、(中継装置20の送信タイミング管理部24を経由して)送信装置10の送信タイミング制御部15から送信タイミング制御情報を受信する。送信タイミング管理部44は、送信タイミング管理部24と同様の構成でも良い。
(動作の説明)
次に、図3〜図6を参照して、本発明の第1実施形態の動作について説明する。
図3は、本発明の第1実施形態における送信装置10の動作を示すフローチャート図である。図3においては、フィードバック情報の受信を開始としている。
図3に示すように、フィードバック情報受信部14は、複数の装置からフィードバック情報を受信する(ステップS1)。
フィードバック情報受信部14は、複数のフィードバック情報の受信時刻等に基づいて、送信タイミングの制御が必要か否かを判定する(ステップS2)。
送信タイミングの制御が必要ないと判定すると(ステップS2−No)、ネットワーク状態推定部11は、フィードバック情報に基づいてネットワーク状態を推定する(ステップS3)。
次に、処理部12は、ネットワーク状態推定部11の推定したネットワーク状態に応じて、データの送信条件の1つであるビットレートの算出等所定の処理を実行する(ステップS4)。
次に、データ送信部13は、処理部12の処理結果に応じてデータの送信条件の変更等を行う(ステップS5)。
一方、ステップS2において、フィードバック情報受信部14は、送信タイミングの制御が必要であると判定すると(ステップS2−Yes)、ネットワーク状態推定部11におけるネットワーク状態の推定処理と並行して、送信タイミング制御部15は送信タイミング制御情報を生成する(ステップS6)。送信タイミング制御情報は、フィードバック情報送信タイミングを変更するための情報(具体的には、後述する周期制御情報及びオフセット情報の少なくとも一方)を含む。
次に、送信タイミング制御部15は、生成した送信タイミング制御情報を中継装置20又は(及び)受信装置40に送信する(ステップS7)。
図4は、本発明の第1実施形態における中継装置20がデータを受信した際の動作を示すフローチャート図である。なお、受信装置40も図4に示す動作と同様の動作を実行しても良い。
図4に示すように、データ送受信部21は、送信装置10のデータ送信部13からデータを受信する(ステップS8)。
次に、フィードバック情報取得部22は、受信したデータに基づいてフィードバック情報を取得する(ステップS9)。この場合、前述したように、フィードバック情報取得部22は、データ送受信部21から入力されたデータを解析し、フィードバック情報を取得し、周期的にフィードバック情報送信部23に出力する。
次に、フィードバック情報送信部23は、取得したフィードバック情報を送信装置10に周期的に送信する(ステップS10)。
図5は、本発明の第1実施形態における中継装置20が送信タイミング制御情報を受信した際の動作を示すフローチャート図である。なお、受信装置40も図5に示す動作と同様の動作を実行しても良い。
図5に示すように、送信タイミング管理部24は、送信装置10の送信タイミング制御部15から送信タイミング制御情報を受信する(ステップS11)。
次に、送信タイミング管理部24は、受信した送信タイミング制御情報に基づいて、フィードバック情報送信部23のフィードバック情報送信タイミングを変更する(ステップS12)。
次に、フィードバック情報送信部23は、変更されたフィードバック情報送信タイミングでフィードバック情報を送信する(ステップS13)。
図6は、本発明の第1実施形態に係る協調送信システム100の全体動作の概略を説明するための図である。図6では、送信装置10、中継装置20及び受信装置40の間におけるデータの送受信を示しており、各装置の縦のラインは時間の流れを示す。中継装置20及び受信装置40のライン上における点は、それぞれの装置のフィードバック情報の送信周期を示す点である。すなわち、中継装置20及び受信装置40は、点の位置におけるタイミングでフィードバック情報を送信する。図6では送信装置10からデータを受信した際に送信されるフィードバック情報の流れを代表的に表示している。
図6では、初めに中継装置20と受信装置40とのフィードバック情報の送信周期(以下、単に「送信周期」とも言う。)が異なる例を示している。図6の期間(A)における受信装置40の送信周期は、中継装置20の送信周期と比較して短い。
図6に示すように、まず送信装置10は中継装置20及び受信装置40に対してデータ(1)を送信する。
次に、中継装置20及び受信装置40は、フィードバック情報(2)を取得して送信装置10に送信する。なお、フィードバック情報(2)の内容は、中継装置20と受信装置40とで異なるものとする。
ここで、送信装置10は、中継装置20及び受信装置40のフィードバック情報を同時刻(B)に受信する。この結果、送信装置10のフィードバック情報受信部14は、中継装置20及び受信装置40のそれぞれのフィードバック情報に対して並行してネットワーク状態等の推定を行わなければならず、負荷がかかる。よってフィードバック情報受信部14は、フィードバック情報の送信タイミングの変更が必要であると判定する。
この場合、まず送信装置10の送信タイミング制御部15は、受信装置40の送信周期を中継装置20の送信周期に一致させるための処理を行う。
具体的には、送信タイミング制御部15は、受信装置40の送信周期を中継装置20の送信周期に一致させるため、周期制御情報を含む送信タイミング制御情報(3)を受信装置40に送信する。
なお、本実施形態では一方の装置の送信周期を、もう一方の装置の送信周期に合わせるようにしているが、周期の統一方法はこれに限定されない。例えば送信タイミング制御部15は、各装置の送信周期の平均を算出し、算出された平均から各装置の送信周期を一致させるための周期制御情報を生成し、各装置それぞれに周期制御情報を含む送信タイミング制御情報を送信しても良いし、その他の方法で周期を統一しても良い。
また、以降の説明ではフィードバック情報を同時刻に受信する場合を例に説明するが、送信タイミングの変更が必要であると判定するためのフィードバック情報の受信タイミングは同時刻に限定されない。送信タイミング制御部15は、フィードバック情報を所定の間隔以下の時間間隔で受信した場合に、送信タイミングの変更が必要であると判定しても良い。
次に、送信タイミング制御部15は、各装置のフィードバック情報の送信タイミングをずらすため、それぞれの送信周期を調整するためのオフセット情報を生成し、そのオフセット情報を中継装置20及び受信装置40に送信する。
図6に示す送信タイミング制御情報(3)は、周期制御情報の他に、最初の送信タイミングをずらす(遅らせる)ためのオフセット情報を含む。オフセット情報は、フィードバック情報の送信タイミングを調整するための情報である。オフセット情報の算出方法については、後述の実施例で説明する。
送信タイミング制御後に最初に送信を行う時刻は、送信タイミング制御前に最後にフィードバック情報を送信した後、周期制御情報で与えられた周期にオフセット情報で与えられたずれを加えた時間が経過した時刻である。つまり、図6の期間(C)を経過すると、受信装置40は再びフィードバック情報の送信を開始する。また、図6の期間(D)で示すように、周期制御情報によって、受信装置40の送信周期は中継装置20の送信周期に一致している。
以後、送信装置10は中継装置20及び受信装置40に対して最新のフィードバック情報を反映したデータ(4)、(6)の送信を継続する。中継装置20及び受信装置40はフィードバック情報(5)、(7)を取得して送信装置10に送信する。
ここで、図6の期間(E)に示すように、中継装置20及び受信装置40のフィードバック情報の送信時刻は、送信装置10がフィードバック情報を受信する時刻が重ならないように制御されている。異なる時刻にフィードバック情報を受信することで、送信装置10は、各フィードバック情報に対する処理を交互に行うことができ、負荷が軽減される。
(実施例の説明)
次に、図7〜図18を参照して、本発明の第1実施形態に係る協調送信システム100の実施例を具体的に説明する。
図7は、図1に示す構成において、フィードバック情報の送信に要する時間の一例を具体的に表示した図である。図7では、各装置間でフィードバック情報の送信に要する時間を秒単位で表している。
本実施例においては、図7に示すように、受信装置40から送信されたフィードバック情報は1秒後に中継装置20に到着する。受信装置50から送信されたフィードバック情報は3秒後に中継装置20に到着する。中継装置20から送信されたフィードバック情報は4秒後に送信装置10に到着する。同様に、受信装置60から送信されたフィードバック情報は1秒後に中継装置30に到着し、中継装置30から送信されたフィードバック情報は5秒後に送信装置10に到着する。
なお、本実施例においては、中継装置30は、他の装置と比較して送信タイミングが1秒ずれて(遅れて)いるものとする。また、受信装置50の送信周期は4秒であり、その他の装置の送信周期は3秒であるものとする。
上述の条件を前提に、以下具体的に協調送信システム100の実施例を説明する。
図8は、受信装置40、中継装置20及び送信装置10におけるフィードバック情報の送信の状態を示す図である。
図8に示すように、受信装置40及び中継装置20は、それぞれ0秒のタイミングでフィードバック情報を送信する。中継装置20が送信したフィードバック情報(実線矢印)は、4秒後に送信装置10に到着する。受信装置40が送信したフィードバック情報(破線矢印)は、1秒後に中継装置20を経由して、更に4秒後に送信装置10に到着する。つまり、受信装置40が送信したフィードバック情報は、5秒後に送信装置10に到着する。受信装置40及び中継装置20の送信周期は3秒なので、各装置はそれぞれ3秒後に再びフィードバック情報を送信する。以後、同様の周期でフィードバック情報は送信され、送信装置10は、4秒後、5秒後、7秒後、8秒後、10秒後、11秒後、・・・という周期でフィードバック情報を受信する。
図9は、受信装置50、中継装置20及び送信装置10におけるフィードバック情報の送信の状態を示す図である。
図9に示すように、受信装置50及び中継装置20は、それぞれ0秒のタイミングでフィードバック情報を送信する。受信装置50が送信したフィードバック情報(破線矢印)は、3秒後に中継装置20を経由して、更に4秒後に送信装置10に到着する。つまり、受信装置50が送信したフィードバック情報は、7秒後に送信装置10に到着する。ここで、受信装置50の送信周期は4秒なので、受信装置50は4秒後に再びフィードバック情報を送信する。以後、同様の周期でフィードバック情報は送信される。図9において、送信装置10は、7秒後に2つのフィードバック情報を受信する。
図10は、受信装置60、中継装置30及び送信装置10におけるフィードバック情報の送信の状態を示す図である。
図10に示すように、受信装置60は、0秒のタイミングでフィードバック情報を送信する。中継装置30は、他の装置と比較して、1秒後にフィードバック情報を送信する。中継装置30が送信したフィードバック情報(実線矢印)は、送信から5秒後に送信装置10に到着する。つまり、送信装置10は、6秒後に中継装置30のフィードバック情報を受信する。受信装置60が送信したフィードバック情報(破線矢印)は、1秒後に中継装置30を経由して、更に5秒後に送信装置10に到着する。つまり、送信装置10は、6秒後に受信装置60のフィードバック情報を受信する。各装置はそれぞれ3秒後に再びフィードバック情報を送信する。以後、同様の周期でフィードバック情報は送信され、送信装置10は、6秒後、9秒後、・・・という周期で、同時刻に2つのフィードバック情報を受信する。
図11は、各装置のフィードバック情報の送信時刻と、送信装置10のフィードバック情報の受信時刻をまとめた図である。図11においては、受信装置及び中継装置毎にフィードバック情報の送信タイミングが表示され、また、送信装置10が装置毎にフィードバック情報を受信するタイミングが表示されている。図11に示すように、送信装置10は、6秒後、9秒後、12秒後、・・・という周期で2つのフィードバック情報を受信する。また、受信装置50の送信周期が他の装置と異なることから、7秒後、11秒後の2つのフィードバック情報を受信し、15秒後には3つのフィードバック情報を受信する。
送信装置10において、フィードバック情報受信部14は、同時刻に複数のフィードバック情報を取得すると、送信タイミングを制御する必要があると判定する。送信タイミング制御処理の実行命令を受けて、送信タイミング制御部15は送信タイミング制御情報を生成する。なお、以降の説明では、説明の便宜のため、送信タイミング制御部15は、送信周期を制御する周期制御情報と、送信タイミングのずれを調整するオフセット情報とを異なるタイミングで分離して生成するものとする。
図12は、送信タイミング制御情報の内容の一例を示す図である。図12に示すように、本実施例において送信タイミング制御部15が最初に生成する送信タイミング制御情報は、「送信周期」を「3秒」に変更することを示す周期制御情報を含み、オフセット情報は含まない。
送信タイミング制御部15は、図12に示す送信タイミング制御情報を、(中継装置30を経由して)受信装置50(の送信タイミング管理部)に送信する。当該送信タイミング制御情報により、受信装置50のフィードバック情報の送信タイミングが4秒から3秒に変更される。この結果、受信装置50の送信周期は他の装置の送信周期に一致する。全装置で統一した送信周期は、送信装置10における各装置からのフィードバック情報の受信周期と言い換えても良い。
図13は、図11において、受信装置50のフィードバック情報の送信周期が3秒に変更された状態を示す図である。図13に示すように、送信装置10は、6秒後、7秒後、9秒後、10秒後、12秒後、13秒後、15秒後、16秒後・・・という周期で2つのフィードバック情報を受信する。
次に、送信タイミング制御部15は、各フィードバック情報を受信する時刻が重ならないようにオフセット情報を含む送信タイミング制御情報を生成する。
すなわち、送信タイミング制御部15は、全装置で統一されているフィードバック情報の送信周期と、複数のフィードバック情報送信装置(中継装置及び受信装置)の装置数と、フィードバック情報受信部14が受信した複数のフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、フィードバック情報を送信するタイミングを、複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御する送信タイミング制御情報(オフセット情報)を生成する。
具体例として、送信タイミング制御部15は、以下の方法により送信タイミング制御情報を生成しても良い。
送信タイミング制御部15は、フィードバック情報の送信周期を示す値と、複数のフィードバック情報送信装置の装置数を示す値と、複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに与えられる整数値と、に基づいて第一の値を算出する。ここで、第一の値は、フィードバック情報の送信周期を示す値を複数のフィードバック情報送信装置の装置数で除算した値に、連続する整数値であって複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに与えられる整数値を乗算して得られる値でも良い。
次に、送信タイミング制御部15は、複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のうち、所定のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻と、当該所定のフィードバック情報送信装置以外のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻との差分を示す値である第二の値を算出する。
送信タイミング制御部15は、第一の値と第二の値とに基づいて、複数のフィードバック情報送信装置間において、それぞれのフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の受信時刻が異なる時刻となる関係を有するように、送信タイミング制御情報(オフセット情報(送信タイミングのずれを示す値))を生成する。ここで、送信タイミング制御部15は、フィードバック情報の受信時刻が等間隔となる関係を有するように送信タイミング制御情報を生成しても良い。
送信タイミング制御部15は、例えば、右辺の第一項を第一の値、第二項を第二の値として以下の(式1)でオフセット値ΔTを計算しても良い。
Figure 2013197716
ここで、Sはフィードバック情報の送信周期、nはフィードバック情報を送信する装置の数である。なお、S(送信周期)は全ての装置のフィードバック情報で統一されている必要がある。iは、フィードバック情報を送信する装置毎に与えられる連続する整数値である。また、jは、iの取り得る値の最小値である。本実施例において、iは、中継装置20、中継装置30、受信装置40、受信装置50、受信装置60の順番でi=1、2、3、4、5であるとする。この場合、j=1となる。なお、iは連続する整数値であれば良く、どの装置にいかなる数字をあてるかは任意であり、例えばiが3から開始する場合、j=3となる。
ΔTrecv_i,jは、Trecv_iを、送信装置10における装置iからのフィードバック情報の受信時刻として、以下の(式2)で表される。
Figure 2013197716
ただし、min(Trecv_i−Trecv_j)は、
Figure 2013197716
の元で最小のTrecv_i−Trecv_jである。
図14は、(式2)を具体的に説明するための図である。図14は、図13における送信装置10の送信時刻につき、10秒以上13秒未満の範囲を拡大して表示している。
図14においては、ΔTrecv_3,1=1秒とΔTrecv_5,1=2秒を代表的に表示している。残りは、ΔTrecv_2,1=2秒、ΔTrecv_4,1=0秒であり、ΔTrecv_1,1は当然0秒である。
ここで、送信周期Sは3秒に統一されており、フィードバック情報を送信する装置の数nは5なので、各装置のオフセット値は、(式1)によって以下のように計算される。
Figure 2013197716

Figure 2013197716

Figure 2013197716

Figure 2013197716

Figure 2013197716
送信タイミング制御部15は、各装置に(式1)で計算したオフセット値を示す送信タイミング制御情報を送信する。
図15は、送信タイミング制御情報が各装置に送信する送信タイミング制御情報の内容を示す図である。図15に示すように、送信タイミング制御情報は、オフセット情報を含む。送信タイミング制御部15は、図15における(i)の送信タイミング制御情報を中継装置30に送信する。送信タイミング制御部15は、図15における(ii)の送信タイミング制御情報を受信装置40に、(iii)の送信タイミング制御情報を受信装置50に、(iv)の送信タイミング制御情報を受信装置60に送信する。
図16は、各装置に図15に示す送信タイミング制御情報が送信された後の状態を示す図である。図16に示すように、各装置は、図15に示すオフセット値の分だけ時刻をずらしてフィードバック情報を送信する。送信装置10は、フィードバック情報を全て異なる時刻に受信する。
図17は、オフセット値によるフィードバック情報送信時刻の制御を説明するための図である。図17は、送信装置10の受信時刻につき、図13の状態から図16の状態に制御された様子を、10秒以上13秒未満の範囲を拡大して表示している。
図17に示すように、中継装置30が送信したフィードバック情報の受信時刻(黒丸で表示)は、制御前の12秒からオフセット値の−1.4秒が加算され、10.6秒に変更されている。同様に、全ての装置のフィードバック情報の送信時刻が変更される。送信時刻を変更する制御の結果、本実施例においては、送信装置10は各装置のフィードバック情報を0.6秒毎の等間隔で異なる時刻に受信する。
なお、本実施例においては、送信タイミング制御部15は、周期制御情報とオフセット情報とを異なる送信タイミング制御情報として2回に分けて送信する態様を説明したが、制御方法はこの態様に限定されない。
図18は、送信タイミング制御情報の内容の他の例を示す図である。図18に示すように、送信タイミング制御部15は、周期制御情報とオフセット情報の両方を含む送信タイミング制御情報を受信装置50に送信し、一度に周期とオフセットを制御しても良い。
また、本実施例においては、(式1)によって受信タイミングが等間隔になるように制御する例を説明したが、送信タイミングの制御方法は本例に限定されない。送信装置10の受信タイミングを適切に変更することができれば、送信タイミング制御部15は(式1)以外の式によってオフセット値を計算しても良く、また、受信タイミングは等間隔でなくても良い。
以上説明したように、第1実施形態に係る協調送信システム100によれば、複数の装置のフィードバック情報の送信タイミングを協調制御し、各フィードバック情報の受信タイミングを適切にずらすことで、フィードバック情報受信装置にかかる負荷を削減することができる。その理由は、送信タイミングを制御する必要が生じると、送信装置10における送信タイミング制御部15が各装置に送信タイミング制御情報を送信するからである。
なお、第1実施形態においては協調送信システムを送信装置、中継装置及び受信装置の直列構造と並列構造の組み合わせとして説明したが、本発明の構成はこれに限定されない。例えば、図19に示す直列構造の協調送信システム200や、図20に示す中継装置を介さない並列構造の協調送信システム300でも、これまで説明した方法と同様の方法で同様の効果を得ることができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について、図面を参照して第1実施形態と異なる点を詳細に説明する。なお、第2実施形態において第1実施形態の構成と同様の構成については同様の符号を付し、説明を省略する。
図21は、本発明の第2実施形態に係る協調送信システム400の全体像を示すブロック図である。図21に示すように、協調送信システム400は、送信装置70と、中継装置20と、中継装置30と、受信装置40と、を含み、直列に構成されているものとする。
図22は、図21における送信装置70の詳細な構成を示したブロック図である。図22に示すように、送信装置70は、第1実施形態における送信装置10と比較して、送信タイミング制御部15に代えて送信タイミング制御部75を含む点で異なる。
送信タイミング制御部75は、(式1)における各装置のiの整数値を、装置毎に生成される送信タイミングのずれを示す値(オフセット値)が0になる装置が多くなるように決定する。送信タイミング制御部75は、iと装置の全ての組合せで(式1)によって送信タイミング制御情報であるオフセット値を計算し、オフセット値が0になる装置が最も多くなるように各装置のiを決定しても良い。
以下、図23〜図25を参照して、本発明の第2実施形態に係る協調送信システム400の実施例を具体的に説明する。
図23は、図21に示す構成において、フィードバック情報の送信に要する時間の一例を具体的に表示した図である。図23では、各装置間でフィードバック情報の送信に要する時間を秒単位で表している。
本実施例においては、図23に示すように、受信装置40から送信されたフィードバック情報は5秒後に中継装置30に到着する。中継装置30から送信されたフィードバック情報は4秒後に中継装置20に到着する。中継装置20から送信されたフィードバック情報は3秒後に送信装置70に到着する。
なお、本実施形態においては、中継装置30は、他の装置と比較して送信タイミングが1秒ずれているものとする。また、各装置のフィードバック情報の送信周期は3秒であるものとする。
上述の条件を前提に、以下具体的に協調送信システム400の実施例を説明する。
図24は、各装置のフィードバック情報の送信時刻と、送信装置70のフィードバック情報の受信時刻をまとめた図である。図24に示すように、送信装置70は、12秒後、15秒後、18秒後、・・・という周期で2つのフィードバック情報を受信する。
送信装置70において、フィードバック情報受信部14は、同時刻に複数のフィードバック情報を取得すると、送信タイミングを制御する必要があると判定する。送信タイミング制御処理の実行命令を受けて、送信タイミング制御部75は、各フィードバック情報を受信する時刻が重ならないようにオフセット情報を含む送信タイミング制御情報を生成する。
送信タイミング制御部75は、例えば(式1)でオフセット値ΔTを計算しても良い。その際、送信タイミング制御部75は、例えばiと装置の全ての組合せについてオフセット値ΔTを計算する。
例えば、送信タイミング制御部75は、まず中継装置20、中継装置30、受信装置40の順番で、i=1、2、3として以下のようにオフセット値ΔTを計算する。
Figure 2013197716

Figure 2013197716

Figure 2013197716
次に、例えば、送信タイミング制御部75は、中継装置20、中継装置30、受信装置40の順番で、i=3、1、2として以下のようにオフセット値ΔTを計算する。
Figure 2013197716

Figure 2013197716

Figure 2013197716
中継装置20、中継装置30、受信装置40の順番で、i=1、2、3として計算した場合、オフセット値が0になるのは中継装置20のみであるのに対し、中継装置20、中継装置30、受信装置40の順番で、i=3、1、2として計算した場合、中継装置30及び受信装置40のオフセット値が0となる。
送信タイミング制御部75は、オフセット値が0である装置に対しては、送信タイミング制御情報を送信する必要がないので、オフセット値が0である装置が多いほど送信すべき情報量が減る。
送信タイミング制御部75は、iと装置の全ての組合せで上述の計算を行ってから、オフセット値が0になる装置の数が多くなる組合せでiを決定しても良い。又は送信タイミング制御部75は、オフセット値が0になる装置の数が適当な閾値を超えた場合に、その組合せでiを決定しても良い。
本実施形態においては、中継装置20、中継装置30、受信装置40の順番で、i=3、1、2として計算した場合に、3つ中2つの装置のオフセット値が0になるので、送信タイミング制御部75は、この組合せでiを決定する。
送信タイミング制御部75は、中継装置20のみに対し、オフセット値が1秒であることを示すオフセット情報を含む送信タイミング制御情報を送信する。
図25は、中継装置20に送信タイミング制御情報が送信された後の状態を示す図である。図25に示すように、中継装置20は、1秒だけ時刻をずらしてフィードバック情報を送信する。これにより送信装置70は、フィードバック情報を全て異なる時刻に受信する。
以上説明したように、第2実施形態に係る協調送信システム400によれば、送信装置が送信すべき送信タイミング制御情報の情報量を減らすことができる。その理由は、送信タイミング制御部75が、オフセット値が0になる装置が多くなるように、iを決定し、オフセット値が0になる装置に対しては送信タイミング制御情報を送信しないからである。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る送信制御装置80について説明する。
図26は、本発明の第3実施形態に係る送信制御装置80の構成を示すブロック図である。図26に示すように、送信制御装置80は、送信タイミング制御部81を含む。
送信タイミング制御部81は、複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、複数のフィードバック情報送信装置の装置数と、複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のそれぞれの受信時刻と、に基づき、複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれがフィードバック情報を送信するタイミングを当該複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報を、複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに対し生成する。
ここで、フィードバック情報送信装置とは、送信制御装置80に対しフィードバック情報を送信する装置である。例えば、送信制御装置80を第1実施形態における送信装置10であるとすると、フィードバック情報送信装置は、中継装置20や、受信装置40等である。
送信タイミング制御部81は、生成した送信タイミング制御情報を各フィードバック情報送信装置に送信し、各装置のフィードバック情報の送信タイミングを制御する。
以上説明したように、第3実施形態に係る送信制御装置80によれば、複数の装置のフィードバック情報の送信タイミングを協調制御し、各フィードバック情報の受信タイミングを適切にずらすことで、フィードバック情報を受信する送信制御装置80にかかる負荷を削減することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係るフィードバック情報送信装置90について説明する。
図27は、本発明の第4実施形態に係るフィードバック情報送信装置90の構成を示すブロック図である。図27に示すように、フィードバック情報送信装置90は、送信タイミング管理部91と、フィードバック情報送信部92と、を含む。
送信タイミング管理部91は、送信制御装置から受信した、フィードバック情報を送信するタイミングを他装置との関係で制御する情報である送信タイミング制御情報に基づいて、フィードバック情報送信部92がフィードバック情報の送信タイミングを変更する。ここで、送信制御装置とは、フィードバック情報送信装置90におけるフィードバック情報の送信先の対象となる装置である。例えば、フィードバック情報送信装置90を第1実施形態における中継装置20や受信装置40であるとすると、送信制御装置は、送信装置10である。
フィードバック情報送信部92は、送信タイミング管理部91によって変更された送信タイミングでフィードバック情報を送信する。
以上説明したように、第4実施形態に係るフィードバック情報送信装置90によれば、複数の装置との関係でフィードバック情報の送信タイミングを協調制御し、各フィードバック情報の送信タイミングを適切にずらすことで、送信制御装置にかかる負荷を削減することができる。
以上、各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は以上の実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で同業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、これまでに説明した各実施形態において利用するブロック図(図2、図22、図26及び図27)は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロックはハードウェア及びソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、送信装置10の構成部の実現手段は特に限定されない。すなわち、送信装置10は、物理的に結合した1つの装置により実現されても良いし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線で接続し、これら複数の装置により実現されても良い。
以下、これまで説明した各実施形態における各装置のハードウェア構成について説明する。ここでは、第1実施形態における送信装置10を代表的に説明するが、他の中継装置20や受信装置40、その他の実施形態における装置も同様のハードウェア構成によって実現されても良い。
図28は、第1実施形態に係る送信装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図28に示すように、送信装置10を構成する各部は、CPU1(Central Processing Unit)1と、ネットワーク接続用の通信IF2(通信インターフェース2)と、メモリ3と、プログラムを格納するハードディスク等の記録装置4とを含む、コンピュータ装置によって実現される。ただし、送信装置10の構成は、図28に示すコンピュータ装置に限定されない。
CPU1は、オペレーティングシステムを動作させて送信装置10の全体を制御する。また、CPU1は、例えばドライブ装置などに装着された記録媒体からメモリ3にプログラムやデータを読み出し、これにしたがって各種の処理を実行する。
例えばネットワーク状態推定部11や処理部12は、CPU1及びメモリ3に格納されるプログラムによって実現されても良い。
通信IF2は、外部のネットワークに接続するためのインタフェースである。
例えばデータ送信部13、フィードバック情報受信部14及び送信タイミング制御部15は、CPU1及び通信IF2によって実現されても良い。例えば、送信装置10は、送信タイミング制御部15を構成するCPU1によって送信タイミング制御情報を生成しても良い。送信装置10は、送信タイミング制御部15を構成する通信IF2を介してネットワークに接続し、生成した送信制御情報を中継装置20に送信しても良い。
記録装置4は、例えば光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、半導体メモリ等であって、コンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録する。また、コンピュータプログラムは、通信IF2を介してネットワークに接続されている図示しない外部コンピュータからダウンロードされても良い。
例えば、フィードバック情報受信部14は、各中継装置等からのフィードバック情報の受信時刻のログを、記録装置4に記録しても良い。
なお、図28においては特に図示しないが、送信装置10等の各装置は、マウスやキーボード等の入力装置や、ディスプレイ等の出力装置を含んでいても良い。
例えば受信装置40は、ユーザによるデータの送信要求を入力装置から受け付けて、送信装置10や中継装置20から受信したデータを出力装置に出力しても良い。
<実施形態の他の表現>
上記の各実施の形態においては、以下に示すような送信制御装置、フィードバック情報送信装置、協調送信システム、送信制御方法、フィードバック情報送信方法及びプログラムの特徴的構成が示されている(以下のように限定されるわけではない)。なお、本発明のプログラムは、上記の各実施形態で説明した各動作を、コンピュータに実行させるプログラムであれば良い。
(付記1)
複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数と、前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれがフィードバック情報を送信するタイミングを当該複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報を、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに対し生成する送信タイミング制御手段と、
を含む送信制御装置。
(付記2)
前記送信タイミング制御手段は、
前記フィードバック情報の送信周期を示す値と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数を示す値と、当該複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに与えられる整数値と、に基づいて得られる第一の値と、
前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のうち、所定のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻と、当該所定のフィードバック情報送信装置以外のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻との差分を示す値である第二の値と、
に基づいて、前記複数のフィードバック情報送信装置間において、それぞれのフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の受信時刻が異なる時刻となる関係を有するように前記送信するタイミングを制御するための送信タイミングのずれを示す値である送信タイミング制御情報を生成する、
付記1に記載の送信制御装置。
(付記3)
前記第一の値は、
前記フィードバック情報の送信周期を示す値を前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数で除算した値に、連続する整数値である前記整数値を乗算して得られる値であって、
前記送信タイミング制御手段において、
前記受信時刻が異なる時刻となる関係は、受信時刻が等間隔となる関係である、
付記2に記載の送信制御装置。
(付記4)
前記送信タイミング制御手段において、
前記整数値は、送信タイミングのずれを示す値が0になるフィードバック情報送信装置が多くなるように決定された整数値である、
付記2又は3に記載の送信制御装置。
(付記5)
前記送信タイミング制御手段は、
前記フィードバック情報の送信周期が、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれで異なる場合、周期を統一する周期制御情報を含む前記送信タイミング制御情報を生成する、
付記1〜4のいずれか1つに記載の送信制御装置。
(付記6)
前記複数のフィードバック情報送信装置からフィードバック情報を受信し、フィードバック情報を送信するタイミングを制御する必要があるか否かを判定するフィードバック情報受信手段と、
をさらに含む付記1〜5のいずれか1つに記載の送信制御装置。
(付記7)
前記フィードバック情報受信手段は、
所定の間隔以下の時間間隔で複数のフィードバック情報送信装置からフィードバック情報を受信した場合、又は新たに追加されたフィードバック情報送信装置からフィードバック情報を受信した場合に、送信タイミングの制御が必要であると判定する、
付記6に記載の送信制御装置。
(付記8)
フィードバック情報送信装置であって、
フィードバック情報を送信制御装置に送信するタイミングを他のフィードバック情報送信装置との間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報に基づいて、フィードバック情報の送信タイミングを変更する送信タイミング管理手段と、
前記送信タイミング管理手段によって変更された送信タイミングでフィードバック情報を前記送信制御装置に送信するフィードバック情報送信手段と、
を含むフィードバック情報送信装置。
(付記9)
前記送信タイミング制御情報は、
フィードバック情報の送信周期を示す値と、自装置を含む複数のフィードバック情報送信装置の装置数を示す値と、当該複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに与えられる整数値に基づいて得られる第一値と、
前記送信制御装置が受信した複数のフィードバック情報のうち、所定のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻と、当該所定のフィードバック情報送信装置以外のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻との差分を示す値である第二の値と、
に基づいて生成された、前記複数のフィードバック情報送信装置間において、それぞれのフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の受信時刻が異なる時刻となる関係を有するように、前記送信するタイミングを制御するための送信タイミングのずれを示す値である、
付記8に記載のフィードバック情報送信装置。
(付記10)
前記第一の値は、
前記フィードバック情報の送信周期を示す値を前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数で除算した値に、連続する整数値である前記整数値を乗算して得られる値であって、
前記受信時刻が異なる時刻となる関係は、受信時刻が等間隔となる関係である、
付記9に記載のフィードバック情報送信装置。
(付記11)
付記1〜7のいずれか1つに記載の送信制御装置と、
付記8〜10のいずれか1つに記載のフィードバック情報送信装置と、
を含む協調送信システム。
(付記12)
複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数と、前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれがフィードバック情報を送信するタイミングを当該複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報を、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに対し生成する、
送信制御方法。
(付記13)
前記送信タイミング制御情報を、
前記フィードバック情報の送信周期を示す値と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数を示す値と、当該複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに与えられる整数値と、に基づいて得られる第一の値と、
前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のうち、所定のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻と、当該所定のフィードバック情報送信装置以外のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻との差分を示す値である第二の値と、
に基づいて、前記複数のフィードバック情報送信装置間において、それぞれのフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の受信時刻が異なる時刻となる関係を有するように前記送信するタイミングを制御するための送信タイミングのずれを示す値として生成する、
付記12に記載の送信制御方法。
(付記14)
前記第一の値を、
前記フィードバック情報の送信周期を示す値を前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数で除算した値に、連続する整数値である前記整数値を乗算して得られる値として算出し、
前記受信時刻が異なる時刻となる関係を、受信時刻が等間隔となる関係として、前記送信タイミングのずれを示す値である前記送信タイミング制御情報を生成する、
付記13に記載の送信制御方法。
(付記15)
前記整数値を、送信タイミングのずれを示す値が0になるフィードバック情報送信装置が多くなるように決定する、
付記13又は14に記載の送信制御方法。
(付記16)
前記フィードバック情報の送信周期が、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれで異なる場合、周期を統一する周期制御情報を含む前記送信タイミング制御情報を生成する、
付記12〜15のいずれか1つに記載の送信制御方法。
(付記17)
前記複数のフィードバック情報送信装置からフィードバック情報を受信し、フィードバック情報を送信するタイミングを制御する必要があるか否かを判定する、
付記12〜16のいずれか1つに記載の送信制御方法。
(付記18)
所定の間隔以下の時間間隔で複数のフィードバック情報送信装置からフィードバック情報を受信した場合、又は新たに追加されたフィードバック情報送信装置からフィードバック情報を受信した場合に、送信タイミングの制御が必要であると判定する、
付記17に記載の送信制御方法。
(付記19)
フィードバック情報を送信制御装置に送信するタイミングを他のフィードバック情報送信装置との間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報に基づいて、フィードバック情報の送信タイミングを変更し、
前記変更された送信タイミングでフィードバック情報を前記送信制御装置に送信する、
フィードバック情報送信方法。
(付記20)
前記送信タイミング制御情報は、
フィードバック情報の送信周期を示す値と、自装置を含む複数のフィードバック情報送信装置の装置数を示す値と、当該複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに与えられる整数値に基づいて得られる第一値と、
前記送信制御装置が受信した複数のフィードバック情報のうち、所定のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻と、当該所定のフィードバック情報送信装置以外のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻との差分を示す値である第二の値と、
に基づいて生成された、前記複数のフィードバック情報送信装置間において、それぞれのフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の受信時刻が異なる時刻となる関係を有するように、前記送信するタイミングを制御するための送信タイミングのずれを示す値である、
付記19に記載のフィードバック情報送信方法。
(付記21)
前記第一の値は、
前記フィードバック情報の送信周期を示す値を前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数で除算した値に、連続する整数値である前記整数値を乗算して得られる値であって、
前記受信時刻が異なる時刻となる関係は、受信時刻が等間隔となる関係である、
付記20に記載のフィードバック情報送信方法。
(付記22)
付記12〜18のいずれか1つに記載の送信制御方法と、
付記19〜21のいずれか1つに記載のフィードバック情報送信方法と、
を含む協調送信方法。
(付記23)
複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数と、前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれがフィードバック情報を送信するタイミングを当該複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報を、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに対し生成する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記24)
前記送信タイミング制御情報を、
前記フィードバック情報の送信周期を示す値と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数を示す値と、当該複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに与えられる整数値と、に基づいて得られる第一の値と、
前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のうち、所定のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻と、当該所定のフィードバック情報送信装置以外のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻との差分を示す値である第二の値と、
に基づいて、前記複数のフィードバック情報送信装置間において、それぞれのフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の受信時刻が異なる時刻となる関係を有するように前記送信するタイミングを制御するための送信タイミングのずれを示す値として生成する、
処理をコンピュータに実行させる付記23に記載のプログラム。
(付記25)
前記第一の値を、
前記フィードバック情報の送信周期を示す値を前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数で除算した値に、連続する整数値である前記整数値を乗算して得られる値として算出し、
前記受信時刻が異なる時刻となる関係を、受信時刻が等間隔となる関係として、前記送信タイミングのずれを示す値である前記送信タイミング制御情報を生成する、
処理をコンピュータに実行させる付記24に記載のプログラム。
(付記26)
前記整数値を、送信タイミングのずれを示す値が0になるフィードバック情報送信装置が多くなるように決定する、
処理をコンピュータに実行させる付記24又は25に記載のプログラム。
(付記27)
前記フィードバック情報の送信周期が、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれで異なる場合、周期を統一する周期制御情報を含む前記送信タイミング制御情報を生成する、
処理をコンピュータに実行させる付記23〜26のいずれか1つに記載のプログラム。
(付記28)
前記複数のフィードバック情報送信装置からフィードバック情報を受信し、フィードバック情報を送信するタイミングを制御する必要があるか否かを判定する、
処理をコンピュータに実行させる付記23〜27のいずれか1つに記載のプログラム。
(付記29)
所定の間隔以下の時間間隔で複数のフィードバック情報送信装置からフィードバック情報を受信した場合、又は新たに追加されたフィードバック情報送信装置からフィードバック情報を受信した場合に、送信タイミングの制御が必要であると判定する、
処理をコンピュータに実行させる付記28に記載のプログラム。
(付記30)
フィードバック情報を送信制御装置に送信するタイミングを他のフィードバック情報送信装置との間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報に基づいて、フィードバック情報の送信タイミングを変更し、
前記変更された送信タイミングでフィードバック情報を前記送信制御装置に送信する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記31)
前記送信タイミング制御情報は、
フィードバック情報の送信周期を示す値と、自装置を含む複数のフィードバック情報送信装置の装置数を示す値と、当該複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに与えられる整数値に基づいて得られる第一値と、
前記送信制御装置が受信した複数のフィードバック情報のうち、所定のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻と、当該所定のフィードバック情報送信装置以外のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻との差分を示す値である第二の値と、
に基づいて生成された、前記複数のフィードバック情報送信装置間において、それぞれのフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の受信時刻が異なる時刻となる関係を有するように、前記送信するタイミングを制御するための送信タイミングのずれを示す値である、
付記30に記載のプログラム。
(付記32)
前記第一の値は、
前記フィードバック情報の送信周期を示す値を前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数で除算した値に、連続する整数値であって当該複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに与えられる整数値を乗算して得られる値であって、
前記送信タイミング制御情報は、
前記第一の値と前記第二の値とに基づいて生成された、前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるそれぞれのフィードバック情報の受信時刻が等間隔となる関係を有するように前記送信するタイミングを制御する送信タイミングのずれを示す値である、
付記31に記載のプログラム。
本発明は、例えば動画データや音声データ等のデータ配信技術として有用である。
1 CPU
2 通信IF
3 メモリ
4 記録装置
10、70 送信装置
11 ネットワーク状態推定部
12 処理部
13 データ送信部
14 フィードバック情報受信部
15、75、81 送信タイミング制御部
20、30 中継装置
21 データ送受信部
22、42 フィードバック情報取得部
23、43、92 フィードバック情報送信部
24、44、91 送信タイミング管理部
40、50、60 受信装置
41 データ受信部
80 送信制御装置
90 フィードバック情報送信装置
100、200、300、400 協調送信システム

Claims (10)

  1. 複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数と、前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれがフィードバック情報を送信するタイミングを当該複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報を、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに対し生成する送信タイミング制御手段と、
    を含む送信制御装置。
  2. 前記送信タイミング制御手段は、
    前記フィードバック情報の送信周期を示す値と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数を示す値と、当該複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに与えられる整数値と、に基づいて得られる第一の値と、
    前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のうち、所定のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻と、当該所定のフィードバック情報送信装置以外のフィードバック情報送信装置から受信したフィードバック情報の受信時刻との差分を示す値である第二の値と、
    に基づいて、前記複数のフィードバック情報送信装置間において、それぞれのフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の受信時刻が異なる時刻となる関係を有するように前記送信するタイミングを制御するための送信タイミングのずれを示す値である前記送信タイミング制御情報を生成する、
    請求項1に記載の送信制御装置。
  3. 前記送信タイミング制御手段において、
    前記整数値は、送信タイミングのずれを示す値が0になるフィードバック情報送信装置が多くなるように決定された整数値である、
    請求項2に記載の送信制御装置。
  4. 前記送信タイミング制御手段は、
    前記フィードバック情報の送信周期が、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれで異なる場合、周期を統一する周期制御情報を含む前記送信タイミング制御情報を生成する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の送信制御装置。
  5. フィードバック情報送信装置であって、
    フィードバック情報を送信制御装置に送信するタイミングを他のフィードバック情報送信装置との間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報に基づいて、フィードバック情報の送信タイミングを変更する送信タイミング管理手段と、
    前記送信タイミング管理手段によって変更された送信タイミングでフィードバック情報を前記送信制御装置に送信するフィードバック情報送信手段と、
    を含むフィードバック情報送信装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の送信制御装置と、
    請求項5に記載のフィードバック情報送信装置と、
    を含む協調送信システム。
  7. 複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数と、前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれがフィードバック情報を送信するタイミングを当該複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報を、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに対し生成する、
    送信制御方法。
  8. 複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報の送信周期と、前記複数のフィードバック情報送信装置の装置数と、前記複数のフィードバック情報送信装置から送信されるフィードバック情報のそれぞれの受信時刻とに基づき、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれがフィードバック情報を送信するタイミングを当該複数のフィードバック情報送信装置間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報を、前記複数のフィードバック情報送信装置のそれぞれに対し生成する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. フィードバック情報を送信制御装置に送信するタイミングを他のフィードバック情報送信装置との間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報に基づいて、フィードバック情報の送信タイミングを変更し、
    前記変更された送信タイミングでフィードバック情報を前記送信制御装置に送信する、
    フィードバック情報送信方法。
  10. フィードバック情報を送信制御装置に送信するタイミングを他のフィードバック情報送信装置との間で所定の関係を有するように制御するための情報である送信タイミング制御情報に基づいて、フィードバック情報の送信タイミングを変更し、
    前記変更された送信タイミングでフィードバック情報を前記送信制御装置に送信する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020059047A1 (ja) * 2018-09-19 2020-03-26 楽天株式会社 評価システム、サーバ装置、端末装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
WO2021199251A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 日本電信電話株式会社 通信システム及び通信方法

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