JP2013197339A - 半導体発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体構造層から光取り出し方向とは反対方向へ進行した光を光取り出し方向に反射する反射金属膜のAg拡散を良好に防止し、拡散防止膜のクラックの発生を防止しかつ光出射効率の向上を図った半導体発光素子を提供する。
【解決手段】 第1導電型を有する第1半導体層、活性層、及び第2導電型を有する第2半導体層がその順に積層された半導体構造層と、銀又は銀を含む合金からなり、第2半導体層上の第2半導体層の縁端より内側に積層された光反射金属膜と、光反射金属膜の表面中央部を除く表面を覆うアモルファス層と、アモルファス層上に積層された結晶層との2層構造からなり、導電性金属酸化物から構成される透光性拡散防止膜と、透光性拡散防止膜上に形成され、第1屈折率を有する第1酸化物層と第1屈折率とは異なる第2屈折率を有する第2酸化物層とが交互に積層された光学多層膜と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光ダイオード等の半導体発光素子に関する。
窒化物半導体発光素子の製造では、一般に、成長基板上にMOCVD(有機金属化学気相成長)法を用いて半導体結晶層であるn型半導体層、活性層及びp型半導体層を順次積層して半導体構造層としてのエピタキシャル層が形成される。そのエピタキシャル層の形成後に、例えば、真空蒸着法によりp型半導体層上にp電極層が形成される。
窒化物半導体発光素子の成長基板としては、一般にサファイア基板が用いられているが、サファイアは熱伝導性が低いため放熱性が悪い。そこで、それを改善するためにサファイア基板側を光取り出し側としたフリップチップ構造の発光素子が知られている。フリップチップ構造では光取り出しにおいて、光取り出し側のサファイア基板の裏面で反射する光があるため光取り出し効率が低い。そのため、サファイア基板上に成長した半導体構造体を別の支持体に貼り付けた後、レーザーリフトオフや研磨でサファイア基板を除去した構造の発光素子の製造手法も提案されている。
更に、p電極にはAg,Ag系合金などからなる反射金属膜を用いて支持体側に出力される光を光取り出し側に反射して高出力化を実現することも行われている。しかしながら、AgやAg系合金は熱や電気によってマイグレーションが起こるため、発光素子内におけるリーク電流の発生や発光素子自身の品質に大きな影響を与えるという問題があった。
そこで、反射金属膜のAgの拡散を防止するために、反射金属膜上を拡散防止膜で覆った構造の発光素子がある。例えば、特許文献1に開示されたフリップチップ構造の発光素子においては、半導体構造層のp型半導体層上にp電極である透明導電膜、そして反射金属膜が順に積層形成され、更に反射金属膜上に拡散防止膜が積層されている。拡散防止膜の材料としてはアモルファス状のIZO等の酸化物やNi,Ti等の金属が用いられている。また、特許文献1の発光素子では、それらの透明導電膜、反射金属膜及び拡散防止膜の積層部分を覆うようにボンディング層が形成され、更に、ボンディング層上の中央部を除いてボンディング層(側部を含む)上を密着層を介して光学多層膜が覆う構造となっている。光学多層膜は低屈折率層と高屈折率層を交互に積層して構成されており、反射金属膜で反射されなかった光を光取り出し側に反射する機能を有している。
特開2011−35324号公報
しかしながら、従来技術のように反射金属膜のAgの拡散防止を目的とした拡散防止膜が金属である場合には、支持体との接合工程や、フリップチップ実装等の発光素子の基板への実装における発光素子の貼り付け工程において熱応力が発生し、拡散防止膜にクラックが生じることがある。また、拡散防止膜は一般的に厚膜であるので、拡散防止膜自身の内部応力も存在し、その膜厚が厚くなるほど大きくなる故、成長基板剥離の際のレーザーリフトオフ工程の衝撃で拡散防止膜にクラックが生じることがある。
また、特許文献1の発光素子では、拡散防止膜の材料としてTiやNi等の金属が用いられた場合に、耐薬品性が低く、表面処理やエッチングに必要な酸類を用いることができない。
更に、特許文献1の発光素子において、酸化物の拡散防止膜の場合には、拡散膜にピンホール等の欠陥が生じることがある。特に、アモルファス状の拡散防止膜ではその表面の粗さが大きいために欠陥が増える。そのような欠陥が生じると、Agが漏れ出してリーク電流の発生等の不良につながるため、拡散防止機能を持たなくなることが起きる。
また、拡散防止膜は反射金属膜を完全に包み込むように反射金属膜よりも大きいサイズが必要となるので、拡散防止膜が金属材料からなる場合には、発光の際に拡散防止層に当たった光は十分な反射特性を持たないため、吸収が大きくなり、出力低下の要因になる。
そこで、本発明の目的は、かかる点を鑑みてなされたものであり、半導体構造層から光取り出し方向とは反対方向へ進行した光を光取り出し方向に反射する反射金属膜のAg拡散を良好に防止し、拡散防止膜のクラックの発生を防止しかつ光出射効率の向上を図った半導体発光素子を提供することである。
本発明の半導体発光素子は、第1導電型を有する第1半導体層、活性層、及び第2導電型を有する第2半導体層がその順に積層された半導体構造層と、銀又は銀を含む合金からなり、前記第2半導体層上の前記第2半導体層の縁端より内側に積層された光反射金属膜と、前記光反射金属膜の表面中央部を除く表面を覆うアモルファス層と、前記アモルファス層上に積層された結晶層との2層構造からなり、導電性金属酸化物から構成される透光性拡散防止膜と、前記透光性拡散防止膜上に形成され、第1屈折率を有する第1酸化物層と前記第1屈折率とは異なる第2屈折率を有する第2酸化物層とが交互に積層された光学多層膜と、を備えることを特徴としている。
本発明の半導体発光素子によれば、導電性金属酸化物から構成される透光性拡散防止膜が、光反射金属膜の表面中央部を除く表面を覆うアモルファス層と、アモルファス層上に積層された結晶層との2層構造からなり、透光性拡散防止膜の結晶層上に、第1屈折率を有する第1酸化物層と第1屈折率とは異なる第2屈折率を有する第2酸化物層とが交互に積層された光学多層膜が形成されているので、アモルファス層、結晶層及び光学多層膜からなる多層構造により良好なAgの拡散防止効果を得ることができる。透光性拡散防止膜は薄膜として形成され、光学多層膜は互いに屈折率が異なる第1酸化物層及び第2酸化物層を交互に配置した多層積層構造からなるので、光学多層膜内で応力が相殺され、熱やレーザの衝撃による透光性拡散防止膜のクラックの発生を抑制することができる。また、透光性拡散防止膜内で光が吸収されず、また、光反射金属膜の外側を通過して透光性拡散防止膜に入射する光を光取り出し方向に反射することができるので、光出射効率の向上を図ることができる。
本発明の実施例1の半導体発光素子を示す断面図である。 図1の発光素子の製造工程を示すフローチャートである。 図1の発光素子の半導体構造層形成工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子の透明電極形成工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子の光反射金属膜形成工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子の透光性拡散防止膜形成工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子の光学多層膜形成工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子の導電パターン形成工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子の素子分離エッチング工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子の支持基板接合工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子の成長基板剥離工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子のマイクロコーン形成工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子の保護膜形成工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子のn電極形成工程の状態を示す断面図である。 図1の発光素子のチップ化工程の状態を示す断面図である。 本発明の実施例2の半導体発光素子を示す断面図である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1の半導体発光素子の断面を示している。実施例1の半導体発光素子は支持基板11上に、接合層12、共晶層13、光反射金属膜14、透明電極膜15、p型半導体層16(第1半導体層)、活性層17、n型半導体層18(第2半導体層)、及び保護膜19がその順に積層されている。n型半導体層18の保護膜19との界面はマイクロコーン18aと称される凹凸形状にされている。そのマイクロコーン18a形成面上にはn電極20が配置されている。保護膜19はn電極20の配置部分を除いてマイクロコーン18aの形成面上を覆っている。
光反射金属膜14は透明電極膜15のサイズより小さく、透明電極膜15の縁端部の光反射金属膜14側主面と光反射金属膜14の側面とにより段差部21が形成されている。光反射金属膜14の縁端部の共晶層13側主面から段差部21までの上には2層構造の透光性拡散防止膜22が配置されている。透光性拡散防止膜22の表面は段差を伴っている。共晶層13は透光性拡散防止膜22より内側の光反射金属膜14上と透光性拡散防止膜22の縁端部上に配置されている。透光性拡散防止膜22の表面には光学多層膜23が共晶層13の側面に接触した状態で配置されている。
透光性拡散防止膜22はアモルファス層22aと結晶層22bとの2層構成で光反射金属膜14のAgの拡散を防止するために設けられている。
光学多層膜23は、光反射金属膜14の形成領域から、その外側の光反射金属膜14の非形成領域にかけて、透光性拡散防止膜22上に形成されている。光学多層膜23は、透光性拡散防止膜22と併せて光反射金属膜14のAgの拡散を防止すると共に、光反射金属膜14の外側領域において、活性層17からの発光を光取り出し面側に反射するために設けられている。
この半導体発光素子を製造する工程は、図2に示すように、半導体構造層形成工程(S1)、透明電極形成工程(S2)、光反射金属膜形成工程(S3)、透光性拡散防止膜形成工程(S4)、光学多層膜形成工程(S5)、導電パターン形成工程(S6)、素子分離エッチング工程(S7)、支持基板接合工程(S8)、成長基板剥離工程(S9)、マイクロコーン形成工程(S10)、保護膜形成工程(S11)、n電極形成工程(S12)、そしてチップ化工程(S13)を含んでいる。
次に、この工程順に実施例1の半導体発光素子の各構成要素について説明する。
<半導体構造層>
半導体構造層形成工程(S1)では、成長基板31が用意され、成長基板31上に、MOCVD(有機金属化学気相成長)法を用いて窒化物系半導体からなるエピタキシャル層が形成される。エピタキシャル層は、図3に示すように、成長基板31側から、n型半導体層18、活性層17、そしてp型半導体層16がその順に積層された半導体構造層である。成長基板31としてはMOCVD法にてAlxInyGaNz(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、x+y+z=1)を成長可能なC面サファイア基板が用意される。
エピタキシャル層の具体的な形成方法としては、先ず、成長基板31がMOCVD装置に搬入され、1000℃の水素雰囲気中で約10分程度の加熱処理が施される。続いて、雰囲気温度が約500℃に調整され、TMG(トリメチルガリウム)(流量:10.4μmol/min)及びNH3(流量:3.3LM)が約3分間供給されることで、低温バッファ層(図示せず)が形成される。その後、雰囲気温度が約1000℃まで昇温され、かかる状態が約30秒間保持されることで低温バッファ層が結晶化される。続いて、雰囲気温度が約1000℃の状態に保持されたままで、TMG(流量:45μmol/min)及びNH3(流量:4.4LM)が約20分間供給されることにより、膜厚約1μm程度の下地GaN層(図示せず)が形成される。次に、雰囲気温度が約1000℃の状態において、TMG(流量:45μmol/min)、NH3(流量:4.4LM)及びドーパントガスとしてSiH4(流量:2.7×10-9mol/min)が約100分間供給されることにより、膜厚約5μm程度のn型GaN層がn型半導体層18として形成される。
続いて、n型GaN層18上に活性層である多重量子井戸構造のInGaN/GaN層17が形成される。InGaN/GaN層17ではInGaN/GaNを1周期として5周期の成長が行われる。具体的には、雰囲気温度が約700℃の状態において、TMG(流量:3.6μmol/min)、TMI(トリメチルインジウム)(流量:10μmol/min)、NH3(流量4.4LM)が約33秒間供給されることにより、膜厚約2.2nmのInGaN井戸層が形成される。続いて、TMG(流量:3.6μmol/min)、NH3(流量:4.4LM)が約320秒間供給されることにより、膜厚約15nmのGaN障壁層が形成される。かかる処理を5周期分繰り返すことにより、InGaN/GaN層17が形成される。
次に、雰囲気温度が約870℃まで昇温され、TMG(流量:8.1μmol/min)、TMA(トリメチルアルミニウム)(流量:7.5μmol/min)、NH3(流量:4.4LM)及びドーパントとしてCp2Mg(ビスシクロペンタディエニルマグネシウム:bis-cyclopentadienyl Mg)(流量:2.9×10-7μmol/min)が約5分間供給されることにより、膜厚約40nmのp型AlGaNクラッド層(図示せず)が形成される。続いて、雰囲気温度が約870℃の状態に保持されたままで、TMG(流量:18μmol/min)、NH3(流量:4.4LM)及びドーパントとしてCp2Mg(流量:2.9×10-7μmol/min)が約7分間供給されることにより、膜厚約150nmのp型GaN層がP型半導体層16として形成される。
<透明電極膜>
透明電極形成工程(S2)では、スパッタ法を用いて、図4に示すように、p型半導体層16の露出した主面上にITO、IZO等の透明導電膜材料を成膜し、更にフォトリソグラフィ法によりパターニングを行うことにより透明電極膜15が形成される。透明電極膜15のパターンは素子分離パターン位置により5μm以上内側にある。例として透明導電膜材料としてのITOを用いてスパッタ装置にて膜厚15nmの形成をAr流量50sccm、O2流量0.5sccm、圧力0.5Paで行った。透明電極膜15はp型半導体層16のコンタクト層として寄与する。
なお、本実施例においては、コンタクト層として透明電極膜15が形成されているが、透明電極膜15の代わりに、コンタクト層としてp型半導体層16とオーミック接触可能な他の金属膜を形成しても良い。また、後述の光反射金属膜14をp型半導体層16とオーミック接触可能な材料から構成すれば、透明電極膜15は形成しなくても良い。
<光反射金属膜>
光反射金属膜形成工程(S3)では、電子ビーム蒸着法を用いて、図5に示すように、透明電極膜15の露出面の所定領域に材料であるAgを塗布して膜厚150nmの光反射金属膜14が形成される。フォトリソグラフィ法によるパターニングによって光反射金属膜14のサイズは透明電極膜15のサイズよりも少なくとも5μm以上内側に小さくされる。これは上記した段差部21を形成して透光性拡散防止膜22及び光学多層膜23を成膜するためである。
なお、透明電極膜15及び光反射金属膜14各々の形成は、素子分割工程前に電極形成を行ったが、素子分割工程後にそれらを形成しても良い。
<透光性拡散防止膜>
透光性拡散防止膜形成工程(S4)では、スパッタ法や電子ビーム蒸着法等を用いて透光性拡散防止膜22の材料が段差部21上及び光反射金属膜14の縁端部上に形成され、また、フォトリソグラフィ法によってパターニングして、図6に示すように、透光性拡散防止膜22が形成される。透光性拡散防止膜22の材料としてはITO(インジウム−錫複合酸化物)、酸化インジウム、酸化亜鉛、IZO(インジウム−亜鉛複合酸化物)等の導電性の金属酸化物が用いられる。透光性拡散防止膜22は、いわゆる透明導電膜から構成される。透光性拡散防止膜22は上記したようにアモルファス層22aと結晶層22bとの2層構成で光反射金属膜14のAgの拡散を防止するために設けられている。また、透光性拡散防止膜22は透明電極形成工程(S2)の透明電極材料とは膜質において異なる。アモルファス層22aは光反射金属膜14及び透明電極膜15に接している部分に配置され、特に光反射金属膜14のAg表面に均一に成膜するためにアモルファス状の層として形成されている。結晶層22bはアモルファス層22a上に配置され、アモルファス層22aの凹凸面を埋めると共に、Agの拡散を抑制するために良好な膜質である結晶質の膜として形成されている。特に、結晶層22bは、アモルファス層22aの表面を平坦化することにより、後工程の光学多層膜形成工程(S5)で形成される光学多層膜23に生じる酸化物に特有のピンホール等の膜欠陥を低減するために形成されている。なお、結晶層22bは単結晶及び多結晶のいずれであっても良く、アモルファス層22aの凹凸面を埋めることができる程度に結晶性を有していれば良い。つまり、結晶層22bの光学多層膜23側の表面粗さは、アモルファス層22aの結晶層22b側表面における表面粗さより小さい。
以下、透光性拡散防止膜22の例として、アモルファス層22a及び結晶層22bのいずれもITO膜で構成した場合について説明する。
アモルファス層22aの膜厚としては10nm以上で100nm以下が好ましい。アモルファス層22aは10nmより薄膜であると均一な膜として成膜されず拡散防止としての機能を果たさない。また、100nmより厚膜であると膜吸収の影響が大きく、素子の出力低下につながる。結晶層22bの膜厚は10nm以上で100nm以下とされる。結晶層22bは10nmより薄膜であるとアモルファス層22aの凹凸を十分に緩和しきれず、100nmより厚膜であると膜吸収の影響が出てしまうからである。表面粗さは、Rmsとしてはアモルファス層22aでは1nm以上で5nm以下とされ、結晶層22bでは1nm以下とされる。AFM測定による実測としてはアモルファス層22a(膜厚10nm)では3.408nm、結晶層22b(膜厚10nm)では0.75nmであった。なお、AFM測定は半導体層に透光性拡散防止膜を成膜し、1μm範囲での平均値を測定した。
アモルファス層22a及び結晶層22bの成膜の際の異なるパラメータとしては、成膜温度、O2流量、熱処理温度が挙げられる。例えば、スバッタ法においてAr流量50sccm、O2流量0sccm、圧力0.5Paでアモルファス層22aのために膜厚15nmのITO膜を形成し、続けてAr流量50sccm、O2流量2sccm、圧力0.5Paで結晶層22bのために膜厚30nmのITO膜を形成した。リフトオフ又はエッチングでパターン形成した後、600℃で1minにて透明化熱処理を行った。また、透光性拡散防止膜22のアモルファス層22a及び結晶層22b各々の端部は光反射金属膜14の端部から5μm以上外側にあり、素子分離エッチングパターン位置より内側である。
透光性拡散防止膜22は光反射金属膜14のAg拡散防止効果を有しかつ、光反射金属膜14の端部より外側の光反射金属膜14がない部分に全反射角以上で照射され光を反射させる役割も持つため、各発光素子の形成範囲にできる限り覆うパターンを形成するのが望ましい。
なお、透光性拡散防止膜22の膜厚は一般的な拡散防止層(例えば、特許文献1に示されたもの)よりも薄いが、拡散防止用透明膜22は光学多層膜形成工程(S5)で形成する光学多層膜23と合わせて拡散防止効果を持たせるため薄膜による拡散防止効果の低下が生じないようにしている。
<光学多層膜>
光学多層膜形成工程(S5)では、スパッタ法や電子ビーム蒸着法等の成膜方法とフォトリソグラフィ法を用いて図7に示すように、光学多層膜23が透光性拡散防止膜22上に形成される。光学多層膜23は高屈折率材料(第1酸化物層)及び低屈折率材料(第2酸化物層)を交互に配置した多層積層構造からなる。高屈折率材料としてはTiO2、Ta25、Nb23等が用いられ、低屈折率材料としてはSiO2、MgF2、Al23等が用いられる。
光学多層膜23は金属反射と異なり、光入射角度に対して角度依存性を有している。従って、例えば、青色光を発する発光素子の場合に屈折率2.4の半導体層及び屈折率2.0のITOの透明電極膜15からの全反射角56度以下の入射角に対して、発光波長430〜460nmの光を反射するような設計が行われる。一例としては屈折率1.4のSiO2を低屈折率材料、屈折率2.1のTiO2を高屈折率材料とした合計20層の交互積層として光学多層膜23の設計を行った。最適化により1層当たりのSiO2の物理膜厚を75nm、TiO2の物理膜厚を55nmとした。膜設計は一般的な設計ソフトを用いた。この設計に基づいて電子ビーム蒸着法を用いて光学多層膜23の成膜を行った。
また、光学多層膜23は、電極膜15への導通経路の確保及び後の接合工程のため、光反射金属膜14の中央部に達しないパターン、すなわち光反射金属膜14の中央表面を開口したパターンにされている。素子分割部分には光学多層膜23は形成され、素子分離エッチング工程において素子分割部分で光学多層膜23を半導体構造層と共にエッチングし、素子パターンと光学多層膜23の外周寸法を同じにすることにより光出力の向上が図られている。例えば、光反射金属膜14のAgパターンより縦横共に10μm大きいサイズで拡散防止層を形成した場合、TiW等の金属膜で拡散防止層を形成した場合と比較して素子部の6%の領域の出力を向上することができる(なお、TiWの反射率40%、光学多層膜の反射率98%)。
なお、上記の高屈折率材料及び低屈折率材料の膜設計や材料を変えることにより赤色や緑色領域の反射を高めるように光学多層膜23を形成することができるので、発光波長は青色に限定する必要はなく、他の発光波長の発光素子に対応した角度依存性を有することができる。
光学多層膜23は透光性拡散防止膜22と比較すると一層当たりの膜厚が厚く、膜の内部応力が発生する。しかしながら、膜材料の応力方向の性質と膜厚との組み合わせにより光学多層膜23内で応力を緩和することができる。例えば、真空蒸着法で成膜したTiO2は引っ張り応力が大きいので、圧縮応力を有するSiO2の膜厚よりも一層当たり10nm以上薄膜に設定することにより光学多層膜23内で内部応力を緩和することができる。このため、金属膜で拡散防止層を形成する場合と比較して光学多層膜23では応力を減少させることができる。また上記した材料の中でSiO2のみが圧縮応力が発生するものであるので低屈折率材料としてSiO2を使用し、高屈折率材料の引っ張り応力の強さに応じてSiO2の膜厚が調整される。例えば、Ta25の場合、その引っ張り応力はSiO2の圧縮応力よりも小さいため一層当たりのSiO2の膜厚は10nm以上薄くするように設計が行われる。
<共晶層>
導電パターン形成工程(S6)では、スパッタ法や電子ビーム蒸着法等の成膜方法とフォトリソグラフィ法を用いて、図8に示すように、共晶層13が光学多層膜23で囲まれた光反射金属膜14及び拡散防止透明膜22上に形成される。共晶層13の膜厚は支持体である支持基板11側との接合のために光学多層膜23の総膜厚よりも厚くする必要がある。例としては電子ビーム蒸着法を用いてTi(膜厚50nm)/Pt(膜厚200nm)/Au(膜厚1200nm)をその順に成膜した。
素子分離エッチング工程(S7)では、レジストマスク及び塩素ガスを用いたドライエッチング法を用いることにより、半導体構造層に成長基板31まで達する素子分離溝41が形成される。
先ず、レジストの塗布では半導体構造層上の発光素子領域にレジストが残るようパターニングが行われる。次に、ドライエッチング装置にて発光素子領域以外のレジストが存在しない部分の半導体構造層を除去し、この結果、図9に示すように、個々の半導体発光素子分に区画することが行われる。素子分離溝41で分離された半導体構造層側面は成長基板31に向けて順テーパとなる。なお、レジストの厚みは半導体構造層の層厚に応じて選択することができる。
なお、素子分離エッチング工程(S7)は必ずしも導電パターン形成工程(S6)後に行う必要はなく、半導体構造層形成工程(S1)〜導電パターン形成工程(S6)のいずれの間に行っても良い。
<支持基板>
支持基板接合工程(S8)では、Si等の導電性の支持基板11が用意され、支持基板11上には抵抗加熱蒸着法を用いてAuとSnとの交互積層の接合層12が形成されている。図10は支持基板11側の接合層12と成長基板31側の共晶層13とを接合させる直前の支持基板接合工程の状態を示しており、例えば、成長基板31側が矢印Aで示す方向に移動され、共晶層13と支持基板11上の接合層12とが接合される。例えば、張り合わせ装置を用いて接合層12と共晶層13とを接触させ、圧力3MPaで加圧した状態で300℃に加熱して10分間保持した後、室温まで冷却することにより融着接合が行われる。つまり、融着接合可能な金属材料からなる接合層12と共晶層13の混合拡散により、金属膜を介して貼り合わされる。
成長基板剥離工程(S9)では、レーザーリフトオフ法を用いて成長基板31が図11に矢印Bで示すように剥離される。レーザーには波長が248nmのKrFエキシマレーザーが用いられ、そのレーザのパワーエネルギーは約800mJ/cm2である。具体的な剥離法としては、そのエキシマレーザーの光を成長基板31の裏面側から照射し、基板31との界面近傍の半導体ス構造層を加熱分解することにより、成長基板31が剥離される。
マイクロコーン形成工程(S10)では、成長基板31の剥離によって残った半導体構造層の表面であるn型半導体層18の表面に光取り出しを向上させるために図12に示すように、マイクロコーン18aが形成される。マイクロコーン18aの凹凸の形成には、TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)、KOH(水酸化カリウム)等のアルカリ水溶液を用いた薬液処理、フォトリソグラフィ、RIE(反応性ドライエッチング)等が用いられる。一列としてはTMAHを70℃で5min処理することで1μm程度のマイクロコーン18aを形成した。
<保護膜>
保護膜形成工程(S11)では、図13に示すように、マイクロコーン18aが形成されたn型半導体層18の表面にn電極20の形成領域を除くように保護膜19が生成される。スパッタ法や電子ビーム蒸着法等を用いて保護膜19の材料であるSiO2が塗布され、その際にフォトリソグラフィ法を用いてn電極20の形成領域を除くパターンの保護膜19が形成される。一例としてはスパッタ法を用いてSiO2を300nmの膜厚で形成した。
<n電極>
n電極形成工程(S12)では、フォトリソグラフィ法などを用いて、保護膜19上にn電極20の形成領域に対応した開口部を有するレジストマスクを形成し、電子ビーム蒸着法等を用いて、図14に示すように、Ti/Alからなるn電極20を形成することが行われる。また、別の例としてはTi(膜厚1nm)/Al(膜厚200nm)/Ti(膜厚100nm100)/Pt(膜厚200nm)/Au(膜厚2500nm)を順に保護膜19上に蒸着した後、リフトオフにより所望のパターンのn電極20が形成される。
チップ化工程(S13)では、レーザスクライブやダイシング等を用いて、図15に示すように、支持基板11と接合層12とからなる支持体を素子単位で切断することにより素子分離が行われる。
このように、実施例1の発光素子においては、透光性拡散防止膜22がアモルファス層22aと結晶層22bとの2層構造であるので、光反射金属膜14のAg上にアモルファス層22aを形成して光反射金属膜14と密着させて均一な成膜が行われ、結晶膜22bによってアモルファス層22aの表面の平坦化を図ることが行われる。また、透光性拡散防止膜22の平坦な結晶膜22b上に配置された厚膜の光学多層膜23がAgの拡散防止効果を更に向上させている。すなわち、アモルファス層22a、結晶層22b及び光学多層膜23の多層構造により良好なAgの拡散防止効果を得ることができる。
また、平坦な結晶膜22bに光学多層膜23が接触しているので、アモルファス層22a上に光学多層膜23が形成される場合と比較して、ピンホール等の膜欠陥を低減することができる。つまり、従来のようにアモルファス状の拡散防止膜が光学多層膜に接触している構成では膜欠陥が多く拡散防止効果を得ることができなかったが、実施例1の発光素子では光学多層膜23の膜欠陥を低減することができ、これにより拡散防止効果を得ることができる。
透光性拡散防止膜22は薄膜であり、光学多層膜23は高屈折率材料及び低屈折率材料を交互に配置した多層積層構造からなるので、光学多層膜23内で応力が相殺され、熱やレーザの衝撃による透光性拡散防止膜22のクラックの発生を抑制することができる。
更に、透光性拡散防止膜22が薄膜であるので、透光性拡散防止膜22内で光が吸収されず、また、光反射金属膜14の外側を通過して透光性拡散防止膜22に入射する光を光取り出し方向に反射することができるので、光出射効率の向上を図ることができる。
なお、実施例1の発光素子においては、共晶層13が光学多層膜23より突出し、支持基板11と接合層12を介して接合しているが、図16に示すように、光反射金属膜14の中央表面上の透光性拡散防止膜22及び光学多層膜23で囲まれた部分を共晶層35(第1金属共晶層)で埋め、更に、共晶層35上に更に共晶層36を積層して共晶層36が支持基板11と接合層12を介して接合する構成しても良い。この場合に、共晶層35上に共晶層36を積層することにより共晶層36は光学多層膜23の積層方向の表面を覆うようにされ、共晶層36の表面の面積が多くすることができるので、支持体側との接合密着性を向上させることができる。例えば、電子ビーム蒸着法を用いてTi/Pt/Auをその順に成膜して共晶層35が形成され、その後、Ti/Auをその順に成膜して共晶層36が形成される。
上記した各実施例においては、GaN系半導体構造層を有する発光素子が示されたが、本発明はGaN系半導体構造層に限定されず、他の結晶系、例えば、GaAs系等の他の結晶系の半導体構造層を有する発光素子にも適用することができる。また、上記した各実施例においては、第1導電型をn型とし、その第1導電型とは反対導電型の第2導電型をp型としたが、本発明は第1導電型をp型とし、第2導電型をn型とした半導体構造層にも適用することができる。
また、上記した各実施例においては、p電極用の透明電極膜15上に反射金属膜14が形成されているが、透明電極膜15を設けずに反射金属膜14をp電極膜と共用しても良い。
11 支持基板
12 接合層
13,35,36 共晶層
14 光反射金属膜
15 透明電極膜
16 p型半導体層
17 活性層
18 n型半導体層
19 保護膜
22 透光性拡散防止膜
23 光学多層膜

Claims (6)

  1. 第1導電型を有する第1半導体層、活性層、及び第2導電型を有する第2半導体層がその順に積層された半導体構造層と、
    銀又は銀を含む合金からなり、前記第2半導体層上の前記第2半導体層の縁端より内側に積層された光反射金属膜と、
    前記光反射金属膜の表面中央部を除く表面を覆うアモルファス層と、前記アモルファス層上に積層された結晶層との2層構造からなり、導電性金属酸化物から構成される透光性拡散防止膜と、
    前記透光性拡散防止膜上に形成され、第1屈折率を有する第1酸化物層と前記第1屈折率とは異なる第2屈折率を有する第2酸化物層とが交互に積層された光学多層膜と、を備えることを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記光学多層膜は、前記光反射金属膜の縁端より外側を覆うように前記透光性拡散防止膜上に形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  3. 前記結晶層の前記光学多層膜側の表面粗さは、前記アモルファス層の前記結晶層側表面における表面粗さより小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体発光素子。
  4. 前記透光性拡散防止膜は、ITOから構成され、
    前記アモルファス層は10nm以上で100nm以下の層厚を有し、前記結晶層は10nm以上で100nm以下の層厚を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1記載の半導体発光素子。
  5. 前記光反射金属膜の前記表面中央部上の前記透光性拡散防止膜及び前記光学多層膜で囲まれた部分を埋める金属共晶層と、
    支持基板と、を含み、
    前記金属共晶層は前記光学多層膜より突出し、前記支持基板と接合層を介して接合していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載の半導体発光素子。
  6. 前記光反射金属膜の前記表面中央部上の前記透光性拡散防止膜及び前記光学多層膜で囲まれた部分を埋めて前記光学多層膜の積層方向の表面位置と同一の位置まで形成された第1金属共晶層と、
    前記第1金属共晶層上に積層されかつ前記光学多層膜の積層方向の表面を覆う第2金属共晶層と、
    支持基板と、を含み、
    前記第2金属共晶層は前記支持基板と接合層を介して接合していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1記載の半導体発光素子。
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