JP2013196825A - 温度センサの取り付け構造 - Google Patents

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慎一 高瀬
Tsutomu Hashimoto
務 橋本
Takahiro Uchiyama
貴広 内山
Tomoyuki Kondo
智之 近藤
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Abstract

【課題】電池温度の検知精度を向上した温度センサの取り付け構造を提供する。
【解決手段】複数の単電池12を並べてなる単電池群11を有する電池モジュールMに温度センサ10を取り付ける温度センサ10の取り付け構造であって、単電池12は、電池要素を収容する電池本体13と、電池本体13に形成された正極および負極の電極端子15と、を有し、温度センサ10は、電極端子15に取り付けられる取付部材30と、取付部材30に取り付けられて単電池12の温度を検知する温度検知部材40とを備え、温度検知部材40は、単電池12の温度検知対象となる検知対象面14と接触する方向に付勢される付勢構造44を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、温度センサの取り付け構造に関する。
従来、複数の単電池を並べてなる単電池群を備えた電池モジュールに、温度センサを取り付ける構造としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載の電池モジュールにおいては、隣り合う単電池の間に温度センサが配置されるようになっている。
特開2011−258413号公報
上記特許文献1に記載の温度センサは単電池の間に挟持されることにより取り付けられているため、単電池の間隔が大きく開くと温度センサが単電池と接触しなくなるため、電池温度の検知精度が低下することが懸念された。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電池温度の検知精度を向上した温度センサの取り付け構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するものとして本発明は、複数の単電池を並べてなる単電池群を有する電池モジュールに温度センサを取り付ける温度センサの取り付け構造であって、前記単電池は、電池要素を収容する電池本体と、前記電池本体に形成された正極および負極の電極端子と、を有し、前記温度センサは、前記電極端子に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に取り付けられて前記単電池の温度を検知する温度検知部材とを備え、前記温度検知部材は、前記単電池の温度検知対象となる検知対象面と接触する方向に付勢される付勢構造を有する温度センサの取り付け構造である。
本発明において、温度センサは、単電池の電極端子に取り付けられる取付部材と、温度検知部材と備え、温度検知部材は単電池の検知対象面に接触する方向に付勢される付勢構造を有する。つまり、本発明によれば、単電池に取り付けられた温度センサにおいて、温度検知部材が、単電池の検知対象面に接触する方向に付勢される付勢構造によって単電池と確実に接触するので、電池温度の検知精度を向上することができる。
本実施形態は、以下の構成であってもよい。
前記電極端子は前記電池本体から突出形成される一方、前記取付部材には、前記電極端子を挿通する端子挿通孔が設けられていてもよい。
このような構成とすると、電極端子を端子挿通孔に挿通させるだけで、温度センサを電極端子に取り付けることができ、温度センサの取付作業を簡易なものとすることができる。
前記温度検知部材の、前記検知対象面に対して付勢される付勢部には、外側方向に突出形成されている付勢突部が設けられていてもよい。
このような構成とすると付勢突部が検知対象面と接触しやすくなる。
前記温度検知部材には、前記取付部材に係止される係止突部が突出形成される一方、前記取付部材には、その孔縁において前記係止突部を係止しつつ、前記温度検知部材が前記検知対象面と接触する方向に付勢されるのを許容する付勢許容孔が形成されていてもよい。
このような構成とすると、温度検知部材は、取付部材の付勢許容孔の孔縁に、係止突部が係止されつつ、検知対象面と接触する方向に付勢されるので、取付部材に付勢許容孔を設けるだけで、つまり、簡易な構造で、温度検知部材の取付部材への取り付けおよび検知対象面への付勢が可能となる。
前記温度検知部材の前記付勢部には、前記取付部材を挟む挟持部が形成される一方、前記取付部材のうち前記挟持部に挟まれる被挟持部は、前記温度検知部材とともに前記検知対象面と接触する方向に付勢されるようになっていてもよい。
このような構成とすると、温度検知部材は、付勢部に形成された挟持部を介して取付部材に取り付けられるとともに、取付部材ごと検知対象面と接触する方向に付勢されるので、温度検知部材を取付部材に確実に取り付けた状態で付勢させることができる。
前記電極端子にはネジ部が形成される一方、前記端子挿通孔に挿通された前記電極端子のネジ部と螺合して、前記取付部材を前記電極端子に対して固定する固定部材を備え、前記固定部材を前記電極端子に螺合させることにより、前記温度検知部材が前記検知対象面に接触する方向に付勢されるようにしてもよい。
このような構成とすると、温度センサに設けた端子挿通孔に挿通させた電極端子に、固定部材を螺合させることにより、温度センサの温度検知部材が検知対象面に対して付勢されるので、温度センサの取付作業と単電池への付勢とを同時に行うことができ、作業効率に優れる。
前記取付部材には、前記単電池から発生する熱を放熱する放熱孔が形成されていてもよい。
このような構成とすると、単電池から発生する熱を効率よく放熱することができる。
本発明によれば、電池温度の検知精度を向上した温度センサの取り付け構造を提供することができる。
実施形態1の温度センサの取り付け構造を有する電池モジュールの平面図 図1のA−A線における断面図 電池モジュールの長側面側の側面図 図3のB−B線における断面図 温度検知部材と取付部材とに分解状態の温度センサの斜視図 温度検知部材の正面図 温度検知部材の側面図 温度検知部材の側面図(図7とは反対側の側面から示した図)
<実施形態1>
本発明の一実施形態に係る温度センサ10の取り付け構造を、図1ないし図8を参照しつつ説明する。本実施形態においては、温度センサ10の取り付け構造を電池モジュールMに適用している。電池モジュールMは、図示しない電気自動車、又はハイブリッド車に搭載されて、これらの動力源とされる。本実施形態において図2および図3の上を上とし、下を下とする。
(単電池12)
図1に示すように、電池モジュールMは、複数の単電池12を並べた単電池群11を備える。単電池群11を構成する単電池12は、概ね扁平な直方体形状をなしている。単電池12は、電池要素(図示せず)を収容する電池本体13と、電池本体13の上面13Aに突出形成された正極および負極の電極端子15と、を有する。電極端子15にはネジ部15Aが形成されている。
図2に示すように、各単電池12は、合成樹脂製のセパレータ21内に収容されている。このセパレータ21により、各単電池12は所定の間隔を空けて離間した状態で並べられている(図4を参照)。
本実施形態において、単電池12の左側面13B(図2における左側に配される短側面13B)は、温度センサ10の温度検知部材40が配置される検知対象面14である。
セパレータ21の、単電池12の左側面13Bに対応する側壁の上端には、図2に示すように、その一部を切り欠くことにより、温度センサ10が配置されるセンサ配置空間22が設けられている。
(配線モジュール16)
単電池群11には、配線モジュール16が取り付けられている。この配線モジュール16により、隣り合う単電池12の極性の相違する電極端子15同士が接続されて、複数の単電池12が直列に接続されている。
配線モジュール16は、隣り合う単電池12の電極端子15を接続する複数のバスバー19と、隣り合うバスバー19同士を電気的に絶縁するとともに、バスバー19を包囲する包囲壁18を有する合成樹脂製の絶縁部材17と、を備える。
単電池12の並び方向に沿って配される一対の包囲壁18のうち、外側に配される包囲壁18の下端部には、図2に示すように、温度センサ10の取付部材30を挿入可能な挿入口18Aが形成されている。
バスバー19に形成されている一対の貫通孔19Aに、隣り合う単電池12の電極端子15を挿通させ、電極端子15の外面に形成されたネジ部15Aにナット20を螺合させることにより、バスバー19と電極端子15とが接続される。
本実施形態では図1に示す左から2個めの単電池12の電極端子15のうち図示下側に示されている電極端子15には、バスバー19および温度センサ10の取付部材30がこの順で重ねられている。
(温度センサ10)
本実施形態の温度センサ10は、電極端子15に取り付けられる合成樹脂製の取付部材30と、取付部材30に取り付けられて単電池12の温度を検知する合成樹脂製の温度検知部材40とを備える。
取付部材30は図3に示すように側面視略L字状をなしており、単電池12の上面13A(端子形成面13A)に配置される部分31は、単電池12に対して取り付けられる取付領域31である。取付部材30の取付領域31には、図6および図8に示すように電極端子15を挿通する端子挿通孔32が設けられている。
取付部材30の単電池12の左側面13B(検知対象面14)に配される部分は、温度検知部材40とともに付勢される付勢領域34である。取付部材30の取付領域31から付勢領域34に至る部分には図5に示すように略十字状の孔33(十字孔33)が形成されている。
十字孔33のうち、取付領域31に形成されている部分は、単電池12から発生する熱を放熱する機能を有する(放熱孔の一例)。
十字孔33の孔縁のうち、取付領域31の幅方向に略平行に形成されている孔縁35は、温度検知部材40の係止突部42を係止する被係止部35として機能する(図5を参照)。
十字孔33のうち、取付部材30の付勢領域34に形成されている部分は、温度検知部材40の検知対象面14への付勢を許容する機能を有する(付勢許容孔の一例)。
十字孔33のうち、付勢領域34において上下方向に形成されている一対の孔縁36,36は、温度検知部材40の付勢部44に形成された挟持部43に挟持される被挟持部36である(図5を参照)。
温度検知部材40は、取付部材30に取り付けられる取付部41と、単電池12の温度検知対象となる検知対象面14と接触する方向に付勢される付勢部44(付勢構造の一例)とを有する。
温度検知部材40の取付部41は、図7および図8に示すように、上端の屈曲部41Cで折り返すことにより側面視U字状をなしている。対向する位置に配される一対の取付板部41A,41Bは、上端において屈曲部41Cにより連なっている。単電池12の短側面13B側に配される取付板部41Aの下端部には外側方向に突出する係止突部42が形成されている。温度検知部材40の係止突部42は、十字孔33の孔縁の一部(被係止部35)により係止されるようになっている。
単電池12側とは反対側に配される取付板部41Bの下方には検知対象面14に対して付勢される付勢部44が連なっている。
温度検知部材40の付勢部44のうち、図7および図8に示すように、単電池12の短側面13B側に配される面には外側方向に突出形成されてた付勢突部44Aが設けられている。一方、付勢部44のうち単電池12側とは反対側には、取付部材30の付勢領域34を挟持する挟持部43が形成されている。挟持部43には、間に被挟持部36を受け入れる溝部43Aが形成されている。
さらに、付勢部44には図2に示すように温度検出素子46が収容された素子収容部45が設けられている。付勢部44のうち、単電池12側の面とは反対側に配される面からは、一対の電線47が外側方向に導出されている。
温度検出素子46は、例えば、サーミスタにより構成される。サーミスタとしては、PTCサーミスタ、又はNTCサーミスタを適宜に選択できる。また、温度検出素子46としては、サーミスタに限られず、温度を検出可能であれば任意の素子を適宜に選択できる。
一対の電線47は、図示しない外部回路に接続されており、温度検出素子46からの信号はこの電線47を介して外部回路に送信されるようになっている。外部回路は、例えば図示しない電池ECUに配されて、温度検出素子46からの信号によって単電池12の温度を検知するようになっている。
(温度センサ10の取り付け構造)
次に、温度センサ10の取り付け構造について説明する。
まず、取付部材30に温度検知部材40を取り付ける。取付部材30の十字型の孔のうち、孔径が最大になっている部分に上方から、付勢部44を下側に配した温度検知部材40を差し込むと、温度検知部材40の挟持部43間に形成した溝部43A内に、取付部材30の被挟持部36が受け入れられる。温度検知部材40を下方に移動させて、取付部41の係止突部42が十字孔33の孔縁に当接すると、一対の取付板部41A,41Bの間隔が小さくなる方向に取付板部41Aが弾性変形し、取付部41の係止突部42が取付部材30の下側に配されると、取付板部41Aが弾性復帰して係止突部42が十字孔33の被係止部35(孔縁)に係止されて取付部材30への温度検知部材40の取り付けが完了し、温度センサ10が得られる。
次に温度センサ10を絶縁部材17に取り付ける。絶縁部材17の包囲壁18内にバスバー19を収容し、検知対象となる単電池12の電極端子15に接続されるバスバー19の上に温度センサ10の取付部材30を重ねるように配置する。具体的には絶縁部材17の挿入口18Aから温度センサ10の取付部材30の取付領域31を差し込んで挿入し、取付領域31の端子挿通孔32とバスバー19の貫通孔19Aが重なるように配置する。これにより配線モジュール16が得られる。
次に、配線モジュール16を、予めセパレータ21内に並べて置いた単電池群11に対して、端子形成面13Aの上から被せ付ける。具体的には、バスバー19の貫通孔19A(および取付部材30の端子挿通孔32)にそれぞれ電極端子15を挿通させるようにして配線モジュール16を単電池群11に取り付ける。
温度センサ10の取り付けられる単電池12においては、取付部材30の端子挿通孔32に、温度検出対象となる単電池12の電極端子15を挿通させて、取付部材30を電池本体13の端子形成面13Aと重なる位置まで移動させる。
取付部材30、絶縁部材17およびバスバー19が端子形成面13Aの上に配されかつ、温度検知部材40の付勢突部44Aが単電池12の検知対象面14と当接すると、取付部材30の付勢領域34と、温度検知部材40の付勢部44とが、ともに、外側方向(図2および図3における左側方向)に弾性変形する。
温度センサ10および配線モジュール16の、単電池12(電池本体13)への配置が完了すると、取付部材30の付勢領域34と温度検知部材40の付勢部44とがともに弾性復帰して、検知対象面14と接触する方向に付勢される。
次に、各電極端子15をナット20締めして、バスバー19と電極端子15とを接続する。ここで温度センサ10の取付部材30が取り付けられている電極端子15においてはナット20を電極端子15のネジ部15Aに螺合させ締め付けることにより、取付部材30が下方に押さえつけられるとともに温度検知部材40が検知対象面14に接触する方向に付勢される。取付部材30が取り付けられている電極端子15へのナット20の螺合が完了すると、電極端子15とバスバー19とが電気的に接続可能となるとともに、温度検知部材40が検知対象面14と接触する方向に付勢された状態で温度センサ10が固定される。全ての電極端子15にナット20を螺合させると、温度センサ10が取り付けられた電池モジュールMが得られる。
(作用および効果)
次に本実施形態の作用および効果について説明する。
本実施形態において、温度センサ10は、単電池12の電極端子15に取り付けられる取付部材30と、温度検知部材40と備え、温度検知部材40は単電池12の検知対象面14に接触する方向に付勢される付勢構造を有する。つまり、本実施形態によれば、単電池12に取り付けられた温度センサ10において、温度検知部材40が、単電池12の検知対象面14に接触する方向に付勢される付勢構造によって単電池12と確実に接触するので、電池温度の検知精度を向上することができる。
また、本実施形態によれば、電極端子15は電池本体13から突出形成される一方、取付部材30には、電極端子15を挿通する端子挿通孔32が設けられているから、電極端子15を端子挿通孔32に挿通させるだけで、温度センサ10を電極端子15に取り付けることができ、温度センサ10の取付作業を簡易なものとすることができる。
また、本実施形態によれば、温度検知部材40の、検知対象面14に対して付勢される付勢部44には、外側方向に突出形成されている付勢突部44Aが設けられているから、付勢突部44Aが検知対象面14と接触しやすくなる。
また、本実施形態によれば、温度検知部材40には、取付部材30に係止される係止突部42が突出形成される一方、取付部材30には、その孔縁において係止突部42を係止しつつ、温度検知部材40が検知対象面14と接触する方向に付勢されるのを許容する十字孔33(付勢許容孔)が形成されているから、取付部材30に、付勢許容孔を設けるというだけで(簡易な構造)で、温度検知部材40の取付部材30への取り付けおよび、検知対象面14への付勢が可能となる。
また、本実施形態によれば、温度検知部材40は、付勢部44に形成された挟持部43を介して取付部材30に取り付けられるとともに、取付部材30ごと検知対象面14と接触する方向に付勢されるので、温度検知部材40を取付部材30に確実に取り付けた状態で付勢させることができる。
また、本実施形態によれば、温度センサ10に設けた端子挿通孔32に挿通させた電極端子15に、ナット20(固定部材)を螺合させることにより、温度センサ10の温度検知部材40が検知対象面14に対して付勢されるので、温度センサ10の取付作業と、温度センサ10の単電池12への付勢とを同時に行うことができ、作業効率に優れる。
さらに、本実施形態によれば、取付部材30には、単電池12から発生する熱を放熱する十字孔33(放熱孔)が形成されているから、単電池12から発生する熱を効率よく放熱することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では電池本体13から突出形成されている電極端子15を備える単電池12を示したが、凹状の電極端子を備える単電池であってもよい。
(2)上記実施形態では、端子挿通孔32が設けられた取付部材30を有する温度センサ10を示したが、取付部材は電極端子に取付可能な構造であればよい。
(3)上記実施形態では、付勢部44に付勢突部44Aを突出形成した温度検知部材40を示したが、検知対象面と接触可能であれば、付勢突部がない付勢部であってもよい。
(4)上記実施形態では、温度検知部材40に、取付部材30に係止される係止突部42が形成され、取付部材30には、その孔縁において係止突部42を係止する十字孔33を形成した例を示したが、温度検知部材に係止孔を設けて、取付部材に温度検知部材の係止孔に係止される係止突部を形成してもよい。
(5)上記実施形態では、温度検知部材40の付勢を許容しつつ温度検知部材40を係止する機能を有し、かつ放熱機能をも兼ね備える十字孔33を備える取付部材30を示したが、例えば付勢許容孔、放熱孔、係止孔を別々に形成した取付部材であってもよい。また、放熱孔がない取付部材であってもよい。
(6)上記実施形態では、付勢部44に取付部材30を挟む挟持部43を形成し、取付部材30に被挟持部36を形成して、温度検知部材40とともに検知対象面14と接触する方向に付勢されるような構造のものを示したが、温度検知部材の付勢部に被挟持部を形成し、取付部材に挟持部を形成してもよい。
(7)上記実施形態では、ネジ部15Aが形成された電極端子15と、電極端子15のネジ部15Aと螺合するナット20を備える例を示したが、ナット状の電極端子とボルト状の固定部材を備える構成などであってもよい。
(8)上記実施形態では、絶縁部材17の包囲壁18に温度センサ10を挿入する挿入口18Aを形成したものを示したが、温度センサを配置する部分に包囲壁を形成しない構成であってもよい。
(9)上記実施形態では検知対象面14が短側面13Bの例を示したが、取付部材が平板状で、検知対象面が単電池の端子形成面等であってもよい。
(10)上記実施形態では合成樹脂製の取付部材30を示したが、金属製であってもよい。
10…温度センサ
11…単電池群
12…単電池
13…電池本体
13B…短側面
14…検知対象面
15…電極端子
15A…ネジ部
20…ナット(固定部材)
30…取付部材
31…取付領域
32…端子挿通孔
33…十字孔(付勢許容孔、放熱孔)
34…付勢領域
35…被係止部
36…被挟持部
40…温度検知部材
41…取付部
41A,41B…取付板部
42…係止突部
43…挟持部
44…付勢部(付勢構造)
44A…付勢突部
46…温度検出素子

Claims (7)

  1. 複数の単電池を並べてなる単電池群を有する電池モジュールに温度センサを取り付ける温度センサの取り付け構造であって、
    前記単電池は、電池要素を収容する電池本体と、前記電池本体に形成された正極および負極の電極端子と、を有し、
    前記温度センサは、前記電極端子に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に取り付けられて前記単電池の温度を検知する温度検知部材とを備え、
    前記温度検知部材は、前記単電池の温度検知対象となる検知対象面と接触する方向に付勢される付勢構造を有する温度センサの取り付け構造。
  2. 前記電極端子は前記電池本体から突出形成される一方、
    前記取付部材には、前記電極端子を挿通する端子挿通孔が設けられている請求項1に記載の温度センサの取り付け構造。
  3. 前記温度検知部材の、前記検知対象面に対して付勢される付勢部には、外側方向に突出形成されている付勢突部が設けられている請求項1または請求項2に記載の温度センサの取り付け構造。
  4. 前記温度検知部材には、前記取付部材に係止される係止突部が突出形成される一方、
    前記取付部材には、その孔縁において前記係止突部を係止しつつ、前記温度検知部材が前記検知対象面と接触する方向に付勢されるのを許容する付勢許容孔が形成されている請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の温度センサの取り付け構造。
  5. 前記温度検知部材の前記付勢部には、前記取付部材を挟む挟持部が形成される一方、
    前記取付部材のうち前記挟持部に挟まれる被挟持部は、前記温度検知部材とともに前記検知対象面と接触する方向に付勢されるようになっている請求項3または請求項4に記載の温度センサの取り付け構造。
  6. 前記電極端子にはネジ部が形成される一方、前記端子挿通孔に挿通された前記電極端子のネジ部と螺合して、前記取付部材を前記電極端子に対して固定する固定部材を備え、
    前記固定部材を前記電極端子に螺合させることにより、前記温度検知部材が前記検知対象面に接触する方向に付勢されるようにした請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の温度センサの取り付け構造。
  7. 前記取付部材には、前記単電池から発生する熱を放熱する放熱孔が形成されている請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の温度センサの取り付け構造。
JP2012060224A 2012-03-16 2012-03-16 温度センサの取り付け構造 Pending JP2013196825A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014089912A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 配線用モジュール
CN112290147A (zh) * 2020-10-26 2021-01-29 南京工业大学 阻止锂离子电池组热失控传播的箱体盒及控制方法

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