JP2013196271A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示部のスライド量を減らすことができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置1は、本体部2と、表示部3と、本体部2に設けられた入力機構20とを備えている。表示部3は、本体部2にスライド及び回動可能に支持される。入力機構20は、第1入力部21と、第2入力部22とを有する。第2入力部22は、第1入力部21の入力面21aの上方に配置され、本体部2または第1入力部21によって表示部3とは反対方向に摺動可能に支持される。
【選択図】図5
【解決手段】情報処理装置1は、本体部2と、表示部3と、本体部2に設けられた入力機構20とを備えている。表示部3は、本体部2にスライド及び回動可能に支持される。入力機構20は、第1入力部21と、第2入力部22とを有する。第2入力部22は、第1入力部21の入力面21aの上方に配置され、本体部2または第1入力部21によって表示部3とは反対方向に摺動可能に支持される。
【選択図】図5
Description
本開示は、タッチ式の入力面を有する表示部と、キー式のキーボード等からなる入力部とを備えた情報処理装置に関する。
近年、情報処理装置の一例として、携帯可能なタブレット型のコンピュータが提案されている。タブレット型のコンピュータは、タッチ式の入力面を有する表示部を備えている。なお、長文を入力する際には、画面をタッチする方式よりもキーボードを用いたキー式の入力部が行い易い。そのため、タッチ式の表示部と、キー式のキーボードからなる入力部の両方を備えた情報処理装置が求められている。
キーボードからなる入力部とタッチ式の表示部の両方を備えた情報処理装置の従来例としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、キーボードを有する本体部と、タッチ式の表示部とを備えた技術が記載されている。
表示部は、本体部にスライド及び回動可能に支持されている。キーボードを使用しないときは、キーボードの入力面が表示部によって覆われている。また、キーボードを使用する際には、表示部をスライド移動させることでキーボードの入力面を露呈させている。
なお、近年では、表示部の大型化と共に、操作性を向上させるためにキーボードも大型化している。
しかしながら、特許文献1に記載された情報処理装置では、キーボードが大型化すると、キーボードの入力面を露呈させる際やキーボードの入力面を隠す際、表示部のスライド量が増えていた。その結果、特許文献1に記載された情報処理装置では、表示部を移動させる際の操作性が低くなる、という不具合を有していた。
上述の点を鑑みて、本技術は、表示部のスライド量を減らすことができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本開示の情報処理装置は、本体部と、表示部と、入力機構と、を備えている。表示部は、本体部に積層され、かつ本体部にスライド及び回動可能に支持される。入力機構は、本体部に設けられる。また、入力機構は、第1入力部と、第2入力部とを有する。第1入力部は、本体部に配置される。そして、第2入力部は、第1入力部の入力面の上方に配置され、本体部または第1入力部によって表示部とは反対方向に摺動可能に支持される。
本開示の情報処理装置によれば、入力機構を分割し、積層して配置することで、入力面を露呈する際における表示部のスライド量を減らすことができ、操作性の向上を図ることが可能となる。また、本体部における入力機構が占める領域を少なくすることができる。その結果、本体部の側面部にコネクタやジャック等の部品を配置する空間を広くすることができ、本体部に入力機構以外の部品を効率良く配置することが可能となる。
以下、本開示の情報処理装置の実施の形態について、図1〜図15を参照して説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本開示の情報処理装置及び液晶表示ユニットは、以下の形態に限定されるものではない。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施形態例
1−1.情報処理装置の構成例
1−2.情報処理装置の動作例
2.第2の実施形態例
3.第3の実施形態例
1.第1の実施形態例
1−1.情報処理装置の構成例
1−2.情報処理装置の動作例
2.第2の実施形態例
3.第3の実施形態例
1.第1の実施形態例
1−1.情報処理装置の構成例
まず、第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる情報処理装置の構成例について、図1〜図12を参照して説明する。
図1は、情報処理装置を示す斜視図、図2は、情報処理装置を示す平面図、図3は、情報処理装置を示す側面図である。図4は、情報処理装置を示す正面図である。図5及び図6は、情報処理装置における表示部を回動させた状態を示す斜視図である。
1−1.情報処理装置の構成例
まず、第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる情報処理装置の構成例について、図1〜図12を参照して説明する。
図1は、情報処理装置を示す斜視図、図2は、情報処理装置を示す平面図、図3は、情報処理装置を示す側面図である。図4は、情報処理装置を示す正面図である。図5及び図6は、情報処理装置における表示部を回動させた状態を示す斜視図である。
本例では、情報処理装置の一例として携帯可能なタブレット型のコンピュータを適用した例を説明する。図1に示すように、情報処理装置1は、本体部2と、表示部3とを有している。図3及び図4に示すように、本体部2及び表示部3は、互いに重なり合って積層可能に構成されている。本体部2の上に表示部3が積層され、本体部2と表示部3が後述するヒンジ機構5A,5Bによってスライド及び回動可能(図5及び図6参照)に連結されている。すなわち、表示部3は、本体部2に姿勢変更可能に支持されている。
図2に示すように、表示部3は、扁平な略直方体状に形成されている。そして、この表示部3は、表示パネル10と、表示パネル10の表示面10aが露呈する前面板11と、前面板11の反対側に設けられた背面板12(図3参照)とを有している。
表示パネル10としては、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、表面電界ディスプレイ等が挙げられる。また、表示パネル10の内側には、図示しないが、表示パネル10の背面側に光を当てるバックライトや、表示パネル10の画面を制御する制御装置が搭載された配線基板等が必要に応じて収納されている。そして、各種の情報や画像等が表示パネル10に表示可能に構成されている。
また、表示パネル10は、例えば、静電容量方式の検出部である検出部を有しており、人体(手指)を介したポインティング操作による文字及び図等の入力が行われる。すなわち、この表示パネル10は、タッチ式の入力部としての役割を有している。
前面板11は、略長方形をなす平板状に形成されている。また、前面板11には、略長方形状に開口する開口部13が設けられている。更に、この前面板11には、表示パネル10が不図示のフレーム部材を介して固定されている。そして、この前面板11の開口部13から、その内部に取り付けられた表示パネル10の表示面10aが臨まれている。
図6に示すように、背面板12は、略長方形をなす平板状に形成されている。この背面板12は、表示パネル10の表示面10aの反対側に配置されて、前面板11及び表示パネル10の背面を全て覆っている。背面板12には、背面板12の長手方向に所定の間隔を空けて2つのスライド溝14A,14Bが形成されている。
第1のスライド溝14Aは、背面板12の長手方向の一側に形成され、第2のスライド溝14Bは、背面板12の長手方向の他側に形成されている。第1のスライド溝14A及び第2のスライド溝14Bは、それぞれ背面板12の短手方向の一側から、短手方向の略中央部にかけて連続して設けられている。第1のスライド溝14A及び第2のスライド溝14Bは、背面板12から前面板11側に向けて凹んだ凹部である。
また、図3に示すように、第1のスライド溝14A及び第2のスライド溝14Bにおける、背面板12の短手方向の一端には、係合突起16が設けられている。係合突起16は、第1のスライド溝14A及び第2のスライド溝14B内に形成されている。この係合突起16は、第1のスライド溝14A及び第2のスライド溝14Bの一端から他端に向けて、背面板12の短手方向と略平行に突出している。この第1のスライド溝14A及び第2のスライド溝14Bには、本体部2に設けたヒンジ機構5A,5Bを構成するヒンジ部32の一部が摺動可能に係合している。これにより、表示部3は、第1のスライド溝14A及び第2のスライド溝14Bに沿ってスライドする。
さらに、図6に示すように、背面板12における短手方向の一側には、フレキシブル配線基板18と、カバー部材19が設けられている。フレキシブル配線基板18とカバー部材19は、背面板12における第1のスライド溝14Aと第2のスライド溝14Bの略中央に配置されている。カバー部材19は、背面板12に回動可能に取り付けられている。このカバー部材19は、表示部3を本体部2から離れる方向に回動した際に、フレキシブル配線基板18を覆う。フレキシブル配線基板18は、本体部2と表示部3とを電気的に接続している。
[本体部]
図1,図3及び図4に示すように、本体部2は、扁平な略直方体状に形成されている。この本体部2の内部には、制御部と、HDD(Hard disk drive)又はFlash SDD(Flash solid state drive)等からなる記憶装置等が内蔵されている。制御部は、配線基板上に所定のマイクロコンピュータ、抵抗やコンデンサその他の電子部品等を搭載することによって形成される。さらに、この本体部2には、バッテリー装置が内蔵される。
図1,図3及び図4に示すように、本体部2は、扁平な略直方体状に形成されている。この本体部2の内部には、制御部と、HDD(Hard disk drive)又はFlash SDD(Flash solid state drive)等からなる記憶装置等が内蔵されている。制御部は、配線基板上に所定のマイクロコンピュータ、抵抗やコンデンサその他の電子部品等を搭載することによって形成される。さらに、この本体部2には、バッテリー装置が内蔵される。
また、本体部2は、略長方形状の主面部2aと、2つの側面部2b、2bと、正面部2cと、背面部2dと、載置面部2eとを有している。2つの側面部2b、2bは、主面部2aの長手方向の両端に主面部2aから略垂直に連続している。正面部2cは、主面部2aの短手方向の一端に配置されている。背面部2dは、正面部2cと対向し、且つ主面部2aの短手方向の他端に配置されている。また、載置面部2eは、主面部2aと対向している。そして、主面部2aと背面板12が互いに対向するようにして、表示部3が本体部2に積層される。
[入力機構]
図5に示すように、主面部2aにおける短手方向の一側には、入力機構20が設けられている。入力機構20は、多数のキーからなるキーボードである。この入力機構20は、図3及び図4に示すように、主面部2aと共に表示部3によって覆われる。入力機構20は、2つの側面部2b,2bの間に配置されている。この入力機構20は、第1入力部21と、第2入力部22と、第3入力部23とを有している。
図5に示すように、主面部2aにおける短手方向の一側には、入力機構20が設けられている。入力機構20は、多数のキーからなるキーボードである。この入力機構20は、図3及び図4に示すように、主面部2aと共に表示部3によって覆われる。入力機構20は、2つの側面部2b,2bの間に配置されている。この入力機構20は、第1入力部21と、第2入力部22と、第3入力部23とを有している。
第1入力部21は、本体部2の主面部2aに設けられている。また、図4に示すように、第1入力部21、第2入力部22及び第3入力部23は、それぞれ互いに重なり合って積層している。すなわち、第1入力部21の入力面21aの上方に第2入力部22が配置され、第2入力部22の入力面22aの上方に第3入力部23が配置されている。すなわち、第2入力部22における入力面22aの反対側に位置する背面22cは、第1入力部21の入力面21aと対向する。また、第3入力部23における入力面23aの反対側に位置する背面23cは、第2入力部22の入力面22aと対向する。そして、第1入力部21は、第2入力部22によって覆われ、第2入力部22は、第3入力部23によって覆われる。
図7及び図8は、表示部3及び入力機構20をスライドさせた状態を示す斜視図、図9は、図7に示すT2−T2線断面図である。
図7〜図9に示すように、第1入力部21は、多数のキーが配置された入力面21aと、第1のガイド受部26が設けられた第1のガイド面21bとを有している。第1のガイド面21bは、主面部2aにおける正面部2c側に配置され、入力面21aは、第1のガイド面21bから主面部2aの短手方向の略中央にかけて形成されている。第1のガイド面21bには、第2入力部22を移動可能に支持する第1のガイド受部26が設けられている。
第2入力部22は、略長方形状に形成されている。第2入力部22は、第1入力部21と同様に、多数のキーが配置された入力面22aと、第2のガイド面22bとを有している。また、第2入力部22における入力面22aと反対側の背面22cには、2つの第1のガイド部材28,28が設けられている。
第1のガイド部材28,28は、背面22cにおける第2入力部22の長手方向の両側に配置されている。また、第1のガイド部材28,28は、背面22cにおける第2入力部22の短手方向に延在している。この第1のガイド部材28,28は、第1入力部21の第1のガイド受部26に摺動可能に係合している。そのため、第2入力部22は、第1入力部21によって、本体部2の短手方向に移動可能に支持される。
また、第2入力部22の入力面22aは、第2入力部22の短手方向の一側に形成され、第2のガイド面22bは、第2入力部22の短手方向の他側に形成されている。第2のガイド面22bには、第3入力部23を移動可能に支持する第2のガイド受部27が設けられている。
第3入力部23は、第2入力部22と同様に略長方形状に形成されている。第3入力部23は、多数のキーとタッチ式入力部25が設けられた入力面23aを有している。また、第3入力部23における入力面23aの反対側の背面23cには、2つの第2のガイド部材29,29が設けられている。
第2のガイド部材29,29は、背面23cにおける第3入力部23の長手方向の両側に配置されている。第2のガイド部材29,29は、背面23cにおける第3入力部23の短手方向に延在している。この第2のガイド部材29,29は、第2入力部22の第2のガイド受部27に摺動可能に係合している。そのため、第3入力部は、第2入力部22によって、本体部2の短手方向に移動可能に支持される。
このように、入力機構20を3つの入力部21,22,23に分割して積層して配置することで、本体部2において入力機構20が占める領域を少なくすることができる。これにより、制御部、記憶装置やバッテリー装置を配置するスペースが増え、部品を効率良く配置することができる。さらに、制御部、記憶装置やバッテリー装置を配置するスペースが増えることで、熱を逃がす部分の面積、いわゆる放熱面積が増え、制御部、記憶装置やバッテリー装置の冷却効果を高めることができる。
なお、本例では、入力機構20を3つに分割した例を説明したが、これに限定されるものではなく、入力機構20を2つに分割してもよく、あるいは4つ以上に分割してもよい。
[ヒンジ機構]
また、図6に示すように、主面部2aの短手方向の略中央において入力機構20の近傍には、2つのヒンジ機構5A,5Bが設けられている。第1のヒンジ機構5Aは、主面部2aの長手方向の一側に配置され、第2のヒンジ機構5Bは、主面部2aの長手方向の他側に配置されている。また、第1のヒンジ機構5Aは、表示部3の第1のスライド溝14Aと対応する位置に設けられ、第2のヒンジ機構5Bは、第2のスライド溝14Bと対応する位置に設けられている。
また、図6に示すように、主面部2aの短手方向の略中央において入力機構20の近傍には、2つのヒンジ機構5A,5Bが設けられている。第1のヒンジ機構5Aは、主面部2aの長手方向の一側に配置され、第2のヒンジ機構5Bは、主面部2aの長手方向の他側に配置されている。また、第1のヒンジ機構5Aは、表示部3の第1のスライド溝14Aと対応する位置に設けられ、第2のヒンジ機構5Bは、第2のスライド溝14Bと対応する位置に設けられている。
第1のヒンジ機構5Aと第2のヒンジ機構5Bは、左右対称の構成を有しているため、ここでは、第1のヒンジ機構5Aについて説明する。図3及び図9に示すように、第1のヒンジ機構5Aは、回動軸31と、ヒンジ部32とを有している。ヒンジ部32は、スライド片33と、回動片34とを有し、略L字状に形成されている。回動片34には、回動軸31が取り付けられている。そして、ヒンジ部32は、回動軸31を介して本体部2に回動可能に支持されている。
スライド片33は、第1のスライド溝14Aに摺動可能に係合する。また、第2のヒンジ機構5Bのスライド片33は、第2のスライド溝14Bに摺動可能に係合する。また、スライド片33には、係合穴33aが設けられている。係合穴33aは、スライド片33と回動片34が接続する箇所から、スライド片33の先端部に向けて形成されている。
この係合穴33aには、第1のスライド溝14Aに設けた係合突起16が嵌り込む。また、第2のヒンジ機構5Bの係合穴33aには、第2のスライド溝14Bに設けた係合突起16が嵌り込む。これにより、表示部3は、第1のヒンジ機構5A及び第2のヒンジ機構5Bに回動可能に係合する。
また、主面部2aには、2つの収納凹部34A,34Bが形成されている。第1の収納凹部34Aは、主面部2aにおける第1のヒンジ機構5Aが配置された箇所に形成され、第2の収納凹部34Bは、主面部2aにおける第2のヒンジ機構5Bが配置された箇所に形成されている。第1の収納凹部34A及び第2の収納凹部34Bは、それぞれ第1のヒンジ機構5Aのヒンジ部32及び第2のヒンジ機構5Bのヒンジ部32に対応した形状で凹んだ凹部である。
係合穴33aと係合突起16が係合する前の状態では、第1の収納凹部34A内に、第1のヒンジ機構5Aのヒンジ部32が収納され、第2の収納凹部34B内に、第2のヒンジ機構5Bのヒンジ部32が収納される。これにより、本体部2に表示部3を重ね合わせた際に、情報処理装置1全体の厚さが厚くなることを防ぐことができる。
また、図3に示すように、側面部2bには、外付けディスクドライブやUSBフラッシュメモリ等の外部装置と接続するための接続端子9が設けられている。接続端子9は、本体部2に設けた入力機構20を避けるように、側面部2bにおける背面部2d側に配置されている。
なお、上述したように、本体部2において入力機構20が占める領域を少なくすることができるため、側面部2bにおいて接続端子9を配置できる箇所が増える。これにより、本体部2における厚さ方向の長さを長くすることなく、本体部2の厚さ方向に対して長い部品を配置できる空間が増える。
さらに、主面部2aと対向して配置される載置面部2eには、机等の載置面に接触して本体部2を支える脚部材37が設けられている。脚部材37は、本体部2における短手方向の入力機構20と反対側に配置されている。そのため、本例の情報処理装置1によれば、本体部2を机等に載置した際、入力機構20側が低くなるように傾斜する。また、入力機構20の第2入力部22及び第3入力部23を引き出しても、第3入力部23側が低くなるように傾斜する。これにより、入力機構20を用いてのタイピング操作を行いやすくなる。
1−2.情報処理装置の動作例
次に、上述した構成を有する情報処理装置1の動作例について図1〜図12を参照して説明する。
図10は、表示部3をスライドさせた状態を示す断面図である。図11は、表示部3のみをスライド及び回動させた状態を示す斜視図である。図12は、図5に示すT1−T1線断面図である。
次に、上述した構成を有する情報処理装置1の動作例について図1〜図12を参照して説明する。
図10は、表示部3をスライドさせた状態を示す断面図である。図11は、表示部3のみをスライド及び回動させた状態を示す斜視図である。図12は、図5に示すT1−T1線断面図である。
ここで、図1に示すように、表示部3が本体部2に積層されて、入力機構20の各入力面21a,22a,22cが表示部3によって覆われている状態を初期状態という。まず、図10に示すように、表示部3を表示面10aと平行に本体部2に対してスライドさせる。このとき、表示部3は、ヒンジ機構5A,5Bのスライド片33に支持されて、第1のスライド溝14A及び第2のスライド溝14Bに沿って本体部2の短手方向に移動する。これにより、第3入力部23の入力面23aが露呈する。
また、入力機構20を3つに分割し、積層しているため、表示部3のスライド量を減らすことができ、操作性の向上を図ることができる。
ここで、従来の情報処理装置では、表示部のスライド量が多いため、表示部をガタつきなくスムーズにスライドさせるためには、スライド機構の設計精度を高くする必要があった。これに対し、本例の情報処理装置1によれば、表示部3のスライド量が少ないため、スライド溝14A,14Bやスライド片33のスライド機構の設計精度を低くしても、表示部3をガタつきなくスムーズにスライドさせることができる。
表示部3をスライドさせると、スライド溝14A,14Bに設けた係合突起16が、ヒンジ機構5A,5Bのスライド片33に設けた係合穴33aに嵌り込む。これにより、表示部3がヒンジ機構5A,5Bを介して本体部2に回動可能に連結される。
そのため、図11に示すように、入力機構20における第3入力部23の入力面23aのみを露呈させた状態で、表示部3を本体部2の主面部2aから離れる方向に回動させることができる。この図11に示す状態では、第3入力部23に設けたタッチ式入力部25を用いて、表示部3に表示されたマウスポインタ等を操作することができる。
次に、図7〜図9に示すように、入力機構20における第3入力部23及び第2入力部22を引き出す。具体的には、第3入力部23を把持し、本体部2の短手方向に沿って正面部2cから離反する方向に引き出す。そして、第2のガイド部材29,29が第2入力部22の第2のガイド受部27に支持されて、第3入力部23は、第2入力部22の第2のガイド面22b上をスライドする。これにより、第2入力部22の入力面22aが露呈する。
さらに、第3入力部23を引き出すと、第2入力部22が第1入力部21の第1のガイド面21b上をスライドする。これにより、第1入力部21の入力面21aが露呈する。すなわち、入力機構20を構成する3つの入力部21,22,23の全ての入力面21a,22a,23aが露呈し、入力機構20を用いたキー入力が可能となる。
次に、図5及び図12に示すように、表示部3をヒンジ機構5A,5Bを介して本体部2の主面部2aから離れる方向に回動させる。なお、表示部3は、本体部2に重ね合わせた状態から主面部2aと離れる方向に略90°の角度内で自由にその傾きを調整することができるものである。
また、図6に示すように、表示部3を回動させると、カバー部材19も回動する。これにより、本体部2と表示部3を電気的に接続するフレキシブル配線基板18をカバー部材19で保護することが可能となる。また、表示部3を回動させることで、本体部2の主面部2aが露呈する。これにより、本体部2に内蔵された制御部やバッテリー装置の放熱効果を高めることができる。
さらに、上述した手順を逆に行うことで、情報処理装置1を図5及び図1に示す状態から初期状態に戻すことができる。
また、入力機構20のスライドを検知するセンサ部を設けてもよい。すなわち、入力機構20が引き出されたことをセンサ部によって検知すると、制御部は、表示部3を用いたタッチ式の入力に適したユーザインターフェースから、入力機構20を用いたキー式の入力に適したユーザインターフェースに切り換える。これにより、入力機構20をスライドさせることで自動的にインターフェースを切り換えることができ、切り換えの手間を省くことが可能となる。
本例では、表示部3、第2入力部22及び第3入力部23をスライドさせるスライド機構を全て背面側に設けている。これにより、情報処理装置1における本体部2の短手方向、すなわち幅方向の長さを短くすることできる。
なお、表示部3、第2入力部22及び第3入力部23をスライドさせるスライド機構を、それぞれの側面部に設けてもよい。スライド機構を側面部に設けた場合、情報処理装置1における本体部2の厚さ方向の長さを短くすることができる。
2.第2の実施の形態例
次に、第2の実施の形態例にかかる情報処理装置50について図13及び図14を参照して説明する。
図13は、第2の実施の形態例にかかる情報処理装置50において表示部3のみをスライドさせた状態を示す斜視図、図14は、第2の実施の形態例にかかる情報処理装置50を示す斜視図である。
次に、第2の実施の形態例にかかる情報処理装置50について図13及び図14を参照して説明する。
図13は、第2の実施の形態例にかかる情報処理装置50において表示部3のみをスライドさせた状態を示す斜視図、図14は、第2の実施の形態例にかかる情報処理装置50を示す斜視図である。
この第2の実施の形態例にかかる情報処理装置50が、第1の実施の形態例にかかる情報処理装置1と異なるところは、入力機構である。そのため、ここでは、入力機構について説明し、第1の実施の形態例にかかる情報処理装置1と共通する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図13及び図14に示すように、この情報処理装置50における入力機構60は、第1入力部61、第2入力部62及び第3入力部63と、を有している。第1入力部61,第2入力部62及び第3入力部63は、互いに重ね合わされて積層されている。そして、第2入力部62は、第1入力部61に移動可能に支持され、第3入力部63は、第2入力部62に移動可能に支持されている。
図14に示すように、第1入力部61及び第2入力部62は、キー式の入力部、いわゆるキーボードである。第3入力部63の入力面63aには、略長方形に開口した開口部63bが形成されている。また、第3入力部63には、第2の表示部であるタッチパネル64を有している。このタッチパネル64の表示面は、開口部63bに臨んでいる。
また、図14に示すように、タッチパネル64は、入力機構60を引き出した際に、各種の情報や画像等が表示される。このタッチパネル64は、例えば、静電容量方式の検出部である検出部を有しており、人体(手指)を介したポインティング操作による文字及び図等の入力も可能に構成されている。そのため、タッチパネル64には、図13に示すように表示部3のみをスライドさせた際に、第1入力部61及び第2入力部62と同様の入力画面も表示可能である。
その他の構成は、上述した第1の実施の形態例にかかる情報処理装置1と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する情報処理装置50によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる情報処理装置1と同様の作用及び効果を得ることができる。
また、この第2の実施の形態例にかかる入力機構60では、第3入力部63をタッチ式の入力部とした例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、第1入力部61または第2入力部62をタッチ式の入力部としてもよく、あるいは、第1入力部61、第2入力部62及び第3入力部63を全てタッチ式の入力部として構成してもよい。
3.第3の実施の形態例
次に、第3の実施の形態例にかかる情報処理装置70について図15を参照して説明する。
図15は、第3の実施の形態例にかかる情報処理装置70を示す平面図である。
次に、第3の実施の形態例にかかる情報処理装置70について図15を参照して説明する。
図15は、第3の実施の形態例にかかる情報処理装置70を示す平面図である。
この第3の実施の形態例にかかる情報処理装置70は、第1の実施の形態例にかかる情報処理装置1に表示部3と入力機構20が連動して可動する連動機構を設けたものである。そのため、ここでは、連動機構について説明し、第1の実施の形態例にかかる情報処理装置1と共通する部分には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図15に示すように、情報処理装置70は、本体部2と、本体部2に設けられた入力機構20と、表示部3と、2つの連動機構71A,71Bとを有している。第1の連動機構71Aは、本体部2の長手方向の一側に配置され、第2の連動機構71Bは、本体部2の長手方向の他側に配置されている。第1の連動機構71A及び第2の連動機構71Bは、それぞれ同一の構成を有しているため、ここでは第1の連動機構71Aについて説明する。
第1の連動機構71Aは、第1の連動片72と、第2の連動片73と、第3の連動片74と、第1の連動ギア75と、第2の連動ギア76と、反転ギア77とを有している。第1の連動ギア75、第2の連動ギア76及び反転ギア77は、それぞれ本体部2に回転可能に取り付けられている。
なお、第2の連動片73は、入力部連動機構における第1の入力部連動片としての役割を有し、第3の連動片74は、入力部連動機構における第2の入力部連動片としての役割を有している。また、第2の連動ギア76は、入力部連動機構における入力部連動ギアとしての役割を有している。
第1の連動片72は、表示部3に取り付けられており、表示部3と共に移動する。第1の連動片72には、その長手方向に沿って歯が形成されている。そして、この第1の連動片72は、第1の連動ギア75と歯合する。第1の連動ギア75は、第1の連動片72が移動すると回転する。また、第1の連動ギア75は、第2の連動片73と歯合する。
第2の連動片73は、第1の連動ギア75を間に挟んで第1の連動片72と対向して配置される。第2の連動片73は、入力機構20における第2入力部22に取り付けられている。そのため、第2入力部22は、第2の連動片73と共に移動する。第2の連動片73は、本体部2に設けた第2の連動ギア76と歯合する。第2の連動ギア76は、反転ギア77と歯合する。そして、反転ギア77は、第3入力部23と共に移動する第3の連動片74に歯合する。
次に、この第3の実施の形態例にかかる情報処理装置70の動作例について説明する。
まず、表示部3を本体部2に対してスライドさせると、表示部3に設けた第1の連動片72が表示部3と共にスライドする。第1の連動片72がスライドすることで、第1の連動片72と歯合する第1の連動ギア75が回転する。そして、第1の連動ギア75の回転力が第2の連動片73に伝達されて、第2の連動片73が移動する。第2の連動片73が移動することで、第2入力部22が表示部3と反対方向にスライド、摺動する。
まず、表示部3を本体部2に対してスライドさせると、表示部3に設けた第1の連動片72が表示部3と共にスライドする。第1の連動片72がスライドすることで、第1の連動片72と歯合する第1の連動ギア75が回転する。そして、第1の連動ギア75の回転力が第2の連動片73に伝達されて、第2の連動片73が移動する。第2の連動片73が移動することで、第2入力部22が表示部3と反対方向にスライド、摺動する。
また、第2の連動片73と第3の連動片74の間には、第2の連動ギア76と反転ギア77が配置され、第2の連動片73の移動が第2の連動ギア76と反転ギア77に伝達される。これにより、第2の連動ギア76と反転ギア77が互いに反対周りに回転する。すなわち、第2の連動ギア76の回転方向は、反転ギア77によって反転される。そして、反転ギア77の回転力は、第3の連動片74に伝達されて、第3の連動片74が移動する。第3の連動片74が移動することで、第3入力部23が第2入力部22と同じ方向にスライドする。
これにより、入力機構20の第2入力部22と第3入力部23を表示部3に連動してスライドさせることが可能となる。これにより、入力機構20の入力面を露呈させる操作をより簡便に行うことができる。
また、2つの連動機構71A,71Bは、表示部3と入力機構20が相対的に移動する表示部連動機構と、第2入力部22と第3入力部23が連動して移動する入力部連動機構の2つの役割を有している。さらに、第2入力部22と第3入力部23が連動して移動する入力部連動機構だけを設けてよく、あるいは表示部3と入力機構20が相対的に移動する表示部連動機構だけを設けてもよい。
その他の構成は、上述した第1の実施の形態例にかかる情報処理装置1と同様であるため、それらの説明は省略する。このような構成を有する情報処理装置70によっても、上述した第1の実施の形態例にかかる情報処理装置1と同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、第3の実施の形態例にかかる連動機構71A,71Bでは、ギアを用いた例を説明したが、表示部と入力部を連動して可動させる連動機構としては、これに限定されるものではない。連動機構としては、例えば、次のような機構を用いることができる。
まず、入力機構20における第2入力部22及び第3入力部23を本体部2の正面部2cから離れる方向に付勢するダンパやコイルばね等の付勢部材と、第2入力部22及び第3入力部23の移動を規制するロック部材を設ける。そして、表示部3をスライドさせた際に、第2入力部22及び第3入力部23に設けたロック部材の規制を解除する解除部材を表示部3に設ける。これにより、表示部3をスライドさせた際に、ロック部材の規制を解除させ、付勢部材の付勢力によって第2入力部及び第3入力部23を押し出すことできる。
また、連動機構の他の例としては、連動片と連動ギアの代わりに、プーリとベルトを介して表示部3、第2入力部22及び第3入力部23を連結する。そして、プーリとベルトが回転することで、表示部3の移動を第2入力部22及び第3入力部23に伝達させるようにしてもよい。
なお、表示部と入力部を連動して可動させる連動機構としては、上述したものに限定されるものではなく、その他各種の機構を用いることができるものである。
なお、本開示は以下のような構成も取ることができる。
(1)
本体部と、
前記本体部に積層され、かつ前記本体部にスライド及び回動可能に支持された表示部と、
前記本体部に設けられた入力機構と、を備え、
前記入力機構は、
前記本体部に配置された第1入力部と、
前記第1入力部の入力面を覆うように配置され、前記本体部または前記第1入力部によって前記表示部とは反対方向に摺動可能に支持された第2入力部と、を有する
情報処理装置。
(2)
前記本体部は、扁平な略直方体状に形成され、前記入力機構が設けられた主面部を有し、
前記表示部は、表示面が設けられた前面板と反対側に位置する背面板を、前記主面部に対向させて前記本体部に積層し、前記主面部及び前記入力機構を覆う
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記第2入力部は、入力を行う入力面と、前記入力面の反対側に位置する背面とを有し、
前記第2入力部の前記背面は、前記第1入力部の前記入力面と対向する
前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記第2入力部の前記背面には、ガイド部材が設けられており、
前記第1入力部における前記入力面が設けられた一面には、前記ガイド部材と摺動可能に係合し、前記第2入力部を移動可能に支持するガイド受部が設けられている
前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記表示部のスライド移動と前記第2入力部の摺動を連動させ、前記表示部と前記第2入力部を互いに異なる方向に移動させる表示部連動機構を設けた
前記(1)から(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)
前記表示部連動機構は、前記表示部が前記本体部に対してスライド移動した際に、前記第2入力部を前記本体部または前記第1入力部に対して摺動させ、あるいは前記第2入力部が前記本体部または前記第1入力部に対して摺動した際に、前記表示部を前記本体部に対してスライド移動させる
前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記表示部連動機構は、
前記表示部に取り付けられる第1の連動片と、
前記本体部に設けられ、前記1の連動片と歯合する連動ギアと、
前記連動ギアと歯合し前記第2入力部に取り付けられる第2の連動片と、を有する
前記(5)または(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記表示部連動機構は、
前記第2入力部を付勢する付勢部材と、
前記第2入力部の移動を規制するロック部材と、
前記表示部に設けられ、前記表示部が移動した際に前記ロック部材のロックを解除する解除部材と、を有する
前記(5)または(6)に記載の情報処理装置。
(9)
前記入力機構は、前記第2入力部の入力面を覆うように配置され、前記本体部または前記第2入力部によって前記第2入力部の摺動方向と同じ方向に摺動可能に支持された第3入力部を有する
前記(1)から(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10)
前記第2入力部または前記第3入力部のうちどちらか一方の入力部が移動した際に、残りの他方の入力部を、移動した入力部と同一の方向に連動して移動させる入力部連動機構を設けた
前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記入力部連動機構は、
前記第2入力部に取り付けられる第1の入力部連動片と、
前記本体部に設けられ、前記入力部連動片と歯合する入力部連動ギアと、
前記入力部連動ギアと歯合し、前記入力部連動ギアの回転方向と反対方向に回転する反転ギアと、
前記反転ギアと歯合し、前記第3入力部に取り付けられる第2の入力部連動片と、を有する
前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記第1入力部及び前記第2入力部のうち一方は、キーボード式の入力部であり、
前記第1入力部及び前記第2入力部のうち残りの他方は、タッチ式の入力部である
前記(1)から(11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(13)
前記第2入力部の移動を検知するセンサ部を設けた
前記(1)から(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14)
前記センサ部が前記第2入力部の移動を検知すると、前記表示部に表示させるユーザインターフェースを切り換える制御部を有する
前記(13)に記載の情報処理装置。
(15)
前記表示部における表示面の反対側の一面には、前記表示面の移動を支持するスライド溝が設けられており、
前記本体部には、前記スライド溝と係合するヒンジ機構が設けられている
前記(1)から(14)のいずれかに記載の情報処理装置。
(1)
本体部と、
前記本体部に積層され、かつ前記本体部にスライド及び回動可能に支持された表示部と、
前記本体部に設けられた入力機構と、を備え、
前記入力機構は、
前記本体部に配置された第1入力部と、
前記第1入力部の入力面を覆うように配置され、前記本体部または前記第1入力部によって前記表示部とは反対方向に摺動可能に支持された第2入力部と、を有する
情報処理装置。
(2)
前記本体部は、扁平な略直方体状に形成され、前記入力機構が設けられた主面部を有し、
前記表示部は、表示面が設けられた前面板と反対側に位置する背面板を、前記主面部に対向させて前記本体部に積層し、前記主面部及び前記入力機構を覆う
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記第2入力部は、入力を行う入力面と、前記入力面の反対側に位置する背面とを有し、
前記第2入力部の前記背面は、前記第1入力部の前記入力面と対向する
前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記第2入力部の前記背面には、ガイド部材が設けられており、
前記第1入力部における前記入力面が設けられた一面には、前記ガイド部材と摺動可能に係合し、前記第2入力部を移動可能に支持するガイド受部が設けられている
前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記表示部のスライド移動と前記第2入力部の摺動を連動させ、前記表示部と前記第2入力部を互いに異なる方向に移動させる表示部連動機構を設けた
前記(1)から(4)のいずれかに記載の情報処理装置。
(6)
前記表示部連動機構は、前記表示部が前記本体部に対してスライド移動した際に、前記第2入力部を前記本体部または前記第1入力部に対して摺動させ、あるいは前記第2入力部が前記本体部または前記第1入力部に対して摺動した際に、前記表示部を前記本体部に対してスライド移動させる
前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記表示部連動機構は、
前記表示部に取り付けられる第1の連動片と、
前記本体部に設けられ、前記1の連動片と歯合する連動ギアと、
前記連動ギアと歯合し前記第2入力部に取り付けられる第2の連動片と、を有する
前記(5)または(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記表示部連動機構は、
前記第2入力部を付勢する付勢部材と、
前記第2入力部の移動を規制するロック部材と、
前記表示部に設けられ、前記表示部が移動した際に前記ロック部材のロックを解除する解除部材と、を有する
前記(5)または(6)に記載の情報処理装置。
(9)
前記入力機構は、前記第2入力部の入力面を覆うように配置され、前記本体部または前記第2入力部によって前記第2入力部の摺動方向と同じ方向に摺動可能に支持された第3入力部を有する
前記(1)から(8)のいずれかに記載の情報処理装置。
(10)
前記第2入力部または前記第3入力部のうちどちらか一方の入力部が移動した際に、残りの他方の入力部を、移動した入力部と同一の方向に連動して移動させる入力部連動機構を設けた
前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記入力部連動機構は、
前記第2入力部に取り付けられる第1の入力部連動片と、
前記本体部に設けられ、前記入力部連動片と歯合する入力部連動ギアと、
前記入力部連動ギアと歯合し、前記入力部連動ギアの回転方向と反対方向に回転する反転ギアと、
前記反転ギアと歯合し、前記第3入力部に取り付けられる第2の入力部連動片と、を有する
前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)
前記第1入力部及び前記第2入力部のうち一方は、キーボード式の入力部であり、
前記第1入力部及び前記第2入力部のうち残りの他方は、タッチ式の入力部である
前記(1)から(11)のいずれかに記載の情報処理装置。
(13)
前記第2入力部の移動を検知するセンサ部を設けた
前記(1)から(12)のいずれかに記載の情報処理装置。
(14)
前記センサ部が前記第2入力部の移動を検知すると、前記表示部に表示させるユーザインターフェースを切り換える制御部を有する
前記(13)に記載の情報処理装置。
(15)
前記表示部における表示面の反対側の一面には、前記表示面の移動を支持するスライド溝が設けられており、
前記本体部には、前記スライド溝と係合するヒンジ機構が設けられている
前記(1)から(14)のいずれかに記載の情報処理装置。
以上、本開示の情報処理装置の実施の形態例について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本開示の情報処理装置は、上述の実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、情報処理装置としてタブレット型のパーソナルコンピュータに適用した例について説明したが、これに限定されるものではない。情報処理装置しては、例えば、ノート型パーソナルコンピュータや携帯電話端末等のタッチ式の表示部と、キー式の入力部を有するものであれば、その他各種の情報処理装置に適用できるものである。
1,50,70…情報処理装置、 2…本体部、 2a…主面部、 2b…側面部、 2c…正面部、 2d…背面部、 2e…載置面部、3…表示部、 5A…第1のヒンジ機構、 5B…第2のヒンジ機構、 10…表示パネル、 10a…表示面、 11…前面板、 12…背面板、 14A…第1のスライド溝、 14B…第2のスライド溝、 16…係合突起、 18…フレキシブル配線基板、 19…カバー部材、 20,60…入力機構、 21,61…第1入力部、 21a…入力面、 21b…第1のガイド面、 22,62…第2入力部、 22a…入力面、 22b…第2のガイド面、 22c…背面、 23,63…第3入力部、 23a…入力面、 23b…第2のガイド面、 25…タッチ式入力部、 26…第1のガイド受部、 27…第2のガイド受部、 28…第1のガイド部材、 29…第2のガイド部材、 31…回動軸、 32…ヒンジ部、 33…スライド片、 33a…係合穴、 34…回動片、 34A…第1の収納凹部、 35B…第2の収納凹部、 64…タッチパネル、 71A…第1の連動機構(表示部連動機構、入力部連動機構)、 71B…第2の連動機構(表示部連動機構、入力部連動機構)、 72…第1の連動片、 73…第2の連動片(第1の入力部連動片)、 74…第3の連動片(第2の入力部連動片)、 75…第1の連動ギア(連動ギア)、 76…第2の連動ギア(入力部連動ギア)、 77…反転ギア
Claims (15)
- 本体部と、
前記本体部に積層され、かつ前記本体部にスライド及び回動可能に支持された表示部と、
前記本体部に設けられた入力機構と、を備え、
前記入力機構は、
前記本体部に配置された第1入力部と、
前記第1入力部の入力面を覆うように配置され、前記本体部または前記第1入力部によって前記表示部とは反対方向に摺動可能に支持された第2入力部と、を有する
情報処理装置。 - 前記本体部は、扁平な略直方体状に形成され、前記入力機構が設けられた主面部を有し、
前記表示部は、表示面が設けられた前面板と反対側に位置する背面板を、前記主面部に対向させて前記本体部に積層し、前記主面部及び前記入力機構を覆う
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2入力部は、入力を行う入力面と、前記入力面の反対側に位置する背面とを有し、
前記第2入力部の前記背面は、前記第1入力部の前記入力面と対向する
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記第2入力部の前記背面には、ガイド部材が設けられており、
前記第1入力部における前記入力面が設けられた一面には、前記ガイド部材と摺動可能に係合し、前記第2入力部を移動可能に支持するガイド受部が設けられている
請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記表示部のスライド移動と前記第2入力部の摺動を連動させ、前記表示部と前記第2入力部を互いに異なる方向に移動させる表示部連動機構を設けた
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記表示部連動機構は、前記表示部が前記本体部に対してスライド移動した際に、前記第2入力部を前記本体部または前記第1入力部に対して摺動させ、あるいは前記第2入力部が前記本体部または前記第1入力部に対して摺動した際に、前記表示部を前記本体部に対してスライド移動させる
請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記表示部連動機構は、
前記表示部に取り付けられる第1の連動片と、
前記本体部に設けられ、前記1の連動片と歯合する連動ギアと、
前記連動ギアと歯合し前記第2入力部に取り付けられる第2の連動片と、を有する
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記表示部連動機構は、
前記第2入力部を付勢する付勢部材と、
前記第2入力部の移動を規制するロック部材と、
前記表示部に設けられ、前記表示部が移動した際に前記ロック部材のロックを解除する解除部材と、を有する
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記入力機構は、前記第2入力部の入力面を覆うように配置され、前記本体部または前記第2入力部によって前記第2入力部の摺動方向と同じ方向に摺動可能に支持された第3入力部を有する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2入力部または前記第3入力部のうちどちらか一方の入力部が移動した際に、残りの他方の入力部を、移動した入力部と同一の方向に連動して移動させる入力部連動機構を設けた
請求項9に記載の情報処理装置。 - 前記入力部連動機構は、
前記第2入力部に取り付けられる第1の入力部連動片と、
前記本体部に設けられ、前記入力部連動片と歯合する入力部連動ギアと、
前記入力部連動ギアと歯合し、前記入力部連動ギアの回転方向と反対方向に回転する反転ギアと、
前記反転ギアと歯合し、前記第3入力部に取り付けられる第2の入力部連動片と、を有する
請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記第1入力部及び前記第2入力部のうち一方は、キーボード式の入力部であり、
前記第1入力部及び前記第2入力部のうち残りの他方は、タッチ式の入力部である
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2入力部の移動を検知するセンサ部を設けた
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記センサ部が前記第2入力部の移動を検知すると、前記表示部に表示させるユーザインターフェースを切り換える制御部を有する
請求項13に記載の情報処理装置。 - 前記表示部における表示面の反対側の一面には、前記表示面の移動を支持するスライド溝が設けられており、
前記本体部には、前記スライド溝と係合するヒンジ機構が設けられている
請求項1に記載の情報処理装置。
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