JP2013195131A - 情報処理システム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013195131A
JP2013195131A JP2012060308A JP2012060308A JP2013195131A JP 2013195131 A JP2013195131 A JP 2013195131A JP 2012060308 A JP2012060308 A JP 2012060308A JP 2012060308 A JP2012060308 A JP 2012060308A JP 2013195131 A JP2013195131 A JP 2013195131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
route
information
date
information processing
history information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012060308A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shinohara
啓 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zenrin Datacom Co Ltd
Original Assignee
Zenrin Datacom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zenrin Datacom Co Ltd filed Critical Zenrin Datacom Co Ltd
Priority to JP2012060308A priority Critical patent/JP2013195131A/ja
Publication of JP2013195131A publication Critical patent/JP2013195131A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】状況に応じた好適なルート探索を可能とする情報処理システム、及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】1以上の携帯端末200に係るルート履歴情報111の入力を受ける位置情報受信部125と、入力されたルート履歴情報111と、当該ルート履歴情報111に係る日時の天候情報113とを対応付けて管理するDB110と、携帯端末200から、出発地、目的地、及び日時を指定されたルート探索要求を受信する探索要求処理部127と、探索要求で指定された日時の天候情報を取得する天候情報取得部126と、取得した天候に応じたルート履歴情報111に基づいて出発地から目的地までのルートを探索した探索結果を携帯端末200へ送信する探索要求処理部127とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明に係るいくつかの態様は、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
近年、指定された出発地から目的地までの推奨経路(推奨ルート)を提示する装置が普及しつつある。例えば特許文献1には、出発地から目的地までの推奨経路を表示するとともに、1日前、1週間前に、推奨経路の少なくとも一部を実際に走行した車両の走行実績や、走行実績が収集された日時の推奨経路上の天気や交通規制を表示する装置が開示されている。また、特許文献1には、未来の日時における、天気予報と同じ種別の天気における走行実績を用いて、実績所要時間を求めることも開示されている。
特開2007−271481号公報
通常、経路探索の対象となる日時の天候やイベントの有無等に応じて混雑しやすいルートや危険なルート等が変化するため、状況に応じて推奨するルートも変化させることが好ましい。この点、特許文献1記載の手法は、あくまで推奨経路探索後に天気や天気に応じた所要時間を表示するものに過ぎず、天候などの各種状況に応じて好適なルートを探索することについては何ら考慮されていない。
本発明のいくつかの態様は前述の課題に鑑みてなされたものであり、状況に応じた好適なルート探索を可能とする情報処理システム、及び情報処理方法を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る情報処理システムは、1以上の情報処理端末に係る、日時情報を含むルート履歴情報の入力を受ける入力手段と、前記入力手段により入力されたルート履歴情報と、当該ルート履歴情報に係る日時の地域情報とを対応付けて管理する管理手段と、情報処理端末から、出発地、目的地、及び日時を指定されたルート探索要求を受信する受信手段と、ルート探索要求で指定された日時の地域情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した地域情報に応じたルート履歴情報に基づいて前記出発地から前記目的地までのルートを探索した探索結果を情報処理端末へ送信する送信手段とを備える。
本発明に係る情報処理方法は、情報処理システムが、1以上の情報処理端末に係る、日時情報を含むルート履歴情報の入力を受けるステップと、入力されたルート履歴情報と、当該ルート履歴情報に係る日時の地域情報とを対応付けて管理するステップと、情報処理端末から、出発地、目的地、及び日時を指定されたルート探索要求を受信するステップと、ルート探索要求で指定された日時の地域情報を取得するステップと、取得した地域情報に応じたルート履歴情報に基づいて前記出発地から前記目的地までのルートを探索した探索結果を情報処理端末へ送信するステップとを行う。
尚、本発明において、「部」や「手段」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や「手段」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
本発明によれば、状況に応じた好適なルート探索を可能とする情報処理システム、及び情報処理方法を提供することができる。
実施形態における経路探索サーバを含む通信システムの構成を示す図である。 経路(ルート)の具体例を説明するための図である。 現在位置情報の具体例を説明するための図である。 データベースの具体例を説明するための図である。 図1に示した経路探索サーバ及び携帯端末200の構成を示す機能ブロック図である。 図5に示した経路探索サーバのソフトウェア機能構成を説明するための機能ブロック図である。 経路探索サーバの処理の流れを示すフローチャートである。 経路探索サーバの処理の流れを示すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下の説明及び参照する図面の記載において、同一又は類似の構成には、それぞれ同一又は類似の符号が付されている。
(実施形態)
図1乃至図8は、実施形態を説明するための図である。以下、これらの図を参照しながら、次の流れに沿って本実施形態を説明する。まず「1」で実施形態全体の概要を示す。その上で、「2」でサーバの構成を、「3」で処理の流れを説明する。最後に、「4」以降で、本実施形態に係る効果等を説明する。
(1 概要)
(1.1 システム概要)
図1は、情報処理システムである経路探索サーバ100を含む通信システム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、通信システム1は、経路探索サーバ100、携帯端末200、基地局300、及び天候情報提供サーバ400を含んでいる。基地局300、経路探索サーバ100、及び天候情報提供サーバ400は、それぞれ公衆網Nに接続されている。
経路探索サーバ100の機能は、大きく分けて2つある。1つ目の機能は、携帯端末200から位置情報を受信して、各携帯端末200に係るルート履歴情報を管理することであり、2つ目の機能は、携帯端末200から受信した経路探索要求に応じて経路探索を行い、その探索結果である1以上の推奨ルートを、経路探索要求に対する応答として送信する経路探索機能である。この経路探索要求では、出発地や目的地、出発日時(到着日時でも可)が指定される。
ルート履歴情報の管理において、経路探索サーバ100は、携帯端末200の位置情報の履歴をルート履歴情報として管理すると共に、当該ルート履歴情報を、その日時における天候情報と紐付ける。その上で経路探索サーバ100は経路探索機能において、携帯端末200から経路探索を要求された日時の天候情報等の各種条件に合致するルート履歴情報に基づいてルートを探索して推奨ルートを決定する。ルート履歴情報の管理機能については「1.2」及び「3.1」で、経路探索機能については「1.3」及び「3.2」で、より詳細に説明する。
携帯端末200は、衛星S1乃至S4(以下、衛星S1乃至S4を総称して「衛星S」ともいう。)から発信されている時刻や起動に関する情報が重畳された電波を受信することにより、自装置の現在位置に対応する緯度経度に関する位置情報を生成することのできるGPS(Global Positioning System)に対応している。携帯端末200は、位置情報を例えば5分間隔等で定期的に取得し、経路探索サーバ100へと送信する。
更に携帯端末200は、出発地や目的地、出発日時(上述の通り到着日時でも可)を指定した経路探索要求(ルート探索要求)を経路探索サーバ100へ送信すると共に、探索結果である経路(推奨ルート)を経路探索サーバ100から受信する事ができる。携帯端末200は、当該推奨ルートを内蔵する表示部(ディスプレイ)に表示することにより、ユーザに経路案内機能を提供することができる。ここで経路案内機能とは、ユーザが目的地に辿り着けるように、出発地から目的地到着まで、継続的に道順や交通手段などをユーザに示す機能をいうものとする。
天候情報提供サーバ400は、経路探索サーバ100等の公衆網Nに接続された各種情報処理装置に対して、天候情報を提供可能なサーバである。尚、天候情報には、過去の各日時/場所の天候情報のみならず、予報としての天候情報も含むものとする。天候情報の提供方法としてはいくつか考えられるが、例えば、天候情報提供サーバ400がAPI(Application Program Interface)を提供し、当該APIの引数として日時や場所を指定することにより、天候情報を取得可能とすることが考えられる。経路探索サーバ100は、ルート履歴情報の日時や経路探索要求において指定された日時に対応する天候情報は、天候情報提供サーバ400から取得する。
このように、通信システム1においては、経路探索サーバ100が携帯端末200のルート履歴情報を、天候情報と対応付けて管理している。これにより、ルート探索時に、天候情報を含む、対象日時の各種状況に応じて、適切なルート推奨が行えるようになっている。
尚、本実施形態では、携帯端末200は衛星Sから位置情報を取得することとしているが、他の手法により位置情報を取得するようにしても良い。例えば、携帯端末200の通信エリアをカバーする基地局300に対して割り当てられた位置情報を、基地局300から取得するようにしても良い。
また、本実施形態では、携帯端末200が5分毎などで定期的に位置情報を取得して送信することとしているが、これに限られるものではない。例えば、携帯端末200が内蔵する加速度センサにより、携帯端末200の位置が変化したと考えられる場合のみ、位置情報を取得して経路探索サーバ100へ送信するようにしても良い。
本実施形態では、経路探索サーバ100が天候情報提供サーバ400から、ある地点の地域情報である天候情報を取得し、当該天候情報に基づいて経路探索する場合を中心に説明しているが、これに限られるものではない。例えば、経路探索要求で指定された日時や地域でイベントや事故が発生しているか否か等の各種地域情報を経路探索サーバ100が取得し、これらの情報をルート履歴情報と対応付けることで、イベントの有無や事故の有無等の各種状況に応じた経路探索機能を可能とすることも考えられる。
(1.2 ルート履歴情報の管理)
図2乃至図4を参照しながら、経路探索サーバ100によるルート履歴情報の管理について説明する。以下、主に図2に示す地点Aから地点Bへの携帯端末200の移動(携帯端末200を保有するユーザの移動)を例に説明する。この地点Aや地点Bは、それぞれ出発地や目的地となり得るだけでなく、任意の出発地から目的地へ向かうルート上の経由地点ともなり得る。
図2の例において、地点Aから地点Bへの移動ルートは、ルートAとルートBの2種類がある。ルートAは、例えば幹線道路沿いに移動するルートであり、ルートBよりも広い道を通り、経由する交差点の数はルートBよりも広い。ルートBは、例えば幹線道路を迂回するルートであり、途中、ルートAよりも狭いが交差点の数の少ない道を経由する。
携帯端末200は、前述の通り、定期的に現在位置情報を送信する。図3は、経路探索サーバ100が携帯端末200から受信する現在位置情報の具体例を示す図である。図3に示すとおり、携帯端末200が送信する位置情報には、端末ID、位置情報(緯度経度情報)、及び測位時刻の情報が含まれる。経路探索サーバ100は、当該現在位置情報を分析することにより、携帯端末200がどのようなルートで移動しているのか(図2の例であれば、地点Aから地点Bへ移動する際に、ルートAを経由しているのかルートBを経由しているのか)を知ることが可能となる。つまり、携帯端末200が送信する現在位置情報の集合がルート履歴情報を構成し得るので、経路探索サーバ100は、一定時間をかけてルート履歴情報の入力を携帯端末200から受けているものと解釈することができる。
図4は、位置情報の分析に応じて経路探索サーバ100が管理する、地点Aから地点Bへのルート履歴情報を含むデータベース(DB)110の具体例を示す図である。図4の例において、データベース110は、端末IDと、日付及び時間(日時)と、天候と、ルートと、速度とを管理している。
図4の例において、端末ID、日付、及び地点Aから地点Bまでの所要時間は、携帯端末200から送信される現在位置情報に含まれる(地点Aから地点Bまでの所要時間は、例えば、地点Aに最も近い位置情報の測位時刻から、地点Bに最も近い位置情報の測位時刻までの時間等により決定することができる)。地点Aから地点Bまでの経由ルートは、例えば携帯端末200が送信する位置情報が、ルートA上のものか、ルートB上のものかを判別することにより決定することができる。速度は、地点Aから地点Bまでの距離(ルートA又はルートBの距離)を、所要時間で除算することで得られる。つまり、端末ID、日付、所要時間(若しくは時間)、経由ルート(ルート)、及び速度を含むルート履歴情報は、携帯端末200から入力された現在位置情報の集合若しくはそれを加工して得られる情報と考えることができる。
天候情報は、例えば、地点A又は地点Bの一方の地点を含む地域の対象時刻の天候情報として、経路探索サーバ100が天候情報提供サーバ400から取得することができる。つまり、図4に係るDB110は、携帯端末200から入力された現在位置情報の集合若しくはそれを加工して得られる情報であるルート履歴情報と、それに対応付けられた天候情報とを含むものと捉えることができる。
尚、図4のDB110の具体例では、端末及び日時の異なる情報は集約せずに1件ずつルート履歴情報を管理しているが、これに限られるものではない。例えば、日付及び時間毎に、ルートA及びルートBを経由した携帯端末200の台数や平均時速を管理するようにしても良い。
(1.3 ルート探索の概要)
経路探索サーバ100は、このDB110を用いて、携帯端末200からの経路探索要求で指定された日時の天候等の各種条件に基づいて、ルートA及びルートBに重み付けを行い、ルートを探索する。重みの決定手段としては、例えば、条件の合致するルート履歴情報において、各ルートを通過した携帯端末200の数(ユーザの数)や、平均時速による方法等が考えられる。
1つの例として、天候の条件の合致するルート履歴情報において、各ルートを通過した携帯端末200の数に応じて重み付けする場合を考える。経路探索要求で指定された日時に予想される天候(当該天候情報は、天候情報提供サーバ400から取得可能)が「雪」である場合には、図4の場合には、3台の携帯端末200がルートAを利用し、ルートAを利用している携帯端末200は存在しない。よって、ルートAに対する重みを重くして(優先度を上げて)、経路探索サーバ100はルートを探索する。
2番目の例として、速度を元に重み付けする場合を考えると、経路探索要求で指定された日時に予想される天候が「晴れ」の場合には、ルートBを経由する携帯端末200の速度の平均(36km/hと45km/hの平均なので40.5km/h)の方がルートAの平均速度(30km/h)よりも早い。よって、ルートBに対する重みを重くして、経路探索サーバ100はルートを探索する。
尚、上記説明では、天候のみを元にルート履歴情報のデータを抽出する場合を例に説明したが、これに限られるものではない。例えば、「平日」と「休日」のどちらであるかや、時間帯(例えば16:00〜17:00まで)、周辺での事故やイベント(例えばお祭りや花火大会等)の有無等に基づいて(これらの条件の組合せも含む)に基づいて、重み付けのベースとなるユーザ履歴情報を抽出した上で、その抽出されたユーザ履歴情報に基づき、上述の通り台数や平均速度(所要時間も含む)等に基づいて重み付けを行えば良い。
このように実装することで、経路探索サーバ100は、天候やイベントの有無等といった、様々な状況に応じて好適な経路探索機能を提供することができる。
(2 機能構成)
(2.1 経路探索サーバ100及び携帯端末200の装置構成)
以下、図5を参照しながら、本実施形態に係る通信システム1に係る装置構成を説明する。図5は、本実施形態に係る通信システム1の装置構成を示す図である。前述の通り、経路探索サーバ100及び携帯端末200を含む。以下、これらの構成を説明する。
経路探索サーバ100は、前述の通り、携帯端末200から現在位置情報を受信してルート履歴情報111を天候情報113と対応付けて管理すると共に、携帯端末200に対して経路探索機能を提供する情報処理装置である。経路探索サーバ100は、DB110、制御部120、通信部130を含む。尚、経路探索サーバ100の機能は、1台の情報処理装置として実装することも可能であるし、2以上の情報処理装置(サーバも含む)を組合せた情報処理システムとして実現することもできる。
制御部120は、演算装置であるCPU(Central Processing Unit)121及びメモリ123を含む。制御部120では、メモリ123にプログラム(ソフトウェア)を記憶し、CPU121上で当該プログラムを実行することにより、経路探索サーバ100上の各種処理を実行する。例えば、携帯端末200から受信した現在位置情報に基づいてルート履歴情報111を生成してデータベース110へ格納したり、天候情報提供サーバ400から天候情報113を受信してルート履歴情報111に対応付けたり、携帯端末200へ経路探索機能を提供したりといった処理を制御部120が制御する。これらの機能処理については、図6等を参照しながら後述する。
通信部130は、携帯端末200や天候情報提供サーバ400等の公衆網Nを介して通信可能な各種情報処理装置と通信するための通信インタフェースである。通信部130は、例えば、携帯端末200からの現在位置情報や経路探索情報の受信や、経路探索結果である推奨ルートの送信、天候情報提供サーバ400からの天候情報の受信等を行う。
DB110は、上記「1.2」で図4を参照しながら説明した通り、ルート履歴情報111及び天候情報113を対応付けて管理する。経路探索サーバ100が経路を探索する際には、天候や日時等の各種条件毎に、当該ルート履歴情報111に基づいて各ルートに対して付与された重みに基づいて、推奨ルートを決定し、携帯端末200へと送信する。
次に、携帯端末200の構成を説明する。携帯端末200は、図5に示すように、主制御部210、無線通信部220、入力部230、表示部240、及びセンサ250を含む。
主制御部210は、携帯端末200における各種処理を制御し、CPU211及びメモリ213(揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含む。)を含む。主制御部210では、メモリ213の記憶領域に各種アプリケーション等のプログラムを格納したり、CPU211が当該アプリケーション等のプログラムを実行したりすることにより、携帯端末200における各種機能を実現できる。より具体的には、主制御部210は、GPS受信機253により取得できる位置情報(位置情報を含む現在位置情報)の送信や、ユーザへの経路案内機能の提供(経路探索要求の送信及び推奨ルートの受信も含む)等の処理を制御する。
無線通信部220は、公衆網Nを介して他の情報処理装置との間でデータを送受信(通信)できる。より具体的には、無線通信部220は、経路探索サーバ100へ現在位置情報を送信したり、経路探索要求を送信したり、当該要求に対する応答である推奨ルートを受信したりできる。
入力部230は、携帯端末200に対するユーザからの各種入力を受け付けるモジュールであり、入力キーやタッチパネル等を含む。例えば、経路探索要求に係る出発地や目的地、出発時刻(到着時刻でも可)の各種条件等は、入力部230から入力されるユーザ操作に応じて指定される。尚、入力部230は、ユーザからの音声を受け付けて入力情報として主制御部210へ出力する機能を有しても良い。
表示部240は、各種情報を表示してユーザへ提示するための、例えばディスプレイ装置である。例えば、経路探索サーバ100から受信した推奨ルートは、表示部240が表示してユーザに提示する。
センサ250は、携帯端末200のユーザの移動状態に応じて変化する検出信号等を出力し、例えば、加速度センサ251やGPS受信機253を含む。具体的には、センサ250から出力される検出信号には、加速度センサ251から出力される加速度を示す加速度情報や、GPS受信機253から出力される携帯端末200の現在位置を示す位置情報が含まれる。尚、位置情報には、高度に係る情報を含んでも良い。
(2.2 ソフトウェアの機能)
次に、図6を参照しながら、経路探索サーバ100のソフトウェアの機能構成を説明する。図6は、経路探索サーバ100の制御部120上で動作するソフトウェアの構成を模式的に示す機能ブロック図である。
制御部120で動作するソフトウェアは、位置情報受信部125、天候情報取得部126、探索要求処理部127、及び経路探索部128を含む。
位置情報受信部125は、各携帯端末200から、それぞれの携帯端末200が取得した位置情報を含む現在位置情報を受信し、その現在位置情報に基づくルート履歴情報111をDB110へと登録する。尚、現在位置情報の取得方法としては、位置情報受信部125が携帯端末200へ現在位置情報の送信要求を送信し、それに対する応答として携帯端末200が現在位置情報を送信する形であるか、若しくは、携帯端末200が自発的に(経路探索サーバ100側からの要求なしに)位置情報を送信する形であるかは問わない。
天候情報取得部126は、天候情報提供サーバ400から、通信部130を介して天候情報を取得(受信)する。この当該天候情報の取得は、ルート履歴情報111へ天候情報113を対応付ける際や、携帯端末200から経路探索要求を受信した際等に、日時及び場所(地域)を指定してなされる。
探索要求処理部127は、携帯端末200から経路探索要求を受信すると共に、当該経路探索要求に基づく経路探索を経路探索部128に指示し、更に経路探索部128による経路探索の結果である推奨ルートを携帯端末200へと送信する。
経路探索部128は、上記「1.3」や下記「3.2」で説明する処理により、携帯端末200から探索要求処理部127を介して指示された経路探索を行い、推奨ルートを生成する。経路探索部128による経路探索処理を細分化すると、ルート履歴情報111にもとづく、天候などの条件に応じた各ルート(出発地から目的地へ至る際に経由するルート)に対する重み付け、出発地から目的地へ至る網羅的なルートの抽出、重みに基づく出発地から目的地へ至るそれぞれのルートに対する評価及び推奨ルートの決定、等に分けることができる。このように過去の実績に基づいて各ルートに重み付けした上で当該重みに基づいて推奨ルートを決定することで、天候等の、ユーザが明示的には指定しない各種状況に応じた、好適な経路探索が可能となる。
(3 処理の流れ)
以下、図7乃び図8を参照しながら、経路探索サーバ100における処理の流れを説明する。尚、後述の各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して若しくは並列に実行してもよく、また、各処理ステップ間に他のステップを追加しても良い。更に、便宜上1つのステップとして記載されているステップは複数のステップに分けて実行してもよく、便宜上複数に分けて記載されているステップを1ステップとして実行してもよい。
(3.1 ルート履歴情報の格納)
まず、図7を参照しながら、経路探索サーバ100によるルート履歴情報の記録処理の流れを説明する。図7は、経路探索サーバ100によるルート履歴情報の記録処理の流れを示すフローチャートである。
まず経路探索サーバ100の位置情報受信部125は、携帯端末200から現在位置情報を受信する(S701)。図3を参照しながら「1.2」で説明した通り、現在位置情報は、数分置き等で定期的に携帯端末200が送信するものであり、端末ID、位置情報(緯度経度)、及び測位時刻を含む。「1.3」で説明した通り、経路探索サーバ100はこれらの現在位置情報の集合からルート履歴情報111を生成可能である。
経路探索サーバ100の天候情報取得部126は、天候情報提供サーバ400からルート履歴情報111に対応する天候情報113を天候情報提供サーバ400から取得する(S703)。そして、位置情報受信部125及び天候情報取得部126は、ルート履歴情報111及び天候情報113を対応付けて、図4に具体例を示したようにDB110へと格納する(S705)。
(3.2 経路探索処理)
次に、図8を参照しながら、経路探索サーバ100による経路探索処理を説明する。図8は、経路探索サーバ100による経路探索処理の流れを示すフローチャートである。
探索要求処理部127は、携帯端末200から経路探索要求を受信すると(S801のYes)、当該経路探索要求で指定された出発地、目的地、出発日時(到着日時)等の各種条件を特定する(S803)。その上で、探索要求処理部127は、当該条件に従った経路探索を経路探索部128へと指示する。
天候情報取得部126は、経路探索要求で指定された場所(地域)及び日時の天候情報を、天候情報提供サーバ400から取得する(S805)。その上で、経路探索部128は、天候や日時(平日/休日、イベント開催日か否か等)等の条件の合致するルート履歴情報111を、DB110から抽出すると共に(S807)、当該ルート履歴情報111に基づき、各ルート(出発地から目的地に至るルートの一部を構成可能なルート)に対して重み付けする(S809)。重み付けの手法としては、例えば、その条件下で各ルートを通った延べ人数(携帯端末200の延べ数。ルート履歴情報の数としてもカウント可能)や平均速度(平均所要時間)等に基づいて重み付けする手法が考えられる。
その後、経路探索部128はS809で行った各経由ルートへの重みに基づいて、推奨ルートを探索する(S811)。この手法としては、例えば、出発地から目的地へ至るルートのうち、経由するルートの組合せに対する重みの合計(評価値)が最も高くなるルートを推奨ルートとして決定する手法などが考えられる。
そして、探索要求処理部127は、当該推奨ルートを、経路探索要求への応答として携帯端末200へ送信する(S813)。
尚、上記の説明では、経路探索要求後に、条件に合致するルート履歴情報に基づいて、各ルートに対して重み付けする場合を例に説明したが、これに限られるものではない。例えば、予め前処理として、考えられうる天候や日付等の条件に基づいて各ルート(経由地から経由地)に対して条件毎の重みを付与しておき、経路探索要求を受けた場合には、当該条件に合致する重みを用いてルートを探索する手法等も考えられる。このように実装すれば、探索要求に対する計算量が減るため、応答速度を向上させることができる。
(4 本実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態の経路探索サーバ100は、天候や日時等の様々な状況に応じたルート履歴情報に基づいてルートを重み付けすることで、経路探索要求で指定された日時に対して、ユーザが意識的には指定していない非明示的条件(天候やイベントの有無、平日/休日等)に応じた好適な経路探索機能を提供することが可能である。
(5 付記事項)
尚、前述の各実施形態の構成は、組み合わせたり或いは一部の構成部分を入れ替えたりしてもよい。また、本発明の構成は前述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
1・・・通信システム、100・・・経路探索サーバ、111・・・ルート履歴情報、113・・・天候情報、120・・・制御部、121・・・CPU、123・・・メモリ、125・・・位置情報受信部、126・・・天候情報取得部、127・・・探索要求処理部、128・・・経路探索部、130・・・通信部、200・・・携帯端末、210・・・主制御部、211・・・CPU、213・・・メモリ、230・・・入力部、240・・・表示部、250・・・センサ、251・・・加速度センサ、253・・・GPS受信機、400・・・天候情報提供サーバ、N・・・公衆網

Claims (6)

  1. 1以上の情報処理端末に係る、日時情報を含むルート履歴情報の入力を受ける入力手段と、
    前記入力手段により入力されたルート履歴情報と、当該ルート履歴情報に係る日時の地域情報とを対応付けて管理する管理手段と、
    情報処理端末から、出発地、目的地、及び日時を指定されたルート探索要求を受信する受信手段と、
    ルート探索要求で指定された日時の地域情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した地域情報に応じたルート履歴情報に基づいて前記出発地から前記目的地までのルートを探索した探索結果を情報処理端末へ送信する送信手段と
    を備える、情報処理システム。
  2. 前記送信手段は、前記取得手段で取得した地域情報の条件と合致するルート履歴情報のうち、各ルートに対応するルート履歴情報の数に応じてルートを探索した探索結果を情報処理端末へ送信する、
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記送信手段は、前記取得手段で取得した地域情報と前記探索要求で指定された日時とに応じたルート履歴情報に基づいて前記出発地から前記目的地までのルートを探索した探索結果を情報処理端末へ送信する、
    請求項1又は請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記送信手段は、前記取得手段で取得した地域情報の条件と合致するルート履歴情報に係る時速情報に基づいてルートを探索した探索結果を情報処理装置へ送信する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の情報処理システム。
  5. 前記地域情報は天候情報である、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の情報処理システム。
  6. 情報処理システムが、
    1以上の情報処理端末に係る、日時情報を含むルート履歴情報の入力を受けるステップと、
    入力されたルート履歴情報と、当該ルート履歴情報に係る日時の地域情報とを対応付けて管理するステップと、
    情報処理端末から、出発地、目的地、及び日時を指定されたルート探索要求を受信するステップと、
    ルート探索要求で指定された日時の地域情報を取得するステップと、
    取得した地域情報に応じたルート履歴情報に基づいて前記出発地から前記目的地までのルートを探索した探索結果を情報処理端末へ送信するステップと
    を行う、情報処理方法。
JP2012060308A 2012-03-16 2012-03-16 情報処理システム、及び情報処理方法 Pending JP2013195131A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012060308A JP2013195131A (ja) 2012-03-16 2012-03-16 情報処理システム、及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012060308A JP2013195131A (ja) 2012-03-16 2012-03-16 情報処理システム、及び情報処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013195131A true JP2013195131A (ja) 2013-09-30

Family

ID=49394280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012060308A Pending JP2013195131A (ja) 2012-03-16 2012-03-16 情報処理システム、及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013195131A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111078760A (zh) * 2019-12-20 2020-04-28 贵阳货车帮科技有限公司 货源搜索方法、装置、设备及存储介质
JPWO2021005709A1 (ja) * 2019-07-09 2021-01-14

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337182A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Xanavi Informatics Corp カーナビゲーションシステム、交通情報提供装置、カーナビゲーション装置、交通情報提供方法および交通情報提供プログラム
JP2008116320A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Navitime Japan Co Ltd ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび携帯端末装置
JP2008152467A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Toyota Motor Corp 情報作成システム
JP2011215051A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Zenrin Datacom Co Ltd 経路案内システム、経路案内装置及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337182A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Xanavi Informatics Corp カーナビゲーションシステム、交通情報提供装置、カーナビゲーション装置、交通情報提供方法および交通情報提供プログラム
JP2008116320A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Navitime Japan Co Ltd ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび携帯端末装置
JP2008152467A (ja) * 2006-12-15 2008-07-03 Toyota Motor Corp 情報作成システム
JP2011215051A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Zenrin Datacom Co Ltd 経路案内システム、経路案内装置及びプログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021005709A1 (ja) * 2019-07-09 2021-01-14
JP7254927B2 (ja) 2019-07-09 2023-04-10 本田技研工業株式会社 情報提供装置、情報提供方法、およびプログラム
CN111078760A (zh) * 2019-12-20 2020-04-28 贵阳货车帮科技有限公司 货源搜索方法、装置、设备及存储介质
CN111078760B (zh) * 2019-12-20 2023-08-08 贵阳货车帮科技有限公司 货源搜索方法、装置、设备及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9709413B2 (en) Directions based on predicted future travel conditions
EP1541968B1 (en) Guiding device, system and method
JP6094543B2 (ja) 出発地・目的地抽出装置、出発地・目的地抽出方法
EP1521058A1 (en) Guiding device, system and method
EP2437031A1 (en) Vehicle operation support system and vehicle operation support method
JP2019036012A (ja) 情報通知装置、情報通知システム、情報通知方法、情報通知プログラム
US20080120021A1 (en) Guide Route Search Device, Guide Route Search Method, and Computer Program Thereof
US9057612B1 (en) Systems and methods for unified directions
JP2006337182A (ja) カーナビゲーションシステム、交通情報提供装置、カーナビゲーション装置、交通情報提供方法および交通情報提供プログラム
JP2012127770A (ja) 経路探索方法および装置
US20180252540A1 (en) Method and system for providing route guidance using navigation system
JP6154295B2 (ja) ナビゲーションシステム、電子機器のナビゲーション方法及びプログラム
WO2019087595A1 (ja) 移動体分布状況予測装置及び移動体分布状況予測方法
US8510036B2 (en) Information providing device and information providing system
US20140046594A1 (en) Mobile-body navigation device and mobile-body navigation system
KR20070061041A (ko) 궤적 정보를 이용한 최적 경로 탐색 방법 및 장치 및 궤적정보를 이용한 교통 정보 제공 방법
JP2010197211A (ja) サーバ装置、ナビゲーション装置、経路情報提示システムおよび経路情報提示方法
JP6962659B2 (ja) 電子装置
US9702720B2 (en) Navigation server for determining location-based advertisement effectiveness
US10145705B2 (en) Destination information provider server, destination information provider system and on-vehicle device
JP2018179760A (ja) ナビゲーション装置及びプログラム
JP2013195131A (ja) 情報処理システム、及び情報処理方法
US20200051197A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory storage medium
KR101535347B1 (ko) 클라우드 데이터를 활용한 사용자 맞춤 내비게이션 서비스 제공 시스템 및 그 운영방법
JP6107583B2 (ja) ナビゲーションシステム、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150817