JP2013191526A - 照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】明るさ制御を行うことができ、低コストかつ容易に設置可能な照明システムを得ること。
【解決手段】親機10は、交流電力の力率を改善して直流電力に変換する力率改善回路4と、力率改善回路4と接続し、直流電力の大きさを可変して出力可能な限流回路5−1〜5−4と、限流回路5−1と接続して照明を行うLED群6−1と、照度センサ12が検知した親機10下および子機11−1〜11−3下の照度の情報、および人感センサ13が検知した親機10下および子機11−1〜11−3下の人の有無の情報に基づいて、限流回路5−1〜5−4が出力する直流電力の大きさを個別に制御する制御部3と、を備え、子機11−1〜11−3は、限流回路5−2〜5−4と接続して照明を行う光源LED群6−2〜6−4、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、明るさ制御を行なう照明システムに関する。
従来、明るさ制御を行う照明装置として、照度センサユニットと、照度センサの情報を受けて各照明器具に調光信号を出力するコントロールユニットと、調光信号に応じて安定器の出力を変えて照明の明るさを制御する照明器具と、を備えた照明システムがあり、このような照明システムに関する技術が、下記特許文献1において開示されている。システムを構成する個々の照明器具は、光源の明るさを調整する安定器、コントロールユニットから送信される調光信号に応じて安定器を制御する制御回路、さらに制御回路を動作させるための制御電源を備えている。
特開2011−124109号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、個々の照明器具毎に安定器、制御回路、制御電源が必要である。そのため、システム全体としてコストが高くなる、という問題があった。また、各照明器具には、調光信号線と電源線の2つの線を接続する必要がある。そのため、システムの設置工事に手間がかかる、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、明るさ制御を行うことができ、低コストかつ容易に設置可能な照明システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、照度センサおよび人感センサと接続し、親機および子機から構成される照明システムであって、前記親機は、交流電力の力率を改善して直流電力に変換する力率改善回路と、前記力率改善回路と接続し、前記直流電力の大きさを可変して出力可能なN(Nは2以上の整数)個の限流回路と、前記N個の限流回路のうちの1つと接続して照明を行う光源と、前記照度センサが検知した親機下および子機下の照度の情報、および前記人感センサが検知した親機下および子機下の人の有無の情報に基づいて、前記N個の限流回路が出力する直流電力の大きさを個別に制御する制御手段と、を備え、前記親機と最大N−1個接続可能な前記子機は、それぞれが異なる前記N個の限流回路のうちの1つと接続して照明を行う光源、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、明るさ制御を行うことができ、低コストかつ容易に設置できる、という効果を奏する。
図1は、照明システムの構成例を示す図である。 図2は、照明システムを天井に設置したときの設置例を示す図である。 図3は、実施の形態2の照明システムの構成例を示す図である。 図4は、実施の形態3の照明システムの構成例を示す図である。 図5は、実施の形態7の照明システムの構成例を示す図である。
以下に、本発明にかかる照明システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る照明システムの構成例を示す図である。照明システムは、親機10と、子機11−1、11−2、11−3と、照度センサ12と、人感センサ13と、を備える。親機10は、交流電源14と接続し、自身と接続する子機11−1、11−2、11−3、照度センサ12、人感センサ13へ電源を供給する。
親機10は、交流電源14から入力した交流電圧を全波整流するダイオードブリッジ1と、交流電源14を全波整流したダイオードブリッジ1の出力電圧から、制御部3を駆動するための電源を生成するとともに、親機10の外部に設置された照度センサ12および人感センサ13を駆動するための電源を供給する電源部2と、照度センサ12および人感センサ13から入力した情報に基づいて、親機10および子機11−1、11−2、11−3の照明の明るさを制御する制御部3と、ダイオードブリッジ1からの出力電圧を昇圧する昇圧コンバータである力率改善回路4と、明るさ制御対象の光源に対して電源を供給するN(Nは2以上の整数、ここではN=4)個の限流回路5−1、5−2、5−3、5−4と、限流回路5−1と接続し、親機10の光源となるLED(Light Emitting Diode)群6−1と、を備える。
また、子機11−1は、限流回路5−2と接続し、光源となるLED群6−2を備え、子機11−2は、限流回路5−3と接続し、光源となるLED群6−3を備え、子機11−3は、限流回路5−4と接続し、光源となるLED群6−4を備える。LED群6−1〜6−4は、それぞれ2以上のLEDを直列接続した光源である。
なお、親機10が備えるN個の限流回路のうちの1つは親機10のLED群6−1と接続するため、親機10と子機は最大でN−1個(ここでは3個)接続可能である。一例として、N=4の場合について説明するが、N=4に限定するものではない。
本実施の形態の照明システムでは、親機10において、制御部3が力率改善回路4および限流回路5−1〜5−4の出力電圧を制御することによって、自身および子機11−1〜11−3の光源(LED群6−1〜LED群6−4)の明るさを制御する。
まず、制御部3が力率改善回路4を制御する動作について説明する。制御部3は、スイッチング素子4cを高周波で駆動してオン/オフを切り替える。スイッチング素子4cがオンの場合、力率改善回路4では、交流電源14およびコンデンサ4aからリアクトル4bを介してスイッチング素子4cに電流が流れる。このとき、リアクトル4bにはエネルギーが蓄積される。スイッチング素子4cをオフにすると、力率改善回路4では、リアクトル4bに蓄えられたエネルギーがダイオード4dを介して電解コンデンサ4eに蓄えられる。このとき、電解コンデンサ4eに充電される電圧は、交流電源14のピーク電圧より高い電圧に昇圧される。
力率改善回路4では、交流電源14からコンデンサ4aに充電電流が流れており、常に交流電源14から回路に電流が流れるので、制御部3の制御により、力率を改善して高力率で昇圧を行うことができる。
つぎに、制御部3が限流回路5−1〜5−4を制御する動作について説明する。一例として、限流回路5−1を用いて説明する。制御部3は、スイッチング素子5aを高周波で駆動してオン/オフを切り替える。スイッチング素子5aがオンの場合、限流回路5−1では、電解コンデンサ4eからリアクトル5cを介してコンデンサ5dが充電される。スイッチング素子5aをオフにすると、限流回路5−1では、リアクトル5cに蓄えられたエネルギーはコンデンサ5d、ダイオード5b、リアクトル5cで構成される回路を流れてコンデンサ5dを充電する。これにより、限流回路5−1では、スイッチング素子5aのオンとオフの比率に応じて、電解コンデンサ4eの電圧から降圧された電圧がコンデンサ5dに蓄えられ、この電圧でLED群6−1を動作させることができる。
コンデンサ5dの電圧はLED群6−1の電圧と等しいため、制御部3は、コンデンサ5dの電圧と電流検出抵抗5eの電圧から、LED群6−1に供給されている電力を把握することができる。制御部3は、この把握した電力が所定の電力となるようにスイッチング素子5aのオン/オフの比率を制御して、LED群6−1の明るさを変えることができる。同様に、制御部3は、限流回路5−2〜5−4が出力する電圧を制御して、子機11−1〜11−3内のLED群6−2〜6−4の明るさを変えることができる。
図2は、図1に示す照明システムを天井に設置したときの設置例を示す図である。天井面を下から見上げた様子を示すものである。ここでは、親機10と子機11−1〜11−3を配置した各機の間に、照度センサ12と人感センサ13を設置している。照度センサ12および人感センサ13は、角度を変える機能または複眼構成となっており、照度センサ12は各照明器具(親機10および子機11−1〜11−3)下の照度を検知でき、人感センサ13は各照明器具下の人の有無を検知できる構成となっている。
親機10の制御部3は、人感センサ13からどの器具の近くに人がいるかの情報と、照度センサ12から各照明器具下の照度情報とを読み込み、人がいる器具の下が所定の明るさになるように、また、人がいない器具の下は、所定の明るさより照度を落とすまたは消すように、各限流回路5−1〜5−4を制御する。
このように、電源部2、制御部3、力率改善回路4、限流回路5−1〜5−4を親機10に集約しているため、各々の器具に個別に電源部、制御部、力率改善回路、限流回路を設ける場合と比較して、コストの安い照明システムを提供することができる。また、従来の照明システムでは、電源線および調光信号線の2つの線を各器具に配線する必要があるが、本実施の形態の照明システムでは、子機11−1〜11−3には親機10からの電源線のみ配線すればよいことから、配線が容易にでき、設置工事が簡単になる効果がある。
なお、光源としてLEDを用いた場合について説明したが、これに限定するものではなく、例えば、有機EL(Electro Luminescence)を用いることも可能である。なお、LED同様、2以上の有機ELを直列接続して使用する。特に、光源としてLEDや有機ELを使用する場合、親機と子機の接続は、直流電力での接続となる。そのため、交流接続と異なり、インダクタンス成分による配線損失を抑えることができ、高効率の照明システムを得ることができる。すなわち、配線損失Wは、配線抵抗をR、周波数をf、インダクタンスをL、電流をIとした場合、以下の式(1)で表すことができる。
Figure 2013191526
直流電力で配線した場合はf=0であることから、上記式(1)において損失Wは配線抵抗R分のみとなる。一方、50Hzまたは60Hzの交流電力で配線した場合はインダクタンス成分の損失が加わることから、直流配線と比較してインダクタンス成分の配線損失が増加することになる。
また、本実施の形態の照明システムでは、照度センサ12および人感センサ13の駆動用電源についても親機10の電源部2から供給することとした。これにより、照度センサ12および人感センサ13は内部に電源を設ける必要がないことから、コストの安い照明システムを提供することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、照明システムにおいて、親機10が、交流電力の力率を改善して直流電力に変換する力率改善回路4と、直流電力の大きさを可変して出力可能な限流回路5−1〜5−4と、照度センサ12および人感センサ13の検知した情報に基づいて力率改善回路4および限流回路5−1〜5−4を制御する制御部3と、を備え、制御部3が限流回路5−1〜5−4の出力を個別に制御することにより、親機10において、自身が備えるLED群6−1および子機11−1〜11−3が備えるLED群6−2〜6−4の明るさを制御することとした。これにより、子機11−1〜11−3では、それぞれLED群6−2〜6−4のみ備え、自身で明るさ制御を行わないため、安定器、制御装置、制御電源等を備える必要がないことから、低コストの照明システムを提供することができる。また、照明システムの設置では、子機11−1〜11−3の接続は親機10からの直流電力線のみの配線で済み、電源線や調光信号線の配線が不要となる。これにより、設置工事の手間が省け、容易に設置可能である。
実施の形態2.
本実施の形態では、親機10および子機11−1〜11−3について、照度センサ12または人感センサ13の何れかのセンサの検知結果に基づいて制御されるかを設定可能な構成について説明する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図3は、本実施の形態の照明システムの構成例を示す図である。図3に示すように、制御部3aは、内部に制御センサ設定部31を備える。その他の構成は図1(実施の形態1)と同様である。制御センサ設定部31は、親機10および子機11−1〜11−3について、照度センサ12の情報で制御されるのか、または人感センサ13の情報で制御されるのかを個別に設定する。
つづいて、本実施の形態における制御部3aの制御動作について説明する。ここでは、一例として、制御センサ設定部31によって、親機10および子機11−2は人感センサ13での検知結果(検知された情報)に基づく制御で動作するよう設定され、子機11−1、11−3は照度センサ12の検知結果に基づく制御で動作するよう設定されているものとする。
この場合、制御部3aは、人感センサ13の検知範囲における人の在/不在に対応して限流回路5−1、5−3の出力電圧を制御し、親機10および子機11−2への直流電力の供給を制御して各機器の照明(LED群)の点灯/消灯動作を行う。
一方、制御部3aは、照度センサ12での検知結果に基づいて限流回路5−2、5−4の出力電圧を制御し、子機11−1、11−3への直流電力の供給を制御して各子機の照明(LED群)が所定の明るさになるように動作する。
このように、本実施の形態では、制御センサ設定部31において、親機10および子機11−1〜11−3に対して、どのセンサの検知結果で制御されるのかを個別に設定できるようにしたことから、各機器の設置位置に応じた照明の調光制御を行うことが可能となる。例えば、図3に示す照明システムが設置された部屋において、窓際に設置された子機11−1、11−3については周囲環境の明るさに応じて調光制御(例えば、太陽光などにより明るい場合、子機11−1、11−3は照度落として点灯)させ、窓から遠い側に配置した親機10および子機11−2については人の存在を検知している場合は点灯し、不在の場合は消灯させるという動作が可能になる。
以上説明したように、本実施の形態では、照明システムにおいて、制御センサ設定部31により、親機10および子機11−1〜11−3について、それぞれどのセンサの検知結果によって制御されるかを設定できるようにした。これにより、実施の形態1の効果に加え、照明制御システムとしての制御性向上を図ることができ、さらに、利便性、省エネ性を向上することが可能になる。
なお、制御センサ設定部31での設定は、ディップスイッチのようなハードウェアを用いて設定する方法でもよいし、制御部3aに備えたマイコンでのソフトウエアによる設定でもよく、特に制御センサ設定部31での設定の方法を限定するものではなく、設定可能な何れの方法でもよい。
実施の形態3.
実施の形態2では、親機10および子機11−1〜11−3がどのセンサの検知結果に基づいて制御されるのかを設定可能な構成について説明した。本実施の形態では、複数のセンサで制御される場合に、優先的に制御に使用するセンサを設定可能な構成について説明する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図4は、本実施の形態の照明システムの構成例を示す図である。図4に示すように、制御部3bは、内部に優先センサ設定部32を備える。その他の構成は図1(実施の形態1)と同様である。優先センサ設定部32は、親機10が照度センサ12および人感センサ13を備え、親機10自身と子機11−1〜11−3がそれぞれのセンサの検知情報に基づいて制御される場合に、照度センサ12および人感センサ13の何れかを優先的に制御に使用するかを親機10、子機11−1〜11−3のそれぞれ個別に設定する。
つづいて、本実施の形態における制御部3bの制御動作について説明する。ここでは、一例として、優先センサ設定部32によって、親機10および子機11−1は照度センサ12が優先設定され、子機11−2、11−3は人感センサ13が優先設定されているものとする。
この場合、制御部3bは、照度センサ12で検知される周囲の照度に基づいて限流回路5−1、5−2の出力電圧を制御し、親機10および子機11−1への直流電力の供給を制御して各機器の照明(LED群)が適正照度となるように動作する。具体的に、制御部3bは、人感センサ13で得られる人の在/不在情報が入力されると、人が在の場合は、照度センサ12での検知結果に基づいて各機器を適正な明るさで点灯させ、人が不在の場合は、在の場合と比較して明るさを大きく落とした状態(暗い状態)で点灯を継続させる。
一方、制御部3bは、人感センサ13の検知範囲における人の在/不在に対応して限流回路5−3、5−4の出力電圧を制御し、子機11−2、11−3への直流電力の供給を制御して照明(LED群)の調光動作を行う。具体的に、制御部3bは、人感センサ13で在と検出した場合は、子機11−2、11−3を点灯させる。点灯したときの明るさは、照度センサ12の検知結果に基づいて明るさを制御された状態で点灯させる。また、制御部3bは、人感センサ13で人不在を検知した場合は、照度センサ12の検知結果にかかわらず消灯させる制御を行う。
以上説明したように、本実施の形態では、照明システムの優先センサ設定部32の設定により、照度センサ12優先設定の場合は、照度センサ12の検知結果に基づいて明るさを制御する動作を行い、さらに、人感センサ13による在/不在情報をあわせて、不在時にも所定の明るさを保持する動作を行う。また、人感センサ13優先設定の場合は、人の在/不在に合わせて点灯/消灯を行い、点灯の場合に照度センサ12の検知結果に基づいて適正な明るさで点灯させるように動作することができる。これにより、複数のセンサが接続された場合においても、照明器具(親機10、子機11−1〜11−3)それぞれにどのセンサに優先的に制御されるか設定可能であるため、親機10の1台で自身および接続される各子機の動作を個別に設定することができ、照明制御システムとしての制御性向上を図ることができ、さらに、利便性、省エネ性を向上することが可能になる。
なお、本実施の形態では、照度センサ12と人感センサ13の組合せについて説明したが、センサの組合せはこれに限定するものではない。例えば、人感センサを2台用いてそれぞれ照明器具に優先設定を行い、点灯制御されるような構成でもよい。
また、優先センサ設定部32での設定は、ディップスイッチのようなハードウェアを用いて設定する方法でもよいし、制御部3bに備えたマイコンでのソフトウエアによる設定でもよく、特に優先センサ設定部32での設定の方法を限定するものではなく、設定可能な何れの方法でもよい。
実施の形態4.
本実施の形態では、照度センサ12、人感センサ13に異常が発生した場合の制御について説明する。実施の形態1〜3と異なる部分について説明する。
制御部3は、照度センサ12および人感センサ13から定められたフォーマットにより送られてくる信号(計測場所とその照度情報、計測場所とその場所の人感情報)を読み込んで、力率改善回路4および限流回路5−1〜5−4の動作を制御することにより、各照明器具(親機10および子機11−1〜11−3)の明るさを制御する。
ここで、照度センサ12や人感センサ13に異常が発生し、照度センサ12や人感センサ13から信号が送られてこない、または定められたフォーマットで信号が送られてこない場合、制御部3は、正常に信号が送られてこない方のセンサ(照度センサ12または人感センサ13)に異常があると判定する。この場合、制御部3は、親機10および子機11−1〜11−3を個別の明るさに制御することを禁止して、各照明器具を全光の明るさ、すなわち最大電力で照明する制御を行う。
このように、照明システムでは、センサ異常の場合、制御部3は、各照明器具を個別の明るさに制御することを禁止して、所定の明るさで一律に制御することとした。これにより、異常動作による使用者の不快感を防止することができる。
実施の形態5.
本実施の形態では、LED群6−1〜6−4に異常が発生した場合の制御について説明する。実施の形態1〜4と異なる部分について説明する。
制御部3は、限流回路5−1〜5−4の出力電圧(コンデンサ5dの電圧)および出力電流(電流検出抵抗5eの電圧)を読み込んで、照度センサ12および人感センサ13から送られてくる情報に基づいて決定された明るさとなるように、各限流回路5−1〜5−4の動作を制御する。
ここで、出力電圧または出力電流が所定範囲外となった場合、制御部3は、所定範囲外となった限流回路と接続するLED群において、オープン、ショート、または部分的ショート等が発生していると判定する。この場合、制御部3は、該当の限流回路内のスイッチング素子5aをオフにしてLEDを消灯させるとともに、他の限流回路については、照度センサ12および人感センサ13の情報に基づく個別の明るさに制御する動作を禁止して、各照明器具(親機10および子機11−1〜11−3から該当の限流回路と接続するものを除く)を全光の明るさ、すなわち最大電力で照明する制御を行う。
このように、照明システムでは、一部のLED群が異常の場合、制御部3は、該当するLED群に接続される限流回路への電流を遮断することとした。これにより、ショート等による力率改善回路4の出力電圧低下のため、他のLED群へ電力を供給できなくなる事態を回避することができる。
また、照明システムでは、一部のLED群が異常の場合、制御部3は、各照明器具を個別の明るさに制御することを禁止して、残りのLED群を全光の明るさで制御することとした。これにより、暗くならずに使用者の不快感を防止することができる。
実施の形態6.
本実施の形態では、親機10と、子機11−1、11−2、11−3、照度センサ12、および人感センサ13との接続方法について説明する。実施の形態1〜5と異なる部分について説明する。
親機10と子機11−1、11−2、11−3、親機10と照度センサ12、および親機10と人感センサ13との接続は、コネクタによる接続として、各コネクタ形状を全て異なる形状にする。
各機を接続するコネクタ形状をそれぞれ異なる形状にすることにより、誤配線による故障を防止できるとともに、設置工事が簡単な照明システムを提供することができる。
実施の形態7.
本実施の形態では、照明システムの制御対象機器の台数を増加させる構成について説明する。実施の形態1〜6と異なる部分について説明する。
図5は、本実施の形態の照明システムの構成例を示す図である。照明システムは、照度センサ12および人感センサ13を備えた親機10と、子機11−1a〜11−1d、11−2a〜11−2b、11−3a〜11−3bと、から構成される。各子機は、親機10または前段の子機からの入力を他(後段)の子機に中継可能な中継部15、を備える。
例えば、子機11−1aは、親機10からの直流電力の入力を自身(子機11−1a)への入力とするとともに、中継部15において他の子機11−1bへ中継する動作を行う。また、子機11-1bは、子機11−1aからの直流電力の入力を自身(子機11−1b)への入力とするとともに、中継部15において他の子機11−1cへ中継する動作を行う。また、子機11-1cは、子機11−1bからの直流電力の入力を自身(子機11−1c)への入力とするとともに、中継部15において他の子機11−1dへ中継する動作を行う。同様に、子機11−2aは、親機10からの直流電力の入力を自身(子機11−2a)への入力とするとともに、中継部15において他の子機11−2bへ中継する動作を行う。同様に、子機11−3aは、親機10からの直流電力の入力を自身(子機11−3a)への入力とするとともに、中継部15において他の子機11−3bへ中継する動作を行う。
以上説明したように、本実施の形態では、各子機が中継部15を備え、親機10または前段の子機からの出力を他(後段)の子機へ中継する構成としているため、照明システムとして制御対象機器の台数を容易に増加させることが可能になる。また、このように構成することで、親機10が備える限流回路の数だけ、それぞれの限流回路単位で子機のグループを構成することが可能になる、という効果がある。また、親機10に搭載する限流回路は、それぞれ限流回路毎に制御したい子機台数分だけの能力(出力電力)を備えるだけでよく、増設したい子機の数だけ個別に源流回路を親機10に備える必要が無いため、親機10を小型化できる、という効果を奏する。
なお、本実施の形態では、各子機に中継部15を備える構成について説明したが、親機10にも中継部15を備えることで、親機10と同じ制御を行いたい子機を容易に増設することが可能になる。この場合、親機10では、限流回路5−1とLED群6−1との間に中継部15を配置する。
以上のように、本発明にかかる照明システムは、親機と複数の子機を備えたシステムに有用であり、特に、各機の明るさを制御するシステムに適している。
1 ダイオードブリッジ
2 電源部
3、3a、3b 制御部
4 力率改善回路
5−1、5−2、5−3、5−4 限流回路
6−1、6−2、6−3、6−4 LED群
10 親機
11−1、11−2、11−3、11−1a〜11−1d、11−2a、11−2b、11−3a、11−3b 子機
12 照度センサ
13 人感センサ
14 交流電源
15 中継部
31 制御センサ設定部
32 優先センサ設定部

Claims (10)

  1. 照度センサおよび人感センサと接続し、親機および子機から構成される照明システムであって、
    前記親機は、
    交流電力の力率を改善して直流電力に変換する力率改善回路と、
    前記力率改善回路と接続し、前記直流電力の大きさを可変して出力可能なN(Nは2以上の整数)個の限流回路と、
    前記N個の限流回路のうちの1つと接続して照明を行う光源と、
    前記照度センサが検知した親機下および子機下の照度の情報、および前記人感センサが検知した親機下および子機下の人の有無の情報に基づいて、前記N個の限流回路が出力する直流電力の大きさを個別に制御する制御手段と、
    を備え、
    前記親機と最大N−1個接続可能な前記子機は、
    それぞれが異なる前記N個の限流回路のうちの1つと接続して照明を行う光源、
    を備えたことを特徴とする照明システム。
  2. 前記光源を、2以上のLEDを直列接続したもの、または2以上の有機ELを直列接続したものとする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記親機は、
    前記照度センサおよび人感センサへ直流電力を供給する電源手段、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の照明システム。
  4. 前記親機は、自身および各子機が前記照度センサまたは前記人感センサの何れかのセンサで検知された情報に基づいて制御されるのかを個別に設定可能な制御センサ設定手段、
    を備えることを特徴とする請求項1、2または3に記載の照明システム。
  5. 前記親機は、自身および各子機が前記照度センサまたは前記人感センサの何れかのセンサで検知された情報を優先的に使用して制御されるかを個別に設定可能な優先センサ設定手段、
    を備えることを特徴とする請求項1、2または3に記載の照明システム。
  6. 前記制御手段は、前記照度センサおよび前記人感センサから取得した情報に基づいていずれかのセンサに異常が発生したことを検知した場合、前記N個の限流回路に対して、個別の出力制御を行わず、あらかじめ定められた明るさで前記親機および前記子機が照明する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の照明システム。
  7. 前記制御手段は、前記N個の限流回路から各光源へ出力される出力電力および出力電流を検出し、出力電力または出力電流の異常を検知した場合、異常を検出した限流回路から前記親機または前記子機が備える光源への直流電力の出力を停止し、異常を検出していない限流回路に対して、個別の出力制御を行わず、あらかじめ定められた明るさで前記親機および前記子機、または前記子機、または前記親機が照明する制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の照明システム。
  8. 前記親機と前記子機、前記親機と前記照度センサ、および前記親機と前記人感センサとの接続をコネクタによる接続とし、各コネクタ形状を全て異なる形状とする、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の照明システム。
  9. 前記子機は、前記親機または前段に接続する子機から出力された直流電力を後段の他の子機へ中継可能な中継手段、
    を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の照明システム。
  10. 前記親機は、前記光源と接続する限流回路から出力された直流電力を前記子機へ中継可能な中継手段、
    を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の照明システム。
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