JP2013190023A - Rubber hose with connection fitting - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、オイル等の流体の移送に用いられ、ゴムホースの端部に接続金具が内挿されてなる接続金具付きゴムホースに関する。 The present invention relates to a rubber hose with a connection fitting that is used for transferring a fluid such as oil and in which a connection fitting is inserted into an end portion of the rubber hose.
接続金具付きゴムホースは、ホース同士を接続したり、ホースをポンプ等の装置に接続するため、端部に接続金具を一体に取り付けたもので、オイル等の流体の移送に用いられる。このような接続金具付きゴムホースとして、例えば引用文献１には、接続金具とホースとの耐圧性を向上させるために、内面ゴム層上に施した最外周補強層の端部側外周に補足ゴム層を施し、この補足ゴム層の端部外周に剛性の環状リングを挿入し、全外周に外面ゴム層を施して全体を加硫成形した後、ゴムホースの端部に接続金具のインサート部を内挿し、インサート部を拡径させて接続金具をゴムホース端部に連結してなる接続金具付きゴムホースが開示されている。
A rubber hose with a connection fitting is one in which a connection fitting is integrally attached to an end portion for connecting hoses to each other or connecting a hose to a device such as a pump, and is used for transferring a fluid such as oil. As such a rubber hose with a connection fitting, for example, in
しかし、上記特許文献１の接続金具付きゴムホースにおいては、耐圧性を得るために環状リングが用いられていることから、補足ゴム層に挿入する際の挿入性が悪く、製造に係る作業性が良くなかった。また、コストアップに繋がる上、環状リングの肉厚によってホース径が大きくなる問題もあった。
However, in the rubber hose with a connection metal fitting of the above-mentioned
そこで、本発明は、製造に係る作業性が良好となり、低コストでコンパクト化も期待できる接続金具付きゴムホースを提供することを目的としたものである。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a rubber hose with a connecting metal fitting that can be manufactured with good workability, can be expected to be compact at low cost.
上記目的を達成するために、請求項１に記載の発明は、ゴムホースの端部に接続金具が内挿されてなる接続金具付きゴムホースであって、ゴムホースの端部に、密巻き螺旋状のワイヤーリングを同軸で埋設したことを特徴とするものである。
請求項２に記載の発明は、請求項１の構成において、ワイヤーリングに、軸方向への伸長を拘束する拘束手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項３に記載の発明は、請求項２の構成において、拘束手段が、ワイヤーリングにその軸方向に沿って巻回される拘束体であることを特徴とするものである。
請求項４に記載の発明は、請求項３の構成において、拘束体は、ワイヤーリングの軸心を中心とした点対称位置に複数配置されていることを特徴とするものである。
In order to achieve the above object, the invention according to
The invention described in
According to a third aspect of the present invention, in the configuration of the second aspect, the constraining means is a constraining body wound around the wire ring along the axial direction thereof.
According to a fourth aspect of the present invention, in the configuration of the third aspect, a plurality of the restraining bodies are arranged at point-symmetric positions around the axis of the wire ring.
請求項１に記載の発明によれば、ゴムホースの端部に、密巻き螺旋状のワイヤーリングを同軸で埋設したことで、環状リングに比べて挿入性が良くなり、製造に係る作業性が良好となる。また、ワイヤーリングの採用によって低コストとなる上、肉厚も抑えられるので、ホース径が大きくならず、コンパクト化も期待できる。
請求項２に記載の発明によれば、請求項１の効果に加えて、拘束手段の採用により、ゴムホースの端部に挿入した接続金具を拡径させる際、軸方向に伸長しないワイヤーリングによってゴムホースは全周に亘って均等に加圧締めされる。
請求項３に記載の発明によれば、請求項２の効果に加えて、拘束手段として拘束体を採用したことで、ワイヤーリングの軸方向への伸長の拘束を簡単に行うことができる。
請求項４に記載の発明によれば、請求項３の効果に加えて、拘束体をワイヤーリングの軸心を中心とした点対称位置に複数配置したことで、ワイヤーリングの軸方向への伸長を確実に拘束することができる。
According to the first aspect of the present invention, the close winding helical wire ring is coaxially embedded in the end portion of the rubber hose, so that the insertability is improved as compared with the annular ring, and the workability related to the manufacturing is good. It becomes. In addition, the use of a wire ring reduces the cost, and the wall thickness is also suppressed, so that the hose diameter is not increased and a compact size can be expected.
According to the second aspect of the present invention, in addition to the effect of the first aspect, when the diameter of the connection fitting inserted into the end portion of the rubber hose is increased by adopting the restraining means, the rubber hose is not stretched in the axial direction. Are pressure-clamped uniformly over the entire circumference.
According to the third aspect of the invention, in addition to the effect of the second aspect, by adopting the restraining body as the restraining means, it is possible to easily restrain the wire ring from extending in the axial direction.
According to the fourth aspect of the invention, in addition to the effect of the third aspect, a plurality of restraints are arranged at point-symmetrical positions around the axis of the wire ring, so that the wire ring extends in the axial direction. Can be reliably restrained.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図１は、接続金具付きゴムホースにおいて接続金具を取り付ける前のゴムホースの説明図である。このゴムホース１は、最も内側に形成される厚さ２．７ｍｍの内面ゴム層２と、その外側に形成され、合成繊維糸を撚り合わせて形成したシート状のすだれコードを巻回してなる内側補強コード３と、その外側へ螺旋状に巻回される直径２．６ｍｍの鋼線４と、鋼線４の間及び外側に形成される厚さ１．２ｍｍの中間ゴム層５と、その外側に形成され、内側補強コード３と同じくすだれコードを巻回してなる外側補強コード６と、を備える。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is an explanatory view of a rubber hose before the connection fitting is attached to the rubber hose with the connection fitting. This
また、外側補強コード６の外側には、ワイヤーリング７が巻回されている。このワイヤーリング７は、直径４．５ｍｍの断面円形を有するＳＷＣ製で、軸方向で隣接するワイヤー同士が互いに当接する密巻き螺旋状となっている。このワイヤーリング７は、後述する接続金具２０における内挿部分であるインサート部２１をゴムホース１に内挿した状態で、インサート部２１と径方向に重合する位置に巻回されている。
A
さらに、ワイヤーリング７において、軸心を中心とした点対称位置の４箇所には、図２に示すように、合成繊維糸を撚り合わせて形成した拘束手段としての帯状の拘束コード８，８・・が、ワイヤーリング７の軸方向に沿った全長に亘って巻回されている。この拘束コード８により、ワイヤーリング７の軸方向への伸長を拘束するようにしている。
Further, in the
そして、外側補強コード６の外側でワイヤーリング７の前後には、積みゴム層９，９が形成されて、ワイヤーリング７及び積みゴム層９，９の外側には、厚さ１．０ｍｍの中間ゴム層１０が形成されている。また、中間ゴム層１０の外側には、内側補強コード３や外側補強コード６と同じくすだれコードを巻回してなる締付コード１１が設けられて、最外に、厚さ３．０ｍｍの外面ゴム層１２が形成されている。１３は、鋼線４に一端が接触状態で埋め込まれて他端が前端に露出するアース線である。
Then, stacked
このゴムホース１は、図示しないマンドレルに、内面ゴム層２となる内面ゴム、内側補強コード３、鋼線４、中間ゴム層５となる中間ゴム、外側補強コード６の順番で巻き付けて、外側補強コード６の外側に、ワイヤーリング７と、積みゴム層９となる積みゴムとを巻き付けた後、中間ゴム層１０となる中間ゴム、締付コード１１、外面ゴム層１２となる外面ゴムの順番で巻き付けて、全体を加硫成形することで得られる。これらのゴムにはＮＲゴムやＳＢＲゴムが用いられる。この状態でワイヤーリング７はゴムホース１の端部内に埋設されて外部には露出しない。
The
図３は、こうして得られたゴムホース１に接続金具２０を取り付けた接続金具付きゴムホース３０を示している。この接続金具２０は、筒状のインサート部２１の前端に円盤状のフランジ部２２を連結してなり、インサート部２１の外周面には、鋸刃状の係止部２２が形成されている。
FIG. 3 shows a
ここでは、ゴムホース１の前端に接続金具２０のインサート部２１を挿入した後、インサート部２１の内側に図示しないダイスを挿入することでインサート部２１を拡径させる。これにより、インサート部２１の内径とゴムホース１の内径とが略一致した接続金具付きゴムホース３０が得られる。このとき、ゴムホース１側では、インサート部２１に外側から重合するワイヤーリング７が押さえとなってゴムホース１の拡径が抑制されるため、ワイヤーリング７とインサート部２１との間でゴムホース１は加圧締めされ、強固に一体化される。また、ワイヤーリング７は拘束コード８によって軸方向への伸長が拘束されているため、ゴムホース１は全周に亘って均等に加圧締めされる。
Here, after inserting the
このように、上記形態の接続金具付きゴムホース３０によれば、ゴムホース１の端部で接続金具２０のインサート部２１との重合部に、密巻き螺旋状のワイヤーリング７を同軸で埋設したことで、環状リングに比べて挿入性が良くなり、製造に係る作業性が良好となる。また、ワイヤーリング７の採用によって低コストとなる上、肉厚も抑えられるのでホース径が大きくならず、コンパクト化も期待できる。
As described above, according to the
特にここでは、ワイヤーリング７に、軸方向への伸長を拘束する拘束手段（拘束コード８）を設けたことで、ゴムホース１の前端に挿入した接続金具２０のインサート部２１を拡径させる際、軸方向に伸長しないワイヤーリング７によってゴムホース１は全周に亘って均等に加圧締めされる。
In particular, here, when the
また、拘束手段を、ワイヤーリング７にその軸方向に沿って巻回される拘束体（拘束コード８）としているので、ワイヤーリング７の軸方向への伸長の拘束を簡単に行うことができる。
さらに、拘束コード８は、ワイヤーリング７の軸心を中心とした点対称位置に複数配置されていることで、ワイヤーリング７の軸方向への伸長を確実に拘束することができる。
Moreover, since the restraining means is a restraining body (constraining cord 8) wound around the
Furthermore, since a plurality of the
なお、拘束コードの数や位置は上記形態に限らず、数を増減したり配置を変更したりして差し支えないし、帯状でなくてもよい。また、拘束手段としては拘束コードに限らず、ワイヤーリングの伸長を拘束可能であれば、ワイヤーを巻回するといった他の手段も採用可能である。
さらに、ワイヤーリングも、巻き数や断面径、断面形状等を変更することができる。
加えて、ワイヤーリング以外の構成も上記形態に限らない。すなわち、補強コードを増減したり省略したり、ゴム層の厚みを変えたり等、適宜変更可能である。
Note that the number and position of the restraint cords are not limited to the above form, and the number may be increased or decreased or the arrangement may be changed, and may not be a belt shape. In addition, the restraining means is not limited to the restraining cord, and other means such as winding a wire can be adopted as long as the wire ring can be restrained from extending.
Furthermore, the number of windings, cross-sectional diameter, cross-sectional shape, and the like of the wire ring can be changed.
In addition, the configuration other than the wire ring is not limited to the above form. That is, it can be changed as appropriate, such as increasing or decreasing the reinforcing cords or changing the thickness of the rubber layer.
１・・ゴムホース、２・・内面ゴム層、３・・内側補強コード、４・・鋼線、５・・中間ゴム層、６・・外側補強コード、７・・ワイヤーリング、８・・拘束コード、９・・積みゴム層、１０・・中間ゴム層、１１・・締付コード、１２・・外面ゴム層、２０・・接続金具、２１・・インサート部、３０・・接続金具付きゴムホース。
1 ....
Claims (4)
前記ゴムホースの前記端部で前記接続金具の内挿部分との重合部に、密巻き螺旋状のワイヤーリングを同軸で埋設したことを特徴とする接続金具付きゴムホース。 It is a rubber hose with a connection fitting formed by inserting a connection fitting at the end of the rubber hose,
A rubber hose with a connection fitting, characterized in that a closely wound spiral wire ring is coaxially embedded in a portion where the end portion of the rubber hose is overlapped with an insertion portion of the connection fitting.
Priority Applications (1)
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| JP2012056161A JP2013190023A (en) | 2012-03-13 | 2012-03-13 | Rubber hose with connection fitting |
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| JP (1) | JP2013190023A (en) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102516306B1 (en) * | 2022-11-09 | 2023-03-31 | 주식회사 테크올 | Ultra lightweight rubber composite hose with improved durability and flexibility and manufacturing method thereof |
-
2012
- 2012-03-13 JP JP2012056161A patent/JP2013190023A/en active Pending
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