JP2013188861A - 帯鋸盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータが被切断材Wの切断状況を視認しながら、帯鋸盤1の生産性の向上を図りつつ、帯鋸刃Bの胴疲労寿命を延ばすこと。
【解決手段】鋸刃ハウジング41は、搬送幅方向へ延びたビーム部43、及びビーム部43の両端に下方向へ突出するようにそれぞれ一体形成されたホイール支持部45,47を備え、鋸刃ハウジング41における一対のホイール支持部45,47の先端に鋸刃ホイール57,59が鋸刃ハウジング41の移動方向に平行な軸心周りに回転可能にそれぞれ設けられていること。
【選択図】図1

Description

本発明は、無端状の帯鋸刃を循環走行させつつ、搬送方向へ搬送位置決めされた被切断材に対して切断加工を行う帯鋸盤に関する。
近年、帯鋸盤について種々の開発がなされており(特許文献1参照)、先行技術に係る横型の帯鋸盤の構成等について説明すると、次のようになる。
先行技術に係る横型の帯鋸盤は、被切断材を支持する基台を具備しており、この基台は、搬送方向に直交する搬送幅方向へ延びている。また、基台の上側には、鋸刃ハウジングがコラムを介して上下方向へ移動可能に設けられており、鋸刃ハウジングには、一対の鋸刃ホイールが水平な軸心周りに回転可能かつ搬送幅方向に離隔して設けられており、一対の鋸刃ホイールは、超硬帯鋸刃等の帯鋸刃を巻回して支持するものである。更に、鋸刃ハウジングには、一対の鋸刃ガイドが搬送幅方向に離隔して設けられており、一対の鋸刃ガイドは、帯鋸刃の歯先が下側を向くように帯鋸刃を捻った状態で切削方向へ案内支持するものである。
従って、一対の鋸刃ホイールを回転させることにより、一対の鋸刃ガイドによって帯鋸刃を捻った状態で案内支持しながら循環走行させる。そして、帯鋸刃を循環走行させつつ、鋸刃ハウジングを下方向(切込み方向)へ移動させる。これにより、搬送方向へ搬送位置決めされた被切断材に対して切断加工を行って、被切断材から製品を取り出して搬出することができる。
なお、本発明に関連する先行技術として特許文献2に示すものがある。
特開2009−297813号公報 特開昭57−83319号公報
ところで、一対の鋸刃ガイドによって帯鋸刃を捻った状態で案内支持しているため、周知のように、循環走行中の帯鋸刃には引張応力及び曲げ応力の他に捻り応力が繰り返し応力として作用している。そのため、帯鋸盤の生産性の向上の要請に伴い、帯鋸刃の走行速度を高速にすると、帯鋸刃の胴部が疲労破断して、帯鋸刃本来の歯先寿命よりも早く切断不能になることある。
一方、一対の鋸刃ガイドによって帯鋸刃を捻ることなく案内支持するによって、帯鋸刃に作用する繰り返し応力を低減して、帯鋸刃の胴疲労寿命を延ばすことも考えられるが(特許文献2参照)、図11に示すように、オペレータが製品の搬出側(取出側)から見たときに、鋸刃ハウジングの一部が被切断材の端面に重なってしまい、被切断材の切断状況を視認(監視)しながら、被切断材に対して切断加工を行うことができないという問題がある。
つまり、オペレータが被切断材の切断状況を視認可能にした上で、高速切断による生産性の向上を図りつつ、帯鋸刃の胴疲労寿命を延ばすことは困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成の帯鋸盤を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、無端状の帯鋸刃を循環走行させつつ、搬送方向へ搬送位置決めされた被切断材に対して切断加工を行う帯鋸盤において、被切断材を支持する基台と、前記基台に前記搬送方向に直交する搬送幅方向に離隔して立設された一対のコラムと、一対の前記コラムの間に亘って上下方向へ移動可能に設けられ、前記搬送幅方向へ延びたビーム部、及び前記ビーム部の両端に下方向へ突出するようにそれぞれ一体形成されたホイール支持部を備えた鋸刃ハウジングと、前記鋸刃ハウジングにおける一対の前記ホイール支持部の先端(先端側)に前記鋸刃ハウジングの移動方向に平行な軸心(鉛直な軸心)周りに回転可能にそれぞれ設けられ、前記帯鋸刃を巻回して支持する鋸刃ホイールと、前記鋸刃ハウジングにおける前記ビーム部の前記コラム側(前記コラムに近い側)に前記搬送幅方向に離隔して設けられ、前記帯鋸刃の歯先が下側を向いた状態で、前記帯鋸刃における前記コラムに近い部分を捻ることなく切削方向へ案内支持する一対の鋸刃ガイドと、を具備したことを要旨とする。
なお、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「設けられ」とは、直接的に設けられたことの他に、別部材を介して間接的に設けられたことを含む意である。
第1の特徴によると、一対の前記鋸刃ホイールを回転させることにより、一対の前記鋸刃ガイドによって前記帯鋸刃を捻ることなく案内支持しながら循環走行させる。そして、前記帯鋸刃を循環走行させつつ、前記鋸刃ハウジングを下方向(切込み方向)へ移動させる。これにより、前記搬送方向へ搬送位置決めされた被切断材に対して切断加工を行って、被切断材から製品を取り出すことができる。なお、被切断材から製品を取り出した後は、前記鋸刃ハウジングを上方向へ移動させて、適宜の待機位置に復帰させておく。
ここで、前記鋸刃ハウジングは、前記搬送幅方向へ延びた前記ビーム部、及び前記ビーム部の両端に下方向へ突出するようにそれぞれ一体形成された前記ホイール支持部を備え、前記鋸刃ハウジングにおける一対の前記ホイール支持部の先端に前記鋸刃ホイールが前記鋸刃ハウジングの移動方向に平行な軸心周りに回転可能にそれぞれ設けられているため、一対の前記鋸刃ガイドによって前記帯鋸刃を捻ることなく前記切削方向へ案内支持しても、オペレータが製品の取出側(搬出側)から見たときに、前記鋸刃ハウジングの一部が被切断材の端面に重なることがない。
前記鋸刃ハウジングにおける前記ビーム部の前記コラム側に設けられた一対の前記鋸刃ガイドによって前記帯鋸刃における前記コラムに近い部分を案内支持しているため、一対の別の鋸刃ガイドによって前記帯鋸刃における前記コラムに遠い部分を案内支持する場合に比較して、切断加工中に前記帯鋸刃及び前記鋸刃ハウジングに働く上方向の切削抵抗の背分力と前記コラムの位置関係によって決まるモーメントを小さくすることができる。これにより、切断加工中における前記帯鋸刃及び前記鋸刃ハウジングの振動を抑制し、かつ切断加工終了時に前記帯鋸刃及び前記鋸刃ハウジングが受ける上下方向の負荷変動(変位)を低減することができる。
本発明の第2の特徴は、無端状の帯鋸刃を循環走行させつつ、搬送方向へ搬送位置決めされた被切断材に対して切断加工を行う帯鋸盤において、被切断材を支持する基台と、前記基台に対して前記搬送方向に直交する搬送幅方向へ移動可能であって、上下方向(鉛直方向)へ延びたビーム部、及び前記ビーム部の両端に前記搬送幅方向の一方側へ突出するようにそれぞれ一体形成されたホイール支持部を備えた鋸刃ハウジングと、前記鋸刃ハウジングにおける一対の前記ホイール支持部の先端(先端側)に前記搬送幅方向(換言すれば、前記鋸刃ハウジングの移動方向)に平行な軸心(水平な軸心)周りに回転可能にそれぞれ設けられ、前記帯鋸刃を巻回して支持する鋸刃ホイールと、前記鋸刃ハウジングにおける前記ビーム部に上下方向に離隔して設けられ、前記帯鋸刃の歯先が前記搬送幅方向の一方側を向いた状態で前記帯鋸刃を捻ることなく切削方向へ案内支持する一対の鋸刃ガイドと、を具備したことを要旨とする。
第2の特徴によると、一対の前記鋸刃ホイールを回転させることにより、一対の前記鋸刃ガイドによって前記帯鋸刃を捻ることなく案内支持しながら循環走行させる。そして、前記帯鋸刃を循環走行させつつ、前記鋸刃ハウジングを前記搬送幅方向の一方側(切込み方向)へ移動させる。これにより、前記搬送方向へ搬送位置決めされた被切断材に対して切断加工を行って、被切断材から製品を取り出して搬送方向へ搬出することができる。なお、被切断材から製品を取り出した後は、前記鋸刃ハウジングを前記搬送幅方向の他方側へ移動させて、適宜の待機位置に復帰させておく。
ここで、前記鋸刃ハウジングは、上下方向へ延びた前記ビーム部、及び前記ビーム部の両端に前記搬送幅方向の一方側へ突出するようにそれぞれ一体形成された前記ホイール支持部を備え、前記鋸刃ハウジングにおける一対の前記ホイール支持部の先端に前記鋸刃ホイールが前記搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能にそれぞれ設けられているため、一対の前記鋸刃ガイドによって前記帯鋸刃を捻ることなく前記切削方向へ案内支持しても、オペレータが製品の搬出側(取出側)から見たときに、前記鋸刃ハウジングの一部が被切断材の端面と重なることがない。
本発明の第1及び第2の特徴によれば、一対の前記鋸刃ガイドによって前記帯鋸刃を捻ることなく前記切削方向へ案内支持しても、オペレータが製品の搬出側ら見たときに、前記鋸刃ハウジングの一部が被切断材の端面と重なることがないため、前記帯鋸刃の走行速度の高速化による前記帯鋸盤の生産性の向上を図りつつ、前記帯鋸刃の胴疲労寿命を延ばすことができると共に、オペレータが被切断材の切断状況を視認(監視)しながら、被切断材に対して切断加工を行うことができる。
また、本発明の第1の特徴によれば、切断加工中における前記帯鋸刃及び前記鋸刃ハウジングの振動を抑制し、かつ切断加工終了時に前記帯鋸刃及び前記鋸刃ハウジングが受ける上下方向の負荷変動を低減できるため、高精度な切断加工を行って、製品の製品精度を向上させると共に、前記帯鋸刃の歯欠け等を十分に防止して、前記帯鋸刃の寿命を向上させることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る横型の帯鋸盤の正面図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る横型の帯鋸盤の側面図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る横型の帯鋸盤の平面図であって、加工テーブルを省略してある。 図4は、本発明の第2実施形態に係る横型の帯鋸盤の正面図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係る横型の帯鋸盤の側面図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る横型の帯鋸盤の平面図であって、加工テーブルを省略してある。 図7は、図4におけるVII-VII線に沿った図である。 図8は、本発明の第3実施形態に係る縦型の帯鋸盤の正面図である。 図9は、図8におけるIX-IX線に沿った図である。 図10は、本発明の第3実施形態に係る縦型の帯鋸盤の平面図であって、搬送ローラ等を省略してある。 図11は、本発明の課題を説明する図である。
本発明の第1実施形態から第3実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面中、「FF」は、前方向、「FR」は、後方向、「L」は、左方向、「R」は、右方向、「U」は、上方向、「D」は、下方向をそれぞれ指してある。
(本発明の第1実施形態)
図1から図3に示すように、本発明の第1実施形態に係る横型の帯鋸盤は、無端状の帯鋸刃Bを循環走行させつつ、搬送方向(前方向)へ搬送位置決めされた被切断材Wに対して切断加工を行うものである。そして、本発明の第1実施形態に係る横型の帯鋸盤1の具体的な構成は、以下のようになる。
横型の帯鋸盤1は、搬送方向に直交する搬送幅方向(左右方向)に延びた基台3を具備しており、この基台3は、被切断材Wを支持する加工テーブル5を備えている。また、基台3の上面(上側)における切断位置CPの前側(搬送方向の下流側)には、被切断材Wを挟持する本体バイス機構7が設けられており、この本体バイス機構7は、固定バイス9、及び固定バイス9に対向しかつ搬送幅方向へ移動可能な可動バイス11を備えている。
基台3の後側には、リアフレーム13が設けられており、このリアフレーム13の上側には、被切断材Wを搬送方向へ移動可能に支持する搬送テーブルとしてのリアテーブル15が設けられており、このリアテーブル15は、搬送方向へ間隔を置いて並びかつ搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能な複数の搬送ローラ17を備えている。また、リアフレーム13におけるリアテーブル15の下側には、搬送方向へ延びた一対のガイドレール19,21が設けられている。
一対のガイドレール19,21には、搬送スライダとしてのリアスライダ23が搬送方向へ移動可能に案内支持されており、換言すれば、リアフレーム13には、リアスライダ23が一対のガイドレール19,21を介して搬送方向へ移動可能に設けられている。また、リアスライダ23は、基台3の適宜位置に設けられたリアスライダ用電動モータ(図示省略)とボールネジ(図示省略)、或いはリアスライダ用油圧シリンダ(図示省略)等の駆動により搬送方向へ移動するようになっている。そして、リアスライダ23には、被切断材Wを挟持する搬送バイス機構としてのリアバイス機構25が設けられており、このリアバイス機構25は、固定バイス27、及びこの固定バイス27に対向しかつ搬送幅方向へ移動可能な可動バイス29を備えている。
基台3の背面(後面)には、一対のコラム31,33が搬送幅方向に離隔して立設されており、各コラム31,33には、上下方向へ延びたガイドレール(LMガイド)35,37が設けられている。また、一方のコラム31の上部と他方のコラム33の上部との間には、連結部材としての連結板39が連結するように設けられている。なお、一方のコラム31の中間部と他方のコラム33の中間部との間に別の連結部材(図示省略)が連結するように設けられても構わない。
一対のコラム31,33の間に亘って、横型の鋸刃ハウジング41が上下方向へ移動可能に設けられている。また、鋸刃ハウジング41は、搬送幅方向へ延びかつ箱状に構成されたビーム部43、及びこのビーム部43の両端に下方向へ突出するようにそれぞれ一体形成されかつ箱状に構成されたホイール支持部45,47を備えており、鋸刃ハウジング41の正面視形状は、下側を開いたU字形状を呈している。そして、一方のホイール支持部45の背面の上部及び下部には、一方のガイドレール35に上下方向へ案内支持されるスライダ(LMスライダ)49,51がそれぞれ設けられている。換言すれば、一方のホイール支持部45の背面の上部及び下部は、一方のコラム31に一方のガイドレール35及び一対のスライダ49,51を介して上下方向へ案内支持されている。同様に、他方のホイール支持部47の背面の上部及び下部には、他方のガイドレール37に上下方向へ案内支持されるスライダ(LMスライダ)53,55がそれぞれ設けられている。換言すれば、他方のホイール支持部47の背面の上部及び下部は、他方のコラム33に他方のガイドレール37及び他対のスライダ53,55を介して上下方向へ案内支持されている。更に、鋸刃ハウジング41は、基台3の適宜位置に設けられたハウジング用電動モータ(図示省略)とボールネジ(図示省略)、或いはハウジング用油圧シリンダ(図示省略)等の駆動により昇降するようになっている。
鋸刃ハウジング41における一対のホイール支持部45,47の先端(先端側)には、鋸刃ホイール57,59が鉛直な軸心(鋸刃ハウジング41の移動方向に平行な軸心)周りに回転可能にそれぞれ設けられており、一対の鋸刃ホイール57,59は、帯鋸刃Bを巻回して支持するものである。ここで、一対の鋸刃ホイール57,59は、鋸刃ハウジング41の適宜位置に設けられたホイール用電動モータ(図示省略)の駆動によって回転するようになっており、帯鋸刃Bに所定の張力を付与するために、一方の鋸刃ホイール57は、鋸刃ハウジング41の適宜位置に設けられたホイール用油圧シリンダ(図示省略)の駆動によって搬送幅方向へ位置調節可能になっている。
鋸刃ハウジング41におけるビーム部43のコラム31,33側(後側)には、一対の鋸刃ガイド61,63が搬送幅方向に離隔して設けられており、一対の鋸刃ガイド61,63は、帯鋸刃Bの歯先が下側を向いた状態で帯鋸刃Bにおけるコラム31,33に近い部分Bnを捻ることなく切削方向へ案内支持するものである。ここで、一方の鋸刃ガイド61は、被切断材Wの大きさに合わせて搬送幅方向へ位置調節可能になっている。
続いて、本発明の第1実施形態の作用及び効果について説明する。
リアテーブル15に被切断材Wを支持させて、リアバイス機構25によって被切断材Wを挟持する。次に、リアスライダ用電動モータとボールネジ等の駆動によりリアバイス機構25をリアスライダ23と一体的に搬送方向へ移動させることにより、被切断材Wを搬送方向へ搬送位置決めする。そして、本体バイス機構7により被切断材Wを挟持して加工テーブル5に対して固定する。
被切断材Wを加工テーブル5に対して固定した後に、ホイール用電動モータの駆動により一対の鋸刃ホイール57,59を回転させることにより、一対の鋸刃ガイド61,63によって帯鋸刃Bにおけるコラム31,33に近い部分Bnを捻ることなく案内支持しながら循環走行させる。そして、帯鋸刃Bを循環走行させつつ、ハウジング用電動モータとボールネジ等の駆動により鋸刃ハウジング41を下方向(切込み方向)へ移動させる。これにより、搬送方向へ搬送位置決めされた被切断材Wに対して切断加工を行って、被切断材Wから製品を取り出して搬送方向へ搬出することができる。なお、被切断材Wから製品を取り出した後は、ハウジング用電動モータとボールネジ等の駆動により鋸刃ハウジング41を上方向へ移動させて、適宜の待機位置に復帰させておく。
ここで、鋸刃ハウジング41は、搬送幅方向へ延びたビーム部43、及びビーム部43の両端に下方向へ突出するようにそれぞれ一体形成されたホイール支持部45,47を備え、鋸刃ハウジング41における一対のホイール支持部45,47の先端に鋸刃ホイール57,59が鋸刃ハウジング41の移動方向に平行な軸心周りに回転可能にそれぞれ設けられているため、一対の鋸刃ガイド61,63によって帯鋸刃Bを捻ることなく切削方向へ案内支持しても、オペレータが製品の搬出側(図1において紙面に向かって表側)から見たときに、鋸刃ハウジング41の一部が被切断材Wの端面に重なることがなく、視認性を妨げることがない。
前述の作用の他に、鋸刃ハウジング41におけるビーム部43のコラム31,33側に設けられた一対の鋸刃ガイド61,63によって帯鋸刃Bにおけるコラム31,33に近い部分Bnを案内支持しているため、一対の別の鋸刃ガイド(図示省略)によって帯鋸刃Bにおけるコラム31,33に遠い部分Bfを案内支持する場合に比較して、切断加工中に帯鋸刃B及び鋸刃ハウジング41に働く上方向の切削抵抗の背分力とコラム31,33との位置関係によって決まるモーメントを小さくすることができる。これにより、切断加工中における帯鋸刃B及び鋸刃ハウジング41の振動を抑制し、かつ切断加工終了時に帯鋸刃B及び鋸刃ハウジング41が受ける上下方向の負荷変動(変位)を低減することができる。
また、鋸刃ハウジング41におけるビーム部43及び各ホイール支持部47がそれぞれ箱状に構成されているため、鋸刃ハウジング41の剛性を高めて、ホイール用油圧シリンダの駆動によって帯鋸刃Bに所定の張力を付与した状態における鋸刃ハウジングのねじり又は曲げ等の変形を十分に抑えることができる。
従って、本発明の第1実施形態によれば、一対の鋸刃ガイド61,63によって帯鋸刃Bを捻ることなく切削方向へ案内支持しても、オペレータが製品の搬出側から見たときに、鋸刃ハウジング41の一部が被切断材Wの端面に重なることがないため、帯鋸刃Bの走行速度の高速化による横型の帯鋸盤1の生産性の向上を図りつつ、帯鋸刃Bの胴疲労寿命を延ばすことができると共に、オペレータが被切断材Wの切断状況を視認(監視)しながら、被切断材Wに対して切断加工を行うことができる。
また、切断加工中における帯鋸刃B及び鋸刃ハウジング41の振動を抑制し、かつ切断加工終了時に帯鋸刃B及び鋸刃ハウジング41が受ける上下方向の負荷変動を低減できるため、高精度な切断加工を行って、製品の製品精度を向上させると共に、帯鋸刃Bの歯欠け等を十分に防止して、帯鋸刃Bの寿命を向上させることができる。特に、帯鋸刃Bに所定の張力を付与した状態における鋸刃ハウジング41のねじり又は曲げ等の変形を十分に抑えることができるため、前述の効果をより高めることができる。
(本発明の第2実施形態)
図4から図7に示すように、本発明の第2実施形態に係る横型の帯鋸盤65は、無端状の帯鋸刃Bを循環走行させつつ、搬送方向(前方向)へ搬送位置決めされた被切断材Wに対して切断加工を行うものであって、本発明の第1実施形態に係る帯鋸盤1(図1参照)と同様の構成を有しており、横型の帯鋸盤65の構成うち、横型の帯鋸盤1の構成と異なる部分についてのみ説明する。なお、横型の帯鋸盤65における複数の構成要素のうち、横型の帯鋸盤1における構成要素と対応するものについては、図面中に同一番号を付してある。
基台3の平面視形状は、前側(搬送方向の下流側)が開いたU字形状を呈しており、基台3には、被切断材Wから取り出した製品WAを下方向へ搬出するための製品搬出空間DSが形成されている。また、製品搬出空間DSは、平面視したときに帯鋸刃Bにおけるコラム31,33に近い部分Bnと遠い部分Bfの中間から帯鋸刃Bにおけるコラム31,33に遠い部分Bfの前側にかけて位置している。
基台3の上面における製品搬出空間DSの後側(搬送方向の上流側)には、製品WAを下方向(斜め下方向)へ搬出する製品シュータ67が搬送幅方向に平行な軸心周りに揺動可能に設けられており、この製品シュータ67は、平面視したときに帯鋸刃Bにおけるコラム31,33に近い部分Bnと遠い部分Bfの中間に位置してある。また、製品シュータ67は、基台3の適宜位置に設けられたシュータ用シリンダの駆動により揺動することによって、前側が下側よりも低い傾斜姿勢(図5において実線で示す姿勢)と水平姿勢(図5において仮想線で示す姿勢)に切り替わるようになっている。ここで、製品搬出空間DSに送り出された製品WAは、製品回収ボックス69内に回収されるようになっている。なお、製品シュータ67を搬送幅方向に平行な軸心周りに揺動可能に構成する代わりに、製品シュータ67が傾斜姿勢に常に位置するようにしてあっても構わない。
基台3の上面における切断位置CPの後側(搬送方向の上流側)には、被切断材Wを挟持する別の本体バイス機構71が設けられており、この別の本体バイス機構71は、固定バイス73、及び固定バイス73に対向しかつ搬送幅方向へ移動可能な可動バイス75を備えている。
そして、本発明の第2実施形態によれば、本発明の第1実施形態と同様の作用及び効果を奏する他に、次のような作用及び効果を奏する。
基台3に製品搬出空間DSが形成され、製品搬出空間DSが平面視したときに帯鋸刃Bにおけるコラム31,33に近い部分Bnと遠い部分Bfの中間から帯鋸刃Bにおけるコラム31,33に遠い部分Bfの前側にかけて位置しているため、切断加工によって被切断材Wから製品WAを取り出した直後に、帯鋸刃Bにおけるコラム31,33から遠い部分Bfと干渉することなく、製品シュータ67によって製品WAを下方向へ搬出することができる。そのため、被切断材Wに対して切断加工を連続して行う場合に、被切断材Wの搬送位置決め及び切断加工を含む一連の作業時間の短縮を図って、横型の帯鋸盤65の生産性を高めることができる。
(本発明の第3実施形態)
本発明の第3実施形態について図8から図10を参照して説明する。
図8から図10に示すように、本発明の第2実施形態に係る縦型の帯鋸盤77は、無端状の帯鋸刃Bを循環走行させつつ、搬送方向(前方向)へ搬送位置決めされた被切断材Wに対して切断加工を行うものである。そして、本発明の第3実施形態に係る縦型の帯鋸盤77の具体的な構成は、以下のようになる。
縦型の帯鋸盤77は、搬送方向に平行な方向(前後方向)へ延びた基台79を具備しており、この基台79は、前側に、被切断材Wを支持する加工テーブル81を備えている。また、基台79の前部には、被切断材Wを挟持する本体バイス機構83が設けられており、この本体バイス機構83は、固定バイス85、及び固定バイス85に対向しかつ搬送方向に直交する搬送幅方向(左右方向)へ移動可能な可動バイス87を備えている。
基台79における加工テーブル81の後側には、被切断材Wを搬送方向へ移動可能に支持するリアテーブル89が設けられており、このリアテーブル89は、搬送方向へ間隔を置いて並びかつ搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能な複数の搬送ローラ91を備えている。また、基台79におけるリアテーブル89の下側には、搬送方向へ延びた一対のガイドレール93,95が設けられている。更に、一対のガイドレール93,95には、リアスライダ97が搬送方向へ移動可能に案内支持されており、このリアスライダ97は、基台79の適宜位置に設けられたリアスライダ用電動モータ(図示省略)とボールネジ或いはリアスライダ用油圧シリンダ(図示省略)等の駆動により搬送方向へ移動するようになっている。そして、リアスライダ97には、被切断材Wを挟持するリアバイス機構99が設けられており、このリアバイス機構99は、固定バイス101、及びこの固定バイス101に対向しかつ搬送幅方向へ移動可能な可動バイス103を備えている。
基台79の前側には、被切断材Wから取り出した製品WAを搬送方向へ移動可能に支持するフロントテーブル105が複数の支柱107を介して設けられており、このフロントテーブル105は、搬送方向に間隔を置いて並びかつ搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能な複数の搬送ローラ109を備えている。また、基台79の前側におけるフロントテーブル105の左側には、フロントフレーム111が設けられており、このフロントフレーム111には、搬送方向へ延びた一対のガイドレール113,115が設けられている。更に、一対のガイドレール113,115には、フロントスライダ117が搬送方向へ移動可能に案内支持されており、このフロントスライダ117は、フロントフレーム111の適宜位置に設けられたフロントスライダ用電動モータ(図示省略)とボールネジ(図示省略)或いはフロントスライダ用油圧シリンダ(図示省略)等の駆動により搬送方向へ移動するようになっている。そして、フロントスライダ117には、製品(被切断材Wから取り出す前の製品に相当する部分を含む)WAを挟持するフロントバイス機構119が設けられており、このフロントバイス機構119は、固定バイス121、及び固定バイス121に対向しかつ搬送幅方向へ移動可能な可動バイス123を備えている。
基台79の前部には、門型の支持フレーム125がリアテーブル89を跨ぐように立設されており、この支持フレーム125の水平部125a及び基台79の前側(前面)には、搬送幅方向へ延びたガイドレール127,129がそれぞれ設けられている。また、一対のガイドレール127,129には、縦型の鋸刃ハウジング131が搬送幅方向へ移動可能に案内支持されており、換言すれば、基台79の前側には、縦型の鋸刃ハウジング131が一対のガイドレール127,129及び支持フレーム125を介して搬送幅方向へ移動可能に設けられている。更に、鋸刃ハウジング131は、上下方向(鉛直方向)へ延びたビーム部133と、このビーム部133の両端に搬送幅方向の一方側(左方向)へ突出するようにそれぞれ一体形成されたL型のホイール支持部135,137を備えている。そして、鋸刃ハウジング131は、基台79の適宜位置に設けられたハウジング用電動モータ(図示省略)とボールネジ(図示省略)或いはハウジング用油圧シリンダ(図示省略)等の駆動により搬送幅方向へ移動するようになっている。
鋸刃ハウジング131における一対のホイール支持部135,137の先端(先端側)には、鋸刃ホイール139,141が搬送幅方向(換言すれば、鋸刃ハウジング131の移動方向)に平行な軸心周りに回転可能にそれぞれ設けられており、一対の鋸刃ホイール139,141は、帯鋸刃Bを巻回して支持するものである。ここで、一対の鋸刃ホイール139,141は、基台79の適宜位置に設けられたホイール用電動モータ(図示省略)の駆動により回転するようになっており、一方の鋸刃ホイール139は、帯鋸刃Bに張力を付与するために上下方向へ位置調節可能になっている。
鋸刃ハウジング131におけるビーム部133には、一対の鋸刃ガイド143,145が上下方向に離隔して設けられており、一対の鋸刃ガイド143,145は、帯鋸刃Bの歯先が搬送幅方向の一方側を向いた状態で帯鋸刃Bを捻ることなく切削方向へ案内支持するものである。ここで、一方の鋸刃ガイド143は、被切断材Wの大きさに応じて上下方向へ位置調節可能になっている。
続いて、本発明の第3実施形態の作用及び効果について説明する。
リアテーブル89に被切断材Wを支持させて、リアバイス機構99によって被切断材Wを挟持する。次に、リアスライダ用電動モータとボールネジ等の駆動によりリアバイス機構99をリアスライダ97と一体的に搬送方向へ移動させることにより、被切断材Wを搬送方向へ搬送位置決めする。そして、本体バイス機構83により被切断材Wを挟持して加工テーブル81に対して固定する。また、フロントバイス機構119によって被切断材Wを挟持してフロントテーブル105に対して固定する。
本体バイス機構83及びフロントバイス機構119によって被切断材Wを挟持した後に、ホイール用電動モータの駆動により一対の鋸刃ホイール139.121を回転させることにより、一対の鋸刃ガイド143,145によって帯鋸刃Bを捻ることなく案内支持しながら循環走行させる。そして、帯鋸刃Bを循環走行させつつ、ハウジング用電動モータとボールネジ等の駆動により鋸刃ハウジング131を搬送幅方向の一方側(左方向)へ移動させる。これにより、搬送方向へ搬送位置決めされた被切断材Wに対して切断加工を行って、被切断材Wから製品WAを取り出すことができる。
被切断材Wから製品WAを取り出した後に、フロントスライダ用電動モータとボールネジ等の駆動によりフロントバイス機構119をフロントスライダ117と一体的に搬送方向へ移動させることにより、製品WAを搬送方向へ搬出(搬送)することができる。また、ハウジング用電動モータとボールネジ等の駆動により鋸刃ハウジング131を搬送幅方向の他方側(右方向)へ移動させて、適宜の待機位置に復帰させておく。
ここで、鋸刃ハウジング131は、上下方向へ延びたビーム部133、及びビーム部133の両端に搬送幅方向の一方側へ突出するようにそれぞれ一体形成されたホイール支持部135,137を備え、鋸刃ハウジング131における一対のホイール支持部135,137の先端に鋸刃ホイール139,141が搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能にそれぞれ設けられているため、一対の鋸刃ガイド143,145によって帯鋸刃Bを捻ることなく切削方向へ案内支持しても、オペレータが製品WAの搬出側(取出側)から見たときに、鋸刃ハウジング131の一部が被切断材Wの端面と重なることがなく、視認性を妨げることがない。
従って、本発明の第3実施形態によれば、帯鋸刃Bの走行速度の高速化による縦型の帯鋸盤77の生産性の向上を図りつつ、帯鋸刃Bの胴疲労寿命を延ばすことができると共に、オペレータが被切断材Wの切断状況を視認(監視)しながら、被切断材Wに対して切断加工を行うことができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
B 帯鋸刃
Bn 帯鋸刃におけるコラムに近い部分
Bf 帯鋸刃におけるコラムに遠い部分
W 被切断材
WA 製品
CP 切断位置
1 帯鋸盤
3 基台
5 加工テーブル
31 コラム
33 コラム
41 鋸刃ハウジング
43 ビーム部
45 ホイール支持部
47 ホイール支持部
57 鋸刃ホイール
59 鋸刃ホイール
61 鋸刃ガイド
63 鋸刃ガイド
65 帯鋸盤
DS 製品搬出空間
67 製品シュータ
69 製品回収ボックス
77 帯鋸盤
79 基台
81 加工テーブル
131 鋸刃ハウジング
133 ビーム部
135 ホイール支持部
137 ホイール支持部
139 鋸刃ホイール
141 鋸刃ホイール
143 鋸刃ガイド
145 鋸刃ガイド

Claims (8)

  1. 無端状の帯鋸刃を循環走行させつつ、搬送方向へ搬送位置決めされた被切断材に対して切断加工を行う帯鋸盤において、
    被切断材を支持する基台と、
    前記基台に前記搬送方向に直交する搬送幅方向に離隔して立設された一対のコラムと、
    一対の前記コラムの間に亘って上下方向へ移動可能に設けられ、前記搬送幅方向へ延びたビーム部、及び前記ビーム部の両端に下方向へ突出するようにそれぞれ一体形成されたホイール支持部を備えた鋸刃ハウジングと、
    前記鋸刃ハウジングにおける一対の前記ホイール支持部の先端に前記鋸刃ハウジングの移動方向に平行な軸心周りに回転可能にそれぞれ設けられ、前記帯鋸刃を巻回して支持する鋸刃ホイールと、
    前記鋸刃ハウジングにおける前記ビーム部の前記コラム側に前記搬送幅方向に離隔して設けられ、前記帯鋸刃の歯先が下側を向いた状態で、前記帯鋸刃における前記コラムに近い部分を捻ることなく切削方向へ案内支持する一対の鋸刃ガイドと、を具備したことを特徴とする帯鋸盤。
  2. 前記基台の前記搬送方向の上流側に設けられ、被切断材を前記搬送方向へ搬送するための搬送テーブルと、を具備し、
    前記基台に被切断材から取り出した製品を下方向へ搬出するための製品搬出空間が形成され、前記製品搬出空間は、平面視したときに前記帯鋸刃における前記コラムに近い部分と遠い部分の中間から前記帯鋸刃における前記コラムに遠い部分の前記搬送方向の下流側にかけて位置していることを特徴とする請求項1に記載の帯鋸盤。
  3. 前記基台の平面視形状が前記搬送方向の下流側を開いたU字形状を呈し、前記鋸刃ハウジングの正面視形状が下側を開いたU字形状を呈していることを特徴とする請求項2に記載の帯鋸盤。
  4. 前記基台に設けられ、平面視したときに前記帯鋸刃における前記コラムに近い部分と遠い部分の中間に位置してあって、製品を下方向へ搬出する製品シュータと、を具備したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の帯鋸盤。
  5. 前記鋸刃ハウジングにおける一方の前記ホイール支持部の背面が一方の前記コラムに上下方向へ移動可能に案内支持され、前記鋸刃ハウジングにおける他方の前記ホイール支持部の背面が他方の前記コラムに上下方向へ案内支持されていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれ1項の請求項に記載の帯鋸盤。
  6. 前記鋸刃ハウジングにおける前記ビーム部及び各ホイール支持部がそれぞれ箱状に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項の請求項に記載の帯鋸盤。
  7. 一方の前記コラムと他方の前記コラムを連結する連結部材と、を具備したことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項の請求項に記載の帯鋸盤。
  8. 無端状の帯鋸刃を循環走行させつつ、搬送方向へ搬送位置決めされた被切断材に対して切断加工を行う帯鋸盤において、
    被切断材を支持する基台と、
    前記基台に対して前記搬送方向に直交する搬送幅方向へ移動可能であって、上下方向へ延びたビーム部、及び前記ビーム部の両端に前記搬送幅方向の一方側へ突出するようにそれぞれ一体形成されたホイール支持部を備えた鋸刃ハウジングと、
    前記鋸刃ハウジングにおける一対の前記ホイール支持部の先端に前記搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能にそれぞれ設けられ、前記帯鋸刃を巻回して支持する鋸刃ホイールと、
    前記鋸刃ハウジングにおける前記ビーム部に上下方向に離隔して設けられ、前記帯鋸刃の歯先が前記搬送幅方向の一方側を向いた状態で前記帯鋸刃を捻ることなく切削方向へ案内支持する一対の鋸刃ガイドと、を具備したことを特徴とする帯鋸盤。
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