JP2013188190A - 農業用ハウス暖房システム - Google Patents

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Abstract

【課題】農業用ハウスの室内を効率良く暖房できるとともに、構造が簡単で低コストで製造できる農業用ハウス暖房システムを提供する。
【解決手段】農業用ハウス100に設置される暖房ユニット12と、ハウス室内Sの地面上で互いに離隔して並設される複数の樹脂製フィルム状ダクト14と、を備え、暖房ユニット12は、ハウス室内のハウス壁面に近接した位置で地面GLから所定の高さ位置Hに設置され、ケース体のハウス室内側の側面の空気の入口28からケース体内部に空気を吸込んで加温し出口30から外へ出す暖房機本体16と、暖房機本体16を架台18と、暖房機本体16の空気の出口30と樹脂製フィルム状ダクト14に接続される複数の可撓ダクト20を含み、該出口30から樹脂製フィルム状ダクト14までの接続長さ及び可撓ダクト20の先端の設置位置を変更自在とする可撓ダクト接続構造22と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、農業用ハウスの室内温度を農作物に適した温度に調節、維持するための農業用ハウス暖房システムに関する。
野菜や果物の栽培する際には、露地栽培と比較して天候に左右されにくく品質管理や作業を行いやすい等の利点からハウス栽培が行われる場合がある。また、寒い地方や冬場の寒い時期でのハウス栽培では、室内空間と外気とを遮断するだけでは農作物に適した栽培温度を維持できないため、ハウス室内の空気を暖房機で強制的に温めて、冷害等の悪影響を防止する必要がある。従来より、重油を燃料として空気を加温する暖房機が知られている。図7は、例えば、従来の暖房機の一例を示している。従来の暖房機HTは、暖房機のファン等を駆動させてケース天面側からハウス室内の空気を暖房機内に吸込む。そして、暖房機内で重油等の燃料を燃焼することによって生じる熱で空気を加温し、下部側の吹出口からハウス室内に向けて吹出すものであった。しかしながら、従来の重油燃焼式の暖房機を利用したハウス栽培は、近時の温室効果ガスの排出の問題や、重油価格の高騰による農家の経済的負担の増大等の問題が深刻化している。さらに、空気を暖房機HTのケース天面側から吸込んで下部側から吹出す方式では、大容量の広い空間であるハウス室内で空気が対流しにくく室内に温度ムラが生じ、効率よく暖房することが困難であった。
一方、熱媒のヒートポンプサイクルを利用して少ないエネルギーで熱をつくることができるヒートポンプ式の暖房機が知られている。例えば、特許文献1には、ヒートポンプ式の暖房機を園芸ハウス室内の空調に利用する技術が開示されている。特許文献1の園芸ハウス加温装置は、ケーシング(1)内を仕切板(2)によって前後に区画して後側を機械室(4)とし、前側の室(3)をさらに隔壁(5)によって上下に区画して上側を吸込チャンバー(6)、下側を吹出チャンバー(7)とし、上記機械室(4)内には、外部から供給される水から吸熱するための蒸発用熱交換器(14)と圧縮機(15)とを配置する一方、上記吸込チャンバー(6)には吸込口(8)を設けると共に、空気を加熱するための凝縮用熱交換器(9)を上記吸込口(8)に臨ませて配置し、また上記隔壁(5)には流通孔(11)を穿設し、上記吸込チャンバー(7)内へと吹出すためのファン(12)を配置すると共に、上記吹出チャンバー(7)には複数の吹出口(13)を設けたものであった。なお、符号は特許文献1に記載されたものである。
実開昭62−60815号公報
しかしながら、特許文献1の園芸ハウス加温装置では、ケーシング内の前側空間を隔壁で上下に区画して吸込チャンバーと吹出チャンバーを形成した構造であるが、ケーシングの構造が複雑であるとともに、ケーシングに圧縮機やその他種々の構成を機械室に一体的に組み付けているので、装置が複雑化、及び大型化、重量化、高コスト化する問題があった。また、吹出口の吹出し方向が固定されるとともに、吹出し位置がハウス室内で偏在することとなるので、大容量の広い空間であるハウス室内では空気の対流が効率良く行われにくく、温度ムラが生じ、効率良くかつ平均的に加温することが困難であった。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、構造が簡単で低コストで製造できるとともに、ハウス室内を効率良く暖房できる農業用ハウス暖房システムを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、農業用ハウス100に設置されハウス室内Sの空気を加温する暖房ユニット12と、それぞれ暖房ユニット12に接続されて該暖房ユニット12から送られる加温された空気を多数の吹出孔24からハウス室内Sに吹出す複数の樹脂製フィルム状ダクト14であって、ハウス室内Sの地面上で一方向に長く敷設されるとともに互いに離隔して並設される複数の樹脂製フィルム状ダクト14と、を備えた農業用ハウス暖房システムであり、暖房ユニット12は、ハウス室内のハウス壁面101に近接した位置で地面GLから所定の高さ位置Hに設置され、ケース体26のハウス室内側の側面に空気の入口28が設けられるとともに入口28に対向する側面に空気の出口30が設けられ、ハウス室内側の空気の入口28からケース体26内部に空気を吸込んで該空気を入口28に対向した出口30に向けて略横方向に流しながら加温し、加温された空気を出口30からケース体26外へ出す暖房機本体16と、暖房機本体16を所定の高さ位置Hに支持する架台18と、暖房機本体16のケース体26の空気の出口30に一端が接続され、ハウス壁面101側で該出口30から出る加温された空気の流れの向きを反転しハウス室内S側に向けて地面に沿って誘導し、ハウス室内側で他端が樹脂製フィルム状ダクト14に接続される複数の可撓ダクト20を含み、該ケース体の空気の出口30から樹脂製フィルム状ダクト14までの接続長さ及びハウス室内側において樹脂製フィルム状ダクト14と接続される可撓ダクト20の他端20bの設置位置を変更自在とする可撓ダクト接続構造22と、を有することを特徴とする農業用ハウス暖房システム10から構成される。
また、可撓ダクト接続構造22の可撓ダクト20は、横倒しU字状に屈曲され架台18の下部空間42をハウス壁面101側からハウス室内S側に連通するように地面GLに這わせて配置されたこととしてもよい。
また、可撓ダクト接続構造22は、U字状の屈曲端を地面GLに着地させて樹脂製フィルム状ダクト14との接続を保持させる接続保持部46を有することとしてもよい。
また、暖房機本体16を支持する架台18の上面(38a)は、地面から500〜800mmの高さに設定されることとしてもよい。暖房機本体16の下端が地面から500〜800mmの高さ位置に設定されるとよい。
本発明の農業用ハウス暖房システムによれば、農業用ハウスに設置されハウス室内の空気を加温する暖房ユニットと、それぞれ暖房ユニットに接続されて該暖房ユニットから送られる加温された空気を多数の吹出孔からハウス室内に吹出す複数の樹脂製フィルム状ダクトであって、ハウス室内の地面上で一方向に長く敷設されるとともに互いに離隔して並設される複数の樹脂製フィルム状ダクトと、を備えた農業用ハウス暖房システムであり、暖房ユニットは、ハウス室内のハウス壁面に近接した位置で地面から所定の高さ位置に設置され、ケース体のハウス室内側の側面に空気の入口が設けられるとともに入口に対向する側面に空気の出口が設けられ、ハウス室内側の空気の入口からケース体内部に空気を吸込んで該空気を入口に対向した出口に向けて略横方向に流しながら加温し、加温された空気を出口からケース体外へ出す暖房機本体と、暖房機本体を所定の高さ位置に支持する架台と、暖房機本体のケース体の空気の出口に一端が接続され、ハウス壁面側で該出口から出る加温された空気の流れの向きを反転しハウス室内側に向けて地面に沿って誘導し、ハウス室内側で他端が樹脂製フィルム状ダクトに接続される複数の可撓ダクトを含み、該ケース体の空気の出口から樹脂製フィルム状ダクトまでの接続長さ及びハウス室内側において樹脂製フィルム状ダクトと接続される可撓ダクトの他端の設置位置を変更自在とする可撓ダクト接続構造と、を有することから、暖房機本体でハウス室内側から空気を吸ってハウス室内側に反転し、地面上に並設された複数の樹脂製フィルム状ダクトから加温空気を吹出すので、ハウス室内の熱対流循環がスムーズに行われ、効率良く暖房できる。特に、可撓ダクト接続構造により、暖房ユニットと樹脂製フィルム状ダクトの配置自由度が高く、ハウスの規模や農作物の栽培位置などの条件で位置が左右される複数の樹脂製フィルム状ダクトをハウス室内の地面上のいずれの位置に敷設しても、可撓ダクトの向きや位置を自由に変更調整することで暖房ユニットと樹脂製フィルム状ダクトの接続が制限されることなく確実に接続することができる。同時に、樹脂製フィルム状ダクトに空気の流れが妨げられるような、ねじれや折れ曲がり等を生じさせずに接続することができる。その結果、大容量の広い空間であってもハウス全体の地面側から加温空気を吹出す構造を具体的に実現でき、ハウス室内を温度ムラをほとんど生じさせることなく効率良く暖房できる。また、複数の樹脂製フィルム状ダクトが地面に接触しているので、農作物が栽培されている地中をも効率良く温めることができる。したがって、良好に農作物を栽培することができる。さらに、暖房機本体を地面からある程度高い位置に支持しているので、早期に汚損したりサビつくのを防止でき、メンテナンスも行いやすく、可撓ダクト接続構造の設置や位置調整も行いやすい。
また、可撓ダクト接続構造の可撓ダクトは、横倒しU字状に屈曲され架台の下部空間をハウス壁面側からハウス室内側に連通するように地面に這わせて配置された構成とすることにより、可撓ダクト内で空気の流れを妨げることなく具体的な接続構造を実現し、加温空気をスムーズに樹脂製フィルム状ダクトに誘導できる。また、架台の下部空間のスペースを利用して可撓ダクトを効率良く、安定した状態で設置することができる。
また、可撓ダクト接続構造は、U字状の屈曲端を地面に着地させて樹脂製フィルム状ダクトとの接続を保持させる接続保持部を有する構成とすることにより、位置保持用の他の部材を用いることなく、簡単な構造で地面に敷設した樹脂製フィルム状ダクトとの接続を安定した状態で保持でき、樹脂製フィルム状ダクトにねじれや折れ曲がりが生じるのを防止できるうえ、可撓ダクトと樹脂製フィルム状ダクトの接続位置や向きの調整を簡単に行える。
また、暖房機本体を支持する架台の上面は、地面から500〜800mmの高さに設定される構成とすることにより、架台の下部空間のスペースを利用して可撓ダクトを効率良く設置することができるとともに、暖房機本体でハウス室内に日陰をつくるほど高くは設定されないので、日照不足による生育障害や品質低下等の農作物に対する悪影響を与えることがない。
本発明の一実施形態に係る農業用ハウス暖房システムの平面図である。 図1の農業用ハウス暖房システムの暖房ユニットの一部拡大図である。 図1の農業用ハウス暖房システムの暖房ユニットの斜視図である。 図1の農業用ハウス暖房システムの暖房ユニットの側面図である。 図4暖房ユニットのA−A線矢視図である。 図1の農業用ハウス暖房システムの空気の流れを示す概略説明図である。 従来の農業用ハウスの暖房機の概略図である。
以下添付図面を参照しつつ本発明の農業用ハウス暖房システムの実施形態について説明する。図1ないし図6は、本発明の農業用ハウス暖房システムの一実施形態を示している。本発明に係る農業用ハウス暖房システムは、例えば、野菜、果物、花等の農作物を栽培するビニールハウスや温室等の農業用ハウスの室内を暖房するものである。図1ないし図5に示すように、本実施形態において、農業用ハウス暖房システム10は、暖房ユニット12と、暖房ユニット12に接続される複数の樹脂製フィルム状ダクト14と、を備えている。暖房ユニット12は、暖房機本体16と、架台18と、複数の可撓ダクト20を含む可撓ダクト接続構造22と、を有する。
本実施形態では、農業用ハウス100は、図1、図6に示すように、例えば、周知のビニールハウスからなり、一方向に長く平面視で長方形状に設けられるとともに、屋根がアーチ状に形成されている。農業用ハウス100は、例えば、所定の形状に組み付けられた金属フレームにポリ塩化ビニル等の透光性シートが被覆されて、農業用ハウスの4つの側壁101〜104及び屋根105が形成されている。農業用ハウス100の地面には、多数の農作物Tが複数列状に並べて植えられて栽培される。なお、図6では、農作物Tがみかん等の果樹の例で示している。
暖房ユニット12は、農業用ハウス100に設置され、ハウス室内の空気を加温する暖房手段である。暖房ユニットは、例えば、農業用ハウス100に複数個(例えば6個)設置されており、それぞれの暖房ユニット12に複数の(例えば4本の)樹脂製フィルム状ダクト14が接続される。暖房ユニット12は、農業用ハウス100の対向する長辺側の側壁のうち、一方の側壁101の壁面側に近接して配置されるとともに、その長手方向に向けて所定間隔で離隔して並べて設置されている。なお、暖房ユニット12の数や、樹脂製フィルム状ダクト14の本数は、ハウスの大きさ、農作物の種類等に応じて任意に設定するとよい。
樹脂製フィルム状ダクト14は、図1、図6に示すように、それぞれ暖房ユニット12に接続されて該暖房ユニットから送られる加温された空気を多数の吹出孔24からハウス室内Sに吹出す吹出ダクトである。樹脂製フィルム状ダクト14は、例えば、可撓性があって厚みが薄いフィルム状のポリエチレンやビニル等の軟質な合成樹脂からなり、農業用ハウス100を横断するように一方に長い筒体状に形成され、両端が開放されている。樹脂製フィルム状ダクト14は、例えば、ダクト内部に空気が送られていない状態では内壁どうしが重なるように平らな状態となっており、暖房ユニット12からダクト内部に空気が送られるとその風圧で略円筒状に膨らむようになっている。樹脂製フィルム状ダクト14の周壁には、ダクト長手方向に沿って一定間隔で多数の吹出孔24が一列状に並んで形成されている。樹脂製フィルム状ダクト14は、例えば、ハウス室内Sの地面GL上に着地した状態でダクト長手方向をハウスの短辺方向に向けて這うように敷設され、上向きに空気が吹出すように吹出孔24を上向きにして設置される。樹脂製フィルム状ダクト14はその長手方向全体に亘って地面に着地させて該ダクト周壁が地面と接触した状態で配置されており、ダクト内に加温空気が通過することで、ハウス室内空間と同時に地面及び地中を温めることができる。そして、複数の樹脂製フィルム状ダクト14は、例えば、地面に複数列状に植えられる農作物Tの間に敷設されるように、ハウスの長手方向に向けて所定の間隔で互いに離隔して並設される。なお、図1では、複数の樹脂製フィルム状ダクト14は、略平行状に等間隔で並設している場合を示しているが、実際には栽培する農作物の並び方や位置、種類等に応じて適宜設定されるとよい。また、樹脂製フィルム状ダクト14の多数の吹出孔24は、例えば、横向きに吹出すようにしてもよいし、一列に限らず複数列設けてもよい。また、多数の吹出孔24を列状に並べずランダムに設けてもよく、吹出し方向が複数となるように設けても良い。
暖房ユニット12の暖房機本体16は、ハウス室内Sに設置され、ハウス室内の空気を吸って加温する暖房手段の本体部分すなわち温風形成手段である。本実施形態では、図1、図2、図4に示すように、暖房機本体16は、ハウス室内のハウス壁面101に近接した位置に略等間隔で6個配置されている。それぞれの暖房機本体16は、架台18によって所定の高さ位置Hに支持され、ハウス室内側から空気を吸込むように形成される空気の入口28の高さ位置を所定の高さに設定している。暖房機本体16は、空気の入口28と出口30が設けられたケース体26に送風機32と熱交換器34が組み付けられた空調室内機からなる。さらに、暖房機本体16には、他の熱交換器や圧縮機等を組み付けてハウス室外に設置された室外機36が接続されている。ケース体26内の熱交換器34と、室外機36の他の熱交換器と、がヒートポンプサイクルを行うように熱媒配管や配線が接続されている。本実施形態では、隣接する2つの暖房機本体16が、1つの室外機36に接続されている。
図2、図3、図4に示すように、ケース体26は、例えば、平面視長方形状となる偏平の矩形箱状(直方体状)に設けられている。ケース体26の互いに対向する2つの側面のうち、一方の側壁に空気の入口28が設けられ、他方の側壁に空気の出口28が設けられている。なお、ケース体の4つの側面のうち長手の対向側面に空気の入口28と出口30が設けられている。ケース体26は、入口28をハウス室内S側に向けるとともに、その入口28と反対面となる出口30を該ケース体26に近接するハウス側壁101に向けた状態で配置される。ケース体26は、空気の出口30とハウス側壁101との間にある程度間隔をあけて配置されており、後述の可撓ダクト20のスペースが確保される。図5にも示すように、ケース体26の空気の入口28は、例えば、ケース体26の側面の略全体を矩形状に開放して設けられている。入口28には異物混入防止の網29又はフィルタが張設されている。図3に示すように、ケース体26の空気の出口28は、例えば、ケース体26の側面輪郭よりも小さい開口面積で該側面を貫通して、円形状に設けられている。出口28は、1つのケース体26に4つ設けられており、水平方向すなわちケース体の長手方向に沿って一列状に並んで形成されている。送風機32は、例えば、ケース体内部で入口28側に近接して設置されているシロッコファン等からなる。熱交換器34は、例えば、室外機36と協働してヒートポンプサイクルを構成して熱を外部に与える凝縮器からなる。熱交換器34は、対向する入口28と出口30の中間位置となるケース体内部の中間位置に設置されている。暖房機本体16は、稼動状態では、ケース体内部の送風機32によりハウス室内側から空気を吸込む。ケース体内部では、吸込まれた空気は入口28から該入口に対向した出口30へ向けて略横方向状に一方向へ流れる。ケース体内部を略横方向に流れる空気は確実に熱交換器34に接触されて該空気が加温される。加温された空気は、同送風機の風力により、出口30からケース体外へ流れ出される。
架台18は、ハウス室内Sに地面上に設置され、暖房機本体16を所定の高さ位置Hに支持する支持手段である。図3、図4、図5に示すように、本実施形態では、架台18は、例えば、暖房機本体のケース体26の大きさ及び形状に合わせて台面38aが長方形に形成された台部38と、台部38の枠の隅部を支持する4本の支持脚40と、が一体的に設けられた4つ脚の台構成となっている。架台18は、台部の下方に略直方体状の中空空間が形成されるとともに、該中空空間の4つの側面を開放して形成されている。すなわち、架台18は、該台部38の真下すなわち支持する暖房機本体16の真下に、側面を開放した中空の下部空間42を有している。この架台18の下部空間42は、ハウス側壁側からハウス室内側に向けて貫通しており、この下部空間42を利用して、後述のように可撓ダクト20をハウス側壁側からハウス室内側に向けて通すためのスペースが確保される。架台18は、例えば、地面GLから該架台の上面(台面38a)までの高さ(H)すなわち地面GLから暖房機本体16の下端までの高さ(H)が約55cmの高さに設定されている。よって、架台18の下部空間42の開放部分の高さは、約55mm程度か若干低い高さとなっており、架台18上の暖房機本体のケース体の空気の入口28が55cmよりやや高い位置に設定される。なお、架台18の上面の高さ位置Hは、例えば、地面GLから500〜800mmの高さに設定されるとよい。例えば、架台18の上面の高さが500mmよりも低いと、架台18の下部空間42の高さが低くなるので、可撓ダクト20を下部空間に設置できなくなったり、可撓ダクトを無理に屈曲させてしまって空気の流れに損失を生じさせたりするおそれがある。また、暖房機本体の空気の入口の高さ位置が低くなるので、空気の対流効率が悪くなるおそれがある。一方、架台18の上面の高さ位置が800mmよりも高いと、暖房ユニット12が農業用ハウス室内の地面や農作物に日陰をつくってしまい、日照不足による農作物の生育の妨げや品質低下などの悪影響を与えるおそれがある。なお、架台18は、例えば、支持脚の長さを変更可能として、暖房機本体の高さ位置を調整できるように構成してもよい。
図1、図2、図3、図4に示すように、可撓ダクト接続構造22は、暖房機本体16から加温空気を樹脂製フィルム状ダクト14に誘導するために、暖房機本体16のケース体26の空気の出口30と複数の樹脂製フィルム状ダクト14とを接続する接続構造である。可撓ダクト接続構造22は、例えば、一端がケース体26の空気の出口30に接続され、他端が樹脂製フィルム状ダクト14に接続される複数の可撓ダクト20を含む。本実施形態では、1つの暖房ユニット12では、可撓ダクト接続構造22は、暖房機本体16のケース体26に設けられる4つの空気の出口30に合わせて、4つの可撓ダクト20を有している。上述のようにケース体26が入口28をハウス室内側に向け出口30をハウス側壁101側に向けて設置されることにより、ハウス側壁101側で空気の出口30からケース体外に流れる加温空気を、ケース体内部の空気の流れRとは反対方向となるハウス室内S側に向けてUターン状に反転し、ハウス室内S側に設置される樹脂製フィルム状ダクト14に誘導する。可撓ダクト接続構造22は、可撓ダクト20のフレキシブルな性質により、該ケース体26の空気の出口30から樹脂製フィルム状ダクト14までの接続長さ、及びハウス室内側Sにおいて樹脂製フィルム状ダクト14と接続される可撓ダクトの他端20bの設置位置を変更自在に構成されている。すなわち、可撓ダクト20の長さ、他端20b側の向きや角度、図2上のx方向やy方向の設置位置等を自在に調整して、ハウス室内Sに並設されているそれぞれの樹脂製フィルム状ダクト14と接続される。したがって、可撓ダクトの向きを自在に変更することで、暖房機本体16の位置と、複数の樹脂製フィルム状ダクト14の位置と、を厳密に設計する必要がないとともに、各樹脂製フィルム状ダクト14の設置位置に容易に対応して接続することができる。その結果、ハウス室内への加温空気の吹出口を形成する樹脂製フィルム状ダクト14の設置位置が暖房機本体16の位置や農作物の植えた位置によって限定されることなく、ハウス室内全体に亘って複数の樹脂製フィルム状ダクト14を並設して、ハウス全体に加温空気を送ることができ、ハウス室内が大容量空間であっても温度ムラを生じることなく平均的な効率良い暖房を具体的に実現できる。
本実施形態では、可撓ダクト20は、例えば、自在に伸縮及び屈曲しその伸縮状態及び屈曲状態を保持することができるとともに、伸縮又は屈曲させた状態でも断面円形状のダクト内空間を保持できる金属製蛇腹管(フレキシブルダクト)からなる。可撓ダクト20の周囲は、例えば、グラスウール等の断熱材で被覆される。図3、図4に示すように、可撓ダクト20は、例えば、ケース体26の空気の出口30に接続された一端20aから下方に向けて屈曲されるとともに地面側でさらにハウス室内側に向けて屈曲され、側面視で横倒しU字状に屈曲されている。可撓ダクト20は、そのU字屈曲部分20uからハウス室内S側に延びるダクト中間部分20cを架台18の下部空間42にハウス側壁側からハウス室内側に向けて連通させ、地面GLに這うように着地状態で配設される。可撓ダクトの他端20bは、例えば、架台18の下部空間42のハウス室内S側の開放側面から下部空間42外部に向けて突出されている。可撓ダクト20の他端20bでは、上述のように自在に伸縮、屈曲させてその向きや位置を自由に変更させて、任意の位置に配置される樹脂製フィルム状ダクト14と接続される。可撓ダクト20は、ハウス壁面101側からハウス室内S側に延びるダクト中間部分20cの地面GLへ着地させている。さらに、可撓ダクト20のU字状の屈曲端(20b側)を地面GLに着地させており、地面上に設置されている樹脂製フィルム状ダクト14との接続を保持させる接続保持部46が構成される。すなわち、可撓ダクト接続構造22は、可撓ダクト20のU字状の屈曲端を地面GLに着地させて樹脂製フィルム状ダクト14との接続を保持させる接続保持部46を有している。なお、可撓ダクトの他端20bは、樹脂製フィルム状ダクト14の一端の開口に差し込まれ、外部から金属製の接続リング44を介して樹脂製フィルム状ダクト14と略気密状態で連結されている。
次に、本実施形態に係る農業用ハウス暖房システムの作用について説明する。ハウス暖房システム10を構築する際には、例えば、農業ハウス100に並んで栽培されている農作物Tの間に、図1のように複数の樹脂製フィルム状ダクト14が並設される。ハウス側壁101に近接した位置に暖房ユニット12が所定間隔で並設される。なお、暖房ユニット12では、暖房機本体16を支持している架台18の高さは約55cm程度に設定されており、農作物に日陰をつくるおそれがないような高さとなっている。可撓ダクト接続構造22の可撓ダクト20は、暖房機本体16の空気出口30に接続されて横倒しU字状に屈曲されて、架台の下部空間を通して他端をハウス室内側に向けて配設されており、可撓ダクトの長さや端部20bの位置を変更したり、吹出し方向を変更して調整することで、所定の位置の樹脂製フィルム状ダクト14に接続される。この際、可撓ダクト接続構造22の接続保持部46により可撓ダクトの地面GLへの着地で樹脂製フィルム状ダクト14との接続が保持される。これにより、可撓ダクト接続構造22により接続構造の自由度が高いので樹脂製フィルム状ダクト14の設置位置に制限されることがなく、ハウス室内の地面全体に亘って並設させた複数の樹脂製フィルム状ダクトと確実に接続できる。また、農作物の植える位置等により樹脂製フィルム状ダクトの位置が変わっても、樹脂製フィルム状ダクトの位置に対応して簡単かつ自在に調整して接続できる。なお、複数の樹脂製フィルム状ダクトを平行状に並設するものに限らず、ダクト長手方向の向きがそれぞれ異なるように互いに斜めに敷設してもよい。この場合でも可撓ダクトの方向を変更して樹脂製フィルム状ダクトと簡単に接続できる。
農業用ハウス暖房システムを稼働させると、図6に示すように、暖房機本体16では、ハウス室内側から空気を吸込み、そのケース体内部を略横方向に流れながら加温される。その加温空気は、暖房機本体の空気の出口30から可撓ダクト20に流れ、該可撓ダクト20により反転されてハウス室内側に誘導されて、樹脂製フィルム状ダクト14内に吹き込まれる。そして、加温空気は樹脂製フィルム状ダクトの吹出孔24からハウス室内に吹出され、ハウス室内を上昇していく。暖房機本体16の空気の入口がハウス室内側に向けて設定されるとともに地面からある程度高い位置に設置されているので、ハウス室内側の比較的温められた空気を吸込んでさらに加温するので熱効率が良く早期にハウス室内の温度を上昇できる。このように、ハウス室内側から空気を吸込んで、暖房ユニット12により加温空気を形成しつつ、ハウス室内側に反転し、地面側に並設した樹脂製フィルム状ダクト14から加温空気を吹出すことにより、大容量のハウス室内空間で空気を効率良く対流させながら加温して、温度ムラを生じることなく、効率良い暖房を実現できる。また、複数の樹脂製フィルム状ダクト14がハウスの地面に接触して敷設されているので、地面、地中をも効率良く温めることができる。したがって、農作物を良好に栽培することができる。
以上説明した本発明の農業用ハウス暖房システムは、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の農業用ハウス暖房システムは、例えば、野菜、果物、花卉等の農作物を栽培するビニールハウスや温室等の農業用ハウスに適用できる。
10 農業用ハウス暖房システム
12 暖房ユニット
14 樹脂製フィルム状ダクト
16 暖房機本体
18 架台
20 可撓ダクト
22 可撓ダクト接続構造
24 吹出孔
26 ケース体
28 入口
30 出口
42 下部空間
46 接続保持部

Claims (4)

  1. 農業用ハウスに設置されハウス室内の空気を加温する暖房ユニットと、それぞれ暖房ユニットに接続されて該暖房ユニットから送られる加温された空気を多数の吹出孔からハウス室内に吹出す複数の樹脂製フィルム状ダクトであって、ハウス室内の地面上で一方向に長く敷設されるとともに互いに離隔して並設される複数の樹脂製フィルム状ダクトと、を備えた農業用ハウス暖房システムであり、
    暖房ユニットは、
    ハウス室内のハウス壁面に近接した位置で地面から所定の高さ位置に設置され、ケース体のハウス室内側の側面に空気の入口が設けられるとともに入口に対向する側面に空気の出口が設けられ、ハウス室内側の空気の入口からケース体内部に空気を吸込んで該空気を入口に対向した出口に向けて略横方向に流しながら加温し、加温された空気を出口からケース体外へ出す暖房機本体と、
    暖房機本体を所定の高さ位置に支持する架台と、
    暖房機本体のケース体の空気の出口に一端が接続され、ハウス壁面側で該出口から出る加温された空気の流れの向きを反転しハウス室内側に向けて地面に沿って誘導し、ハウス室内側で他端が樹脂製フィルム状ダクトに接続される複数の可撓ダクトを含み、該ケース体の空気の出口から樹脂製フィルム状ダクトまでの接続長さ及びハウス室内側において樹脂製フィルム状ダクトと接続される可撓ダクトの他端の設置位置を変更自在とする可撓ダクト接続構造と、を有することを特徴とする農業用ハウス暖房システム。
  2. 可撓ダクト接続構造の可撓ダクトは、横倒しU字状に屈曲され架台の下部空間をハウス壁面側からハウス室内側に連通するように地面に這わせて配置されたことを特徴とする請求項1記載の農業用ハウス暖房システム。
  3. 可撓ダクト接続構造は、U字状の屈曲端を地面に着地させて樹脂製フィルム状ダクトとの接続を保持させる接続保持部を有することを特徴とする請求項2記載の農業用ハウス暖房システム。
  4. 暖房機本体を支持する架台の上面は、地面から500〜800mmの高さに設定されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の農業用ハウス暖房システム。
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