JP2013184089A - Pcb含有廃棄物の処理方法および処理装置 - Google Patents

Pcb含有廃棄物の処理方法および処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電気機器等に微量のPCBが付着したPCB含有廃棄物を無害化する処理において、加熱時の温度コントロールが円滑に行えて、廃棄物を均等に加熱し、PCBを揮発させることができるPCB含有廃棄物の処理方法および処理装置を提供する。
【解決手段】PCB含有廃棄物4を、連続式の加熱炉2内に搬入し、850℃〜950℃で4時間〜6時間加熱して、廃棄物4からPCBを揮発させた後、加熱炉2から排出されたガスを、ガス燃焼炉24において1100℃以上で2秒以上加熱し、PCBを含むガスを高温燃焼させて無害化するPCB含有廃棄物の処理方法において、加熱炉2内の雰囲気をファン31で撹拌する。
【選択図】図1

Description

本発明は、PCBで汚染された廃棄物を無害化するためのPCB含有廃棄物の処理方法および処理装置に関する。
PCBとは、ビフェニルの水素が塩素に置換された化合物の総称であり、化学的に安定で絶縁性に優れることから、かつてはコンデンサやトランスの絶縁油などに幅広く用いられていた。しかし、一方で毒性の高さから、1972年には製造、輸入、使用が禁止され、さらに平成13年には「PCB特別措置法」が施行され、平成28年までに処理しなければならないことになっている。
従来、PCB処理として、溶剤洗浄や、真空加熱分離方式での処理が行われている。例えば特許文献1には、ロータリーキルン内で低濃度PCBを含有する処理対象物を焼却または焼成処理し、ロータリーキルンから排出された排ガスを二次燃焼室で分解する処理方法が記載されている。また、バッチ式の焼却処理では、処理物を炉に出し入れする際に加熱を止めなければならず、不可避的にロスが発生するため、例えば特許文献2に記載されているような連続式の焼却処理システムが提案されている。
特許文献3には、電気機器等に付着している微量PCB含有絶縁油を連続炉内で加熱して揮発させ、その燃焼ガスを排ガス処理手段で焼却する加熱分離処理方式を採用することにより、微量PCB含有廃棄電気機器を効率よく安全に処理できることが記載されている。
特開2010−75848号公報 特開2011−110450号公報 特開2011−56504号公報
しかしながら、従来の焼却方法にあっては、焼却炉の構成が複雑化するうえ、処理に手間がかかるため、低コスト化を図ることが困難であるという問題があった。さらに、特許文献3に記載されたような連続炉による加熱処理においては、炉内が均等に加熱されず、一部に焼き付けが起こる場合があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、電気機器等に微量のPCBが付着したPCB含有廃棄物を無害化する処理において、加熱時の温度コントロールが円滑に行えて、廃棄物を均等に加熱し、PCBを揮発させることができるPCB含有廃棄物の処理方法および処理装置を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、PCB含有廃棄物を、連続式の加熱炉内に搬入し、850℃〜950℃で4時間〜6時間加熱して、前記廃棄物からPCBを揮発させた後、前記加熱炉から排出されたガスを、ガス燃焼炉において1100℃以上で2秒以上加熱し、PCBを含むガスを高温燃焼させて無害化するPCB含有廃棄物の処理方法において、前記加熱炉内の雰囲気をファンで撹拌することを特徴とする、PCB含有廃棄物の処理方法を提供する。
この処理方法において、前記ファンは、前記加熱炉を850℃以上に昇温するまでの区間に配置してもよい。前記廃棄物の加熱を、酸化雰囲気下で行うことが好ましい。また、前記廃棄物が、微量PCB含有絶縁油を液抜きした後のトランスであってもよい。
また、本発明によれば、PCB含有廃棄物を850℃〜950℃で4時間〜6時間加熱してPCBを連続的に揮発させる加熱炉と、前記加熱炉のガス排出口から排出されたガスを処理する排ガス処理手段と、を有し、前記加熱炉は、搬入待機室と、昇温部および温度保持部を有する処理室と、搬出待機室とを順に備えた連続炉であり、搬入待機室と加熱室の間、及び処理室と搬出待機室の間に、開閉可能な扉が設けられ、前記処理室の天井部に、前記処理室内の雰囲気を撹拌するファンが設けられていることを特徴とする、PCB含有廃棄物の処理装置が提供される。
この処理装置において、前記ファンは、前記昇温部に設けられていることが好ましい。また、前記排ガス処理手段は、前記加熱炉から排出されたガスを1100℃以上で燃焼させるガス燃焼炉、冷却塔、中和・集塵機、および煙突で構成されてもよい。
本発明によれば、加熱炉内の対流を促進し、温度コントロールを円滑に行って、適正な加熱処理を行い、PCBを揮発させることができる。
本発明にかかるPCB含有廃棄物の処理装置の概要図である。 図2の加熱炉の平断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図を参照して説明する。
図1は、本発明に係るPCB含有廃棄物の処理装置の例を示す。処理装置1は、PCB含有廃棄物4を加熱する連続式の加熱炉2と、加熱炉2で発生する排ガスを処理する排ガス処理手段3を有する。加熱炉2は、搬入待機室11と、処理室12と、搬出待機室13とで構成されている。処理室12は、被処理物であるPCB含有廃棄物4を850℃以上に昇温させる昇温部14と、廃棄物4を搬出方向に搬送しながら850℃〜950℃で4時間〜6時間加熱する温度保持部15と、冷却部16とを有する。昇温部14および保持部15には、加熱炉2内を所定温度に加熱するバーナー(図示省略)が、適宜台数設置されている。搬入待機室11と昇温部14との間、及び、冷却部16と搬出待機室13との間には、油圧等により開閉可能な扉17、18が設けられている。また、処理室12内の温度保持部15と冷却部16との間にも、扉を設けてもよい。加熱炉2を連続炉とすることにより、バッチ方式の炉で加熱処理を行うよりも温度のロスが少なく効率的であり、且つ大量の廃棄物を処理することができる。
処理室12の天井には、加熱炉2の処理室12内の排ガスを排出するガス排出口21が設けられている。ガス排出口21は、850℃以上に加熱される昇温部14の天井に設けられる。ガス排出口21は、煙道22を介して、排ガス処理手段3のガス燃焼炉24のガス導入口23に連結される。ガス燃焼炉24は、例えばロータリーキルンなど、十分な温度及び滞留時間を得ることができる燃焼炉からなり、加熱炉2からの排ガスを1100℃以上で2秒以上燃焼する。
ガス排出口21の位置は、図1の例に限らないが、搬入待機室11と処理室12との間の扉17が過熱されないために、搬入待機室11側の扉17付近で排気が行われることが好ましい。さらに、昇温部14は燃焼ガスの発生量が多いために、昇温部14の排気を行うことが好ましく、これにより、温度保持部15において、搬出側から搬入側へ熱を移動させ、熱効率を上昇させることができる。したがって、図1に示すように、搬入待機室11付近に設けることが好ましい。また、昇温部14に複数のガス排出口21を設けて排気してもよい。
排ガス処理手段3は、前述のガス燃焼炉24と、ガス燃焼炉24に連結された冷却塔25、バグフィルタ26、脱臭塔27、誘引排風機28、煙突29により構成される。なお、本発明において、排ガス処理手段3は、これらの構成に限ることはない。
さらに、本発明では、処理室12の昇温部14の天井部に、複数のファン31が設けられている。ファン31は、昇温部14の複数箇所、例えば図1、2に示すように、廃棄物4の搬送方向に適宜間隔を有して幅方向左右に2箇所ずつ、合計6箇所程度設置される。これらのファン31は、加熱炉2の稼働時は、常に運転させる。ファン31の位置や台数は図示の例に限らないが、昇温部14または少なくとも温度保持部15の前半部分に設けることにより、温度分布を均一にし、温度調整が円滑に行える効果が得られるとともに、ガス排出口21に向けてガスを排出させる対流が効率良く生じる。
PCB含有廃棄物4は、例えばドラム缶等の容器に収納され、容器の上方を開放した状態で台車32に載せて、連続加熱処理される。廃棄物4は、図1に示すように、火格子33等を介して台車32に載せて、加熱炉2内を搬送することが望ましい。火格子33の格子の隙間を通って廃棄物4の底面から加熱されるうえ、廃棄物4または廃棄物4を収容した容器の底面にゆがみや変形等があっても、格子上であれば安定して設置できる。
加熱炉2の扉17、18は、油圧等により押されることで、確実に密閉できるようにする。なお、加熱炉2内には、焼却ガスなどにより炉内圧力が生じるが、誘引排風機28により、常にガス排出口21を介して加熱炉2内のガスを吸引しているため、処理室12内は外部の大気圧に対して負圧となり、処理室12内のガスが加熱炉2の外部へ漏洩することはない。
以下、本発明の処理装置1を用いた処理手順について説明する。
本発明により処理される被処理物は、微量のPCBを含む絶縁油によって汚染された電気機器やケーブル等のPCBを含有する廃棄物4であり、具体的には、例えば微量PCB含有絶縁油を液抜きした後のトランス、または切断したOFケーブル(油浸紙絶縁ケーブル)等である。このような廃棄物4は、有姿のままで、またはケーブル等の場合には容器に収納して、台車32上に載置する。トランスの場合は、PCB含有絶縁油を液抜きした後に、上方を開放した状態で台車32に乗せる。OFケーブルの場合は、断面が露出するようにケーブルの軸方向に垂直に切断し、容器に入れて台車32に乗せる。この容器は、切断したOFケーブルを立てた状態で収容できて、且つ加熱炉2内の熱に耐える材質のものであり、例えばスチールドラム缶などが用いられる。そして、加熱により発生するガスをケーブルに残留させないように、容器の上方を開放する。本発明の実施において、OFケーブルを容器に収容せずに処理してもよいが、容器に入れて処理することで、効率良く処理できる。
台車32上に載置したPCB含有廃棄物4は、加熱炉2の搬入待機室11から扉17を開けて処理室12内へ搬入し、搬送方向に搬送しながら、バーナーにより昇温部14が昇温されて850℃以上になってから、温度保持部15において、850℃〜950℃に保持された状態で、4時間〜6時間加熱する。この加熱は、酸化雰囲気下で行うのがよい。加熱温度が低いと、油分などの揮発が進まないことがあり、高すぎると、コストの増大を招く。また、加熱の際には、一定の昇温幅であることが、燃焼ガスの発生量を一定に制御できる点で好ましい。さらに、処理室12での加熱処理は、酸化雰囲気下で行うことが、焼却残物の量(質量、体積)が減量する点で好ましく、酸素濃度は10%以上であることが好ましい。廃棄物4の搬送は、例えばプッシャーにより行い、図中矢印方向に一定の速度で搬送する。この加熱により、PCBで汚染された廃棄物4からPCB含有液とともにPCBを揮発させ、除去することができる。処理後の廃棄物4は、その後、冷却部16で冷却される。本発明では、加熱炉2の処理室12内にファン31を設けたことにより、処理室12の内部の温度が効率的且つ均等に上昇し、排ガスの排ガス処理手段3への流れをスムーズにする。したがって、従来起こっていた焼き付き等のトラブルを防ぎ、安定してPCB含有廃棄物4の処理を行うことができる。冷却部16で冷却された廃棄物4は、扉18を開けて搬出待機室13へ搬送される。
排ガス処理手段3においては、加熱炉2から排出される排ガスを無害にするための処理が行われる。加熱炉2の処理室12内で発生したPCBを含む排ガスは、ガス排出口21から煙道22を通ってガス燃焼炉24へ送られ、ガス燃焼炉24において、1100℃以上で2秒以上加熱される。排ガスを1100℃以上で2秒以上高温燃焼することにより、排ガス中のPCBを含む有機成分を分解することができる。煙道22は、昇温部14で発生する多量の燃焼ガスの排気効率を高めるため、廃棄物4の進行方向に複数設け、それらをガス燃焼炉24に接続してもよい。また、温度保持部15の余熱を昇温部14で利用するための煙道を設けることもできる。さらに、搬入待機室11の天井に煙道を設けて、温度上昇を緩和する調整を行ってもよい。
ガス燃焼炉24でPCBが高温燃焼された後の排ガスは、冷却塔25で冷却された後、消石灰や活性炭等の中和剤を加えて中和され、バグフィルタ26で集塵されて固形物は飛灰となり、気体は脱臭塔27で脱臭された後、煙突29から排出される。
なお、処理済みのトランスは、解体し、ケースは、電炉や転炉のスクラップ源として利用される。ケースから取り出されたトランスコアは、モービルシャーにより銅コイルを切断し、コイル線とコアを分離する。分離したコアのうち、特別管理産業廃棄物の判定基準を満たす場合は、スクラップ源としてそのまま利用することができる。また、分離した銅コイルや可燃物は、燃焼させて銅コイルを溶融し、銅としてリサイクルすることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
0.67〜0.68mg/kgのPCBを含む絶縁油で汚染されたトランス及び内部部材を、本発明の処理装置で処理した。先ずトランス及び内部部材を加熱炉2で875℃、4時間加熱した。加熱炉2による処理後のPCB濃度は、鉄心が0.01μg/100cm未満、コイルが0.001mg/kg未満、燃え殻が0.99ng/g−dryであった。加熱炉2の排ガスをガス燃焼炉24で1125℃、2秒以上燃焼させたものを、図1に示す冷却塔25、バグフィルタ26、脱臭塔27を経て煙突29から排出した。バグフィルタ26で集塵した集塵灰のPCB含有量は1.2ng/g−dry、煙突29から排出された排ガスのPCB含有量は2.5ng/Nmであった。いずれも極めて低く、PCB処理が適切に行われた。
一方、加熱炉内にファンを設けない場合には、焼き付けが生じ、PCB処理が行えなかった。
本発明のPCB含有廃棄物の処理方法及びPCB含有廃棄物の処理装置は、トランス及びOFケーブル(油浸紙絶縁ケーブル)等の廃棄電気機器に付着している微量PCB含有絶縁油を効率よく安全に処理することができる。
1 処理装置
2 加熱炉
3 排ガス処理手段
4 廃棄物
11 搬入待機室
12 処理室
13 搬出待機室
14 昇温部
15 温度保持部
16 冷却部
17、18 扉
21 ガス排出口
22 煙道
23 ガス導入口
24 ガス燃焼炉
25 冷却塔
26 バグフィルタ
27 脱臭塔
28 誘引排風機
29 煙突
31 ファン

Claims (7)

  1. PCB含有廃棄物を、連続式の加熱炉内に搬入し、850℃〜950℃で4時間〜6時間加熱して、前記廃棄物からPCBを揮発させた後、前記加熱炉から排出されたガスを、ガス燃焼炉において1100℃以上で2秒以上加熱し、PCBを含むガスを高温燃焼させて無害化するPCB含有廃棄物の処理方法において、
    前記加熱炉内の雰囲気をファンで撹拌することを特徴とする、PCB含有廃棄物の処理方法。
  2. 前記ファンは、前記加熱炉を850℃以上に昇温するまでの区間に配置することを特徴とする、請求項1に記載のPCB含有廃棄物の処理方法。
  3. 前記廃棄物の加熱を、酸化雰囲気下で行うことを特徴とする、請求項1または2に記載のPCB含有廃棄物の処理方法。
  4. 前記廃棄物が、微量PCB含有絶縁油を液抜きした後のトランスであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のPCB含有廃棄物の処理方法。
  5. PCB含有廃棄物を850℃〜950℃で4時間〜6時間加熱してPCBを連続的に揮発させる加熱炉と、前記加熱炉のガス排出口から排出されたガスを処理する排ガス処理手段と、を有し、
    前記加熱炉は、搬入待機室と、昇温部および温度保持部を有する処理室と、搬出待機室とを順に備えた連続炉であり、搬入待機室と加熱室の間、及び処理室と搬出待機室の間に、開閉可能な扉が設けられ、
    前記処理室の天井部に、前記処理室内の雰囲気を撹拌するファンが設けられていることを特徴とする、PCB含有廃棄物の処理装置。
  6. 前記ファンは、前記昇温部に設けられていることを特徴とする、請求項5に記載のPCB含有廃棄物の処理装置。
  7. 前記排ガス処理手段は、前記加熱炉から排出されたガスを1100℃以上で燃焼させるガス燃焼炉、冷却塔、中和・集塵機、および煙突で構成されることを特徴とする、請求項5または6に記載のPCB含有廃棄物の処理装置。
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