JP2013183396A - 無線通信装置、無線通信制御方法、および無線通信制御プログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信制御方法、および無線通信制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信装置の操作においてアクセスポイント検索の待ち時間によってユーザーが感じるストレスを低減する。
【解決手段】無線LANのアクセスポイントを検索し、検索により抽出された接続先候補のアクセスポイントの中から選択されたアクセスポイントに無線接続する無線通信装置は、操作入力を受け付ける操作手段と、接続先候補のアクセスポイントの選択を促すアクセスポイント選択メニューを少なくとも含む階層化されたメニューを提示する制御を行い、操作入力に基づいて階層化されたメニューのうち提示するメニューを遷移させるメニュー処理手段と、メニューに対して行われた操作入力に応じて、無線通信装置を動作させる装置制御手段と、操作入力に基づいて、階層化されたメニューにおいてアクセスポイント選択メニューへの遷移が要求されるより前の先行検索開始タイミングに、接続先候補となるアクセスポイントの検索を開始させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線LANに接続する無線通信装置に関し、例えば、無線接続が可能なネットワーク対応プリンタに関する。
無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントを介して通信を行う無線通信装置は、例えばユーザが所定の操作を行うと、アクセスポイントに接続し、無線通信が可能な状態となる。例えば、無線LAN機能を搭載したプリンタは初期設定時等に無線LANによってPC(パーソナルコンピュータ)と接続することができる。そのため、プリンタをケーブルでPCに有線接続せずに容易に初期設定を行うことができる。
一般に、無線通信装置は、無線LANのアクセスポイントに接続するとき、まず無線電波が届くアクセスポイントを検索し、抽出されたアクセスポイントのリストをユーザーに提示する。ユーザーがリストからいずれかのアクセスポイントを選択すると、無線通信装置は、その選択されたアクセスポイントに接続する(特許文献1参照)。
特許文献1には、電子カメラに撮影モードや無線LANモードなどの各種動作モードがあり、ユーザー操作入力によって無線LANモードへの切り替えが指示されると、アクセスポイントを検索する技術が開示されている。
特開2011−120279号公報
上述の特許文献1に開示されている技術では、ユーザーが無線LANでの接続を行うことを指示してからアクセスポイントの検索を開始する。そして、このアクセスポイントの検索には、例えば3〜5秒程度というように、ある程度の時間がかかる。そのため、ユーザーは無線LANモードに切り替える操作入力してからアクセスポイントのリストが提示されるまで、しばらく待たされる。この待ち時間がユーザーにストレスを感じさせていた。
本発明の目的は、無線通信装置の操作においてアクセスポイント検索の待ち時間によってユーザーが感じるストレスを低減する技術を提供することである。
本発明の一つの実施態様による無線通信装置は、無線LANのアクセスポイントを検索し、検索により抽出された接続先候補のアクセスポイントの中から選択されたアクセスポイントに無線接続する無線通信装置であって、操作入力を受け付ける操作手段と、前記接続先候補のアクセスポイントの選択を促すアクセスポイント選択メニューを少なくとも含む階層化されたメニューを提示する制御を行い、前記操作手段への操作入力に基づいて前記階層化されたメニューのうち提示するメニューを遷移させるメニュー処理手段と、前記メニュー処理手段によるメニューに対して行われた前記操作手段への操作入力に応じて、前記無線通信装置を動作させる装置制御手段と、前記操作手段への操作入力に基づいて、前記階層化されたメニューにおいて前記アクセスポイント選択メニューへの遷移が要求されるより前の先行検索開始タイミングに、前記装置制御手段に前記接続先候補となるアクセスポイントの検索を開始させるアクセスポイント検索制御手段と、を有している。
本発明によれば、無線通信装置の操作においてアクセスポイント検索の待ち時間によってユーザーが感じるストレスを低減することができる。
PCとプリンタを無線接続するシステムの構成図である。 プリンタの機能的な構成を示すブロック図である。 本実施形態のプリンタが表示する階層化されたメニューの遷移の一例を示す図である。 AP検索の開始タイミングにおける検索開始条件の一例について説明するためのフローチャートである。 AP検索の開始タイミングにおける検索開始条件の他の例について説明するためのフローチャートである。 AP検索の開始タイミングにおける検索開始条件の更に他の例について説明するためのフローチャートである。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、PCとプリンタを無線接続するシステムの構成図である。図1を参照すると、本実施形態のシステムは、アクセスポイント(AP)10、プリンタ11、およびパーソナルコンピュータ(PC)12を有している。
AP10は無線回線で周辺の無線通信装置と接続する無線LANのアクセスポイント装置である。PC12およびプリンタ11はAP10に接続可能な無線通信装置である。PC12とプリンタ11がともにAP10に接続すると、PC12からプリンタ11を操作することが可能となる。
プリンタ11は、記録用紙などの印刷媒体に画像やテキストを印刷する印刷装置であり、出力装置の一種としてPC12に接続され、PC12からの操作で所望の画像等を印刷する。ここではプリンタ11がAP10経由でPC12に接続されているが、USBケーブル13等でPC12に直接接続することも、有線LAN14経由でPC12に接続することもできる。USBケーブル13あるいは有線LAN14によって接続した場合もPC12からプリンタ11を操作することが可能となる。
本実施形態のプリンタ11は、一例として、入力装置と表示装置を兼ねたタッチパネル式ディスプレイを備えている。タッチパネル式ディスプレイはメニュー画面等を表示する。またタッチパネル式ディスプレイをユーザが指等でタッチすることにより操作入力を行うことができる。
画像印刷の操作や各種設定の操作をタッチパネル式ディスプレイから行うことができる。例えばプリンタ11は、タッチパネル式ディスプレイに階層化されたメニューを表示し、タッチ操作に従って表示メニューを遷移させる、すなわち、表示するメニューの画面を切り替える。その際、プリンタ11は、表示メニューの遷移に伴って、自装置の状態および/または動作を制御する。
例えばプリンタ11を無線LANのAP10に接続するとき、プリンタ11はユーザーのタッチ操作に基づいて電波が届く範囲にある無線LANのAPを検索し、抽出されたAPの一覧(APリスト)を表示する。ユーザーがAPリストの中から、いずれかのAPを選択すると、プリンタ11は、選択されたAPに無線接続する。その際に、本実施形態のプリンタ11はユーザーがAPリストの表示を要求する操作を行うよりも前に先行してAPの検索を開始する。
図2は、プリンタの機能的な構成を示すブロック図である。図2を参照すると、プリンタ11は、メニュー処理部21、AP検索制御部22、および装置制御部23を有している。これらの各部はプリンタ11が備えるCPUがソフトウェアプログラムを実行することにより実現されるものであってもよい。
メニュー処理部21は、階層化されたメニューを表示し、ユーザーの操作に基づいて、表示メニューを遷移させる。階層化されたメニューには、無線LAN接続において接続先候補のAPをAPリストとしてユーザーに提示して選択を促すアクセスポイント選択メニューが含まれている。
装置制御部23は、メニュー処理部21によるメニューの遷移に伴って、プリンタ11の状態や動作を制御する。例えば、装置制御部23はプリンタ11の各種設定を変更したり、ユーザーが要求する画像等をユーザーが要求する態様で印刷したりする。
アクセスポイント検索制御部22は、ユーザーの操作に基づいて、アクセスポイント選択メニューへの遷移が要求されるより前に、装置制御部23に接続先候補となるAPの検索を開始させる。つまり、アクセスポイント検索制御部22は、ユーザーの操作からAPの検索が要求される可能性が高いと判断すると、その要求が実際に確定的になる前に装置制御部23にAPの検索を開始させる。
以上説明したように、本実施形態によるプリンタ11は、ユーザーからの要求が確定する前にAPの検索を開始するので、ユーザーがAP検索を要求してからAPリストが表示されるまでの時間を短縮することができ、待ち時間によってユーザーが感じるストレスを低減することができる。
以下、本実施形態について、より具体的に説明する。
図3は、本実施形態のプリンタが表示する階層化されたメニューの遷移の一例を示す図である。ここでは一例として、メインメニューから階層化されたメニューを辿って、接続先候補となるAPリストを表示するまでのメニュー表示の遷移が示されている。
図3の(A)を参照すると、「メインメニュー」の画面には「印刷」、「スキャン」、「設定」という3つの選択項目が表示されている。ここではユーザーは太線で囲まれた「設定」を選択する。「設定」というのは、何らかの設定を行う階層に進むための選択項目である。「設定」が選択されると、図3の(B)に示すような「設定」の画面が表示される。
「設定」の画面には、「基本設定」、「ネットワーク設定」、「その他」という3つの選択項目が表示されている。ここではユーザーは太線で囲まれた「ネットワーク設定」を選択する。「ネットワーク設定」というのは、各種設定のうちネットワーク設定を行う階層に進むための選択項目である。「ネットワーク設定」が選択されると、図3の(C)に示すような「ネットワーク設定」の画面が表示される。
「ネットワーク設定」の画面には、「TCP/IP」、「有線LAN」、「無線LAN」という3つの選択項目が表示されている。ここではユーザーは太線で囲まれた「無線LAN」を選択する。「無線LAN」というのは、プリンタ11を接続するネットワークの種類として無線LANを選択し、無線LANの設定を行う階層に進むための選択項目である。「無線LAN」が選択されると図3」の(D)に示すような「無線LAN設定」の画面が表示される。「無線LAN設定」の画面には、「APリストからの選択」、「簡単設定」、「初期化」という3つの選択項目が表示されている。ここではユーザーは「APリストからの選択」を選択する。
「APリストからの選択」というのは、接続するAPをAPリストから選択する階層に進むための選択項目である。「APリストからの選択」が選択されると図3の(E)に示すような「APリスト」の画面が表示される。
「APリスト」の画面には、接続先候補となっているAPの一覧、つまり、AP検索によって抽出された、プリンタ11に無線電波が届いているAPの一覧が表示されている。
上記のようなメニュー表示の遷移において、図3(E)の「APリスト」が、接続先候補のアクセスポイントをユーザーに提示して選択を促すアクセスポイント選択メニューである。そして、図3(D)に示した「無線LAN設定」の画面でユーザーが「APリストから選択」の項目を選択したときが、アクセスポイント選択メニューの提示が要求されたときである。本実施形態では、プリンタ11のAP検索制御部22は、「APリストから選択」の項目が選択されるよりも前に、装置制御部23にAPの検索を開始させる。
以下、本実施形態においてAP検索を開始するタイミングの幾つかの実施例について説明する。以下に示すAP検索の開始タイミングを複数併せて適用してもよく、その中から1つだけを適用してもよい。また、ここに示していない実施例を適用してもよく、またここに示していない実施例を、ここに示した実施例と併せて適用してもよい。
図3に例示したメニュー表示の遷移は選択が進むにつれてAPリストの表示が要求される可能性が高まっていく。そこで、実施例1では、図3に示したメニュー表示の遷移のいずれかのタイミングでAPの検索を開始するものとする。すなわち、AP検索制御部22は、メニュー処理部21がユーザー操作に応じて所定のメニューをユーザーに提示するとき、装置制御部23にAPの検索を開始させる。
具体的には、一例として、図3(A)の「メインメニュー」の画面において「設定」の選択項目が選択されたときに、APの検索を開始してもよい。他の例として、図3(B)の「設定」の画面において「ネットワーク設定」の選択項目が選択されたときに、APの検索を開始してもよい。更に他の例として、図3(C)の「ネットワーク設定」の画面において「無線LAN」の選択項目が選択されたときに、APの検索を開始してもよい。
実施例1のようなタイミングで無条件でAPの検索を開始すると、AP検索による無線LANモジュールの使用頻度が高く消費電力が問題となるようであれば、更に以下のような条件を追加してもよい。すなわち、実施例2では、AP検索制御部22は、メニュー処理部21がユーザーの所定の操作に応じて所定のメニューをユーザーに提示するとき、装置状態が所定の条件を満たしていれば、装置制御部23にAPの検索を開始させる。
図4は、AP検索の開始タイミングにおける検索開始条件の一例について説明するためのフローチャートである。図4には、図3(A)の「メインメニュー」の画面において「設定」の選択項目が選択されたときの検索開始条件の一例を示している。
ユーザー操作によって「設定」が選択されると、AP検索制御部22は、まず、PC12とプリンタ11がUSBケーブル13で直接接続されているか否か判定する(ステップ101)。PC12とプリンタ11がUSBケーブル13で直接接続されていれば、AP検索制御部22はステップ104に進む。ステップ104へ進むことは、AP検索を行わないという判定結果に近づくことを意味する。USBケーブル13で直接接続がされているときには無線LANを使用する可能性は低いためである。
ステップ101においてPC12とプリンタ11がUSBケーブル13で直接接続されていなければ、AP検索制御部22は、次に、プリンタ11が有線LAN14に接続しているか否か判定する(ステップ102)。プリンタ11が有線LAN14に接続していれば、AP検索制御部22はステップ104に進む。有線LAN14で接続がされているときには無線LANを使用する可能性は低いためである。
ステップ102においてPC12とプリンタ11が有線LAN14で接続されていなければ、AP検索制御部22は、次に、過去に無線LAN接続の設定を行った履歴があるか否か判定する(ステップ103)。無線LAN接続の設定履歴があれば、AP検索制御部22はステップ104に進む。無線LAN接続の設定履歴がある場合、新たに無線LANの設定を行う可能性は低いからである。
ステップ103において無線LAN接続の設定履歴がなければ、AP検索制御部22は、AP検索を先行開始することを決定する。
ステップ104においては、AP検索制御部22は、プリンタ設定を行うため所定のプロトコルのデータ(以下「プロコトルデータ」という)を受信中か否か判定する。その際、USBケーブル13、有線LAN14、無線LANの内どのインタフェースでプロトコルデータを受信しているかは問わない。プロトコルデータを受信中であれば、AP検索制御部22は、AP検索を先行開始することを決定する。その後でプリンタの初期設定を行うので、無線LANの接続設定が行われる可能性が高いからである。
ステップ104において、AP検索制御部22は、プリンタの初期設定を行うためのプロトコルデータを受信中でなければ、AP検索の先行開始を行わないことを決定する。
図5は、AP検索の開始タイミングにおける検索開始条件の他の例について説明するためのフローチャートである。図5には、図3(B)の「設定」の画面において「ネットワーク設定」の選択項目が選択されたときの検索開始条件の一例を示している。
ユーザー操作によって「ネットワーク設定」が選択されると、AP検索制御部22は、まず、PC12とプリンタ11が有線LAN14で接続されているか否か判定する(ステップ201)。PC12とプリンタ11が有線LAN14で接続されていれば、AP検索制御部22はAP検索の先行開始を行わないことを決定する。有線LAN14で接続がされているということは、有線LAN14に関する設定変更等の操作を行うために、メニュー表示が遷移してきた可能性が高いからである。
ステップ201においてPC12とプリンタ11が有線LAN14で接続されていなければ、AP検索制御部22は、次に、過去に無線LAN接続の設定を行った履歴があるか否か判定する(ステップ202)。無線LAN接続の設定履歴がなければ、AP検索制御部22は、AP検索を先行開始することを決定する。
ステップ202において無線LAN接続の設定履歴があれば、AP検索制御部22は、次に、プリンタ11がAP10と既に接続されているか否か判定する(ステップ203)。プリンタ11がAP10と接続されていなければ、AP検索制御部22は、AP検索を先行開始することを決定する。無線LANの設定履歴があったとしてもAP10と接続していないときには、新たな無線LAN接続の設定が行われる可能性が高いからである。
ステップ203においてプリンタ11がAP10と未だ接続していれば、AP検索制御部22は、次に、AP10との通信の電波強度が良好か否か判定する(ステップ204)。電波強度が良好か否かは、例えば、電波強度と所定の閾値を比較することにより判定される。電波強度が閾値以上であれば良好とし、電波強度が閾値未満であれば良好でないとすればよい。プリンタ11におけるAP10との通信の電波強度が良好であれば、AP検索制御部22は、AP検索の先行開始を行わないことを決定する。プリンタ11におけるAP10との通信の電波強度が良好でなければ、AP検索制御部22は、AP検索の先行開始を行うことを決定する。AP10と接続中であっても電波強度が良好でなければ、新たな無線LAN接続の設定が行われる可能性が高いからである。
図6は、AP検索の開始タイミングにおける検索開始条件の更に他の例について説明するためのフローチャートである。図6には、図3(C)の「ネットワーク設定」の画面において「無線LAN」の選択項目が選択されたときの検索開始条件の一例を示している。
ユーザー操作によって「無線LAN」が選択されると、AP検索制御部22は、次に、過去に無線LAN接続の設定を行った履歴があるか否か判定する(ステップ301)。無線LAN接続の設定履歴がなければ、AP検索制御部22は、AP検索を先行開始することを決定する。
無線LAN接続の設定履歴があれば、AP検索制御部22は、次に、プリンタ11がAP10と既に接続されているか否か判定する(ステップ302)。プリンタ11がAP10と接続されていなければ、AP検索制御部22は、AP検索を先行開始することを決定する。無線LAN接続の設定履歴がなければ、AP検索制御部22は、次に、AP10との通信の電波強度が良好か否か判定する(ステップ303)。プリンタ11におけるAP10との通信の電波強度が良好であれば、AP検索制御部22は、AP検索の先行開始を行わないことを決定する。プリンタ11におけるAP10との通信の電波強度が良好でなければ、AP検索制御部22は、AP検索の先行開始を行うことを決定する。
本実施形態において、AP検索を開始するための操作(すなわち、アクセスポイント選択メニュー(APリスト)に遷移するための操作)が長押し型の操作である場合がある。その場合には、AP検索制御部22は、長押し型の操作が開始された後、AP選択メニューへの遷移が確定される前の所定の先行検索開始タイミングで、装置制御部23にAP検索を開始してもよい。例えば、3秒間の長押しでAP選択メニューへの遷移が確定するものである場合に、1秒経過した時点でAP検索を先行開始してもよい。
同様に、AP検索を開始するための操作(すなわち、アクセスポイント選択メニューに遷移するための操作)が、同じ操作を複数回繰り返す繰り返し型の操作である場合がある。その場合には、AP検索制御部22は、繰り返し型の操作が開始された後、AP選択メニューへの遷移が確定される前の所定の先行検索開始タイミングで、装置制御部23にAP検索を開始してもよい。例えば、3回のタッチ操作でAP選択メニューへの遷移が確定するものである場合に、1回のタッチ操作がされた時点でAP検索を先行開始してもよい。
上述した実施例1〜5あるいはその他の判断方法を適用した場合において、AP検索制御部22は、過去の所定時間(例えば30秒間)以内に装置制御部23が前回のAP検索を行っていれば、先行検索開始タイミングになっても、装置制御部23にAP検索を行わせず、メニュー処理部21は、前回の検索で得られたアクAPリストをユーザーに提示することにしてもよい。
なお、上述の実施形態および実施例では、無線LANによってPC12と接続することができるネットワーク対応のプリンタ11を例示したが、本発明がこれに限定されることはない。本発明は無線LANに接続することが可能な無線通信装置に広く適用することができる。
また、上述した本発明の実施形態および実施例は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態および実施例のみに限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
10…AP、11…プリンタ、12…PC、13…USBケーブル、21…メニュー処理部、22…AP検索制御部、22…アクセスポイント検索制御部、23…装置制御部

Claims (10)

  1. 無線LANのアクセスポイントを検索し、検索により抽出された接続先候補のアクセスポイントの中から選択されたアクセスポイントに無線接続する無線通信装置であって、
    操作入力を受け付ける操作手段と、
    前記接続先候補のアクセスポイントの選択を促すアクセスポイント選択メニューを少なくとも含む階層化されたメニューを提示する制御を行い、前記操作手段への操作入力に基づいて前記階層化されたメニューのうち提示するメニューを遷移させるメニュー処理手段と、
    前記メニュー処理手段によるメニューに対して行われた前記操作手段への操作入力に応じて、前記無線通信装置を動作させる装置制御手段と、
    前記操作手段への操作入力に基づいて、前記階層化されたメニューにおいて前記アクセスポイント選択メニューへの遷移が要求されるより前の先行検索開始タイミングに、前記装置制御手段に前記接続先候補となるアクセスポイントの検索を開始させるアクセスポイント検索制御手段と、
    を有する無線通信装置。
  2. 前記アクセスポイント検索制御手段は、前記メニュー処理手段が前記操作手段への操作入力に応じて、アクセスポイント選択メニューに遷移させるための選択項目を含む所定のメニューを提示するとき、前記装置制御手段に前記接続先候補となるアクセスポイントの検索を開始させる、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記アクセスポイント検索制御手段は、前記メニュー処理手段が前記操作手段への操作入力に応じて、アクセスポイント選択メニューに遷移させるための選択項目を含む所定のメニューを提示するとき、装置状態が所定の条件を満たしていれば、前記装置制御手段に前記接続先候補となるアクセスポイントの検索を開始させる、請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記アクセスポイント検索制御手段は、前記先行検索開始タイミングにおいて、前記無線通信装置が無線LANで前記アクセスポイントに接続しており、前記無線LANの接続における電波強度が所定値以上であれば前記装置制御手段に前記アクセスポイントの検索を開始させ、前記電波強度が前記閾値未満であれば前記装置制御部に前記アクセスポイントの検索を開始させない、請求項1から3のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  5. 前記無線通信装置がプリンタであり、
    前記アクセスポイント検索制御手段は、前記先行検索開始タイミングにおいて、前記無線通信装置がケーブルで直接接続されていれば、前記装置制御手段に前記アクセスポイントの検索を開始させない、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  6. 前記アクセスポイント検索制御手段は、前記先行検索開始タイミングにおいて、前記無線通信装置がケーブルで直接接続されていても、プリンタ設定の所定プロトコルのデータを受信中の場合には前記装置制御手段に前記アクセスポイントの検索を開始させる、請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記アクセスポイント選択メニューに遷移するための操作が長押し型あるいは繰り返し型の操作であり、
    前記アクセスポイント検索制御手段は、前記長押し型あるいは繰り返し型の操作が開始された後、前記アクセスポイント選択メニューへの遷移が確定される前の前記先行検索開始タイミングで、前記装置制御手段に前記接続先候補となるアクセスポイントの検索を開始させる、
    請求項1に記載の無線通信装置。
  8. 前記アクセスポイント検索制御手段は、過去の所定時間以内に前記装置制御手段が前回の前記アクセスポイントの検索を行っていれば、前記先行検索開始タイミングになっても、前記装置制御手段に前記アクセスポイントの検索を行わせず、
    前記メニュー処理手段は、前回の検索で得られたアクセスポイントのリストをユーザーに提示する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  9. 無線通信装置が無線LANのアクセスポイントを検索し、検索により抽出された接続先候補のアクセスポイントの中から選択されたアクセスポイントに無線接続するための無線通信制御方法であって、
    メニュー処理手段が、前記接続先候補のアクセスポイントの選択を促すアクセスポイント選択メニューを少なくとも含む階層化されたメニューを提示する制御を行い、操作入力を受け付ける操作手段への操作入力に基づいて前記階層化されたメニューのうち提示するメニューを遷移させ、
    装置制御手段が、前記メニュー処理手段によるメニューに対して行われた前記操作手段への操作入力に応じて、前記無線通信装置を動作させ、
    アクセスポイント検索制御手段が、前記操作手段への操作入力に基づいて、前記階層化されたメニューにおいて前記アクセスポイント選択メニューへの遷移が要求されるより前の先行検索開始タイミングに、前記装置制御手段に前記接続先候補となるアクセスポイントの検索を開始させる、
    無線通信制御方法。
  10. 無線LANのアクセスポイントを検索させ、検索により抽出された接続先候補のアクセスポイントの中から選択されたアクセスポイントに無線接続させる処理を、ソフトウェアプログラムを実行するコンピュータを含んだ無線通信装置に実行させるための無線通信制御プログラムであって、
    メニュー処理手段が、前記接続先候補のアクセスポイントの選択を促すアクセスポイント選択メニューを少なくとも含む階層化されたメニューを提示する制御を行い、操作入力を受け付ける操作手段への操作入力に基づいて前記階層化されたメニューのうち提示するメニューを遷移させる手順と、
    装置制御手段が、前記メニュー処理手段によるメニューに対して行われた前記操作手段への操作入力に応じて、前記無線通信装置を動作させる手順と、
    アクセスポイント検索制御手段が、前記操作手段への操作入力に基づいて、前記階層化されたメニィーにおいて前記アクセスポイント選択メニューへの遷移が要求されるより前の先行検索開始タイミングに、前記装置制御手段に前記接続先候補となるアクセスポイントの検索を開始させる手順と、を実行させるための無線通信制御プログラム。
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