JP2013175943A - サービス提供システム、サービス提供方法 - Google Patents

サービス提供システム、サービス提供方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013175943A
JP2013175943A JP2012039316A JP2012039316A JP2013175943A JP 2013175943 A JP2013175943 A JP 2013175943A JP 2012039316 A JP2012039316 A JP 2012039316A JP 2012039316 A JP2012039316 A JP 2012039316A JP 2013175943 A JP2013175943 A JP 2013175943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
service
service providing
wireless communication
identification information
access point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012039316A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kato
寛史 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2012039316A priority Critical patent/JP2013175943A/ja
Publication of JP2013175943A publication Critical patent/JP2013175943A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】サービスを提供する機器が属するLANに接続することなく機器を検索可能な情報処理装置を提供すること。
【解決手段】無線通信装置100は、存在通知信号を受信する存在通知信号受信手段38と、サービスの選択を受け付ける操作受付手段106と、サービス情報及びネットワーク識別情報をアクセスポイントを介することなくサービス管理サーバに送信し、サービス提供機器の機器識別情報を受信するサーバ通信手段40と、機器識別情報のサービス提供機器とアクセスポイントを介することなく通信する直接通信手段39とを有し、サービス管理サーバ200は、リスト43から、無線通信装置から受信したサービス情報のサービスを提供するサービス提供機器のうちネットワーク識別情報のサービス提供機器を特定する機器特定手段42と、機器特定手段が特定したサービス提供機器の機器識別情報及びネットワーク識別情報を無線通信装置に送信する機器通信手段41と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サービス管理サーバ及び無線通信装置がネットワークを介して接続可能なサービス提供システムに関する。
情報処理装置の高機能化が進み、携帯型の端末上で実用的なアプリを実行することも可能になってきた。また、従来から、ユーザがノート型のPC(パーソナルコンピュータ)を持ち歩き、移動先でアプリを実行するなどの使用形態は珍しくない。
ユーザが移動先でこのような携帯可能な端末から、ネットワークサービスを必要とする場合、周辺にサービスが存在するかどうかの検索操作を行う必要がある。すなわち、移動先では(その場所が社内であっても)環境が変化するため、普段使用しているサービスを利用できるとは限らないからである。
例として、スマートフォンがクラウド上から印刷サービスを検索する場合を考える。このようなサービスはクラウドプリンティングと呼ばれており、ユーザはクラウドプリンティングによりロケーションフリーな印刷を行うことができる。
クラウドプリンティングでは、オフィスなどで自席から離れた場所での印刷や外出先での印刷が想定されており、システム側はユーザの周辺にある印刷サービスを提供する印刷機器を探す必要がある。サービスを検索するためのプロトコルとしてはサービスロケーションプロトコル(SLP)やBonjourが知られている。
また、無線通信により機器を探索する技術も考えられている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、ネットワークから送信されるビーコンを検出し、ビーコンに含まれる識別信号に従って機器の存在を確認するための探索要求情報を送信し、この送信に対して応答があった場合は応答情報に含まれる機器の識別情報を記録してユーザに提示する無線通信システムが開示されている。かかる技術は、ユーザが煩雑な設定操作を行わずとも無線通信機器間の無線通信の確立および所望のサービスを提供可能とすることを図っている。
しかしながら、SLPなどのサービスを検索するためのプロトコルは、管理されたネットワークやローカルエリアでのネットワーク上に存在するサービスの検索を前提としており、インターネット上からサービスを検索することができない。このことは、特許文献1に開示された無線通信システムにおいても同様である。
インターネット上からサービスを検索するためには、移動先のユーザは多く場合、LAN(例えば、ネットワークサービスを提供する機器が属するLAN)に接続する必要がある。しかし、移動先で接続したLANに悪意のある端末が接続されていないとは限らず、ユーザが移動先でLANに接続することはセキュリティの観点から好ましくないという問題がある。
本発明は、移動先でサービス提供を行う機器を探索する際、サービスを提供する機器が属するLANに接続することなく機器を検索可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、サービス管理サーバ及び無線通信装置がネットワークを介して接続可能なサービス提供システムであって、前記無線通信装置は、アクセスポイントから、アクセスポイントが形成するネットワークのネットワーク識別情報を含む存在通知信号を受信する存在通知信号受信手段と、サービスの選択を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段が受け付けたサービスのサービス情報及び前記存在通知信号受信手段が受信した前記ネットワーク識別情報を、前記アクセスポイントを介することなく前記サービス管理サーバに送信し、前記サービス管理サーバから、サービス提供機器の機器識別情報を受信するサーバ通信手段と、前記存在通知信号受信手段が前記機器識別情報を受信した際の送信元のサービス提供機器と、前記アクセスポイントを介することなく通信する直接通信手段と、を有し、前記サービス管理サーバは、サービス提供機器が提供するサービスのサービス情報及び前記サービス提供機器が通信するアクセスポイントの前記ネットワーク識別情報が対応づけて登録されたリストと、前記リストから、前記無線通信装置から受信したサービス情報のサービスを提供する前記サービス提供機器のうち、前記無線通信装置から受信した前記ネットワーク識別情報のアクセスポイントと通信するサービス提供機器を特定する機器特定手段と、前記機器特定手段が特定したサービス提供機器の前記機器識別情報及び前記ネットワーク識別情報を前記無線通信装置に送信する機器通信手段と、を有する。
移動先でサービス提供を行う機器を探索する際、サービスを提供する機器が属するLANに接続することなく機器を検索可能な情報処理装置を提供すること。
サービス提供システムの概略構成図の一例である。 インフラストラクチャモードの接続手順の一例を示す図である。 無線通信端末のハードウェア構成図の一例である。 サービス提供機器のハードウェア構成図の一例である。 サービス提供機器の機能ブロック図の一例である。 無線通信端末の機能ブロック図の一例である。 サービス管理サーバの機能ブロック図、サービス一覧テーブルの一例を示す図である。 無線通信端末がサービス提供機器を検索する手順を示すシーケンス図の一例である。 無線通信端末の表示部に表示されたリストの一例を示す図である。 無線通信端末がサービス提供機器を検索する手順を示すシーケンス図の一例である。
図1は、サービス提供システム400の概略構成図の一例を示す。インターネット11とLAN12が接続されてネットワークを構成している。また、LAN12にはいくつかのアクセスポイント350(区別する場合、アクセスポイント1〜3という)が接続されており、アクセスポイント350には無線通信にてサービスを提供することが可能な1つ以上のサービス提供機器300(区別する場合、サービス提供機器1〜4という)が接続されている。
インターネット11にはサービス管理サーバ200及び無線通信端末100が接続可能になっている。サービス管理サーバ200には、サービス提供機器300が提供するサービスが登録されており、無線通信端末100は、サービス管理サーバ200に接続して所望のサービスを提供可能なサービス提供機器300を探し出すことができる。
所望のサービス提供機器300を探し出した無線通信端末100は、所望のサービスを提供するサービス提供機器300とアドホックネットワークを形成する。無線通信端末100は、アドホックネットワークを介してサービス提供機器300からサービスの提供を受けることができる。
アドホックネットワークは、信頼できるサービス提供機器との1対1のネットワークなので、無線通信端末100はLAN12にアクセスすることなくサービスを利用できる。したがって、外出先などで無線通信端末100のセキュリティを確保してクラウドサービスを利用できる。
〔接続方式〕
図1について補足する。無線LANの通信形態には、アクセスポイントを介して機器が通信するインフラストラクチャモードと、機器同士が直接通信するアドホックモードがある。インフラストラクチャモードにおいて、1つのアクセスポイントと該アクセスポイントと通信する機器が形成するネットワークをBBS (Basic Service Set) と称す。また、複数のBBSで構成される無線LANのネットワークをESS (Extended Service Set) と称す。
したがって、図1の例では、サービス提供機器1,2とアクセスポイント1で1つのBBS、サービス提供機器3とアクセスポイント2で1つのBBS、サービス提供機器4とアクセスポイント3で1つのBBSであり、3つのBBSで1つのESSである。
一般的に、BBSを識別するBBSIDはアクセスポイントのMACアドレスであり、各機器はアクセスポイントへの接続確立後、BBSIDを取得できる。また、ESSを識別するためのESSIDは任意に設定される。サービス提供機器300のユーザは、各アクセスポイントに予めサービスセットを設定しておく。このサービスセットには、ESSID、暗号化方式、及び、暗号キー、が含まれている。サービスセットを識別するための識別子をサービスセット識別子と称する。本実施形態ではESSIDをサービスセット識別子とすることができる。
サービス提供機器300は、アクセスポイントに接続するため、同様にサービスセットが登録されている。サービス提供機器300には最寄りのアクセスポイントのサービスセットの他、移動された場合に他のアクセスポイントとも通信可能となるように他のアクセスポイントのサービスセットも有している。サービス提供機器300はサービスセット識別子によりサービスセットを識別する。
各サービス提供機器1〜4はIPアドレスを有している。IPアドレスは固有のグローバルIPアドレスが与えられていてもよいし、DHCPサーバにより動的与えられていてもよい。
IPアドレスが与えられることで、各サービス提供機器1〜4は他のサービス提供機器のMACアドレスをARPプロトコルなどで特定することができる。LAN12内の通信にはイーサネットフレームが使用されるが、イーサネットフレームは宛先のMACアドレスと自機のMACアドレスにより通信するので、サービス提供機器同士が通信することができる(このため、セキュリティが問題になる場合がある)。
一方、インターネット11とLAN12の境界は例えばルータやレイヤ3スイッチで区切られており、IPアドレスが不明なままではサービス提供機器300は無線通信端末100と通信できない。このため、ESSに接続されたサービス提供機器1〜4又は悪意のある機器がインターネット11に接続された無線通信端末100に接続することは困難になっている。
〔通信の手順〕
図2はインフラストラクチャモードの接続手順の一例を示す。
A.アクセスポイントは、定期的にビーコン信号を送信しており、電波の到達範囲のサービス提供機器がそれを受信している。ビーコンには、チャネル(周波数範囲)、ESSID、サポートしている伝送速度、セキュリティ方式、タイムスタンプ、及び、QoS等が含まれている。
B.ビーコン信号を受信したサービス提供機器はアクセスポイントにプローブ要求を送信する。プローブ要求は、自機に設定されているESSIDを有するアクセスポイントに応答を要求するものである。
C.アクセスポイントは、サービス提供機器に対しプローブ応答を送信する。すなわち、同じESSIDを有するアクセスポイントがサービス提供機器に応答する。
D.E.サービス提供機器は、アクセスポイントに対して認証要求を行う。認証機能には、オープンシステム認証と共通鍵認証(シェアードキー)と呼ばれる認証方法がある。共通鍵認証の場合、サービス提供機器はアクセスポイントから受信したチャレンジテキストを暗号キーで暗号化してアクセスポイントに送信する。アクセスポイントはそれを復号化してチェレンジテキストと一致する場合に、サービス提供機器の認証が成立したと判定する。
F.サービス提供機器はアクセスポイントにアソシエーション要求(接続要求)を送信する。
G.アクセスポイントはサービス提供機器にアソシエーション応答(接続許可)を送信する。
以上により接続が確立し、互いにデータが含まれるイーサネットフレームを送信することができる。
アドホックモードの接続手順は、一方(サービス提供機器)がアクセスポイントになり、他方(無線通信端末)がインフラストラクチャモードの接続手順で接続するものとする。ただし、ステップDEの認証はESSIDによるオープンシステム認証とする。これにより、無線通信端末がサービス提供機器と同じ暗号キーや暗号方式を有する必要をなくすことができる。しかし、サービス管理サーバが無線通信端末に、サービス提供機器と同じ暗号キーや暗号方式を配信すればよいので、共通鍵認証することも可能である。
〔構成例〕
図3は、無線通信端末100のハードウェア構成図の一例を示す。無線通信端末100は、上記のように、スマートフォン、タブレット、携帯電話、PHS、ノートパソコンなど、可搬型の情報処理装置である。無線通信端末100は、無線LANに接続する無線LAN通信部108の他、キャリア通信部109を有する。無線LAN通信部108は、IEEE802.11b/11a/11g/11nに基づき変調方式、伝送速度、周波数等を制御し、受信した電波をデジタル信号に変換する。また、CPU101から要求されたイーサネットフレームを規格に従って変調等して電波として送信する。
キャリア通信部109は、無線通信端末100のユーザが契約している電気通信事業者によって様々な通信を行う。電気通信事業者は、例えば、CDMAやLTEなどの通信規格で通信する携帯電話事業者、WiMax事業者、などである。キャリア通信部109にはSIM(Subscriber Identity Module Card)カードが装着されている。SIMカードは、電気通信事業者が契約者に発行する契約者情報が記憶されたICカードであり、主にIMSI(International Mobile Subscriber Identity)と呼ばれる固有の番号及び携帯電話番号等が記憶されている。
キャリア通信部109は、電気通信事業者が定める通信方式に従い変調等を行い、インターネット11に接続されている不図示の基地局と通信する。基地局は電気通信事業者のサーバと接続されており、サーバは無線通信端末100に一時的なIPアドレスを与える。無線通信端末100はこの自機のIPアドレスを用いてサービス管理サーバ200と通信する。無線通信端末100は、インターネット11を介してサービス提供機器300と通信することも可能だが、本実施形態では無線通信端末100はインターネット11を介してサービス提供機器300と通信しない。
無線通信端末100は、この他、CPU101、ROM102、RAM103、フラッシュROM104、表示部105、操作部106、及び、メディアI/F部107を有する。CPU101は、フラッシュROM104に記憶されたプログラム110を実行して無線通信端末100の全体の動作を制御する。ROM102は、IPL(Initial Program Loader)や静的なデータを記憶している。RAM103は、CPU101がプログラム110を実行する際のワークエリアとして使用される。
フラッシュROM104にはCPU101が実行するプログラム110やOS(例えば、Andoroid(登録商標)、iOS(登録商標)、Windows(登録商標))が記憶される。プログラム110は、無線通信端末100がサービス提供機器300からサービスを受けるためのプログラムである。各サービス提供機器300は多様なサービスを提供するので、無線通信端末100が搭載するプログラム110も様々である。例えば、楽曲や映像配信のサービスを受けるのであれば、音楽・映像の再生プログラム、プリント・スキャナ・ファックスのサービスを受けるのであれば文書作成プログラム、等がプログラム110となる。
表示部105は、液晶や有機ELなどのUI画面を表示する。不図示のグラフィック制御部は、CPU101がビデオRAMに書き込んだ描画コマンドを解釈して表示部105にウィンドウ、メニュー、カーソル、文字又は画像などの各種情報を表示する。なお、表示部105はタッチパネルを一体に有している。
操作部106は、ユーザの操作を受け付けるハードキーやボタン、及び、タッチパネルである。操作内容はCPU101に通知される。
メディアI/F107は、フラッシュメモリ等の記録メディアに対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
プログラム110は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布される。また、プログラム110は、不図示のサーバからインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで無線通信端末100に配布される。
図4は、サービス提供機器300のハードウェア構成図の一例を示す。サービス提供機器300は、一般的な情報処理装置の構成と、サービス提供機器300に特有のハードウェア構成とを有している。このハードウェア構成を、図ではサービス提供部309として図示している。
サービス提供機器300が楽曲や映像を配信する場合、サービス提供部309は楽曲・映像DB3091である。サービス提供機器300が文書のプリントを行う場合、サービス提供部309は画像形成部3092であり、サービス提供機器300が画像を読み取る場合、サービス提供部309は画像読み取り部3093であり、サービス提供機器300がFAXの送受信を行う場合、サービス提供部309はFAX送受信部3094である。画像形成部3092は、例えば、レーザを画像データにより変調して感光体ドラムに潜像を形成しトナーで現像する電子写真方式のものでもよいし、画像データに基づきインクの液滴を吐出するインクジェット方式のものでもよい。画像読み取り部3093は、例えばスキャナと呼ばれ、コンタクトガラスに載置された原稿を光学的に走査して、その反射光をA/D変換して公知の画像処理を施し所定の解像度のデジタルデータに変換し画像データを生成する。FAX送受信部3094は、NCU(Network Control Unit)を介して公衆通信網に接続し、例えばG3、G4規格のファクシミリに対応した通信手順(通信プロトコル)等に従いファクシミリの送受信を行う。または、IPネットワークを介して送信することできる。FAX送受信部3094は、画像データにデータ圧縮や変調等の信号処理を施して送信すると共に、相手先から受信した画像データにデータの伸長やエラー訂正等を施し画像データを復元する。
この他、サービス提供機器300は、CPU301、ROM302、RAM303、HDD304、グラフィックボード305、キーボード・マウス306、メディアドライブ307、及び、無線LAN通信部308を有する。これらの機能は、無線通信端末100と同様なので説明は省略する。
〔機能について〕
図5は、サービス提供機器300の機能ブロック図の一例を示す。サービス提供機器300のソフトウェア構成は、大きく分けると3つの階層を有しており、下からデバイスドライバ、ミドルウェア、及び、アプリケーション部となっている。デバイスドライバとして、無線LANドライバ25とサービスドライバ26を有し、ミドルウェアとして通信制御部22、通信送受信部23及びサービス制御部24を有し、アプリケーション部としてサービスアプリ(サーバ)21を有している。
無線LANドライバ25は、無線LAN通信部308に設定されているMACアドレスを用いて通信を制御する。例えば、送信時には送信元と宛先のMACアドレスをイーサネットフレームに格納して、無線LAN通信部308の送信バッファに記憶する。また、無線LAN通信部308が受信した受信バッファのイーサネットフレームの宛先のMACアドレスが自機宛の場合、誤り訂正符号を確認してデータを取り出す。宛先のMACアドレスが自機宛でない場合、無線LANドライバ25はイーサネットフレームを破棄する。
通信制御部22は、電波強度判定部27とアドホック・インフラストラクチャ切り換え部28を有する。電波強度判定部27は、アンテナが受信する電波の電波強度を判定する。サービス提供機器300が受信する電波は、アクセスポイント350が送信するものと無線通信端末100が送信するものがある。アクセスポイント350は、定期的にビーコンと呼ばれるパケットを周囲に(電波到達範囲に)送信している。電波強度判定部27はこのビーコンの受信強度から接続するアクセスポイント350を決定したり、アクセスポイントに接続するか否かを決定している。また、電波強度は、通信中のアクセスポイント350の電波強度が小さくなった場合には、電波強度の大きいアクセスポイント350へのローミングを開始するか否かの判定にも使用される。
アドホック・インフラストラクチャ切り換え部28は、サービス提供機器300のアドホックモードとインフラストラクチャモードを交互に切り替える。サービス提供機器300は、常態ではインフラストラクチャモードである。インフラストラクチャモードでは、サービス提供機器300は上記のビーコンをアクセスポイント350から定期的に受信している。また、アドホックモードに切り替わると、サービス提供機器300はビーコンを定期的に送信する。無線通信端末100は、サービス提供機器300が送信するビーコンを受信することで、サービス提供機器300を探索する。
通信送受信部23は、サービス提供前はサービス管理サーバ200と通信し、サービス提供開始時には無線通信端末100と通信する。インフラストラクチャモードとアドホックモードで区別して説明する。
・インフラストラクチャモード
通信送受信部23はビーコン送受信部29を有しており、ビーコン送受信部29はインフラストラクチャモードではアクセスポイントからのビーコンを受信している。アクセスポイントとの通信が確立すると、通信送受信部23はサービス管理サーバ200に提供可能なサービスに関する情報(後述する、サービス提供機器名、アクセスポイントのサービスセット識別子、サービスの内容)などを登録する。
登録後、通信送受信部23は定期的にサービス管理サーバ200と通信して自機の死活情報等を送信する。また、サービス管理サーバ200から問い合わせがあれば、サービスに関する情報を送信する。
・アドホックモード
ビーコン送受信部29はアドホックモードでは、サービス提供機器300から定期的にビーコン信号を送信する。また、アクセスポイントからビーコン信号を受信してもアクセスポイントとは通信せず、機器(この場合は無線通信端末100)とのアドホック通信を行う。
サービスアプリ(サーバ)21は、サービス提供機器300がサービスを提供するためのアプリである。サービスアプリ(サーバ)21は、無線通信端末100を認証するためのパスワードとIDを記憶しており、無線通信端末100から送信されたパスワードとIDの組み合わせに基づきユーザを認証する。認証が成立した場合、サービス制御部24がユーザの要求に応じてサービスを提供する。サービスドライバ26はサービス制御部24がサービスを提供するためのドライバであり、画像形成部3092、画像読み取り部3093及びFAX送受信部3094などのハードウェアを制御する。サービス提供部309が、サービスを提供するのはアドホックモードの場合である。
図6は、無線通信端末100の機能ブロック図の一例を示す。無線通信端末100のソフトウェア構成は、サービス提供機器300とほぼ同様であるが、無線通信端末100はサービス制御部24とサービスドライバ26を有していない。
また、無線通信端末100の通信送受信部33はネットワークドライバ35を使用することができる。ネットワークドライバ35はキャリア通信部109を制御するドライバである。ネットワークドライバ35は、キャリア通信部109にIPパケットを設定して電波として送信させ、また、キャリア通信部109が受信したデータからIPパケットを取り出すなどして基地局と通信する。これにより、インターネット11に接続することができ、ネットワークドライバ35はサービス管理サーバ200と通信することができる。
アドホック・インフラストラクチャ切り換え部37は、無線通信端末100のアドホックモードとインフラストラクチャモードを交互に切り替える。無線通信端末100は、常態ではインフラストラクチャモードである。インフラストラクチャモードでは、無線通信端末100はアクセスポイントからビーコン信号を定期的に受信している。また、アドホックモードに切り替わった場合、アクセスポイントからビーコン信号を受信してもアクセスポイントと通信を行わない。
通信送受信部33は、無線LANドライバ34又はネットワークドライバ35を制御して、サービス管理サーバ200又はサービス提供機器300と通信する。このため、通信送受信部33は、ビーコン送受信部38、機器通信部39及びサーバ通信部40を有している。
・インフラストラクチャモード
通信送受信部33のビーコン送受信部38はインフラストラクチャモードではアクセスポイント(又はアドホックモードのサービス提供機器300からビーコンを受信する場合もある)350からのビーコンを受信している。ここで、インフラストラクチャモードの無線通信端末100の通信送受信部33は、ビーコンを受信しても応答しない点で、サービス提供機器300の通信送受信部23と異なっている。
通信送受信部33のサーバ通信部40は、インフラストラクチャモードでユーザから操作を受け付けると、ネットワークドライバ35を制御してサービス管理サーバ200と通信する。
・アドホックモード
ビーコン送受信部38はアドホックモードでは、アクセスポイントからビーコン信号を受信してもアクセスポイントとは通信せず、機器(この場合はサービス提供機器)とのアドホック通信を行う。無線通信端末100から定期的にビーコンを送信してもよい。
したがって、サービス提供機器300と無線通信端末100とが共にアドホックモードにならないと両者は通信しない。
なお、無線通信端末100のサービスアプリ(クライアント)31は、サービス提供機器300にサービスの提供を依頼するアプリである。例えば、ブラウザソフトなどの通信ソフトが相当する。
〔サービス管理サーバの機能〕
図7(a)はサービス管理サーバ200の機能ブロック図の一例を示す。サービス管理サーバ200は無線通信端末100と同様にCPU、ROM、RAM、フラッシュROM(HDD)、表示部、操作部、及び、メディアI/Fを有する情報処理装置である。この他、サービス管理サーバ200はイーサネットカードなど無線LANよりも高速な通信装置を有している。
サービス管理サーバ200は、IP通信部41、機器特定部42及びサービス一覧テーブル43を有している。IP通信部41はインターネット11及びLAN12などのIPネットワークを介して他の機器と通信する。機器特定部42は、ユーザが要求するサービスを提供可能なサービス提供機器300をサービス一覧テーブル43から特定する。
図7(b)は、サービス管理サーバ200が管理するサービス一覧テーブル43の一例を示す。サービス一覧テーブル43は、サービス提供機器300のサービス内容を登録したものである。サービス一覧テーブル43には、各サービス提供機器1〜4の「サービスセット識別子」「サービス」が登録されている。
「サービスセット識別子」は、サービス提供機器1〜4がアクセスしているアクセスポイントのサービスセットの識別情報である。例えば、サービス提供機器1、2はアクセスポイント1にアクセスしているので、「サービスセット識別子」はアクセスポイント1XXXとなっている(XXXが例えばESSID)。
「サービス」はサービス提供機器300が提供可能なサービスである。したがって、各サービス提供機器300が提供可能な楽曲配信、映像配信、プリント、スキャナ、ファックス等が登録されている。
サービス提供機器300は、サービスを提供するために、予めサービス管理サーバ200に「サービスセット識別子」と「サービス」の登録が必要である。この他「サービス提供機器名」も登録する。複数の「サービス」を提供可能なサービス提供機器300は全ての「サービス」をサービス管理サーバ200に登録する。
〔動作手順〕
図8は、無線通信端末100がサービス提供機器300を検索する手順を示すシーケンス図の一例である。ここでは説明のため、アクセスポイント1とサービス提供機器1が1つのBSSを形成しており、アクセスポイント2とサービス提供機器2が1つのBSSを形成しており、これら二つのネットワークがESSを形成している。
また、無線通信端末100はアクセスポイント1とアクセスポイント2の近傍にあり、アクセスポイント1,2からビーコンが到達可能な範囲に存在している。
まず、ユーザは、近くのサービス提供機器300を探し出す場合、サービス管理サーバ200と通信する。ユーザは無線通信端末100を操作してブラウザなどの通信ソフトを立ち上げ、サービス管理サーバ200のIPアドレス又はドメイン名を指定してサービス管理サーバ200にアクセスする。この時、必要であれば、パスワードやユーザIDを入力する。
S1:アクセスポイント1は存在を示すパケット(ビーコン信号)を定期的に送信している。ビーコン信号には無線通信に必要な情報が含まれている。
S2:アクセスポイント2もアクセスポイント1と同様にビーコン信号を送信している。
S3:無線通信端末100はインフラストラクチャモードであり、また、アクセスポイント1,2の近傍に存在するため、ビーコン信号を受信可能である。無線通信端末100の通信送受信部33はアクセスポイントをスキャンする。スキャンとは、アクセスポイントからのビーコン信号を監視して、ESSID、チャネル(周波数範囲)、電波強度、サポートしている通信速度、変調方式、QoS等をアクセスポイント毎に確認することをいう。なお、この場合は、ビーコン信号を受信しているのでパッシブスキャンである。通信送受信部33は、ビーコン信号を受信してもアクセスポイント1、2にアクセスすることなく、アクセスポイント1,2のサービスセット識別子(例えばESSID)を記録する。
S4:無線通信端末100のサービスアプリ(クライアント)31は、サービス管理サーバ200に機器検索要求を送信する。機器探索のため、受けたいサービス(例:プリントサービス)とS3で受信したビーコン信号に含まれるアクセスポイント1,2のサービスセット識別子を送信する。
S4.1 S4.2:サービス管理サーバ200は事前に登録されたサービス一覧テーブル43より、機器探索要求に含まれるアクセスポイントのサービスセット識別子に一致するサービス提供機器300を特定する。そして、特定したサービス提供機器300のうち、機器探索要求に含まれるサービスを提供可能なサービス提供機器300を特定する。
サービス管理サーバ200は特定したサービス提供機器1にサービスセット識別子1を、サービス提供機器2にサービスセット識別子2をそれぞれ送信する。サービス提供機器300はサービスセット識別子を受信することをアドホックモードへの切り替え命令として受信する。または、明示の切り替え要求を送信してもよい。
S4.1.1 S4.2.1:サービス提供機器300のアドホック・インフラストラクチャ切り換え部28は、インフラストラクチャモードからアドホックモードに通信モードを切り替える。
S4.3:サービス管理サーバ200は、サービス一覧テーブル43から特定した、サービス提供機器名のリスト、及び、サービスセット識別子リストを無線通信端末100に送信する。サービス提供機器名のサービス提供機器300は、無線通信端末100が送信したアクセスポイントに接続し、機器探索要求に含まれるサービスを提供可能なサービス提供機器300である。
S4.1.2 S4.1.3: 各サービス提供機器1、2は、ビーコン信号を送信する。サービス提供機器1のビーコン信号には、S4.1でサービス管理サーバ200から受信したサービスセット識別子1が含まれ、サービス提供機器2のビーコン信号には、S4.2でサービス管理サーバ200から受信したサービスセット識別子2が含まれる。
S5:無線通信端末100のビーコン送受信部38はビーコン信号をスキャンする。無線通信端末100は、アクセスポイント及びサービス提供機器300のビーコンをスキャンできる。
S6:無線通信端末100のアドホック・インフラストラクチャ切り換え部37は、インフラストラクチャモードからアドホックモードに通信モードを切り替える。通信送受信部33は、ビーコン信号に含まれるサービスセット識別子とサービス管理サーバ200から受信したサービスセット識別子を比較して、一致するサービス提供機器名のリストを表示する。そして、ユーザが選択したサービス提供機器300とアドホック接続を開始する。すなわち、無線通信端末100はサービスを受けるサービス提供機器300のサービスセット識別子を自機に設定して、そのサービス提供機器300と通信を開始する。
なお、サービスセット識別子をESSIDとした場合、各サービス提供機器には予めESSIDが設定されているので、無線通信端末100はサービス管理サーバ200から受信したESSIDでサービス提供機器300と通信することができる。この場合、無線通信端末100からサービス提供機器300をアクティブスキャンにより探索してもよい。
無線通信端末100は、サービス提供機器名のリストを、サービス提供機器300が送出するビーコン信号強度が高い順にリストを作成する。これにより、ユーザから距離が近い順にサービス提供機器を表示することが出来る。
図9は無線通信端末100の表示部105に表示されたリストの一例を示す図である。表示部105には、「プリントサービスが可能な機器」が現在地から近い順に表示されている。この順番は、ビーコン信号強度の順位と一致する。ユーザが上からサービス提供機器(プリンタ)を選択するだけで、ユーザは最も近いサービス提供機器(プリンタ)を選択できる。
なお、ユーザの操作により又は自動的にサービス提供機器300までの距離を表示してもよい。無線通信端末100はビーコン信号強度を距離に変換してサービス提供機器300と共に表示する。ユーザはおよその距離を把握できるので、安心してサービス提供機器100を探し出すことができる。
S7:無線通信端末100はユーザが選択したサービス提供機器1とアドホック接続によりサービスの提供を受ける。
S4.2.3:また、ユーザが選択しなかったサービス提供機器300は、無線通信端末100から応答がないため、所定時間が経過するとアドホックモードからインフラストラクチャモードに切り替える。
以上のように、無線通信端末100は移動先などで、LAN12に接続することなくサービス提供機器300と通信してサービスの提供を受けることができる。
〔近くにサービス提供機器がない動作手順〕
図10は、無線通信端末100がサービス提供機器300を検索する手順を示すシーケンス図の一例である。無線通信端末100は、図8と同様にアクセスポイント1、2と通信可能だが、これらのアクセスポイント1,2に無線通信端末100が要求するサービスを提供可能なサービス提供機器300が存在しない。
S1〜S4までの手順は図8と同様である。
S4:無線通信端末100のサービスアプリ(クライアント)31は、サービス管理サーバ200に機器検索要求を送信する。機器探索のため、受けたいサービス(例:プリントサービス)とS3で受信したビーコン信号に含まれるアクセスポイント1,2のサービスセット識別子を送信する。
S4.1:サービス管理サーバ200は事前に登録されたサービス一覧テーブル43より、機器探索要求に含まれるアクセスポイント1,2のサービスセット識別子に一致するサービス提供機器300を特定する。機器探索要求に含まれるアクセスポイント1,2のサービスセット識別子に一致するサービス提供機器300がない場合、ユーザが求めるサービスを提供可能なサービス提供機器300がないことを通知する。
機器探索要求に含まれるアクセスポイント1,2のサービスセット識別子に一致するサービス提供機器300がある場合、特定したサービス提供機器300のうち、機器探索要求に含まれるサービスを提供可能なサービス提供機器300を特定する。機器探索要求に含まれるサービスを提供可能なサービス提供機器300がサービス一覧テーブル43に登録されていない場合、ユーザが求めるサービスを提供可能なサービス提供機器300がないことを通知する。
このように、ユーザの近くにサービス提供機器300がない場合、その旨を知らせることでユーザがサービス提供機器300を探し続けることを防止できる。ユーザは場所を移動して再度、サービス管理サーバ200に機器探索要求を送信することができる。
11 インターネット
12 LAN
22,32 通信制御部
23,33 通信送受信部
24 サービス制御部
25,34 無線LANドライバ
35 ネットワークドライバ
100 無線通信端末
200 サービス管理サーバ
300 サービス提供機器
350 アクセスポイント
400 サービス提供システム
特開2004−328269号公報

Claims (7)

  1. サービス管理サーバ及び無線通信装置がネットワークを介して接続可能なサービス提供システムであって、
    前記無線通信装置は、
    アクセスポイントから、アクセスポイントが形成するネットワークのネットワーク識別情報が含まれる存在通知信号を受信する存在通知信号受信手段と、
    サービスの選択を受け付ける操作受付手段と、
    前記操作受付手段が受け付けたサービスのサービス情報及び前記存在通知信号受信手段が受信した前記ネットワーク識別情報を、前記アクセスポイントを介することなく前記サービス管理サーバに送信し、前記サービス管理サーバから、サービス提供機器の機器識別情報を受信するサーバ通信手段と、
    前記存在通知信号受信手段が前記機器識別情報を受信した際の送信元のサービス提供機器と、前記アクセスポイントを介することなく通信する直接通信手段と、を有し、
    前記サービス管理サーバは、
    サービス提供機器が提供するサービスのサービス情報及び前記サービス提供機器が通信するアクセスポイントの前記ネットワーク識別情報が対応づけて登録されたリストと、
    前記リストから、前記無線通信装置から受信したサービス情報のサービスを提供する前記サービス提供機器のうち、前記無線通信装置から受信した前記ネットワーク識別情報のアクセスポイントと通信するサービス提供機器を特定する機器特定手段と、
    前記機器特定手段が特定したサービス提供機器の前記機器識別情報及び前記ネットワーク識別情報を前記無線通信装置に送信する機器通信手段と、
    を有するサービス提供システム。
  2. 前記機器通信手段は、前記機器特定手段が特定したサービス提供機器に、前記リストにおいて前記サービス提供機器に対応づけられた前記ネットワーク識別情報を送信し、
    前記サービス提供機器は、前記ネットワーク識別情報を含む存在通知信号を前記無線通信装置に配信する、
    ことを特徴とする請求項1記載のサービス提供システム。
  3. 前記サービス管理サーバは、前記機器特定手段が特定したサービス提供機器に、インフラストラクチャモードからアドホックモードへの切り換えを要求し、
    前記サービス管理サーバからサービス提供機器の機器識別情報を受信した前記無線通信装置は、インフラストラクチャモードからアドホックモードへ切り換え、
    アドホックモードのサービス提供機器とアドホックモードの前記無線通信装置がアクセスポイントを介することなく通信する、
    ことを特徴とする請求項2記載のサービス提供システム。
  4. 前記存在通知信号受信手段は、前記サーバ通信手段が受信した前記機器識別情報の前記サービス提供機器から存在通知信号を受信し、
    前記無線通信装置は、前記サーバ通信手段が受信した前記機器識別情報の一覧を、前記サービス提供機器から受信した前記存在通知信号の電波強度が高い順に表示する表示手段を有する、
    請求項2又は3記載のサービス提供システム。
  5. 前記機器特定手段が、前記無線通信装置から受信したサービス情報のサービスを提供可能な前記サービス提供機器が前記リストに登録されていないと判定した場合、
    前記機器通信手段は、サービスを提供可能な前記サービス提供機器が存在しない旨を前記無線通信装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のサービス提供システム。
  6. 前記機器特定手段が、前記無線通信装置から受信した前記ネットワーク識別情報の前記サービス提供機器が前記リストに登録されていないと判定した場合、
    前記機器通信手段は、サービスを提供可能な前記サービス提供機器が存在しない旨を前記無線通信装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項5記載のサービス提供システム。
  7. サービス管理サーバ及び無線通信装置がネットワークを介して接続可能なシステムのサービス提供方法であって、
    前記無線通信装置は、
    存在通知信号受信手段が、アクセスポイントから、アクセスポイントが形成するネットワークのネットワーク識別情報を含む存在通知信号を受信するステップと、
    操作受付手段が、サービスの選択を受け付けるステップと、
    前記操作受付手段が受け付けたサービス情報及び前記識別情報受信手段が受信した前記ネットワーク識別情報を、サーバ通信手段が、前記アクセスポイントを介することなく前記サービス管理サーバに送信し、前記サービス管理サーバから、サービス提供機器の機器識別情報を受信するステップと、
    直接通信手段が、前記存在通知信号受信手段が前記機器識別情報を受信した際の送信元のサービス提供機器と、前記アクセスポイントを介することなく通信するステップと、を有し、
    前記サービス管理サーバは、
    サービス提供機器が提供するサービスのサービス情報及び前記サービス提供機器が通信するアクセスポイントの前記ネットワーク識別情報が対応づけて登録されたリストから、 機器特定手段が、前記リストから、前記無線通信装置から受信したサービス情報のサービスを提供する前記サービス提供機器のうち、前記無線通信装置から受信した前記ネットワーク識別情報のアクセスポイントと通信するサービス提供機器を特定するステップと、
    機器通信手段が、前記機器特定手段が特定したサービス提供機器の前記機器識別情報及び前記ネットワーク識別情報を前記無線通信装置に送信するステップと、
    を有するサービス提供方法。
JP2012039316A 2012-02-24 2012-02-24 サービス提供システム、サービス提供方法 Pending JP2013175943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012039316A JP2013175943A (ja) 2012-02-24 2012-02-24 サービス提供システム、サービス提供方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012039316A JP2013175943A (ja) 2012-02-24 2012-02-24 サービス提供システム、サービス提供方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013175943A true JP2013175943A (ja) 2013-09-05

Family

ID=49268477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012039316A Pending JP2013175943A (ja) 2012-02-24 2012-02-24 サービス提供システム、サービス提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013175943A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160021668A (ko) * 2014-08-18 2016-02-26 주식회사 케이티 단말간 상호 근접을 통한 직접 통신 장치 및 방법
JP2017531350A (ja) * 2014-02-24 2017-10-19 ベンプレ インコーポレイテッドBenple Inc. Nfc装置とビーコンとのうちの何れか1つと電話番号を用いたユーザ認証方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017531350A (ja) * 2014-02-24 2017-10-19 ベンプレ インコーポレイテッドBenple Inc. Nfc装置とビーコンとのうちの何れか1つと電話番号を用いたユーザ認証方法
KR20160021668A (ko) * 2014-08-18 2016-02-26 주식회사 케이티 단말간 상호 근접을 통한 직접 통신 장치 및 방법
KR102182421B1 (ko) * 2014-08-18 2020-11-24 주식회사 케이티 단말간 상호 근접을 통한 직접 통신 장치 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10015206B2 (en) Client device obtaining network connection information from an image processing apparatus by capturing an image with a camera
US9826116B2 (en) Image forming apparatus supporting peer to peer connection and method of performing image forming operation thereof
US9117164B2 (en) Image forming apparatus supporting WiFi direct and method of controlling internet access in image forming apparatus
EP2112844A2 (en) Methods and apparatus for setting up wireless LAN
US20110075186A1 (en) Image processing apparatus, method performed by image processing apparatus, program product, and recording medium therefor
KR20160053594A (ko) 디바이스와 연결을 수행하는 방법 및 이를 수행하기 위한 wi-fi 다이렉트를 지원하는 장치
US10194047B2 (en) Information processing device and non-transitory recording medium
US11099797B2 (en) Non-transitory computer-readable recording medium storing computer-readable instructions for establishing wireless connection between terminal device and communication device
KR20130025748A (ko) P2p 연결을 지원하는 화상형성장치 및 그것의 작업 권한 제어 방법
JP2013256061A (ja) 画像処理装置、ジョブ設定方法、プログラム
KR20150121120A (ko) 통신장치, 그 제어 방법, 및 매체
US9148904B2 (en) Communication apparatus
JP6269025B2 (ja) 無線接続装置、無線通信に関する設定情報を複製する方法、および、ネットワークシステム
KR100636148B1 (ko) Ieee 802.11 기반의 무선 프린팅 시스템 및 방법
JP4635592B2 (ja) ドキュメント処理システム
JP2022131419A (ja) 情報処理装置、その制御方法、並びにプログラム
KR102022330B1 (ko) Wi-Fi 다이렉트를 이용한 화상형성장치의 네트워크 연결 방법, Wi-Fi 다이렉트를 지원하는 화상형성장치 및 화상형성시스템
JP2013175943A (ja) サービス提供システム、サービス提供方法
CN114980260A (zh) 信息处理设备及其控制方法和存储介质
JP6794839B2 (ja) 情報処理装置、通信システム、通信方法、プログラム
JP6468341B2 (ja) 無線接続装置、無線通信に関する設定情報を複製する方法、および、ネットワークシステム
JP2017157933A (ja) コンピュータプログラム、及び、端末装置
JP4479494B2 (ja) ドキュメント処理システム
US20230102657A1 (en) Information processing apparatus, method for controlling the same, and storage medium
US20230413352A1 (en) Non-transitory computer-readable storage medium, control method, communication apparatus, and communication system