JP2013175663A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置伸すペース効率を向上できる半導体装置を提供することを目的とする。
を提供する。
【解決手段】電極(60)と、電極(60)の表面に実装される第1のスイッチング素子(31a)、第2のスイッチング素子(31b)及び複数のダイオード素子(32a、32b)と、第1のスイッチング素子(31a)及び前記第2のスイッチング素子(31b)にそれぞれ接続される第1の信号取出部(51a)及び第2の信号取出部(51a)と、を備え、第1のスイッチング素子(31a)と第2のスイッチング素子(31b)との間に、複数のダイオード素子(32a、32b)が配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体素子を搭載する半導体装置に関する。
電動機等のインバータ制御に用いられる半導体装置は、電力が印加される基板上にスイッチング素子やダイオード素子等が複数搭載されて構成されている。
このような半導体装置として、一対の基板が配置され、一方の基板では一方側にスイッチング素子が配置され、他方の基板では一方側にダイオード素子が配置される半導体モジュールが開示されている(特許文献1参照)。
特開2008−294069号公報
このような半導体装置において、スイッチング素子やダイオード素子のスペース効率を向上して、出力密度を上げたいという要求がある。
しかしながら、スイッチング素子には、信号を送受信するワイヤボンディングが接続される一方、ダイオード素子は基板に直接接続されるため、配置に制限が生じる。このため、基板上にデッドスペースが発生してしまい、小型化に制限があるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、半導体素子を搭載する半導体装置において、半導体素子のスペース効率を高めることができる半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様によると、基板と、基板表面に実装される第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子及び複数のダイオード素子と、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子にそれぞれ接続される第1の信号取出部及び第2の信号取出部と、を備える。第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子との間には、複数のダイオード素子が配置される。
本発明によると、基板に実装される第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子との間に、複数のダイオード素子が配置される。このような配置により、例えばワイヤボンディング等によって接続される第1及び第2のスイッチング素子と第1及び第2の信号取出部との間の位置関係を複数のダイオード素子が邪魔することがなくなる。従って、基板表面のデッドスペースが削減され、半導体装置のスペース効率を高めることができる。
本発明の第1の実施形態の半導体モジュールを含む駆動システムの説明図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の要部の説明図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の要部の説明図であり、図2におけるA−A断面図を示す。 本発明の第1の実施形態の変形例の半導体装置の要部の説明図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の要部の説明図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の要部の説明図であり、図5におけるB−B断面図を示す。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の組立て方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態の変形例の半導体装置の要部の説明図である。 本発明の第2の実施形態の変形例の半導体装置の要部の説明図であり、図5におけるB−B断面図を示す。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の半導体装置50を含む駆動システム1の説明図である。
駆動システム1は、制御装置10、バッテリ20、駆動用モータM及び半導体装置50によって構成され、制御装置10の制御によって駆動用モータMを制御する。
制御装置10は、半導体装置50を制御して、駆動用モータMの出力を制御する。
バッテリ20は駆動用モータMに電力を供給するとともに、駆動用モータMの回生電力を蓄電する。バッテリ20は、例えば、鉛電池、ニッケル水素電池又はリチウムイオン電池等の二次電池が複数直列又は並列に接続されたバッテリモジュールとして構成されている。
半導体装置50は、複数の半導体素子によって構成される。具体的には、半導体装置50は、スイッチング素子31及びダイオード素子32を備える。スイッチング素子31は、例えばIGBT等の半導体素子によって構成される。ダイオード素子32は、例えばファーストリカバリダイオード(FRD)等の半導体素子によって構成される。ダイオード素子32は、スイッチング素子31に逆電流が加わることを防止してスイッチング素子31を保護する。
制御装置10は、例えば駆動用モータMの出力を上昇させるときは、半導体装置50の各スイッチング素子31にゲート電流を印可する。これにより、半導体モジュール100が、バッテリ20からの高電流を駆動用モータに供給する。
制御装置10は、このゲート電流をデューティ比等によって制御することで、駆動用モータMの出力を制御する。また、駆動用モータMの回生時には、半導体装置50を介して電力をバッテリ20へと回生する。
次に、本発明の第1の実施形態の半導体装置50の構造を説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態の半導体装置50の要部の説明図である。
図2に示す半導体装置50は、ケース51に電極(第1の電極)60を備え、電極60上に一組のスイッチング素子31a、31bと一組のダイオード素子32a、32bとを備える構成を示す。
ケース51には、電極60が備えられる。電極60は、導電性の金属により構成され、電流が導通するバスバーとして機能する。
電極60の表面には、一組のスイッチング素子31a、31bと一組のダイオード素子32a、32bとが備えられる。これらは、後述するようにはんだ付けによって電極60に実装される。
ケース51には、複数の信号ピン52が備えられる。信号ピン52は、ケース51に形成される一組の信号取出部51a、51bに整列して配置される。
信号取出部51a、51bは、ケース51の内周側に電極60の面方向に張り出して形成される。信号取出部51a、51bには信号ピン52が整列され、信号ピン52の端部が露出して固定されている。この端部には後述するようにワイヤボンディング40が接続される。
信号取出部51aの近傍にはスイッチング素子31aが配置され、信号取出部51bの近傍にはスイッチング素子31bが配置されている。信号取出部51aとスイッチング素子31aの組と、信号取出部51bとスイッチング素子31bとの組との間に、一組のダイオード素子32a、32bが実装されている。
スイッチング素子31a、31bには、それぞれ、その上面側に複数の信号取出用パッド35が備えられる。この信号取出用パッド35は、それぞれワイヤボンディング40によって、隣接する信号取出部51a、51bの信号ピン52の端部と接続される。
ワイヤボンディング40は、例えば超音波による摩擦圧接合によって、信号取出用パッド35と、信号ピン52の端部とにそれぞれ接合される。
電極60は、その一端にケース51の外部に張り出して形成される信号接続部61が形成されている。
図3は、本発明の第1の実施形態の半導体装置50の要部の説明図であり、図2におけるA−A断面図を示す。なお、図3ではスイッチング素子31aを例に説明するが、スイッチング素子31bにおいても同様である。
スイッチング素子31aは、電極60の表面にはんだ層70を介して取付けられ、リフロー等の加熱工程によりはんだ付けされて固定される。
電極60の周囲はケース51によって挟持される。ケース51の一部は信号ピン52を保持する信号取出部51aが形成されている。信号ピン52は、ケース51の周囲において上方に立設される。信号ピン52は、信号取出部51aにおいて電極60の面と同じ方向に延設されている。
スイッチング素子31aの表面には信号取出用パッド35が設けられている。信号取出用パッド35と信号ピン52の端部とは、ワイヤボンディング40によって接続されている。このような構成により、信号ピン52を介して、スイッチング素子31aに信号を送受信することができる。
以上のように構成された本発明の第1の実施形態の半導体装置50は、次のような効果を有する。
従来、半導体装置において、電極上に複数のスイッチング素子とダイオード素子を実装する場合、スイッチング素子には、信号を送受信するワイヤボンディングが信号ピンとの間に接続される必要がある。しかしながら、ワイヤボンディングの配置に制限があり、電極上にデッドスペースが発生してしまうという問題があった。
これに対して本発明の第1の実施形態では、ワイヤボンディング40により接続される信号取出部51aとスイッチング素子31aの組と、信号取出部51bとスイッチング素子31bとの組との間に、一組のダイオード素子32a、32bを配置した。
このような構成によって、複数のスイッチング素子31a、31bと、複数のスイッチング素子31a、31bとワイヤボンディング40で接続される複数の信号取出部51a、51bと、複数のダイオード素子32a、32bとが、ケース51の周囲に対して略同じ間隔で近接して配列することができる。
従って、本発明の第1の実施形態では、従来の構成と比較して、半導体装置50の面積のスペース効率を高めることができる。
また、このような構成によって、半導体装置50において発熱量の大きいスイッチング素子31aと31bとを離間して配置することができるので、スイッチング素子31aと31bとで熱干渉を防止することができ、半導体装置50の効率を向上することができる。
図4は、本発明の第1の実施形態の変形例の半導体装置50の要部の説明図である。
前述の図2では、ケース51の一方側に一組の信号取出部51a、51bが備えられる構成を示した。これに対して図4に示す例では、信号取出部51a、51bが、ケース51において点対称に、互いに対向するように配置される。これに対応して、スイッチング素子31a、31bが、ケース51において点対称に、互いに対向するように配置される。
このような構成においても、信号取出部51aとスイッチング素子31aとの組と、信号取出部51bとスイッチング素子31bとの組との間に、一組のダイオード素子32a、32bを配置する。これにより、前述のように、半導体装置50の面積のスペース効率を高めることができるとともに、スイッチング素子31aと31bとで熱干渉を防止することができ、半導体装置50の効率を向上することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態の半導体装置50の要部の説明図である。図5(A)は半導体装置50の上面図を示し、図5(B)は、電極62を透視した半導体装置50の説明図である。
なお、第2の実施形態は、前述の図1に示す基本構成と共通である。また、第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付して、その説明は省略する。
前述の第1の実施形態では、電極60の上面に、スイッチング素子31a、31bとダイオード素子32a、32bとを実装する例を示した。これに対して、第2の実施形態では、さらに電極(第2の電極)62を備えた。
電極62は、電極60と同様に導電性の金属により構成され、電流が導通するバスバーとして機能する。また、電極62は、その一端にケース51の外部に張り出して形成される信号接続部63が形成されている。
電極62は、電極60と対向して配置され、電極60から離間してケース51に固定される。電極62は、電極60と同様に、スイッチング素子31a、31bとダイオード素子32a、32bとが、それぞれはんだ付けによって実装される。
このような構成により、スイッチング素子31a、31bとダイオード素子32a、32bとが、電極60と電極62との間で挟持され、それぞれの電極60、62に電気的に接続される。
電極62には、ワイヤボンディング40によって接続される信号取出部51aとスイッチング素子31aとの間の部分を矩形に切り欠かれた切欠部65が形成されている。同様に、ワイヤボンディング40によって接続される信号取出部51bとスイッチング素子31bと間の部分を矩形に切り欠いた切欠部66が形成されている。
この切欠部65、66によって、スイッチング素子31a、31bのそれぞれの信号取出用パッド35、ワイヤボンディング40及び信号取出部51a、51bそれぞれの信号ピン52が、ケース51の上面側から露出した構造となっている。
図6は、本発明の第2の実施形態の半導体装置50の要部の説明図であり、図5におけるB−B断面図を示す。
スイッチング素子31aは、電極60の表面にはんだ層70を介してはんだ付けされて固定される。同様に、スイッチング素子31aは、電極62の裏面にはんだ層71を介してはんだ付けされて固定される。
このような構成により、スイッチング素子31aは、電極60と電極62との間ではんだ層70、71を介して挟持され、それぞれの電極60、62に電気的に接続される。
図7は、本発明の第2の実施形態の半導体装置50の組立て方法を示す説明図である。なお、図7ではスイッチング素子31aを例に説明するが、スイッチング素子31bにおいても同様である。
図7(A)に示すように、はんだ付けに先立って、電極60とスイッチング素子31aとの間には、はんだ層70が配置されている。また、スイッチング素子31aと電極62との間には、はんだ層71が配置されている。なお、はんだ層70、71は、例えばはんだペーストや板状はんだを用いることができる。
このように配置した半導体装置50を、例えばリフロー炉を用いてはんだ層70、71の融点以上に加熱することにより、はんだ層70、71を溶解させて、はんだ付けを行い、スイッチング素子31a、31b、ダイオード素子32a、32bを、それぞれ、電極60、62に接続する。このはんだの溶解時に、スイッチング素子31aと、電極60、62がそれぞれ押圧されて、はんだ層70、71の厚みが、当初の厚みよりも小さくなる。
はんだ層70、71の厚みが減少することにより余剰のはんだが発生する。余剰のはんだは、スイッチング素子31a、31bやダイオード素子32a、32bの周囲へと流れる。このとき、例えば、スイッチング素子31aと電極60との間は、スイッチング素子31aの周囲をはんだ層70の余剰のはんだが取り囲む。
ここで、従来、スイッチング素子31aと電極62との間で余剰のはんだが発生すると、信号取出用パッド35やスイッチング素子31aの側面を流れ落ちて電極60側に導通する慮があった。従来、これを防止するために、電極62側に余剰のはんだを逃がすための溝等の加工が必要であった。
これに対して本発明の第2の実施形態では、電極62の切欠部65の側面65aが、はんだの濡れ性を有するように構成した。
このような構成により、図7(B)に示すように、スイッチング素子31aと電極62との間で発生するはんだ層71の余剰のはんだが、切欠部65の側面65aに濡れ上がり、余剰はんだを吸収できる。従って、スイッチング素子31aや電極60側に余剰のはんだが流れ出ることによる不具合やこれを防止するための加工を行う必要がなくなる。
なお、スイッチング素子31aと、電極60、62とをはんだ付けにより固定した後、ワイヤボンディング40によって、信号取出部51aの信号ピン52の端部とスイッチング素子31aの信号取出用パッド35とを接続する。
以上のように構成された本発明の第2の実施形態の半導体装置50は、前述の第1の実施形態と同様の効果を有する。
またさらに、本発明の第2の実施形態では、スイッチング素子31a、31bとダイオード素子32a、32bとが、電極60と電極62との間で挟持される構成である。このような構成において、ケース51の上側に配置される電極62に、ワイヤボンディング40によって接続される部位が切り欠かれた切欠部65、66が形成されている。
このようにワイヤボンディング40が行われる箇所に電極62が存在しないことにより、基板と基板によりワイヤボンディング部分を挟持する従来の構成と比較して、半導体装置50の厚みを小さくすることができる。
具体的には、従来、電極と電極との間にワイヤボンディングにより接続されるスイッチング素子を実装する場合は、ワイヤボンディングが電極に接触しないように距離を取る必要があった。そのため、ワイヤボンディングの高さ方向よりも、電極と電極の間隔を大きく採る必要があり、電極と電極との間隔が大きくなり、厚みが増していた(図6に点線で示す)。
これに対して、本発明の第2の実施形態では、ワイヤボンディング40の高さ方向にかかわらず、電極60と電極62との間隔を、スイッチング素子31a、31bとはんだ層70、71との高さに押させ得ることができる。そのため、従来の構成と比較して、半導体装置50の面積のスペース効率を高めることができる。
また、この切欠部65、66によって、ワイヤボンディング40及び信号取出部51a、51bそれぞれの信号ピン52が、ケース51の上面側から露出した構造となっている。このような構成によって、スイッチング素子31a、31bとダイオード素子32a、32bとが、電極60と電極62との間で挟持されて固定された後に、ワイヤボンディング40を、信号取出用パッド35と信号ピン52の端部とを接合することができる。
また、切欠部65、66のそれぞれの側面65a、66aは、その表面がはんだの濡れ性を有するので、電極62とスイッチング素子31aとをはんだ付けするときの余剰のはんだが、側面65a、66aに濡れ上がり、他の箇所に流出することがない。これにより、余剰のはんだを逃がすための溝等の加工が必要なく、半導体装置50の製造コストを削減することができる。
また、切欠部65、66によって、ワイヤボンディング40及び信号取出部51a、51bそれぞれの信号ピン52が、ケース51の上面側から露出しているので、はんだ付け加工後に、はんだの色やフィレット形状等の外観検査が容易に行える。また、ワイヤボンディング40の加工後の外観検査も容易に行える。これにより、製造時の不良を防止することができて、半導体装置50の製造コストを削減することができる。
なお、本発明の第2の実施形態においても、前述の第1の実施形態の変形例(図4)のように構成することができる。
図8は、本発明の第2の実施形態の変形例の半導体装置50の要部の説明図である。
前述の図4と同様に、信号取出部51a、51bが、ケース51において点対称に、互いに対向するように配置される。これに対応して、スイッチング素子31a、31bが、ケース51において点対称に、互いに対向するように配置される。
このような構成においても、信号取出部51aとスイッチング素子31aとの組と、信号取出部51bとスイッチング素子31bとの組との間に、一組のダイオード素子32a、32bを配置する。これにより、前述のように、半導体装置50の面積のスペース効率を高めることができるとともに、スイッチング素子31aと31bとで熱干渉を防止することができ、半導体装置50の効率を向上することができる。
またさらに、ワイヤボンディング40の加工後に、ケース51の内部を樹脂等によって封止することもできる。
図9は、本発明の第2の実施形態の変形例の半導体装置50の要部の説明図であり、図5におけるB−B断面図を示す。
前述のように、電極60と電極62とでスイッチング素子31a、31bと、ダイオード素子32a、32bとを挟持してはんだ付けにより固定した後、信号取出部51a、51bとスイッチング素子31a、31bとを、ワイヤボンディング40によって接続する。さらにこの後に、電極60と電極62との間の空間、特にワイヤボンディング40により接続されている部分を、ゲルやエポキシ等の樹脂80によって封止してもよい。
このように、信号ピン52の端部、ワイヤボンディング40及び信号取出用パッド35を樹脂80によって封止することにより、これらを電気的に絶縁するとともにワイヤボンディング40を機械的に固定できるので、半導体装置50の信頼性や耐久性を向上することができる。
なお、以上説明した本発明の第1及び第2の実施形態では、スイッチング素子31及びダイオード素子32を備える半導体装置50について説明したが、この構成に限られるものではない。電流が導通する金属導通部を有する基板に搭載される半導体素子を有する半導体装置において、前述の実施形態を同様に適用することができる。
また、本発明の第1及び第2の実施形態では、一組のスイッチング素子31a、31bと、一組のダイオード素子32a、32bが実装される例を示したが、これに限られない。ケース51内にさらに多くのスイッチング素子31とダイオード素子32とを備えた構成してもよい。この場合にも、二つのスイッチング素子31と信号取出部51との組の間に複数のダイオード素子32が挟まれで電極60上に配置すれば、どのような構成であってもよい。
1 駆動システム
10 制御装置
20 バッテリ
31a、31b スイッチング素子
32a、32b ダイオード素子
35 信号取出用パッド
40 ワイヤボンディング
50 半導体装置
51 ケース
51a、51b 信号取出部
52 信号ピン
60 基板
61 信号接続部
62 基板
63 信号接続部
65 切欠部
65a 側面
66 切欠部
70 はんだ層
71 はんだ層
80 樹脂

Claims (4)

  1. 電極と、
    前記電極の表面に実装される第1のスイッチング素子、第2のスイッチング素子及び複数のダイオード素子と、
    前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子にそれぞれ接続される第1の信号取出部及び第2の信号取出部と、
    を備え、
    前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子との間に、複数の前記ダイオード素子が配置されることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記電極は、第1の電極と、前記第1の電極に対向して、前記第1の電極から離間して配置される第2の電極と、を有し、
    前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子は、前記第1の信号取出部及び前記第2の信号取出部に接続する第1の接続部及び第2の接続部を備え、
    前記第1スイッチング素子、前記第2のスイッチング素子及び複数の前記ダイオード素子は、前記第1の電極と前記第2の電極との間に挟持して実装され、
    前記第2の電極は、外周から切り欠かれた切欠部を有し、
    前記切欠部に、前記第1の信号取出部、前記第2の信号取出部、前記第1の接続部及び前記第2の接続部が配置されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1のスイッチング素子と前記第1の信号取出部との組と、前記第2のスイッチング素子と前記第2の信号取出部との組は、互いに逆方向に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1のスイッチング素子、前記第2のスイッチング素子及び複数の前記ダイオード素子は、前記第1の電極及び前記第2の電極にはんだにより接合され、
    前記切欠部は、その側面がはんだの濡れ性を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7109619B1 (ja) * 2021-04-16 2022-07-29 三菱電機株式会社 電力変換装置

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