JP2013174891A - 高品質マルチチャネルオーディオ符号化および復号化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】オーディオ信号の特性に応じて符号化を異なるようにして下位チャネルとの互換性を提供する高品質マルチチャネルオーディオ符号化および復号化装置を提供する。
【解決手段】高品質マルチチャネルオーディオ符号化および復号化装置が開示される。高品質マルチチャネルオーディオ符号化および復号化装置は、入力されるオーディオ信号の特性に応じてチャネル基盤オーディオ符号化またはチャネル基盤オーディオ復号化を行って下位チャネルとの互換性を提供する。
【選択図】図2
【解決手段】高品質マルチチャネルオーディオ符号化および復号化装置が開示される。高品質マルチチャネルオーディオ符号化および復号化装置は、入力されるオーディオ信号の特性に応じてチャネル基盤オーディオ符号化またはチャネル基盤オーディオ復号化を行って下位チャネルとの互換性を提供する。
【選択図】図2
Description
本発明は、高品質マルチチャネルオーディオ符号化および復号化装置に関し、入力されるオーディオ信号の特性に応じてオーディオ信号符号化を異なるように行うオーディオ符号化および復号化装置に関する。
本発明は、放送通信委員会、放送通信委員会のITリソース技術開発事業の一環として行う研究から導き出されたものである[課題管理番号:2008−F−011−01、課題名:次世代DTVコア技術開発(標準化関係)−無眼鏡個人型3D放送技術開発(継続)]。
5.1チャネルのようなマルチチャネルオーディオ信号は、効率的に放送網を介して送信されるか、DVDまたはブルーレイ(blue−ray)のような光学メディアに格納されるため圧縮、符号化、および復号化の過程を行う。
かかる圧縮、符号化、および復号化の技術は音響心理(psychoacoustic)モデルと時間/周波数変換を用いる知覚音響符号化(perceptual audio coding)の技術に基づく。このとき、マルチチャネルオーディオ信号と隣接する信号の間の相関度を用いるチャネル符号化技術が付加的に用いられてもよい。一例として、チャネル符号化技術には、AC−3(またはドルビーデジタル(dolby digital))、DTS(Digital Theater System)、MPEGで標準化されるAAC(Advanced Audio Coding)等がある。このようなチャネル符号化技術は、国内外のデジタル放送標準とDVD、DVD−Audio、DVD−HD、ブルーレイなどのような光学メディアの格納フォーマット標準に採択されて用いられる。
近年では、マルチチャネルオーディオサービスを移動放送またはIPTVなどのように帯域幅が制限される環境で提供するために、マルチチャネルオーディオ信号が有する空間情報(spatial cue)をパラメータに表現して圧縮する空間オーディオ符号化技術の研究が進められている。空間オーディオ符号化技術は、マルチチャネルオーディオ信号をモノまたはステレオ信号にダウンミックスし、マルチチャネルオーディオ信号を復元するために必要な空間パラメータを付加情報に符号化する技術である。空間符号化技術の代表的な例として、MPEGサラウンドが挙げられる。
3DTVおよびUHDTVのような実感放送の環境において再現しようとする高臨場感の生々しい実感オーディオを正しく表現するためには10チャネル以上のラウドスピーカが必要となる。これまでは、HDTVとDVDに適用された5.1チャネルが広く用いられたが、DVD−HD、ブルーレイでは最大7.1チャネルまで支援が可能である。さらに、劇場のような大規模のオーディオ空間において窮極の音場感を提供するために100チャネル以上のラウドスピーカが用いられることもある。
しかし、ほとんどの一般家庭で用いるTVおよびラジオは2チャネルのラウドスピーカを用いており、HDTVおよびDVDが普遍化して5.1チャネルを再生できるようになっている。
一例として、図1に示すようなチャネルエンコーダによって10チャネル以上のマルチチャネルオーディオ信号を圧縮する場合、5.1チャネル再生端末との互換性を維持することが難しい。
これによって、10チャネル以上などのマルチチャネルオーディオ信号を圧縮しながら下位チャネルとの互換性を提供するマルチチャネルオーディオ符号化および復号化技術が求められる。
本発明は、オーディオ信号の特性に応じて符号化を異なるようにして下位チャネルとの互換性を提供する高品質マルチチャネルオーディオ符号化および復号化装置を提供する。
本発明の一実施形態に係るマルチチャネルオーディオ符号化装置は、入力されるオーディオ信号の特性に基づいてオーディオ信号に対してチャネル基盤オーディオ符号化を行うチャネル基盤オーディオ符号化部と、オーディオ信号の特性に基づいてオーディオ信号に対してオブジェクト基盤オーディオ符号化を行うオブジェクト基盤オーディオ符号化部とを含んでもよい。
このとき、チャネル基盤オーディオ符号化部は、入力されるオーディオ信号がマルチチャネルオーディオ信号である場合、マルチチャネルオーディオ信号に対してチャネル基盤オーディオ符号化を行ってビットストリームを生成してもよい。
また、オブジェクト基盤オーディオ符号化部は、入力されるオーディオ信号がマルチオブジェクトオーディオ信号である場合、マルチオブジェクトオーディオ信号に対してオブジェクト基盤オーディオ符号化を行ってビットストリームを生成してもよい。
また、チャネル基盤オーディオ符号化部は、マルチチャネルオーディオ信号をダウンミックスして第1ダウンミックス信号を生成し、マルチチャネルオーディオ信号から抽出される空間パラメータを符号化して第2向上階層ビットストリームを生成してもよい。
また、チャネル基盤オーディオ符号化部は、第1ダウンミックス信号をダウンミックスして第2ダウンミックス信号を生成し、第1ダウンミックス信号と追加チャネル信号を合成するチャネル合成部をさらに含んでもよい。
また、チャネル基盤オーディオ符号化部は、合成された第1ダウンミックス信号を符号化して第1向上階層ビットストリームを生成する第2チャネルエンコーダをさらに含んでもよい。
また、チャネル基盤オーディオ符号化部は、第2ダウンミックス信号を符号化して基本階層ビットストリームを生成する第1チャネルエンコーダをさらに含んでもよい。
また、オブジェクト基盤オーディオ符号化部は、入力されるオーディオ信号がマルチオブジェクトオーディオ信号である場合、マルチオブジェクトオーディオ信号をミックスするミックス部と、ミックスされた信号を符号化して基本階層ビットストリームを生成するビットストリーム生成部と、入力されたマルチオブジェクトオーディオ信号をモノオブジェクト、ステレオオブジェクト、およびマルチオブジェクトオーディオ信号に分離し、予め設定されたレンダリング情報を用いて分離したオーディオ信号を多重化してオブジェクト階層ビットストリームを生成するオブジェクトエンコーダと、を含んでもよい。
このとき、チャネル基盤オーディオ符号化部によって生成される第1および第2向上階層ビットストリームは、基本階層ビットストリーム構造で付加データ領域に含まれてもよい。
また、オブジェクト基盤オーディオ符号化部によって生成されるオブジェクト階層ビットストリームは、基本階層ビットストリーム構造で付加データ領域に含まれてもよい。
本発明の一実施形態に係る高品質マルチチャネルオーディオ復号化装置は、高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置から受信されるエンコーディングモードに基づいてチャネル基盤オーディオ復号化のために初期化を行うチャネル基盤オーディオ復号化部と、エンコーディングモードに基づいてオブジェクト基盤オーディオの復号化のために初期化を行うオブジェクト基盤オーディオ復号化部とを含んでもよい。
このとき、前記チャネル基盤オーディオ復号化部は、高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置から受信されたフレームに含まれるビットストリーム階層に基づいてチャネル基盤オーディオの復号化を行ってもよい。
また、オブジェクト基盤オーディオ復号化部は、ビットストリーム階層に基づいてオブジェクト基盤オーディオの復号化を行ってもよい。
本発明は、高品質マルチチャネルオーディオ符号化および復号化装置によってAC−3のような再生システムと互換性を維持しながら高品質マルチチャネルオーディオ信号を圧縮および復元することができる。
また、マルチチャネル信号の復元において、ビットストリーム階層に基づいて段階別にチャネルの拡張技法を適用するため、再生端末の環境に適するチャネル信号を復号化の中間ステップで抽出して用いることができる。
また、オブジェクト別に符号化および復号化を行うことによって、マルチチャネル環境において帯域幅を節約することができる。
また、再生端末の環境に最適であり、レンダリングされた音響信号を提供するだけでなく、オーディオオブジェクト信号を自由に制御できるようユーザへ自由度を提供することができる。
以下、添付の図面に記載される内容を参照して本発明に係る実施形態を詳細に説明する。ただし、本発明が実施形態によって制限されたり限定されることはない。各図面に提示される同じ参照符号は同じ部材を示す。
図2は、高品質オーディオ符号化装置の構成を示す図である。図2に示すように、高品質オーディオ符号化装置(High Quality Multichannel Audio Coding、以下、HQMAC)は、入力されるオーディオ信号の特性に基づいて、オーディオ信号に対してチャネル基盤オーディオ符号化(High Quality Multichannel Audio Coding−Channel Based、以下、HQMAC−CB)またはオブジェクト基盤オーディオ符号化(High Quality Multichannel Audio Coding−Objected Based、以下、HQMAC−OB)を行うことができる。
一例として、入力されるオーディオ信号がマルチチャネル(Mチャネル)オーディオ信号である場合、マルチチャネルオーディオ符号化装置は、マルチチャネルオーディオ信号に対してチャネル基盤オーディオ符号化を行ってもよい。また、入力されるオーディオ信号がマルチオブジェクト(Pオブジェクト)オーディオ信号である場合、マルチオブジェクトオーディオ符号化装置はマルチオブジェクトオーディオ信号に対してオブジェクト基盤オーディオ符号化を行ってもよい。高品質オーディオ符号化装置は、入力されるオーディオ信号の特性に応じて、HQMAC−CBおよびHQMAC−OBの過程を行って高品質オーディオビットストリーム(HQMAC bitstream)を生成してもよい。
また、入力されるオーディオ信号がマルチチャネルオーディオ信号とマルチオブジェクトオーディオ信号が混在されている場合、HQMAC−CBおよびHQMAC−OBの過程をすべて行って高品質オーディオビットストリームを生成してもよい。
以下は、図3を参照してチャネル基盤オーディオ信号符号化の技術に対して説明することとする。
図3は、チャネル基盤オーディオ符号化部の構成を示すブロック図である。図3を参照すれば、チャネル基盤オーディオ符号化部200は、高効率チャネルエンコーダ210、チャネル合成部230、第2チャネルエンコーダ250、および第1チャネルエンコーダ270を含んでもよい。
高効率チャネルエンコーダ(High Efficiency Channel Encoder、以下、HECE)210は、入力されるマルチチャネル(Mチャネル)オーディオ信号をNチャネルにダウンミックス(M2N down mixing)211して第1ダウンミックス信号を生成してもよい。一例として、22.2チャネル(M=24)を10.2チャネル(N=12)にダウンミックスして第2ダウンミックス信号を構成してもよい。
また、高効率チャネルエンコーダ210は、マルチチャネルオーディオ信号から空間情報を分析して空間パラメータを抽出213してもよい。このとき、空間パラメータは、Nチャネルでダウンミックスされた第1ダウンミックス信号がM個のマルチチャネルオーディオ信号に復元するため必要なパラメータを含んでもよい。
また、高効率チャネルエンコーダ210は、マルチチャネルオーディオ信号を符号化して第2向上階層ビットストリーム(enhancement layer II bitstream)を生成してもよい。チャネル合成部230は、Nチャネルにダウンミックスされた第1ダウンミックス信号を、Lチャネルにダウンミックス231して第2ダウンミックス信号を生成してもよい。一例として、10.2チャネル(N=12)を5.1チャネル(L=6)にダウンミックスして第2ダウンミックス信号を構成してもよい。
このとき、チャネル合成部230は、Lチャネルにダウンミックスされた第2ダウンミックス信号をNチャネルの第1ダウンミックス信号に復元するため必要な空間情報分析233を第1ダウンミックス信号に対して行ってもよい。これによって、Nチャネルの第1ダウンミックス信号は、Kチャネル信号に合成されてもよい。ここで、追加チャネル信号のチャネル数(K)は、第2ダウンミックス信号のチャネル数(N)と第1ダウンミックス信号のチャネル数(L)との間の差(N−L)よりも小さいか同じであってもよい。
第2チャネルエンコーダ250は、合成されたKチャネル信号を符号化して第1向上階層ビットストリーム(enhancement layer I bitstream)を生成してもよい。ここで、合成されたKチャネル信号は、N2Lダウンミックス231の過程において生成されるLチャネルダウンミックスとともに第1ダウンミックス信号を構成してもよい。このとき、第2チャネルエンコーダ250は、AC−3またはAACなどの高品質チャネルエンコーディング(High Quality Channel Encoding、以下、HQCE)の技術を用いて第1向上階層ビットストリームを生成してもよい。一例として、基本階層ビットストリームによって構成されるチャネルが5.1チャネル(L=6)であり、第1向上階層ビットストリームによって構成されるチャネルが5.1チャネル(K=6)であれば、この2ビットストリームによって10.2チャネル(N=12)を構成してもよい。
第1チャネルエンコーダ270は、第2ダウンミックス信号を符号化して基本階層ビットストリームを生成してもよい。ここで、基本階層ビットストリームによって構成されるチャネルは、5.1チャネル(L=6)で構成してもよい。
このとき、第1チャネルエンコーダ270としては、5.1チャネルエンコーダのようなマルチチャネルエンコーダが用いられてもよい。ここで、生成される第1および第2向上階層ビットストリームは基本階層ビットストリームに多重化されてもよい。これによって、基本階層のみを復号化することのできるマルチチャネルデコーダでも10チャネル以上のオーディオ信号に対して圧縮および符号化によって生成されるビットストリームを処理することができる。
すると、高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置は、生成される第1および第2向上階層ビットストリーム、および基本ビットストリームからなるHQMACビットストリームを高品質マルチチャネルオーディオ復号化装置に送信してもよい。ここで、HQMACビットストリームは、HQMACヘッダおよびHQMACフレームから構成してもよい。
また、第1および第2向上階層ビットストリームのうちのいずれか1つ、またはすべてが存在しないこともある。また、高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置は、第1および第2向上階層ビットストリームそれぞれのチャネル数を決めてもよい。すると、決められたチャネル数はHQMACビットストリームのヘッダに含まれてもよい。
図4は、オブジェクト基盤オーディオ符号化部の構成を示すブロック図である。図4を参照すれば、オブジェクト基盤オーディオ符号化部300は、ミックス部310、ビットストリーム生成部330、オブジェクトエンコーダ350を含んでもよい。
ミックス部310は、外部から入力されるミックス情報を用いてP個のマルチオブジェクトオーディオ信号をLチャネルにミックスしてもよい。
ビットストリーム生成部330は、ミックスされたLチャネルオーディオ信号を符号化して基本階層ビットストリームを生成してもよい。このとき、ビットストリーム生成部330は、5.1チャネルエンコーダのようなマルチャネルエンコーダを用いて基本階層ビットストリームを生成してもよい。
オブジェクトエンコーダ350は、P個のマルチオブジェクトオーディオ信号をモノ、ステレオ、およびマルチチャネルオブジェクトオーディオ信号にそれぞれ分離し、分離されたオブジェクトそれぞれに対して符号化を行ってもよい。
一例として、モノオブジェクトオーディオ信号はモノチャネルエンコーダ351によって符号化され、ステレオオブジェクトオーディオ信号はステレオチャネルエンコーダ352によって符号化され、マルチチャネルオブジェクトオーディオ信号はマルチチャネルエンコーダ353によって符号化される。このとき、モノチャネルエンコーダ351、ステレオチャネルエンコーダ352、およびマルチチャネルエンコーダ353では、AC−3、AAC、およびMP3等の符号化技術を用いて分離したオブジェクトオーディオ信号を符号化してもよい。
すると、マルチプレクサ354は、符号化されたオブジェクト符号化ビットストリームをレンダリング情報とともに多重化してオブジェクト階層ビットストリームを生成してもよい。ここで、オブジェクト符号化ビットストリームは、符号化されたモノオブジェクトオーディオ信号、ステレオオブジェクトオーディオ信号、およびマルチチャネルオブジェクトオーディオ信号を含んでもよい。
このとき、レンダリング情報は、ヘッドホン、ラウドスピーカ、ラウドスピーカの個数、ラウドスピーカの位置のような再生環境に応じて予め設定されてもよい。また、レンダリング情報は、3次元の空間上に仮想的に配置される位置を直接的に表現できる情報を含んでもよい。
すると、高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置は、生成されるオブジェクト階層ビットストリーム、および基本ビットストリームからなるHQMACビットストリームを高品質マルチチャネルオーディオ復号化装置に送信してもよい。ここで、HQMACビットストリームは、HQMACヘッダおよびHQMACフレームに構成してもよい。このとき、HQMACヘッダは、エンコーディングモード、チャネル数、量子化ビット、量子化周波数、付加階層構成情報、オブジェクト数などのようにデコーダを初期化するために必要な復号化情報を含んでもよい。
ここで、エンコーディングモードは、HQMACで生成されたビットストリームがHQMAC−CBまたはHQMAC−OBに符号化されたかを表す情報を含んでもよい。また、付加階層構成情報は、HQMACから送信されるビットストリームがオブジェクト階層または第1および第2向上階層ビットストリームを含むか否かを表わしてもよい。
一方、オブジェクトエンコーダ350としては、MPEG SAOC(Spatial Audio Object Coding)技術のようなパラメータ基盤のマルチオブジェクトオーディオエンコーダが用いられてもよい。このとき、ダウンミックス信号は、オブジェクトエンコーダ350で直接に生成するか、ミックス部310から出力されるLチャネルオブジェクトオーディオ信号になり得る。すると、オブジェクトエンコーダ350で生成されるオブジェクト符号化ビットストリームは、ダウンミックス信号と空間パラメータに構成されるオブジェクト付加データを含んでもよい。
今までHQMAC−CB符号化部200は、基本階層、第1向上階層、および第2向上階層ビットストリームを生成し、HQMAC−OB符号化部300は、基本階層およびオブジェクト階層ビットストリームを生成する過程について説明した。このとき、HQMAC−CB符号化部200およびHQMAC−OB符号化部300で生成される基本階層ビットストリームが一般的なLチャネル(一例として、5.1チャネル)ビットストリームと同じである場合、基本階層に追加されるビットストリームは基本階層ビットストリーム構造にて付加データ領域に位置してもよい。
すなわち、図5に示すように、HQMACビットストリームを構成するHQMACヘッダとHQMACフレームは、基本階層ヘッダと基本階層フレームの付加データ領域にそれぞれ位置してもよい。これによって、基本階層ビットストリームを復号化することのできる5.1チャネルデコーダは、付加データ領域を無視することになるため、HQMACビットストリーム内で基本階層ビットストリームを解析して5.1チャネルオーディオ信号を再生してもよい。このとき、基本階層ヘッダはレガシーチャネルLヘッダ(legacy L−channel header)を含んでもよく、基本階層フレームはレガシーLチャネルフレーム(legacy L−channel frame)を含んでもよい。
より詳しくは、図6を参照すれば、HQMAC−CB符号化部200によって生成されるHQMAC−CBビットストリーム600は、チャネル基盤のヘッダおよびフレーム(以下、HQMAC−CBヘッダおよびHQMAC−CBフレーム)を含んでもよい。このとき、HQMAC−CBヘッダ610は、基本階層ヘッダ611およびHQMAC−CBヘッダ612を含んでもよい。
また、HQMAC−CBフレーム620は、基本階層フレーム621およびHQMAC−CBフレーム622を含んでもよい。このとき、基本階層ヘッダ611とフレーム621は、Lチャネル(一例として、5.1チャネル)ビットストリームの構造を有してもよい。すると、Lチャネルビットストリーム構造の付加データ領域にHQMAC−CBヘッダ612とHQMAC−CBフレーム622が位置してもよい。ここで、HQMAC−CBフレーム622は、第1向上階層ビットストリーム621−1および第2向上階層ビットストリーム621−2を含んでもよい。
このとき、HQMAC−CBフレーム622には、第1および第2向上階層ビットストリームのうちの少なくとも1つが含まれるか、あるいは第1および第2向上階層ビットストリームのすべてが含まないことがある。すなわち、第1および第2向上階層ビットストリームは、入力されるオーディオ信号の特性およびユーザの選択に応じて選択的に用いてもよい。
同様に、図7を参照すれば、HQMAC−OB符号化部300によって生成されるHQMAC−OBビットストリーム700は、オブジェクト基盤のヘッダおよびフレーム(以下、HQMAC−OBヘッダおよびHQMAC−OBフレーム)を含んでもよい。このとき、図5にて説明したように、HQMAC−OBヘッダ710およびHQMAC−OBフレーム720は、基本階層ビットストリームの付加データ領域に位置してもよい。
また、HQMAC−OBヘッダ710は、HAMAC−OBの復号化のための復号化情報、およびレンダリング情報(RI)を含んでもよい。ここで、レンダリング情報は、復号化されたオブジェクトオーディオ信号をマルチチャネルラウドスピーカでレンダリングするために用いてもよい。
また、レンダリング情報は、時間に応じて変更(update)してもよい。これによって、変更されたレンダリング情報722−2は、オブジェクト階層ビットストリーム722−1の次に位置してもよい。このとき、すべてのフレームごとにレンダリング情報が変更される必要がないことから、変更が生じる場合のみフラグを用いて変更の有無を知らせてもよい。
また、HQMAC−CB符号化部とHQMAC−OB符号化部とが同時に用いられる場合、HQMAC−CBとHQMAC−OBヘッダとフレームがすべて存在してもよい。
以下は、高品質マルチチャネルオーディオ復号化装置に対して説明することとする。高品質マルチチャネルオーディオ復号化装置は、チャネル基盤オーディオ復号化部800およびオブジェクト基盤オーディオ復号化部900を含んでもよい。
このとき、高品質マルチチャネルオーディオ復号化装置は、HQMACヘッダおよびHQMACフレームに構成されるHQMACビットストリームを高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置から受信してもよい。すると、高品質マルチチャネルオーディオ復号化装置は、HQMACヘッダに含まれるエンコーディングモードに基づいて受信されるHQMACビットストリームに対してチャネル基盤オーディオ復号化またはオブジェクト基盤オーディオの復号化を行ってもよい。
図8は、チャネル基盤オーディオ復号化部の構成を示すブロック図である。図8を参照すれば、チャネル基盤オーディオ復号化部800は、第2チャネルデコーダ810、第1チャネルデコーダ820、アップミックス部830、および高効率チャネルデコーダ840を含んでもよい。このとき、チャネル基盤オーディオ復号化部800は、受信されるHQMACフレームに含まれたビットストリーム階層に基づいてHQMACビットストリームを復号化してもよい。HQMAC−CBである場合、ビットストリーム階層は、基本階層、第1および第2向上階層ビットストリームを含んでもよい。
エンコーディングモードがHQMAC−CBである場合、第2チャネルデコーダ810は、HQMACフレームに含まれる第1向上階層ビットストリームを復号化して合成されたKチャネル信号を復元してもよい。ここで、第2チャネルデコーダ810としては、AAC、またはAC−3のような一般的な高品質チャネルデコーダを用いてもよい。
一例として、高品質マルチチャネルオーディオ復号化装置から送信されたHQMACビットストリームがチャネル基盤オーディオ符号化部200によって符号化される場合、第2チャネルデコーダ810は第1向上階層ビットストリームを復号化して合成されたKチャネル信号を復元してもよい。すなわち、第2チャネルデコーダ810を用いて合成されたKチャネルと、第1チャネルデコーダを用いて合成されたLチャネルとを用いてNチャネルを有する第1ダウンミックス信号を復元してもよい。
第1チャネルデコーダ820は、HQMACフレームに含まれる基本階層ビットストリームを復号化してLチャネルの第2ダウンミックス信号を復元してもよい。すなわち、基本階層ビットストリームは、第1チャネルデコーダ820によってL個のチャネルに構成された第2ダウンミックス信号を復元してもよい。ここで、第2チャネルデコーダとしては、一般的な5.1チャネルデコーダを用いてもよい。
アップミックス部830は、第2ダウンミックス信号(Lチャネル)と第2チャネルデコーダを用いて合成されたKチャネル信号を用いてアップミックスしてNチャネルの第1ダウンミックス信号を復元してもよい。
高効率チャネルデコーダ840は、第1ダウンミックス信号とHQMACフレームに含まれる第2向上階層ビットストリームとを用いてマルチチャネル(Mチャネル)オーディオ信号を復元してもよい。このとき、アップミックス部830で復元されたNチャネルの第1ダウンミックス信号と、第1チャネルデコーダ820で復元されたLチャネルの第2ダウンミックス信号とが直ちに出力されてもよい。すなわち、第1ダウンミックス信号および第2ダウンミックス信号は、チャネル基盤オーディオ復号化部800の出力信号になり得る。
図9は、オブジェクト基盤オーディオ復号化部の構成を示すブロック図である。図9を参照すれば、オブジェクト基盤オーディオ復号化部900は、ビットストリーム処理部910、オブジェクトデコーダ930、およびレンダリング部950を含んでもよい。このとき、オブジェクト基盤オーディオ復号化部900は、受信されたQMACフレームに含まれるビットストリーム階層に基づいてHQMACビットストリームを復号化してもよい。HQMAC−OBである場合、ビットストリーム階層は、基本階層、オブジェクト階層ビットストリームを含んでもよい。
ビットストリーム処理部910は、基本階層ビットストリームを用いてオブジェクト基盤オーディオ符号化部300でLチャネルにミックスされたオーディオ信号を復元してもよい。一例として、ビットストリーム処理部910は、5.1チャネルデコーダを用いてLチャネルにミックスされたオーディオ信号を復元してもよい。
オブジェクトデコーダ930は、オブジェクト階層ビットストリームに含まれるオブジェクト別符号化ビットストリームをそれぞれ復号化してマルチオブジェクトオーディオ信号を復元してもよい。すなわち、オブジェクトデコーダ930は、基本階層ビットストリームを用いることなく、マルチオブジェクトオーディオ信号を復元してもよい。ここで、オブジェクト別の符号化ビットストリームは、符号化されたモノオブジェクト、ステレオオブジェクト、およびマルチチャネルオブジェクトビットストリームを含んでもよい。
一例として、モノチャネルデコーダ931は符号化されたモノオブジェクトビットストリームを復号化し、ステレオチャネルデコーダ933は符号化されたステレオオブジェクトビットストリームを復号化し、マルチチャネルデコーダ935は符号化されたマルチチャネルオブジェクトビットストリームを復号化してもよい。
レンダリング部950は、レンダリング情報を用いてモノオブジェクト、ステレオオブジェクト、およびマルチチャネルオブジェクトそれぞれのビットストリームをレンダリングして再生できる形態の出力信号を生成してもよい。一例として、レンダリング部950は、Qチャネルラウドスピーカ信号を出力信号に生成してもよい。このとき、レンダリング情報は、高品質オーディオ符号化装置から送信されるHQMACビットストリームに含まれてもよい。
また、レンダリング部950は、HQMACフレームに含まれる基本階層から復元されるオーディオ信号を選択的に用いてもよい。すなわち、レンダリング部950は、ビットストリーム処理部910で復元されたLチャネルにミックスされたオーディオ信号を用いてもよい。
また、入力される高品質マルチチャネルオーディオビットストリームにHQMAC−CBビットストリームとHQMAC−OBビットストリームがすべて含まれている場合には、それぞれの復号化過程を介する出力信号を多重化して出力してもよい。
以上は、説明の便宜のためにHQMAC−CBビットストリーム、およびHQMAC−OBビットストリームに区分して説明したが、HQMAC−CBビットストリーム、およびHQMAC−OBビットストリームはすべてHQMACビットストリームを表わしてもよい。すなわち、HQMAC−CBビットストリームはHQMAC−CB符号化によって生成されるHQMACビットストリームであってもよく、HQMAC−OBビットストリームはHQMAC−OB符号化によって生成されるHQMACビットストリームであってもよい。
また、以上では図3を参照してチャネル基盤オーディオ符号化部において第1チャネルエンコーダとともに高効率チャネルエンコーダおよび第2チャネルエンコーダを用いてチャネル基盤オーディオ符号化を行うものとして説明したが、これは実施形態に該当し、高効率チャネルエンコーダおよび第2チャネルエンコーダは選択的に用いてもよい。
すなわち、チャネル基盤オーディオ符号化は、高効率チャネルエンコーダおよび第2チャネルエンコーダのうちの少なくとも1つを用いるか、または2つとも用いることなく第1チャネルエンコーダだけでもチャネル基盤オーディオ符号化を行ってもよい。
このように、高効率チャネルエンコーダおよび第2チャネルエンコーダは選択的に用いられる場合、チャネル合成部ではダウンミックスを選択的に用いてもよい。すなわち、高効率チャネルエンコーダを使用しない場合、チャネル合成部は、入力されるマルチチャネル(Mチャネル)オーディオ信号をLチャネルにダウンミックスしてもよい。
同様に、チャネル基盤オーディオ復号化は、高効率チャネルデコーダおよび第2チャネルデコーダのうちの少なくとも1つを用いるか、または2つとも用いることなく第1チャネルデコーダのみを用いてチャネル基盤オーディオ復号化を行ってもよい。このとき、高効率チャネルデコーダを使用しない場合、アップミックス部は第2ダウンミックス信号と合成された第1ダウンミックス信号をMチャネルにアップミックスしてもよい。
上述したように、本発明は、たとえ限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような基材から多様な修正および変形が可能である。
したがって、本発明の範囲は説明された実施形態に限定されて決められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものなどによって定められなければならない。
200:チャネル基盤オーディオ符号化部
300:オブジェクト基盤オーディオ符号化部
210:高効率チャネルエンコーダ
230:チャネル合成部
250:第2チャネルエンコーダ
270:第1チャネルエンコーダ
300:オブジェクト基盤オーディオ符号化部
210:高効率チャネルエンコーダ
230:チャネル合成部
250:第2チャネルエンコーダ
270:第1チャネルエンコーダ
Claims (12)
- 入力されるオーディオ信号の特性に基づいて前記オーディオ信号に対してチャネル基盤オーディオ符号化を行うチャネル基盤オーディオ符号化部と、
前記オーディオ信号の特性に基づいて前記オーディオ信号に対してオブジェクト基盤オーディオ符号化を行うオブジェクト基盤オーディオ符号化部と
を備えたことを特徴とする高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。 - 前記チャネル基盤オーディオ符号化部は、前記入力されるオーディオ信号がマルチチャネルオーディオ信号である場合、前記マルチチャネルオーディオ信号に対してチャネル基盤オーディオ符号化を行ってビットストリームを生成し、
前記オブジェクト基盤オーディオ符号化部は、前記入力されるオーディオ信号がマルチオブジェクトオーディオ信号である場合、前記マルチオブジェクトオーディオ信号に対してオブジェクト基盤オーディオ符号化を行ってビットストリームを生成することを特徴とする請求項1に記載の高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。 - 前記チャネル基盤オーディオ符号化部は、前記マルチチャネルオーディオ信号をダウンミックスして第1ダウンミックス信号を生成し、前記マルチチャネルオーディオ信号から抽出される空間パラメータを符号化して第2向上階層ビットストリームを生成する高効率チャネルエンコーダを含むことを特徴とする請求項2に記載の高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。
- 前記チャネル基盤オーディオ符号化部は、前記第1ダウンミックス信号をダウンミックスして第2ダウンミックス信号を生成し、前記第1ダウンミックス信号と追加チャネル信号を合成するチャネル合成部をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。
- 前記チャネル基盤オーディオ符号化部は、前記第2ダウンミックス信号を符号化して基本階層ビットストリームを生成する第1チャネルエンコーダをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。
- 前記基本階層ビットストリームを介して構成されるチャネル、前記第1向上階層を介して構成されるチャネル、および前記第2向上階層を介して構成されるチャネルは互いに異なるマルチチャネルにそれぞれ構成されることを特徴とする請求項5に記載の高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。
- 前記チャネル基盤オーディオ符号化部は、前記合成される第1ダウンミックス信号を符号化して第1向上階層ビットストリームを生成する第2チャネルエンコーダをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。
- 前記オブジェクト基盤オーディオ符号化部は、
前記入力されるオーディオ信号がマルチオブジェクトオーディオ信号である場合、前記マルチオブジェクトオーディオ信号をミックスするミックス部と、
前記ミックスされた信号を符号化して基本階層ビットストリームを生成するビットストリーム生成部と、
前記入力されたマルチオブジェクトオーディオ信号をモノオブジェクト、ステレオオブジェクト、およびマルチオブジェクトオーディオ信号に分離し、予め設定されたレンダリング情報を用いて前記分離したオーディオ信号を多重化してオブジェクト階層ビットストリームを生成するオブジェクトエンコーダと
を含むことを特徴とする請求項1に記載の高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。 - 前記ミックス部は、前記マルチオブジェクトオーディオ信号を外部から受信されるミックス情報を用いて5.1チャネルにミックスすることを特徴とする請求項8に記載の高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。
- 前記チャネル基盤オーディオ符号化部によって生成される第1および第2向上階層ビットストリームは、基本階層ビットストリーム構造で付加データ領域に含まれ、
前記オブジェクト基盤オーディオ符号化部によって生成されるオブジェクト階層ビットストリームは、前記基本階層ビットストリーム構造で付加データ領域に含まれることを特徴とする請求項1に記載の高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。 - 前記チャネル基盤オーディオ符号化部は、前記基本階層ビットストリーム、前記第1および第2向上階層ビットストリームを用いてチャネル基盤のヘッダおよびフレームを構成して送信し、
前記オブジェクト基盤オーディオ符号化部は、前記基本階層ビットストリーム、前記オブジェクト階層ビットストリームを用いてオブジェクト基盤のヘッダおよびフレームを構成して送信することを特徴とする請求項10に記載の高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。 - 前記チャネル基盤オーディオ符号化部と前記オブジェクト基盤オーディオ符号化部のすべてを用いて前記オーディオ信号に対してオーディオ符号化が行われる場合、前記オーディオ符号化によって生成されるビットストリームには、前記チャネル基盤オーディオ符号化および前記オブジェクト基盤オーディオ符号化それぞれのヘッダおよびフレームが含まれ、
前記チャネル基盤のヘッダまたは前記オブジェクト基盤のヘッダは、前記チャネル基盤オーディオ符号化部またはオブジェクト基盤オーディオ符号化部によって生成されるビットストリームを復号化するために用いられる復号化情報を含むことを特徴とする請求項11に記載の高品質マルチチャネルオーディオ符号化装置。
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