JP2013169027A - 携帯通信端末、通信端末システム、および非接触充電器による充電を制御するための方法 - Google Patents

携帯通信端末、通信端末システム、および非接触充電器による充電を制御するための方法 Download PDF

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Abstract

【課題】着信の妨害が抑制されるように非接触充電される携帯通信端末を提供する。
【解決手段】携帯通信端末が実行する処理は、携帯通信端末における無線電波の信号強度を検出するステップ(S422)と、信号強度が予め設定された閾値以下である場合に(ステップSS424にてYES)、磁界強度を下げることを指示する命令を非接触充電器に送信するステップ(S430)とを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯通信端末の制御に関し、より特定的には、非接触充電が可能な携帯通信端末の制御に関する。
電力供給の技術として非接触充電が知られている。たとえば、特開平11−168837号公報(特許文献1)は、「磁誘導による非接触型の充電方式を採用しながら、充電中の通信動作に悪影響を及ぼすのを回避する」携帯通信機器用充電装置を開示している([要約]の[課題])。
特開2003−250233号公報(特許文献2)は、「給電状況を識別して電力供給制御を行うことができ、シンプルな構造を有し、低ノイズである非接触電力伝達装置」を開示している([要約]の[課題])。
特開2007−336710号公報(特許文献3)は、「接触型及び非接触型の両方の充電方式に対応可能な電子機器及び非接触充電システム」を開示している([要約]の[課題])。
特開2011−152008号公報(特許文献4)は、「機器間の認証を行った上でデータ通信やデバイス動作に用いられる電力を伝送可能な伝送システム、ホストおよびデバイス」を開示している([要約]の[課題])。
特開平11−168837号公報 特開2003−250233号公報 特開2007−336710号公報 特開2011−152008号公報
携帯通信端末、非接触充電レシーバ、非接触充電器、AC(Alternating-Current)アダプタからなる非接触充電システムで、非接触充電レシーバは、携帯通信端末本体に内蔵される構成、電池パックに内蔵される構成、電池蓋に内蔵される構成、ジャケットに内蔵される構成の各種タイプがある。携帯通信端末が非接触充電器に置かれて、非接触充電が開始されると、充電器とレシーバのコイルで形成される磁界結合により、端末内部の各種無線回路に妨害が生じる。中でも、3G無線通信に用いられる800MHz帯への妨害が大きいと、端末は着信を受けられない恐れがある。したがって、無線通信への妨害が生じないように端末を充電するための技術が必要とされている。
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、充電時に通信の妨害が抑制される携帯通信端末を提供することである。他の局面における目的は、充電時に通信の妨害が抑制される携帯通信端末と、非接触充電器とを備える通信端末システムを提供することである。さらに他の局面における目的は、充電時に通信の妨害が抑制される、非接触充電器による充電を制御するための方法を提供することである。
一実施の形態に従う携帯通信端末は、通信回線に接続されて他の通信端末と通信するための通信回路と、二次電池と、通信回路によって受信される信号の強度を検出するための検出手段と、信号の強度に応じて、非接触充電器による二次電池の充電を制御するための制御手段とを備える。
好ましくは、通信回路によって受信される信号の強度が、着信可能な強度として予め定められた閾値まで低下すると、制御手段は、非接触充電器による磁界強度を下げるための命令を非接触充電器に送信するように構成されている。
好ましくは、携帯通信端末は、信号の強度を非接触充電器に送信するための送信器をさらに備える。非接触充電器は、携帯通信端末から送られる強度が予め定められた閾値まで低下すると、磁界強度を下げるように構成されている。
他の実施の形態に従うと、上記のいずれかに記載の携帯通信端末と非接触充電器とを備える通信端末システムが提供される。
さらに他の実施の形態に従うと、二次電池を有する携帯通信端末の非接触充電器による充電を制御するための方法が提供される。この方法は、携帯通信端末によって受信される信号の強度を検出するステップと、信号の強度が予め規定された閾値を上回るか否かに応じて、非接触充電器による二次電池の充電を制御するステップとを備える。制御するステップは、信号の強度が閾値を下回る場合に、非接触充電器によって生じる磁界強度を引き下げる命令を、非接触充電器に送信するステップを含む。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
携帯通信端末100によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。 携帯通信端末100と非接触充電器150のハードウェア構成を表わすブロック図である。 携帯通信端末100のハードウェア構成を表わすブロック図である。 携帯通信端末100と非接触充電器150とが実行する処理を表わすフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[技術思想]
まず、本実施の形態にかかる技術思想について説明する。携帯通信端末が置かれた非接触充電器のコイルに電流を流すと、磁界が発生する。磁界がレシーバ側(携帯通信端末側)のコイルと近距離で重なり合うと、磁界誘導が起こり、レシーバ側のコイルにも電流が誘起される。誘起電流を整流することで、レシーバ側の二次電池を充電するための電流を取り出せる。このとき、磁束漏れが生じ得る。磁束漏れがあると、携帯通信端末の各種アンテナに妨害が生じ、受信感度が劣化する。
ここで、携帯通信端末とは、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末その他の端末であって、情報処理および通信が可能な端末をいう。
受信感度が十分であれば、多少の感度劣化があっても問題ないが、電波の弱いエリアでは受信感度の劣化により、携帯通信端末は着信を受けられなくなる。そこで、携帯通信端末は、常時、無線の電波強度を監視する。電波強度は、たとえば、RSSI(Received Signal Strength Indication)、Eb/No(ビットあたりの電力密度対雑音電力密度比)、Ec/Io(希望波/全電力)で表わされる。携帯通信端末は、電波強度が着信不可能となる閾値以下であると判定すると、非接触充電器からの磁界強度を下げて、着信を可能とする。
一例として、電池パックにレシーバを内蔵したタイプでは、端末と電池パックは、+端子、サーミスタ、−端子に加えて、通信端子で繋がり、通信が可能となるように構成されている。この場合、たとえば、電池パックに内蔵された非接触充電制御回路が備える汎用マイコンにあるUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)機能を使えば、当該汎用マイコンは、携帯通信端末が備えるUART機能との間で簡単に通信することができる。
一方、非接触充電の世界的な統一規格であるWPC(Wireless Power Consortium)規格では、充電器とレシーバ間の磁界結合による振幅変調方式の通信を可能としている。
携帯通信端末の無線部は、信号強度として、RSSI、Eb/NoまたはEc/Ioを監視する。信号強度が予め定められた閾値(下限値)まで低下すると、携帯通信端末のホスト(たとえばプロセッサ)は、UART通信により、電池パックの汎用マイコンに対して、非接触充電器からの磁界強度を下げるように命令を送信する。当該汎用マイコンは、この命令に従って、磁界強度を下げるように指示する命令を、非接触充電器に対して送信する。この命令に応答して、非接触充電器は、磁界強度が下がるように、コイルに供給される電流を引き下げる。
これにより、携帯通信端末における磁束漏れが抑制されるため、携帯通信端末において着信可能となる一定の信号強度が維持される。また、磁界強度が当該閾値を上回っている場合には、磁界強度が当該閾値を下回らない程度に、電池パックを充電するための電流が大きくなるように、コイルに対する電流が大きくされる。このように、非接触充電器によって生じる磁界強度をダイナミックに変えることにより、電池パックへの充電電流が最大となるように行える。
なお、このような技術思想は、2GHz帯の3G無線や、WiFi(登録商標)(Wireless Fidelity),WiMAX(登録商標)(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、Bluetooth(登録商標)といった無線にも応用可能である。
[構成]
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る携帯通信端末100について説明する。図1は、携帯通信端末100によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。携帯通信端末100は、無線部110と、信号強度検出部111と、記憶部112と、判断部113と、送信部114と、コイル部115と、充電制御部116と、二次電池部117とを備える。図1に示されるように、携帯通信端末100が非接触充電器150に置かれると、二次電池部117は、非接触充電器150によって充電される。
非接触充電器150は、電源部160と、磁界強度制御部161と、コイル部162と、受信部163とを備える。
携帯通信端末100において、無線部110は、通信回線に接続することにより、他の通信端末と通信する。
信号強度検出部111は、無線部110によって受信される信号の強度を検出する。信号の強度を示す指標としては、たとえば、RSSI、Eb/No、Ec/Io等が用いられる。
記憶部112は、非接触充電器150による充電の制御のために用いられる予め規定された閾値を格納している。なお、閾値が記憶部112に格納される構成に限られず、閾値が、判断処理を行うための処理アルゴリズムに組み込まれる構成であってもよい。
判断部113は、信号強度検出部111によって検出される信号の強度が記憶部112に格納されている予め規定された閾値を上回るか否かを判断する。
送信部114は、判断部113による判断の結果に応じて、非接触充電器150に対して二次電池部117に対する充電を制御するための信号を送信する。当該信号は、たとえば、非接触充電器150によって生成される磁界強度を下げるための命令、あるいは、信号強度検出部111によって検出された信号の強度を含む。
非接触充電器150において、受信部163は、携帯通信端末100の送信部114によって送信される信号を受信する。電源部160は、電灯線に接続されて商用電源から電力の供給を受ける。
磁界強度制御部161は、電源部160を介して供給を受ける電力に基づきコイル部162に対して与える磁界の強度を制御する。ある局面において、磁界強度制御部161は、さらに、受信部163によって受信される信号に応じて磁界の強度を制御する。たとえば、受信部163が受信する信号が非接触充電器150による磁界強度を下げるための命令を含んでいる場合には、磁界強度制御部161は、その命令に基づいて、予め規定された強度だけ非接触充電器150による磁界強度を下げる。磁界強度を下げる態様としては、たとえば、予め規定された量だけ電流値を小さくする態様、携帯通信端末100が信号強度を逐次監視し、信号強度が着信可能な値となるまでフィードバック制御を行なう態様がある。
他の局面において、受信部163が受信する信号が携帯通信端末100において受信される信号の強度を表わしている場合には、磁界強度制御部161は、その信号の強度が携帯通信端末100による通信に必要な強度として予め規定された基準強度を上回っているか否かを判断し、当該強度が基準の強度を下回っていると判断すると、磁界強度を下げるようにコイル部162に対する電力の供給を抑制する。
コイル部162は、磁界強度制御部161の制御に応じて、磁束を媒体として携帯通信端末100のコイル部115に電力を供給する。
携帯通信端末100において、コイル部115は、非接触充電器150から送られる磁束に基づき電力の供給を受け付ける。充電制御部116は、コイル部115からの電力を制御し二次電池部117に対する充電を制御する。
図2を参照して、本実施の形態に係る通信端末システムの構成についてさらに説明する。図2は、携帯通信端末100と非接触充電器150のハードウェア構成を表わすブロック図である。
携帯通信端末100は、アンテナ308と、通信装置302と、CPU(Central Processing Unit)310と、ROM(Read-Only Memory)348と、通信I/F(Interface)379と、二次電池390と、充電制御回路391と、二次コイル392とを備える。
非接触充電器150は、通信I/F210と、プラグ220と、整流回路230と、充電制御回路240と、一次コイル250とを備える。
アンテナ308は、無線電波を受信し、または信号を送信する。
通信装置302は、アンテナ308によって受信された信号に対して予め規定されたフロントエンド処理を実行し処理後の信号をCPU310に送信する。他の局面において、通信装置302は、CPU310から送られるデータに対して送信処理を実行し、無線信号としてアンテナ308を介して空間に送信する。
ROM348は、携帯通信端末100に予め規定された動作を実行するために準備されたデータを格納している。データは、たとえば、充電を制御するために定められた信号強度の閾値を含む。
CPU310は、携帯通信端末100に対して与えられる信号に基づいて携帯通信端末100の動作を制御する。
通信I/F379は、CPU310から送られる命令に基づき、充電を制御するための信号を非接触充電器150に対して送信する。当該信号は、アンテナ308によって受信される信号の強度、非接触充電器150による充電を抑制するための命令などを含む。
二次電池390は、携帯通信端末100を駆動するために電力を各ハードウェアに供給する。他の局面において、二次電池390は、充電制御回路391を介して非接触充電器150によって充電される。二次電池390は、携帯通信端末100から着脱可能であってもよく、あるいは、携帯通信端末100に内蔵される構成であってもよい。
充電制御回路391は、CPU310から送られる命令に基づき、二次コイル392を介して二次電池390に対する充電を制御する。
二次コイル392は、非接触充電器150から給電される電力を受ける。
非接触充電器150において、通信I/F210は、携帯通信端末100の通信I/F379と通信する。ある局面において、通信I/F210は、携帯通信端末100が受信している信号の強度を受信する。他の局面において、通信I/F210は、非接触充電器150による磁束強度を引下げる命令を受信する。
プラグ220は、商用電源のコンセントに挿入され電灯線から電力の供給を受ける。整流回路230は、交流電流を直流電流に変換する。充電制御回路240は、通信I/F210から送られる信号に基づき、整流回路230から出力される電流を一次コイル250に供給する。
一次コイル250は、充電制御回路240による制御に基づき、携帯通信端末100を充電するために磁束を媒体として二次コイル392に対して送電する。
[ハードウェア構成]
図3を参照して、携帯通信端末100のハードウェア構成についてさらに説明する。図3は、携帯通信端末100のハードウェア構成を表わすブロック図である。携帯通信端末100は、通信装置302と、チューナ304と、アンテナ306,308,316と、CPU310と、測位処理部312と、測位信号受信フロントエンド部314と、GPS(Global Positioning System)アンテナ316と、カメラ320と、フラッシュメモリ344と、RAM(Random Access Memory)346と、ROM348と、音声信号処理回路370と、LED(Light Emitting Diode)376と、メモリカード駆動装置380と、データ通信I/F378と、通信I/F379と、バイブレータ384と、二次電池390と、充電制御回路391と、二次コイル392とを備える。メモリカード駆動装置380には、メモリカード382が装着され得る。
アンテナ306は、ワンセグ放送波を受信する。チューナ304は、CPU310の命令に従って番組を選局し、映像信号および音声信号をCPU310に伝送する。
アンテナ308は、基地局によって発信される信号を受信し、または、基地局を介して他の通信装置と通信するための信号を送信する。アンテナ308によって受信された信号は、通信装置302によってフロントエンド処理が行なわれた後、処理後の信号は、CPU310に送られる。
CPU310は、携帯通信端末100に対して与えられる命令に基づいて携帯通信端末100の動作を制御するための処理を実行する。携帯通信端末100が信号を受信しているとき、CPU310は、通信装置302から送られた信号に基づいて予め規定された処理を実行し、処理後の信号を音声信号処理回路370に送出する。音声信号処理回路370は、その信号に対して予め規定された信号処理を実行し、処理後の信号をスピーカ140に送出する。スピーカ140は、その信号に基づいて音声を出力する。
マイク170は、携帯通信端末100に対する発話を受け付けて、発話された音声に対応する信号を音声信号処理回路370に対して送出する。音声信号処理回路370は、その信号に基づいて通話のために予め規定された処理を実行し、処理後の信号をCPU310に対して送出する。CPU310は、その信号を送信用のデータに変換し、変換後のデータを通信装置302に対して送出する。通信装置302は、そのデータを用いて送信用の信号を生成し、アンテナ308に向けてその信号を送出する。
フラッシュメモリ344は、CPU310から送られるデータを格納する。また、CPU310は、フラッシュメモリ344に格納されているデータを読み出し、そのデータを用いて予め規定された処理を実行する。
RAM346は、スイッチ360に対して行なわれた操作に基づいてCPU310によって生成されるデータを一時的に保持する。ROM348は、携帯通信端末100に予め定められた動作を実行させるためのプログラムあるいはデータを格納している。CPU310は、ROM348から当該プログラムまたはデータを読み出し、携帯通信端末100の動作を制御する。
メモリカード駆動装置380は、メモリカード382に格納されているデータを読み出し、CPU310に送出する。メモリカード駆動装置380は、CPU310によって出力されるデータを、メモリカード382の空き領域に書き込む。
音声信号処理回路370は、上述のような通話のための信号処理を実行する。なお、図3に示される例では、CPU310と音声信号処理回路370とが別個の構成として示されているが、他の局面において、CPU310と音声信号処理回路370とが一体として構成されていてもよい。
ディスプレイ350は、タッチパネル式のディスプレイであるが、タッチパネルの機構は特に限られない。ディスプレイ350は、CPU310から取得されるデータに基づいて、当該データによって規定される画像を表示する。たとえば、フラッシュメモリ344が格納している静止画、動画、音楽ファイルの属性(当該ファイルの名前、演奏者、演奏時間など)を表示する。
LED376は、CPU310からの信号に基づいて、予め定められた発光動作を実現する。データ通信I/F378は、データ通信用のケーブルの装着を受け付ける。
データ通信I/F378は、CPU310から出力される信号を当該ケーブルに対して送出する。あるいは、データ通信I/F378は、当該ケーブルを介して受信されるデータを、CPU310に対して送出する。
通信I/F379は、送信部114として、非接触充電器150の受信部163と通信する。
バイブレータ384は、CPU310から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。
GPSアンテナ316は、GPS衛星から発信される信号を受信し、受信した信号を測位信号受信フロントエンド部314に送出する。測位信号受信フロントエンド部314は、少なくとも3つ(望ましくは4つ以上)のGSP衛星から受信した各信号に基づいてパターンマッチングを行ない、各信号に含まれるコードパターンと携帯通信端末100が保持するコードパターンとが一致した場合に、その信号を測位処理部312に送出する。
測位処理部312は、その信号を用いて、測位処理を実行し、当該信号を受信した携帯通信端末100の位置を算出する。CPU310は、その算出結果をディスプレイ350に表示する。
二次電池390は、ある局面において、複数の電池パックを含んでいてもよい。この場合、複数の電池モジュールのうちのメインの電池パックが着脱可能であって、サブの電池パックが内蔵式であってもよい。このようにすると、メインの電池パックが交換のために取り外されている場合であっても、携帯通信端末100は、サブの電池パックから供給される電力によって駆動できる。
[制御構造]
図4を参照して、本実施の形態に係る通信端末システムの制御構造について説明する。図4は、携帯通信端末100と非接触充電器150とが実行する処理を表わすフローチャートである。この処理は、携帯通信端末100が非接触充電器150に置かれたときに実行される。
ステップS410にて、非接触充電器150の充電制御回路240は、携帯通信端末100が非接触充電器150に置かれたことを検知する。
ステップS412にて、充電制御回路240は、その検知に応答して、整流回路230から送られる電流に基づき、一次コイル250を介して、所定の電力を、携帯通信端末100に対して供給する。
ステップS420にて、携帯通信端末100の充電制御回路391は、二次コイル392を介して受ける電力を二次電池390に対して供給し、二次電池390を充電する。
ステップS422にて、CPU310は、信号強度検出部111として、携帯通信端末100における無線電波の信号強度を検出する。
ステップS424にて、CPU310は、判断部113として、検出された信号強度が予め設定された閾値以下であるか否かを判断する。CPU310は、信号強度が予め設定された閾値以下であると判断すると(ステップS424にてYES)、制御をステップS430に切り換える。そうでない場合には(ステップS424にてNO)、CPU310は、制御をステップS450に切り換える。
ステップS430にて、CPU310は、通信I/F379を介して、磁界強度を下げることを指示する命令を非接触充電器150に送信する。
ステップS440にて、非接触充電器150の通信I/F210は、携帯通信端末100の通信I/F379から命令(ステップS430)を受信する。
ステップS442にて、充電制御回路240は、一次コイル250の磁界強度を下げるために、一次コイル250への供給電流を予め規定された所定量だけ低下させる。その後、制御はステップS412に戻される。
ステップS450にて、CPU310は、二次電池390が満充電であるか否かを判断する。CPU310は、二次電池390が満充電であると判断すると(ステップS450にてYES)、制御をステップS460に切り換える。そうでない場合には(ステップS450にてNO)、CPU310は、制御をステップS420に戻す。
ステップS460にて、充電制御回路391は、CPU310から送られる終了命令に基づき、二次電池390に対する充電を終了する。
携帯通信端末100は、通信I/F379を介して、充電を終了したことを示す信号を非接触充電器150に対して送信する。
ステップS470にて、充電制御回路240は、通信I/F210を介して受信される信号に基づき、携帯通信端末100への充電を終了する。
以上のようにして、本実施の携帯通信端末100は、信号の受信強度に応じて二次電池390の充電を制御する。具体的には、受信強度が予め規定された強度以上である場合には、充電制御回路391は、二次電池390を充電する。この場合、二次電池390の充電中であっても、携帯通信端末100を用いた通信は容易に実現される。
一方、受信強度が当該予め定められた強度未満である場合には、当該信号の受信が妨げられない程度まで磁束が小さくなるように、非接触充電器150に供給される電流が制御される。これにより、携帯通信端末100が充電されている間も、信号の着信の妨害を防ぐことができる。
なお、他の局面において、携帯通信端末100が信号強度を示すデータを非接触充電器150に送信する構成と、非接触充電器150が当該データに基づいて信号強度が予め規定された閾値以上であるか否かを判断する構成とが用いられてもよい。この場合、非接触充電器150が、携帯通信端末100における信号強度が当該閾値以下であると判断した場合に、携帯通信端末100の二次電池390を充電するための磁界強度を弱くするために、一次コイル250に供給される電流を小さくする。これにより、磁束漏れが抑制されるので、信号強度が低下している場合であっても、携帯通信端末100における着信が可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 携帯通信端末、110 無線部、111 信号強度検出部、112 記憶部、113 判断部、114 送信部、115,162 コイル部、116 充電制御部、117 二次電池部、140 スピーカ、150 非接触充電器、160 電源部、161 磁界強度制御部、163 受信部、170 マイク、220 プラグ、230 整流回路、240,391 充電制御回路、250 一次コイル、302 通信装置、304 チューナ、306,308,316 アンテナ、312 測位処理部、314 測位信号受信フロントエンド部、320 カメラ、344 フラッシュメモリ、346 RAM、348 ROM、350 ディスプレイ、360 スイッチ、370 音声信号処理回路、380 メモリカード駆動装置、382 メモリカード、384 バイブレータ、390 二次電池、392 二次コイル、210,378,379 通信I/F。

Claims (5)

  1. 携帯通信端末であって、
    通信回線に接続されて他の通信端末と通信するための通信回路と、
    二次電池と、
    前記通信回路によって受信される信号の強度を検出するための検出手段と、
    前記信号の強度に応じて、非接触充電器による前記二次電池の充電を制御するための制御手段とを備える、携帯通信端末。
  2. 前記通信回路によって受信される信号の強度が、着信可能な強度として予め定められた閾値まで低下すると、前記制御手段は、前記非接触充電器による磁界強度を下げるための命令を前記非接触充電器に送信するように構成されている、請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 前記信号の強度を前記非接触充電器に送信するための送信器をさらに備え、前記非接触充電器は、前記携帯通信端末から送られる前記強度が予め定められた閾値まで低下すると、磁界強度を下げるように構成されている、請求項1または2に記載の携帯通信端末。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の携帯通信端末と、
    前記非接触充電器とを備える、通信端末システム。
  5. 二次電池を有する携帯通信端末の非接触充電器による充電を制御するための方法であって、
    前記携帯通信端末によって受信される信号の強度を検出するステップと、
    前記信号の強度が予め規定された閾値を上回るか否かに応じて、前記非接触充電器による前記二次電池の充電を制御するステップとを備え、
    前記制御するステップは、
    前記信号の強度が前記閾値を下回る場合に、前記非接触充電器によって生じる磁界強度を引き下げる命令を、前記非接触充電器に送信するステップを含む、非接触充電器による充電を制御するための方法。
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