JP2013168320A - 電池ケース及び電池モジュール - Google Patents

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正 吉田
Hiroyuki Morimoto
紘之 森本
和久 ▲柳▼
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Abstract

【課題】複数の電池の端子同士を安定的に接続できる電池ケース及び電池モジュールを提供する。
【解決手段】複数の電池51,52,53,54を収納する電池ケース10であって、上部に開口を有し、電池51,52,53,54が収納されるケース本体11と、ケース本体11に固定され、ケース本体11の開口を閉塞する蓋体12と、ケース本体11の底面に設けられ、収納される電池51,52,53,54を上方に向けて付勢する下部付勢手段14と、蓋体12の下面に支持され、ケース本体11に収納される電池51,52,53,54を下方に向けて付勢する上部付勢手段15,19,21と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のリチウム二次電池を収納する電池ケース及び電池モジュールに関する。
電池ケース及び電池モジュールの一例が特許文献1に記載されている。
特許文献1の電池ケース及び電池モジュールは、板状の本体と、本体の面内に厚み方向に貫通し、各端子に対応して設けられた接触部と、を備えたバスバーを具備している。
特許文献1の電池ケース及び電池モジュールは、バスバーの接触部の面内形状が、その周縁部を各端子の横断面形状の少なくとも一部に沿う形状に形成している。
これらの電池ケース及び電池モジュールは、バスバーの取り付けにあたり、接触部の内側に各端子が位置するように上から電池ケースを設置し、締付ボルトをねじ孔に螺合させていく。
また、これらの電池ケース及び電池モジュールは、締付ボルトの螺合により、バスバーのスリットを小さくするように変形していき、接触面を各端子の外周面に強く押し付けて、バスバーが各端子に対して強固に密着する。
特開2009−277393号公報
一般的に、リチウム二次電池や燃料電池を各種用途に適用する際、それら電池の信頼性と安全性の確保が必要である。
それは、特に移動体への適用や移動用途によっては、単電池間を接続している金属製のバスバーが振動で緩む等の不具合を生ずることがあるからである。
そのため、振動等によりバスバーが端子に対して緩まないようにするための対策が必要である。
しかし、特許文献1の電池ケース及び電池モジュールは、バスバーの端子からの緩みを抑制する手段を有さないために、バスバーが端子に対して緩み、複数の電池の端子同士の電気的な接続が不安定になることがありうる。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の電池の端子同士を安定的に接続できる電池ケース及び電池モジュールを提供することにある。
本発明に係る電池ケースは、複数の電池を収納する電池ケースであって、上部に開口を有し、前記電池が収納されるケース本体と、前記ケース本体に固定され、前記ケース本体の開口を閉塞する蓋体と、前記ケース本体の底面に設けられ、収納される前記電池を上方に向けて付勢する下部付勢手段と、前記蓋体の下面に支持され、前記ケース本体に収納される前記電池を下方に向けて付勢する上部付勢手段と、を備える。
このような構成によれば、電池は、ケース本体の底面において下部付勢手段により上方に向けて付勢されるとともに、蓋体の下面において上部付勢手段により下方に向けて付勢されるために、ケース本体内に安定的に支持できる。
本発明に係る電池ケースは、前記下部付勢手段は、収納される前記電池それぞれと対応して設けられ、前記上部付勢手段は、複数の前記電池の上面に当接された板ばねと、前記蓋体に固定され、前記板ばねを対応する前記電池に押し付ける押し付け部材と、を備える。
このような構成によれば、板ばねが電池の上面を付勢する付勢力を押し付け部材により調整できるために、電池に対する所定の付勢力を簡単に設定できる。
本発明に係る電池ケースは、前記押し付け部材は、対応する複数の前記電池の配置中心に設けられている。
このような構成によれば、複数の電池に傾きを生ずることなく、バランスのとれた押圧力で付勢できる。
本発明に係る電池ケースは、前記蓋体の下面に設けられて、前記電池に有する端子間を接続する接続部を備える。
このような構成によれば、蓋体の下面の接続部により、下部付勢手段によって上方に向けて付勢される電池の端子を確実に導通接続できる。
本発明に係る電池ケースは、前記板ばねは、前記接続部を兼ねている。
このような構成によれば、板ばねが接続部を兼ねることにより、蓋体に接続部を設ける必要がないので、より簡素な構造にできる。
本発明に係る電池モジュールは、電池ケースを具備する。
このような構成によれば、電池ケースにより電池をケース本体内に安定的に支持できる。
本発明に係る電池ケース及び電池モジュールによれば、複数の電池の端子同士を安定的に接続できるという効果を奏する。
本発明に係る第1実施形態の電池ケースを適用した電池モジュールの一部破断平面図である。 図1に示した電池ケースのA−A線断面図である。 本発明に係る第1実施形態の電池モジュールに適用される蓋体の底面図である。 図3に示した蓋体の要部縦断面図である。 本発明に係る第1実施形態の電池モジュールにおいて電池がピッチング振動を起こした場合の作用図である。 本発明に係る第1実施形態の電池モジュールにおいて電池が下方向に移動した場合の作用図である。 本発明に係る第1実施形態の電池モジュールにおいて電池が横方向に移動した場合の作用図である。 本発明に係る第1実施形態の電池モジュールにおいて電池が膨張した場合の作用図である。 本発明に係る第1実施形態の電池モジュールに適用される電池ケースの変形例の縦断面図である。 本発明に係る第2実施形態の電池ケースを適用した電池モジュールの一部破断平面図である。 図10に示した電池ケースのB−B線断面図である。
以下、本発明に係る複数の実施形態の電池ケース及び電池モジュールについて図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明に係る第1実施形態の電池モジュール50に装備される電池ケース10は、4個のリチウム二次電池51,52,53,54を一列に収納するためのケース本体11と、ケース本体11の上部開口を閉塞する蓋体12と、を備えている。
リチウム二次電池51は、電池容器55を有し、正極端子56および負極端子57を有する。リチウム二次電池52は、電池容器58を有し、正極端子59および負極端子60を有する。
リチウム二次電池53は、電池容器61を有し、正極端子62および負極端子63を有する。リチウム二次電池54は、電池容器64を有し、正極端子65および負極端子66を有する。
各電池容器55,58,61,64および蓋体12は、例えば、ステンレス等の鋼材やアルミ系材料等を用いて形成されている。
各電池容器55,58,61,64の内面は、非水電解液と直接接していても構わないが、変性ポリオレフィン等の絶縁物で被覆されたものを用いることもできる。
各電池容器55,58,61,64の内部には、リチウムイオンを含む非水電解液と、正極集電体と、負極集電体とを収納している。
各正極端子56,59,62,65は、例えば、アルミニウム材料で形成されており、それらの外側端部の表面には、接触抵抗を下げるために、例えば、ニッケルめっきを施すようにしてもよい。
各負極端子57,60,63,66は、例えば、銅材料で形成されている。
電池モジュール50は、リチウム二次電池51の正極端子56とリチウム二次電池52の負極端子60とを直列に接続し、リチウム二次電池52の正極端子59とリチウム二次電池53の負極端子63とを直列に接続する。
電池モジュール50は、リチウム二次電池53の正極端子62とリチウム二次電池54の負極端子66とを直列に接続する。
これにより、電池モジュール50は、リチウム二次電池51の負極端子57と、リチウム二次電池54の正極端子65とを外部接続端子として、4個のリチウム二次電池51,52,53,54の直列回路を形成している。
図2に示すように、電池ケース10は、ケース本体11の底板13上に、収納されているリチウム二次電池51,52,53,54を上方に向けて付勢するための下部付勢手段であるばね部材14を備えている。
ばね部材14は、あらかじめ定められた弾性反発力を蓄積したねじりコイルばねであり、各リチウム二次電池51,52,53,54のそれぞれに対応して設けられている。
ばね部材14は、一般的に用いられているねじりコイルばねであるために、入手が簡単であり、別途に作製する場合と比べてコスト面で有利である。
電池ケース10は、蓋体12の下面に支持され、ケース本体11に収納されている各リチウム二次電池51,52,53,54を下方に向けて付勢するための上部付勢手段の一部を構成する一対の板ばね部材15を備えている。
板ばね部材15は、各端子56,60と各端子57,59と各端子62,66と各端子63,65と挿通させるための一対の切欠16を各端子56,60,57,59,62,66,63,65に非接触に形成している。
一方の板ばね部材15は、ケース本体11内において、一方寄りの二つのリチウム二次電池51,52の電池容器55,58に接触している。
他方の板ばね部材15は、ケース本体11内において、他方寄りの二つのリチウム二次電池53,54の電池容器61,64に接触している。
板ばね部材15は、一般的に用いられている板ばねを四角形に切断したものであるために、入手が簡単であり、別途に作製する場合と比べてコスト面で有利である。
電池ケース10は、蓋体12の天板17の一方のねじ孔18にねじ込まれて取り付けられ、一方の板ばね部材15を、対応する二つのリチウム二次電池51,52の電池容器55,58に対して押し付ける押し付け部材である押し付けボルト19を備えている。
電池ケース10は、蓋体12の天板17の他方のねじ孔20にねじ込まれて取り付けられ、他方の板ばね部材15を、対応する二つのリチウム二次電池53,54の電池容器61,64に対して押し付ける押し付け部材である押し付けボルト21を備えている。
各押し付けボルト19,21は、一般的に用いられているボルトであるために、入手が簡単であり、別途に作製する場合と比べてコスト面で有利である。
各押し付けボルト19,21は、天板17の各ねじ孔18,20にねじ込まれることにより、板ばね部材15に対して進行し、板ばね部材15の中央部に配置したボルト当接部(図1参照)22を押圧する。
このとき、各押し付けボルト19,21は、一対のリチウム二次電池51,52および一対のリチウム二次電池53,54の中心位置にある板ばね部材15のボルト当接部22を押圧することになる。
そのため、各押し付けボルト19,21の押圧力が、一対のリチウム二次電池51,52および一対のリチウム二次電池53,54に均等に与えられる。
従って、一対のリチウム二次電池51,52および一対のリチウム二次電池53,54に傾きを生ずることなく、底板13へ向けたバランスのとれた押圧力で付勢できる。
図3に示す蓋体12は、ケース本体11の上部開口に被着されてねじ止めされる。
蓋体12は、その裏面に、接続部である三つの導通パターン23A〜23Cを設けており、天板17を上下に貫通した一対の外部接続用孔24を有する。
導通パターン23Aは、リチウム二次電池51の正極端子56およびリチウム二次電池52の負極端子60に、導通パターン23Bは、リチウム二次電池52の正極端子59およびリチウム二次電池53の負極端子63、にそれぞれ対応している。
導通パターン23Cは、リチウム二次電池53の正極端子62およびリチウム二次電池54の負極端子66に対応している。
そして、導通パターン23A〜23Cは、各端子56,60と各端子59,63と各端子62,66との外側に円環形状に突出するように形成されたガイド25を一体的に有する。
図4に示すように、導通パターン23A(23B,23C)は、ガイド25が各リチウム二次電池51,52,53,54の各各端子56,60,59,63,62,66を覆うように突出している。そして、ガイド25の内方に平面の端子接触面26を有する。
従って、導通パターン23A(23B,23C)のガイド25により、各リチウム二次電池51,52,53,54の横方向への変位に対して各端子56,60,59,63,62,66をガイドすることができる。
電池ケース10は、組み立てにあたり、ケース本体11の底板13の所定位置に取り付けられているばね部材14上に、各リチウム二次電池51,52,53,54を載置する。
次に、各リチウム二次電池51,52,53,54の各電池容器55,58,61,64上に板ばね部材15を載置し、蓋体12をケース本体11の上部開口に被着させ、ねじ止めする。
そして、蓋体12の各ねじ孔18,19にねじ込まれている各押し付けボルト19,21をねじ込んでいく。
各押し付けボルト19,21をねじ込んでいくことにより、各押し付けボルト19,21が各板ばね部材15の各ボルト当接部22を押圧していく。
これにより、各押し付けボルト19,21のねじ込みに伴い、各ばね部材14により蓋体12に向けて付勢されている各リチウム二次電池51,52,53,54に対して底板13に向けた付勢力が与えられる。
つまり、各板ばね部材15が各リチウム二次電池51,52,53,54の各電池容器55,58,61,64を付勢する付勢力を押し付けボルト19,21により調整できる。
従って、各リチウム二次電池51,52,53,54に対する所定の付勢力を簡単に設定できる。
ここで、ばね部材14に蓄積されている弾性反発力が、板ばね部材15に蓄積されている弾性反発力よりも大きく設定されている。
そのため、各リチウム二次電池51,52,53,54は、各ばね部材14の付勢力に抗して、各端子56,60,59,63,62,66が各導通パターン23A〜23Cに接触することにより導通する。
従って、各リチウム二次電池51,52,53,54が、各端子56,60,59,63,62,66を各導通パターン23A〜23Cに安定的に導通させることができる。
次に、電池ケース10の作用について説明する。
なお、以下の説明は、ケース本体11内のリチウム二次電池51,52における正極端子56および負極端子60周りについてのみ行い、他のリチウム二次電池53,54については省略する。
図5に示すように、電池ケース10を適用した電池モジュール50を移動体に適用された際において移動体の振動に伴い、リチウム二次電池51が左右を軸として回動するピッチング振動を起こした場合、リチウム二次電池53が図5中の時計回転方向に回動する。
しかし、リチウム二次電池51は、ケース本体11に固定されておらず、ばね部材14により上方に向けて付勢されているとともに、板ばね部材15を介した押し付けボルト19により下方に向けて付勢されて浮動支持されている。
これにより、リチウム二次電池51は、その正極端子56が導通パターン23Aのガイド25内に保持されたままとなって、正極端子56が導通パターン23Aから外れることがない。
従って、リチウム二次電池51がピッチング振動を起こしたとしても、正極端子56と導通パターン23Aとの導通に支障を生ずることがない。
次に、図6に示すように、移動体の振動に伴い、リチウム二次電池51が底板13に向けて移動した場合、底板13のばね部材14が弾性変形して弾性反発力を蓄積する。
しかし、板ばね部材15が、自らに蓄積された弾性反発力により弾性復元するために、リチウム二次電池51を保持し続けて、正極端子56が導通パターン23Aから外れることがない。
従って、リチウム二次電池51が底板13に向けて移動したとしても、正極端子56と導通パターン23Aとの導通に支障を生ずることがない。
次に、図7に示すように、移動体の振動に伴い、リチウム二次電池51が底板13に沿って横方向に移動した場合、底板13のばね部材14が弾性反発力を蓄積したまま捻じれる。
同時に、板ばね部材15が弾性反発力を蓄積したまま各リチウム二次電池51,52の各電池容器55,58上を摺動する。
しかし、リチウム二次電池51は、ばね部材14により上方に向けて付勢されているとともに、板ばね部材15を介した押し付けボルト19により下方に向けて付勢されているために、保持され続けて、正極端子56が導通パターン23Aから外れることがない。
従って、リチウム二次電池51が横方向に移動したとしても、正極端子56と導通パターン23Aとの導通に支障を生ずることがない。
次に、図8に示すように、連続的な充放電が行われることにより、各リチウム二次電池51,52の各電池容器55,58と、各端子56,60とが外径を大きくするように膨張した場合、ばね部材14の付勢および板ばね部材15の付勢が持続される。
そのため、膨張した各端子56,60が導通パターン23Aのガイド25内に保持されたままとなって、各端子56,60が導通パターン23Aから外れることがない。
従って、リチウム二次電池51、52が膨張を起こしたとしても、各端子56,60と導通パターン23Aとの導通に支障を生ずることがない。
次に、第1実施形態の電池ケース10の変形例について説明する。
図9に示すように、本変形例は、導通パターン23Aのガイド25の内側に凸面状の端子接触面27を形成している。
端子接触面27は、リチウム二次電池51がピッチング振動等を起こして回動したとしても、正極端子56の回動に追従して導通接続し続けることができる。
以上、説明したように、本発明の第1実施形態の電池ケース10によれば、各リチウム二次電池51,52が、ばね部材14により上方に向けて付勢されているとともに、板ばね部材15を介した押し付けボルト19により下方に向けて付勢されて浮動支持される。
従って、電池ケース10によれば、各リチウム二次電池51,52をケース本体11内に安定的に支持して導通を確実に行うことができる。
また、電池ケース10によれば、板ばね部材15が各リチウム二次電池51,52の上面を付勢する付勢力を押し付けボルト19により調整できる。
従って、電池ケース10によれば、各リチウム二次電池51,52に対する所定の付勢力を簡単に設定できる。
そして、電池ケース10によれば、押し付けボルト19が、対応する各リチウム二次電池51,52の配置中心に相当する板ばね部材15のボルト当接部22を押圧する。
従って、電池ケース10によれば、各リチウム二次電池51,52に傾きを生ずることなく、バランスのとれた押圧力で付勢できる。
さらに、電池ケース10によれば、蓋体12の下面の導通パターン23A〜23Cにより、ばね部材14によって上方に向けて付勢される各リチウム二次電池51,52の各端子56,60を確実に導通接続できる。
加えて、電池モジュール50によれば、電池ケース10により各リチウム二次電池51,52,53,54をケース本体11内に安定的に支持できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の電池ケース及び電池モジュールについて説明する。
なお、以下の第2実施形態において、前述した第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付することによって説明を簡略化あるいは省略する。
図10に示すように、本発明に係る第2実施形態の電池モジュール70に装備される電池ケース30は、板ばね部材に相当する3つのバスバー31を備えている。
バスバー31は、リチウム二次電池51の正極端子56とリチウム二次電池52の負極端子60とを直列に接続し、リチウム二次電池52の正極端子59とリチウム二次電池53の負極端子63とを直列に接続する。
バスバー31は、リチウム二次電池53の正極端子62とリチウム二次電池54の負極端子66とを直列に接続する。
バスバー31は、導電材料を用いて各端子56,60と各端子59,63と各端子62,66との離間距離よりも長い長さ寸法を有して形成されている。
バスバー31は、板形状の本体32の両端部に、各端子56,60,59,63,62,66の外径寸法よりもわずかに大きい内径寸法の一対の端子固定孔33を有する端子挟持部34を備えている。
端子挟持部34は、端子固定孔33の外方にスリット35を連通接続しており、端子固定孔33の外方に固定ボルト36がねじ込まれる。
そして、バスバー31は、本体32の中央部に中央当接部37を形成している。
図11に示すように、電池ケース30は、組み立てにあたり、ケース本体11の底板13の所定位置に取り付けられているばね部材14上に、各リチウム二次電池51,52,53,54を載置する。
次に、各リチウム二次電池51,52の各端子56,60にバスバー31の端子固定孔33をそれぞれ外挿して一対の固定ボルト36をねじ込む。
また、各リチウム二次電池52,53の各端子59,63にバスバー31の端子固定孔33をそれぞれ外挿して一対の固定ボルト36をねじ込む。
そして、各リチウム二次電池53,54の各端子62,66にバスバー31の端子固定孔33をそれぞれ外挿して一対の固定ボルト36をねじ込む。
次に、蓋体12をケース本体11の上部開口に被着させ、蓋体12の各ねじ孔18,20にねじ込まれている各押し付けボルト19,21をねじ込んでいく。
各押し付けボルト19,21をねじ込んでいくことにより、各押し付けボルト19,21が絶縁部材38を介して各バスバー31を押圧していく。
このとき、各押し付けボルト19,21は、絶縁部材38を介してバスバー31の中央当接部37に付勢力を与える。
これにより、各押し付けボルト19,21のねじ込みに伴い、各バスバー31が緩み方向とは反対に付勢されて各リチウム二次電池51,52,53,64に底板13に向けた付勢力が与えられる。
ここで、バスバー31が、各押し付けボルト19,21により押圧されているので、バスバー31及び各二次リチウム電池の固有振動数が、押し付けボルト19,21により押圧されていない場合に比べて高い固有振動数側へシフトすることになり、各部の振動の軽減が図られ、バスバー31の緩みを防止することができる。
従って、各リチウム二次電池51,52,53,54が、各端子56,60と、各端子59,63と、各端子62,66とをバスバー31により安定的に導通させることができる。
第2実施形態の電池ケース30によれば、各端子56,60と、各端子59,63と、各端子62,66とを導通させるバスバー31を押し付けボルト19,21により押圧する。
従って、電池ケース30によれば、押し付けボルト19,21により押圧されるバスバー31により各端子56,60,59,63,62,66を安定的に導通できる。
また、電池ケース30によれば、導通パターンを蓋体12に設ける必要がない。
従って、電池ケース30によれば、簡素な構造になってコスト面で有利にできる。
なお、本発明の電池ケース及び電池モジュールは、前述した各実施形態に限定するものでなく、適宜な変形や改良等が可能である。
10,30 電池ケース
11 ケース本体
12 蓋体
14 ばね部材(下部付勢手段)
15 板ばね部材(板ばね)(上部付勢手段)
19,21 押し付けボルト(押し付け部材)(上部付勢手段)
23A,23B,23C 導通パターン(接続部)
31 バスバー(接続部)
50,70 電池モジュール
51,52,53,54 リチウム二次電池(電池)
56 正極端子(端子)
57 負極端子(端子)
59 正極端子(端子)
60 負極端子(端子)
62 正極端子(端子)
63 負極端子(端子)
65 正極端子(端子)
66 負極端子(端子)

Claims (6)

  1. 複数の電池を収納する電池ケースであって、
    上部に開口を有し、前記電池が収納されるケース本体と、
    前記ケース本体に固定され、前記ケース本体の開口を閉塞する蓋体と、
    前記ケース本体の底面に設けられ、収納される前記電池を上方に向けて付勢する下部付勢手段と、
    前記蓋体の下面に支持され、前記ケース本体に収納される前記電池を下方に向けて付勢する上部付勢手段と、を備える電池ケース。
  2. 前記下部付勢手段は、収納される前記電池それぞれと対応して設けられ、
    前記上部付勢手段は、複数の前記電池の上面に当接された板ばねと、前記蓋体に固定され、前記板ばねを対応する前記電池に押し付ける押し付け部材と、を備える請求項1に記載の電池ケース。
  3. 前記押し付け部材は、対応する複数の前記電池の配置中心に設けられている請求項2に記載の電池ケース。
  4. 前記蓋体の下面に設けられて、前記電池に有する端子間を接続する接続部を備える請求項1ないし請求項3のいずれか項に記載の電池ケース。
  5. 前記板ばねは、前記接続部を兼ねている請求項4に記載の電池ケース。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1項に記載の電池ケースを具備する電池モジュール。
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