JP2013165194A - Led発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来のR・G・B・LEDを用いた多色混合型の混色発光部とB・LEDとYAG蛍光体層による白色発光部との2種類を組み合わせた複合型のLED発光装置は、R・G・B・LEDが各々単色性ピーク波長を有するために混色性に難があり、白色光源として発光正面エリア以外では十分な混色性が得られなかった。
【解決手段】
LEDを発光源とし、蛍光体層による変調手段を組み合わせて白色光を出射するLED発光装置において、前記LED発光装置は近紫外線LEDR・G・Bの変調を行うR・G・B蛍光体層を組み合わせた混色発光部と、青色LEDにYAG蛍光体層を組み合わせた白色発光部とを有し、実装基板上に前記混色発光部を中心とし、その周囲に複数の白色発光部を実装配置した。
【選択図】 図1

Description

本発明はカメラのフラッシュ光源等に用いられるLED発光装置に関し、詳しくは携帯電話に備えられたカメラ機能に適したフラッシュ光源用のLED発光装置に関する。
近年、発光ダイオード(以下LEDという)は半導体素子であるため、長寿命で優れた駆動特性を有し、さらに小型で発光効率が良く、鮮やかな発光色を有することから、カラー表示装置のバックライトやカメラのフラッシュ光源等に広く利用されるようになってきた。
特に近年、赤色(R)緑色(G)青色(B)の三原色に、高効率のLEDが開発されたことから、これら3原色のLEDを同時に発光させて混色させる多色混合型の混色発光と、青色LEDとYAG蛍光体層を用いた蛍光体混色型の白色発光とを組み合わせた複合型LED発光装置の提案が行われている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。この多色混合型の混色発光部は、R,G,Bの3色のLEDを同時に発光させることによって演色性の良い白色光を発光させ、また蛍光体混色型の白色発光部は青色LEDとYAG蛍光体層を用いて発光効率の高い白色光を発光させるものであり,この2種類を組み合わせることによって、発光効率が高く、演色性にも優れた光源の提供を目的としている。
上記従来技術による複合型LED発光装置に付いて図面を用いて説明する。図26、図27は特許文献1における複合型LED発光装置(以後LED発光装置と略記する)を示し、図26はLED発光装置100の斜視図、図27は図26におけるLED発光装置100のA−A断面図である。図26においてLED発光装置100は実装基板104の実装面104aに多色混合型の混色発光部を構成する赤色LED1r、緑色LED1g、青色LRD1b(以後R・LED1r、G・LED1g、B・LED1bと略記する)が実装され、また実装基板104の中央に形成された凹部104b内に蛍光体混色型の白色発光部103wが実装されている。
図27は図26に示すLED発光装置100のA−A断面図であり、図27に示す如く白色発光部103wはB・LED1bをYAG蛍光粒子を混入した透明樹脂よりなる蛍光体層でモールドしているので、他のR・LED1r、G・LED1g、B・LED1bに比べて高さが高く、形状も大きくなっているが、実装基板104の凹部104b内に沈めて実装されているので、実装基板104の実装面104aに実装されているR・LED1r、G・LED1g、B・LED1bの混色動作の妨げにならないよう配慮されている。なお、この4種類の発光手段、すなわちR・LED1r、G・LED1g、B・LED1b及び白色発光部103wを1組として複合型のLED発光装置100を構成し、必要に応じてこのLED発光装置100を複数個配置して面光源を構成することができる。また透明樹脂106は実装基板104に実装された各LEDを保護コートするために設けられている。
図28、図29は特許文献2におけるLED発光装置を示し、図28はLED発光装置200を複数個配置して構成された面光源の部分平面図、図29は図28に示すLED発光装置200におけるLED混色型の白色発光を行う混色発光部203mwの構成を示す平面図である。図28において大型基板304LにはB・LED1bをYAG蛍光粒子の混入した透明樹脂でモールドして白色発光を行う白色発光部203wと、R・LED1r、G・LED1g、B・LED1bが実装されて白色発光を行う混色発光部203mwとが、それぞれ複数個ずつ千鳥配置されて面光源を構成しており、点線で囲った4個の白色発光部203wとその中央に配置された1個の混色発光部203mwとにより複合型のLED発光装置200が構成されている。
図29は混色発光部203mwの構成を示す平面図であり、R・LED1r、G・LED1g、B・LED1bが実装されて混色発光部203mwを構成している。また図28において208はLED駆動手段であり、配線で示す如く面光源を構成する全ての白色発光部203w及び混色発光部203mwを同時に駆動して、複数の複合型のLED発光装置200による面光源を構成している。
特開2008−288412号公報 特開2011−204659号公報
次に複合型のLED発光装置における、蛍光体混色型の白色発光部と、R・LED1r、G・LED1g、B・LED1bによる混色発光部とに付いて、それぞれの特徴を簡単に説明する。
多色混合型の混色発光部203mwは、R・LED1r、G・LED1g、B・LED1bの各LEDがそれぞれ発光しているため、各LEDに対応する発光波長での色純度が高くなるという長所があるが、反面各LEDが単色性ピーク波長を有するが故に混色性に難があり、白色光源としては十分な演色性を得難いという短所がある。この演色性とはある物体の見え具合に及ぼす照明光源の影響を示すもので、例えば昼の自然光を基準として、その照明光源の色味の再現性を評価したものである。
この演色性は、CIEの演色性評価方法では、物体色として複数種類(15種類)のものを決めておき、この複数種類中の特定の数種類に対する演色性の平均値Ra(昼の自然光をRa=100)により演色性の評価を行っている。すなわち、多色混合型の混色発光部203mwの場合は、R・LED1r、G・LED1g、B・LED1bの各LEDが単色性ピーク波長を有するが故にR・LED1rとG・LED1g間、及びG・LED1gとB・LED1bの間にスペクトル強度の弱い谷間が存在する。特にR・LED1rとG・LED1gとの谷間領域は幅も広くスペクトル強度の落ち込みも大きい。この結果、基準となる昼の自然光のスペクトル特性に対して前記谷間のスペクトル成分が欠落するため、Raが12程度しか得られず、白色光源としては演色性に難があることになる。
さらに、多色混合型の混色発光部203mwの場合は、同時に発光させる、R・LED1r、G・LED1g、B・LED1bの各LEDの固体間のバラツキが大きいため、白色発光のレベルを調整するために、各LEDの駆動電流を個々に調整する必要があり、また各LEDの駆動電流を個々に調整することにより、折角初期調整を行っても温度変化や経時変化等によって調整がずれてしまい、安定して白色発光装置を量産することが困難となる問題もある。
次に蛍光体混色型の白色発光部に付いて説明する。白色発光部の動作は駆動電圧を印加すると青色LED1bが青色光を発光する。そしてこの青色光が透明樹脂に混入されたYAG系の蛍光粒子に衝突すると蛍光粒子が励起されて波長変換が行なわれ、蛍光粒子から黄色光が発光される。この結果、白色発光部からは、B・LED1bから発光されて蛍光粒子に衝突せずに出力される青色光と、蛍光粒子に衝突して波長変換された黄色光とが混合されて白色光が出力される。
上記のYAG系の蛍光粒子を使用した白色発光部は高発光効率であり、また青色光成分である450nm付近に大きなピークと、黄色光成分である550nm付近にピークがあり、さらに可視光領域のかなりの部分に発光成分が存在するため、ある程度の演色性が得られる。
しかし、従来のB・LED1bとYAG系の蛍光体による白色発光部には下記の問題が存在する。すなわちこの白色光には赤色光成分である650nm付近には殆んど発光成分が存在しないことである。すなわちYAG系の蛍光体による白色発光部は白色光源ではあるが、波長成分を見ると赤色成分を殆んど含まないため青色がかった冷たい白色光源となっている。
上記の観点からみて、特許文献1に記載された複合型のLED発光装置100においては、多色混合型の混色発光部を構成するR・LED1r、G・LED1g、B・LED1bと1個の白色発光部103wを用いており、かつ1個の白色発光部103wの周囲にR・LED1r、G・LED1g、B・LED1bを配置しているので、前述の如く各LEDが単色性ピーク波を有するが故に混色性に難があり、しかもR・LED1r、G・LED1g、B・LED1bが白色発光部103wの周囲に離れて配置されているので、特にR・LED1r、G・LED1g、B・LED1bの混色性が得難いという問題がある。さらに白色発光部103wを1個しか用いていないので、光量が不足するという問題もある。
また特許文献2に記載された複合型のLED発光装置200においても、多色混合型の混色発光部203mwがR・LED1r、G・LED1g、B・LED1bによって構成されているため、特許文献1のLED発光装置100と同様に、各LEDが単色性ピーク波を有するが故に混色性に難があり、また、各LEDの固体間のバラツキが大きいので、白色発光のレベルを調整するために、各LEDの駆動電流を個々に調整する必要があり、また各LEDの駆動電流を個々に調整することにより、折角初期調整を行っても温度変化や経時変化等によって調整がずれてしまい、安定した白色発光装置を量産することが困難となる問題もある。
上記の如く従来の複合型のLED発光装置はそれぞれカラー光源としては一長一短があり、高い発光効率と、優れた演色性の両者を十分に満足させるものではなかった。また、特許文献1及び特許文献2に記載された何れのLED発光装置においても、混色発光部と白色発光部とを同時に駆動して行う照明機能に付いてのみ記載されており、混色発光部と白色発光部とを独立発光又は同時発光に切り替えて行う照明装置に付いては全く考慮されていなかった。
本発明は上記問題点を解決しようとするものであり、混色発光部と白色発光部との2種類を組み合わせた複合型のLED発光装置において、高い発光効率と、優れた演色性の両者を十分に満足させ、かつ混色発光部と白色発光部とを独立発光又は同時発光に切り替えて行うことにより、特にカメラのフラッシュ機能として最適な複合型のLED発光装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため本発明における構成は、LEDを発光源とし、蛍光体層による変調手段を組み合わせて白色光を出射するLED発光装置において、前記LED発光装置は近紫外線LEDにR・G・Bの変調を行うR・G・B蛍光体層を組み合わせた混色発光部と、青色LEDにYAG蛍光体層を組み合わせた白色発光部とを有し、実装基板上に前記混色発光部を中心とし、その周囲に複数の白色発光部を実装配置したことを特徴とする。
上記構成によれば、混色発光部を近紫外線LEDにR・G・Bの変調を行うR・G・B蛍光体層を組み合わせることによって、多色混合型の混色発光部のような各LEDの単色性ピーク波による混色性の不具合を回避し、また、混色発光部の周囲に青色LEDにYAG蛍光体層を組み合わせた白色発光部を複数個、実装配置することによって十分な光量が得られるLED発光装置を提供することができる。
実装基板上に混色発光部を中心としてその左右に2個の白色発光部を実装配置すると良い。
実装基板上に、混色発光部を中心としてその左右、上下に4個の白色発光部を実装配置すると良い。
実装基板上に実装された、混色発光部の側面に反射性の樹脂枠を設けると良い。
上記構成によれば、中心の混色発光部と、周辺に実装配置された複数の白色発光部を反射性の樹脂枠によって分離遮蔽することができるので、互いのLEDの発光からの迷光による蛍光体層の励起動作が行われず、各発光部は独立して発光動作が行われる。
白色発光部は実装基板の表面に実装配置し、混色発光部は実装基板に形成した凹部に実装配置すると良い。
混色発光部を実装した実装基板の、凹部周辺に反射性の樹脂枠を設けると良い。
上記構成によれば、混色発光部と白色発光部との発光面の高さを変え、かつ反射枠を設けることによって、各発光部は、さらに独立した発光動作を行うことができる。
混色発光部と白色発光部とを、独立発光動作又は同時発光動作に切り替える制御駆動手段を有すると良い。
上記構成によれば、本発明におけるLED発光装置をカメラのフラッシュ機能として用いる場合等において、近い被写体を撮影する場合には、混色発光部のみを駆動して演色性の高いフラッシュ光による撮影を可能とし、また遠距離の被写体を撮影する場合には、週辺に複数個、実装配置した白色発光部のみを駆動して、高効率の白色発光による撮影を可能とすることができる。
上記の如く本発明によれば、混色発光部を近紫外線LEDにR・G・Bの変調を行うR・G・B蛍光体層を組み合わせることによって、多色混合型の混色発光部のような各LEDの単色性ピーク波による混色性の難さを回避し、また、混色発光部の周囲に青色LEDにYAG蛍光体層を組み合わせた白色発光部を複数個、実装配置することによって十分な光量が得られるLED発光装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態におけるLED発光装置の斜視図である。 図1に示すLED発光装置の平面図である。 図2に示すLED発光装置のA−A断面図である。 本発明の第2実施形態におけるLED発光装置の斜視図である。 図4に示すLED発光装置の平面図である。 図5に示すLED発光装置のA−A断面図である。 本発明の第3実施形態におけるLED発光装置の斜視図である。 図7に示すLED発光装置の平面図である。 図8に示すLED発光装置のA−A断面図である。 本発明の第4実施形態におけるLED発光装置の斜視図である。 図10に示すLED発光装置の平面図である。 図11に示すLED発光装置のA−A断面図である。 本発明の第5実施形態におけるLED発光装置の斜視図である。 図13に示すLED発光装置の平面図である。 図14に示すLED発光装置のA−A断面図である。 本発明の第6実施形態におけるLED発光装置の斜視図である。 図16に示すLED発光装置の平面図である。 図17に示すLED発光装置のA−A断面図である。 本発明の第7実施形態におけるLED発光装置の斜視図である。 図19に示すLED発光装置の平面図である。 図20に示すLED発光装置のA−A断面図である。 本発明の第8実施形態におけるLED発光装置の斜視図である。 図22に示すLED発光装置の平面図である。 図23に示すLED発光装置のA−A断面図である。 本発明の第9実施形態におけるフラッシュ装置のブロック図である。 従来のLED発光装置の斜視図である。 図26に示すLED発光装置のA−A断面図である。 従来のLED発光装置を複数個配置して構成された面光源の部分平面図である。 図28に示すLED発光装置における混色発光部の構成を示す平面図である。
(第1実施形態)
以下図面により、本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明の実施形態において特許文献1及び特許文献2に示すLED発光装置と共通する要素については同一番号を付し、重複する説明を省略する。
図1から図3は本発明における第1実施形態の複合型のLED発光装置を示し、図1はLED発光装置の斜視図、図2は図1に示すLED発光装置の平面図、図3は図2に示すLED発光装置のA−A断面図である。
図1において、LED発光装置10は実装基板4の上面に混色発光部3mwを中心にして両側に2個の白色発光部3wが実装配置されている。また点線示す透明樹脂6は実装基板4に実装された各LEDを保護コートするために設けられているが、特に本発明の趣旨に不可欠なものではなく、以下の実施形態においては図示を省略する。なお、後で詳細に説明する如く、LED発光装置10における白色発光部3wは特許文献1,2に示す白色発光部103w、203wと同様にB・LED1bにYAG系の蛍光体層を組み合わせた白色発光部であるが、混色発光部3mwは従来のLED発光装置100及び200における多色混合型の混色発光部とは異なり、近紫外線LEDにR・G・Bの変調を行うR・G・B蛍光体層を組み合わせた混色発光部となっている。
すなわち、図2、図3に示すごとくLED発光装置10にける白色発光部3wはB・LED1bとYAG蛍光体層2yとを組み合わせた白色発光部3wとなっており、また混色発光部3mwは近紫外線LED1uvにR・G・Bの変調を行うR・G・B蛍光体層2mを組み合わせた混色発光部3mwとなっており、この構成は全ての実施形態において共通である。
上記R・G・B蛍光体層2mとしては、例えばR蛍光粒子としてはCASN、G蛍光粒子としてはBSS、β―Sialon、BAM、B蛍光粒子としてはBAM、SCA等があり、R・G・B蛍光体層2mとしては、透明樹脂にこれらのR,G,B蛍光粒子を予め条件出しを行った割合で混合して蛍光体層を構成しておき、このR・G・B蛍光体層2mに近紫外線LED1uvの発光を入射する混色発光部3mwにより、演色性に優れた混色光を得ることができる。すなわちR・G・B蛍光体層2mにより近紫外線LED1uvの発光を変調することによる混色発光部3mwは、各LEDのR・G・B蛍光体層からの発光の混色により、演色性に優れた混色光を得ることができる。また周囲に配置したB・LED1bとYAG蛍光体層2yとを組み合わせた複数の白色発光部3wにより、十分な光量が得られるLED発光装置を提供することができる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態におけるLED発光装置の説明を行う。図4から図6は本発明における第2実施形態の複合型のLED発光装置を示し、図4はLED発光装置の斜視図、図5は図4に示すLED発光装置の平面図、図6は図5に示すLED発光装置のA−A断面図である。図4から図6に示すLED発光装置20の基本的構成は図1から図3に示すLED発光装置10と同じであり、同一要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
LED発光装置20がLED発光装置10と異なるところは、混色発光部3mwの周囲に反射性の樹脂枠5を設けることにより、混色発光部3mwと両側の白色発光部3wとの間を遮光していることである。すなわち、この樹脂枠5により中心の混色発光部3mwの指向性を制限して照明効果を高める作用をしている。すなわち、樹脂枠5により混色発光部3mwとその周辺に実装配置された複数の白色発光部3wとを分離遮蔽することができるので、互いのLEDの発光からの迷光による蛍光体層の励起動作が行われず、各発光部が独立して発光動作を行うことができるとともに、樹脂枠5の反射によって各発光部からの上方への出射光が増加して出射効率を高めることができる。
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態におけるLED発光装置の説明を行う。図7から図9は本発明における第3実施形態の複合型のLED発光装置を示し、図7はLED発光装置の斜視図、図8は図7に示すLED発光装置の平面図、図9は図8に示すLED発光装置のA−A断面図である。図7から図9に示すLED発光装置30の基本的構成は図1から図3に示すLED発光装置10と同じであり、同一要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
LED発光装置30がLED発光装置10と異なるところは、混色発光部3mwの周囲に実装配置される白色発光部3wが増加し、混色発光部3mwの左右、上下に4個の白色発光部3wが実装配置されていることである。この結果白色発光部3wの点灯時における出射光が大幅に増加し、明るいLED発光装置30を提供することができる。
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態におけるLED発光装置の説明を行う。図10から図12は本発明における第4実施形態の複合型のLED発光装置を示し、図10はLED発光装置の斜視図、図11は図10に示すLED発光装置の平面図、図12は図11に示すLED発光装置のA−A断面図である。図10から図12に示すLED発光装置40の基本的構成は図7から図9に示すLED発光装置30と同じであり、同一要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
LED発光装置40がLED発光装置30と異なるところは、混色発光部3mwの周囲に反射性の樹脂枠5を設けることにより、混色発光部3mwと両側の白色発光部3wとの間を遮光していることである。すなわち、第2実施形態におけるLED発光装置20と同様に、樹脂枠5により中心の混色発光部と、周辺に実装配置された複数の白色発光部とを分離遮蔽することができるので、互いのLEDの発光からの迷光による蛍光体層の励起動作が行われず、各発光部が独立して発光動作を行うことができるとともに、樹脂枠5の反射によって各発光部からの上方への出射光が増加して出射効率を高めることができる。
(第5実施形態)
次に本発明の第5実施形態におけるLED発光装置の説明を行う。図13から図15は本発明における第5実施形態の複合型のLED発光装置を示し、図13はLED発光装置の斜視図、図14は図13に示すLED発光装置の平面図、図15は図14に示すLED発光装置のA−A断面図である。図13から図15に示すLED発光装置50の基本的構成は図1から図3に示すLED発光装置10と同じであり、同一要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
LED発光装置50がLED発光装置10と異なるところは、実装基板4の中央に凹部4bが形成され、この凹部4b内に混色発光部3mwが実装配置されていることである。すなわち、実装基板4の中央に形成された凹部4b内に混色発光部3mwが実装配置され、白色発光部3wが実装基板4の表面に実装配置されることによって、混色発光部3mwの指向性を制限して照明効果を高める作用をしている。
(第6実施形態)
次に本発明の第6実施形態におけるLED発光装置の説明を行う。図16から図18は本発明における第6実施形態の複合型のLED発光装置を示し、図16はLED発光装置の斜視図、図17は図16に示すLED発光装置の平面図、図18は図17に示すLED発光装置のA−A断面図である。図16から図18に示すLED発光装置60の基本的構成は図13から図15に示すLED発光装置50と同じであり、同一要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
LED発光装置60がLED発光装置50と異なるところは、実装基板4の中央に形成された凹部4bの周囲に反射性の樹脂枠5を設けたことであり、この樹脂枠5によって混色発光部3mwと両側の白色発光部3wとの間の遮光効果、及び混色発光部3mwの指向性を制限して照明効果を高める作用をさらに高めている。
(第7実施形態)
次に本発明の第7実施形態におけるLED発光装置の説明を行う。図19から図21は本発明における第7実施形態の複合型のLED発光装置を示し、図19はLED発光装置の斜視図、図20は図19に示すLED発光装置の平面図、図21は図20に示すLED発光装置のA−A断面図である。図19から図21に示すLED発光装置70の基本的構成は図13から図15に示すLED発光装置50と同じであり、同一要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
LED発光装置70がLED発光装置50と異なるところは、実装基板4の上面に実装配置される白色発光部3wが増加し、混色発光部3mwが実装配置された凹部4bの左右、上下に4個の白色発光部3wが実装配置されていることである。この結果、混色発光部3mwの指向性を制限して照明効果を高める作用に加えて、白色発光部3wの点灯時における出射光が大幅に増加し、明るいLED発光装置30を提供することができる。
(第8実施形態)
次に本発明の第8実施形態におけるLED発光装置の説明を行う。図22から図24は本発明における第8実施形態の複合型のLED発光装置を示し、図22はLED発光装置の斜視図、図23は図22に示すLED発光装置の平面図、図24は図23に示すLED発光装置のA−A断面図である。図22から図24に示すLED発光装置80の基本的構成は図19から図21に示すLED発光装置70と同じであり、同一要素には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
LED発光装置80がLED発光装置70と異なるところは、実装基板4の中央に形成された凹部4bの周囲に反射性の樹脂枠5を設けたことであり、この樹脂枠5によって混色発光部3mwの指向性を制限して照明効果を高める作用をさらに強めている。
(第9実施形態)
次に本発明の第9実施形態として、本発明のLED発光装置を用いたフラッシュ装置に付いて説明する。図25はフラッシュ装置90のブロック図であり、一例としてLED発光装置30とLED駆動手段8によって構成されている。LED駆動手段8は2個の出力端子O1,O2とグランド端子Ogを有し、出力端子O1とグランド端子Og間にはLED発光装置30の4個の白色発光部3wを構成するB・LED1b(図9参照)が直列に接続されており、また出力端子O2とグランド端子Og間には1個の混色発光部3mwを構成する近紫外線LED1uvが接続されている。
次にフラッシュ装置90の動作に付いて説明する。LED駆動手段8は出力端子O1には4個のB・LED1bを直列駆動するための12Vの電圧を供給し、また出力端子O2には1個の近紫外線LED1uvを駆動するための3Vの電圧を供給している。そしてLED駆動手段8は使用者の指定により、出力端子O1のみに電圧を供給して白色発光部3wのみを点灯する第1フラシュモードと、出力端子O2のみに電圧を供給して混色発光部3mwのみを点灯する第2フラシュモードと、出力端子O1,O2の両方に電圧を供給して白色発光部3wと混色発光部3mwとを同時に点灯する第3フラシュモードとを選択動作可能に構成されている。
上記フラッシュ装置90の使用方法としては、カメラ撮影において被写体が遠距離にある場合には第1フラシュモードを選択して白色発光部3wのみを点灯し、十分な考量を有する照明光による撮影を行い、また被写体が近距離にある場合には第2フラシュモードを選択して混色発光部3mwのみを点灯することにより、演色性の良い照明光によって撮影をおこない、さらに被写体が中間距離にある場合には第3フラシュモードを選択して白色発光部3wと混色発光部3mwとを同時に点灯し、光量と演色性の両者を用いた照明光により撮影を行うことができる。
上記の如く本発明においては、蛍光体層を用いた白色発光部と混色発光部とを組み合わせることによって、演色性と光量とを両立させたLED発光装置を提供できると共に、この2種類の発光部を各々単独で駆動したり、同時に駆動することを選択可能に構成することによって、必要に応じた光源の利用が可能になる効果を有する。
なお、本発明におけるLED発光装置の利用方法として、フラッシュ装置を記載したがこれに限定されるものではなく、本発明の複合型発光装置及び点灯切り替え可能なLED発光装置は、スタンド照明において読書するときや睡眠時に対応した切り替え照明としても使用することができる。
1r 赤色LED(R・LED)
1b 青色LED(B・LED)
1g 緑色LED(G・LED)
1uv 近紫外線LED
2y YAG蛍光体層
2m RGB蛍光体層
3w、103w、203w 白色発光部
3mw、203mw 混色発光部
4、104 実装基板
4b、104b 凹部
5 樹脂枠
6、106 透明樹脂
8、208 LED駆動手段
10,20,30,40、50 LED発光装置
60,70,80、100、200 LED発光装置
90 フラッシュ装置
304L 大型基板

Claims (7)

  1. LEDを発光源とし、蛍光体層による変調手段を組み合わせて白色光を出射するLED発光装置において、前記LED発光装置は近紫外線LEDにR・G・Bの変調を行うR・G・B蛍光体層を組み合わせた混色発光部と、青色LEDにYAG蛍光体層を組み合わせた白色発光部とを有し、実装基板上に前記混色発光部を中心とし、その周囲に複数の白色発光部を実装配置したことを特徴とするLED発光装置。
  2. 前記実装基板上に前記混色発光部を中心としてその左右に2個の白色発光部を実装配置したことを特徴とする請求項1記載のLED発光装置。
  3. 前記実装基板上に、前記混色発光部を中心としてその左右、上下に4個の白色発光部を実装配置したことを特徴とする請求項2記載のLED発光装置。
  4. 前記実装基板上に実装された、前記混色発光部の側面に反射性の樹脂枠を設けたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のLED発光装置。
  5. 前記白色発光部は前記実装基板の表面に実装配置し、前記混色発光部は前記実装基板に形成した凹部に実装配置したことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のLED発光装置。
  6. 前記混色発光部を実装した、前記実装基板の凹部周辺に反射性の樹脂枠を設けたことを特徴とする請求項5に記載のLED発光装置。
  7. 前記混色発光部と白色発光部とを、独立発光動作又は同時発光動作に切り替える制御駆動手段を有することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のLED発光装置。
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