JP2013164932A - 点灯装置及びそれを備えた照明器具 - Google Patents

点灯装置及びそれを備えた照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】商用電源の変動、又は、部品のばらつきがあっても、LEDの明るさのばらつきを抑制することができる点灯装置及びそれを備えた照明器具を提供する。
【解決手段】目標値電圧V1は、上限リミッター値及び下限リミッター値が決定されることによって、上限リミッター値を超える電圧となることはなく、かつ、下限リミッター値未満となる電圧となることがない。
【選択図】図3

Description

本発明は、LED光源を点灯する点灯装置及びそれを備えた照明器具に関する。
近年、照明器具における無駄な明かりの削減は、省エネ及び省電力において重要視されている。このことから、発光ダイオード(以下、「LED」という)は、省エネ性に優れている点で着目されている。また、LED点灯装置には、無駄な明かりを抑制し、より省エネを図ることができる調光制御が要求される。この調光制御を実施する上で、配線工事が簡略化された、トライアック素子を使用した位相制御を実施する調光器を用いて、LEDを調光させる技術がある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。この特許文献1及び特許文献2に記載されたLED点灯装置においては、調光器にトライアック素子を使用してLEDの点灯制御を実施し、ちらつきが少なく、より快適な光を提供できる技術が提案されている。具体的には、調光器のトライアックによって位相制御された電源電圧に従って、位相を検出してLEDの目標電流値にすることで、LED電流を可変させて調光制御を実施している。
特開2004−327152号公報(第4−5頁、図1−2) 特開2011−3326号公報(第4−5頁、図1−2)
しかしながら、電源電圧の位相を検出してLEDに流れる電流を目標電流値にすると、電源装置が調光器のない環境に設置された場合に、調光器が接続されている場合と比較して、明るくなってしまうという問題点があった。
また、商用電源の電圧の変動、又は、電源装置を構成する回路の部品の特性のばらつきによって、LEDが明る過ぎたり、暗過ぎたりすることがあり、この部品の特性のばらつきに対しては何ら対策が施されていないという問題点があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、商用電源の変動、又は、部品のばらつきがあっても、LEDの明るさのばらつきを抑制することができる点灯装置及びそれを備えた照明器具を提供することを目的とする。
本発明に係る点灯装置は、交流電源から供給される交流電圧を直流電圧に整流する整流回路と、該整流回路によって整流された直流電圧から、電圧値が調整された直流電圧を生成して出力し、その出力側に接続される負荷である1個以上のLEDによって構成されたLED光源を点灯させる直流電源回路と、前記LED光源に流れるLED電流に対応する電圧を検出するLED電流検出回路と、所定の明るさにするための前記LED光源に流れる前記LED電流に対応する目標値電圧を生成して出力する目標値電圧生成回路と、前記LED電流検出回路によって検出された電圧が、前記目標値電圧生成回路によって生成された前記目標値電圧となるように、前記直流電源回路に対して出力電圧を調整させ、前記LED光源に前記目標値電圧に対応する前記LED電流が流れるように定電流制御を実施するLED電流調整回路と、を備え、前記目標値電圧生成回路は、該目標値電圧生成回路が生成する前記目標値電圧の電圧値に対して上限値を設定する上限リミット回路と、該目標値電圧の電圧値に対して下限値を設定する下限リミット回路と、を有し、前記上限リミット回路によって設定された前記上限値と、前記下限リミット回路によって設定された前記下限値との間で、前記目標値電圧を生成して出力するものである。
本発明によれば、交流電源の変動及び部品のばらつきがあっても、目標値電圧に対する上下限値が設定されているので、その上下限値の範囲内で目標値電圧を生成することができ、その上下限値の範囲内でのLED光源の明るさを保証することができる。
本発明の実施の形態1に係る点灯装置の回路構成図である。 本発明の実施の形態1に係る点灯装置における整流器DBの出力電圧波形及び比較器OP2の出力電圧波形を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る点灯装置においてトライアックTRのON時間に対応する位相角の差と、比較器OP2の出力電圧との関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係る点灯装置の回路構成図である。 本発明の実施の形態2に係る点灯装置における整流器DBの出力電圧波形、ダイオードD30のカソードの電圧波形及び比較器OP2の出力電圧波形を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る点灯装置の回路構成図である。 本発明の実施の形態4に係る点灯装置の回路構成図である。
実施の形態1.
[点灯装置の構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る点灯装置の回路構成図である。
図1で示されるように、交流電源ACは、調光器101を介して電源装置100の入力側に接続され、電源装置100の出力側には、後述するように定電流制御を実施するLED10が接続されている。
なお、図1においては、単一のLED10が接続されているが、これに限定されるものではなく、複数のLEDが直列に接続されたものでもよく、LED同士が並列にも接続されたm行n列(m、nは自然数)で構成されたLED群でもよい。
(調光器101の構成)
調光器101は、交流電源ACからの交流電流を双方向に導通させることができるトライアックTR、及び、そのトライアックTRのON/OFF動作を制御する位相制御回路101aによって構成されている。位相制御回路101aは、トライアックTRの両端電圧を検出するために、トライアックTRに並列接続され、トライアックTRをON動作させるための駆動信号を送信するためにトライアックTRのゲートに接続されており、トライアックTRをONするタイミングを制御するものである。
(電源装置100の構成)
電源装置100は、交流電源ACから供給される交流電力のノイズを除去するための入力フィルター回路FLと、その入力フィルター回路FLの出力電圧(交流電圧)を全波整流する整流器DBと、その整流器DBから出力される整流電圧を平滑するコンデンサーC1と、整流器DB及びコンデンサーC1によって生成される直流電圧である電圧VEを入力してLED10に出力する電圧V0を生成する直流電源回路1と、LED10に流れる電流であるLED電流Iをその電圧によって検出するための検出抵抗R10と、LED10に流れるLED電流I及び検出抵抗R10の抵抗値に比例した検出抵抗R10の電圧V1aを検出する回路と、定電流制御するLED電流Iの目標電流に対応する目標値電圧V1を生成する回路と、を備えている。
(直流電源回路1の構成)
直流電源回路1は、いわゆるフライバック式の定電流回路であり、起動抵抗R1と、トランスTと、制御電源Vccを生成するためのコンデンサーC2と、トランスTの一次巻線T1へ流れる電流を導通及び遮断するスイッチング素子Q1と、そのスイッチング素子Q1のON/OFF動作を制御する制御回路IC1と、トランスTの二次側において前述の電圧V0を生成するためのダイオードD10及び平滑コンデンサーC10と、トランスTの二次巻線T2による電圧出力がOFFすることを検出するスイッチング制御検出回路3と、を備えている。
起動抵抗R1は、一端がコンデンサーC1の正極側(電圧VE)に接続され、他端がコンデンサーC2に接続されている。これによって、コンデンサーC2には起動抵抗R1を介して電流が流れて充電され、充電されたコンデンサーC2によって制御電源Vccが生成される。
トランスTは、一次側には一次巻線T1を備え、二次側には、一次巻線T1との巻線比に応じた電圧が発生する二次巻線T2を備えており、後述するように、スイッチング素子Q1のON/OFF動作によって発生する一次巻線T1の高周波電圧を、二次側において直流電圧に変換するものである。上記の一次巻線T1とスイッチング素子Q1との直列回路が、コンデンサーC1の両端に接続されている。
制御回路IC1は、スイッチング素子Q1のON/OFF動作を制御するものであり、制御電源Vccからその電源端子を介して電源供給されるものである。また、トランスTは、二次巻線として、二次巻線T2の他、その二次巻線T2に発生する電圧に比例した電圧が発生する補助巻線T3を備えており、補助巻線T3、抵抗R2、ダイオードD1の順に直列回路が形成され、ダイオードD1のカソードが、制御回路IC1のゼロクロス検出端子に接続されている。この抵抗R2及びダイオードD1によって、スイッチング制御検出回路3が構成されており、制御回路IC1は、補助巻線T3及びスイッチング制御検出回路3によって、補助巻線T3に発生する電圧を検出し、そして、それによってトランスTの二次巻線T2による電圧出力がOFFすることを検出する。
また、トランスTの二次巻線T2の両端には、ダイオードD10と平滑コンデンサーC10との直列回路が並列接続されており、ダイオードD10のカソードが平滑コンデンサーC10に接続されている。後述するように、二次巻線T2に発生する電圧によって、ダイオードD10を介して平滑コンデンサーC10に充電され、かつ、この平滑コンデンサーC10によって二次巻線T2の高周波電圧が平滑され、直流電圧が生成される。そして、この平滑コンデンサーC10の両端電圧が、直流電源回路1の出力電圧であり、LED10に出力するための電圧V0となる。この平滑コンデンサーC10の両端には、LED10と検出抵抗R10との直列回路が並列接続される。
(目標値電圧V1の生成回路の構成)
次に、目標値電圧V1を生成する回路構成について説明する。
LED10に流れるLED電流Iの目標電流に対応し、比較器OP1の非反転入力端子(+)に入力される目標値電圧V1は、整流器DBの出力の正極側からダイオードD30を介して生成される。具体的には、ダイオードD30、抵抗R30及び抵抗R31の直列回路が、整流器DBの両端(コンデンサーC1の両端)に並列接続されており、ダイオードD30のカソードは抵抗R30に接続されている。この抵抗R30及び抵抗R31は、ダイオードD30を介して印加される電圧VEを分圧して電圧VE1を生成するものである。このうち、抵抗R31の両端にはコンデンサーC30が並列接続され、上記の電圧VE1によって発生する電流によってコンデンサーC30が充電される。
コンデンサーC30の電圧、すなわち、電圧VE1は、比較器OP2の非反転入力端子(+)に入力され、比較器OP2の出力側は反転入力端子(−)と短絡され、比較器OP2は、コンデンサーC30の電圧に等しい電圧VE1を安定電圧として出力する。
比較器OP2の出力側は、トランジスターQ30のコレクタに接続され、トランジスターQ30のコレクターとベースとの間は抵抗R32によって接続されている。また、ツェナーダイオードDZ30のカソードは、トランジスターQ30のベースに接続され、ツェナーダイオードDZ30のアノードは、コンデンサーC30の負極側に接続されている。上記のトランジスターQ30、抵抗R32及びツェナーダイオードDZ30によって定電圧レギュレーター20が構成されている。この定電圧レギュレーター20の入力側(トランジスターQ30のコレクタ)は、前述のように比較器OP2の出力側に接続されているので、入力電圧として電圧VE1が入力され、また、定電圧レギュレーター20の出力側(トランジスターQ30のエミッタ―)の電圧は電圧VE2であるものとする。この定電圧レギュレーター20の機能については後述する。
定電圧レギュレーター20の出力側であるトランジスターQ30のエミッターと、ツェナーダイオードDZ30のアノードとの間は、ダイオードD31、抵抗R34及び可変抵抗VRの直列回路によって接続されている。このとき、ダイオードD31のカソードが抵抗R34に接続されている。この抵抗R34及び可変抵抗VRは、ダイオードD31を介して印加される電圧VE2を分圧して目標値電圧V1を生成する。このうち、可変抵抗VRの両端にはコンデンサーC31が並列接続され、上記の目標値電圧V1によって発生する電流によってコンデンサーC31が充電される。また、抵抗R34と可変抵抗VRとの接続には、抵抗R33とダイオードD32との直列回路が接続されており、ダイオードD32のアノードには制御電源Vccが接続され、カソードには抵抗R33が接続されている。トランジスターQ30のエミッターからの出力電圧(電圧VE2)がないとき、抵抗R33及び可変抵抗VRが、ダイオードD32を介して印加される制御電源Vccの電圧を分圧して目標値電圧V1を生成することになる。そして、コンデンサーC31の電圧、すなわち、目標値電圧V1は、比較器OP1の非反転入力端子(+)に入力される。
なお、目標値電圧V1を検出するためのダイオードD30〜D32、抵抗R30〜R34、コンデンサーC30、C31、比較器OP2、ツェナーダイオードDZ30、トランジスターQ30、可変抵抗VR及び制御電源Vccは、本発明の「目標値電圧生成回路」に相当する。
(検出抵抗R10の電圧V1aの検出回路の構成)
次に、検出抵抗R10の電圧V1aを検出する回路構成について説明する。
LED電流Iを検出する検出抵抗R10には、LED10に流れるLED電流Iと検出抵抗R10の抵抗値に比例した電圧V1aが発生し、検出抵抗R10に発生した電圧V1aを、制御抵抗R20を介して、比較器OP1の反転入力端子(−)に入力する。この比較器OP1の出力側は、制御抵抗R23を介して、制御回路IC1のオン時間検出端子に接続される。また、比較器OP1の反転入力端子(−)とその出力側との間は、後述するように比較器OP1の応答性の遅れを作るために、抵抗R21及びコンデンサーC21の直列回路によって接続されている。
なお、電圧V1aを検出するための検出抵抗R10及び制御抵抗R20は、本発明の「LED電流検出回路」に相当する。
また、比較器OP1、抵抗R21、コンデンサーC21、制御回路IC1、スイッチング制御検出回路3及び補助巻線T3は、本発明の「LED電流調整回路」に相当する。
[点灯装置の動作]
以下、本実施の形態に係る点灯装置の動作の詳細について説明する。
(直流電源回路1の動作)
次に、フライバック式の直流電源回路1の動作について説明する。
図1で示されるように、直流電源回路1には、交流電源ACから供給される交流電圧が整流器DB及びコンデンサーC1によって整流及び平滑された直流電圧が入力される。この直流電圧は、トランスTの一次巻線T1に印加されるが、制御回路IC1によるスイッチング素子Q1のON/OFF動作によって高周波電圧として印加される。スイッチング素子Q1がON状態の場合、トランスTに電流が流れることによってエネルギーが蓄積される。そして、スイッチング素子Q1がOFF状態になると、トランスTに蓄積されたエネルギーによって、二次巻線T2からダイオードD10に向かって電流が流れることになる。この電流によって、平滑コンデンサーC10に充電される。このスイッチング素子Q1のON/OFF動作の繰り返しによって、平滑コンデンサーC10の両端には平滑化された直流電圧が発生し、直流電源回路1としての出力電圧が生成される。
(目標値電圧V1の生成動作)
図2は、本発明の実施の形態1に係る点灯装置における整流器DBの出力電圧波形及び比較器OP2の出力電圧波形を示す図であり、図3は、同点灯装置においてトライアックTRのON時間に対応する位相角の差と、比較器OP2の出力電圧との関係を示すグラフである。
LED電流Iの目標値に対応する、比較器OP1の非反転入力端子(+)に入力する目標値電圧V1は、整流器DBの正極の出力側(直流電源回路1の正極の入力側)の電圧VEからダイオードD30を介して生成される。
直流電源回路1の正極の入力側からダイオードD30、抵抗R30、抵抗R31の順に電流が流れるが、このとき抵抗R30及び抵抗R31によって、ダイオードD30を介して印加される電圧VEが分圧され、電圧VE1が生成される。この電圧VE1によって発生する電流によってコンデンサーC30が充電される。そして、このコンデンサーC30の電圧、すなわち電圧VE1は、比較器OP2の非反転入力端子(+)に入力され、また、比較器OP2の出力側は、反転入力端子(−)と短絡され、比較器OP2はコンデンサーC30の電圧に等しい電圧VE1を安定電圧として出力する。
ここで、図2及び図3を参照しながら、上記の比較器OP2の出力電圧である電圧VE1について、さらに詳細を説明する。図2で示されるように、時刻0のとき、交流電源ACの交流電圧はゼロクロスとなるので、トライアックTRの両端には電圧が発生せず、トライアックTRはOFF状態(遮断状態)であるため、電源装置100には交流電圧が入力されず、整流器DBも整流電圧を出力しない。
次に、時刻t1のとき、調光器101の位相制御回路101aは、トライアックTRのゲートに駆動信号を入力し、トライアックTRをON状態にして導通させる。これによって、整流器DBも同期して整流電圧を出力し、この電圧によってダイオードD30を介して電流が流れ、コンデンサーC30が充電される。
そして、時刻t2のとき、交流電源ACは再びゼロクロスとなるので、トライアックTRはOFF状態となり、整流器DBも整流電圧を出力しなくなる。
さらに、時刻t3のとき、調光器101の位相制御回路101aは、再び、トライアックTRのゲートに駆動信号を入力し、トライアックTRをON状態にして導通させる。これによって、整流器DBも同期して整流電圧を出力し、この電圧によってダイオードD30を介して電流が流れ、再び、コンデンサーC30が充電される。
このような位相制御回路101aによるトライアックTRの制御の結果、コンデンサーC30の電圧VE1(比較器OP2の出力電圧)は、抵抗R30、R31の値と、トライアックTRのON時間(導通時間)(時刻t1〜t2の時間)により定まる整流器DBからの出力される平均電圧とによって定まることになる。ここで、図2(b)は、図2(a)で示される時刻t1〜t2のトライアックTRのON時間よりも大きくした場合を示しており、図2(b)で示される比較器OP2の出力電圧である電圧VE1の方が、図2(a)で示される場合よりも大きくなっている。これは、図2(b)の方が、トライアックTRのON時間が長いため、コンデンサーC30に充電される時間が長くなるためである。
上記のように、トライアックTRのON時間が長いほど、比較器OP2の出力電圧である電圧VE1が大きくなる状態を示したのが図3である。この図3において、横軸の「位相角の差」とは、交流電源ACから電源装置100に入力される交流電圧(又は整流器DBの整流電圧でもよい)の位相角の差、すなわち、図2で示されるトライアックTRがON状態となる時刻t1の位相角とトライアックTRがOFF状態となる時刻t2の位相角との差であって、この位相角の差は、トライアックTRのON時間(導通時間)に対応する。また、図3で示される「MAX」及び「MIN」のグラフは、部品のばらつきに伴う比較器OP2の出力電圧の幅を便宜的に示したものである。また、図3で示される「上限リミッター値」及び「下限リミッター値」については後述する。
比較器OP2の出力電圧である電圧VE1は、定電圧レギュレーター20に入力され、具体的には、トランジスターQ30のコレクターに入力される。前述のように、トランジスターQ30のコレクターとベースとは、抵抗R32を介して接続されているので、トランジスターQ30に入力されている電圧VE1によって、トランジスターQ30のベースには、トランジスターQ30のコレクターから抵抗R32を介して、ベース電流が流れる。また、前述のように、トランジスターQ30のベースには、ツェナーダイオードDZ30のカソードが接続されている。ここで、ツェナーダイオードDZ30が降伏した場合のツェナー電圧をVzとする。まず、トランジスターQ30のコレクターに入力される電圧VE1が、ツェナー電圧Vzよりも低い場合、ツェナーダイオードDZ30は降伏しないので、トランジスターQ30のエミッターからの出力電圧である電圧VE2として、電圧VE1と同電位の電圧が出力される。一方、トランジスターQ30のコレクターに入力される電圧VE1が、ツェナー電圧Vzよりも高い場合、ツェナーダイオードDZ30は降伏し、トランジスターQ30のベースにはツェナー電圧Vzが印加されることになり、電圧VE2として、ツェナー電圧VzからトランジスターQ30のベース−エミッター間電圧を引いた電圧が出力される。以上のような電圧VE2が、定電圧レギュレーター20の出力電圧として出力される。また、以上のことから、この定電圧レギュレーター20によって、電圧VE2の上限リミッター値が決定されることになり、ひいては、目標値電圧V1の上限リミッター値を決定されることになる。
定電圧レギュレーター20から出力電圧(トランジスターQ30のエミッターの電圧)である電圧VE2は、ダイオードD31を介して、抵抗R34及び可変抵抗VRによって分圧され、この分圧された電圧によって発生する電流によってコンデンサーC31が充電される。そして、コンデンサーC31に充電された電圧が、LED電流Iに対応する目標値電圧V1となる。
また、定電圧レギュレーター20からの出力電圧がない場合、制御電源Vccが、ダイオードD32を介して、抵抗R33及び可変抵抗VRによって分圧され、この分圧された電圧によって発生する電流によってコンデンサーC31が充電される。そして、コンデンサーC31に充電された電圧が、LED電流Iに対応する目標値電圧V1となる。このことから、制御電源Vccが抵抗R33及び可変抵抗VRによって分圧されたその分圧値が、目標値電圧V1の下限リミッター値を決定されることになる。上記の可変抵抗VRは、その抵抗値の調整によって、目標値電圧V1の微調整が可能であり、かつ、上限リミッター値及び下限リミッター値の双方の微調整が可能となる。
以上のような動作によって、LED電流Iに対応する目標値電圧V1が生成され、この目標値電圧V1は、比較器OP1の非反転入力端子(+)に入力される。また、目標値電圧V1は、上限リミッター値及び下限リミッター値が決定されることによって、上限リミッター値を超える電圧となることはなく、かつ、下限リミッター値未満となる電圧となることがない。
なお、図3で示される上限リミッター値及び下限リミッター値は、上記のように本来、目標値電圧V1に対して決定されるものであるが、実質的には電圧VE1に対して上下限が決定されるとも言えるので、当該図においては、電圧VE1に対する上限リミッター値及び下限リミッター値として便宜的に示している。
なお、定電圧レギュレーター20、ダイオードD31、抵抗R34及び可変抵抗VRは、本発明の「上限リミット回路」に相当し、制御電源Vcc、ダイオードD32、抵抗R33及び可変抵抗VRは、本発明の「下限リミット回路」に相当する。
また、可変抵抗VRは、本発明の「目標値電圧調整手段」に相当する。
(LED10の調光動作)
次に、LED10の調光動作について説明する。
まず、LED10を流れるLED電流Iを検出するための検出抵抗R10には、LED電流I及び検出抵抗R10の抵抗値に比例した電圧V1aが発生し、この電圧V1aは、制御抵抗R20を介して、LED電流Iを定電流制御する比較器OP1の反転入力端子(−)に入力される。また、前述のように、調光器101によりトライアックTRのON時間が調整されることによって生成された目標値電圧V1は、比較器OP1の非反転入力端子(+)に入力される。また、比較器OP1の出力側は、制御回路IC1のオン時間検出端子に、制御抵抗R23を介して接続されている。そして、比較器OP1は、その出力側から、目標値電圧V1と、検出抵抗R10に発生した電圧V1aとが一致するように、制御回路IC1のオン時間端子に電圧を出力する。そして、制御回路IC1は、比較器OP1の出力電圧に基づいて、スイッチング素子Q1のON時間を決定する。
また、比較器OP1の反転入力端子(−)と出力側との間は、抵抗R21及びコンデンサーC21の直列回路によって接続されており、これによって、比較器OP1の応答性の遅れを生成している。これは、一次巻線T1に印加される電圧と二次巻線T2から出力される電圧との間に位相のズレが生じるため、検出抵抗R10から制御回路IC1のオン時間検出端子までの、いわゆる定電流フィードバックの検出ループである検出抵抗R10→制御抵抗R20→抵抗R21→コンデンサーC21→制御抵抗R23→制御回路IC1の経路における比較器OP1の応答性の遅れを生成することによって、その位相のズレを補正するためである。
また、前述のように、トランスTの二次巻線T2に発生する電圧に比例した電圧が発生する補助巻線T3は、スイッチング制御検出回路3を介して、制御回路IC1のゼロクロス検出端子に接続されている。制御回路IC1は、補助巻線T3及びスイッチング制御検出回路3によって、補助巻線T3に発生する電圧を検出し、それによって、二次巻線T2による電圧出力がOFFすることを検出している。
以上のことから、制御回路IC1は、比較器OP1の出力電圧に基づいて、スイッチング素子Q1のON時間を決定し、補助巻線T3に発生する電圧に基づいて、スイッチング素子Q1のOFF時間を決定する。さらに、総括すると、調光器101によって調整されたトライアックTRのON時間によって決定される目標値電圧V1に対応するLED電流Iとなるような平滑コンデンサーC10の電圧V0となるように、制御回路IC1は、スイッチング素子Q1のON/OFF時間を決定する。すなわち、調光器101の調整により、比較器OP1の非反転入力端子(+)に入力する目標値電圧V1が変化すると、LED電流Iが変化し、調整制御が可能となる。
[実施の形態1の効果]
以上の構成及び動作によって、部品のばらつきがあっても、目標値電圧V1の微調整可能であり、かつ、その上下限リミッター値も微調整が可能なので、LED電流Iの目標値を決定する目標値電圧V1を精度よく発生させることができるので、LED10の明るさのばらつきを抑制すると共に、上下限リミッター値で定まる範囲での明るさを保証することができる。
また、交流電源ACの変動があっても、上下限リミッター値が設定されているので、この範囲内での明るさを保証することができる。
なお、本実施の形態においては、フライバック式の直流電源回路1を例として示したが、これに限定されるものではなく、フォワード式電源回路、又は、バックコンバータ回路等、いわゆる直流電源回路であればよく、同様の効果を得ることができる。
また、図1で示されるように、交流電源ACの交流電圧を電源装置100に供給するための双方向のスイッチング素子としてトライアックTRを設置しているが、これに限定されるものではなく、例えば、IGBTを並列接続して双方向にスイッチングできるように構成したもの等、双方向にスイッチング制御ができるものであればよい。
また、図2で示されるように、トライアックTRの性質上、整流器DBの出力電圧がゼロクロス時にOFF状態となり、所定時間(時刻t2〜t3の時間)後、ON状態とさせ、この所定時間を調整することによって、トライアックTRのON時間を制御するものとしているが、これに限定されるものではない。すなわち、双方向スイッチング素子としてトライアックTRを用いない場合等において、例えば、整流器DBの出力電圧のゼロクロスを跨いで、双方向スイッチング素子をON状態にするものとしてもよい。例えば、図2において、時刻t1〜t2の間に双方向スイッチング素子をON状態にして、時刻t2〜t3の間にOFF状態にするなどのスイッチング動作としてもよい。又は、整流器DBの出力電圧のゼロクロスを検出してから、所定時間だけ双方向スイッチング素子をON状態にする動作としてもよい。
また、図1で示されるように、交流電源ACの交流電圧を電源装置100に供給するためにトライアックTRによって双方向にスイッチング制御を実施しているが、これに限定されるものではない。例えば、整流器DBの後段にスイッチング素子(一方向のみ電流を流すものでよい)を配置し、図2で示されるような、スイッチング動作を実施するものとしてもよい。
実施の形態2.
本実施の形態に係る点灯装置について、実施の形態1に係る点灯装置の構成及び動作と相違する点を中心に説明する。
[点灯装置の構成]
図4は、本発明の実施の形態2に係る点灯装置の回路構成図である。
実施の形態1においては、ダイオードD30のアノードは、コンデンサーC1の正極側に接続されているが、図4で示されるように、本実施の形態に係る点灯装置においては、ダイオードD30のアノードは、二次巻線T2の正極側に接続されている。その他の構成は、実施の形態1に係る点灯装置と同様である。
[点灯装置の動作]
図5は、本発明の実施の形態2に係る点灯装置における整流器DBの出力電圧波形、ダイオードD30のカソードの電圧波形及び比較器OP2の出力電圧波形を示す図である。
図4で示されるダイオードD30のカソードの電圧である電圧VE0のピークは、LED10の順方向電圧に略等しい。ただし、トランスTの二次巻線T2の出力電圧はスイッチング波形(高周波電圧波形)となるため、制御回路IC1によって駆動されるスイッチング素子Q1のON/OFF動作の周波数の矩形波となる。この二次巻線T2のスイッチング波形を呈する出力電圧は、ダイオードD30によって整流されて電圧VE0となり、抵抗R30及び抵抗R31によって分圧され電圧VE1となる。この電圧VE1によって発生する電流によってコンデンサーC30は充電され、平均化される。このコンデンサーC30の電圧、すなわち、電圧VE1についても、実施の形態1と同様に、抵抗R30、R31の値と、トライアックTRのON時間(導通時間)(図2における時刻t1〜t2の時間)とによって定まることになり、LED電流Iの調整が可能である。
[実施の形態2の効果]
以上のように図4で示される本実施の形態に係る点灯装置も、実施の形態1に係る点灯装置と同様の効果を得ることができる。
また、図4で示されるように、目標値電圧V1を生成するため、いわゆるフライバック巻である二次巻線T2から電圧を取り出す場合、LED10の順方向電圧が変化、すなわち、平滑コンデンサーC10の電圧V0が変化すると、コンデンサーC30の電圧も変わる。しかし、このような場合においても、実施の形態1において説明した上限リミッター値及び下限リミッター値を設定していることにより、LED10の順方向電圧が変動したとしても、この上下限リミッター値で定まる範囲内でのLED10の明るさにすることが可能となる。
実施の形態3.
本実施の形態に係る点灯装置について、実施の形態2に係る点灯装置の構成及び動作と相違する点を中心に説明する。
[点灯装置の構成]
図6は、本発明の実施の形態3に係る点灯装置の回路構成図である。
図6で示されるように、本実施の形態に係る点灯装置においては、コンデンサーC30と比較器OP2との間に、すなわち、コンデンサーC30の後段側にローパスフィルター回路21が設置されている。ローパスフィルター回路21は、抵抗R35及びコンデンサーC35によって構成されており、具体的には、抵抗R35及びコンデンサーC35の直列回路が、コンデンサーC30に並列接続して、抵抗R35とコンデンサーC35との接続部が、比較器OP2の非反転入力端子(+)に接続されて構成されている。その他の構成は、実施の形態2に係る点灯装置と同様である。
[点灯装置の動作]
図6で示されるように、トランスTの二次巻線T2の出力電圧がスイッチング波形(高周波電圧波形)であっても、その出力電圧が、抵抗R30及び抵抗R31によって分圧された電圧VE1は、ローパスフィルター回路21のフィルタリング機能によって、より精度よく、調光器101のトライアックTRのON時間(導通時間)(図2における時刻t1〜t2の時間)に従った電圧をコンデンサーC30に充電することが可能となる。
[実施の形態3の効果]
以上のように図6で示される本実施の形態に係る点灯装置も、実施の形態1に係る点灯装置と同様の効果を得ることができる。
また、図6で示されるように、目標値電圧V1を生成するため、いわゆるフライバック巻である二次巻線T2から電圧を取り出す場合、LED10の順方向電圧が変化、すなわち、平滑コンデンサーC10の電圧V0が変化すると、コンデンサーC30の電圧も変わる。しかし、このような場合においても、実施の形態1において説明した上限リミッター値及び下限リミッター値を設定していることにより、LED10の順方向電圧が変動したとしても、この上下限リミッター値で定まる範囲内でのLED10の明るさにすることが可能となる。
実施の形態4.
本実施の形態に係る点灯装置について、実施の形態1に係る点灯装置の構成及び動作と相違する点を中心に説明する。
[点灯装置の構成]
図7は、本発明の実施の形態4に係る点灯装置の回路構成図である。
図7で示されるように、本実施の形態に係る点灯装置におけるトランスTは、二次巻線T2及び補助巻線T3とは逆極性に巻かれた、いわゆるフォワード巻の二次巻線T4を備えている。そして、ダイオードD30のアノードは、この二次巻線T4の正極側に接続されている。その他の構成は、実施の形態1に係る点灯装置と同様である。
[点灯装置の動作]
トランスTの二次巻線T4は、フォワード巻であるため、一次巻線T1に印加される電圧に比例した電圧が出力されるので、調光器101のトライアックTRのON時間(導通時間)(図2における時刻t1〜t2の時間)に従った電圧を、コンデンサーC30に供給できる。また、目標値電圧V1を生成するため、フォワード巻の二次巻線T4から電圧を取り出す場合、本実施の形態においては示していないが、絶縁型の電源装置にも使用することができる。
[実施の形態4の効果]
以上のように図7で示される本実施の形態に係る点灯装置も、実施の形態1に係る点灯装置と同様の効果を得ることができる。
1 直流電源回路、3 スイッチング制御検出回路、10 LED、20 定電圧レギュレーター、21 ローパスフィルター回路、100 電源装置、101 調光器、101a 位相制御回路、AC 交流電源、C1、C2 コンデンサー、C10 平滑コンデンサー、C21、C30、C31、C35 コンデンサー、D1、D10、D30〜D32 ダイオード、DB 整流器、DZ30 ツェナーダイオード、FL 入力フィルター回路、IC1 制御回路、OP1、OP2 比較器、Q1 スイッチング素子、Q30 トランジスター、R1 起動抵抗、R2 抵抗、R10 検出抵抗、R20 制御抵抗、R21 抵抗、R23 制御抵抗、R30〜R35 抵抗、T トランス、T1 一次巻線、T2 二次巻線、T3 補助巻線、T4 二次巻線、TR トライアック、Vcc 制御電源、VR 可変抵抗。

Claims (8)

  1. 交流電源から供給される交流電圧を直流電圧に整流する整流回路と、
    該整流回路によって整流された直流電圧から、電圧値が調整された直流電圧を生成して出力し、その出力側に接続される負荷である1個以上のLEDによって構成されたLED光源を点灯させる直流電源回路と、
    前記LED光源に流れるLED電流に対応する電圧を検出するLED電流検出回路と、
    所定の明るさにするための前記LED光源に流れる前記LED電流に対応する目標値電圧を生成して出力する目標値電圧生成回路と、
    前記LED電流検出回路によって検出された電圧が、前記目標値電圧生成回路によって生成された前記目標値電圧となるように、前記直流電源回路に対して出力電圧を調整させ、前記LED光源に前記目標値電圧に対応する前記LED電流が流れるように定電流制御を実施するLED電流調整回路と、
    を備え、
    前記目標値電圧生成回路は、
    該目標値電圧生成回路が生成する前記目標値電圧の電圧値に対して上限値を設定する上限リミット回路と、該目標値電圧の電圧値に対して下限値を設定する下限リミット回路と、を有し、
    前記上限リミット回路によって設定された前記上限値と、前記下限リミット回路によって設定された前記下限値との間で、前記目標値電圧を生成して出力する
    ことを特徴とする点灯装置。
  2. 前記整流回路からの直流電圧の出力を遮断することによって、該直流電圧の出力時間を調整する調光器を備え、
    前記目標値電圧生成回路は、前記調光器によって調整された前記出力時間に対応して変動する電圧を生じる回路部分における該電圧に基づいて前記目標値電圧を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記直流電源回路は、
    前記整流回路から出力される整流された直流電圧を、そのON/OFF動作によって高周波電圧に変換するスイッチング素子と、
    該スイッチング素子に直列接続された一次巻線に発生した前記高周波電圧を、二次巻線に伝達するトランスと、
    前記二次巻線に発生した電圧を平滑し、前記直流電源回路の出力電圧とする平滑コンデンサーと、
    を有し、
    前記LED電流調整回路は、前記LED電流検出回路によって検出された電圧が、前記目標値電圧生成回路によって生成された前記目標値電圧となるように、前記直流電源回路の前記スイッチング素子のON/OFF制御を実施する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の点灯装置。
  4. 前記目標値電圧生成回路は、前記トランスの前記一次巻線の正極側の電圧から、前記目標値電圧を生成する
    ことを特徴とする請求項3記載の点灯装置。
  5. 前記目標値電圧生成回路は、前記トランスの前記二次巻線の正極側の電圧から、前記目標値電圧を生成する
    ことを特徴とする請求項3記載の点灯装置。
  6. 前記目標値電圧生成回路が生成して出力する前記目標値電圧を微調整する目標値電圧調整手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の点灯装置。
  7. 前記目標値電圧調整手段は、前記目標値電圧を微調整することと連動して、前記上限リミット回路によって設定された前記上限値、及び、前記下限リミット回路によって設定された前記下限値を微調整する
    ことを特徴とする請求項6記載の点灯装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の点灯装置と、
    該点灯装置の出力側に接続された前記LED光源と、
    を備えた
    ことを特徴とする照明器具。
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