JP2013162307A - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

無線通信装置および無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データ受信時のユーザの意図を的確に把握できるようにする。
【解決手段】無線通信装置1は、それぞれ無線通信範囲が異なり、それぞれの無線通信範囲内でデータを受信可能な複数の無線部2,3と、複数の無線部のうち、データを受信するのに利用した無線部に対応して設けられ、データを受信した際の意図を判断するためのステータス情報を生成するステータス情報生成部4と、ステータス情報を、受信したデータと対応づけて記憶する記憶部5と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、複数の無線部で無線通信を行う無線通信装置および無線通信方法に関する。
自装置の通信可能エリア内に他装置が入った場合に、この他装置と自動的に無線通信を行う携帯型通信システムが提案されている。このような通信システムでは、ユーザが特段の操作をしなくても、複数の装置間でデータを共有でき、また、時間の経過とともに該データを共有する装置が次第に増えていくことから、サーバ等を設けなくても、データを周囲に配布することができる。
しかしながら、従来のシステムでは、ユーザの意図に関係なく、自動的にデータの送受信を行っていたため、ユーザの手間が省けて便利である反面、面識のない人間にデータが勝手に配布されたり、欲しくもないデータが一方的に送りつけられるなどの問題があった。すなわち、従来のシステムでは、ユーザの意図とは無関係にデータを自動的に送受信しており、また、送受信したデータのそれぞれについて、ユーザが意図したものかどうかを事後的に調べるのも困難であり、受信データの管理が容易でなかった。
また、最近のスマートフォンやゲーム機、携帯電話、携帯型PCなどの携帯型無線機器の多くは、複数の無線方式に対応している。無線方式には、セルラー、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、近接無線通信(NFC:Near Field Communication)などがある。
ところが、この種の携帯型無線機器で受信したデータがどの無線方式を用いて受信されたのかを特定することは容易ではなく、受信したデータだけでは、そのデータを受信した時点でのユーザの意図を的確に把握するのは困難である。
特許第4691592号公報
本発明の実施形態は、データ受信時のユーザの意図を的確に把握可能な無線通信装置および無線通信方法を提供するものである。
本実施形態によれば、それぞれ無線通信範囲が異なり、それぞれの無線通信範囲内でデータを受信可能な複数の無線部と、前記複数の無線部のうち、データを受信するのに利用した無線部に対応して設けられ、データを受信するのに利用した無線部の無線通信範囲に関するステータス情報を生成するステータス情報生成部と、前記ステータス情報を、受信したデータと対応づけて記憶する記憶部と、を備える無線通信装置が提供される。
第1の実施形態に係る無線通信装置1の概略構成を示すブロック図。 図1の第1変形例に係る無線通信装置1aの概略構成を示すブロック図。 図1の第2変形例に係る無線通信装置1bの概略構成を示すブロック図。 図3の第1変形例に係る無線通信装置1cの概略構成を示すブロック図。 記憶部5のデータ構造を示す図。 図5よりもステータス情報の中身を具体化した記憶部5のデータ構造を示す図。 図5よりもステータス情報の中身を具体化した記憶部5のデータ構造を示す図。 図5よりもステータス情報の中身を具体化した記憶部5のデータ構造を示す図。 ステータス情報として重み付け値を用いた記憶部5のデータ構造を示す図。 図9の変形例を示す図。 図9の変形例を示す図。 第2の実施形態に係る無線通信装置1dの概略構成を示すブロック図。 第3の実施形態に係る無線通信装置1eの概略構成を示すブロック図。 図13の変形例に係る無線通信装置1fの概略構成を示すブロック図。 配布条件情報を付加した場合の記憶部5のデータ構造を示す図。 認証部を備えた無線通信装置1gの概略構成を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る無線通信装置1の概略構成を示すブロック図である。図1の無線通信装置1は、例えば携帯電話やスマートフォン、ゲーム機、携帯型PCなどからなる携帯型無線機器である。
図1の無線通信装置1は、第1無線部2と、第2無線部3と、ステータス情報生成部4と、記憶部5とを備えている。第2無線部3は、第1無線部2よりも広い無線通信範囲を有する。例えば、第1無線部2はNFCを行い、第2無線部3はセルラー等の公衆網で無線通信を行う。第1無線部2と第2無線部3は、同一のデータを受信可能である。また、第1無線部2と第2無線部3は、それぞれの無線通信範囲内に位置する他の無線機から送信されたデータを自動的に受信することが可能である。
ステータス情報生成部4は、あるデータを第1無線部2にて受信した場合には第1ステータス情報を生成し、同じデータを第2無線部3で受信した場合には第2ステータス情報を生成する。
記憶部5は、上述したデータを第1無線部2にて受信した場合には、このデータを第1ステータス情報と対応づけて記憶し、同じデータを第2無線部3にて受信した場合には、このデータを第2ステータス情報と対応づけて記憶する。
第1および第2ステータス情報は、データを受信した際のユーザの意図を判断するために用いられる。すなわち、第1および第2ステータス情報は、データを受信するのに利用した無線部の無線通信範囲に関する情報を表す。ここで、ユーザとは、図1の無線通信装置1の所有者または、無線通信装置1にデータを送信する通信先装置の所有者である。以下では、説明の簡略化のために、無線通信装置1の所有者をユーザとする例を説明する。
第1無線部2は、第2無線部3よりも無線通信範囲が狭いため、第1無線部2でデータを受信した場合は、図1の無線通信装置1の近くにいる通信相手から送信されたデータを受信した可能性が高い。この場合、無線通信装置1のユーザまたは、無線通信装置1にデータを送信する通信相手が何らかの意図を持って、お互いが接近した可能性が相対的に高いといえる。したがって、第1無線部2でデータを受信した場合に生成される第1ステータス情報は、データが何らかの意図を持って受信されたものである可能性が高いことを示す情報となる。
これに対して、第2無線部3でデータを受信した場合は、遠くに位置する面識のない通信相手から送信されたデータを受信した可能性が高い。したがって、第2無線部3でデータを受信した場合に生成される第2ステータス情報は、データが何らかの意図を持って受信されたものである可能性は低く、偶然受信されたものである可能性が高いことを示す情報になる。
このように、第1および第2ステータス情報を生成することで、図1の無線通信装置1がデータを受信した際のユーザの意図を推定することができる。
図1の無線通信装置1でデータを受信した際にユーザが何らかの意図を持っていたことをより明確にするには、第1無線部2の無線通信範囲が狭い方が望ましい。無線通信範囲が狭いほど、図1の無線通信装置1と通信相手との距離がより短くなり、何らかの意図を持ってユーザと通信相手が近づいた可能性が非常に高くなる。
例えば、第1無線部2がNFCやTransferJetなどの数cm〜数十cm程度の無線通信範囲しか持っていない場合は、ユーザが所持する図1の無線通信装置1と通信相手が所持する無線機器とを近づけないとデータの送受が行えないため、ユーザと通信相手がデータを交換したいという意図を持っていたことが推測できる。
一方、第2無線部3については、第1無線部2との区別のために、第1無線部2の無線通信範囲よりも十分に広い無線通信範囲を持っていた方がよい。例えば、第2無線部3の無線通信範囲が数m〜数十m以上の場合は、図1の無線通信装置1のユーザと通信相手の一方が他方に接近する手間を取らなくても、自動的に両者間でデータの送受ができてしまうため、積極的にデータを受信したいという意図があったとは言えない。
図2は図1の第1変形例に係る無線通信装置1aの概略構成を示すブロック図である。図2の無線通信装置1aは、第1無線部2、第2無線部3、ステータス情報生成部4および記憶部5のそれぞれに接続される内部バス6を備えている。第1無線部2、第2無線部3、ステータス情報生成部4および記憶部5は、内部バス6を介して種々のデータおよび情報を送受する。これにより、無線通信装置1a内の各部の動作を同期化することができる。
図1および図2の無線通信装置1、1aは、無線通信範囲の異なる2つの無線部(第1無線部2と第2無線部3)を備えているが、無線部の数は、2つ以上であれば、特に問わない。
図3は図1の第2変形例に係る無線通信装置1bの概略構成を示すブロック図である。また、図4は図3の第1変形例に係る無線通信装置1cの概略構成を示すブロック図であり、図2と同様に、無線通信装置1b内の各部を内部バス6に接続している。
図3および図4の無線通信装置1b,1cは、図1および図2の構成に加えて、第3無線部7を備えている。第1無線部2、第2無線部3および第3無線部7は、それぞれ無線通信範囲が異なっている。例えば、第1無線部2の無線通信範囲が最も狭く、次に第2無線部3の無線通信範囲が狭く、第3無線部7の無線通信範囲が最大である場合が考えられる。より具体的な例として、第1無線部2の無線通信範囲を数cm〜数十cmに、第2無線部3の無線通信範囲を数m〜数十mに、第3無線部7の無線通信範囲を数百m〜数kmに設定して、各無線部ごとに、別個のステータス情報を生成することが考えられる。各無線部とも、無線通信範囲がそれぞれ大きく異なるため、データを受信するのに用いた無線部をステータス情報にて特定できれば、ステータス情報を参照することで、どのような意図でそのデータを受信したかを正確に推測できる。
次に、図1〜図4に示したステータス情報生成部4が生成するステータス情報について詳述する。上述したように、ステータス情報は、データを受信した際のユーザの意図を判断するために用いられる情報である。ステータス情報は、受信データと対応づけて記憶部5に記憶される。
図5〜図11は記憶部5のデータ構造を示す図である。図5の例では、6種類の受信データA〜Fのそれぞれに対応づけて、ステータス情報A〜Fをステータス情報生成部4で生成して、ステータス情報A〜Fと受信データA〜Fを対応づけて記憶部5に記憶する。
ステータス情報A〜Fのそれぞれは、対応するデータA〜Fが受信された場合に生成されるものであり、言い換えると、ステータス情報A〜Fは、データA〜Fを受信した無線部に対応して生成される。例えば、図1や図2のように、それぞれ無線通信範囲の異なる第1無線部2と第2無線部3が存在する場合、ステータス情報A〜Fは、第1無線部2と第2無線部3のどちらでデータA〜Fを受信したかによって、異なる情報になる。第1無線部2で受信したデータに対応するステータス情報を第1ステータス情報と呼び、第2無線部3で受信したデータに対応するステータス情報を第2ステータス情報と呼ぶとすると、第1ステータス情報と第2ステータス情報は、どのような意図でデータを受信したかを示す情報が異なったものとなる。
図6は図5よりもステータス情報の中身を具体化した例を示している。図6のステータス情報は、データを受信した際に用いた無線部の種類を特定する情報を含んでいる。図6の例では、無線部の名称がそのまま記入されているが、無線部を一意に識別する情報(例えば、MACアドレスやデバイスIDなど)でもよい。
図6のように、ステータス情報を、データを受信するのに用いた無線部を特定する情報にすれば、どの無線部でデータを受信したかを容易に把握でき、把握した無線部の情報に基づいて、データを受信した際の意図を推測できるようになる。
場合によっては、複数の無線部で分担して一つのデータを受信したり、あるいは、一つの無線部でデータを受信した後に、別の無線部が同じデータを受信しようとする場合がある。この場合のステータス情報には、同じデータを受信した、または受信しようとした複数の無線部の情報を含めてもよい。この場合の記憶部5のデータ構造は例えば図7のようなものになる。図7において、「第1/2無線」と記述されたステータス情報は、第1無線部2でデータBを受信した場合のステータス情報と第2無線部3でデータBを受信した場合のステータス情報とを合成して生成される。
あるいは、図8のように、複数の無線部(例えば第1無線部2と第2無線部3)で同じデータを受信した場合または受信しようとした場合は、その中で無線通信範囲が最も狭い無線部に対応するステータス情報(例えば第1ステータス情報)を最終的なステータス情報としてもよい。
ところで、記憶部5にすでに記憶された受信データと同じデータが別の無線部にて受信された場合、ステータス情報はそれぞれ別個であるため、データとステータス情報とを対応づけて、記憶部5に別個に記憶することも可能である。あるいは、すでに記憶部5に記憶されたデータとステータス情報を削除して、その代わりに、新たに受信した同じデータとステータス情報とを対応づけて記憶部5に記憶し直してもよい。この場合、記憶部5には、常に最新のステータス情報が記憶され、ステータス情報の更新をし続けることになる。
例えば、無線通信範囲の長い第2無線部3でデータを受信した後に、無線通信装置1のユーザが意図的に通信相手に接近して第1無線部2で同じデータを再受信した場合を仮定すると、新たに生成したステータス情報を採用することで、データを受信したいというユーザの意図があったことをより正確に推定できることになる。
なお、すでに受信したデータと同じデータを受信する場合、同じデータであることがわかった時点で、そのデータの受信を中止して、データ受信後の処理を開始してもよい。例えば、データの受信を開始する前に、同じデータがすでに記憶部5に記憶されていることがわかった場合は、そのデータを受信せずに、データ受信後の処理を開始してもよい。
あるいはその逆に、すでに記憶部5に記憶されたデータとステータス情報をそのままにして、新たに受信した同じデータとステータス情報を破棄してもよい。すなわち、最初に受信したデータとそのステータス情報を保持し続けてもよい。このようにすると、ステータス情報の更新は行わないことになり、ステータス情報が後から書き換えられることを防止できる。
図6〜図8では、ステータス情報を無線部を特定可能な情報にしたが、ステータス情報は、データを受信するのに利用した無線部の種類により重み付けされた重み付け値であってもよい。図9はステータス情報を重み付け値にした例を示す図である。図1の例では、第1無線部2の無線通信範囲は第2無線部3の無線通信範囲よりも狭いため、第1無線部2で受信したデータは、第2無線部3で受信したデータよりも、ユーザまたは通信相手がデータの送受を行うより強い意図を持っていた可能性が高いと推測される。よって、第1無線部2で受信したデータに対応するステータス情報の重み付け値を、第2無線部3で受信したデータに対応するステータス情報の重み付け値よりも大きくする。図9の例では、第1無線部2で受信したデータに対応するステータス情報の重み付け値を10とし、第2無線部3で受信したデータに対応するステータス情報の重み付け値を2としている。
図9によれば、ステータス情報の重み付け値の大小により、データを受信した際のユーザの意図を推定することができる。例えば、無線通信範囲が狭い無線部ほど、重み付け値を大きくすれば、重み付け値が大きいほど、データを受信する意図が強かったことがわかり、直感的にわかりやすくなる。逆に、無線通信範囲が狭い無線部ほど、重み付け値を小さくしてもよい。この場合、重み付け値が小さいほど、データを受信する意図が強かったことがわかり、やはり直感的にわかりやすくなる。
図10は複数の重み付け値を合成して最終的な重み付け値を設定する例を示す図である。図7で説明したように、同じデータを複数の無線部で受信した場合または受信しようとした場合は、ステータス情報を合成してもよい。ステータス情報が重み付け値の場合、単純には、同じデータを受信するか、または受信しようとした複数の無線部に対応する重み付け値を足し合わせた値を、最終的な重み付け値としてもよい。
例えば、図10のデータFは、重み付け値が10の第1無線部2と、重み付け値が2の第2無線部3とで受信したか、または受信しようとしたことから、重み付け値は、10+2=12となる。
図10の例では、第2無線部3でデータFの受信を計6回試みた場合も、最終的な重み付け値は12となる。第1無線部2と第2無線部3で1回ずつデータFの受信を試みる場合と、第2無線部3だけで6回データFの受信を試みる場合とで、どちらがデータFを受信するユーザの意図が強かったかについて、いちがいには決められない場合もありうる。
そこで、図11のように、重み付け値の異なる複数の無線部で、同一のデータの受信が試みられた場合は、重み付け値を加算するのではなく、同一データの受信を試みた複数の無線部の中で、最も重み付け値の大きい無線部を選択して、この無線部の重み付け値を最終的な重み付け値としてもよい。例えば、図11のデータFを第1無線部2と第2無線部3が受信を試みた場合は、第1無線部2の重み付け値10が最終的な重み付け値となる。
このように、第1の実施形態では、それぞれ無線通信範囲の異なる複数の無線部のいずれかでデータが受信された場合に、データを受信した際の意図を判断するためのステータス情報を受信データと対応づけて記憶部5に記憶するため、このステータス情報により、どのような意図でデータを受信したかを把握できるようになり、受信データの重要性も認識可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、ステータス情報に基づいて、記憶部5に記憶されたデータを表示するものである。
図12は第2の実施形態に係る無線通信装置1dの概略構成を示すブロック図である。図12の無線通信装置1dは、携帯電話等の携帯型無線機器でもよいし、基地局やデジタルサイネージ等の据置型無線装置でもよい。
図12の無線通信装置1dは、図1の無線通信装置1dの内部構成に加えて、表示部8と、表示制御部9とを備えている。表示制御部9は、記憶部5に記憶されたステータス情報に基づいて、対応するデータを受信した際のユーザの意図を把握して、この意図に沿って記憶部5の中から少なくとも一部のデータを選択して、表示部8に表示する。
例えば、表示制御部9は、ステータス情報によって、ユーザが積極的な意図を持って受信したデータであることがわかると、そのデータを優先的に表示する。これにより、ユーザが重要と考えているデータが優先的に表示されることから、ユーザにとって利便性が向上する。
なお、ユーザとは、無線通信装置1dの所有者であるとは限らず、無線通信装置1dの管理者や設置者でもよい。また、無線通信装置1dがデジタルサイネージの場合は、その設置に関わりのある業者でもよい。
このように、第2の実施形態では、記憶部5に記憶されたステータス情報に基づいて、記憶部5に記憶されたデータを選択して表示部8に表示するため、データ受信時のユーザの意図を考慮に入れた表示形態でデータを表示でき、ユーザは表示部8から自分の関心のあるデータを容易に見つけることができ、ユーザにとっての利便性が向上する。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、ステータス情報に基づいて、記憶部5に記憶されたデータを送信するものである。
図13は第3の実施形態に係る無線通信装置1eの概略構成を示すブロック図である。図13の無線通信装置1eも、携帯電話等の携帯型無線機器でもよいし、市街地等に設置されたデジタルサイネージでもよい。
図13の無線通信装置1eは、図12の表示部8および表示制御部9の代わりに、無線送信部10を有する。無線送信部10は、ステータス情報によって、ユーザが積極的な意図を持って受信したデータであることがわかると、そのデータを優先的に送信する。これにより、ユーザにとって関心のあるデータが優先的に送信されることから、送信されたデータの受信者は、重要度の高いデータを優先的に受信でき、利便性が向上する。
すなわち、図13の無線通信装置1eのユーザが関心のあるデータを、このユーザに接近してきた特定の者に送信することができ、同じ趣向を持つ複数の人間同士で、簡易な手順で手軽に同じデータを共有できる。
なお、図13では、第1無線部2や第2無線部3とは別個に無線送信部10を設けているが、第1無線部2または第2無線部3を用いてデータを送信してもよい。この場合のブロック構成は図14の無線通信装置1fのようになり、無線送信部10を省略できる。
(その他の実施形態)
上述した第1〜第3の実施形態では、受信データとステータス情報を対応づけて記憶部5に記憶する例を説明したが、これに加えて、データの配布条件情報も合わせて記憶してもよい。
図15は配布条件情報を付加した場合の記憶部5のデータ構造を示す図である。すべてのデータについて、配布条件情報を付加する必要はないため、図15の例では、データCとEについては、配布条件情報を省略している。
配布条件情報では、記憶部5に記憶された受信データを送信する際の条件を規定することができる。これにより、意図しない通信相手にデータを送信するおそれがなくなる。
ここで、配布条件情報は、無線部ごとに定めてもよい。例えば、無線通信範囲が狭い第1無線部2でのみデータの送信(配布)を認めるようにしてもよい。このようにする理由は、第1無線部2は、通信相手が近くにいる場合のみデータの送信ができることから、第1無線部2を介して意図しない通信相手にデータを送信する可能性は低いためである。
また、配布条件情報の中に、データ送信にあたって、事前に認証処理を行うことを規定してもよい。この場合の無線通信装置1gのブロック構成は図16のようなものになる。図16の無線通信装置1gは認証部11を備えている。配布条件情報の中に認証処理を行うことが規定されている場合は、認証部11にて通信先との間で認証処理を行って、認証に成功した場合のみ、例えば第1無線部2を用いて、対応するデータを送信する。
上述した各実施形態に係る無線通信装置1〜1gは、携帯電話やスマートフォン、ゲーム機、ラップトップPCなどの携帯型無線機器でもよいし、基地局やアクセスポイントなどの据置型の無線機器でもよいし、キオスク端末やデジタルサイネージ等の情報発信装置でもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1,1a,1b,1c,1d,1e,1f,1g 無線通信装置、2 第1無線部、3 第2無線部、4 ステータス情報生成部、5 記憶部、6 内部バス、7 第3無線部、8 表示制御部、9 表示部、10 無線送信部、11 認証部

Claims (14)

  1. それぞれ無線通信範囲が異なり、それぞれの無線通信範囲内でデータを受信可能な複数の無線部と、
    前記複数の無線部のうち、データを受信するのに利用した無線部に対応して設けられ、データを受信するのに利用した無線部の無線通信範囲に関するステータス情報を生成するステータス情報生成部と、
    前記ステータス情報を、受信したデータと対応づけて記憶する記憶部と、を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記ステータス情報は、データを受信するのに利用した無線部を一意に識別する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記ステータス情報は、データを受信するのに利用した無線部に応じて重み付けされた重み付け値であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記重み付け値は、前記複数の無線部のうち、無線通信範囲が最も狭い無線部が最大であることを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記ステータス情報生成部は、前記複数の無線部のうち、2以上の無線部で同じデータが受信されたか、あるいは該データを2以上の無線部で受信しようとした場合に、該2以上の無線部に対応する前記重み付け値を合成して前記ステータス情報を生成することを特徴とする請求項3または4に記載の無線通信装置。
  6. 前記ステータス情報生成部は、前記複数の無線部のうち、2以上の無線部で同じデータが受信されたか、あるいは該データを2以上の無線部で受信しようとした場合に、前記2以上の無線部の中で無線通信範囲が最も狭い無線部に対応する前記重み付け値に基づいて前記ステータス情報を生成することを特徴とする請求項3または4に記載の無線通信装置。
  7. 前記記憶部に記憶されたステータス情報に基づいて、前記記憶部から少なくとも一部のデータを選択して表示部に表示する制御を行う表示制御部を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の無線通信装置。
  8. 前記表示制御部は、前記記憶部に記憶されたステータス情報に基づいて、前記記憶部に記憶されたデータに優先順位をつけて、該優先順位に従って前記表示部にデータを表示することを特徴とする請求項7に記載の無線通信装置。
  9. 前記記憶部に記憶されたステータス情報に基づいて、前記記憶部から少なくとも一部のデータを選択して、所定の通信相手に送信する無線送信部を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の無線通信装置。
  10. 前記無線送信部は、前記記憶部に記憶されたステータス情報に基づいて、前記記憶部に記憶されたデータに優先順位をつけて、該優先順位に従って前記通信相手にデータを送信することを特徴とする請求項9に記載の無線通信装置。
  11. 前記無線送信部は、前記複数の無線部のうちの一つであることを特徴とする請求項9または10に記載の無線通信装置。
  12. 前記複数の無線部のうち少なくとも一部の無線部は、データを受信する際に、合わせて該データの配布条件情報を受信し、
    前記記憶部は、前記配布条件情報を受信した場合は、受信したデータと、対応する前記ステータス情報と、対応する前記配布条件情報とを対応づけて記憶することを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の無線通信装置。
  13. 前記記憶部に記憶されたデータを送信する通信相手との間で所定の認証処理を行う認証部を備え、
    前記配布条件情報には、受信したデータを送信する通信相手との間で事前に認証処理を行うことを指示する情報を含めることが可能であり、
    前記認証部は、前記配布条件情報に認証処理を行うことを指示する情報が含まれる場合には、前記通信相手との間で認証処理を行って、認証に成功した場合に限り、受信したデータの前記通信相手への送信を許可することを特徴とする請求項12に記載の無線通信装置。
  14. それぞれ無線通信範囲が異なり、それぞれの無線通信範囲内でデータを受信可能な複数の無線部のうち、データを受信するのに利用した無線部に対応づけて、データを受信した際の意図を判断するためのステータス情報を生成するステップと、
    前記ステータス情報を、受信したデータと対応づけて記憶するステップと、を備えることを特徴とする無線通信方法。
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