JP2013159251A - 車両および車両の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに対して、車両の状態や、復帰後の行動喚起を行なうことができる車両および車両の制御方法を提供する。
【解決手段】退避走行状態から通常走行状態となるとECU170によって、メータ装置210の表示面部211に、正常復帰したことが表示される。
この際、ECU170は、検知された部品の異常が一時的なものであり、退避走行状態へ移行してから部品に異常が検出されない場合には、退避走行状態から通常走行状態へ正常復帰されていると判定して、表示面部211から通常走行状態に復帰したことを報知すると共に、さらに、同じ表示面部211から点検が必要であるか否かを報知するために、表示が行なわれる。
【選択図】図1

Description

本発明は、フェールセーフ走行制御で、復帰後の行動の注意喚起を行なう車両および車両の制御方法に関する。
従来、内燃機関などのエンジンおよびモータを駆動源として搭載したハイブリッド車が知られている。ハイブリッド車には、モータに供給する電力を蓄えるバッテリなどの蓄電装置が搭載されている。バッテリには、エンジンによって駆動される発電機が発電した電力および車両の減速時にモータを用いて回生された電力などが充電される。ハイブリッド車の一種であるプラグインハイブリッド車は、ハイブリッド車の外部から供給された電力によりバッテリを充電することも可能である。
このようなハイブリッド車は、エンジンおよびモータのいずれか一方もしくは両方を、車両の運転状態などに応じて駆動源として用いて走行可能である。したがって、エンジンが停止し、モータのみを駆動源として用いて走行するモータ走行モード(以下、EV走行と記す)が可能である。
特開2011−063063号公報(特許文献1)には、動力伝達機構の回転要素が、ロック状態等、故障等の異常である場合には、故障ランプを点灯すること等により、ユーザに異常を報知する報知手段が開示されている。
そして、モータジェネレータの回転駆動力を用いたフェールセーフ制御による退避走行が行なわれ、異常が解消されると、フェールセーフ制御から正常状態に復帰する際に、故障ランプが消灯されて通常の走行制御に復帰する。
特開2011−063063号公報 特開平06−286535号公報 特開昭61−057442号公報 特開2009−259146号公報
しかしながら、従来の車両では、故障を示す一時的な故障ランプの点灯が行なわれても、車両状態が正常状態に復帰すると、故障ランプが消灯してしまう。
故障ランプの消灯後は、故障状態から正常に復帰したのか、通常走行可能なのか、あるいは、故障ランプが消灯しても、点検が必要であるのか車両の状態が不明である。
したがって、ユーザはどのような行動をとればよいのか分からないといった問題があった。
この発明の目的は、ユーザに対して、車両の状態や、復帰後の行動の注意喚起を行なうことができる車両および車両の制御方法を提供することである。
本発明による車両は、部品の異常を検知して、通常走行状態から退避走行状態へ移行させる制御部と、制御部の指令に基づいて、通常走行状態または退避走行状態となったことを報知する報知部とを備えている。
制御部は、検知された部品の異常が一時的なものであり、かつ、退避走行状態へ移行してから部品に異常が検出されない場合には、退避走行状態から通常走行状態へ正常復帰させて報知部に通常走行状態に復帰したことを報知させると共に、点検が必要であるか否かを報知させる。
さらに好ましくは、制御部は、車両が正常復帰した後に、点検を必要とすると判定した場合は、点検が終了するまで報知部による報知を継続させる。
さらに好ましくは、制御部は、正常復帰した後に、点検を必要としていないと判定した場合は、報知部による報知を所定時間継続した後、停止させる。
この発明の他の局面では、車両の制御方法であって、車両状態に異常を検知した場合に、通常走行状態から退避走行状態に移行しているか否かを判定する異常判定ステップと、一旦退避走行状態に移行したと判定した後に、車両状態の異常が正常復帰したか否かを判定する正常復帰判定ステップと、車両状態の異常が解消された場合には、退避走行から通常走行へ正常復帰させるステップと、車両状態が通常走行可能な状態に復帰したことを報知するステップと、車両状態に応じて点検が必要であるか否かを報知するステップとを備える。
本発明によれば、部品の異常が解消した場合には、報知部によって通常走行状態に復帰したことの報知が行なわれると共に、点検が必要であるか否かが報知される。
ユーザは、異常が一時的であり、退避走行状態となった後に、通常走行状態へ正常復帰したことを認識できる。
また、ユーザは、車両を通常走行させながら点検が必要であるか否か等、復帰後にどのような行動をとったらよいのかを、報知部による報知によって認識でき、不必要な車両停車等を未然に防止できる。
実施の形態における車両全体の構成を示す模式的な構成図である。 この発明の実施の形態における車両の制御方法の一例を示すフローチャートである。 図2のフローチャート中の処理で、退避走行モードから通常走行モードへ復帰する際の処理の一例を示すフローチャートである。 通常走行モードで、メータ装置のセンタメータディスプレイに設けられた表示面部に、走行中の燃料消費状態を示す燃費表示計、バッテリ残量計等が表示されている様子を説明するための図である。 正常復帰と行動の注意喚起とを示す文字データが、出力されている様子を説明するための図である。 正常復帰を示す文字データが、出力されている様子を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、実施の形態におけるハイブリッド車両10全体の構成を示す模式的な構成図である。
ハイブリッド車両10には、エンジン100と、第1モータジェネレータ110と、第2モータジェネレータ120と、動力分割機構130と、減速機140と、蓄電装置150とが搭載される。
エンジン100、第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120、蓄電装置150は、ECU(Electronic Control Unit)170により制御される。ECU170は複数のECUに分割するようにしてもよい。
ハイブリッド車両10は、エンジン100および第2モータジェネレータ120のうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行する。すなわち、エンジン100および第2モータジェネレータ120のうちのいずれか一方もしくは両方が、運転状態に応じて駆動源として自動的に選択される。
たとえばアクセル開度が小さい場合および車速が低い場合などには、第2モータジェネレータ120のみを駆動源としてハイブリッド車両10が走行する。この場合、エンジン100が停止される。
また、アクセル開度が大きい場合、車速が高い場合、蓄電装置150の残存容量(SOC:State Of Charge)が小さい場合などには、エンジン100が駆動される。この場合、エンジン100のみ、もしくはエンジン100および第2モータジェネレータ120の両方を駆動源として、ハイブリッド車両10が走行する。
さらに、ハイブリッド車両10は、HV走行モードとEV走行モードとが、ECU170により自動で切替えられて走行する。なお、ハイブリッド車両10は、HV走行モードとEV走行モードとをユーザの手動により切替えるようにしてもよい。
HV走行モードでは、蓄電装置150に蓄えられた電力が、電力計151で検出されながら所定の目標値に維持されつつ、ハイブリッド車両10を走行させる。
EV走行モードでは、走行用として蓄電装置150に蓄えられた電力量を維持せず、主に第2モータジェネレータ120の駆動力のみでハイブリッド車両10が走行する。ただし、EV走行モードでは、アクセル開度が高い場合および車速が高い場合などには、駆動力を補うためにエンジン100が駆動されることもある。
HV走行モードは、HVモードと記載される場合もある。同様に、EV走行モードは、EVモードと記載される場合もある。
エンジン100は、内燃機関である。エンジン100には、燃料を供給する燃料パイプ107を介して、燃料タンク180が接続されている。この燃料タンク180内の燃料は、フューエルポンプPによって吐出されて、燃料パイプ107内を通過しエンジン100に供給される。フューエルポンプPは、ECU170からの駆動信号fsに応じて駆動される。
ECU170には、メモリ部171が設けられている。このメモリ部171には、変数F1,F2を、それぞれ”0”または”1”として状態値(F1,F2)を設定する記憶空間部が含まれる。ここで(F1,F2)は記憶空間部の状態値を示している。記憶空間部の状態値(F1,F2)として設定される変数F1は、走行モードの状態値を示し、F1=0は通常走行モードを、F1=1は退避走行モードをそれぞれ示す。
走行開始後のデフォルト値は、通常走行モードを示す変数F1=0が設定されている。 また、記憶空間部の状態値(F1,F2)に設定される変数F2は、車両情報のうち、故障を含む部品の異常状態を示す。検出された異常の種別や状況に応じて、変数F2が設定される。デフォルト値として、部品が正常に機能している状態を示す変数F2=0が設定されている。なお、変数F2=1は、部品の故障を含み部品の動作に異常があり、ディーラにて点検が必要であると判定される異常状態が発生していることを示している。
このため、通常走行モードで、故障等の異常が無い場合は、ECU170の指令に基づいて記憶空間部の状態値(0,0)に応じた出力表示信号V(0,0)が、メータ装置210に出力される。
メモリ部171の記憶空間部では、故障状態である退避走行モードとなり、一旦変数F1=1が設定されると、正常復帰されても故障した部品の点検および修理が必要な場合等では、変数F1=1が維持される。このため、メータ装置210に対して、出力表示信号V(1,0)または、V(1,1)がECU170の指令に基づいて出力される。
そして、ディーラ等による点検および修理で故障が解消されて、走行モードが正常な通常走行モードで走行可能な状態に、ハイブリッド車両10が正常復帰した場合、変数F1=0である状態値(0,1)に記憶空間部の設定が戻される。ECU170の指令に基づいてメータ装置210には、出力表示信号V(0,1)が出力される。あるいは、点検および修理時点から以後異常が検出されない場合には、ECU170の指令に基づいて出力表示信号V(0,0)が出力される。
また、ECU170からは、ユーザ出力要求Pusに基づいて演算されるエンジン出力要求Peが出力される。エンジン100にエンジン出力要求Peが入力されると、エンジン100は、エンジン出力要求Peに応じて走行駆動力を出力する。エンジン100の走行駆動力は、クランク軸から回転駆動軸を介して連結された動力分割機構130に伝達されて、ハイブリッド車両10のHV走行状態での走行駆動力の一部として用いられる。
エンジン100に導入された空気と、燃料タンク180から送られてくる燃料との混合気は、エンジン100の筒内の燃焼室で燃焼されて、出力軸であるクランクシャフトの回転駆動力となる。
また、ECU170によって、ユーザ出力要求Pusに基づいてエンジン出力要求Peと共に、モータ駆動信号fm1,fm2が演算される。ECU170からは、このモータ駆動信号fm1,fm2が第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120に出力される。
このモータ駆動信号fm1,fm2に基づいて、第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120の回転駆動力が調整される。第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120の回転駆動力は、主にモータ走行を行なう際、およびHV走行を行なう際に間欠または連続走行駆動力として用いられる。
エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120は、動力分割機構130を介して接続されている。エンジン100が発生する回転駆動力は、動力分割機構130により、2経路に分割される。一方は減速機140を介して車軸に支持された前輪160を駆動する経路である。もう一方は、第1モータジェネレータ110に伝達されて回転駆動により発電を行なう経路である。
動力分割機構130で分割されたエンジン100の回転駆動力は、第1モータジェネレータ110を回転駆動させて発電を行なわせる。このとき、ハイブリッド車両10が停車中である場合には、第2モータジェネレータ120の反トルクにより、車軸は回転しない。
また、第1モータジェネレータ110の回転駆動力は、エンジン100を起動させる際に、クランキングを行なう回転駆動力としても用いられる。
第1モータジェネレータ110は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第1モータジェネレータ110により発電された電力は、ハイブリッド車両10の走行状態や、蓄電装置150の残存容量SOCの状態に応じて使い分けられる。
たとえば、通常走行時では、第1モータジェネレータ110により発電された電力は、そのまま第2モータジェネレータ120を駆動させる電力となる。一方、蓄電装置150の残存容量SOCが予め定められた値よりも低い場合、第1モータジェネレータ110により発電された電力は、後述するインバータにより交流から直流に変換され、その後、コンバータなどにより電圧変換され、蓄電装置150に蓄えられる。
第2モータジェネレータ120は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第2モータジェネレータ120は、蓄電装置150に蓄えられた電力および第1モータジェネレータ110により発電された電力のうちの少なくともいずれかの電力により回転駆動力を発生させる。第2モータジェネレータ120の回転駆動力は、減速機140を介して前輪160に伝えられる。これにより、第2モータジェネレータ120はエンジン100と共に、または、第2モータジェネレータ120が単独で発生させる回転駆動力によりハイブリッド車両10を走行させることができる。すなわち、ハイブリッド車両10は、蓄電装置150に蓄えられた電力を用いて走行可能である。なお、前輪160の代わりにもしくは加えて後輪を駆動するようにしてもよい。
動力分割機構130は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む遊星歯車から構成される。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤと係合する。キャリアは、自転可能であるようにピニオンギヤを支持する。サンギヤは第1モータジェネレータ110の回転軸に連結される。キャリアはエンジン100のクランクシャフトに連結される。リングギヤは第2モータジェネレータ120の回転軸および減速機140に連結される。
蓄電装置150は、複数のバッテリセルを一体化したバッテリモジュールを、さらに複数直列に接続して構成された組電池である。蓄電装置150の電圧は、たとえば200V程度である。蓄電装置150には、電気システムとしての駆動制御回路を介在させて、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120が接続されている。
この駆動制御回路は、図示省略のインバータ回路などを備え、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120への出力が、ECU170からのモータ駆動信号fm1,fm2によって調整されている。
そして、故障部位が、フューエルポンプP等の燃料供給系の部品、エンジン100系の部品または発電機系の部品である場合は、退避走行モードとしてモータ走行モードが選択される。モータ走行モードでは、エンジン100が停止された状態で、第1モータジェネレータ110,第2モータジェネレータ120によってハイブリッド車両10が走行する。
また、故障部位が、第2モータジェネレータ120等のモータ系の部品である場合は、退避走行モードとしてエンジン直行モードが選択される。エンジン直行モードでは、第2モータジェネレータ120が故障等によって停止された状態で、主にエンジン100の回転駆動力によってハイブリッド車両10が走行する。
さらに、故障部位が、蓄電装置150系の部品である場合は、退避走行モードとしてバッテリレス走行モードが選択される。バッテリレス走行モードでは、蓄電装置150が電気システムから遮断された状態で、エンジン100の回転駆動力と、第1モータジェネレータ110の起電力で直接、第2モータジェネレータ120を回転駆動させる駆動力とが用いられて、ハイブリッド車両10を走行させる。
以下、退避走行モードとしてのモータ走行、エンジン直行モード、バッテリレス走行モードについては、退避走行モードあるいは退避走行状態とも記す。
ECU170は、メータクラスタ200内に位置する報知部の一部としてのメータ装置210と接続されている。このメータ装置210には、ECU170からの指令に基づいて送られてきた車両の情報を含むデータが、出力表示信号V(F1,F2)として入力する。また、このメータ装置210には、車室内のユーザから、視認可能となる位置に表示面部211が設けられている。
この表示面部211は、平板状の形状であり、電気信号である出力表示信号V(F1,F2)の入力により、所望の文字、図形を表示可能な液晶パネル表示装置を有して構成されている。
ECU170は、報知情報を含む各種車両情報をこのメータ装置210に出力表示信号V(F1,F2)として出力する。出力表示信号V(F1,F2)の車両情報のデータは、メータ装置210に入力すると、ユーザに視認可能な文字情報に変換されて、報知部としての表示面部211に表示される。
この実施の形態の表示面部211には、センタメータディスプレイ212、スピードメータ213、燃料残量計214などの車両状態表示部が並設されている。
例えば、ECU170では、この残存燃料検出信号feに基づいて、この燃料残量計214に出力表示信号Vを送信して、所望の目盛を指示させることにより、ユーザに燃料タンク180内の燃料の残量を知らせることができる。
ECU170は、報知情報として出力表示信号V(F1,F2)をセンタメータディスプレイ212に出力する。
センタメータディスプレイ212は、スピードメータ213の表示面部211から、これらの報知情報を出力する。ユーザは、文章として表示面部211に表示された報知情報を見て、退避走行モードから通常走行モードに移行した後、どのような行動が必要な状態であるのか、容易に認識でき対策を講じやすい。
図2は、この発明の実施の形態における車両の制御方法の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1で、ハイブリッド車両10の制御を開始すると、通常走行モードでは、ECU170が、メモリ部の171の記憶空間部に、変数F1=0,F2=0のデフォルトの状態値(0,0)が設定される。ステップS2では、ECU170によって部品の異常が検知される。
部品の異常がある場合には、ECU170が次のステップS3の処理を進め、部品の異常がない場合は、ステップS4に進んで、ECU170による通常走行モードの処理が繰りかえされる。
ステップS3では、部品の異常を示す検知情報に基づいて、ECU170によって故障部位に対応した退避走行モードが設定される。例えば、故障部位が、フューエルポンプP等の燃料供給系の部品、エンジン100系の部品または、第1モータジェネレータ110等の発電機系の部品である場合は、退避走行モードとしてモータ走行が選択される。また、故障部位が、第2モータジェネレータ120等のモータ系の部品である場合は、退避走行モードとしてエンジン直行モードが選択される。さらに、故障部位が、蓄電装置150系の部品である場合は、退避走行モードとしてバッテリレス走行モードが選択される。
また、この実施の形態のハイブリッド車両10では、通常走行モードから、故障状態である退避走行モードに移行すると、ECU170に設けられたメモリ部171の記憶空間部に変数F1=1が設定されて状態値(1,0)とする。ここでは、ECU170からの指令に基づいて記憶空間部の状態値(1,0)に応じた出力表示信号V(1,0)が、出力される。
変数F1=1の設定で、ステップS3では、ECU170による処理でメモリ部171の記憶空間部の状態値(1,0)に基づく指令で、通常走行モードから退避走行モードへ移行が行われると共に、図3に示す復帰表示ルーチンの処理が開始される。
図3は、図2のフローチャート中の処理で、退避走行モードから通常走行モードへ復帰する際の処理の一例を示すフローチャートである。
ECU170によって異常と判定された車両状態には、部品の故障により復帰できない場合の他に、外乱による部品の動作の異常等、異常動作の要因が解消されれば、通常走行モードに復帰して通常走行を行なっても支障を生じないものが含まれている。
まず、ステップS11で、このECU170による復帰表示ルーチンの処理がスタートすると、ステップS12では、ECU170によって、故障があるか否かが判定される。この場合、部品の故障が原因であるものと、外乱による部品の動作の異常が原因であるものとは、同じく故障により退避走行状態であるか否かによって、判定が行なわれる。
ステップS12で、部品の故障による退避走行状態(外乱による復帰可能な部品の異常動作を含む)であると判定される場合は、ECU170は、ステップS13に処理を進ませる。またステップS12で、故障による退避走行状態でないと判定される場合には、ECU170は、ステップS15に進ませてスタートへ処理を戻す。
ステップS13では、故障部品が正常復帰したか否かが、ECU170からの指令に基づいて判定される。
このステップS13では、外乱による異常動作から、部品が正常動作を行なえるように復帰した場合を主なものとするが、その他、部品自体が故障していても、環境要因によって正常動作が維持できると判定される場合を、この故障部品の正常復帰の判定条件から除外するものではない。
故障部品が正常復帰した場合は、ステップS14に処理が進み、ECU170が故障による退避走行からの正常復帰処理を行なって、退避走行状態から通常走行状態へ復帰させると共に、ステップS16に処理を進める。
故障状態である退避走行モードから通常走行モードへ復帰する際、メモリ部171の記憶空間部の状態値(F1,F2)では、変数F1=1の設定が維持され、状態値(1,0)または、(1,1)の設定が継続される。
また、ステップS13で、故障部品が正常復帰していない場合には、ステップS15に進み、スタートへ戻す処理がECU170によって行なわれる。
ステップS16では、ECU170が、ハイブリッド車両10の異常についての判定処理を行なう。この判定処理は、異常の種類に応じて、ディーラにて点検が必要か否かを、各種センサ等からECU170に送られてきた車両情報に基づいて判定する。判定の結果、ECU170は、メモリ部171の記憶空間部の状態値(F1,F2)を(1,0)または(1,1)に設定する。
ECU170からの指令に基づいて、メモリ部171の記憶空間部が状態値(1,1)であり、ディーラにて点検が必要であると判定されると、ステップS17に処理を進ませる。また、ECU170は、記憶空間部が状態値(1,0)であると、ディーラにての点検が必要ないと判定して、ステップS21に処理を進ませる。
ステップS17では、記憶空間部の状態値(1,1)に応じて、表示Aを表示させるための出力表示信号V(1,1)が出力される。例えば、ECU170からの指令に基づいて、メータ装置210のセンタメータディスプレイ212に、出力表示信号V(1,1)に対応した文字データ「正常状態に復帰しました。通常モードで走行可能です。ディーラにて点検を受けてください。」からなる文章の文字データが、出力される。
この表示Aの文章には、正常復帰したこと、車両状態が通常走行可能であることに加えてさらに、ディーラにて点検を受けるように行動を喚起する意味合いが含まれている。
また、ステップS21では、記憶空間部の状態値(0,1)に応じて、ECU170からの指令に基づいて、メータ装置210のセンタメータディスプレイ212に、文字データ「正常状態に復帰しました。通常モードで走行可能です。」からなる文章の表示Bを表示させるため、出力表示信号V(0,1)が出力される。
この表示Bの文章には、部品の異常等で発生していた異常状態が、すでに解消しているので、点検は不要でありユーザの不必要な減速や路肩駐停車等をしないように注意喚起する意味合いが含まれている。
図4は、通常走行モードで、メータ装置210のセンタメータディスプレイ212に設けられた表示面部211に、走行中の燃料消費状態を示す燃費表示計、バッテリ残量計等が表示されている様子を説明するための図である。
退避走行状態では、通常走行状態で表示されていた燃費表示計、バッテリ残量計の表示に代えて、この表示面部211に表示Aまたは表示Bのうち、何れかがECU170からの指令に基づいて表示される。
図5は、表示Aに相当する正常復帰と行動の注意喚起とを示す文字データが、出力されている様子を説明するための図である。
退避走行状態を示す表示Aとしては、「正常復帰+点検必要有」を表す文章である「正常状態に復帰しました。通常モードで走行可能です。ディーラにて点検を受けてください。」といった内容の文字データが、ECU170からの指令に基づいて出力される出力表示信号V(1,1)により、表示面部211に表示される。
図3に戻ってステップS18に処理が進むと、トリップ中は、この表示Aが継続されて出力されることにより、表示面部211には、「正常状態に復帰しました。通常モードで走行可能です。ディーラにて点検を受けてください。」といった内容の文章が、継続して表示される。
ハイブリッド車両10は、停車後、システム等をOFF動作して点検を行ない、修理が完了しなければ、ECU170からの指令に基づいて出力表示信号V(1,1)がトリップ中、常に出力され続けているため表示Aは、継続して出力され続けて消えない。
よって、修理が完了するまで、センタメータディスプレイ212の表示面部211に表示され続けられているこの表示Aを、ユーザは見続けることとなり、注意が喚起される。このため、ユーザは、ディーラや修理工場等にて、ハイブリッド車両10の点検および修理を行い、確実に正常な状態に復帰させることができる。
次のステップS19では、ディーラにて点検が終了したか否かが判定される。点検が終了した場合は、次のステップS20に処理が進み、ECU170による出力表示信号V(1,1)の出力を終了して表示Aを消すと共に、表示面部211に図4に示す通常走行状態の画面表示を行わせるため、再度、出力表示信号V(0,0)が出力されて、燃費表示計、バッテリ残量計等の通常走行モードの表示が行われる。
トリップ終了で、ハイブリッド車両10の車外からECU170に接続される診断装置等を用いた整備作業が終了すると、または、これに代えて、整備作業終了時に行なわれる動作確認作業を用いて、点検の終了および修理の完了の確認としてもよい。
また、図3のステップS13のECU170による判定で、正常復帰が確認されると、メモリ部171の記憶空間部に設定されている変数F1=1からF1=0に更新されて、初期の通常状態と同様に記憶空間部が状態値(0,0)に設定される。
そして、正常復帰を示す出力表示信号V(0,0)が、正常復帰を示す文字データからなる文章の表示Bを伴って、ECU170からの指令に基づいて表示面部211に出力される(ステップS14参照)。
この実施の形態では、ステップS16で、記憶空間部の状態値(0,0)も基づいてディーラ等で点検を行なう必要がない程度で、さほどの異常ではないとのECU170による判定が行なわれる。ECU170による判定で、ステップS21に処理が進むと、正常復帰を示す文字データからなる表示Bが、ECU170からの指令に基づいて出力表示信号V(0,1)として出力される。
図6は、正常復帰を示す文字データが、出力されている様子を説明するための図である。
この文字データは、例えば「正常状態に復帰しました。通常モードで走行可能です。」との内容を有する表示Bの文章を含み、図4に示す通常走行状態の速度表示計、バッテリ残量計の表示に代えて、ECU170からの指令に基づいて表示面部211に表示される。
メータ装置210では、出力表示信号V(0,1)が入力すると、表示Bが「正常状態に復帰しました。通常モードで走行可能です。」と表示面部211に、文章で出力される。
この文字データからなる文章の表示Bには、正常復帰したこと、車両状態が通常走行可能であること、ディーラにて点検を受けるほど重大な異常ではなく、通常走行が継続可能であるといった意味合いが含まれている。
また、図5および図6に示す文章の表示A,Bは、図4に示す通常走行モードで表示された速度表示計、バッテリ残量計の表示に代えて、ユーザが視認しやすいセンタメータディスプレイ212の表示面部211の位置に出力される。このため、さらに認識性を良好なものとすることができる。
再び図3を参照して、ステップS22に処理が進むと、予め設定された表示閾値を文章の表示Bの出力時間が経過したか否かが判定される。ここで予め設定された表示閾値は、例えば、約1秒〜120秒、好ましくは5秒〜20秒程度である。
この表示Bが、表示面部211に表示されている間に、ユーザはこの表示Bの文章の内容を認識することができる。
ユーザは、ハイブリッド車両10の現在の状態が、通常走行を行なえる状態であり、かつ、一旦行なわれた退避走行モードが、ディーラ等で点検を行なうほどの異常を原因とするものではない場合には、そのまま通常走行を継続できる。
また、ユーザは、そのまま通常走行を継続しながら、一旦行なわれた退避走行モードが外乱による一過性の異常動作であったことを認識する。
そして、ユーザは、正常復帰しても、ディーラ等で点検が必要である場合と、正常復帰後であり点検の必要が無い場合とを、表示Aおよび表示Bにより容易に区別して把握できる。
これにより、報知され続ける場合と報知が終了する場合とで、異なる次にとるべき行動が明確に報知される。したがって、車両状態に応じた行動を喚起しつつ、例えば、減速や路肩駐停車等、ユーザの不必要な運転行動を抑制できる。
ECU170は、予め設定された表示閾値を、文章の表示Bの表示時間が経過した場合には、次のステップS23に処理を進める。
ステップS23では、ECU170からの指令に基づいて出力表示信号V(0,1)を停止することにより表示Bの出力を終了させて、表示されていた文章を消す。
さらに、通常走行状態の画面状態に戻す出力表示信号V(0,0)をECU170からの指令に基づいて、表示面部211へ出力する。そして、図4に示されるように表示面部211では、入力された出力表示信号V(0,0)によって再度、燃費表示計、バッテリ残量計等の通常走行モードの表示が行なわれる。
ステップS24に処理が進むとステップS24では、エンド処理が行なわれこの復帰表示ルーチンの演算処理が終了される。
ハイブリッド車両10は、通常走行モードに復帰することで、異常が生じる前の通常の走行時と同等の駆動力および同等の航続可能距離を確保できる。
この際、ハイブリッド車両10が正常に復帰したことと共に、次の行動の注意喚起が表示A,Bによって報知されるので、ユーザは不要な駐停車等の行動を減少させることができる。
また、この実施の形態のハイブリッド車両10のECU170には、メモリ部171が設けられている。このメモリ部171は、故障状態である退避走行モードに設定された状態で、一旦変数F1=1を設定して記憶する記憶空間部を有している。
さらに、メモリ部171に正常復帰が行なわれたことで変数F1=0が与えられた場合には、記憶空間部に記憶された変数F1=1と共に、正常復帰を示す出力表示信号Vが、ECU170から出力される。
このように、メモリ部171の記憶空間部に記憶された変数F1=0または1が、異なる値に更新される度に、表示を切り替えることができる。なお、変数F2=0またはF2=1に結び付けられる文章による表示Aまたは表示Bの内容を、車種や想定される故障状況、外乱の頻度に応じて、変更して差し替えることも容易である。
以上説明した実施の形態について、最後に再び図面を参照しながら総括する。
ハイブリッド車両10は、エンジン100と、第1モータジェネレータ110,第2モータジェネレータ120への電力供給量とを調整して、回転駆動を制御するECU170が、部品の異常を検知して、通常走行状態から退避走行状態へ、走行モードを移行させる。
通常走行状態または退避走行状態となったことは、ECU170の指示に基づいてメータ装置210の表示面部211に出力されることにより表示される。
この際、ECU170は、検知された部品の異常が一時的なものであり、かつ、退避走行状態へ移行してから部品に異常が検出されない場合には、退避走行状態から通常走行状態へ正常復帰されていると判定する。この判定により、ECU170は、メータ装置210に対して、表示面部211に通常走行状態に復帰したことを報知させる。さらに、ECU170は、メータ装置210の同じ表示面部211に点検が必要であるか否かを報知させるための表示を行なわせる。
部品の異常が解消した場合には、通常走行状態に復帰したことが、ユーザに表示面部211の報知により知らされると共に、点検が必要であるか否かが知らされる。
ユーザは、異常が一時的であり、退避走行状態となった後に、通常走行状態へ正常復帰したことを認識できる。
また、ユーザは、車両を通常走行させながら点検が必要であるか否か等、復帰後にどのような行動をとったらよいのかを、表示面部211の報知で認識でき、不必要な車両停車等の行動を最小限に抑制できる。
さらに好ましくは、ECU170は、ハイブリッド車両10が正常復帰した後に、点検を必要とすると判定した場合は、点検が終了するまで、表示Aの出力による報知を、ECU170から継続させる。
このため、ユーザは、ディーラ等に赴き、点検を確実に終了させることができる。
さらに好ましくは、ECU170は、正常復帰した後に、点検を必要としていないと判定した場合は、文章による表示Bの報知を所定時間継続した後、表示Bの報知を停止させて、表示面部211の表示Bを消す。
このため、ユーザは、ハイブリッド車両10の状態は、通常走行を行なえる状態であると共に、ディーラ等で点検を行なうほどの異常ではないことを認識することができる。
さらに、この実施の形態のECU170からの報知は、ハイブリッド車両10に備えられている表示面部211を有するメータ装置210の表示面部211から、文章による表示Aまたは表示Bとして出力される。
この実施の形態のハイブリッド車両10では、部品の異常が解消した場合には、通常走行状態に復帰したことを、ECU170が、出力して報知する際、点検が必要であるか否かについて、同時に表示出力して、視認しやすい表示面部211から、ユーザに報知することができる。
すなわち、モータ走行等による退避走行の可否と、点検の必要性に関する指示とが、同時に文章による表示A,Bのように、文章データとしてメータ装置210の表示面部211から出力されて表示される。
この文章データには、ユーザが車両の状態を把握して、取りうる対策が記載されているので、不安心理が取り除かれて、より安全な運転の補助として用いることができる。さらに文章データは、一般に用いられている警告などや警報音に比して、文章化されているので内容を把握しやすく、注意喚起について正確な情報の認識を行なわせることができる。
この文章データには、文字として表示される文字データからなる報知文章が含まれる。 よってユーザに対して、通常走行に移行して正常状態に復帰したことが報知される。
ハイブリッド車両10では、正常に復帰した報知だけでなく、退避走行に移行した原因となる部品の異常の度合いや、どのような行動が必要なのかがユーザに注意喚起される。
すなわち、ユーザが取りうる対策の情報まで含めて、ハイブリッド車両10の車両状態を、簡潔、迅速、正確に、判読しやすい報知文章として纏めて伝えることができる。
この実施の形態のハイブリッド車両10では、図5の文章による表示Aに示すように、「正常状態に復帰しました。通常モードで走行可能です。ディーラにて点検を受けて下さい。」として、出力されて表示される。
あるいは、ハイブリッド車両10では、図6の文章による表示Bに示すように、「正常状態に復帰しました。通常モードで走行可能です。」として、表示面部211に報知する内容が出力されて表示される。しかしながら、特にこれに限らず、たとえば、「正常状態に復帰しました。異常個所はありませんので、通常モードで走行可能です。」と、報知する内容が表示されてもよい。
あるいは、「正常状態に復帰しました。通常モードで走行可能ですが、念のため、近日中にディーラにて点検を受けて下さい。」等と表示してもよく、どのような内容の文章データを出力するようにしても、その文字列の数量および組み合わせが限定されるものでははく、通常走行状態に復帰したこととと共に、点検が必要であるか否かが報知されるものであればよい。
また、報知手段としては、表示面部211を含む液晶パネル表示装置に限らず、有機EL表示装置や、ユーザ室前方に位置するフロントウインドウパネルに投影されるヘッドアップディスプレイ装置など、他の表示装置を、センタメータディスプレイ212に代えて、もしくは、組み合わせてモニタ装置として用いて構成してもよい。
さらに、報知手段としては、スピーカなどからなる音声出力装置で構成されていて音声を用いて、ユーザに報知するようにしてもよい。また、モニタ装置と音声出力装置とを組み合わせても、通常走行に復帰したことと共に、点検が必要であるか否かを出力して報知できるものであればよく、報知手段の形式、数量および組合わせが特に限定されるものではない。
また、実施の形態では、車両として、エンジン100および第2モータジェネレータ120のうちのいずれか一方もしくは両方が、運転状態に応じて駆動源として自動的に選択されるハイブリッド車両10を例示して説明してきたが、特にこれに限らない。
例えば、ガソリンもしくは、ディーゼル機関等の内燃機関を動力源とするものや、或いは、電気自動車や、燃料電池車などのように、どのような動力源を走行駆動力として用いて走行する車両で、退避走行状態から通常走行状態に移行するものであればよい。また、これらの複数の駆動源を組み合わせて、走行駆動源としたハイブリッド車両であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ハイブリッド車両、100 エンジン、107 燃料パイプ、110 第1モータジェネレータ、120 第2モータジェネレータ、130 動力分割機構、140 減速機、150 蓄電装置、151 電力計、160 前輪、170 ECU、171 メモリ部、180 燃料タンク、210 メータ装置、211 表示面部、212 センタメータディスプレイ、213 スピードメータ、214 燃料残量計、P フューエルポンプ。

Claims (4)

  1. 部品の異常を検知して、通常走行状態から退避走行状態へ移行させる制御部と、
    前記制御部の指令に基づいて、前記通常走行状態または前記退避走行状態となったことを報知する報知部とを備え、
    前記制御部は、検知された前記部品の異常が一時的なものであり、かつ、前記退避走行状態へ移行してから前記部品に異常が検出されない場合には、前記退避走行状態から通常走行状態へ正常復帰させて前記報知部に前記通常走行状態に復帰したことを報知させると共に、点検が必要であるか否かを報知させる、車両。
  2. 前記制御部は、前記車両が正常復帰した後に、点検を必要とすると判断した場合は、点検が終了するまで前記報知部による報知を継続させる、請求項1に記載の車両。
  3. 前記制御部は、正常復帰した後に、点検を必要としていないと判断した場合は、前記報知部による報知を所定時間継続した後、停止させる、請求項1に記載の車両。
  4. 車両状態に異常を検知した場合に、通常走行状態から退避走行状態に移行しているか否かを判定する異常判定ステップと、
    一旦前記退避走行状態に移行したと判定した後に、前記車両状態の異常が正常復帰したか否かを判定する正常復帰判定ステップと、
    前記車両状態の異常が解消された場合には、退避走行から通常走行へ正常復帰させるステップと、
    前記車両状態が通常走行可能な状態に復帰したことを報知するステップと、
    前記車両状態に応じて点検が必要であるか否かを報知するステップとを備えた、車両の制御方法。
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