JP2013158148A - 充電装置 - Google Patents

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潤 高木
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Abstract

【課題】 2台の電子機器に対して電磁誘導を利用した非接触の給電によって同時に電力供給が可能な安価な充電装置を提供する。
【解決手段】 充電台1のキャビネット5には、2つの収容部2が形成される。各収容部2は、携帯型電子機器11の長手方向が鉛直方向となるように、それぞれ1つの携帯型電子機器11を収容する。2つの収容部2は、各携帯型電子機器11の受電コイル13が、給電コイル4が発生する交流磁界内で給電コイル4に近接して、給電コイル4を挟んで対向して配置されるように、携帯型電子機器11を収容する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器に使用される二次電池を、電磁誘導による誘導起電力を利用して充電する非接触型の充電装置に関する。
二次電池を使用する電子機器に対して商用交流電源からの電力を供給して二次電池を充電する充電装置には、商用交流電源の電源線を直接、電子機器の接触端子に接続して電力を電子機器に供給する充電装置、および電子機器とは別途の給電装置に給電コイルを設け、かつ被給電装置である電子機器に受電コイルを設けて、電磁誘導作用によって無接点、つまり非接触で電力を供給する充電装置などが周知である。
商用交流電源の電源線を直接、電子機器の接触端子に接続する場合は、構造が簡単で安価な装置とすることはできるが、接触端子のコネクタ接点の磨耗や汚れによって接触不良が発生し、信頼性が低いという問題がある。また、電磁誘導作用によって非接触で電力を供給する場合は、接触不良の問題は解消されるが、給電装置と被給電装置とが1対1に対応して個別に接続可能な構成であるため、複数の被給電装置に電力を給電するためには、それぞれの被給電装置に給電装置が必要、つまり複数の給電装置が必要となり、ユーザにとって利便性が悪いという問題がある。
図4は、第1の従来技術による給電装置80および被給電装置81のブロック図である。第1の従来技術による給電装置80は、たとえば特許文献1に記載される非接触給電装置である。給電装置80は、被給電装置81に備えられる蓄電池814を充電する充電装置である。
給電装置80は、複数の給電コイル82、複数のスイッチ83、位置検出回路84、整流回路85および共振回路86によって構成される。被給電装置81は、共振コイル811、コンデンサ812、整流回路813、蓄電池814および負荷815によって構成される。
整流回路85は、交流電源89からの交流電圧を直流電圧に変換する。共振回路86は、整流回路85で整流された直流電圧を交流電圧に変換して給電コイル82を駆動する。複数のスイッチ83は、複数の給電コイル82のオン/オフを切り換える。位置検出回路84は、被給電装置81がどの位置に置かれたかを検出する。
給電装置80は、位置検出回路84によって検出された被給電装置81の位置で最も効率よく磁気結合可能な給電コイル82を選択し、該給電コイル82のオン/オフを切り換えるスイッチ83をオンにする。また、被給電装置81が2台以上の場合は、給電コイル82を被給電装置81の台数に合わせて駆動することができるように複数のスイッチ83をオンにする。
複数の給電コイル82のうち、スイッチ83によってオンに切り換えられた給電コイル82は、被給電装置81の共振コイル811と磁気結合して、被給電装置81に電力を供給する。共振コイル811とコンデンサ812とは、共振回路を構成する。この共振回路からの交流電圧は、整流回路813で直流電圧に変換され、変換された直流電圧によって蓄電池814が充電される。蓄電池814は、直流電圧を負荷815に印加する。
図5は、第2の従来技術による充電台90および電池内蔵機器91の斜視図である。図6は、第2の従来技術による充電台90および電池内蔵機器91のブロック図である。第2の従来技術による充電台90は、たとえば特許文献2に記載される充電台である。充電台90は、電池内蔵機器91に備えられる電池911を充電する充電装置である。
充電台90は、送電コイル92、移動機構93、位置検出制御器94、交流電源95および認識表示器96によって構成される。電池内蔵機器91は、電池911、充電制御回路912、平滑コンデンサ913、ダイオード914、コンデンサ915および受電コイル916によって構成される。
送電コイル92は、交流電源95に接続されて、電池内蔵機器91に備えられる受電コイル916に起電力を誘導する。充電台90の上面には、電池内蔵機器91を載せるための上面プレート99が設けられている。上面プレート99は、複数の電池内蔵機器91を載せることが可能である。送電コイル92は、上面プレート99と平行な面で渦巻状に巻かれてなる平面コイルであり、交流電源95から交流電力が供給されて、上面プレート99の上方に交流磁束を放射する。
移動機構93は、送電コイル92を上面プレート99の内面に沿って移動させる。位置検出制御器94は、上面プレート99に載せられた電池内蔵機器91の位置を検出し、移動機構93を制御して、電池内蔵機器91を検出した位置に送電コイル92を接近させる。認識表示器96は、複数のパイロットランプ961を有し、上面プレート99に載せられた電池内蔵機器91の位置に対応するパイロットランプ961を点灯する。
位置検出制御器94は、第1の位置検出制御器941、第2の位置検出制御器942、満充電検出回路943、残容量検出回路944および交流電源95を含む。第1の位置検出制御器941は、受電コイル916の位置を検出する。第2の位置検出制御器942は、受電コイル916の位置をより精密に検出する。位置検出制御器94は、第1の位置検出制御器941によって受電コイル916の位置を粗検出し、移動機構93を制御して、送電コイル92の位置を受電コイル916に接近させた後、第2の位置検出制御器942によって、受電コイル916の位置を精密に検出し、移動機構93を制御して、送電コイル92の位置を受電コイル916に接近させる。
満充電検出回路943は、電池内蔵機器91から出力される満充電信号を検出して、電池911の満充電を検出する。残容量検出回路944は、充電している電池911が設定残容量まで充電されたことを検出する。充電台90は、満充電検出回路943によって電池911の満充電が検出され、または、残容量検出回路944によって電池911が設定残容量まで充電されたことが検出されると、送電コイル92を次に充電する電池内蔵機器91の受電コイル916に接近させて充電する。
電池内蔵機器91のコンデンサ915は、受電コイル916と並列に接続されている。コンデンサ915と受電コイル916とは、並列共振回路を構成する。コンデンサ915と受電コイル916との共振周波数は、送電コイル92から電力搬送される周波数に近似する周波数として、送電コイル92から効率よく受電コイル916に電力を発生させることができる。
ダイオード914は、受電コイル916から出力される交流電圧を整流する。平滑コンデンサ913は、ダイオード914で整流された脈流を平滑化する。ダイオード914と平滑コンデンサ913とは、整流平滑回路を構成する。充電制御回路912は、この整流平滑回路から出力される直流電圧によって電池911を充電する。充電制御回路912は、電池911の満充電を検出して充電を停止する。
第3の従来技術として、特許文献3に記載される充電装置がある。この充電装置は、2台の携帯端末機をそれぞれ挿入して起立した状態で装着する2つの端末装着凹部を有し、2つの端末装着凹部に装着された2台の携帯端末機を同時に充電することができる。しかし、この充電装置は、各端末装着凹部の底部に、携帯端末機の充電端子に対応して設けられる給電端子によって携帯端末機を充電するものであり、電磁誘導を利用するものではない。
特開2006−149168号公報 特開2010−183706号公報 実用新案登録第3128228号公報
このように、第1の従来技術は、複数の給電コイル82、複数の切換え用のスイッチ83、および位置検出回路84などが必要である。また、第2の従来技術は、移動機構93および位置検出制御器94などが必要である。すなわち、電磁誘導を利用するいずれの従来技術も、複雑な回路や機構が必要となるので、安価な充電装置とはいい難い。
本発明の目的は、2台の電子機器に対して電磁誘導を利用した非接触の給電によって同時に電力供給が可能な安価に実現することができる充電装置を提供することである。
本発明は、二次電池と、該二次電池に接続される受電コイルとを備える電子機器の前記二次電池を、無接点給電によって充電するための充電装置であって、
交流電圧が印加されることによって交流磁界を発生する給電コイルと、
前記給電コイルに交流電圧を印加する電源部と、
前記給電コイルが配設され、前記電子機器を収容可能な2つの収容部を有する収容体であって、前記2つの収容部の少なくともいずれか一方に電子機器が収容されることによって、その収容された電子機器の受電コイルが、前記給電コイルに発生した交流磁界によって前記給電コイルに電磁結合する収容体と、を含むことを特徴とする充電装置である。
また本発明は、前記電源部は、
交流電圧を直流電圧に変換する交流/直流変換部と、
交流/直流変換部で変換された直流電圧を、前記無接点給電に必要な電圧まで昇圧する昇圧部と、
前記昇圧部で昇圧された直流電圧を交流電圧に変換し、変換した交流電圧を前記給電コイルに印加する直流/交流変換部と、
を含むことを特徴とする。
また本発明は、前記給電コイルは、その中心を通る軸線が、前記2つの収容部の少なくともいずれか一方に収容された電子機器の受電コイルの中心を通る軸線を延長した一直線上に位置するように、前記収容体に配設されることを特徴とする。
本発明によれば、給電コイルは、交流電圧が印加されることによって交流磁界を形成する。電源部は、該給電コイルに交流電圧を印加する。そして、収容体は、二次電池および前記給電コイルの電磁誘導によって該二次電池を充電する受電コイルを含む電子機器をそれぞれ1つ収容可能な2つの収容部を有し、各収容部は、各電子機器の受電コイルが、前記給電コイルが発生する交流磁界内に配置されるように、各電子機器を収容する。したがって、充電装置は、2台の電子機器に対して電磁誘導を利用した非接触の給電によって受電コイルに同時に誘導起電力を発生し、この誘導起電力によって二次電池を充電することができる。このような構成によって、従来技術では必要であった複数の給電コイルや給電コイルの移動機構が不要であるので、コスト削減による低コスト化を実現することができ、充電装置を安価な製造コストで提供することが可能となる。
また本発明によれば、前記電源部は、商用交流電源からの交流電圧を直流電圧に変換する交流/直流変換部と、交流/直流変換部で変換された直流電圧を、無接点給電に必要な電圧まで昇圧する昇圧部と、昇圧部で昇圧された直流電圧を交流電圧に変換し、変換した交流電圧を前記給電コイルに印加する直流/交流変換部とを含む。したがって、充電装置は、商用交流電源から交流電力を電源電力として用いることができる。
また本発明によれば、前記給電コイルは、その中心を通る軸線が、前記2つの収容部の少なくともいずれか一方に収容された電子機器の受電コイルの中心を通る軸線と一直線を成して収容体に設けられる。したがって、充電装置は、給電コイルと受電コイルとの間でより強い電磁結合を形成し、効率よく受電コイルに誘導起電力を発生させて二次電池を充電することができる。
本発明の一実施形態である充電台1に2台の携帯型電子機器11を搭載した状態を示す断面図である。 充電台1に2台の携帯型電子機器11を搭載した状態を示す正面図である。 充電台1および2台の携帯型電子機器11の電気的構成を示すブロック図である。 第1の従来技術による給電装置80および被給電装置81のブロック図である。 第2の従来技術による充電台90および電池内蔵機器91の斜視図である。 第2の従来技術による充電台90および電池内蔵機器91のブロック図である。
図1は、本発明の一実施形態である充電台1に2台の携帯型電子機器11を搭載した状態を示す断面図である。図2は、充電台1に2台の携帯型電子機器11を搭載した状態を示す正面図である。
充電装置である充電台1は、給電コイル4、キャビネット5、給電コイルリード線6、給電コイル駆動回路7、プリント基板8、および交流(alternating current:以下「AC」という)アダプタ接続ケーブル9を含んで構成される。
前記給電コイル4は、平面状のコイルであり、充電台1に携帯型電子機器11が装着された状態において、平面部分が鉛直方向に延びて形成される。給電コイル4は、交流電圧が印加されることによって、平面状のコイルの両側に、交流磁界E1,E2を対称に形成する。すなわち、給電コイル4は、平面状のコイルの両側に電磁誘導のループを形成する。前記携帯型電子機器11は、たとえば携帯電話などの携帯端末装置によって実現される。
前記給電コイルリード線6は、導電性の良好な導体によって形成される電線である。給電コイルリード線6は、給電コイル4と給電コイル駆動回路7とを接続する。給電コイル駆動回路7は、給電コイルリード線6を介して、交流電圧を給電コイル4に印加する。給電コイル駆動回路7は、プリント基板8上に形成される。ACアダプタケーブル9は、プリント基板8の図示しない電源端子を後述するACアダプタ54に接続するための電源ケーブルである。
前記キャビネット5は、給電コイル4、給電コイルリード線6、給電コイル駆動回路7およびプリント基板8を内部に収納する収納体である。キャビネット5は、側面が側壁21によって構成され、底面が底部22によって構成される有底筒状に形成され、給電コイル4によって発生した交流磁界を透過させる透磁性体から成り、たとえば合成樹脂から成る。
前記プリント基板8は、底部22の上面に設けられる。キャビネット5には、給電コイル4の平面部分の両側に、それぞれ1つの収容部2が形成される。各収容部2には、上方に開放している差込み凹部24が形成されている。差込み凹部24の側面は、鉛直方向に沿って延びる。側壁21は、高さが増すほど差込み凹部24に近づくように傾斜している。
各収容部2は、差込み凹所23から差込み凹部24に挿入される携帯型電子機器11を、それぞれ1つ収容する。各収容部2は、携帯型電子機器11の長手方向が鉛直方向となるように、携帯型電子機器11を収容する。
各収容部2の深さH2は、携帯型電子機器11を収容した状態で、携帯型電子機器11が転倒しない深さ以上の深さに形成される。携帯型電子機器11を安定に支持することができる収容部2の深さH2は、携帯型電子機器11の長手方向の長さH1に対する比(H2/H1)を、0.3〜0.5に選ばれる。
前記収容部2の奥行き、つまり収容部2に収容された携帯型電子機器11の厚み方向の長さは、収容する携帯型電子機器11がぐらつかない程度の隙間が形成され、かつ携帯型電子機器11を収容部2に挿入するとき、支障のない長さである。収容部2の奥行きが、携帯型電子機器11の厚みよりも大きすぎると、給電コイル4と受電コイル13との距離が離れることがあり、給電コイル4と受電コイル13との電磁結合の強さが弱くなり、充電効率が低下する可能性が大きくなる。
また、前記収容部2の横方向の長さ、つまり収容部2に収容された携帯型電子機器11の短手方向の長さは、収容する携帯型電子機器11がぐらつかない程度の隙間が形成され、かつ携帯型電子機器11を収容部2に挿入するとき、支障のない長さである。収容部2の横方向の長さが、携帯型電子機器11の図1の紙面に垂直な短手方向の長さよりも長すぎると、給電コイル4と受電コイル13との横方向のずれが大きくなることがあり、給電コイル4と受電コイル13との電磁結合の強さが弱くなり、充電効率が低下する可能性が大きくなる。
前記受電コイル13は、平面状のコイルであり、携帯型電子機器11が収容部2に収容された状態で、平面部分が鉛直方向に延び、かつ、給電コイル4に対向するように設けられる。
前記受電コイル13が携帯型電子機器11の厚み方向の中心に設けられない場合、受電コイル13がより給電コイル4に近接する側を給電コイル4側にして、収容部2に収容する必要がある。受電コイル13が携帯型電子機器11の厚み方向の中心に設けられるとは、受電コイル13の中心が携帯型電子機器11の厚み方向の中心に一致するように設けられることである。この場合、2つの携帯型電子機器11は、表側同士が対面する方向、または裏側同士が対面する方向に各収容部2に収容することになる。したがって、このような携帯型電子機器11を収容する充電台1は、給電コイル4が、収容部2の横方向の幅の中心に設けられ、かつ、受電コイル13が、携帯型電子機器11の短手方向の中心に設けられる。
受電コイル13が携帯型電子機器11の厚み方向の中心に設けられる場合、携帯型電子機器11の表側および裏側のうちのいずれの側を給電コイル4に対向させて収容部2に収容してもよい。ただし、給電コイル4が、収容部2の横方向の幅の中心に設けられ、かつ、受電コイル13が、携帯型電子機器11の短手方向の中心に設けられている必要がある。受電コイル13が携帯型電子機器11の短手方向の中心に設けられていない場合は、給電コイル4は、携帯型電子機器11が収容部2に収容されたとき、受電コイル13に対向する位置に設けられる必要がある。
電子機器である携帯型電子機器11は、たとえば携帯電話装置や携帯端末装置によって構成される。携帯型電子機器11は、電池12および受電コイル13を含んで構成される。電池12は、二次電池を含む。受電コイル13は、電池12に接続され、給電コイル4からの電磁誘導によって供給される電力によって電池12を充電する。
各収容部2は、各携帯型電子機器11の受電コイル13が、給電コイル4が形成する両側の交流磁界E1,E2内で給電コイル4に近接して、給電コイル4を挟んで対向して配置されるように、携帯型電子機器11を収容する。給電コイル4が設けられる高さは、携帯型電子機器11が収容部2に収容された状態で、受電コイル13が位置する高さで2つの携帯型電子機器11の短手方向の中心を結ぶ直線上に設けられる。換言すれば、前記給電コイル4は、その中心を通る軸線が、前記2つの収容部2のいずれか一方に収容された携帯型電子機器11の受電コイル13の中心を通る軸線と一直線を成すように、前記キャビネット5に設けられている。
このような構成によって、携帯型電子機器11が2つの収容部2にいずれに収容された状態であっても、給電コイル4と受電コイル13とが対向する位置となり、給電コイル4と受電コイル13との間で強い電磁結合が形成され、効率よく受電コイル13に誘導起電力を発生させて、電池12を充電することができる。
図1に示した給電コイル4は、収容部2の深さH2の範囲内の高さに設けられているが、収容部2の深さH2を超える高さに設けられてもよい。すなわち、携帯型電子機器11が収容部2に収容された状態で、携帯型電子機器11の受電コイル13が収容部2の深さH2を超える高さになる場合、給電コイル4は、その受電コイル13に対向する位置になるように設けられる。
図3は、充電台1および2台の携帯型電子機器11の電気的構成を示すブロック図である。充電台1は、さらに、コイルドライバ回路51、制御回路52、昇圧回路53、ACアダプタ54およびACコンセント55を含んで構成される。コイルドライバ回路51、制御回路52および昇圧回路53は、プリント基板8上に形成される。
ACコンセント55は、周波数が、たとえば50Hzあるいは60Hzの商用交流電源に接続するためのコンセントである。交流/直流変換部であるACアダプタ54は、ACコンセント55を介して供給される商用交流電源の交流電圧を直流電圧に変換し、変換した直流電圧を昇圧回路53に供給する。昇圧部である昇圧回路53は、ACアダプタ54から供給される直流電圧を、無接点給電に必要な電圧、たとえば12Vまで昇圧し、昇圧した直流電圧をコイルドライバ回路51に供給する。
直流/交流変換部であるコイルドライバ回路51は、給電コイル駆動回路7のことである。制御回路52は、コイルドライバ回路51を制御する。コイルドライバ回路51は、制御回路52からの指示によって、昇圧回路53から供給される直流電圧を、高周波たとえば105Hz〜1.4MHzの周波数の交流電圧に変換し、変換した交流電圧を給電コイル4に印加する。コイルドライバ回路51、制御回路52、昇圧回路53、ACアダプタ54およびACコンセント55は、電源部を形成する。
給電コイル4は、コイルドライバ回路51からの交流電圧が印加されることによって、平面状のコイルの両側に対称に交流磁界E1,E2を形成する。給電コイル4は、受電コイル13と電磁結合し、電池12を充電するための電力を受電コイル13に供給する。
充電台1は、ACアダプタ54、昇圧回路53およびコイルドライバ回路51によって、電圧を高くし、かつ高周波の交流電圧に変換することができるので、商用交流電源を電力の供給源として充電に用いることができる。
携帯型電子機器11は、電池12および受電コイル13のほかに、電子回路111を含んで構成される。電池12は、整流回路114、無接点充電制御回路113および電池セル112を含んで構成される。
受電コイル13は、携帯型電子機器11が収容部2に収容されたとき、給電コイル4によって形成される交流磁界E1,E2内に位置する。交流磁界E1,E2内に位置する受電コイル13は、給電コイル4と電磁結合することによって、交流電圧を発生させる。交流磁界E1,E2が発生する範囲は、給電コイル4に印加される交流電圧、供給される電力、および給電コイル4と受電コイル13との距離などによって変化するが、少なくとも、収容部2に収容された携帯型電子機器11の受電コイル13を含む範囲である。
受電コイル13によって受電された交流電圧は、整流回路114に供給される。整流回路114は、受電コイル13から供給される交流電圧を直流電圧に変換し、変換した直流電圧を無接点充電制御回路113に供給する。
無接点充電制御回路113は、電池セル112が適切な電流で充電されるように、電池セル112の状態に応じて電池セル112に供給する充電電流を制御する。電池セル112は、二次電池であり、充電可能である。電池セル112は、正電位側がプラス端子115に接続され、アース電位側がマイナス端子116に接続される。プラス端子115およびマイナス端子116は、負荷である電子回路111に接続される。
電池セル112は、プラス端子115およびマイナス端子116を介して、電池セル112に充電された直流電圧を、電子回路111に印加する。電子回路111は、携帯型電子機器11の機能を実現するための回路であり、たとえば携帯型電子機器11が携帯電話装置であれば、通信機能を実現するための回路である。
図3に示した2つの携帯型電子機器11は、同じ構成のものであるが、必ずしも同じ構成の電子機器である必要はなく、電池セル112と同様の電池セルを、受電コイル13と同様の受電コイルを用いて構成され、収容部2に収容された電子機器の受電コイルが、携帯型電子機器11の受電コイル13と同じ位置、つまり給電コイル4に対向する位置になる構成のものであればよい。
上述した構成の充電台1は、1個の給電コイル4によって、同時に2台の携帯型電子機器11を充電することができる。すなわち、充電台1は、2台の携帯型電子機器11に対して電磁誘導を利用した非接触の給電によって同時に電力を供給することができるので、従来技術で必要となる複数の給電コイルや給電コイルの移動機構が不要である。また、充電台1は、従来技術で必要となる複数の給電コイルや給電コイルの移動機構が不要となるので、コスト削減による低価格化を実現することができ、充電台1を安価に提供することが可能となる。
このように、給電コイル4は、交流電圧が印加されることによって両側に対称に交流磁界を形成する。電源部は、給電コイル4に交流電圧を印加する。そして、2つの収容部2は、電池セル112および給電コイル4の電磁誘導によって電池セル112を充電する受電コイル13を含む携帯型電子機器11をそれぞれ1つ収容する。また、2つの収容部2は、各携帯型電子機器11の受電コイル13が、給電コイル4が形成する両側の交流磁界内で給電コイル4に近接して給電コイル4を挟んで対向して配置されるように、各携帯型電子機器11を収容する。したがって、充電台1は、2台の携帯型電子機器11に対して電磁誘導を利用した非接触の給電によって同時に電力を供給することができ、また、従来技術で必要となる複数の給電コイルや給電コイルの移動機構が不要であるので、コスト削減による低価格化を実現することができ、充電台1を安価に提供することが可能となる。
さらに、前記電源部は、商用交流電源からの交流電圧を直流電圧に変換するACアダプタ54と、ACアダプタ54で変換された直流電圧を、無接点給電に必要な電圧まで昇圧する昇圧回路53と、昇圧回路53で昇圧された直流電圧を交流電圧に変換し、変換した交流電圧を給電コイル4に印加するコイルドライバ回路51とを含む。したがって、充電台1は、商用交流電源を電力の供給源とすることができる。
さらに、給電コイル4は、携帯型電子機器11が収容部2に収容された状態で、受電コイル13が位置する高さで2つの携帯型電子機器11の短手方向の中心を結ぶ直線上に設けられる。したがって、充電台1は、給電コイル4と受電コイル13との間でより強い電磁結合を形成することができる。
1 充電台
2 収容部
4 給電コイル
5 キャビネット
6 給電コイルリード線
7 給電コイル駆動回路
8 プリント基板
9 ACアダプタ接続ケーブル
11 携帯型電子機器
12 電池
13 受電コイル
21 側壁
22 底部
23 差込み凹所
24 差込み凹部
51 コイルドライバ回路
52 制御回路
53 昇圧回路
54 ACアダプタ
55 ACコンセント
111 電子回路
112 電池セル
113 無接点充電制御回路
114 整流回路
E1,E2 交流磁界

Claims (3)

  1. 二次電池と、該二次電池に接続される受電コイルとを備える電子機器の前記二次電池を、無接点給電によって充電するための充電装置であって、
    交流電圧が印加されることによって交流磁界を発生する給電コイルと、
    前記給電コイルに交流電圧を印加する電源部と、
    前記給電コイルが配設され、前記電子機器を収容可能な2つの収容部を有する収容体であって、前記2つの収容部の少なくともいずれか一方に電子機器が収容されることによって、その収容された電子機器の受電コイルが、前記給電コイルに発生した交流磁界によって前記給電コイルに電磁結合する収容体と、を含むことを特徴とする充電装置。
  2. 前記電源部は、
    交流電圧を直流電圧に変換する交流/直流変換部と、
    交流/直流変換部で変換された直流電圧を、前記無接点給電に必要な電圧まで昇圧する昇圧部と、
    前記昇圧部で昇圧された直流電圧を交流電圧に変換し、変換した交流電圧を前記給電コイルに印加する直流/交流変換部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記給電コイルは、その中心を通る軸線が、前記2つの収容部の少なくともいずれか一方に収容された電子機器の受電コイルの中心を通る軸線を延長した一直線上に位置するように、前記収容体に配設されることを特徴とする請求項1または2に記載の充電装置。
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