JP2013151831A - 荷重軽減装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置される構造物の荷重を簡易に軽減することができる荷重軽減装置を提供すること。
【解決手段】水中に保持される浮体2と、荷重軽減対象構造物の支持部分に取り付けるフランジ構造のプレート座3、プレート座3の一端から水中の浮体2に向けて延びて浮体2を支持する中間支柱部4、および中間支柱部4の先端側で浮体2を水中に保持する水中支持部5を有した浮体支持部10と、を備える。プレート座3は、荷重軽減装置構造物の支持部分に固定してもよいし、この支持部分と基礎構造物などの下部構造との間に挟んでもよい。水中支持部5は、網状部材や籠状部材によっても実現できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、橋や貯水槽の覆蓋などの構造物の荷重を、浮体の浮力によって軽減する荷重軽減装置に関するものである。
従来、橋や貯水槽の覆蓋などの構造物を設置する場合、この構造物の設置側の躯体設備、たとえば構造物が設置される部分の基礎や貯水槽の上部などの躯体設備の耐荷重性能を高める構造としていた。
なお、特許文献1,2には、浮体を用いて構造物を水上に浮かべる太陽光発電装置や水質浄化装置が記載されている。
特開2009−202697号公報 特開平8−268383号公報
ところで、上述した構造物が設置される側の躯体設備は、設置される構造物の荷重が大きくなるにしたがって、耐積載荷重性能、耐震性能、さらには耐風荷重を高めた構造とする必要があった。
また、構造物の耐震基準などの変更などによって、耐震性能を高める必要が生じた場合、上述した躯体設備に対して補強工事を実施しなければならなかった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設置される構造物の荷重を簡易に軽減することができる荷重軽減装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる荷重軽減装置は、水中に保持される浮体と、荷重軽減対象構造物の支持部分に取り付けるフランジ構造のプレート座、該プレート座の一端から水中の前記浮体に向けて延びて該浮体を支持する中間支柱部、および該支持部の先端側で前記浮体を水中に保持する水中支持部を有した浮体支持部と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる荷重軽減装置は、上記の発明において、水中に保持される複数の浮体を備え、前記浮体支持部は、前記プレート座の異なる端部からそれぞれ水中の各浮体に向けて延びて各浮体を支持する複数の中間支柱部、および該複数の中間支柱部の先端側でそれぞれ各浮体を水中に保持する複数の水中支持部を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる荷重軽減装置は、上記の発明において、前記浮体および前記浮体支持部は複数であり、各水中支持部の先端側あるいは各中間支柱部の先端側を連結する連結部を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる荷重軽減装置は、上記の発明において、前記水中支持部は、リング状部材であり、該リング状部材の鉛直下端部に前記浮体を取り付けることを特徴とする。
また、この発明にかかる荷重軽減装置は、上記の発明において、前記水中支持部は、前記浮体を包む弾性の網であり、該網の一端が前記中間支柱部の先端に取り付けられることを特徴とする。
また、この発明にかかる荷重軽減装置は、上記の発明において、前記水中支持部は、前記浮体を包む籠状部材であることを特徴とする。
また、この発明にかかる荷重軽減装置は、上記の発明において、前記水中支持部は、鉛直下方側が開放した籠状部材であり、該籠内に前記浮体が取り込まれることを特徴とする。
また、この発明にかかる荷重軽減装置は、上記の発明において、前記浮体は、前記中間支柱部の先端側を貫通する貫通孔を備え、前記水中支持部は、水中に位置する部分にストッパーを有し、該ストッパーよりも鉛直下方部分が前記貫通孔に挿通されることを特徴とする。
また、この発明にかかる荷重軽減装置は、上記の発明において、前記浮体は、鉛直方向に延びた略柱状体であることを特徴とする。
また、この発明にかかる荷重軽減装置は、上記の発明において、前記浮体は、複数の小浮体からなることを特徴とする。
また、この発明にかかる荷重軽減装置は、上記の発明において、前記浮体は、伸縮可能な部材で形成されたバルーンであり、前記浮体に吸排管が接続され、該吸排管を介して前記浮体内の気体充填量を調整して該浮体の体積を変化させることを特徴とする。
この発明によれば、水中支持部によって水中に保持された浮体の浮力によって、荷重軽減対象構造物の荷重を軽減するようにしているので、荷重軽減対象構造物の耐荷重性能や耐震性能を高める必要がない。
図1は、この発明の実施の形態1にかかる荷重軽減装置の概要構成を示す模式図である。 図2は、図1に示した荷重軽減装置を橋に適用した場合の構成を示した模式図である。 図3は、この発明の実施の形態2にかかる荷重軽減装置の概要構成を示す模式図である。 図4は、この発明の実施の形態3にかかる荷重軽減装置の概要構成を示す模式図である。 図5は、この発明の実施の形態4にかかる荷重軽減装置の概要構成を示す模式図である。 図6は、この発明の実施の形態5にかかる荷重軽減装置の概要構成を示す模式図である。 図7は、この発明の実施の形態6にかかる荷重軽減装置の概要構成を示す模式図である。 図8は、この発明の実施の形態7にかかる荷重軽減装置の概要構成を示す模式図である。 図9は、この発明の実施の形態8にかかる荷重軽減装置の概要構成を示す模式図である。 図10は、この発明の実施の形態9にかかる荷重軽減装置の概要構成を示す模式図である。 図11は、この発明の実施の形態10にかかる荷重軽減装置の概要構成を示す模式図である。 図12は、荷重軽減装置をクレーンに適用した場合での発明の実施の形態11の概要構成を示す模式図である。 図13は、貯水槽の覆蓋に太陽電池装置を取り付けた場合での発明の実施の形態12の概要構成を示す模式図である。 図14は、貯水槽に荷重軽減装置、覆蓋、および太陽電池装置を配置する手順を示す模式図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1にかかる荷重軽減装置の概要構成を示す斜視図である。また、図2は、図1に示した荷重軽減装置を橋に適用した場合の構成を示した模式図である。図1に示すように、荷重軽減装置1は、浮体2と、浮体支持部10とを有する。浮体支持部5は、荷重軽減対象構造物の支持部分に取り付けられるフランジ構造のプレート座3と、プレート座3の一端から水中の浮体2に向けて延びて浮体2を支持する中間支柱部4と、中間支柱部4の先端側で浮体2を水中に保持する水中支持部5とを有する。水中支持部5には、浮体2が取り付けられる。
水中支持部5は、リング状部材であり、このリング状部材の鉛直下端部に浮体2を取り付けるフックなどの浮体直接支持部5aを有する。浮体2は、バルーンなどの弾性部材であってもよいし、樹脂などで形成された剛性部材であってもよい。この浮体2の大きさは、水中支持部5のリング内に収まるようにしている。
プレート座3は、図2に示すように橋脚102のベースプレート部102bに取り付けるための複数の貫通孔3aを有する。また、中間支柱部4は、パイプ状をなすが、型鋼であってもよい。プレート座3と中間支柱部4とは、リブ3bが取り付けられ、プレート座3と中間支柱部4との剛性を維持できるようにしている。
図2に示すように、荷重軽減対象構造物は、川を跨ぐように設けられた橋100である。橋100は、橋桁101と、この橋桁101を支持する橋脚102とを有している。この橋脚102は、橋桁101を直接支持する支柱部102aと、支柱部102aの下側に形成されたベースプレート部102bとからなっており、このベースプレート部102bが基礎構造物104によって支持されている。ベースプレート部102bは、基礎構造物104にアンカーボルト111で固定されている。
荷重軽減装置1のプレート座3は、ベースプレート部102bにアンカーボルト111で固定されている。プレート座3の貫通孔3aは、プレート座3をベースプレート部102bに固定する際にアンカーボルト111を通過させるための孔である。即ち、ベースプレート部102bを基礎構造物104に固定するためのアンカーボルト111は、プレート座3をベースプレート部102bに固定するためにも用いられている。
また、中間支柱部4は、浮体2の全部が水面W下(水中)に位置するような長さ寸法を有しており、さらに、浮体2および水中支持部5が基礎構造物104の壁面に接触しないように配置されている。
なお、プレート座3には、図1に示すような、切り欠き溝3cが設けられており、プレート座3をベースプレート部102bに接合する際にこの切り欠き溝3cに支柱部102aを挟み込むことが可能になっており、これによりプレート座3とベースプレート部102bの接合面積を大きくしている。
荷重軽減装置1をベースプレート部102bに固定することによって、浮体2の浮力F2がベースプレート部102bを介して伝達され、荷重軽減装置1の自重と橋100の積載荷重とを加えた荷重F1から浮力F2を軽減した荷重F3が基礎構造物104にかかることになる。この結果、橋100の実質的な荷重が軽減され、基礎構造物104の耐積載荷重構造、耐震構造、および耐風荷重構造を簡易な構造とすることができる。なお、負荷軽減装置1の自重と橋100の荷重とを加えた荷重F1をを超えることがない浮力F2であることが条件となる。すなわち、|F1|>|F2|の関係が保たれ、橋100が安定して配置されることが必要である。
なお、プレート座3は、ベースプレート部102bの上面に取り付けるようにしているが、ベースプレート部102bと基礎構造物104との間で挟まれるように配置してもよい。また、基礎構造物104の地耐力が地崩れなどにより一時的に低下した場合、アンカーボルト111の機能が失われる。この場合、応急処置としてプレート座3をベースプレート部102bに結合することにより、基礎構造物104に与える荷重を軽減することができる。
ここで、橋桁101の中央下部から荷重を軽減しようとする場合、橋桁101の中央下部に荷重軽減装置1と同様な装置を取り付けることが考えられる。この場合、荷重軽減装置1と同様な装置を取り付ける構造が複雑になり、かつ、橋桁101が高所にあるために取り付け作業も容易ではない。これに対し、荷重軽減装置1を用いると、軽減対象物による基礎構造物104への荷重負荷軽減を、簡易な構成で、かつ容易な作業で行うことができる。たとえば、荷重軽減装置1をベースプレート部102bに取り付けるという地上作業のみで、容易に荷重負荷軽減を行うことができる。
(実施の形態2)
図3に示すように、この実施の形態2では、水中支持部5に替えて、浮体2を包む弾性の網である水中支持部15としている。網の一端は、中間支柱部4の先端に設けられた浮体直接支持部としての孔15aに取り付けられる。網に包まれた浮体2は水中で水面W側に上昇し、孔15aを介して浮力をプレート座3側に伝達する。このような構造とすることによって、浮体直接支持部の構造を簡易なものとすることができる。
(実施の形態3)
図4に示すように、この実施の形態3では、水中支持部5に替えて、浮体2を包む籠状部材である水中支持部25としている。この籠状部材は、図1に示したリング状部材を複数としてそれぞれが交差するように配置している。ここで、浮体2は、籠状部材には固定されず、籠状部材が形成する空間E25内で自由に移動できる状態で配置される。このような構造とすることによって、浮体2に水平荷重がかかってもクリアランスにより、中間支柱部4に与えるモーメントを軽減することができる。
(実施の形態4)
図5に示すように、この実施の形態4では、水中支持部5に替えて、鉛直下方側が開放した籠状部材である水中支持部35としている。浮体2は、この籠状部材に固定されず、この籠状部材が形成する空間E35内で自由に移動できる状態で配置される。ただし、籠状部材は、鉛直上方が閉じているため、水中では、浮体2の鉛直上方への移動が制限される。このような構造とすることによって、浮体2の取付が容易となる。
(実施の形態5)
図6に示すように、この実施の形態5では、浮体2に替えて、浮体2の中心を貫通する貫通孔12aを有した浮体12を用いている。この浮体12の貫通孔12aには、中間支柱部4の先端側に延びた状態で取り付けられた水中支持部45が挿通され、中間支柱部4と水中支持部45との間に設けられたストッパー45aによって、浮体12の鉛直上方への移動を制限する。また、ストッパー45aは、荷重軽減装置が配置された場合、水中となる位置に配置される。このような構造とすることによって、浮体2の取付が容易になるとともに、水中支持部の構造も簡易なものとなる。
(実施の形態6)
図7に示すように、この実施の形態6では、実施の形態5の球状の浮体12に替えて、鉛直下方に延びた略柱状体の浮体22としている。この浮体22には、貫通孔12aに対応する貫通孔22aが形成されている。また、ストッパー45aを有した水中支持部45に対応する、ストッパー55aを有した水中支持部55が設けられている。このような構造とすることによって、浮体の水平方向の幅を小さくできるため、壁面近傍に浮体を配置することができるとともに、プレート座3の水平方向距離を短くすることができる。
(実施の形態7)
この実施の形態7では、浮体2,12,22に替えて、複数の小浮体としている。たとえば、図8に示すように、図4に示した水中支持部25内に包まれる浮体2に替えて、複数の小浮体23を空間E25内に配置している。ただし、網状部材は、各小浮体23が網状部材の間隙から飛び出さないようにしている。
(実施の形態8)
この実施の形態8では、浮体2を伸縮可能なバルーンで形成するとともに、浮体2内への気体の供給および排出を行うポンプなどによって実現される吸排装置32を設けるとともに、この吸排装置32と浮体2との間を接続する吸排管31を設けている。たとえば、図9に示すように、図5に示した浮体2をバルーンとし、吸排装置32から吸排管31を介して浮体2に対する気体の供給および排出を行うことができるようにしている。浮体2に気体を供給するとバルーンが膨らんで体積が増大し、浮力が増大する。一方、浮体2から気体を排出するとバルーンが縮んで体積が減少し、浮力が減少する。このような構造とすることによって、可変的な浮体の浮力のコントロールが可能となる。
(実施の形態9)
上述した実施の形態1〜8では、荷重軽減装置がそれぞれ単独で荷重軽減対象構造物の荷重を軽減するようにしていたが、この実施の形態9では、図10に示すように、水中に保持される複数で一対の浮体22を備え、1つのプレート座41の異なる端部からそれぞれ水中の各浮体22に向けて延びて各浮体22を支持する複数の中間支柱部4、および該複数の中間支柱部4の先端側でそれぞれ各浮体22を水中に保持する複数の水中支持部55を備えるようにしている。すなわち、浮力が伝達されるベースプレート部102bに取り付けられるプレート座41を1つとし、プレート座41が、両端から各浮体22の浮力を受けるようにしている。これによって、プレート座41に対して各浮体22からの浮力をバランスよく受けることができ、プレート座41に対するモーメントを相殺することができる。
(実施の形態10)
上述した実施の形態1〜8では、荷重軽減装置がそれぞれ単独で荷重軽減対象構造物の荷重を軽減するようにしていたが、この実施の形態11では、図11に示すように、水中で、各水中支持部55の先端側あるいは各中間支柱部4の先端側を連結する連結部51を設けている。なお、図11では、連結部51が各水中支持部55の先端を接合するようにしている。このような連結部51を設けることによって、各プレート座42に対する浮体22のモーメントを相殺することができる。なお、実施の形態9,10では、図7に示した荷重軽減装置に対応したものを示したが、これに限らず、上述した各実施の形態における荷重軽減装置を適宜適用することができる。
(実施の形態11)
上述した実施の形態1〜10では、荷重軽減装置を橋100に適応した場合について説明したが、図12に示すように、たとえば、港湾に配置されたクレーン200に適用することもできる。フック201を有するクレーン200は、支柱部202aとベースプレート部202bからなる脚202を有しており、ベースプレート部202bが基礎構造物204によって支持されている。このベースプレート部202bの上面に、荷重軽減装置1のプレート座3を、アンカーボルト211によってベースプレート部202bと共に固定することによって、浮体2の浮力がベースプレート部202bに伝達し、クレーン200の荷重を軽減することができる。
(実施の形態12)
この実施の形態12では、荷重軽減対象構造物である貯水槽の覆蓋300に対して上述した実施の形態で示した荷重軽減装置を適用している。図13に示すように、この覆蓋300は、覆蓋本体301にベース304が結合されて一体化されており、覆蓋本体301は、鉛直上方に内部が凸形状をなし、上面が水平に対して傾斜しており、この傾斜面にさらに太陽電池装置302が取り付けられる。なお、この覆蓋300は、たとえば、FRPなどの樹脂で形成されている。ベース304は、覆蓋本体301を、貯水槽306の槽側壁305上面に設置するためのものである。各荷重軽減装置1のプレート座3は、このベース304と槽側壁305の上面との間に挟まれ、各浮体2による浮力によって覆蓋300の荷重を軽減する。特に、貯水槽306に設置された覆蓋300の上部傾斜面に太陽電池装置302を追加配置することによって荷重が増大する場合であっても、荷重軽減装置を用いることによって、太陽電池装置302が設けられていない覆蓋と同様に配置することができ、貯水槽306の槽側壁305に対して三角リブ401を設けるなどの補強工事をしなくてもよい。なお、貯水槽に限らず、汚泥処理槽などにも適用できる。
ここで、図14に示すように、各荷重軽減装置1の組み込みは、まず、覆蓋300を図示しないクレーンなどによって吊り上げ、この状態で、各荷重軽減装置1のプレート座3を覆蓋300のベース304にボルトなどによって予め固定しておく。その後、各荷重軽減装置1と覆蓋300を下降させ、各荷重軽減装置を覆蓋300と槽側壁305との間に配置する。その後、太陽電池装置302を覆蓋300の上部に配置する。
なお、上述した各実施の形態は、適宜組み合わせが可能である。
1 荷重軽減装置
2,12,22 浮体
3,41,42 プレート座
3a,12a,22a 貫通孔
4 中間支柱部
5,15,25,35,45,55 水中支持部
5a 浮体直接支持部
10 浮体支持部
23 小浮体
31 吸排管
32 吸排装置
45a,55a ストッパー
51 連結部
100 橋
101 橋桁
102 橋脚
102a 支柱部
102b ベースプレート部
104,204 基礎構造物
111,211 アンカーボルト
200 クレーン
201 フック
202 脚
202a 支柱部
202b ベースプレート部
300 覆蓋
301 覆蓋本体
302 太陽電池装置
304 ベース
305 槽側壁
306 貯水層

Claims (11)

  1. 水中に保持される浮体と、
    荷重軽減対象構造物の支持部分に取り付けるフランジ構造のプレート座、該プレート座の一端から水中の前記浮体に向けて延びて該浮体を支持する中間支柱部、および該支持部の先端側で前記浮体を水中に保持する水中支持部を有した浮体支持部と、
    を備えたことを特徴とする荷重軽減装置。
  2. 水中に保持される複数の浮体を備え、
    前記浮体支持部は、前記プレート座の異なる端部からそれぞれ水中の各浮体に向けて延びて各浮体を支持する複数の中間支柱部、および該複数の中間支柱部の先端側でそれぞれ各浮体を水中に保持する複数の水中支持部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の荷重軽減装置。
  3. 前記浮体および前記浮体支持部は複数であり、
    各水中支持部の先端側あるいは各中間支柱部の先端側を連結する連結部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の荷重軽減装置。
  4. 前記水中支持部は、リング状部材であり、該リング状部材の鉛直下端部に前記浮体を取り付けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の荷重軽減装置。
  5. 前記水中支持部は、前記浮体を包む弾性の網であり、該網の一端が前記中間支柱部の先端に取り付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の荷重軽減装置。
  6. 前記水中支持部は、前記浮体を包む籠状部材であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の荷重軽減装置。
  7. 前記水中支持部は、鉛直下方側が開放した籠状部材であり、該籠内に前記浮体が取り込まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の荷重軽減装置。
  8. 前記浮体は、前記中間支柱部の先端側を貫通する貫通孔を備え、
    前記水中支持部は、水中に位置する部分にストッパーを有し、該ストッパーよりも鉛直下方部分が前記貫通孔に挿通されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の荷重軽減装置。
  9. 前記浮体は、鉛直方向に延びた略柱状体であることを特徴とする請求項8に記載の荷重軽減装置。
  10. 前記浮体は、複数の小浮体からなることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の荷重軽減装置。
  11. 前記浮体は、伸縮可能な部材で形成されたバルーンであり、
    前記浮体に吸排管が接続され、該吸排管を介して前記浮体内の気体充填量を調整して該浮体の体積を変化させることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の荷重軽減装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101564361B1 (ko) 2014-01-08 2015-10-30 삼성중공업 주식회사 해양구조물의 운동 감소 장치
CN109572935A (zh) * 2018-11-09 2019-04-05 杭州江润科技有限公司 航标体系的施工方法

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