JP2013149066A - 保守サービス支援システム - Google Patents

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恵太 三森
Akira Goto
明 後藤
Shozo Nagano
照三 永野
Taisuke Iwamura
泰輔 岩村
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Abstract

【課題】複数のシステムを複数の保守担当者で保守する場合において、各担当者が、自身の担当するシステムに関係する情報をリアルタイムで取得可能とする。
【解決手段】複数のシステムと、第1の装置を保守するための保守情報管理部と、を備えた保守サービス支援システムである。保守情報管理部は、記憶部と、受信部と、送信先特定部と、報知情報送信部と、を含んで構成される。記憶部は、構成管理情報を記憶する。受信部は、第1の装置でエラーが発生した場合に、エラーの内容を示す情報と、第1の装置の識別情報と、第2の装置の識別情報とを、第1の装置から受ける。送信先特定部は、受信部が受けた種別及び第2の装置の識別情報に関連付けられた送信先情報を構成管理情報に基づいて特定する。報知情報送信部は、特定された送信先情報に基づいて、エラーの内容を示す情報を送信する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、保守サービス支援システムに関し、特に、複数の保守担当者との間で情報を共有するための技術に関する。
X線コンピュータ断層撮影装置(CT:Computed Tomography)や磁気共鳴イメージング装置(MRI:Magnetic Resonance Imaging)等の医用画像撮影装置で取得された画像データを、医用画像記憶装置に管理・記憶する医療システムが知られている。このような医療システムは、複数の医療施設で利用されており、その中には類似する構成を有するシステムが存在する場合がある。このような場合には、ある医療施設のシステムでエラーが発生した場合、同様の構成を有する医療システムでも同様のエラーが発生する場合があるため、そのエラーに関する情報の共有が重要となる場合がある。このような情報を共有する手段として、医療システムで発生したエラーに関する情報を、異なる複数のシステムに対応する保守担当者間で共有するための保守サービス支援システムがある。
このような保守サービス支援システムの一例として、各システムで発生したエラーに関する情報を、サーバー上で一元管理する方法がある。しかしながら、ある保守担当者が登録した情報を他の保守担当者が参照する場合には、他の保守担当者が、サーバー上に記憶されたその情報にアクセスする必要がある場合がある。このような場合には、情報の登録から参照までの間にタイムラグが生じ、保守担当者は、定期的にサーバーを参照しない限り、サーバーに登録された情報をリアルタイムに取得することが困難となる。
また、サーバー上で一元管理された情報が、必ずしも全てのシステムに対応する情報とは限らない。例えば、システムの構成、即ち、医用画像撮影装置や医用画像記憶装置の種類や組み合わせ、または、各装置で動作させている機能が異なる場合には、そのエラーが発生しない場合がある。そのため、各保守担当者は、サーバー上に蓄積された情報から、自身の担当するシステムに該当する情報を抽出する必要があった。
特開2009−301481号公報
この発明の実施形態は、複数のシステムを複数の保守担当者で保守する場合において、各担当者が、自身の担当するシステムに関係する情報をリアルタイムで取得可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するために、この実施形態の第1の態様は、第1の装置と、第1の装置に接続された1以上の第2の装置とを含んで構成された複数のシステムと、複数のシステムに接続された第1の装置を保守するための保守情報管理部と、を備えた保守サービス支援システムである。保守情報管理部は、記憶部と、受信部と、送信先特定部と、報知情報送信部と、を含んで構成される。記憶部は、第1の装置の種別と、第1の装置に接続された第2の装置の識別情報と、送信先情報とが関連付けられた構成管理情報を記憶する。受信部は、第1の装置でエラーが発生した場合に、エラーの内容を示す情報と、第1の装置の識別情報と、第2の装置の識別情報とを、第1の装置から受ける。送信先特定部は、受信部が受けた種別及び第2の装置の識別情報に関連付けられた送信先情報を構成管理情報に基づいて特定する。報知情報送信部は、特定された送信先情報に基づいて、エラーの内容を示す情報を送信する。
また、この実施形態の第2の態様は、第1の装置と、第1の装置に接続された1以上の第2の装置とを含んで構成された複数のシステムと、複数のシステムに接続された第1の装置を保守するための保守情報管理部と、を備えた保守サービス支援システムである。保守情報管理部は、記憶部と、受信部と、送信先特定部と、報知情報送信部と、を含んで構成される。記憶部は、第1の装置で実行される処理を示す処理情報と、送信先情報とが関連付けられた関連情報を記憶する。受信部は、第1の装置でエラーが発生した場合に、エラーの内容を示す情報と、第1の装置の識別情報と、エラーが発生した処理に対応する処理情報とを、第1の装置から受ける。送信先特定部は、受信部が受けた処理情報及び第1の装置の識別情報に対応する送信先情報を関連情報に基づいて特定する。報知情報送信部は、特定された送信先情報に基づいて、エラーの内容を示す情報を送信する。
また、この実施形態の第3の態様は、第1の装置と、第1の装置に接続された1以上の第2の装置とを含んで構成された複数のシステムと、複数のシステムに接続された第1の装置を保守するための保守情報管理部とを備えた保守サービス支援システムである。保守情報管理部は、管理情報記憶部と、受信部と、エラー情報生成部と、送信先特定部と、報知情報送信部と、を含んで構成される。管理情報記憶部は、構成管理情報と、パターン情報と、を記憶する。構成管理情報は、第1の装置の種別と、第1の装置に接続された第2の装置の識別情報と、送信先情報とが関連付ける。パターン情報は、第1の装置それぞれについて、第2の装置の識別情報、及び第1の装置で実行される処理を示す処理情報の組み合わせを示す。受信部は、第1の装置でエラーが発生した場合に、エラーの内容を示す情報と、第1の装置の識別情報と、第2の装置の識別情報と、エラーが発生した処理に対応する処理情報とを、第1の装置から受ける。エラー情報生成部は、受信部が受けた情報に基づき、第1の装置の種別及び処理情報に合致するパターン情報を特定し、特定されたパターン情報とエラーの内容を示す情報とを含むエラー情報を生成する。送信先特定部は、エラー情報に含まれるパターン情報に含まれる第1の装置の識別情報及び第2の装置の識別情報に対応する送信先情報を構成管理情報に基づいて特定する。報知情報送信部は、特定された送信先情報に基づいて、エラー情報に含まれるエラーの内容を示す情報を送信する。
本実施形態に係る保守サービス支援システムのブロック図である。 保守情報管理部の詳細な構成を示したブロック図である。 構成管理情報のデータ構造の一例である。 パターン情報のデータ構造の一例である。 エラー情報及びエラー情報管理テーブルのデータ構造の一例である。 連絡先管理テーブルの一例である。 本実施形態に係る保守サービス支援システムの一連の動作を示したフローチャートである。 エラー情報が更新された場合の一連の動作を示したフローチャートである。
本実施形態に係る保守サービス支援システムについて図1を参照しながら説明する。図1に示すように、本実施形態に係る保守サービス支援システムは、複数の医用画像管理システム200A〜200Cと、保守情報管理部100と、複数の端末300A〜300Cとを含んで構成されている。医用画像管理システム200A〜200Cと、保守情報管理部100とは、ネットワークN1を介して接続されている。以降では、これらの構成間で情報を送受信する場合には、ネットワークN1を介して行うものとする。また、保守情報管理部100と、端末300A〜300Cとは、ネットワークN2を介して接続されている。以降では、これらの構成間で情報を送受信する場合には、ネットワークN2を介して行うものとする。なお、ネットワークN1及びN2は同一のネットワークとして構成してもよい。
医用画像管理システム200A〜200Cのそれぞれは、1以上の医用画像撮影装置201と、1以上の医用画像記憶装置202と、ログ管理部203とを含んで構成されている。
医用画像撮影装置201は、被検体を撮影して画像データを生成する医用画像撮影装置である。医用画像撮影装置201の具体的な一例として、CT、MRI、及び超音波診断装置等が挙げられる。医用画像撮影装置201は、取得した画像データをあらかじめ決められた医用画像記憶装置202に出力する。医用画像記憶装置202は、画像データを記憶する記憶部である。
また、医用画像撮影装置201及び医用画像記憶装置202は、動作中にエラーが発生した場合に、ログ情報をログ管理部203に出力する。ログ情報は、そのエラーの内容を示す情報と、エラーが発生した構成(発生元の装置や、その装置に接続された他の装置)を識別するための構成情報と、エラーが発生した処理を示す処理情報とを含む。処理情報には、例えば、その動作の種別(以降は「処理種別」と呼ぶ)、処理対象のデータの種別、その処理を実行するための条件(以降は「処理条件」と呼ぶ)等のように、その処理が実行されているときの装置の状態を特定するための情報が含まれている。なお、処理条件とは、例えば、受信したデータを圧縮する際の圧縮条件や圧縮方式等のように、その処理が実行されたときの入力情報や各種パラメータを指す。なお、エラーの発生時に限らず、例えば、医用画像撮影装置201及び医用画像記憶装置202で実行される処理の種別に応じて、ログ情報を適宜出力するように構成してもよい。その場合には、エラー発生時のログ情報とそれ以外の場合のログ情報とを、例えば識別子等を付すことで識別可能に出力させるとよい。
ログ管理部203は、医用画像撮影装置201及び医用画像記憶装置202からログ情報を受ける。ログ管理部203は、このログ情報を保守情報管理部100に転送する。なお、ログ管理部203を設けずに、医用画像撮影装置201及び医用画像記憶装置202が、保守情報管理部100にログ情報を転送するように動作させてもよい。
保守情報管理部100は、医用画像管理システム200A〜200Cに含まれる保守の対象となる装置を保守するための情報を管理・記憶し、これらの情報を保守担当者の端末300A〜300Cのいずれかに送信する。この実施例では、医用画像管理システム200A〜200Cに含まれる医用画像記憶装置202を保守の対象とするものとして説明する。ここで、図2を参照する。図2は、保守情報管理部100の詳細な構成を示したブロック図である。図2に示すように、保守情報管理部100は、ログ情報受信部101と、ログ情報記憶部102と、エラー情報生成部111と、管理情報記憶部112と、エラー情報記憶部113と、エラー情報抽出部114と、連絡先情報記憶部115と、送信先特定部116と、報知情報送信部117と、管理情報更新部121と、エラー情報更新部122とを含んで構成されている。
ログ情報受信部101は、医用画像管理システム200A〜200Cのそれぞれのログ管理部203から転送されるログ情報を受ける。ログ情報受信部101は、このこれらのログ情報をログ情報記憶部102に記憶させる。ログ情報記憶部102は、ログ情報を記憶するための記憶部である。
管理情報記憶部112は、構成管理情報T1と、パターン情報T2とを管理・記憶する記憶部である。構成管理情報T1は、医用画像管理システム200A〜200Cにおける保守対象装置について、その装置に接続されている他の装置と、その装置の保守担当者とを管理するための情報である。ここで、図3を参照する。図3は、構成管理情報T1のデータ構造の一例を示している。図3に示すように、構成管理情報T1は、システム識別子C11と、記憶装置情報C12と、撮影装置種別C13と、担当者識別子C14とを含んで構成されている。また、記憶装置情報C12は、記憶装置識別子C121と、記憶装置種別C122とを含んで構成されている。
システム識別子C11は、医用画像管理システム200A〜200Cのそれぞれを識別するための識別情報である。記憶装置識別子C121は、システムに含まれる個々の医用画像記憶装置202を一意に識別するための識別情報(例えば、その装置のシリアル番号)であり、記憶装置種別C122は、その装置の種別(例えば、その装置の型番)を示している。また、撮影装置種別C13は、医用画像撮影装置201の種別を示している。また、担当者識別子C14は、この情報が関連付けられた記憶装置情報C12に対応する医用画像記憶装置202の保守担当者を識別するための情報である。即ち、構成管理情報T1には、医用画像管理システム200A〜200Cのそれぞれに含まれる医用画像記憶装置202と、それらの医用画像記憶装置202のそれぞれに接続された医用画像撮影装置201の種別、及び、その医用画像記憶装置202の保守担当者が特定可能に管理・記憶されている。例えば、「システム200A」で示された医用画像管理システム200Aは、医用画像記憶装置202として記憶装置種別C122が「Type1」の「記憶装置R1」を含んで構成されている。この「記憶装置R1」は、種別が「撮影装置種別M1」及び「撮影装置種別M2」の医用画像撮影装置201に接続されており、これらの装置で取得された画像データを記憶する。また、「記憶装置R1」は、担当者識別子が「H001」で示された保守担当者により保守されていることを示している。なお、上記の例では、構成管理情報T1にシステム識別子C11を含めているが、保守対象装置を一意に特定できれば、必ずしもシステム識別子C11を含める必要は無い。
医用画像管理システム200A〜200Cで、同じ種別の医用画像記憶装置202が動作していたとしても、これらの医用画像記憶装置202が必ずしも同じように動作しているとは限らない。そのため、例えば、あるシステムの医用画像記憶装置202でエラーが発生したとしても、同じエラーが他のシステムの医用画像記憶装置202で発生するとは限らない。本実施形態に係る保守サービス支援システムでは、発生したエラーの影響範囲を細かく管理するためにパターン情報T2を設けている。
パターン情報T2は、医用画像管理システム200A〜200Cに含まれる各医用画像記憶装置202について、接続された医用画像撮影装置201と、その装置の組み合せで動作する処理を管理するための情報(即ち、処理情報)である。ここで、図4を参照する。図4は、パターン情報T2のデータ構造の一例である。図4に示すように、パターン情報T2は、処理パターンC21と、装置構成C22と、処理情報C23とを含んで構成される。装置構成C22は、構成管理情報T1で管理されている記憶装置識別子C121と、撮影装置種別C13とを含んで構成されている。処理情報C23は、記憶装置識別子C121で示された医用画像記憶装置202で実行される処理の内容を示している(即ち、ログ情報に含まれる処理情報に対応している)。一例として、処理情報C23は、処理種別C231と、データ種別C232と、処理条件C233とを含んで構成されている。処理種別C231は、「送信」や「受信」等のように、実行される処理動作の種別を示している。また、データ種別C232は、その処理の対象となるデータの種別を示している。また、処理条件C233は、その処理を実行するための前提条件や、その処理が実行される場合の設定(例えば、パラメータ)を示している。処理パターンC21は、上述したような、装置構成C22と処理情報C23との組み合わせを、処理パターンとして一意に識別するための識別情報である。例えば、処理パターン「P1111」は、「記憶装置R1」が「撮影装置種別M1」の医用画像撮影装置201に接続されて動作する構成で動作することを示している。また、この処理パターンは、処理種別C231が「受信」であり、データ種別C232が「D1」、処理条件C233が「F1」として動作する処理であることを示している。
なお、装置構成C22の内容や、処理情報C23の内容は、図4に示したパターン情報T2に限るものではない。例えば、処理情報C23には、3以上の装置を含む組み合わせを定義可能に構成してもよい。また、処理情報C23は、エラーが発生した場合の処理の条件を特定可能であれば、その内容は適宜変更してもよい。このように、保守情報管理部100は、装置構成C22と処理情報C23との組み合わせを処理パターンC21として識別可能に構成されている。これにより、例えば、同じ種別(例えば、「Type1」)の医用画像記憶装置202を含む複数のシステム間においても、実行される処理の違いにより、エラーの影響があるシステム(具体的には、保守対象装置)を更に限定することが可能となる。
なお、上記では、記憶装置情報C12(即ち、記憶装置識別子C121及び記憶装置種別C122)が、保守対象装置の情報に相当し、撮影装置種別C13が、保守対象装置に接続される装置の情報に相当する。医用画像撮影装置201を保守対象とする場合には、構成管理情報T1及びパターン情報T2に含まれる、記憶装置情報C12及び撮影装置種別C13を、医用画像撮影装置201を主体として適宜置き換えればよい。また、構成管理情報T1とパターン情報T2は、必ずしも分ける必要は無く、構成管理情報T1及びパターン情報T2に含まれる情報間の関連付けに関して整合性が取れていれば、これらの情報を関連情報として1つにまとめて管理してもよい。なお、この関連情報は、エラーの影響があるシステムを限定できれば、必ずしも、構成管理情報T1及びパターン情報T2に含まれる情報を全て含む必要は無い。例えば、関連情報は、記憶装置情報C12、撮影装置種別C13、及び処理情報C23の一部または全部と、担当者識別子C14とを含めばよい。
エラー情報生成部111は、ログ情報記憶部102にログ情報が記憶されると、そのログ情報を抽出する。エラー情報生成部111は、抽出されたログ情報から構成情報、処理情報、及びエラーの内容を示す情報を抽出する。エラー情報生成部111は、抽出された構成情報及び処理情報の少なくともいずれかと、構成管理情報T1及びパターン情報T2とを比較し、そのエラーが発生する可能性のある処理パターンC21を特定する。
エラー情報生成部111は、例えば、抽出された構成情報を基に、エラーが発生した医用画像記憶装置202が「記憶装置R1」であり、それに接続された医用画像撮影装置201の種別が「M1」であることを特定する。次に、エラー情報生成部111は、構成管理情報T1を参照することで、記憶装置R1の記憶装置種別C122が「Type1」であり、同様に「記憶装置R2」及び「記憶装置R4」の種別が「Type1」であることを認識する。次に、エラー情報生成部111は、パターン情報T2を参照し、種別が「Type1」の医用画像記憶装置202と、種別が「M1」の医用画像撮影装置201との組み合わせを示す処理パターンC21を抽出する。例えば、図4の例の場合には、「P1111」、「P1112」、「P1121」、及び「P2111」で示された処理パターンC21が抽出される。即ち、この場合には、「記憶装置R1」に加え、「記憶装置R2」において、同様のエラーが発生する可能性があることを示している。なお、この場合には、ログ情報には、少なくとも構成情報が含まれていれば良く、必ずしも処理情報を含む必要は無い。
また、エラー情報生成部111は、抽出された処理情報を基に処理パターンC21を特定するように動作させてもよい。例えば、エラー情報生成部111は、抽出された処理情報を基に、エラーが発生した処理は、処理種別C231が「受信」、データ種別C232が「D1」、及び処理条件C233が「F1」であることを特定する。次に、エラー情報生成部111は、パターン情報T2を参照し、これらの情報に該当する処理パターンC21を抽出する。例えば、図4の例の場合には、「P1111」、「P2111」、及び「P3411」で示された処理パターンC21が抽出される。即ち、この場合には、「記憶装置R1」に加え、「記憶装置R2」において、同様のエラーが発生する可能性があることを示している。なお、この場合には、ログ情報には、少なくとも処理情報が含まれていれば良く、必ずしも構成情報を含む必要は無い。
もちろん、エラー情報生成部111は、抽出された構成情報及び処理情報の双方に合致する処理パターンC21を抽出するように動作させてもよい。
処理パターンC21を抽出すると、エラー情報生成部111は、抽出された処理パターンC21と、ログ情報から抽出されたエラーの内容を示す情報とを関連付けてエラー情報T31を生成する。エラー情報生成部111は、生成したエラー情報T31をエラー情報記憶部113に管理・記憶させる。エラー情報記憶部113は、あらかじめ生成されたエラー情報管理テーブルT3を記憶しており、受けたエラー情報T31をエラー情報管理テーブルT3に登録する。
ここで、図5を参照しながら、エラー情報T31及びエラー情報管理テーブルT3のデータ構造について説明する。図5は、エラー情報T31及びエラー情報管理テーブルT3のデータ構造の一例を示している。図5に示すように、エラー情報管理テーブルT3は、1以上のエラー情報T31を含んで構成されている。エラー情報T31は、識別情報C31と、影響範囲C32と、詳細情報C33とを含んで構成されている。識別情報C31は、各エラー情報T31を識別するための識別情報である。また、影響範囲C32は、そのエラー情報T31に対応するエラーの影響範囲を示す情報であり、これには、エラー情報生成部111により抽出された処理パターンC21が登録される。即ち、影響範囲C32として登録された処理パターンC21が該当する医用画像記憶装置202で、そのエラー情報T31に対応するエラーが発生する可能性があることを示している。詳細情報C33は、対応するエラーに関する情報を示している。詳細情報C33は、例えば、エラーの内容C331と、対処方法C332とを含んで構成されている。エラーの内容C331は、そのエラー情報T31に対応するエラーの内容を示している。エラー情報生成部111は、ログ情報から抽出されたエラーの内容を示す情報を、エラーの内容C331としてエラー情報T31に関連付ける。また、対処方法C332は、そのエラーへの対処方法を示す情報が入力される。この情報は、そのエラー情報T31に対応するエラーの調査結果を受けて、そのエラーの調査を行った担当者(以降では、「調査担当者」と呼ぶ)により、エラー情報更新部122を介して入力される。エラー情報更新部122については後述する。例えば、図5の例の場合には、識別情報C31が「E001」で示されたエラー情報T31には、影響範囲C32として「P1111」、「P1112」、「P1121」、及び「P2111」で示された処理パターンC21が関連付けられている。即ち、この処理パターンC21に該当する「記憶装置R1」及び「記憶装置R2」で、このエラー情報T31に対応するエラーが発生する可能性があることを示している。
なお、本実施形態に係る保守サービス支援システムでは、ログ情報記憶部102を設けることで、ログ情報の収集に係る処理と、エラー情報T31の生成に係る処理とを非同期で動作可能に構成している。一方で、ログ情報記憶部102を設けずに、ログ情報受信部101が収集したログ情報を、エラー情報生成部111が直接受けて処理するように動作させてもよい。この場合には、ログ情報の収集に係る処理と、エラー情報T31の生成に係る処理とを同期させて動作させればよい。また、ログ情報として、エラー発生時以外のログ情報が含まれる場合には、エラー情報生成部111は、それらのログ情報から、エラー発生時のログ情報を抽出し、これを基にエラー情報T31を生成するように動作させればよい。
エラー情報更新部122は、エラー情報管理テーブルT3に管理・記憶されたエラー情報T31を更新するためのI/F(インタフェース)である。例えば、エラー情報T31に対応するエラーについて調査を行う調査担当者は、調査の結果として得られた、このエラーに関する詳細な情報を、エラー情報更新部122を介して入力することで、エラー情報T31を更新する。また、調査の結果として、そのエラーに対する対処方法が判明した場合には、調査担当者は、エラー情報更新部122を介して、そのエラーに対応するエラー情報T31の対処方法C332に情報を入力することで、エラー情報T31を更新する。また、エラー情報更新部122は、エラー情報T31の影響範囲C32に関連付けられた処理パターンC21を更新可能に構成されている。これにより、例えば、調査の結果として、エラーが発生する条件が更に限定的に絞り込まれた場合には、調査担当者は、エラー情報更新部122を介して、影響範囲C32に関連付ける処理パターンC21を、その調査結果に応じて更新すればよい。
エラー情報抽出部114は、エラー情報管理テーブルT3に新たなエラー情報T31が登録される、または、エラー情報管理テーブルT3に記憶されたエラー情報T31が更新されると、そのエラー情報T31を抽出する。エラー情報抽出部114は、抽出されたエラー情報T31を送信先特定部116に出力する。
連絡先情報記憶部115は、連絡先管理テーブルT4を記憶する記憶部である。連絡先管理テーブルT4は、保守担当者の連絡先を管理するための管理テーブルである。ここで、図6を参照する。図6は、連絡先管理テーブルT4のデータ構造の一例を示している。連絡先管理テーブルT4は、担当者識別子C14と、連絡先情報C41とを含んで構成されている。担当者識別子C14は、構成管理情報T1に含まれる担当者識別子C14に対応している。連絡先情報C41は、担当者識別子C14で示された保守担当者の連絡先を示している。例えば、図6の例では、担当者識別子C14が「H001」の保守担当者の連絡先は、「端末300A」であることを示している。
管理情報更新部121は、管理情報記憶部112に記憶された構成管理情報T1及びパターン情報T2と、連絡先情報記憶部115に記憶された連絡先管理テーブルT4とを更新するためのI/Fである。例えば、医用画像管理システム200A〜200Cの装置構成や、いずれかの医用画像記憶装置202の動作条件が変更された場合には、システムの管理者は、その変更内容に応じて、管理情報更新部121を介して構成管理情報T1及びパターン情報T2を更新すればよい。また、保守担当者が追加または削減された場合には、システムの管理者は、管理情報更新部121を介して連絡先管理テーブルT4を更新すればよい。
送信先特定部116は、エラー情報抽出部114からエラー情報T31を受ける。送信先特定部116は、受けたエラー情報抽出部114の影響範囲C32に関連付けられた処理パターンC21を抽出する。例えば、図5に示されたエラー情報T31のうち、識別情報C31が「E001」のエラー情報T31を例に説明する。この場合には、送信先特定部116は、そのエラー情報T31から「P1111」、「P1112」、「P1121」、及び「P2111」で示された処理パターンC21を抽出する。
送信先特定部116は、抽出された処理パターンC21を管理情報記憶部112に記憶されたパターン情報T2と比較し、各処理パターンC21に対応する記憶装置識別子C121を特定する。例えば、「P1111」で示された処理パターンC21の場合には、記憶装置識別子C121として「R1」が特定される(即ち、「記憶装置R1」が特定される)。
次に、送信先特定部116は、特定された記憶装置識別子C121と管理情報記憶部112に記憶された構成管理情報T1とを比較し、各記憶装置識別子C121に関連付けられた担当者識別子C14を特定する。例えば、「記憶装置R1」の場合には、担当者識別子C14として「H001」が特定される。
次に、送信先特定部116は、抽出された担当者識別子C14と連絡先情報記憶部115に記憶された連絡先管理テーブルT4とを比較し、各担当者識別子C14に関連付けられた連絡先情報C41を特定する。例えば、「H001」の場合には、連絡先情報C41として「端末300A」が特定される。
また、送信先特定部116は、エラー情報T31から詳細情報C33(即ち、エラーの内容C331及び対処方法C332)を抽出する。詳細情報C33は、処理パターンC21ごとに特定された連絡先情報C41と、抽出された詳細情報C33とを対応付けて報知情報送信部117に出力する。
報知情報送信部117は、送信先特定部116から、抽出された詳細情報C33と、処理パターンC21ごとに特定された連絡先情報C41とを受ける。報知情報送信部117は、受けた詳細情報C33を報知情報として、受けた連絡先情報C41に送信する。これにより、エラーの影響が予想される装置の保守を担当する保守担当者にのみ、そのエラーの内容を示す情報や、そのエラーへの対処方法を示す情報が報知情報として送信される。
(処理)
次に、医用画像管理システム200A〜200Cのいずれかに含まれる装置でエラーが発生した場合における、そのエラーに関するエラー情報T31の生成と、それに伴う報知情報の送信に係る一連の動作について、図7を参照しながら説明する。図7は、この保守サービス支援システムの動作を示したフローチャートである。
(ステップS11)
医用画像撮影装置201及び医用画像記憶装置202は、動作中にエラーが発生した場合に、ログ情報をログ管理部203に出力する。ログ情報は、そのエラーの内容を示す情報と、エラーが発生した構成を識別するための構成情報と、エラーが発生した処理を示す処理情報とを含む。処理情報には、例えば、処理種別、処理対象のデータの種別、処理条件等のように、その処理の状態を特定するための情報が含まれている。
ログ管理部203は、医用画像撮影装置201及び医用画像記憶装置202からログ情報を受ける。ログ管理部203は、このログ情報を保守情報管理部100に転送する。
ログ情報受信部101は、医用画像管理システム200A〜200Cのそれぞれのログ管理部203から転送されるログ情報を受ける。ログ情報受信部101は、このこれらのログ情報をログ情報記憶部102に記憶させる。ログ情報記憶部102は、ログ情報を記憶するための記憶部である。
(ステップS12)
エラー情報生成部111は、ログ情報記憶部102にログ情報が記憶されると、そのログ情報を抽出する。エラー情報生成部111は、抽出されたログ情報から構成情報、処理情報、及びエラーの内容を示す情報を抽出する。エラー情報生成部111は、抽出された構成情報及び処理情報の少なくともいずれかと、構成管理情報T1及びパターン情報T2とを比較し、そのエラーが発生する可能性のある処理パターンC21を特定する。
エラー情報生成部111は、例えば、抽出された構成情報を基に、エラーが発生した医用画像記憶装置202が「記憶装置R1」であり、それに接続された医用画像撮影装置201の種別が「M1」であることを特定する。次に、エラー情報生成部111は、構成管理情報T1を参照することで、記憶装置R1の記憶装置種別C122が「Type1」であり、同様に「記憶装置R2」及び「記憶装置R4」の種別が「Type1」であることを認識する。次に、エラー情報生成部111は、パターン情報T2を参照し、種別が「Type1」の医用画像記憶装置202と、種別が「M1」の医用画像撮影装置201との組み合わせを示す処理パターンC21を抽出する。例えば、図4の例の場合には、「P1111」、「P1112」、「P1121」、及び「P2111」で示された処理パターンC21が抽出される。即ち、この場合には、「記憶装置R1」に加え、「記憶装置R2」において、同様のエラーが発生する可能性があることを示している。
た、エラー情報生成部111は、抽出された処理情報を基に処理パターンC21を特定するように動作させてもよい。例えば、エラー情報生成部111は、抽出された処理情報を基に、エラーが発生した処理は、処理種別C231が「受信」、データ種別C232が「D1」、及び処理条件C233が「F1」であることを特定する。次に、エラー情報生成部111は、パターン情報T2を参照し、これらの情報に該当する処理パターンC21を抽出する。例えば、図4の例の場合には、「P1111」、「P2111」、及び「P3411」で示された処理パターンC21が抽出される。即ち、この場合には、「記憶装置R1」に加え、「記憶装置R2」において、同様のエラーが発生する可能性があることを示している。もちろん、エラー情報生成部111は、抽出された構成情報及び処理情報の双方に合致する処理パターンC21を抽出するように動作させてもよい。
(ステップS13)
処理パターンC21を抽出すると、エラー情報生成部111は、抽出された処理パターンC21と、ログ情報から抽出されたエラーの内容を示す情報とを関連付けてエラー情報T31を生成する。エラー情報生成部111は、生成したエラー情報T31をエラー情報記憶部113に管理・記憶させる。エラー情報記憶部113は、あらかじめ生成されたエラー情報管理テーブルT3を記憶しており、受けたエラー情報T31をエラー情報管理テーブルT3に登録する。
(ステップS14)
エラー情報抽出部114は、エラー情報管理テーブルT3に新たなエラー情報T31が登録されると、そのエラー情報T31を抽出する。エラー情報抽出部114は、抽出されたエラー情報T31を送信先特定部116に出力する。
(ステップS15)
送信先特定部116は、エラー情報抽出部114からエラー情報T31を受ける。送信先特定部116は、受けたエラー情報抽出部114の影響範囲C32に関連付けられた処理パターンC21を抽出する。例えば、図5に示されたエラー情報T31のうち、識別情報C31が「E001」のエラー情報T31を例に説明する。この場合には、送信先特定部116は、そのエラー情報T31から「P1111」、「P1112」、「P1121」、及び「P2111」で示された処理パターンC21を抽出する。
送信先特定部116は、抽出された処理パターンC21を管理情報記憶部112に記憶されたパターン情報T2と比較し、各処理パターンC21に対応する記憶装置識別子C121を特定する。例えば、「P1111」で示された処理パターンC21の場合には、記憶装置識別子C121として「R1」が特定される(即ち、「記憶装置R1」が特定される)。
次に、送信先特定部116は、特定された記憶装置識別子C121と管理情報記憶部112に記憶された構成管理情報T1とを比較し、各記憶装置識別子C121に関連付けられた担当者識別子C14を特定する。例えば、「記憶装置R1」の場合には、担当者識別子C14として「H001」が特定される。
次に、送信先特定部116は、抽出された担当者識別子C14と連絡先情報記憶部115に記憶された連絡先管理テーブルT4とを比較し、各担当者識別子C14に関連付けられた連絡先情報C41を特定する。例えば、「H001」の場合には、連絡先情報C41として「端末300A」が特定される。
(ステップS16)
送信先特定部116は、エラー情報T31から詳細情報C33(即ち、エラーの内容C331及び対処方法C332)を抽出する。詳細情報C33は、処理パターンC21ごとに特定された連絡先情報C41と、抽出された詳細情報C33とを対応付けて報知情報送信部117に出力する。
報知情報送信部117は、送信先特定部116から、抽出された詳細情報C33と、処理パターンC21ごとに特定された連絡先情報C41とを受ける。報知情報送信部117は、受けた詳細情報C33を報知情報として、受けた連絡先情報C41に送信する。これにより、エラーの影響が予想される装置の保守を担当する保守担当者にのみ、そのエラーの内容を示す情報や、そのエラーへの対処方法を示す情報が報知情報として送信される。
このように動作させることで、医用画像管理システム200A〜200Cのいずれかに含まれる装置でエラーが発生した場合に、保守情報管理部100により、同様の構成及び処理を有する装置の保守担当者に、そのエラーの内容が送信される。これにより、保守担当者は、自身が保守するシステム(保守対象装置)で発生する可能性のあるエラーの情報のみを、リアルタイムで取得することが可能となる。
次に、調査担当者により、エラー情報T31の内容が更新され、それに伴い報知情報が送信されるまでの一連の動作について図8を参照しながら説明する。図8は、この保守サービス支援システムの動作を示したフローチャートである。
(ステップS21)
エラー情報T31に対応するエラーについて調査を行う調査担当者は、調査の結果を基に、エラー情報更新部122を介してエラー情報T31を更新する。例えば、調査の結果として、そのエラーに対する対処方法が判明した場合には、調査担当者は、エラー情報更新部122を介して、そのエラーに対応するエラー情報T31の対処方法C332に情報を入力する。また、調査の結果として、エラーが発生する条件が更に限定的に絞り込まれた場合には、調査担当者は、エラー情報更新部122を介して、影響範囲C32に関連付ける処理パターンC21を更新する。
(ステップS22)
エラー情報抽出部114は、エラー情報管理テーブルT3に記憶されたエラー情報T31が更新されると、そのエラー情報T31を抽出する。エラー情報抽出部114は、抽出されたエラー情報T31を送信先特定部116に出力する。
(ステップS23)
送信先特定部116は、エラー情報抽出部114からエラー情報T31を受ける。送信先特定部116は、受けたエラー情報抽出部114の影響範囲C32に関連付けられた処理パターンC21を抽出する。
送信先特定部116は、抽出された処理パターンC21を管理情報記憶部112に記憶されたパターン情報T2と比較し、各処理パターンC21に対応する記憶装置識別子C121を特定する。
次に、送信先特定部116は、特定された記憶装置識別子C121と管理情報記憶部112に記憶された構成管理情報T1とを比較し、各記憶装置識別子C121に関連付けられた担当者識別子C14を特定する。
次に、送信先特定部116は、抽出された担当者識別子C14と連絡先情報記憶部115に記憶された連絡先管理テーブルT4とを比較し、各担当者識別子C14に関連付けられた連絡先情報C41を特定する。
(ステップS24)
送信先特定部116は、エラー情報T31から詳細情報C33(即ち、エラーの内容C331及び対処方法C332)を抽出する。詳細情報C33は、処理パターンC21ごとに特定された連絡先情報C41と、抽出された詳細情報C33とを対応付けて報知情報送信部117に出力する。
報知情報送信部117は、送信先特定部116から、抽出された詳細情報C33と、処理パターンC21ごとに特定された連絡先情報C41とを受ける。報知情報送信部117は、受けた詳細情報C33を報知情報として、受けた連絡先情報C41に送信する。これにより、エラーの影響が予想される装置の保守を担当する保守担当者にのみ、そのエラーの内容を示す情報や、そのエラーへの対処方法を示す情報が報知情報として送信される。
このように動作させることで、エラー情報T31が更新されると、保守情報管理部100により、調査担当者による調査結果に基づき、そのエラーが発生する可能性のある装置の保守担当者に、その更新内容を含む詳細情報が送信される。これにより、保守担当者は、自身が保守するシステム(保守対象装置)で発生する可能性のあるエラーの追加情報や、その対処方法をリアルタイムで取得することが可能となる。
以上、本実施形態に係る医用画像処理システムに依れば、保守情報管理部100は、エラーの内容を含むログ情報から処理パターンC21を特定し、特定された処理パターンC21に該当する装置の保守担当者に、そのエラーに関する情報を送信する。これにより、医用画像管理システム200A〜200Cのいずれかに含まれる装置でエラーが発生した場合に、同様の構成や処理を有する他の装置の保守担当者に、そのエラーの内容を示す情報をリアルタイムで送信することが可能となる。また、エラー情報が更新されたときに、保守情報管理部100は、更新後の影響範囲C32に関連付けられた処理パターンC21に該当する装置の保守担当者に、その更新内容を含む詳細情報を送信する。これにより、エラーの影響が予想される装置の保守を担当する保守担当者にのみ、そのエラーの内容を示す情報や、そのエラーへの対処方法を示す情報が報知情報として送信することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載されたその均等の範囲に含まれる。
100 保守情報管理部
101 ログ情報受信部
102 ログ情報記憶部
111 エラー情報生成部
112 管理情報記憶部
113 エラー情報記憶部
114 エラー情報抽出部
115 連絡先情報記憶部
116 送信先特定部
117 報知情報送信部
121 管理情報更新部
122 エラー情報更新部
200A〜200B 医用画像管理システム
201 医用画像撮影装置
202 医用画像記憶装置
203 ログ管理部
300A〜300B 端末

Claims (4)

  1. 第1の装置と、前記第1の装置に接続された1以上の第2の装置とを含んで構成された複数のシステムと、
    前記複数のシステムに接続された前記第1の装置を保守するための保守情報管理部と、
    を備えた保守サービス支援システムであって、
    前記保守情報管理部は、
    前記第1の装置の種別と、当該第1の装置に接続された前記第2の装置の識別情報と、送信先情報とが関連付けられた構成管理情報を記憶する記憶部と、
    前記第1の装置でエラーが発生した場合に、前記エラーの内容を示す情報と、当該第1の装置の識別情報と、前記第2の装置の識別情報とを、当該第1の装置から受ける受信部と、
    前記受信部が受けた前記種別及び前記第2の装置の識別情報に関連付けられた前記送信先情報を前記構成管理情報に基づいて特定する送信先特定部と、
    特定された前記送信先情報に基づいて、前記エラーの内容を示す情報を送信する報知情報送信部と、
    を備えたことを特徴とする保守サービス支援システム。
  2. 第1の装置と、前記第1の装置に接続された1以上の第2の装置とを含んで構成された複数のシステムと、
    前記複数のシステムに接続された前記第1の装置を保守するための保守情報管理部と、
    を備えた保守サービス支援システムであって、
    前記保守情報管理部は、
    前記第1の装置で実行される処理を示す処理情報と、送信先情報とが関連付けられた関連情報を記憶する記憶部と、
    前記第1の装置でエラーが発生した場合に、前記エラーの内容を示す情報と、当該第1の装置の識別情報と、前記エラーが発生した処理に対応する前記処理情報とを、当該第1の装置から受ける受信部と、
    前記受信部が受けた前記処理情報及び前記第1の装置の識別情報に対応する送信先情報を前記関連情報に基づいて特定する送信先特定部と、
    特定された当該送信先情報に基づいて、当該エラーの内容を示す情報を送信する報知情報送信部と、
    を備えたことを特徴とする保守サービス支援システム。
  3. 第1の装置と、前記第1の装置に接続された1以上の第2の装置とを含んで構成された複数のシステムと、
    前記複数のシステムに接続された前記第1の装置を保守するための保守情報管理部と、
    を備えた保守サービス支援システムであって、
    前記保守情報管理部は、
    前記第1の装置の種別と、当該第1の装置に接続された前記第2の装置の識別情報と、送信先情報とが関連付けられた構成管理情報と、
    前記第1の装置それぞれについて、前記第2の装置の識別情報、及び当該第1の装置で実行される処理を示す処理情報の組み合わせを示すパターン情報と、
    を記憶する管理情報記憶部と、
    前記第1の装置でエラーが発生した場合に、前記エラーの内容を示す情報と、当該第1の装置の識別情報と、前記第2の装置の識別情報と、前記エラーが発生した処理に対応する前記処理情報とを、当該第1の装置から受ける受信部と、
    前記受信部が受けた情報に基づき、前記第1の装置の種別及び前記処理情報に合致する前記パターン情報を特定し、特定された当該パターン情報と当該エラーの内容を示す情報とを含むエラー情報を生成するエラー情報生成部と、
    前記エラー情報に含まれるパターン情報に含まれる前記第1の装置の識別情報及び前記第2の装置の識別情報に対応する送信先情報を前記構成管理情報に基づいて特定する送信先特定部と、
    特定された前記送信先情報に基づいて、前記エラー情報に含まれる前記エラーの内容を示す情報を送信する報知情報送信部と、
    を備えたことを特徴とする保守サービス支援システム。
  4. 前記エラー情報生成部により生成された前記エラー情報を記憶するエラー情報記憶部と、
    前記エラー情報記憶部に記憶された前記エラー情報に含まれる前記エラーの内容を示す情報及び前記パターン情報のうち、少なくともいずれかを更新するためのエラー情報更新部と、
    を備え、
    前記送信先特定部は、前記更新を受けて、新たな前記送信先情報を特定し、
    前記報知情報送信部は、前記新たな送信先情報に基づいて、前記エラー情報に含まれる前記エラーの内容を示す情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の保守サービス支援システム。
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