JP2013148881A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動伝達切り替え手段による駆動切り替え時の振動による異常画像を抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体ドラム20と、感光体ドラム20上に潜像を形成する露光装置100と、感光体ドラム20上の潜像にトナーを付着させて、トナー像化する現像装置22と、感光体ドラム20上のトナー像を中間転写ベルト30に転写する一次転写装置と、少なくともトナーを搬送する搬送部材を有し、トナーボトル10のトナーを現像装置へ向けて搬送するトナー補給装置130と、搬送部材への駆動の伝達をオンまたはオフに切り替える電磁クラッチと、電磁クラッチのオン/オフを制御する制御装置900を備え、制御装置900は、少なくとも潜像形成中、トナー像形成中および転写中のいずれかひとつの動作中は、電磁クラッチのオン/オフの切り替えを禁止する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等のカラー画像形成装置では互いに色の異なるトナーを収納した複数の現像装置を設け、各色毎の潜像を現像してトナー像を形成し、記録材上にトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成している。このような画像形成装置においては、潜像を現像することにより現像剤としてのトナーが消費されるため現像装置内にトナー補給を行う必要がある。そのため、各現像装置に対応して現像剤補給装置としてのトナー補給装置を設け、搬送部材としての搬送スクリュウによって、各現像装置に対応して設けられた現像剤収容部としてのトナー収容部からトナーを搬送して現像装置へトナーの補給が行われている。
カラー画像形成装置においては、各現像装置のトナー消費量はそれぞれ異なるので、搬送スクリュの駆動時間や駆動のタイミングは色毎に制御する必要がある。このため、搬送スクリュを駆動する駆動モータを各搬送スクリュに対応して複数設け、各駆動モータをそれぞれ制御することで、各搬送スクリュの駆動時間や駆動タイミングなどを制御している。しかし、この場合は、搬送スクリュ毎に駆動モータを設けるため、装置のコストアップに繋がるという不具合があった。
特許文献1には、各搬送スクリュに対応させて設けた複数の駆動伝達切り替え手段としての電磁クラッチを設け、ひとつの駆動モータで複数の搬送スクリュを駆動する画像形成装置が記載されている。電磁クラッチのON/OFFを制御することで、搬送スクリュの駆動時間や駆動タイミングを制御することができる。
しかしながら、電磁クラッチのON/OFFの切り替え時に駆動トルクが変動し、電磁クラッチに駆動モータの駆動力を伝達する駆動伝達機構などが振動する。その振動が感光体や感光体表面に潜像を形成するための潜像形成手段としての露光装置に伝達され、感光体や露光装置が振動する。よって、潜像形成中は、感光体と露光装置とが振動するため、バンディングが大きくなる。
また、駆動伝達機構の配置位置や装置の構造によっては、電磁クラッチのON/OFFの切り替えによって現像装置が振動する場合もある。この場合は、現像中に電磁クラッチのON/OFFの切り替えを行うと、現像装置と感光体とが振動し、バンディングが大きくなる。また、同様に、電磁クラッチのON/OFFの切り替えによって、感光体のトナー像を転写媒体に転写する転写手段としての転写ローラや転写媒体が電磁クラッチのON/OFFの切り替えによって振動する場合もある。この場合は、感光体のトナー像を転写媒体に転写中に、電磁クラッチのON/OFFの切り替えが行われると、感光体、転写ローラおよび転写媒体が振動するので、バンディングが大きくなる。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、駆動伝達切り替え手段による駆動切り替え時の振動によるバンディングを抑制することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、潜像担持体と、上記潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と上記潜像担持体の潜像にトナーを付着させて、上記潜像をトナー像に現像する現像手段と、上記潜像担持体のトナー像を転写媒体に転写する転写手段と、少なくともトナーを含む現像剤を搬送する搬送部材を有し、上記現像剤を収容する現像剤収容部内の現像剤を上記現像手段へ向けて搬送する現像剤搬送装置と、上記搬送部材への駆動の伝達をオンまたはオフに切り替える駆動伝達切り替え手段と、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフを制御する制御手段とを備えた画像形成装置において、上記制御手段は、上記潜像担持体上への潜像形成動作、上記潜像担持体の潜像をトナー像に現像する現像動作および上記転写媒体への転写動作のうち、少なくとも、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作の動作中は、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを禁止することを特徴とするものである。
本発明によれば、上記潜像担持体上への潜像形成動作、上記潜像担持体の潜像をトナー像に現像する現像動作および上記転写媒体への転写動作のうち、少なくとも、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作の動作中は、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行わないので、バンディングを抑制することができる。
本実施形態の画像形成装置の概略構成図。 トナー補給装置を示す模式図。 スクリューポンプのロータの駆動と、サブホッパ内の搬送スクリュ−の駆動とを行う駆動機構を示す概略構成図。 各電磁クラッチのオン/オフを制御する制御系の一例を示すブロック図。 本実施形態のトナー補給動作の制御フロー図。 カラー画像形成時の潜像動作のタイミングチャート。 高画質モードにおけるトナー補給動作の制御フロー図。 高画質モードにおける各動作のタイミングチャート。 モノクロモードにおける潜像動作のタイミングチャート。
図1は本発明を適用する画像形成装置の一例を示す概略構成図である。同図において符号1は画像形成装置としてのタンデム型中間転写式の画像形成装置本体、符号4は内部にシート状の転写紙Sが収納された給紙テーブルをそれぞれ示している。
また、画像形成装置本体1の内部には複数の画像形成ユニット3Y,3M,3C,3Kが並設されたタンデム型中間転写式の画像形成部(以下、タンデム型画像形成部と言う)2が設けられている。なお、上記の符号に付けた添え字Y、M、C、Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色をそれぞれ示している。
画像形成装置本体1には、中央付近に、無端ベルト状の中間転写体である中間転写ベルト30が設けられている。この中間転写ベルト30は、複数の支持ローラ等に掛け回して図中時計回りに回転搬送可能とする。
中間転写ベルト30上には、その搬送方向に沿って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット3Y,3M,3C,4Kを横に並べて配置してタンデム型画像形成部2を構成する。このタンデム型画像形成部2の各画像形成ユニット3Y,3M,3C,3Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナー画像を担持する像担持体としての感光体ドラム20Y,20M,20C,20Kを有している。
そして、このタンデム型画像形成部2の上には、図1に示すように露光装置100が設けられている。潜像形成手段としての露光装置100としては、光走査方式の露光装置を用いることができる。光走査方式の露光装置は、例えば4つの光源装置(半導体レーザ、半導体レーザアレイ、あるいはマルチビーム光源等)を備えている。また、光走査方式の露光装置は、カップリング光学系、共通の光偏向器(ポリゴンミラー等)、4系統の走査結像光学系等で構成される。そして、露光装置100により、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色の画像情報に応じて感光体ドラム20Y,20M,20C,20Kに露光を行い、静電潜像を形成する。
また、画像形成ユニット3Y,3M,3C,3Kの感光体ドラム20Y,20M,20C,20Kの周囲には、次の装置を備えている。すなわち、上記の露光に先立って感光体ドラム20Y,20M,20C,20Kを均一に帯電する帯電装置23Y,23M,23C,23Kを備えている。また、露光装置100によって形成された静電潜像を各色のトナーで現像する現像装置22Y,22M,22C,22Kを備えている。また、感光体ドラム20上の転写残トナーを除去する感光体ドラム用クリーニング装置24Y,24M,24C,24Kが設けられている。さらに、感光体ドラム20Y,20M,20C,20Kから中間転写ベルト30にトナー画像を転写する一次転写位置には、一次転写ローラ25Y,25M,25C,25Kが設けられている。一次転写ローラ25Y,25M,25C,25Kは、一次転写装置の構成要素であり、中間転写ベルト30を間に挟んで感光体ドラム20Y,20M,20C,20Kに対向するように設けられている。
中間転写ベルト30を支持する複数の支持ローラのうち、支持ローラ26aは中間転写ベルト30を回転駆動する駆動ローラであり、図示しない駆動伝達機構(ギヤ、プーリ、ベルト等)を介してモータと接続されている。また、黒の単色画像を中間転写ベルト30上に形成する場合には、次のようにして、イエロー、マゼンタ、シアンの感光体ドラム20Y,20M,20Cから中間転写ベルト30を離間させる。すなわち、図示しない移動機構により、支持ローラ26a以外の支持ローラ26bや一次転写ローラ25Y,25M,25Cなどを下方に移動させるのである。
中間転写ベルト30を挟んでタンデム型画像形成部2と反対の側には、二次転写装置31が設けられている。この二次転写装置31は、中間転写ベルト30の支持ローラである二次転写対向ローラ31bに中間転写ベルト30のおもて面側から二次転写ローラ31aを押し当て、中間転写ベルト30を挟んで二次転写ローラ31aと二次転写対向ローラ31bとの間に転写バイアスを印加し転写電界を形成させることで、中間転写ベルト30上の画像を転写媒体としてのシート状の転写紙Sに転写する。
また、二次転写装置31の図中左横であり二次転写装置31よりも転写紙搬送方向下流側には、転写紙S上の画像を圧力や熱によって転写紙Sに定着させる定着装置50が設けられている。定着装置50は、定着ローラ52に加圧ローラ51を押し当てて構成されている。また、定着ローラ52には、図示しない加熱手段(ヒータ、ランプ、あるいは、電磁誘導式の加熱装置等)が設けられている。
二次転写装置31で画像が転写された転写紙Sは、2つのローラ32a,32bに支持された搬送ベルト32により定着装置50へと搬送される。もちろん、搬送ベルト32の部分は、固定されたガイド部材でも良く、また、搬送ローラや搬送コロ等でも良い。
画像形成装置本体1に画像データが送られ、作像開始の信号を受けると、タンデム型画像形成部2では、不図示の駆動モータで支持ローラ26aを回転駆動して他の複数の支持ローラを従動回転し、中間転写ベルト30を図中の時計回り方向に回転させる。同時に、画像形成ユニット3Y、M、C、Kでは、感光体ドラム20Y,20M,20C,20Kが不図示の駆動モータで反時計回りに回転する。そして、帯電装置23Y,23M,23C,23Kによる帯電、露光装置100による露光(潜像形成)が行われる。次に、現像装置22Y,22M,22C,22Kの各色のトナーによる現像のプロセスが行われる。これにより、感光体ドラム20Y,20M,20C,20K上にそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の単色画像が形成される。そして、中間転写ベルト30の搬送とともに、それらの単色画像を一次転写ローラ25Y,25M,26C,26Kで順次、中間転写ベルト30に転写する。これにより、中間転写ベルト30上に合成カラー画像を形成する。
一方、このような画像形成動作に合わせて給紙テーブル4内の給紙カセット4aからシート状の転写紙Sを繰り出し、給紙路40に導き、レジストローラ41に突き当てて止める。
そして、中間転写ベルト30上の画像が二次転写装置31の位置に到達するタイミングに合わせてレジストローラ41を回転する。これにより、中間転写ベルト30と二次転写装置31との間に転写紙Sが送り込まれ、二次転写装置31により中間転写ベルト30から転写紙Sに画像を転写して転写紙S上にカラー画像を記録する。
画像が転写された後の転写紙Sは、搬送ベルト32で搬送されて定着装置50へと送り込まれ、定着装置50により熱と圧力とを加えて画像を転写紙Sに定着される。定着装置50により画像が定着された後の転写紙Sは、排出ローラ42で装置外に排出され排紙トレイ43上にスタックされる。
一方、画像転写後の感光体ドラム20Y,20M,20C,20Kは、感光体ドラム20Y,20M,20C,20K上に残留する残留トナーを感光体ドラム用クリーニング装置24Y,24M,24C,24Kによって除去される。また、画像転写後の中間転写ベルト30は、中間転写ベルト30上に残留する残留トナーを不図示の中間転写ベルト用クリーニング装置によって除去される。そして、これらクリーニング工程後、画像形成装置はタンデム型画像形成部2による再度の画像形成に備える。
また、露光装置100の上方に配設され、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを充填された、トナー収容器としてのトナーボトル10Y、10M、10C、10Kが配設されている。トナーボトル10Y、10M、10C、10Kは、装置本体に対して着脱自在に設けられている。トナーボトル10Y、10C、10M、10K内のイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーは、後述するトナー補給装置により、画像形成ユニット3Y、3M、3C、3Kにそれぞれ備えられた現像装置22Y、22M、22C、22Kに補給される。トナーボトル10Y、10M、10C、10Kは、内部のトナーがなくなると交換される消耗品であり、トナーがなくなったとき等に装置本体に脱着され、交換される。
また、画像形成装置本体1の上部には、操作手段としてのユーザー操作部905が設けられている。ユーザー操作部905は、画像形成装置本体1に図示しないI/Fにより接続され、ユーザー操作部905からのキー入力により、画像形成装置本体1に対してユーザーから操作入力が行われる。
次に、トナー補給手段としてのトナー補給装置について説明する。
Y,M,C,Kの4つのトナー補給装置は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、以下の説明では、色符号を省略して説明を行う。
図2はトナー補給装置130を示す模式図である。トナー収容器たるトナーボトル10は、トナーを収容しているボトル部191と、ボトル部191の頭部に係合してボトル部191を回転可能に保持するキャップ部192とを有している。トナーボトル10が装置本体に装着されると、その装着動作に連動して、キャップ部192の穴部192bにノズル142が挿入される。このとき、トナーボトル10の開閉部材としての口栓部材193は、ノズル142と爪部材145とに挟まれた状態で、トナー排出口192a(粉体排出口)を開放する。これにより、トナー排出口192aとノズル142に設けられたトナー受入口(粉体受入口)とが連通し、トナーボトル10のボトル部191内に収容されたトナーが、トナー排出口192aを介して、ノズル142内に搬送される。
一方、ノズル142の他端は、トナー補給経路としてのチューブ60の一端が接続されている。チューブ60はフレキシブルな材料からなり、その他端がトナー補給装置130のトナー供給手段たるスクリューポンプ84に接続されている。
チューブ60の材料としては、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリコン等のゴム材料や、ポリエチレン、ナイロン等の樹脂材料を用いることができる。このようなフレキシブルなチューブ60を用いることで、トナー補給経路のレイアウトの自由度が増して、画像形成装置が小型化される。
スクリューポンプ84は、吸引型一軸偏心スクリューポンプからなり、ロータ85、ステータ132、吸引口133、ユニバーサルジョイント134、ギヤ83等を具備している。
ステータ132、ユニバーサルジョイント134、ロータ85等は、図示しない樹脂製のケース内に収納されている。ステータ132はゴム等の弾性材料からなる雌ねじ状部材であって、その内部にはダブルピッチの螺旋溝が形成されている。第1搬送部材としてのロータ85は、金属等の剛性材料からなる螺旋状にねじれて形成された雄ねじ状部材であって、ステータ132内に回動自在に嵌挿されている。ロータ85の一端は、軸受142に回転可能に支持されたユニバーサルジョイント134を介してギヤ83に連結されている。また、軸受142はシール部材を介してカバー141に設けられており、軸受142とカバー141との間からトナーが漏れ出すのをシール部材によって防いでいる。
スクリューポンプ84は、駆動モータ70(図3参照)からの回転駆動力がギヤ83に伝達され、ギヤ83によってステータ132内のロータ85を所定方向に回転駆動させる。これにより、吸引口133に吸引力が発生する(チューブ60内の空気を送出してチューブ60内に負圧を発生させる)。これにより、トナーボトル10内のトナーが空気とともにチューブ60を介して吸引口133に吸引される。吸引口133まで吸引されたトナーは、ステータ132とロータ85との隙間に送入されて、ロータ85の回転に沿って他端側に送り出され、トナーを一時的に貯留する現像剤貯留部としてサブホッパ95に貯蔵される。そして、サブホッパ95内に一時的に貯蔵されたトナーは、サブホッパ内に設けられた第2搬送部材としての搬送スクリュー96により搬送されトナー搬送パイプ138を通って、現像装置22の現像サブホッパ97に補給される。現像装置22の現像サブホッパ97の下には、現像装置22の現像剤収納部が配設されており、現像装置22の現像サブホッパ97から現像装置22の現像剤収納部にトナー搬送される構成になっている(図3参照)。
トナーボトル10のボトル部191は、略円筒状の形状に形成され、その内周面には螺旋状の突起191aが設けられている(ボトル部191を外周面側から見ると螺旋状の溝となっている)。
トナーボトル駆動部120は、駆動カップリング121、駆動モータ122、スプリング123、及び、軸124などを備えている。駆動カップリング121は、トナーボトル10のボトル部191の底部に形成された駆動入力部191bに係合するよう配設されている。駆動カップリング121と駆動モータ122とは軸124を介して連結しており、駆動モータ122の駆動力が軸124を介して駆動カップリング121に伝達される。そして、その駆動力が、駆動カップリング121に係合したトナーボトル10の駆動入力部191bを介してボトル部191に伝わって、ボトル部191を図中矢印方向に回転せしめる。この回転により、トナーボトル10内のトナーがボトル部191に設けられた螺旋状の突起191aによってキャップ部192内のスペースに向けて送り出される。
本実施例ではトナー収容器はボトルタイプであり、本体後方のボトル駆動部から受ける駆動入力によりトナーボトル10の回転部が回転し、トナーを固定部側に搬送される。そして、固定部側からスクリューポンプ84によってサブホッパ95に搬送され、サブホッパ95内の搬送スクリュー96によってサブホッパ95からトナー搬送パイプ138を通って現像装置22にトナーが補給される。
トナーボトル10の交換中は、スクリューポンプ84の動作は停止してトナーボトル10からサブホッパ95へのトナー補給は停止する。しかし、サブホッパ95にトナーが残っている間はサブホッパ95から現像装置22(現像サブホッパ97)へのトナー補給動作は継続する。サブホッパ95内のトナーが少なくなったら、サブホッパ95から現像装置22へのトナー補給動作を停止するとともに、画像形成装置本体の不具合を防止するため画像形成動作を停止する。ユーザーがトナーボトル10の交換を完了したら画像形成動作を再開し、トナー補給動作を再開する。
図3は、第1搬送部材であるスクリューポンプ84のロータ85の駆動と、第2搬送部材であるサブホッパ内の搬送スクリュー96の駆動とを行う駆動機構を示す概略構成図である。
図3に示すように、ロータ85および搬送スクリュー96を回転駆動する駆動源であるモータ70のモータ軸に形成されたモータギヤ70aには、第1ギヤ71が噛み合っている。第1ギヤ71は、金属シャフト73の端部に固定された第2ギヤ72が噛み合っている。金属シャフト73にはイエローのロータ85の入力源となる第1入力ギヤ75と、イエローの搬送スクリュー96の入力源となる第2入力ギヤ74とが固定されている。また、金属シャフト73には、図示してないが、マゼンタ、シアン、ブラックの第1入力ギヤと第2入力ギヤが固定されている。
金属シャフト73に固定された第1入力ギヤ75は、第1電磁クラッチ81の第1クラッチ入力ギヤ81aと噛み合っており、第2入力ギヤ74は、第2電磁クラッチ91の第2クラッチ入力ギヤ91aと噛み合っている。また、第1クラッチ軸81bには、第1クラッチ出力ギヤ82が固定されており、第1クラッチ出力ギヤ82には、ロータ85と同軸上に設けられた第1駆動ギヤ83が噛み合っている。
一方、第2クラッチ軸91bには、第2クラッチ出力ギヤ92が固定されており、第2クラッチ出力ギヤ92には、搬送スクリュー96の回転軸に固定された第2駆動ギヤ94と噛み合うアイドラギヤ93が噛み合っている。
第1電磁クラッチ81および第2電磁クラッチ91は、図示しない制御部によって電源供給がON/OFF制御されるのに伴って、次のように動作する。すなわち、クラッチ入力ギヤ81a(91a)の回転駆動力をクラッチ軸81b(91b)に繋いだり、クラッチ入力ギヤ81a(91a)を空転させたりする。具体的には、電磁クラッチに電源が供給されると、クラッチ入力ギヤの回転駆動力がクラッチ軸に繋がれて、クラッチ出力ギヤ82(92)が回転する。これに対し、電磁クラッチへの電源供給が切られると、たとえ駆動モータ70の駆動力が、金属シャフト73に固定された入力ギヤを介してクラッチ入力ギヤに入力されても、クラッチ入力ギヤがクラッチ軸上で空転するため、クラッチ出力ギヤの回転が停止する。
通常、各電磁クラッチ81、91は、通常電源供給がオフ(停止)されている。現像サブホッパ97に設けられたトナー補給センサ99が、現像サブホッパ内のトナーが、所定量以下となったことを検知したら、各電磁クラッチ81、91への電源供給をONにする。これにより、回転駆動力がクラッチ軸81b,91bに繋がれ、各クラッチ出力ギヤ82,92が回転駆動する。その結果、ロータ85に駆動力が伝達され、ロータ85が回転して、トナーボトル10内のトナーが、サブホッパ95へと搬送される。また、搬送スクリュー96に駆動力が伝達され、搬送スクリュー96が回転して、サブホッパ95に一時貯留されたトナーが、現像装置22の現像サブホッパ97へ搬送される。
そして、現像サブホッパ97に所定の量トナーが補給されたら、各電磁クラッチ81,91への電源供給をオフにして、ロータ85および搬送スクリュー96の駆動を停止する。
本実施形態においては、各色同様な駆動機構にして、各色の電磁クラッチをON/OFF制御することにより、一つの駆動モータにより、各色独立してトナーの補給制御を行うことができる。これにより、各色それぞれ駆動モータを設け、駆動モータの駆動を制御して、各色のトナー補給を制御するものに比べて、装置の抵コスト化を図ることができる。
しかしながら、静電潜像形成中のときに、各電磁クラッチのオン/オフの切り替えが行われると、感光体ドラムに形成される潜像画像が乱れ、画像不良を引き起こす要因となる。具体的に説明すると、電磁クラッチが、オンからオフに切り替わると、トルクが急激に減少することで、駆動機構に衝撃や振動が発生する。また、電磁クラッチがオフからオンに切り替わるときは、駆動トルクが急激に上昇するため、上述と同様に駆動機構に衝撃や振動が発生する。このような駆動機構の衝撃や振動は、金属シャフトなどを回転自在に支持している不図示の装置の側板に伝達される。側板は、感光体ドラム20を回転自在に支持しているため、側板を介して上記衝撃や振動が駆動機構の近傍に配設された感光体ドラム20に伝達され、感光体ドラム20が振動する。また、駆動機構の近傍に配設された露光装置100も、上記駆動機構の振動や衝撃により振動する。潜像形成中に上記のような衝撃や振動により感光体ドラム20と露光装置100とが振動すると、感光体ドラム20上のバンディングが大きくなる。
このように、潜像形成中に各電磁クラッチのオン/オフの切り替えを行うと、感光体ドラム20と露光装置100とが振動して、バンディングが大きくなるので、本実施形態においては、潜像形成中は、各電磁クラッチのオン/オフの切り替えを行わないようにした。
図4は、各電磁クラッチのオン/オフを制御する制御系の一例を示すブロック図である。制御手段としての制御装置900は例えばCPU901、RAM902、ROM903、I/Oインターフェース904などで構成され、第1電磁クラッチ81および第2電磁クラッチ91に接続されている。制御装置900は、予め組み込まれた所定の制御プログラムを実行することにより、電磁クラッチ81,91のオン/オフを制御している。
また、制御装置900には、ユーザー操作部905が接続されている。ユーザー操作部905は、制御装置900と連携し、画像形成動作モードとして高画質モード及び通常モードのいずれか一方を選択するためのモード選択手段として機能する。
図5は、本実施形態のトナー補給動作の制御フロー図である。
図5に示すように、制御装置900は、トナー補給センサ99を確認し、トナー補給センサ99が、現像サブホッパ97内のトナーが所定量未満であることを検知したら、トナー補給必要と判断(S2のYES)し、トナー補給予備モードに移行する(S3)。トナー補給予備モードに移行したら、制御装置900は、静電潜像形成中か否かをチェックする(S4)。静電潜像が形成されていないと判断したら(S4のNO)、第1、第2電磁クラッチ81、91をオン(S5)にして、トナー補給を開始する(S6)。
次に、制御装置900は、現像サブホッパ97内に所定量のトナーが補給されたら、トナー補給終了モードに移行する(S7)。現像サブホッパ97へのトナー補給量は、例えば、第1、第2電磁クラッチのONの時間から判断する。トナー補給終了モードに移行したら、静電潜像形成中または現像中か否かをチェックする(S8)。そして、静電潜像が形成されていないと判断したら(S8のNO)、第1、第2電磁クラッチ81、91をOFFにし(S9)、トナー補給を完了する。
このように、本実施形態においては、静電潜像形成中に第1、第2の電磁クラッチ81、91のON/OFFの切替が行われない。よって、感光体ドラム20および露光装置100が、静電潜像形成中に振動するのを抑制することができ、バンディング大きくなるのを抑制することができる。
また、本実施形態においては、トナー補給センサ99が、現像サブホッパ97に所定量のトナーが補給されても、静電潜像中であれば、トナー補給が継続される。しかし、最悪なケース(静電潜像形成開始直後にトナー補給終了モードに移行し、かつ、形成画像が、本装置が形成可能な用紙サイズの最大長さの場合)でも、余計に補給されるトナーは、数グラム程度である。よって、現像サブホッパ97内のトナーが溢れてしまうほど、トナーが補給されることはない。
また、本実施形態においては、搬送スクリュー96により搬送されたトナーを、現像装置22の現像サブホッパ97に補給しているが、搬送スクリュー96により搬送されたトナーを現像剤収容部98へ補給してもよい。現像剤がトナーとキャリアとからなる2成分現像剤の場合は、現像剤収容部内の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサが、トナー濃度が所定値以下であることを検知し、かつ、潜像形成中ではないとき、現像剤収容部98へのトナー補給が開始される。そして、トナー濃度が所定の濃度となったことをトナー濃度センサが検知し、かつ、潜像形成中でないときに、トナー補給動作が終了する。この場合、トナー濃度センサが、所定のトナー濃度であることを検知したとき潜像形成中であると、そのままトナーが現像剤収容部にトナーが補給し続けられる。しかし、上述の最悪なケースのときでも、余計に補給されるトナーは数グラムである。よって、現像剤収容部内に余計に数グラムトナーが補給されても、現像剤収容部内のトナー濃度が変動しないような現像剤量が収納されるよう現像剤収容部を構成すればよい。
図6は、カラー画像形成時の潜像動作のタイミングチャートである。
図6のt01は、静電潜像を形成する前段階の時間であり、t02は静電潜像の形成を行っている時間である。また、t03は連続通紙時における静電潜像の形成を行っていない時間(紙間)であり、t04は静電潜像プロセスを終えた状態の時間である。また、t05は電磁クラッチの作動による誤差を加味した時間である。
潜像開始直前のタイミングまで電磁クラッチ81,91のON/OFFの切り替えを行えるようにした場合、次の不具合が生じるおそれがある。すなわち、電磁クラッチ81,91のON/OFFが完了するまでのタイムラグや、制御誤差などにより潜像が開始されてから電磁クラッチ81,91が繋がるおそれがある。その結果、画像の先端にバンディングが発生するおそれがあるという不具合である。また、潜像開始直後から電磁クラッチ81,91のON/OFFの切り替えを行えるようにした場合、次の不具合が生じるおそれがある。すなわち、制御誤差などにより、画像後端の潜像を形成中に電磁クラッチのON/OFFの切り替えが行われるおそれがある。その結果、画像の先端にバンディングが発生するおそれがあるという不具合である。
このため、電磁クラッチ81,91の作動時間t05を設け、電磁クラッチ81,91のオン・オフ動作は、静電潜像形成を行っている時間t02に電磁クラッチ81,91の作動時間t05を加味した時間Aを除いたタイミングで行う。
これにより、確実に潜像形成中に電磁クラッチ81,91のON/OFFの切り替えが行われないようにすることができる。
また、静電形成開始前の作動時間t05を、電磁クラッチのON/OFFの切り替時の衝撃や振動による露光装置や感光体の振動が減衰する時間を加味したものにしてもよい。これにより、画像の先端のバンディングを良好に抑制することができる。
また、電磁クラッチ81,91のON/OFFの切り替えにより露光装置100が振動するため、露光装置100の動作が停止しているとき(全色が静電潜像形成を行っていないとき)に電磁クラッチ81,91のON/OFF制御するのが好ましい。本実施形態においては、図6に示すように、K色の潜像形成動作が終了後と、Y色潜像開始前との間に露光装置100の動作が停止しているときがあるので、そのタイミングで電磁クラッチ81,91のON/OFF制御する。
しかしながら、装置の構成によっては、連続印刷時に露光装置100の動作が停止する期間がない場合もある。この場合、露光装置100の動作が停止しているときに電磁クラッチ81,91のON/OFF制御する構成にすると、連続印刷完了後に、電磁クラッチ81,91のON/OFF制御が行われるようになる。従って、トナー不足による画像濃度の低下や、現像サブホッパ97からトナーが溢れてしまうおそれがある。
よって、このような場合のときは、電磁クラッチ81,91が対応する色の潜像が形成されていないタイミングでON/OFFの切り替えを行うようにする。具体的には、Y色に対応する電磁クラッチにおいては、Y色の静電潜像を形成時t02Y、t05を除いたタイミングで、ON/OFFの切り替えを行うようにする。Y色の電磁クラッチに近い位置に配置されている感光体ドラム20Yの振動を抑制でき、Y色の静電画像の乱れを抑制することができる。同様に、M色に対応する電磁クラッチにおいては、M色の静電潜像を形成時t02Y、t05を除いたタイミングで、ON/OFFの切り替えを行うようにし、感光体ドラム20Mの振動を抑制する。以下シアン、ブラックも同様の制御を行うものとする。
このように制御することで、各色の潜像の乱れを必要最小限に抑えることができる。
電磁クラッチに対応する色の潜像が形成されていないタイミングでON/OFF制御を行った場合においても、少なからず、露光装置や感光体ドラムに振動は伝わり、画像不良(例えば、濃淡ムラ、所謂バンディングの発生など)は、多少生じてしまう。そこで、画像形成動作モードとして高画質モードと通常モードとを設けて、通常モードと、高画質モードとで電磁クラッチのON/OFF制御(トナー補給動作)の制御を異ならせてもよい。具体的には、通常モードのときは、上述したように、連続印刷時に電磁クラッチに対応する色の潜像が形成されていないタイミングでON/OFF制御を行なう。一方、高画質モードのときは、後述するように、連続印刷動作を一時停止して、電磁クラッチのON/OFF制御を行う。
高画質モードおよび通常モードの設定は、ユーザーが、ユーザー操作部905を操作することで行われる。
図7は、高画質モードで印刷を行ったときのトナー補給動作の制御フロー図である。
ユーザーが、ユーザー操作部905を操作し高画質モードを選択して、ユーザー操作部905の不図示のスタートボタンがおされたら(S11)、高画質モードで印刷動作が行われる(S12)。印刷動作中にトナー補給センサ99が、現像サブホッパ97内のトナーが所定量未満であることを検知し、トナー補給必要と判断(S13のYES)したら、Y,M,C,K色全ての静電潜像形成が終了したか否かチェックする(S14)。4色の静電潜像形成が終了したら(S14のYES)、次の画像データがあるか否かをチェックする(S15)。次の画像がない場合(S15のNo)は、トナー補給動作を行い、所定量のトナーを現像サブホッパ97に補給する(S20)。
一方、次の画像がない場合(S15のYES)は、Y,M,C,K色全ての静電潜像形成終了後、直ちに次の画像の静電形成動作に移行せずに、静電静電形成動作を一時停止する(S16)。そして、トナー補給動作を行い、所定量のトナーを現像サブホッパ97に補給(S17)した後、印刷動作を再開(S18)して、次の画像の静電潜像を開始する。
このように、高画質モードについては、全ての色の潜像形成動作が行われていないタイミングで電磁クラッチのON/OFF制御が行われるので、各色の潜像の乱れを防止することができる。
図8は、高画質モードのタイミングチャートである。
図8に示すT01は、印刷動作開始前時間であり、T02は、印刷動作中の時間であり、T03は、印刷動作を終えた状態の時間である。また、t10は、静電潜像形成前時間であり、t11は、1枚の潜像形成時間(Y,M,C,Kの潜像画像が形成されるまでの時間)であり、t12は、静電潜像形成一時停止時間であり、t13は、静電潜像終了後時間t13である。また、t20は、トナーニアエンドを検知していない時間であり、t21は、トナーニアエンドを検知している時間である。更に、t30は、補給動作をしていない時間であり、t31は、静電潜像一時停止時においての補給動作時間であり、t33は、静電潜像形成終了後においての補給動作時間であり、t34は、印刷動作終了後の補給動作を行っていない時間である。
図8に示すように、先の図6に示したタイミングで、1枚目の潜像画像と、2枚目の潜像画像が形成される。この図8に示す例では、2枚目の潜像画像形成中に、トナー補給センサ99が、OFFからONに切り替わって、現像サブホッパ97内のトナーが所定量未満であることが検知される。この場合、2枚目の潜像画像形成終了後、すなわち、先の図6に示した2枚目のK色の潜像形成動作が終了になった時点で、露光装置100の駆動を一時停止する(ON→OFF)。露光装置100の駆動が一時停止して、所定時間後(先の図6に示したt05時間後)、各電磁クラッチ81,91をOFFからONに切り替える。これにより、ロータ85が回転して、トナーボトル10内のトナーが、サブホッパ95へと搬送される。また、搬送スクリュー96が回転して、サブホッパ95に一時貯留されたトナーが、現像装置22の現像サブホッパ97へ搬送される。このとき印刷動作は、ON状態のままとなっており、感光体ドラム20、帯電装置23、現像装置22、定着装置50などの各装置は、駆動状態となっている。
電磁クラッチ81,91をOFFからONに切り替えて、t31時間経過したら、電磁クラッチ81,91をOFFにして、トナー補給動作が終了する。電磁クラッチ81,91がONからOFFに切り替わってから、先の図6に示したt05秒経過後、露光装置100をOFFからONに切り替えて、3枚目の潜像形成動作を開始する。
最終画像である3枚目の静電潜像画像の形成が終了したら、再び、電磁クラッチをOFFからONに切り替えて、t33時間、トナー補給動作を行う。この最終画像の静電潜像画像形成終了後のトナー補給時間t33は、例えば、次のようにして算出される。すなわち、前回、トナー補給が行われてからの各画像の画像面積率に基づいて、消費されたトナー量を算出する。そして、算出したトナー量に基づいて、トナー補給時間を決めるのである。
図8から、明らかなように、高画質モードにおいては、トナー補給のために、潜像形成動作を一時停止する時間t12だけ、一時停止を行わない通常モードに比べて、生産性が落ちる。しかし、電磁クラッチに対応する色の潜像が形成されていないタイミングでON/OFF制御を行う通常モードに比べて、バンティングのない良好なカラー画像を得ることができる。よって、画質よりも生産性を求めるユーザーにおいては、通常モードに設定して印刷を行うことができ、生産性よりも画質を優先するユーザーにおいては、高画質モードで印刷を行うことができる。
図9は、モノクロモードにおける潜像動作のタイミングチャートであり、(a)は、一枚通紙時におけるタイミングチャートであり、(b)は、連続通紙時におけるタイミングチャートである。
図9に示すように、モノクロモードのときも、電磁クラッチ81,91のオン・オフ動作は、次のタイミング行う。すなわち、静電潜像形成を行っている時間t02に電磁クラッチの作動時間(電磁クラッチのON/OFF切り替えにより発生する振動が収まるまでの時間)t05を加味した時間を除いたタイミングで行うのである。
これにより、潜像形成中の電磁クラッチ81と電磁クラッチ91のオン・オフ動作における突発的な衝撃や振動による感光体ドラム20や露光装置100の振動を回避させることができる。その結果、部分的な画像不良(例えば、濃淡ムラである所謂バンディングの発生など)を改善することができる。
また、上述では、潜像形成中は、電磁クラッチ81,91のON/OFFの切り替えを行わないようにしている。しかし、現像装置が電磁クラッチ81,91のON/OFFの切り替えにより振動する場合は、現像中に感光体と現像装置とが振動するため、バンディングが大きくなる。よって、この場合、現像中は、電磁クラッチ81,91のON/OFF切り替えを行わないようにしてもよい。また、電磁クラッチ81,91のON/OFFの切り替えにより、一次転写ローラや転写媒体としての中間転写ベルト30が振動する場合もある。この場合は、感光体のトナー像を転写中に感光体、中間転写ベルト30、一次転写ローラ25が振動して、バンディングが大きくなる。よって、このような場合は、転写中は、感光体ドラム20のトナー像を転写中は、電磁クラッチ81,91のON/OFF切り替えを行わないようにしてもよい。潜像形成中、現像中、転写中のどの動作のとき、電磁クラッチ81,91のON/OFFの切り替えを行わないようにするかは、バンディングの影響を考慮して、適宜決めればよい。すなわち、現像中が、最もバンディングが大きくなるのであれば、少なくとも現像中は、電磁クラッチのON/OFFの切り替えを行わないようにする。また、現像中および潜像形成中が、バンディングが大きくなるのであれば、現像中、潜像形成中に電磁クラッチ81,91のON/OFFの切り替えを行わないようにする。
また、潜像形成開始から転写終了までの間、電磁クラッチ81,91のON/OFFを行わないようにしてもよい。この場合、通常モードにおいては、対応する色の潜像形成開始から対応する色のトナー像が、中間転写ベルトに転写されるまでの間、電磁クラッチ81,91のON/OFFを行わない。よって、対応する潜像形成開始から潜像形成が終了するまでの間、電磁クラッチ81,91のON/OFFを行わないようにする場合に比べて、現像サブホッパ97に余計に供給される最大トナー量が増える。なお、余計に供給される最大トナー量は、潜像形成開始時にトナー補給終了モードに切り替わり、かつ、形成画像が、本装置が形成可能な用紙サイズの最大長さの場合に余計に補給されるトナー量である。しかし、この最大トナー量が現像サブホッパ97に供給されても、現像サブホッパ97からトナーが溢れないように現像サブホッパ97を構成すればよい。
一方、高画質モードにおいては、全ての色のトナー像が中間転写ベルトに転写された後に、トナー補給動作を開始し、トナーを所定量補給したら、次の潜像画像を形成する。
また、本実施形態では、トナーを現像装置に搬送しているが、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤をボトルに収容し、二成分現像剤を、上述した補給装置130で現像装置22に搬送してもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の(1)〜(6)態様毎に特有の効果を奏する。
(1)
感光体ドラム20などの潜像担持体と、上記潜像担持体上に潜像を形成する露光装置100などの潜像形成手段と、上記潜像担持体の潜像にトナーを付着させて、トナー像化する現像装置22などの現像手段と、上記潜像担持体のトナー像を中間転写ベルト30などの転写媒体に転写する転写手段と、少なくともトナーを含む現像剤を搬送する搬送スクリュー96やロータ85などの搬送部材を有し、現像剤を収容するトナーボトル10などの現像剤収容部内の現像剤を上記現像手段へ向けて搬送するトナー補給装置130などの現像剤搬送装置と、上記搬送部材への駆動の伝達をオンまたはオフに切り替える電磁クラッチ81,91などの駆動伝達切り替え手段と、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフを制御する制御装置900などの制御手段とを備えた画像形成装置において、上記制御手段は、上記潜像担持体上への潜像形成動作、上記潜像担持体の潜像をトナー像に現像する現像動作および上記転写媒体への転写動作のうち、少なくとも、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作の動作中は、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを禁止する。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、バンディングを抑制することができる。
(2)
また、上記(1)に記載の態様の画像形成装置において、上記現像手段内(本実施形態では、現像サブホッパ)の現像剤量を検知するトナー補給センサ99などの現像剤量検知手段を備え、上記制御手段は、上記現像剤量検知手段が、上記現像手段内の現像剤量が所定量以下であることを検知したら、上記駆動伝達切り替え手段をオフからオンに切り替えて、現像剤収容部内の現像剤を上記現像手段へ向けて搬送する制御を行うものであり、画像形成動作中に、上記現像剤量検知手段が、上記現像手段内の現像剤量が所定量以下であることを検知したとき、上記制御手段は、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作が終了した後に、上記駆動伝達切り替え手段をオフからオンに切り替える。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、バンディングを抑制でき、かつ、現像手段内の現像剤量の低下を抑えることができる。
(3)
また、上記(2)に記載の態様の画像形成装置において、連続画像形成動作中に現像剤残量検知手段が、現像手段内の現像剤量が所定量以下であることを検知したら、駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作が終了した後に、搬送部材への駆動の伝達をオンにして、現像手段への現像剤の搬送を開始し、所定量の現像剤が現像手段に搬送されるまで、次の画像形成動作を一時停止する。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、バンディングを抑制でき、かつ、現像手段内からトナーが溢れてしまうのを抑制することができる。
(4)
また、上記(1)乃至(3)いずれかに記載の態様の画像形成装置において、上記現像剤搬送装置は、上記現像剤収容部と上記現像手段との間に現像剤を一時貯留するサブホッパ95などの現像剤貯留部を備え、上記搬送部材は、上記現像剤貯留部に貯留された現像剤を上記現像手段へ向けて搬送する搬送スクリュー96である。
かかる構成を備えることにより、搬送スクリュー96の駆動をON/OFFする第2電磁クラッチ91などの駆動伝達切り替え手段のオン/オフによるバンディングなどの異常画像が生じるのを抑制することができる。
(5)
また、上記(4)に記載の態様の画像形成装置において、上記現像剤搬送装置は、上記現像剤収容部と上記現像手段との間に現像剤を一時貯留するサブホッパ95などの現像剤貯留部を備え、上記搬送部材は、上記現像剤収容部に収容された現像剤を上記現像剤貯留部へ向けて搬送するためのスクリューポンプ84のロータ85である。
これにより、ロータ85の駆動をON/OFFする第1電磁クラッチ81などの駆動伝達切り替え手段のオン/オフによるバンディングなどの異常画像が生じるのを抑制することができる。
(6)
また、上記(5)に記載の態様の画像形成装置において、上記現像剤貯留部に貯留された現像剤を上記現像手段へ搬送する搬送スクリュー96など第2の搬送部材と、上記第2の搬送部材への駆動の伝達をオンまたはオフに切り替える第2電磁クラッチ91などの第2の駆動伝達切り替え手段とを備え、上記制御手段は、上記潜像担持体上への潜像形成動作、上記潜像担持体へのトナー像形成動作および上記転写媒体への転写動作のうち、少なくとも、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作の動作中は、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを禁止する。
かかる構成を備えることで、搬送スクリュー96の駆動をON/OFFする第2電磁クラッチ91などの駆動伝達切り替え手段のオン/オフによるバンディングなどの異常画像が生じるのを抑制することができる。
(7)
上記(1)乃至(6)いずれかに記載の態様の画像形成装置において、上記潜像担持体、上記現像手段、上記現像剤収容部および上記現像剤搬送装置からなる組を複数備え、上記制御手段は、上記搬送部材と同じ組の潜像担持体上への潜像形成動作、上記搬送部材と同じ組の潜像担持体の潜像をトナー像に現像する現像動作、および上記搬送部材と同じ組の潜像担持体のトナー像を転写媒体に転写する転写動作のうち、少なくとも、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作の動作中は、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを禁止する。
かかる構成を備えることで、駆動切り替え手段に対応する潜像担持体で形成された画像のバンディングを抑制することができる。
(8)
また、上記(7)に記載の態様の画像形成装置において、上記搬送部材と同じ組の潜像担持体上への潜像形成動作、上記搬送部材と同じ組の潜像担持体の潜像をトナー像に現像する現像動作、上記搬送部材と同じ組の潜像担持体のトナー像を転写媒体に転写する転写動作のうち、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作が行われていないときに、その組の搬送部材の駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替え制御を行う通常モードと、
全ての組の上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作が行われていないときに、搬送部材の駆動伝達切り替え手段のオン/オフ制御を行う高画質モードとを有し、
上記通常モード及び上記高画質モードのいずれか一方をユーザーが選択するためのモード選択手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、高画質モードにおいて、バンティングなどの異常画像が生じるのを抑制することができる。
(9)
また、上記(8)に記載の態様の画像形成装置において、上記現像手段内の現像剤量を検知する現像剤量検知手段を備え、上記制御手段は、上記現像剤量検知手段が、上記現像手段内の現像剤量が所定量以下であることを検知したら、上記駆動伝達切り替え手段をオフからオンに切り替えて、現像剤収容部内の現像剤を上記現像手段へ向けて搬送する制御を行うものであり、前記高画質モードは、連続画像形成動作中に前記現像剤残量検知手段が、前記現像手段内の現像剤量が所定量以下であることを検知したら、全ての組の上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作が終了した後に、上記搬送部材への駆動の伝達をオンにして、前記現像手段への現像剤の搬送を開始し、所定量の現像剤が現像手段に搬送されるまで、次の画像形成動作を一時停止する。
かかる構成を備えることで、実施形態で説明したように、高画質モードにおいて、バンティングなどの異常画像が生じるのを抑制することができ、かつ、現像手段から現像剤が溢れ出すのを防止することができる。
(10)
上記(1)乃至(9)いずれかに記載の態様の画像形成装置において、上記駆動伝達切り替え手段は、電磁クラッチである。
かかる構成を備えることで、電磁クラッチへの電源供給をON/OFF制御するだけで、搬送部材の駆動ON/OFFの制御を行うことができる。
2:タンデム型画像形成部
3:画像形成ユニット
10:トナーボトル
20:感光体ドラム
22:現像装置
25:一次転写ローラ
30:中間転写ベルト
60:チューブ
70:モータ
81:第1電磁クラッチ
91:第2電磁クラッチ
84:スクリューポンプ
85:ロータ
95:サブホッパ
96:搬送スクリュー
97:現像サブホッパ
98:現像剤収容部
99:トナー補給センサ
100:露光装置
130:トナー補給装置
900:制御装置
905:ユーザー操作部
特開2003−255683号公報

Claims (10)

  1. 潜像担持体と、
    上記潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と
    上記潜像担持体の潜像にトナーを付着させて、上記潜像をトナー像に現像する現像手段と、
    上記潜像担持体のトナー像を転写媒体に転写する転写手段と、
    少なくともトナーを含む現像剤を搬送する搬送部材を有し、上記現像剤を収容する現像剤収容部内の現像剤を上記現像手段へ向けて搬送する現像剤搬送装置と、
    上記搬送部材への駆動の伝達をオンまたはオフに切り替える駆動伝達切り替え手段と、
    上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフを制御する制御手段とを備えた画像形成装置において、
    上記制御手段は、上記潜像担持体上への潜像形成動作、上記潜像担持体の潜像をトナー像に現像する現像動作および上記転写媒体への転写動作のうち、少なくとも、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作の動作中は、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを禁止することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記現像手段内の現像剤量を検知する現像剤量検知手段を備え、
    上記制御手段は、上記現像剤量検知手段が、上記現像手段内の現像剤量が所定量以下であることを検知したら、上記駆動伝達切り替え手段をオフからオンに切り替えて、現像剤収容部内の現像剤を上記現像手段へ向けて搬送する制御を行うものであり、
    画像形成動作中に、上記現像剤量検知手段が、上記現像手段内の現像剤量が所定量以下であることを検知したとき、上記制御手段は、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作が終了した後に、上記駆動伝達切り替え手段をオフからオンに切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2の画像形成装置において、
    連続画像形成動作中に前記現像剤残量検知手段が、前記現像手段内の現像剤量が所定量以下であることを検知したら、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作が終了した後に、上記搬送部材への駆動の伝達をオンにして、前記現像手段への現像剤の搬送を開始し、所定量の現像剤が現像手段に搬送されるまで、次の画像形成動作を一時停止することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、
    上記現像剤搬送装置は、上記現像剤収容部と上記現像手段との間に現像剤を一時貯留する現像剤貯留部を備え、
    上記搬送部材は、上記現像剤貯留部に貯留された現像剤を上記現像手段へ向けて搬送するものであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至3いずれかのの画像形成装置において、
    上記現像剤搬送装置は、上記現像剤収容部と上記現像手段との間に現像剤を一時貯留する現像剤貯留部を備え、
    上記搬送部材は、上記現像剤収容部に収容された現像剤を上記現像剤貯留部へ向けて搬送するものであることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5の画像形成装置において、
    上記現像剤貯留部に貯留された現像剤を上記現像手段へ搬送する第2の搬送部材と、上記第2の搬送部材への駆動の伝達をオンまたはオフに切り替える第2の駆動伝達切り替え手段とを備え、
    上記制御手段は、上記潜像担持体上への潜像形成動作、上記潜像担持体の潜像をトナー像に現像する現像動作および上記転写媒体への転写動作のうち、少なくとも上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作の動作中は、上記第2の駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを禁止することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかの画像形成装置において、
    上記潜像担持体、上記現像手段、上記現像剤収容部および上記現像剤搬送装置からなる組を複数備え、
    上記制御手段は、上記搬送部材と同じ組の潜像担持体上への潜像形成動作、上記搬送部材と同じ組の潜像担持体の潜像をトナー像に現像する現像動作、上記搬送部材と同じ組の潜像担持体のトナー像を転写媒体に転写する転写動作のうち、少なくとも上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作の動作中は、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを禁止することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7の画像形成装置において、
    上記搬送部材と同じ組の潜像担持体上への潜像形成動作、上記搬送部材と同じ組の潜像担持体の潜像をトナー像に現像する現像動作、上記搬送部材と同じ組の潜像担持体のトナー像を転写媒体に転写する転写動作のうち、上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作が行われていないときに、その組の搬送部材の駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替え制御を行う通常モードと、
    全ての組の上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作が行われていないときに、搬送部材の駆動伝達切り替え手段のオン/オフ制御を行う高画質モードとを有し、
    上記通常モード及び上記高画質モードのいずれか一方をユーザーが選択するためのモード選択手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8の画像形成装置において、
    上記現像手段内の現像剤量を検知する現像剤量検知手段を備え、
    上記制御手段は、上記現像剤量検知手段が、上記現像手段内の現像剤量が所定量以下であることを検知したら、上記駆動伝達切り替え手段をオフからオンに切り替えて、現像剤収容部内の現像剤を上記現像手段へ向けて搬送する制御を行うものであり、
    前記高画質モードは、連続画像形成動作中に前記現像剤残量検知手段が、前記現像手段内の現像剤量が所定量以下であることを検知したら、全ての組の上記駆動伝達切り替え手段のオン/オフの切り替えを行ったときのバンディングが最も大きくなる動作が終了した後に、上記搬送部材への駆動の伝達をオンにして、前記現像手段への現像剤の搬送を開始し、所定量の現像剤が現像手段に搬送されるまで、次の画像形成動作を一時停止することを特徴と画像形成装置。
  10. 請求項1乃至9いずれかの画像形成装置において、
    上記駆動伝達切り替え手段は、電磁クラッチであることを特徴とする画像形成装置。
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