JP2013146529A - 混合光刺激方法及び混合光刺激装置 - Google Patents

混合光刺激方法及び混合光刺激装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013146529A
JP2013146529A JP2012140527A JP2012140527A JP2013146529A JP 2013146529 A JP2013146529 A JP 2013146529A JP 2012140527 A JP2012140527 A JP 2012140527A JP 2012140527 A JP2012140527 A JP 2012140527A JP 2013146529 A JP2013146529 A JP 2013146529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
emitting diode
mixed
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012140527A
Other languages
English (en)
Inventor
Ming-Chieh Tu
明杰 杜
Yi-Wei Hsiao
翊▲い▼ 蕭
Chung-Pei Lee
鍾沛 李
Jung-Chien Chang
榮監 張
Yu-Chia Tsao
育嘉 曹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Forward Electronics Co Ltd
Original Assignee
Forward Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Forward Electronics Co Ltd filed Critical Forward Electronics Co Ltd
Publication of JP2013146529A publication Critical patent/JP2013146529A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N5/0613Apparatus adapted for a specific treatment
    • A61N5/0616Skin treatment other than tanning
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N2005/065Light sources therefor
    • A61N2005/0651Diodes
    • A61N2005/0652Arrays of diodes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/06Radiation therapy using light
    • A61N2005/0658Radiation therapy using light characterised by the wavelength of light used
    • A61N2005/0662Visible light
    • A61N2005/0663Coloured light

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

【課題】コラーゲン合成を促進する混合光刺激方法及び混合光刺激装置を提供する。
【解決手段】混合光刺激方法は、黄色発光ダイオードと赤色発光ダイオードとの組み合わせからなる発光ダイオード光源を準備するステップと、発光ダイオード光源により被験物を照射してコラーゲン合成を促進するステップとを含む。黄色発光ダイオードの輝度は1000〜3500ルクスである。赤色発光ダイオードの輝度は6000〜9500ルクスである。黄色発光ダイオードの数と赤色発光ダイオードの数との比率は0.5〜2:0.5〜2である。
【選択図】図1

Description

本発明は、混合光刺激方法及び混合光刺激装置に関し、特に、コラーゲン合成を促進する混合光刺激方法及び混合光刺激装置に関する。
皮膚科では、薬物により患者の皮膚病(例えば、ニキビ等)を治療するのが一般的である。しかし薬物治療を行うと長期的には副作用を伴い、長期間服用した場合、身体に新陳代謝の負担が発生する上、治療効果が理想的でなく、再発の可能性があるため、患者の皮膚病を改善することができない虞がある。
近年、医療産業及び美容産業が発展し、研究結果によると、波長400〜475nmの青色光をニキビの治療に用いると、青色光がプロピオニバクテリウムアクネス(propionibacterium acnes)又は組織細胞内のコプロポルフィリン(coproporphyrin)と作用して毒性モノ酸素(toxic mono−oxygen)及びフリーラジカルを発生させる上、細菌及び皮脂腺組織細胞の一部を破壊し、ニキビの炎症を防ぐことができる。他方、波長600〜750nmの赤色光、波長550〜600nmの黄色光及び波長500〜570nmの緑色光は、真皮層の線維芽細胞を刺激し、コラーゲン合成を促進し、皮膚が老化することを防ぐことができる。
このように、従来は、美容又は治療等の目的を達成するために、個々人の必要に応じて異なる波長光源を用いて光治療を行っていた(例えば、特許文献1及び2参照)。
上述の効果を得るために、現在メーカの大部分はレーザ光又はパルス光を使用し、これら2種類の光のエネルギ又は強度を用いて上述の効果を得ていたが、細胞に障害が起きやすかった。近来、上述の高強度光源を代替することができる一般の光源又は発光ダイオードの光源技術が積極的に開発されているが、発光ダイオードの光源は、エネルギが小さく、適宜な輝度でなければ効果を得ることができず、もし輝度が低すぎる場合、治療効果を得ることができなかった。反対に、光線の輝度が高すぎる場合、細胞に障害が起きやすい上、それに必要な装置の体積も大きくなるため、小型で軽量の携帯式光治療器を開発することができない上、1種類の光源しか使用することができなかった。
上述したことから明らかなように、異なる色の特定の輝度範囲を有する発光ダイオードを組み合わせることにより、コラーゲン合成を促進したり、人的コスト及び時間コストを減らし、患者の肌をきれいにすることができる混合光刺激方法及び混合光刺激装置の開発が求められていた。
台湾登録番号M308080(請求の範囲等) 台湾登録番号M323898(請求の範囲等)
本発明の目的は、発光ダイオードから特定の輝度範囲である赤色光又は黄色光を出射し、線維芽細胞を刺激してコラーゲン合成を促進させるとともに、血液循環を促進し、細胞代謝を促進する混合光刺激方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、混合光刺激方法は、黄色発光ダイオードと赤色発光ダイオードとの組み合わせからなる発光ダイオード光源を準備するステップと、発光ダイオード光源により被験物を照射してコラーゲン合成を促進するステップと、を含む。黄色発光ダイオードの輝度は1000〜3500ルクスである。赤色発光ダイオードの輝度は6000〜9500ルクスである。黄色発光ダイオードの数と赤色発光ダイオードの数との比率は0.5〜2:0.5〜2である。
従来技術では、通常、異なる波長のレーザ光又はパルス光を使用してニキビを治療したり、真皮層の線維芽細胞を刺激してコラーゲン合成を向上させるが、レーザ光又はパルス光の強度が非常に強くてその設備が非常に大きいため、一般の消費者は所有することが困難である。近年、発光ダイオードを光源として使用し、上述したようにコラーゲンを向上させる効果を得ることが期待されているが、従来、発光ダイオードの発光輝度及び混合光源が細胞に与える影響が研究されていないため、特定の輝度が設定されていない条件下において、従来方法により上述の効果を得ることができるか否かは分かっていない。逆に、本発明で述べる方法は、黄色光及び赤色光を出射する発光ダイオードを混合光源として用い、異なる輝度範囲に限定するため、線維芽細胞を刺激してコラーゲン合成を向上させることができる。
そのため、適宜な輝度を有する赤色光及び黄色光の発光ダイオードの混合光源を使用して適宜な時間で照射を行う場合、マクロファージ(macrophage)を刺激して細胞のサイトカイン(cytokine)を放出し、線維芽細胞の***を促進するとともに、線維芽細胞を刺激してDNAを合成し、増殖因子(Fibroblast Growth Factor:FGF)を分泌してコラーゲン合成を促進させる。被験物が体内細胞(例えば、真皮層内の線維芽細胞又はマクロファージ細胞)である場合、光が直接透過して皮膚に照射されると傷口が癒合されてアンチエージングの効果を得たり、被験物が体外細胞である場合、上述の処理を行った後、処理した細胞を生物体へ殖入して上述の効果を得る。このことから分かるように、本発明で述べる被験物とは、光刺激の物体である。
本発明の上述の混合光刺激方法では、被験物が線維芽細胞、マクロファージ細胞又はそれらの組み合わせであることが好ましい。本発明の好適な実施例において、被験物は線維芽細胞である。また、黄色発光ダイオードの光波長範囲は570〜590nmであり、赤色発光ダイオードの光波長範囲は620〜750nmである。赤色発光ダイオードと黄色発光ダイオードとからなる混合光源の照射時間は、上述の効果を得て被験物に障害が起きない限り、特に限定されず、赤色発光ダイオード及び黄色発光ダイオードから出射される光線の所定輝度に応じて調整することができる。例えば、輝度が高い場合、照射時間を短くして同等の効果を得たり、反対に、輝度が低い場合、照射時間を長くして同等の効果を得たりしてもよい。
例えば、赤色発光ダイオードが6000〜9500ルクスの輝度を有する光を出射し、黄色発光ダイオードが1000〜3500ルクスの輝度の光を出射する場合、照射時間は5〜90分間である。例えば、上述の輝度範囲より高い場合、短時間では大きな影響は無いが、長時間の場合、輝度が高すぎて細胞に障害が起きる虞がある。反対に、輝度が小さすぎる場合、長時間使用したとしても効果を得ることはできない。
本発明のもう一つの目的は、特定の輝度範囲を有する赤色発光ダイオードと黄色発光ダイオードとからなる混合光源により、線維芽細胞を刺激してコラーゲン合成を促進するとともに、血液循環を促進し、細胞代謝を高めることができる混合光刺激装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第2の形態によれば、ケーシング、光拡散シート、第1の光源モジュール及び制御モジュールを備えた混合光刺激装置であって、ケーシングは、光取出し口が設けられた頂面と、側縁と、を有し、光拡散シートは、ケーシングの光取出し口を覆い、第1の光源モジュールは、ケーシングの収納空間内に配置され、第1の発光ダイオードを有し、第1の発光ダイオードは、光拡散シートの下方へ配置され、第1の発光ダイオードは、黄色発光ダイオードと赤色発光ダイオードとの組み合わせからなる光源であり、黄色発光ダイオードの輝度は1000〜3500ルクスであり、赤色発光ダイオードの輝度は6000〜9500ルクスであり、黄色発光ダイオードの数と赤色発光ダイオードの数との比率は0.5〜2:0.5〜2であり、制御モジュールは、第1の光源モジュール及び電源モジュールと電気的に接続されることを特徴とする混合光刺激装置が提供される。
以上述べたことから明らかなように、本発明の混合光刺激装置は、黄色光及び赤色光を出射させる発光ダイオードを混合光源として用い、様々な色の光線が対応した輝度範囲に限定されるため、本発明の混合光刺激装置により照射を行うと、線維芽細胞を刺激してコラーゲン合成を向上させることができる。
本発明の上述の混合光刺激装置において、電源モジュールは、外部電源でもよいし、ケーシングの収納空間中へ配置したりしてもよい。電源モジュールをケーシングの収納空間中に配置する場合、電源モジュールは、二次電池を含んだり一般の乾電池又はボタン電池が収納された構成により電源供給を行ったりしてもよい。一方、電源モジュールが外部電源であったり、ケーシングの収納空間中に配置する二次電池である場合、制御モジュールは、電源モジュールを制御モジュールへ電気的に接続する充電ソケットを選択的に含んでもよい。
これ以外に、本発明の上述の混合光刺激装置の制御モジュールは、ケーシングの表面に配置されて、電源モジュールの電源供給を制御する電源スイッチを選択的に含んでもよい。さらに、ケーシングは、混合光刺激装置の光リーク現象を減らすことができるように、光透過率が低い材料(例えば、反射性が高かったり密度が高かったりする材料)からなることが好ましい。さらに、当業者であれば分かるように、様々な構造設計により、混合光刺激装置の全体構造の密着度を高めて、混合光刺激装置の光リーク現象を減らしてもよい。
他方、本発明の上述の混合光刺激装置は、ケーシングの側縁に光取出し孔を選択的に設けてもよい。このような場合、混合光刺激装置は、光取出し孔を覆う透光性プレートと、透光性プレートに対応して配置されて透光性プレートへ光線を透過させる第2の光源モジュールと、をさらに含んでもよい。また、このような構成の場合、制御モジュールは、ケーシング表面に配置され、第1の光源モジュール又は第2の光源モジュールをオンするモード切換スイッチをさらに含んでもよい。言い換えると、モード切換スイッチは、第1の光源モジュールと第2の光源モジュールとの作動を切り換える。第1の光源モジュール及び第2の光源モジュール中で使用する発光ダイオードは、同じ色でもよいし異なる色でもよい。
本発明の上述した混合光刺激装置は、光取出し口に設けた光拡散シートにより出射される光を均一にし、治療光がユーザの目に直接照射されることを防ぎ、装置の光刺激効果の均一性を高める。言い換えると、元々、点光源であった発光ダイオードの光を拡散させて光取出し口の箇所で面光源を形成する。さらに、光取出し孔に設けた透光性プレートは、光拡散シートだけに限定されるわけではなく、もし光拡散シートである場合、上述の効果を得て、もし光拡散シートでない場合、点光源からの光線を直接透過させる。
本発明の上述の混合光刺激装置において、第1の光源モジュールと第2の光源モジュールとは交換してもよい。言い換えると、赤色発光ダイオードと黄色発光ダイオードとを組み合わせることにより、第1の光源モジュール及び第2の光源モジュールを構成してもよい。赤色光の比率を高める場合は、発光モジュール中の赤色発光ダイオードの数を増やす。これ以外に、第1の光源モジュール及び第2の光源モジュール中で使用する発光ダイオードを交換可能な方式に設計してもよい。言い換えると、黄色光の比率を高める場合は、光源モジュール上の発光ダイオードを黄色発光ダイオードへ交換する。
以上述べたことから明らかなように、本発明の混合光刺激方法及び混合光刺激装置は、様々な色の発光ダイオード(例えば、赤色発光ダイオードと黄色発光ダイオードとの組み合わせ)を使用し、光刺激作用を行うことができるため、コラーゲン合成を向上させたり、アンチエージングの効果を得たりすることができる。
本発明の第1実施例に係る混合光刺激装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施例に係る混合光刺激装置を示す側面図である。 本発明の第1実施例に係る混合光刺激装置を示すシステムブロック図である。 本発明の第2実施例に係る人線維芽細胞の生存率及びコラーゲン合成率を示すグラフである。 本発明の第2実施例に係る人線維芽細胞単位当りのコラーゲン合成率を示すグラフである。 本発明の第3実施例に係る人線維芽細胞の生存率及びコラーゲン合成率を示すグラフである。 本発明の第3実施例に係る人線維芽細胞単位当りのコラーゲン合成率を示すグラフである。
以下、本発明の実施例について図に基づいて説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。
(第1実施例)
図1〜図3を参照する。図1は、本発明の第1実施例に係る混合光刺激装置を示す斜視図である。図2は、本発明の第1実施例に係る混合光刺激装置を示す側面図である。図3は、本発明の第1実施例に係る混合光刺激装置を示すシステムブロック図である。
図1〜図3に示すように、本発明の第1実施例に係る混合光刺激装置は、ケーシング10、光拡散シート14、透光性プレート13、第1の光源モジュール40、第2の光源モジュール50及び制御モジュール30を含む。
ケーシング10には、各モジュールを収納するために用いる収納空間が形成されている。さらに、ケーシング10は、頂面11及び側縁12を有する。頂面11には、光取出し口111が設けられている。側縁12には、光取出し孔121が設けられている。
頂面11に設けられた光取出し口111は、光拡散シート14により覆われる。側縁12に設けられた光取出し孔121は、透光性プレート13により覆われる。第2の光源モジュール50は、透光性プレート13に対応してケーシング10の収納空間中に配置されるとともに、光線を出射して透光性プレート13に透過させ、少なくとも1つの第2の発光ダイオード51を有する。ここで、透光性プレート13を単純に光を透過させるだけに用い、光を拡散させるために用いない場合は、第2の光源モジュール50を点光源にしてもよい。
第1の光源モジュール40は、ケーシング10の収納空間中に配置され、アレイ状に配列された複数の第1の発光ダイオード41を有する。第1の発光ダイオード41は、光拡散シート14の下方へ配置される。第1の発光ダイオード41は、赤色発光ダイオードと黄色発光ダイオードとの組み合わせからなる光源であり、黄色発光ダイオードから出射されて光拡散シート11を透過する光の輝度は1000〜3500ルクスであり、赤色発光ダイオードから出射されて光拡散シート11を透過する光の輝度は6000〜9500ルクスであり、黄色発光ダイオードの数と赤色発光ダイオードの数との比率は0.5〜2:0.5〜2である。本実施例では、黄色発光ダイオードの数と赤色発光ダイオードの数との比率は1:1である。
制御モジュール30は、第1の光源モジュール40及び電源モジュール20と電気的に接続される。制御モジュール30は、電源モジュール20と電気的に接続するために用いる充電ソケット33と、ケーシング10の表面に配置されて電源モジュール20の電源供給を制御する電源スイッチ31と、ケーシング10の表面に配置されて第1の光源モジュール40又は第2の光源モジュール50を起動するモード切換スイッチ32と、を含む。
電源モジュール20は、外部電源でもよいし、ケーシング10の収納空間中へ配置されてもよい。電源モジュール20は、ケーシング10の収納空間中に配置される。電源モジュール20は、二次電池を含んだり一般の乾電池又はボタン電池が収納された構成により電源供給を行ってもよい。
そのため、上述の混合光刺激装置は、特定の輝度範囲を有する赤色発光ダイオードと黄色発光ダイオードとを混合した光線を出射させ、線維芽細胞を刺激してコラーゲン合成を促進したりするとともに、血液循環を促進し、細胞代謝を促進する。
(第2実施例)
以下、発光ダイオードから出射される輝度7800ルクスの赤色光を利用し、人線維芽細胞の生存率と、コラーゲン分泌に与える影響と、について説明する。
まず、人線維芽細胞を含むDMEM細胞培養液を48ウェルプレート内へ加え、接種する細胞数を2×10個/ウェルにし、48ウェル内の各ウェル内の培養液の総体積(細胞を含む)を計0.5mlにし、COインキュベータにおいて24時間培養した。その後、全ての培養液を取り出してから、PBS緩衝液0.5mlを加えて赤色発光ダイオード(7800ルクス)を使用し、5、10、15、30分間照射してから、ウェル内の全てのPBS緩衝液を取り出して0.5mlの培養液を加えて24時間培養し、上述の光刺激ステップを再び繰り返した。
その後、新しい培地0.5mlへ交換して0.125mlのMTT試薬を加え、37℃、5%のCOの細胞インキュベータへ入れて4時間反応させた後、全ての培地を取り出し、0.5mlのDMSOに溶解したホルマザン(formazan)を加え、0.2mlを96ウェル内へ入れて、ELISA Reader(ELISA Reader SpectraMax M2)により、OD570nmのときの吸光度を測定した。細胞生存率の計算式は、細胞生存率(%)=(照射後のOD570/コントロールOD570)×100%であり、コントロールとは、混合光刺激装置で照射されない細胞を指す。
また、コラーゲン分析の検出方面に関しては、まず、人線維芽細胞を含むDMEM細胞培養液を48ウェルプレート内へ加え、接種した細胞数は2×10個/ウェルであり、48ウェル内の各ウェル内の培養液の総体積(細胞を含む)は計0.5mlであり、COインキュベータへ置いて24時間培養した。その後、全ての培養液を取り出してから、PBS緩衝液0.5mlを加えて赤色発光ダイオード(7800ルクス)を使用し、5、10、15、30分間照射してから、ウェル内の全てのPBS緩衝液を取り出し、0.5mlの培養液を加えて24時間培養し、上述の光刺激ステップを再び繰り返した。
その後、ウェル内の培地を全て取り出し、1.5mlのエッピンチューブへ入れた後、培養後の細胞のウェルへ0.5ml、0.5Mの酢酸水溶液(4℃)をそれぞれ加え、20分間放置して、その中のコラーゲンを溶解した後、ウェル内の全ての水溶液を取り出して1.5mlのエッペンチューブ内へ入れ、エッペンチューブへ50μlの酸中和剤(acid neutralizing reagent:biocolor)、4℃、100μlの分離濃縮剤(isolation & concentration reagent:biocolor)をそれぞれ加え、4℃の冷蔵庫に一晩置いた。その後、エッペンチューブを取り出して12000rpmで10分間遠心させて上澄み液を取り除いてから、エッペンチューブ内に1mlの呈色試験液(sircol dye reagent:biocolor)を加えてエッペンチューブへ入れて30分間、音波処理し、12000rpmで10分間遠心処理した後、上澄み液を取り除いてから4℃、750μlの酸塩洗浄剤(acid−salt wash reagent:biocolor)を加え、その後、12000rpmで10分間遠心して上澄み液を取り除き、エッピンチューブに250μlのアルカリ剤(alkali reagent:biocolor)を加えてから、最後に各チューブから200μlを取り出して96ウェル内へ入れ、555nmの吸光度を測定した。コラーゲン生成率(%)=(照射後のコラーゲン生成量/コントロールのコラーゲン生成量)×100%において、コントロールとは、混合光刺激装置を使用せずに照射した細胞のことを指す。
上述の実験結果を図4及び図5に示す。図4は、輝度7800ルクスの赤色発光ダイオードを人線維芽細部へ照射した後の細胞生存率及びコラーゲン生成率を表す。図5は、照射後の細胞単位当りのコラーゲン生成率を表す。図4は、5分間照射した後に、線維芽細胞の増殖を促進する効果を表し、コラーゲン含有量は、細胞の数が増えるに従い増加する。図5を参照する。図5に示すように、線維芽細胞の増殖により、細胞単位当りのコラーゲン生成量が減るが、照射時間の増加に伴い、線維芽細胞単位当りのコラーゲン生成量が次第に増える。
(第3実施例)
以下、発光ダイオードを利用して輝度が2290ルクスの黄色光を出射するときの人線維芽細胞の生存率と、コラーゲン分泌に与える影響と、について説明する。
まず、人線維芽細胞を含むDMEM細胞培養液を48ウェルプレート内へ加え、接種した細胞数は2×10個/ウェルであり、48ウェル内の各ウェル内の培養液の総体積(細胞を含む)は計0.5mlであり、COインキュベータへ置いて24時間培養した。その後、全ての培養液を取り出してから、PBS緩衝液0.5mlを加えて黄色発光ダイオード(2290ルクス)を使用し、5、10、15、30分間照射してから、ウェル内の全てのPBS緩衝液を取り出し、0.5mlの培養液を加えて24時間培養し、上述の光刺激ステップを再び繰り返した。
その後、新しい培地0.5mlへ交換して0.125mlのMTT試薬を加え、37℃、5%のCOの細胞インキュベータへ入れて4時間反応させた後、全ての培地を取り出して0.5mlのDMSOに溶解したホルマザン(formazan)を加え、0.2mlを96ウェル内へ入れて、ELISA Reader(ELISA Reader SpectraMax M2)により、OD570nmのときの吸光度を測定した。細胞生存率の計算式は、細胞生存率(%)=(照射後のOD570/コントロールOD570)×100%であり、ここでコントロールとは、混合光刺激装置により照射されていない細胞を指す。
また、コラーゲン分析の検出方面に関しては、まず、人線維芽細胞を含むDMEM細胞培養液を48ウェルプレート内へ加え、接種した細胞数が2×10個/ウェルであり、48ウェル内の各ウェル内の培養液の総体積(細胞を含む)は計0.5mlであり、COインキュベータにおいて24時間培養した。その後、全ての培養液を取り出してから、PBS緩衝液0.5mlを加えて黄色発光ダイオード(2290ルクス)を使用し、5、10、15、30分間照射してから、ウェル内の全てのPBS緩衝液を取り出して、0.5mlの培養液を加えて24時間培養し、上述の光刺激ステップを再び繰り返した。
その後、ウェル内の培地を全て取り出し、1.5mlのエッピンチューブへ入れた後、培養後の細胞のウェルへ0.5mlの0.5Mの酢酸水溶液(4℃)をそれぞれ加え、20分間放置して、その中のコラーゲンを溶解した後、ウェル内の全ての水溶液を取り出して1.5mlのエッペンチューブ内へ入れ、エッペンチューブへ50μlの酸中和剤(acid neutralizing reagent:biocolor)、4℃、100μlの分離濃縮剤(isolation & concentration reagent:biocolor)をそれぞれ加え、4℃の冷蔵庫に一晩置いた。その後、エッペンチューブを取り出して12000rpmで10分間遠心させて上澄み液を取り除いてから、エッペンチューブ中に1mlの呈色試験液(sircol dye reagent:biocolor)を加えて30分間、音波処理し、12000rpmで10分間遠心処理した後、上澄み液を取り除いてから4℃、750μlの酸塩洗浄剤(acid−salt wash reagent:biocolor)を加え、その後、12000rpmで10分間遠心して上澄み液を取り除き、エッピンチューブに250μlのアルカリ剤(alkali reagent:biocolor)を加えてから、最後に各チューブから200μlを取り出して96ウェル内へ入れ、555nmの吸光度を測定した。コラーゲン生成率(%)=(照射後のコラーゲン生成量/コントロールのコラーゲン生成量)×100%において、コントロールとは、混合光刺激装置により照射されていない細胞を指す。
上述の実験結果は図6及び図7に示す。図6は、輝度2290ルクスの黄色発光ダイオードを人線維芽細部へ照射した後の細胞生存率及びコラーゲン生成率を表す。図7は、照射後の細胞単位当りのコラーゲン生成率を表す。図6を参照する。図6は、5分間照射した後に、線維芽細胞の増殖を促進する効果を表し、コラーゲンの含有量は、細胞の数が増えるに従い増加する。図7を参照する。図7から分かるように、細胞単位当りのコラーゲン生成量は、5〜10分間照射したときに最高に達する。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本発明の好適な実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。本発明の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
10 ケーシング
11 頂面
12 側縁
13 透光性プレート
14 光拡散シート
20 電源モジュール
30 制御モジュール
31 電源スイッチ
32 モード切換スイッチ
33 充電ソケット
40 第1の光源モジュール
41 第1の発光ダイオード
50 第2の光源モジュール
51 第2の発光ダイオード
111 光取出し口
121 光取出し孔

Claims (11)

  1. 黄色発光ダイオードと赤色発光ダイオードとの組み合わせからなる発光ダイオード光源を準備するステップと、
    前記発光ダイオード光源により被験物を照射してコラーゲン合成を促進するステップと、を含み、
    前記黄色発光ダイオードの輝度は1000〜3500ルクスであり、前記赤色発光ダイオードの輝度は6000〜9500ルクスであり、前記黄色発光ダイオードの数と前記赤色発光ダイオードの数との比率は0.5〜2:0.5〜2であることを特徴とする混合光刺激方法。
  2. 前記被験物は、線維芽細胞、マクロファージ又はそれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載の混合光刺激方法。
  3. 前記黄色発光ダイオードの光波長範囲は570〜590nmであり、
    前記赤色発光ダイオードの光波長範囲は620〜750nmであることを特徴とする請求項2に記載の混合光刺激方法。
  4. 前記発光ダイオード光源の照射時間は5〜90分間であることを特徴とする請求項3に記載の混合光刺激方法。
  5. ケーシング、光拡散シート、第1の光源モジュール及び制御モジュールを備えた混合光刺激装置であって、
    前記ケーシングは、光取出し口が設けられた頂面と、側縁と、を有し、
    前記光拡散シートは、前記ケーシングの光取出し口を覆い、
    前記第1の光源モジュールは、前記ケーシングの収納空間内に配置され、第1の発光ダイオードを有し、前記第1の発光ダイオードは、前記光拡散シートの下方へ配置され、前記第1の発光ダイオードは、黄色発光ダイオードと赤色発光ダイオードとの組み合わせからなる光源であり、前記黄色発光ダイオードの輝度は1000〜3500ルクスであり、前記赤色発光ダイオードの輝度は6000〜9500ルクスであり、前記黄色発光ダイオードの数と前記赤色発光ダイオードの数との比率は0.5〜2:0.5〜2であり、
    前記制御モジュールは、前記第1の光源モジュール及び電源モジュールと電気的に接続されることを特徴とする混合光刺激装置。
  6. 前記電源モジュールは、外部電源であるか、前記ケーシングの前記収納空間内に配置されることを特徴とする請求項5に記載の混合光刺激装置。
  7. 前記制御モジュールは、前記電源モジュールと電気的に接続するために用いる充電ソケットを含むことを特徴とする請求項6に記載の混合光刺激装置。
  8. 前記制御モジュールは、前記ケーシングの表面に配置されて前記電源モジュールの電源供給を制御する電源スイッチを含むことを特徴とする請求項5に記載の混合光刺激装置。
  9. 前記ケーシングの側縁には、光取出し孔が設けられることを特徴とする請求項5に記載の混合光刺激装置。
  10. 前記光取出し孔を覆う透光性プレートと、前記透光性プレートに対応して配置されて前記透光性プレートへ透過させる光線を出射する第2の光源モジュールと、をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の混合光刺激装置。
  11. 前記制御モジュールは、前記ケーシングの表面に配置され、前記第1の光源モジュール又は前記第2の光源モジュールを起動するモード切換スイッチを有することを特徴とする請求項10に記載の混合光刺激装置。
JP2012140527A 2012-01-19 2012-06-22 混合光刺激方法及び混合光刺激装置 Pending JP2013146529A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW101102138 2012-01-19
TW101102138A TW201331520A (zh) 2012-01-19 2012-01-19 混合光刺激方法及混合光刺激裝置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013146529A true JP2013146529A (ja) 2013-08-01

Family

ID=48797847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012140527A Pending JP2013146529A (ja) 2012-01-19 2012-06-22 混合光刺激方法及び混合光刺激装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20130190844A1 (ja)
JP (1) JP2013146529A (ja)
TW (1) TW201331520A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015069629A1 (en) * 2013-11-06 2015-05-14 Terry Ward Cellulite and fat reducing device and method utilizing optical emitters
US20160199665A1 (en) * 2015-01-08 2016-07-14 Photomed Technologies, Inc. Treatment of wounds using electromagnetic radiation
TWI615171B (zh) * 2016-11-16 2018-02-21 何國梁 具有多核刺激的光療裝置
EP3489571A1 (de) 2017-11-24 2019-05-29 Friedrich Wolff Lichttherapielampe und therapiehandgerät mit einer solchen

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6063108A (en) * 1997-01-06 2000-05-16 Salansky; Norman Method and apparatus for localized low energy photon therapy (LEPT)
US6663659B2 (en) * 2000-01-13 2003-12-16 Mcdaniel David H. Method and apparatus for the photomodulation of living cells
US7131990B2 (en) * 2002-10-07 2006-11-07 Natus Medical Inc. Phototherapy system and device
US7328708B2 (en) * 2003-12-23 2008-02-12 United Laboratories & Manufacturing, Llc LED multiplex source and method of use of for sterilization, bioactivation and therapy
WO2006012123A2 (en) * 2004-06-25 2006-02-02 Nature Bright Company Programmable multifunction table lamp for light therapy
US20080275533A1 (en) * 2007-05-04 2008-11-06 Powell Steven D Display apparatus for providing information and therapeutic light

Also Published As

Publication number Publication date
TW201331520A (zh) 2013-08-01
US20130190844A1 (en) 2013-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11617895B2 (en) Systems and methods for phototherapeutic modulation of nitric oxide
US6866678B2 (en) Phototherapeutic treatment methods and apparatus
CN105498096A (zh) 光学伤口治疗仪
JP2013146529A (ja) 混合光刺激方法及び混合光刺激装置
JP2013146528A (ja) 光刺激方法及び光刺激装置
TWI450741B (zh) 結合助效劑之光刺激方法及光刺激套組
CN106902468B (zh) 一种用于直肠癌光动力治疗的直肠栓led光源
KR100893761B1 (ko) 캡슐형 광 치료장치
TWM471282U (zh) 光療裝置
KR20100013650A (ko) 로프형 광 치료 장치
CN106377846B (zh) 立式led光疗皮肤护理仪
CN205339869U (zh) 光学伤口治疗仪
CN103212161A (zh) 光刺激方法及光刺激装置
KR102470632B1 (ko) 백반증 치료 장치
CN103212162A (zh) 混合光刺激方法及混合光刺激装置
EP2145649B1 (en) Device for application of phototherapy
CN216255908U (zh) 一种美容嫩肤美甲灯
US20230059845A1 (en) Phototherapeutic treatment of skin disorders
CN203609763U (zh) 一种皮肤美容仪
KR101934060B1 (ko) 피부진단 및 치료 기능을 갖는 휴대용 조명기구
Ho Wireless Light Delivery for Photodynamic Therapy
CN108144193A (zh) 便携式红蓝光美容仪、美容***及其美容方法
CN103212163A (zh) 结合助效剂的光刺激方法及光刺激套组