JP2013146330A - 組立式攪拌型調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る組立式攪拌型調理器100は、筒状容器120、回転刃ユニット130,140および密封部材150を備える。回転刃ユニットは、回転刃141、回転軸142、回転軸支持部143、第11翼部144、側壁部145、第12翼部146および容器支持部130を有する。側壁部は、第11翼部の外周部から下方に向かって延びる。第12翼部は、側壁部から外周側に向かって広がる。容器支持部は、筒状容器を支持する。密封部材は、筒壁部151および第21翼部152を有する。第21翼部は、筒壁部から外周側に向かって広がる。
【選択図】図4
Description
(1)カップ
カップ120は、図1、図2および図3に示されるように、主に、カップ本体121、取っ手122および第1安全装置部125から構成される。
蓋体110は、図3に示されるように、主に、蓋本体111および蓋パッキン112から構成される。
カッターダイ140は、図4に示されるように、主に、カッター141、シャフト142、軸受143および軸受支持部材144から構成される。
パッキン150は、図5に示されるように、ゴムやエラストマーからなる略円環状の弾性部材であって、第2円筒壁部151および円環壁部152から形成される。なお、このパッキン150の断面形状は、図4に示されるように、略L字状である。第2円筒壁部151は、図4に示されるように、カップダイ130の雌ネジ部136に対向することができる高さを有している。また、第2円筒壁部151には、図4および図5に示されるように、内周面に開口する肉盗み部151aが形成されている。円環壁部152は、図4に示されるように、第2円筒壁部151の下端部から外周側に向かって略水平方向に広がっている。また、この円環壁部152の表裏には、図4および図5に示されるように、複数の同心円状の円環リブ152a,152bが形成されている。
カップダイ130は、略円筒形状の部材であって、図3に示されるように、主に、カップ等収容部131およびカップリング収容部132から形成されている。なお、カップ等収容部131およびカップリング収容部132は共に円筒形状を呈しているが、図3および図4に示されるように、カップリング収容部132の内孔径は、カップ等収容部131の内孔径よりも小さい。すなわち、カップダイ130を平面視したとき、カップリング収容部132は、カップ等収容部131よりも内周側に突出している。
本体160は、図3に示されるように、主に、カップリング161、シャフト162、操作ボタン170、電動機164、第3安全装置部165、外装体166および電源コード180から構成される。
先ず、本体160の上にカップダイ130を装着する。具体的には、カップダイ130を本体160に載置させた後、カップダイ130を横方向に回転させることにより、互いの係合爪(図示せず)が係合し、カップダイ130が本体160に装着される。
先ず、上述のようにして組み立てられた蓋なし状態のミキサーのカップ120内に飲食材料を投入した後、カップ120に蓋体110を装着する。すると、蓋体110の第1突起部111dにより第1安全装置部125のレバーが押し下げられる。その結果、カップダイ130の第2安全装置部135のレバーおよび本体160の第3安全装置部165のレバーが押し下げられ、マイクロスイッチがオン状態となる。この状態で運転停止ボタンが運転状態とされると、電動機164によりカッター141が、使用者により選択された回転速度調節ボタンに応じた速度で回転して、カップ120内の飲食材料を切断すると共に混合する。
(1)
本発明の実施の形態に係るミキサー100では、組み立てられた状態において、パッキン150の第2円筒壁部151が、カップ120の下端部の内周面とカッターダイ140の第1円筒壁部144dの外周面とに当接する。このため、このミキサー100では、カップ120の軸芯とカッター141の回転軸を一致させることができる。このため、このミキサー100は、異音の発生、本体160の発熱、軸受143の摩耗を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るミキサー100では、組み立てられた状態において、パッキン150の円環壁部152がカップ120の下端面とカッターダイ140の第12翼部144eの上面とに当接すると共に、パッキン150の第2円筒壁部151がカップ120の下端部の内周面とカッターダイ140の第1円筒壁部144dの外周面とに当接する。このため、このミキサー100は、調理完了後に使用者がカップ120の取っ手122を持って本体160からカップダイ130ごとカップ120を取り外そうとしたときに、使用者が誤ってカップ120をカップダイ130から外しそうになったとしても、カップ120の下端面がパッキン150の第2円筒壁部151の高さを超えて離間しなければ、飲食材料が漏れ出すことはない。このため、このミキサー100では、上述のような状況であっても、使用者がカッターダイ140に対するカップ120の弛みに即座に気付くことができれば、カップ120中の飲食材料が漏れ出ることを防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係るミキサー100のパッキン150では、第2円筒壁部151に肉盗み部151aが形成されている。このため、このミキサー100では、カップ120をカップダイ130に締め付ける際に締め付けやすく、カップ120がカップダイ130に最後まで締め付けられると、カップ120とカップダイ130とが十分にシールされる。
本発明の実施の形態に係るミキサー100では、カップダイ130とカッターダイ140とが別体とされる。このため、このミキサー100では、カップダイ130の洗浄が容易となる。
(A)
先の実施の形態に係るミキサー100ではカッターダイ140とカップダイ130が別体とされたが、カッターダイ140とカップダイ130とは一体化されてもよい。
先の実施の形態に係るミキサー100のパッキン150では第2円筒壁部151において肉盗み部151aが第2円筒壁部151の内周面に開口するように形成されていたが、肉盗み部151aは、第2円筒壁部151の外周面に開口するように形成されてもよい。また、先の実施の形態に係るパッキン150の肉盗み部151aは、断面形状が半円形状であったが、三角形状等の多角形状とされてもよい。
先の実施の形態に係るミキサー100のパッキン150では第2円筒壁部151に肉盗み部151aが形成されていたが、肉盗み部151aは形成されなくてもかまわない。
先の実施の形態では特に言及しなかったが、パッキン150の形状は、上述の機能を阻害しない限り、自由に設計することができる。
先の実施の形態では特に言及しなかったが、カッターダイ140の軸受支持部材144の形状は、上述のパッキン150の機能を阻害しない限り、自由に設計することができる。
先の実施の形態に係るミキサー100では底壁がないカップ120が採用されたが、底壁を有するカップが採用されてもよい。なお、かかる場合、カップ120の開口端部がカップダイ130に取り付けられる。
先の実施の形態に係るミキサー100では第3安全装置部165にマイクロスイッチが利用されていたが、マイクロスイッチに代えてリードスイッチが利用されてもよい。かかる場合、レバーの下端に永久磁石を取り付けると共に、その永久磁石の下方にリードスイッチを配置する。そして、レバーが押し下げられていない状態では、永久磁石がリードスイッチから乖離した状態となっている。つまり、レバーが押し下げられていない状態では、リードスイッチがオフ状態となっている。なお、この状態では、ミキサー100は、操作ボタン170が操作されても、全く動作しない。その一方、レバーが下方に押し下げられると、その下端に取り付けられた永久磁石がリードスイッチに近接してリードスイッチをオン状態とする。そして、このリードスイッチがオン状態となると、ミキサー100が動作可能な状態となる。
先の実施の形態に係るミキサー100ではダイオード(図示せず)により全波整流(「Hi」の場合)と半波整流(「Low」の場合)とが切り替えられて電動機164の回転速度が制御されたが、電動機164の回転速度は、マイコン等を搭載した制御基板を利用して行ってもよい。
120 カップ(筒状容器)
130 カップダイ(容器支持部)
140 カッターダイ(回転刃ユニット)
141 カッター(回転刃)
142 シャフト(回転軸)
144a 軸受部(回転軸支持部)
144b 第111翼部(第11翼部)
144c 第112翼部(第11翼部)
144d 第1円筒壁部(側壁部)
144e 第12翼部
150 パッキン(密封部材)
151 第2円筒壁部(筒壁部)
151a 肉盗み部(切り欠き部)
152 円環壁部(第21翼部)
Claims (2)
- 少なくとも片側が開口する筒状容器と、
回転刃と、前記回転刃の回転軸と、前記回転軸を回転自在に支持する回転軸支持部と、前記回転軸支持部から外周側に向かって広がる第11翼部と、前記第11翼部の外周部から下方に向かって延びる側壁部と、前記側壁部から外周側に向かって広がる第12翼部と、前記筒状容器を支持する容器支持部とを有する回転刃ユニットと、
筒壁部と、前記筒壁部から外周側に向かって広がる第21翼部とを有する密封部材と
を備える、組立式攪拌型調理器。 - 前記筒壁部には、内周面および外周面のいずれかに開口する切り欠き部が形成される
請求項1に記載の組立式攪拌型調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007870A JP2013146330A (ja) | 2012-01-18 | 2012-01-18 | 組立式攪拌型調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012007870A JP2013146330A (ja) | 2012-01-18 | 2012-01-18 | 組立式攪拌型調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013146330A true JP2013146330A (ja) | 2013-08-01 |
Family
ID=49044525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012007870A Pending JP2013146330A (ja) | 2012-01-18 | 2012-01-18 | 組立式攪拌型調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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