JP2013146330A - 組立式攪拌型調理器 - Google Patents

組立式攪拌型調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013146330A
JP2013146330A JP2012007870A JP2012007870A JP2013146330A JP 2013146330 A JP2013146330 A JP 2013146330A JP 2012007870 A JP2012007870 A JP 2012007870A JP 2012007870 A JP2012007870 A JP 2012007870A JP 2013146330 A JP2013146330 A JP 2013146330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
cup
wall portion
outer peripheral
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012007870A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Sakata
雅之 阪田
Takefumi Nakamura
岳文 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Vacuum Bottle Co Ltd filed Critical Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority to JP2012007870A priority Critical patent/JP2013146330A/ja
Publication of JP2013146330A publication Critical patent/JP2013146330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Abstract

【課題】本発明の課題は、調理完了後に使用者が容器の取っ手を持って本体から容器台ごと容器を取り外そうとしたときであっても、容器中の内容物が漏れ出ることをできるだけ抑制することができると共に、異音の発生等を抑制することができる組立式攪拌型調理器を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る組立式攪拌型調理器100は、筒状容器120、回転刃ユニット130,140および密封部材150を備える。回転刃ユニットは、回転刃141、回転軸142、回転軸支持部143、第11翼部144、側壁部145、第12翼部146および容器支持部130を有する。側壁部は、第11翼部の外周部から下方に向かって延びる。第12翼部は、側壁部から外周側に向かって広がる。容器支持部は、筒状容器を支持する。密封部材は、筒壁部151および第21翼部152を有する。第21翼部は、筒壁部から外周側に向かって広がる。
【選択図】図4

Description

本発明は、組立式の攪拌型調理器に関する。
過去に「電動機と、電動機を内蔵した本体と、液体を含む調理物を投入する容器と、電動機により回転駆動されるカッターと、カッターを内設し容器を装着する容器台と、弾性部材で形成されると共に容器と容器台との間に介在されるドーナツ状のパッキンとを備え、パッキンの少なくとも片面にリング状のリブを設け、パッキンと対向する容器台の面と容器の面の少なくとも一方に、リブが嵌合する凹溝を設け、リブの体積を凹溝の体積よりも大きく設定する、組立式攪拌型調理器」が提案されている(例えば、特開2007−275503号公報等参照)。
この組立式攪拌型調理器では、パッキンのリブを凹溝側にして、パッキンを容器台に載置し、容器を容器台に装着すると、凹溝の体積よりもリブの体積の方が大きいため、パッキンのリブが凹溝の内周面に確実に密着し、単に1面だけで接触させた場合に比べ、隙間が形成されるのを防止して、シール性を向上させることができる。
特開2007−275503号公報
ところで、上述のような組立式の攪拌型調理器を用いて調理を完了した後に、使用者が、容器の取っ手を持って本体から容器台ごと容器を取り外そうとする場合がある。かかる場合、「本体に対する容器台の脱着方向」と「容器台に対する容器の脱着方向」とが同方向であると、使用者が誤って容器を容器台から外してしまい、容器中の内容物が漏れ出るおそれがある。
また、このような組立式の攪拌型調理器では、容器と容器台との間に一定の隙間を設ける必要があるため、容器の軸芯とカッターの軸芯とが一致することは稀である。したがって、このような組立式攪拌型調理器では、異音が発生しやすかったり、電動機の負荷が大きくなって本体が熱くなったり、軸受が摩耗しやすい等の不具合があった。
本発明の課題は、「本体に対する容器台の脱着方向」と「容器台に対する容器の脱着方向」とが同方向であり、調理完了後に使用者が容器の取っ手を持って本体から容器台ごと容器を取り外そうとしたときであっても、容器中の内容物が漏れ出ることをできるだけ抑制することができると共に、異音の発生、本体の発熱、軸受の摩耗を抑制することができる組立式攪拌型調理器を提供することにある。
本発明の一局面に係る組立式攪拌型調理器は、筒状容器(容器)、回転刃ユニット(容器台)および密封部材(パッキン)を備える。筒状容器は、少なくとも片側が開口する。すなわち、筒状容器は、片側のみが開口していてもよいし、両側ともに開口していてもよい。なお、筒状容器の両側が共に開口している場合、筒状容器は、回転刃ユニットおよび密着部材と一体に組み立てられたときに初めて容器の機能を有する。また、筒状容器は、円筒形であってもよいし、切頭円錐筒形であってもよいし、多角形筒形等であってもよい。また、筒状容器は、ガラス製であってもよいし、樹脂製であってもよい。回転刃ユニットは、回転刃(カッター)、回転軸、回転軸支持部(軸受)、第11翼部、側壁部、第12翼部および容器支持部を有する。回転軸は、回転刃の回転軸である。なお、この回転軸は、回転刃の回転中心から下方に向かって延びる。回転軸支持部は、回転軸を回転自在に支持する。第11翼部は、回転軸支持部から外周側に向かって広がる。側壁部は、第11翼部の外周部から下方に向かって延びる。なお、側壁部は、第11翼部の外周端から下方に向かって延びてもよいし、第11翼部の外周端から少し内周側に位置する箇所から下方に向かって延びてもよい(つまり、平面視において、第11翼部の外周端部が側壁部よりも外周側に少し張り出していてもよい)。また、側壁部は、断面視において、回転軸と平行になっていてもよいし、回転軸に対して回転軸支持部側または第12翼部側に傾斜していてもよい。第12翼部は、側壁部から外周側に向かって広がる。なお、第12翼部は、側壁部の下端部から外周側に向かって広がっていてもよいし、側壁部の中央部から外周側に向かって広がっていてもよい。容器支持部は、筒状容器を支持する。なお、この容器支持部は、回転刃ユニットと別体とされてもよい。また、この容器支持部は、筒状容器を開口端部で支持することが好ましい。また、筒状容器の開口端部に外周に雄ネジ等の連結部が設けられ、その連結部が容器支持部(例えば、雌ネジ等)に連結されるのが好ましい。密封部材は、筒壁部および第21翼部を有する。なお、この密封部材は、弾性部材であることが好ましい。なお、筒壁部には、切り欠き部が形成されるのが好ましい。また、切り欠き部は、筒壁部の内周面および外周面のいずれかに開口する。第21翼部は、筒壁部から外周側に向かって広がる。なお、第21翼部は、筒壁部の下端部から外周側に向かって広がっていてもよいし、側壁部の中央部から外周側に向かって広がっていてもよい。
そして、筒状容器、回転刃ユニットおよび密封部材が組み立てられて攪拌型調理器となったとき、密封部材の筒壁部が筒状容器の開口端部の内周面および回転刃ユニットの側壁部の外周面の両方に当接すると共に、密封部材の第21翼部が筒状容器の開口端面および回転刃ユニットの第12翼部の上面に当接する。つまり、この組立式攪拌型調理器では、密封部材により、「筒状容器の開口端部の内周面」と「回転刃ユニットの側壁部の外周面」、および、「筒状容器の開口端面」と「回転刃ユニットの第12翼部の上面」が同時に密封(シール)されることになる。このため、この組立式攪拌型調理器では、「本体に対する回転刃ユニットの脱着方向」と「回転刃ユニットに対する筒状容器の脱着方向」とが同方向であり、調理完了後に使用者が筒状容器の取っ手を持って本体から回転刃ユニットごと筒状容器を取り外そうとしたときに、使用者が誤って筒状容器を回転刃ユニットから外しそうになったとしても、筒状容器の開口端面が密封部材の筒壁部の高さを超えて離間しなければ、内容物が漏れ出すことはない。このため、この組立式攪拌型調理器では、上述のような状況であっても、使用者が回転刃ユニットに対する筒状容器の弛みに即座に気付き、筒状容器を回転刃ユニットに取り付け直せば、筒状容器中の内容物が漏れ出ることを防ぐことができる。
また、この組立式攪拌型調理器では、密封部材の筒壁部により筒状容器の軸芯と回転刃の軸芯を一致させることができる。このため、この組立式攪拌型調理器は、異音の発生、本体の発熱、軸受の摩耗を抑制することができる。
よって、この組立式攪拌型調理器は、「本体に対する容器台の脱着方向」と「容器台に対する容器の脱着方向」とが同方向であり、調理完了後に使用者が容器の取っ手を持って本体から容器台ごと容器を取り外そうとしたときであっても、容器中の内容物が漏れ出ることをできるだけ抑制することができると共に、異音の発生、本体の発熱、軸受の摩耗を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るミキサーの外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係るミキサーの側面図である。 図2のA−A断面図である。 図3の一部拡大図である。 本発明の実施の形態に係るパッキンの斜視図である。
本発明の実施の形態に係るミキサー100は、図1、図2および図3に示されるように、主に、カップ120、蓋体110、カッターダイ140、カップダイ130、パッキン150および本体160から構成される。なお、カップ120、蓋体110、カッターダイ140、カップダイ130、パッキン150および本体160はそれぞれ独立した組立部品であり、ミキサー100は、これらの組立部品が組み立てられることにより完成される。
以下、これらの組立部品についてそれぞれ詳述した後に、ミキサーの組立方法およびミキサー100の動作について説明する。
<ミキサーの組立部品>
(1)カップ
カップ120は、図1、図2および図3に示されるように、主に、カップ本体121、取っ手122および第1安全装置部125から構成される。
カップ本体121は、図1、図2および図3に示されるように、略円筒形状を呈するガラス製または樹脂製の成形体である。すわなち、カップ本体121には、底壁が存在しない。なお、カップ本体121は、他の全ての組立部品と組み立てられることにより初めて容器として機能する(すわち、底壁が形成される)。そして、このカップ本体121には、図3に示されるように、内周面から内側に向かって延びる複数のリブ123が形成されている。また、このカップ本体121の下端部の外周面には、図3に示されるように、雄ネジ部124が形成されている。この雄ネジ部124は、カップダイ130の内周面に形成される雌ネジ部136(後述)と螺合することができる。
取っ手122は、図1、図2および図3に示されるように、カップ本体121の外周面に取り付けられている。また、この取っ手122の上端部には、蓋体110の第2突起部111e(後述)を収容する凹部が形成されている(図3参照)。
第1安全装置部125は、図2に示されるように、カップ本体121の外周面に取り付けられている。この第1安全装置部125は、主に、外装体125aおよびレバー(図示せず)から構成されている。レバーは、外装体125aの内部に上下移動自在に収容されている。
(2)蓋体
蓋体110は、図3に示されるように、主に、蓋本体111および蓋パッキン112から構成される。
蓋本体111は、図1、図2および図3に示されるように、本体部111a、蓋パッキン取付部111b、位置決め部111c、第1突起部111dおよび第2突起部111eから形成されている。本体部111aは、略円盤形の成形体であって、カップ120の上部を覆う大きさとされている。蓋パッキン取付部111bは、本体部111aの外周部から下方に向かって延びる円筒部分である。そして、この蓋パッキン取付部111bの外周には、図3に示されるように、円環状の蓋パッキン112が取り付けられる。位置決め部111cは、本体部111aから本体部111aの半径方向に向かって延びる長板部分である。この位置決め部111cには、図3に示されるように、下方に向かって延びる第2突起部111eが形成されている。なお、この第2突起部111eは、カップ120に対する蓋体110の装着方向を規定するものであって、上述の通り、取っ手122の上端部に形成される凹部に挿入される。第1突起部111dは、本体部111aの外周縁の外部に形成されており、下方に向かって延びている。そして、蓋体110がカップ120に装着されると、第1突起部111dは、第1安全装置部125のレバーを押し下げる。
(3)カッターダイ
カッターダイ140は、図4に示されるように、主に、カッター141、シャフト142、軸受143および軸受支持部材144から構成される。
カッター141は、金属製の刃物であって、本体160に内蔵される電動機164(後述)により、シャフト142を介して回転される。
シャフト142は、図4に示されるように、カッター141の回転中心から下方に向かって延びている。なお、このシャフト142は、ミキサー100が組み立てられた状態において、本体160の上部に設けられるカップリング161(後述)を介して本体側のシャフト162に連結される。
軸受143は、特に限定されないが、例えば、滑り軸受や転がり軸受等である。そして、この軸受143には、シャフト142が回転自在に収容されている。
軸受支持部材144は、図4に示されるように、主に、軸受部144a、第111翼部144b、第112翼部144c、第1円筒壁部144dおよび第12翼部144eから形成される。軸受部144aは、円筒形状を呈している。そして、この軸受部144aには、図4に示されるように、軸受143が固定されている。第111翼部144bは、図4に示されるように、軸受部144aの略中央部から外周側に向かって広がっている。なお、この第111翼部144bは、切頭円錐筒形状を呈している。すなわち、断面視において、第111翼部144bは、軸受部144aから外周側へ向かうに従って下方に傾斜している(図4参照)。第112翼部144cは、図4に示されるように、第111翼部144bの外周端から外周側に向かって略水平方向に広がっている。なお、この第112翼部144cは、円環形状を呈している。第1円筒壁部144dは、図4に示されるように、第112翼部144cの外周端部から下方に向かって延びている。なお、この第1円筒壁部144dは、円筒形状を呈している。第12翼部144eは、図4に示されるように、第1円筒壁部144dの下端部から外周側に向かって略水平方向に広がっている。なお、この第12翼部144eは、円環形状を呈している。
(4)パッキン
パッキン150は、図5に示されるように、ゴムやエラストマーからなる略円環状の弾性部材であって、第2円筒壁部151および円環壁部152から形成される。なお、このパッキン150の断面形状は、図4に示されるように、略L字状である。第2円筒壁部151は、図4に示されるように、カップダイ130の雌ネジ部136に対向することができる高さを有している。また、第2円筒壁部151には、図4および図5に示されるように、内周面に開口する肉盗み部151aが形成されている。円環壁部152は、図4に示されるように、第2円筒壁部151の下端部から外周側に向かって略水平方向に広がっている。また、この円環壁部152の表裏には、図4および図5に示されるように、複数の同心円状の円環リブ152a,152bが形成されている。
なお、このパッキン150は、ミキサー100が組み立てられた状態において、円環壁部152がカップ120の下端面とカッターダイ140の第12翼部144eの上面とに当接し、第2円筒壁部151がカップ120の下端部の内周面とカッターダイ140の第1円筒壁部144dの外周面とに当接する。
(5)カップダイ
カップダイ130は、略円筒形状の部材であって、図3に示されるように、主に、カップ等収容部131およびカップリング収容部132から形成されている。なお、カップ等収容部131およびカップリング収容部132は共に円筒形状を呈しているが、図3および図4に示されるように、カップリング収容部132の内孔径は、カップ等収容部131の内孔径よりも小さい。すなわち、カップダイ130を平面視したとき、カップリング収容部132は、カップ等収容部131よりも内周側に突出している。
カップ等収容部131の内部には、カップ120の下端部およびカッターダイ140が収容される。なお、このカップ等収容部131の内周面には、雌ネジ部136が形成されている。この雌ネジ部136には、上述の通り、カップ120の雄ネジ部124が螺合される。また、カッターダイ140は、図3および図4に示されるように、カップリング収容部132の突出部の上面上に載置される。
カップリング収容部132には、本体160の上部に設けられるカップリング161(後述)が収容される。
また、このカップダイ130の外周面には、図2に示されるように、第2安全装置部135が取り付けられている。この第1安全装置部135は、主に、外装体135aおよびレバー(図示せず)から構成されている。レバーは、外装体135aの内部に上下移動自在に収容されている。
(6)本体
本体160は、図3に示されるように、主に、カップリング161、シャフト162、操作ボタン170、電動機164、第3安全装置部165、外装体166および電源コード180から構成される。
カップリング161は、ミキサー100が組み立てられた状態において本体側のシャフト162とカッターダイ側のシャフト142とを連結する役割を担う。
シャフト162は、図3に示されるように、電動機164に連結されている。
操作ボタン170は、図1および図2に示されるように、4つ設けられている。1つは運転停止ボタンあり、2つは回転速度調節ボタン(「Hi」及び「Low」)であり、もう1つはフラッシュボタンである。
電動機164は、スイッチ(図示せず)を介して各回転速度調節ボタンに接続されており、そのスイッチに接続されているダイオード(図示せず)(例えば、スイッチに内蔵されているダイオード、スイッチに接続されている回路上に設けられるダイオード等)により全波整流(「Hi」の場合)と半波整流(「Low」の場合)とが切り替えられて、その回転速度が制御される。
第3安全装置部165は、主に、外装体165a、レバー(図示せず)、マイクロスイッチ(図示せず)から構成されている。レバーは、外装体165aの内部に上下移動自在に収容されている。また、このレバーは、スプリング(図示せず)により上方に向かって付勢されている。マイクロスイッチは、レバーの下方に配置されている。そして、レバーが押し下げられていない状態では、マイクロスイッチがオフ状態となっている。なお、この状態では、ミキサー100は、操作ボタン170が操作されても、全く動作しない。その一方、レバーが下方に押し下げられると、マイクロスイッチがオン状態となる。そして、このマイクロスイッチがオン状態となると、ミキサー100が動作可能な状態となる。
<ミキサーの組立方法>
先ず、本体160の上にカップダイ130を装着する。具体的には、カップダイ130を本体160に載置させた後、カップダイ130を横方向に回転させることにより、互いの係合爪(図示せず)が係合し、カップダイ130が本体160に装着される。
次に、カッターダイ140にパッキン150を取り付ける。なお、このとき、パッキン150の円環壁部152がカップ120の下端面とカッターダイ140の第12翼部144eの上面とに当接し、パッキン150の第2円筒壁部151の内周面がカッターダイ140の第1円筒壁部144dの外周面に当接する。
次いで、パッキン150が取り付けられたカッターダイ140をカップダイ130に載置する。このとき、カッターダイ140のシャフト142が、カップリング161を介して本体側のシャフト162に連結される。
最後に、カップ120の雄ネジ部124を、カップダイ130の本体160への係合方向と同一方向に回転させながら、カップダイ130の雌ネジ部136に螺合させる。なお、このとき、肉盗み部151aを目視することができなくなるまでパッキン150の先端部を変形させることにより、カップ120とカッターダイ140とが良好にシールされる。
なお、上述の組立手順は、一例に過ぎない。例えば、カップダイ130、カッターダイ140、パッキン150およびカップ120を組み立てた後にその組立体を本体160に取り付けるようにしてもよいし、カップダイ130、カッターダイ140およびパッキン150を先に組み立て、その組立体を本体160に取り付けた後に、カップダイ130にカップ120を取り付けてもよい。また、カッターダイ140をカップダイ130に載置した後に、カッターダイ140にパッキン150を取り付けてもよい。
また、カップダイ130からカップ120が取り外されると、パッキン150は、カップ側に留まる。また、使用者がパッキン150の円筒壁部151をつまむことにより、使用者は、パッキン150をカッターダイ140から容易に取り外すことができる。
<ミキサーの動作>
先ず、上述のようにして組み立てられた蓋なし状態のミキサーのカップ120内に飲食材料を投入した後、カップ120に蓋体110を装着する。すると、蓋体110の第1突起部111dにより第1安全装置部125のレバーが押し下げられる。その結果、カップダイ130の第2安全装置部135のレバーおよび本体160の第3安全装置部165のレバーが押し下げられ、マイクロスイッチがオン状態となる。この状態で運転停止ボタンが運転状態とされると、電動機164によりカッター141が、使用者により選択された回転速度調節ボタンに応じた速度で回転して、カップ120内の飲食材料を切断すると共に混合する。
<ミキサーの特徴>
(1)
本発明の実施の形態に係るミキサー100では、組み立てられた状態において、パッキン150の第2円筒壁部151が、カップ120の下端部の内周面とカッターダイ140の第1円筒壁部144dの外周面とに当接する。このため、このミキサー100では、カップ120の軸芯とカッター141の回転軸を一致させることができる。このため、このミキサー100は、異音の発生、本体160の発熱、軸受143の摩耗を抑制することができる。
(2)
本発明の実施の形態に係るミキサー100では、組み立てられた状態において、パッキン150の円環壁部152がカップ120の下端面とカッターダイ140の第12翼部144eの上面とに当接すると共に、パッキン150の第2円筒壁部151がカップ120の下端部の内周面とカッターダイ140の第1円筒壁部144dの外周面とに当接する。このため、このミキサー100は、調理完了後に使用者がカップ120の取っ手122を持って本体160からカップダイ130ごとカップ120を取り外そうとしたときに、使用者が誤ってカップ120をカップダイ130から外しそうになったとしても、カップ120の下端面がパッキン150の第2円筒壁部151の高さを超えて離間しなければ、飲食材料が漏れ出すことはない。このため、このミキサー100では、上述のような状況であっても、使用者がカッターダイ140に対するカップ120の弛みに即座に気付くことができれば、カップ120中の飲食材料が漏れ出ることを防ぐことができる。
(3)
本発明の実施の形態に係るミキサー100のパッキン150では、第2円筒壁部151に肉盗み部151aが形成されている。このため、このミキサー100では、カップ120をカップダイ130に締め付ける際に締め付けやすく、カップ120がカップダイ130に最後まで締め付けられると、カップ120とカップダイ130とが十分にシールされる。
(4)
本発明の実施の形態に係るミキサー100では、カップダイ130とカッターダイ140とが別体とされる。このため、このミキサー100では、カップダイ130の洗浄が容易となる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係るミキサー100ではカッターダイ140とカップダイ130が別体とされたが、カッターダイ140とカップダイ130とは一体化されてもよい。
(B)
先の実施の形態に係るミキサー100のパッキン150では第2円筒壁部151において肉盗み部151aが第2円筒壁部151の内周面に開口するように形成されていたが、肉盗み部151aは、第2円筒壁部151の外周面に開口するように形成されてもよい。また、先の実施の形態に係るパッキン150の肉盗み部151aは、断面形状が半円形状であったが、三角形状等の多角形状とされてもよい。
(C)
先の実施の形態に係るミキサー100のパッキン150では第2円筒壁部151に肉盗み部151aが形成されていたが、肉盗み部151aは形成されなくてもかまわない。
(D)
先の実施の形態では特に言及しなかったが、パッキン150の形状は、上述の機能を阻害しない限り、自由に設計することができる。
例えば、円環壁部152が第2円筒壁部151の内側まで延びていてもよい。かかる場合、カッターダイ140の第1円筒壁部144dのうち、円環壁部152が当接する箇所を切り欠くことが好ましい。
(E)
先の実施の形態では特に言及しなかったが、カッターダイ140の軸受支持部材144の形状は、上述のパッキン150の機能を阻害しない限り、自由に設計することができる。
例えば、第112翼部144cが第1円筒壁部144dから外周側に少し張り出すようにしてもよいし、第1円筒壁部144dが断面視においてカッター141の回転軸に対して軸受部側または第12翼部側に傾斜するようにしてもよいし、第1円筒壁部144dの下端部が第12翼部144eの下まで延びていてもよい(なお、かかる場合、第1円筒壁部144dの下端部はカップダイ130のカップリング収容部132に収容される)。
(F)
先の実施の形態に係るミキサー100では底壁がないカップ120が採用されたが、底壁を有するカップが採用されてもよい。なお、かかる場合、カップ120の開口端部がカップダイ130に取り付けられる。
(G)
先の実施の形態に係るミキサー100では第3安全装置部165にマイクロスイッチが利用されていたが、マイクロスイッチに代えてリードスイッチが利用されてもよい。かかる場合、レバーの下端に永久磁石を取り付けると共に、その永久磁石の下方にリードスイッチを配置する。そして、レバーが押し下げられていない状態では、永久磁石がリードスイッチから乖離した状態となっている。つまり、レバーが押し下げられていない状態では、リードスイッチがオフ状態となっている。なお、この状態では、ミキサー100は、操作ボタン170が操作されても、全く動作しない。その一方、レバーが下方に押し下げられると、その下端に取り付けられた永久磁石がリードスイッチに近接してリードスイッチをオン状態とする。そして、このリードスイッチがオン状態となると、ミキサー100が動作可能な状態となる。
(H)
先の実施の形態に係るミキサー100ではダイオード(図示せず)により全波整流(「Hi」の場合)と半波整流(「Low」の場合)とが切り替えられて電動機164の回転速度が制御されたが、電動機164の回転速度は、マイコン等を搭載した制御基板を利用して行ってもよい。
100 ミキサー(組立式攪拌型調理器)
120 カップ(筒状容器)
130 カップダイ(容器支持部)
140 カッターダイ(回転刃ユニット)
141 カッター(回転刃)
142 シャフト(回転軸)
144a 軸受部(回転軸支持部)
144b 第111翼部(第11翼部)
144c 第112翼部(第11翼部)
144d 第1円筒壁部(側壁部)
144e 第12翼部
150 パッキン(密封部材)
151 第2円筒壁部(筒壁部)
151a 肉盗み部(切り欠き部)
152 円環壁部(第21翼部)

Claims (2)

  1. 少なくとも片側が開口する筒状容器と、
    回転刃と、前記回転刃の回転軸と、前記回転軸を回転自在に支持する回転軸支持部と、前記回転軸支持部から外周側に向かって広がる第11翼部と、前記第11翼部の外周部から下方に向かって延びる側壁部と、前記側壁部から外周側に向かって広がる第12翼部と、前記筒状容器を支持する容器支持部とを有する回転刃ユニットと、
    筒壁部と、前記筒壁部から外周側に向かって広がる第21翼部とを有する密封部材と
    を備える、組立式攪拌型調理器。
  2. 前記筒壁部には、内周面および外周面のいずれかに開口する切り欠き部が形成される
    請求項1に記載の組立式攪拌型調理器。
JP2012007870A 2012-01-18 2012-01-18 組立式攪拌型調理器 Pending JP2013146330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012007870A JP2013146330A (ja) 2012-01-18 2012-01-18 組立式攪拌型調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012007870A JP2013146330A (ja) 2012-01-18 2012-01-18 組立式攪拌型調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013146330A true JP2013146330A (ja) 2013-08-01

Family

ID=49044525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012007870A Pending JP2013146330A (ja) 2012-01-18 2012-01-18 組立式攪拌型調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013146330A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106073544A (zh) * 2016-08-19 2016-11-09 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 研磨组件和食物料理机
KR20170136640A (ko) * 2015-05-29 2017-12-11 코닌클리케 필립스 엔.브이. 리브들을 포함하는 밀봉 개스킷을 갖는 블렌더
JP2018513700A (ja) * 2016-03-23 2018-05-31 キャップブラン ホールディングス エルエルシーCapbran Holdings, Llc フード・プロセッサー
EP3217852A4 (en) * 2014-11-11 2018-07-18 Sunbeam Products, Inc. Appliance with integrated agitator assembly
JP2020014547A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 タイガー魔法瓶株式会社 ミキサー

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2940738A (en) * 1957-11-25 1960-06-14 Kitchen Master Appliances Inc Mixing device receptacle construction
US2992715A (en) * 1959-08-27 1961-07-18 Oster Mfg Co John Readily separable torque transmitting coupling
US3064949A (en) * 1957-02-27 1962-11-20 Henry A Dewenter Mixer
JPS4955881A (ja) * 1972-10-04 1974-05-30
US3881705A (en) * 1973-06-20 1975-05-06 Robert P Greenspan Blender adaptor
US4087053A (en) * 1977-01-24 1978-05-02 Dynamics Corporation Of America Liquefier-comminuter
JPS5480571U (ja) * 1977-11-18 1979-06-07
US5584577A (en) * 1993-03-25 1996-12-17 Whirlpool Corporation Seal for a food blender
JP2007275503A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動調理器
US20090309310A1 (en) * 2006-03-31 2009-12-17 Ian Geoffrey Wilson Blender Blade Sealing System
US20110248111A1 (en) * 2007-06-27 2011-10-13 Ian Geoffrey Wilson Food blender subassembly and method

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3064949A (en) * 1957-02-27 1962-11-20 Henry A Dewenter Mixer
US2940738A (en) * 1957-11-25 1960-06-14 Kitchen Master Appliances Inc Mixing device receptacle construction
US2992715A (en) * 1959-08-27 1961-07-18 Oster Mfg Co John Readily separable torque transmitting coupling
JPS4955881A (ja) * 1972-10-04 1974-05-30
US3881705A (en) * 1973-06-20 1975-05-06 Robert P Greenspan Blender adaptor
US4087053A (en) * 1977-01-24 1978-05-02 Dynamics Corporation Of America Liquefier-comminuter
JPS5480571U (ja) * 1977-11-18 1979-06-07
US5584577A (en) * 1993-03-25 1996-12-17 Whirlpool Corporation Seal for a food blender
US20090309310A1 (en) * 2006-03-31 2009-12-17 Ian Geoffrey Wilson Blender Blade Sealing System
JP2007275503A (ja) * 2006-04-12 2007-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動調理器
US20110248111A1 (en) * 2007-06-27 2011-10-13 Ian Geoffrey Wilson Food blender subassembly and method

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3217852A4 (en) * 2014-11-11 2018-07-18 Sunbeam Products, Inc. Appliance with integrated agitator assembly
KR20170136640A (ko) * 2015-05-29 2017-12-11 코닌클리케 필립스 엔.브이. 리브들을 포함하는 밀봉 개스킷을 갖는 블렌더
KR101888387B1 (ko) * 2015-05-29 2018-08-20 코닌클리케 필립스 엔.브이. 리브들을 포함하는 밀봉 개스킷을 갖는 블렌더
US10264923B2 (en) 2015-05-29 2019-04-23 Koninklijke Philips N.V. Blender with a sealing gasket comprising ribs
JP2018513700A (ja) * 2016-03-23 2018-05-31 キャップブラン ホールディングス エルエルシーCapbran Holdings, Llc フード・プロセッサー
CN106073544A (zh) * 2016-08-19 2016-11-09 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 研磨组件和食物料理机
JP2020014547A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 タイガー魔法瓶株式会社 ミキサー
JP7068582B2 (ja) 2018-07-23 2022-05-17 タイガー魔法瓶株式会社 ミキサー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013146330A (ja) 組立式攪拌型調理器
US11903524B2 (en) Motor driven food processing system
EP4046552A1 (en) Blender
US20080117714A1 (en) Pitcher Arrangement for a Blending Device
WO2011036824A1 (ja) 回転調理装置
US20190183289A1 (en) Food processing apparatus
CN212066537U (zh) 杯盖组件和食物处理器
JP3140942B2 (ja) 調理器
CN211432521U (zh) 杯盖组件和食物处理器
EP4046554A1 (en) Blender
US20220225837A1 (en) Blender
CN212066549U (zh) 杯盖组件和食物处理器
KR200485526Y1 (ko) 자성체를 이용하여 동작이 제어되는 요리 기기
JP2011244911A (ja) 電動調理器
JP2011244912A (ja) 電動調理器
CN114680672B (zh) 料理组件及料理设备
CN114680673B (zh) 料理机
CN211834041U (zh) 杯盖组件和食物处理器
CN217285522U (zh) 搅拌杯组件以及料理机
CN211432522U (zh) 杯盖组件和食物处理器
CN211834042U (zh) 杯盖组件和食物处理器
CN215687137U (zh) 一种稳定的多功能食品加工机
US11992161B2 (en) Sound enclosure system for food blender
CN212066548U (zh) 杯盖组件和食物处理器
CN213046604U (zh) 杯盖组件和食物处理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160223