JP2013144340A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじ締め機等の電動工具において、スピンドルの回転軸線と工具本体部の端縁との間の高さ寸法(センタハイト)をコンパクト化することにより、壁際での作業効率を高める。
【解決手段】駆動源としての電動モータ10に、低速回転高トルクを出力可能なアウタロータ形の電動モータを用いる。これにより減速ギヤ列による減速比を小さくして従動ギヤ21の小径化を図り、これを収容するフロントハウジング20を細くしてセンタハイトH1を小さくする。
【選択図】図1

Description

この発明は、ねじ締め工具やディスクグラインダ等の主として手持ち式の電動工具であって、電動モータを駆動源として内装する電動工具に関する。
この種のねじ締め工具に関する技術が下記の特許文献に開示されている。この種のねじ締め工具では、内装した電動モータの回転出力を例えばギヤの噛み合いを経て減速した後に、ねじ締めビットを取り付けたスピンドルに出力することにより、適度な回転数で十分なねじ締めトルクが得られるようになっている。
特開平7-214476号公報
このように電動モータの回転出力を減速するための歯車列等の減速装置を内装するためその分だけ工具本体部の太さであって、スピンドル軸線から工具本体部の端縁(背面)までの高さ寸法(いわゆるセンタハイト)が大きくなる問題がある。このセンタハイトが小さいほど、例えば床材の端部であって壁際により接近した部位にねじ締めを行う際打ちに有利になる。また、ディスクグラインダにおいてセンタハイトを小さくすることにより、砥石の切り込み深さをより大きくすることができることから、その作業性を高めることができる。
このため、従来よりこの種の電動工具では、このセンタハイトのコンパクト化を図るための工夫がなされているが、電動モータのモータ軸とこれと平行に配置したスピンドルとの間に適切な減速比の歯車列等を介装する必要上、そのコンパクト化には限界があった。
本発明は、この種の電動工具におけるセンタハイトのコンパクト化をより一層図ることを目的とする。
上記の課題は、下記の発明によって解決される。
第1の発明は、電動モータの回転出力を歯車列を経て先端工具を取り付けたスピンドルに出力する電動工具であって、電動モータにアウタロータモータを用いることにより、インナロータモータを用いた場合に比して歯車列の減速比を小さくした電動工具である。
第1の発明によれば、電動モータとして、回転しない固定子の外周側に回転子を備えることにより低速回転高トルクを出力可能なアウタロータ形の電動モータ(アウタロータモータ)が用いられていることから、回転しない固定子の内周側に回転子を備えるインナロータ形の電動モータ(インナロータモータ)を用いた場合に比して歯車列の減速比をより小さく設定することができる。歯車列の減速比をより小さくすることができるので、その従動ギヤの径を小径化することができる。従動ギヤを小径化することにより、これが取り付けられたスピンドルの回転軸線から当該従動ギヤを収容する工具本体部の端縁までの高さ寸法(センタハイト)を小さくすることができる。
センタハイトがより小さくなることにより、スピンドルを例えば壁際により接近させてねじ締めや孔明け等の作業を行うことができ、当該電動工具のこの種の作業に対する作業性をより高めることができる。
第2の発明は、第1の発明において、スピンドルが電動モータのモータ軸線に平行に配置されており、スピンドルの回転軸線が電動モータのアウタロータの径内に位置する電動工具である。
第2の発明によれば、スピンドルが電動モータのモータ軸線(モータ軸の回転軸線)に平行に配置されて従動ギヤとして平歯車を備えた、例えばねじ締め工具において、電動モータにアウタロータモータを用いて従動ギヤを小径化することによりスピンドルの回転軸線とモータ軸線との間の軸間距離を小さくすることができ、これによりスピンドルの回転軸線をアウタロータの径内に位置する構成とすることができる。スピンドルの回転軸線がアウタロータの径内に位置する程度に従動ギヤが小径化されることにより、センタハイトを従来に比してより小さくすることができる。
第3の発明は、第1の発明において、スピンドルが電動モータのモータ軸線に交差して配置されており、スピンドルを回転支持する軸受けの径内に電動モータのモータ軸の先端部が進入した電動工具である。
第3の発明によれば、スピンドルが電動モータのモータ軸線に交差して配置されて従動ギヤとしてかさ歯車を備えた、例えばディスクグラインダにおいて、電動モータにアウタロータモータを用いて従動ギヤを小径化することにより、当該従動ギヤに噛み合う電動モータのモータ軸先端部(駆動ギヤ)を、スピンドルを回転支持する軸受けの径内に進入した構成とすることができる。電動モータのモータ軸の先端部がスピンドルを回転支持する軸受けの径内に進入する程度に従動ギヤが小径化されることにより、当該従動ギヤを収容する工具本体部(ギヤヘッド部)のセンタハイトを従来に比してより小さくすることができる。
本発明の第1実施形態に係る電動工具の全体縦断面図である。本図では、電動工具としてねじ締め工具が例示されている。 本発明の第2実施形態に係る電動工具の全体縦断面図である。本図では、電動工具としてディスクグラインダが例示されている。 アウタロータモータを内装した電動工具の全体側面図である。本図では、電動工具としてストレートタイプの孔明け工具が例示されている。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように第1実施形態では電動工具1として手持ち式のねじ締め工具を例示する。この電動工具1は、電動モータ10を内装した工具本体部2と、ハンドル部3を備えている。ハンドル部3の基部にトリガ形式のスイッチレバー3aを備えている。ハンドル部3を把持した手の指先でこのスイッチレバー3aを引き操作すると、電動モータ10が起動する。
電動モータ10には、いわゆるアウタロータ形の電動モータが用いられている。アウタロータ形の電動モータ10は、インナロータ形に比して低速回転高トルクを出力することができる。この電動モータ10の固定子11は、その台座部11aを介して本体ハウジング2aの後部に固定されている。この固定子11の外周側に円筒形の回転子(アウタロータ)12が回転可能に支持されている。回転子12にはモータ軸13が一体に取り付けられている。このモータ軸13は軸受け14,15を介してその軸線(モータ軸線J10)回りに回転可能に支持されている。前側の軸受け14は、本体ハウジング2aの前部に結合した中間ベース18に取り付けられている。後ろ側の軸受け15は、本体ハウジング2aの後部に取り付けられている。モータ軸13には冷却用のファン16が一体に取り付けられている。この電動モータ10は起動すると、固定子11の外周側で回転子12が回転してモータ軸13がモータ軸線J10回りに回転する。
モータ軸13の前端部は、前側の軸受け14を経て中間ベース18からさらに前方に突き出されてフロントハウジング20内に進入している。フロントハウジング20は、中間ベース18を間に挟んだ状態で本体ハウジング2aの前部に結合されている。フロントハウジング20内に突き出した、モータ軸13の前端部に駆動ギヤ17が取り付けられている。
駆動ギヤ17は、従動ギヤ21に噛み合わされている。従動ギヤ21は、駆動軸22に固定されている。この従動ギヤ21には、比較的小径で歯数の少ない平歯車が用いられている。このため、駆動源として上記アウタロータモータではなく、円筒形の固定子の内周側に回転子を備えるインナロータ形の電動モータを用いた場合よりも、駆動ギヤ17と従動ギヤ21とで構成される歯車列の減速比は小さく設定されており、これによりインナロータ形モータを駆動源として用いた場合に比して本実施形態ではより小径の従動ギヤ21が用いられている。
駆動軸22は、軸受け23,24を介して回転軸線J22回りに回転可能に支持されている。駆動軸22の回転軸線J22は電動モータ10のモータ軸線J10に平行に配置されている。前側の軸受け23は、ビットスリーブ26の内周孔内に支持されている。ビットスリーブ26は、軸受け25を介して回転軸線J22回りに回転可能かつ回転軸線J22方向に変位可能な状態でフロントハウジング20に支持されている。後ろ側の軸受け24は、中間ベース18に取り付けられている。
従動ギヤ21の前面と、ビットスリーブ26の後面との間には、噛み合いクラッチ30が設けられている。従動ギヤ21とビットスリーブ26との間には圧縮ばね27が介装されている。この圧縮ばね27の付勢力によってビットスリーブ26は前側へ付勢されており、これにより噛み合いクラッチ30はその噛み合いが外れる方向(動力遮断側)に付勢されている。
ビットスリーブ26に、スピンドル(出力軸)として機能するビットホルダ31が装着されている。フロントハウジング20にはアジャストスリーブ32が取り付けられている。ビットホルダ31はアジャストスリーブ32内に進入している。ビットホルダ31の先端にビット33が装着されている。ビット33はアジャストスリーブ32から突き出されている。フロントハウジング20には操作スリーブ35が回転操作可能に設けられている。この操作スリーブ35は、アジャストスリーブ32の後部外周面に対してねじ結合されている。操作スリーブ35を回転操作すると、アジャストスリーブ32を軸方向に変位させてビット33の突き出し寸法(ねじの締め込み量)を変化させることができる。
ビットスリーブ26、ビットホルダ31及びアジャストスリーブ32は、駆動軸22の回転軸線J22に同軸に支持されている。
締め込むねじの頭部にビット33を当接させた状態で、当該電動工具1をねじ締め込み方向に押し付けると、ビットホルダ31及びビットスリーブ26が一体で後退して、噛み合いクラッチ30が噛み合わされる。噛み合いクラッチ30が噛み合わされることにより、電動モータ10の回転出力が駆動ギヤ17と従動ギヤ21の噛み合いにより減速された後にビットスリーブ26を経てビット33に伝達される。ねじ締めが進行してアジャストスリーブ32の先端がねじ締め材に当接し、その後さらにねじ締めが進行することによりビット33、ビットホルダ31及びビットスリーブ26が一体で前進し、これにより噛み合いクラッチ30が外れると動力が遮断されてねじ締めが完了する。
以上のように構成した第1実施形態の電動工具1によれば、駆動源としていわゆるアウタロータ形の電動モータ10が用いられている。この電動モータ10は、インナロータ形の電動モータに比してより低速回転で高トルクを出力することができる。このため、駆動ギヤ17と従動ギヤ21から構成されるギヤ列の減速比は比較的小さく設定されており、これにより従動ギヤ21には比較的小径のものが用いられている。
このように従動ギヤ21に比較的小径のものが用いられていることから、その分だけ駆動軸22の回転軸線J22と、電動モータ10のモータ軸線J10との間の軸間距離は比較的小さく設定されている。インナロータ形の電動モータを駆動源とする場合に比して従動ギヤ21を小径化することができるので、これを収容するフロントハウジング20若しくは中間ベース18若しくは本体ハウジング2aの上端縁(工具本体部2の端縁)とビット33の回転軸線J22との間の高さ寸法(センタハイトH1)を小さくすることができる。
センタハイトH1がより小さくなることにより、スピンドルに装着したビット33を例えば壁際により接近させてねじ締め作業を行うことができ、これにより当該電動工具1のこの種の作業に対する作業性をより高めることができる。
また、比較的小径の従動ギヤ21が用いられていることにより、ビットホルダ31(ビット33)の回転軸線J22と電動モータ10のモータ回転軸線J10との間の軸間距離を小さくすることができる。本実施形態では、ビットホルダ31の回転軸線J22が電動モータ10の回転子12(アウタロータ)の径内に位置する程度まで、両回転軸線J22,J10間の軸間距離が小さく設定されており、この点でも当該電動工具1のセンタハイトH1が小さく設定されている。
次に、第2実施形態の電動工具40が図2に示されている。第2実施形態では、電動工具40としてディスクグラインダが例示されている。この電動工具40は、駆動源としての電動モータ41を内装した工具本体部42と、工具本体部42の前部に結合されたギヤヘッド部50を備えている。工具本体部42の本体ハウジング43は、円筒形状を有し、使用者が把持するグリップ部としての機能を備えている。
この第2実施形態においても電動モータ41としてアウタロータ形の電動モータが用いられており、インナロータ形の電動モータに比して低速回転かつ高トルクを出力することができる。電動モータ41は、固定子44の外周側に円筒形の回転子(アウタロータ)45を回転可能に支持した構成を備えている。固定子44は、台座部44aを介して本体ハウジング43の後部に固定されている。回転子45に取り付けられたモータ軸46は、軸受け47,48を介して本体ハウジング43に回転可能に支持されている。回転子45の前側においてモータ軸46には冷却用のファン49が取り付けられている。
モータ軸46の先端部は本体ハウジング43から突き出されてギヤヘッド部50内に進入している。ギヤヘッド部50内において、モータ軸46の先端には駆動ギヤ51が取り付けられている。この駆動ギヤ51は、従動ギヤ52に噛み合わされている。第2実施形態において、従動ギヤ52には、かさ歯車(ベベルギヤ)が用いられている。この従動ギヤ52は、スピンドル53に取り付けられている。スピンドル53は、軸受け54,55を介してギヤヘッド部50のギヤヘッドハウジング56に回転可能に支持されている。スピンドル53の回転軸線J53は、電動モータ41のモータ軸線J41に対して直交している。
スピンドル53の下部側はギヤヘッドハウジング56から下方へ突き出されている。この突き出し部分に、円形の砥石57が受けフランジ58と固定ナット59に挟み込まれた状態で取り付けられている。砥石57の後ろ側半周の範囲は、砥石カバー60で覆われている。砥石カバー60は、ギヤヘッドハウジング56の下部に固定されている。
以上のように構成した第2実施形態の電動工具40によれば、第1実施形態と同様、駆動源としての電動モータ41には、インナロータ形の電動モータに比して低速回転かつ高トルクを出力可能なアウタロータ形の電動モータが用いられている。このため、駆動ギヤ51と従動ギヤ52から構成されるギヤ列の減速比は、インナロータ形の電動モータを駆動源とする場合に比して小さく設定されており、これにより従動ギヤ52には比較的小径のものが用いられている。
このように第2実施形態においても、従動ギヤ52に比較的小径のかさ歯車が用いられていることから、その分だけスピンドル53の回転軸線J53からギヤヘッドハウジング56の前端縁までの距離(センタハイトH2)を小さくすることができる。ディスクグラインダにおいてセンタハイトH2を小さくすることができるので、砥石57の加工材に対する切り込み深さをより大きくすることができ、これにより当該電動工具40の作業性を高めることができる。
また、従動ギヤ52がより小径であることにより、スピンドル53(回転軸線J53)がより電動モータ41側(後ろ側)に接近した構成とすることができ、これにより当該従動ギヤ52に噛み合う駆動ギヤ51が相対的によりスピンドル53の回転軸線J53に接近した構成とすることができる。このため、第2実施形態では、図示するように駆動ギヤ51の先端部であってモータ軸46の先端部がスピンドル53を回転支持する軸受け55の径内に進入する状態となっている。このことから工具本体部42からのギヤヘッド部50の前方への張り出し寸法を小さくして当該電動工具40の前部をコンパクト化することができ、これにより当該電動工具40の作業性を高めることができる。
次に、図3には、主として孔明け作業及びねじ締め作業用の電動工具70が示されている。この電動工具70は、円柱体形の工具本体部71を有するストレート形の手持ち工具で、図1に示す電動工具1とは異なり、使用者は工具本体部71自体を把持して用いる。
工具本体部71には、駆動源としての電動モータ72が内装されている。工具本体部71の後部には、電源としてのバッテリパック73が装着されている。工具本体部71の側部には、電動モータ72を正転側に起動させる押しボタン式の正転スイッチ74と、電動モータ72を逆転側に起動させる押しボタン式の逆転スイッチ75が設けられている。正転スイッチ74を押し操作すると電動モータ72が正転側に起動してドライバビットによるねじ締め作業を行うことができ、若しくはドリルビットによる孔明け作業を行うことができる。逆転スイッチ75を押し操作すると電動モータ72が逆転側に起動してドライバビットによるねじ緩め作業を行うことができる。正転スイッチ74若しくは逆転スイッチ75の押し操作を解除すれば、電動モータ72が停止する。
電動モータ72には、低速回転かつ高トルクを出力可能なアウタロータ形の電動モータが用いられている。この電動モータ72は、固定子72aの外周側に回転子(アウタロータ)72bを回転可能に支持した構成を備えている。固定子72aは、台座部72cを介して本体ハウジング71a側に固定されている。回転子72bはモータ軸72dに固定されている。モータ軸72dは、軸受け76,77を介して回転可能に支持されている。
モータ軸72dの先端部は、本体ハウジング71aの前部から前方へ突き出されている。この突き出し部分にドリルチャック78が直接取り付けられている。このドリルチャック78にドリルビット等の先端工具(図示省略)が装着される。このことから、電動モータ72の回転出力は、例えば平歯車列や遊星歯車列等の歯車の噛み合いによる減速手段を経ることなくそのまま先端工具に出力されるのであり、当該電動工具70はダイレクトドライブ式の孔明け工具となっている。
このように構成した電動工具70によれば、低速回転高トルクを出力可能なアウタロータ形の電動モータ72を駆動源として内装することから、歯車列等の減速手段を介装することなく先端工具に対して適切な回転数及び孔明けトルクを出力することができる。
電動モータ72とドリルチャック78との間に減速手段を備えないことから、その分だけ当該電動工具70の全長(機長)をコンパクトに構成することができ、これにより当該電動工具70の使い勝手及び作業性を高めることができる。
また、歯車の噛み合いによる減速手段を経ることなく電動モータ72の回転動力が直接先端工具に出力されることから、エネルギーロスの少ない高い動力伝達効率を実現することができる。
さらに、遊星歯車列等ギヤの噛み合いによる減速手段を省略することができるので、工具本体部71の機長方向のみならずその小径化を図ることができ、これにより当該電動工具70の取り扱い性を一層高めることができる。
1…電動工具(ねじ締め工具)
2…工具本体部、2a…本体ハウジング
3…ハンドル部、3a…スイッチレバー
10…電動モータ(アウタロータモータ)
J10…モータ軸線
11…固定子、11a…台座部
12…回転子(アウタロータ)
13…モータ軸
14,15…軸受け
16…ファン
17…駆動ギヤ
18…中間ベース
20…フロントハウジング
21…従動ギヤ
22…駆動軸
J22…回転軸線
23,24,25…軸受け
26…ビットスリーブ
27…圧縮ばね
30…噛み合いクラッチ
31…ビットホルダ
32…アジャストスリーブ
33…ビット
35…操作スリーブ
40…電動工具(ディスクグラインダ)
41…電動モータ(アウタロータモータ)
J41…モータ軸線
42…工具本体部
43…本体ハウジング
44…固定子、44a…台座部
45…回転子
46…モータ軸
47,48…軸受け
49…ファン
50…ギヤヘッド部
51…駆動ギヤ
52…従動ギヤ
53…スピンドル
J53…回転軸線
54,55…軸受け
56…ギヤヘッドハウジング
57…砥石
58…受けフランジ
59…固定ナット
60…砥石カバー
H1…センタハイト(第1実施形態)
H2…センタハイト(第2実施形態)
70…電動工具(ストレート形の孔明け工具)
71…工具本体部、71a…本体ハウジング
72…電動モータ
72a…固定子、72b…回転子、72c…台座部、72d…モータ軸
73…バッテリパック
74…正転スイッチ
75…逆転スイッチ
76,77…軸受け
78…ドリルチャック

Claims (3)

  1. 電動モータの回転出力を歯車列を経て先端工具を取り付けたスピンドルに出力する電動工具であって、前記電動モータにアウタロータモータを用いることにより、インナロータモータを用いた場合に比して前記歯車列の減速比を小さくした電動工具。
  2. 請求項1記載の電動工具であって、前記スピンドルが前記電動モータのモータ軸線に平行に配置されており、前記スピンドルの回転軸線が前記電動モータのアウタロータの径内に位置する電動工具。
  3. 請求項1記載の電動工具であって、前記スピンドルが前記電動モータのモータ軸線に交差して配置されており、前記スピンドルを回転支持する軸受けの径内に前記電動モータのモータ軸の先端部が進入した電動工具。
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