JP2013144018A - 生体情報測定機器、生体情報測定システムおよびセンサ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】予め定められた条件下で測定値の表示を行うことで、患者に対する精神的ストレスの問題やプライバシーの問題を解消できる生体情報測定機器を提供すること。
【解決手段】本体と、生体情報を取得する生体情報取得部と、本体に搭載され、取得された生体情報を表示することが可能な表示部とを備える。医療従事者を特定するための医療従事者IDを取り込んで認証する医療従事者ID認証部を備える。医療従事者IDが認証された後(S101)、上記生体情報の取得前に、表示部に生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する設定入力部(S103)を備える。表示/非表示設定情報を記憶する設定情報記憶部を備える。設定情報記憶部に記憶されている表示/非表示設定情報の内容に応じて、取得された生体情報を表示部に表示するか否かの制御を行う表示/非表示切替制御部を備える。
【選択図】図5
【解決手段】本体と、生体情報を取得する生体情報取得部と、本体に搭載され、取得された生体情報を表示することが可能な表示部とを備える。医療従事者を特定するための医療従事者IDを取り込んで認証する医療従事者ID認証部を備える。医療従事者IDが認証された後(S101)、上記生体情報の取得前に、表示部に生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する設定入力部(S103)を備える。表示/非表示設定情報を記憶する設定情報記憶部を備える。設定情報記憶部に記憶されている表示/非表示設定情報の内容に応じて、取得された生体情報を表示部に表示するか否かの制御を行う表示/非表示切替制御部を備える。
【選択図】図5
Description
この発明は生体情報測定機器に関し、より詳しくは、患者から少なくとも1種類以上の生体情報を取得する生体情報測定機器に関する。
また、この発明は、そのような生体情報測定機器と、医療従事者を特定するための医療従事者IDや患者を特定するための患者IDを記憶するサーバとを備えた生体情報測定システムに関する。
また、患者から生体情報を測定して取得するセンサ装置に関する。
近年、医療機関では患者の容態や治療過程を記録するカルテの電子化が進んでいる。電子カルテを導入している医療機関では、入院患者自身が生体情報測定機器を用いて血圧や体温、SpO2(動脈血酸素飽和度)といった生体情報を測定し、その測定値を看護師がチェックして電子カルテに反映するという業務形態も浸透しつつある。
生体情報測定機器としては、例えば特許文献1(特開2010−017253号公報)に記載のように、生体情報の測定値をLCD(液晶表示素子)などの表示部に表示させるタイプのものが知られている。
しかし、測定値が表示部に表示されるタイプの生体情報測定機器を用いて、入院患者自身が生体情報を測定する場合、患者によっては、測定値を気にするあまり、何度も測定してしまうことがある。このため、そのような患者に対して精神的ストレスを与えるという問題が生ずる。
また、そのような生体情報測定機器が入院患者のベッド周辺に備え付けられている場合、生体情報の測定値が、患者自身だけでなく、周囲の入院患者にまで見られてしまうというプライバシーの問題も生ずる。
そこで、この発明の課題は、予め定められた条件下で測定値の表示を行うことで、患者に対する精神的ストレスの問題やプライバシーの問題を解消できる生体情報測定機器、生体情報測定システムおよびセンサ装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の生体情報測定機器は、
患者から少なくとも1種類以上の生体情報を取得する生体情報測定機器であって、
本体と、
生体情報を取得する生体情報取得部と、
上記本体に搭載され、上記取得された生体情報を表示することが可能な表示部と、
医療従事者を特定するための医療従事者IDを取り込んで認証する医療従事者ID認証部と、
上記医療従事者IDが認証された後、上記生体情報の取得前に、上記表示部に上記生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する設定入力部と、
上記表示/非表示設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記表示部に表示するか否かの制御を行う表示/非表示切替制御部とを備えたことを特徴とする。
患者から少なくとも1種類以上の生体情報を取得する生体情報測定機器であって、
本体と、
生体情報を取得する生体情報取得部と、
上記本体に搭載され、上記取得された生体情報を表示することが可能な表示部と、
医療従事者を特定するための医療従事者IDを取り込んで認証する医療従事者ID認証部と、
上記医療従事者IDが認証された後、上記生体情報の取得前に、上記表示部に上記生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する設定入力部と、
上記表示/非表示設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記表示部に表示するか否かの制御を行う表示/非表示切替制御部とを備えたことを特徴とする。
本明細書で、「生体情報」とは、血圧、体温、SpO2(動脈血酸素飽和度)など、患者の生体に関する情報を広く指す。
「医療従事者」とは、看護士、医師、ME(Medical Engineer)などを広く指す。
また、「ID」とは、人や物(機器)を識別するための符号を指す。IDは、数字のみに限られるものではなく、アルファベットや記号を含んでいても良い。
「設定入力部」による表示/非表示設定情報の入力は、上記本体に設けられた操作部に対するユーザ、特に医療従事者の操作によって上記表示/非表示設定情報を入力する場合と、上記本体の外部からネットワークを介して上記表示/非表示設定情報を入力する場合とを含む。
上記表示/非表示設定情報が表す「予め定められた条件」とは、単に上記表示部に上記生体情報の表示を許容するか否かのほかに、一定期間だけ上記生体情報の表示を許容する条件などを含むことができる。
この発明の生体情報測定機器では、上記生体情報取得部による生体情報の取得前に予め、医療従事者ID認証部が、医療従事者を特定するための医療従事者IDを取り込んで認証する。上記医療従事者IDが認証された後、上記生体情報の取得前に、設定入力部は、上記表示部に上記生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する。設定情報記憶部は、上記表示/非表示設定情報を記憶する。その状態で、生体情報取得部は生体情報を取得する。すると、表示/非表示切替制御部は、上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記表示部に表示するか否かの制御を行う。この結果、上記表示/非表示設定情報が表す「予め定められた条件」が満たされているとき上記表示部に上記生体情報が表示される一方、上記「予め定められた条件」が満たされていないときは、上記表示部に上記生体情報の表示が禁止される。したがって、この生体情報測定機器によれば、患者に対する精神的ストレスの問題やプライバシーの問題を解消できる。
一実施形態の生体情報測定機器では、
患者を特定するための患者IDを取り込んで認証する患者ID認証部を備え、
上記表示/非表示設定情報は上記患者ID毎に設定されることを特徴とする。
患者を特定するための患者IDを取り込んで認証する患者ID認証部を備え、
上記表示/非表示設定情報は上記患者ID毎に設定されることを特徴とする。
この一実施形態の生体情報測定機器では、上記表示/非表示設定情報は上記患者ID毎に設定される。この場合、医療従事者は、患者の病状や性格に応じて、測定値を上記表示部に表示するか否かを設定できる。生体情報の測定前に、まず、患者ID認証部が患者を特定するための患者IDを取り込んで認証する。上記生体情報取得部によって生体情報が取得された後、表示/非表示切替制御部は、その患者IDによって特定された患者のための設定に応じて、上記取得された生体情報を上記表示部に表示するか否かを制御する。
一実施形態の生体情報測定機器では、上記表示/非表示設定情報が表す上記予め定められた条件は、上記生体情報が取得された直後の一定期間だけ上記生体情報の表示を許容するという条件であることを特徴とする。
上記生体情報が取得された直後の一定期間は、周囲の入院患者が表示部を覗き込むのを遠慮することがあり、プライバシーの問題は生じにくいと考えられる。また、患者の中には、測定値によって精神的ストレスを受けず、むしろ測定値を知るのが好ましい人もいる。そこで、この一実施形態の生体情報測定機器では、上記表示/非表示設定情報が表す上記予め定められた条件は、上記生体情報が取得された直後の一定期間だけ上記生体情報の表示を許容するという条件であるものとする。この条件に応じて、上記表示/非表示切替制御部は、上記生体情報が取得された直後の一定期間だけ上記表示部に上記生体情報の表示を許容する制御を行う。この結果、患者自身は、取得された生体情報の測定値を知ることができる。
一実施形態の生体情報測定機器では、上記表示/非表示設定情報が表す上記予め定められた条件が、上記表示部に上記生体情報の表示を禁止するものである場合、さらに上記生体情報の取得中に上記生体情報の表示を禁止する条件を含むことを特徴とする。
この一実施形態の生体情報測定機器では、上記表示/非表示設定情報が表す上記予め定められた条件が、上記表示部に上記生体情報の表示を禁止するものである場合、さらに上記生体情報の取得中に上記生体情報の表示を禁止する条件を含む。この場合、患者は、上記生体情報の取得中および上記生体情報の取得後に生体情報の測定値を知ることができない。つまり、患者は、生体情報の測定値を全く知ることができない。この設定は、測定値によって精神的ストレスを受ける患者にとって、有益であると考えられる。
一実施形態の生体情報測定機器では、上記表示/非表示切替制御部は、上記生体情報取得部によって生体情報が取得された後、上記医療従事者ID認証部によって医療従事者IDが認証されたとき、上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容にかかわらず、上記医療従事者IDの認証直後の一定期間だけ上記表示部に上記生体情報を表示させる制御を行うことを特徴とする。
この一実施形態の生体情報測定機器では、上記表示/非表示切替制御部は、上記生体情報取得部によって生体情報が取得された後、上記医療従事者ID認証部によって医療従事者IDが認証されたとき、上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容にかかわらず、上記医療従事者IDの認証直後の一定期間だけ上記表示部に上記生体情報を表示させる制御を行う。したがって、上記表示/非表示設定情報によって上記表示部に上記生体情報の表示が禁止されている場合であっても、医療従事者は、上記表示部の表示内容を見ることによって、上記取得された生体情報の測定値を知ることができる。
一実施形態の生体情報測定機器では、上記生体情報取得部は、上記本体の外部に設けられたセンサ装置から上記生体情報を取得することを特徴とする。
この一実施形態の生体情報測定機器では、上記生体情報取得部は、上記本体の外部に設けられたセンサ装置から上記生体情報を取得する。上記センサ装置としては、様々な種類の生体情報を取得するものを用いることができる。したがって、この生体情報測定機器によれば、取得可能な生体情報のバリエーションを容易に増やすことができる。
一実施形態の生体情報測定機器では、
上記センサ装置は、
患者から生体情報を測定して取得するセンサ部と、
上記取得された生体情報を表示することが可能なセンサ側表示部と、
上記本体側から上記表示/非表示設定情報を取り込むセンサ側設定入力部と、
上記取り込まれた表示/非表示設定情報を記憶するセンサ側設定情報記憶部と、
上記センサ側設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記センサ側表示部に表示するか否かを含む制御を行うセンサ側表示/非表示切替制御部とを備えたことを特徴とする。
上記センサ装置は、
患者から生体情報を測定して取得するセンサ部と、
上記取得された生体情報を表示することが可能なセンサ側表示部と、
上記本体側から上記表示/非表示設定情報を取り込むセンサ側設定入力部と、
上記取り込まれた表示/非表示設定情報を記憶するセンサ側設定情報記憶部と、
上記センサ側設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記センサ側表示部に表示するか否かを含む制御を行うセンサ側表示/非表示切替制御部とを備えたことを特徴とする。
この一実施形態の生体情報測定機器では、上記センサ部による生体情報の取得前に予め、上記本体側の医療従事者ID認証部が、医療従事者を特定するための医療従事者IDを取り込んで認証する。上記医療従事者IDが認証された後、上記生体情報の取得前に、上記本体側の設定入力部は、上記表示部に上記生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する。上記本体側の設定情報記憶部は、上記表示/非表示設定情報を記憶する。センサ側設定入力部は、上記本体側から上記表示/非表示設定情報を取り込む。センサ側設定情報記憶部は、上記取り込まれた表示/非表示設定情報を記憶する。その状態で、センサ部は生体情報の測定値を取得する。すると、センサ側表示/非表示切替制御部は、上記センサ側設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記センサ側表示部に表示するか否かの制御を行う。この結果、上記表示/非表示設定情報が表す「予め定められた条件」が満たされているとき上記センサ側表示部に上記生体情報が表示される一方、上記「予め定められた条件」が満たされていないときは、上記センサ側表示部に上記生体情報の表示が禁止される。
また、上記本体側の生体情報取得部が、上記センサ装置から上記生体情報を取得した場合、上記本体側の表示/非表示切替制御部は、上記本体側の設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記本体側の表示部に表示するか否かの制御を行う。この結果、上記表示/非表示設定情報が表す「予め定められた条件」が満たされているとき上記本体側の表示部に上記生体情報が表示される一方、上記「予め定められた条件」が満たされていないときは、上記本体側の表示部に上記生体情報の表示が禁止される。
したがって、この生体情報測定機器によれば、患者に対する精神的ストレスの問題やプライバシーの問題を解消できる。
一実施形態の生体情報測定機器では、上記センサ側表示/非表示切替制御部は、上記センサ部によって生体情報が取得された後、上記本体側から上記医療従事者ID認証部によって医療従事者IDが認証されたことを示す医療従事者ID認証情報を受信したとき、上記センサ側設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容にかかわらず、上記医療従事者ID認証情報の受信直後の一定期間だけ上記センサ側表示部に上記生体情報を表示させる制御を行うことを特徴とする。
この一実施形態の生体情報測定機器では、上記センサ側表示/非表示切替制御部は、上記センサ部によって生体情報が取得された後、上記本体側から上記医療従事者ID認証部によって医療従事者IDが認証されたことを示す医療従事者ID認証情報を受信したとき、上記センサ側設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容にかかわらず、上記医療従事者ID認証情報の受信直後の一定期間だけ上記センサ側表示部に上記生体情報を表示させる制御を行う。したがって、上記表示/非表示設定情報によって上記センサ側表示部に上記生体情報の表示が禁止されている場合であっても、医療従事者は、上記センサ側表示部の表示内容を見ることによって、上記取得された生体情報の測定値を知ることができる。
この発明の生体情報測定システムは、
上記生体情報測定機器と、
上記生体情報測定機器とネットワークを介して通信可能に設けられたサーバとを備え、
上記サーバは、上記生体情報測定機器が設けられた病院で働く医療従事者名と医療従事者IDとを対応付けて記録した医療従事者一覧リストを記憶する記憶部を備え、
上記生体情報測定機器の上記医療従事者ID認証部は、上記サーバの上記記憶部に記憶された上記医療従事者一覧リストに基づいて、上記医療従事者IDを認証することを特徴とする。
上記生体情報測定機器と、
上記生体情報測定機器とネットワークを介して通信可能に設けられたサーバとを備え、
上記サーバは、上記生体情報測定機器が設けられた病院で働く医療従事者名と医療従事者IDとを対応付けて記録した医療従事者一覧リストを記憶する記憶部を備え、
上記生体情報測定機器の上記医療従事者ID認証部は、上記サーバの上記記憶部に記憶された上記医療従事者一覧リストに基づいて、上記医療従事者IDを認証することを特徴とする。
本明細書で、「病院」とは、医院、保健センタなどの名称を問わず、医療に関する診断や治療を行う医療機関を広く指す。
また、「ネットワーク」とは、有線または無線を問わず、ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク(WAN)、インターネットなどのネットワークを広く指す。
この発明の生体情報測定システムでは、既述のように、上記生体情報測定機器は、上記生体情報取得部による生体情報の取得前に予め、医療従事者ID認証部が、医療従事者を特定するための医療従事者IDを取り込んで認証する。上記医療従事者IDが認証された後、上記生体情報の取得前に、設定入力部は、上記表示部に上記生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する。設定情報記憶部は、上記表示/非表示設定情報を記憶する。その状態で、生体情報取得部は生体情報の測定値を取得する。すると、表示/非表示切替制御部は、上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記表示部に表示するか否かの制御を行う。すなわち、上記表示/非表示設定情報が表す「予め定められた条件」が満たされているとき上記表示部に上記生体情報の表示を許容する一方、上記「予め定められた条件」が満たされていないときは、上記表示部に上記生体情報の表示を禁止する制御を行う。したがって、この生体情報測定機器によれば、患者に対する精神的ストレスの問題やプライバシーの問題を解消できる。
電子カルテを導入している医療機関では、電子カルテのプログラムがインストールされたサーバの記憶部に、その病院で働く医療従事者名と医療従事者IDとを対応付けて記録した医療従事者一覧リストが記憶されていることが多い。この生体情報測定システムでは、上記生体情報測定機器の上記医療従事者ID認証部は、上記サーバの上記記憶部に記憶された上記医療従事者一覧リストに基づいて、上記医療従事者IDを認証する。これにより、既存のサーバの記憶部に記憶された医療従事者一覧リストを利用して、上記医療従事者IDの認証を円滑かつ確実に行うことができる。
一実施形態の生体情報測定システムでは、
上記生体情報測定機器は、患者を特定するための患者IDを取り込んで認証する患者ID認証部を備え、
上記サーバは、病院が受付をした患者名と患者IDとを対応付けて記録した患者一覧リストを記憶する記憶部を備え、
上記生体情報測定機器の上記患者ID認証部は、上記サーバの上記記憶部に記憶された上記患者一覧リストに基づいて、上記患者IDを認証することを特徴とする。
上記生体情報測定機器は、患者を特定するための患者IDを取り込んで認証する患者ID認証部を備え、
上記サーバは、病院が受付をした患者名と患者IDとを対応付けて記録した患者一覧リストを記憶する記憶部を備え、
上記生体情報測定機器の上記患者ID認証部は、上記サーバの上記記憶部に記憶された上記患者一覧リストに基づいて、上記患者IDを認証することを特徴とする。
電子カルテを導入している医療機関では、電子カルテのプログラムがインストールされたサーバの記憶部に、上記医療従事者一覧リストに加えて、病院が受付をした患者名と患者IDとを対応付けて記録した患者一覧リストが記憶されていることが多い。この生体情報測定システムでは、上記生体情報測定機器の上記患者ID認証部は、上記サーバの上記記憶部に記憶された上記患者一覧リストに基づいて、上記患者IDを認証する。これにより、既存のサーバの記憶部に記憶された患者一覧リストを利用して、上記患者IDの認証を円滑かつ確実に行うことができる。
また、この発明のセンサ装置は、
患者から生体情報を取得するセンサ装置であって、
1つのケーシングに、
患者から生体情報を測定して取得するセンサ部と、
上記取得された生体情報を表示することが可能な表示部と、
上記生体情報の取得前に、上記表示部に上記生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する設定入力部と、
上記表示/非表示設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記表示部に表示するか否かの制御を行う表示/非表示切替制御部とが搭載されていることを特徴とする。
患者から生体情報を取得するセンサ装置であって、
1つのケーシングに、
患者から生体情報を測定して取得するセンサ部と、
上記取得された生体情報を表示することが可能な表示部と、
上記生体情報の取得前に、上記表示部に上記生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する設定入力部と、
上記表示/非表示設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記表示部に表示するか否かの制御を行う表示/非表示切替制御部とが搭載されていることを特徴とする。
この発明のセンサ装置では、上記生体情報の取得前に、設定入力部は、上記表示部に上記生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する。設定情報記憶部は、上記表示/非表示設定情報を記憶する。その状態で、センサ部は、患者から生体情報を測定して取得する。すると、表示/非表示切替制御部は、上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記表示部に表示するか否かの制御を行う。この結果、上記表示/非表示設定情報が表す「予め定められた条件」が満たされているとき上記表示部に上記生体情報が表示される一方、上記「予め定められた条件」が満たされていないときは、上記表示部に上記生体情報の表示が禁止される。したがって、このセンサ装置によれば、患者に対する精神的ストレスの問題やプライバシーの問題を解消できる。
以上より明らかなように、この発明の生体情報測定機器、生体情報測定システムおよびセンサ装置によれば、予め定められた条件下で測定値の表示を行うことで、患者に対する精神的ストレスの問題やプライバシーの問題を解消できる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、この発明の第1実施形態の生体情報測定システム(全体を符号90Aで示す。)のシステム構成を示している。この生体情報測定システム90Aは、生体情報測定機器としての血圧計100Aと、サーバ200とを、ネットワーク900を介して互いに通信可能に備えている。血圧計100Aには、血圧を測定するためのカフ151がエアホース151Aを介して接続されるとともに、バーコードリーダ152がUSB(Universal Serial Bus)ケーブル152Aを介して接続されている。
図3に示すように、血圧計100Aは、本体100Mと、この本体100Mに搭載された、制御部110と、メモリ120と、操作部130と、表示部140と、生体情報取得部としての測定部150と、通信部190とを含む。
操作部130は、操作ボタン・操作キーなどの操作デバイス(図示せず)が操作者によって操作されたことに応じて、操作された内容に応じた操作信号を制御部110に入力する。特に、この操作部130は、表示部140に生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力するために用いられる。
測定部150は、血圧を測定するためのカフ151と血圧測定部154とを含み、患者から生体情報として最高血圧、最低血圧、脈拍の測定値を取得する。
メモリ120は、血圧計100Aを制御するためのプログラムのデータ、血圧計100Aの各種機能を設定するための設定データ、および、測定結果のデータなどを記憶する。また、メモリ120は、プログラムが実行されるときのワークメモリなどとして用いられる。また、メモリ120は、設定情報記憶部として、上記表示/非表示設定情報を記憶する。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)を含み、メモリ120に記憶された血圧計100Aを制御するためのプログラムに従って、操作部130からの操作信号に応じて、測定部150からの検知信号に基づいて、メモリ120、表示部140、および、通信部190を制御する。
表示部140は、ディスプレイおよびインジケータ等を含み、制御部110からの制御信号に従って所定の情報を表示する(詳しくは後述する。)。
通信部190は、制御部110によって制御されて所定の情報を、ネットワーク900を介して外部の装置に送信したり、外部の装置からの情報を、ネットワーク900を介して受信して制御部110に受け渡したりする。このネットワーク900を介した通信は、無線、有線のいずれでも良い。この実施の形態において、ネットワーク900は、病院内LAN(Local Area Network)であるが、これに限定されず、インターネットを介したネットワークのような他の種類のネットワークであってもよいし、USBケーブルなどを用いた1対1の通信であってもよい。
この例では、既述のように、本体100Mに、ID読取部としてのバーコードリーダ152が、本体100Mに対してUSBケーブル152A(図1参照)を介して着脱可能に接続されている。バーコードリーダ152は、医療従事者や患者が携行するIDカードやリストバンド(バーコードが表示されている)からそれぞれ医療従事者ID、患者IDを読み取るために用いられる。バーコードリーダ152は本体100Mと一体に設けられていても良い。代わりに、IDカードに認証用のICチップが埋め込まれていれば、医療従事者ID、患者IDを、本体100Mと一体に設けられたRFID(Radio Frequency IDenditification)通信部153によって読み取っても良い。
図2に示すように、サーバ200は、制御部210と、記憶部220と、操作部230と、表示部240と、通信部290とを含む。この例では、サーバ200は、汎用のコンピュータ装置に、市販の電子カルテのプログラム(例えば、富士通製電子カルテシステム「HOPE/EGMAIN−EX」(登録商標))をインストールしたものである。
制御部210は、CPU(Central Processing Unit)およびその補助回路を含み、サーバ200の各部を制御し、記憶部220に記憶されたプログラムおよびデータに従って所定の処理を実行し、操作部230、および、通信部290から入力されたデータを処理し、処理したデータを、記憶部220に記憶させたり、表示部240で表示させたり、通信部290から出力させたりする。
記憶部220は、制御部210でプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)と、制御部210で実行するための基本的なプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)とを含む。この記憶部320には、上記電子カルテの管理を行うためのプログラムがインストールされ、また、患者名と患者IDとその患者の生体情報とを対応づけて記録した電子カルテ(後述)が記憶されている。なお、記憶部220の記憶領域を補助するための補助記憶装置の記憶媒体として、磁気ディスク(HD(Hard Disk)、FD(Flexible Disk))、光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc))、光磁気ディスク(MO(Magneto-Optical disk))、または、半導体メモリ(メモリカード、SSD(Solid State Drive))などが用いられてもよい。
操作部230は、キーボードおよびマウスで構成され、ユーザによる操作を示す操作信号を制御部210に入力する。また、操作部230は、キーボードおよびマウスに替えて、または、加えて、タッチパネルなどの他の操作デバイスで構成されるようにしてもよい。
表示部240は、ディスプレイ(たとえば、LCD(Liquid Crystal Display))を含む。表示部240は、制御部210によって制御されて、所定の映像をディスプレイに表示させる。
通信部290は、制御部210からの情報をネットワーク900を介して他の装置に送信するとともに、他の装置からネットワーク900を介して送信されてきた情報を受信して制御部210に受け渡す。
記憶部220には、このような電子カルテが患者(患者ID)毎に記憶されている。
さらに、記憶部220には、この例では、病院で働く医療従事者名と医療従事者IDとを対応付けて記録した医療従事者一覧リストと、病院が受付をした患者名と患者IDとを対応付けて記録した患者一覧リストとが記憶されている。
さて、病院で血圧計100Aが使用される場合、生体情報の測定前に予め、医療従事者(この例では看護師)が操作部130を操作することによって、表示部140に生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報が入力される。
表示/非表示設定情報の入力は、具体的には図5のフローに従って、次のようにして行われる。
まず、医療従事者(この例では看護師)がバーコードリーダ152を用いて、血圧計100Aの本体100Mに、自身のIDカードやリストバンドから医療従事者IDを入力する。すると、制御部110が医療従事者ID認証部として働いて、医療従事者(この例では看護士)を特定するための医療従事者IDを取り込んで認証する(図5のステップS101)。
医療従事者IDが認証された後、医療従事者が例えば操作部130を操作して、患者IDを入力する(図5のステップS102)。この例では、図4A中の左上欄に示すように、患者IDは「1002」であり、その患者IDで特定される患者名は「山田 次郎」であるものとする。なお、測定対象の患者が付近に居るときは、バーコードリーダ152を用いて、その患者のIDカードやリストバンドから患者IDを入力しても良い。バーコードリーダ152を用いて医療従事者ID、患者IDを入力するようにした場合、医療従事者IDの認証や患者IDの認証のための作業が容易になる。
次に、医療従事者が操作部130を操作して、その患者IDで特定される患者について、表示部140に生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する(図5のステップS103)。
具体的には、この例では、医療従事者が操作部130を操作すると、制御部110が設定入力部として働いて、表示部140に、デフォルトでは、次のように表示欄(1)が表示される。
測定値非表示モード: OFF …(1)
測定値非表示モード: OFF …(1)
この測定値非表示モードがOFF(オフ)であるとの表示は、設定条件として生体情報の表示を許容(測定時表示)することを表している。ここで、医療従事者が操作部130を操作すると、この例では次の(2)のように表示欄が切り替えられる。
測定値非表示モード: ON …(2)
測定値非表示モード: ON …(2)
この測定値非表示モードがON(オン)であるとの表示は、設定条件として生体情報の表示を全く禁止(測定時非表示)することを表している。この例では、生体情報の取得中、つまり測定中にも生体情報の表示を禁止することを意味している。この設定は、測定値によって精神的ストレスを受ける患者にとって、有益であると考えられる。
このようにして、制御部110が設定入力部として働いて、表示/非表示設定情報が患者ID毎に入力されて設定される。入力された表示/非表示設定情報は、メモリ120に記憶される。このように表示/非表示設定情報を患者ID毎に設定する場合、医療従事者は、患者(上の例では「山田 次郎」氏)の病状や性格に応じて、測定値を表示部140に表示するか否かを設定できる。
このようにして表示/非表示設定情報が設定された後、血圧の測定は、図6のフローに従って次のようにして行われる。
まず、この例では患者(医療従事者でも良い。)がバーコードリーダ152を用いて、血圧計100Aの本体100Mに、患者のIDカードやリストバンドから患者IDを読み取る。すると、制御部110が患者ID認証部として働いて、患者を特定するための患者IDを取り込んで認証する(図6のステップS201)。この例では、図4A中の左上欄に示したように、患者IDは「1002」であり、その患者IDで特定される患者名は「山田 次郎」であるものとする。患者ID認証後、測定前には、図4A中に示すように、表示部140には、最高血圧、最低血圧、脈拍がいずれも「未測定」と表示される。
次に、この例では患者(医療従事者でも良い。)がカフ151を自分の腕に巻いて、操作部130を操作して、血圧の測定開始を指示する。すると、血圧測定部154によって、最高血圧、最低血圧、脈拍が測定される(図6のステップS202)。最高血圧、最低血圧、脈拍の測定値を表すデータは、制御部110を介して、メモリ120に記憶される。このとき、制御部110が表示/非表示切替制御部として働いて、メモリ120に記憶されている表示/非表示設定情報の内容に応じて、取得された生体情報を表示部140に表示するか否かの制御を行う(図6のステップS202)。
具体的には、表示/非表示設定情報として予め定められた条件が上記(1)「測定値非表示モード: OFF」である場合、図4Bに示すように、表示部140に生体情報として最高血圧、最低血圧、脈拍の測定値が表示される。図4Bの例では、最高血圧が128mmHg、最低血圧が78mmHg、脈拍が70拍/分である。
一方、表示/非表示設定情報として予め定められた条件が上記(2)「測定値非表示モード: ON」である場合、図4Cに示すように、表示部140に生体情報の表示が禁止される。図4Cの例では、最高血圧、最低血圧、脈拍欄にそれぞれ「***」なるマークが表示される。この例では、測定後だけでなく、生体情報の取得中、つまり測定中にも生体情報の表示が禁止されて、最高血圧、最低血圧、脈拍欄にそれぞれ「***」なるマークが表示される。
なお、このように患者に生体情報測定機器(この例では血圧計100A)の操作を許している理由は、比較的元気な患者であれば、患者自ら生体情報の測定を行うことができ、医療従事者がわざわざ測定を行わなくても、患者自らの測定による測定値を利用できるからである。
生体情報の測定後、医療従事者(この例では看護師)がバーコードリーダ152を用いて、血圧計100Aの本体100Mに、自身のIDカードやリストバンドから医療従事者IDを入力する。すると、制御部110が医療従事者ID認証部として働いて、医療従事者(この例では看護士)を特定するための医療従事者IDを取り込んで認証する(図6のステップS203)。この例では、図4D中の右欄に示したように、医療従事者IDは「NS1001」であり、その医療従事者IDで特定される医療従事者名は「御室 花子」であるものとする。
すると、制御部110が表示/非表示切替制御部として働いて、メモリ120に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容にかかわらず、医療従事者IDの認証直後の一定期間(例えば5秒間)だけ表示部140に生体情報を表示させる制御を行う(図6のステップS204)。この結果、図4Dに示すように、一定期間として例えば5秒間だけ、表示部140に生体情報として最高血圧、最低血圧、脈拍の測定値が表示される(図4Dの例では、図4Bの例と同様に、最高血圧128mmHg、最低血圧78mmHg、脈拍70拍/分である)。したがって、上記表示/非表示設定情報によって表示部140に生体情報の表示が禁止されている場合であっても、医療従事者(この例では看護師)は、表示部140の表示内容を見ることによって、取得された生体情報の測定値を知ることができる。
なお、この実施形態では、医療従事者IDの認証および患者IDの認証は、
i) 血圧計100Aが取り込んだ医療従事者IDまたは患者IDをサーバ200へ送信し、
ii) サーバ200において、制御部210が、受信した医療従事者IDまたは患者IDと記憶部220に記憶されている医療従事者一覧リスト、患者一覧リストに挙げられている医療従事者ID、患者IDとを対比し、
iii) サーバ200が互いに一致する医療従事者ID、患者IDが存在するか否かを表す情報を血圧計100Aへ返信する
ことによって行われる。
i) 血圧計100Aが取り込んだ医療従事者IDまたは患者IDをサーバ200へ送信し、
ii) サーバ200において、制御部210が、受信した医療従事者IDまたは患者IDと記憶部220に記憶されている医療従事者一覧リスト、患者一覧リストに挙げられている医療従事者ID、患者IDとを対比し、
iii) サーバ200が互いに一致する医療従事者ID、患者IDが存在するか否かを表す情報を血圧計100Aへ返信する
ことによって行われる。
電子カルテを導入している医療機関では、電子カルテのプログラムがインストールされたサーバの記憶部に、医療従事者一覧リストや患者一覧リストが記憶されていることが多い。この生体情報測定システム90Bでは、医療従事者IDの認証および患者IDの認証は、そのようなサーバの記憶部に記憶された医療従事者一覧リスト、患者一覧リストに基づいて行われる。これにより、既存のサーバの記憶部に記憶された医療従事者一覧リストや患者一覧リストを利用して、医療従事者IDの認証および患者IDの認証を円滑かつ確実に行うことができる。
ただし、医療従事者一覧リスト、患者一覧リストを血圧計100Aのメモリ120に記憶させておき、血圧計100Aにおいて、制御部110が、バーコードリーダ152によって取り込んだ医療従事者IDまたは患者IDとメモリ120に記憶されている医療従事者一覧リスト、患者一覧リストに挙げられている医療従事者ID、患者IDとを対比することによって、認証を行っても良い。これにより、医療従事者IDの認証および患者IDの認証を迅速に行うことができる。
また、サーバ200は、電子カルテのプログラムがインストールされた第1のサーバと、この第1のサーバから医療従事者一覧リストや患者一覧リストのデータを受けて記憶した第2のサーバとに、分かれていても良い。その場合、医療従事者IDの認証および患者IDの認証のために、生体情報測定機器(この例では血圧計100A)は、第2のサーバにアクセスすれば足りる。
また、上記表示/非表示設定情報の入力は、本体100Mに設けられた操作部130に対する医療従事者の操作によって入力するものとしたが、これに限られるものではない。上記本体100Mの外部、例えばサーバ200や図示しない病院内のコンピュータ端末からネットワーク900を介して本体100Mに上記表示/非表示設定情報を入力しても良い。
図7は、この発明の第2実施形態の生体情報測定システム(全体を符号90Bで示す。)のシステム構成を示している。この生体情報測定システム90Bは、生体情報測定機器100Bと、サーバ200とを、ネットワーク900を介して互いに通信可能に備えている。生体情報測定機器100Bには、図1の血圧計100Aにおけるのと同様に、血圧を測定するためのカフ151がエアホース151Aを介して接続されるとともに、バーコードリーダ152がUSB(Universal Serial Bus)ケーブル152Aを介して接続されている。さらに、生体情報測定機器100Bには、患者の体温を測定するセンサ装置としての体温計300と、患者のSpO2(動脈血酸素飽和度)測定するセンサ装置としてのパルスオキシメータ400とが、無線で通信可能に接続されている。なお、この第2実施形態において、図1〜図3中の構成要素と同じ構成要素については、同じ符号を用いて、適宜個々の詳細な説明を省略する。
図8に示すように、生体情報測定機器100Bの測定部150は、血圧を測定するためのカフ151と血圧測定部154とからなる血圧計100A′と、体温計300と、パルスオキシメータ400と、上記体温計300やと無線通信を行うためのRFID通信部153とを含む。この測定部150によって取得された様々な種類の生体情報(主に血圧、体温、SpO2)は、制御部110に入力される。このように、この生体情報測定機器100Bによれば、取得可能な生体情報のバリエーションを容易に増やすことができる。
図9に示すように、体温計300は、ケーシング300Mと、このケーシング300Mに搭載された、制御部310と、メモリ320と、センサ部330と、センサ側表示部としての表示部340と、RFID通信部390とを含む。
センサ部330は、温度センサを含み、患者の体温を測定して取得する。
メモリ320は、体温計300を制御するためのプログラムのデータ、体温計300の各種機能を設定するための設定データ、および、測定結果のデータなどを記憶する。また、メモリ320は、プログラムが実行されるときのワークメモリなどとして用いられる。また、メモリ320は、センサ側設定情報記憶部として、表示部340に生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を記憶することができる。
制御部310は、CPU(Central Processing Unit)を含み、メモリ320に記憶された体温計300を制御するためのプログラムに従って、センサ部330からの検知信号に基づいて、メモリ320、表示部340、および、RFID通信部390を制御する。
表示部340は、この例ではLCD(液晶表示素子)からなり、制御部310からの制御信号に従って所定の情報を表示する(詳しくは後述する。)。
RFID通信部390は、制御部310によって制御されて所定の情報を、生体情報測定機器100Bの本体100M側へ無線で送信したり、本体100M側からの情報を、無線で受信して制御部310に受け渡したりする。
図10に示すように、パルスオキシメータ400は、ケーシング400Mと、このケーシング400Mに搭載された、制御部410と、メモリ420と、センサ部430と、センサ側表示部としての表示部440と、RFID通信部490とを含む。
センサ部430は、発光部と受光部とを含み、患者のSpO2(動脈血酸素飽和度)を測定する。
メモリ420は、パルスオキシメータ400を制御するためのプログラムのデータ、パルスオキシメータ400の各種機能を設定するための設定データ、および、測定結果のデータなどを記憶する。また、メモリ420は、プログラムが実行されるときのワークメモリなどとして用いられる。また、メモリ420は、センサ側設定情報記憶部として、表示部440に生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を記憶することができる。
制御部410は、CPU(Central Processing Unit)を含み、メモリ420に記憶されたパルスオキシメータ400を制御するためのプログラムに従って、センサ部430からの検知信号に基づいて、メモリ420、表示部440、および、RFID通信部490を制御する。
表示部440は、この例ではLCD(液晶表示素子)からなり、制御部410からの制御信号に従って所定の情報を表示する(詳しくは後述する。)。
RFID通信部490は、制御部410によって制御されて所定の情報を、生体情報測定機器100Bの本体100M側へ無線で送信したり、本体100M側からの情報を、無線で受信して制御部410に受け渡したりする。
さて、病院で生体情報測定機器100Bが使用される場合、生体情報の測定前に予め、医療従事者(この例では看護師)が本体100M側で操作部130を操作することによって、表示部140に生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報が入力される。
本体100M側での表示/非表示設定情報の入力は、第1実施形態におけるのと全く同様に、図5のフローに従って行われる(重複する説明は省略する。)。入力された表示/非表示設定情報は、メモリ120に記憶される。
その状態で、医療従事者が体温計300とパルスオキシメータ400を本体100Mの特にRFID通信部190に接近させるものとする。すると、図14のフローに示すように、体温計300とパルスオキシメータ400のRFID通信部390,490がそれぞれセンサ側設定入力部として働いて本体100M側から表示/非表示設定情報を受信する(図14のステップS301でYES)。体温計300やパルスオキシメータ400が受信した表示/非表示設定情報は、制御部310,410によって取り込まれ、それぞれメモリ320,420に記憶される(図14のステップS302)。
このようにして体温計300やパルスオキシメータ400側に表示/非表示設定情報が設定された後、体温とSpO2の測定は、図15のフローに従って次のようにして行われる。なお、体温とSpO2の測定前には、図12A,図13A中に示すように、表示部340,440には、体温とSpO2がいずれも「Low」と表示される。また、図11A中に示すように、本体100M側の表示部140には、体温とSpO2がいずれも「未測定」と表示される。
この例では患者(医療従事者でも良い。)が体温計300とパルスオキシメータ400を用いて、それぞれ体温とSpO2の測定を開始する。これにより、体温計300とパルスオキシメータ400のセンサ部330,430は生体情報の測定値を取得する(図15のステップS401)。このとき、体温計300とパルスオキシメータ400の制御部310,410がそれぞれセンサ側表示/非表示切替制御部として働いて、メモリ320,420に記憶されている表示/非表示設定情報の内容に応じて、取得された体温とSpO2の測定値を表示部340,440に表示するか否かの制御を行う(図15のステップS401)。
具体的には、表示/非表示設定情報として予め定められた条件が上記(1)「測定値非表示モード: OFF」である場合、図12B,図13B中に示すように、表示部340,440に生体情報としてそれぞれ体温、SpO2の測定値が表示される。図12Bの例では、体温が36.8℃であり、図13Bの例ではSpO2が98%である。このとき、患者が体温計300とパルスオキシメータ400を本体100Mの特にRFID通信部190に接近させるものとする。その場合、体温計300とパルスオキシメータ400から本体100Mへ無線(RFID)通信によってそれぞれ体温、SpO2の測定値が転送されて、図11B中に示すように、本体100M側の表示部140には、体温の測定値(36.8℃)とSpO2の測定値(98%)がそれぞれ表示される(図11B〜図11Dの表示例は、体温計300とパルスオキシメータ400による測定と血圧計100A′による測定とを並行して行った場合の表示例を示している。)。
一方、表示/非表示設定情報として予め定められた条件が上記(2)「測定値非表示モード: ON」である場合、図12C,図13Cに示すように、表示部340,440に生体情報の表示が禁止される。図12C,図13Cの例では、体温、SpO2欄にそれぞれ「***」、「**」なるマークが表示される。この例では、測定後だけでなく、生体情報の取得中、つまり測定中にも生体情報の表示が禁止されて、体温、SpO2欄にそれぞれ「***」、「**」なるマークが表示される。このとき、患者が体温計300とパルスオキシメータ400を本体100Mの特にRFID通信部190に接近させるものとする。その場合、体温計300とパルスオキシメータ400から本体100Mへ無線(RFID)通信によってそれぞれ体温、SpO2の測定値が転送される。しかし、図11C中に示すように、制御部110によって生体情報の表示が禁止されて、本体100M側の表示部140には、体温、SpO2欄にそれぞれ「***」なるマークが表示される。
生体情報の測定後、図6のステップS203に示したのと同様に、医療従事者(この例では看護師)がバーコードリーダ152を用いて、生体情報測定機器100Bの本体100Mに、自身のIDカードやリストバンドから医療従事者IDを入力する。すると、制御部110が医療従事者ID認証部として働いて、医療従事者(この例では看護士)を特定するための医療従事者IDを取り込んで認証する。この例では、図11D中の右欄に示したように、医療従事者IDは「NS1001」であり、その医療従事者IDで特定される医療従事者名は「御室 花子」であるものとする。
すると、図6のステップS204に示したのと同様に、本体100Mの制御部110が表示/非表示切替制御部として働いて、メモリ120に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容にかかわらず、医療従事者IDの認証直後の一定期間(例えば5秒間)だけ表示部140に生体情報を表示させる制御を行う。この結果、図11D中に示すように、一定期間として例えば5秒間だけ、本体100M側の表示部140には、体温の測定値(36.8℃)とSpO2の測定値(98%)がそれぞれ表示される。したがって、上記表示/非表示設定情報によって本体100M側の表示部140に生体情報の表示が禁止されている場合であっても、医療従事者(この例では看護師)は、本体100M側の表示部140の表示内容を見ることによって、取得された生体情報の測定値を知ることができる。
このとき、医療従事者(患者でも良い。)が体温計300とパルスオキシメータ400を本体100Mの特にRFID通信部190に接近させるものとする。その場合、本体100Mから体温計300とパルスオキシメータ400へ無線(RFID)通信によってそれぞれ、本体100M側で医療従事者IDが認証されたことを示す情報(医療従事者ID認証情報)が転送される。体温計300とパルスオキシメータ400側では、医療従事者ID認証情報を受信したとき(図15のステップS402でYES)、制御部310,410がそれぞれセンサ側表示/非表示切替制御部として働いて、メモリ320,420に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容にかかわらず、上記医療従事者ID認証情報の受信直後の一定期間(例えば5秒間)だけ表示部340,440に生体情報を表示させる制御を行う(図15のステップS403)。この結果、図12D,図13D中に示すように、一定期間として例えば5秒間だけ、センサ側の表示部340,440には、体温の測定値(36.8℃)とSpO2の測定値(98%)がそれぞれ表示される。したがって、上記表示/非表示設定情報によってセンサ側の表示部340,440に生体情報の表示が禁止されている場合であっても、医療従事者は、表示部340,440の表示内容を見ることによって、取得された生体情報の測定値を知ることができる。
上の説明では、体温計300とパルスオキシメータ400による測定(および血圧計100A′による測定)を並行して行うものとしたが、これに限られるものではない。体温計300とパルスオキシメータ400による測定はそれぞれ単独で行っても良い。その場合、未測定の生体情報については、本体100M側の表示部140の表示は「未測定」のまま留まり、センサ側の表示部340または440の表示は「Low」のまま留まる。
なお、生体情報が取得された直後の一定期間は、周囲の入院患者が表示部140を覗き込むのを遠慮することがあり、プライバシーの問題は生じにくいと考えられる。また、患者の中には、測定値によって精神的ストレスを受けず、むしろ測定値を知るのが好ましい人もいる。そこで、表示/非表示設定情報が表す「予め定められた条件」としては、単に表示部140に生体情報の表示を許容するか否か(測定値非表示モードONまたはOFF)のほかに、一定期間だけ生体情報の表示を許容する条件などを含むことができる。一定期間だけ生体情報の表示を許容する場合は、表示部140に例えば次の(3)のように表示欄を表示して、医療従事者に選択させれば良い。
測定値非表示モード: 5秒後にON …(3)
測定値非表示モード: 5秒後にON …(3)
この測定値非表示モードが5秒後にONであるとの表示は、一定期間として例えば測定直後の5秒間だけ生体情報の表示を許容し、それ以降の表示を禁止することを表している。この結果、患者自身は、取得された生体情報の測定値を知ることができる。
上の実施形態では、生体情報測定機器100Bが測定する「生体情報」は、主に血圧、体温、SpO2であるものとした。当然ながら、この発明はこれに限られるものではなく、この発明の生体情報測定機器は、その他に脈拍、呼吸数など、患者の生体に関する情報を広く測定するものであっても良い。
90A,90B 生体情報測定システム
100A 血圧計
100B 生体情報測定機器
200 サーバ
300 体温計
400 パルスオキシメータ
900 ネットワーク
100A 血圧計
100B 生体情報測定機器
200 サーバ
300 体温計
400 パルスオキシメータ
900 ネットワーク
Claims (11)
- 患者から少なくとも1種類以上の生体情報を取得する生体情報測定機器であって、
本体と、
生体情報を取得する生体情報取得部と、
上記本体に搭載され、上記取得された生体情報を表示することが可能な表示部と、
医療従事者を特定するための医療従事者IDを取り込んで認証する医療従事者ID認証部と、
上記医療従事者IDが認証された後、上記生体情報の取得前に、上記表示部に上記生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する設定入力部と、
上記表示/非表示設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記表示部に表示するか否かの制御を行う表示/非表示切替制御部とを備えたことを特徴とする生体情報測定機器。 - 請求項1に記載の生体情報測定機器において、
患者を特定するための患者IDを取り込んで認証する患者ID認証部を備え、
上記表示/非表示設定情報は上記患者ID毎に設定されることを特徴とする生体情報測定機器。 - 請求項1または2に記載の生体情報測定機器において、
上記表示/非表示設定情報が表す上記予め定められた条件は、上記生体情報が取得された直後の一定期間だけ上記生体情報の表示を許容するという条件であることを特徴とする生体情報測定機器。 - 請求項1から3までのいずれか一つに記載の生体情報測定機器において、
上記表示/非表示設定情報が表す上記予め定められた条件が、上記表示部に上記生体情報の表示を禁止するものである場合、さらに上記生体情報の取得中に上記生体情報の表示を禁止する条件を含むことを特徴とする生体情報測定機器。 - 請求項1から4までのいずれか一つに記載の生体情報測定機器において、
上記表示/非表示切替制御部は、上記生体情報取得部によって生体情報が取得された後、上記医療従事者ID認証部によって医療従事者IDが認証されたとき、上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容にかかわらず、上記医療従事者IDの認証直後の一定期間だけ上記表示部に上記生体情報を表示させる制御を行うことを特徴とする生体情報測定機器。 - 請求項1から5までのいずれか一つに記載の生体情報測定機器において、
上記生体情報取得部は、上記本体の外部に設けられたセンサ装置から上記生体情報を取得することを特徴とする生体情報測定機器。 - 請求項6に記載の生体情報測定機器において、
上記センサ装置は、
患者から生体情報を測定して取得するセンサ部と、
上記取得された生体情報を表示することが可能なセンサ側表示部と、
上記本体側から上記表示/非表示設定情報を取り込むセンサ側設定入力部と、
上記取り込まれた表示/非表示設定情報を記憶するセンサ側設定情報記憶部と、
上記センサ側設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記センサ側表示部に表示するか否かを含む制御を行うセンサ側表示/非表示切替制御部とを備えたことを特徴とする生体情報測定機器。 - 請求項7に記載の生体情報測定機器において、
上記センサ側表示/非表示切替制御部は、上記センサ部によって生体情報が取得された後、上記本体側から上記医療従事者ID認証部によって医療従事者IDが認証されたことを示す医療従事者ID認証情報を受信したとき、上記センサ側設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容にかかわらず、上記医療従事者ID認証情報の受信直後の一定期間だけ上記センサ側表示部に上記生体情報を表示させる制御を行うことを特徴とする生体情報測定機器。 - 請求項1に記載の生体情報測定機器と、
上記生体情報測定機器とネットワークを介して通信可能に設けられたサーバとを備え、
上記サーバは、上記生体情報測定機器が設けられた病院で働く医療従事者名と医療従事者IDとを対応付けて記録した医療従事者一覧リストを記憶する記憶部を備え、
上記生体情報測定機器の上記医療従事者ID認証部は、上記サーバの上記記憶部に記憶された上記医療従事者一覧リストに基づいて、上記医療従事者IDを認証することを特徴とする生体情報測定システム。 - 請求項9に記載の生体情報測定システムにおいて、
上記生体情報測定機器は、患者を特定するための患者IDを取り込んで認証する患者ID認証部を備え、
上記サーバは、病院が受付をした患者名と患者IDとを対応付けて記録した患者一覧リストを記憶する記憶部を備え、
上記生体情報測定機器の上記患者ID認証部は、上記サーバの上記記憶部に記憶された上記患者一覧リストに基づいて、上記患者IDを認証することを特徴とする生体情報測定システム。 - 患者から生体情報を取得するセンサ装置であって、
1つのケーシングに、
患者から生体情報を測定して取得するセンサ部と、
上記取得された生体情報を表示することが可能な表示部と、
上記生体情報の取得前に、上記表示部に上記生体情報の表示を許容するか否かを含む予め定められた条件を表す表示/非表示設定情報を入力する設定入力部と、
上記表示/非表示設定情報を記憶する設定情報記憶部と、
上記設定情報記憶部に記憶されている上記表示/非表示設定情報の内容に応じて、上記取得された生体情報を上記表示部に表示するか否かの制御を行う表示/非表示切替制御部とが搭載されたことを特徴とするセンサ装置。
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Family Applications (1)
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-
2012
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