JP2013143730A - 撮像素子、撮像装置、電子機器および撮像方法 - Google Patents

撮像素子、撮像装置、電子機器および撮像方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理にかかる負荷を軽減させる。
【解決手段】撮像素子には、一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置されている。また、撮像素子は、各画素からの画像信号を、各画素群を構成する一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする。
【選択図】図1

Description

本技術は、撮像素子に関する。詳しくは、複数の画素について画素加算を行う撮像素子、これを備える撮像装置、電子機器、および、これらにおける撮像方法に関する。
近年、人物等の被写体を撮像して画像(画像データ)を生成し、この生成された画像(画像データ)を画像コンテンツ(画像ファイル)として記録する電子機器(例えば、デジタルスチルカメラ等の撮像装置)が普及している。これらの電子機器に用いられる撮像素子として、CCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等が普及している。
例えば、複数種類の画素を備える撮像素子が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010−62785号公報
上述の従来技術では、カメラブレを適切に補正した高ダイナミックレンジ画像を生成することができる。
このように、上述の従来技術では、適切に補正された画像を生成することができる。ここで、撮像素子から出力された画像信号については、所定の画像処理が行われる。例えば、撮像素子は、複数種類の画素(例えば、G画素、R画素、B画素)により構成されるため、これらから出力された画像信号については、各画素の位置を補正するための特別な演算処理を行うことがある。このように、撮像素子から出力された画像信号については各種の画像処理を行う必要があるため、これらの画像処理にかかる負荷を軽減させることが重要である。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、画像処理にかかる負荷を軽減させることを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の上記第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置され、上記各画素からの画像信号を、上記各画素群を構成する上記一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像素子およびその撮像方法である。これにより、各画素からの画像信号を、各画素群を構成する一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とするという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、特定方向における上記第1画素群および上記第2画素群により構成されるラインのうち、所定期間内に連続した露光により長時間露光画像を生成するための画素により構成されるラインを第1ラインとし、上記特定方向における上記第1画素群および上記第2画素群により構成されるラインのうち、上記所定期間内に断続した露光により複数の短時間露光画像を生成するための画素により構成されるラインを第2ラインとして、上記第1ラインおよび上記2ラインが上記特定方向に直交する直交方向において交互に配置されるようにしてもよい。これにより、第1ラインおよび2ラインが特定方向に直交する直交方向において交互に配置される各画素からの画像信号をアナログ加算して出力信号とするという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第1画素群および上記第2画素群を、特定方向に2画素が配置され、上記特定方向に直交する直交方向に2画素が配置される行列状の画素群とするようにしてもよい。これにより、特定方向に2画素が配置され、直交方向に2画素が配置される行列状の画素群を構成する各画素からの画像信号をアナログ加算して出力信号とするという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第1画素群を構成する上記一対の第1の分光感度の画素の上記第1画素群における位置と、上記第2画素群を構成する上記一対の第1の分光感度の画素の上記第2画素群における位置とを同一とするようにしてもよい。これにより、一対の第1の分光感度の画素の画素群における位置を同一とする画素群を構成する各画素からの画像信号をアナログ加算して出力信号とするという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、斜め方向において上記第1の分光感度の画素により構成されるラインを第1ラインとし、上記斜め方向において上記第2の分光感度の画素により構成されるラインを第2ラインとし、上記斜め方向において上記第3の分光感度の画素により構成されるラインを第3ラインとして、上記斜め方向に直交する直交方向において上記第1ラインと、上記第2ラインおよび第3ラインとが交互に配置されるようにしてもよい。これにより、斜め方向に直交する直交方向において第1ラインと、第2ラインおよび第3ラインとが交互に配置される各画素からの画像信号をアナログ加算して出力信号とするという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記各画素群を構成する各画素で1つのフローティングディフュージョンを共有し、上記一対の各分光感度の画素毎に露光開始および終了タイミングを制御することにより上記一対の各分光感度の画素毎の画像信号をアナログ加算するようにしてもよい。これにより、一対の各分光感度の画素毎に露光開始および終了タイミングを制御することにより、一対の各分光感度の画素毎の画像信号をアナログ加算するという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記第1の分光感度の画素を、G画素とし、上記第2の分光感度の画素を、R画素とし、上記第3の分光感度の画素を、B画素とするようにしてもよい。これにより、G画素、R画素、B画素からの画像信号をアナログ加算して出力信号とするという作用をもたらす。
また、本技術の第2の側面は、一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の上記第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置され、上記各画素からの画像信号を、上記各画素群を構成する上記一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像素子と、上記一対の第1の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第1画像データと、上記一対の第2の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第2画像データと、上記一対の第3の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第3画像データとを用いて画像処理を行う画像処理部とを具備する撮像装置およびその撮像方法である。これにより、各画素からの画像信号を、各画素群を構成する一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とし、これらの各出力信号を用いて画像処理を行うという作用をもたらす。
また、この第2の側面において、上記画像処理部は、上記第1画像データにより構成される第1フレームと、上記第2画像データおよび上記第3画像データにより構成される第2フレームとを用いて上記画像処理を行うようにしてもよい。これにより、第1画像データにより構成される第1フレームと、第2画像データおよび第3画像データにより構成される第2フレームとを用いて画像処理を行うという作用をもたらす。
また、この第2の側面において、上記第2フレームは、上記第2画像データにより構成されるラインと、上記第3画像データにより構成されるラインとが斜め方向において交互に配置されるようにしてもよい。これにより、第2画像データにより構成されるラインと、第3画像データにより構成されるラインとが斜め方向において交互に配置される第2フレームを用いて画像処理を行うという作用をもたらす。
また、本技術の第3の側面は、一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の上記第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置され、上記各画素からの画像信号を、上記各画素群を構成する上記一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像素子と、上記一対の第1の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第1画像データと、上記一対の第2の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第2画像データと、上記一対の第3の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第3画像データとを用いて画像処理を行う画像処理部と、上記画像処理が施された画像データの出力制御または記録制御を行う制御部とを具備する電子機器およびその撮像方法である。これにより、各画素からの画像信号を、各画素群を構成する一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とし、これらの各出力信号を用いて画像処理を行い、この画像処理が施された画像データの出力制御または記録制御を行うという作用をもたらす。
本技術によれば、画像処理にかかる負荷を軽減させることができるという優れた効果を奏し得る。
本技術の第1の実施の形態における撮像素子100の受光部に装着されるカラーフィルタの画素配列の一例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における撮像素子100に備えられている画素の基本回路の構成例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における撮像素子100の画素制御回路および画素配線の構成例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における撮像素子100の画素制御回路および画素配線の構成例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における撮像素子100を構成する各画素への制御信号を模式的に表すタイミングチャートである。 本技術の第1の実施の形態における撮像装置600の機能構成例を示すブロック図である。 本技術の第1の実施の形態における撮像装置600において行われる画像処理の流れを模式的に示す図である。 本技術の第2の実施の形態における撮像素子100の受光部に装着されるカラーフィルタの画素配列の一例を示す図である。 本技術の第2の実施の形態における撮像素子100を構成する各画素への制御信号を模式的に表すタイミングチャートである。 本技術の第2の実施の形態における撮像装置600において行われる画像処理の流れを模式的に示す図である。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(画素共有単位内の各画素からの画像信号を、同一種類の画素毎にアナログ加算して出力信号とする例)
2.第2の実施の形態(複数の画素について周期的に露光期間を変更して読み出しを行う撮像素子の例)
<1.第1の実施の形態>
[カラーフィルタの画素配列例]
図1は、本技術の第1の実施の形態における撮像素子100の受光部に装着されるカラーフィルタの画素配列の一例を示す図である。図1において、各矩形は画素を模式的に表すものである。
また、本技術の第1の実施の形態では、G(Green:緑)、R(Red:赤)、B(Blue:青)からなるRGB3色のカラーフィルタ(CF:Color Filter)を例にして示す。また、各矩形の内部には、カラーフィルタの種類を示す記号を示す。
ここで、図1に示す点線の矩形101、102は、FD(フローティングディフュージョン)を複数の画素で共有する画素共有単位を示す。図1では、水平方向(特定方向)に2画素が配置され、垂直方向に2画素が配置される行列状の画素群を画素共有単位とする例を示す。また、点線の矩形101内の一対のG画素の画素共有単位における位置と、点線の矩形102内の一対のG画素の画素共有単位における位置とが同一である。すなわち、画素共有単位内において、斜め方向の2画素が同一色になるように配置されている。また、一対のG画素および一対のR画素を含む画素共有単位と、一対のG画素および一対のB画素を含む画素共有単位とが、市松状に配置されている。
また、斜め方向においてG画素により構成されるライン(第1ライン)と、斜め方向においてR画素により構成されるライン(第2ライン)と、斜め方向においてB画素により構成されるライン(第3ライン)とが交互に配置される。すなわち、斜め方向に直交する直交方向において、第1ラインと、第2ラインおよび第3ラインとが交互に配置されている。
なお、本技術の第1の実施の形態では、第1の分光感度の画素をG画素とし、第2の分光感度の画素をR画素とし、第3の分光感度の画素をB画素とする例を示す。
[画素の基本回路の構成例]
図2は、本技術の第1の実施の形態における撮像素子100に備えられている画素の基本回路の構成例を示す図である。
ここで、近年では、画素の微細化が進行しているため、FD(フローティングディフュージョン)を複数の画素で共有する方式が用いられることがある。そこで、図2では、4画素(縦2画素×横2画素)でFDを共有する画素回路の構成例を示す。
撮像素子100は、受光部であるフォトダイオード(PD)pd0乃至pd3と、フローティングディフュージョン(FD)fdと、画素転送トランジスタtrs0乃至trs3とを備える。すなわち、フォトダイオード(PD)pd0乃至pd3が、1つのfdに、画素転送トランジスタtrs0乃至trs3を介して接続されている4画素共有画素回路を示す。また、撮像素子100は、増幅トランジスタtraと、リセットトランジスタtrrと、選択トランジスタtrsとを備える。
また、これらの各画素は、画素転送制御信号線(画素転送ゲート制御信号線)trg0乃至trg3と、画素読み出し選択制御信号線selと、垂直信号線(読み出し線)vslと、画素リセット制御信号線rstとに接続されている。
画素に照射された光は、フォトダイオードpd0乃至pd3において電子に変換され、光量に応じた電荷がフォトダイオードpd0乃至pd3に蓄積される。また、画素転送トランジスタtrs0乃至trs3は、フォトダイオードpd0乃至pd3とフローティングディフュージョンfdとの間の電荷転送を制御する。そして、画素転送トランジスタtrs0乃至trs3のゲート電極に画素転送制御信号線trg0乃至trg3の信号が印加されることにより、フォトダイオードpd0乃至pd3に蓄積された電荷が、フローティングディフュージョンfdに転送される。
フローティングディフュージョンfdは、増幅トランジスタtraのゲート電極と繋がっている。選択トランジスタtrsのゲート電極に画素読み出し選択制御信号線selの制御信号が印加されていると、垂直信号線vslからフローティングディフュージョンfdに蓄積された電荷に応じた電圧を信号として読み出すことができる。
リセットトランジスタtrrのゲート電極に画素リセット制御信号線rstのリセット信号が印加されると、フローティングディフュージョンfdに蓄積された電荷は、リセットトランジスタtrrを通じて流れるため、電荷蓄積状態がリセットされる。
ここで、フローティングディフュージョンfdを共有することにより得られる効果について説明する。例えば、通常は、1つの画素ずつフォトダイオードpdからフローティングディフュージョンfdに電荷を転送して、その微小電位変移を増幅回路を介して増幅し、その電圧変移をA/D変換して読み出す。これに対して、フローティングディフュージョンfdを共有する場合には、複数の画素の電荷を同時にフローティングディフュージョンfdに転送することができるため、複数の画素の加算情報を一度のA/D変換で読み出すことができる。このように、フローティングディフュージョンfdの加算読み出し方法を用いることにより、フレームレートを倍速化することができ、かつ、SNR(Signal to Noise Ratio)を改善することができる。
[画素制御回路および画素配線の構成例]
図3は、本技術の第1の実施の形態における撮像素子100の画素制御回路および画素配線の構成例を示す図である。
撮像素子100は、画素1乃至9と、主制御部210と、垂直駆動制御部220と、読み出し電流源部230と、水平転送部240と、DAC(D/Aコンバータ)250と、比較器261乃至263と、CNT(カウンタ回路)271乃至273とを備える。なお、画素1乃至9、比較器261乃至263、CNT271乃至273については、その一部のみを示し、他の図示を省略する。
画素1乃至9は、図1に示す各画素、図2に示す各画素に対応する画素であり、マトリクス状(行列状)に配置されている。
主制御部210は、メモリ(図示せず)に格納されている制御プログラムに基づいて撮像素子100における各部を制御するものである。例えば、主制御部210は、垂直駆動制御部220にどの行を読み出すかを指定するための指示を出す。また、主制御部210は、DAC250およびCNT271乃至273にクロックを分配する。
垂直駆動制御部220は、主制御部210からの指示に基づいて、ロウ方向に配線されている各信号線281乃至283(RST、TRG、SEL)を制御して、各画素と、垂直信号線(VSL)291乃至293との間のスイッチをオン/オフするものである。そして、画素と垂直信号線VSLとの間のスイッチをオンされた場合には、その画素に蓄積された電荷だけ、垂直信号線VSLの電位が変化する。このように、垂直駆動制御部220による各信号線の制御により、画素の一連の読み出し制御が行われる。なお、各信号線については、図4を参照して詳細に説明する。また、各信号線の制御については、図5を参照して詳細に説明する。
読み出し電流源部230は、各画素1乃至9に画素信号読出用の動作電流(読出電流)を供給するものである。
DAC250は、主制御部210から分配されたクロックに基づいて、ランプ波を比較器261乃至263に供給するものである。
比較器261は、DAC250から供給されるランプ波と、垂直信号線(VSL)291の電位とを比較する比較器であり、そのランプ波と垂直信号線(VSL)291の電位との比較結果をCNT271に出力する。なお、比較器262、263についても同様であるため、ここでの説明を省略する。
CNT271は、比較器261の比較時間をカウントし、そのカウント結果を保持するものである。そして、CNT271は、DAC250から供給されるランプ波と、垂直信号線(VSL)291の電位とが交差した旨の比較結果が比較器261から出力された場合には、カウント動作を停止し、A/D(Analog/Digital)変換を終了する。なお、CNT272、273についても同様であるため、ここでの説明を省略する。
水平転送部240は、CNT271乃至273による全ての列のAD変換が終了した後に、CNT271乃至273に保持されているカウント結果を画像データ(デジタルデータ)として水平転送するものである。
[画素制御回路および画素配線の構成例]
図4は、本技術の第1の実施の形態における撮像素子100の画素制御回路および画素配線の構成例を示す図である。図4では、図3に示す画素制御回路および画素配線の構成のうち、画素および配線のみを示し、他の構成については、図示を省略する。
図4に示す複数の画像(画素R1乃至画素R16)は、図2に示す構造を備える画素であり、撮像素子100において2次元正方格子状に配置されている。また、画素を示す各矩形の内部には、カラーフィルタの種類(R、G、B)および識別番号(1乃至16)を付して示す。
また、図4では、1つのFD(フローティングディフュージョン)を共有する4つの画素を点線の矩形421乃至424で囲んで示す。例えば、点線の矩形421内の各画素は、図1に示す点線の矩形101内の各画素に対応する。また、点線の矩形422内の各画素は、図1に示す点線の矩形102内の各画素に対応する。
水平方向の各ラインにおいて、画素転送制御信号線(TRG)401、402等と、画素読み出し選択制御信号線(SEL)403等と、画素リセット制御信号線(RST)404等とが配線されている。上述したように、垂直駆動制御部220による各信号線の選択制御により、ある1つの画素を指定して出力対象とすることができる。このため、各画素を順次選択しながら時分割で全画素の信号を読み出すことができる。なお、これらの各信号線は、図3に示す各信号線281乃至283に対応する。
また、垂直カラム方向に垂直信号線(VSL)413、414が配線されており、同じ垂直カラム上にある画素が1つの読み出し線を共有する。なお、垂直信号線(VSL)413、414は、図3に示す垂直信号線(VSL)291乃至293に対応する。
[制御信号のタイミングチャート例]
図5は、本技術の第1の実施の形態における撮像素子100を構成する各画素への制御信号を模式的に表すタイミングチャートである。図5では、図4に示す画素R1乃至R16に対応するタイミングチャートを示す。また、図5に示す横軸は、時間軸である。また、図5に示す各波形には、対応する図4に示す信号線と同一の符号を付して説明する。
最初に、時間t0のタイミングで、画素リセット制御信号線(RST)404、画素転送制御信号線(TRG)401、406がON(Hアクティブ)される。これにより、画素R1および画素R6が同時にリセットされる。そして、そのリセット動作終了後に画素R1および画素R6が蓄積動作を開始する。同様に、時間t0のタイミングで、画素B3および画素B8が同時にリセットされ、そのリセット動作終了後に画素B3および画素B8が蓄積動作を開始する。
続いて、時間t1のタイミングで、画素リセット制御信号線(RST)404、画素転送制御信号線(TRG)402、405がONされる。これにより、画素G2および画素G5が同時にリセットされる。そして、そのリセット動作終了後に画素G2および画素G5が蓄積動作を開始する。同様に、時間t1のタイミングで、画素G4および画素G7が同時にリセットされ、そのリセット動作終了後に画素G4および画素G7が蓄積動作を開始する。
続いて、時間t2のタイミングで、画素リセット制御信号線(RST)410、画素転送制御信号線(TRG)407、412がONされる。これにより、画素B9および画素B14が同時にリセットされる。そして、そのリセット動作終了後に画素B9および画素B14が蓄積動作を開始する。同様に、時間t2のタイミングで、画素R11および画素R16が同時にリセットされ、そのリセット動作終了後に画素R11および画素R16が蓄積動作を開始する。
続いて、時間t3のタイミングで、画素リセット制御信号線(RST)410、画素転送制御信号線(TRG)408、411がONされる。これにより、画素G10および画素G13が同時にリセットされる。そして、そのリセット動作終了後に画素G10および画素G13が蓄積動作を開始する。同様に、時間t3のタイミングで、画素G12および画素G15が同時にリセットされ、そのリセット動作終了後に画素G12および画素G15が蓄積動作を開始する。
ここで、各リセット動作のタイミング(時間t0乃至t3)と、各読み出し動作のタイミングとの時間間隔は、各画素において一定時間になるように制御される。これにより、全ての画素の露光期間(蓄積時間)が等しくなる。
続いて、時間t4のタイミングで、画素読み出し選択制御信号線(SEL)403がONされ、時間t5のタイミングで、画素転送制御信号線(TRG)401、406がONされる。これにより、画素R1および画素R6の電荷が、共有するFDに転送される。同様に、時間t5のタイミングで、画素B3および画素B8の電荷も、共有するFDに転送される。これにより、それぞれのFDに増幅器を介して接続される垂直信号線(VSL)413、414の電圧が変移する。この変移量は、画素R1および画素R6、画素B3および画素B8に蓄えられた電荷の加算量である。
続いて、時間t6のタイミングで、画素転送制御信号線(TRG)402、405がONされ、画素G2および画素G5の電荷が、共有するFDに転送される。同様に、時間t6のタイミングで、画素G4および画素G7の電荷が、共有するFDに転送される。これにより、それぞれのFDに増幅器を介して接続される垂直信号線(VSL)413、414の電圧が変移する。
続いて、時間t7のタイミングで、画素読み出し選択制御信号線(SEL)409がONされ、時間t8のタイミングで、画素転送制御信号線(TRG)407、412がONされる。これにより、画素B9および画素B14の電荷が、共有するFDに転送される。同様に、時間t8のタイミングで、画素R11および画素R16の電荷が、共有するFDに転送される。これにより、それぞれのFDに増幅器を介して接続される垂直信号線(VSL)413、414の電圧が変移する。
続いて、時間t9のタイミングで、画素転送制御信号線(TRG)408、411がONされ、画素B9および画素B14の電荷が、共有するFDに転送される。同様に、時間t9のタイミングで、画素R11および画素R16の電荷が、共有するFDに転送される。これにより、それぞれのFDに増幅器を介して接続されるVSL413、414の電圧が変移する。
このように、一連の動作により、画素共有単位を構成する4つの画素のうち、斜め方向の同一色の画素の電荷量を加算した増幅電位が、それぞれに接続されている垂直信号線(VSL)413、414に出力される。
すなわち、撮像素子100は、一対のG画素および一対のR画素が対角上に配置されている第1画素群(画素共有単位)と、一対のG画素および一対のB画素が対角上に配置されている第2画素群(画素共有単位)とが格子状に配置されている。そして、撮像素子100は、各画素からの画像信号を、各画素群(画素共有単位)を構成する一対の同一種類の画素毎にアナログ加算して出力信号とする。
また、撮像素子100において、各画素群(画素共有単位)を構成する各画素で1つのフローティングディフュージョン(FD)を共有する。そして、各画素群(画素共有単位)を構成する一対の同一種類の画素毎に露光開始および終了タイミングを制御することにより、各画素群(画素共有単位)を構成する一対の同一種類の画素毎の画像信号をアナログ加算する。
また、本技術の第1の実施の形態は、撮像素子100における各画素からの画像信号を、各画素からの画像信号を、各画素群(画素共有単位)を構成する一対の同一種類の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像方法として把握することができる。
また、このようにアナログ加算して出力される画像信号(出力信号)については、画像処理部において各種画像処理が行われる。以下では、撮像素子100を備える撮像装置600において行われる画像処理の例を示す。
[撮像装置の機能構成例]
図6は、本技術の第1の実施の形態における撮像装置600の機能構成例を示すブロック図である。
撮像装置600は、撮像素子100と、画像処理部620と、記録制御部630と、コンテンツ記憶部640と、表示制御部650と、表示部660と、制御部670と、操作受付部680とを備える。
撮像素子100は、制御部670の指示に基づいて、画像信号を生成するものであり、生成された画像信号を画像処理部620に出力する。具体的には、撮像素子100は、光学系(図示せず)を介して入射された被写体の光を電気信号に変換する。また、光学系は、被写体からの入射光を集光するレンズ群や絞りにより構成され、このレンズ群により集光された光が絞りを介して撮像素子100に入射される。
画像処理部620は、制御部670の指示に基づいて、撮像素子100から出力された画像信号(デジタル信号)について各種画像処理を施すものである。そして、画像処理部620は、各種画像処理が施された画像信号(画像データ)を記録制御部630および表示制御部650に出力する。なお、この画像処理については、図7を参照して詳細に説明する。
記録制御部630は、制御部670の指示に基づいて、コンテンツ記憶部640に対する記録制御を行うものである。例えば、記録制御部630は、画像処理部620から出力された画像(画像データ)を画像コンテンツ(静止画ファイルまたは動画ファイル)としてコンテンツ記憶部640に記録させる。
コンテンツ記憶部640は、記録制御部630の制御に基づいて、各種情報(画像コンテンツ等)を記憶する記録媒体である。なお、コンテンツ記憶部640は、撮像装置600に内蔵するようにしてもよく、撮像装置600から着脱可能とするようにしてもよい。
表示制御部650は、制御部670の指示に基づいて、画像処理部620から出力された画像を表示部660に表示させるものである。例えば、表示制御部650は、撮像動作に関する各種操作を行うための表示画面や、撮像素子100により生成された画像(いわゆる、スルー画像)を表示部660に表示させる。
表示部660は、表示制御部650の制御に基づいて各画像を表示する表示パネルである。
制御部670は、メモリ(図示せず)に格納されている制御プログラムに基づいて撮像装置600における各部を制御するものである。例えば、制御部670は、画像処理部620により画像処理が施された画像信号(画像データ)の出力制御(表示制御)または記録制御を行う。
操作受付部680は、ユーザにより行われた操作を受け付ける操作受付部であり、受け付けられた操作内容に応じた制御信号(操作信号)を制御部670に出力する。
[画像処理例]
図7は、本技術の第1の実施の形態における撮像装置600において行われる画像処理の流れを模式的に示す図である。
図7(a)には、撮像素子100の受光部に装着されるカラーフィルタの画素配列の一例を示す。なお、図7(a)は、図1等に示す画素配列と同様である。
図7(b)には、図7(a)に示す画素をアナログ加算した後の出力データ(出力信号)の配列の構成例を示す。
最初に、図7(a)に示す点線の矩形700内の4つの画素(画素共有単位)について説明する。矩形700内の4つの画素のうち、2つのG画素(矢印701で結ぶG画素)がアナログ加算された場合には、加算信号の重心位置は、点線の矩形700内の4つの画素の中心位置となる。同様に、図7(a)に示す点線の矩形710内の4つの画素のうち、2つのG画素(矢印711で結ぶG画素)がアナログ加算された場合についても、加算信号の重心位置は、点線の矩形710内の4つの画素の中心位置となる。
ここで、G画素は、画素共有単位(画素共有の最少単位)を構成する4つの画素において、必ず2画素存在する。このため、G画素をアナログ加算した後の出力の重心位置は、4画素共有の中心位置となる。すなわち、図7(b)に示すように、G画素については、アナログ加算した後の4画素共有の中心に位置するデータが、縦横半分の解像度の空間上に均一に隙間なく配置される。
なお、図7(b)に示す点線の矩形705は、図7(a)に示す矩形700内の2つのG画素(矢印701で結ぶG画素)をアナログ加算した後の出力データに対応する。また、図7(b)に示す点線の矩形715は、図7(a)に示す矩形710内の2つのG画素(矢印711で結ぶG画素)をアナログ加算した後の出力データに対応する。
また、画素共有単位内には、G画素以外にR画素またはB画素の2画素が存在する。このR画素またはB画素の2画素についても、G画素と同様に、アナログ加算することにより、加算信号の重心位置は、G画素と全く同じ位置となる。例えば、図7(a)に示す点線の矩形700内の4つの画素のうち、2つのR画素(矢印702で結ぶR画素)がアナログ加算された場合には、加算信号の重心位置は、点線の矩形700内の4つの画素の中心位置となる。同様に、図7(a)に示す点線の矩形710内の4つの画素のうち、2つのB画素(矢印712で結ぶB画素)がアナログ加算された場合には、加算信号の重心位置は、点線の矩形710内の4つの画素の中心位置となる。
なお、図7(b)に示す点線の矩形706は、図7(a)に示す矩形700内の2つのR画素(矢印702で結ぶR画素)をアナログ加算した後の出力データに対応する。また、図7(b)に示す点線の矩形716は、図7(a)に示す矩形710内の2つのB画素(矢印712で結ぶB画素)をアナログ加算した後の出力データに対応する。
このように、R画素およびB画素についても、画素共有単位内のG画素と同じ重心位置となるように出力される。ただし、R画素およびB画素の場合には、図7(b)に示すように、R画素およびB画素が市松状の配列となる。
すなわち、図7(b)に示すように、一対のG画素についてアナログ加算された画像信号によりG画素の画像データ(第1画像データ)が構成される。例えば、この第1画像データにより第1フレーム720が構成される。また、一対のR画素についてアナログ加算された画像信号によりR画素の画像データ(第2画像データ)が構成される。また、一対のB画素についてアナログ加算された画像信号によりB画素の画像データ(第3画像データ)が構成される。例えば、この第2画像データおよび第3画像データにより第2フレーム730が構成される。この第2フレーム730は、例えば、R画素の画像データ(第2画像データ)により構成されるラインと、B画素の画像データ(第3画像データ)により構成されるラインとが斜め方向において交互に配置される。
また、画像処理部620は、これらの各画像データ(例えば、図7(b)に示す第1フレーム720および第2フレーム730)を用いて画像処理(例えば、デモザイク処理)を行うことができる。また、制御部670は、これらの各データを保持しておき、他の処理に用いるようにしてもよい。
例えば、図7(b)に示す画像データについてRBG画素への変換処理(デモザイク処理)をする場合を想定する。この場合には、G画素については、縦横加算され、かつ、重心位置も所望の位置の信号となっているため、特別な演算処理を行う必要がない。このため、G画素に関する演算処理を削減することができる。また、R画素およびB画素についても、重心処理を行う必要がない。なお、市松状に空いている空間画素領域に関しては、データのある周りの画素から容易に推定することができる。また、これらのデータを保持することにより、簡単にRGB変換を行うことができる。
このように加算処理が行われた画像信号についてRGB変換等の画像処理を行う場合には、演算処理を行う大幅に削減することができる。このため、画像処理回路を極めて小さくすることが可能となる。
このように、本技術の第1の実施の形態では、例えば、CMOSセンサにおいて、ベイヤ配列でないカラーフィルタを用いて、斜め方向に位置する同色画素を同時にアナログ加算して読み出すことができる。例えば、図1に示すようなカラーフィルタの配列における加算読み出しが可能となる。また、このような加算読み出しによりフレームレートを倍速化することができ、アナログ加算によりSNR(Signal to Noise Ratio)を向上させることができる。また、アナログ加算後の画素重心を共有4画素の中心位置とすることができるため、重心処理を行う必要がなく、画像処理にかかる負荷を軽減させることができる。また、正確な重心位置を用いることができるため、画質を高めることができる。このように、RGBの斜め配列においてのカラーフィルタの加算読み出しを実現することができる。
<2.第2の実施の形態>
本技術の第1の実施の形態では、各画素の露光期間が同一となる場合における加算読み出しの例を示した。ここで、複数の画素について周期的に露光期間を変更して読み出しを行う撮像素子が提案されている。
そこで、本技術の第2の実施の形態では、複数の画素について周期的に露光期間を変更して読み出しを行う撮像素子の例を示す。なお、本技術の第2の実施の形態における撮像素子の構成については、図1乃至図3等に示す例と略同様である。このため、本技術の第1の実施の形態と共通する部分については、その説明の一部を省略する。
[カラーフィルタの画素配列例]
図8は、本技術の第2の実施の形態における撮像素子100の受光部に装着されるカラーフィルタの画素配列の一例を示す図である。なお、図8は、図1に示すカラーフィルタの画素配列において、SVE(Spatially Varying Exposure)加算読み出し方式を行う場合における画素配列例を示す。
ここで、1フレーム内の撮像において、通常では、全画素について同一の露光期間で撮像される。これに対して、SVEは、1フレーム内の撮像において、1フレーム内で周期的に露光期間を変えて撮像し、信号処理技術を用いて広ダイナミックレンジ化等の効果を実現する撮像方法である。なお、図8では、2種類の露光期間(長時間露光、短時間露光)とする例を示す。
ここで、長時間露光を行う画素を長時間露光画素と称し、短時間露光を行う画素を短時間露光画素と称して説明する。すなわち、長時間露光画素は、一定の露光期間内に連続して露光(長時間露光)して読み出す画素である。また、短時間露光画素は、一定の露光期間内に断続的に露光(短時間露光)しその都度読み出しを行う画素である。
また、図8では、長時間露光を行う画素の矩形には内部に斜線を付さず、短時間露光を行う画素の矩形には内部に斜線を付して示す。また、各矩形の内部には、カラーフィルタの種類を示す記号を示す。例えば、G画素のうちの長時間露光画素には「G」を付し、短時間露光画素には「G」を付す。また、R画素のうちの長時間露光画素には「R」を付し、短時間露光画素には「R」を付す。さらに、B画素のうちの長時間露光画素には「B」を付し、短時間露光画素には「B」を付す。
このように、図8に示す例では、第一画素群(短時間露光画素群)と、第二画素群(長時間露光画素群)とが垂直方向において2ライン毎に交互に配置されている。また、水平方向(特定方向)における画素共有単位により構成されるラインのうち、長時間露光画素群により構成されるライン(斜線が付されていない2ライン)を第1ラインとする。また、水平方向における画素共有単位により構成されるラインのうち、短時間露光画素群により構成されるライン(斜線が付されている2ライン)を第2ラインとする。この場合には、第1ラインおよび2ラインが垂直方向(直交方向)において交互に配置される。
また、垂直方向において2ライン毎に異なる露光期間(長時間露光、短時間露光)で読み出しを行うことにより、加算読み出し後の出力を1ライン毎に露光期間が異なる画素配列の出力とすることができる。この例を図10(b)に示す。このように出力される画像信号について画像信号処理を行うことにより、高ダイナミックレンジの画像を得ることができる。
また、加算動作は、FDによるアナログ加算方式をとるため、SN比を非加算読み出し時と比較して2倍改善することができる。また、フレームレートについても2倍の読み出し速度を得ることができる。
[制御信号のタイミングチャート例]
図9は、本技術の第2の実施の形態における撮像素子100を構成する各画素への制御信号を模式的に表すタイミングチャートである。図9には、撮像素子100において、SVE加算読み出しを実現するためのタイミングチャートを示す。なお、図9は、図5の変形例であるため、図5と共通する各信号線については、図5と同一の符号を付して、これらの詳細な説明を省略する。
また、図9では、図4に示す画素R1乃至R16のうち、上側の2ライン(画素R1乃至B8)を長時間露光画素とし、下側の2ライン(画素B9乃至R16)を短時間露光画素とする場合について説明する。
ここで、読み出し方法については、図5に示す例と基本的に同じであるが、垂直方向における2ライン毎に露光期間を変更する点が異なる。具体的には、上側の2ラインを構成する画素R1、R6、B3、B8については、長時間露光の露光期間EL1(時間t10からt15までの露光期間)とする。また、上側の2ラインを構成する画素G2、G5、G4、G7については、長時間露光の露光期間EL2(時間t11からt16までの露光期間)とする。
また、下側の2ラインを構成する画素B9、B14、R11、R16については、短時間露光の露光期間ES1(時間t12からt18までの露光期間)とする。また、下側の2ラインを構成する画素G10、G13、G12、G15については、短時間露光の露光期間ES2(時間t13からt19までの露光期間)とする。
図9に示すように、各露光期間EL1、EL2、ES1、ES2となるように撮像制御を行い、本技術の第1の実施の形態と同様に加算読み出しを行うことにより、SVE加算読み出しを実現することができる。
[画像処理例]
図10は、本技術の第2の実施の形態における撮像装置600において行われる画像処理の流れを模式的に示す図である。なお、図10は、図7の変形例であり、垂直方向において2ライン毎に長時間露光画素および短時間露光画素となる点が異なる。
ここで、図6に示す画像処理部620は、撮像素子100における長時間露光画素および短時間露光画素から出力された画像信号についてHDR(High Dynamic Range)合成処理を行う。これにより、画像処理部620は、高ダイナミックレンジの画像を生成することができる。
図10(a)には、撮像素子100の受光部に装着されるカラーフィルタの画素配列の一例を示す。なお、図10(a)は、図8等に示す画素配列と同様である。
図10(b)には、図10(a)に示す画素をアナログ加算した後の出力データ(出力信号)の配列の構成例を示す。
また、図10(b)に示す点線の矩形755は、図10(a)に示す矩形750内の2つのG画素(矢印751で結ぶG画素)をアナログ加算した後の出力データに対応する。また、図10(b)に示す点線の矩形765は、図10(a)に示す矩形760内の2つのG画素(矢印761で結ぶG画素)をアナログ加算した後の出力データに対応する。なお、図10(b)に示す点線の矩形765内の出力データは、短時間露光に対応するため、点線の矩形765の内部に斜線を付して示す。また、他の斜線についても同様である。
また、図10(b)に示す点線の矩形756は、図10(a)に示す矩形750内の2つのR画素(矢印752で結ぶG画素)をアナログ加算した後の出力データに対応する。また、図10(b)に示す点線の矩形766は、図10(a)に示す矩形760内の2つのR画素(矢印762で結ぶR画素)をアナログ加算した後の出力データに対応する。なお、図10(b)に示す点線の矩形766内の出力データは、短時間露光に対応するため、点線の矩形766の内部に斜線を付して示す。また、他の斜線についても同様である。
このように、長時間露光画素および短時間露光画素が混在する撮像素子についても、画素共有単位内のG、R、B画素と同じ重心位置となるように出力される。ただし、R画素およびB画素の場合には、図10(b)に示すように、R画素およびB画素が市松状の配列となり、垂直方向において1ライン毎に長時間露光画素および短時間露光画素に対応する出力データとなる。
すなわち、図10(b)に示すように、一対のG画素についてアナログ加算された画像信号によりG画素の画像データ(第1画像データ)が構成される。例えば、この第1画像データにより第1フレーム770が構成される。また、一対のR画素についてアナログ加算された画像信号によりR画素の画像データ(第2画像データ)が構成される。また、一対のB画素についてアナログ加算された画像信号によりB画素の画像データ(第3画像データ)が構成される。例えば、この第2画像データおよび第3画像データにより第2フレーム780が構成される。この第2フレーム780は、例えば、R画素の画像データ(第2画像データ)により構成されるラインと、B画素の画像データ(第3画像データ)により構成されるラインとが斜め方向において交互に配置される。また、長時間露光画素の画像データおよび短時間露光画素の画像データが垂直方向において交互に配置される。
また、画像処理部620は、これらの各画像データ(例えば、図10(b)に示す第1フレーム770および第2フレーム780)を用いて画像処理(例えば、HDR合成処理)を行うことができる。また、制御部670は、これらの各データを保持しておき、他の処理に用いるようにしてもよい。
このようにHDR合成処理を行う場合についても、本技術の第1の実施の形態と同様に、演算処理を行う大幅に削減することができる。このため、画像処理回路を極めて小さくすることが可能となる。
このように、本技術の第2の実施の形態によれば、SVE時においても加算読み出しを行うことができる。
なお、本技術の実施の形態では、撮像装置600を例にして説明したが、撮像素子を備える撮像部を有する電子機器(例えば、撮像部を内蔵する携帯電話装置)に本技術の実施の形態を適用することができる。
また、本技術の実施の形態では、撮像素子の画素の分光感度をRGB3原色とする場合における例について説明したが、RGB3原色以外の分光感度を有する画素を用いるようにしてもよい。例えば、Y(イエロー)、C(シアン)、M(マゼンタ)等の補色系の分光感度を有する画素を用いることができる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1) 一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の前記第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置され、前記各画素からの画像信号を、前記各画素群を構成する前記一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像素子。
(2) 特定方向における前記第1画素群および前記第2画素群により構成されるラインのうち、所定期間内に連続した露光により長時間露光画像を生成するための画素により構成されるラインを第1ラインとし、前記特定方向における前記第1画素群および前記第2画素群により構成されるラインのうち、前記所定期間内に断続した露光により複数の短時間露光画像を生成するための画素により構成されるラインを第2ラインとして、前記第1ラインおよび前記2ラインが前記特定方向に直交する直交方向において交互に配置される前記(1)に記載の撮像素子。
(3) 前記第1画素群および前記第2画素群は、特定方向に2画素が配置され、前記特定方向に直交する直交方向に2画素が配置される行列状の画素群である前記(1)または(2)に記載の撮像素子。
(4) 前記第1画素群を構成する前記一対の第1の分光感度の画素の前記第1画素群における位置と、前記第2画素群を構成する前記一対の第1の分光感度の画素の前記第2画素群における位置とが同一である前記(3)に記載の撮像素子。
(5) 斜め方向において前記第1の分光感度の画素により構成されるラインを第1ラインとし、前記斜め方向において前記第2の分光感度の画素により構成されるラインを第2ラインとし、前記斜め方向において前記第3の分光感度の画素により構成されるラインを第3ラインとして、前記斜め方向に直交する直交方向において前記第1ラインと、前記第2ラインおよび第3ラインとが交互に配置される前記(1)から(4)のいずれかに記載の撮像素子。
(6) 前記各画素群を構成する各画素で1つのフローティングディフュージョンを共有し、
前記一対の各分光感度の画素毎に露光開始および終了タイミングを制御することにより前記一対の各分光感度の画素毎の画像信号をアナログ加算する
前記(1)から(5)のいずれかに記載の撮像素子。
(7) 前記第1の分光感度の画素は、G画素であり、前記第2の分光感度の画素は、R画素であり、前記第3の分光感度の画素は、B画素である前記(1)から(6)のいずれかに記載の撮像素子。
(8) 一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の前記第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置され、前記各画素からの画像信号を、前記各画素群を構成する前記一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像素子と、
前記一対の第1の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第1画像データと、前記一対の第2の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第2画像データと、前記一対の第3の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第3画像データとを用いて画像処理を行う画像処理部と
を具備する撮像装置。
(9) 前記画像処理部は、前記第1画像データにより構成される第1フレームと、前記第2画像データおよび前記第3画像データにより構成される第2フレームとを用いて前記画像処理を行う前記(8)に記載の撮像装置。
(10) 前記第2フレームは、前記第2画像データにより構成されるラインと、前記第3画像データにより構成されるラインとが斜め方向において交互に配置される前記(9)に記載の撮像装置。
(11) 一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の前記第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置され、前記各画素からの画像信号を、前記各画素群を構成する前記一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像素子と、
前記一対の第1の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第1画像データと、前記一対の第2の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第2画像データと、前記一対の第3の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第3画像データとを用いて画像処理を行う画像処理部と、
前記画像処理が施された画像データの出力制御または記録制御を行う制御部と
を具備する電子機器。
(12) 一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の前記第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置されている撮像素子における前記各画素からの画像信号を、前記各画素群を構成する前記一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像方法。
100 撮像素子
210 主制御部
220 垂直駆動制御部
230 読み出し電流源部
240 水平転送部
250 DAC
261〜263 比較器
271〜273 CNT
281〜283、291〜293 信号線
600 撮像装置
620 画像処理部
630 記録制御部
640 コンテンツ記憶部
650 表示制御部
660 表示部
670 制御部
680 操作受付部

Claims (12)

  1. 一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の前記第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置され、前記各画素からの画像信号を、前記各画素群を構成する前記一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像素子。
  2. 特定方向における前記第1画素群および前記第2画素群により構成されるラインのうち、所定期間内に連続した露光により長時間露光画像を生成するための画素により構成されるラインを第1ラインとし、前記特定方向における前記第1画素群および前記第2画素群により構成されるラインのうち、前記所定期間内に断続した露光により複数の短時間露光画像を生成するための画素により構成されるラインを第2ラインとして、前記第1ラインおよび前記2ラインが前記特定方向に直交する直交方向において交互に配置される請求項1記載の撮像素子。
  3. 前記第1画素群および前記第2画素群は、特定方向に2画素が配置され、前記特定方向に直交する直交方向に2画素が配置される行列状の画素群である請求項1記載の撮像素子
  4. 前記第1画素群を構成する前記一対の第1の分光感度の画素の前記第1画素群における位置と、前記第2画素群を構成する前記一対の第1の分光感度の画素の前記第2画素群における位置とが同一である請求項3記載の撮像素子
  5. 斜め方向において前記第1の分光感度の画素により構成されるラインを第1ラインとし、前記斜め方向において前記第2の分光感度の画素により構成されるラインを第2ラインとし、前記斜め方向において前記第3の分光感度の画素により構成されるラインを第3ラインとして、前記斜め方向に直交する直交方向において前記第1ラインと、前記第2ラインおよび第3ラインとが交互に配置される請求項1記載の撮像素子。
  6. 前記各画素群を構成する各画素で1つのフローティングディフュージョンを共有し、
    前記一対の各分光感度の画素毎に露光開始および終了タイミングを制御することにより前記一対の各分光感度の画素毎の画像信号をアナログ加算する
    請求項1記載の撮像素子。
  7. 前記第1の分光感度の画素は、G画素であり、前記第2の分光感度の画素は、R画素であり、前記第3の分光感度の画素は、B画素である請求項1記載の撮像素子。
  8. 一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の前記第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置され、前記各画素からの画像信号を、前記各画素群を構成する前記一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像素子と、
    前記一対の第1の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第1画像データと、前記一対の第2の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第2画像データと、前記一対の第3の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第3画像データとを用いて画像処理を行う画像処理部と
    を具備する撮像装置。
  9. 前記画像処理部は、前記第1画像データにより構成される第1フレームと、前記第2画像データおよび前記第3画像データにより構成される第2フレームとを用いて前記画像処理を行う請求項8記載の撮像装置。
  10. 前記第2フレームは、前記第2画像データにより構成されるラインと、前記第3画像データにより構成されるラインとが斜め方向において交互に配置される請求項9記載の撮像装置。
  11. 一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の前記第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置され、前記各画素からの画像信号を、前記各画素群を構成する前記一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像素子と、
    前記一対の第1の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第1画像データと、前記一対の第2の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第2画像データと、前記一対の第3の分光感度の画素についてアナログ加算された画像信号により構成される第3画像データとを用いて画像処理を行う画像処理部と、
    前記画像処理が施された画像データの出力制御または記録制御を行う制御部と
    を具備する電子機器。
  12. 一対の第1の分光感度の画素および一対の第2の分光感度の画素が対角上に配置されている第1画素群と、一対の前記第1の分光感度の画素および一対の第3の分光感度の画素が対角上に配置されている第2画素群とが格子状に配置されている撮像素子における前記各画素からの画像信号を、前記各画素群を構成する前記一対の各分光感度の画素毎にアナログ加算して出力信号とする撮像方法。
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