JP2013142782A - 光学系及びそれを有する撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 最も物体側に配置された前側レンズ群と、前側レンズ群の像側に隣接して配置された中間レンズ群と、中間レンズ群の像側に隣接して配置された最終レンズ群より構成され、中間レンズ群は光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動して結像位置を光軸に対して垂直方向に移動する防振レンズ群と、防振レンズ群に隣接して配置され、防振レンズ群と異符号の屈折力を有する補助レンズ群により構成されており、補助レンズ群は単レンズまたは接合レンズにより構成されており、最終レンズ群の最も物体側のレンズ面は強い凹形状であり、最終レンズ群の最も像側のレンズ面は凸形状であり、防振レンズ群の焦点距離fis、補助レンズ群の焦点距離fcを各々適切に設定すること。
【選択図】 図1
Description
正するには、防振レンズ群のレンズ構成及び防振レンズ群の前後のレンズ構成等を適切に設定することが重要である。特にこれらの要件は防振の際の駆動機構の負担を少なくしつつ、画面全体にわたり高い光学性能を得るために重要である。これらの要素が不適切であると駆動機構が大型化し、また防振時に偏心収差が多く発生し、光学性能が大きく低下してくる。
前記中間レンズ群は、光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動して結像位置を光軸に対して垂直方向に移動する防振レンズ群と、前記防振レンズ群に隣接して配置され、前記防振レンズ群と異符号の屈折力を有する補助レンズ群により構成されており、
前記補助レンズ群は単レンズまたは接合レンズにより構成されており、
前記最終レンズ群の最も物体側のレンズ面は強い凹形状であり、前記最終レンズ群の最も像側のレンズ面は凸形状であり、
前記防振レンズ群の焦点距離をfis、前記補助レンズ群の焦点距離をfcとするとき、
0.3<|fc/fis|<3.5
なる条件式を満足することを特徴としている。
0.3<|fc/fis|<3.5 ・・・(1)
なる条件式を満足している。
各実施例によれば、以上のようにレンズ構成を規定することよって、全系を大口径のレンズとした時も、高い光学性能を持ち、防振時の収差補正も良好に行ない、且つ防振レンズ群Lisの小型化を達成した光学系を得ている。
35<νdis ・・・(3)
0.2<|(1−βis)・βr|<2.0 ・・・(4)
−7.0<(ra+rb)/(ra−rb)<7.0 ・・・(5)
0.5<|fm/f| ・・・(6)
0.03<Tis/Tm<0.80 ・・・(7)
0.05<Tm/TDL<0.50 ・・・(8)
0.3<|Disc/Tis|<5.0 ・・・(9)
0.8<|Dmr/Disc|<6.0 ・・・(10)
0.08<|Ds/Tm|<2.00 ・・・(11)
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。
条件式(3)は、防振レンズ群Lisを構成するレンズのうち主たる屈折力を担うレンズの材料の特性を規定するもので、防振時に発生する収差のうち特に軸上色収差や倍率色収差などの色収差を良好に補正するためのものである。
条件式(4)は、防振レンズ群Lisの光軸と垂直方向の成分の移動量と、これに伴い発生する結像面上の像点移動量の比を表し、防振効果の度合いを適切にするためのものである。条件式(4)の値は防振敏感度に相当する。
条件式(5)は、防振レンズ群Lisの最も物体側(入射側)と最も像側(射出側)のレンズ面の形状を規定するもので、防振レンズ群Lisをできるだけ少ないレンズで構成した上で、防振時の光学性能を良好に保つためのものである。尚、曲率半径の値の符号には、物体側に向かって凸の形状の場合は正、像側に向かって凸の形状の場合には負である。
条件式(6)は、中間レンズ群LM全体の焦点距離と全系の焦点距離の比率を規定するもので、全系における光学性能を良好に保つためのものである。
条件式(7)は、中間レンズ群LM内における防振レンズ群Lisの光軸上の厚みの比率を規定するもので、十分な防振時の光学性能を保ちつつ、防振レンズ群Lis及びレンズ全系の大型化を抑制ためのものである。条件式(7)の上限を超えて防振レンズ群Lisの光軸上の厚みが大きいと、防振レンズ群Lisが大型化して防振のための駆動機構の負荷が大きくなってくる。また条件式(7)の下限を超えて防振レンズ群Lisの光軸上の厚みが小さいと、防振時にも良好な光学性能を達成するためのレンズ構成とすることが難しく望ましくない。また、更に好ましくは条件式(7)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
条件式(8)は、全系における中間レンズ群LMの光軸上の厚みの比率を規定するもので、十分な光学性能を保ちつつ、レンズ全系の大型化を抑制するためのものである。条件式(8)の上限を超えて中間レンズ群LMの光軸上の厚みが大きいと、全系が大型化するので望ましくない。また条件式(8)の下限を超えて中間レンズ群LMの光軸上の厚みが小さいと、十分な収差補正を行った上で防振レンズ群Lisを付加することが困難となる。また、更に好ましくは条件式(8)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
条件式(9)は、防振レンズ群Lisと補助レンズ群Lcの光軸上の空気間隔を適正に規定し、レンズ全系の大型化を抑制しながらも必要なメカ機構を配置し、その上で防振時の収差補正を良好に行うためのものである。条件式(9)の上限を超えて防振レンズ群Lisと補助レンズ群Lcの空気間隔が大きいと、防振レンズ群Lisで発生する収差を補助レンズ群Lcで補正することが困難となる。
条件式(10)は、中間レンズ群LMと最終レンズ群LRの空気間隔の比率を適切に規定し、全系の大型化を抑制しながらも必要なメカ機構を配置し、その上で良好な光学性能を満足するためのものである。条件式(10)の上限を超えて中間レンズ群LMと最終レンズ群LRの空気間隔が大きいと、最終レンズ群LRに入射する軸外光束の入射高さが高くなり、最終レンズ群LRが大型化する。また同時に最終レンズ群LRで発生する軸外収差も大きくなり、この収差の補正が困難となる。
条件式(11)は、防振レンズ群Lisから開口絞りSPまでの光軸上の距離を適切に規定し、防振レンズ群Lisの大型化を抑制し、且つ防振時の収差を良好に保つためのものである。条件式(11)の上限を超えて防振レンズ群Lisから開口絞りSPまでの距離が大きいと、防振レンズ群Lisの口径が大きくなり、防振レンズ群Lisの保持機構の大型化や駆動機構の負荷が増大してくる。
各実施例において、最終レンズ群LRは、物体側から像側へ順に物体側の面が凹形状の負レンズ、像側の面が凸形状の正レンズ、像側の面が凸形状の正レンズより構成するのが良い。本発明の光学系において最終レンズ群LRは光軸からレンズ周辺に向かうに従って正の屈折力が弱まる形状の非球面を有しているのが好ましい。
実施例1の光学系は、所謂、標準域の焦点距離を持つガウスタイプのレンズ構成を発展させたものである。最も像側に、物体側から像側へ順に、物体側に凹面を向けた負レンズと、正レンズとを接合した接合レンズ、像側に凸面を向けた正レンズで構成された最終レンズ群LRを配置している。そして正レンズで構成された防振レンズ群Lisと、負レンズで構成された補正レンズ群Lcから成る中間レンズ群LMを最終レンズ群LRの物体側に隣接して配置している。
実施例2の光学系は、実施例1と同様に所謂、標準域の焦点距離を持つガウスタイプのレンズ構成を発展させたものである。最も像側に、物体側から像側へ順に、物体側に凹面を向けた負レンズと正レンズとを接合した接合レンズ、像側に凸面を向けた正レンズで構成された最終レンズ群LRを配置している。そして物体側から像側へ順に、負レンズで構成された補正レンズ群Lcと、正レンズで構成された防振レンズ群Lisとから成る中間レンズ群LMを最終レンズ群LRの物体側に隣接して配置している。
実施例3の光学系は、実施例1と同様に所謂、標準域の焦点距離を持つガウスタイプのレンズ構成を発展させたものである。最も像側に、物体側から像側へ順に、物体側に凹面を向けた負レンズと正レンズとを接合した接合レンズ、像側に凸面を向けた正レンズで構成された最終レンズ群LRを配置している。そして物体側から像側へ順に、負レンズで構成された防振レンズ群Lisと、正レンズで構成された補正レンズ群Lcとから成る中間レンズ群LMを最終レンズ群LRの物体側に隣接して配置している。
実施例4の光学系は、所謂、広角域の焦点距離を持つレトロフォーカスタイプのレンズ構成を発展させたものである。最も像側に、物体側から像側へ順に、物体側に凹面を向けた負レンズと正レンズとを接合した接合レンズ、像側に凸面を向けた正レンズで構成された最終レンズ群LRを配置している。そして物体側から像側へ順に正レンズと負レンズが接合され全体として正の屈折力の接合レンズで構成された補正レンズ群Lcと、負レンズで構成された防振レンズ群Lisとから成る中間レンズ群LMを最終レンズ群LRの物体側に隣接して配置している。
実施例5の光学系は、所謂、広角域の焦点距離を持つレトロフォーカスタイプのレンズ構成を発展させたものである。最も像側に、物体側から像側へ順に、物体側に凹面を向けた負レンズと、正レンズとを接合した接合レンズ、像側に凸面を向けた正レンズで構成された最終レンズ群LRを配置している。そして物体側から像側へ順に、正レンズと負レンズが接合され全体として正の屈折力の接合レンズで構成された補正レンズ群Lcと、負レンズで構成された防振レンズ群Lisとから成る中間レンズ群LMを最終レンズ群LRの物体側に隣接して配置している。
但し、
x:光軸方向の基準面からの変位量である。
h:光軸に対して垂直な方向の高さである。
R:ベースとなる2次曲面の半径である。
B、C、D、E、Fはそれぞれ4次、6次、8次、10次、12次の非球面係数である。なお、「e−Z」の表示は「10−Z」を意味する。又前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表1に示す。
単位 mm
面データ
面番号 r d nd νd
1 31.773 4.30 1.80100 35.0
2 83.844 0.97
3 27.256 2.95 1.83400 37.2
4 40.105 2.38
5 80.926 1.09 1.80518 25.4
6 17.692 4.20
7 45.335 3.04 1.72916 54.7
8 -107.867 1.85
9 -92.367 0.90 1.53172 48.8
10 48.296 2.47
11(絞り) ∞ 5.25
12 -15.412 1.76 1.62588 35.7
13 -83.017 4.50 1.72916 54.7
14 -19.139 0.19
15 171.760 3.09 1.77250 49.6
16 -55.521
焦点距離 51.51
Fナンバー 1.85
画角 22.78
像高 21.64
レンズ全長 76.78
BF 37.84
防振レンズ群(第7面〜8面)データ
fis 44.15
面データ
面番号 r d nd νd
1 37.825 4.32 1.80100 35.0
2 160.637 0.23
3 25.234 3.33 1.85026 32.3
4 46.003 1.03
5 76.174 1.10 1.78472 25.7
6 17.794 1.95
7 28.397 2.30 1.83400 37.2
8 35.816 3.44
9 8249.110 0.80 1.71736 29.5
10 28.608 2.75
11 67.699 2.51 1.73400 51.5
12 -87.694 0.90
13(絞り) ∞ 5.47
14 -15.067 1.53 1.62588 35.7
15 -83.845 4.69 1.73400 51.5
16 -19.370 0.20
17 -314.166 2.92 1.77250 49.6
18 -39.907
焦点距離 50.94
Fナンバー 1.85
画角 23.01
像高 21.64
レンズ全長 77.30
BF 37.85
防振レンズ群(第11面〜12面)データ
fis 52.41
面データ
面番号 r d nd νd
1 29.364 4.85 1.80100 35.0
2 83.620 0.20
3 24.070 2.92 1.85026 32.3
4 34.438 1.71
5 54.257 1.10 1.84666 23.8
6 16.006 2.98
7 43.536 2.64 1.77250 49.6
8 -428.522 2.16
9 -103.621 0.80 1.78590 44.2
10 44.955 2.89
11 -1088.042 1.75 1.74100 52.6
12 -78.891 0.80
13(絞り) ∞ 5.39
14 -14.681 1.37 1.64769 33.8
15 -120.986 4.85 1.77250 49.6
16 -18.870 0.20
17 451.320 3.06 1.77250 49.6
18 -47.639
焦点距離 51.46
Fナンバー 1.85
画角 22.80
像高 21.64
レンズ全長 77.52
BF 37.85
防振レンズ群(第9面〜10面)データ
fis -39.80
面データ
面番号 r d nd νd
1 25.002 1.50 1.60311 60.6
2 15.552 14.16
3 ∞ 3.29
4 55.026 6.05 1.80100 35.0
5 -29.835 1.20 1.76182 26.5
6 144.248 3.03
7 92.760 5.11 1.83481 42.7
8 -21.010 0.80 1.53172 48.8
9 -102.828 1.11
10(絞り) ∞ 2.25
11 -200.259 0.80 1.69680 55.5
12 51.869 5.65
13 -14.694 1.14 1.80518 25.4
14 -16196.496 4.19 1.83481 42.7
15 -21.998 0.20
16* -128.085 3.24 1.77250 49.6
17 -26.500
非球面データ
第16面
B=-8.67232e-006 C=-6.94338e-010 D= 7.39998e-011 E=-1.10740e-012
F= 4.06278e-015
焦点距離 35.70
Fナンバー 2.05
画角 31.22
像高 21.64
レンズ全長 91.60
BF 37.89
防振レンズ群(第11面〜12面)データ
fis -59.05
面データ
面番号 r d nd νd
1 82.181 1.53 1.60311 60.6
2 31.400 2.04
3 40.057 4.26 1.77250 49.6
4 89.295 9.01
5 34.650 1.50 1.72000 43.7
6 16.891 10.78
7 30.950 4.54 1.79952 42.2
8 -81.759 1.10 1.56732 42.8
9 34.823 4.99
10(絞り) ∞ 0.79
11 56.191 7.03 1.83481 42.7
12 -19.113 0.99 1.67270 32.1
13 -57.655 1.13
14 -435.433 0.80 1.72916 54.7
15 52.924 6.18
16 -15.331 0.90 1.76182 26.5
17 -475.690 4.12 1.83481 42.7
18 -21.757 0.20
19* -68.634 3.10 1.58313 59.4
20 -22.874
非球面データ
第19面
B=-1.74908e-005 C= 3.89283e-008 D=-7.05967e-010 E= 4.49232e-012 F=-1.18058e-014
焦点距離 35.00
Fナンバー 2.05
画角 31.72
像高 21.64
レンズ全長 102.88
BF 37.87
防振レンズ群(第14面〜15面)データ
fis -64.67
Lis 防振レンズ群 Lc 補助レンズ群 SP 絞り
Claims (16)
- 最も物体側に配置された前側レンズ群と、前記前側レンズ群の像側に隣接して配置された中間レンズ群と、前記中間レンズ群の像側に隣接して配置された最終レンズ群より構成され、
前記中間レンズ群は、光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動して結像位置を光軸に対して垂直方向に移動する防振レンズ群と、前記防振レンズ群に隣接して配置され、前記防振レンズ群と異符号の屈折力を有する補助レンズ群により構成されており、
前記補助レンズ群は単レンズまたは接合レンズにより構成されており、
前記最終レンズ群の最も物体側のレンズ面は強い凹形状であり、前記最終レンズ群の最も像側のレンズ面は凸形状であり、
前記防振レンズ群の焦点距離をfis、前記補助レンズ群の焦点距離をfcとするとき、
0.3<|fc/fis|<3.5
なる条件式を満足することを特徴とする光学系。 - 全系の焦点距離をfとするとき、
0.3<|fis/f|<3.5
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 - 前記防振レンズ群を構成するレンズのうち、前記防振レンズ群と同符号の屈折力を有し且つ最も屈折力の絶対値の大きいGis1レンズの材料のd線に対するアッベ数をνdisとするとき、
35<νdis
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学系。 - 無限遠物体にフォーカスした状態での前記防振レンズ群の横倍率をβis、前記最終レンズ群の横倍率をβrとするとき、
0.2<|(1−βis)・βr|<2.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学系。 - 前記防振レンズ群の最も物体側のレンズ面の曲率半径をra、最も像側のレンズ面の曲率半径をrbとするとき、
−7.0<(ra+rb)/(ra−rb)<7.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学系。 - 前記中間レンズ群の焦点距離をfmとするとき、
0.5<|fm/f|
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学系。 - 前記防振レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をTis、前記中間レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をTm、全系の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をTDLとするとき、
0.03<Tis/Tm<0.80
0.05<Tm/TDL<0.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学系。 - 前記防振レンズ群と前記補助レンズ群の間の光軸方向の空気間隔をDisc、前記防振レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をTisとするとき、
0.3<|Disc/Tis|<5.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学系。 - 前記防振レンズ群と前記補助レンズ群の間の光軸方向の空気間隔をDisc、前記中間レンズ群と前記最終レンズ群の光軸方向の空気間隔をDmrとするとき、
0.8<|Dmr/Disc|<6.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光学系。 - 開口絞りを有し、前記防振レンズ群のレンズ面のうち、前記開口絞りに最も近いレンズ面から前記開口絞りまでの光軸上の距離をDs、前記中間レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をTmとするとき、
0.08<|Ds/Tm|<2.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載の光学系。 - 前記最終レンズ群は、物体側から像側へ順に、物体側の面が凹形状の負レンズ、像側の面が凸形状の正レンズ、像側の面が凸形状の正レンズより構成されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の光学系。
- 前記最終レンズ群は、光軸からレンズ周辺に向かうに従って正の屈折力が弱まる形状の非球面を有していることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の光学系。
- 前記前側レンズ群は、物体側から像側へ順に、物体側の面が凸形状の2つの正レンズ、像側の面が凹形状の負レンズ、又は物体側の面が凸形状の2つの正レンズ、像側の面が凹形状の負レンズ、正レンズより構成されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の光学系。
- 前記前側レンズ群は、物体側から像側へ順に、物体側の面が凸でメニスカス形状の負レンズ、正レンズと負レンズとを接合した接合レンズより構成されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の光学系。
- 前記前側レンズ群は、物体側から像側へ順に、物体側の面が凸でメニスカス形状の負レンズ、物体側のレンズ面が凸形状の正レンズより構成される物体側部分レンズ群と、物体側の面が凸でメニスカス形状の負レンズ、正レンズと負レンズとを接合した接合レンズより構成される像側部分レンズ群より構成され、フォーカシングに際して、前記像側部分レンズ群、前記中間レンズ群、前記最終レンズ群が移動することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の光学系。
- 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の光学系を有することを特徴とする撮像装置。
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