JP2013141524A - 超音波トランスデューサー、超音波プローブ、診断機器および電子機器 - Google Patents

超音波トランスデューサー、超音波プローブ、診断機器および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】第1の基板を第1の方向と第2の方向とに撓ませて超音波素子の出射面に対して垂直な線分の方向を変更することができる超音波トランスデューサー、超音波プローブ、診断機器および電子機器を提供すること。
【解決手段】超音波プローブ1は、可撓性を有する第1の基板と、前記第1の基板上に設けられ、超音波の送受信を行う複数の超音波素子8と、前記第1の基板を第1の方向に撓ませる第1の基板変形部と、前記第1の基板を前記第1の方向と交差する第2の方向に撓ませる第2の基板変形部とを有する基板変形手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、超音波トランスデューサー、超音波プローブ、診断機器および電子機器に関するものである。
複数の超音波素子を行列状に配置してなる超音波トランスデューサーが知られている。この超音波トランスデューサーの超音波素子の圧電体としては、長方形の圧電体を使用している。そして、圧電体の短辺方向に並んだ各超音波素子を個別に駆動することでビームフォーミングを行い、圧電体の短辺方向、すなわち方位方向の分解能(方位分解能)を高めているが、各超音波素子の駆動を独立に制御しなければならないため、処理回路に負荷がかかる。一方、圧電体の長辺方向、すなわちスライス方向の分解能(スライス分解能)を向上させるためには、音響レンズ構造を設ける必要があり、超音波トランスデューサーの焦点の位置は、音響レンズの構造で決定されてしまう。
また、特許文献1には、焦点の位置を変更することができる超音波トランスデューサーが開示されている。この超音波トランスデューサーでは、超音波素子が設けられた基板を撓ますことにより、超音波素子の出射面に対して垂直な線分の方向を変更し、これにより焦点の位置が変更されるようになっている。
しかしながら、特許文献1に記載されている超音波トランスデューサーでは、基板を一方向にしか撓ますことができず、このため超音波素子の出射面に対して垂直な線分の方向を一方向にしか変更することができない。すなわち、超音波トランスデューサーの焦点は、一方向にしか変更することができない。
特表2004−512856号公報
本発明の目的は、第1の基板を第1の方向と第2の方向とに撓ませて超音波素子の出射面に対して垂直な線分の方向を変更することができる超音波トランスデューサー、超音波プローブ、診断機器および電子機器を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の超音波トランスデューサーは、可撓性を有する第1の基板と、
前記第1の基板上に設けられ、超音波の送受信を行う複数の超音波素子と、
前記第1の基板を第1の方向に撓ませる第1の基板変形部と、前記第1の基板を第1の方向と交差する第2の方向に撓ませる第2の基板変形部とを有する基板変形手段とを備えることを特徴とする。
これにより、第1の基板を第1の方向と第2の方向とに撓ませることができ、これによって、2方向において、超音波トランスデューサーの焦点の位置を調整することができる。
本発明の超音波トランスデューサーでは、前記第1の基板を前記第1の方向と前記第2の方向との少なくとも一方の方向に撓ませて、少なくとも1つの前記超音波素子の出射面に対して垂直な線分の方向を変更するよう構成されていることが好ましい。
これにより、第1の基板を第1の方向と第2の方向とに撓ませて超音波素子の出射面に対して垂直な線分の方向を変更することができる。これによって、2方向において、超音波トランスデューサーの焦点の位置を調整することができる。
本発明の超音波トランスデューサーでは、前記第1の基板を前記第1の方向と前記第2の方向との少なくとも一方の方向に撓ませて、少なくとも2つの前記超音波素子の相対的な方向および位置を変更するよう構成されていることが好ましい。
これにより、基板を第1の方向と第2の方向とに撓ませて超音波素子の姿勢を変更することができる。これによって、2方向において、超音波トランスデューサーの焦点の位置を調整することができる。
本発明の超音波トランスデューサーでは、前記第1の基板変形部および前記第2の基板変形部は、それぞれ圧電素子を有し、前記圧電素子の伸縮により前記第1の基板を撓ませるものであることが好ましい。
これにより、第1の基板を確実に撓ますことができる。
本発明の超音波トランスデューサーでは、前記第1の基板変形部および前記第2の基板変形部は、それぞれ前記第1の基板を加熱して膨張させる第1基板加熱手段であることが好ましい。
これにより、第1の基板を確実に撓ますことができる。
本発明の超音波トランスデューサーでは、前記基板変形手段は、前記第1の基板の厚み方向から見た平面視で前記各超音波素子が配置されている領域よりも外側に設けられていることが好ましい。
これにより、第1の基板を確実に撓ますことができる。
本発明の超音波トランスデューサーでは、前記第1の基板の前記超音波素子と反対側に接合された可撓性を有する第2の基板を備え、
前記基板変形手段は、前記第2の基板を撓ませることにより前記第1の基板を撓ませるものであることが好ましい。
これにより、第1の基板に基板変形手段を設けることなく、第1の基板を撓ますことができる。
本発明の超音波トランスデューサーは、可撓性を有する第1の基板と、
前記第1の基板上に設けられ、超音波の送受信を行う複数の超音波素子と、
前記第1の基板よりも熱膨張率が大きく、前記第1の基板の前記超音波素子と反対側に接合された可撓性を有する第2の基板と、
前記第1の基板を第1の方向に撓ませる第1の基板変形部と、前記第1の基板を第1の方向と交差する第2の方向に撓ませる第2の基板変形部とを有する基板変形手段とを備え、
前記基板変形手段は、前記第2の基板を加熱して膨張させることにより前記第1の基板を撓ませる第2基板加熱手段であることを特徴とする。
これにより、第1の基板を確実に撓ますことができる。
本発明の超音波トランスデューサーは、可撓性を有する第1の基板と、
前記第1の基板上に設けられ、超音波の送受信を行う複数の超音波素子と、
前記第1の基板の前記超音波素子と反対側に接合された可撓性を有する第2の基板と、
前記第1の基板を第1の方向に撓ませる第1の基板変形部と、前記第1の基板を第1の方向と交差する第2の方向に撓ませる第2の基板変形部とを有する基板変形手段とを備え、
前記基板変形手段は、前記第2の基板の中央部を前記第1の基板と反対側に向かって引っ張ることにより前記第1の基板を撓ませる引張機構であることを特徴とする。
これにより、第1の基板を確実に撓ますことができる。
本発明の超音波トランスデューサーでは、前記超音波素子は、前記第1の方向に沿って並設されていることが好ましい。
これにより、超音波トランスデューサーの焦点の位置を確実に調整することができる。
本発明の超音波トランスデューサーでは、前記超音波素子は、前記第2の方向に沿って並設されていることが好ましい。
これにより、超音波トランスデューサーの焦点の位置を確実に調整することができる。
本発明の超音波トランスデューサーでは、前記第1の方向と前記第2の方向とは互いに直交していることが好ましい。
これにより、制御を容易に行うことができ、性能の良い超音波トランスデューサーを実現することができる。
本発明の超音波プローブは、本発明の超音波トランスデューサーと、
前記超音波トランスデューサーが収容された筐体とを有することを特徴とする。
これにより、前述した効果を発揮することのできる超音波プローブが得られる。
本発明の診断機器は、本発明の超音波トランスデューサーと、
前記超音波トランスデューサーが収容された筐体と、
前記超音波トランスデューサーから送信される信号に基づいて信号処理を行う信号処理部を有する装置本体とを備えることを特徴とする。
これにより、前述した効果を発揮することのできる診断機器が得られる。
本発明の電子機器は、本発明の超音波トランスデューサーと、
前記超音波トランスデューサーが収容された筐体と、
前記超音波トランスデューサーから送信される信号に基づいて信号処理を行う信号処理部を有する装置本体とを備えることを特徴とする。
これにより、前述した効果を発揮することのできる電子機器が得られる。
本発明の超音波プローブの第1実施形態を示す斜視図である。 図1に示す超音波プローブの超音波トランスデューサー(第1実施形態)を示す平面図である。 図2中のA−A線での断面図である。 図2に示す超音波トランスデューサーの作用を説明するための断面図(図2中のA−A線での断面図)である。 図2に示す超音波トランスデューサーの作用を説明するための断面図(図2中のB−B線での断面図)である。 図2に示す超音波トランスデューサーの一部を拡大して示す平面図である。 図2および図6中のC−C線での断面図である。 本発明の超音波トランスデューサーの第2実施形態を示す平面図である。 本発明の超音波トランスデューサーの第3実施形態を示す断面図である。 図9に示す超音波トランスデューサーの作用を説明するための断面図である。 本発明の超音波トランスデューサーの第4実施形態を示す断面図である。 図11に示す超音波トランスデューサーの作用を説明するための断面図である。 本発明の診断機器の実施形態を示すブロック図である。
以下、本発明の超音波トランスデューサー、超音波プローブ、診断機器および電子機器を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の超音波プローブの第1実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示す超音波プローブの超音波トランスデューサー(第1実施形態)を示す平面図、図3は、図2中のA−A線での断面図、図4は、図2に示す超音波トランスデューサーの作用を説明するための断面図(図2中のA−A線での断面図)、図5は、図2に示す超音波トランスデューサーの作用を説明するための断面図(図2中のB−B線での断面図)、図6は、図2に示す超音波トランスデューサーの一部を拡大して示す平面図、図7は、図2および図6中のC−C線での断面図である。
なお、以下では、図2〜図7中の上側を「上」、下側を「下」、右側を「右」、左側を「左」として説明を行う。
また、図2では、音響整合部、上部電極、下部電極、上部電極用導線、下部電極用導線の一部等の図示を省略し、超音波トランスデューサーを模式的に示している。また、図3〜図5では、上部電極、下部電極、上部電極用導線、下部電極用導線等の図示を省略し、超音波トランスデューサーを模式的に示している。また、図6では、音響整合部の図示を省略している。
また、各図に示すように、互いに直交するX軸、Y軸を想定し、X軸の方向(X軸方向)を第1の方向とし、Y軸の方向(Y軸方向)を第1の方向と直交する第2の方向とする。なお、X軸方向が方位方向に対応し、Y軸方向がスライス方向に対応している(第2〜第4実施形態も同様)。
図1に示すように、超音波プローブ10は、筐体200と、筐体200に収納(収容)された超音波トランスデューサー1とを有している。超音波トランスデューサー1は、筐体200の先端部に設置されている。この超音波プローブ10は、例えば、後述する診断機器100等、各種の診断機器の超音波プローブとして用いることができる。
また、実施形態では、超音波トランスデューサー1の表面、すなわち後述する音響整合部6の表面は、外部に露出している。この音響整合部6は、超音波プローブ10および超音波トランスデューサー1の保護層として機能する。音響整合部6の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、シリコーンゴム等、音響インピーダンスが生体とほぼ同等の素材が用いられる。なお、音響整合部6の表面が外部に露出しないように構成してもよい。
また、本実施形態では、超音波プローブ10は、音響整合部6の表面を検査対象である生体に接触させて使用する接触型のセンサーである。すなわち、検査の際は、超音波プローブ10は、その音響整合部6の表面を検査対象である生体に接触させて使用する。この場合、超音波トランスデューサー1から音響整合部6に向かって超音波が送出されると、超音波は、音響整合部6を通過して生体内部に伝搬し、生体内の所定の部位で反射した超音波は、音響整合部6を通過して超音波トランスデューサー1に入力される。
また、超音波プローブ10は、ケーブル210を介して、後述する診断機器100の装置本体300(図13参照)と電気的に接続される。
図2〜図7に示すように、超音波トランスデューサー1は、可撓性を有する基板(第1の基板)2と、基板2上に設けられ、超音波の送受信を行う複数(図示の構成では12個)の超音波素子(超音波振動子)8と、基板2の超音波素子8側に設けられ、各超音波素子8を覆う音響整合部6と、基板2の超音波素子8と反対側に接合された可撓性を有する基板(第2の基板)3と、基板3の基板2と反対側に接合された支持基板4とを備えている。
基板2、基板3、支持基板4の形状は、それぞれ、特に限定されないが、図示の構成では、平面視(基板2の厚み方向から見た平面視)で四角形をなしている。なお、基板2、基板3、支持基板4の平面視での他の形状としては、それぞれ、例えば、五角形、六角形等の他の多角形、円形、楕円形等が挙げられる。
また、基板2、基板3、支持基板4の構成材料としては、それぞれ、特に限定されないが、例えば、シリコン(Si)等の半導体形成素材が用いられる。これにより、エッチング等により容易に加工することができる。
超音波素子8は、ダイアフラム51と、圧電体7とにより構成されており、各超音波素子8は、基板2上に行列状に配置されている。すなわち、X軸方向に沿って複数(図示の構成では4つ)の超音波素子8が並設され、かつY軸方向に沿って複数(図示の構成では3つ)の超音波素子8が並設されている。
圧電体7の形状は、特に限定されないが、図示の構成では、平面視で長方形をなしている。なお、圧電体7の平面視での他の形状としては、それぞれ、例えば、正方形等の他の四角形、五角形、六角形等の他の多角形、円形、楕円形等が挙げられる。なお、圧電体7およびその配線については後で述べる。
また、基板2の各超音波素子8に対応する部位には、それぞれ、その超音波素子8のダイアフラム51を形成するための開口21が形成されている。
開口21の形状は、特に限定されないが、図示の構成では、平面視で長方形をなしている。なお、開口21の平面視での他の形状としては、それぞれ、例えば、正方形等の他の四角形、五角形、六角形等の他の多角形、円形、楕円形等が挙げられる。
そして、基板2上には、支持膜5が形成されており、各開口21は支持膜5により閉塞されている。この支持膜5のうち、開口21を閉塞する領域により、ダイアフラム51が構成される。なお、ダイアフラム51上には、圧電体7が設けられている。
支持膜5の構成材料としては、特に限定されないが、支持膜5は、例えば、SiO膜とZrO層との積層体(2層構造)により構成される。ここで、SiO層は、基板2がSi基板である場合、基板2の表面を熱酸化処理することで形成することができる。また、ZrO層は、SiO層上に、例えばスパッタリング等の手法により形成することができる。ここで、ZrO層は、後述する圧電体7の圧電膜72として例えばPZTを用いる場合に、PZTを構成するPbがSiO層に拡散することを防止するための層である。また、ZrO層は、圧電膜72の歪みに対する撓み効率を向上させる等の効果も有している。
支持基板4は、その外周部に、基板3側に向って突出したリブ(支持部)41を有しており、そのリブ41に基板3が接合している。これにより、支持基板4と基板3との間に、空間12が形成される。この空間12は、基板2、3が撓んだときのその基板2、3の逃げ部として機能する。
図7に示すように、圧電体7は、ダイアフラム51(支持膜5)上に形成された下部電極71と、下部電極71上に形成された圧電膜72と、圧電膜72上に形成された上部電極73とを有している。
また、下部電極71には、例えば図6に示すように、支持膜5上でY軸方向に沿って延出する下部電極用導線71aが接続されている。この下部電極用導線71aは、Y軸方向に並ぶ各超音波素子8の共通の導線となる。すなわち、下部電極用導線71aは、図6に示すように、Y軸方向に隣り合う超音波素子8の下部電極71に接続されている。これにより、Y軸方向に並ぶ各超音波素子8の集合体を独立して駆動することができる。
また、上部電極73には、例えば図6に示すように、支持膜5上のX軸方向に沿って延出する上部電極用導線73aが接続されている。この上部電極用導線73aは、X軸方向に並ぶ各超音波素子8の共通の導線となる。すなわち、上部電極用導線73aは、図6に示すように、X軸方向に隣り合う超音波素子8の上部電極73に接続されており、その端部において、例えばGNDに接続されている。これにより、各超音波素子8の上部電極73がアースされることになる。
なお、前記とは逆に、下部電極用導線71aをGNDに接続してもよい。
これらの下部電極71、上部電極73、下部電極用導線71a、上部電極用導線73aの構成材料としては、それぞれ、導電性を有するものであれば特に限定されず、例えば、各種の金属材料等を用いることができる。また、下部電極71、上部電極73、下部電極用導線71a、上部電極用導線73aは、それぞれ、単層であってもよく、また、複数の層を積層してなる積層体であってもよい。具体例としては、例えば、下部電極71および下部電極用導線71aとして、それぞれ、Ti/Ir/Pt/Ti積層膜を用い、上部電極73および上部電極用導線73aとして、それぞれ、Ir膜を用いることができる。
圧電膜72は、例えば、PZT(ジルコン酸チタン酸鉛:lead zirconate titanate)を膜状に成膜することで形成される。なお、本実施形態では、圧電膜72としてPZTを用いるが、電圧を印加することで、面内方向に収縮(伸縮)することが可能な素材であれば、いかなる素材を用いてもよく、PZTの他、例えば、チタン酸鉛(PbTiO)、ジルコン酸鉛(PbZrO)、チタン酸鉛ランタン((Pb、La)TiO)等を用いてもよい。
このような超音波素子8では、例えば、装置本体300(図13参照)により、ケーブル210を介して、下部電極71と上部電極73との間に電圧を印加することで、圧電膜72が面内方向に伸縮する。このとき、圧電膜72の一方の面は、下部電極71を介して支持膜5に接合され、他方の面には、上部電極73が形成されている。ここで、上部電極73上には他の層が形成されないため、圧電膜72の支持膜5側が伸縮しにくく、上部電極73側が伸縮し易くなる。このため、圧電膜72に電圧を印加すると、開口21側に凸となる撓みが生じ、ダイアフラム51を撓ませる。したがって、圧電膜72に交流電圧を印加することで、ダイアフラム51が膜厚方向に対して振動し、このダイアフラム51の振動により超音波が発信される。
また、超音波素子8で超音波を受信する場合、超音波がダイアフラム51に入力されると、ダイアフラム51が膜厚方向に振動する。超音波素子8では、このダイアフラム51の振動により、圧電膜72の下部電極71側の面と上部電極73側の面とで電位差が発生し、上部電極73および下部電極71から圧電膜72の変位量に応じた受信信号(検出信号)(電流)が出力される。この信号は、ケーブル210を介して装置本体300(図13参照)に送信され、装置本体300において、その信号に基づいて所定の信号処理等がなされる。これにより、装置本体300において、超音波画像(電子画像)が形成され、表示される。
また、このような超音波プローブ10では、X軸方向に沿って並設された各超音波素子8から超音波を発信させるタイミングを遅延させてずらすことで、所望の方向に超音波の平面波を発信することが可能となる。
さて、図2および図3に示すように、トランスデューサー1は、基板2をX軸方向に撓ませる(湾曲させる)第1の基板変形部として、圧電体(圧電素子)11a、11bを有し、基板2をY軸方向に撓ませる第2の基板変形部として、圧電体(圧電素子)11c、11dを有している。圧電体11a、11b、11c、11dは、それぞれ、図示しない圧電膜、上部電極および下部電極を有しており、その構成は、前述した圧電体7と同様であるので、その説明は省略する。なお、圧電体11a、11b、11c、11dにより、基板変形手段が構成される。
ここで、圧電体11a、11bは、基板2をX軸方向に撓ませて、少なくとも1つの超音波素子8の超音波の出射面に対して垂直な線分13(図7参照)の方向を変更する手段である。すなわち、圧電体11a、11bは、基板2をX軸方向に撓ませて、少なくとも2つの超音波素子8の相対的な方向(線分13の方向)および位置を変更する手段である。
また、圧電体11c、11dは、基板2をY軸方向に撓ませて、少なくとも1つの超音波素子8の線分13の方向を変更する手段である。すなわち、圧電体11c、11dは、基板2をY軸方向に撓ませて、少なくとも2つの超音波素子8の相対的な方向(線分13の方向)および位置を変更する手段である。
なお、「出射面」とは、超音波素子8の超音波を出射する側の表面(面)を言う。具体的には、「出射面」とは、超音波素子8のダイアフラム51の圧電体7側(図7中の上側)の表面のことである。
また、「X軸方向(第1の方向)に撓む」とは、図4に示すとおり、基板(第1の基板)2の断面をX軸に直交(交差)するY軸方向(第2の方向)から見た時に、基板2の断面形状が図4中上か下に曲がっている、すなわち撓んでいることを言う。
また「Y軸方向(第2の方向)に撓む」とは、図5に示すとおり、基板2の断面をY軸に直交(交差)するX軸方向(第1の方向)から見た時に、基板2の断面形状が図5中上か下に曲がっている、すなわち撓んでいることを言う。
圧電体11a、11b、11c、11dは、それぞれ、支持膜5(基板2)上に設けられている。これらの圧電体11a、11b、11c、11dは、それぞれ、前述した圧電体7を形成する工程において、同時に形成することができる。
また、圧電体11a、11b、11c、11dは、それぞれ、基板2の外周部、すなわち、基板2の各超音波素子8が配置されている領域14よりも外側に配置されている。
ここで、圧電体11a、11b、11c、11dの形状は、それぞれ、特に限定されないが、図示の構成では、平面視で長方形をなしている。なお、圧電体11a、11b、11c、11dの平面視での他の形状としては、それぞれ、例えば、正方形等の他の四角形、五角形、六角形等の他の多角形、円形、楕円形等が挙げられる。
そして、圧電体11aは、領域14の図2中右側に、その長辺方向がY軸方向となるように配置され、圧電体11bは、領域14の図2中左側に、その長辺方向がY軸方向となるように配置されている。また、圧電体11cは、領域14の図2中上側に、その長辺方向がX軸方向となるように配置され、圧電体11dは、領域14の図2中下側に、その長辺方向がX軸方向となるように配置されている。
各圧電体11a、11b、11c、11dには、それぞれ、ケーブル210を介して、装置本体300側に設けられた電源220a、220b、220c、220dが接続される。
次に、超音波プローブ10の超音波トランスデューサー1の作用を説明する。
電源220a、220bにより、圧電体11a、11bに直流電圧が印加されると、圧電体11a、11bが収縮し、これにより、図4に示すように、基板2および3が、支持基板4側と反対側が凹となるようにX軸方向に撓む(湾曲する)。これにより、超音波素子8の線分13の方向(姿勢)が変更される。すなわち、X軸方向に並ぶ各超音波素子8の線分13が所定の位置で交差し、焦点が形成される。
そして、圧電体11a、11bに印加する直流電圧の電圧値を変更すると、圧電体11a、11bの収縮の度合いが変更され、これにより、基板2および3の撓み(湾曲)の度合いが変更される。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更され、焦点の位置が変更される。このようにして、焦点の位置を調整することができる。
また、電源220c、220dにより、圧電体11c、11dに直流電圧が印加されると、圧電体11c、11dが収縮し、これにより、図5に示すように、基板2および3が、支持基板4と反対側が凹となるようにY軸方向に撓む。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更される。すなわち、Y軸方向に並ぶ各超音波素子8の線分13が所定の位置で交差し、焦点が形成される。
そして、圧電体11c、11dに印加する直流電圧の電圧値を変更すると、圧電体11c、11dの収縮の度合いが変更され、これにより、基板2および3の撓みの度合いが変更される。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更され、焦点の位置が変更される。このようにして、焦点の位置を調整することができる。
また、電源220a、220b、220c、220dにより、圧電体11a、11b、11c、11dに直流電圧が印加されると、圧電体11a、11b、11c、11dが収縮し、これにより、基板2および3が、支持基板4と反対側が凹となるようにX軸方向およびY軸方向のそれぞれに撓む。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更される。すなわち、X軸方向に並ぶ各超音波素子8の線分13が所定の位置で交差し、焦点が形成されるとともに、Y軸方向に並ぶ各超音波素子8の線分13が所定の位置で交差し、焦点が形成される。
そして、圧電体11a、11b、11c、11dに印加する直流電圧の電圧値を変更すると、圧電体11a、11b、11c、11dの収縮の度合いが変更され、これにより、基板2および3のX軸方向およびY軸方向の撓みの度合いがそれぞれ変更される。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更され、焦点の位置が変更される。このようにして、2方向において、焦点の位置を調整することができる。
また、前記圧電体11a、11b、11c、11dによる基板2および3の変形動作は、基板2の表面が歪んだり、反ってしまった場合に、それを修正する際にも用いることができる。
なお、基板3は、省略されていてもよい。
また、この超音波プローブ10には、後述する第2〜第4実施形態の超音波トランスデューサー1を用いることもできる。
<第2実施形態>
図8は、本発明の超音波トランスデューサーの第2実施形態を示す平面図である。
なお、以下では、図8中の上側を「上」、下側を「下」、右側を「右」、左側を「左」として説明を行う。
また、図8では、音響整合部、上部電極、下部電極、上部電極用導線、下部電極用導線の一部等の図示を省略し、超音波トランスデューサーを模式的に示している。
以下、第2実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図8に示すように、第2実施形態の超音波トランスデューサー1では、第1の基板変形部として、基板2を加熱して膨張させる加熱部(第1基板加熱手段)15a、15bを有し、第2の基板変形部として、基板2を加熱して膨張させる加熱部(第1基板加熱手段)115c、15dを有している。加熱部15a、15b、15c、15dとしては、それぞれ、基板2を加熱することがきるものであれば、特に限定されず、例えば、ヒーター等を用いることができる。なお、加熱部15a、15b、15c、15dにより、基板変形手段が構成される。
加熱部15a、15b、15c、15dは、それぞれ、支持膜5(基板2)上に設けられている。これらの加熱部15a、15b、15c、15dは、それぞれ、前述した下部電極用導線71aや上部電極用導線73aを形成する工程において、同時に形成することができる。
また、加熱部15a、15b、15c、15dは、それぞれ、基板2の外周部、すなわち、基板2の各超音波素子8が配置されている領域14よりも外側に配置されている。
ここで、加熱部15a、15b、15c、15dの形状は、それぞれ、特に限定されないが、図示の構成では、平面視で長方形をなしている。なお、加熱部15a、15b、15c、15dの平面視での他の形状としては、それぞれ、例えば、正方形等の他の四角形、五角形、六角形等の他の多角形、円形、楕円形等が挙げられる。
そして、加熱部15aは、領域14の図8中右側に、その長辺方向がY軸方向となるように配置され、加熱部15bは、領域14の図8中左側に、その長辺方向がY軸方向となるように配置されている。また、加熱部15cは、領域14の図8中上側に、その長辺方向がX軸方向となるように配置され、加熱部15dは、領域14の図8中下側に、その長辺方向がX軸方向となるように配置されている。
各加熱部15a、15b、15c、15dには、それぞれ、ケーブル210を介して、装置本体300側に設けられた電源220a、220b、220c、220dが接続される。
次に、超音波トランスデューサー1の作用を説明する。
電源220a、220bにより、加熱部15a、15bに直流電圧が印加されると、加熱部15a、15bにより基板2が加熱されて膨張し、これにより、基板2および3が、支持基板4と反対側が凸となるようにX軸方向に撓む。これにより、超音波素子8の線分13の方向(姿勢)が変更される。
そして、加熱部15a、15bに印加する直流電圧の電圧値を変更すると、加熱部15a、15bの加熱温度が変更され、これにより、基板2の膨張の度合いが変更され、基板2および3の撓みの度合いが変更される。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更される。
また、電源220c、220dにより、加熱部15c、15dに直流電圧が印加されると、加熱部15c、15dにより基板2が加熱されて膨張し、これにより、基板2および3が、支持基板4と反対側が凸となるようにY軸方向に撓む。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更される。
そして、加熱部15c、15dに印加する直流電圧の電圧値を変更すると、加熱部15c、15dの加熱温度が変更され、これにより、基板2の膨張の度合いが変更され、基板2および3の撓みの度合いが変更される。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更される。
また、電源220a、220b、220c、220dにより、加熱部15a、15b、15c、15dに直流電圧が印加されると、加熱部15a、15b、15c、15dにより基板2が加熱されて膨張し、これにより、基板2および3が、支持基板4と反対側が凸となるようにX軸方向およびY軸方向のそれぞれに撓む。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更される。
そして、加熱部15a、15b、15c、15dに印加する直流電圧の電圧値を変更すると、加熱部15a、15b、15c、15dの加熱温度が変更され、これにより、基板2の膨張の度合いが変更され、基板2および3のX軸方向およびY軸方向のそれぞれの撓みの度合いが変更される。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更される。
この超音波トランスデューサー1では、基板2の表面が歪んだり、反ってしまった場合に、それを修正することができる。
なお、基板3は、省略されていてもよい。
<第3実施形態>
図9は、本発明の超音波トランスデューサーの第3実施形態を示す断面図、図10は、図9に示す超音波トランスデューサーの作用を説明するための断面図である。
なお、以下では、図9および図10中の上側を「上」、下側を「下」、右側を「右」、左側を「左」として説明を行う。
また、図9および図10では、上部電極、下部電極、上部電極用導線、下部電極用導線等の図示を省略し、超音波トランスデューサーを模式的に示している。
以下、第3実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図9に示すように、第3実施形態の超音波トランスデューサー1では、第1の基板変形部および第2の基板変形部(基板変形手段)として、基板3を加熱して膨張させる加熱部(第2基板加熱手段)16を有している。この加熱部16は、基板3を膨張させて撓ませることにより基板2を撓ませるものである。また、加熱部16としては、基板3を加熱することがきるものであれば、特に限定されず、例えば、ヒーター等を用いることができる。
また、加熱部16は、基板3の支持基板4側の面に設けられている。また、加熱部16は、基板3の中央部に配置されている。なお、加熱部16の形状は、特に限定されない。
また、基板3の熱膨張率は、基板2の熱膨張率よりも大きく設定されている。これにより、加熱部16により、基板3を加熱して膨張させた場合、基板2が加熱されて膨張しても、その膨張の度合いは、基板3の方が大きくなる。これにより、基板2は、支持基板4と反対側が凹となるようにX軸方向およびY軸方向のそれぞれに撓む。
なお、加熱部16には、ケーブル210を介して、装置本体300側に設けられた図示しない電源が接続される。
次に、超音波トランスデューサー1の作用を説明する。
電源により、加熱部16に直流電圧が印加されると、加熱部16により基板3が加熱されて膨張し、これにより、図10に示すように、基板2および3が、支持基板4と反対側が凹となるようにX軸方向およびY軸方向のそれぞれに撓む。これにより、超音波素子8の線分13の方向(姿勢)が変更される。すなわち、X軸方向に並ぶ各超音波素子8の線分13が所定の位置で交差し、焦点が形成されるとともに、Y軸方向に並ぶ各超音波素子8の線分13が所定の位置で交差し、焦点が形成される。
そして、加熱部16に印加する直流電圧の電圧値を変更すると、加熱部16の加熱温度が変更され、これにより、基板3の膨張の度合いが変更され、基板2および3のX軸方向およびY軸方向のそれぞれの撓みの度合いが変更される。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更される。このようにして、2方向において、焦点の位置を調整することができる。
また、前記加熱部16による基板2および3の変形動作は、基板2の表面が歪んだり、反ってしまった場合に、それを修正する際にも用いることができる。
<第4実施形態>
図11は、本発明の超音波トランスデューサーの第4実施形態を示す断面図、図12は、図11に示す超音波トランスデューサーの作用を説明するための断面図である。
なお、以下では、図11および図12中の上側を「上」、下側を「下」、右側を「右」、左側を「左」として説明を行う。
また、図11および図12では、上部電極、下部電極、上部電極用導線、下部電極用導線等の図示を省略し、超音波トランスデューサーを模式的に示している。
以下、第4実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図11に示すように、第4実施形態の超音波トランスデューサー1では、第1の基板変形部および第2の基板変形部(基板変形手段)として、基板3の中央部を基板2と反対側に向かって引っ張る引張機構17を有している。この引張機構17は、基板3を引っ張って撓ませることにより基板2を撓ませるものである。
引張機構17としては、基板3の中央部を基板2と反対側に向かって引っ張ることがきるものであれば、特に限定されないが、本実施形態では、カム機構を用いている。すなわち、引張機構17は、支持部材171と、カム172と、モーター173とを有している。以下、引張機構17について説明する。
まず、支持部材171は、基板3の支持基板4側の面に設けられている。この支持部材171は、図示の構成では、L字状をなし、基板3の中央部に接合されている。
また、カム172は、支持基板4の中央部に形成されている壁部42に回転(回動)可能に設置されている。このカム172は、支持部材171の直上に配置されている。
また、モーター173の回転軸174は、カム172に固着されており、モーター173が駆動して回転軸174が回転すると、その回転軸174とともにカム172が回転する。
なお、モーター173には、ケーブル210を介して、装置本体300側に設けられたモーター173の図示しない駆動制御部が接続される。
次に、超音波トランスデューサー1の作用を説明する。
駆動制御部により、加熱部16に駆動電圧が印加されると、モーター173が駆動してカム172が回転する(図12参照)。これにより、カム172によって支持部材171が支持基板4側に押されて移動する。これにより、支持部材171によって基板3の中央部が支持基板4側に引っ張られ、基板2および3が、支持基板4と反対側が凹となるようにX軸方向およびY軸方向のそれぞれに撓む。これにより、超音波素子8の線分13の方向(姿勢)が変更される。すなわち、X軸方向に並ぶ各超音波素子8の線分13が所定の位置で交差し、焦点が形成されるとともに、Y軸方向に並ぶ各超音波素子8の線分13が所定の位置で交差し、焦点が形成される。
そして、図12に示すように、カム172がさらに回転すると、カム172によって支持部材171が支持基板4側にさたに押されて移動する。これにより、支持部材171によって基板3の中央部がさらに支持基板4側に引っ張られ、基板2および3のX軸方向およびY軸方向のそれぞれの撓みの度合いが変更される。これにより、超音波素子8の線分13の方向が変更される。このようにして、2方向において、焦点の位置を調整することができる。
また、前記加熱部16による基板2および3の変形動作は、基板2の表面が歪んだり、反ってしまった場合に、それを修正する際にも用いることができる。
以上説明したような超音波プローブ10や超音波トランスデューサー1は、例えば、診断機器等の各種電子機器に好適に適用することができる。以下、電子機器の実施形態として、代表的に、診断機器の実施形態について説明する。
<診断機器(電子機器)の実施形態>
図13は、本発明の診断機器の実施形態を示すブロック図である。
図13に示すように、診断機器100は、前述した超音波プローブ10と、超音波プローブ10とケーブル210を介して電気的に接続される装置本体300とを備えている。
装置本体300は、制御部(制御手段)310と、駆動信号発生部320と、検出信号処理部330と、画像信号処理部340と、画像表示部(表示手段)350とを備えている。なお、検出信号処理部330および画像信号処理部340により、信号処理部が構成される。
制御部310は、例えば、マイクロコンピュータ等で構成され、駆動信号発生部320、画像信号処理部340等、装置本体300全体の制御を行う。また、画像表示部350は、例えば、CRT、LCD等のディスプレイ装置で構成されている。
次に、診断機器100の動作について説明する。
検査の際は、超音波プローブ10の音響整合部6の表面を検査対象である生体に接触させ、診断機器100を作動させる。
まず、制御部310が駆動信号発生部320に送信命令を出力すると、駆動信号発生部320は、各超音波素子8に対して、それぞれ、所定のタイミングで、その超音波素子8を駆動する駆動信号を送信する。これにより、各超音波素子8が、それぞれ、所定のタイミングで駆動する。これによって、超音波プローブ10の超音波トランスデューサー1から超音波が発信される。
発信された超音波は、生体内部に伝搬し、生体内の所定の部位で反射した超音波は、超音波プローブ10の超音波トランスデューサー1に入力される。
そして、超音波トランスデューサー1からは、入力した超音波に応じた検出信号が出力される。この検出信号は、ケーブル210を介して装置本体300の検出信号処理部330に送信され、検出信号処理部330において、所定の信号処理が施され、検出信号処理部330に含まれている図示しないA/D変換器によってディジタル信号に変換される。
検出信号処理部330から出力されたディジタル信号は、画像信号処理部340に入力され、フレームタイミング信号に同期して、画像信号処理部340に含まれている図示しない1次記憶部に面データとして順次記憶される。画像信号処理部340は、各面データに基づいて、2次元または3次元の画像データを再構成するととともに、画像データに対して、例えば、補間、レスポンス強調処理、階調処理等の画像処理を施す。画像処理が施された画像データは、画像信号処理部340に含まれている図示しない2次記憶部に記憶される。
そして、画像処理が施された画像データは、画像信号処理部340の2次記憶部から読みだされ、画像表示部350に入力される。画像表示部350は、画像データに基づいて画像を表示する。医師等の医療従事者は、前記画像表示部350に表示された画像を見て、診断等を行う。
以上、本発明の超音波トランスデューサー、超音波プローブ、診断機器および電子機器を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
なお、本発明の超音波トランスデューサーは、検査対象に接触させて使用する超音波プローブに限らず、検査対象に非接触で使用する近接センサーのような非接触型のセンサーに適用することもできる。
1…超音波トランスデューサー 2…基板 21…開口 3…基板 4…支持基板 41…リブ 42…壁部 5…支持膜 51…ダイアフラム 6…音響整合部 7…圧電体 71…下部電極 71a…下部電極用導線 72…圧電膜 73…上部電極 73a…上部電極用導線 8…超音波素子 10…超音波プローブ 11a、11b、11c、11d…圧電体 12…空間 13…線分 14…領域 15a、15b、15c、15d…加熱部 16…加熱部 17…引張機構 171…支持部材 172…カム 173…モーター 174…回転軸 100…診断機器 200…筐体 210…ケーブル 220a、220b、220c、220d…電源 300…装置本体 310…制御部 320…駆動信号発生部 330…検出信号処理部 340…画像信号処理部 350…画像表示部

Claims (15)

  1. 可撓性を有する第1の基板と、
    前記第1の基板上に設けられ、超音波の送受信を行う複数の超音波素子と、
    前記第1の基板を第1の方向に撓ませる第1の基板変形部と、前記第1の基板を第1の方向と交差する第2の方向に撓ませる第2の基板変形部とを有する基板変形手段とを備えることを特徴とする超音波トランスデューサー。
  2. 前記第1の基板を前記第1の方向と前記第2の方向との少なくとも一方の方向に撓ませて、少なくとも1つの前記超音波素子の出射面に対して垂直な線分の方向を変更するよう構成されている請求項1に記載の超音波トランスデューサー。
  3. 前記第1の基板を前記第1の方向と前記第2の方向との少なくとも一方の方向に撓ませて、少なくとも2つの前記超音波素子の相対的な方向および位置を変更するよう構成されている請求項1に記載の超音波トランスデューサー。
  4. 前記第1の基板変形部および前記第2の基板変形部は、それぞれ圧電素子を有し、前記圧電素子の伸縮により前記第1の基板を撓ませるものである請求項1ないし3のいずれかに記載の超音波トランスデューサー。
  5. 前記第1の基板変形部および前記第2の基板変形部は、それぞれ前記第1の基板を加熱して膨張させる第1基板加熱手段である請求項1ないし3のいずれかに記載の超音波トランスデューサー。
  6. 前記基板変形手段は、前記第1の基板の厚み方向から見た平面視で前記各超音波素子が配置されている領域よりも外側に設けられている請求項1ないし5のいずれかに記載の超音波トランスデューサー。
  7. 前記第1の基板の前記超音波素子と反対側に接合された可撓性を有する第2の基板を備え、
    前記基板変形手段は、前記第2の基板を撓ませることにより前記第1の基板を撓ませるものである請求項1に記載の超音波トランスデューサー。
  8. 可撓性を有する第1の基板と、
    前記第1の基板上に設けられ、超音波の送受信を行う複数の超音波素子と、
    前記第1の基板よりも熱膨張率が大きく、前記第1の基板の前記超音波素子と反対側に接合された可撓性を有する第2の基板と、
    前記第1の基板を第1の方向に撓ませる第1の基板変形部と、前記第1の基板を第1の方向と交差する第2の方向に撓ませる第2の基板変形部とを有する基板変形手段とを備え、
    前記基板変形手段は、前記第2の基板を加熱して膨張させることにより前記第1の基板を撓ませる第2基板加熱手段であることを特徴とする超音波トランスデューサー。
  9. 可撓性を有する第1の基板と、
    前記第1の基板上に設けられ、超音波の送受信を行う複数の超音波素子と、
    前記第1の基板の前記超音波素子と反対側に接合された可撓性を有する第2の基板と、
    前記第1の基板を第1の方向に撓ませる第1の基板変形部と、前記第1の基板を第1の方向と交差する第2の方向に撓ませる第2の基板変形部とを有する基板変形手段とを備え、
    前記基板変形手段は、前記第2の基板の中央部を前記第1の基板と反対側に向かって引っ張ることにより前記第1の基板を撓ませる引張機構であることを特徴とする超音波トランスデューサー。
  10. 前記超音波素子は、前記第1の方向に沿って並設されている請求項1ないし9のいずれかに記載の超音波トランスデューサー。
  11. 前記超音波素子は、前記第2の方向に沿って並設されている請求項1ないし10のいずれかに記載の超音波トランスデューサー。
  12. 前記第1の方向と前記第2の方向とは互いに直交している請求項1ないし11のいずれかに記載の超音波トランスデューサー。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の超音波トランスデューサーと、
    前記超音波トランスデューサーが収容された筐体とを有することを特徴とする超音波プローブ。
  14. 請求項1ないし12のいずれかに記載の超音波トランスデューサーと、
    前記超音波トランスデューサーが収容された筐体と、
    前記超音波トランスデューサーから送信される信号に基づいて信号処理を行う信号処理部を有する装置本体とを備えることを特徴とする診断機器。
  15. 請求項1ないし12のいずれかに記載の超音波トランスデューサーと、
    前記超音波トランスデューサーが収容された筐体と、
    前記超音波トランスデューサーから送信される信号に基づいて信号処理を行う信号処理部を有する装置本体とを備えることを特徴とする電子機器。
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