JP2013130892A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナーボトルの装着状態を容易に視認することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】1列に配置された複数の感光体に対して近接配置した複数の現像手段のそれぞれで単色のトナー像を形成し、各トナー像を記録媒体に順次転写してカラー画像を形成するタンデム方式の画像形成装置であって、異なる色のトナーが充填された複数のトナーボトル13と、複数のトナーボトル13を着脱自在に並列して保持するボトルホルダ110と、を備え、ボトルホルダ110に対して複数のトナーボトル13が正しく装着された状態で、複数のトナーボトル13の把持部101の端面が連続して直線(水平線)をなすように配置する。
【選択図】図6

Description

本発明は、カラー印刷可能なタンデム方式の画像形成装置としての複写機(PPC)、ファクシミリ、プリンタあるいはこれらの複合機に関するものである。
従来のカラー画像形成装置では、一般に4色の現像剤としてのトナーを用いるために、モノクロ専用の画像形成装置に比べて構成部品が増して大型化し易く、単位時間当りの排紙枚数も低下する傾向がある。そこで、1列に配置された複数の感光体に対して複数の現像装置を近接配置してそれぞれで単色のトナー像を形成し、各トナー像を順次転写して記録媒体(記録紙)にカラー画像を転写するタンデム方式が有利となる。
タンデム方式のカラー画像形成装置では、現像剤収納部材(トナーボトル)がトナーの色数だけ必要になるので、操作性を考慮してトナーボトルの視認性を向上させることが好ましい。
従来の画像形成装置には、操作パネルとトナーボトルとが、一般的にユーザが位置する装置本体の正面側から共に良好に見え、排紙方向に沿って4色のトナーボトルに入っているトナーの色を、各色のLEDおよび表示部が同じ順序で表示するようにしているものがある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、LEDのいずれかが点灯してトナーエンドあるいはトナーニアエンドを表示すると、いずれのトナーボトルがトナーエンドあるいはトナーニアエンドの状態にあるかが一目で判る。
しかしながら、従来の画像形成装置においては、トナーボトルをボトルホルダに装着するとき、トナーボトルが正しい回転位置に装着できていることを表示する点については配慮がなされていなかった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、トナーボトルの装着状態を容易に視認することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、1列に配置された複数の感光体に対して近接配置した複数の現像手段のそれぞれで単色のトナー像を形成し、各トナー像を記録媒体に順次転写してカラー画像を形成するタンデム方式の画像形成装置であって、異なる色のトナーが充填された複数のトナーボトルと、前記複数のトナーボトルを着脱自在に並列して保持するボトルホルダと、前記トナーボトルの把持部と位置合わせされる補助部と、を備え、前記補助部は、前記ボトルホルダの表面に対して凸形状であり、前記把持部は、長手方向を有する形状であり、前記ボトルホルダに前記トナーボトルが正しく装着された状態で、前記トナーボトルの把持部の長手方向に沿った延長線上に前記補助部が位置しているようにした構成を有している。
この構成により、ボトルホルダに対して複数のトナーボトルが正しく装着された状態で、複数のトナーボトルの把持部の端面が連続して所定の形状をなすため、例えば、装着不良のトナーボトルがある場合には、前記所定の形状をなすことができない。この場合、前記所定の形状が崩れることから、ユーザはトナーボトルの装着不良を容易に視認(判別)することができる。したがって、ユーザは安心して装着操作を行うことができ、トナーボトルのセットミスによる誤作動も低減することが期待される。さらに、本発明は次の(2)から(4)の構成を有していることが好ましい。
(2)本発明は、(1)において、前記ボトルホルダには、前記トナーボトルが挿入される複数のボトル挿入口が設けられているようにした構成を有している。
(3)本発明は、(2)において、前記補助部は、隣り合う前記ボトル挿入口の間に設けられているようにした構成を有している。
(4)本発明は、(2)または(3)において、前記補助部は、前記ボトル挿入口の両隣にそれぞれ設けられ、前記ボトルホルダに前記トナーボトルが正しく装着された状態で、前記トナーボトルの把持部の長手方向に沿った延長線上に、前記ボトル挿入口の両隣に設けられた前記補助部が位置するようにした構成を有している。
本発明は、ボトルホルダに対して複数のトナーボトルが正しく装着された状態で、複数のトナーボトルの把持部の端面が連続して所定の形状をなすようにしたことにより、トナーボトルの装着状態を容易に視認することができるという効果を有する画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施の一形態としての複写機の概略構成を示す断面図である。 図1の複写機の外観を示す斜視図である。 図1のトナーボトルの装着状態(アンロック状態)を示す斜視図である。 図1のトナーボトルの平面図である。 図4のトナーボトルを他の方向から見た図である。 図1のトナーボトルの装着状態(ロック状態)を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態としてのボトルホルダを説明する図である。
以下、本発明の画像形成装置の実施の一形態としての複写機について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態としての複写機を図1に示す。
図1において、複写機1はタンデム式のフルカラー画像形成装置である。複写機1は、画像読取ユニットとしてのスキャナ部2と、スキャナ部2の正面側に配された操作部6(図2参照)と、スキャナ部2の下部に配置された排紙部3と、排紙部3の下部に配置された画像形成部4と、画像形成部4の下部に配置された2段の給紙ユニットとしての給紙部5と、から構成されている。
スキャナ部2は、コンタクトガラス2aと、光源2bと、第1ミラー部材2cと、第2ミラー部材2dと、第3ミラー部材2eと、結像レンズ2fと、CCD等のイメージセンサ2gとを備えており、光源2bおよび第1ミラー部材2cは、第1走行体に保持され、第2ミラー部材2dおよび第3ミラー部材2eは、第2走行体に保持されるようになっている。このようなスキャナ部2は、光源2bによりコンタクトガラス2a上に載置された原稿に光を照射し、各ミラー部材2c〜2eにより原稿からの反射光を折り返させ、その反射光を結像レンズ2fにより結像してイメージセンサ2gで読み取らせるようになっている。
なお、スキャナ部2の上部には、コンタクトガラス2a上に載置された原稿を押圧する図示しない圧板や、コンタクトガラス2a上に原稿を自動で搬送してシートスルー方式の原稿読取を実現する自動原稿搬送装置(ADF)などが設けられる。
画像形成部4は、画像形成装置本体内に並列された4つのプロセスカートリッジ11Y、11C、11M、11K(以下、単にプロセスカートリッジ11とも記す)と、光書込手段としての光書込装置12と、それぞれ異なる色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)のトナーを収容するトナー収容手段として画像形成装置本体内に並列された4つのトナーボトル13Y、13C、13M、13K(以下、単にトナーボトル13とも記す)と、中間転写手段としての中間転写装置14と、中間転写クリーニング手段としての中間転写クリーニング装置15と、定着手段としての定着装置16と、を備えている。
各プロセスカートリッジ11は、同一の構成であり、それぞれ潜像を担持する感光体としての感光体ドラム17と、感光体ドラム17を帯電するための帯電部としての帯電装置18と、感光体ドラム17上の転写残トナーを除去するクリーニング部としてのクリーニング装置19と、感光体ドラム17の表面に形成された静電潜像にトナーを供給しトナー像として可像化する現像部としての現像装置20とを有している。また、各プロセスカートリッジ11は、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色の画像を形成するようになっている。
光書込装置12は、4つのプロセスカートリッジ11の下部に配置され、各色に対応する例えばレーザダイオード方式の4つの光源と、光源から出射されたレーザ光束をコリメートする光学系と、ポリゴンミラーおよびポリゴンモータからなる1つの偏向器と、各光源の光路上に配置されたfθレンズなどの走査、結像用のレンズや補正用レンズ、ミラーなどからなる光学系とにより構成されている。この光書込装置12は、各色の画像情報に基づき4つの光源から出射されたレーザ光束を1つの偏向器により4系統に振り分けて偏光走査し、帯電装置18により帯電された各色の感光体ドラム17の表面に照射し、4つの感光体ドラム17に静電潜像を書き込むようになっている。
各トナーボトル13は、同一の構成であり、それぞれ排紙部3の下部に配置され、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーが充填されるようになっている。これらのトナーボトル13は、ボトルホルダ110(図3参照)に保持されている。各トナーボトル13は、それぞれ各色に対応するプロセスカートリッジ11に図示しない供給路を介して、充填された各色のトナーを供給するようになっている。4本のトナーボトル13は略水平に配置されている。
中間転写装置14は、プロセスカートリッジ11の上部に配置され、一次転写ローラ14aと、中間転写ベルト14bと、二次転写ローラ14cとを有している。この中間転写装置14は、一次転写ローラ14aに所定の転写電圧が印加されることにより、感光体ドラム17上に形成されたトナー像を回転する中間転写ベルト14b上に一次転写するようになっている。また、二次転写ローラ14cに所定の転写電圧が印加されることにより、中間転写ベルト14b上に転写されたトナー像をさらに記録紙に二次転写するようになっている。
中間転写クリーニング装置15は、図1中、中間転写装置14の左側に配置され、記録紙への転写後に中間転写ベルト14b上の残留トナーを除去するようになっている。
定着装置16は、図1中、中間転写装置14の右上部かつ各トナーボトル13の右側に配置され、定着ローラ16aと、加熱ローラ16bと、定着ローラ16aと加熱ローラ16bとに支持された定着ベルト16cと、定着ベルト16cに所定の圧力で接する加圧ローラ16dとを備えている。この定着装置16は、記録紙に転写されたトナー像を熱と圧力により記録紙に定着させるようになっている。
また、定着装置16の上部には、搬送ローラ21や排紙ローラ22が配置されており、排紙部3に向けて記録紙を搬送し排紙するようになっている。
さらに、定着装置16の上部には、両面複写時に搬送路を切り換えるための切換爪23やスイッチバック式に記録紙の向き反転するための反転搬送ローラ24および反転搬送路25が配置されている。また図1中、定着装置16の右側面側には、搬送路上に第1両面用搬送ローラ26および第2両面用搬送ローラ27が設けられた両面用搬送路28が配置されている。そして、これら搬送路および搬送ローラは、反転搬送路25に一時的にスタックされた記録紙を反転搬送ローラ24で向きを反転させて、第1両面用搬送ローラ26および第2両面用搬送ローラ27により両面用搬送路28上を搬送して、後述するレジストローラに再給紙するようになっている。
このような画像形成部4は、帯電装置18によって帯電された感光体ドラム17上に、光書込装置12から光を照射して潜像を書き込み、潜像が書き込まれた感光体ドラム17の表面に、現像装置20によってトナーを供給してトナー像として可視像化して、この可視像化されたトナー像を中間転写装置14により記録紙に転写し、定着装置16により転写された画像を記録紙に定着させて、画像を形成するようになっている。
給紙部5は、記録紙が収納された2段の第1給紙カセット5aおよび第2給紙カセット5bと、第1給紙装置5cおよび第2給紙装置5dとを備えている。
また、この第1給紙装置5cおよび第2給紙装置5dの給紙方向上流には、第1搬送ローラ30および第2搬送ローラ31が配置されている。さらに、この第1搬送ローラ30および第2搬送ローラ31の給紙方向のさらに上流であって、二次転写ローラ14cの手前には、レジストローラ32が配置されている。
さらに、給紙部5は、第1給紙カセット5aおよび第2給紙カセット5bのいずれかから第1給紙装置5cまたは第2給紙装置5dにより記録紙を給紙し、第1搬送ローラ30および第2搬送ローラ31を介してレジストローラ32に向けて給紙するようになっている。また、レジストローラ32は、第1搬送ローラ30および第2搬送ローラ31を介して給紙された記録紙を所定のタイミングにて二次転写ローラ14cに給紙するようになっている。
なお、操作部6には、例えばスタートキー、テンキー、機能設定キー、リセットキー、クリア/ストップキー等を含む複写機1の各種機能を操作するための各種入力キーと、各種入力情報や画像形成装置の状態などを表示する表示部と、を有する。
次に、複写機1の外観を図2に示し、複写機1の前側開閉扉を外してボトルホルダを露出させた状態を図3に示す。
図2において、画像形成部4および給紙部5が設けられる装置本体の外装は、プラスチックを用いた樹脂成型により形成された外装カバーや前側開閉扉7、横側開閉扉(不図示)等の部材で構成されている。この前側開閉扉7は、外装カバーに対して開閉可能に設けられ、トナーボトル13の交換や画像形成部4の保守、メンテナンス作業が容易に行えるようになっている。また、横側開閉扉は、前側開閉扉7に対して右側に設けられ、後述する定着ユニットの着脱や、記録紙の紙詰まり時の除去処理等の作業がし易いようになっている。また、横側開閉扉には、手差し用トレイ9(図1参照)が開閉可能に設けられている。なお、図2においては図示を省略しているが、前記外装として後側にも開閉扉が設けられ、画像形成に必要な装置の保守、メンテナンス作業を行い易いようになっている。
本実施の形態では、トナーボトル13を交換する場合、ユーザは前側開閉扉7を手前に開いてボトルホルダ110を露出させ、交換対象の装着済トナーボトル13を把持して所定方向に回して抜き取る。次いで、ボトル挿入口116(図3参照)から未使用のトナーボトル13を挿入し、所定方向に回してロック状態にする。
図3において、ボトルホルダ110は、トナーボトル13を軸回転可能に保持する部材である。ここでは、例えば、弾性および耐衝撃性を有するポリアセタール樹脂(POM)あるいはアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)によって成型される。また、ボトルホルダ110は、ボトル挿入口116、トナーボトル13の周面に設けられたトナー排出口107(図4参照)を開閉する開閉部材(不図示)、トナーボトル13の回転を制止するためのロック部(不図示)、等を有している。
ボトルホルダ110には、4本のトナーボトル13Y、13C、13M、13Kが着脱自在に装着されるようになっている。図3中、トナーボトル13Y、13M、13Kは正しく装着されている(ロック状態である)のに対し、トナーボトル13Cはボトル挿入口116に挿入されているものの、完全に装着されていない(アンロック状態である)。
次に、トナーボトル13の構造を図4、図5に示し、トナーボトル13およびボトルホルダ110の色表示を図6に示す。図5において(a)は図4のトナーボトル13をA方向から見た図、(b)は図4のトナーボトル13をB方向から見た図、(c)は図4のトナーボトル13をC方向から見た図、(d)は図4のトナーボトル13をD方向から見た図である。
図4、図5において、トナーボトル13は、例えば、軟弾性樹脂としてのポリエチレン樹脂を略円筒状に成型して作成され、周面の一部にトナー排出口107が形成されている。また、トナーボトル13は、一端面に突出する把持部101と、ボトルホルダ110のロック部と嵌合してロック状態とするための突起部102、103と、充填されたトナーの色を表示する突起群104と、を有する。突起群104の各突起の配置は、トナーボトル13の誤挿入を防止するために4色のトナーに対応してそれぞれ異なっている。なお、把持部101は肉抜きにより肉厚を削減して成型されたものである。
把持部101の端面には前記トナーの色表示101cが印刷されている(図5(a)参照)。把持部101の上面には、ユーザが手の親指を掛け易いように半円形の凹部101aが形成されている(図5(c)参照)。把持部101の下面には、ユーザが手指を掛け易いように凸部101bが形成されている。例えば、トナーボトル13の挿入方向に延びる断面略3角形のリブ状突起が平行して多数形成されている(図5(d)参照)。
なお、トナーボトル13の端面にはトナーの色表示105が印刷されている。色表示105は、色名称と絵文字とがトナーと同色となっている(図6(a)参照)。トナーボトル13の挿入端側の周面にはトナーの色表示(および挿入方向表示)106が印刷されている。色表示(および挿入方向表示)106は、色名称と絵文字と矢印とがトナーと同色となっている(図6(b)参照)。
一方、図6(c)に示すように、ボトルホルダ110には、トナーボトル13の挿入を案内するガイド部を備えたボトル挿入口116が開口している。ボトル挿入口116の周縁(図中、上部)には、トナーの色表示115と、トナーボトル13の着脱方向表示(図中、時計方向および反時計方向を示す矢印)と、が印刷されている。そして、ボトルホルダ110に対してトナーボトル13が正しく装着されてロック状態にある場合に、トナーボトル13の端面の色表示105とボトルホルダ110の色表示115とが対向するようになっている。
以上のように構成された複写機1について、そのトナーボトル装着動作を説明する。
まず、ユーザはトナーボトル13を一端側(図5(b)参照)からボトル挿入口116に挿入する(図3参照)。このとき、トナーボトル13の挿入端側の周面に印刷されたトナーの色表示(および挿入方向)106とボトル挿入口116の周縁のトナーの色表示115とを視認する。この視認によってトナーボトル13の色違いや挿入方向違いを回避することができる。
次いで、ユーザはボトルホルダ110の後面に突き当たるまでトナーボトル13を押し込み、例えば、時計回りに約45度回す。ここで、トナーボトル13の突起部102、103とボトルホルダ110の嵌合部(不図示)とが嵌合してロック状態になる。このとき、ユーザはトナーボトル13を把持する手の感覚(触覚)によってロック状態を確認する。また、トナーボトル13の端面に印刷されたトナーの色表示105とボトル挿入口116の周縁のトナーの色表示115との一致を確認(視認)する。さらに、全てのトナーボトル13の端面の色表示101cが連続して略直線(例えば、水平線)をなすか否かを視認することによって、全てのトナーボトル13がロック状態にあるか否かを確認する。例えば、今回装着したトナーボトル13Cの把持部101が、装着済のトナーボトル13Y、13M、13Kの把持部101のなす直線に対して斜行していないか否かを確認する。
なお、装着済のトナーボトル13を離脱する場合、ユーザはトナーボトル13の把持部101を把持して反時計回りに約45度回し、さらに手前に引き抜いてボトル挿入口116から取り出す。このとき、ユーザはトナーボトル13を把持する手の感覚(触覚)によってアンロック状態を確認する。
このような本発明の実施の一形態としての複写機1によれば、4本のトナーボトル13の把持部101の端面が同一の長方形をなし、全てのトナーボトル13がロック状態にある場合は、全てのトナーボトル13の把持部101の端面が連続して一直線に見えるように配置しているので、ユーザは装着操作時の手指の触覚に加えて前記一直線を視認することにより、全てのトナーボトル13が正しく装着(セット)されているのを確認することができる。したがって、ユーザは安心して装着操作を行うと共に、トナーボトル13のセットミスの有無を速やかに判断することができる。
なお、前述した実施の形態では、トナーボトル13の端面から突出する把持部101の端面が連続して一直線に見えるようにした場合について説明したが、本発明はこのほかに、4つのボトル挿入口116の間に直線表示を補助する補助部としての補助部材または補助表示を行ってもよい。この場合、トナーボトル13の装着時の操作性がさらに向上する。
例えば、図7に示すように、ボトルホルダ110のボトル挿入口116の周縁に補助表示117a〜117eを印刷し、4本のトナーボトル13がロック状態にある場合は、各トナーボトルの把持部101a〜101dの端面と補助表示117a〜117eとが連続して一直線に見えるようにしている。この場合、補助表示117a〜117e(以下、単に117とも記す)の太さ(図中、上下幅)が把持部101a〜101dの太さと同一となるようにしている。図7の構成によれば、ボトル挿入口116の両隣の補助表示117と把持部101の端面との位置合せによって容易にロック状態にすることができる。また、これに限らず、補助表示117a〜117eをロック状態における把持部101a〜101dと同一の高さ(ボトルホルダ110の表面からの高さ)の凸形状に形成しても、同様の効果が得られるものである。
また、前述した実施形態では、トナーボトル13の把持部101の端面が連続して一直線(水平線)に見えるようにした場合(ロック状態で各把持部が水平になるようにした場合)について説明したが、本発明はこのほかに、各把持部が斜線(例えば、トナーボトル13が水平線に対して傾斜配置された場合)や波型をなすようにしても同様の効果が得られるものである。
あるいは、各把持部が垂直となるようにしてもよい。この場合、ロック状態では全ての把持部101が互いに平行となるので、ユーザは把持部101の傾きによってトナーボトル13のセットミスを速やかに視認することができる。
最後に、各請求項の発明に相当する実施の形態の作用効果を述べる。
(1)前述した実施の形態等によれば、ボトルホルダ110に対して4本のトナーボトル13Y、13C、13M、13Kが正しく装着された状態で、それぞれのトナーボトルの把持部101の端面が連続して所定の形状としての直線、斜線、波型等をなすようにしたので、ユーザはトナーボトルの装着完了を容易に視認することができる。また、装着不良のトナーボトルがある場合には前記所定の形状が崩れる(成立しない)ので、ユーザはトナーボトルの装着不良を容易に視認することができる。
なお、前述した実施の形態において、例えば、現像装置20は現像手段に相当する。例えば、記録紙は記録媒体に相当する。例えば、感光体ドラム17は感光体に相当する。
(2)前述した実施の形態等によれば、4本のトナーボトル13Y、13C、13M、13Kの把持部101の端面が連続して直線(水平線)をなすようにしたので、前述と同様にユーザはトナーボトル13の装着の良否を容易に視認することができる。特に、直線の崩れ(曲折)は曲線の崩れに比べて視認が容易であるために、トナーボトル装着時の操作性がさらに向上する。
(3)前述した実施の形態等によれば、ボトルホルダ110に4本のトナーボトル13Y、13C、13M、13Kが正しく装着された状態で、トナーボトル13の端面の色表示105とボトル挿入口116の近傍の色表示115とが対向するようにしたために、トナーボトル13の装着不良のみならず、双方の色表示105、115が同色であるか否かによって交換するトナーボトル13の色違いも視認することができる。したがって、トナーボトルのセットミスを回避することができる。
(4)前述した実施の形態等によれば、トナーボトル13の把持部101の上面(表面)に凹部101aを形成したために、凹部101aに続く平坦部と相まってボトル挿入口116の近傍の狭い空間においても把持部101を容易に把持することができる。よって、トナーボトル装着時の操作性が向上する。
(5)前述した実施の形態等によれば、トナーボトル13の把持部101の下面(裏面)に凸部101bを形成したために、ボトル挿入口116の近傍の狭い空間においても把持部101を容易に把持することができる。よって、トナーボトル装着時の操作性が向上する。
(6)前述した実施の形態等によれば、トナーボトル13の把持部101を肉抜きで中空となるように樹脂成型したために、樹脂成型を容易にして生産性を高めると共に樹脂成型に用いる樹脂量を節約することが期待される。
1 複写機(画像形成装置)
2 スキャナ部(画像読取ユニット)
4 画像形成部
11、11Y、11C、11M、11K プロセスカートリッジ
12 光書込装置
13、13Y、13C、13M、13K トナーボトル
14 中間転写装置
15 中間転写クリーニング装置
16 定着装置
17 感光体ドラム(感光体)
18 帯電装置
19 クリーニング装置
20 現像装置(現像手段)
101 把持部
101a 凹部
101b 凸部
101c 色表示
102 突起部
103 突起部
104 突起群
105 色表示
106 色表示(および挿入方向表示)
107 トナー排出口
110 ボトルホルダ
115 色表示および着脱方向
116 ボトル挿入口
117a〜117e 補助表示
特開2006−145801号公報

Claims (4)

  1. 1列に配置された複数の感光体に対して近接配置した複数の現像手段のそれぞれで単色のトナー像を形成し、各トナー像を記録媒体に順次転写してカラー画像を形成するタンデム方式の画像形成装置であって、
    異なる色のトナーが充填された複数のトナーボトルと、前記複数のトナーボトルを着脱自在に並列して保持するボトルホルダと、前記トナーボトルの把持部と位置合わせされる補助部と、を備え、
    前記補助部は、前記ボトルホルダの表面に対して凸形状であり、
    前記把持部は、長手方向を有する形状であり、
    前記ボトルホルダに前記トナーボトルが正しく装着された状態で、前記トナーボトルの把持部の長手方向に沿った延長線上に前記補助部が位置していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ボトルホルダには、前記トナーボトルが挿入される複数のボトル挿入口が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補助部は、隣り合う前記ボトル挿入口の間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補助部は、前記ボトル挿入口の両隣にそれぞれ設けられ、
    前記ボトルホルダに前記トナーボトルが正しく装着された状態で、前記トナーボトルの把持部の長手方向に沿った延長線上に、前記ボトル挿入口の両隣に設けられた前記補助部が位置することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
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