JP2013126301A - 非接触充電装置 - Google Patents

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巨樹 渡部
Hidenobu Hanaki
秀信 花木
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Abstract

【課題】非接触充電装置において、電子キーシステムの通信に対する影響を抑制することにある。
【解決手段】充電装置側受信アンテナ45a,45bを通じて要求信号を受信した旨判断されたとき、電子キー10及び車載装置20間で無線通信が開始する旨判断されて、1次コイルL1に供給される交流電流が抑制される。これにより、非接触充電装置40の携帯端末50への送電により電子キー10及び車載装置20間の通信が妨害されることが抑制される。
【選択図】図1

Description

この発明は、非接触で被充電装置を充電する非接触充電装置に関する。
従来、充電装置から被充電装置へ非接触で送電を行うことで、被充電装置を充電する非接触充電システムが存在する(例えば、特許文献1参照)。具体的には、充電装置には1次コイルが設けられ、被充電装置には2次コイルが設けられる。充電装置の上面には、被充電装置が設置される送電パッドが形成される。1次コイルは、励磁されることで低周波数の電波(電磁波)を放出する。この電波により2次コイルに電力が誘起される。この電力が被充電装置に内蔵される電池に充電される。
今後、非接触充電システムの業界団体であるWPC(Wireless Power Consortium)の規格に沿った充電装置の普及が予想される。この規格においては、1次コイルからの電波の周波数は100kHz〜200kHzに指定されている。
一方、車両には電子キー及び車両間での無線通信を通じて車両ドアの施解錠やエンジンの始動を可能とする電子キーシステムが搭載されている(例えば、特許文献2参照)。この電子キーシステムにおいて、車両から電子キーには、LF帯(代表的には134kHz又は125kHz)の電波が送信される。
特開2008−5573号公報 特開2004−92071号公報
上記充電装置を車両に搭載した場合、非接触充電システム及び電子キーシステム間で使用される周波数が重複するため電波干渉が生じるおそれがある。具体的には、充電装置を車内にて使用すると、その電波が電子キーシステムにとってノイズとなる。この結果、電子キー及び車両間の無線通信、ひいてはエンジンの始動等が不可となるおそれがある。このため、非接触充電装置を車載するにあたって、ユーザの利便性を確保するために電子キーシステムの通信に対する影響を抑制することが求められている。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子キーシステムの通信に対する影響を抑制した非接触充電装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、1次コイルに交流電流が供給されることで被充電装置に非接触で送電する非接触充電装置において、電子キー及び車載装置間の無線通信開始時に前記車載装置の送信アンテナから送信される要求信号を受信する受信アンテナと、前記受信アンテナを通じて、前記要求信号を受信した旨判断したとき、前記電子キー及び前記車載装置間で無線通信が開始された旨検出する通信監視手段と、送電中に前記通信監視手段を通じて前記無線通信が開始される旨判断したとき前記1次コイルに供給される交流電流を抑制する制御手段と、を備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、受信アンテナを通じて要求信号を受信した旨判断されたとき、無線通信が開始する旨判断されて、1次コイルに供給される交流電流が抑制される。これにより、非接触充電装置からの電磁波が抑制される。従って、非接触充電装置の被充電装置への送電により電子キー及び車載装置間の通信が妨害されることが抑制される。
また、上記構成においては、非接触充電装置及び車載装置間の有線接続を省略することができる。従って、非接触充電装置をより簡易に構成することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の非接触充電装置において、前記受信アンテナは、特定の軸方向の磁界を検出するとともに、その軸方向が前記1次コイルから放射される磁界の向きに対して直交する態様で設置されることをその要旨としている。
同構成によれば、受信アンテナは、特定の軸方向の磁界を検出する。その受信アンテナは、その軸方向が1次コイルから放射される磁界の向きに対して直交するように設置される。よって、受信アンテナによって1次コイルから放射される電波を受信することが抑制される。従って、1次コイルからの電波(磁界)によって送信アンテナからの要求信号の受信が阻害されることが抑制され、より確実に受信アンテナによって要求信号が受信される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の非接触充電装置において、前記受信アンテナは、その軸方向が前記送信アンテナから放射される磁界の向きに沿う態様で設置されることをその要旨としている。
同構成によれば、受信アンテナは、送信アンテナからの要求信号のみを確実に受信することができる。よって、より確実に無線通信開始時に非接触充電装置からの電磁波を抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の非接触充電装置において、前記受信アンテナは、第1の軸方向の磁界を検出する第1の受信アンテナと、前記第1の軸方向に直交する第2の軸方向の磁界を検出する第2の受信アンテナとを有し、前記第1の受信アンテナ及び第2の受信アンテナは、互いに直交する軸がなす面が前記1次コイルから放射される磁界の向きに対して直交する態様で、かつ前記互いに直交する軸がなす面が前記送信アンテナから放射される磁界の向きに沿う態様で設置されることをその要旨としている。
同構成によれば、両受信アンテナを通じて、1次コイルから放射される磁界の向き以外の磁界を受信することができる。これにより、両受信アンテナによって1次コイルからの磁界が受信されることを抑制しつつ、送信アンテナからの磁界が受信される。
本発明によれば、非接触充電装置において、電子キーシステムの通信に対する影響を抑制することができる。
車両の構成を示すブロック図。 携帯端末が送電パッドに設置された非接触充電装置の斜視図。 非接触充電装置等の構成を示す断面図。
以下、本発明にかかる非接触充電装置を具体化した一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
図1に示すように、車両は、非接触充電装置40と、車載装置20とを備える。この車載装置20は、ユーザに所持される電子キー10との相互通信を通じてエンジンの始動を許可する。また、非接触充電装置40は、ユーザに所持される携帯端末50を非接触で充電可能に構成される。以下、電子キー10、車載装置20及び非接触充電装置40の具体的構成について説明する。
<電子キー>
電子キー10は、CPUからなるコンピュータユニットによって構成された電子キー制御部11を備える。この電子キー制御部11には、LF(Low Frequency)帯の無線信号を受信するLF受信部12と、UHF(Ultra High Frequency)帯の無線信号を送信するUHF送信部13とが接続されている。
LF受信部12は、自身のLF受信アンテナ12aを介して車載装置20から送信されるLF帯の無線信号である要求信号を受信すると、この要求信号を復調し、復調された信号を電子キー制御部11へ出力する。
電子キー制御部11は、不揮発性のメモリ11aを備え、同メモリ11aには電子キー10に固有のIDコードが記憶されている。電子キー制御部11は、要求信号を認識すると、メモリ11aに記憶されたIDコードを含む応答信号をUHF送信部13へ出力する。UHF送信部13は、応答信号を変調するとともに、この変調した応答信号を、送信アンテナ13aを介してUHF帯の無線信号として送信する。
<車載装置>
図1に示すように、車載装置20は、コンピュータユニットにて構成されるECU21を備える。このECU21には、LF帯の無線信号を送信するLF送信部23と、UHF帯の無線信号を受信するUHF受信部24とが接続されている。
LF送信部23にはLF送信アンテナ23aが接続され、UHF受信部24にはUHF受信アンテナ24aが接続されている。LF送信アンテナ23aは、フェライトなどの透磁率の高い棒状のコアに電線が巻き付けられてなるバーアンテナである。また、図3に示すように、LF送信アンテナ23aは、その軸が車両水平方向(図中の左右方向)に沿うように、例えば車両の床面に寝かされた状態で設置される。
また、図1に示すように、ECU21には、エンジンスイッチ33と、カーテシスイッチ34とが接続されている。カーテシスイッチ34は、車両ドアの開閉状態を検出し、その検出結果をECU21に出力する。エンジンスイッチ33は、運転席の近傍に押し操作可能に設けられている。エンジンスイッチ33は押し操作されると、その旨の操作信号をECU21に出力する。
ECU21は、不揮発性のメモリ21aを備え、そのメモリ21aには電子キー10のIDコードと同一のIDコードが記憶されている。
ECU21は、車両ドアの解錠後にカーテシスイッチ34を通じて車両ドアが開閉した旨判断したとき、要求信号を生成し、その生成した要求信号をLF送信部23に出力する。LF送信部23は、ECU21から要求信号が入力されると、その要求信号を変調して、この変調された要求信号をLF送信アンテナ23aを介して車内に送信する。
UHF受信部24は、自身のUHF受信アンテナ24aを介して電子キー10から送信される応答信号を受信すると、この信号をパルス信号に復調し、この復調された応答信号をECU21へ出力する。
ECU21は、応答信号を認識すると、その応答信号に含まれるIDコードと、メモリ21aに記憶されたIDコードとの照合を行う。ECU21は、IDコードの照合が成立した旨判断したとき、エンジン始動許可状態となる。ECU21は、この状態において、エンジンスイッチ33が操作された旨認識すると、エンジンを始動する。
<非接触充電装置及び携帯端末>
図2に示すように、非接触充電装置40は、その上面に携帯端末50を設置可能とした送電パッド40aを有する。この非接触充電装置40は、送電パッド40aを露出させた状態で車室内に取り付けられる。ユーザは、携帯端末50を送電パッド40aに置くだけで、その携帯端末50の充電を行うことができる。
図1に示すように、非接触充電装置40は、充電制御装置41と、複数の励磁回路42と、それと同数の1次コイルL1と、干渉抑制部45と、充電装置側受信アンテナ45a,45bとを備える。
また、携帯端末50は、2次コイルL2と、整流回路52と、コンバータ53と、バッテリ54と、負荷変調回路55と、を備える。
各1次コイルL1は、装置内部に送電パッド40aに沿って設けられる。1次コイルL1はスパイラルコイルである。図3に示すように、各1次コイルL1の軸は、送電パッド40aの面に直交するように、同図の上下方向に延出している。各1次コイルL1は各励磁回路42に接続されている。また、各励磁回路42は電源及びグランドに接続されている。
充電制御装置41は、励磁回路42を通じて1次コイルL1に交流電流を供給する。これにより、1次コイルL1は励磁されて、電波(電磁波)を放出する。この電波の周波数は、上記背景技術でも説明したように、WPCの規格において100kHz〜200kHzに指定されている。充電制御装置41は、1次コイルL1に供給される電流を監視する。
携帯端末50が送電パッド40aに設置された状態で、2次コイルL2の軸は送電パッド40aの面に直交する。2次コイルL2は、1次コイルL1からの電磁波により電流を誘起する(電磁誘導)。整流回路52は、誘起された交流電流を直流電流に変換し、その変換した電流をコンバータ53に出力する。コンバータ53は、電力を降圧又は昇圧して、その電力をバッテリ54に供給する。これにより、バッテリ54が充電される。
充電制御装置41は、送電パッド40aに携帯端末50が設置されているか否かを判断するためにポーリングを行う。具体的には、充電制御装置41は、間欠的に1次コイルL1に交流電流を供給することで1次コイルL1を励磁する。これにより、1次コイルL1からはポーリング信号(電波)が送信される。
携帯端末50の負荷変調回路55は、2次コイルL2を通じてポーリング信号を受けると負荷変調を行う。詳しくは、負荷変調回路55は、ポーリング信号を受信したとき、2次コイルL2に負荷(図示略)を接続した接続状態と、2次コイルL2に負荷を接続しない非接続状態との間で切り替える。この接続状態にあるとき、2次コイルL2と磁気結合する1次コイルL1からみたインピーダンスが非接続状態よりも増加する。従って、1次コイルL1に供給される電流が変化する。充電制御装置41は、この電流の変化を通じて送電パッド40aに携帯端末50が設置されている旨判断し、その旨判断したとき連続的に1次コイルL1を励磁させることで実際に携帯端末50の充電を行う。
各励磁回路42及び電源間にはFET(電界効果トランジスタ)46のドレイン端子及びソース端子が接続されている。FET46のベース端子に、干渉抑制部45によって電圧が印加されることで、FET46のドレイン端子及びソース端子間が導通状態となる。これがFET46のオン状態である。
干渉抑制部45には、2つの充電装置側受信アンテナ45a,45bが接続されている。両充電装置側受信アンテナ45a,45bは、LF送信アンテナ23aと同様に、フェライトなどの透磁率の高い棒状のコアに電線が巻き付けられてなるバーアンテナである。また、各受信アンテナ45a,45bには図示しない共振コンデンサが並列接続されている。図3に示すように、充電装置側受信アンテナ45a,45bは、車両水平方向(図中の左右方向)における磁界を検出する。
充電装置側受信アンテナ45aは、軸が図3の左右方向に延びる。充電装置側受信アンテナ45aは、その軸方向が1次コイルL1から放射される磁界の向きに対して直交し、かつLF送信アンテナ23aから放射される磁界の向きに沿うように設置される。充電装置側受信アンテナ45bは、軸が図3の紙面垂直方向に延びる。図3の円中に拡大して示すように、両充電装置側受信アンテナ45a,45bは、各軸が車両水平方向に沿って、かつ各軸が直交するように設置されている。
図3に示すように、要求信号を送信する際、LF送信アンテナ23aは充電装置側受信アンテナ45aの軸に沿う方向の磁界を印加する。換言すると、このようにLF送信アンテナ23a及び充電装置側受信アンテナ45aの位置関係は設定されている。従って、充電装置側受信アンテナ45aは、LF送信アンテナ23aからの磁界に基づき電流を誘起する。なお、本例においては、充電装置側受信アンテナ45bは、LF送信アンテナ23aからの磁界に基づき電流を誘起しない。
一方、1次コイルL1からは、送電パッド40aの面に対して直交する方向に磁界が放射される。よって、本例の非接触充電装置40の設置態様においては、1次コイルL1から充電装置側受信アンテナ45a,45bに、それらの軸に直交する方向の磁界が印加される。従って、充電装置側受信アンテナ45a,45bは、1次コイルL1からの磁界に基づき電流を誘起することはない。
干渉抑制部45は、充電装置側受信アンテナ45aに誘起された電圧を認識し、その電圧値と、予め記憶される閾値との比較をする。干渉抑制部45は、電圧値が閾値以上となった旨判断すると、電子キー10及び車載装置20間の無線通信が開始する旨判断して、一定時間に亘ってFET46をオフ状態とする。この一定時間は、上記無線通信、すなわち要求信号及び応答信号の送受信に要する時間に設定されている。これにより、非接触充電装置40からの電磁波は遮断される。よって、以後の電子キー10及び車載装置20間の要求信号又は応答信号の授受が、非接触充電装置40によって妨害されることが抑制される。干渉抑制部45は、一定時間を経過した旨判断したとき、再びFET46をオン状態に切り替える。以上のように、干渉抑制部45は、電子キーシステムの通信開始を判断する通信監視手段、並びに1次コイルL1への給電を制御する制御手段として機能する。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)充電装置側受信アンテナ45a,45bを通じて要求信号を受信した旨判断されたとき、電子キー10及び車載装置20間で無線通信が開始する旨判断されて、1次コイルL1に供給される交流電流が遮断される。これにより、非接触充電装置40の携帯端末50への送電により電子キー10及び車載装置20間の通信が妨害されることが抑制される。
また、非接触充電装置40及び車載装置20間の有線接続を省略することができる。従って、非接触充電装置40をより簡易に構成することができる。例えば、非接触充電装置40が車両に後付けされるタイプの場合、後付け時に配線等の手間が不要となる。また、普段は家庭内で使用される非接触充電装置40を車内で使用した場合であっても、同様に電子キーシステムの通信に対する影響を抑制することができる。
(2)充電装置側受信アンテナ45a,45bは、特定の軸方向の磁界を検出する。その充電装置側受信アンテナ45a,45bは、その軸方向が1次コイルL1から放射される磁界の向きに対して直交するように設置される。ここで、LF送信アンテナ23aは車両の床面に沿って設けられる。また、充電装置側受信アンテナ45a,45bは、それらの軸が互いに直交するとともに、その何れかの軸がLF送信アンテナ23aから放射される磁界の向きに沿うように設置される。本例では、充電装置側受信アンテナ45aの軸方向がLF送信アンテナ23aから放射される磁界の向きに沿っている。よって、充電装置側受信アンテナ45aによってLF送信アンテナ23aからの要求信号のみが受信され、1次コイルL1からの電波が受信されることが抑制される。よって、1次コイルL1からの電波(磁界)によってLF送信アンテナ23aからの要求信号の受信が阻害されることが抑制され、より確実に充電装置側受信アンテナ45a,45bを通じて要求信号が受信される。
また、充電装置側受信アンテナ45a,45bが1次コイルL1からの電波を受信し、電子キー10及び車載装置20間で通信が行われていないのにも関わらず、誤って携帯端末50への送電が停止することが抑制される。
(3)両充電装置側受信アンテナ45a,45bは、両軸が車両水平方向に沿って、かつ両軸が直交するように設置されている。従って、充電装置側受信アンテナ45a,45bの両軸がなす面に、LF送信アンテナ23aからの磁界が沿っていれば、充電装置側受信アンテナ45a,45bはLF送信アンテナ23aからの電波を受信できる。従って、非接触充電装置40の設置の自由度が向上する。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、充電装置側受信アンテナ45aは、その軸方向がLF送信アンテナ23aから放射される磁界の向きに沿うように設置されていた。しかし、充電装置側受信アンテナ45a,45bの両軸がなす面に、LF送信アンテナ23aからの磁界が沿っていれば、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。この場合、両受信アンテナ45a,45bが受信する磁界が合成される。この合成された磁界は電圧値として出力される。干渉抑制部45は、この電圧値に基づき、非接触充電装置40からの電磁波を遮断する。この構成によれば、非接触充電装置40の設置自由度が向上する。
・上記実施形態においては、FET46をオフ状態とすることで、非接触充電装置40からの電磁波が遮断されていた。しかし、非接触充電装置40からの電磁波を遮断することができれば、上記構成に限らない。例えば、非接触充電装置40全体の電源をオフ状態としてもよい。本構成によれば、より簡易に非接触充電装置40からの電磁波を遮断できる。
また、例えば、励磁回路42及び1次コイルL1間にリレー回路を設けてもよい。このリレー回路は第1〜第3の端子を有する。そして、第1の端子が励磁回路42に接続され、第2の端子が1次コイルL1の下端に接続され、第3の端子がグランドに接続される。可動接点が第2及び第3の端子間で変位することで、1次コイルL1が励磁回路42及びグランドの何れかに接続された状態となる。干渉抑制部45は、電圧値が閾値以上となった旨判断すると、一定時間に亘ってリレー回路を通じて、1次コイルL1をグランドに接続する。これによって、非接触充電装置40からの電磁波が遮断される。
・また、1次コイルL1を含むアンテナ系のインピーダンスを増大させることで、1次コイルL1からの電磁波を抑制してもよい。詳しくは、励磁回路42及び1次コイルL1間にはマッチング回路が設けられている。このマッチング回路は、1次コイルL1及び電力経路間のインピーダンスを整合させることで、1次コイルL1を含むアンテナ系の電気エネルギーの反射損失を抑制する。干渉抑制部45は、電圧値が閾値以上となった旨判断すると、一定時間に亘ってマッチング回路を通じてアンテナ系のインピーダンスを増大させる。これにより、1次コイルL1に供給される交流電流が減少し、結果的に1次コイルL1からの電磁波を抑制することができる。
・上記実施形態においては、LF送信アンテナ23aから車内に要求信号が送信されるとき、非接触充電装置40からの電磁波が抑制されていた。しかし、車外(例えばドアハンドル内)に設けられる送信アンテナから要求信号が送信されるときにも、非接触充電装置40からの電磁波を抑制してもよい。なお、ECU21は、車外への要求信号に対する応答信号のIDコードの照合が成立した旨判断したとき、車両ドアの施解錠を許可する。
・上記実施形態においては、両充電装置側受信アンテナ45a,45bは、各軸が車両水平方向に沿って、かつ各軸が直交するように設置されていた。しかし、LF送信アンテナ23aからの電波を受けることができれば、充電装置側受信アンテナ45a,45bの両軸は直交してなくてもよい。また、充電装置側受信アンテナ45a,45bは1つであってもよい。この場合、1つの充電装置側受信アンテナは、その軸がLF送信アンテナ23aからの磁界の向きに沿うように設置する必要がある。
・上記各実施形態においては、非接触充電装置40は電磁誘導型であったが、磁界共鳴型であってもよい。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に記載する。
(イ)請求項1〜3の何れか一項に記載の非接触充電装置において、電源から前記1次コイルへの給電経路に設けられるスイッチング素子を備え、前記制御装置は、送電中に前記通信監視手段を通じて無線通信が開始される旨判断したとき、前記スイッチング素子をオフ状態とすることで前記1次コイルに供給される電源を遮断する非接触充電装置。
同構成によれば、電子キー及び車載装置間の無線通信が開始されると、スイッチング素子がオフ状態とされる。これにより、1次コイルに供給される電源が遮断される。従って、無線通信時には非接触充電装置からの電磁波が停止する。よって、より確実に非接触充電装置からの電磁波による無線通信の妨害が抑制される。
(ロ)請求項3に記載の非接触充電装置において、前記受信アンテナは2軸方向の磁界を検出するとともに、前記2軸がなす面が前記送信アンテナから放射される磁界の向きに沿う態様で設置される非接触充電装置。
同構成によれば、受信アンテナの2軸がなす面に、送信アンテナから放射される磁界の向きが沿う態様で、受信アンテナの位置及び向きを設定することで、送信アンテナからの要求信号のみを確実に受信することができる。よって、非接触充電装置の設置の自由度を向上させることができる。これは、特に非接触充電装置を車両に後付けする場合に有効である。
10…電子キー、20…車載装置、21…ECU、23a…LF送信アンテナ、33…エンジンスイッチ、34…カーテシスイッチ、40…非接触充電装置、40a…送電パッド、41…充電制御装置、42…励磁回路、45…干渉抑制部(制御手段、通信監視手段)、45a,45b…充電装置側受信アンテナ、46…FET、50…携帯端末(被充電装置)。

Claims (4)

  1. 1次コイルに交流電流が供給されることで被充電装置に非接触で送電する非接触充電装置において、
    電子キー及び車載装置間の無線通信開始時に前記車載装置の送信アンテナから送信される要求信号を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナを通じて、前記要求信号を受信した旨判断したとき、前記電子キー及び前記車載装置間で無線通信が開始された旨検出する通信監視手段と、
    送電中に前記通信監視手段を通じて前記無線通信が開始される旨判断したとき前記1次コイルに供給される交流電流を抑制する制御手段と、を備えた非接触充電装置。
  2. 請求項1に記載の非接触充電装置において、
    前記受信アンテナは、特定の軸方向の磁界を検出するとともに、その軸方向が前記1次コイルから放射される磁界の向きに対して直交する態様で設置される非接触充電装置。
  3. 請求項2に記載の非接触充電装置において、
    前記受信アンテナは、その軸方向が前記送信アンテナから放射される磁界の向きに沿う態様で設置される非接触充電装置。
  4. 請求項3に記載の非接触充電装置において、
    前記受信アンテナは、第1の軸方向の磁界を検出する第1の受信アンテナと、前記第1の軸方向に直交する第2の軸方向の磁界を検出する第2の受信アンテナとを有し、
    前記第1の受信アンテナ及び第2の受信アンテナは、互いに直交する軸がなす面が前記1次コイルから放射される磁界の向きに対して直交する態様で、かつ前記互いに直交する軸がなす面が前記送信アンテナから放射される磁界の向きに沿う態様で設置される非接触充電装置。
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