JP2013125258A - 画像形成装置 - Google Patents

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和久 米田
Yasushi Nakamura
泰 中村
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裕之 長尾
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和弘 松山
Hidenobu Bandai
英伸 万代
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Abstract

【課題】胴内排出構成の画像形成装置であって、より一層の小型化、省スペース化を実現したとしても、操作者が排出部における記録シートを開口部から取り出す際の不都合を抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】入力操作部40(40a,40b)は、装置本体110の操作側から視て左右方向において第1操作部410と第2操作部420とに分割されており、第2操作部420が第1操作部410に対して位置変更されることによって、装置本体110の操作側から視て開口部Paの少なくとも一部を遮蔽する第1状態と、開口部Paの遮蔽量が第1状態の遮蔽量よりも小さくなるように開口部Paの少なくとも一部を開放する第2状態とを呈する構成とされている胴内排出構成の画像形成装置100。
【選択図】図11

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ装置や複合機等の胴内排出構成の画像形成装置に関する。
画像形成装置全体の小型化、省スペース化を実現するために、装置本体の上部に設けられた画像読取部と装置本体の下部に設けられた画像読取部との間に挟まれて装置本体の操作側を開放した開口部を有する空間に画像形成部からの記録シートが排出される排出部(所謂、胴内排出部)を備えた胴内排出構成の画像形成装置が従来から多く利用されている。
胴内排出構成の画像形成装置は、画像読取部や画像形成部などの構成要素自体の小型化を達成することで、画像形成装置全体をさらに小型化、省スペース化する工夫がなされてきたが、市場おいてはより一層の小型化、省スペース化が要求されている。
このため、胴内排出構成の画像形成装置のより一層の小型化、省スペース化を達成する観点から、近年、画像読取部や画像形成部などの構成要素以外に排出部の空間を狭く(具体的には上下方向の幅を小さく)する傾向にある。
胴内排出構成の画像形成装置において、排出部の空間を狭くすると、排出部に排出された記録シートが操作者から見えにくくなったり或いは排出部に排出された記録シートが操作者によって取りづらくなったりするといった、操作者が排出部における記録シートを開口部から取り出す際の不都合がある。
この点に関し、従来では、装置本体の操作側において、スライド機構によって入力操作部が装置本体の操作側から視て左右方向にスライドする画像形成装置(例えば、特許文献1,2参照)や、チルト機構によって入力操作部が装置本体に対して上下方向に揺動する画像形成装置(例えば、特許文献3,4参照)が提案されている。また、特許文献1には、入力操作部が左右方向にスライドして装置本体の操作側の幅よりも外側に位置する構成が提案されている(特許文献1の図9参照)
特開2010−224368号公報 特開2005−234222号公報 特開2006−215578号公報 特開2010−107612号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、装置本体の操作側において、たとえ入力操作部が左右方向にスライドしたり、或いは、上下方向に揺動したりしても、入力操作部が装置本体の操作側に位置する限り開口部を開放するには限界がある。
すなわち、胴内排出構成の画像形成装置の小型化、省スペース化が進んだとしも、装置本体に設けられた入力操作部(具体的には操作パネル)への操作者に対する入力操作の利便性や入力操作部に設けられた表示部に表示される表示画面の見やすさの要求は画像形成装置を小型化、省スペース化しない場合に比べて変わるわけではなく、画像形成装置を小型化、省スペース化したからといって、入力操作部を小型化できないのが実情である。
そうすると、胴内排出構成の画像形成装置の小型化、省スペース化が進むにつれて、それだけ排出部の空間の装置本体の操作側の開口部を遮ることとなり、操作者が排出部における記録シートを開口部から取り出す際の不都合がより一層顕著となる。なお、特許文献1に記載の如く、入力操作部が装置本体の操作側の幅よりも外側に位置することで、開口部を全開放できたとしても、入力操作部が装置本体の操作側の幅よりも外側に位置する分だけスペースが必要になるため、省スペース化を実現することができない。
そこで、本発明は、装置本体の上部に設けられた画像読取部と前記装置本体の下部に設けられた前記画像読取部との間に挟まれて前記装置本体の操作側を開放した開口部を有する空間に前記画像形成部からの前記記録シートが排出される排出部を備えた胴内排出構成の画像形成装置であって、より一層の小型化、省スペース化を実現したとしても、操作者が前記排出部における前記記録シートを前記開口部から取り出す際の不都合を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、装置本体の上部に設けられて原稿の画像を読み取る画像読取部と、前記装置本体の下部に設けられて前記画像読取部で読み取った画像を記録シートに形成する画像形成部と、前記画像読取部及び前記画像読取部の間に挟まれて前記装置本体の操作側を開放した開口部を有する空間に前記画像形成部からの前記記録シートを排出する排出部とを備えた胴内排出構成の画像形成装置であって、前記装置本体の操作側に設けられて入力操作を受け付ける入力操作部を備え、前記入力操作部は、前記装置本体の操作側から視て左右方向において第1操作部と第2操作部とに分割されており、前記第1操作部が前記装置本体に設けられて前記第2操作部が前記第1操作部に対して位置変更する構成とされており、前記第2操作部が前記第1操作部に対して位置変更されることによって、前記装置本体の操作側から視て前記開口部の少なくとも一部を遮蔽する第1状態と、前記開口部の遮蔽量が前記第1状態の遮蔽量よりも小さくなるように前記開口部の少なくとも一部を開放する第2状態とを呈する構成とされていることを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明によると、前記装置本体の操作側から視て前記左右方向において前記第1操作部と前記第2操作部とに分割された前記入力操作部は、前記第2操作部が前記第1操作部に対して位置変更されることによって、前記装置本体の操作側から視て前記開口部の少なくとも一部を遮蔽する前記第1状態と、前記開口部の遮蔽量が前記第1状態の遮蔽量よりも小さくなるように前記開口部の少なくとも一部を開放する前記第2状態とを呈する構成とされているので、より一層の小型化、省スペース化を実現したとしても、前記排出部に排出された前記記録シートが操作者から見えにくくなったり或いは前記排出部に排出された前記記録シートが操作者によって取りづらくなったりするといった、操作者が前記排出部における前記記録シートを前記開口部から取り出す際の不都合を抑制することが可能となる。
本発明において、前記入力操作部は、前記第2操作部が前記第1操作部に対してスライド移動する構成とされている態様を例示できる。
この特定事項では、操作者に対して前記第2操作部の前記第1操作部に対するスライド移動操作を行わせることができる。
本発明において、具体的な構成として、例えば、次の第1態様及び第2態様の構成を挙げることができる。
(a)第1態様
前記入力操作部は、前記第2操作部が前記第1操作部に対して前記左右方向にスライド移動する構成とされており、前記第2操作部は、前記第1操作部の前記左右方向の何れか一方側の位置で前記第1状態のときに表面が前記第1操作部の表面と揃いかつ前記第2状態のときに前記第1操作部の表側或いは表側とは反対側の裏側に重なる構成とされている態様。
前記第1態様では、前記開口部の遮蔽量を小さくする或いはなくすことができ、それだけ容易に操作者に対して前記記録シートの前記開口部からの取り出し操作を行わせることが可能となる。
前記第1態様において、前記第1操作部は、第1表示部を備え、前記第2操作部は、第2表示部を備え、前記第2状態のときに、前記第1及び第2表示部のうち前記裏側に位置する表示部に表示される表示内容を前記表側に位置する表示部に表示させる態様を例示できる。
この特定事項では、前記第2状態のときに、前記裏側に位置する表示部に表示される表示内容を操作者に良好に視認させることが可能となる。
また、前記第1態様において、前記第2状態のときに、前記表側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容と前記裏側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容とを前記表側に位置する表示部に縮小して表示させる構成とされている態様を例示できる。
この特定事項では、前記第1表示部及び前記第2表示部に表示される表示内容の配置状態を維持したままで該表示内容を操作者に視認させることが可能となる。
また、前記第1態様において、前記第2状態のときに、前記裏側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容を前記表側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容の空いているスペースに縮小して表示させる構成とされている態様を例示できる。
この特定事項では、前記表側に位置する表示部に表示される表示内容の空いているスペースを利用して前記第1表示部及び前記第2表示部に表示される表示内容の大きさを維持したままで該表示内容を操作者に視認させることが可能となる。
また、前記第1態様において、前記第2状態のときに、前記表側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容と前記裏側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容とを前記表側に位置する表示部に選択的に切り替えて表示させる構成とされている態様を例示できる。
この特定事項では、前記第1表示部及び前記第2表示部に表示される表示内容の大きさを維持したままで該表示内容を操作者に視認させることが可能となる。
(b)第2態様
前記入力操作部は、前記第2操作部が前記第1操作部に対して前記左右方向に直交する幅方向にスライド移動する構成とされており、前記第2操作部は、前記第1操作部の前記左右方向の何れか一方側の位置で前記幅方向における両側面が前記第1状態のときに前記第1操作部の前記幅方向における両側面と揃いかつ前記第2状態のときに前記第1操作部の前記両側面に対して前記幅方向にずれる構成とされている態様。
前記第2態様では、操作者に対して前記第2操作部の前記第1操作部に対する前記幅方向のスライド移動操作を行わせることにより前記第1操作部に対して前記第2操作部を前記幅方向にずらすことができる。これにより、前記開口部の遮蔽量を小さくする或いはなくすことができ、それだけ容易に操作者に対して前記記録シートの前記開口部からの取り出し操作を行わせることが可能となる。
前記第2態様において、前記第1操作部は、第1表示部を備え、前記第2操作部は、第2表示部を備え、前記第2状態のときに、前記第2表示部に表示される表示内容を前記第1表示部に表示させる態様を例示できる。
この特定事項では、前記第2状態のときに、前記第2表示部に表示される表示内容を良好に操作者に視認させることが可能となる。
また、前記第2態様において、前記第2状態のときに、前記第1表示部に表示される前記第1状態での表示内容と前記第2表示部に表示される前記第1状態での表示内容とを前記第1表示部に縮小して表示させる構成とされている態様を例示できる。
この特定事項では、前記第1表示部及び前記第2表示部に表示される表示内容の配置状態を維持したままで該表示内容を操作者に視認させることが可能となる。
また、前記第2態様において、前記第2状態のときに、前記第2表示部に表示される前記第1状態での表示内容を前記第1表示部に表示される前記第1状態での表示内容の空いているスペースに縮小して表示させる構成とされている態様を例示できる。
この特定事項では、前記第1表示部に表示される表示内容の空いているスペースを利用して前記第1表示部及び前記第2表示部に表示される表示内容の大きさを維持したままで該表示内容を操作者に視認させることが可能となる。
また、前記第2態様において、前記第2状態のときに、前記第1表示部に表示される前記第1状態での表示内容と前記第2表示部に表示される前記第1状態での表示内容とを前記第1表示部に選択的に切り替えて表示させる構成とされている態様を例示できる。
この特定事項では、前記第1表示部及び前記第2表示部に表示される表示内容の大きさを維持したままで該表示内容を操作者に視認させることが可能となる。
また、前記第2態様において、前記第2状態のときの前記第2表示部に表示される表示内容を当該画像形成装置の動作状態を示す表示内容とする態様を例示できる。
この特定事項では、前記第2状態のときに当該画像形成装置の動作状態を操作者に視認させることが可能となる。
また、前記第2態様において、前記第2状態のときの前記第2表示部に表示される表示内容を前記第1状態のときに前記第1及び第2表示部に表示されていない表示内容とする態様を例示できる。
この特定事項では、前記第2状態のときに前記第1及び第2表示部に表示されていない表示内容を操作者に報知することが可能となる。
本発明において、前記入力操作部は、前記第2状態のときに前記開口部を前記装置本体の操作側から視て全開放する構成とされている態様を例示できる。
この特定事項では、操作者に対して前記排出部における前記記録シートの前記開口部からの取り出し操作を確実に行わせることが可能となる。
本発明において、前記入力操作部は、前記第2操作部の前記第1操作部に対する前記第1状態及び前記第2状態を保持するロック構造を有している態様を例示できる。
この特定事項では、前記第1操作部に対する前記第2操作部の前記第1状態及び前記第2状態をロックした状態で操作者に対して前記入力操作部への操作を確実に行わせることが可能となる。
本発明において、前記第1操作部は、入力操作を機械的に受け付けるハードウェアキーを備えている態様を例示できる。
この特定事項では、前記装置本体に設けられた前記第1操作部が前記ハードウェアキーを備えていることから、該ハードウェアキーによる安定した入力操作を実現することが可能となる。
本発明において、前記第1操作部は、前記装置本体に対して位置変更する構成とされている態様を例示できる。
この特定事項では、前記開口部に対する前記入力操作部の位置関係を変更することが可能となる。
以上説明したように、本発明によると、装置本体の上部に設けられた画像読取部と装置本体の下部に設けられた画像読取部との間に挟まれて装置本体の操作側を開放した開口部を有する空間に前記画像形成部からの前記記録シートが排出される排出部を備えた胴内排出構成の画像形成装置であって、より一層の小型化、省スペース化を実現したとしても、操作者が前記記録シートを前記排出部から取り出す際の不都合を抑制することができる画像形成装置を提供することができる。
画像形成装置の概観を示す概略図であって、(a)は、画像形成装置の正面図であり、(b)は、画像形成装置の左側面図である。 画像形成装置の概観を示す概略図であって、(a)は、画像形成装置の右側面図であり、(b)は、(a)において、入力操作部における第1操作部が揺動する状態を示す図である 画像形成装置における画像読取部及び画像形成部部分の構成要素を透視して示す概略正面図である。 第1実施形態に係る入力操作部を示す概略構成図であって、(a)は、第1状態での入力操作部の正面図であり、(b)は、第1状態での入力操作部の背面図である。 図4に示す入力操作部におけるスライド構造を示す概略構成図であって、(a)は、第1状態での入力操作部の正面図であり、(b)は、第1状態(実線線)及び第2状態(想像線)での入力操作部の底面図であり、(c)は、(b)に示す入力操作部における第1から第3スライド溝の左右方向の一方側端部を示す底面図である。 第2実施形態に係る入力操作部を示す概略構成図であって、(a)は、第2状態での入力操作部の正面図であり、(b)は、第2状態での入力操作部の平面図である。 第2実施形態に係る入力操作部の第2操作部を第1操作部に対してスライドさせるスライド部材を示す概略構成図であって、(a)は、スライド部材部分を拡大して示す底面図であり、(b)は、スライド部材におけるロック構造部分を一つの図で示す断面図であり、(c)は、スライド部材を示す側面図である。 図1に示す画像形成装置における制御部の表示制御の一例を中心に示すシステムブロック図である。 第1状態での第1及び第2表示部の表示画面の一例を示す平面図である。 第1表示部の表示内容の各例を説明するための平面図であって、(a)は、第2状態での第1表示部の表示画面の一例を示す図であり、(b)は、第2状態での第1表示部の表示画面の他の例を示す図であり、(c)は、第2状態での第1表示部の表示画面のさらに他の例を示す図あり、(d)は、第2状態での第2表示部の表示画面の一例を示す図ある。 第1及び第2実施形態において第2状態での画像形成装置を説明するための図であって、(a)及び(b)は、それぞれ、第1実施形態の正面図及び側面図であり、(c)及び(d)は、それぞれ、第2実施形態の正面図及び側面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[画像形成装置の全体構成について]
図1及び図2は、画像形成装置100の概観を示す概略図である。図1(a)は、画像形成装置100の正面図であり、図1(b)は、画像形成装置100の左側面図である。図2(a)は、画像形成装置100の右側面図であり、図2(b)は、図2(a)において、入力操作部40における第1操作部410が揺動する状態を示す図である。また、図3は、画像形成装置100における画像読取部10及び画像形成部20部分の構成要素を透視して示す概略正面図である。
図1に示す画像形成装置100は、複写機機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等の多機能を有する複合機とされている。画像形成装置100では、複写機やプリンタ等として用いられる場合、外部から伝達された画像情報に応じて、記録用紙等の記録シートS(図3参照)に対して単色の画像を形成する。
画像形成装置100は、胴内排出構成のものとされており、原稿G(図3参照)の画像を読み取って画像データを出力する画像読取部10と、画像読取部10から出力された画像データ及び外部から受信した画像データに基づいて記録シートSに画像を形成する画像形成部20と、画像形成部20からの記録シートSを排出する排出部30と、入力操作を受け付ける入力操作部40と、画像形成装置100全体の動作を制御するための制御部50(後述する図8参照)と、給紙部60と、搬送経路70とを備えている。
画像読取部10は、画像形成装置100の装置本体110における上下方向Z(図中の矢印方向)の上部に設けられている。画像読取部10は、原稿Gに対して光を照射してスキャナ部(図示せず)又は原稿G(この例は原稿G)を副走査方向(図3中の矢印Y1方向)に相対的に移動させつつ原稿Gから反射した画像光を主走査方向(奥行き方向X、図中の矢印方向)に読み取り、読み取った画像光を光電変換部19(図3参照)にて画像データとして電気信号に変換する。
画像形成部20は、装置本体110の下部に設けられている。画像形成部20は、画像読取部10で原稿Gの画像光が読み取られて変換された画像データに基づいて画像を記録シートSに形成する。
装置本体110には、画像読取部10及び画像形成部20の間に挟まれて装置本体110の操作側(操作者が入力操作部40に対して入力操作を行う側)を開放した開口部Paを有する空間P(図1及び図3参照)が設けられている。
そして、排出部30は、画像読取部10及び画像形成部20の間に挟まれた空間Pに画像形成部20からの記録シートSを排出する胴内排出部とされている。排出部30は、空間Pにおいて画像形成部20の上面を構成する排出トレイ31(図1及び図3参照)を備えている。
入力操作部40は、装置本体110の正面側(操作側)における上部の正面から視た左右方向(図中の矢印Y)の一端部(ここでは右側端部)に設けられている。入力操作部40は、操作者による指示操作、選択操作等の入力操作を受け付ける構成とされている。入力操作部40は、入力操作された各種処理情報を表示する表示部(具体的には表示パネル)41を備えている(図1(a)及び図2参照)。なお、入力操作部40については、のちほど詳しく説明する。
次に、図3を参照しつつ記録シートSに画像を形成する画像形成動作の説明を行いながら画像形成装置10の内部構成を説明する。
画像形成装置100では、画像形成動作を行うにあたり、画像読取部10における原稿送り装置11の原稿セットトレイ12に原稿Gがセットされると、原稿有無検知センサ等の原稿有無検知部13が原稿Gのセットされたことを検知し、原稿サイズ検知センサ等の原稿サイズ検知部(図示省略)が原稿Gのサイズを検知する。そして、入力操作部40が操作者の入力操作を受け付けることにより、記録シートSのサイズ及び変倍率等が入力設定される。その後、入力操作部40に入力された操作内容に応じて画像形成動作開始の指示がなされる。
画像読取部10では、操作者による入力操作部40への入力操作に応答して、ピックアップローラ14により原稿セットトレイ12上の原稿Gを1枚ずつ引出し、原稿Gを捌き部材15(具体的には捌きローラ)及び搬送ローラ16間を介して原稿読み取りガラス17へと送り出し、原稿Gを原稿読み取りガラス17上で副走査方向Y1に搬送して原稿排出トレイ18へと排出する。このとき、光電変換部19によって原稿Gの表面の画像が読み取られる。光電変換部19は、ここでは、LEDアレイや蛍光灯等の光源を含み、かつ、原稿Gの裏面を照射する露光ランプと、画素毎に原稿Gの反射光を集光するレンズアレイと、レンズアレイを通じて受光した原稿Gの反射光を光電変換してアナログの画像信号を出力する密着イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)とを備えている。光電変換部19は、露光ランプにより原稿Gの表面を照射し、原稿Gの反射光をレンズアレイにより密着イメージセンサに集光させ、原稿Gの表面の画像を密着イメージセンサ上に結像させて画像データとして読み取る。
なお、画像読取部10は、第1走査ユニット、第2走査ユニット、結像レンズ及び光電変換素子として作用するCCD等の撮像素子を備え、第1走査ユニット及び第2走査ユニットを相互に所定の速度関係を維持しつつ副走査方向の一方側に移動させ、第1走査ユニットによって原稿台ガラス上の原稿を露光し、第1走査ユニット及び第2の走査ユニットによって原稿からの反射光を結像レンズへと導き、結像レンズによって原稿の画像を撮像素子上に結像させて原稿の表面の画像を読み取ってもよい。この場合、撮像素子及び密着イメージセンサによって、原稿の両面の画像を読み取ることができる。
このようにして原稿Gの画像が読み取られると、原稿Gの画像を示す画像データがマイクロコンピュータを含む制御部50(図8参照)に入力され、ここで画像データに各種の画像処理が施され、この画像データが画像形成部20へと出力される。
画像形成部20は、画像データによって示される原稿Gの画像を記録シートSに印刷するものであって、感光体ドラム21、帯電装置22、レーザスキャンユニット(LSU)23、現像装置24、転写装置25、クリーニング装置26、定着装置27及び図示しない除電装置を備えている。
また、画像形成部20には、給紙部60から送られてきた記録シートSが搬送経路70に沿って搬送される。給紙部60は、シートカセット61に収納された記録シートSを1枚ずつ引き出して画像形成部20の搬送経路70へと送り出す。
装置本体110は、搬送経路70に沿って記録シートSを搬送している途中で、記録シートSに対して感光体ドラム21で形成されたトナー像を転写装置25によって転写させ、さらに定着装置27によって定着させることで印刷処理を行う。
詳しくは、感光体ドラム21は、一方向に回転駆動され、除電装置により除電された表面がクリーニング装置26によりクリーニングされた後、帯電装置22により均一に帯電される。LSU23は、画像読取部10からの画像データに基づいてレーザ光を変調し、変調したレーザ光によって感光体ドラム21の表面を主走査方向に繰り返し走査して、感光体ドラム21の表面に静電潜像を形成する。現像装置24は、トナーを感光体ドラム21の表面に供給して静電潜像を現像(顕像化)し、感光体ドラム21の表面にトナー像を形成する。転写装置25は、感光体ドラム21上に形成されたトナー像を感光体ドラム21との間を通過する記録シートSに転写する。定着装置27は、トナー像が形成された記録シートSを加熱及び加圧して記録シートS上のトナー像を記録シートSに定着させる。こうして、画像形成装置100は、一連の印刷動作を完了する。
なお、本実施の形態に係る画像形成装置100は、モノクロ画像を形成する画像形成装置としたが、カラー画像を形成する画像形成装置としてもよい。
(入力操作部)
次に、画像形成装置100に備えられた入力操作部40の構成について、以下に詳しく説明する。
入力操作部40は、装置本体110の操作側から視て左右方向Yにおいて第1操作部410と第2操作部420とに分割されている。
第1操作部410は、装置本体110の左右方向Yの一方側(ここでは右側)端部に設けられている(図1(a)及び図3参照)。第2操作部420は、第1操作部410に対して位置変更する構成とされている。
そして、第1操作部410は、第2操作部420が第1操作部410に対して位置変更されることによって、装置本体110の操作側から視て開口部Paの少なくとも一部を遮蔽する第1状態と、開口部Paの遮蔽量が第1状態の遮蔽量よりも小さくなるように開口部Paの少なくとも一部を開放する第2状態とを呈する構成とされている。
具体的には、第1操作部410は、入力操作を機械的に受け付ける複数のハードウェアキー41a,…を備えている。複数のハードウェアキー41a,…は、押圧しているときだけオンする押しボタンスイッチとされている。複数のハードウェアキー41a,…は、テンキー、画像形成動作の開始を指示するスタートキー、入力操作の受け付け内容をリセットするクリアーキーを含んでいる。
また、第1操作部410は、正面から視て四角形状のものとされており、四角形状の第1表示部411を備えている。また、第2操作部420は、正面から視て四角形状のものとされており、四角形状の第2表示部421を備えている。第1表示部411及び第2表示部421で入力操作部40の表示部41を構成している。
具体的には、第1表示部411及び第2表示部421は、画像形成装置100の操作画面を表示する。第1表示部411及び第2表示部421は、それぞれ、第1操作部410及び第2操作部420の上面に設けられている。第1表示部411及び第2表示部421は、表示装置(例えば液晶ディスプレイ装置)を備えており、画像形成装置100の動作状況、操作者によって入力された設定値等の操作情報を表示する。本実施の形態では、第1表示部411及び第2表示部421における表示装置は、画面上に表示して入力操作をソフトウェア的に受け付ける複数のソフトウェアキーへの操作者の入力操作(例えばタッチ操作)により各種の選択操作を受け付けるようにした入力装置(具体的にはタッチパネル)を備えたタッチパネル一体型の表示装置(所謂タッチパネルディスプレイ)とされている。
本実施の形態では、入力操作部40は、第1操作部410に対して第2操作部420がスライド移動する構成とされている。
また、本実施の形態では、入力操作部40は、第2状態のときに開口部Paを装置本体110の操作側から視て全開放する構成とされている(後述する図11(a)及び図11(c)参照)。
また、第1操作部410は、装置本体110に対して固定されていてもよいが、本実施の形態では、装置本体110に対して位置変更する構成とされている(図2(b)参照)。詳しくは、画像形成装置100は、第1操作部410がチルト機構を介して装置本体110に対して揺動可能に設けられている(図2(b)参照)。具体的には、第1操作部40は、装置本体110に左右方向Yに沿って設けられた回動軸Q回りに回動自在とされている。第1操作部410は、図示を省略した保持機構によって傾斜姿勢が段階的に保持されるようになっていてもよい。
なお、第1操作部410は、チルト機構を介して装置本体110に対して揺動可能に設けられている構成に代えて、或いは、加えて、スライド機構を介して装置本体110に対して左右方向Yに往復移動自在に設けられていてもよい。この場合、入力操作部40は、チルト機構及び/又はスライド機構による入力操作部40の揺動方向(図2(b)の矢印T)及び/又は左右方向Yの位置の位置に拘わらず、第1状態及び第2状態を満たす構成とされている。具体的には、画像形成装置100がチルト機構を備えている場合、入力操作部40は、チルト機構によって開口部Paが最も開放した位置を基準として第1状態及び第2状態を満たし、かつ、開口部Paが最も閉塞した位置を基準として第1状態及び第2状態を満たす構成とされている。画像形成装置100がスライド機構を備えている場合、入力操作部40は、スライド機構によって開口部Paが最も開放した位置を基準として第1状態及び第2状態を満たし、かつ、開口部Paが最も閉塞した位置を基準として第1状態及び第2状態を満たす構成とされている。また、画像形成装置100がチルト機構及びスライド機構の双方を備えている場合、入力操作部40は、チルト機構及びスライド機構の双方によって開口部Paが最も開放した位置を基準として第1状態及び第2状態を満たし、かつ、開口部Paが最も閉塞した位置を基準として第1状態及び第2状態を満たす構成とされている。
次に、入力操作部40において第1操作部410に対する第2操作部420のスライド方向を異ならせた構成について第1実施形態及び第2実施形態に分けて以下に説明する。
(第1実施形態)
図4は、第1実施形態に係る入力操作部40(40a)を示す概略構成図である。図4(a)は、第1状態での入力操作部40aの正面図であり、図4(b)は、第1状態での入力操作部40aの背面図である。図5は、図4に示す入力操作部40(40a)におけるスライド構造を示す概略構成図である。図5(a)は、第1状態での入力操作部40aの正面図であり、図5(b)は、第1状態(実線線)及び第2状態(想像線)での入力操作部40aの底面図であり、図5(c)は、図5(b)に示す入力操作部40aにおける第1から第3スライド溝441〜443の左右方向Yの一方側Y1端部を示す底面図である。
入力操作部40(40a)は、第2操作部420が第1操作部410に対して左右方向Yにスライド移動する構成とされている。
詳しくは、第2操作部420は、第1操作部410の左右方向Yの何れか一方側Y2(ここでは左側)の位置で第1状態のときに表面420a(図5(b)参照)が第1操作部410の表面410a(図5(b)参照)と揃っている。ここで、第1操作部410の表面410aは、厚み方向(図4及び図5中の矢印V)における一方側(具体的には表示側)の面であり、第2操作部420の表面420aは、厚み方向Vにおける一方側(具体的には表示側)の面である。なお、第2操作部420は、第1状態のときに表面420aとは反対側の裏面420bが第1操作部410の表面410aとは反対側の裏面410bと揃っている。
また、第2操作部420は、第1状態から左右方向Yの一方側Y1にスライド移動して第2状態になると表面420aが第1操作部410の裏面410bと対向するように、或いは、裏面420bが第1操作部410の表面410aと対向するように重なる構成とされている。ここでは、第2操作部420は、第1状態から右側にスライド移動して第2状態になると表面420aが第1操作部410の裏面410bと対向するように重なる構成とされている。
また、第2操作部420は、第2状態において、左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)の端面420eが第1操作部410における左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)の端面410eと揃っている。なお、第2操作部420は、第2状態において、左右方向Yの他方側Y2の端面420eが第1操作部410における左右方向Yの他方側Y2の端面410eよりも内側(一方側Y1)に位置していていもよい。
具体的には、入力操作部40(40a)は、装置本体110に設けられて第1操作部410を支持する操作部支持部材430を備えている。すなわち、第1実施形態では、第1操作部410は、操作部支持部材430を介して装置本体110に設けられている。
操作部支持部材430は、第1操作部410の表側又は裏側(ここでは裏側)に第2操作部420を収納する収納部431(図4(b)参照)を備えている。
そして、入力操作部40(40a)は、第1状態のときに、第1操作部410及び第2操作部420が1枚の操作パネルの如く構成するように配置され、第2状態のときに、第2操作部420が収納部431に収納される構成とされている。
詳しくは、収納部431は、第2操作部420が第1操作部410に対して重なった状態で収まる程度の戸袋状の収納室431aを有している。
入力操作部40(40a)は、収納部431における左右方向Y及び厚み方向Vの双方に直交する幅方向(図4及び図5中の矢印W)の両端部に設けられて左右方向Yを含む方向に沿って第2操作部420を案内する案内部440(図5(b)参照)と、第2操作部420における幅方向Wの両端部に設けられて案内部440に沿って摺動される摺動部450(図5(a)参照)とをさらに備えている。
案内部440は、幅方向Wの両端部において表側にそれぞれ設けられた第1及び第2スライド溝(441,441),(442,442)と、幅方向Wの両端部において裏側にそれぞれ設けられた第3スライド溝443,443と、第1スライド溝441,441及び第3スライド溝443,443を連通する第4スライド溝444,444と、第2スライド溝442,442及び第3スライド溝443,443を連通する第5スライド溝445,445とを有している。案内部440は、例えば、樹脂材料で構成することができる。
第1スライド溝441,441は、左右方向Yの他方側Y2(収納部431の開口431a側、ここでは左側)端部において左右方向Yに延びている。第2スライド溝442,442は、左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)端部の第1スライド溝441,441よりも左右方向Yの一方側Y1(内側)の近傍において左右方向Yに延びている。第3スライド溝443,443は、左右方向Yの一端部と他端部との間で延びている。第4スライド溝444,444は、厚み方向Vに延びており、第1スライド溝441,441における左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)端部と第3スライド溝443,443における左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)端部とを連通する。第5スライド溝445,445は、厚み方向Vに延びており、第2スライド溝442,442における左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)端部と第3スライド溝443,443とを連通する。
摺動部450は、第2操作部420の幅方向Wの両端面420c,420cにおいて左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)端部に設けられて両端面420c,420cの2箇所から外側に突出した第1及び第2摺動ピン(451,451),(452,452)を備えている。
詳しくは、第1及び第2摺動ピン(451,451),(452,452)は、円柱状の部材とされている。第1及び第2摺動ピン451,452の径は、第1から第5スライド溝441〜445の幅と略等しい(該幅よりも若干小さい)径とされている。第1及び第2摺動ピン451,452は、例えば、金属材料で構成することができる。
第1摺動ピン451,451と第2摺動ピン452,452との間のピッチは、第4及び第5スライド溝(444,444),(445,445)と同じピッチとされている。第1及び第2スライド溝(441,441),(442,442)の左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)端の位置は、第1状態のときに位置する第1及び第2摺動ピン(451,451),(452,452)の左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)端の位置とされている。第1スライド溝441,441及び第2スライド溝442,442は左右方向Yに沿った同一直線状に位置している。また、第1摺動ピン451,451及び第2摺動ピン452,452も左右方向Yに沿った同一直線状に位置している。
また、第3スライド溝443,443の左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)端の位置は、第2状態のときに位置する第2摺動ピン452,452の左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)端の位置とされている。
すなわち、第1及び第2摺動ピン(451,451),(452,452)は、第1状態のときに第1及び第2スライド溝(441,441),(442,442)の左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)端部にそれぞれ位置し、かつ、第2摺動ピン452,452は、第2状態のときに第3スライド溝443,443の左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)端部に位置する構成とされている。
かかる構成を備えた入力操作部40(40a)では、第1状態から第2状態に移行するときには、第1及び第2摺動ピン(451,451),(452,452)がそれぞれ第1及び第2スライド溝(441,441),(442,442)における左右方向Yの一方側Y1(ここでは右側)端部から第1及び第2スライド溝441,442によって他方側Y2(ここでは左側)端部へ案内されて、第4及び第5スライド溝(444,444),(445,445)の厚み方向Vの表側から裏側に案内された後、さらに第3スライド溝443,443における左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)端部から一方側Y1(ここでは右側)端部へ第3スライド溝443,443によって案内される。一方、第2状態から第1状態に移行するときには、第1及び第2摺動ピン(451,451),(452,452)がそれぞれ第3スライド溝443,443における左右方向Yの一方側Y1(ここでは右側)端部から他方側Y2(ここでは左側)端部へ第3スライド溝443,443によって案内されて、第4及び第5スライド溝(444,444),(445,445)の厚み方向Vの裏側から表側に案内された後、さらに第1及び第2スライド溝(441,441),(442,442)における左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)端部から一方側Y1(ここでは右側)端部へ第1及び第2スライド溝(441,441),(442,442)によって案内される。
第1実施形態では、第1操作部410は、左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)の端部が底面から視てL字状に形成されており、第2操作部420は、左右方向Yの一方側Y1(ここでは右側)の端部が底面から視て第1操作部410のL字状部分を180°回転させたような形状のL字状に形成されている。第1操作部410及び第2操作部420は、第1状態において、L字状部分が重ねられることで、1枚の操作パネルの如く構成するようになっている。
詳しくは、第1操作部410及び第2操作部420は、それぞれ、L字状部分を構成する第1及び第2突出部412,422を有している。第1突出部412は、左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)端部において表側で左右方向Yの他方側Y2へ突出している。第2突出部422は、左右方向Yの一方側Y1(ここでは右側)端部において裏側で左右方向Yの一方側Y1へ突出している。第2突出部422の厚み方向Vの厚みは、ここでは、第1突出部412の厚み方向Vの厚みよりも大きくなっている。
第1実施形態では、入力操作部40(40a)は、第2操作部420の第1操作部410に対する第1状態及び第2状態を保持するロック構造460(図5(b)及び図5(c)参照)を有している。
ロック構造460は、第2操作部420の第1操作部410に対する第1状態をロックする第1ロック部461(図5(c)参照)と、第2操作部420の第1操作部410に対する第2状態をロックする第2ロック部462(図5(c)参照)とを含んでいる。
詳しくは、第1ロック部461は、第1状態のときに第2操作部420の左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)への移動を規制する第1規制部として作用する第1及び第2係止部(461a,461a),(461b,461b)を備えている。また、第2ロック部462は、第2状態のときに第2操作部420の左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)への移動を規制する第2規制部として作用する第3係止部462aを備えている。
具体的には、第1及び第2係止部(461a,461a),(461b,461b)は、第1及び第2スライド溝(441,441),(442,442)の左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)端部において、第1及び第2摺動ピン(451,451),(452,452)をそれぞれ離脱可能に係止する構成とされている。
第1係止部461a,461aは、ここでは、第1スライド溝441,441の厚み方向Vにおける両側の内側面から厚み方向Vの内側にそれぞれ突出した突出部とされている。第2係止部461b,461bは、ここでは、第2スライド溝442,442の厚み方向Vにおける両側の内側面から厚み方向Vの内側にそれぞれ突出した突出部とされている。
そして、第1及び第2係止部(461a,461a),(461b,461b)は、第1及び第2摺動ピン(451,451),(452,452)が第1及び第2スライド溝(441,411),(442,442)の左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)に移行するときに、第1及び第2係止部(461a,461a),(461b,461b)が弾性変形して一方側Y1(ここでは右側)端部に嵌着される一方、該嵌着状態において、第1及び第2スライド溝(441,411),(442,442)の左右方向Yにおける他方側Y2(ここでは左側)に移行するときに、第1及び第2係止部(461a,461a),(461b,461b)が弾性変形して一方側Y1(ここでは右側)端部から離脱するようになっている。
また、第3係止部462aは、第3スライド溝443,443の左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)端部において、第2摺動ピン452,452を離脱可能に係止する構成とされている。
第3係止部462aは、ここでは、第3スライド溝443の厚み方向Vにおける両側の内側面から厚み方向Vの内側にそれぞれ突出した突出部とされている。
そして、第3係止部462a,462aは、第2摺動ピン452,452が第3スライド溝443の左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)に移行するときに、第3係止部462a,462aが弾性変形して一方側Y1(ここでは右側)端部に嵌着される一方、該嵌着状態において、第3スライド溝443,443の左右方向Yにおける他方側Y2(ここでは左側)に移行するときに、第3係止部462a,462aが弾性変形して一方側Y1(ここでは右側)端部から離脱するようになっている。
第1実施形態では、入力操作部40(40a)は、第2操作部420に設けられて第2操作部420を移動させるときに操作者によって把持される把持部470(図5(b)参照)を有している。
把持部470は、第2操作部420の裏面420bにおいて左右方向Yにおける他方側Y2(ここでは左側)端部に設けられている。把持部470は、ここでは、裏面420bから突出した凸部471と、凸部471の左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)に隣接して設けられた凹部472とを有している。
かかる構成を備えた入力操作部40aでは、第1状態から第2状態に移行するときには、操作者により凹部472が把持されて第2操作部420が左右方向Yにおける他方側Y2(ここでは左側)に引き操作された後、厚み方向Vの裏側に移行して、さらに、操作者により凸部471が把持されて第2操作部420が左右方向Yにおける一方側(ここでは右側)に押し込まれて収納部431に収納される。また、第2状態から第1状態に移行するときには、操作者により凹部472が把持されて第2操作部420が左右方向Yにおける他方側Y2(ここでは左側)に引っ張られて収納部431から引き出された後、厚み方向Vの表側に移行して、さらに、操作者により凸部471が把持されて第2操作部420が左右方向Yにおける一方側Y1(ここでは右側)に押し込まれる。
なお、図5(b)に示す第1及び第2検知部43,44は、入力操作部40(40a)の第1及び第2状態を検知するものである。これについては後ほど詳述する。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態に係る入力操作部40(40b)を示す概略構成図である。図6(a)は、第2状態での入力操作部40(40b)の正面図であり、図6(b)は、第2状態での入力操作部40(40b)の平面図である。なお、第2実施形態に係る入力操作部40(40b)は、収納部431を設けていない操作部支持部材430を備えているが、図6において、操作部支持部材430は、図示を省略している。
また、図7は、第2実施形態に係る入力操作部40(40b)の第2操作部420を第1操作部410に対してスライドさせるスライド部材530を示す概略構成図である。図7(a)は、スライド部材530部分αを拡大して示す底面図であり、図7(b)は、スライド部材530におけるロック構造560部分を一つの図で示す断面図であり、図7(c)は、スライド部材530を示す側面図である。
なお、第2実施形態において、第1実施形態と実質上同様の構成については同一符号を付している。
入力操作部40(40b)は、第2操作部420が第1操作部410に対して左右方向Yに直交する幅方向Wにスライド移動する構成とされている。
詳しくは、第2操作部420は、第1操作部410の左右方向Yの何れか一方側Y2(ここでは左側)の位置で幅方向Wにおける両側面420c,420cが第1状態のときに第1操作部410の幅方向Wにおける両側面410c,410cと揃っている。また、第2操作部420は、両側面420c,420cが第2状態のときに第1操作部410の両側面410c,410cに対して幅方向Wの一方側(ここでは上側)にずれる構成とされている。
具体的には、入力操作部40(40b)は、第1操作部410に対して第2操作部420を幅方向Wにスライド移動させるスライド部材530(具体的にはスライドレール)を備えている。
スライド部材530は、3段スライド構成とされている。詳しくは、スライド部材530は、第1操作部410の左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)のL字部端面410fに設けられた第1スライド部531(図7参照)と、第2操作部420の左右方向Yの一方側Y1(ここでは右側)の端面420dに設けられた第2スライド部532(図7参照)と、第1及び第2スライド部531,532に対して幅方向Wに往復移動自在とされる中間スライド部533(図7参照)とを備えている。
スライド部材530は、第1及び第2スライド部531,532並びに中間スライド部533が互いに幅方向Wの一方側W1(ここでは上側)又は他方側W2(ここでは下側)に移動される。なお、図6(a)に示すように、幅方向Wの一方側W1は、第1状態から第2状態に移行する方向であり、幅方向Wの他方側W1は、第2状態から第1状態に移行する方向である。
そして、スライド部材530は、第1状態では第2操作部420の両側面420c,420cが第1操作部410の両側面410c,410cに揃った位置で停止する一方、第2状態では第2操作部420の両側面420c,420cが第1操作部410の両側面410c,410cとは幅方向Wの一方側(ここでは上側)にずれた所定の位置で停止する構成とされている(図6(a)参照)。
なお、第2状態での第2操作部420の両側面420c,420cが第1操作部410の両側面410c,410cとは幅方向Wの一方側(ここでは上側)にずれた所定の位置は、ここでは、第2表示部421(表示画面)における幅方向Wの他方側W2(ここでは下側)端421aが第1表示部411(表示画面)における幅方向Wの一方側W1(ここでは上側)端411aよりも上方にある位置とされている。
かかる構成を備えた入力操作部40(40b)では、第1状態から第2状態に移行するときには、第2スライド部532が第1スライド部531に対して幅方向Wの一方側W1(ここでは上側)に移動する。一方、第2状態から第1状態に移行するときには、第2スライド部532が第1スライド部531に対して幅方向Wの他方側W2(ここでは下側)に移動する。
入力操作部40(40b)は、第2操作部420の表面420aと第1操作部410の表面410aとが揃っている(図6(b)参照)。
第2実施形態では、第1操作部410は、左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)の端部が底面から視てL字状に形成されている(図6(b)参照)。
詳しくは、第1操作部410は、L字状部分を構成する突出部413を有している。突出部413は、左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)端部において表側で左右方向Yの他方側Y2へ突出している。そして、第1操作部410におけるL字状の角部内面410g(図7(a)及び図7(b)参照)と第1操作部410における左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)のL字部端面410fと第2操作部420における左右方向Yの一方側Y1(ここでは右側)の端面420dとで挟まれた空間に、スライド部材530が配設されている。第2操作部420における左右方向Yの一方側Y1の端面420dと、第1操作部410における左右方向Yの他方側Y2の端面410eとは、互いに近接又は接触(ここでは近接)している。
第2実施形態では、入力操作部40(40b)は、第2操作部420の第1操作部410に対する第1状態及び第2状態を保持するロック構造560を有している。
ロック構造560は、第2操作部420の第1操作部410に対する第1及び第2状態をそれぞれロックする第1及び第2ロック部561,562(図7(b)参照)を含んでいる。
詳しくは、第1ロック部561は、第1状態のときに第2操作部420の幅方向Wの一方側W1(ここでは上側)への移動を規制する第1規制部を構成する共通係合部560a、第1係合部561a、第3係合部563a及びロック係止部560bを備えている。また、第2ロック部562は、第2状態のときに第2操作部420の幅方向Wの他方側W2(ここでは下側)への移動を規制する第2規制部を構成する共通係合部560a、第2係合部562a、第4係合部564a及びロック係止部560bを備えている。
共通係止部560aは、ここでは、第1スライド部531に設けられて左右方向Yに沿って貫通した貫通孔とされている。第1及び第2係合部561a,562aは、ここでは第2スライド部532に設けられて幅方向Wにおける異なった位置で左右方向Yに沿って貫通した貫通孔とされている。第3及び第4係合部563a,564aは、ここでは中間スライド部533に設けられて幅方向Wにおける異なった位置で左右方向Yに沿って貫通した貫通孔とされている。そして、共通係合部560a、第3係合部563a及び第1係合部561aは、第1状態のときに左右方向Yに沿って貫通する構成されており、共通係合部560a、第4係合部564a及び第2係合部562aは、第2状態のときに左右方向Yに沿って貫通する構成とされている。また、ロック係止部560bは、ここでは、第1状態では共通係合部560a、第3係合部563a及び第1係合部561aに挿通され、かつ、第2状態では共通係合部560a、第4係合部564a及び第2係合部562aに挿通される固定部材(具体的には固定ピン)とされている。
具体的には、共通係合部560aは、第1スライド部531の幅方向Wの一方側W1(ここでは上側)端部に設けられている。第1係合部561aは、第2スライド部532の幅方向Wの一方側W1(ここでは上側)端部に設けられている。第2係合部562aは、第2スライド部532の幅方向Wの他方側W2(ここでは下側)端部に設けられている。第3係合部563aは、中間スライド部533の幅方向Wの一方側W1(ここでは上側)端部に設けられている。第4係合部564aは、中間スライド部533の幅方向Wの中央部に設けられている。そして、共通係合部560a、第3係合部563a及び第1係合部561aは、第1及び第2スライド部531,532が畳まれて全長が最小のとき(第1状態のとき)に左右方向Yで互いに一致する構成とされている。共通係合部560a、第4係合部564a及び第2係合部562aは、第1及び第2スライド部531,532が伸ばされて全長が最大のとき(第2状態のとき)に左右方向Yで互いに一致する構成とされている。
ロック係止部560bは、左右方向Yに沿った棒状部材とされており、第1操作部410の幅方向Wの一方側W1(ここでは上側)端部において左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)に左右方向Yに沿って往復移動自在に設けられている。また、ロック係止部560bは、第1操作部410の幅方向Wの一方側W1(ここでは上側)端面410cにおいて左右方向Yに往復移動自在に露出したレバー部材560c(図6(b)及び図7参照)が連結されており、レバー部材560cが左右方向Yの一方側Y1(ここでは右側)に移動すると、第1及び第2スライド部531,532のロックを解除するようになっている。
本実施の形態では、ロック構造560は、さらに、ロック係止部560bを左右方向Yの他方側Y2(ここでは左側)へ付勢する付勢部材(具体的には巻きバネ)563を備えている。こうすることで、第1状態で共通係合部560aと第3係合部563aと第1係合部561aとが一致すると、操作者がレバー部材560cを操作しなくても付勢部材563によりロック係止部560bが第1状態で共通係合部560a、第3係合部563a及び第1係合部561aに挿通される。また、第2状態で共通係合部560aと第4係合部564aと第2係合部562aとが一致すると、操作者がレバー部材560cを操作しなくても付勢部材562によりロック係止部560bが共通係合部560a、第4係合部564a及び第2係合部562aに挿通される。また、操作者がレバー部材560cを操作して第1状態での共通係合部560a、第3係合部563a及び第1係合部561a又は第2状態での共通係合部560a、第4係合部564a及び第2係合部562aから抜き去ることで、入力操作部40(40b)を第1状態から第2状態へ又は第2状態から第1状態へ移行させることができる。
付勢部材563は、ここでは、一端部が入力操作部40(40b)の本体フレームFに接続され、かつ、他端部がロック係止部560bの左右方向Yの基端部に接続されている。
なお、図6(a)に示す第1及び第2検知部43,44は、入力操作部40(40b)の第1及び第2状態を検知するものである。これについては後ほど詳述する。
(第1及び第2表示部の表示内容について)
次に、第1及び第2実施形態において、第1状態及び第2状態での第1表示部411及び第2表示部421の表示内容について以下に説明する。
図8は、図1に示す画像形成装置100における制御部50の表示制御の一例を中心に示すシステムブロック図である。
制御部50は、画像形成装置100全体の制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)等の処理部50aと、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び書き換え可能な不揮発性メモリを含む記憶部50bとを備えている。ROMは、処理装置50aが実行する処理の手順である制御プログラムを格納することができる。RAMは、作業用のワークエリアを提供することができる。不揮発性メモリは、制御に必要なデータをバックアップして保持したり、各種データを保持したり書き換えたりすることができる。
制御部50は、第1表示部411及び第2表示部421の表示制御部としての機能を有している。すなわち、第1表示部411及び第2表示部421は、制御部50の出力系に接続されており、制御部50からの表示データに基づいて表示画面に表示するようになっている。制御部50は、勿論、第2状態のときに、第1状態での第1表示部の内容を第1表示部に表示し、かつ、第1状態での第2表示部の内容を第2表示部に表示してもよいが、ここでは、つぎの表示制御を行うようになっている。
すなわち、入力操作部40(40a,40b)は、第1状態にあるのか或いは第2状態にあるのかを検知する第1及び第2検知部43,44(図4(b)及び図6(a)も参照)を備えている。第1及び第2検知部43,44は、制御部50の入力系に接続されている。具体的には、第1及び第2検知部43,44は、第2操作部420(第2実施形態では第2操作部420に設けられた突起部423(図6(a)参照))によって可動部43a,44aが押し込まれているときのみオンしているプッシュスイッチとされている。第1検知部43は、第1状態のときオンされ、第1状態以外のときにオフされるようになっている。第2検知部44は、第2状態のときオンされ、第2状態以外のときにオフされるようになっている。
第1及び第2実施形態において、第1状態の検出は、第1検知部43の検知と第2検知部44の検知との間の遷移状態を含んでおり、第2状態の検出は、第1検知部43の検知と第2検知部44の検知との間の遷移状態を含んでいる。すなわち、制御部50は、第1検知部43がオンし(具体的には第2操作部420が可動部43aを押し込み)、次に第2検知部44がオンする(具体的には第2操作部420が可動部44aを押し込む)まで第1状態であることを検出し、かつ、第2検知部44がオンし、次に第1検知部43がオンするまで第2状態であることを検出するようになっている。なお、制御部50は、第1検知部43がオンのときにのみ第1状態であることを検出する一方、第2検知部44がオンのときにのみ第2状態であることを検出してもよい。また、制御部50は、第2検知部44がない場合において第1検知部43がオンのときに第1状態であることを検出する一方、第1検知部43がオフのときに第2状態であることを検出してもよい。また、制御部50は、第1検知部43がない場合において第2検知部44がオフのときに第1状態であることを検出する一方、第2検知部44がオンのときに第2状態であることを検出するようになっていてもよい。
そして、制御部50は、第1実施形態では、第2状態のときに、第1表示部411及び第2表示部421のうち裏側に位置する表示部(ここでは第2表示部421)に表示される第1状態での表示内容を表側に位置する表示部(ここでは第1表示部411)に第1状態での表示内容と共に表示させるか或いは選択的に切り替えて表示させる構成とされている。
また、制御部50は、第2実施形態では、第2状態のときに、第2表示部421に表示される第1状態での表示内容を第1表示部411に第1状態での表示内容と共に表示させるか或いは選択的に切り替えて表示させる構成とされている。
図9は、第1状態での第1表示部411及び第2表示部421の表示画面の一例を示す平面図である。
図9に示す表示は、画像形成装置100でよく使用される操作を示す操作表示或いは基本操作を示す基本操作表示(この例では基本操作表示)とされている。
図9に示すように、第1状態において、第1表示部411の表示画面には、編集印刷を選択する設定ボタンSB1と、仕上げ動作を選択する設定ボタンSB2と、特別機能を選択する設定ボタンSB3と、ファイリング動作を選択する設定ボタンSB4と、自動一時保存を選択する設定ボタンSB5とを有する第1設定部β1と、画像形成装置のイラスト画像γとが表示されている。また、第2表示部421の表示画面には、印刷モードを選択する設定ボタンSB6と、各種設定を選択する設定ボタンSB7と、画像濃度を選択する設定ボタンSB8と、複写倍率を選択又は入力する設定ボタンSB9とを有する第2設定部β2が表示されている。設定ボタンSB1〜SB9は、画面上をタッチ操作するソフトウェアキーとして作用する。
また、図10は、第1表示部411の表示内容の各例を説明するための平面図である。図10(a)は、第2状態での第1表示部411の表示画面の一例を示す図であり、図10(b)は、第2状態での第1表示部411の表示画面の他の例を示す図であり、図10(c)は、第2状態での第1表示部411の表示画面のさらに他の例を示す図あり、図10(d)は、第2状態での第2表示部412の表示画面の一例を示す図ある。
図10(a)に示すように、第1実施形態では、制御部50は、第2状態のときに、表側に位置する表示部(ここでは第1表示部411)に表示される第1状態での表示内容と裏側に位置する表示部(ここでは第2表示部421)に表示される第1状態での表示内容とを表側に位置する表示部(ここでは第1表示部411)に縮小して表示させる構成とされている。第2実施形態では、制御部50は、第2状態のときに、第1表示部411に表示される第1状態での表示内容と第2表示部421に表示される第1状態での表示内容とを第1表示部411に縮小して表示させる構成とされている。
また、図10(b)に示すように、第1実施形態では、制御部50は、第2状態のときに、裏側に位置する表示部(ここでは第2表示部421)に表示される第1状態での表示内容を表側に位置する表示部(ここでは第1表示部411)に表示される第1状態での表示内容の空いているスペースに縮小して表示させる構成とされている。第2実施形態では、制御部50は、第2状態のときに、第2表示部421に表示される第1状態での表示内容を第1表示部411に表示される第1状態での表示内容の空いているスペースに縮小して表示させる構成とされている。図10(b)に示す例では、制御部50は、第1設定部β1と画像形成装置のイラスト画像γとの間のスペースに第2設定部β2を縮小して表示させている。なお、図10(b)に示す例において、第1実施形態では、第2状態のときに、表側に位置する表示部(ここでは第1表示部411)に表示される第1状態での表示内容の空いているスペースに、裏側に位置する表示部(ここでは第2表示部421)に表示される第1状態での表示内容の一部(例えば「コピー読み込みできます。」という表示内容)を等倍のまま表示し、かつ、残りの表示内容を縮小して表示するようにしてもよい。また、第2実施形態では、第2状態のときに、第1表示部411に表示される第1状態での表示内容の空いているスペースに、第2表示部421に表示される第1状態での表示内容の一部(例えば「コピー読み込みできます。」という表示内容)を等倍のまま表示し、かつ、残りの表示内容を縮小して表示するようにしてもよい。
また、図10(c)に示すように、第1実施形態では、制御部50は、第2状態のときに、図示を省略した切り替え操作部(具体的には第1操作部410上のハードウェアキー或いはソフトウェアキーの切り替えボタン)によって、表側に位置する表示部(ここでは第1表示部411)に表示される第1状態での表示内容と裏側に位置する表示部(ここでは第2表示部421)に表示される第1状態での表示内容とを表側に位置する表示部(ここでは第1表示部411)に選択的に切り替えて表示させる構成とされている。第2実施形態では、制御部50は、第2状態のときに、図示を省略した切り替え操作部(具体的には第1操作部410上のハードウェアキー或いはソフトウェアキーの切り替えボタン)によって、第1表示部411に表示される第1状態での表示内容と第2表示部421に表示される第1状態での表示内容とを第1表示部411に選択的に切り替えて表示させる構成とされている。なお、図10(c)に示す例において、第1実施形態では、第2状態のときに、表側に位置する表示部(ここでは第1表示部411)に表示される第1状態での表示内容の空いているスペースに、裏側に位置する表示部(ここでは第2表示部421)に表示される第1状態での表示内容の一部(例えば「コピー読み込みできます。」という表示内容)を表示するようにしてもよいし、或いは/さらに、裏側に位置する表示部(ここでは第2表示部421)に表示される第1状態での表示内容の空いているスペースに、表側に位置する表示部(ここでは第1表示部411)に表示される第1状態での表示内容の一部を表示するようにしてもよい。また、第2実施形態では、第2状態のときに、第1表示部411に表示される第1状態での表示内容が選択されている場合、該表示内容の空いているスペースに、第2表示部421に表示される第1状態での表示内容の一部(例えば「コピー読み込みできます。」という表示内容)を表示するようにしてもよいし、或いは/さらに、第2表示部421に表示される第1状態での表示内容が選択されている場合、該表示内容の空いているスペースに、第1表示部411に表示される第1状態での表示内容の一部を表示するようにしてもよい。
また、図10(d)に示すように、第2実施形態では、制御部50は、第2状態のときの第2表示部421に表示される表示内容を画像形成装置100の動作状態を示す表示内容とする構成とされている。或いは/さらに、制御部50は、第2状態のときの第2表示部421に表示される表示内容を第1状態のときに第1表示部411及び第2表示部421に表示されていない表示内容とする構成とされている。
画像形成装置100の動作状態を示す表示内容、及び、第1状態のときに第1表示部411及び第2表示部421に表示されていない表示内容としては、例えば、記録シートSの詰まり(所謂JAM)を示すJAM表示や各構成部材のトラブル等の異常検知表示や、図10(d)に例示するように、ファクシミリ受信のお知らせ表示D1、メンテメンテナンス時期の確認ランプD2、記録シートの有無表示D3、トナーの有無表示D4等を挙げることができる。
(画像形成装置100について)
図11は、第1及び第2実施形態において第2状態での画像形成装置100を説明するための図であり、図11(a)及び図11(b)は、それぞれ、第1実施形態の正面図及び側面図であり、図11(c)及び図11(d)は、それぞれ、第2実施形態の正面図及び側面図である。
以上説明した画像形成装置100では、図11に示すように、装置本体110の操作側から視て左右方向Yにおいて第1操作部410と第2操作部420とに分割された入力操作部40(40a,40b)は、第2操作部420が第1操作部410に対して位置変更されることによって、装置本体110の操作側から視て開口部Paの少なくとも一部を遮蔽する第1状態と、開口部Paの遮蔽量が第1状態の遮蔽量よりも小さくなるように開口部Paの少なくとも一部を開放する第2状態とを呈する構成とされていることで、より一層の小型化、省スペース化を実現したとしても、排出部30に排出された記録シートSが操作者から見えにくくなったり或いは排出部30に排出された記録シートSが操作者によって取りづらくなったりするといった、操作者が排出部30における記録シートSを開口部Paから取り出す際の不都合を抑制することが可能となる。しかも、左右方向Yの何れか一方側Y2(ここでは左側)に位置する第2操作部420の移動により、開口部Paの左右方向を開放させることができ、それだけ容易に操作者に対して記録シートSの開口部Paからの取り出し操作を行わせることが可能となる。
また、入力操作部40(40a,40b)は、第2操作部420が第1操作部410に対してスライド移動する構成とされていることで、操作者に対して第2操作部420の第1操作部410に対するスライド移動操作を行わせることができ、すなわち、簡単な操作で入力操作部40(40a,40b)を第1状態又は第2状態にすることが可能となる。
第1実施形態において、入力操作部40(40a)は、第2操作部420が第1操作部410に対して左右方向Yにスライド移動する構成とされており、第2操作部420は、第1操作部410の左右方向Yの何れか一方側Y2(ここでは左側)の位置で第1状態のときに表面420aが第1操作部410の表面410aと揃いかつ第2状態のときに第1操作部410の表側或いは表側とは反対側の裏側に重なる構成とされていることで(図5(b)参照)、操作者に対して第2操作部420の第1操作部410に対する左右方向Yのスライド移動操作を行わせることにより入力操作部40(40a)の左右方向Yのサイズを最大で半分にすることができる。また、第2実施形態において、入力操作部40(40b)は、第2操作部420が第1操作部410に対して幅方向Wにスライド移動する構成とされており、第2操作部420は、第1操作部410の左右方向Yの何れか一方側Y2(ここでは左側)の位置で幅方向Wにおける両側面420c,420cが第1状態のときに第1操作部410の幅方向Wにおける両側面410c,410cと揃いかつ第2状態のときに第1操作部410の両側面(410c,410c),(420c,420c)に対して幅方向Wにずれる構成とされていることで(図6(a)参照)、操作者に対して第2操作部420の第1操作部410に対する幅方向Wのスライド移動操作を行わせることにより第1操作部410に対して第2操作部420を幅方向Wにずらすことができる。
かかる第1及び第2実施形態の構成により、開口部Paの遮蔽量を小さくする或いはなくすことができ、それだけ容易に操作者に対して記録シートSの開口部Paからの取り出し操作を行わせることが可能となる。
第1実施形態において、第2状態のときに、第1表示部411及び第2表示部421のうち裏側に位置する表示部(ここでは第2表示部421)に表示される表示内容を表側に位置する表示部(ここでは第1表示部411)に表示させることで(図10参照)、第2状態のときに、第1表示部411及び第2表示部421のうち裏側に位置する第2表示部421が表側に位置する第1表示部411に隠蔽されても、裏側に位置する第2表示部421に表示される表示内容を表側に位置する第1表示部411に表示させることができ、これにより、裏側に位置する第2表示部421に表示される表示内容を操作者に良好に視認させることが可能となる。また、第2実施形態において、第2状態のときに、第2表示部421に表示される表示内容を第1表示部411に表示させることで(図10参照)、第2状態のときに、操作者による第2操作部420の第1操作部410に対する幅方向Wのスライド移動操作により第1操作部410に対して第2操作部420を幅方向Wにずらしても、第2表示部421に表示される表示内容を第1表示部411に表示させることができ、これにより、第2表示部421に表示される表示内容を良好に操作者に視認させることが可能となる。
第1及び第2実施形態において、第2状態のときに、第1表示部411に表示される第1状態での表示内容と第2表示部421に表示される第1状態での表示内容とを第1表示部411に縮小して表示させる構成とされていることで(図6(a)参照)、第1表示部411及び第2表示部421に表示される表示内容が縮小されるものの、該表示内容の配置状態を維持したままで該表示内容を操作者に視認させることが可能となる。
また、第1及び第2実施形態において、第2状態のときに、第2表示部421に表示される第1状態での表示内容を第1表示部411に表示される第1状態での表示内容の空いているスペースに縮小して表示させる構成とされていることで(図6(b)参照)、第1表示部411及び第2表示部421に表示される表示内容の配置状態が変更されるものの、第1表示部411に表示される表示内容の空いているスペースを利用して第1表示部411及び第2表示部421に表示される表示内容の大きさを維持したままで該表示内容を操作者に視認させることが可能となる。
また、第1及び第2実施形態において、第2状態のときに、第1表示部411に表示される第1状態での表示内容と第2表示部421に表示される第1状態での表示内容とを第1表示部411に選択的に切り替えて表示させる構成とされていることで(図6(c)参照)、第1表示部411に表示される表示内容と第2表示部421に表示される表示内容とを切り替える切り替え操作が必要となるものの、第1表示部411及び第2表示部421に表示される表示内容の大きさを維持したままで該表示内容を操作者に視認させることが可能となる。
第2実施形態において、第2状態のときの第2表示部421に表示される表示内容を画像形成装置100の動作状態を示す表示内容とすることで、第2状態のときに画像形成装置100の動作状態を操作者に視認させることが可能となる。また、第2実施形態において、第2状態のときの第2表示部421に表示される表示内容を第1状態のときに第1表示部411及び第2表示部421に表示されていない表示内容とすることで、第2状態のときに第1表示部411及び第2表示部421に表示されていない表示内容を操作者に報知することが可能となる。
また、第1及び第2実施形態において、入力操作部40(40a,40b)は、第2状態のときに開口部Paを装置本体110の操作側から視て全開放する構成とされていることで(図11(a)及び図11(c)参照)、入力操作部40(40a,40b)に邪魔されることなく、操作者に対して排出部30における記録シートSの開口部Paからの取り出し操作を行わせることが可能となる。
また、第1及び第2実施形態において、入力操作部40(40a,40b)は、第2操作部420の第1操作部410に対する第1状態及び第2状態を保持するロック構造460,560を有していることで、第1操作部410に対する第2操作部420の第1状態及び第2状態をロックした状態で操作者に対して入力操作部40(40a,40b)への操作を確実に行わせることが可能となる。
また、第1及び第2実施形態において、装置本体110に設けられた第1操作部410がハードウェアキー41a,…を備えていることから、ハードウェアキー41a,…による安定した入力操作を実現することが可能となる。
また、第1及び第2実施形態において、第1操作部410は、装置本体110に対して位置変更する構成とされていることで、開口部Paに対する入力操作部40(40a,40b)の位置関係を変更することができ、それだけ入力操作部40(40a,40b)に対する開口部Paの遮蔽量を少なくする或いはなくすことが可能となる。
10 画像読取部
20 画像形成部
30 排出部
40(40a) 入力操作部
40(40b) 入力操作部
41a,… ハードウェアキー
50 制御部
60 給紙部
70 搬送経路
100 画像形成装置
110 装置本体
410 第1操作部
410a 表面
410b 裏面
410c 両側面
411 第1表示部
420 第2操作部
420a 表面
420b 裏面
420c 両側面
421 第2表示部
460 ロック構造
560 ロック構造
G 原稿
P 空間
Pa 開口部
S 記録シート
V 厚み方向
W 幅方向
X 奥行き方向
Y 左右方向
Z 上下方向

Claims (18)

  1. 装置本体の上部に設けられて原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記装置本体の下部に設けられて前記画像読取部で読み取った画像を記録シートに形成する画像形成部と、
    前記画像読取部及び前記画像読取部の間に挟まれて前記装置本体の操作側を開放した開口部を有する空間に前記画像形成部からの前記記録シートを排出する排出部と
    を備えた胴内排出構成の画像形成装置であって、
    前記装置本体の操作側に設けられて入力操作を受け付ける入力操作部を備え、
    前記入力操作部は、前記装置本体の操作側から視て左右方向において第1操作部と第2操作部とに分割されており、前記第1操作部が前記装置本体に設けられて前記第2操作部が前記第1操作部に対して位置変更する構成とされており、前記第2操作部が前記第1操作部に対して位置変更されることによって、前記装置本体の操作側から視て前記開口部の少なくとも一部を遮蔽する第1状態と、前記開口部の遮蔽量が前記第1状態の遮蔽量よりも小さくなるように前記開口部の少なくとも一部を開放する第2状態とを呈する構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記入力操作部は、前記第2操作部が前記第1操作部に対してスライド移動する構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記入力操作部は、前記第2操作部が前記第1操作部に対して前記左右方向にスライド移動する構成とされており、
    前記第2操作部は、前記第1操作部の前記左右方向の何れか一方側の位置で前記第1状態のときに表面が前記第1操作部の表面と揃いかつ前記第2状態のときに前記第1操作部の表側或いは表側とは反対側の裏側に重なる構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置であって、
    前記第1操作部は、第1表示部を備え、前記第2操作部は、第2表示部を備え、
    前記第2状態のときに、前記第1及び第2表示部のうち前記裏側に位置する表示部に表示される表示内容を前記表側に位置する表示部に表示させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記第2状態のときに、前記表側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容と前記裏側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容とを前記表側に位置する表示部に縮小して表示させる構成とされていることを特徴とする特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記第2状態のときに、前記裏側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容を前記表側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容の空いているスペースに縮小して表示させる構成とされていることを特徴とする特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記第2状態のときに、前記表側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容と前記裏側に位置する表示部に表示される前記第1状態での表示内容とを前記表側に位置する表示部に選択的に切り替えて表示させる構成とされていることを特徴とする特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項2に記載の画像形成装置であって、
    前記入力操作部は、前記第2操作部が前記第1操作部に対して前記左右方向に直交する幅方向にスライド移動する構成とされており、
    前記第2操作部は、前記第1操作部の前記左右方向の何れか一方側の位置で前記幅方向における両側面が前記第1状態のときに前記第1操作部の前記幅方向における両側面と揃いかつ前記第2状態のときに前記第1操作部の前記両側面に対して前記幅方向にずれる構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置であって、
    前記第1操作部は、第1表示部を備え、前記第2操作部は、第2表示部を備え、
    前記第2状態のときに、前記第2表示部に表示される表示内容を前記第1表示部に表示させることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置であって、
    前記第2状態のときに、前記第1表示部に表示される前記第1状態での表示内容と前記第2表示部に表示される前記第1状態での表示内容とを前記第1表示部に縮小して表示させる構成とされていることを特徴とする特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項9に記載の画像形成装置であって、
    前記第2状態のときに、前記第2表示部に表示される前記第1状態での表示内容を前記第1表示部に表示される前記第1状態での表示内容の空いているスペースに縮小して表示させる構成とされていることを特徴とする特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項9に記載の画像形成装置であって、
    前記第2状態のときに、前記第1表示部に表示される前記第1状態での表示内容と前記第2表示部に表示される前記第1状態での表示内容とを前記第1表示部に選択的に切り替えて表示させる構成とされていることを特徴とする特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項9から請求項12までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記第2状態のときの前記第2表示部に表示される表示内容を当該画像形成装置の動作状態を示す表示内容とすることを特徴とする特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項9から請求項13までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記第2状態のときの前記第2表示部に表示される表示内容を前記第1状態のときに前記第1及び第2表示部に表示されていない表示内容とすることを特徴とする特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項1から請求項14までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記入力操作部は、前記第2状態のときに前記開口部を前記装置本体の操作側から視て全開放する構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項1から請求項15までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記入力操作部は、前記第2操作部の前記第1操作部に対する前記第1状態及び前記第2状態を保持するロック構造を有していることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項1から請求項16までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記第1操作部は、入力操作を機械的に受け付けるハードウェアキーを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項1から請求項17までの何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    前記第1操作部は、前記装置本体に対して位置変更する構成とされていることを特徴とする画像形成装置。
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