JP2013116467A - 液体微細化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1、第2気体噴射部から噴射される気体を液体に替え、かつ液体噴射部から噴射される液体を気体に替えることで、霧化状態(例えば平均粒子径)を調整することができる。
【解決手段】液体微細化装置は、第1流体を噴射する第1オリフィス部と、前記第1流体と同じ流体である第2流体を噴射する第2オリフィス部と、前記第1オリフィス部から噴射された前記第1流体と前記第2オリフィス部から噴射された前記第2流体とが衝突する衝突部に向かって、前記第1流体および前記第2流体と異なる流体である第3流体を噴射する第3オリフィス部と、前記衝突部で、前記第1流体、前記第2流体および前記第3流体を衝突させて微細化液粒子が生成されるエリアである微細化エリア部と、前記第1オリフィス部および前記第2オリフィス部に供給される流体と、前記第3オリフィス部に供給される流体とを互いに入れ替えるための切替部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体微細化装置(二流体ノズル装置)に関する。
従来の二流体ノズル装置として、ノズル本体の後方から液体を供給し、ノズル本体の側部から気体を供給する構造、または、気体と液体とを共にノズル本体の側部から供給する構造が知られている(例えば、特許文献1)。
また、本出願人は、気体を噴射する気体噴射部を2つと、液体を噴射する液体噴射部とを備え、前記2つの気体噴射部から噴射した気体同士を衝突させて形成した衝突部と、前記液体噴射部で噴射した液体とを衝突させて当該液体を霧化する技術を開発している(特許文献2)。
特開2008−18400号公報(図1) 特開2012−066168号公報
しかしながら、上記特許文献1のようにノズル本体の側部に、気体あるいは液体を供給するための配管が設けられていると、それら配管を連結するための連結部が側面から突出する構造や、あるいはノズル本体の側部の厚みを大きくする必要があり、二流体ノズル本体を小型化するのに限界があった。
また、上記特許文献2は、本出願人が発明した新原理の霧化方法であり、その応用性が非常に高く、開発過程で新たな知見も得られる一方、新規に解決すべき課題も生じている。
上記現状に鑑みて、本発明の第1の課題は、二流体をそれぞれ供給するための二つの配管を二重構造にして、かつノズル本体の後方から配管を連結することで、小型化に適した液体微細化装置を提供することを目的とする。
本発明の第2の課題は、第1、第2気体噴射部から噴射される気体の温度と、液体噴射部から噴射される液体の温度を調整することで、霧化状態(例えば平均粒子径)を調整することができる液体微細化装置を提供することを目的とする。
本発明の第3の課題は、第1、第2気体噴射部から噴射される気体を液体に替え、かつ液体噴射部から噴射される液体を気体に替えることで、霧化状態(例えば平均粒子径)を調整することができる液体微細化装置を提供することを目的とする。
上記第1の課題を解決するための液体微細化装置は、
第1流体を送給するための長尺の第1チューブと、
ノズル本体の後方から前記第1チューブと連結され、前記第1流体をノズル噴霧口へ導く外側流通路と、
第3流体を送給するため、前記第1チューブ内径よりも小さい外径であって前記第1チューブの内部に配置される長尺の第2チューブと、
ノズル本体の後方から前記第2チューブと連結され、前記第3流体をノズル噴霧口へ導く内側流通路とを備える。
この構成によれば、第1チューブの内部に第2チューブを配置してなる二重配管構造とし、かつノズル本体の後方からこの二重配管をノズル本体に連結する構成であるため、従来に比較して小型にできる。また、二重配管にしたことで、きわめて簡単な配管構造となり、低コスト効果も大きい。さらに、十分なスペースのない構造体や機器内において、小型化したノズル本体およびノズル本体後方に伸びる見かけ上1本の配管(二重配管)構成にしたことで、その内部への進入性、配置性、操作性も非常に良く、ピンポイント噴霧が可能になる。
上記発明において、第1流体が気体、第3流体が液体であることが好ましいが、この逆であってもよい。
また、第2の課題を解決するための液体微細化装置は、
第1流体を噴射する第1オリフィス部と、
前記第1オリフィス部と所定角度で対向配置され、前記第1流体と同じ流体である第2流体を噴射する第2オリフィス部と、
前記第1オリフィス部から噴射された前記第1流体と前記第2オリフィス部から噴射された前記第2流体とが衝突する衝突部に向かって、前記第1流体および前記第2流体と異なる流体である第3流体を噴射する第3オリフィス部と、
前記衝突部で、前記第1流体、前記第2流体および前記第3流体を衝突させて微細化液粒子が生成されるエリアである微細化エリア部と、
前記第1オリフィス部から噴射される第1流体および前記第2オリフィス部から噴射される第2流体の温度を調整する第1温度調節部と、
前記第3オリフィス部から噴射される第3流体の温度を調整する第2温度調節部と、を備える。
この構成によれば、第1、第2オリフィス部から噴射される第1流体の温度と、第3オリフィス部から噴射される第3流体の温度を調整でき、霧化状態(例えば平均粒子径)を調整することができる。本発明によれば、温度を高くするほど、微細化粒子の平均粒子径が小さくなる。第1、第2温度調節部は、例えば、ヒータ、熱交換器、保温手段を有して構成できる。例えば、流体が液体である場合、この液体を予め加温しておき、保温手段に収納しておき、流体が通る管なども断熱手段を設けておくことが好ましい。例えば、流体が気体の場合に、ドライヤーで加温することもできる。
上記発明において、第1流体および第2流体が気体、第3流体が液体であることが好ましいが、この逆であってもよい。また、気体として空気を用いる場合に室温のままでもよい。室温の空気を用いる場合には、温度調節部は、実質的に加温・減温の調整をしなくてもよいが、保温手段を有して空気を送るように構成してもよい。
上記発明の一実施形態として、第1状態において、前記第1温度調節部で第1、第2流体(例えば気体)の温度を所定温度よりも高くあるいは室温に調節し、かつ前記第2温度調節部で第3流体(例えば液体)の温度を所定温度よりも高く調節する。また、第2状態において、前記第1温度調節部で液体の温度を所定温度以下に調節し、かつ前記第2温度調節部で気体の温度を所定温度以下あるいは室温に調節する。所定温度は、例えば、室温(18℃〜25℃)、平均体温(35℃〜37℃)、30℃〜80℃の範囲の温度などである。
上記発明の一実施形態として、前記第1温度調節部が、前記第1オリフィス部および前記第2オリフィス部へ前記第1流体および前記第2流体を供給するための第1チューブを有して構成され、
前記第2温度調節部が、前記第1チューブ内径よりも小さい外径であって前記第1チューブの内部に配置されて、前記第3流体を送給するための第2チューブを有して構成され、
装置本体の後方から前記第1チューブと連結され、前記第1流体および第2流体をそれぞれ第1オリフィス部および第2オリフィス部へ導く外側流通路と、
装置本体の後方から前記第2チューブと連結され、前記第3流体を第3オリフィス部へ導く内側流通路と、を備える。
この構成によれば、第1チューブの内部に第2チューブが配置された二重配管であり、お互いが熱交換することで、第1、第2流体および第3流体の温度が同じに維持される(あるいはお互いの温度差が小さくなる)。一方の流体を加温(減温)することで両方の温度を同時に調整することができる。
また、第3の課題を解決するための液体微細化装置は、
第1流体を噴射する第1オリフィス部と、
前記第1オリフィス部と所定角度で対向配置され、前記第1流体と同じ流体である第2流体を噴射する第2オリフィス部と、
前記第1オリフィス部から噴射された前記第1流体と前記第2オリフィス部から噴射された前記第2流体とが衝突する衝突部に向かって、前記第1流体および前記第2流体と異なる流体である第3流体を噴射する第3オリフィス部と、
前記衝突部で、前記第1流体、前記第2流体および前記第3流体を衝突させて微細化液粒子が生成されるエリアである微細化エリア部と、
前記第1オリフィス部および前記第2オリフィス部に供給される流体と、前記第3オリフィス部に供給される流体とを互いに入れ替えるための切替部と、を備える。
この構成によれば、第1、第2オリフィス部から噴射される第1、第2流体を、第3流体に替え、かつ第3オリフィス部から噴射される第3流体を第1流体(第2流体)に替えることで、霧化状態(例えば平均粒子径)を調整することができる。例えば、第1、第2流体が気体かつ第3流体が液体の場合は、その逆の第1、2流体が液体かつ第3流体が気体の場合よりも霧の平均粒子径を小さく調整できる。切替部は手動で切り替えることもでき、また自動で切り替える自動機構を有することもできる。
上記発明の一実施形態として、前記切替部は、第1状態において、前記第1オリフィス部および第2オリフィス部へ同じ気体を供給させ、かつ前記第3オリフィスへ液体を供給させる、および、第2状態において、前記第1オリフィス部および第2オリフィス部へ液体を供給させ、かつ前記第3オリフィス部へ気体を供給させる。
上記発明の一実施形態として、液体微細化装置は、前記微細化エリア部から噴霧される霧の噴霧方向に沿って当該霧の周囲を取り囲むように設けられた噴霧出口部と、
前記噴霧出口部の先端面に、前記霧の噴霧方向軸と直交する方向に形成されたスリット部と、を備える。この構成によって、噴霧出口部の先端(微細化エリア部の出口側又は衝突部位置から噴霧出口部先端面まで)にスリット部を設けたことで、より微細化した霧を生成させることができる。噴霧出口部は、気体オリフィスを形成するための部材と一体に形成されていてもよく、別部材で形成していてもよい。
上記発明の一実施形態として、前記噴霧出口部に、前記霧の噴霧方向軸に対し90°以上傾斜しており、かつ当該液体霧化装置を正面視して、前記第1気体噴射部と前記第2気体噴射部とからの気体噴射方向軸に対し直交する方向に、開放部が形成されている。霧が扇状に広がる方向に、開放部を設けることで、霧を開放部方向に逃がして、噴霧出口部の壁面で衝突する程度を緩和させることができ、霧が壁面に衝突することで発生するしずくを効果的に抑制することができる。開放部を、液体オリフィスの出口近傍から形成すると、霧が壁面に衝突することをさらに無くせるため好ましい。開放部の幅寸法は、発生する霧の断面幅(短い方の幅)に応じて設定(同幅または同幅より大きい幅に)することが好ましい。
上記発明の一実施形態として、前記開放部に、前記スリット部が形成されている。
上記発明の一実施形態として、前記スリット部は、当該液体霧化装置を正面視して、前記第1気体噴射部と前記第2気体噴射部とからの気体噴射方向軸に対し直交する方向に形成されている。
上記発明の一実施形態として、前記第1オリフィス部から噴射される第1流体および前記第2オリフィス部から噴射される第2流体の温度を調整する第1温度調節部と、
前記第3オリフィス部から噴射される第3流体の温度を調整する第2温度調節部と、をさらに備え、
前記第1状態において、前記第1温度調節部で気体の温度を所定温度よりも高くあるいは室温に調節し、かつ前記第2温度調節部で液体の温度を所定温度よりも高く調節し、
前記第2状態において、前記第1温度調節部で液体の温度を所定温度以下に調節し、かつ前記第2温度調節部で気体の温度を所定温度以下に調節する。
所定温度は、例えば、室温(18℃〜25℃)、平均体温(35℃〜37℃)、30℃〜80℃などである。例えば、平均体温あるいは42℃(45℃)を境にして、体が冷たく感じる温度の霧(ミスト)を発生させ、また、体が温かく感じる温度の霧を発生させることができる。本実施形態では、第1状態で発生する霧の平均粒子径が、第2状態で発生する霧の平均粒子径よりも小さく、かつ第1状態で発生する霧の温度が、第2状態で発生する霧の温度よりも高い。
上記発明の一実施形態として、前記第1温度調節部が、前記第1オリフィス部および前記第2オリフィス部へ前記第1流体および前記第2流体を供給するための第1チューブを有して構成され、
前記第2温度調節部が、前記第1チューブ内径よりも小さい外径であって前記第1チューブの内部に配置されて、前記第3流体を送給するための第2チューブを有して構成され、
装置本体の後方から前記第1チューブと連結され、前記第1流体および第2流体をそれぞれ第1オリフィス部および第2オリフィス部へ導く外側流通路と、
装置本体の後方から前記第2チューブと連結され、前記第3流体を第3オリフィス部へ導く内側流通路と、を備える。
この構成によれば、第1チューブの内部に第2チューブが配置された二重配管であり、お互いが熱交換することで、第1、第2流体および第3流体の温度が同じに維持される(あるいはお互いの温度差が小さくなる)。一方の流体を加温(減温)することで両方の温度を同時に調整することができる。
また、本発明において、第1チューブおよび第2チューブは、断面視で例えば、円、楕円、多角形が例示されるが、コスト面から断面視で円状の中空チューブが好ましい。長尺のチューブは、長手方向寸法がチューブ外径寸法よりも、例えば10倍以上、20倍以上であり、製品の使用目的に応じて長手方向寸法、チューブ外径および内径は設定される。
また、本発明において、第2チューブが第1チューブの中空内部に自由に配置され、第1チューブの内周面と第2チューブの外周面が固着されていないことが好ましい。
また、本発明において、第1チューブの内径(D1)と第2チューブの外径(D2)との差(D1−D2)が、0.05mm以上30mm以内であることが小型化および送給条件(送給速度、送給量)の観点から好ましく、0.1mm以上10mm以内がより好ましく、0.5mm以上5mm以内がさらに好ましい。差(D1−D2)は、二流体ノズル装置の使用目的、二流体の性質、構成物質等によって設定可能である。
また、本発明において、前記第1チューブが透明材料で構成されていることが好ましい。これによって、内部状態を観察でき、例えば、異物の詰まり、汚れ具合を観察することでメンテナンス性を向上できる。さらに、前記第2チューブが透明材料で構成されていることが好ましい。第2チューブも透明材料で構成することで、第2チューブの内部観察が容易になるため好ましい。
また、本発明において、前記第1チューブおよび第2チューブが軟質チューブであることが好ましい。第1チューブと第2チューブとがフレキシブルであることで、ノズル本体の操作性が飛躍的に向上する。また、第1チューブと第2チューブとを硬質チューブで構成することもでき、また、第1チューブおよび第2チューブとを硬質チューブの端部と軟質チューブの端部とを連結した連結チューブとして構成してもよい。また、第1チューブおよび第2チューブを、形状記憶合金を含むチューブで構成してもよい。
第1チューブおよび第2チューブは、樹脂性、金属性の材料で構成することができる。軟質チューブとしては、軟質樹脂性のプラスチックチューブが例示され、硬質チューブとしては、熱硬化性樹脂性のプラスチックチューブが例示される。
液体微細化装置としては、公知の気液混合ノズル(2流体ノズル)、上記特許文献2のノズルが例示できる。ノズル本体は、例えば、金属製、プラスチック製、ゴム製、それらが混在した構成のもの等が挙げられる。二流体ノズルに供給される「気体」としては、特に制限されず、例えば、空気、清浄空気、高酸素濃度空気、不活性ガス等の気体が挙げられ、「液体」としては、特に制限されないが、水、イオン化水、化粧水等の化粧薬液、医薬液、殺菌液、除菌液等の薬液、塗料、コーティング剤、溶剤、樹脂等が挙げられる。
本発明では、各流体を送るための圧力を制御する圧力制御部を備えることが好ましい。各流体を送るための圧力を自動(あるいは手動)で調整することで、例えば、各オリフィス出口の空気量と霧噴量を自在に変動できる。圧力制御装置は、例えば、圧力制御弁、圧力調整器などが挙げられる。
二流体ノズル装置(液体微細化装置)の外観模式図である。 二流体ノズル装置(液体微細化装置)の内部構造の一例を示す模式図である。 ノズル噴霧口の正面を示す模式図である。 気体オリフィス先端部(第1、第2オリフィス部)を説明するための図である。 気体オリフィス先端部(第1、第2オリフィス部)を説明するための図である。 気体オリフィス先端部(第1、第2オリフィス部)を説明するための図である。 二流体ノズル装置(液体微細化装置)の噴霧状態を説明するための図である。 二流体ノズル装置(液体微細化装置)の噴霧状態を説明するための図である。 第1、第2オリフィス部の対向配置角(噴射角)を示す模式図である。 水温と平均粒子径の関係を示すグラフである。 第1、第2流体を気体に、第3流体を液体にした場合の空気量と平均粒子径の関係を示すグラフである。 第1、第2流体を液体に、第3流体を気体にした場合の空気量と平均粒子径の関係を示すグラフである。
<実施形態1>
以下に、本実施形態の二流体ノズル装置(液体微細化装置に相当する)について図1〜図5を参照しながら説明する。図1は、二流体ノズル装置1の外観模式図である。ノズル噴霧口Aをノズル本体前方として、ノズル本体後方Bに第1チューブ19aが第1チューブ継手18に連結されている。この第1チューブ19aの内部には、第2チューブ19bが配置されて、二重配管構造となっている。3方向継部20において、第1チューブ19aが第1供給側チューブ21と連結され、第2チューブ19bが第2供給側チューブ22と連結されている。なお、第1チューブ19aおよび第2チューブ19bが、3方向継部20で連結されていない構成も可能である。
図2A,2Bは、二流体ノズル装置1の内部構造の一例を示す模式図である。第1チューブ19aは、第1チューブ継手18に連結している。第2チューブ19bは、第1チューブ19aの端部よりもノズル本体前方へ伸びており、第2チューブ継手17に連結している。第1チューブ19aで送給される気体(第1流体)は、外側流通路R1を通ってノズル噴霧口Aへ導かれる。また、第2チューブ19bで送給される液体(第3流体)は、内側流通路R2を通ってノズル噴霧口Aへ導かれる。
ノズル本体は、第1チューブ継手18の突部18aが挿入されて連結されるアダプター15と、このアダプター15とねじ作用で嵌め合わせる(連結される)気体オリフィスケース13と、この気体オリフィスケース13の引掛部13aで押さえつけることで連結されるフランジ部12aを有する気体オリフィス先端部12と、第2チューブ19bが連結される第2チューブ継手17と、この第2チューブ継手17の突部17aが挿入されて連結される液体オリフィス押さえ部14と、この液体オリフィス押さえ部14の先端と連結される液体オリフィス先端部11とで構成されている。アダプター15の雄螺旋部と気体オリフィスケース13の雌螺旋部とがねじによって嵌めこまれ、パッキン16で完全にシールされている。気体オリフィスケース13の引掛部13aで気体オリフィス先端部12のフランジ部12aを押さえつけ、気体オリフィス先端部12の内面の一部が液体オリフィス先端部11の外面を押さえつけ、さらに液体オリフィス先端部11が液体オリフィス押さえ部14の先端部に嵌め込まれるため、ノズル本体内における、外側流通路R1および内側流通路R2の気密性が維持され漏れ出すことがない。
図3A、3B、3Cは、気体オリフィス先端部12の詳細図である。図3Bは、図3Aの噴霧口Aの正面図であり、図3Cは図3Bのx−x断面を示す。図4A,4Bは、ノズル噴霧口Aにおける霧生成と噴霧状態の一例を示す。12aは上述したフランジ部である。12bおよび12b’は、気体が流通する2本の通路を示す。それぞれ第1オリフィス部12b、第2オリフィス部12b’を形成する。12cは、スリット部である。この2つの気体通路12b、12b’から噴出された気体同士(G1、G2)が衝突し(図4Aの衝突部100を形成し)、これに液体オリフィス先端部11aから噴射された液体Lが衝突する(別の表現でいえば、噴射された1本の液体流に対し、2本の気体流が衝突する)。この2つの気体G1,G2に挟まれるように液体Lが衝突する微細化エリア部120において、液体Lが微細化された霧Fが生成され、この霧Fが広角噴霧方向に沿って噴射される(図4A,4B参照)。この霧Fの噴霧方向に沿って、気体通路12b、12b’と直交する方向に伸びるスリット部12cが形成されている。広角に広がる霧Fがスリット部12cの空間を通って噴霧される。
また、第1オリフィス部12b、第2オリフィス部12b’のそれぞれの噴射方向軸とが所定の角度範囲を形成する。図5に示すように、第1オリフィス部12bおよび第2オリフィス部12b’のそれぞれの噴射方向軸で形成される「所定角度範囲」は、それぞれから噴射された流体(気体)の衝突角αに相当し、「所定の角度範囲(衝突角α)」は90°〜180°であり、好ましくは100°〜150°であり、さらに好ましくは110°〜150°である。
<実施形態1の実施例>
本実施形態1において、第1チューブ19aの外径は6mm、内径(D1)が4mmであり、第2チューブ19bの外径(D2)が3mmである。その差(D1−D2)は1mmである。第1チューブ19aおよび第2チューブ19bは二重配管構造であり、チューブ長手方向寸法は2mである。ノズル本体の長手方向寸法(噴霧口Aからノズル本体の後方Bまでの寸法)が42mm、外径寸法が直径11mmである。気体として空気を、流体として水を用いて噴霧状態を確認した。空気圧Paが0.206MPa、水圧が0.188MPa、空気噴射の空気量(Qa)が10NL/min、噴霧(水)量(Qw)が50ml/minとなる条件で、平均粒子径(SMD)9.87μmの噴霧状態を確認できた。なお、平均粒子径(SMD)は、レーザー回折法の計測装置により測定した。測定位置は、噴霧方向軸上で、ノズル先端から300mmの位置とした。
<実施形態1の別実施形態>
本発明は上記ノズル本体、各構成要素(図2、3)の構成に制限されず、他の構成も採用できる。例えば、従来の二流体ノズルにおいて、そのノズル本体の後方に第1チューブ継手と第2チューブ継手を組み込み、第1チューブ継手と第1流体オリフィス通路とを連結し、かつ第2チューブ継手と第2液体オリフィス通路とを連結することでもよい。
<実施形態2>
以下に、本実施形態2の二流体ノズル装置(液体微細化装置に相当する)について説明する。二流体ノズル装置は、実施形態1と同じ構成を有し、実施形態2に特有の構成を備える。二流体ノズル装置は、第1流体を噴射する第1オリフィス部(12b)と、第1オリフィス部(12b)と所定角度(α=90°〜180°、図1では110°)で対向配置され、第1流体と同じ流体である第2流体を噴射する第2オリフィス部(12b’)と、第1オリフィス部(12b)から噴射された第1流体と第2オリフィス部(12b’)から噴射された第2流体とが衝突する衝突部(100)に向かって、第1流体および第2流体と異なる流体である第3流体を噴射する第3オリフィス部(11、オリフィス先端部11a)と、衝突部(100)で、第1流体、第2流体および第3流体を衝突させて微細化された液粒子が生成されるエリアである微細化エリア部(120)と、第1オリフィス部(12b)から噴射される第1流体および第2オリフィス部(12b’)から噴射される第2流体の温度を調整する第1温度調節部と、第3オリフィス部(11、オリフィス先端部11a)から噴射される第3流体の温度を調整する第2温度調節部とを備える。
そして、第1状態において、第1温度調節部で第1、第2流体(例えば気体)の温度を所定温度(よりも高く調節し、かつ第2温度調節部で第3流体(例えば液体)の温度を所定温度よりも高くあるいは室温に調節する。また、第2状態において、第1温度調節部で液体の温度を所定温度以下に調節し、かつ第2温度調節部で気体の温度を所定温度以下あるいは室温に調節する。
第1温度調節部が、第1オリフィス部(12b)および第2オリフィス部(12b’)へ第1流体(気体)および第2流体(気体)を供給するための第1チューブ(19a)を有して構成され、第2温度調節部が、第1チューブ(19a)内径よりも小さい外径であって第1チューブ(19a)の内部に配置されて、第3流体(液体)を送給するための第2チューブ(19b)を有して構成され、装置本体の後方から第1チューブ(19a)と連結され、第1流体(気体)および第2流体(気体)をそれぞれ第1オリフィス部(12b)および第2オリフィス部(12b’)へ導く外側流通路(R1)と、装置本体の後方から第2チューブ(19b)と連結され、第3流体(液体)を第3オリフィス部(11)へ導く内側流通路(R2)とを備える。
第3流体(液体)を所定温度より高めに加温して保温タンク(不図示)に貯めておき、この保温タンクと第2供給側チューブ(22)とが接続される。そして、第1供給側チューブ21はエアコンプレッサーに接続される。二重配管において、液体と気体とが自然に熱交換して略同じ温度になる。
<実施形態2の別例>
実施形態2において、第1温度調節部、第2温度調節部を、第1チューブ、第2チューブの二重配管構造で有する構成としたが、これに制限されず、二重配管構造でなくともよく、それぞれ別の管として、目的オリフィス部へ連結する構成でもよい。
また、第1温度調整部、第2温度調節部は、温度測定器と、温度測定器で測定された温度が所定温度(範囲)になるように加温装置(ヒータ、熱交換器)を制御する制御部(専用機器、コンピュータ)とをさらに有していてもよい。
<実施形態2の実施例>
第1チューブ19aの外径は6mm、内径(D1)が4mmであり、第2チューブ19bの外径(D2)が3mmである。その差(D1−D2)は1mmである。第1チューブ19aおよび第2チューブ19bは二重配管構造であり、チューブ長手方向寸法は2mである。ノズル本体の長手方向寸法(噴霧口Aからノズル本体の後方Bまでの寸法)が42mm、外径寸法が直径11mmである。第1、第2流体として空気を、第3流体として水を用いた。空気量Qaを6.0(Nl/min)に固定し、水(噴霧)量Qwを10、20、30、40、50(ml/min)と設定を変えたときの、水温20℃から50℃までの平均粒子径SMD(μm)を測定した。なお、平均粒子径(SMD)は、レーザー回折法の計測装置により測定した。測定位置は、噴霧方向軸上で、ノズル先端から300mmの位置とした。水は、20℃から50℃まで任意に温度調節できる加温装置で加温してあり、空気は、室温(23℃)である。なお、平均粒子径(SMD)は、レーザー回折法の計測装置により測定した。測定位置は、噴霧方向軸上で、ノズル先端から300mmの位置とした。表1、図6にその結果を示す。実施例1〜5は、それぞれQwが10〜50に対応している。
Figure 2013116467
表1、図6から、実施例1〜5では、いずれも温度に比例して、生成された霧の平均粒子径SMDが小さくなる傾向であった(約5μmから10μm程度小さくなる)。このことから、水温の温度を変えることで、霧の平均粒子径を調節することができたことを確認できた。また、平均粒子径SMDを見た場合に、Qw=30が最も小さかったが、Qwが40、50では平均粒子径SMDは大きくなっていた。一方で、Qw=10、20の平均粒子径SMDの値がQw=30のそれよりも大きい結果であった。これは水圧が低すぎて流速が遅く、空気との衝突力が低下したため逆に微細化が悪くなったと推測される。
<実施形態3>
以下に、本実施形態の二流体ノズル装置(液体微細化装置に相当する)について説明する。二流体ノズル装置は、実施形態1と同じ構成を有し、実施形態3に特有の構成を備える。二流体ノズル装置は、第1流体を噴射する第1オリフィス部(12b)と、第1オリフィス部(12b)と所定角度(α=90°〜180°、図1では110°)で対向配置され、第1流体と同じ流体である第2流体を噴射する第2オリフィス部(12b’)と、第1オリフィス部(12b)から噴射された第1流体と第2オリフィス部(12b’)から噴射された第2流体とが衝突する衝突部(100)に向かって、第1流体および第2流体と異なる流体である第3流体を噴射する第3オリフィス部(11、オリフィス先端部11a)と、衝突部100で、第1流体、第2流体および第3流体を衝突させて微細化された液粒子が生成されるエリアである微細化エリア部(120A)と、第1オリフィス部(12b)および第2オリフィス部(12b’)に供給される流体と、第3オリフィス部(11、オリフィス先端部11a)に供給される流体とを互いに入れ替えるための切替部(不図示)とを備える。
切替部は、第1状態において、第1オリフィス部(12b)および第2オリフィス部(12b’)へ同じ気体を供給させ、かつ第3オリフィス部(11)へ液体を供給させる、および第2状態において、第1オリフィス部(12b)および第2オリフィス部(12b’)へ液体を供給させ、かつ第3オリフィス部(11)へ気体を供給させる。
また、別実施例として、第1オリフィス部(12b)から噴射される第1流体(気体)および第2オリフィス部(12b’)から噴射される第2流体(気体)の温度を調整する第1温度調節部と、第3オリフィス部(11a)から噴射される第3流体(液体)の温度を調整する第2温度調節部とをさらに備えてもよい。第1状態において、第1温度調節部で気体の温度を所定温度よりも高く調節し、かつ第2温度調節部で液体の温度を所定温度よりも高く調節し、第2状態において、第1温度調節部で液体の温度を所定温度以下に調節し、かつ第2温度調節部で気体の温度を所定温度以下に調節することができる。
第1温度調節部が、第1オリフィス部(12b)および第2オリフィス部(12b’)へ第1流体(気体)および第2流体(気体)を供給するための第1チューブ(19a)を有して構成され、第2温度調節部が、第1チューブ内径よりも小さい外径であって第1チューブ(19a)の内部に配置されて、第3流体(液体)を送給するための第2チューブ(19b)を有して構成され、装置本体の後方から第1チューブ(19a)と連結され、第1流体(気体)および第2流体(気体)をそれぞれ第1オリフィス部(12b)および第2オリフィス部(12b’)へ導く外側流通路(R1)と、装置本体の後方から第2チューブ(19b)と連結され、第3流体(液体)を第3オリフィス部(11)へ導く内側流通路(R2)とを備える。第1チューブと第2チューブは上記実施形態1、2と同じ構成である。
切替部は、手動で切り替えることもできる。また、切替部は、自動で切り替える自動機構を有して構成することもできる。例えば、電磁弁などの自動化機構で構成できる。
<実施形態3の実施例>
第1チューブ19aの外径は6mm、内径(D1)が4mmであり、第2チューブ19bの外径(D2)が3mmである。その差(D1−D2)は1mmである。第1チューブ19aおよび第2チューブ19bは二重配管構造であり、チューブ長手方向寸法は2mである。ノズル本体の長手方向寸法(噴霧口Aからノズル本体の後方Bまでの寸法)が42mm、外径寸法が直径11mmである。第1、第2流体として空気を、第3流体として水を用いた場合を実施例1とし、その逆を実施例2とした。
実施例1では、水(噴霧)量Qwを50(ml/min)に固定し、空気量Qaを6.0〜20.0(Nl/min)まで変えたときの平均粒子径SMD(μm)を測定した。
実施例2では、水(噴霧)量Qwを200(ml/min)に固定し、空気量Qaを0〜8.0(Nl/min)まで変えたときの平均粒子径SMD(μm)を測定した。
測定位置は、噴霧方向軸上で、ノズル先端から300mmの位置とした。水は20℃、空気は室温(23℃)である。なお、平均粒子径(SMD)は、レーザー回折法の計測装置により測定した。測定位置は、噴霧方向軸上で、ノズル先端から300mmの位置とした。実施例1の結果を表2、図7に、実施例2の結果を表3、図8に示す。
Figure 2013116467
Figure 2013116467
表2、3、図7、8から、いずれも空気量に比例して平均粒子径が減少する傾向であることが分かった。実施例1では霧噴霧量が小さいものの平均粒子径が小さく、一方、実施例2では霧噴霧量が大きいものの平均粒子径が大きい。実施例1は実施例2に比べて、微細化するのに適した構成となっておいる。一方、実施例2は実施例1よりも平均粒子径の粗い霧をつくるに適している。すなわち、切替部で、気体と液体とを相互に切り替えることで、霧の平均粒子径を調節することができる。また、実施形態2のように流体の温度調節も行えるようにすることで、流体切替えと流体温度調節との2要素を組み合わせて霧の平均粒子径を自在に設定することができる。
1 二流体ノズル装置
11 第3オリフィス部
12b 第1オリフィス部
12b’ 第2オリフィス部
13 気体オリフィスケース
14 液体オリフィス押さえ部
15 アダプター
16 パッキン
17 第2チューブ継手
18 第1チューブ継手
19a 第1チューブ
19b 第2チューブ
A 噴霧口
B ノズル本体の後方
R1 外側通路部
R2 内側通路部

Claims (4)

  1. 第1流体を噴射する第1オリフィス部と、
    前記第1オリフィス部と所定角度で対向配置され、前記第1流体と同じ流体である第2流体を噴射する第2オリフィス部と、
    前記第1オリフィス部から噴射された前記第1流体と前記第2オリフィス部から噴射された前記第2流体とが衝突する衝突部に向かって、前記第1流体および前記第2流体と異なる流体である第3流体を噴射する第3オリフィス部と、
    前記衝突部で、前記第1流体、前記第2流体および前記第3流体を衝突させて微細化液粒子が生成されるエリアである微細化エリア部と、
    前記第1オリフィス部および前記第2オリフィス部に供給される流体と、前記第3オリフィス部に供給される流体とを互いに入れ替えるための切替部と、を備える液体微細化装置。
  2. 前記切替部は、第1状態において、前記第1オリフィス部および第2オリフィス部へ同じ気体を供給させ、かつ前記第3オリフィスへ液体を供給させる、および
    第2状態において、前記第1オリフィス部および第2オリフィス部へ液体を供給させ、かつ前記第3オリフィス部へ気体を供給させる、請求項1に記載の液体微細化装置。
  3. 前記第1オリフィス部から噴射される第1流体および前記第2オリフィス部から噴射される第2流体の温度を調整する第1温度調節部と、
    前記第3オリフィス部から噴射される第3流体の温度を調整する第2温度調節部と、をさらに備え、
    前記第1状態において、前記第1温度調節部で気体の温度を所定温度よりも高くあるいは室温に調節し、かつ前記第2温度調節部で液体の温度を所定温度よりも高く調節し、
    前記第2状態において、前記第1温度調節部で液体の温度を所定温度以下に調節し、かつ前記第2温度調節部で気体の温度を所定温度以下あるいは室温に調節する、請求項1または2に記載の液体微細化装置。
  4. 前記第1温度調節部が、前記第1オリフィス部および前記第2オリフィス部へ前記第1流体および前記第2流体を供給するための第1チューブを有して構成され、
    前記第2温度調節部が、前記第1チューブ内径よりも小さい外径であって前記第1チューブの内部に配置されて、前記第3流体を送給するための第2チューブを有して構成され
    装置本体の後方から前記第1チューブと連結され、前記第1流体および第2流体をそれぞれ第1オリフィス部および第2オリフィス部へ導く外側流通路と、
    装置本体の後方から前記第2チューブと連結され、前記第3流体を第3オリフィス部へ導く内側流通路と、を備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体微細化装置。
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