JP2013113278A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】点火プラグ、点火コイル及びプラグコードを効率良く配置することができる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】シリンダヘッド42を有するエンジン34と、シリンダヘッド42の側面に取り付けられる点火プラグ58と、シリンダヘッド42の側面のうち、点火プラグ58が取り付けられる側面とは反対側の側面に取り付けられる点火コイル60と、点火プラグ58と点火コイル60とを接続するプラグコード68とを備え、プラグコード68は、シリンダヘッド42の下方に配置される。
【選択図】図5

Description

本発明は、鞍乗型車両のエンジンの構造に関する。
鞍乗型車両には、例えば、自動二輪車がある。自動二輪車は、点火プラグ及び点火コイルを有する。点火プラグは、燃焼室内で圧縮された混合気に点火し、混合気を爆発・燃焼させる。点火コイルは、点火プラグで放電するための電圧を生成する。点火プラグと点火コイルは、プラグコードによって接続されている。点火プラグ及び点火コイルは、例えば、特許第4170515号(特許文献1)、特開2009−191750号公報(特許文献2)に開示されているように、シリンダヘッドの近傍に配置される。
特許第4170515号 特開2009−191750号公報
自動二輪車において、シリンダヘッドの周りには、例えば、エアクリーナ等が配置される。そのため、点火プラグ及び点火コイルの配置が制限される場合がある。
また、シリンダヘッドの周囲には、エンジンの状態を検出するセンサ(例えば、燃料の噴射に関係する吸気温センサ等)が配置される。ここで、点火プラグと点火コイルとを結ぶプラグコードには、高電圧の電流が流れる。センサへのノイズを発生させないためには、プラグコードの配置にも配慮する必要がある。
本発明の目的は、点火プラグ、点火コイル及びプラグコードを効率良く配置することができる鞍乗型車両を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の鞍乗型車両は、シリンダヘッドを有するエンジンと、前記シリンダヘッドの側面に取り付けられる点火プラグと、前記シリンダヘッドの側面のうち、前記点火プラグが取り付けられる側面とは反対側の側面に取り付けられる点火コイルと、前記点火プラグと前記点火コイルとを接続するプラグコードとを備え、前記プラグコードは、前記シリンダヘッドの下方に配置される。
本発明の鞍乗型車両は、点火プラグ、点火コイル及びプラグコードを効率良く配置することができる。
本発明の実施の形態による自動二輪車の全体構成を示す左側面図である。 図1に示す自動二輪車が備えるパワーユニットの左側面図である。 図2に示すパワーユニットが備えるエンジンの左側面図である。 図2に示すパワーユニットが備えるエンジンの右側面図である。 図2に示すパワーユニットが備えるエンジンの正面図である。 図2に示すパワーユニットが備えるエンジンの底面図である。
[実施の形態]
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態に係る鞍乗型車両について説明する。本実施形態では、鞍乗型車両として、スクーター型式の自動二輪車を例に説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその部材についての説明は繰り返さない。
[全体構成]
図1は、本発明の実施の形態による自動二輪車10の左側面図である。なお、以下の説明において、前後左右とは、自動二輪車10のシート28に着座した乗員から見た前後左右を意味する。図1において、矢印Fは自動二輪車10の前方向を示し、矢印Uは自動二輪車10の上方向を示す。
自動二輪車10は、車体フレーム12を備える。車体フレーム12の前端部には、ヘッドパイプ14が設けられている。
ヘッドパイプ14には、ステアリングシャフト16が左右方向に回転可能に挿入されている。ステアリングシャフト16の上端には、ハンドル18が取り付けられている。ハンドル18を操作することにより、ステアリングシャフト16が回転する。
ステアリングシャフト16の下端には、ブラケット20が取り付けられている。ブラケット20には、一対のフロントフォーク22,22の上端部が取り付けられている。一対のフロントフォーク22,22は、前輪24を回転可能に支持する。
車体フレーム12は、車体カバー26によって覆われている。車体カバー26は、例えば、合成樹脂製である。
車体フレーム12の後側の上方には、シート28が配置されている。シート28の下方には、収納スペースが形成されている。収納スペースには、例えば、ヘルメット等が収納される。
車体フレーム12の後側の下方には、パワーユニット30が配置されている。車体フレーム12は、パワーユニット30を上下方向に揺動可能に支持する。
パワーユニット30の後端には、後輪32が回転可能に取り付けられている。パワーユニット30の動力が後輪32に伝達されることにより、後輪32が回転する。
[パワーユニット]
図2を参照しながら、パワーユニット30について説明する。図2は、パワーユニット30の左側面図である。図2において、矢印Fは自動二輪車10の前方向を示し、矢印Uは自動二輪車10の上方向を示す。パワーユニット30は、エンジン34と、変速機36とを備える。
エンジン34は、例えば、4ストロークの単気筒エンジンである。エンジン34は、自動二輪車10の動力を発生させる。エンジン34は、空冷であってもよいし、水冷であってもよい。
変速機36は、無段変速機である。変速機36は、エンジン34が発生させた動力を、後輪32(図1参照)に伝達する。
[エンジン]
図3〜6を参照しながら、エンジン34について説明する。図3は、エンジン34の左側面図である。図4は、エンジン34の右側面図である。図5は、エンジン34の正面図である。図6は、エンジン34の底面図である。図3,4において、矢印Fは自動二輪車10の前方向を示し、矢印Uは自動二輪車10の上方向を示す。図5において、矢印Lは自動二輪車10の左方向を示し、矢印Uは自動二輪車10の上方向を示す。図6において、矢印Fは自動二輪車10の前方向を示し、矢印Lは自動二輪車10の左方向を示す。なお、図5では、吸気システム47の図示は省略している。
エンジン34は、シリンダ38を有する。シリンダ38は、ピストンの直線往復運動をガイドする。図2,3に示すように、シリンダ38の軸線(シリンダ軸線L1)は、僅かに傾斜している。シリンダ軸線L1は、前方斜め上に向かって延びている。シリンダ38の前端は、シリンダ38の後端よりも上方に位置する。
シリンダ38は、シリンダボディ40及びシリンダヘッド42を有する。
シリンダボディ40は、変速機36を収容するミッションケース37の前端に取り付けられる。シリンダボディ40内に、ピストンが配置されている。
シリンダヘッド42は、ヘッド本体44及びヘッドカバー46を有する。
ヘッド本体44は、シリンダボディ40の前部に取り付けられる。ヘッド本体44は、ピストンとともに燃焼室を形成する。ヘッド本体44には、カムシャフトが配置されている。カムシャフトは、バルブを駆動する。バルブは、燃焼室の吸排気を行う。
ヘッドカバー46は、ヘッド本体44の前部に取り付けられる。ヘッドカバー46は、カムシャフトを覆う。
[吸気システム]
シリンダヘッド42の近くには、吸気システム47が配置されている。吸気システム47は、混合気を生成して燃焼室に供給する。図3〜6に示す例では、吸気システム47は、シリンダヘッド42の前方から上方に亘って配置されている。
図3及び図4に示すように、吸気システム47は、エアクリーナ48、吸気パイプ49、スロットルボディ50、マニホールド51、インジェクタ52及びセンサ53を含む。
エアクリーナ48は、エアクリーナエレメントを収容する。エアクリーナ48は、シリンダヘッド42の前方に配置されている。図3〜6に示す例では、エアクリーナ48は、ヘッドカバー46に対して、ボルト56で固定されている。そのため、エアクリーナ48は、ヘッドカバー46の直ぐ前方に位置する。その結果、エアクリーナ48とヘッドカバー46との間には、僅かな隙間しか形成されていない。
吸気パイプ49は、エアクリーナ48の上方に位置する。吸気パイプ49の一端は、エアクリーナ48に接続されている。吸気パイプ49の他端は、スロットルボディ50に接続されている。吸気パイプ49は、エアクリーナエレメントを通過した空気をスロットルボディ50へ誘導する。
スロットルボディ50は、吸気パイプ49の後方に位置する。スロットルボディ50は、ヘッドカバー46の前方斜め上に位置する。スロットルボディ50の一端は、吸気パイプ49に接続されている。スロットルボディ50の他端は、マニホールド51に接続されている。スロットルボディ50は、スロットルバルブを収容する。スロットルバルブは、空気の流量を調整する。
マニホールド51は、スロットルボディ50の後方に位置する。マニホールド51の一端は、スロットルボディ50に接続されている。マニホールド51の他端は、ヘッド本体44に接続されている。マニホールド51は、スロットルバルブによって流量が調整された空気をヘッド本体44へ誘導する。
インジェクタ52は、ヘッド本体44に取り付けられている。インジェクタ52は、例えば、ヘッド本体44が備える吸気ポートに取り付けられる。吸気ポートには、マニホールド51の他端が接続される。インジェクタ52は、エアクリーナエレメントを通過した空気であって、且つ、スロットルバルブによって流量が調整された空気に燃料を噴射する。これにより、混合気が生成される。スロットルバルブの開閉量に応じて、燃焼室に供給される混合気の量が変化する。インジェクタ52は、点火プラグ58及び点火コイル60よりも上方に位置する。
センサ53(図3参照)は、スロットルボディ50に取り付けられている。センサ53は、点火プラグ58及び点火コイル60よりも上方であって、且つ、前方に位置する。センサ53は、シリンダ軸線L1よりも上方に位置する。センサ53は、エンジン34の状態を検出する。センサ53は、例えば、エンジン34の出力を制御するための信号を出力する。センサ53は、例えば、吸気管圧力センサ、吸気温度センサ、スロットルポジションセンサである。吸気管圧力センサは、吸気圧を検出する。吸気温度センサは、吸気温を検出する。スロットルポジションセンサは、スロットルバルブの開度を検出する。本実施形態では、センサ53は、吸気管圧力センサ、吸気温度センサ及びスロットルポジションセンサのそれぞれが有する機能を備えた統合センサである。センサ53が検出する吸気圧に基づいて、インジェクタ52による燃料の噴射量が決定される。
[点火プラグ]
ヘッド本体44の右側面には、点火プラグ58が取り付けられている。点火プラグ58は、燃焼室内で圧縮された混合気に点火する。これにより、混合気が爆発・燃焼する。
[点火コイル]
ヘッドカバー46の左側面には、点火コイル60が配置されている。点火コイル60は、点火プラグ58が混合気に点火する際に必要な電圧を生成する。点火コイル60は、筒状外周面を有する。
点火コイル60は、例えば、ボルト等でヘッドカバー46に取り付けられる。この状態で、点火コイル60の軸線L2は、図3に示すように、鉛直方向に延びる基準線L3に対して傾斜している。点火コイル60の軸線L2は、後方斜め上に向かって延びている。換言すれば、点火コイル60の軸線L2は、前方斜め下に向かって延びている。点火コイル60の上面62が、後方に向かって下っている。
エンジン34を左側から見た場合、図3に示すように、点火コイル60は、ヘッドカバー46が有する突出部64に重なる。突出部64は、ヘッド本体44に形成された切欠部66に入り込む。切欠部66は、例えば、ヘッド本体44にカムシャフトを配置する際に必要な工具を使うために形成される。
[プラグコード]
点火プラグ58と点火コイル60とが、プラグコード68によって接続されている。プラグコード68には、点火コイル60が生成した高電圧の電流が流れる。
プラグコード68は、点火コイル60の軸線L2に沿って、点火コイル60から下方且つ前方に延びている。換言すれば、プラグコード68は、点火コイル60から前方斜め下に向かって延びている。プラグコード68は、点火コイル60の軸線L2よりも前方側であって且つ点火コイル60の筒状外周面よりも前方側に位置する。
プラグコード68は、プラグキャップ70を含む。プラグキャップ70は、プラグコード68の一端(点火コイル60側とは反対側の端)に位置する。プラグキャップ70は、点火プラグ58に被せられる。これにより、点火プラグ58と点火コイル60とが、プラグコード68を介して、電気的に接続される。
プラグキャップ70が点火プラグ58に取り付けられた状態で、プラグコード68は、点火プラグ58から下方且つ前方に延びている。プラグコード68は、プラグキャップ70の一端から下方へ延びる部分を有する。
プラグコード68は、ヘッドカバー46の下側を通って、点火プラグ58と点火コイル60とを接続する。つまり、プラグコード68の長さ方向中間部分は、ヘッドカバー46の下方に配置されている。換言すれば、プラグコード68の長さ方向中間部分は、ヘッドカバー46の下面よりも下方に配置される。更に別の言い方をすれば、プラグコード68は、ヘッドカバー46の下面の下方を通って、点火プラグ58と点火コイル60とを接続する。更に別の言い方をすれば、プラグコード68は、ヘッドカバー46の下面よりも下方に位置する空間71を通る。空間71は、ヘッドカバー46の下面よりも下方にあればよい。例えば、エアクリーナ48の下面よりも下方に位置する空間も、空間71に含まれる。つまり、プラグコード68の長さ方向中間部分は、シリンダヘッド42よりも下方に位置していればよい。したがって、例えば、プラグコード68の長さ方向中間部分がエアクリーナ48の下方に位置する場合も、プラグコード68の長さ方向中間部分がシリンダヘッド42の下方に位置することに含まれる。なお、空間71の左右端は、シリンダヘッド42の左右端と一致する。換言すれば、空間71の左右方向の幅は、シリンダヘッド42の左右方向の幅によって規定される。
図3〜6に示す例では、プラグコード68は、ヘッド本体44に接続された排気管72よりも前方に位置する。ここで、ヘッド本体44には、排気管72の近くにおいて、酸素センサ74が取り付けられている。図4及び図5に示すように、酸素センサ74に接続された配線76は、プラグコード68の近くに位置する。しかしながら、図6に示すように、配線76はプラグコード68と交差している。これにより、配線76は、高電圧の電流がプラグコード68に流れることによるノイズの影響を受け難くなっている。
また、図4に示すように、点火プラグ58の近くには、水温センサ77が配置されている。水温センサ77は、エンジン34を冷却する冷却水の温度を検出する。図4〜6に示すように、水温センサ77に接続された配線771は、プラグコード68から離れている。そのため、配線771は、高電圧の電流がプラグコード68に流れることによるノイズの影響を受け難くなっている。
[支持部材]
図3〜6に示す例では、ヘッドカバー46の前端の下方に、プラグコード68の長さ方向中間部分が位置する。ここで、エアクリーナ48は、支持部材78を有する。
支持部材78は、エアクリーナ48の後端下縁に設けられている。図3〜6に示す例では、支持部材78は、エアクリーナ48が有する取付片80に設けられている。取付片80は、ボルト56が挿し通される孔を有する。
支持部材78は、溝82を有する。溝82は、左右方向に延びるとともに、後方斜め上に開口する。プラグコード68の長さ方向中間部分が溝82に嵌め込まれる。これにより、支持部材78が、プラグコード68の長さ方向中間部分を下方から支持する。
[本実施形態の効果]
本実施形態では、シリンダヘッド42の前方にエアクリーナ48が配置されている。しかも、シリンダヘッド42とエアクリーナ48との間には、僅かな隙間しかない。そのため、点火プラグ58及び点火コイル60をシリンダヘッド42の前方に配置することはできない。また、プラグコード68をシリンダヘッド42の前方に配置することもできない。
このような状況下、本実施形態では、シリンダヘッド42の右側面に、点火プラグ58が取り付けられている。シリンダヘッド42の左側面に、点火コイル60が取り付けられている。シリンダヘッド42の下方に、プラグコード68が配置されている。点火プラグ58、点火コイル60及びプラグコード68を効率良く配置することができる。
特に本実施形態では、プラグコード68がシリンダヘッド42の下方に配置されている。本来デッドスペースとなるシリンダヘッド42の下方の領域を有効に利用できる。
本実施形態では、シリンダ軸線L1よりも上方に、センサ53が設けられている。センサ53は、点火プラグ58及び点火コイル60の上方に位置する。高電圧の電流がプラグコード68に流れることによるノイズの影響を、センサ53が受け難くなる。
特に本実施形態では、センサ53が、インジェクタ52による燃料の噴射量を決定するための信号を出力する。高電圧の電流がプラグコード68に流れることによるノイズの影響を、インジェクタ52が受け難くなる。
本実施形態では、シリンダ軸線L1よりも上方に、インジェクタ52が配置されている。インジェクタ52は、点火プラグ58及び点火コイル60よりも上方に位置する。高電圧の電流がプラグコード68に流れることによるノイズの影響を、インジェクタ52が受け難くなる。
本実施形態では、プラグコード68が排気管72よりも前方に配置される。プラグコード68を、熱源となる排気管72から遠ざけることができる。
本実施形態では、エンジン34のシリンダ軸線L1が前方斜め上に向かって延びている。シリンダヘッド42の前端下方に、プラグコード68を配置するためのスペースを確保し易い。
本実施形態では、シリンダヘッド42の前端下方に、プラグコード68が配置されている。プラグコード68を、熱源となるシリンダボディ40及びヘッド本体44から遠ざけることができる。
本実施形態では、エアクリーナ48が支持部材78を有する。支持部材78がプラグコード68の長さ方向中間部分を支持する。振動がプラグキャップ70に伝わり難くなる。
本実施形態では、支持部材78が、シリンダヘッド42の前端下方において、プラグコード68の長手方向中間部分を支持する。エアクリーナ48の近くでプラグコード68を支持できる。支持部材78によるプラグコード68の支持状態が安定する。
本実施形態では、プラグコード68が点火コイル60から下方に延びている。プラグコード68の取り回しが容易になる。点火コイル60への接続端において、プラグコード68に負荷がかかり難くなる。
本実施形態では、プラグコード68が点火プラグ58から下方に延びている。プラグコード68の取り回しが容易になる。点火プラグ58への接続端において、プラグコード68に負荷がかかり難くなる。
本実施形態では、点火コイル60の軸線L2が基準線L3に対して傾斜している。点火コイル60の上面62が後方に向かって下っている。点火コイル60の上面62に雨水等が溜まり難くなる。点火コイル60が腐食することを防止できる。
特に本実施形態では、点火コイル60の軸線L2が前方斜め下に向かって延びている。プラグコード68が、点火コイル60から前方斜め下に向かって延びている。シリンダヘッド42の前端下方に、プラグコード68を配置し易い。
本実施形態では、ヘッドカバー46が突出部64を有する。エンジン34を右側面から見たときに、点火コイル60が突出部64に重なる。ヘッドカバー46とヘッド本体44とに跨って、点火コイル60を配置しなくてもよい。点火コイル60を配置するためのスペースが確保し易い。点火コイル60の配置が容易になる。
上記の実施形態では、自動二輪車について説明したが、本発明はこれに限らず、3又は4輪のリーニング車両等であっても適用できる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
10 自動二輪車
34 エンジン
42 シリンダヘッド
44 ヘッド本体
46 ヘッドカバー
48 エアクリーナ
54 センサ
58 点火プラグ
60 点火コイル
64 突出部
66 切欠部
68 プラグコード
72 排気管
78 支持部材

Claims (13)

  1. シリンダヘッドを有するエンジンと、
    前記シリンダヘッドの側面に取り付けられる点火プラグと、
    前記シリンダヘッドの側面のうち、前記点火プラグが取り付けられる側面とは反対側の側面に取り付けられる点火コイルと、
    前記点火プラグと前記点火コイルとを接続するプラグコードとを備え、
    前記プラグコードは、前記シリンダヘッドの下方に配置される、鞍乗型車両。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両であって、
    前記エンジンの状態を検出するセンサをさらに備え、
    前記センサは、前記点火コイル又は前記点火プラグよりも上方に配置される、鞍乗型車両。
  3. 請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
    前記センサは、吸気管圧力センサ、吸気温度センサ及びスロットルポジションセンサの少なくとも1つを含む、鞍乗型車両。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記エンジンに供給する混合気を生成するための燃料を噴射するインジェクタをさらに備え、
    前記インジェクタは、前記点火コイル又は前記点火プラグよりも上方に配置される、鞍乗型車両。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記シリンダヘッドに接続される排気管をさらに備え、
    前記プラグコードが前記排気管よりも前方に配置される、鞍乗型車両。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記プラグコードは、前記点火コイルから下方へ延びる、鞍乗型車両。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記プラグコードは、前記点火プラグから下方へ延びる、鞍乗型車両。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記点火コイルの軸線が鉛直方向に延びる基準線に対して傾斜している、鞍乗型車両。
  9. 請求項8に記載の鞍乗型車両であって、
    前記点火コイルの軸線が前方斜め下に向かって延びており、且つ、前記プラグコードが前記点火コイルから前方斜め下向きに延びている、鞍乗型車両。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記エンジンのシリンダ軸線が前方斜め上に向かって延びている、鞍乗型車両。
  11. 請求項1〜10の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記シリンダヘッドは、
    ヘッド本体と、
    前記ヘッド本体に取り付けられるヘッドカバーとを備え、
    前記ヘッドカバーは、前記ヘッド本体に向かって突出する突出部を有し、
    前記ヘッド本体は、前記突出部が入り込む切欠部を有し、
    前記シリンダヘッドを側面から見た場合に、前記点火コイルが前記突出部に重なる、鞍乗型車両。
  12. 請求項1〜11の何れか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記シリンダヘッドの前方に配置されるエアクリーナをさらに備え、
    前記エアクリーナは、前記プラグコードの長さ方向中間部分を支持する支持部材を有する、鞍乗型車両。
  13. 請求項12に記載の鞍乗型車両であって、
    前記支持部材は、前記シリンダヘッドの前端下方において、前記プラグコードを支持する、鞍乗型車両。
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