JP2013111203A - ポータブル超音波診断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記の課題を解決するために、実施形態のポータブル超音波診断装置は、表
示部を備えた情報端末との接続が可能な処理ユニットと、処理ユニット内部に備わり、接
続された情報端末の情報を識別するための識別手段と、情報端末の情報をもとに、接続さ
れた情報端末の種類に依った制御を自動的に行うための表示制御手段と、を有する。
【選択図】図1
Description
まれている。ハンディタイプの超音波診断装置は小型で携帯性に優れ、場所を選ばずに診
断を行うことができるため、医者が患者宅に訪問して診断を行うことができ重宝されてい
る。しかしそのポータビリティを実現するが故に、モニタ画面の大きさに制限がある。
面の大きさ(視認性)とモニタの持ち運び易さ(携帯性)は二律背反の関係にあり、どち
らも満足させることが現在求められている。
るが、テレビ付近での診断に限られてしまい、ベッド上などの所望の場所での診断を行う
のが困難である。
様の製品がある。それら情報端末は直感的操作が可能であるため万人にとって使い易く、
また通信機能を有することによりデータの送受を行うこともできることから、医療分野で
の活用も大いに期待されている。その一方で、実用化されている情報端末におけるモニタ
画面の大きさは、携帯電話機程度の小さなものからテレビ画面に近い大きなものまで種々
雑多である。医療分野での活用のため情報端末に診断画像を表示させようとすると、診断
画像の表示サイズは種々雑多なモニタ画面サイズに合わせて変化してしまい、診断に適さ
ない大きさで診断画像が表示されてしまう場合がある。
音波診断装置を提供するものである。
続可能で、且つその情報端末を識別する手段を内部に備え、その識別結果に応じた制御を
行う制御手段を有する処理ユニットを具備する。
第1の実施形態のポータブル超音波診断装置を、図1を参照して概要を説明する。
概略図である。処理ユニット20には超音波プローブ10が接続され、情報端末40との
接続が可能な接続部30が設けられる。処理ユニット20に接続された情報端末40の情
報をもとに処理ユニット20は情報端末40の種類に応じた制御を行う。そして処理ユニ
ット20は超音波プローブ10から得られた信号から、画像データを生成し、情報端末4
0に備わる表示部41に画像データ及び操作ボタン43を最適に表示させるための制御を
行う。図2(a)はそれらの関係を示したブロック図である。
音波を発生し、被検体へ超音波を放射する。放射された超音波は生体内を伝播していき、
伝播中の音響インピーダンスの不連続面にて次々反射し、その反射波をそれぞれ超音波プ
ローブ10で受信する。
な接続部30、処理ユニット20と接続されたバッテリー32(図1においては図示しな
い)から電源を供給するための電源回路31、生成部21で生成された超音波画像を表示
部41に表示させるためのソフトウェアなどを備えるプログラムメモリ26などの記憶部
、画像モードの切り換えやメモリへの書き込みなどの制御を行う制御手段27、そして様
々な超音波画像を制御手段27内に備わる表示制御ソフトウェア105の指示に応じて表
示部41に表示させるための表示回路28を備える。
の操作スイッチまたはモニタ(図示なし)を有する。例えば処理ユニット20に備えられ
た操作スイッチは、処理ユニット20自身の起動/終了を切り替える電源スイッチや、接
続部30と情報端末40との接続処理を指示するための接続スイッチとして働く。ここで
、処理ユニット20及び超音波プローブ10を駆動させるための電源は、処理ユニット2
0に直接接続されたバッテリー32から得てもよいし、情報端末40と接続部30が物理
的に接続された場合は情報端末40から得てもよい。
5を備える。送受信回路22は、超音波プローブ10からの超音波の送受波を行う。A/
D変換器23は、超音波プローブ10が受信した超音波信号をデジタル信号へ変換する。
その後画像処理回路24にて、A/D変換器23からのデジタル信号を処理し、Bモード
、Mモード、ドップラモード、カラードップラモードなどの各モードの画像データを生成
する。
ウェア101、第2ソフトウェア102、第3ソフトウェア103、情報端末40の情報
を識別する識別ソフトウェア104、そして画像の表示を制御する表示制御ソフトウェア
105を有する。(図2(b))
画像メモリ25は、生成部21にて生成された画像データが保存されるとともに、画像デ
ータを制御手段27へと送る。
ネクタまたは無線手段を有する。接続部30は制御手段27の指示を受けて、画像メモリ
25から読み出した画像データを情報端末40へ送信し、あるいはプログラムメモリ26
から読み出した第1〜第3ソフトウェアのいずれかを情報端末へ送信する。
末、パーソナルコンピュータなどの表示部41を有する機器を示す。これらは表示部41
のサイズ等によって識別される。そして情報端末40は外部との通信が可能な通信手段を
備える。なお情報端末40には赤外線等の無線手段が備わっていることが好適である。
処理装置)を有し、プログラムメモリ26内にある各ソフトウェアを実行することにより
各構成要素を制御する。
基づいてプログラムメモリ26内の表示制御ソフトウェア104に含まれる第1〜第3ソ
フトウェアの中から実行するソフトウェアを指定する。情報端末40が中型情報端末の場
合は第1ソフトウェア101を、情報端末40が小型情報端末の場合は第2ソフトウェア
102を、情報端末40がパーソナルコンピュータである場合は第3ソフトウェア103
を指定する。
に備えられる表示部41のサイズに関する情報や情報端末40の型番号等の型に関する情
報、若しくは操作部(タッチパネルやキーボード若しくはポインティングデバイス)の有
無に関する情報である。サイズは表示部41の実寸でもよいしピクセル数でもよい。また
、それらの識別情報は情報端末40に備わるものを処理ユニット20が識別ソフトウェア
104を実行するによって情報端末40と通信することで抽出してもよいし、情報端末4
0に備わる通信手段を用いて入手してもよい。そして得た識別情報がサイズであった場合
は、予め識別ソフトウェア104に備えられたサイズ識別のための閾値との比較を行うこ
とによって接続された情報端末40を分類し、この分類に基づいて指定するソフトウェア
を選択する。
末40を中型情報端末、小型情報端末、及びパーソナルコンピュータの3種類に分類した
上で、各分類に対応したソフトウェアの指定を行う。具体的には、まず例えば情報端末4
0がタッチパネルを有しているか否かを判断し、その後識別ソフトウェア104が取得し
た表示部41のサイズについて、識別ソフトウェア104は解像度が640×480以上
であるか未満であるかを判断する。タッチパネルを有し、且つこの解像度以上である場合
には識別ソフトウェア104は情報端末40が後述する中型情報端末であると判断し、こ
の解像度を下回る場合は小型情報端末であると判断する。
キーボードやポインティングデバイスが備わる操作手段を情報端末40が有している場合
には、情報端末40は中型情報端末ではなくパーソナルコンピュータであると判断する。
識別ソフトウェア104がこれらの情報端末40の分類を判断すると、判断した分類に合
わせてソフトウェアを指定する。
ラモードなどの画像データのモードを切り換える画像処理回路24を制御し、そして画像
メモリ25から送られてきた画像データを情報端末40に表示させる。更に、表示切替や
画像保存を行うための操作ボタンを情報端末40の表示部41上に表示させる。また、第
1〜第3ソフトウェアの中から、識別ソフトウェア104によって指定されたソフトウェ
アを選んで実行する。
御を行う。情報端末40の表示部41には画像データや、そして表示切替や画像保存のた
めの操作ボタンが備わっている。
御を行う。第1ソフトウェア101による制御と比較して表示画面が小さいため、情報端
末40の表示部41には第1ソフトウェア101で表示する操作ボタンに比べて少ない数
の、必要最低限の操作ボタンのみ表示する。
末と同等かそれ以上の表示部41のサイズを持ち、且つキーボード及びカーソル位置を制
御するためのポインティングデバイスを備えた情報処理端末である場合の表示系/操作系
の制御を行う。パーソナルコンピュータにはキーボードが備わっているため、第1ソフト
ウェア101及び第2ソフトウェア102と比べて文字入力画面は簡素なものでよい。ま
た、タッチパネルでの入力ではなくキーボードから入力するため、診断の際にはカーソル
等を制御するためのポインティングデバイスを利用する。
1が携帯電話の表示部よりも大きく、持ち運びが可能な重量や形状をしているものである
。表示部41の解像度は、例えば超音波画像における一般的な解像度として用いられる6
40×480ピクセルを上回るものとする。一方で小型情報端末の表示部41の大きさは
中型情報端末のそれよりも小さく、例えば携帯電話のそれと同様程度であり、中型情報端
末と同様にタッチパネルを搭載しているものとする。また本実施形態において、情報端末
40が電話機能を有している必要はない。
第3ソフトウェア103はそれぞれ独立のものではなくてもよく、その場合は基本的な診
断画像表示の制御などの共通の部分が存在する。
セスし、インターネットに接続された外部記憶装置(図示せず)から情報端末40の識別
情報を入手する。例えば外部記憶装置には型番号と表示部41のサイズとを関連付ける情
報が記憶されており、処理ユニット20は情報端末40の型番号を情報端末40のメモリ
から取得し、更にこの型番号に対応するサイズの情報を外部記憶装置から取得することで
、情報端末40のサイズを把握する。処理ユニット20は情報端末40側に備わる通信手
段から情報端末40の識別情報を入手する。識別情報とは上述の通り、例えば表示部41
のサイズ及び操作手段に関する情報であり、識別ソフトウェア104は表示部41のサイ
ズ及び操作手段の種類によって情報端末40を分類する。あるいは図3(b)のように、
処理ユニット20に接続され得る情報端末40の型番号と分類との対応付けを予め処理ユ
ニット20側に記憶させておき、接続された情報端末40の型番号と照合させて識別して
もよい。
末40を処理ユニット20の接続部30に直接繋ぐか、若しくは情報端末40に無線手段
が備わる場合は、処理ユニット20又は情報端末40で操作を行い、無線通信を開始する
。
プS1にて処理ユニット20と接続状態にある情報端末40の識別情報を取得する。
もとに、処理ユニット20に接続された情報端末40には後述する第1〜第3ソフトウェ
アや、表示系/操作系の制御を行うための他のソフトウェアが既にインストールされてい
るか否かを判断する。インストールされている場合(Y)は処理ユニット20側から制御
させる必要がないため、インストールされているソフトウェアを起動して表示系/操作系
の制御を行い診断へと移る。インストールされていない場合(N)はステップS4へ。
に、処理ユニット20に接続された情報端末40の表示部41のサイズや、表示部41に
表示された診断画像1の操作などを行うためのタッチパネルの有無などの判断を行い、情
報端末40が中型情報端末であるか否かの判断を行う。中型情報端末である場合(Y)は
ステップS4aへ。中型情報端末ではない場合はステップS5へ。ここで、例えば上述の
様に表示部41の解像度が640×480以上であり、且つタッチパネルを有している場
合は、識別ソフトウェア104は情報端末40が中型情報端末であると判断する。
、その結果に基づいて表示制御ソフトウェア105は第1ソフトウェア101を実行する
ことにより、第1ソフトウェア101は処理ユニット20に接続された情報端末40に対
して、表示系/操作系の制御を行う。そして診断へと移る。
に、処理ユニット20に接続された情報端末40の表示部41のサイズや、表示部41に
表示された診断画像1の操作などを行うためのタッチパネルの有無などの判断を行い、情
報端末40が小型情報端末であるか否かの判断を行う。小型情報端末である場合(Y)は
ステップS5aへ、小型情報端末ではない場合(N)はステップS6へ。ここで、例えば
上述の様に表示部41の解像度が640×480未満であり、且つタッチパネルを有して
いる場合は、情報端末40は小型情報端末であると判断する。
、その結果に基づいて表示制御ソフトウェア105は第2ソフトウェア102を実行する
ことにより、第2ソフトウェア102は処理ユニット20に接続された情報端末40に対
して、表示系/操作系の制御を行う。そして診断へと移る。
ポインティングデバイスの有無などの情報から、接続端末40がパーソナルコンピュータ
かどうかを確認する。パーソナルコンピュータである場合(Y)はステップS6aへ。パ
ーソナルコンピュータでない場合(b)はステップS7へ。ここで、情報端末40がタッ
チパネルを有しておらず、且つポインティングデバイスを有している場合は、情報端末4
0はパーソナルコンピュータであると判断する。
、その結果に基づいて表示制御ソフトウェア105は第3ソフトウェア103を実行する
ことにより、第3ソフトウェア103は処理ユニット20に接続された情報端末40に対
して、表示系/操作系の制御を行う。そして診断へと移る。
応していません。」などのメッセージを表示させ、接続された情報端末40は超音波診断
モニタとして使用不可能であることを操作者に知らせる。
る表示系/操作系の制御におけるモニタ表示の一例である。以下、第1ソフトウェア10
1による制御の特徴点を述べる。
作ボタン43がある。操作ボタン43はモード切替やデータの保存を行うためのボタンや
、表示の切り替えを行うボタンを有する。表示を切り替えると異なるモードの画像データ
を表示させることができる。「モード切替」の操作ボタン43によって順番にLIVE→計測
→Doppler→Color→CINEとモードを切り換えてもよいし、各モードに対応する複数の操作
ボタン43を表示させて、並べて表示した操作ボタン43のうちいずれかを選択すること
で直接切り換えてもよい。
備え、それらのコントロールをタッチパネルの操作によって行ってもよい。そして診断画
像エリア42や診断画像1をタッチ操作することによって、診断画像1中の表示領域の移
動や、診断画像1の拡大縮小を行う。
スキャン→Freezeという具合に切り替わってもよいし、フリック(タッチを維持したまま
、タッチ位置を診断画像1上を横断あるいは縦断するように移動させる操作)することに
よってカラーモードと白黒モードなど、モードの切替えを行ってもよい。またモードの切
り替えには診断画像エリア42を二分割にする表示領域の切り替えも含むものとする。(
図5(b))
この場合、異なるモードでの画像をそれぞれのエリアに表示させてもよいし、2つ表示さ
れた画像の片方をタッチすることにより、タッチされたエリアの診断画像1をフリーズす
る、あるいはフリーズを解除する動作を行ってもよい。その他、二つのエリアを用いた種
々の操作を行う。
れに限らず、各ボタンや診断画像エリア42の配置を適宣変更しても構わない。例えば診
断画像エリア42内に操作ボタン43が備わっていてもよいし、表示部41において診断
画像エリア42以外のエリアを操作エリアとして設けて、その操作エリアに操作ボタン4
3が備わっていてもよい。
示系/操作系の制御におけるモニタ表示の一例である。
めに診断画像をできるだけ大きく表示することが肝要である。そのため、第2ソフトウェ
ア102による制御は、図6に示すように診断画像エリア42を表示部41の画面一杯に
表示させ、操作ボタン43を有する操作エリアは特別設けずに、中型情報端末に比べて少
ない数の、必要最低限の操作ボタン43を診断画像エリア42内に表示させる。
リア呼び出し領域へのタッチ操作によって、診断画像エリア42上に操作エリアを一時的
に重畳表示して各種操作を行うようにしてもよく、その場合操作エリアの呼び出しが行わ
れるまでは操作ボタン43を画面上に表示させなくてもよく、操作の終了と共に操作エリ
アの表示を消去してもよい。
確保するため、図5(a)、図5(b)に示した第1ソフトウェア101による制御のよ
うにモード切替のためのタブの表示を省略しているため、操作ボタン43のうち「モード
切替」ボタンを用いてモードの切り替えを行う。
を切り替える制御を行う。各モードへの切り替えを1つのボタンによって制御するため、
操作ボタン43の表示領域を節約し診断画像エリア42に割り当てる領域をより広く確保
することができる。
断画像1のFreezeや拡大縮小、データの保存などを行うようにしてもよい。
が、これらの位置は必ずしも固定させる必要はなく、必要に応じて位置を変化させてもよ
い。例えば図6(b)に示すように、図6(a)の状態からタッチ操作などによって診断
画像1を拡大した場合、操作ボタン43を診断画像エリア42内の診断画像1でない空間
に自動的に移動させてもよい。
ズ一杯まで表示させる場合は、図6(c)に示すように診断画像1の上でドラッグ操作(
タッチを維持したまま、タッチ位置を診断画像1上の領域から別の領域まで継続して移動
させる操作)をすることによってボックス48を表示してもよい。この場合には、そのド
ラッグしたタッチ位置をボックス48上まで持っていくことで、診断画像1を端末のメモ
リか若しくはネットワーク上に保存させるようにしてもよい。
る表示系/操作系の制御におけるモニタ表示の一例である。カーソル45を用いて診断画
像1の拡大縮小などの各種操作を行えるようにするため、操作ボタン43の数を多くする
。操作ボタン43中の1つである「ボタン切替」ボタンをカーソル45を用いて操作する
ことにより、操作ボタン43の表示を変えて別の種類の操作ボタン43を表示させる。
ーソル45を用いる点、そして文字入力画面が第1ソフトウェア及び第2ソフトウェアの
制御と異なる。また、操作ボタン43に割り当てられた操作をキーボードの操作によって
行うため、第3ソフトウェアはキーボード操作と操作ボタン43が行う制御とを結び付け
て表示してもよい。
ーボードの「S」キーによって行うよう制御してもよい。この場合、操作ボタン43上に
対応付けられたキーボードを表示して、「保存(S)」等のように表示することが好適で
ある。この(S)といった操作を助けるための表示は、最初から操作ボタン43に表示さ
せてもよいし、キーボードやポインティングデバイスの操作に依存して出現させてもよい
。
なる情報端末40が接続された場合においても、文字入力画面は備えるものとする。また
、文字入力画面の呼び出しは、操作ボタン43中の「文字入力」ボタンを操作することに
よって行うものとする。図8(a)〜(c)は各ソフトウェアによって制御された文字入
力画面の一例を示す概略図である。
端末のようなタッチパネル付端末の場合の文字入力画面(第1ソフトウェアまたは第2ソ
フトウェアによる制御)であり、情報入力ボタン46を用いて情報入力エリア47に文字
入力を行う。
アによる制御)はキーボードを用いて入力を行う。このときキーボードから入力する場合
は文字ボタン表示が必要無いため、図8(b)に示すように最低限の操作ボタン43を有
した簡易な画面とし、情報入力エリア47を大きく表示させる。また図8(c)に示すよ
うに診断画像1を表示させたまま文字入力を行えるようにしてもよいし、若しくは診断画
像エリア42を表示して、診断画像エリア42内に情報を入力できるようにしてもよい。
フトウェアにおいてはポインティングデバイスを操作することで、文字のみならず矢印な
どの図形を入力するなど、情報入力エリア47へ種々の情報入力が可能である。
示した概念図である。ここでいうデータとは診断画像1の画像データや患者情報を示す文
字データである。診断画像1の画像データは超音波画像に限ることなく、他のモダリティ
で撮像された画像を受信して表示画面に表示させてもよい。また、情報端末40に備わる
画像メモリ25には診断画像1の画像データだけでなく、文字入力された患者情報に関す
る文字データも保存しておく。そして情報端末40に備わる通信手段によって、サーバー
上にデータをアップロードすることや、サーバー上からデータのダウンロードを行っても
よい。診断画像1や患者情報が保存されたら自動的にサーバー上にアップロードするよう
にしてもいいし、診断の後に操作者が必要なデータだけ選択してアップロードすることが
できるようにしてもよい。
ニット20に接続するだけで、それら情報端末40の表示部41を超音波診断モニタとし
て簡便に用いることができる。その結果表示モニタと処理ユニット20を分離可能にし、
超音波診断装置の携帯性及び表示モニタの視認性という、相反する二つの性能の向上を可
能にする。故に、例えば医者が患者宅に出向いて超音波診断を行う際に装置が持ち運びや
すく便利であると同時に、視認性に優れたモニタによって確実な診断を行うことができる
。
型端末やスマートフォン等を表示モニタとして簡便に使用することが可能になるため、災
害時や緊急時にも非常に有用になる。例えば医者が所持する端末が故障やバッテリー切れ
等の理由で使用不能になった場合にも、患者やその他近隣の者が所持するタブレット端末
若しくはスマートフォンを利用することが可能になる。
画面が異なることにより、世に溢れた多々ある情報端末40の種類に依らず、いかなる端
末においても好適に超音波画像診断を行うことが可能になる。例えば情報端末40として
スマートフォンなどの小型情報端末を用いた場合は、操作ボタン43を少なくし、且つ診
断画像エリア42を表示部41の画面内一杯に表示させて操作ボタン43を移動可能に設
けることにより、診断画像1を大きく表示させることができる。
用いることによって各種操作を行うことも可能なため、その分操作ボタン43を表示させ
る必要がなく診断画像1を大きく表示させることなどができる。その場合、例えば情報端
末40を振ることによってモードの変更などの操作を行う。
)を認識し、カーソル移動やボタン操作などを行ってもよい。その場合、例えば小型情報
端末においては操作ボタン43の数をより少なくし、ジェスチャによって各操作を行うこ
とで診断画像1をより大きく表示部41内に表示させるなど、操作者の都合に応じてより
好適な操作画面を、端末に応じて表示させることが可能となる。
入力を行うと、そのデータは患者情報や診断画像1に関するアノテーション(注釈)とし
て診断画像1と共に情報端末40に保存しておくことができる。更に情報端末40の通信
機能を利用してサーバー上に保存しておくこともでき、保存しておいたデータは病院等で
も閲覧可能であるので、遠隔医療にも役立つ。
方の画面で保存画像を、もう片方の画面で診断画像1を表示して容易に比較することもで
きる。これにより、例えば以前診断したときの画像と比較して、病状の経過具合を確認す
ることが可能である。保存画像は、患者の過去に撮像した超音波診断画像でもいいし、あ
るいは病例を示した超音波診断画像でもよい。また超音波診断画像に限らず、CT(Co
mputed tomography)装置やMRI(Magnetic Resona
nce Imaging)装置などの他のどのモダリティで撮像された画像でもよい。状
況に応じてそれらを使い分けることで、より高度な診断を行うことができる。また、片方
の表示エリアに画像でも患者情報でもないものを表示させてもよい。例えば超音波プロー
ブ10の正しい操作方法などを表示させることによって、超音波診断に慣れていない操作
者をサポートすることができる。
略し、画像処理回路24の機能を情報端末40が処理するように構成しても構わない。こ
の場合、画像処理回路24における画像データを生成する機能(画像生成機能)は第1〜
第3ソフトウェアの機能の一部として組み込まれ、該ソフトウェアをインストールした情
報端末40が処理することとなる。情報端末40が画像生成機能を実行するのに際し、接
続部30は画像データに替えて、A/D変換器24によって処理されたデジタル信号を情
報端末40へと送信する。これにより、処理ユニット20が行う計算処理をより簡便にす
ることができるため、処理ユニット20を更に小型に構成することができる。
に応じた診断画面1を提供することによって、いかなる種類の情報端末40においても超
音波診断モニタとして使用することができ、携帯性、操作性の両方を向上させることが可
能になる。更に、医者ではない一般人でも、タブレット型端末やスマートフォンなどを身
近にある物を用いて超音波診断を行うことができ、そこで得られた診断データを病院へと
送信することもできる。故に、例えば緊急時に救急車が到着するまでの間に即座に超音波
診断を行うことができ、救命救急時にも役立つ。
ット型端末などを挙げたが、本実施形態はこれに限ることはない。例えば情報端末40は
モニタを有しておらず、網膜に直接光を当てて映像を投影させる網膜走査ディスプレイな
どを使用し、網膜に超音波診断画像を表示させて使用してもよい。この場合、各種操作を
行うためのボタン等を超音波プローブ10などに設けておく。超音波プローブ10に操作
を行うためのボタンを設けた場合は、診断のための超音波プローブ10の操作と診断画像
1やモード切替のための操作を片手で行うことが可能になる。その結果もう片方の手が空
くため、操作者は患者の手を握ったりしながら診断を行うことなど、診断中に片手で実現
可能な種々の行為を行うことができる。これによって診断中に患者に対してより安心感を
与えることができる。
第2の実施形態のポータブル超音波診断装置を、図10を参照して概要を説明する。第
2の実施形態は第1の実施形態と比べて情報端末の制御方法に関して異なり、その他構成
される要素に変わりはない。
別結果に基づいて、表示制御ソフトウェア105に含まれる第1〜第3ソフトウェアの中
から適したソフトウェアを指定し、指定されたソフトウェアを表示制御ソフトウェア10
5が処理ユニット20に接続された情報端末40側に自動的にインストールさせる様子を
示したブロック図である。
って、処理ユニット20に接続された情報端末40の情報を識別し、その識別結果から、
第1〜第3ソフトウェアの中から処理ユニット20に接続された情報端末40に適したソ
フトウェアを指定する。その後表示制御ソフトウェア104は、指定されたソフトウェア
を情報端末40にインストールさせる。ここで、図10中の第1ソフトウェア101、第
2ソフトウェア102及び第3ソフトウェア103を結んでいる点線は、情報端末40に
インストールされるのはいずれか一つであるということを意味している。なお、この識別
ソフトウェア104は制御手段27内に備わっていてもよい。
なり、生成部21によって得られた映像データを表示させることができる。なお、処理ユ
ニット20に設けられた操作ボタン(図示なし)は、情報端末40と接続部30との接続
時、及びインストール終了後や情報端末40を接続部30から取り外す際に最低限用いる
ものであり、情報端末40に適したソフトウェアをインストールさせる工程においては操
作ボタンの使用は行う必要はない。
(第1〜第3ソフトウェア)をインストール済みであった場合は、新たに処理ユニット2
0からソフトウェアをインストールさせることなく、処理ユニット20と情報端末40を
接続したらすぐに診断を行う。各ソフトウェアにおける表示系/操作系の制御方法は、第
1の実施形態の場合と同様である。
小型情報端末若しくはパーソナルコンピュータであるか否かの判断方法は、第1の実施形
態に記載した方法と同様である。
末40を処理ユニット20の接続部30に直接繋ぐか、若しくは情報端末40に無線手段
が備わる場合は、処理ユニット20又は情報端末40で操作を行い、無線通信を開始する
。
プS1にて処理ユニット20と接続状態にある情報端末40の情報を識別する。
に、処理ユニット20に接続された情報端末40には診断のためのソフトウェア(第1〜
第3ソフトウェア)がインストールされているか否かを判断する。インストールされてい
る場合(Y)は該インストールされたソフトウェアを起動させ、インストールされたソフ
トウェアが情報端末40の表示系/操作系の制御を開始し診断へ。インストールされてい
ない場合(N)はステップS4へ。
に、処理ユニット20に接続された情報端末40の表示部41のサイズや、表示部41に
表示された診断画像1の操作などを行うためのタッチパネルの有無などの判断を行い、情
報端末40が中型情報端末であるか否かの判断を行う。中型情報端末である場合(Y)は
ステップS4aへ。中型情報端末ではない場合はステップS5へ。
、その結果に基づいて表示制御ソフトウェア105は処理ユニット20に接続された情報
端末40に第1ソフトウェア101をインストールさせる。インストールされた第1ソフ
トウェア101は情報端末40の表示系/操作系の制御を行い、そして診断へと移る。
に、処理ユニット20に接続された情報端末40の表示部41のサイズや、表示部41に
表示された診断画像1の操作などを行うためのタッチパネルの有無などの判断を行い、情
報端末40が小型情報端末であるか否かの判断を行う。小型情報端末である場合(Y)は
ステップS5aへ、小型情報端末ではない場合(N)はステップS6へ。
、その結果に基づいて表示制御ソフトウェア105は処理ユニット20に接続された情報
端末40に第1ソフトウェア101をインストールさせる。インストールされた第2ソフ
トウェア102は情報端末40の表示系/操作系の制御を行い、そして診断へと移る。
やキーボード若しくはポインティングデバイスの有無の情報から、接続端末40がパーソ
ナルコンピュータかどうかを確認する。パーソナルコンピュータである場合(Y)はステ
ップS6aへ。パーソナルコンピュータでない場合(b)はステップS7へ。
、その結果に基づいて表示制御ソフトウェア105は処理ユニット20に接続された情報
端末40に第3ソフトウェア103をインストールさせる。インストールされた第3ソフ
トウェア103は情報端末40の表示系/操作系の制御を行い、そして診断へと移る。
応していません。」などのメッセージを表示させ、接続された情報端末40は超音波診断
モニタとして使用不可能であることを操作者に知らせる。
音波診断装置を提供することができる。更に情報端末40に応じたソフトウェアを情報端
末40にインストールさせることが可能なため、一度ソフトウェアをインストールさせた
情報端末40を再び使用するときに、直ちに診断を行うことができる。そして情報端末4
0側で各種制御が行われるため、患者情報を入力するときやサーバーとの通信を行う際に
、必ずしも処理ユニット20と接続した状態でなくてもよくなる。故に、診断を終えたら
処理ユニット20と情報端末40との接続を解除することで、携帯性・操作性に優れた状
態で診断後の各種データの操作を行うことができる。
第3の実施形態のポータブル超音波診断装置を、図12を参照して概要を説明する。
に関して異なり、本実施形態において識別ソフトウェア104は処理ユニット20側に備
わる必要はなく、情報端末40にインストールされるソフトウェアによって情報端末40
の識別が行われる。その他の構成される要件に変わりはない。
された情報端末40側に自動的にインストールさせ、更にそのソフトウェア100が情報
端末40に応じた表示系/操作系の制御を行う様子を示した概略図である。つまりこのソ
フトウェア100は、実施例1及び実施例2における第1〜第3ソフトウェアを包含した
ソフトウェアである(図13)。まず情報端末40にソフトウェア100をインストール
させる点が第2の実施形態と異なる。ここで、図13はソフトウェア100及び第1〜3
ソフトウェアの関係の一例を示したベン図である。第1〜第3ソフトウェアはそれぞれ円
で示され、他の円と重なっている共通の部分と、重なりのない部分がある。これは例えば
、第1ソフトウェア101においては表示部41に操作ボタン43が多く存在する点が第
2ソフトウェア102における制御と比べて異なっているため(図5〜図6参照)、その
制御を行うのは図13中の第1ソフトウェア101の円において、他の円と重なりのない
部分であるという意である。
(第1〜第3ソフトウェア)によってそれぞれ表示系/操作系の制御を行う。
又は小型情報端末若しくはパーソナルコンピュータであるか否かの判断方法は、第1の実
施形態並びに第2の実施形態に記載した方法と同様である。
のためのソフトウェア100若しくは第1〜第3ソフトウェアがインストールされている
か否かを判断する。インストールされている場合(Y)は情報端末40が該ソフトウェア
を起動し、表示系/操作系の制御を行い診断へ。インストールされていない場合(N)は
ステップS3へ。
図示なし)は、処理ユニット20に接続された情報端末40にソフトウェア100をイン
ストールさせる。
ある識別ソフトウェア104は、情報端末40の情報を識別し、その情報をもとに表示部
41のサイズや、表示部41に表示された診断画像1の操作などを行うためのタッチパネ
ルの有無などの判断を行い、情報端末40が中型情報端末であるか否かの判断を行う。中
型情報端末である場合(Y)はステップS4aへ。中型情報端末ではない場合はステップ
S5へ。
備わる表示制御ソフトウェア105は、処理ユニット20に接続された情報端末40に対
して、第1ソフトウェア101による表示系/操作系の制御を行う。そして診断へと移る
。
ある識別ソフトウェア104は、情報端末40の情報を識別し、情報端末40の表示部4
1のサイズや、表示部41に表示された診断画像1の操作などを行うためのタッチパネル
の有無などの判断を行い、情報端末40が小型情報端末であるか否かの判断を行う。小型
情報端末である場合(Y)はステップS5aへ。小型情報端末ではない場合はステップS
6へ。
わる表示制御ソフトウェア105は処理ユニット20に接続された情報端末40に対して
、第2ソフトウェア102による表示系/操作系の制御を行う。そして診断へと移る。
やキーボード若しくはポインティングデバイスの有無の情報から、接続端末40がパーソ
ナルコンピュータかどうかを確認する。パーソナルコンピュータである場合(Y)はステ
ップS6aへ。パーソナルコンピュータでない場合(b)はステップS7へ。
備わる表示制御ソフトウェア105は処理ユニット20に接続された情報端末40に対し
て、第3ソフトウェア103による表示系/操作系の制御を行う。そして診断へと移る。
応していません。」などのメッセージを表示させ、接続された情報端末40は超音波診断
モニタとして使用不可能であることを操作者に知らせる。 ここで、本実施形態において
ソフトウェア100が情報端末40に応じた第1〜第3ソフトウェアによる制御を自動的
に行うが、ソフトウェア100は制御するソフトウェアの種類を変更できる変更手段を有
し、表示画面にて操作者が任意のソフトウェアに変更できるようにしてもよい。
3ソフトウェアを包含する同一のソフトウェア100を情報端末40にインストールさせ
る。故に、使用状況や操作者の都合などに応じて、使用するソフトウェアを選択すること
ができる。例えば情報端末40が中型情報端末である場合でも、第2ソフトウェア102
によって制御された表示系/操作系を用いてもよい。これによってより診断画像1がより
大きくなり、視認性が向上する。
、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態
で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え
、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれる
と同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 超音波プローブ
20 処理ユニット
21 生成部
22 送受信回路
23 A/D変換器
24 画像処理回路
25 画像メモリ
26 プログラムメモリ
27 制御手段
28 表示回路
30 接続部
31 電源回路
32 バッテリー
40 情報端末
41 表示部
42 診断画像エリア
43 操作ボタン
44 コントロールバー
45 カーソル
46 情報入力ボタン
47 情報入力エリア
48 ボックス
100 ソフトウェア
101 第1ソフトウェア
102 第2ソフトウェア
103 第3ソフトウェア
104 識別ソフトウェア
105 表示制御ソフトウェア
また、上記の課題を解決するために、他の実施形態のポータブル超音波診断装置は、被検体に対して超音波の送受波を行うための超音波プローブと、前記超音波プローブと接続され、前記超音波プローブで受波した超音波信号をもとに前記被検体の画像データを生成する生成部を備える処理ユニットと、前記画像データを前記処理ユニットに接続された情報端末に表示させるための制御を行う表示制御手段と、前記情報端末の識別情報に基づいて識別を行うための識別手段と、
を有し、前記表示制御手段は、前記識別手段の識別結果に基づいて、前記表示部上の操作を受け付けるための表示ボタンを、前記情報端末の種類に応じて変化させるように制御することを特徴とする。
また更に、上記の課題を解決するために、他の実施形態のポータブル超音波診断装置は、被検体に対して超音波の送受波を行うための超音波プローブと、前記超音波プローブと接続され、前記超音波プローブで受波した超音波信号をもとに前記被検体の画像データを生成する生成部を備える処理ユニットと、前記画像データを前記処理ユニットに接続された情報端末に表示させるための制御を行う表示制御手段と、前記情報端末を識別し、前記識別の結果に応じて前記画像データの表示を異ならせる制御を行うソフトウェアを記憶する記憶部と、を有し、前記表示制御手段は前記ソフトウェアを前記情報端末にインストールさせることを特徴とする。
Claims (10)
- 被検体に対して超音波の送受波を行うための超音波プローブと、
前記超音波プローブと接続され、前記超音波プローブで受波した超音波信号をもとに前記
被検体の画像データを生成する生成部を備える処理ユニットと、
前記画像データを前記処理ユニットに接続された情報端末に表示させるための制御を行う
表示制御手段と、
前記情報端末の識別情報に基づいて識別を行うための識別手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記識別手段の識別結果に応じた前記情報端末の制御を行うポータ
ブル超音波診断装置。 - 前記識別情報は前記情報端末に備わる表示部の型に関する情報を含み、前記識別手段は前
記型に関する情報をもとに前記情報端末の種類を判断する請求項1に記載のポータブル超
音波診断装置。 - 前記識別情報は前記情報端末に備わる表示部のサイズ及び前記情報端末を操作するため
の操作部の情報を含み、前記識別手段は前記サイズ及び前記操作部の情報をもとに前記情
報端末の種類を判断する請求項1に記載のポータブル超音波診断装置。 - 前記表示制御手段は、前記情報端末の種類に応じて、診断画像エリアの前記表示部に対す
る相対的な大きさを異ならせて前記情報端末に表示するように制御する請求項1乃至3に
記載のポータブル超音波診断装置。 - 前記表示制御手段は、前記表示部上の操作を受け付けるための表示ボタンを、前記情報端
末の種類に応じて変化させるように制御する請求項1乃至4に記載のポータブル超音波診
断装置。 - 前記表示制御手段は、前記操作を受け付けるための表示ボタンを、前記診断画像エリアの
大きさ又は位置に応じて、前記表示部内の任意の位置への移動が可能となるように制御す
る請求項5に記載のポータブル超音波診断装置。 - 前記情報端末の制御を行うためのソフトウェアを複数記憶する記憶部を更に有し、
前記表示制御手段は、前記識別手段の結果に応じて複数ある前記ソフトウェアのうち少な
くともいずれかを選択して前記情報端末にインストールさせることにより、前記識別手段
の結果に応じた前記情報端末の制御を行う請求項1乃至6に記載のポータブル超音波診断
装置。 - 被検体に対して超音波の送受波を行うための超音波プローブと、
前記超音波プローブと接続され、前記超音波プローブで受波した超音波信号をもとに前記
被検体の画像データを生成する生成部を備える処理ユニットと、
前記画像データを前記処理ユニットに接続された情報端末に表示させるための制御を行う
表示制御手段と、
前記情報端末を識別し、前記識別の結果に応じて前記画像データの表示を異ならせる制御
を行うソフトウェアを記憶する記憶部と、
を有し、
前記表示制御手段は前記ソフトウェアを前記情報端末にインストールさせるポータブル超
音波診断装置。 - 前記ソフトウェアは、前記情報端末の種類に応じて、診断画像エリアの前記情報端末に備
わる表示部に対する相対的な大きさを異ならせて前記情報端末に表示するように制御する
請求項8に記載のポータブル超音波診断装置。 - 前記ソフトウェアは、前記表示部上の操作を受け付けるための表示ボタンを、前記情報端
末の種類に応じて変化させるように制御する請求項8又は9に記載のポータブル超音波診
断装置。
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