JP2013090958A - 飲み物好ましくはエスプレッソコーヒーが抽出される粉末形状の材料を含んでいるチャンバー - Google Patents

飲み物好ましくはエスプレッソコーヒーが抽出される粉末形状の材料を含んでいるチャンバー Download PDF

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Abstract

【課題】加圧された水を用いて、粉末形状の材料好ましくは挽いたコーヒーから飲み物を抽出するためのカプセルを提供すること。
【解決手段】カプセルは、粉末形状の材料4を備えており、抽出された飲み物を流し出すための吐出口8を備えた底部を有する箱状本体2、3を備えており、吐出口8は、水圧下で開くことができるクレーマを形成する弾性隔壁9により閉じており、カプセルは、箱状本体の軸方向の大きさを増加させるように、その底部において箱状本体に備え付けられた安全蓋111を更に含んでおり、蓋111は、隔壁9に係合し且つカプセル内に隔壁9を保持するように構成された肩部112を含んでいる。
【選択図】図3

Description

本発明は、飲み物好ましくはエスプレッソコーヒーが抽出される、粉末形状の材料を含んでいる、改良カプセル、に関する。
バーやレストランで通常利用されている、エスプレッソコーヒーを製造するための機械は、フィルタ容器を備えた抽出チャンバーに置く、一杯分の煎って挽いたコーヒーを、要することが、知られている。この容器は、いわゆるフィルタバスケットホルダーの一部であり、その容器は、手動で、一杯分の挽いたコーヒー(通常、カップ毎に7±1g投入される)で満たされ、続いて、飲み物の抽出を行うために、機械に備え付けられる。
エスプレッソコーヒーを製造するための機械は、タンク又は他の供給源から引き出される水を加熱するためのボイラーと、選択された圧力で配管に熱水を送るためのポンプと、を内部に備えている。
公知の機械を用いて飲み物を抽出する従来の方法は、通常90±2℃で流れ込む水の流速がある時間間隔にわたって軽減される前注入第1工程と、浸透第2工程と、90±2℃の熱水の流れを、粉末のコーヒーの固まりの入口において9barの一定圧力でコーヒーの固まりを通過させる、抽出第3工程と、から成る。
従来のエスプレッソコーヒー機械から得られる飲み物は、コーヒーポット又は注入装置を用いて自宅で得られる飲み物と、普通、明確に区別することができ、それは、味、香りおよび中身の特性が異なるばかりでなく、従来のエスプレッソコーヒー機械から得られる飲み物が、クレーマ(crema)としても知られている気泡表面層を特徴としているからである。クレーマは、コーヒー飲み物の特質であり、消費者により特に識別され、飲み物を適切に製造するための指標である。
WO2005/092160とWO2005/092162は、粉末形状の材料、好ましくは煎って挽いたコーヒーを含む、特定のカプセルを開示しており、カプセルは、クレーマを作り出す弾性隔壁を備えており、その隔壁により、改善された、物質的特性及び感覚刺激特性を有する、飲み物を、抽出することができる。
国際公開第2005/092160号パンフレット 国際公開第2005/092162号パンフレット イタリア特許出願第MI2006A001503号明細書
公知の弾性隔壁は、一杯分の粉末形状の材料及び対応するフィルタシートの下流に固定されており、中央領域に設けられた少なくとも1つの貫通オリフィス又は隙間を有し、内圧が一定値を上回るときにのみ開き、飲み物の通過を可能にする、弾性膜を、特徴としている。
公知のカプセルに見られる欠点は、カプセルの製造時間の長さと関連している。弾性隔壁を備えたカプセルの特定の場合では、製造プロセスを低下させる幾つかの操作は、カプセル内における弾性隔壁の準備、設置、固定、と関連している。
別の欠点は、挽いたコーヒーを含む典型的なカプセルが、カプセル内に固体フラクションを保持し且つ固体フラクションがカップへ注がれるのを防止するために、紙系のフィルタを使用していることに起因する。紙系フィルタを選択することは、カプセルの設計を限定することになりえる。例えば、カプセルの内部の圧力により、又は、表面の起伏もしくは穴によりフィルタ紙が破れるような領域が存在しないように、カプセルの底部を設計しなければならない。
本発明の目標は、前記カプセルの製造時間と費用をかなり削減することができる改良を提供することにより、公知のカプセルの欠点を取り除くことである。
この目標において、本発明の目的は、特に、クレーマを形成する隔壁の、迅速且つ簡単な設置及び固定を、可能にすることである。
本発明の別の目的は、飲み物を抽出する間に、公知のカプセルに関して質的に損失することなく、カプセルを安全且つ確実に操作することができる、カプセル、を提供することである。
本発明の第1の態様によると、この目標、並びに、これらの及び他の目的は、以下の記載により更に明らかになり、加圧された水を用いて、粉末形状の材料、好ましくは挽いたコーヒー、から飲み物を抽出するための、カプセルにより、達成される。
カプセルは、粉末形状の材料を含む箱状本体を備えており、
箱状本体は、抽出される飲み物を流し出すための吐出口を備えた底部を有しており、
吐出口は、圧力下で開くことができるクレーマを形成する弾性隔壁により実質的に閉じており、
カプセルは、箱状本体の軸方向の大きさが増すように、箱状本体の底部に備え付けられた安全蓋を備えており、
前記蓋が、隔壁に係合し、カプセル内において隔壁を保持するように構成された肩部を備えていることを、特徴としている。
本発明の別の態様によると、意図された目標と目的は、飲み物が抽出される粉末形状の材料を含んでいる、使い捨てのカプセルのための、平らなフィルタにより、達成される。フィルタは、プラスチックで作られており、カプセルから抽出される飲み物の固体粒子を、保持するように構成されていることを、特徴としている。そのフィルタは、好ましくは0.6mm以下の、できれば少なくとも0.1mmの直径を有する、複数の通路を備えている。通路は、フィルタ上に、少なくとも1.2mmの間隔で、配置できる。
本発明の更なる別の態様によると、意図された目標と目的は、圧力下の水を用いて飲み物を抽出するための粉末形状の材料、好ましくは挽いたコーヒーを含むチャンバーの下流に設置されるように構成された、クレーマを形成する隔壁により、達成される。隔壁は、抽出中において、飲み物により壊れるように構成されたブラインドオリフィスを備えた、弾性膜を、備えていることを特徴としている。
その膜は、好ましくは、熱可塑性エラストマー(TPE)、好ましくはSEBS、更に好ましくはラプレーヌ(Laprene)(登録商標)で、又は、一体成形(co-molding)、オーバーモールド(overmolding)、又は共押出成形技術を用いて、弾性膜が、1つの製造工程で、プラスチックの箱状本体と共に成形されるのを可能にする、他の材料で、作られている。しかし、その膜は、粉末形状の材料を含むカプセルに直接固定されるのではなく、外部の支持体に固定されてもよい。外部の支持体は、例えば飲み物抽出機械のカプセルホルダーに直接設置する。
本発明の第1の実施形態によるカプセルの分解斜視図である。 別の視点からの図1の分解図の断面図である。 図1と2のカプセルの軸方向の断面図である。 本発明の第2の実施形態によるカプセルの軸方向の断面図である。 本発明の第3の実施形態によるカプセルの下面斜視図である。 図5のカプセルの軸方向の断面図である。 本発明の特定の態様による隔壁の軸方向の断面図である。 本発明の特定の態様によるプラスチックフィルタの平面図である。
本発明の更なる特徴と利点は、添付の図面において、好ましいが他を排除するものではない本発明の実施形態の記載から更に明らかになり、限定されない実施例として例示されている。
以下の説明では、同一の参照番号は、同一要素、又は、等価な技術的機能を有する要素、を示している。
図1〜3を参照して、参照符号1により概ね示されている、本発明によるカプセルは、実質的に円筒形であり(しかし、切頭体形又は角柱状でもよい)、好ましくは2つの部分、すなわちカップ形の部分2と、カップ形の部分2の上部領域を閉じるための要素3と、により形成された、箱状本体を、備えている。閉鎖要素3は、入力ポート3aを備えており、入力ポート3aは、必ずではないが、好ましくは突き出て且つ閉じられており、圧力下で熱水がカプセル内に流れ込むことができるように、突き刺すことによって、公知の方法で、飲み物抽出機械により開けることができる。先のWO2005/092160とWO2005/092162で開示されているように、カップ2及び閉鎖要素3は、好ましくは、超音波又は公知の類似した技術により、共に溶接されている。
箱状本体2,3は、粉末形状の材料4、好ましくは挽いたコーヒーを含んでおり、圧力下の水を用いて、飲み物、例えばエスプレッソコーヒーを、抽出可能にするのに、適している。粉末形状の材料4は、2つのフィルタ要素5aと5bとの間に備えることができ、そのフィルタ要素は、固体フラクション、例えば粒状のコーヒー残留物を、カプセル内に保持するように、構成されている。
カプセルの箱状本体は、抽出される飲み物を流し出すための吐出口7を備えた、底部6を、有している。底部は、好ましくは、複数の***部61を備えており、その***部61は、抽出された飲み物を吐出口7へ運ぶために、底部と下部フィルタ5aとの間に、狭いチャネルを画定するように、構成されている。
吐出口7は、好ましくは、底部6の中心領域に配置され且つ縁8で囲まれており、圧力下で開くことができるクレーマを形成する弾性隔壁9により、実質的には閉じている。
隔壁9は、好ましくは、エラストマー材料又はゴム状の材料、例えば、SEBS(スチレン-エチレン-ブチレン-スチレンブロック共重合体)又はラプレーヌ(Laprene)(登録商標)(SEBSおよびポリオレフィン系)等のTPE、で作られる、弾性膜を、備えている。
弾性膜は、貫通オリフィス10を備えることができ、貫通オリフィス10は、カプセル1が使用されていないときに、隔壁9、すなわち飲み物吐出口7を、通常は閉じたまま保つように構成されており、カプセルの内部の圧力が一定値、例えば6barを越えるときに、オリフィス10を変形させ広げることにより、飲み物が通過できるように構成されている。
貫通オリフィス10に代わるものとして、弾性膜は、ブラインドオリフィス110を備えることができ、ブラインドオリフィス110は、図7を参照して以下に議論されるように、カプセル中の圧力が特定の閾値に到達するときに壊れることにより、開くことができる。
弾性隔壁9は、隔壁9を吐出口7の縁8に固定するための中間の機械的操作を取り除くために、カプセル1の箱状本体2,3と共に一体成形されることができ、好ましくはポリプロピレンで作られている。
代わりとして、弾性膜は、図7と図4において断面図で示されているような、吐出口7の突き出た円筒状の縁にかみ合うように構成された堅い支持リング9aと共に、一体成形されることができる。
カプセル1は、箱状本体の軸方向の寸法が増すように、底部6において箱状本体に備え付けられた、安全蓋11を、更に備えている。より詳しくは、蓋11は、実質的にカプセルの対称軸の方向に、水の流れの方向に沿って、底部6から実質的に突き出るように、カプセルの箱状本体に、固定されている。
蓋11は、例えばスナップ動作によって、好ましくは、底部6の周縁15に機械的に固定されており、迅速にカプセル1の箱状本体へ合わせることができる。
安全蓋11は、肩部12を備えており、肩部12は、隔壁9に係合し、且つ、底部6内に設けられた吐出口7に対して隔壁9を保持するように構成されており、飲み物を抽出する間に到達する高圧によって、隔壁がカプセルから偶発的に放出されるのを防ぐ。図4に示されるカプセルの第2の実施形態では、肩部12は、吐出口7の突き出た円筒状の縁8aの内側に固定されており、隔壁の堅い環状支持体9aに係合している。
肩部12は、飲み物が、安全蓋11を通過して、カプセル1から出ることができるように、少なくとも1つの通路14を、有することができる。この目的のために、蓋11は、少なくとも1つの吐出開口部13を含んでおり、吐出開口部13は、図1〜4の特定の実施形態では、吐出口7の中心軸に対して又はカプセル1の対称軸に対して、横方向に、移動している。
肩部12の通路14と蓋11の吐出開口部13とは、有利には、吐出口7の中心軸に対して、向かい合って配置されており、従って、抽出される飲み物のための曲がった経路を形成し、その速度を減少させる。
任意には、蓋11は、第2の閉じた円筒状の壁16を備えることができ、円筒状の壁16は、肩部12を囲んでおり、また、底部6において吐出口7の周りに画定された、適切に設置された円状シート17内に、かみ合うことができる。壁12、16は、円筒状のリングを画定しており、そのリングでは、隔壁9のオリフィス10から出る飲み物が、安全蓋11に設けられた吐出開口部13に到達する前に流れる。
代わりとして、図5及び図6で示すように、本発明の第3の実施形態で使用される安全蓋111は、実質的には環状であり、且つ、カプセルの箱状本体の吐出口7と実質的には同軸である、吐出開口部113を、備えることができ、また、流れが軸に対して横方向に移動する図1〜4の実施形態とは異なり、飲み物が、カプセルから、カプセルの軸と実質的には一致した方向へ出られるように、構成されている。
環状開口部113は、蓋111の貫通孔内であって、貫通孔の縁と尖頭アーチ形の要素115との間に画定されており、尖頭アーチ形の要素115は、支持アーム120を用いて蓋111により支えられており、貫通孔内に配置されている。
尖頭アーチ形の要素は、図1〜4の肩部12と類似した肩部112を備えており、すなわち、その肩部112は、その弾性隔壁9を吐出口7の縁に対して保持するために、弾性隔壁9に係合している。更に図5及び図6のカプセルでは、肩部112は、部分的に開いた円筒状の壁、すなわち、少なくとも1つの通路114を備えた壁である。
理解できるように、弾性隔壁をそのシート内に固定するために、箱状本体及び肩部の、軸方向の大きさを、増加させるように、備え付けられている、安全蓋の有利な組み合わせは、一方では、カプセル内での弾性隔壁の安全な固定を、便宜よく且つ迅速に行う道具、の提供を確保でき、他方では、カプセル内に隔壁を保持するための安全な手段、すなわち安全蓋11又は111が、無い場合に、カプセルが、飲み物を抽出するのに利用されるのを、防止する。
カプセル1が、例えば先行文献WO2005/092162で開示されている種類の、飲み物又はエスプレッソコーヒーを抽出するための機械の、フィルタバスケットホルダー内に、安全蓋11又は111無しで、実際に偶発的に備え付けられた場合、カプセルの入力ポート3aは、突き刺し針からかなり遠く離れているため、機械の熱水インジェクタが、入力ポート3aに到達し及び/又は突き刺すことは、不可能である。従って、カプセルの製造作業を簡略化し且つ迅速にすることに加えて、本発明では、不完全なカプセル、すなわち、飲み物が収集されたカップ又は容器に向かって、弾性隔壁が偶発的に排出されるカプセルが、意図せずに利用されるのを、有利に防ぐことができる。
これまでに記載された実施形態では、弾性隔壁9は、中央貫通オリフィス10を有する弾性膜を、備えている。しかし、クレーマを形成する弾性隔壁を含むカプセルの製造を簡略化し且つ迅速にするために、隔壁9の弾性膜は、脆弱領域110を有するように成形できる。脆弱領域110は、予め壊れるように設定された領域、すなわち抽出中に加圧された飲み物により壊れるように構成された領域である。このように、隔壁は、単一作業で完全に形成されており、例えば先行文献WO2005/092160に記載されたカプセルの隔壁の製造において利用されている、追加の突き刺し作業を、必要としない。
図7に示されている事例では、予め壊れるように設定された領域110を有する弾性膜は、堅い支持リング9aに適用されており、リング9aは、円筒状の縁8aの内側に形成され且つ適切に設けられた環状のくぼみと、環状支持体9aとの、スナップ式係合によって、隔壁9が、吐出口の円筒状の縁8aに機械的に固定される(図4)ときに、使用される。
しかし、容易に理解できるように、予め壊れるように設定された領域110を有する隔壁9は、図3及び図6に示されたカプセルの隔壁のように、一体成形によりカプセルのカップ2と共に成形されることができる。このように、1つの一体成形作業を用いて、後の隔壁の突き刺し作業を行う必要のない、クレーマを形成する弾性隔壁を、既に備えた、堅い箱状本体を、製造することができる。
図8を参照して、本発明の更に別の態様によると、カプセル1の下部の平らなフィルタ5aは、プラスチックで作られており、濾紙と同じ効果で、カプセルから抽出される飲み物の固体粒子を保持するように、構成されている。フィルタ5aは、0.5〜2.5mmの厚みを有しているプラスチックシートを、多数回突き刺すことにより得られ、0.1〜0.6mmの直径を有している複数の通路55を、備えている。通路は、垂直な2方向に、少なくとも1.2mmの周期的な間隔で、フィルタ5aに配置できる。
フィルタにより、カプセルの製造を迅速にできるばかりでなく、更に、紙系のフィルタを利用することにより起こり得る欠点を、取り除くこともできる。例えば、プラスチックフィルタを用いて、かなりの直径を有する吐出口7を与えることができ、また、過度の変形による下部フィルタの破壊の可能性を考慮する必要がなく、従って、吐出口の小さな直径を有している構造、又は、吐出口の通路表面が減少するように構成された橋状の支持構造に、限定されることもない。
更に、プラスチックフィルタは、カプセルの箱状本体と同じ材料で作られることができ、生産ラインに関して、かなりの利点を有している。
もちろん、プラスチックの平らなフィルタは、本明細書に記載されるカプセルのみに限定されることはなく、飲み物を準備するための粉末形状の材料を含んでいるあらゆるカプセル、特に、エスプレッソコーヒーを準備するための使い捨てのカプセルに、使用できる。
実際に、本発明は、エスプレッソコーヒー等の飲み物を準備するための、使い捨てカプセルの製造時間を、かなり削減でき、カプセルの成形工程とは別の、追加の製造工程を削除することができるので、意図された目的を完全に達成することが理解できる。
クレーマを形成する隔壁の設置及び固定は、特に迅速且つ簡単であり、同時に、飲み物抽出工程の間における、カプセルの安全且つ確実な作業を可能とする。
更に、本発明では、カプセルの設計上の技術的限定を、取り除くことができる。
本発明は、エスプレッソコーヒーを準備するのに適したカプセルについて特に構想されてきたが、概ね濾過抽出法により飲み物を製造するように構成された、食用の材料を含んでいるカプセルとして、あらゆる場合において、より一般的に、使用できる。
このように構想された、カプセル、隔壁、及び、フィルタは、数多くの修正と変更の余地があり、それらの全ては、添付の請求項の範囲内にある。すべての詳細な記述は、更に、他の技術的に等価な要素と入れ替えられてもよい。
実際に、使用される材料も寸法も、要件と従来技術に従い、任意である。
この出願が優先権を主張する、イタリア特許出願第MI2006A001503号での開示内容は、参照することにより本明細書に組み込まれている。
任意の請求項で記述されている技術的特徴は、参照符号が付されており、それらの参照符号は、請求項を更に分かりやすくするという唯一の目的として含まれており、従って、上記の参照符号は、一例として上記の参照符号により特定される各々の要素の解釈について、いずれの限定的効果も有してはいない。
本発明は、飲み物好ましくはエスプレッソコーヒーが抽出される、粉末形状の材料を含んでいる、チャンバー、に関する。
バーやレストランで通常利用されている、エスプレッソコーヒーを製造するための機械は、フィルタ容器を備えた抽出チャンバーに置く、一杯分の煎って挽いたコーヒーを、要することが、知られている。この容器は、いわゆるフィルタバスケットホルダーの一部であり、その容器は、手動で、一杯分の挽いたコーヒー(通常、カップ毎に7±1g投入される)で満たされ、続いて、飲み物の抽出を行うために、機械に備え付けられる。
エスプレッソコーヒーを製造するための機械は、タンク又は他の供給源から引き出される水を加熱するためのボイラーと、選択された圧力で配管に熱水を送るためのポンプと、を内部に備えている。
公知の機械を用いて飲み物を抽出する従来の方法は、通常90±2℃で流れ込む水の流速がある時間間隔にわたって軽減される前注入第1工程と、浸透第2工程と、90±2℃の熱水の流れを、粉末のコーヒーの固まりの入口において9barの一定圧力でコーヒーの固まりを通過させる、抽出第3工程と、から成る。
従来のエスプレッソコーヒー機械から得られる飲み物は、コーヒーポット又は注入装置を用いて自宅で得られる飲み物と、普通、明確に区別することができ、それは、味、香りおよび中身の特性が異なるばかりでなく、従来のエスプレッソコーヒー機械から得られる飲み物が、クレーマ(crema)としても知られている気泡表面層を特徴としているからである。クレーマは、コーヒー飲み物の特質であり、消費者により特に識別され、飲み物を適切に製造するための指標である。
WO2005/092160とWO2005/092162は、粉末形状の材料、好ましくは煎って挽いたコーヒーを含む、特定のカプセルを開示しており、カプセルは、クレーマを作り出す弾性隔壁を備えており、その隔壁により、改善された、物質的特性及び感覚刺激特性を有する、飲み物を、抽出することができる。
国際公開第2005/092160号パンフレット 国際公開第2005/092162号パンフレット イタリア特許出願第MI2006A001503号明細書
公知の弾性隔壁は、一杯分の粉末形状の材料及び対応するフィルタシートの下流に固定されており、中央領域に設けられた少なくとも1つの貫通オリフィス又は隙間を有し、内圧が一定値を上回るときにのみ開き、飲み物の通過を可能にする、弾性膜を、特徴としている。
公知のカプセルに見られる欠点は、カプセルの製造時間の長さと関連している。弾性隔壁を備えたカプセルの特定の場合では、製造プロセスを低下させる幾つかの操作は、カプセル内における弾性隔壁の準備、設置、固定、と関連している。
別の欠点は、挽いたコーヒーを含む典型的なカプセルが、カプセル内に固体フラクションを保持し且つ固体フラクションがカップへ注がれるのを防止するために、紙系のフィルタを使用していることに起因する。紙系フィルタを選択することは、カプセルの設計を限定することになりえる。例えば、カプセルの内部の圧力により、又は、表面の起伏もしくは穴によりフィルタ紙が破れるような領域が存在しないように、カプセルの底部を設計しなければならない。
本発明の目標は、前記カプセルの製造時間と費用をかなり削減することができる改良を提供することにより、公知のカプセルの欠点を取り除くことである。
この目標において、本発明の目的は、特に、クレーマを形成する隔壁の、迅速且つ簡単な設置及び固定を、可能にすることである。
本発明の別の目的は、飲み物を抽出する間に、公知のカプセルに関して質的に損失することなく、カプセルを安全且つ確実に操作することができる、カプセル、を提供することである。
本発明によると、意図された目標と目的は、圧力下の水を用いて飲み物を抽出するための粉末形状の材料、好ましくは挽いたコーヒーを含むチャンバーの下流に設置されるように構成された、クレーマを形成する隔壁により、達成される。隔壁は、抽出中において、飲み物により壊れるように構成されたブラインドオリフィスを備えた、弾性膜を、備えていることを特徴としている。
その膜は、好ましくは、熱可塑性エラストマー(TPE)、好ましくはSEBS、更に好ましくはラプレーヌ(Laprene)(登録商標)で、又は、一体成形(co-molding)、オーバーモールド(overmolding)、又は共押出成形技術を用いて、弾性膜が、1つの製造工程で、プラスチックの箱状本体と共に成形されるのを可能にする、他の材料で、作られている。しかし、その膜は、粉末形状の材料を含むカプセルに直接固定されるのではなく、外部の支持体に固定されてもよい。外部の支持体は、例えば飲み物抽出機械のカプセルホルダーに直接設置する。
本発明の第1の実施形態に係るカプセルの分解斜視図である。 別の視点からの図1の分解図の断面図である。 図1と2のカプセルの軸方向の断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るカプセルの軸方向の断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るカプセルの下面斜視図である。 図5のカプセルの軸方向の断面図である。 本発明の特定の態様による隔壁の軸方向の断面図である。 本発明の特定の態様によるプラスチックフィルタの平面図である。
本発明の更なる特徴と利点は、添付の図面において、好ましいが他を排除するものではない本発明の実施形態の記載から更に明らかになり、限定されない実施例として例示されている。
以下の説明では、同一の参照番号は、同一要素、又は、等価な技術的機能を有する要素、を示している。
図1〜3を参照して、参照符号1により概ね示されている、本発明に係るカプセルは、実質的に円筒形であり(しかし、切頭体形又は角柱状でもよい)、好ましくは2つの部分、すなわちカップ形の部分2と、カップ形の部分2の上部領域を閉じるための要素3と、により形成された、箱状本体(チャンバー)を、備えている。閉鎖要素3は、入力ポート3aを備えており、入力ポート3aは、必ずではないが、好ましくは突き出て且つ閉じられており、圧力下で熱水がカプセル内に流れ込むことができるように、突き刺すことによって、公知の方法で、飲み物抽出機械により開けることができる。先のWO2005/092160とWO2005/092162で開示されているように、カップ2及び閉鎖要素3は、好ましくは、超音波又は公知の類似した技術により、共に溶接されている。
箱状本体2,3は、粉末形状の材料4、好ましくは挽いたコーヒーを含んでおり、圧力下の水を用いて、飲み物、例えばエスプレッソコーヒーを、抽出可能にするのに、適している。粉末形状の材料4は、2つのフィルタ要素5aと5bとの間に備えることができ、そのフィルタ要素は、固体フラクション、例えば粒状のコーヒー残留物を、カプセル内に保持するように、構成されている。
カプセルの箱状本体は、抽出される飲み物を流し出すための吐出口7を備えた、底部6を、有している。底部は、好ましくは、複数の***部61を備えており、その***部61は、抽出された飲み物を吐出口7へ運ぶために、底部と下部フィルタ5aとの間に、狭いチャネルを画定するように、構成されている。
吐出口7は、好ましくは、底部6の中心領域に配置され且つ縁8で囲まれており、圧力下で開くことができるクレーマを形成する弾性隔壁9により、実質的には閉じている。
隔壁9は、好ましくは、エラストマー材料又はゴム状の材料、例えば、SEBS(スチレン-エチレン-ブチレン-スチレンブロック共重合体)又はラプレーヌ(Laprene)(登録商標)(SEBSおよびポリオレフィン系)等のTPE、で作られる、弾性膜を、備えている。
弾性膜は、貫通オリフィス10を備えることができ、貫通オリフィス10は、カプセル1が使用されていないときに、隔壁9、すなわち飲み物吐出口7を、通常は閉じたまま保つように構成されており、カプセルの内部の圧力が一定値、例えば6barを越えるときに、オリフィス10を変形させ広げることにより、飲み物が通過できるように構成されている。
貫通オリフィス10に代わるものとして、弾性膜は、ブラインドオリフィス110を備えることができ、ブラインドオリフィス110は、図7を参照して以下に議論されるように、カプセル中の圧力が特定の閾値に到達するときに壊れることにより、開くことができる。
弾性隔壁9は、隔壁9を吐出口7の縁8に固定するための中間の機械的操作を取り除くために、カプセル1の箱状本体2,3と共に一体成形されることができ、好ましくはポリプロピレンで作られている。
代わりとして、弾性膜は、図7と図4において断面図で示されているような、吐出口7の突き出た円筒状の縁にかみ合うように構成された堅い支持リング9aと共に、一体成形されることができる。
カプセル1は、箱状本体の軸方向の寸法が増すように、底部6において箱状本体に備え付けられた、安全蓋11を、更に備えている。より詳しくは、蓋11は、実質的にカプセルの対称軸の方向に、水の流れの方向に沿って、底部6から実質的に突き出るように、カプセルの箱状本体に、固定されている。
蓋11は、例えばスナップ動作によって、好ましくは、底部6の周縁15に機械的に固定されており、迅速にカプセル1の箱状本体へ合わせることができる。
安全蓋11は、肩部12を備えており、肩部12は、隔壁9に係合し、且つ、底部6内に設けられた吐出口7に対して隔壁9を保持するように構成されており、飲み物を抽出する間に到達する高圧によって、隔壁がカプセルから偶発的に放出されるのを防ぐ。図4に示されるカプセルの第2の実施形態では、肩部12は、吐出口7の突き出た円筒状の縁8aの内側に固定されており、隔壁の堅い環状支持体9aに係合している。
肩部12は、飲み物が、安全蓋11を通過して、カプセル1から出ることができるように、少なくとも1つの通路14を、有することができる。この目的のために、蓋11は、少なくとも1つの吐出開口部13を含んでおり、吐出開口部13は、図1〜4の特定の実施形態では、吐出口7の中心軸に対して又はカプセル1の対称軸に対して、横方向に、移動している。
肩部12の通路14と蓋11の吐出開口部13とは、有利には、吐出口7の中心軸に対して、向かい合って配置されており、従って、抽出される飲み物のための曲がった経路を形成し、その速度を減少させる。
任意には、蓋11は、第2の閉じた円筒状の壁16を備えることができ、円筒状の壁16は、肩部12を囲んでおり、また、底部6において吐出口7の周りに画定された、適切に設置された円状シート17内に、かみ合うことができる。壁12、16は、円筒状のリングを画定しており、そのリングでは、隔壁9のオリフィス10から出る飲み物が、安全蓋11に設けられた吐出開口部13に到達する前に流れる。
代わりとして、図5及び図6で示すように、本発明の第3の実施形態で使用される安全蓋111は、実質的には環状であり、且つ、カプセルの箱状本体の吐出口7と実質的には同軸である、吐出開口部113を、備えることができ、また、流れが軸に対して横方向に移動する図1〜4の実施形態とは異なり、飲み物が、カプセルから、カプセルの軸と実質的には一致した方向へ出られるように、構成されている。
環状開口部113は、蓋111の貫通孔内であって、貫通孔の縁と尖頭アーチ形の要素115との間に画定されており、尖頭アーチ形の要素115は、支持アーム120を用いて蓋111により支えられており、貫通孔内に配置されている。
尖頭アーチ形の要素は、図1〜4の肩部12と類似した肩部112を備えており、すなわち、その肩部112は、その弾性隔壁9を吐出口7の縁に対して保持するために、弾性隔壁9に係合している。更に図5及び図6のカプセルでは、肩部112は、部分的に開いた円筒状の壁、すなわち、少なくとも1つの通路114を備えた壁である。
理解できるように、弾性隔壁をそのシート内に固定するために、箱状本体及び肩部の、軸方向の大きさを、増加させるように、備え付けられている、安全蓋の有利な組み合わせは、一方では、カプセル内での弾性隔壁の安全な固定を、便宜よく且つ迅速に行う道具、の提供を確保でき、他方では、カプセル内に隔壁を保持するための安全な手段、すなわち安全蓋11又は111が、無い場合に、カプセルが、飲み物を抽出するのに利用されるのを、防止する。
カプセル1が、例えば先行文献WO2005/092162で開示されている種類の、飲み物又はエスプレッソコーヒーを抽出するための機械の、フィルタバスケットホルダー内に、安全蓋11又は111無しで、実際に偶発的に備え付けられた場合、カプセルの入力ポート3aは、突き刺し針からかなり遠く離れているため、機械の熱水インジェクタが、入力ポート3aに到達し及び/又は突き刺すことは、不可能である。従って、カプセルの製造作業を簡略化し且つ迅速にすることに加えて、本発明では、不完全なカプセル、すなわち、飲み物が収集されたカップ又は容器に向かって、弾性隔壁が偶発的に排出されるカプセルが、意図せずに利用されるのを、有利に防ぐことができる。
これまでに記載された実施形態では、弾性隔壁9は、中央貫通オリフィス10を有する弾性膜を、備えている。しかし、クレーマを形成する弾性隔壁を含むカプセルの製造を簡略化し且つ迅速にするために、隔壁9の弾性膜は、脆弱領域110を有するように成形できる。脆弱領域110は、予め壊れるように設定された領域、すなわち抽出中に加圧された飲み物により壊れるように構成された領域である。このように、隔壁は、単一作業で完全に形成されており、例えば先行文献WO2005/092160に記載されたカプセルの隔壁の製造において利用されている、追加の突き刺し作業を、必要としない。
図7に示されている事例では、予め壊れるように設定された領域110を有する弾性膜は、堅い支持リング9aに適用されており、リング9aは、円筒状の縁8aの内側に形成され且つ適切に設けられた環状のくぼみと、環状支持体9aとの、スナップ式係合によって、隔壁9が、吐出口の円筒状の縁8aに機械的に固定される(図4)ときに、使用される。
しかし、容易に理解できるように、予め壊れるように設定された領域110を有する隔壁9は、図3及び図6に示されたカプセルの隔壁のように、一体成形によりカプセルのカップ2と共に成形されることができる。このように、1つの一体成形作業を用いて、後の隔壁の突き刺し作業を行う必要のない、クレーマを形成する弾性隔壁を、既に備えた、堅い箱状本体を、製造することができる。
図8を参照して、本発明の更に別の態様によると、カプセル1の下部の平らなフィルタ5aは、プラスチックで作られており、濾紙と同じ効果で、カプセルから抽出される飲み物の固体粒子を保持するように、構成されている。フィルタ5aは、0.5〜2.5mmの厚みを有しているプラスチックシートを、多数回突き刺すことにより得られ、0.1〜0.6mmの直径を有している複数の通路55を、備えている。通路は、垂直な2方向に、少なくとも1.2mmの周期的な間隔で、フィルタ5aに配置できる。
フィルタにより、カプセルの製造を迅速にできるばかりでなく、更に、紙系のフィルタを利用することにより起こり得る欠点を、取り除くこともできる。例えば、プラスチックフィルタを用いて、かなりの直径を有する吐出口7を与えることができ、また、過度の変形による下部フィルタの破壊の可能性を考慮する必要がなく、従って、吐出口の小さな直径を有している構造、又は、吐出口の通路表面が減少するように構成された橋状の支持構造に、限定されることもない。
更に、プラスチックフィルタは、カプセルの箱状本体と同じ材料で作られることができ、生産ラインに関して、かなりの利点を有している。
もちろん、プラスチックの平らなフィルタは、本明細書に記載されるカプセルのみに限定されることはなく、飲み物を準備するための粉末形状の材料を含んでいるあらゆるカプセル、特に、エスプレッソコーヒーを準備するための使い捨てのカプセルに、使用できる。
実際に、本発明は、エスプレッソコーヒー等の飲み物を準備するための、使い捨てカプセルの製造時間を、かなり削減でき、カプセルの成形工程とは別の、追加の製造工程を削除することができるので、意図された目的を完全に達成することが理解できる。
クレーマを形成する隔壁の設置及び固定は、特に迅速且つ簡単であり、同時に、飲み物抽出工程の間における、カプセルの安全且つ確実な作業を可能とする。
更に、本発明では、カプセルの設計上の技術的限定を、取り除くことができる。
本発明は、エスプレッソコーヒーを準備するのに適したカプセルについて特に構想されてきたが、概ね濾過抽出法により飲み物を製造するように構成された、食用の材料を含んでいるカプセルとして、あらゆる場合において、より一般的に、使用できる。
このように構想された、カプセル、隔壁、及び、フィルタは、数多くの修正と変更の余地があり、それらの全ては、添付の請求項の範囲内にある。すべての詳細な記述は、更に、他の技術的に等価な要素と入れ替えられてもよい。
実際に、使用される材料も寸法も、要件と従来技術に従い、任意である。
この出願が優先権を主張する、イタリア特許出願第MI2006A001503号での開示内容は、参照することにより本明細書に組み込まれている。
任意の請求項で記述されている技術的特徴は、参照符号が付されており、それらの参照符号は、請求項を更に分かりやすくするという唯一の目的として含まれており、従って、上記の参照符号は、一例として上記の参照符号により特定される各々の要素の解釈について、いずれの限定的効果も有してはいない。

Claims (17)

  1. 粉末形状の材料、好ましくは挽いたコーヒーから、加圧された水により、飲み物を抽出するための、カプセルであって、
    粉末形状の前記材料を含む箱状本体を、備えており、
    箱状本体が、抽出された飲み物を流し出すための吐出口を備えた底部を、有しており、
    前記吐出口は、圧力下で開くことができる、クレーマを形成する弾性隔壁により、実質的に閉じられており、
    箱状本体の軸方向の寸法を増加させるように、その底部において前記箱状本体に備え付けられた、安全蓋を、備えており、
    前記蓋が、隔壁に係合し、且つ、カプセル内に隔壁を保持するように構成された、肩部を、備えていることを特徴とする、カプセル。
  2. 前記安全蓋が、好ましくはスナップ式係合により、前記底部の周縁に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載のカプセル。
  3. 前記安全蓋が、少なくとも1つの吐出開口部を備えていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のカプセル。
  4. 少なくとも1つの前記吐出開口部が、吐出口の中心軸に対して横方向に移動した位置において、前記蓋に配置されていることを特徴とする、請求項3に記載のカプセル。
  5. 少なくとも1つの前記開口部が、実質的に環状であり、且つ、前記吐出口と実質的に同軸であることを特徴とする、請求項3又は4に記載のカプセル。
  6. 実質的に環状の前記開口部が、前記安全蓋の貫通孔内であって、前記貫通孔内に配置された尖頭アーチ形の要素と前記貫通孔の縁との間に、画定されており、
    尖頭アーチ形の前記要素が、支持アームを用いて、前記蓋により支えられていることを特徴とする、請求項5に記載のカプセル。
  7. 圧力下で開くことができる弾性隔壁が、膜内に事前に設けられた貫通オリフィス、又は、飲み物を抽出する間に圧力下で破壊されるように構成された脆弱領域、を有する弾性膜を、備えていることを特徴とする、前記請求項の内の何れか1つに記載のカプセル。
  8. 前記脆弱領域が、前記膜よりも薄い領域、好ましくは、ブラインドオリフィス、を備えていることを特徴とする、請求項7に記載のカプセル。
  9. 前記箱状本体が、プラスチック材料、好ましくはポリプロピレンで、作られており、
    弾性隔壁が、熱可塑性エラストマーから成り、前記吐出口の縁において前記箱状本体と一体成形されていることを特徴とする、前記請求項の内の何れか1つに記載のカプセル。
  10. 前記吐出口が、前記底部から箱状本体の外側へ軸方向に突き出ている、円筒状の縁を、備えており、
    弾性隔壁が、前記円筒状の縁の内部表面に機械的に固定されていることを特徴とする、請求項1〜8の内の何れか1つに記載のカプセル。
  11. 前記箱状本体の内側に配置されたプラスチックの平らなフィルタを、粉末形状の材料と吐出口との間に、更に備えており、
    前記フィルタが、飲み物の固体フラクションが吐出口を通過するのを防ぐように構成されていることを特徴とする、前記請求項の内の何れか1つに記載のカプセル。
  12. プラスチックフィルタが、直径が0.6mm以下であり且つ0よりも大きい、複数の通路を、備えていることを特徴とする、請求項11に記載のカプセル。
  13. 各通路の直径が、少なくとも0.1mmであることを特徴とする、請求項12に記載のカプセル。
  14. 通路が、前記フィルタ上に、少なくとも1.2mmの間隔で配置されていることを特徴とする、請求項12又は13に記載のカプセル。
  15. 前記フィルタが、0.5〜2.5mmの厚さを有していることを特徴とする、請求項11〜14の内の何れか1つに記載のカプセル。
  16. 加圧された水を用いて飲み物を抽出するための粉末形状の材料、好ましくは挽いたコーヒー、を含んでいるチャンバーの、下流に設置されるように構成された、クレーマを形成する隔壁であって、
    加圧された飲み物によって、抽出中に破壊されるように構成された脆弱領域を有する、弾性膜を、備えていることを特徴とする、隔壁。
  17. 前記膜が、熱可塑性エラストマー、好ましくはSEBS又はラプレーヌ(Laprene)(登録商標)で作られていることを特徴とする、請求項16に記載の隔壁。
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