JP2013079514A - コンクリート成形用のコンパネフォーム型枠及びその連結具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記コンパネフォーム型枠1に固定された概略L型の端部内角面側に突出する突出部4を設けて軽くしたコンパネフォーム型枠1と
前記コンパネフォーム型枠1縁リブ3同士を連結する孔44に連結具6ガイドピン21を挿入し、前記ガイドピン21の先端部に設けられた受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29を挿入し、そして、前記ガイドピン21の後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26を回転させることで可動部材25が前進して押圧挟持するようにしたことを特徴とする。また、前記連結具6は、前記可動部材25が前進または後退することで、挟み込む幅(挟み代)を調整できるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
桟木固定型枠は、ラワン合板(コンパネと言うことがある。)あるいは合成樹脂板などのせき板2裏面縁部に骨格となる桟木67を釘68で固定し、中間部に縦バタ材が配置固定されている。前記桟木固定型枠の連結については、隣接する桟木固定型枠の縁部に固定される桟木67同士を突合せ、前記突合せた桟木67同士に釘74を打ち込み固定しながら所用位置まで連結し、前記連結した桟木固定型枠せき板2に設けられたセパ孔57に丸セパ53の両端部に螺着するコーン54のネジ部55を挿入することで、せき板2からのぞくコーン54のネジ部55に横バタ材締付具69(フォームタイとも言う。)を螺止固定し、前記横バタ材締付具69の上下に、桟木固定型枠の背部を支持する横バタ材14を配置し、前記横バタ材締付具69のネジ部に挿備する座具10を介して螺着するナット19を回転させて横バタ材14を締付固定する工法が一般的に用いられる。
しかし、この工法では対向する片側の桟木67固定型枠配列後、その配列した桟木67固定型枠に固定された丸セパ53に螺着するコーン54のネジ部55と、反対側の桟木固定型枠に設けられたセパ孔57とを合致させて、前記コーン54のネジ部55と反対側の桟木固定型枠せき板2を挟み、コーン54のネジ部55に横バタ材締付具69(フォームタイとも言う。)を螺止固定することになるが、片側に配列された桟木固定型枠に固着する前記コーン54のネジ部55は複数(5〜6箇所程度)固着されているため反対側の桟木固定型枠に設けられた複数(5〜6箇所程度)のセパ孔57と合致させることは困難を要する。
また、型枠解体において、梃子用バールの掛止できない個所は、桟木を無理に抜取り、せき板2同士の継目に梃子用バールの先端を無理に差し込むことで、型枠が損傷する難点がある。
さらに、従来の丸セパ53を使用する場合は、横バタ材締付具69ネジ部に螺合するナット19の締付力が過剰になると図17に示すようにせき板2が横バタ材14側に引寄せられて湾曲に変形する欠点がある。
また、連結する桟木固定型枠の連結について、前記桟木固定型の枠桟木67同士のレベル及び面合わせ出入り調整を行うと同時に釘74を打ち込み固定する作業では、経験豊富な技能者が必要となり、作業員の雇用確保が困難となる難点がある。
さらに、桟木固定型枠の骨格となる桟木67が木質のため乾燥により曲がり、捩れ等の変形または節などにより強度が不安定となる欠点がある。
このHジョイント70は、厚みが12ミリ程度のコンパネあるいは合成樹脂板のせき板2同士の連結と面合わせが目的として使用されるが、せき板2同士が連結する継目部分の精度が劣るため美観的に適さない難点がある。
前記縁リブ76固定型枠は、主に住宅建築物の型枠に使用されるが、日本の住宅建築物では壁と直上階のスラブ(床)を一体に施工するため、コンクリート打設固化後、型枠解体材を直上階に移動することになるが、直上階のスラブ(床)が障害となり、荷揚げ作業に重機が使用できない難点がある。そのため、手持ち移動により少しでも軽くすることが要求される。
前記クリップ金具75は、鉄などの剛性力の高い棒材の加工により、連結する縁リブ76同士の孔に挿入する挿入軸部79と、前記挿入軸部79から直角に延長するアーム80と、前記アーム80と一体形成された概略湾曲状の挟持部81とで構成されている。
これにより、連結する縁リブ76同士の連結孔にクリップ金具75のアーム80が水平状態で挿入軸部79を挿入し、挿入軸部79から直角に延長するアーム80に支持される挟持部81をハンマーなどで強く叩き込み、過剰な強度で縁リブ76同士を挟み込む。そのため、図21に示すように縁リブ76と縁リブ76の空き間隔を保持できず変形する難点がある。
また、挟持物の厚み寸法である挟持幅82が広過ぎると連結するせき板2とせき板2の間に隙間ができ、その隙間からコンクリートの液状部分(セメントノロ)がはみ出し、コンクリートの表面に突起状のバリができる難点がある。
さらに、せき板2と縁リブ76の固定に使用する皿ボルト77の頭部にはドライバー等の掛止穴78が設けてあり、一度使用すると掛止穴78にコンクリートが充填し、せき板2の取替時に皿ボルト77とナットが一緒に回転することで皿ボルト77の抜取り作業が困難になる欠点がある。そのため、抜取った皿ボルト77の再利用ができない難点がある。
これについて、縁リブ85同士の先端部を挟持するため、連結する樹脂成形型枠同士のせき板84部分に隙間ができることがあり、そのため、図22(22b)に示すように縁リブ85同士の連結孔86に挿入する挿入軸部88の先端に雄ネジを形成し、ナット89で締付けて押圧し、せき板84間の隙間を閉塞する前記型枠連結具83bが提案されている(例えば、特許文献5の図4参照。)。
また、樹脂成形型枠92は、せき板84と縁リブ85が一体に成形されているため、損傷の激しいせき板84の取替ができない難点がある。
さらに、前記型枠連結具83bは、ナット89螺合作業に手間がかかることと、コンクリート固化後の型枠解体時において、挿入軸部88先端の雄ネジと縁リブ85同士の連結孔86とが摩擦により滑り難くいため抜取作業に手間がかかり、なお、縁リブ85同士の連結孔86と挿入軸部88先端のネジ部が摩擦によりネジ部が損傷する難点がある。
また、従来の縁リブ固定型枠では、せき板2と縁リブの固定に従来の皿頭ボルトが使用されているため、一度使用すると皿頭ボルトのドライバー等の掛止穴78にコンクリートが充填することで、皿頭ボルトの回転を止めるドライバー等の掛止ができなくなる。そのため、皿頭ボルトとナットが一緒に回る(空回り)ことで、皿頭ボルトの取り外しあるいは締付が困難となる難点があった。
また、コンパネフォーム型枠1を構成するせき板2は、厚み12ミリ程度のラワン合板(以下、単にコンパネと言うこともある。)または合成樹脂板とし、前記せき板2に固定する縁リブ3は金属または合成樹脂による形成材を使用することを前提とする。
さらに、隣接する相互のコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士を連結する連結具6の使用材料は、金属または合成樹脂により形成することを前提とする。
また、図2に示すようにコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に板セパ7を挿入するためと型枠解体を容易にするため、前記縁リブ3同士間に隙間を設ける。
したがって、図15に示すように、コンクリート固化後連結具6を外し、コンパネフォーム型枠1せき板2を残置した状態で片方の縁リブ3を固定するナット41を回転させて縁リブ3を取外し、他方の縁リブ3に設けられた連結具6ガイドピン21挿入用の孔44に梃子用バール58の先端を差込み、残置したコンパネフォーム型枠1せき板2を反力の支点として抉ることで、梃子の原理によりコンパネフォーム型枠1せき板2は簡単に剥離(脱型)する。
これによって、隣接するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士の孔44に連結具6ガイドピン21を挿入し、挿入したことで出現する受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29を挿入し、そして、前記ガイドピン21の後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26を回転させることで可動部材25が前進し、前記縁リブ3同士を押圧して挟持する。すなわち、前記ガイドピン21の後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26を回転させることで押圧して挟持する特徴がある。
また、前記ネジボルト26を回転させることで可動部材25が動き、挟持範囲25s(挟み代)を広く狭くできるようにする特徴がある。
さらに、前記ガイドピン21先端部の受止ピン29挿入用の挿通孔23に挿入した受止ピン29が縁リブ3に当接することで前記ガイドピン21とネジボルト26が一緒に回る共回り(空回り)を防止することで、ドライバー等のネジ回し工具により片手でネジボルト26の締付作業ができる特徴がある。
これによって、隣接するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士に設けられた連結具6ガイドピン21挿通用の孔44に連結具6ガイドピン21を挿入し、挿入したことで出現する連結具6ガイドピン21先端部に嵌着して使用することを可能にする。
これによって、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に板セパ7を挟み、前記縁リブ3同士及び板セパ7のガイドピン21挿入用の孔44に連結具6ガイドピン21を挿入して前記板セパ7と一緒に押圧して挟持する。なお、前記連結具6ガイドピン21に、横バタ材締付具8嵌着体15に設けられたガイドピン21挿入用の孔32を嵌着すると横バタ材締付具8も一緒に挟持することができる。
したがって、コンパネフォーム型枠1縁リブ3同士と板セパ7と横バタ材締付具8が固定されることで、横バタ材締付具8及び横バタ材14は、コンパネフォーム型枠1中間リブ49に作用するコンクリート荷重を支持すればよいため、横バタ材締付具8及び横バタ材14が受ける荷重が低減されることになり、横バタ材締付具8及び横バタ材14の断面性質あるいは断面形状の変更による軽量化に役立つ。
これによって、長尺で重い横バタ材14の取付けまたは取外し作業において、手の届かない箇所では一旦手の届く位置に仮置きすることで作業の安全性及び作業能率が向上する。
これによって、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士に設けられたガイドピン21挿入用の孔44の、型枠解体に必要とされる個所に掛止具59を固定し、コンクリート打設固化後のコンパネフォーム型枠1解体作業において、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に固定された掛止具59ボルト受板61に設けられた梃子用バール64先端差込用の孔に梃子用バール64の先端を差込み、そして、図16(16b)に示すように、掛止具59が固定されていない側のコンパネフォーム型枠1に支持台63を配備し、前記支持台63を支点に梃子用バール64の末端部を抉ることでコンパネフォーム型枠1は簡単に剥離(脱型)する。
したがって、型枠解体を容易にしたことで、コンパネフォーム型枠1の破損が少なくなり、コンパネフォーム型枠1の転用回数が拡大する。
また、前記コンパネフォーム型枠1のせき板2と縁リブ3を固定する定着ボルト5にあって、せき板2に接する部分を概略角錐台形楔状に形成した定着ボルト5を、せき板2に予め設けた定着ボルト5挿通用の孔42に定着ボルト5を差込み金槌等で叩き込むことで、定着ボルト5はせき板2食込み定着することになる。
したがって、定着ボルト5とナット41が一緒に回転する供回り(空回り)がなくなり、せき板2と縁リブ3の固定あるいは取外し作業が容易となる。
また、コンパネフォーム型枠1縁リブ3同士の連結作業に、連結具6ガイドピン21の先端部に挿入された受止ピン29が縁リブ3に当接することで、ネジボルト26と連結具6ガイドピン21が一緒に回転する共回り(空回り)を防止することで、前記ガイドピン21後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26をドライバー等のネジ回し工具により片手で回転させて前記コンパネフォーム型枠1縁リブ3同士を押圧して挟持するようにした特徴がある。
その点、本願による連結具6は、図2、図7に示すようにガイドピン21後端部に可動部材25を介して前記ガイドピン21後端部に螺着するネジボルト26を回転させることで可動部材25が前進することで押圧して挟持することにより連結する縁リブ3同士の端部外側に突出する突出部4が邪魔になることなく押圧して挟持することができ、騒音も殆ど発生しない特徴がある。
また、本願による連結具6は、前記ガイドピン21先端部に挿入する受止ピン29が縁リブ3に当接することで前記ガイドピン21とネジボルト26が一緒に回転する共回り(空回り)を防止することで、ドライバー等のネジ回し工具により片手で締付作業ができる特徴がある。
さらに、本願による連結具6は、せき板84と縁リブ85が一体となる樹脂成形型枠(図22参照)またはメタルフォームと称する鋼製型枠(図面省略)等の連結にも使用ができる特徴がある。
図7に示すように所用の長さを有する円筒部材の先端に近い程径が小さくなるテーパーを形成したテーパー部の後方に受止ピン29挿入用の挿通孔23を設け、前記挿通孔23から一定の長さを有する後端部の軸心に雌ネジ22を設けたガイドピン21に前記テーパー部の後方に受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29挿入し、前記ガイドピン21の後端部に可動部材25を介してネジボルト26が嵌着する連結具6と、
対向する型枠間を支持する、厚み4ミリ程度で幅が30ミリ程度の矩形断面で所用の長さを有する帯状部材の両端部に連結具6ガイドピン21が挿通する孔を設けた板セパ7と、
図5に示すように所用の寸法を有する金属板に、嵌着辺30と連結辺31からなる概略不等辺L型状に形成した嵌着部材にガイドピン21が挿通する孔44を穿孔し、連結辺31にフォームタイ(登録商標。)と称する軸ボルト17と連結するための連結ボルト18挿通孔を穿孔した嵌着体15を、前記連結ボルト18挿通用の孔と前記軸ボルト17の基部56に設けられた雌ネジとを合致させ、連結用の連結ボルト18により連結してなる横バタ材締付具8とを備え、
図2に示すように連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に板セパ7を挟み込んだ状態で、縁リブ3同士及び板セパ7に設けられた前記ガイドピン21挿入用の孔44に連結具6ガイドピン21を挿入する。そして、前記連結具6ガイドピン21を挿入したことで出現するガイドピン21の先端部に横バタ材締付具8嵌着体15に設けられた孔32を前記ガイドピン21の先端部に嵌め込む。そして、前記ガイドピン21の先端部に嵌め込むことで出現する受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29を挿入し、前記ガイドピン21の後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26を回転させて挟持する。この作業を順次繰返し所用の位置まで連結してなる連結型枠に対して、ほぼ同様の手順により、対向する相手側のコンパネフォーム型枠1を連結し、そして、対向する両側のコンパネフォーム型枠1の背部を支持する横バタ材14を前記横バタ材締付具8の上下に配置し、前記横バタ材締付具8に螺合するナット11を回転させて横バタ材14を押圧固定することで強固なコンクリート打ち込み用の型枠組立が完了する(図11、図12参照。)。
なお、図3に示す横バタ材仮置具9は、手の届かない箇所では一旦手の届く位置に仮置きすることで作業の安全性及び作業能率が向上する。
また、前記コンパネフォーム型枠1のせき板2と縁リブ3を固定する図8に示す定着ボルト5は、せき板2に予め設けられた孔42に定着ボルト5を差込み、前記定着ボルト5を金槌等で叩き込むことでせき板2に食込み定着することで、前記定着ボルト5とナット41の供回り(空回り)がなくなる。
したがて、前記定着ボルト5とナット41の供回り(空回り)がなくなることで、図15に示すようにコンクリート固化後、片方のコンパネフォーム型枠1せき板2を残置した状態でナット41を外し、そして、縁リブ3を抜取り相手側の縁リブ3に設けられたガイドピン21挿入用の孔44に梃子用バール58の先端部を差込み抉ることでコンパネフォーム型枠1は簡単に剥離する。
また、定着ボルト5とナット41の供回り(空回り)がなくなることで、損傷の激しいせき板2の取替作業が能率的となる。
前記テーパー部の後方に設けた受止ピン29挿入用の挿通孔23に挿入する概略P型状の受止ピン29と、前記ガイドピン21の後端部に嵌着する、概略エンドキャップ状の軸心にネジボルト26が挿通する孔を穿孔してなる可動部材25と、
前記ガイドピン21の後端部に嵌着する可動部材25を介して前記ガイドピン21の軸心に設けた雌ネジ22に螺着するネジボルト26により構成される。
これによって、連結具6ガイドピン21後端部の軸心に設けた雌ネジ22に可動部材25を介して螺着するネジボルト26のドライバー等の掛止穴27にドライバー等の掛止部を掛止し、ネジボルト26を回転させて可動部材25を動かし、挟持範囲25s(挟み代)を広くしたり狭くしたりする特徴がある。
また、連結具6ネジボルト26の回転作業において、前記ガイドピン21先端部に挿入する受止ピン29が縁リブ3に当接することで前記ガイドピン21は回転しなくなり、そのため、ドライバー等のネジ回し工具により片手でネジボルト26の締付作業ができる特徴がある。
さらに、ガイドピン21に挿入する受止ピン29と前後に可動する可動部材25を介して螺着されたネジボルト26を回転させることで押圧して挟持するため、ネジボルト26の締付力を手加減により調整ができる特徴がある。
したがって、横バタ材締付具8及び横バタ材14材の軽量化に役立つ。
また、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士の挟持及び板セパ7と横バタ材締付具8の挟持作業を同じ箇所で行うため作業能率が向上する。
コンパネフォーム型枠1背部を支持する横バタ材14は単管48.6φ、中間リブ49は桟木67を使用することを前提とする。また、従来の丸セパ53は、図17に示すように丸鋼両端部に雄ネジが設けられた雄ネジに、概略円錐台形状のコーン54を丸セパ53の両端部に螺止固定したタイプを使用することを前提とする。
なお、説明に差し支えのない左右対称部分の片方図面は省略する。
前記、せき板2に縁リブ3を固定する定着ボルト5は、せき板2に食込み定着することで、定着ボルト5とナット41が一緒に回転する共回り(空回り)を防止し、せき板2に固定された縁リブ3の取付けまたは取外すためのナット41回転作業を容易にする。
前記縁リブ3の固定位置は、せき板2裏面連結部の端面より僅か後退した位置に縁リブ3を固定する。詳しくは、前記縁リブ3同士の間に板セパ7を挿入することと、型枠解体を容易にするため図4(4a)に示すように隣接するコンパネフォーム1縁リブ3同士の空き間隔を設ける。また、空き間隔を設けることで隣接するコンパネフォーム1せき板2の密接性がよくなる。
図2は、図1のA‐A線断平面図あり、連結具6により、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に板セパ7を挟み込んだ状態で、縁リブ3同士及び板セパ7に設けられたガイドピン21挿入用の孔に連結具6ガイドピン21を挿入し、挿入したことで出現するガイドピン21の先端部に横バタ材締付具8嵌着体15に設けられた孔32を前記ガイドピン21の先端部に嵌め込むことで出現する受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29を挿入し、そして、前記ガイドピン21の後端部に嵌着する可動部材25の背部を押圧するネジボルト26を回転させることで押圧して挟持した状態を示す。
したがって、コンクリート打ち放し素地仕上げでは、切除部から錆が発生しない合成樹脂製のものを使用することが好まれる。しかし、コンクリート硬化後の漏水の発生を防止するため、周面部分の全体に亘って万遍なくエンボス状の凹凸加工をすることが望ましい。
前記合成樹脂製の板セパ7を使用することは、従来の冷間加工した金属製丸セパのものと概略同様の強度が得られることと、コンクリート面から切除した部分の後処理が省略できることにある。
前記板セパ7の断面寸法は、金属材の場合は厚み2.3ミリ程度x幅30ミリ程度とし、合成樹脂材の場合は厚み5ミリ程度x幅30ミリ程度が望ましい。
これによって、長尺物である横バタ材14の配置作業において、直接手の届かない高所部では、横バタ材14を一旦仮置することで安全かつ、作業能率が向上する。また、型枠解体時の横バタ材14落下防止養生に役立つ。
また、隣接するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士を連結するには、前記縁リブ3同士の両外側に突出部4があるため、本願のネジボルト26により押圧して挟持する連結具6を使用することになる。
さらに、前記連結具6ガイドピン21に板セパ7を挿着しない個所は、コンクリート荷重を殆ど受けないため、軽くて携帯に適した合成樹脂製を使用することで持運び携帯が便利となる。
前記フォームタイ(登録商標。)と称する軸ボルト17は、基部56とネジ部からなる軸ボルト17に座具10を介してナット11を螺合し、末端はナット11外れ防止用の圧搾突起20が形成されている。
前記嵌着体15は、ガイドピン21に嵌着した状態で、嵌着体15の垂直支持部33が縁リブ3に当接することで、ガイドピン21を軸とする前記嵌着体15の回転を止め、横バタ材締付具8の水平状態を支持することになる。
所用の長さを有する内径が6ミリ程度で外径が13ミリ程度の円筒部材の先端に近い程径が小さくなるテーパーを形成したテーパー部に、前記テーパー部の先端を保護する概略リベット状の緩衝部材24を挿着固定し、そして、前記テーパー部の後方に受止ピン29挿入用の挿通孔23を穿孔し、前記挿通孔23から所用の長さを有する後端部の軸心に7ミリ程度の雌ネジ22を形成してなるガイドピン21と、
前記ガイドピン21の後端部に嵌着する概略エンドキャップ状の軸心にネジボルト26が挿通する孔を穿孔した可動部材25と、前記ネジボルト26とを備え、
前記ガイドピン21に設けられた受止ピン29挿入用の挿通孔23に挿入する受止ピン29と、そして、前記ガイドピン21の後端部に設けられた雌ネジ22に可動部材25を介して螺着するネジボルト26とにより構成される。なお、可動部材25とネジボルト26の間に丸座金28を介在させることでネジボルト26の回転がスムーズになる。
前記緩衝部材24は、前記ガイドピン21の抜取り時にハンマー等により叩くことで、ガイドピン21の先端部に加わる衝撃を緩和させるためであり、前記先端部の内径に概略リベット状の硬質材による緩衝部材24を挿着固定する。
なお、流し込むコンクリート52の荷重は、せき板2に対して垂直に作用することで、ガイドピン21に作用する引張応力は殆ど受けないため、前記ガイドピン21に板セパ7を挿着しない個所は軽い合成樹脂製を使用すると持運びが便利である。
頭部38が概略円錐皿状で胴体部39が概略角錐台形楔状でネジ部40がナット41と螺合する雄ネジで一体に形成されている。
前記定着ボルト5は、せき板2に予め設けられた孔42に前記定着ボルト5を差込み、前記定着ボルト5の頭部38を金槌等で叩き込むことで頭部38及び胴体部39がせき板2に食込み定着され、前記定着ボルト5とナット41の供回り(空回り)を防止する。そのため、定着ボルト5の空回りを防止するドライバー等の掛止作業が不要となることから、せき板2と縁リブ3の固定作業及びせき板2の取替作業を容易にすることのみならず、型枠解体時において、図15(15a)に示すように連結するコンパネフォーム型枠1せき板2を残置した状態で片方の縁リブ3のナット41を回転させて縁リブ3を取外し、図15(15b)に示すように他方の縁リブ3に設けられた連結用の孔44に梃子用バール58の先端部を差込み、抉ることで梃子の原理によりコンパネフォーム型枠1は簡単に剥離(脱型)する。
これによって、定着ボルト5がせき板2に食込み定着されることで、ナット41が螺合するせき板2の裏側から一方的にナット41回転作業ができるため、せき板2の表側からの作業が不要となる。
前記縁リブ3連結辺47の端部内角面側に突出部4を形成したことは、縁リブ3の断面係数を多くすることで、規定の強度を保ち、縁リブ3材を軽量化にすることにある。
なお、スラブ型枠にコンパネフォーム型枠1を使用する場合は、スラブ型枠の連結部に入りスミリブ45を固定する。
図10(10a)に示すコンパネフォーム型枠1出スミ部を連結する出スミ連結材48は所用の長さを有する、一方辺と他方辺からなる二等辺の概略L字形断面の形成材を使用し、前記一方辺と他方辺にはコンパネフォーム型枠1縁リブ3に設けられたガイドピン21挿入用の孔44と合致する位置に前記孔44と同じ孔を穿孔する。
また、波線で囲む符号D2の部分は、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に板セパ7を挟み、前記板セパ7を挟む縁リブ3同士と横バタ材締付具8を一緒に挟み連結具6により押圧して挟持し、前記横バタ材締付具8の上下に横バタ材14を配置固定した状態を示す(図1、図2参照。)。
また、波線で囲む符号D3の部分は、連結するコンパネフォーム型枠1の連結部において、横バタ材仮置具9を連結具6により押圧して挟持した状態を示す(図3参照。)。
また、波線で囲む符号D2の部分は、対向する両側のコンパネフォーム型枠1せき板2の間隔を支持するため、せき板2を挟み従来の丸セパ10に螺着するコーン54のネジ部55と従来の横バタ材締付具69を螺止固定し、前記横バタ材締付具69の上下に横バタ材14を配置固定した状態を示す(図17参照。)。
したがって、従来の丸セパ10を使用することで、横バタ材14及び従来の横バタ材締付具69は、縁リブ3及び中間リブ49が受けるコンクリート荷重を支持することになる。
図15(15b)は、片方の縁リブ3を取外したことで他方の縁リブ3に設けられた連結具6ガイドピン21挿入用の孔44に梃子用バール58の先端を差込む状態を示す。
図15(15c)は、他方の縁リブ3の孔44に梃子用バール58の先端を差込み、残置したコンパネフォーム型枠1せき板2を反力の支点とし、矢印方向に抉ることで、コンクリート52からコンパネフォーム型枠1せき板2が剥離(脱型)する状態を示す。
断面が4ミリX32ミリ程度で所用の長さを有する金属板の一方端部に掛止ボルト60挿着用の孔を穿孔し、他方端部に梃子用バール64差込用の孔を穿孔したボルト受板61とを備え、
前記ボルト受板61に穿孔された掛止ボルト60挿通用の孔に前記掛止ボルト60の基部を挿着して溶着固定する。
これについては、型枠解体に必要とされる位置に前記掛止具59を固定することになり、したがって、コンパネフォーム型枠1組立時において、隣接するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間側から縁リブ3に設けられたガイドピン21挿入用の孔44に掛止具59掛止ボルト60を挿入してナット62で締付固定する。
そして、コンクリート52打設固化後のコンパネフォーム型枠1解体作業において、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に固定された掛止具59の梃子用バール64差込用の孔に梃子用バール64の先端部を差込み、そして、掛止具59が固定されていない側のコンパネフォーム型枠1に支持台63を配備し、前記支持台63を支点に梃子用バール64の末端部を抉ることでコンパネフォーム型枠1は簡単に剥離(脱型)する。
図16(16b)は、コンクリート52固化後1枚目のコンパネフォーム型枠1を脱型後、コンクリート52面と2枚目のコンパネフォーム型枠1の間に梃子用バール66を差込み、コンクリート52面を反力の支点とし、梃子用バール66で抉る状態を示す。
これによって、コンパネフォーム型枠1せき板2に設けられた複数のセパ孔57と丸セパ53に螺着するコーン54のネジ部55が張り合うように絡むことで型枠解体を困難にする。
また、コンクリート52面とコンパネフォーム型枠1の間に梃子用バール66を差込み、無理に抉ることでせき板2に設けられたセパ孔57とコーン54のネジ部55が張り合うことでセパ孔57の側部65が削られてセパ孔57に遊びができる。そため、4〜5回程度使用すると徐々にセパ孔57が大きくなることでせき板2の取替が求められる。
また、コンパネフォーム型枠1に固定する縁リブ3の連結辺47端部内角面側に突出する概略ムダ折形状の突出部4を設けて断面係数を多くしたことで縁リブ3が軽くなり、コンパネフォーム型枠1の重量が少し軽くなる特徴がある。
前記連結具6にあって、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士の孔44に挿入するガイドピン21の先端部に受止ピン29を挿入し、前記ガイドピン21の後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26を回転させることで可動部材25を動かし、挟持範囲25s(挟み代)を広く狭くする調整ができる特徴がある。
また、前記連結具6の可動部材25を押圧するボルト26の締付作業にあって、前記ガイドピン21先端部に挿入する受止ピン29が縁リブ3に当接することで前記ガイドピン21とネジボルト26が一緒に回る共回り(空回り)を防止することで、ドライバー等のネジ回し工具により片手でネジボルト26の締付作業ができることを特徴とする。
さらに、型枠解体作業において、隣接するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間側から縁リブ3に設けられたガイドピン21挿入用の孔44に掛止具59掛止ボルト60を挿入してナット62で締付固定された、前記掛止具59に設けられた梃子用バール64差込用の孔に梃子用バール64の先端部を差込み、そして、掛止具59が固定されていない側のコンパネフォーム型枠1に支持台63を配備し、前記支持台63を支点に梃子用バール58の末端部を抉ることでコンパネフォーム型枠1は簡単に剥離(脱型)することを特徴とする。(図16参照)
さらに、図4の(4b)に示すようにコンパネフォーム1縁リブ3と従来の樹脂成形型枠92の連結も可能であり、また、図22に示す樹脂成形型枠92同士の連結あるいは、メタルフォーム(登録商標)である鋼製型枠の連結にも使用ができる特徴がある。
2 せき板
3 縁リブ
4 突出部
5 定着ボルト
6 連結具
7 板セパ
8 横バタ材締付具
9 横バタ材仮置具
10 座具
11 ナット
12 断面欠損部
13 溝
14 横バタ材
15 嵌着体
16 孔
17 軸ボルト
18 連結ボルト
19 ナット
20 圧搾突起
21 ガイドピン
22 雌ネジ
23 挿通孔
24 緩衝部材
25 可動部材
25s 挟持範囲
26 ネジボルト
27 掛止穴
28 丸座金
29 受止ピン
30 嵌着辺
31 連結辺
32 孔
33 垂直支持部
34 垂直支持部
35 水平部
36 孔
37 横バタ材載置部
38 頭部
39 胴体部
40 ネジ部
41 ナット
42 孔
43 孔
44 孔
45 入りスミリブ
46 固定辺
47 連結辺
48 出スミ連結材
49 中間リブ
50 交差部
51 敷きバタ
52 コンクリート
53 丸セパ
54 コーン
55 ネジ部
56 基部
57 セパ孔
58 梃子用バール
59 掛止具
60 掛止ボルト
61 ボルト受板
62 ナット
63 支持台
64 梃子用バール
65 側部
66 梃子用バール
67 桟木
68 釘
69 横バタ材締付具
70 Hジョイント
71 仕切部
72 固定部
73 釘孔
74 釘
75 クリップ金具
76 縁リブ
77 皿ボルト
78 掛止穴
79 挿入軸部
80 アーム
81 挟持部
82 挟持幅
83a 型枠連結具
83b 型枠連結具
84 せき板
85 縁リブ
86 連結孔
87 挿入軸部
88 挿入軸部
89 ナット
90 挟持部
91 アーム
92 樹脂成形型枠
桟木固定型枠は、ラワン合板(コンパネと言うことがある。)あるいは合成樹脂板などのせき板2裏面縁部に骨格となる桟木67を釘68で固定し、中間部に縦バタ材が配置固定されている。前記桟木固定型枠の連結については、隣接する桟木固定型枠の縁部に固定される桟木67同士を突合せ、前記突合せた桟木67同士に釘74を打ち込み固定しながら所用位置まで連結し、前記連結した桟木固定型枠せき板2に設けられたセパ孔57に丸セパ53の両端部に螺着するコーン54のネジ部55を挿入することで、せき板2からのぞくコーン54のネジ部55に横バタ材締付具69またはフォームタイ(登録商標)を螺止固定し、前記横バタ材締付具69の上下に、桟木固定型枠の背部を支持する横バタ材14を配置し、前記横バタ材締付具69のネジ部に挿備する座具10を介して螺着するナット19を回転させて横バタ材14を締付固定する工法が一般的に用いられる。
しかし、この工法では対向する片側の桟木67固定型枠配列後、その配列した桟木67固定型枠に固定された丸セパ53に螺着するコーン54のネジ部55と、反対側の桟木固定型枠に設けられたセパ孔57とを合致させて、前記コーン54のネジ部55と反対側の桟木固定型枠せき板2を挟み、コーン54のネジ部55に横バタ材締付具69またはフォームタイ(登録商標)を螺止固定することになるが、片側に配列された桟木固定型枠に固着する前記コーン54のネジ部55は複数(5〜6箇所程度)固着されているため反対側の桟木固定型枠に設けられた複数(5〜6箇所程度)のセパ孔57と合致させることは困難を要する。
また、型枠解体において、梃子用バールの掛止できない個所は、桟木を無理に抜取り、せき板2同士の継目に梃子用バールの先端を無理に差し込むことで、型枠が損傷する難点がある。
さらに、従来の丸セパ53を使用する場合は、横バタ材締付具69ネジ部に螺合するナット19の締付力が過剰になると図17に示すようにせき板2が横バタ材14側に引寄せられて湾曲に変形する欠点がある。
また、連結する桟木固定型枠の連結について、前記桟木固定型の枠桟木67同士のレベル及び面合わせ出入り調整を行うと同時に釘74を打ち込み固定する作業では、経験豊富な技能者が必要となり、作業員の雇用確保が困難となる難点がある。
さらに、桟木固定型枠の骨格となる桟木67が木質のため乾燥により曲がり、捩れ等の変形または節などにより強度が不安定となる欠点がある。
このHジョイント70は、厚みが12ミリ程度のコンパネあるいは合成樹脂板のせき板2同士の連結と面合わせが目的として使用されるが、せき板2同士が連結する継目部分の精度が劣るため美観的に適さない難点がある。
前記縁リブ76固定型枠は、主に住宅建築物の型枠に使用されるが、日本の住宅建築物では壁と直上階のスラブ(床)を一体に施工するため、コンクリート打設固化後、型枠解体材を直上階に移動することになるが、直上階のスラブ(床)が障害となり、荷揚げ作業に重機が使用できない難点がある。そのため、手持ち移動により少しでも軽くすることが要求される。
前記クリップ金具75は、鉄などの剛性力の高い棒材の加工により、連結する縁リブ76同士の孔に挿入する挿入軸部79と、前記挿入軸部79から直角に延長するアーム80と、前記アーム80と一体形成された概略湾曲状の挟持部81とで構成されている。
これにより、連結する縁リブ76同士の連結孔にクリップ金具75のアーム80が水平状態で挿入軸部79を挿入し、挿入軸部79から直角に延長するアーム80に支持される挟持部81をハンマーなどで強く叩き込み、過剰な強度で縁リブ76同士を挟み込む。そのため、図21に示すように縁リブ76と縁リブ76の空き間隔を保持できず変形する難点がある。
また、挟持物の厚み寸法である挟持幅82が広過ぎると連結するせき板2とせき板2の間に隙間ができ、その隙間からコンクリートの液状部分(セメントノロ)がはみ出し、コンクリートの表面に突起状のバリができる難点がある。
さらに、せき板2と縁リブ76の固定に使用する皿ボルト77の頭部にはドライバー等の掛止穴78が設けてあり、一度使用すると掛止穴78にコンクリートが充填し、せき板2の取替時に皿ボルト77とナットが一緒に回転することで皿ボルト77の抜取り作業が困難になる欠点がある。そのため、抜取った皿ボルト77の再利用ができない難点がある。
これについて、縁リブ85同士の先端部を挟持するため、連結する樹脂成形型枠同士のせき板84部分に隙間ができることがあり、そのため、図22(22b)に示すように縁リブ85同士の連結孔86に挿入する挿入軸部88の先端に雄ネジを形成し、ナット89で締付けて押圧し、せき板84間の隙間を閉塞する前記型枠連結具83bが提案されている(例えば、特許文献5の図4参照。)。
また、樹脂成形型枠92は、せき板84と縁リブ85が一体に成形されているため、損傷の激しいせき板84の取替ができない難点がある。
さらに、前記型枠連結具83bは、ナット89螺合作業に手間がかかることと、コンクリート固化後の型枠解体時において、挿入軸部88先端の雄ネジと縁リブ85同士の連結孔86とが摩擦により滑り難くいため抜取作業に手間がかかり、なお、縁リブ85同士の連結孔86と挿入軸部88先端のネジ部が摩擦によりネジ部が損傷する難点がある。
また、従来の縁リブ固定型枠では、せき板2と縁リブの固定に従来の皿頭ボルトが使用されているため、一度使用すると皿頭ボルトのドライバー等の掛止穴78にコンクリートが充填することで、皿頭ボルトの回転を止めるドライバー等の掛止ができなくなる。そのため、皿頭ボルトとナットが一緒に回る(空回り)ことで、皿頭ボルトの取り外しあるいは締付が困難となる難点があった。
また、コンパネフォーム型枠1を構成するせき板2は、厚み12ミリ程度のラワン合板(以下、単にコンパネと言うこともある。)または合成樹脂板とし、前記せき板2に固定する縁リブ3は金属または合成樹脂による形成材を使用することを前提とする。
さらに、隣接する相互のコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士を連結する連結具6の使用材料は、金属または合成樹脂により形成することを前提とする。
また、図2に示すようにコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に板セパ7を挿入するためと型枠解体を容易にするため、前記縁リブ3同士間に隙間を設ける。
したがって、図15に示すように、コンクリート固化後連結具6を外し、コンパネフォーム型枠1せき板2を残置した状態で片方の縁リブ3を固定するナット41を回転させて縁リブ3を取外し、他方の縁リブ3に設けられた連結具6ガイドピン21挿入用の孔44に梃子用バール58の先端を差込み、残置したコンパネフォーム型枠1せき板2を反力の支点として抉ることで、梃子の原理によりコンパネフォーム型枠1せき板2は簡単に剥離(脱型)する。
これによって、隣接するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士の孔44に連結具6ガイドピン21を挿入し、挿入したことで出現する受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29を挿入し、そして、前記ガイドピン21の後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26を回転させることで可動部材25が前進し、前記縁リブ3同士を押圧して挟持する。すなわち、前記ガイドピン21の後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26を回転させることで押圧して挟持する特徴がある。
また、前記ネジボルト26を回転させることで可動部材25が動き、挟持範囲25s(挟み代)を広く狭くできるようにする特徴がある。
さらに、前記ガイドピン21先端部の受止ピン29挿入用の挿通孔23に挿入した受止ピン29が縁リブ3に当接することで前記ガイドピン21とネジボルト26が一緒に回る共回り(空回り)を防止することで、ドライバー等のネジ回し工具により片手でネジボルト26の締付作業ができる特徴がある。
これによって、隣接するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士に設けられた連結具6ガイドピン21挿通用の孔44に連結具6ガイドピン21を挿入し、挿入したことで出現する連結具6ガイドピン21先端部に嵌着して使用することを可能にする。
これによって、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に板セパ7を挟み、前記縁リブ3同士及び板セパ7のガイドピン21挿入用の孔44に連結具6ガイドピン21を挿入して前記板セパ7と一緒に押圧して挟持する。なお、前記連結具6ガイドピン21に、横バタ材締付具8嵌着体15に設けられたガイドピン21挿入用の孔32を嵌着すると横バタ材締付具8も一緒に挟持することができる。
したがって、コンパネフォーム型枠1縁リブ3同士と板セパ7と横バタ材締付具8が固定されることで、横バタ材締付具8及び横バタ材14は、コンパネフォーム型枠1中間リブ49に作用するコンクリート荷重を支持すればよいため、横バタ材締付具8及び横バタ材14が受ける荷重が低減されることになり、横バタ材締付具8及び横バタ材14の断面性質あるいは断面形状の変更による軽量化に役立つ。
これによって、長尺で重い横バタ材14の取付けまたは取外し作業において、手の届かない箇所では一旦手の届く位置に仮置きすることで作業の安全性及び作業能率が向上する。
これによって、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士に設けられたガイドピン21挿入用の孔44の、型枠解体に必要とされる個所に掛止具59を固定し、コンクリート打設固化後のコンパネフォーム型枠1解体作業において、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に固定された掛止具59ボルト受板61に設けられた梃子用バール64先端差込用の孔に梃子用バール64の先端を差込み、そして、図16(16b)に示すように、掛止具59が固定されていない側のコンパネフォーム型枠1に支持台63を配備し、前記支持台63を支点に梃子用バール64の末端部を抉ることでコンパネフォーム型枠1は簡単に剥離(脱型)する。
したがって、型枠解体を容易にしたことで、コンパネフォーム型枠1の破損が少なくなり、コンパネフォーム型枠1の転用回数が拡大する。
また、前記コンパネフォーム型枠1のせき板2と縁リブ3を固定する定着ボルト5にあって、せき板2に接する部分を概略角錐台形楔状に形成した定着ボルト5を、せき板2に予め設けた定着ボルト5挿通用の孔42に定着ボルト5を差込み金槌等で叩き込むことで、定着ボルト5はせき板2食込み定着することになる。
したがって、定着ボルト5とナット41が一緒に回転する共回り(空回り)がなくなり、せき板2と縁リブ3の固定あるいは取外し作業が容易となる。
また、コンパネフォーム型枠1縁リブ3同士の連結作業に、連結具6ガイドピン21の先端部に挿入された受止ピン29が縁リブ3に当接することで、ネジボルト26と連結具6ガイドピン21が一緒に回転する共回り(空回り)を防止することで、前記ガイドピン21後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26をドライバー等のネジ回し工具により片手で回転させて前記コンパネフォーム型枠1縁リブ3同士を押圧して挟持するようにした特徴がある。
その点、本願による連結具6は、図2、図7に示すようにガイドピン21後端部に可動部材25を介して前記ガイドピン21後端部に螺着するネジボルト26を回転させることで可動部材25が前進することで押圧して挟持することにより連結する縁リブ3同士の端部外側に突出する突出部4が邪魔になることなく押圧して挟持することができ、騒音も殆ど発生しない特徴がある。
また、本願による連結具6は、前記ガイドピン21先端部に挿入する受止ピン29が縁リブ3に当接することで前記ガイドピン21とネジボルト26が一緒に回転する共回り(空回り)を防止することで、ドライバー等のネジ回し工具により片手で締付作業ができる特徴がある。
さらに、本願による連結具6は、せき板84と縁リブ85が一体となる樹脂成形型枠(図22参照)またはメタルフォームと称する鋼製型枠(図面省略)等の連結にも使用ができる特徴がある。
図7に示すように所用の長さを有する円筒部材の先端に近い程径が小さくなるテーパーを形成したテーパー部の後方に受止ピン29挿入用の挿通孔23を設け、前記挿通孔23から一定の長さを有する後端部の軸心に雌ネジ22を設けたガイドピン21に前記テーパー部の後方に受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29挿入し、前記ガイドピン21の後端部に可動部材25を介してネジボルト26が嵌着する連結具6と、
対向する型枠間を支持する、厚み4ミリ程度で幅が30ミリ程度の矩形断面で所用の長さを有する帯状部材の両端部に連結具6ガイドピン21が挿通する孔を設けた板セパ7と、
図5に示すように所用の寸法を有する金属板に、嵌着辺30と連結辺31からなる概略不等辺L型状に形成した嵌着部材にガイドピン21が挿通する孔44を穿孔し、連結辺31にフォームタイ(登録商標)と称する軸ボルト17と連結するための連結ボルト18挿通孔を穿孔した嵌着体15を、前記連結ボルト18挿通用の孔と前記軸ボルト17の基部56に設けられた雌ネジとを合致させ、連結用の連結ボルト18により連結してなる横バタ材締付具8とを備え、
図2に示すように連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に板セパ7を挟み込んだ状態で、縁リブ3同士及び板セパ7に設けられた前記ガイドピン21挿入用の孔44に連結具6ガイドピン21を挿入する。そして、前記連結具6ガイドピン21を挿入したことで出現するガイドピン21の先端部に横バタ材締付具8嵌着体15に設けられた孔32を前記ガイドピン21の先端部に嵌め込む。そして、前記ガイドピン21の先端部に嵌め込むことで出現する受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29を挿入し、前記ガイドピン21の後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26を回転させて挟持する。この作業を順次繰返し所用の位置まで連結してなる連結型枠に対して、ほぼ同様の手順により、対向する相手側のコンパネフォーム型枠1を連結し、そして、対向する両側のコンパネフォーム型枠1の背部を支持する横バタ材14を前記横バタ材締付具8の上下に配置し、前記横バタ材締付具8に螺合するナット11を回転させて横バタ材14を押圧固定することで強固なコンクリート打ち込み用の型枠組立が完了する(図11、図12参照。)。
なお、図3に示す横バタ材仮置具9は、手の届かない箇所では一旦手の届く位置に仮置きすることで作業の安全性及び作業能率が向上する。
また、前記コンパネフォーム型枠1のせき板2と縁リブ3を固定する図8に示す定着ボルト5は、せき板2に予め設けられた孔42に定着ボルト5を差込み、前記定着ボルト5を金槌等で叩き込むことでせき板2に食込み定着することで、前記定着ボルト5とナット41の共回り(空回り)がなくなる。
したがて、前記定着ボルト5とナット41の共回り(空回り)がなくなることで、図15に示すようにコンクリート固化後、片方のコンパネフォーム型枠1せき板2を残置した状態でナット41を外し、そして、縁リブ3を抜取り相手側の縁リブ3に設けられたガイドピン21挿入用の孔44に梃子用バール58の先端部を差込み抉ることでコンパネフォーム型枠1は簡単に剥離する。
また、定着ボルト5とナット41の共回り(空回り)がなくなることで、損傷の激しいせき板2の取替作業が能率的となる。
前記テーパー部の後方に設けた受止ピン29挿入用の挿通孔23に挿入する概略P型状の受止ピン29と、前記ガイドピン21の後端部に嵌着する、概略エンドキャップ状の軸心にネジボルト26が挿通する孔を穿孔してなる可動部材25と、
前記ガイドピン21の後端部に嵌着する可動部材25を介して前記ガイドピン21の軸心に設けた雌ネジ22に螺着するネジボルト26により構成される。
これによって、連結具6ガイドピン21後端部の軸心に設けた雌ネジ22に可動部材25を介して螺着するネジボルト26のドライバー等の掛止穴27にドライバー等の掛止部を掛止し、ネジボルト26を回転させて可動部材25を動かし、挟持範囲25s(挟み代)を広くしたり狭くしたりする特徴がある。
また、連結具6ネジボルト26の回転作業において、前記ガイドピン21先端部に挿入する受止ピン29が縁リブ3に当接することで前記ガイドピン21は回転しなくなり、そのため、ドライバー等のネジ回し工具により片手でネジボルト26の締付作業ができる特徴がある。
さらに、ガイドピン21に挿入する受止ピン29と前後に可動する可動部材25を介して螺着されたネジボルト26を回転させることで押圧して挟持するため、ネジボルト26の締付力を手加減により調整ができる特徴がある。
したがって、横バタ材締付具8及び横バタ材14材の軽量化に役立つ。
また、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士の挟持及び板セパ7と横バタ材締付具8の挟持作業を同じ箇所で行うため作業能率が向上する。
コンパネフォーム型枠1背部を支持する横バタ材14は単管48.6φ、中間リブ49は桟木67を使用することを前提とする。また、従来の丸セパ53は、図17に示すように丸鋼両端部に雄ネジが設けられた雄ネジに、概略円錐台形状のコーン54を丸セパ53の両端部に螺止固定したタイプを使用することを前提とする。
なお、説明に差し支えのない左右対称部分の片方図面は省略する。
前記、せき板2に縁リブ3を固定する定着ボルト5は、せき板2に食込み定着することで、定着ボルト5とナット41が一緒に回転する共回り(空回り)を防止し、せき板2に固定された縁リブ3の取付けまたは取外すためのナット41回転作業を容易にする。
前記縁リブ3の固定位置は、せき板2裏面連結部の端面より僅か後退した位置に縁リブ3を固定する。詳しくは、前記縁リブ3同士の間に板セパ7を挿入することと、型枠解体を容易にするため図4(4a)に示すように隣接するコンパネフォーム1縁リブ3同士の空き間隔を設ける。また、空き間隔を設けることで隣接するコンパネフォーム1せき板2の密接性がよくなる。
図2は、図1のA‐A線断平面図あり、連結具6により、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に板セパ7を挟み込んだ状態で、縁リブ3同士及び板セパ7に設けられたガイドピン21挿入用の孔に連結具6ガイドピン21を挿入し、挿入したことで出現するガイドピン21の先端部に横バタ材締付具8嵌着体15に設けられた孔32を前記ガイドピン21の先端部に嵌め込むことで出現する受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29を挿入し、そして、前記ガイドピン21の後端部に嵌着する可動部材25の背部を押圧するネジボルト26を回転させることで押圧して挟持した状態を示す。
したがって、コンクリート打ち放し素地仕上げでは、切除部から錆が発生しない合成樹脂製のものを使用することが好まれる。しかし、コンクリート硬化後の漏水の発生を防止するため、周面部分の全体に亘って万遍なくエンボス状の凹凸加工をすることが望ましい。
前記合成樹脂製の板セパ7を使用することは、従来の冷間加工した金属製丸セパのものと概略同様の強度が得られることと、コンクリート面から切除した部分の後処理が省略できることにある。
前記板セパ7の断面寸法は、金属材の場合は厚み2.3ミリ程度x幅30ミリ程度とし、合成樹脂材の場合は厚み5ミリ程度x幅30ミリ程度が望ましい。
これによって、長尺物である横バタ材14の配置作業において、直接手の届かない高所部では、横バタ材14を一旦仮置することで安全かつ、作業能率が向上する。また、型枠解体時の横バタ材14落下防止養生に役立つ。
また、隣接するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士を連結するには、前記縁リブ3同士の両外側に突出部4があるため、本願のネジボルト26により押圧して挟持する連結具6を使用することになる。
さらに、前記連結具6ガイドピン21に板セパ7を挿着しない個所は、コンクリート荷重を殆ど受けないため、軽くて携帯に適した合成樹脂製を使用することで持運び携帯が便利となる。
前記フォームタイ(登録商標)と称する軸ボルト17は、基部56とネジ部からなる軸ボルト17に座具10を介してナット11を螺合し、末端はナット11外れ防止用の圧搾突起20が形成されている。
前記嵌着体15は、ガイドピン21に嵌着した状態で、嵌着体15の垂直支持部33が縁リブ3に当接することで、ガイドピン21を軸とする前記嵌着体15の回転を止め、横バタ材締付具8の水平状態を支持することになる。
所用の長さを有する内径が6ミリ程度で外径が13ミリ程度の円筒部材の先端に近い程径が小さくなるテーパーを形成したテーパー部に、前記テーパー部の先端を保護する概略リベット状の緩衝部材24を挿着固定し、そして、前記テーパー部の後方に受止ピン29挿入用の挿通孔23を穿孔し、前記挿通孔23から所用の長さを有する後端部の軸心に7ミリ程度の雌ネジ22を形成してなるガイドピン21と、
前記ガイドピン21の後端部に嵌着する概略エンドキャップ状の軸心にネジボルト26が挿通する孔を穿孔した可動部材25と、前記ネジボルト26とを備え、
前記ガイドピン21に設けられた受止ピン29挿入用の挿通孔23に挿入する受止ピン29と、そして、前記ガイドピン21の後端部に設けられた雌ネジ22に可動部材25を介して螺着するネジボルト26とにより構成される。なお、可動部材25とネジボルト26の間に丸座金28を介在させることでネジボルト26の回転がスムーズになる。
前記緩衝部材24は、前記ガイドピン21の抜取り時にハンマー等により叩くことで、ガイドピン21の先端部に加わる衝撃を緩和させるためであり、前記先端部の内径に概略リベット状の硬質材による緩衝部材24を挿着固定する。
なお、流し込むコンクリート52の荷重は、せき板2に対して垂直に作用することで、ガイドピン21に作用する引張応力は殆ど受けないため、前記ガイドピン21に板セパ7を挿着しない個所は軽い合成樹脂製を使用すると持運びが便利である。
頭部38が概略円錐皿状で胴体部39が概略角錐台形楔状でネジ部40がナット41と螺合する雄ネジで一体に形成されている。
前記定着ボルト5は、せき板2に予め設けられた孔42に前記定着ボルト5を差込み、前記定着ボルト5の頭部38を金槌等で叩き込むことで頭部38及び胴体部39がせき板2に食込み定着され、前記定着ボルト5とナット41の共回り(空回り)を防止する。そのため、定着ボルト5の空回りを防止するドライバー等の掛止作業が不要となることから、せき板2と縁リブ3の固定作業及びせき板2の取替作業を容易にすることのみならず、型枠解体時において、図15(15a)に示すように連結するコンパネフォーム型枠1せき板2を残置した状態で片方の縁リブ3のナット41を回転させて縁リブ3を取外し、図15(15b)に示すように他方の縁リブ3に設けられた連結用の孔44に梃子用バール58の先端部を差込み、抉ることで梃子の原理によりコンパネフォーム型枠1は簡単に剥離(脱型)する。
これによって、定着ボルト5がせき板2に食込み定着されることで、ナット41が螺合するせき板2の裏側から一方的にナット41回転作業ができるため、せき板2の表側からの作業が不要となる。
前記縁リブ3連結辺47の端部内角面側に突出部4を形成したことは、縁リブ3の断面係数を多くすることで、規定の強度を保ち、縁リブ3材を軽量化にすることにある。
なお、スラブ型枠にコンパネフォーム型枠1を使用する場合は、スラブ型枠の連結部に入りスミリブ45を固定する。
図10(10a)に示すコンパネフォーム型枠1出スミ部を連結する出スミ連結材48は所用の長さを有する、一方辺と他方辺からなる二等辺の概略L字形断面の形成材を使用し、前記一方辺と他方辺にはコンパネフォーム型枠1縁リブ3に設けられたガイドピン21挿入用の孔44と合致する位置に前記孔44と同じ孔を穿孔する。
また、波線で囲む符号D2の部分は、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に板セパ7を挟み、前記板セパ7を挟む縁リブ3同士と横バタ材締付具8を一緒に挟み連結具6により押圧して挟持し、前記横バタ材締付具8の上下に横バタ材14を配置固定した状態を示す(図1、図2参照。)。
また、波線で囲む符号D3の部分は、連結するコンパネフォーム型枠1の連結部において、横バタ材仮置具9を連結具6により押圧して挟持した状態を示す(図3参照。)。
また、波線で囲む符号D2の部分は、対向する両側のコンパネフォーム型枠1せき板2の間隔を支持するため、せき板2を挟み従来の丸セパ10に螺着するコーン54のネジ部55と従来の横バタ材締付具69を螺止固定し、前記横バタ材締付具69の上下に横バタ材14を配置固定した状態を示す(図17参照。)。
したがって、従来の丸セパ10を使用することで、横バタ材14及び従来の横バタ材締付具69は、縁リブ3及び中間リブ49が受けるコンクリート荷重を支持することになる。
図15(15b)は、片方の縁リブ3を取外したことで他方の縁リブ3に設けられた連結具6ガイドピン21挿入用の孔44に梃子用バール58の先端を差込む状態を示す。
図15(15c)は、他方の縁リブ3の孔44に梃子用バール58の先端を差込み、残置したコンパネフォーム型枠1せき板2を反力の支点とし、矢印方向に抉ることで、コンクリート52からコンパネフォーム型枠1せき板2が剥離(脱型)する状態を示す。
断面が4ミリX32ミリ程度で所用の長さを有する金属板の一方端部に掛止ボルト60挿着用の孔を穿孔し、他方端部に梃子用バール64差込用の孔を穿孔したボルト受板61とを備え、
前記ボルト受板61に穿孔された掛止ボルト60挿通用の孔に前記掛止ボルト60の基部を挿着して溶着固定する。
これについては、型枠解体に必要とされる位置に前記掛止具59を固定することになり、したがって、コンパネフォーム型枠1組立時において、隣接するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間側から縁リブ3に設けられたガイドピン21挿入用の孔44に掛止具59掛止ボルト60を挿入してナット62で締付固定する。
そして、コンクリート52打設固化後のコンパネフォーム型枠1解体作業において、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に固定された掛止具59の梃子用バール64差込用の孔に梃子用バール64の先端部を差込み、そして、掛止具59が固定されていない側のコンパネフォーム型枠1に支持台63を配備し、前記支持台63を支点に梃子用バール64の末端部を抉ることでコンパネフォーム型枠1は簡単に剥離(脱型)する。
図16(16b)は、コンクリート52固化後1枚目のコンパネフォーム型枠1を脱型後、コンクリート52面と2枚目のコンパネフォーム型枠1の間に梃子用バール66を差込み、コンクリート52面を反力の支点とし、梃子用バール66で抉る状態を示す。
これによって、コンパネフォーム型枠1せき板2に設けられた複数のセパ孔57と丸セパ53に螺着するコーン54のネジ部55が張り合うように絡むことで型枠解体を困難にする。
また、コンクリート52面とコンパネフォーム型枠1の間に梃子用バール66を差込み、無理に抉ることでせき板2に設けられたセパ孔57とコーン54のネジ部55が張り合うことでセパ孔57の側部65が削られてセパ孔57に遊びができる。そため、4〜5回程度使用すると徐々にセパ孔57が大きくなることでせき板2の取替が求められる。
また、コンパネフォーム型枠1に固定する縁リブ3の連結辺47端部内角面側に突出する概略ムダ折形状の突出部4を設けて断面係数を多くしたことで縁リブ3が軽くなり、コンパネフォーム型枠1の重量が少し軽くなる特徴がある。
前記連結具6にあって、連結するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士の孔44に挿入するガイドピン21の先端部に受止ピン29を挿入し、前記ガイドピン21の後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26を回転させることで可動部材25を動かし、挟持範囲25s(挟み代)を広く狭くする調整ができる特徴がある。
また、前記連結具6の可動部材25を押圧するボルト26の締付作業にあって、前記ガイドピン21先端部に挿入する受止ピン29が縁リブ3に当接することで前記ガイドピン21とネジボルト26が一緒に回る共回り(空回り)を防止することで、ドライバー等のネジ回し工具により片手でネジボルト26の締付作業ができることを特徴とする。
さらに、型枠解体作業において、隣接するコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間側から縁リブ3に設けられたガイドピン21挿入用の孔44に掛止具59掛止ボルト60を挿入してナット62で締付固定された、前記掛止具59に設けられた梃子用バール64差込用の孔に梃子用バール64の先端部を差込み、そして、掛止具59が固定されていない側のコンパネフォーム型枠1に支持台63を配備し、前記支持台63を支点に梃子用バール58の末端部を抉ることでコンパネフォーム型枠1は簡単に剥離(脱型)することを特徴とする。(図16参照)
さらに、図4の(4b)に示すようにコンパネフォーム1縁リブ3と従来の樹脂成形型枠92の連結も可能であり、また、図22に示す樹脂成形型枠92同士の連結あるいは、メタルフォーム(登録商標)である鋼製型枠の連結にも使用ができる特徴がある。
2 せき板
3 縁リブ
4 突出部
5 定着ボルト
6 連結具
7 板セパ
8 横バタ材締付具
9 横バタ材仮置具
10 座具
11 ナット
12 断面欠損部
13 溝
14 横バタ材
15 嵌着体
16 孔
17 軸ボルト
18 連結ボルト
19 ナット
20 圧搾突起
21 ガイドピン
22 雌ネジ
23 挿通孔
24 緩衝部材
25 可動部材
25s 挟持範囲
26 ネジボルト
27 掛止穴
28 丸座金
29 受止ピン
30 嵌着辺
31 連結辺
32 孔
33 垂直支持部
34 垂直支持部
35 水平部
36 孔
37 横バタ材載置部
38 頭部
39 胴体部
40 ネジ部
41 ナット
42 孔
43 孔
44 孔
45 入りスミリブ
46 固定辺
47 連結辺
48 出スミ連結材
49 中間リブ
50 交差部
51 敷きバタ
52 コンクリート
53 丸セパ
54 コーン
55 ネジ部
56 基部
57 セパ孔
58 梃子用バール
59 掛止具
60 掛止ボルト
61 ボルト受板
62 ナット
63 支持台
64 梃子用バール
65 側部
66 梃子用バール
67 桟木
68 釘
69 横バタ材締付具
70 Hジョイント
71 仕切部
72 固定部
73 釘孔
74 釘
75 クリップ金具
76 縁リブ
77 皿ボルト
78 掛止穴
79 挿入軸部
80 アーム
81 挟持部
82 挟持幅
83a 型枠連結具
83b 型枠連結具
84 せき板
85 縁リブ
86 連結孔
87 挿入軸部
88 挿入軸部
89 ナット
90 挟持部
91 アーム
92 樹脂成形型枠
Claims (10)
- 所用の長さを有する概略L型状の固定辺46と連結辺47からなる前記連結辺47の端部内角面側に概略ムダ折形状の突出部4を形成し、前記連結辺47に、外径が13ミリ程度のガイドピン21挿入用の孔44を一定間隔に設け、前記固定辺46に定着ボルト5が挿通する孔43を一定間隔に設けてなる金属または合成樹脂により形成された前記縁リブ3を厚みが12ミリ程度のラワン合板(コンパネ)あるいは合成樹脂板のせき板2裏面に、隣接するせき板2同士を連結する連結部に、前記縁リブ3を定着ボルト5で固定したコンパネフォーム型枠1にあって、前記縁リブ3の連結辺47の端部内角面側に突出する概略ムダ折形状の突出部4を設けて軽くし、ネジボルト26により押圧する連結具6を使用して押圧して挟持することが可能な前記縁リブ3を前記連結部に固定することを特徴とするコンパネフォーム型枠。
- 隣接する相互の前記コンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に空き間隔を設け、前記空き間に挿通する板セパ7部分を切除いた溝13を設け、なお、型枠解体を容易にするため、前記溝13から縁リブ3の間に空き間隔を設けたことを特徴とする請求項1記載のコンパネフォーム型枠。
- 前記せき板2に縁リブ3を固定する定着ボルト5にあって、頭部38は概略円錐皿状で胴体部39は概略角錐台形楔状でネジ部40はナット41と螺合する雄ネジが一体形成される定着ボルト5を、ラワン合板等のせき板2に予め設けられた前記定着ボルト5挿通用の孔42に定着ボルト5を差込み、前記定着ボルト5の頭部38を金槌等で打ち込むことで、前記頭部38と4胴体部39がせき板2に食込み定着したことで、前記定着ボルト5とナット41が一緒に回転する共回り(空回り)を防止する前記定着ボルト5でせき板2と縁リブ3を固定したことを特徴とする請求項1記載のコンパネフォーム型枠。
- 金属材または合成樹脂材による所用の長さを有する外径が4ミリ程度の丸鋼の上端部を概略P型状に屈曲形成し、下端部は先端に近い程径が小さくなるテーパーを形成した概略P型状の受止ピン29と、
所用の長さを有する外径が13ミリ程度で内径が6ミリ程度の円筒体の先端に近い程径が小さくなるテーパーを形成したテーパー部を設け、前記テーパー部の後方に受止ピン29挿入用の挿通孔23を設け、前記挿通孔23から所用の長さを有する後端部の軸心に雌ネジ22を形成したガイドピン21と、
連結具6ガイドピン21に嵌着する概略エンドキャップ状の軸心にネジボルト26が挿通する孔を穿孔してなる可動部材25と、
6角ボルトの頭部に6角レンチまたはドライバー等のネジ回し工具を掛止する掛止穴27を設けたネジボルト26とを備え、
前記テーパー部の後方に設けられた受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29を挿入し、前記ガイドピン21後端部に、前進または後退する前記可動部材25を介して螺着する前記ネジボルト26を回転させることで、受止ピン29と可動部材25の間を広くしたり狭くしたりして、挟持範囲25sの調整ができるようにしたことを特徴とする連結具。 - 隣接する相互のコンパネフォーム型枠1縁リブ3同士を連結する孔44に連結具6ガイドピン21を挿入し、前記ガイドピン21の先端部に出現する受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29を挿入し、前記ガイドピン21後端部に設けられた雌ネジ22に可動部材25を介して螺着するネジボルト26を回転させることで、前記コンパネフォーム型枠1縁リブ3同士を押圧して挟持することを特徴とする請求項4記載の連結具。
- 連結具6ガイドピン21とネジボルト26の回転締付作業において、前記連結具6ガイドピン21先端のテーパー部の後方に挿入された受止ピン29が縁リブ3に当接することで、前記連結具6ガイドピン21とネジボルト26が一緒に回転する供回り(空回り)を防止する特徴がある請求項4または請求項5記載の連結具。
- 連結具6ガイドピン21の抜取り時に前記ガイドピン21の先端をハンマー等により叩くことで、ガイドピン21の先端部に加わる衝撃を緩和させるため、前記先端部の内径に概略リベット状の緩衝部材24を挿着したことを特徴とする請求項4〜請求項6記載の連結具。
- 所用寸法の金属板を、長辺側の嵌着辺30と短辺側の連結辺31からなる概略不等辺L型状の嵌着辺30にガイドピン21が挿通する孔32を穿孔し、前記連結辺31にフォームタイ(登録商標)と称する軸ボルト17と連結するための連結ボルト18挿通用の孔16を穿孔した嵌着体15を、前記連結ボルト18挿通用の孔心と前記軸ボルト17の基部56に設けられた雌ネジのネジ心とを一致させて連結ボルト18により連結した横バタ材締付具8を、隣接する縁リブ3同士のガイドピン21挿通用の孔44と、縁リブ3同士の外側から前記横バタ材締付具8嵌着体15に設けられた孔32と前記孔44とを一致させて連結具6ガイドピン21を挿入し、前記連結具6ガイドピン21先端部の受止ピン29挿入用の挿通孔23に受止ピン29を挿着し、そして、後端部に可動部材25を介して螺着するネジボルト26を回転させることで前記縁リブ3同士と前記横バタ材締付具8嵌着体15を一緒に押圧して挟持できるようにしたことを特徴とする横バタ材締付具。
- 合成樹脂材により断面形状が5ミリx30ミリ程度で所用の長さを有するセパレート部材の両端部にガイドピン21挿入用の孔を設け、前記セパレート部材のせき板2面位置から僅かコンクリート内方向側に、折り曲げて切取ることを可能にする概略Vカット状の溝を形成した断面欠損部12を設け、
なお、コンクリート52硬化後の漏水発生を防止するため、周面部分の全体に亘って万遍なく概略凹凸状を成形した合成樹脂製の板セパ7を前記コンパネフォーム型枠1縁リブ3同士間に挟み込み、前記縁リブ3同士と板セパ7に設けられたガイドピ21挿通用の孔に前記ガイドピ21を挿入し、挿入したことで出現する前記ガイドピ21の先端部に、前記横バタ材締付具8嵌着体15に設けられた孔32を前記ガイドピ21の先端部に嵌着することで、前記横バタ材締付具8と前記板セパ7が連結することを特徴とする請求項8記載の横バタ材締付具。 - 一方基部と他方ネジ部を有する掛止ボルト60と、前記ネジ部に螺合するナット62と、
断面が4ミリX32ミリ程度で所用の長さを有する金属板の一方端部に掛止ボルト60挿着用の孔を穿孔し、他方端部に梃子用バール64差込用の孔を穿孔したボルト受板61とを備え、
前記ボルト受板61に穿孔された掛止ボルト60挿着用の孔に前記掛止ボルト60の基部を挿着し溶着固定した掛止具59を、コンパネフォーム型枠1縁リブ3に設けられたガイドピン21挿入用の孔44に掛止具59掛止ボルト60を挿入してナットで62締付固定して構成されたコンパネフォーム型枠1に打設し、コンクリート52固化後の型枠解体時に前記掛止具59ボルト受板61に設けられた梃子用バール64差込用の孔に梃子用バール64の先端を差込むことでコンパネフォーム型枠1の脱型を容易にすることを特徴とする掛止具。
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