JP2013075047A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯槽の端部に接合された洗濯槽支えの耐食性を高めること。
【解決手段】洗濯槽はステンレス鋼からなるものであり、洗濯槽支えはアルミニウム合金をダイキャストしてなるものであり、洗濯槽の表面および洗濯槽支えの表面相互間には洗濯槽支えの支え脚18を洗濯槽の端板9に対して電気的に遮断する非導電性皮膜(非導電層)29が設けられている。
【選択図】図3

Description

実施例は洗濯機に関する。
洗濯機には洗濯槽および洗濯槽支えを備えたものがある。洗濯槽は使用者側である一端部が開放され且つ他端部が閉鎖された筒状をなすものであり、衣類は洗濯槽の一端部を通して洗濯槽内に投入される。洗濯槽支えは洗濯槽の他端部に接合されたものである。この洗濯槽支えは洗濯槽を機械的に補強するものであり、洗濯槽支えには洗濯槽を回転操作するための洗濯モータの回転軸が固定されている。
特開2006−223564号公報
従来の洗濯機の場合には洗濯槽がステンレス鋼を材料に成形され、洗濯槽支えがアルミニウム合金をダイキャストすることで成形されている。このため、洗濯槽支えが電池作用で浸食されるガルバニック腐食が生じることがあった。
実施例の洗濯機は、水を受ける非導電性の水受槽と、前記水受槽内に設けられ一端部が開放され且つ他端部が閉鎖された筒状をなすものであって当該一端部を通して衣類が投入されるステンレス鋼製の洗濯槽と、前記洗濯槽に設けられ前記洗濯槽を機械的に補強するものであってアルミニウム合金をダイキャストしてなる洗濯槽支えを備え、前記洗濯槽の表面および前記洗濯槽支えの表面相互間には前記洗濯槽支えを前記洗濯槽に対して電気的に遮断する非導電性の非導電層が設けられているところに特徴を有する。
実施例1を示す図(洗濯機の内部構成を示す断面図) ドラムの外観を示す斜視図 図2のX線に沿う断面図 実施例2を示す図3相当図
図1の外箱1は前板と後板と左側板と右側板と底板と天板を相互に接合することから構成された中空状をなすものであり、外箱1の前板には貫通孔からなる出入口2が形成されている。この外箱1の前板には扉3が装着されている。この扉3は使用者が操作することが可能なものであり、出入口2は扉3が操作されることに応じて開閉される。
外箱1内には、図1に示すように、水受槽4が固定されている。この水受槽4は円形状の後板および後板を取り囲む円筒状の筒板を有するものであり、軸心線CLが前から後に向けて下降する傾斜状態に配置されている。この水受槽4は衣類を洗濯するための水を受けるものであり、非導電性の合成樹脂を材料に成形されている。
外箱1内には給水弁が固定されている。この給水弁は入口および出口を有するものであり、給水弁の入口は水道の蛇口に接続されている。この給水弁は給水弁モータを駆動源とするものであり、給水弁の出口は給水弁モータが回転操作されることに応じて開放状態および閉鎖状態相互間で切換えられる。この給水弁の出口は水受槽4内に接続されており、給水弁の開放状態では水道水が給水弁を通して水受槽4内に注入される。
水受槽4には、図1に示すように、排水管5の上端部が接続されており、排水管5には排水弁6が介在されている。この排水弁6は排水弁モータを駆動源とするものであり、排水弁モータが回転操作されることに応じて開放状態および閉鎖状態相互間で切換えられる。この排水弁6の閉鎖状態では給水弁の出口から水受槽4内に注入された水道水が水受槽4内に貯留され、排水弁6の開放状態では水受槽4内の水道水が排水管5を通して水受槽4の外部に排出される。
水受槽4内には、図1に示すように、洗濯槽に相当するドラム7が収納されている。このドラム7は、図2に示すように、ステンレス鋼(SUS)製の筒板8およびステンレス鋼製の端板9を有するものであり、筒板8および端板9のそれぞれには複数の貫通孔10が形成されている。筒板8は前面および後面のそれぞれが開口する円筒状をなすものであり、端板9は筒板8の後面を閉鎖する円形状をなすものであり、端板9の外周部には接合部11が形成されている。この接合部11は、図1に示すように、前後方向へ指向する円筒状をなすものであり、端板9は接合部11を筒板8の内周面に接触状態で接合することで筒板8に固定されている。
ドラム7の端板9には、図3に示すように、収納部12が形成されている。この収納部12は後面が開口する凹状をなすものであり、収納部12内には、図2に示すように、洗濯槽支えに相当するドラム支え13が収納されている。このドラム支え13はアルミニウム合金をダイキャストしてなるものであり、ドラム7の筒板8を筒板8の内部から支える機械的な補強機能を有している。
ドラム支え13は、図2に示すように、軸受け14および中央支え15を有している。軸受け14は前面が開口し且つ後面が閉鎖された円筒状をなすものであり、中央支え15は前面が開放され且つ後面が閉鎖された円筒状をなすものである。この中央支え15は軸受け14の外周部に軸受け14に対して同心状に配置されたものであり、中央支え15には複数の放射リブ16が一体に成形されている。これら複数の放射リブ16のそれぞれは中央支え15の内周面から突出する板状をなすものであり、径方向の先端部で軸受け14を介して相互に連結され、径方向の途中部分で円筒状の円筒リブ17を介して相互に連結されている。
中央支え15には、図2に示すように、3つの支え脚18が一体に成形されている。これら3つの支え脚18のそれぞれは中央支え15の外周面から突出するものであり、円周方向に相互に等ピッチで配列されている。これら3つの支え脚18のそれぞれには複数の縦リブ19および複数の横リブ20が一体に成形されている。複数の縦リブ19のそれぞれは中央支え15の外周面から突出する板状をなすものであり、複数の横リブ20のそれぞれは支え脚18毎の複数の縦リブ19相互間を連結する板状をなすものであり、支え脚18毎の複数の縦リブ19の先端部には1つの取付板21が一体に成形されている。これら3つの取付板21のそれぞれはドラム7の筒板8の内周面に径方向から対向するものであり、3つの取付板21のそれぞれには複数のネジ孔が形成され、複数のネジ孔のそれぞれにはドラム7の筒板8の貫通孔および端板9の接合部11の貫通孔を順に通してネジ22が螺合されている。これら複数のネジ22のそれぞれはステンレス鋼を材料とするものであり、ドラム支え13は複数のネジ22の締結力でドラム7に固定されている。これら複数のネジ22のそれぞれは締結部材に相当する。
水受槽4の後板には、図1に示すように、水受槽4の外部に位置して洗濯モータ23が固定されている。この洗濯モータ23は水受槽4の内部に突出する回転軸24を有するものであり、回転軸24の軸心線は水受槽4の軸心線CLに重ねて配置されている。この回転軸24はドラム支え13の軸受け14にボルトを介して固定されており、洗濯モータ23の運転状態ではドラム支え13およびドラム7のそれぞれが洗濯モータ23の回転軸24と一体的に回転する。このドラム7は扉3の開放状態で水受槽4の前面およびドラム7の前面のそれぞれを通して衣類が出し入れされるものであり、ドラム7の軸心線は水受槽4の軸心線CLに重ねて配置されている。
外箱1内には、図1に示すように、循環風通路25が固定されている。この循環風通路25は水受槽4の前端部に接続された入口および水受槽4の後端部に接続された出口を有するものであり、循環風通路25内にはファン26が収納されている。このファン26はファンモータ27の回転軸に連結されたものであり、ファンモータ27の運転状態ではファン26が回転することで水受槽4内の空気が循環風通路25の入口から循環風通路25内に進入する。この循環風通路25内に進入した空気は循環風通路25内を前から後へ流れ、循環風通路25の出口から水受槽4内に放出される。この循環風通路25内にはヒータ28が固定されており、ファンモータ27およびヒータ28のそれぞれの運転状態では循環風通路25内の風がヒータ28によって加熱されることでドラム7内の衣類を乾かすための乾燥風となる。
外箱1内には循環水通路が固定されている。この循環水通路は水受槽4内に水受槽4の底部で接続された入口および水受槽4内に水受槽4の頂上部で接続された出口を有するものであり、循環水通路には循環ポンプが介在されている。この循環ポンプはポンプモータを駆動源とするものであり、水受槽4内に水が貯留された状態でポンプモータが運転された場合には水受槽4内の水が循環水通路の入口から循環水通路内に進入する。この循環水通路内に進入した水は循環水通路に沿って下から上へ流れ、循環水通路の出口から放出されることでドラム7内の衣類に上から浴びせられる。この循環水通路内にはフィルタが挿入されている。このフィルタは循環水通路内の水から異物を捕捉するものであり、循環水通路内に対して着脱可能にされている。
ドラム支え13は溶融したアルミニウム合金を鋳型に流し込むアルミダイキャストで成形されたものである。このアルミダイキャストは一般的に成形品の寸法が目標の寸法に整合し難く、ドラム支え13の重量的なバランスはドラム支え13をダイキャストした後にドラム支え13の表面の多くを削り取ることで目標に合せられている。このため、ドラム支え13の表面から酸化膜およびシリコーン膜がなくなっているので、ドラム支え13の表面で腐食が進行し易い事情がある。
ドラム支え13のアルミニウム合金には銅成分が含まれている。このドラム支え13の表面は水受槽4内で水と接触する。この水は洗剤を含むものであり、洗剤中には炭酸ナトリウム等のアルカリ性の成分が含まれている。即ち、ドラム支え13の表面は水受槽4内のアルカリ性の成分と接触するものであり、ドラム支え13の表面がアルカリ性の成分と接触した場合には局部的な電池作用でドラム支え13の表面が侵食されることがある。特にアルミニウムは両性金属であり、酸だけでなく洗剤のアルカリ性でも異金属が接触することで腐食する。下式はアルカリ中での反応式であり、アルミニウムはアルミン酸イオンとなり、水素ガスを発生する。
Al+2OH- →AlO2 - + H2 +2e-
Alは金属として卑であり、金属Alと存在するには高い電極電位が必要となる。不動体膜となるAl23はpHが4.2〜9.0程度までしか存在せず、低い酸の領域ではAl3+イオンとして存在し、Alは水素を発生して溶解する。洗剤のアルカリ性領域もpH9以上では不動体膜が成立せず、アルミン酸イオンとして溶解する。特にアルカリ領域では電極電位差が大きくなり得るので、当該進行が速くなる。即ち、鉄等の金属では腐食し難いとされている洗剤液のアルカリ性の状態でも不動体膜が不安定になり、腐食が進行する。特にアルミニウムに異金属が接触する場合には異金属に比べて卑であるアルミニウムで腐食が進む可能性が高い。
ドラム支え13が侵食された場合にはドラム支え13の強度低下を招くと共に重量バランスが崩れるので、振動および騒音の原因となる。これを防止するにはドラム支え13を大きくすることでドラム支え13が多少侵食しても強度低下を招かないようにする対策がある。この対策ではアルミニウム合金の使用量が必要以上に多くなるので、コストが高くなると共に重量が重くなり、また、ドラム7を洗濯モータ23で回転操作する場合に必要な電力量が多くなり、省エネに反することになる。
ドラム支え13が侵食された場合にはアルミニウムの酸化物がドラム支え13から離脱して粉状になる。このため、循環ポンプの運転状態では粉状の異物が循環することでドラム7内の衣類に付着し、特に濃い色彩の衣類の場合には粉状の異物が衣類に斑点状に付着する。しかも、循環水通路内のフィルタに粉状の異物が溜まるので、フィルタの機能が低下し、漏水することがある。
ドラム支え13の耐食性はドラム支え13の表面にアルマイト処理を施すことで向上する。しかしながら、通常のアルマイト処理は純度が高いアルミニウムで行われることが多く、アルミダイキャストのようにシリコーンが多く含まれる場合には緻密なアルマイト層が形成されず、また、アルマイト層が異種元素によって汚れるため、処理することは困難な場合が多い。ドラム支え13の耐食性はドラム支え13の表面に6価クロムによってクロメート層を設けることでも向上する。この6価クロムは有害であり、環境上の問題がある。
ドラム支え13には、図3に示すように、非導電層に相当する非導電性被膜29が形成されている。この非導電性被膜29はドラム支え13の表面のうちドラム7に接触する部分のみにアクリル樹脂系の塗料を塗布することで形成されたものであり、具体的には中央支え15の前端面と複数の支え脚18のそれぞれの円周方向の両側面と複数の縦リブ19のそれぞれの前端面と複数の横リブ20のそれぞれの前端面と複数の取付板21のそれぞれの外周面に形成されている。この非導電性被膜29はドラム7の表面およびドラム支え13の表面相互間に介在されることでドラム支え13をドラム7に対して電気的に遮断するものであり、アルミニウムおよびステンレス鋼相互間が接触することでの局部的な電池作用によるドラム支え13の腐食を防止する。
一般的にアルミダイキャスト用には機械的な強度およびコストの両点でAl−Si−Cu系のアルミニウム合金(JIS規格でADC12)が使用されることが多く、ADC12には1.5〜3.5%のCuが含まれている。このCu成分がドラム支え13の内部に入っている場合にはドラム支え13の内部で微視的にCu濃度が高い部分および低い部分が生じるので、ドラム支え13の内部のCu濃度が高い部分および低い部分相互間で局部的な電池が生成され易く、耐食性に問題が生じることがある。特にADC12の上限値である3.5%以上のCuではその表面上での分布にムラがあった場合には極端に腐食性が増してしまう。また、ドラム7との接触においても、その間で電位発生を抑えることができ、腐食の進行を抑えることができる。ドラム支え13はCuの成分比率が1.5%以上で3%以下とされたものであり、局部電池ができることを防止し、その間の非導電性被膜29を設けて侵食を抑える場合でも非導電被膜29による浸食の抑制効果を高くすることができる。
複数のネジ22のそれぞれはステンレス鋼を材料とするものであり、複数のネジ22のそれぞれがドラム支え13に取付板21のネジ孔の内周面で接触した場合には局部的な電池が形成され、アルカリ性の水溶液中ではドラム支え13の取付板21が腐食されることがある。これら複数のネジ22のそれぞれの表面には非導電層が形成されている。これら複数の非導電層のそれぞれはエポキシ性の接着剤からなるものであり、ネジ22を取付板21のネジ孔に螺合することで接着剤中のマイクロカプセルに入った硬化剤が潰れて固化し、硬化剤が固化した場合にはネジ22が取付板21のネジ孔から外れ難くなると共にネジ22の表面およびネジ孔の内周面相互間に非導電層が形成される。これら複数の非導電層のそれぞれはドラム支え13の取付板21をネジ22に対して電気的に遮断するものであり、ドラム支え13の取付板21が腐食することを防止する。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
ドラム7の表面およびドラム支え13の表面相互間にドラム支え13をドラム7に対して電気的に遮断する非導電性被膜29を設けたので、ドラム支え13が電池作用で腐食することが防止される。このため、ドラム支え13の強度低下が防止され、ドラム支え13の重量バランスが崩れることでの振動および騒音が防止され、アルミニウム合金の使用量が増えることが防止され、循環水路内のフィルタが粉状の異物で詰ることが防止され、ドラム7内の衣類に粉状の異物が付着することが防止される。しかも、ドラム7を回転操作するための電力量が増えることが防止されるので、省エネを図ることもできる。
ドラム支え13の表面のうちドラム7に接触する部分のみに有機性の塗料を塗布することで非導電性被膜29を設けたので、最小限の面積の塗装表面処理でドラム支え13の耐食性を高めることができる。銅の成分比率が1.5%以上で3%以下のアルミニウム合金を材料としてドラム支え13をダイキャストしたので、非導電被膜29による浸食の抑制効果を高めることができる。ネジ22の表面およびドラム支え13相互間にドラム支え13をネジ22に対して電気的に遮断する非導電層を設けたので、特にドラム支え13の取付板21が腐食することを防止できる。
ドラム7およびドラム支え13相互間には、図4に示すように、非導電層に相当するポリエステル製のフィルム30が介在されている。このフィルム30はドラム支え13をドラム7に対して電気的に遮断するものであり、アルミニウムおよびステンレス鋼相互間が接触することでの局部的な電池作用によるドラム支え13の腐食を有機性の塗装なしで防止する。
上記実施例1においては、ドラム支え13の表面にエポキシ樹脂系またはシリコーン樹脂系の塗料を塗布することで非導電性被膜29を形成しても良い。
上記実施例1においては、ドラム7の表面にアクリル樹脂系またはエポキシ樹脂系またはシリコーン樹脂系の塗料を塗布することで非導電性被膜29を形成しても良い。
上記実施例1においては、ドラム支え13の表面の全体にエポキシ樹脂系またはシリコーン樹脂系の塗料を塗布することで非導電性被膜29を形成しても良い。
上記実施例1においては、ドラム7の表面の全体にアクリル樹脂系またはエポキシ樹脂系またはシリコーン樹脂系の塗料を塗布することで非導電性被膜29を形成しても良い。
上記実施例1においては、非導電性被膜29に換えてリンを含む酸化アルミニウムの非導電性の層を形成しても良い。この層はリン酸亜鉛等のリン酸塩の溶液を用いてドラム支え13の表面に化学的にリン酸塩被膜を生成したものであり、ドラム支え13をドラム7に対して電気的に遮断することで局部的な電池作用によるドラム支え13の腐食を防止する。
上記実施例1においては、複数のネジ22のそれぞれの表面に有機性の塗膜または嫌気性の有機性接着剤からなる非導電層を形成しても良い。この場合には複数のネジ22のそれぞれをドラム支え13の取付板21のネジ孔に螺合することで酸素が遮断され、有機性被膜を形成することが可能となる。
上記実施例2においては、ポリエステル製のフィルム30に換えてポリエチレン製またはポリプロピレン製のフィルムを用いても良い。
上記実施例1〜2のそれぞれは例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。そのほか、本発明の幾つかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
4は水受槽、7はドラム(洗濯槽)、13はドラム支え(洗濯槽支え)、22はネジ(締結部材)、29は非導電性被膜(非導電層)、30はフィルム(非導電層)である。

Claims (6)

  1. 水を受ける非導電性の水受槽と、
    前記水受槽内に設けられ、一端部が開放され且つ他端部が閉鎖された筒状をなすものであって当該一端部を通して衣類が投入されるステンレス鋼製の洗濯槽と、
    前記洗濯槽に設けられ、前記洗濯槽を機械的に補強するものであってアルミニウム合金をダイキャストしてなる洗濯槽支えを備え、
    前記洗濯槽の表面および前記洗濯槽支えの表面相互間には、前記洗濯槽支えを前記洗濯槽に対して電気的に遮断する非導電性の非導電層が設けられていることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記非導電層は、前記洗濯槽の表面または前記洗濯槽支えの表面に有機性の塗料を塗布することで設けられていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記非導電層は、前記洗濯槽の表面および前記洗濯槽支えの表面相互間に有機性のフィルムを介在することで設けられていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  4. 前記非導電層は、前記洗濯槽支えの表面に設けられたリンを含む酸化アルミニウムの層からなることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  5. 前記洗濯槽支えは、銅の成分比率が1.5%以上で3%以下のアルミニウム合金を材料とするものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の洗濯機。
  6. 前記洗濯槽および前記洗濯槽支えを相互に固定するステンレス鋼製の締結部材を備え、
    前記締結部材の表面および前記洗濯槽支え相互間には、前記洗濯槽支えを前記締結部材に対して電気的に遮断する非導電性の非導電層が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の洗濯機。
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