JP2013070856A - リクライニング装置 - Google Patents

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Yoshitaka Ishihara
慶隆 石原
Kazuyoshi Hara
和良 原
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Abstract

【課題】ベースプレートとブラケットとの溶接強度を向上し得るリクライニング装置を提供する。
【解決手段】リクライニング装置20は、下側ブラケット11aに取り付けられるベースプレート30と、上側ブラケット12aに取り付けられるギヤプレート40と、ギヤプレート40の内歯41と噛合可能な外歯61a,62aを有するロックギヤ61,62と、ロックギヤ61,62の半径方向外側への移動を制御するカム70と、を備えている。そして、ベースプレート30は、その一側外周面35にて下側ブラケット11aに溶接されることで、当該下側ブラケット11aに取り付けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、相対的に傾動する第1のブラケットと第2のブラケットとの傾動角度を調整するリクライニング装置に関するものである。
従来、相対的に傾動する第1のブラケットと第2のブラケットとの傾動角度を調整するリクライニング装置として、下記特許文献1に開示される車両用シートリクライニング装置が知られている。このリクライニング装置は、ベースブラケットに固定されるベース側ケースと、アームブラケットに固定され、ベース側ケースに回転自在に支持されたアーム側ケースとを備えている。そして、センターシャフトの回転に応じてカム部材が回転して、ベース側ケースに支持される一対のロックツースが、その外周歯部にてアーム側ケースの内周歯部に噛み合う位置とこの内周歯部から離間する位置との間で変位することで、ロック状態が維持される状態とロック状態が解除される状態とに切り替えられる。
また、ベース側ケースの外側面には、4つの円形の取付突出部と、ロックスプリングの外形より大きな一対の突出部とが、円周方向に間隔を置いて設けられている。そして、これら各取付突出部および両突出部がベースブラケットの各取付孔に挿入された状態で溶接されることで、ベース側ケースがベースブラケットに固定される。
特開2008−212176号公報
ところで、小型化が望まれているリクライニング装置において、単純にベースプレート(ベース側ケース)を小径化すると、ベースプレートの外側面に形成される溶接用の突出部が回動中心に近づくこととなる。このため、回動中心に近づいた突出部を用いてベースプレートと固定対象のブラケットとを溶接すると、溶接箇所が回動中心に近づくこととなり、当該回動中心を中心として作用するモーメント力等に対して、溶接箇所での溶接強度が不足するという問題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ベースプレートとブラケットとの溶接強度を向上し得るリクライニング装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1のリクライニング装置は、相対的に傾動する第1のブラケット(11a)と第2のブラケット(12a)との傾動角度を調整するリクライニング装置(20,20a)であって、前記第1のブラケットに取り付けられるベースプレート(30,30a)と、前記第2のブラケットに取り付けられるとともに前記ベースプレートに対して相対回動可能に組み付けられて内歯(41)を有するギヤプレート(40)と、前記ベースプレートに形成される案内部(31,32)に対して半径方向に移動可能にガイドされるように組み付けられ前記内歯と噛合可能な外歯(61a,62a)を有するロックギヤ(61,62)と、前記ロックギヤの半径方向外側への移動を制御して前記外歯を前記内歯に噛合させるカム(70)と、を備え、前記ベースプレートは、その外周面(35)にて前記第1のブラケットに溶接されることで、当該第1のブラケットに取り付けられることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のリクライニング装置において、前記ベースプレートの外周面のうち前記第1のブラケットが溶接されない部位に対して第1筒状部(51)の内面にて接触し、前記ギヤプレートに対して第2筒状部(52)の内面にて摺接した状態で、これらベースプレートおよびギヤプレートを相対回動可能に保持するとともに軸方向への相対移動を抑制するカバー(50)を備え、前記ベースプレートの外縁には、軸方向他側にて前記軸方向に環状に突出する突出部(33)がその内周面にて前記ギヤプレートの外周面(36)に係合可能に形成され、前記第1筒状部が前記ベースプレートに対して外周側から溶接されることで、前記カバーが前記ベースプレートに固定されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のリクライニング装置において、前記突出部の前記軸方向他側の端面(33a)と前記カバーとの間には隙間(X)が形成され、前記突出部は、塑性加工により形成されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のリクライニング装置において、前記第1のブラケットおよび前記ベースプレートの溶接箇所は、ギヤプレート側から溶接可能な位置に設けられることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のリクライニング装置において、前記第1のブラケットおよび前記ベースプレートは、レーザ溶接により溶接されることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する各実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、ベースプレートは、その外周面にて第1のブラケットに溶接されることで、当該第1のブラケットに取り付けられるため、溶接箇所を回動中心から遠ざけることができる。これにより、上記回動中心を中心として作用するモーメント力等に対して、溶接箇所での溶接強度が高められて、ベースプレートとブラケットとの溶接強度を向上させることができる。
請求項2の発明では、ベースプレートの外周面のうち第1のブラケットが溶接されない部位に対して第1筒状部の内面にて接触し、ギヤプレートに対して第2筒状部の内面にて摺接した状態で、これらベースプレートおよびギヤプレートを相対回動可能に保持するとともに軸方向への相対移動を抑制するカバーが設けられている。そして、ベースプレートの外縁には、軸方向他側にて軸方向に環状に突出する突出部がその内周面にてギヤプレートの外周面に係合可能に形成され、第1筒状部がベースプレートに対して外周側から溶接されることで、カバーがベースプレートに固定される。
このため、ベースプレートの外周部にカバーを固定するための部位等を設けることなく、カバーがベースプレートに固定されるので、径方向の寸法を小さくすることができ、このような径方向の寸法が小さなベースプレートであっても、溶接箇所での溶接強度が高められて、ベースプレートとブラケットとの溶接強度を向上させることができる。
請求項3の発明では、突出部の軸方向他側の端面とカバーとの間には隙間が形成され、突出部は、塑性加工により形成される。このように、突出部の軸方向他側の端面とカバーとの間には隙間が形成されるため、この突出部に要求される寸法精度が低減される。これにより、突出部の成形方法として、比較的加工精度が低いものの安価で成形可能な、しごき成形等の塑性加工を採用することができる。
請求項4の発明では、第1のブラケットおよびベースプレートの溶接箇所は、ギヤプレート側から溶接可能な位置に設けられる。これにより、ベースプレートの外周面と第1のブラケットとの溶接と、ギヤプレートと第2のブラケットとの溶接とを、同じギヤプレート側から実施することができるので、双方向から溶接する場合と比較して、溶接工程が簡素化されて、溶接時間の短縮や溶接に関する製造コストを低減することができる。
請求項5の発明では、第1のブラケットおよびベースプレートは、レーザ溶接により溶接されるため、アーク溶接等の他の溶接方法と比較して、溶接時間を短縮することができる。
第1実施形態に係るリクライニング装置が設置される車両用シートの構成概要を示す側面図である。 リクライニング装置の断面図である。 図2に示す3−3線相当の切断面による断面図である。 図2に示す4−4線相当の切断面による断面図である。 ベースプレートと下側ブラケットとの溶接状態を示す拡大断面図である。 第1実施形態の第1変形例に係るリクライニング装置の要部を示す拡大断面図である。 第1実施形態の第2変形例に係るリクライニング装置の要部を示す拡大断面図である。 第1実施形態の第3変形例に係るリクライニング装置の要部を示す拡大断面図である。 第1実施形態の第4変形例に係るリクライニング装置の要部を示す拡大断面図である。 第2実施形態に係るリクライニング装置の要部を示す拡大断面図である。 第2実施形態の第1変形例に係るリクライニング装置の要部を示す拡大断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明のリクライニング装置を具現化した第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係るリクライニング装置20が設置される車両用シート10の構成概要を示す側面図である。
周知のように、車両用シート10は、シートクッション11とシートバック12を主な構成要素とし、シートクッション11にはシートブラケット(下側ブラケット)11aが、シートバック12にはシートバックブラケット(上側ブラケット)12aがそれぞれ固定されている。
下側ブラケット11aおよび上側ブラケット12aは、ラウンドリクライニングユニット21の相対回動する部位にそれぞれ固定されることで、互いに相対回動可能に連結されている。これにより、シートクッション11に対するシートバック12の傾動角度の調整が可能となる。なお、下側ブラケット11aは、特許請求の範囲に記載の「第1のブラケット」の一例に相当し、上側ブラケット12aは、特許請求の範囲に記載の「第2のブラケット」の一例に相当し得る。
ラウンドリクライニングユニット21の中央のセンターシャフト22にはリクライニング操作レバー23が装着されている。ラウンドリクライニングユニット21、センターシャフト22およびリクライニング操作レバー23によりリクライニング装置20が構成されている。リクライニング操作レバー23を上方に引くとリクライニング装置20がアンロック状態となりシートバック12の傾動角度の調整が可能となる。ここで、シートバック12を後方に倒した図1にて示す角度Aの範囲は、リクライニング操作レバー23から手指を離すとその時の角度位置にシートバック12がロックされる傾度調整範囲であり、シートバック12を前方に倒した図1にて示す角度Bの範囲は、リクライニング操作レバー23から手指を離してもアンロックの状態が持続するロックフリー状態に対応する自由回動範囲である。図1から判るように、シートバック12は、シートクッション11と接する前倒しの位置からシートクッション11とフラットになる後倒しの位置まで回動可能である。このようなリクライニング装置20の構造について以下説明する。
図2は、リクライニング装置20の断面図である。図3は、図2に示す3−3線相当の切断面による断面図である。図4は、図2に示す4−4線相当の切断面による断面図である。図5は、ベースプレート30と下側ブラケット11aとの溶接状態を示す拡大断面図である。なお、図2では、便宜上、センターシャフト22およびリクライニング操作レバー23の図示を省略し、図4では、ギヤプレート40は内歯41近傍のみ図示する。また、図2における図面左側を軸方向一側とし、図面右側を軸方向他側として、以下説明する。
図2に示すように、ラウンドリクライニングユニット21は、略円板状のベースプレート30と略お椀形状のギヤプレート40を重ね合わせてカバーブラケット50を組み付けることで、ベースプレート30およびギヤプレート40が相対回動可能に保持されるとともに軸方向への相対移動が抑制されるように構成されている。
ベースプレート30とギヤプレート40の間にはキャビティ(空間)Cが形成される。このキャビティC内には、図2〜図4に示すように、一対の第1ロックギヤ61と一対の第2ロックギヤ62の計4枚のロックギヤ、中央のカム70、2つの略円弧状のバネ部材80および略円板状のレバー板90等のロック、アンロックのための部材が配設されている。
図3に示すように、ベースプレート30には、軸方向他側の側面に、各ロックギヤ61,62を半径方向に案内するための4つの案内凸部31、32、31、32が形成されている。なお、各案内凸部31、32は、特許請求の範囲に記載の「案内部」の一例に相当し得る。
また、ベースプレート30の外縁には、軸方向他側にて軸方向に環状に突出する環状突出部33がその内周面にてギヤプレート40の外周面の一部に係合可能に形成されている。当該ベースプレート30は、プレス加工等の塑性加工により各案内凸部31、32等が形成され、特に、環状突出部33は、しごき成形(塑性加工)により形成されている。このように形成されるベースプレート30は、外周面のうち軸方向一側の部位(以下、一側外周面35という)にて下側ブラケット11aの係合穴11bに係合させた状態で溶接結合されることで、当該下側ブラケット11aに取り付けられる。なお、環状突出部33は、特許請求の範囲に記載の「突出部」の一例に相当し得る。
ギヤプレート40の環状外縁部の内周面には、全周にわたって内歯41が形成されている。このように形成されるギヤプレート40は、その背面(軸方向他側の面)に複数の突起42が形成されており、これら各突起42を上側ブラケット12aの係合穴12bにそれぞれ係合させた状態で溶接結合することで、当該上側ブラケット12aに取り付けられる。
図3に示すように、両第1ロックギヤ61および両第2ロックギヤ62の外周側には、ギヤプレート40の内歯41と噛合可能な外歯61a、62aがそれぞれ形成されている。また、各ロックギヤ61、62には、軸方向他側に突出する突起61b、62bがそれぞれ形成されている。両第1ロックギヤ61は、案内凸部32に案内される可動ガイド34と案内凸部31の側周部との直線部分(ガイド部分)に案内されて半径方向にのみ摺動自在にそれぞれ支承されている。また、両第2ロックギヤ62は、案内凸部31、32の側周部のガイド部分に案内されて半径方向にのみ摺動自在にそれぞれ支承されている。
ベースプレート30の中央には、中心に貫通孔71が形成される板状のカム70が回動可能に配設されている。カム70には、外周面に各ロックギヤ61、62の後端面に当接するカム面72が形成され、側面にバネ部材80の一端が係合する2つの係合穴73と軸方向他側に突出する2つの円柱状の突起74とが形成されている。
図4に示すように、カム70は、2つのバネ部材80の一端とそれぞれ係合することにより、ロック回動方向(図3および図4にて時計方向)に強く付勢されている。これにより、カム70は、カム面72にて各ロックギヤ61、62の後端面に当接することで、上記両バネ部材80によるロック回動方向の付勢力により各ロックギヤ61、62を半径方向外側に強く付勢することとなる。なお、両バネ部材80の他端は、可動ガイド34の貫通穴を貫通するようにしてベースプレート30にそれぞれ係合されている。
カム70の貫通孔71には、センターシャフト22が挿入され、このセンターシャフト22を回動させることにより両バネ部材80の付勢力に抗してカム70をアンロック回動方向(図3および図4にて反時計方向)に回動させることができるようになっている。
図4に示すように、レバー板90には、カム70の両突起74にそれぞれ嵌合する貫通孔91と、2つのカム孔92および2つのカム孔93とが設けられている。レバー板90は、これら両貫通孔91と両突起74とをそれぞれ嵌合させ、両カム孔92に突起61bをそれぞれ挿通させ、両カム孔93に突起62bをそれぞれ挿通させた状態で、カム70および各ロックギヤ61、62に組み付けられている。
これにより、レバー板90がカム70とともにアンロック回動方向に回動すると、カム孔92の内周縁が第1ロックギヤ61の突起61bにそれぞれ当接するとともにカム孔93の内周縁が両第2ロックギヤ62の突起62bにそれぞれ当接する。さらにレバー板90がアンロック回動方向に回動すると、これら突起61b、突起62bが各カム孔92、93の内周縁により半径方向内側に付勢されて、各ロックギヤ61、62が半径方向内側に移動することとなる。
図5に示すように、カバーブラケット50は、円筒状の第1筒状部51と段付円筒状の第2筒状部52を備えている。第1筒状部51は、その内周面にてベースプレート30の外周面のうち下側ブラケット11aが溶接されない軸方向他側の部位(以下、他側外周面36という)に対して接触するように形成されている。
また、第2筒状部52は、当該カバーブラケット50がベースプレート30に固定されるとき、その内周面にてギヤプレート40における軸方向他側の外縁部近傍の外周面および側面等に摺接し、環状突出部33の軸方向他側の端面33aに接触しないように形成されている。すなわち、第2筒状部52の内周面と端面33aとの間には、図5に示す隙間Xが軸方向に形成されることとなる。このように、端面33aと第2筒状部52との間には隙間Xが形成されるため、端面33aを第2筒状部52に当接させて固定する場合と比較して、この環状突出部33に要求される寸法精度が低減されることとなる。
このように形成されるカバーブラケット50は、各ロックギヤ61、62やカム70などをキャビティC内に配設して一体に組み付けたベースプレート30およびギヤプレート40に対して、第1筒状部51がベースプレート30の他側外周面36に接触し第2筒状部52がギヤプレート40に摺接して、上記隙間Xが形成されるように組み付けられる。そして、第1筒状部51がベースプレート30に対して外周側からレーザ溶接により溶接結合されることで(図5の矢印α1参照)、カバーブラケット50がベースプレート30に固定される。これにより、ベースプレート30およびギヤプレート40が、カバーブラケット50により、相対回動可能に保持されるとともに軸方向への相対移動が抑制されることとなる。そして、カム70の貫通孔71に挿入したセンターシャフト22に対してリクライニング操作レバー23を組み付けると、図2に示すリクライニング装置20が完成する。
このように構成されるリクライニング装置20に対して、ベースプレート30の一側外周面35を下側ブラケット11aの係合穴11bに係合させた状態で溶接するとともに、ギヤプレート40の各突起42を上側ブラケット12aの係合穴12bにそれぞれ係合させた状態で溶接結合する。具体的には、本実施形態では、溶接時間の短縮を図るためにレーザ溶接が採用されており、軸方向一側からベースプレート30の一側外周面35と下側ブラケット11aの係合穴11bとがレーザ溶接により溶接結合されるとともに(図5の矢印α2参照)、軸方向他側からギヤプレート40の各突起42と上側ブラケット12aの係合穴12bとがレーザ溶接によりそれぞれ溶接結合される(図5の矢印α3参照)。
これにより、シートクッション11およびシートバック12がリクライニング装置20により相対傾動可能に連結されることとなる。
このように構成される本実施形態に係るリクライニング装置20のアンロック状態およびロック状態について、以下に説明する。
(アンロック状態)
まず、リクライニング装置20におけるアンロック状態について説明する。
乗員がシートバック12の傾斜角度を調整するためロックを外す時は、リクライニング操作レバー23を操作してセンターシャフト22をアンロック回動方向に回動させる。すると、カム70は、センターシャフト22とともに両バネ部材80の付勢力に抗してアンロック回動方向に回動する。
カム70がアンロック回動方向に回動することにより、カム70のカム面72と各ロックギヤ61、62のそれぞれの後端面との当接が解除されて、各ロックギヤ61、62を半径方向外側へ付勢しているカム70による付勢力が解除される。これにより、各ロックギヤ61、62は半径方向内側に移動することが可能になり、ギヤプレート40の内歯41と各ロックギヤ61、62の外歯61a、62aとの噛合が解除可能状態となる。
そして、レバー板90がカム70とともにアンロック回動方向に回動することにより、レバー板90の各カム孔92、93の内周縁が各ロックギヤ61、62の突起61b、62bに当接して、各ロックギヤ61、62を積極的に半径方向内側に移動させて内歯41と外歯61a、62aとの噛合が解除される。
上述のように、内歯41と外歯61a、62aとの噛合が解除されると、ギヤプレート40の回動が自由になり、ラウンドリクライニングユニット21がアンロック状態になる。ラウンドリクライニングユニット21がアンロック状態になれば、リクライニング装置20がアンロック状態になり、シートバック12の傾斜角度を自由に調整可能な状態になる。
(ロック状態)
次に、リクライニング装置20におけるロック状態について説明する。
乗員によるシートバック12の傾斜角度の調整が終了すると、リクライニング操作レバー23を緩めることにより、カム70が、両バネ部材80の付勢力によりロック回動方向に回動する。
この回動するカム70のカム面72が各ロックギヤ61、62のそれぞれの後端面に当接することにより、各ロックギヤ61、62が半径方向外側に付勢される。これにより、各ロックギヤ61、62の外歯61a、62aがギヤプレート40の内歯41に噛合するように半径方向外側へ移動する。
そして、各ロックギヤ61、62の外歯61a、62aがギヤプレート40の内歯41に噛合することにより、ギヤプレート40の回動が制限され、リクライニング装置20がロック状態になる。
以上説明したように、本実施形態に係るリクライニング装置20では、ベースプレート30は、その一側外周面35にて下側ブラケット11aに溶接されることで、当該下側ブラケット11aに取り付けられるため、溶接箇所を回動中心から遠ざけることができる。これにより、上記回動中心を中心として作用するモーメント力等に対して、溶接箇所での溶接強度が高められて、ベースプレート30と下側ブラケット11aとの溶接強度を向上させることができる。
特に、ベースプレート30の他側外周面36に対して第1筒状部51の内面にて接触し、ギヤプレート40に対して第2筒状部52の内面にて摺接した状態で、これらベースプレート30およびギヤプレート40を相対回動可能に保持するとともに軸方向への相対移動を抑制するカバーブラケット50が設けられている。そして、ベースプレート30の外縁には、軸方向他側にて軸方向に環状に突出する突出部33がその内周面にてギヤプレート40の外周面に係合可能に形成され、第1筒状部51がベースプレート30に対して外周側から溶接されることで、カバーブラケット50がベースプレート30に固定される。
このため、ベースプレート30の外周部にカバーブラケット50を固定するための部位等を設けることなく、カバーブラケット50がベースプレート30に固定されるので、径方向の寸法を小さくすることができ、このような径方向の寸法が小さなベースプレート30であっても、溶接箇所での溶接強度が高められて、ベースプレート30と下側ブラケット11aとの溶接強度を向上させることができる。
さらに、環状突出部33の軸方向他側の端面33aとカバーブラケット50との間には隙間Xが形成され、環状突出部33は、塑性加工により形成される。これにより、環状突出部33に要求される寸法精度が低減されるため、環状突出部33の成形方法として、比較的加工精度が低いものの安価で成形可能な、しごき成形等の塑性加工を採用することができる。
また、下側ブラケット11aおよびベースプレート30の一側外周面35は、レーザ溶接により溶接されるため、アーク溶接等の他の溶接方法と比較して、溶接時間を短縮することができる。
図6は、第1実施形態の第1変形例に係るリクライニング装置20の要部を示す拡大断面図である。
図6の矢印α4にて示すように、第1実施形態の第1変形例として、ベースプレート30の一側外周面35と下側ブラケット11aの係合穴11bとの溶接は、軸方向他側から実施してもよい。これにより、ベースプレート30の一側外周面35と下側ブラケット11aの係合穴11bとの溶接と、ギヤプレート40の各突起42と上側ブラケット12aの係合穴12bとの溶接とを、同じ軸方向他側(ギヤプレート側)から実施することができるので、双方向から溶接する場合と比較して、溶接工程が簡素化されて、溶接時間の短縮や溶接に関する製造コストを低減することができる。
図7は、第1実施形態の第2変形例に係るリクライニング装置20の要部を示す拡大断面図である。
図7に示すように、第1実施形態の第2変形例として、カバーブラケット50の第1筒状部51とベースプレート30の他側外周面36との接触面積を大きくするため、下側ブラケット11aの係合穴11bのうちの軸方向一側の一部がベースプレート30の一側外周面35に接触しない状態で、ベースプレート30の一側外周面35と下側ブラケット11aの係合穴11bとを軸方向一側から溶接してもよい(図7の矢印α2参照)。なお、本第2変形例においても、上記第1変形例と同様に、軸方向他側から溶接を実施することで、溶接時間の短縮や溶接に関する製造コストを低減することができる。
図8は、第1実施形態の第3変形例に係るリクライニング装置20の要部を示す拡大断面図である。
図8に示すように、第1実施形態の第3変形例として、カバーブラケット50は、その第1筒状部51の内周面にて一側外周面35を含めたベースプレート30の外周面に接触するように形成されてもよい。この場合には、カバーブラケット50の第1筒状部51の外周面を下側ブラケット11aの係合穴11bに係合させた状態で、ベースプレート30およびカバーブラケット50と下側ブラケット11aとを、軸方向一側からレーザ溶接により溶接結合することができる(図8の矢印α2参照)。なお、本第3変形例においても、上記第1変形例と同様に、軸方向他側から溶接を実施することで、溶接時間の短縮や溶接に関する製造コストを低減することができる。
図9は、第1実施形態の第4変形例に係るリクライニング装置20の要部を示す拡大断面図である。
図9に示すように、第1実施形態の第4変形例として、ベースプレート30の軸方向一側の端面に複数の突起37を設け、これら各突起37を下側ブラケット11aに形成される複数の係合穴11cにそれぞれ係合した状態で、ベースプレート30の外周面35と下側ブラケット11aの軸方向他側の端面とを軸方向他側から溶接してもよい(図7の矢印α5参照)。これにより、突起37と係合穴11cとが係合することで、溶接時のベースプレート30の外周面35と下側ブラケット11aとの位置ずれが抑制されるので、当該溶接を精度良く実施することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係るリクライニング装置について図10を参照して説明する。図10は、第2実施形態に係るリクライニング装置20aの要部を示す拡大断面図である。
本第2実施形態に係るリクライニング装置20aでは、上述したベースプレート30およびカバーブラケット50に代えて、ベースプレート30aおよびカバーブラケット50aを採用する点が、上記第1実施形態に係るリクライニング装置と主に異なる。したがって、上述した第1実施形態のリクライニング装置と実質的に同一の構成部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図10に示すように、リクライニング装置20aでは、相対回転するベースプレート30aおよびギヤプレート40の軸方向の相対移動を規制するカバーブラケット50aをベースプレート30aに対して固定するために、ベースプレート30aの外周部の軸方向他側に半抜き加工等を用いて被挟持部38が形成されている。なお、この被挟持部38をカバーブラケット50aがギヤプレート40とともに軸方向から挟持する構成になっているため、ベースプレート30aは、上述したベースプレート30に対して、被挟持部38を設けた分だけ半径方向に大きくなっている。
このように形成されるベースプレート30aは、その一側外周面35にて下側ブラケット11aに溶接されている(図10の矢印α2参照)。このため、本第2実施形態に係るリクライニング装置20aであっても、ベースプレート30aと下側ブラケット11aとの溶接箇所を回動中心から遠ざけることができる。これにより、上記回動中心を中心として作用するモーメント力等に対して、溶接箇所での溶接強度が高められて、ベースプレート30aと下側ブラケット11aとの溶接強度を向上させることができる。
図11は、第2実施形態の第1変形例に係るリクライニング装置20aの要部を示す拡大断面図である。
図11に示すように、第2実施形態の第1変形例として、下側ブラケット11aの係合穴11bのうちの軸方向一側の一部がベースプレート30の一側外周面35に接触しない状態で、ベースプレート30の一側外周面35と下側ブラケット11aの係合穴11bとを軸方向一側から溶接してもよい(図11の矢印α2参照)。
なお、本発明は上記各実施形態および変形例に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよい。
(1)ベースプレートは、ベースプレート30の環状突出部33またはベースプレート30aの被挟持部38が形成されることなく、他の形状に形成される場合でも、その外周面にて下側ブラケット11aに溶接されることで、溶接箇所での溶接強度が高められて、ベースプレートと下側ブラケット11aとの溶接強度を向上させることができる。
(2)ベースプレート30,30aを下側ブラケット11aに溶接結合する溶接方法としては、レーザ溶接に限らず、例えば、アーク溶接、スポット溶接やシーム溶接等の溶接方法を採用してもよい。
(3)第1筒状部51を外周側からベースプレート30に溶接結合する溶接方法としては、レーザ溶接に限らず、例えば、アーク溶接、スポット溶接やシーム溶接等の溶接方法を採用してもよい。
(4)環状突出部33を成形する成形方法としては、しごき成形に限らず、他の塑性加工を採用してもよいし、切削加工等の他の成形方法を採用してもよい。この場合、環状突出部33を高精度に成形可能な成形方法では、環状突出部33の軸方向他側の端面33aと第2筒状部52との間の隙間をなくしてもよい。
10…車両用シート
11…シートクッション
11a…下側ブラケット(第1のブラケット)
12…シートバック
12a…上側ブラケット(第2のブラケット)
20,20a…リクライニング装置
30,30a…ベースプレート
31、32…案内凸部(案内部)
33…環状突出部(突出部)
33a…端面
35…一側外周面
36…他側外周面
40…ギヤプレート
41…内歯
50…カバーブラケット(カバー)
51…第1筒状部
52…第2筒状部
61…第1ロックギヤ
61a…外歯
62…第2ロックギヤ
62a…外歯
70…カム
80…バネ部材
90…レバー板
X…隙間

Claims (5)

  1. 相対的に傾動する第1のブラケットと第2のブラケットとの傾動角度を調整するリクライニング装置であって、
    前記第1のブラケットに取り付けられるベースプレートと、
    前記第2のブラケットに取り付けられるとともに前記ベースプレートに対して相対回動可能に組み付けられて内歯を有するギヤプレートと、
    前記ベースプレートに形成される案内部に対して半径方向に移動可能にガイドされるように組み付けられ前記内歯と噛合可能な外歯を有するロックギヤと、
    前記ロックギヤの半径方向外側への移動を制御して前記外歯を前記内歯に噛合させるカムと、を備え、
    前記ベースプレートは、その外周面にて前記第1のブラケットに溶接されることで、当該第1のブラケットに取り付けられることを特徴とするリクライニング装置。
  2. 前記ベースプレートの外周面のうち前記第1のブラケットが溶接されない部位に対して第1筒状部の内面にて接触し、前記ギヤプレートに対して第2筒状部の内面にて摺接した状態で、これらベースプレートおよびギヤプレートを相対回動可能に保持するとともに軸方向への相対移動を抑制するカバーを備え、
    前記ベースプレートの外縁には、軸方向他側にて前記軸方向に環状に突出する突出部がその内周面にて前記ギヤプレートの外周面に係合可能に形成され、
    前記第1筒状部が前記ベースプレートに対して外周側から溶接されることで、前記カバーが前記ベースプレートに固定されることを特徴とする請求項1に記載のリクライニング装置。
  3. 前記突出部の前記軸方向他側の端面と前記カバーとの間には隙間が形成され、
    前記突出部は、塑性加工により形成されることを特徴とする請求項2に記載のリクライニング装置。
  4. 前記第1のブラケットおよび前記ベースプレートの溶接箇所は、ギヤプレート側から溶接可能な位置に設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のリクライニング装置。
  5. 前記第1のブラケットおよび前記ベースプレートは、レーザ溶接により溶接されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のリクライニング装置。
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