JP2013055363A - プロセスモジュール、基板処理装置、および基板搬送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】速やかな基板搬送を可能とし、スループットの向上に資するプロセスモジュール、これを含む基板処理装置、およびこれらにおける基板搬送方法を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態によるプロセスモジュール15は、基板Wが載置され、載置された当該基板Wに対して基板処理が行われる載置部15Sと、外部の基板搬送装置16に対して基板受け渡しが行われる第1の位置と前記載置部15Sの上方の第2の位置とにそれぞれ独立に位置することができ、それぞれ基板を保持可能な複数の基板保持具15U,15M,15Dを含む基板搬送機構150とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体ウエハなどの基板を処理するプロセスモジュール、これを含む基板処理装置、およびこれらにおける基板搬送方法に関する。
半導体集積回路の製造工程において、複数のプロセスチャンバが一つの移送室を介して結合される、いわゆるクラスタツールが利用されている(たとえば、特許文献1,2)。これによれば、真空雰囲気(または清浄雰囲気)が実現された移送室を通して、一つのプロセスチャンバから次のプロセスチャンバへ基板が搬送されるため、搬送中に基板を清浄な雰囲気に維持することができる。したがって、基板の汚染が防止されて、製造歩留まりを改善することができる。また、複数のプロセスチャンバが一つの移送室に隣接して配置されるため、一つのプロセスチャンバから次のプロセスチャンバへ基板を搬送する際の搬送経路を短くすることができる。したがって、搬送時間の短縮化を通したスループットの向上も可能である。
特開2008−258192号公報 特開平7−142551号公報
しかし、近年の半導体集積回路の一層の高集積化と、これを実現するための短寸法化とによって、例えば、基板上に堆積される薄膜の膜厚も薄くなり、堆積に要する時間が短くなっているため、基板をプロセスチャンバへ搬入出するのに要する時間は、堆積時間に対して相対的に長くなってきている。このため、クラスタツールにおいてさえ、基板の搬送時間によりスループットが律速されるようになりつつある。
本発明は、上記の実情に鑑み、速やかな基板搬送を可能とし、スループットの向上に資するプロセスモジュール、これを含む基板処理装置、およびこれらにおける基板搬送方法を提供する。
上記の目的を達成するため、本発明の一の態様によれば、基板が載置され、載置された当該基板に対して基板処理が行われる載置部と、
外部の基板搬送装置の搬送アームに対して基板受け渡しが行われる第1の位置と前記載置部の上方の第2の位置とにそれぞれ独立に位置することができ、それぞれ基板を保持可能な複数の基板保持具を含む基板搬送機構と、
前記基板搬送機構を昇降する昇降部と、を備え、
前記基板保持具は、
前記搬送アームが上下に通り抜けるのを許容する切欠部を有し、
基板を保持したまま前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動可能であり、
一の基板を保持する前記搬送アームを、当該一の基板が第1の位置に保持されるように移動し待機させ、
前記第1の位置に前記搬送アームにより保持される前記一の基板を、前記複数の基板保持具のうちの一の基板保持具へ、当該一の基板保持具が上昇して当該一の基板保持具の前記切欠部を前記搬送アームが上下に通り抜けることにより、前記第1の位置において受け渡し、
前記一の基板を受け取った前記一の基板保持具を、当該一の基板を保持したまま前記第2の位置へ移動し、
前記複数の基板保持具のうちの他の基板保持具が下降して当該他の基板保持具の切欠部を前記搬送アームが上下に通り抜けることにより、当該他の基板保持具から、前記第1の位置に待機する前記搬送アームへ他の基板を受け渡すように構成されたプロセスモジュールを提供する。
前記複数の基板保持具のそれぞれを、所定の回動軸を中心に回動して前記第1の位置と前記第2の位置とに位置させる回動機構を更に備えてもよい。
前記複数の基板保持具の回動角度が90°以下であってもよい。
また、本発明の他の態様によれば、前記プロセスモジュールと、前記載置部が配置される密閉可能な処理室と、前記基板搬送機構が配置され、前記処理室に連通可能に結合される密閉可能なバッファチャンバと、前記基板搬送装置が配置され、1又は複数の前記バッファチャンバが連通可能に結合され得る密閉可能な移送室とを備える基板処理装置が提供される。
前記処理室、前記バッファチャンバ、および前記移送室が減圧に排気可能であってもよい。
前記搬送アームが、一端に基板を保持可能な第1の基板保持領域と、他端に基板を保持可能な第2の基板保持領域とを有し、前記第1の基板保持領域と前記第2の基板保持領域との間に回転中心を有してもよい。
また、本発明の他の態様によれば、プロセスモジュールの外部の基板搬送装置の搬送アームと、前記プロセスモジュール内に配置される、基板が載置され、載置された当該基板に対して基板処理が行われる載置部との間で基板を受け渡す基板搬送方法であって、
一の基板を保持する前記搬送アームを、当該一の基板が第1の位置に保持されるように移動し待機させるステップと、
前記第1の位置に前記搬送アームにより保持される前記一の基板を、前記第1の位置と前記載置部の上方の第2の位置とにそれぞれ独立に位置することができ、それぞれ基板を保持可能で、前記搬送アームが上下に通り抜けるのを許容する切欠部を有する複数の基板保持具のうちの一の基板保持具へ、当該一の基板保持具が上昇して当該一の基板保持具の前記切欠部を前記搬送アームが上下に通り抜けることにより、前記第1の位置において受け渡すステップと、
前記一の基板を受け取った前記一の基板保持具を、当該一の基板を保持したまま前記第2の位置へ移動するステップと、
前記複数の基板保持具のうちの他の基板保持具が下降して当該他の基板保持具の切欠部を前記搬送アームが上下に通り抜けることにより、当該他の基板保持具から、前記第1の位置に待機する前記搬送アームへ他の基板を受け渡すステップと
を含む基板搬送方法が提供される。
前記一の基板を、前記第2の位置へ移動された前記一の基板保持具から前記載置部へ載置するステップを更に含んでもよい。
前記第2の位置へ移動するステップにおいて、前記一の基板保持具が所定の回動軸を中心に回動して前記第2の位置へ至ってもよい。
前記一の基板保持具の回動角度が90°以下であってもよい。
また、本発明の他の態様によれば、プロセスモジュールの外部の基板搬送装置の搬送アームと、前記プロセスモジュール内に配置される、基板が載置され、載置された当該基板に対して基板処理が行われる載置部との間で基板を受け渡す基板搬送方法であって、
第1の位置と前記載置部の上方の第2の位置とにそれぞれ独立に位置することができ、それぞれ基板を保持可能で、前記搬送アームが上下に通り抜けるのを許容する切欠部を有する複数の基板保持具のうちの一の基板保持具に保持される一の基板を前記第2の位置へ移動するステップと、
他の基板を保持する前記搬送アームを、当該他の基板が前記第1の位置に保持されるように移動し待機させるステップと、
前記第1の位置に待機する前記搬送アームが、前記第1の位置において、前記複数の基板保持具のうちの他の基板保持具が上昇して当該他の基板保持具の切欠部を上下に通り抜けることにより、前記他の基板を当該他の基板保持具へ受け渡すステップと、
前記一の基板保持具を、前記第1の基板を保持したまま前記第2の位置から前記第1の位置へ移動するステップと、
前記第1の位置において、前記一の基板保持具が下降して、当該一の基板保持具の前記切欠部を前記搬送アームが上下に通り抜けることにより、前記一の基板保持具から前記搬送アームへ前記一の基板を受け渡すステップと
を含む基板搬送方法が提供される。
前記第2の位置へ移動するステップにおいて、前記一の基板保持具が所定の回動軸を中心に所定の回動角度で回動して前記第2の位置へ至ってもよい。
前記第1の位置へ移動するステップにおいて、前記一の基板保持具が所定の回動軸を中心に所定の回動角度で回動して前記第1の位置へ至ってもよい。
前記回動角度が90°以下であってもよい。
本発明の実施形態によれば、速やかな基板搬送を可能とし、スループットの向上に資するプロセスモジュール、これを含む基板処理装置、およびこれらにおける基板搬送方法が提供される。
本発明の実施形態による基板処理装置を示す概略図 図1の基板処理装置に設けられる主基板搬送装置を模式的に示す斜視図 図1の基板処理装置に設けられるプロセスモジュールと図2の主基板搬送装置とを模式的に示す斜視図 図3のプロセスモジュールを模式的に示す平面図(a)および側面図(b) 図3のプロセスモジュールを模式的に示す他の平面図(a)および側面図(b) 本発明の実施形態による一の基板搬送方法をステップ毎に説明するための斜視図 図6に引き続いて、本発明の実施形態による一の基板搬送方法をステップ毎に説明するための斜視図 本発明の他の実施形態による基板搬送方法をステップ毎に説明するための斜視図 図8に引き続いて、本発明の他の実施形態による基板搬送方法をステップ毎に説明するための斜視図 図9に引き続いて、本発明の他の実施形態による基板搬送方法をステップ毎に説明するための斜視図 図10に引き続いて、本発明の他の実施形態による基板搬送方法をステップ毎に説明するための斜視図 図11に引き続いて、本発明の他の実施形態による基板搬送方法をステップ毎に説明するための斜視図 本発明のまた別の実施形態による基板搬送方法をステップ毎に説明するための図 図13に引き続いて、本発明のまた別の実施形態による基板搬送方法をステップ毎に説明するための図 図3から図6に示すプロセスモジュールの変形例を模式的に示す平面図(a)および側面図(b) 図15に示す変形例の他の平面図(a)および側面図(b)
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の限定的でない例示の実施形態について説明する。添付の全図面中、同一または対応する部材または部品には、同一または対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面は、部材もしくは部品間の相対比を示すことを目的とせず、したがって、具体的な寸法は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定されるべきである。
(第1の実施形態)
図1から図5を参照しながら、本発明の第1の実施形態による基板処理装置について説明する。
図1は、この基板処理装置を示す概略構成図である。図示のとおり、基板処理装置10は、所定枚数の処理対象のウエハWを収納するたとえばFOUP(Front-Opening Unified Pod)などのウエハカセットCSが載置されるカセットステージ11と、開口部11aを通してカセットステージ11と連通可能に結合され、大気雰囲気下でウエハWが搬送される搬送室12と、搬送室12に結合され内部を大気圧と減圧とに調整可能なロードロック室13と、ロードロック室13に結合され真空雰囲気下でウエハWが搬送される移送室14と、移送室14に結合され、ウエハWを処理するプロセスモジュール15とを備えている。
搬送室12内には搬送ロボットRが設けられており、搬送ロボットRは、カセットステージ11上に載置されたウエハカセットCSから開口部11aを通してウエハWを取り出してロードロック室13に搬送し、また、ロードロック室13からウエハWを取り出してウエハカセットCSへ格納する。また、搬送室12には、ウエハWの位置合わせを行うアライメント室12bが結合されている。
ロードロック室13は、搬送室12または移送室14から搬入されたウエハWが載置される載置台13Sを備えている。また、ロードロック室13と搬送室12との間にはゲート弁12aが設けられ、ロードロック室13と移送室14との間にはゲート弁13aが設けられている。ゲート弁12aおよび13aが閉まると、ロードロック室13内は気密に維持され、図示しない排気装置および不活性ガス(窒素ガスを含む)供給装置により、ロードロック室13の内部を減圧または大気圧に維持することができる。ロードロック室13の内部が大気圧のときにゲート弁12aが開いて、ロードロック室13と搬送室12との間でウエハWが搬入出され、ロードロック室13の内部が減圧のときにゲート弁13aが開いて、ロードロック室13と減圧に排気されている移送室14との間でウエハWが搬入出される。
移送室14は、本実施形態においては、六角形の平面形状を有し、6つの面のうちの2つの面にロードロック室13が結合され、他の4つの面にプロセスモジュール15が結合されている。移送室14とプロセスモジュール15との間には、ゲート弁GV1が設けられている。移送室14のほぼ中央には、主搬送装置16が設けられている。主搬送装置16は、ロードロック室13およびプロセスモジュール15からウエハWを搬出し搬入する。
図2を参照すると、主搬送装置16は、両端部にウエハWを保持することができるウエハ保持領域を有し、ほぼ中央に設けられた回転軸C1を中心として回転することができる搬送アーム16aと、一方端において搬送アーム16aを回転可能に支持し、他方端に設けられた回転軸C2を中心として回転することができる第1の支持アーム16bと、一方端において第1の支持アーム16bを回転可能に支持し、他方端に設けられた回転軸C3を中心に回転することができる第2の支持アーム16cと、移送室14(図1)の底部に固定され、上部において第1の支持アーム16cを回転可能に支持するベース部16dとを有している。ウエハ保持領域においては、3つの吸引孔16Hが形成されており、これらを通してウエハ保持領域に載置されたウエハWを吸引することにより、ウエハWを保持することができる。主搬送装置16は、回転軸C1,C2,C3を中心として、搬送アーム16a、第1の支持アーム16b、第3の支持アーム16cを適宜回転することにより、搬送アーム16aの先端(ウエハ保持領域)に保持されるウエハWを所定のプロセスモジュール15およびロードロック室13へ搬送することができる。
図3を参照すると、プロセスモジュール15は、図示しない排気装置により、内部がそれぞれ減圧に排気され維持されるように構成されるバッファチャンバ15aおよびプロセスチャンバ15bと、バッファチャンバ15aおよびプロセスチャンバ15bの間に配置され、これらを連通可能に仕切るゲート弁GV2を有している。
バッファチャンバ15a内には基板搬送機構150が配置されている。基板搬送機構150は、それぞれウエハWを保持することが可能な複数の基板保持具15U,15M,15Dと、基板保持具15U,15M,15Dをそれぞれ独立に回動させることができる回動シャフト15Lとを含む。
また、プロセスチャンバ15b内には、ウエハWが載置されるサセプタ15Sが配置されている。プロセスチャンバ15b内において、サセプタ15S上に載置されたウエハWに対して所定のプロセスが行われる。プロセスは、たとえば、絶縁膜や導電性膜の堆積、エッチング、熱処理などであって良い。また、プロセスは、パターン化されたレジスト膜に対してライン幅ラフネス(LWR)改善のために行われる平滑化処理、膜厚測定、パーティクル計数などであっても構わない。プロセスチャンバ15bは、ガス供給ライン、ガス供給ノズル(シャワーヘッド)、ウエハチャック、ウエハ加熱機構、プラズマ生成用電極、光学系などの構成をプロセスに応じて有して良い。
次に、図4および図5を参照しながら、プロセスモジュール15を詳しく説明する。図4(a)は、プロセスモジュール15を模式的に示す平面図であり、図4(b)は、図4(a)中の矢印A4の方向から見たプロセスモジュール15の概略側面図である。これらの図には、移送室14からプロセスモジュール15のバッファチャンバ15a内に進入している基板搬送アーム16a(以下、便宜上、搬送アーム16と記す)も示している。
図4(a)では、ホームポジションに位置する基板保持具15Uが示されている。基板保持具15Uは、プロセスの対象となるウエハWを支持することが可能な大きさを有しており、たとえばアルミニウムやステンレススチールなどの金属により作製され得る。図示のとおり、基板保持具15Uには、搬送アーム16の幅より広い幅を有する切欠部15cが形成されている。これにより、搬送アーム16がバッファチャンバ15a内に進入している場合であっても、搬送アーム16が切欠部15cを相対的に通り抜けることができるため、基板保持具15Uは昇降することができる。このような基板保持具15Uの昇降により、搬送アーム16から基板保持具15Uへ、または基板保持具15Uから搬送アーム16へウエハWを受け渡すことができる。また、切欠部15cの長さ(奥行き)は、切欠部15cへ進入した搬送アーム16が基板保持具15UへウエハWを確実に受け渡せるように設定される。このように、基板保持具15Uは、搬送アーム16からウエハWを受け取る、または、搬送アーム16へウエハWを渡す場合に、基板保持具15Uが昇降したときに搬送アーム16(の基板保持領域)が相対的に通り抜けるのを許容する切欠部15cを有している。
図4(b)を参照すると、基板保持具15Uの回動シャフト15Lの下には、基板保持具15Uを回動し、基板保持具15U(基板搬送機構150の全体)を昇降するための昇降駆動部15Aaが取り付けられている。回動シャフト15Lとバッファチャンバ15a(の筐体)との間には、回動シャフト15Lの昇降を許容しつつバッファチャンバ15aの気密性を維持するベローズ15Baが設けられている。
プロセスチャンバ15b内に配置されるサセプタ15Sには、図4(a)および図4(b)に示すように、複数の(図示の例では3つの)昇降ピン15Pがサセプタ15Sを貫通するように設けられている。昇降ピン15Pは、下部に取り付けられた昇降駆動部15Abにより昇降し、ウエハWをサセプタ15S上に載置し、サセプタ15Sから持ち上げることができる。また、昇降ピン15Pを昇降するロッドとプロセスチャンバ15b(の筐体)との間には、当該ロッドの昇降を許容しつつプロセスチャンバ15bの気密性を維持するベローズ15Bbが設けられている。
続いて、図5(a)と図5(b)を参照すると、基板保持具15Uが回動シャフト15Lにより回動し、ゲート弁GV2を通り抜けてプロセスチャンバ15b内に進入し、サセプタ15Sのほぼ上方に位置している。本実施形態においては、基板保持具15Uがホームポジションからサセプタ15Sのほぼ上方に至るまでに約80°回動している。回動角度は、基板処理装置10(プロセスモジュール15)において処理されるウエハWのサイズに従って決定して良いが、プロセスモジュール15の寸法(フットプリント)を小さくする観点から、90°以下であると好ましい。図5(a)は、プロセスモジュール15の別の平面図であり、図5(b)は、図5(a)に示すプロセスモジュール15を矢印A5から見た概略側面図である。図5(a)に示すように、基板保持具15Uには、昇降ピン15Pに対応した3つのスリット15tが形成されており、基板保持具15Uがサセプタ15Sのほぼ上方に位置している場合に昇降ピン15Pが上昇すると、昇降ピン15Pの先端はスリット15tを通り抜けて基板保持具15Uの上に突出することができる。また、スリット15tは湾曲しており、これにより、昇降ピン15Pの先端が基板保持具15Uの上に突出している場合であっても、基板保持具15Uは回動シャフト15Lにより回動してバッファチャンバ15aに戻ることができる。すなわち、サセプタ15Sに、ウエハWを基板保持具15Uから受け取り、サセプタ15S上に載置するようにサセプタ15Sに対して突没可能な複数の昇降ピン15Pが設けられている場合であって、基板保持具15Uが回動シャフト15Lにより回動するときは、複数の昇降ピン15Pに対応して形成され、基板保持具15Uは昇降ピン15Pが相対的に通り抜けるのを許容する複数の湾曲形状のスリット15tを有している。
図4(b)を参照すると、基板保持具15Uの下には、基板保持具15M,15Dとが重なるように配置されている。基板保持具15M,15Dは基板保持具15Uと同一の構成を有し、基板保持具15Uと同様に独立して回動することができる。基板保持具15U,15M,15Dの回動は、たとえば、昇降駆動部15Aa内において基板保持具15U,15M,15Dに対応して設けられるモータと、回動シャフト15Lの内部に延在し、各モータと接続されて独立に回転できる三重同軸シャフト(外管、外管内に配置される内管、および内管内に配置されるロッドを有する)とにより実現することができる。
再び図1を参照すると、基板処理装置10には、基板処理装置10において種々のプロセスを実施するために、基板処理装置10の構成要素を制御する制御部17が設けられている。制御部17は演算処理装置を含み、たとえば後述する基板搬送方法を基板処理装置10に実施させるようなステップ(命令)群を含むプログラムにしたがって動作する。このようなプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体17aに格納され、コンピュータ可読記憶媒体17aに対応した入力装置(図示せず)を通してメモリ装置17bにロードされる。コンピュータ可読記憶媒体17aは、たとえばフレキシブルディスク、固体メモリ、ハードディスクなどであって良い。また、プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体17aに代わり、所定の回線からメモリ装置17bにロードしても良い。
上記の構成を有するプロセスモジュール15および、これを含む基板処理装置10の利点や効果は、以下の本発明の実施形態による基板搬送方法の説明から明らかとなる。
(第2の実施形態)
図6(a)から図7(c)を参照しながら、上述の基板処理装置10において実施される、本発明の第2の実施形態による基板搬送方法について説明する。なお、これらの図面においては、図3に示したゲート弁GV1およびGV2、並びにバッファチャンバ15aおよびプロセスチャンバ15b(の筐体)の図示は省略し、主として、基板保持具15U,15M,15D、搬送アーム16(の先端)、およびサセプタ15Sの位置関係を示している。
図6(a)を参照すると、バッファチャンバ15a(図3)の内部には基板保持具15U,15M,15Dを有する基板搬送機構150が設けられ、基板保持具15U,15M,15Dはホームポジションに位置している。また、上からの2つの基板保持具15U,15Mは、プロセスチャンバ15b(図3)にて既に処理されたウエハ(以下、処理済みのウエハ)WP1,WP2をそれぞれ保持し、一番下の基板保持具15Dはウエハを保持していない。さらに、プロセスチャンバ15b(図3)内のサセプタ15Sにはウエハは載置されておらず、移送室14(図3)内の搬送アーム16は、一端においてプロセスチャンバ15bにより処理されるウエハ(以下、未処理ウエハ)WU1を保持している。
まず、基板搬送機構150が上昇または下降して、搬送アーム16が基板搬送機構150の基板保持具15M,15Dの間に進入できるように基板搬送機構150の上下方向の位置決めが行われる。次に、バッファチャンバ15aと移送室14との間のゲート弁GV1(図3)が開き、搬送アーム16がバッファチャンバ15a内へ進入し、未処理ウエハWU1を基板保持具15M,15Dの間に保持する(図6(b))。次いで、基板搬送機構150が上昇すると、搬送アーム16は基板保持具15Dの切欠部15cを相対的に上から下に通り抜け、これにより、ウエハWU1が基板保持具15Dにより受け取られる(図6(c))。ウエハWU1が基板保持具15Dにより受け取られた後も、搬送アーム16は移送室14内へ戻ることなく、そのままの位置に待機している。
次に、バッファチャンバ15aとプロセスチャンバ15bの間のゲート弁GV2(図3)が開き、ウエハWU1を保持した基板保持具15Dが回動シャフト15Lにより回動し、ウエハWU1をプロセスチャンバ15b内のサセプタ15Sの上方に保持する(図7(a))。このときの基板保持具15Dの回動角度は、第1の実施形態の説明において述べたように約80°であるが、ウエハWU1のサイズにより決定して良いことは勿論である(基板保持具15U,15Mについても同様)。基板保持具15Dが回動している間または後に、回動シャフト15Lが下降すると、搬送アーム16が基板保持具15Mの切欠部15cを相対的に下から上に通り抜けることとなり、これにより、処理済みのウエハWP2は搬送アーム16により受け取られる(図7(b))。この後、搬送アーム16はウエハWP2を移送室14へ搬出し、基板保持具15DがウエハWU1を保持したままホームポジションへ戻る。以上の動作により、図7(c)に示すように、基板保持具15Uが処理済みのウエハWP1を保持し、基板保持具15Mはウエハを保持しておらず、基板保持具15Dが未処理ウエハWU1を保持していることとなる。
次に、搬送アーム16が回転軸C1(図2)の回りに180°回転することにより、搬送アーム16の他端のもう1枚の未処理基板(上述の未処理ウエハWU1と区別する便宜上、未処理ウエハWU2と記す)がバッファチャンバ15aの前に移動する。以下、図示は省略するが、上記の説明と図6(a)から図7(c)を参照すれば、容易に理解されるように、同様に基板搬送が続けられる。すなわち、搬送アーム16がバッファチャンバ15a内へ進入し、ウエハWU2を基板保持具15U,15Mの間に保持する。次に、基板搬送機構150が上昇することにより、未処理ウエハWU2が搬送アーム16から基板保持具15Mへ渡される。ウエハWU2を渡した後も、搬送アーム16は、移送室14内へ戻ることなく、そのままの位置に待機している。
次に、未処理ウエハWU2を保持した基板保持具15Mが基板搬送機構150の回転シャフト15Lにより回動し、ウエハWU2をプロセスチャンバ15b内のサセプタ15Sの上方に保持する。基板保持具15Mが回動している間または後に、基板搬送機構150が下降すると、基板保持具15Uにより保持されている処理済みのウエハWP1は基板保持具15Uから搬送アーム16へ渡される。次いで、搬送アーム16が処理済みのウエハWP1を移送室14へ搬出し、基板保持具15Mが未処理ウエハWU2を保持したままホームポジションへ戻る。以上の動作により、バッファチャンバ15a内において、基板保持具15Uはウエハを保持しておらず、基板保持具15Mが未処理ウエハWU2を保持し、基板保持具15Dが未処理ウエハWU1を保持していることとなる。
この後、未処理ウエハWU1,WU2がバッファチャンバ15aからプロセスチャンバ15bへ順番に搬送されて、これらのウエハWU1,WU2に対して所定のプロセスが行われる。具体的には、基板保持具15Mが回転シャフト15Lによりに回動し、未処理ウエハWU2をプロセスチャンバ15b内のサセプタ15Sの上方に保持する。次に、サセプタ15Sに設けられた昇降ピン15Pが上昇し、対応するスリット15tを通り抜けて突出し、未処理ウエハWU2を基板保持具15Mから受け取る。基板保持具15Mが回動してホームポジションへ戻るとともに、昇降ピン15Pが下降して、未処理ウエハWU2がサセプタ15S上に載置される。次いで、ゲート弁GV2が閉まりプロセスチャンバ15bが密閉されると、未処理ウエハWU2に対して所定のプロセスが行われる。以下、プロセスを経たウエハWU2を、便宜上、処理済みのウエハWP3と記す。
プロセスが終了すると、再び昇降ピン15Pが上昇してサセプタ15S上のウエハWP3(プロセスを経たウエハWU2)が持ち上げられる。続けて、ゲート弁GV2が開くと、基板保持具15Mが回動シャフト15Lにより回動し、スリット15tに対応する昇降ピン15Pを進入させつつ持ち上げられたウエハWP3とサセプタ15Sとの間に位置する。次いで、昇降ピン15Pが下降すると、処理済みのウエハWP3が基板保持具15Mへ渡される。この後、基板保持具15MがウエハWP3を保持したままホームポジションへ戻るとともに、基板保持具15Mと入れ違いに、基板保持具15Dがサセプタ15Sの上方へと回動し、未処理ウエハWU1をサセプタ15Sの上方に保持する。昇降ピン15Pが上昇し、未処理ウエハWU1が基板保持具15Dから昇降ピン15Pへ渡される。基板保持具15Mがホームポジションへ戻るとともに、昇降ピン15Pが下降して未処理ウエハWU1をサセプタ15Sに載置し、ゲート弁GV2が閉まって、この未処理ウエハWU1に対してプロセスが行われる。以下、プロセスを経たウエハWU1を、便宜上、処理済みのウエハWP4と記す。
このプロセスの終了後、昇降ピン15Pが上昇してサセプタ15S上の処理済みのウエハWP4が持ち上げられるとともに、持ち上げられた処理済みのウエハWP4とサセプタ15Sとの間に、ウエハを保持していない一番上の基板保持具15Uが入れるように基板搬送機構150の高さが調整される。次に、ゲート弁GV2が開き、基板保持具15Uが処理済みのウエハWP4とサセプタ15Sとの間に入り、昇降ピン15Pが下降することにより、処理済みのウエハWP4が基板保持具15Uにより保持される。基板保持具15Uが処理済みのウエハWP4を保持したままホームポジションへ戻り、ゲート弁GV2が閉まると、図6(a)に示す配置に戻る。以降、上記の動作が繰り返され、所定枚数のウエハWに対するプロセスが終了する。
以上説明したように、基板保持具15U,15M,15Dのホームポジションにおいて、未処理ウエハWU1が、基板保持具15U,15M,15Dのうちの基板保持具15Dによって搬送アーム16から受け取られ、サセプタ15Sの上方へ移動される一方で、処理済みのウエハWP2が基板保持具15Mによって、基板保持具15U,15M,15Dのホームポジションに待機している搬送アーム16へ渡され、搬送アーム16により搬出される。すなわち、搬送アーム16は、未処理ウエハWU1を基板保持具15Dに渡し、基板保持具15Mから処理済みのウエハWP2を受け取ってから移送室14へ戻ることができる。したがって、搬送アーム16は、処理済みウエハの搬出と未処理ウエハの搬入のために2往復する必要はなく、ウエハの搬入出に要する時間を短縮することができる。
このような効果は、クラスタツールにおいて、通常は、基板搬送アームがプロセスチャンバ内へ進入して処理済みのウエハを受け取ってプロセスチャンバから取り出し、未処理ウエハを保持し、保持した未処理ウエハをそのプロセスチャンバに入れ、サセプタに受け渡すといった2往復の動作を行っていることと比較すれば、容易に理解される。
また、比較的大きな移送室14に配置される比較的大型の主搬送装置16(搬送アーム16)と、比較的小型で小回りのきく基板搬送機構150とが協働するため、ウエハWの搬入出が円滑化される。
(第3の実施形態)
次に、図8(a)から図12を参照しながら、上述の基板処理装置10において実施される、本発明の第3の実施形態による基板搬送方法について説明する。なお、これらの図面においても、図3に示したゲート弁GV1およびGV2、並びにバッファチャンバ15aおよびプロセスチャンバ15b(の筐体)の図示は省略し、主として、基板保持具15U,15M,15D、搬送アーム16(の先端)、およびサセプタ15Sの位置関係が示されている。
図8(a)を参照すると、バッファチャンバ15a(図3)の内部には基板保持具15U,15M,15Dを有する基板搬送機構150が設けられ、基板保持具15U,15M,15Dはホームポジションに位置している。また、基板保持具15M,15Dは、プロセスチャンバ15b(図3)にて既に処理されたウエハ(以下、処理済みのウエハ)WP1,WP2をそれぞれ保持し、一番上の基板保持具15Uはウエハを保持していない。さらに、プロセスチャンバ15b内のサセプタ15Sにはウエハは載置されておらず、移送室14(図3)内の搬送アーム16は、一端においてプロセスチャンバ15bにより処理される基板(以下、未処理基板)WU1を保持している。
まず、基板搬送機構150が下降して、搬送アーム16が基板保持具15Uの上方に進入できるように基板搬送機構150の上下方向の位置決めが行われる。次に、上から2番目の基板保持具15Mが回動シャフト15Lにより回動し、処理済みのウエハWP1を一時的にサセプタSの上方に保持する(図8(b))。このときの基板保持具15Mの回動角度は約80°であるが、ウエハWP1のサイズにより決定して良いことは勿論である(基板保持具15U,15Dについても同様)。
次いで、バッファチャンバ15aと移送室14との間のゲート弁GV1が開き、搬送アーム16がバッファチャンバ15a内へ進入し、未処理ウエハWU1を基板保持具15Uの上方に保持する(図8(c))。基板搬送機構150が上昇すると、搬送アーム16は基板保持具15Uの切欠部15cを相対的に上から下に通り抜け、これにより、未処理ウエハWU1が基板保持具15Uにより受け取られる(図9(a))。ウエハWU1が基板保持具15Uに受け取られた後も、搬送アーム16は移送室14内へ戻ることなく、そのままの位置に待機している。
次に、処理済みのウエハWP1をサセプタSの上方に保持している基板保持具15Mが、回動シャフト15Lにより回動し、ホームポジションへ戻る(図9(b))。このとき、基板保持具15Mが一番上の基板保持具15Uと搬送アーム16との間に進入できるように、基板搬送機構150の高さが調整されている。基板保持具15Mがホームポジションに戻った後に、回動シャフト15L(基板搬送機構150)が下降すると、搬送アーム16が基板保持具15Mの切欠部15cを相対的に下から上に通り抜け、これにより、処理済みのウエハWP2が搬送アーム16により受け取られる(図9(c))。この後、搬送アーム16はウエハWP2を移送室14へ搬出する。以上の動作により、図10(a)に示すように、基板保持具15Uが未処理ウエハWU1を保持し、基板保持具15Mはウエハを保持しておらず、基板保持具15Dが処理済みのウエハWP2を保持していることとなる。
この後、搬送アーム16が回転軸C1(図2)の回りに180°回転することにより、搬送アーム16の他端のもう1枚の未処理ウエハWU2がバッファチャンバ15aの前に移動する。また、一番下の基板保持具15Dが回動シャフト15Lにより回動し、処理済みのウエハWP2をサセプタ15Sの上方に保持する(図10(b))。
次に、未処理ウエハWU2を保持する搬送アーム16が基板保持具15U,15Mの間に進入し、一時的にウエハWU2を基板保持具15U,15Mの間に保持する(図10(c))。このとき、基板保持具15U,15Mの間に進入できるように基板搬送機構150が上下方向に位置決めされている。続けて、回動シャフト15Lが上昇すると、未処理ウエハWU2が搬送アーム16から基板保持具15Mに渡される。このときには、回動シャフト15Lは、処理済みのウエハWP2をサセプタ15Sの上方に保持する基板保持具15Mが基板保持具15Dと搬送アーム16との間に戻ることができるまで上昇する(図11(a))。そして、基板保持具15Mが回動シャフト15Lにより回動し、ホームポジションへ戻る(図11(b))。次に、回動シャフト15Lが下降すると、処理済みのウエハWP2が基板保持具15Dから搬送アーム16へ移される(図11(c))。次いで、搬送アーム16が処理済みのウエハWP2を移送室14へ搬出する。以上の動作により、図12に示すように、バッファチャンバ15a内において、基板保持具15Uが未処理ウエハWU1を保持し、基板保持具15Mが未処理ウエハWU2を保持し、基板保持具15Dは保持していないこととなる。
この後、未処理ウエハWU1,WU2がバッファチャンバ15aからプロセスチャンバ15bへ順番に搬送されて、これらのウエハWU1,WU2に対して所定のプロセスが行われる。以降、上述の動作が繰り返されて、所定枚数のウエハWに対するプロセスが終了する。
本実施形態において、搬送アーム16は、未処理ウエハWU1を一番上の基板保持具15Uに渡し、上から2番目の基板保持具15Mから処理済みのウエハWP1を受け取ってから移送室14へ戻ることができる。また、搬送アーム16は、未処理ウエハWU2を上から2番目の基板保持具15Mへ渡し、一番下の基板保持具15Dから処理済みのウエハWP2を受け取ってから移送室14へ戻ることができる。すなわち、搬送アーム16は、処理済みウエハの搬出と未処理ウエハの搬入のために2往復する必要はなく、ウエハの搬入出に要する時間を短縮することができる。
また、比較的大型の主搬送装置16(搬送アーム16)と、比較的小型で小回りのきく基板搬送機構150とが協働する効果もまた奏される。
(第4の実施形態)
続いて、図13(a)から図14(d)を参照しながら、上述の基板処理装置10において実施される、本発明の第4の実施形態による基板搬送方法について説明する。なお、図13(a)から図14(d)は、バッファチャンバ15aおよびプロセスチャンバ15bの平面図である。また、本実施形態において使用されるプロセスモジュール15は、バッファチャンバ15aに、2つの基板保持具15U,15Dを有する基板搬送機構を備えている。
図13(a)を参照すると、バッファチャンバ15aの内部において、基板保持具15が、プロセスチャンバ15bにて既に処理されたウエハ(以下、処理済みのウエハ)WP1を保持している。基板保持具15Uの下の基板保持具15Dはウエハを保持していない。さらに、プロセスチャンバ15b内のサセプタ15Sにはウエハは載置されておらず、移送室14(図3)内の搬送アーム16は、一端においてプロセスチャンバ15bにより処理されるウエハ(以下、未処理ウエハ)WU1を保持している。
まず、基板保持具15U,15Dの間に搬送アーム16が進入することができるように、回動シャフト15Lが昇降して、基板搬送機構の上下方向の位置決めが行われる。次いで、ゲート弁GV1が開いて、搬送アーム16がバッファチャンバ15a内へ進入し(図13(b))、基板保持具15U,15Dの間に未処理ウエハWU1を保持する。
回動シャフト15Lが上昇すると、基板保持具15Dは搬送アーム16から未処理ウエハWU1を受け取り、続けて、ゲート弁GV2が開くと、基板保持具15Dは回動シャフト15Lにより回動し(図13(c))、未処理ウエハWU1をサセプタSの上方に保持する。基板保持具15Dの回動角度は約80°である。次に、サセプタ15Sの昇降ピン15Pが上昇し、基板保持具15Dの対応するスリット15t(図3)を通り抜けて、未処理ウエハWU1を受け取る。また、回動シャフト15Lが下降することにより、基板保持具15Uにより保持されていた処理済みのウエハWP1が搬送アーム16へ移される(図13(d))。
次いで、基板保持具15Dが回動シャフト15Lにより回動し(図14(a))、ウエハを保持せずにサセプタSの上方からホームポジションへと戻り、ゲート弁GV2が閉まる。プロセスチャンバ15b内では、昇降ピン15Pが下降することにより、未処理ウエハWU1がサセプタ上に載置され、一方、処理済みのウエハWP1は、搬送アーム16によりバッファチャンバ15aから移送室14へ搬出される(図14(b))。この後、搬送アーム16が搬出したウエハWP1を他のチャンバまたはロードロック室13へ搬入する一方、プロセスチャンバ15b内において、サセプタS上のウエハWU1に対して所定のプロセスが行われる(図14(c))。
プロセスが終了した後、昇降ピン15Pと基板保持具15Uとにより、処理済みのウエハWP(処理されたウエハWU1)がバッファチャンバ15a内に搬出され、基板保持具15Uのホームポジションに保持される。一方、搬送アーム16は、他の未処理ウエハを保持し、バッファチャンバ15aの前に待機する。すなわち、図13(a)に示す配置に戻り、以降、上述の動作が繰り返されて、所定枚数のウエハWに対してプロセスが行われる。
以上、第4の実施形態の基板搬送方法によれば、搬送アーム16は、未処理ウエハWU1を基板保持具15Dに渡し、基板保持具15Uから処理済みのウエハWP1を受け取ってから移送室14へ戻ることができる。したがって、搬送アーム16は、処理済みのウエハの搬出と未処理ウエハの搬入のために2往復する必要はなく、ウエハの搬入出に要する時間を短縮することができる。
また、基板保持具15Dは、受け取った未処理ウエハWU1をサセプタ15S上に載置してからホームポジションへ戻るため、未処理ウエハWU1を保持したままホームポジションとサセプタ15Sの上方の位置との間を往復することがない。すなわち、基板保持具15Dの往復動作を減らすことができため、搬送時間の低減が期待される。さらに、搬送アーム16は、サセプタ15S上の未処理ウエハWU1に対してプロセスが行われ、このウエハが基板保持具15Dによってホームポジションに戻される間に、基板保持具15Uから受け取った処理済みのウエハWP1を他のプロセスチャンバまたは基板格納部に搬入し、他の未処理ウエハを取ってくることも可能である。このため、搬送アーム16の待機時間を低減して搬送時間の低減を図ることも可能である。また、この場合、主搬送装置16は一方端にのみウエハWを保持することができる搬送アーム16を有してもよい。
(第5の実施形態)
以下、図15(a)から図16(b)までを参照しながら、本発明の第5の実施形態として、プロセスモジュールの変形例について説明する。
図15(a)は、変形例のプロセスモジュールの平面図であり、ここでは、ホームポジションに位置する基板保持具15TUが示されている。図示のとおり、基板保持具15TUには、図3(a)等に示す基板保持具15Uの切欠部15cと同様に、搬送アーム16の幅より広い幅を有する切欠部15cが形成されている。これにより、搬送アーム16がバッファチャンバ15a内に進入した場合にも、基板保持具15TUの昇降が許容される。また、基板保持具15TUには、3つのスリット15tが形成されている。これらのスリット15tは、後述するように基板保持具15TUが直線状に往復可能であることを反映して、直線状の形状を有している。
また、基板保持具15TUは、2つの水平駆動部15R1により両側から支持されている。水平駆動部15R1は、リニア駆動機構15R2と、基板保持具15TUを支持する支持部をかねるリニア駆動機構15R3とを含み、これらが摺動することにより、基板保持具15TUを移動してホームポジションとプロセスチャンバ15b内のサセプタ15Sの上方とに位置させることができる。
変形例のプロセスモジュール15を図15(a)の矢印A15の方向から見た側面図である図15(b)を参照すると、基板保持具15TUの下方には、基板保持具15TM,15TDが配置されている。基板保持具15TM,15TDは、基板保持具15TUと同様に、それぞれ水平駆動部15R1により水平移動可能に支持され、ホームポジションとプロセスチャンバ15b内のサセプタ15Sの上方とに位置することができる。また、基板保持具15TU,15TM,15TDに対応する3つの水平駆動部15R1は、下部に昇降駆動部15Aaが結合されるロッド15L2により支持されており、これにより、基板保持具15TU,15TM,15TDが昇降される。
図16(a)は変形例のプロセスモジュール15を示す他の平面図であり、図16(b)は、変形例のプロセスモジュール15を図16(a)の矢印A16の方向から見た他の概略側面図である。これらの図においては、ゲート弁GV2が開いており、基板保持具15TUがプロセスチャンバ15b内へ進入し、サセプタ15Sの上方に位置している。図示のとおり、上述のリニア駆動機構15R2がプロセスチャンバ15b内まで延び、さらに、リニア駆動機構15R3がリニア駆動機構15R2に対して摺動することにより、基板保持具15TUをサセプタ15Sの上方に保持している。図16(a)に示されるように、サセプタ15Sの昇降ピン15Pは、サセプタ15Sの上方に位置する基板保持具15TU(15TM,15TD)のスリット15tにそれぞれ対応した位置に位置決めされている。このため、昇降ピン15Pの先端は、スリット15tを通り抜けて基板保持具15TU(15TM,15TD)の上方に突出することができる。また、基板保持具15TU(15TM,15TD)は、昇降ピン15Pが上方に突出している場合であっても水平方向に移動することができる。これにより、基板保持具15TU(15TM,15TD)と昇降ピン15Pとの間でウエハWの受け渡しが可能となり、昇降ピン15Pの昇降により、ウエハWがサセプタ15S上に載置され、サセプタ15Sから持ち上げられる。
以上のように構成される変形例のプロセスモジュール15(およびこれを備える基板処理装置10)においても、第2から第4の実施形態による基板搬送方法を実施することができ、これらの基板搬送方法による効果が奏される。
以上、幾つかの実施形態を参照しながら本発明を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されさるものではなく、クレームされた本発明の範囲内で種々の変形や変更が可能である。
図3から図12においては、3つの基板保持具15U,15M,15Dを有する基板搬送機構150を説明したが、基板搬送機構150は4つ以上の基板保持具を有して良い。たとえば、ウエハカセットに収容可能なウエハWの最大枚数よりも1つ多い数の基板保持具を設ければ、一つのウエハカセットに収容されるすべてのウエハWをバッファチャンバ15a内に格納してから、ウエハWを順番にプロセスチャンバ15bへ搬送してプロセスを行うことができる。この場合であっても、搬送アーム16の1往復の間に処理済みのウエハWと未処理ウエハWとの入れ換えを行うことができるため、ウエハ搬送に要する時間を短縮することができる。また、バッファチャンバ15aとプロセスチャンバ15bとの間では、ウエハWが入れ違いに搬入出されるため、ウエハの搬送時間を短縮できる。
また、上記の実施形態において基板搬送機構150は昇降駆動部15Aaにより昇降可能に構成され、基板保持具15U等の昇降によってウエハWを搬送アーム16に受け渡しているが、他の実施形態においては、主搬送装置16を昇降可能に構成することにより、基板搬送アーム16aと基板保持具15U等との間のウエハの受け渡しを実現しても良い。
また、昇降駆動部15Aaは、基板搬送機構150全体を昇降するのではなく、基板保持具15U(15TU)等を個別に昇降できるように構成されて良い。
さらに、第4の実施形態においては、基板搬送機構150が2つの基板保持具15U,15Dを有しているが、基板搬送機構150が3つ以上の基板保持具を有している場合にも、第4の実施形態による基板搬送方法を実施できることは勿論である。また、基板保持具15Dが未処理ウエハWU1をサセプタ15S上に載置し、バッファチャンバ15aのホームポジションへ戻ってから、搬送アーム16が処理済みのウエハWP1を移送室14へ搬出するのではなく、基板保持具15Dが未処理ウエハWU1をサセプタ15S上に載置している間に、搬送アーム16が処理済みのウエハWP1を移送室14へ搬出しても良い。
さらにまた、プロセスモジュール15はバッファチャンバ15aとプロセスチャンバ15bを有しているが、プロセスチャンバ15bで行われるプロセスによっては、プロセスモジュール15は一つチャンバのみを有し、この一つのチャンバ内に基板搬送機構150およびサセプタ15Sを配置して良い。
また、上記の実施形態においては、基板処理装置10は複数のプロセスモジュール15を有しているが、別の実施形態においては、基板処理装置10は一つのプロセスモジュール15のみを有していてもよい。さらに、上記の実施形態においては、プロセスモジュール15のプロセスチャンバ15bには、1枚のウエハWが載置されるサセプタ15Sが配置されるが、更に別の実施形態においては、プロセスチャンバ15bには複数のウエハWを載置可能なウエハプレート(ウエハトレイ)が載置されるサセプタを配置しても良い。
また、上記の実施形態においては、基板保持具15U等は湾曲形状を有するスリット15tを有し、基板保持具15TUは直線状のスリット15tを有しているが、他の実施形態においては、昇降ピン15Pによって、ホームポジションとサセプタ15Sの上方の位置との間の移動が阻害されず、ウエハWを確実に保持可能である限り、スリット15tの形状は任意に決定して良い。また、切欠部15cの形状も任意に決定して良い。すなわち、搬送アーム16がバッファチャンバ15a内に進入している場合に、基板保持具15U(15TU)等が搬送アーム16に対して相対的に昇降することができ、かつ、基板保持具15U(15TU)等が上昇した昇降ピン15Pに阻害されることなく移動できる限りにおいて、基板保持具15U(15TU)等の形状を適宜変更して良い。具体的には、基板保持具15U(15TU)等の移動方向(経路)に応じて決定して良い。
さらに、上記の実施形態においては、基板保持具15U(15TU)等のスリット15tの数はサセプタ15Sの昇降ピン15Pの数と等しく、昇降ピン15Pのそれぞれが対応する一つのスリット15tを上下方向に、または相対的に水平方向に通り抜けることができるが、一つのスリット15tに対して複数(例えば2つ)の昇降ピン15Pが取り抜けることができるように、スリット15tを形成しても良い。例えば、第5の実施形態において、基板保持具15TUに長短2つのスリット15tを形成し、2つの昇降ピン15Pが長い方のスリット15tを通り抜けることができるように昇降ピン15Pを配置しても良い。
また、第2から第4の実施形態による基板搬送方法は、個別に実施する必要はなく、適宜切り替えて実施しても良い。たとえば一ロットのウエハWに対してプロセスを行う過程で、状況に応じて、たとえば第4の実施形態による基板搬送方法から第2の実施形態による基板搬送方法に変更しても良い。
10・・・基板処理装置、11・・・カセットステージ、12・・・搬送室、13・・・ロードロック室、14・・・移送室、15・・・プロセスモジュール、15a・・・バッファチャンバ、15b・・・プロセスチャンバ、16・・・主搬送装置、16a・・・搬送アーム、GV1,GV2・・・ゲート弁、150・・・基板搬送機構、15U,15M,15D・・・基板保持具、15L・・・回動シャフト、15S・・・サセプタ、15c・・・切欠部、15t・・・スリット、15Aa・・・昇降駆動部。

Claims (14)

  1. 基板が載置され、載置された当該基板に対して基板処理が行われる載置部と、
    外部の基板搬送装置の搬送アームに対して基板受け渡しが行われる第1の位置と前記載置部の上方の第2の位置とにそれぞれ独立に位置することができ、それぞれ基板を保持可能な複数の基板保持具を含む基板搬送機構と、
    前記基板搬送機構を昇降する昇降部と、を備え、
    前記基板保持具は、
    前記搬送アームが上下に通り抜けるのを許容する切欠部を有し、
    基板を保持したまま前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動可能であり、
    一の基板を保持する前記搬送アームを、当該一の基板が前記第1の位置に保持されるように移動し待機させ、
    前記第1の位置に前記搬送アームにより保持される前記一の基板を、前記複数の基板保持具のうちの一の基板保持具へ、当該一の基板保持具が上昇して当該一の基板保持具の前記切欠部を前記搬送アームが上下に通り抜けることにより、前記第1の位置において受け渡し、
    前記一の基板を受け取った前記一の基板保持具を、当該一の基板を保持したまま前記第2の位置へ移動し、
    前記複数の基板保持具のうちの他の基板保持具が下降して当該他の基板保持具の切欠部を前記搬送アームが上下に通り抜けることにより、当該他の基板保持具から、前記第1の位置に待機する前記搬送アームへ他の基板を受け渡すように構成されたプロセスモジュール。
  2. 前記複数の基板保持具のそれぞれを、所定の回動軸を中心に回動して前記第1の位置と前記第2の位置とに位置させる回動機構を更に備える、請求項1に記載のプロセスモジュール。
  3. 前記複数の基板保持具の回動角度が90°以下である、請求項2に記載のプロセスモジュール。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のプロセスモジュールと、
    前記載置部が配置される密閉可能な処理室と、
    前記基板搬送機構が配置され、前記処理室に連通可能に結合される密閉可能なバッファチャンバと、
    前記基板搬送装置が配置され、1又は複数の前記バッファチャンバが連通可能に結合され得る密閉可能な移送室と
    を備える基板処理装置。
  5. 前記処理室、前記バッファチャンバ、および前記移送室が減圧に排気可能である、請求項4に記載の基板処理装置。
  6. 前記搬送アームが、一端に基板を保持可能な第1の基板保持領域と、他端に基板を保持可能な第2の基板保持領域とを有し、前記第1の基板保持領域と前記第2の基板保持領域との間に回転中心を有する、請求項4又は5に記載の基板処理装置。
  7. プロセスモジュールの外部の基板搬送装置の搬送アームと、前記プロセスモジュール内に配置される、基板が載置され、載置された当該基板に対して基板処理が行われる載置部との間で基板を受け渡す基板搬送方法であって、
    一の基板を保持する前記搬送アームを、当該一の基板が第1の位置に保持されるように移動し待機させるステップと、
    前記第1の位置に前記搬送アームにより保持される前記一の基板を、前記第1の位置と前記載置部の上方の第2の位置とにそれぞれ独立に位置することができ、それぞれ基板を保持可能で、前記搬送アームが上下に通り抜けるのを許容する切欠部を有する複数の基板保持具のうちの一の基板保持具へ、当該一の基板保持具が上昇して当該一の基板保持具の前記切欠部を前記搬送アームが上下に通り抜けることにより、前記第1の位置において受け渡すステップと、
    前記一の基板を受け取った前記一の基板保持具を、当該一の基板を保持したまま前記第2の位置へ移動するステップと、
    前記複数の基板保持具のうちの他の基板保持具が下降して当該他の基板保持具の切欠部を前記搬送アームが上下に通り抜けることにより、当該他の基板保持具から、前記第1の位置に待機する前記搬送アームへ他の基板を受け渡すステップと
    を含む基板搬送方法。
  8. 前記一の基板を、前記第2の位置へ移動された前記一の基板保持具から前記載置部へ載置するステップを更に含む、請求項7に記載の基板搬送方法。
  9. 前記第2の位置へ移動するステップにおいて、前記一の基板保持具が所定の回動軸を中心に回動して前記第2の位置へ至る、請求項7又は8に記載の基板搬送方法。
  10. 前記一の基板保持具の回動角度が90°以下である、請求項9に記載の基板搬送方法。
  11. プロセスモジュールの外部の基板搬送装置の搬送アームと、前記プロセスモジュール内に配置される、基板が載置され、載置された当該基板に対して基板処理が行われる載置部との間で基板を受け渡す基板搬送方法であって、
    第1の位置と前記載置部の上方の第2の位置とにそれぞれ独立に位置することができ、それぞれ基板を保持可能で、前記搬送アームが上下に通り抜けるのを許容する切欠部を有する複数の基板保持具のうちの一の基板保持具に保持される一の基板を前記第2の位置へ移動するステップと、
    他の基板を保持する前記搬送アームを、当該他の基板が前記第1の位置に保持されるように移動し待機させるステップと、
    前記第1の位置に待機する前記搬送アームが、前記第1の位置において、前記複数の基板保持具のうちの他の基板保持具が上昇して当該他の基板保持具の切欠部を上下に通り抜けることにより、前記他の基板を当該他の基板保持具へ受け渡すステップと、
    前記一の基板保持具を、前記第1の基板を保持したまま前記第2の位置から前記第1の位置へ移動するステップと、
    前記第1の位置において、前記一の基板保持具が下降して、当該一の基板保持具の前記切欠部を前記搬送アームが上下に通り抜けることにより、前記一の基板保持具から前記搬送アームへ前記一の基板を受け渡すステップと
    を含む基板搬送方法。
  12. 前記第2の位置へ移動するステップにおいて、前記一の基板保持具が所定の回動軸を中心に所定の回動角度で回動して前記第2の位置へ至る、請求項11に記載の基板搬送方法。
  13. 前記第1の位置へ移動するステップにおいて、前記一の基板保持具が所定の回動軸を中心に所定の回動角度で回動して前記第1の位置へ至る、請求項11又は12に記載の基板搬送方法。
  14. 前記回動角度が90°以下である、請求項12又は13に記載の基板搬送方法。
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