JP2013042298A - 撮像装置及びフリッカー発生周波数検出方法 - Google Patents
撮像装置及びフリッカー発生周波数検出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013042298A JP2013042298A JP2011177121A JP2011177121A JP2013042298A JP 2013042298 A JP2013042298 A JP 2013042298A JP 2011177121 A JP2011177121 A JP 2011177121A JP 2011177121 A JP2011177121 A JP 2011177121A JP 2013042298 A JP2013042298 A JP 2013042298A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accumulation
- flicker
- imaging
- range
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の撮像装置1は、撮影された画像にフリッカーを発生させる原因となる光源に供給される電源の周波数を検出するためのフリッカー検出用蓄積、及び、該フリッカー検出用蓄積以外の通常の撮像用蓄積が可能な撮像部7と、前記撮像部7の前記フリッカー検出用蓄積の蓄積結果に基づいて、前記周波数を検出する周波数検出部10と、蓄積時間TVの制御範囲が、第1の範囲である第1の露出制御の関係を示す第1の情報P1、及び、蓄積時間TVの制御範囲が、前記第1の範囲より低速の第2の範囲である第2の露出制御の関係を示す第2の情報P50,P60が記憶された記憶部9と、前記フリッカー検出用蓄積の際には、前記記憶部9に記憶された前記第1の情報P1に基づいて露出制御を行い、前記撮像用蓄積の際には、前記記憶部9に記憶された前記第2の情報P50,P60に基づいて露出制御を行う制御部10と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
請求項1に記載の発明は、撮影された画像にフリッカーを発生させる原因となる光源に供給される電源の周波数を検出するためのフリッカー検出用蓄積、及び該フリッカー検出用蓄積以外の通常の撮像用蓄積が可能な撮像部(7)と、前記撮像部(7)の前記フリッカー検出用蓄積の蓄積結果に基づいて、前記周波数を検出する周波数検出部(10)と、蓄積時間(TV)の制御範囲が、第1の範囲である第1の露出制御の関係を示す第1の情報(P1)、及び、蓄積時間(TV)の制御範囲が、前記第1の範囲より低速の第2の範囲である第2の露出制御の関係を示す第2の情報(P50,P60)が記憶された記憶部(9)と、前記フリッカー検出用蓄積の際には、前記記憶部(9)に記憶された前記第1の情報(P1)に基づいて露出制御を行い、前記撮像用蓄積の際には、前記記憶部(9)に記憶された前記第2の情報(P50,P60)に基づいて露出制御を行う制御部(10)と、を備えることを特徴とする撮像装置(1)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置(1)であって、前記撮像用蓄積の際のフレームレートは、前記フリッカー検出用蓄積の際のフレームレートより遅いこと、を特徴とする撮像装置(1)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の撮像装置(1)であって、前記第1の範囲における蓄積時間(TV)の低速限界を、通常の画像撮影時よりも高速にすること、を特徴とする撮像装置(1)である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の撮像装置(1)であって、前記記憶部(9)に記憶されている前記第1の情報(P1)及び前記第2の情報(P50,P60)は、撮像感度(ISO)と、前記撮像部(7)に到達する光に対応する値(BV−AV,BV−AV+1/3)と、前記蓄積時間(TV)との対応を表すプログラム線図であること、を特徴とする撮像装置(1)である。
請求項5に記載の発明は、撮影された画像にフリッカーを発生させる原因となる光源に供給される電源の周波数を検出するためのフリッカー検出用蓄積、及び、該フリッカー検出用蓄積以外の通常の撮像用蓄積とが可能な撮像部(7)と、前記撮像部(7)の前記フリッカー検出用蓄積の蓄積結果に基づいて、前記周波数を検出する周波数検出部(10)と、蓄積時間(TV)の制御範囲が、第1の範囲である第1の露出制御の関係を示す第1の情報(P1)、及び、蓄積時間(TV)の制御範囲が、前記第1の範囲より低速の第2の範囲である第2の露出制御の関係を示す第2の情報(P50,P60)が記憶された記憶部(9)と、を備える撮像装置(1)において、前記フリッカー検出用蓄積の際には、前記記憶部(9)に記憶された前記第1の情報(P1)に基づいて露出制御を行い、前記撮像用蓄積の際には、前記記憶部(9)に記憶された前記第2の情報(P50,P60)に基づいて露出制御を行うこと、を特徴とするフリッカー発生周波数検出方法である。
図1は本実施形態のデジタル一眼レフレックスカメラ100の構成図である。
カメラ100はカメラ本体1と、レンズユニット2から構成される。
ここで、レンズユニット2はカメラ本体1に対して交換可能に装着され、撮像光学系3や絞り4等を含んでいる。
撮像光学系3は複数のレンズ群を含む(図においては2つのレンズのみ図示)。複数のレンズ群は、ズームレンズ群、フォーカスレンズ群を含む。
絞り4は、撮像光学系3を通過して、カメラ本体1に備えられた後述の撮像素子7に至る光束の光量を制限する。
またカメラ本体1は、ファインダ光学系20と、被写体像を光電変換するエリアセンサ16と、それらを制御する演算を行う制御部10、及び制御情報を記憶する記憶部9とを有している。
クイックリターンミラー5、フォーカルプレーンシャッター6および撮像素子7は、撮像光学系3の光軸OAに沿って配置され、ファインダ光学系20はクイックリターンミラー5の上部領域に配置されている。
一方、静止画撮影、及び動画撮影(ライブビューも含む)時、クイックリターンミラー5は上方に跳ね上げられ、撮像光学系3を通過した光束はフォーカルプレーンシャッター6および撮像素子7に導かれ、撮像素子7の撮像信号に基づいて被写体の画像データを生成することができる(点線の位置)。
被写体からの光束はカメラ100の撮像光学系3及び絞り4を通過した後、クイックリターンミラー5によって上部に反射される。そして、クイックリターンミラー5で反射された被写体からの光束は、撮像素子7と光学的に等価な面に配置されたファインダスクリーン11に結像する。結像した被写体像の光束はペンタダハプリズム12を経て、接眼レンズ14を通った後、ファインダ17へと向かう。
また、ペンタダハプリズム12を通った光束の一部はエリアセンサ用再結像光学系13を通って、エリアセンサ16に結像する。
撮像素子7は、複数の光電変換素子が二次元に配列されたものであって、二次元CCDセンサ、CMOSセンサなどで構成することができる。
この撮像素子7で光電変換された電気撮像信号は、制御部10で画像処理されたのち、図示しないメモリに保存される。なお、撮影された画像を格納するメモリは内蔵型メモリやカード型メモリなどで構成することができる。
撮影動作において、まず、クイックリターンミラー5が上部(点線)へ跳ね上がる。カメラ100はフォーカルプレーンシャッター6のシャッター幕を開き、撮像素子7で光束を受光し、撮像信号を出力する。
撮像信号はエリアセンサ16の出力と同様に制御部10で処理される。そして、撮影された画像は、表示部8に表示される。
そしてカメラ100は、フォーカルプレーンシャッター6を開き、撮像素子7で被写体からの光束を受光する。撮像素子7の出力は制御部10で処理され、表示部8にスルー画として表示される。
S201においてエリアセンサ16は、被写体光の蓄積を行う。
ここでの蓄積は、静止画撮影の際の露出条件、及び後述のS205のフリッカー周波数検出用の露出条件を設定するための蓄積である。さらに、後述のS207のライブビュー時の最初の露出条件もここでの蓄積結果をもとに設定される。蓄積結果は、信号化して出力され、制御部10において処理される。
各ブロックの出力は座標(i,j)を用いて、Y[i][j]として表され、それぞれのブロックで0〜1023の値を取る。そして、エリアセンサ16は、各ブロックの出力を制御部10に送信する。
輝度値の算出は以下のように行う。
BV[i][j]=Log2(Y[i][j])+CONST …(式1)
式1中Log2( )は2を底とした引数の対数を返す関数である。
また、CONSTはエリアセンサ16の蓄積を行った際の蓄積時間、感度、撮影レンズの明るさを正規化するための項である。式1の処理をiとjの組み合わせ全25領域に対して行う。
次に、カメラ100は、S205において、フリッカー周波数の検出を行う。
図4はS205のフリッカー周波数の検出の処理の概要フローである。
S301において制御部10は、まず、S202で測光されたエリアのうちで輝度が最大のものを求める。
BV25MAX=MAX(BV[i][j]) …(式2)
式2中、MAX( )は引数配列の最大値を返す関数である。
それは、通常のライブビュー表示時における適正露出(表示装置が適正な明るさとなるような露出)は、撮像素子7の一部領域が飽和している可能性がある。しかし、フリッカーの原因は、一般に蛍光灯などの光源であって、フリッカー周波数を検出するということは、この光源の点滅を検出することである。
光源は、画面内で一番明るい場合が多く、通常の露出状態ではその明るい光源が飽和(白飛び)する可能性が高く、光源が白飛びすると、光源の点滅を検出することが出来ず、フリッカー周波数に関するデータを得ることが出来ない。
次に、S302においてフリッカー周波数検出用の蓄積を行う。この蓄積は、高速フレームレートで行う。本実施形態での高速フレームレートとは、予想される光源の幻滅周波数100Hzまたは120Hz(50Hzと60Hzの電源に対応)といったフリッカー周波数に対して十分に高い、好ましくは700fps以上のフレームレートである。より好ましくは、800fpsから1200fpsである。
また、光源の揺らぎを正確に検出するには、シャッター秒時を高速にして瞬間的な光量を検出することが好ましい。また、最低シャッター秒時(TV)は1/フレームレートであるので、高速フレームレートを達成するには、シャッター秒時も高速となる。このため、フリッカー周波数の検出のために撮像素子7の駆動を行う場合には、通常の撮影の場合の露出制御P線図とは別に設けられているフリッカー周波数検出用の露出制御P線図を用いる。
このように、露出制御P線図をライブビュー時の撮影用と別に設けるため、撮像部7においてフリッカー周波数検出に特化した撮像を行うことが可能となり、ライブビュー時の露出制御条件に関わらず、精度の良いフリッカー周波数検出が可能となる。
図6は、フリッカー周波数検出のために行った、撮像素子7の蓄積結果である。縦軸は、被写界の輝度に対応する出力値である。
S303において、蓄積回数が所定回数(本実施形態では80回)を超えた場合、(S303,Yes)、S304において、取得した撮像素子7の出力を二値化する。
二値化は、以下のように行う。
まず、1〜80回の蓄積においてn回目に蓄積した撮像出力の平均値をYMean[n]とする。そして、その平均を求める。
AveYMean=AVERAGE(YMean[n])
AVERAGE( )は引数配列の平均値を返す関数である。図6においてAveMeanを点線で示す。
YMean[n]>AveYMeanならば FLBIT[n]=1
YMean[n]≦AveYMeanならば FLBIT[n]=0
図6に示すように、二値化すると、FLBIT[n]=1が複数回続き(L1)、次はFLBIT[n]=0が複数回続き(L0)、また、FLBIT[n]=1が複数回続く(L1)、というように、FLBIT=1(L1)とFLBIT=0(L0)とが複数回ごとに繰り返される。
すなわち、図6に示すように、1回目(T1)は、FLBITが0から1に立ち上がった際の最初の1から、次に0から1に立ち上がる前の最後の0までのフレーム数を数える。
2回目(T2)は、1回目のカウント領域(T1)の半分と重なり、1から0に下がった際の最初の0から、次に1から0に下がる前の最後の1までのフレーム数を数える。
3回目(T3)は、2回目のカウント領域(T2)の半分と重なり、0から1に立ち上がった際の最初の1から、次に0から1に立ち上がる際の最後の0までのフレーム数を数える。
また、重複するカウント領域は、フリッカー周波数の1/4周期(光源の点滅の1/2周期)に相当する。
また、1回目を、FLBITが1から0に下がった際の最初の0から始めても良い。
上述のカウント領域(T1,T2,T3…)は、1カウント領域で、例えば、フレーム数が8個検出されたとき、フレームレートが800fpsとすると、1カウント領域は1/100秒となる。この場合、光源の点滅が100Hzなので、電源は50Hzであると考えられる。
T[n]>ThHz ならば50Hzと判定し、
T[n]≦ThHz ならば60Hzと判定する。
全てのT[n]において50Hzか60Hzかを判定し、50Hzか60Hzかのうちの判定された数の多いほうを採用し、フリッカー周波数を求める。
このように、50Hzか60Hzかの判定ができなかった場合、制御部10は、50Hzか60Hzのうちの、画像撮影時のフレームレート分の1以下であって、フリッカー周波数の1/2周期(1/100,1/120)の整数倍(1/100,2/10,3/100,4/100又は1/120,2/120,3/100,4/120)となるもののうち、最長となるものの時間が長いフリッカー周波数を、フリッカーの発生原因となっているフリッカー周波数と判定する。
すなわち、本実施形態では、画像撮影時のフレームレートが例えば24であったとすると、フレームレート分の1以下(1/24=0.0416)であって、50Hzのフリッカー周波数の1/2周期(1/100)の整数倍となるもののうち、最長となるものは、4/100=0.04である。
フレームレート分の1以下(1/24=0.0416)であって、60Hzのフリッカー周波数の1/2周期(1/120)の整数倍(1/120、2/120=0.0167、4/120=0.0333)となるもののうち、最長となるものは、4/120=0.0333である。したがって、この場合、50Hzをフリッカー周波数と判定する。
このようにするのは、露出制御においてシャッター秒時が1/フレームレートとなるのは必然であり、また、フリッカー周波数の1/2周期の整数倍となるもののうち、最長となるものを含むフリッカー周波数を用いたほうが、低速シャッター秒時となるためフリッカーが目立ちにくくなるからである。
このとき、初回ライブビュー時は、S201で蓄積したエリアセンサ16の出力を用いて、ライブビュー用の撮像素子の蓄積条件を決めるために、以下の処理を行う。
式3中、AVERAGE( )は引数配列の平均値を返す関数である。
算出したBVMeanと撮影レンズの開口AV値を元に、ライブビュー用P線図で蓄積時間と感度を算出する。このとき、S205のフリッカー周波数の検出結果により、図7の50Hz用のライブビュー用P線図か、図8の60Hz用のライブビュー用P線図のいずれのP線図を用いるかを決定する。これらのP線図も記憶部9に記憶されている。
S208は、選択されたP線図を基に、S207で検出したライブビュー用の撮像蓄積の結果から2回目以降の輝度値を算出する。
BVSz=Log2(AVERAGE(YSz[x][y]))+SzCONST
…(式4)
式4中、YSz[x][y]は撮像素子7の座標(X、Y)における出力である。また、SzCONSTは撮像素子7の蓄積を行った際の蓄積時間、感度、撮影レンズの明るさを正規化するための項である。
なお、図7のP線図では含まれないが、シャッター秒時1/33で光源の3回の点滅(3山)の間、蓄積してもよい。このように、点滅の整数倍の間、蓄積するので、蓄積された画像間で光源の点滅による画像の輝度の差を生じず、フリッカーが防止される。
なお、図8のP線図では含まれないが、シャッター秒時1/45で光源の3回の点滅(3山)の間、蓄積してもよい。このように、60Hzの場合も、点滅の整数倍の間、蓄積するので、蓄積された画像間で光源の点滅による画像の輝度の差を生じず、フリッカーが防止される。
S210でレリーズスイッチ21が押下されない場合には、撮影を行わず、S212でライブビューを終了しない限り、S207からS209のライブビュー状態を継続する。S210でレリーズスイッチ21が押下された場合には、S211で静止画記録用の撮像素子7の蓄積を行う。静止画記録用の撮像素子の蓄積条件については公知の方法を用いる。
(1)フリッカー周波数検出前にエリアセンサ16によって被写界を測光し、フリッカー周波数の検出に用いる撮像素子7の駆動の際には、画面の最大輝度の部分が飽和しないような露出制御を行うようにする。これにより、出力が飽和しない状態でフリッカー周波数の検出を行うことができる。光源が白飛びしないので、光源の点滅を検出することができ、光源の周波数に関するデータを良好に得ることが可能となる。
高速フレームレートの場合、1フレームの撮影動作期間おける周辺環境の明るさは蛍光灯下であってもほぼ一定となる。したがってフレーム画像には帯状の明暗は現れない。このような高速フレームレートの連続画像においては、蛍光灯の点滅による明暗が、連続するフレームの明暗となって現れる。すなわち、高速フレームレートの場合、フレームそれぞれの輝度をプロットすることにより、蛍光灯点滅のサイクルを把握することが可能となる。
このように、露出制御P線図をライブビュー時の撮影用と別に設けるため、フリッカー周波数検出に特化した撮像を行うことが可能となり、ライブビュー時の露出制御条件に関わらず、精度の良いフリッカー周波数検出が可能となる。
例えば、AveYMeanが実際の出力の中央の値より大きい場合、FLBIT=1の連続回数が少なくなり、FLBIT=0の連続回数がその分多くなることになる。
しかし、本実施形態では、連続する1と連続する0との1組に含まれるフレーム数をカウントするので、AveYMean/2の値が中央よりずれている場合であっても、全体として、略正しい1周期のフレーム数をカウントすることができる。
また、カウント領域を重複させることにより、短時間での複数のサンプリングが判断が可能となる。
このため、蓄積時間が、低速シャッター秒時となるためフリッカーが目立ちにくくなる。
本実施形態では、撮像素子のほかに測光センサを有する一眼レフカメラで説明した。しかし、これに限らず、コンパクトカメラのような撮像素子のみのものでもよい。その場合は、S201の処理は撮像素子で行う。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
Claims (5)
- 撮影された画像にフリッカーを発生させる原因となる光源に供給される電源の周波数を検出するためのフリッカー検出用蓄積、及び、該フリッカー検出用蓄積以外の通常の撮像用蓄積が可能な撮像部と、
前記撮像部の前記フリッカー検出用蓄積の蓄積結果に基づいて、前記周波数を検出する周波数検出部と、
蓄積時間の制御範囲が、第1の範囲である第1の露出制御の関係を示す第1の情報、及び、蓄積時間の制御範囲が、前記第1の範囲より低速の第2の範囲である第2の露出制御の関係を示す第2の情報が記憶された記憶部と、
前記フリッカー検出用蓄積の際には、前記記憶部に記憶された前記第1の情報に基づいて露出制御を行い、
前記撮像用蓄積の際には、前記記憶部に記憶された前記第2の情報に基づいて露出制御を行う制御部と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置であって、
前記撮像用蓄積の際のフレームレートは、前記フリッカー検出用蓄積の際のフレームレートより遅いこと、
を特徴とする撮像装置。 - 請求項1又は2に記載の撮像装置であって、
前記第1の範囲における蓄積時間の低速限界を、通常の画像撮影時よりも高速にすること、
を特徴とする撮像装置。 - 請求項3に記載の撮像装置であって、
前記記憶部に記憶されている前記第1の情報及び前記第2の情報は、撮像感度と、前記撮像部に到達する光に対応する値と、前記蓄積時間との対応を表すプログラム線図であること、
を特徴とする撮像装置。 - 撮影された画像にフリッカーを発生させる原因となる光源に供給される電源の周波数を検出するためのフリッカー検出用蓄積、及び、該フリッカー検出用蓄積以外の通常の撮像用蓄積とが可能な撮像部と、
前記撮像部の前記フリッカー検出用蓄積の蓄積結果に基づいて、前記周波数を検出する周波数検出部と、
蓄積時間の制御範囲が、第1の範囲である第1の露出制御の関係を示す第1の情報、及び、
蓄積時間の制御範囲が、前記第1の範囲より低速の第2の範囲である第2の露出制御の関係を示す第2の情報が記憶された記憶部と、
を備える撮像装置において、
前記フリッカー検出用蓄積の際には、前記記憶部に記憶された前記第1の情報に基づいて露出制御を行い、
前記撮像用蓄積の際には、前記記憶部に記憶された前記第2の情報に基づいて露出制御を行うこと、を特徴とするフリッカー発生周波数検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011177121A JP2013042298A (ja) | 2011-08-12 | 2011-08-12 | 撮像装置及びフリッカー発生周波数検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011177121A JP2013042298A (ja) | 2011-08-12 | 2011-08-12 | 撮像装置及びフリッカー発生周波数検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013042298A true JP2013042298A (ja) | 2013-02-28 |
JP2013042298A5 JP2013042298A5 (ja) | 2014-09-25 |
Family
ID=47890305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011177121A Pending JP2013042298A (ja) | 2011-08-12 | 2011-08-12 | 撮像装置及びフリッカー発生周波数検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013042298A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016134753A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム |
US9854178B2 (en) | 2014-06-04 | 2017-12-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus with flicker detection and having plurality of unit pixel areas, control method therefor, and storage medium |
CN110661947A (zh) * | 2018-06-29 | 2020-01-07 | 佳能株式会社 | 摄像设备及其控制方法和存储介质 |
JP2020010317A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-16 | キヤノン株式会社 | 撮像装置およびその制御方法、プログラム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008011226A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Kyocera Corp | 撮像装置のフリッカ検出方法と装置 |
JP2008109253A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 光源状態検出装置及び方法並びに撮像装置 |
JP2009141834A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置及びその露出制御方法、露出制御プログラム |
JP2010114834A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置 |
-
2011
- 2011-08-12 JP JP2011177121A patent/JP2013042298A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008011226A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Kyocera Corp | 撮像装置のフリッカ検出方法と装置 |
JP2008109253A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 光源状態検出装置及び方法並びに撮像装置 |
JP2009141834A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Casio Comput Co Ltd | 撮像装置及びその露出制御方法、露出制御プログラム |
JP2010114834A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9854178B2 (en) | 2014-06-04 | 2017-12-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus with flicker detection and having plurality of unit pixel areas, control method therefor, and storage medium |
JP2016134753A (ja) * | 2015-01-19 | 2016-07-25 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、情報処理方法及びプログラム |
CN110661947A (zh) * | 2018-06-29 | 2020-01-07 | 佳能株式会社 | 摄像设备及其控制方法和存储介质 |
JP2020010317A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-16 | キヤノン株式会社 | 撮像装置およびその制御方法、プログラム |
JP2021061627A (ja) * | 2018-06-29 | 2021-04-15 | キヤノン株式会社 | 撮像装置およびその制御方法、プログラム |
US11012634B2 (en) | 2018-06-29 | 2021-05-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus capable of performing image pickup with reduced flicker influence, method for controlling the same, and storage medium |
CN110661947B (zh) * | 2018-06-29 | 2021-11-30 | 佳能株式会社 | 摄像设备及其控制方法和存储介质 |
US11284015B2 (en) | 2018-06-29 | 2022-03-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus capable of performing image pickup with reduced flicker influence, method for controlling the same, and storage medium |
JP7336431B2 (ja) | 2018-06-29 | 2023-08-31 | キヤノン株式会社 | 撮像装置およびその制御方法、プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2018101092A1 (ja) | 撮像装置およびフリッカ判定方法 | |
US9602714B2 (en) | Image pickup apparatus, method of controlling image pickup apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium | |
CN105915807B (zh) | 计算光量变化特性的方法和电子设备 | |
US11080863B2 (en) | Imaging apparatus, image processing device, and control method | |
JP2012234152A (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP6614853B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム | |
US20180241946A1 (en) | Image processing apparatus, imaging apparatus, and method for controlling image processing apparatus | |
JP2013042298A (ja) | 撮像装置及びフリッカー発生周波数検出方法 | |
JP2015111252A (ja) | 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体 | |
JP2013042300A (ja) | 撮像装置及びフリッカー発生周波数検出方法 | |
JP2016213660A (ja) | 撮像装置、光量変化の検出方法及びプログラム | |
JP6541312B2 (ja) | 撮像装置及びその制御方法 | |
JP6501512B2 (ja) | フォーカス制御装置、フォーカス制御方法およびフォーカス制御プログラム | |
JP2012063664A (ja) | 測光装置及び電子カメラ | |
JP5439971B2 (ja) | 測光装置および撮像装置 | |
JP5423140B2 (ja) | 測光装置及び撮像装置 | |
JP2017005495A (ja) | 撮像装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP6768372B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP2013042297A (ja) | 撮像装置及びフリッカー発生周波数検出方法 | |
JP2013042299A (ja) | 撮像装置及びフリッカー発生周波数検出方法 | |
JP6391319B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム | |
JP5762037B2 (ja) | 撮像装置及び制御方法 | |
JP2018006801A (ja) | 撮像装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP2018005145A (ja) | 撮像装置 | |
JP5899707B2 (ja) | 撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140812 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140812 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150428 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20151006 |