JP2013030390A - 電源装置ならびにこの電源装置を有する照明器具 - Google Patents

電源装置ならびにこの電源装置を有する照明器具 Download PDF

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康則 阿野
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明穂 相場
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Abstract

【課題】消費電力を抑えるとともに、消灯制御可能な電源装置を提供する。
【解決手段】電源装置300は、1次巻線T1と2次巻線T2、T4を有するトランスTRと、1次巻線T1に接続され、点灯制御回路ICにより制御されるMOS−FETQ1と、2次巻線T4に接続され制御電源Vcc2を生成する制御電源生成回路340と、2次巻線T2の出力側のインピーダンスを制御電圧Vcc2が所定電圧未満のとき低く、所定電圧以上のとき高くする出力電圧規制回路380と、調光器2000が消灯信号を出力するとき、MOS−FETQ1を停止させる調光信号変換回路390を有するので、光源140を点灯しているとき消費電力を抑えることができるとともに、電源装置300に接続される調光器2000から消灯信号が入力されるときも、消灯制御することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、光源を消灯させる電源装置に関する。
光源を接続するための接続端子と、接続端子を介して光源へ、光源を発光させるべく電流値が予め設定された発光用電流を供給するための電源部と、接続端子に光源が接続されているか否かを判定する抵抗及び判定部と、判定部により、光源が接続されていると判定された場合、電源部によって接続端子間に、発光用電流を出力させ、光源が接続されていないと判定された場合、電源部による接続端子間への発光用電流の出力を禁止する制御部とを備えた電源装置がある。(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−234414号公報(段落「0031」〜段落「0039」、図1〜図3参照。)
しかしながら、電源装置に光源が接続されたか、否かを判定するため、電源装置に接続される光源に微弱電流を流せるように電源装置の出力電圧を設定しているため、光源を消灯することができないという課題がある。
そこで、光源を消灯させるために、スイッチング素子のスイッチングを停止させることが考えられるが、スイッチング素子のスイッチングを停止すると、トランスの二次巻線側には出力電圧が得られないので、点灯装置の各制御回路を動作させるために、トランスの一次巻線側の回路を用いて制御電源を生成しなければならない。
しかしながら、トランスの一次巻線側の回路に入力されている商用電源の電圧は、制御電源の電圧との差が大きいため、抵抗などを用いて制御電源を生成すると、電力ロスが大きくなるという課題がある。
また、トランスの一次巻線側にスイッチングレギュレータ回路などを設けて制御電源を生成する場合も考えられるが、電源装置を構成する回路構成が複雑になり、また、点灯装置が大型化するという課題がある。
本発明の電源装置は、光源に直流電力を供給する電源装置において、1次巻線、2次巻線を有する絶縁型のトランスと、前記1次巻線に直列に接続される第一スイッチング素子と、前記2次巻線に接続されるコンデンサと、外部からの外部信号を受信し、この外部信号が消灯を示す消灯信号であるとき、発振停止信号を出力する調光信号変換回路と、前記コンデンサに接続される第二スイッチング素子を有し、前記調光信号変換回路に前記消灯信号が入力されているとき、前記第二スイッチング素子をオンにして、前記2次巻線に発生する2次電圧まで前記コンデンサを第一の充電時間で充電させ、前記調光信号変換回路に前記消灯信号が入力されていないとき、前記第二スイッチング素子をオフにして、前記2次巻線に発生する2次電圧まで前記コンデンサを充電する充電時間を前記第一の充電時間よりも長い第二の充電時間とする出力電圧規制回路と、前記第一スイッチング素子のスイッチングを制御するとともに、前記発振停止信号に基づいて、前記第一スイッチング素子のスイッチングを停止する点灯制御回路と、前記第一スイッチング素子が発振しているときに制御電源を生成し、前記制御電源を前記調光信号変換回路に供給する制御電源回路と、を有する。
本発明によれば、トランスの二次巻線の出力電圧に基づいて制御電源を生成するので、光源を点灯しているとき消費電力を抑えることができるとともに、電源装置に接続される調光器から消灯信号が入力されるときも、消灯制御することができる。
実施の形態1における照明器具を示す斜視図である。 図1の照明器具の分解斜視図である。 図2の電源回路の詳細を示す回路図である。 図2の電源回路に接続されるLEDの電気特性を示す特性図である。 図2の電源回路の動作を示すタイミングチャート図である。 実施の形態2における電源回路の詳細を示す回路図である。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の照明器具を示す斜視図であり、図2は、図1の照明器具の断面を示す断面図である。
照明器具1000は、灯体ユニット100と、この灯体ユニット100から引き出される電線200を介して、物理的、電気的に接続される電源装置300と、この電源装置300を収納する電源ケース400とを有する。
灯体ユニット100は、灯体110と、この灯体110に取り付けられる取付バネ120と、同じく灯体110に取り付けられる放熱フィン130と、この放熱フィン130に取り付けられ、灯体110に収納される光源140と、を有する。
光源140の外形形状の図示は省略するが、光源140は、48個の直列接続された発光ダイオード141(以下、LED141ともいう。)と、この48個のLED141が実装されるプリント基板142からなる。
電源装置300は、電線200を介して、光源140に電力を供給して光源140を点灯または消灯させる。この電源装置300の詳細については後述する。
電源ケース400は、電源装置300を支えるベースケース410と、電源装置300を覆い、ベースケース410に取り付けられるカバーケース420と、を有する。
次に、電源装置300の回路構成について説明する。
図3は、図2の電源装置の回路構成を示す回路図である。
電源装置300は、入力される交流電圧ACを直流電圧に変換して平滑電圧を生成する整流平滑回路310と、この整流平滑回路310が生成した平滑電圧を入力し、接続されるLED141に定電流を供給するスイッチング電源回路320と、このスイッチング電源回路320に接続される第一制御電源生成回路330と、同じくスイッチング電源回路320に接続される第二制御電源生成回路340と、第一制御電源生成回路330および第二制御電源生成回路340に接続される発振停止回路350と、スイッチング電源回路320に接続されるフィードバック回路360と、このフィードバック回路360に接続されるオン時間制御回路370と、スイッチング電源回路320に接続される出力電圧規制回路380と、発振停止回路350およびフィードバック回路360に接続されるPWM信号変換回路390と、を有する。
整流平滑回路310は、交流電圧ACを脈流の直流電圧(整流電圧)に変換するダイオードブリッジDBと、このダイオードブリッジDBが整流した整流電圧を平滑して平滑電圧を生成するコンデンサC1と、を有する。
スイッチング電源回路320は、点灯制御回路ICと、1次側と2次側を絶縁するトランスTRと、このトランスTRに接続される2つのダイオードD10、D20と、ダイオードD10のカソード端子に接続される電解コンデンサC10と、この電解コンデンサC10の負極側に接続される検出抵抗R10と、点灯制御回路ICを起動する起動抵抗R1と、トランスTRに接続され、点灯制御回路ICによりスイッチングされるスイッチング素子Q1(以下、MOS−FET Q1ともいう。)と、トランスTRと点灯制御回路ICとの間に接続される直列接続された抵抗R2、ダイオードD1と、を備える。
点灯制御回路ICは、MOS−FET Q1に接続されるスイッチング出力端子P1と、0ボルト(ゼロクロス)を検出するゼロクロス検出端子P2と、第一制御生成回路330に接続される制御電源端子P3(以下、Vcc端子P3ともいう。)と、発振停止回路350に接続され、過電圧を検出するオーバーボルテージ検出端子P4(以下、OVP端子P4または保護端子P4ともいう。)と、オン時間制御回路370に接続されるオン時間検出端子P5と、を有する。
トランスTRは、一端が整流平滑回路310の高電位側に接続され、他端がMOS−FET Q1のドレイン端子に接続される1次巻線T1と、この1次巻線T1と同方向に巻かれ、一端がダイオードD10のアノード端子に接続される第一の2次巻線T2と、1次巻線T1と同方向に巻かれ、一端が抵抗R2に接続される第二の2次巻線T3と、1次巻線T1とは逆方向に巻かれ、一端がダイオードD20のアノード端子に接続される第三の2次巻線T4と、を有する。
電解コンデンサC10は、第一の2次巻線T2の高電位側にダイオードD10を介して接続される。
検出抵抗R10は、電解コンデンサC10の低電位側に一端が接続され、他端側及び電解コンデンサC10の高電位側に接続されるLED141に流れる電流を検出する。
起動抵抗R1は、一端がコンデンサC1の高電位側に接続され、他端が第一制御電源生成回路330に接続される。
MOS−FET Q1は、ドレイン端子が一次巻線T1に接続され、ゲート端子が点灯制御回路ICのスイッチング出力端子P1に接続される。
第一制御電源生成回路330は、抵抗R2を介して、第二の2次巻線T3の一端にアノード端子が接続されるダイオードD2と、このダイオードD2のカソード端子に接続される抵抗R3と、この抵抗R3に正極が接続される電解コンデンサC2と、この電解コンデンサC2に並列に接続されるツェナーダイオードDZ1と、を有する。
第二制御電源生成回路340は、ダイオードD20のカソードに正極が接続される電解コンデンサC20と、この電解コンデンサC20の正極に接続される抵抗R20と、この抵抗R20にコレクタ端子が接続されるトランジスタQ20と、このトランジスタQ20のコレクタ端子−ベース端子に並列に接続される抵抗R21と、トランジスタQ20のベース端子にカソード端子が接続されるツェナーダイオードDZ20を備える。この第二制御電源生成回路340は、いわゆる定電圧電源回路であり、トランジスタQ20のエミッタ端子から第二制御電源Vcc2(以下、第二制御電圧Vcc2ともいう。)が出力される。
発振停止回路350は、第一制御電源生成回路330の電解コンデンサC2の正極にコレクタ端子が接続されるフォトカプラPC1と、このフォトカプラPC1に接続される直列接続された抵抗R4、R5と、抵抗R5に並列に接続されるコンデンサC3と、第二制御電源生成回路340のトランジスタQ20のエミッタ端子とフォトカプラPC2との間に接続される抵抗R22と、フォトカプラPC1にコレクタ端子が接続され、2次側の基準電圧端子GND2(以下、2次側回路グランド端子GND2ともいう。)にエミッタ端子が接続されるトランジスタQ21と、を備える。
発振停止回路350の抵抗R4と抵抗R5の中点が、点灯制御回路ICのOVP端子P4に接続される。
フォトカプラPC1は、電流が流れると発光するフォトダイオードPC1−1と、このフォトダイオードPC1−1が発する光に応じて動作するフォトトランジスタPC1−2を備える。
フォトダイオードPC1−1は、アノード端子が抵抗R22に接続され、カソード端子がトランジスタQ21のコレクタ端子に接続される。
フォトトランジスタPC1−2は、コレクタ端子が第一制御電源生成回路330に接続され、エミッタ端子が抵抗R4に接続される。
フィードバック回路360は、検出抵抗R10に接続される抵抗R25と、第二制御電源Vcc2によって動作し、マイナス入力端子が抵抗R25に接続されるオペアンプOP1と、このオペアンプOP1の出力端子とオン時間制御回路370との間に接続される抵抗R23と、オペアンプOP1のマイナス入力端子−出力端子に接続される直列接続されたコンデンサC21ならびに抵抗R24と、オペアンプOP1のプラス入力端子に接続される第一基準値設定部Vs1と、を備える。
オン時間制御回路370は、点灯制御回路ICのオン時間検出端子P5に接続される抵抗R6と、この抵抗R6とフィードバック回路360に接続されるフォトカプラPC2からなる。
フォトカプラPC2は、電流が流れると発光するフォトダイオードPC2−1と、このフォトダイオードPC2−1が発する光に応じて動作するフォトトランジスタPC2−2を備える。
フォトダイオードPC2−1は、アノード端子が第二制御電源生成回路340(第二制御電源Vcc2)に接続され、カソード端子がフィードバック回路360の抵抗R23に接続される。
フォトトランジスタPC2−2は、コレクタ端子が抵抗R6に接続され、エミッタ端子が1次側の基準電圧端子GND1(以下、1次側回路グランド端子GND1ともいう。)に接続される。
出力電圧規制回路380は、電解コンデンサC10の高電位側に接続される抵抗R30、R40と、ドレイン端子が抵抗R30に接続され、ソース端子が2次側回路グランド端子GND2に接続され、ゲート端子が抵抗R40に接続されるMOS−FET Q30と、MOS−FET Q30のゲート端子−ソース端子間に接続される抵抗R41と、ドレイン端子がMOS−FET Q30のゲート端子に接続され、ソース端子がMOS−FET Q30のソース端子に接続されるMOS−FET Q31と、このMOS−FET Q31のゲート端子−ソース端子間に接続される抵抗R43と、第二制御電源生成回路340とMOS−FET Q31のゲート端子に接続される抵抗R42と、を備える。
PWM信号変換回路390は、信号線を介して、外部機器である調光器2000に接続される。
PWM信号変換回路390は、調光器2000が出力する調光信号(例えば、オンデューティ比が可変するパルス幅変調信号(以下、PWM信号ともいう。)。)或いは消灯信号(例えばHIGH信号(一定電圧の信号))を受信し、調光信号のオンデューティ比に応じて、第一基準電圧設定器Vs1の基準電圧V1を可変する。
また、PWM信号変換回路390は、調光器2000から消灯信号を受信するときは、発振停止回路350のトランジスタQ21をオンにする。
次に、電源装置300がLED141を点灯させる動作について説明する。
電源装置300は、交流電圧ACが供給されると、起動抵抗R1を介して、電解コンデンサC2が充電され、電解コンデンサC2に充電される電圧が点灯制御回路ICの起動電圧を超えると、点灯制御回路ICが起動する。点灯制御回路ICは、MOS−FET Q1のスイッチング制御を開始し、一次巻線T1に電流が流れる。
このとき、トランスTRの第一〜第三の二次巻線T2〜T4に電流が流れ、それぞれ二次電圧が発生する。よって、第一の二次巻線T2に接続されるコンデンサC10が充電され、第二の二次巻線T3に接続される第一制御電源生成回路330により第一制御電源Vcc1が生成され、第三の二次巻線T4に接続される第二制御電源生成回路340により、第二制御電源Vcc2が生成される。
PWM信号変換回路390、オペアンプOP1は、第二制御電源Vcc2が供給され、起動する。
このときPWM信号変換回路390に接続される外部機器(調光器2000)から、LED141を点灯させる調光信号(PWM信号)が入力されていると、この調光信号に応じて、基準電圧V1の電圧レベルを調整する。なお、調光信号がPWM信号変換回路390に入力されているとき、トランジスタQ21はオフ状態としている。
第一の2次巻線T2から出力される二次電圧は、ダイオードD10によって整流され、電解コンデンサC10によって平滑される。この電解コンデンサC10によって平滑された平滑電圧は、接続されるLED141を介して、検出抵抗R10に電圧が印加される。
この検出抵抗R10に印加される電圧は、接続されるLED141に流れる電流に応じた電圧であるので、この検出抵抗R10に印加される電圧は、抵抗R25を介して、オペアンプOP1に検出電圧として入力される。この入力された検出電圧が基準電圧V1より高いとき、オペアンプOP1は出力電圧を下げてフォトダイオードPC2−1に流れる電流を増加させ、検出電圧が基準電圧V1より低いとき、オペアンプOP1は出力電圧を上げてフォトダイオードPC2−1に流れる電流を減少させる。
フォトカプラPC2のフォトダイオードPC2−1は、フォトトランジスタPC2−2に流れる電流に応じて動作する。点灯制御回路ICのオン時間検出端子P5は、一定の所定電流を出力するように動作しており、フォトトランジスタPC2−2が動作することによって、オン時間検出端子P5が出力する電圧が可変し、このオン時間検出端子P5が出力する電圧に応じて、点灯制御回路ICはMOS−FET Q1をオンにするオンデューティ時間を決定する。
また、第二の2次巻線T3から出力される電圧は、抵抗R2及びダイオードD1を介して、点灯制御回路ICのゼロクロス検出端子に入力される。点灯制御回路ICは、ゼロクロス検出端子P2に入力される電圧(0ボルトとなるタイミング)によって、点灯制御回路ICがMOS−FET Q1をオフするオフデューティ時間を決定する。
なお、このMOS−FET Q1のオフデューティ時間は、ほぼ一定であることが多いため、MOS−FET Q1のオンデューティ時間を制御して、LED141に流れるLED電流を制御していることが多い。
このように、電源装置300は、調光器2000からの調光信号に応じて、LED141を任意の明るさとなるように、接続されるLED141に流れる電流を制御する。
ここで、LED141の順方向電圧と順方向電流との関係について説明する。
図4は、図3のLEDの順方向電圧と順方向電流との関係を示す電気特性図である。
48個に直列接続されたLED141に印加する順方向電圧Vfを0Vから徐々に電圧を上昇させていくと、120VまではLED141に順方向電流Ifが流れない、つまりLED141は点灯しない状態である。
さらに、LED141に印加する順方向電圧Vfを上昇させると、126Vのとき順方向電流Ifが18.2mAとなり、この時点からLED141が点灯し始める。さらに順方向電圧Vfを上昇させると、急激にLED141に順方向電流Ifが流れ始めるようになる。なお、LED141に順方向電流Ifが流れ始める最小電圧値を点灯最小電圧Vf(low)ということとする。
なお、LED141の素子は、個々に固有の順方向電圧Vf、順方向電流Ifの上限値を持っており、この順方向電圧Vf、順方向電流Ifの上限値を超えると、LED141の素子の寿命が急激に短くなったり、最悪の場合、故障したりすることがある。
次に、電源装置300がLED141を消灯させる動作について説明する。
図5は、電源装置がLEDを消灯させる動作を行うときの各回路の電圧波形を示すタイミングチャートである。図5(a)は、第二制御電源生成回路の出力電圧を示す電圧波形、図5(b)は、MOS−FET Q30のゲート端子の電圧を示す電圧波形、図5(c)は、MOS−FET Q1のゲート端子の電圧を示す電圧波形、図5(d)は、MOS−FET Q21のゲート端子の電圧を示す電圧波形、図5(e)は、点灯制御回路0ICのオーバーボルテージ端子に入力される電圧波形、図5(f)は、LED141に印加される電圧を示す電圧波形である。
まず、電源装置300がLED141を点灯している(図5、時間t0〜時間t1)とき、第二の制御電源生成回路340は第二制御電圧Vcc2を出力しており、点灯制御回路ICのOVP端子P4には、発振開始電圧Fstよりも低い電圧(発振開始信号)が印加されており、また、MOS−FET Q31のゲート端子及びトランジスタQ21には電圧が印加されておらず、MOS−FET Q31及びトランジスタQ21はオフ状態となっている。
このとき、MOS−FET Q1のゲート端子にはスイッチング信号(0Vと電圧V1onからなる矩形状の電圧信号)が入力され、LED141には、点灯最小電圧Vf(low)を超える順方向電圧Vfが印加されるので、LED141に電流が流れて点灯している。
次に、調光器2000から出力される消灯信号がPWM信号変換回路390に入力される(時間t1)と、PWM信号変換回路390はトランジスタQ21をオンにし、第二制御電圧Vcc2が抵抗R22を介してフォトカプラPC1のフォトダイオードPC1−1に電流が流し、フォトトランジスタPC1−2をオンにする。
フォトトランジスタPC1−2がオンになると、第二の2次巻線T3の電圧が抵抗R2→ダイオードD2→抵抗R3→フォトトランジスタPC1−2→抵抗R4→抵抗R5・コンデンサC3のループで電流が流れ、コンデンサC3が徐々に充電(時間t1〜時間t2)される。このコンデンサC3に充電された電圧が点灯制御回路ICのOVP端子P4に印加され、印加される電圧が発振停止電圧Foffのとき、点灯制御回路ICは、MOS−FET Q1のスイッチングを停止する(時間t2)。
MOS−FET Q1のスイッチングが停止するとトランスTRの1次巻線T1に電流が流れないため、第一〜第三の2次巻線T2〜T3には、二次電圧が発生しない。
したがって、第二制御電源生成回路340は、第二制御電源Vcc2を生成することができなくなるので、電解コンデンサC20に充電された電荷は徐々に放電され、電解コンデンサC20(第二制御電源Vcc2)の電圧が低下していく(時間t2〜時間t4)。
このとき、同時に電解コンデンサC10に充電されている電荷が放電されて電圧が低下し、LED141が点灯する最低電圧である点灯最小電圧Vf(low)を下回る(図5(f)に示すA点)と、LED141が消灯する。
さらに、電解コンデンサC20の電荷が放電され電圧が低下すると、抵抗R42、R43で分圧されたMOS−FET Q31のゲート電圧が低くなり、MOS−FET Q31のオン状態が維持できなくなる。
MOS−FET Q31がオフになると、コンデンサC10の電圧を抵抗R40、R41で分圧した分圧電圧がMOS−FET Q30のゲート端子に印加され、MOS−FET Q30がオン(時間t4)になる。
したがって、電解コンデンサC10に充電されている電荷の急速な放電が開始(時間t4〜時間t5)される。
さらに電解コンデンサC20の電荷が放電されると、抵抗R22を介してフォトダイオードPC1−1に流れる電流が少なくなっていく。
そのため、フォトトランジスタPC1−2が徐々にオフになっていき、点灯制御回路ICのOVP端子P4に印加される電圧が減少していく(時間t5〜時間t6)。
このOVP端子P4に印加される電圧が、発振開始電圧Fstに達すると、点灯制御回路ICは、MOS−FET Q1のスイッチングを開始(時間t6)する。
MOS−FET Q1のスイッチングが開始されると一次巻線T1に電流が流れ始め、第一〜第三の2次巻線T2〜T4にも電流が流れ、第一の2次巻線T2が2次電圧を発生するので、電解コンデンサC10を充電し始め、同時に第二制御電源生成回路340は、第二制御電源Vcc2を生成(時間t6〜時間t7)し始める。
このとき、制御電源Vcc2が出力電圧規制回路380に入力されるが、制御電源Vcc2の電圧値は急激に上昇せずに徐々に上昇する。したがって、MOS−FET Q1がスイッチングを開始した直後の抵抗R50、R51で分圧された分圧電圧は、MOS−FET Q31のゲート電圧まで達していないため、MOS−FET Q31はオフの状態を維持している。
MOS−FET Q31がオフ状態を維持しているとき、電解コンデンサC10の電圧は抵抗R40、R41で分圧され、MOS−FET Q30をオンにし続けるので、電解コンデンサC10と並列に、抵抗R30、MOS−FET Q31のドレイン端子−ソース端子が電気的に接続された状態となる。
つまり、抵抗R30、MOS−FET Q31によって、第一の2次巻線T2の出力側のインピーダンスが下がるので、第一の2次巻線T2によって出力する二次電圧によって電解コンデンサC10を充電する充電時間が、MOS−FET Q31がオフの状態と比較して長く、電解コンデンサC10の電圧上昇が緩やかになる。
引き続き、調光器2000からPWM信号変換回路390に消灯信号が出力されている場合、PWM信号変換回路390は、トランジスタQ21をオンにするので、第二制御電源Vcc2から抵抗R22→フォトダイオードPC1−1に電流が流れ、フォトトランジスタPC1−2をオンにする。
したがって、第一制御電源Vcc1からフォトトランジスタPC1−2のコレクタ−エミッタ間→抵抗R4→抵抗R5及びコンデンサC3に電流が流れ、コンデンサC3の充電を開始する。
コンデンサC3が充電されると、再びコンデンサC3の電圧は発振停止電圧Foffに達するので、点灯制御回路ICはMOS−FET Q1のスイッチングを停止(時間t7〜時間t8)する。
つまり、電解コンデンサC10に充電される電圧が、点灯最小電圧Vf(low)に達する前に、再び電解コンデンサC10の電荷が放電されることになり、LED141に電流が流れることがない。
以降、電源装置300は、時間t6〜時間t8における動作を繰り返し、LED141を消灯状態に維持(時間t8〜時間t10)する。
この実施の形態では、電源装置300は、時間t6〜時間t8における動作を繰り返すことによって充電される電解コンデンサC10の電圧(以下、LED141が消灯しているときの電解コンデンサC10の電圧を消灯電圧Vloという。)を30V〜80Vに設定することが望ましい。なお、消灯電圧Vloは、電源装置300に接続される光源140の仕様(光源140を構成するLED141の個数或いは、LED141の順方向電圧Vf)に応じて設定される。
このように、点灯制御回路ICの再起動を繰り返し行うが、出力電圧規制回路380によって、電解コンデンサC10に充電される電圧をLED141の順方向電圧Vfよりも低い電圧に維持するので、LED141に電流が流れず、LED141が点灯しない状態を維持することができる。
また、抵抗R5に並列に接続されるコンデンサC3に充電される電荷が放電されるまでの期間、点灯制御回路ICのOVP端子P4に電圧をかけ続けることができるので、起動抵抗R1によって、電解コンデンサC2が点灯制御回路ICの起動電圧に達しても、点灯制御回路ICは直ぐにMOS−FET Q1をスイッチングすることはない。そのため、点灯制御回路ICがMOS−FET Q1を再びスイッチング開始するまでのインターバール期間を長くすることができるので、省エネルギー化を図ることができる。
また、MOS−FET Q1がスイッチングしているとき、第一制御電源Vcc1、第二制御電源Vcc2を第二、第三の2次巻線T3、T4の出力電力に基づいて生成するようにしているので、例えば、抵抗分圧などによって、一次側の高い電圧から低い制御電源の電圧を生成する方式よりもロスが少なく、電源装置300の全体の消費電力を抑えることができる。
なお、本実施の形態の照明器具1000は、照明器具1000に光源140を内蔵する場合について説明したが、照明器具1000から光源140を着脱可能にするようにしてもよい。
また、本実施の形態では、整流平滑回路310が、ダイオードブリッジDBとコンデンサC1によって構成されるコンデンサインプット形整流回路である場合を説明したが、昇圧チョッパー回路あるいは降圧チョッパー回路などで構成しても構わない。
実施の形態2.
本実施の形態は、実施の形態1の変形例である。
実施の形態1は、点灯制御回路ICの動作停止、再起動を繰り返すことによって、LED141の消灯状態を維持する方式について説明したが、本実施の形態では、点灯制御回路ICの動作を停止することなく、LED141の消灯状態を維持する方式について説明する。
また、本実施の形態において、実施の形態1と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略し、実施の形態1と異なる構成、動作について詳細に説明する。
照明器具1000aは、灯体ユニット100と、この灯体ユニット100から引き出される電線200を介して、物理的、電気的に接続される電源装置300aと、この電源装置300aを収納する電源ケース400とを有する。
電源装置300aは、入力される交流電圧ACを直流電圧に変換して平滑電圧を生成する整流平滑回路310と、この整流平滑回路310が生成した平滑電圧を入力し、接続されるLED141に定電流を供給するスイッチング電源回路320と、このスイッチング電源回路320に接続される第一制御電源生成回路330と、同じくスイッチング電源回路320に接続される第二制御電源生成回路340と、第一制御電源生成回路330および第二制御電源生成回路350に接続される発振停止回路350と、スイッチング電源回路320に接続されるフィードバック回路360と、このフィードバック回路360に接続されるオン時間制御回路370aと、スイッチング電源回路320に接続される出力電圧検出回路380aと、この出力電圧検出回路380aとオン時間制御回路370aに接続される出力電圧判定回路380bと、発振停止回路350およびフィードバック回路360に接続されるPWM信号変換回路390と、を有する。
オン時間制御回路370aは、点灯制御回路ICのオン時間検出端子P5に接続される抵抗R6、R7と、この抵抗R6とフィードバック回路360に接続されるフォトカプラPC2と、抵抗R7と出力電圧判定回路380bに接続されるフォトカプラPC3からなる。
フォトカプラPC3は、電流が流れると発光するフォトダイオードPC3−1と、このフォトダイオードPC3−1が発する光に応じて動作するフォトトランジスタPC3−2を備える。
フォトダイオードPC3−1は、アノード端子が第二制御電源生成回路340(第二制御電源Vcc2)に接続され、カソード端子が出力電圧判定回路380bに接続される。
フォトトランジスタPC3−2は、コレクタ端子が抵抗R7に接続され、エミッタ端子が1次側の基準電圧端子GND1に接続される。
出力電圧検出回路380aは、2つの直列接続された抵抗R50、R51からなる。
出力電圧判定回路380bは、抵抗R50と抵抗R51の中点に接続される抵抗R52と、この抵抗R52にマイナス入力端子が接続されるオペアンプOP2と、オペアンプOP2のマイナス入力端子と出力端子に接続され、直列接続された抵抗R53およびコンデンサC51と、オペアンプOP2の出力端子に接続される抵抗R54と、オペアンプOP2のプラス入力端子に接続される第二基準電圧設定器Vs2と、を備える。
基準電圧設定器Vs2は、PWM信号変換回路390が点灯状態信号(LOW信号)を出力するときは、基準電圧V2を第一基準値V21に切り替え、PWM信号変換回路390が消灯状態信号(HIGH信号)を出力するときは、基準電圧V2を第二基準値V22に切り替える。なお、第一基準値V21は、第二基準値V22よりも高い値(電圧値)に設定されている。
次に、電源装置300aの動作について説明する。なお、電源装置300aがLED141を点灯させる動作は、実施の形態1と同様のため、説明を省略する。
まず、PWM信号変換回路390に調光器2000から消灯信号(HIGH信号)が入力されると、トランジスタQ21をオンにするとともに、オペアンプOP2の基準電圧V2を第一基準値V21から第二基準値V22に変更する。
トランジスタQ21がオンになると、第二制御電源Vcc2からの電流が抵抗R22を介してフォトカプラPC2のフォトダイオードPC2−1に電流が流れ、フォトトランジスタPC2−2をオンにする。フォトトランジスタPC2−2がオンになると、第一制御電源Vcc1からフォトトランジスタPC2−2を介して、抵抗R4、R5に電流が流れる。このとき抵抗R5に電圧が発生し、点灯制御回路ICのOVP端子P4に電圧を印加し、点灯制御回路ICはMOS−FET Q1のスイッチングを停止する。
したがって、トランスTRの一次巻線T1には電流が流れず、第一〜第三の2次巻線T2〜T4に電流が流れない。
次に、起動抵抗R1を介して電解コンデンサC2が充電され、電解コンデンサC2に充電される電圧が点灯制御回路ICの起動電圧を超えると、点灯制御回路ICは再び動作(MOS−FET Q1のスイッチング)を開始する。
点灯制御回路ICが動作を開始してMOS−FET Q1をスイッチングすると一次巻線T1に電流が流れ、第一〜第三の2次巻線T2〜T4に電流が流れ、それぞれ二次電圧を出力する。
したがって、第一の2次巻線T2に接続される電解コンデンサC10が充電され始めるが、この電解コンデンサC10の電圧は、電圧検出回路380aによって監視されており、電解コンデンサC10の電圧に比例する電圧検出信号をオペアンプOP2に出力する。
オペアンプOP2は、この電圧検出信号と基準電圧V2(第二基準値V22)とを比較し、その結果を出力する。つまり、この電圧検出電圧が基準電圧V2より高いとき、オペアンプOP2は出力電圧を下げてフォトダイオードPC3−1に流れる電流を増加させ、検出電圧が基準電圧V2より低いとき、オペアンプOP2は出力電圧を上げてフォトダイオードPC3−1に流れる電流を減少させる。
フォトカプラPC3のフォトダイオードPC3−1は、フォトトランジスタPC3−2に流れる電流に応じて動作する。点灯制御回路ICのオン時間検出端子は、一定の所定電流を出力するように動作しており、フォトトランジスタPC3−2が動作することによって、オン時間検出端子P5が出力する電圧が可変し、このオン時間検出端子P5が出力する電圧に応じて、点灯制御回路ICはMOS−FET Q1をオンにするオンデューティ時間を決定する。
このときLED141に電流が流れないため、検出抵抗R10には電圧が発生しない。
そのため、オペアンプOP1のマイナス端子に入力される検出電圧は、基準電圧V1に達しないので、オペアンプOP1は、出力電圧を上げてフォトダイオードPC1に流れる電流を減少させ、フォトトランジスタPC1−2のコレクタ端子−エミッタ端子に流れる電流は微少電流となる。
したがって、抵抗R6にも電流が僅かに流れるが、抵抗R7に流れる電流のほうが遥かに大きいため、オン時間検出端子P5の電圧は、抵抗R7に流れる電流による影響が大きい。
つまり、LED141を消灯しているときは、出力電圧判定回路380bがフォトカプラPC3を制御することによって、点灯制御回路ICがMOS−FET Q1をスイッチングするオンデューティが決定されることになる。
このように、MOS−FET Q1のオンデューティを変更することによって、一次巻線T1に電流が流れる期間が短くなり、第一の2次巻線T2に発生する電圧は低く抑えられる。
したがって、電解コンデンサC10に充電される電圧は、LED141の順方向電圧Vfよりも低い電圧に維持され、LED141は消灯状態を維持することができる。
このように、出力電圧検出回路380a、出力電圧判定回路380bを用いることによって、電解コンデンサC10の電圧をLED141の順方向電圧Vf(点灯最小電圧Vf(low))よりも低い電圧にして、LED141を消灯させることができる。
また、出力電圧判定回路380b(第二基準電圧設定器Vs2)の基準電圧V2を第一基準値V21、第二基準値V22に切り替えるようにしているので、第一基準値V21を電源装置300aを構成する回路部品、或いは接続されるLED141を保護するための電圧値に設定することもできる。
例えば、LED141を点灯させるための電源装置300aは、定電流回路構成であることが多い。したがって、電源装置300aにLED141が接続されなかったり、直列接続されるLED141の数が多くなったりすると、電源装置300aが出力する出力電圧が高くなる。
電源装置300aの出力電圧が異常に上昇した場合、電源装置300aを構成する回路部品にストレスがかかったり、出力電圧が高い状態のときにLED141が接続されるとLED141に過電圧がかかって破壊してしまったりすることがある。
しかしながら、基準電圧V2の第一基準値V21を、電源装置300aを構成する回路部品あるいは接続されるLED141を保護するための電圧に設定すれば、電源装置300aを構成する回路部品あるいは接続されるLED141を保護することができる。
このように、基準電圧V2を第一基準値V21と第二基準値V22とを切り替えるようにしているので、LED141を消灯させる機能を持たせながら、電源装置300aを構成する回路部品あるいは接続されるLED141を保護する機能を共通の回路で構成することができる。したがって、電源装置300aの回路構成が簡略化され、回路部品を少なくすることができる。
また、第三の2次巻線T4を一次巻線T1とは逆方向(フォワード型)に巻いているため、第三の2次巻線T4に発生する電圧は、一次巻線T1に印加される電圧に依存する。そのため、第一の2次巻線T2に発生する電圧を低く抑えるために、MOS−FET Q1のデューティを変更しても、第三の2次巻線T4に発生する電圧は影響を受けることがない。
したがって、第二制御電源生成回路340は、制御電源Vcc2を生成し続けることができるので、点灯制御回路IC、オン時間制御回路370a、出力電圧判定回路380bおよびPWM信号変換回路390を動作させ続けることができ、LED141を消灯状態に維持することができる。
100 灯体ユニット、110 灯体、120 取付バネ、130 放熱フィン、140 光源、141 LED、142 プリント基板、200 電線、300、300a 電源装置、310 整流平滑回路、320 スイッチング電源回路、330 第一制御電源生成回路、340 第二制御電源生成回路、350 発振停止回路、360 フィードバック回路、370、370a オン時間制御回路、380 出力電圧規制回路、380a 出力電圧検出回路、380b 出力電圧判定回路、390 PWM信号変換回路、GND1 1次側の基準電圧端子(1次側回路グランド端子)、GND2 2次側の基準電圧端子(2次側回路グランド端子)、Vs1 第一基準電圧設定器、V1 基準電圧、Vs2 第二基準電圧設定器、V2 基準電圧、400 電源ケース、410 ベースケース、420 カバーケース、1000、1000a 照明器具、2000 調光器、AC 交流電圧、DB ダイオードブリッジ、IC 点灯制御回路、TR トランス、D10、D20 ダイオード、R1 起動抵抗、R10 検出抵抗、Q1 スイッチング素子(MOS−FET)、P1 スイッチング出力端子、P2 ゼロクロス検出端子、P3 制御電源端子(Vcc端子)、P4 オーバーボルテージ検出端子(OVP端子、保護端子)、P5 オン時間検出端子、T1 1次巻線、T2 第一の2次巻線、T3 第二の2次巻線、T4 第三の2次巻線、C1、C2、C10、C20 電解コンデンサ、C21、C51 コンデンサ、D1、D2 ダイオード、DZ1、DZ20 ツェナーダイオード、Q20、Q21 トランジスタ、Vcc2 第二制御電源(第二制御電圧Vcc2)、PC1〜PC3 フォトカプラ、PC1−1〜PC3−1 フォトダイオード、PC1−2〜PC3−3 フォトトランジスタ、Vs1 第一基準値設定部、GND1 1次側の基準電圧端子(1次側回路グランド端子)、GND2 2次側の基準電圧端子(2次側回路グランド端子)、Q30、Q31 MOS−FET、R2〜R7、R20〜R25、R30、R40〜R43、R50〜R54 抵抗、OP1、OP2 オペアンプ、Vs2 第二基準電圧設定器、V2 基準電圧、V21 第一基準値、V22 第二基準値。

Claims (3)

  1. 光源に直流電力を供給する電源装置において、
    1次巻線、2次巻線を有する絶縁型のトランスと、
    前記1次巻線に直列に接続される第一スイッチング素子と、
    前記2次巻線に接続されるコンデンサと、
    外部からの外部信号を受信し、この外部信号が消灯を示す消灯信号であるとき、発振停止信号を出力する調光信号変換回路と、
    前記コンデンサに接続される第二スイッチング素子を有し、前記調光信号変換回路に前記消灯信号が入力されているとき、前記第二スイッチング素子をオンにして、前記2次巻線に発生する2次電圧まで前記コンデンサを第一の充電時間で充電させ、前記調光信号変換回路に前記消灯信号が入力されていないとき、前記第二スイッチング素子をオフにして、前記2次巻線に発生する2次電圧まで前記コンデンサを充電する充電時間を前記第一の充電時間よりも長い第二の充電時間とする出力電圧規制回路と、
    前記第一スイッチング素子のスイッチングを制御するとともに、前記発振停止信号に基づいて、前記第一スイッチング素子のスイッチングを停止する点灯制御回路と、
    前記第一スイッチング素子が発振しているときに制御電源を生成し、前記制御電源を前記調光信号変換回路に供給する制御電源回路と、
    を有することを特徴とする電源装置。
  2. 光源に直流電力を供給する電源装置において、
    1次巻線、2次巻線を有する絶縁型のトランスと、
    前記1次巻線に直列に接続される第一スイッチング素子と、
    前記2次巻線に接続されるコンデンサと、
    前記第一スイッチング素子のスイッチングを制御する点灯制御回路と、
    外部からの外部信号を受信し、この外部信号が消灯を示す消灯信号であるとき、発振停止信号を出力する調光信号変換回路と、
    前記コンデンサに接続され、前記コンデンサに充電される電圧を検出するとともに、この検出した電圧に基づく電圧検出信号を出力する出力電圧検出回路と、
    前記発振停止信号が入力されているとき、前記出力電圧検出回路が検出する電圧検出信号と基準電圧とを比較して、前記コンデンサに充電される電圧が、前記光源を点灯させる最小電圧よりも低くなるように、前記点灯制御回路を介して前記第一スイッチング素子のオンデューティ比および/またはスイッチング周波数を制御する出力電圧判定回路と、
    前記第一スイッチング素子が発振しているときに制御電源を生成し、前記制御電源を前記調光信号変換回路に供給する制御電源回路と、
    を有することを特徴とする電源装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電源装置と、
    前記電源装置に接続される光源と、
    を有することを特徴とする照明器具。
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